.hackのエロパロ vol.11.at EROPARO
.hackのエロパロ vol.11. - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/11/22 22:39:46 mTzNafQD
訂正
スレリンク(eroparo板)

3:名無しさん@ピンキー
06/11/22 22:53:38 /N3CEE0R
訂正で>>2入ったから>>3ゲット

4:名無しさん@ピンキー
06/11/22 23:33:10 fMqaiU/O
ちくしょう!
>>2>>3もとられちまったぜ。
ってことで、4ゲット!

5:名無しさん@ピンキー
06/11/22 23:58:23 opDkclqX
guのss保管庫って無いの?

6:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:17:51 1EXTQ6Wq
>>1
乙!!

>>5
無い

7:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:18:44 ZpEkKF6g
>>1乙ー
G.U.の18禁絵板ってこっちにもはっていいのかな

8:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:30:13 LJ123jfN
>>1
スレ立て乙。

>>7
絵は基本的にスレ違い。SSの挿絵とかでもない限りこっちに↓
【G.U.】.hackシリーズ総合スレ【SIGN・Roots】(半角二次元)
スレリンク(ascii2d板)

9:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:33:17 LJ123jfN
もう一つ、冗談、ギャグ程度ならともかく本格的な801はこっち行き↓
□■.hackシリーズで801 vol.2■□
スレリンク(801板)
ここはあくまでエロパロ・文芸創作であって
あんまり板違いなところに踏み込むと削除されるからな、気をつけたい。

10:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:46:59 IODCfFfO
>>7
そんな絵板あったのか?
>>8のとこにもURLないが…
スレ違いすまんが

11:GORRE
06/11/23 01:23:37 oEeUdrZR
新板出来てたんだ

12:名無しさん@ピンキー
06/11/23 02:40:33 ZpEkKF6g
>>10
うん、今のところゲーキャラのハセヲスレでしか見たことない。
ただ801もごっちゃになってるけどね。
人が少ないうちは仕方ないだろうけど。

13:REAL
06/11/23 10:48:48 VI1K72Nm
>>1乙バクドーン!

ハセタビ投下。
EROまでちょっと長いかも試練。

14:名無しさん@ピンキー
06/11/23 10:49:55 VI1K72Nm


「なぁ、オイ」
「ん?」
「お前、今暇か?」

タビーは一度ドームの天井辺りを見つめ、う~ん と考える様子を見せた後

「うんっ!暇ですぞぉ~」

ニコッ!と満面の笑みでハセヲに応えた。

「よし。なら、レベル上げ付き合えよ。」
「ぇ?一緒にレベル上げしてくれるの??」
「…何だ、俺とじゃ嫌か」
「ううんっ!そんな事無いよっ!精一杯、お供させて頂きま~す(*^-^*)」

そう言うと、タビーはハセヲに>>パーティ編成希望!のショートメールを送り、二人の画面の左下にお互いのステータスが表示された。
そして二人はクルッと振り返りカオスゲートを見つめた


「何処か行きたい場所、在るか?」
「ううん、特には。」
「じゃあ適当に決めるか。……くれなずむ 友愛の 猫目石…とか、どうだ?」
「OKで~す('◇^)ゞ」


そして二人同時に転送ボタンを押し、青い光の輪が再び二人を包んだ

15:名無しさん@ピンキー
06/11/23 10:52:10 VI1K72Nm


━Δサーバー くれなずむ 友愛の 猫目石━


「わぁ~…」

エリアに転送されて、まず最初に目に入ったのは広大な夕焼け空だった

「綺麗だねっ、ハセヲ」
「あぁ…そうだな。」

活発なマク・アヌとは対照的な静寂の夕陽がそこには在った
風がゆらゆらと穂波を揺らしている

ハセヲのレベルは18。
タビーのレベルは16。
エリアレベルは20と少し高いが、まぁ何とかやって行けるだろう

「ミッションは証の欠片を3枚集めて獣人像の宝箱GET、だな」
「よぉーっし!頑張るぞー!おーっ★」

タビーが右手を思いっきり空へ掲げてその場で勢い良くジャンプした。

16:名無しさん@ピンキー
06/11/23 10:54:21 VI1K72Nm

「ハセヲ、ゆっくり、そ~っと近付くんだよ??」
「分かってる………今だ、行くぞっ!!」

宝箱の周りをグルグル俳徊しているモンスター・ゴブリンガードがコチラへ背中を向けた瞬間、ハセヲは勢い良く駆け出し、双剣を構えて体当たりを咬ました。

『ギィィィイィイ!!!!』

ゴブリンガードはその勢いで現れた青いバトルフィールドの壁までブッ飛ばされ、また僅かなダメージを受けた

「戦闘開始だネっ♪」

タビーがシャキンっと、「志乃さんと一緒に冒険した時に貰ったのぉ~(*^-^)」とご自慢の猫の手の様な拳当を取り出す

敵はフッ飛ばされたのも含め3匹。
ゴブリンガード2匹とバスターケトル1匹。

「…やるか!」

ハセヲも双剣をしっかりと構え直した

17:名無しさん@ピンキー
06/11/23 12:08:39 ui1LRQYg
ハセ×志乃を書いている者だがしばらくリアの事情で書けなくなった。
2週間くらいで戻るつもりだ

18:名無しさん@ピンキー
06/11/23 12:40:13 +ug1zH2d
>>17
おk、冬コmゲフンゲフン・・・リアの方を全力投球で頑張ってクレイ。

19:名無しさん@ピンキー
06/11/24 00:45:19 YB3DxE/7
>>1さんのおかげでまた活気づいてきて
うれしい限りの今日この頃です、はい。

20:GORRE
06/11/24 01:16:36 3svS/btz
よし、全スレからの続きを投下!

亮は朔と望の様子を見た。
「望の下手くそ! 全然イケへんやないか! あんたばっかりイッてばかりでどないすんねん!」
「そ、そんなこといわれてもぉ」
無理もない。経験のない望にテクニックなどあるはずもない。朔や亮が攻めだとしたら、どちらかといえば望は受けである。
(仕方ない…)
手伝ってやろう。亮は二人の元へ行った。
「望、手伝ってやる」
「あ、ハセヲにいちゃん」
「ハセヲ!」
「いいか、望。お前はまだ経験が浅いんだから、テクニックを持っていなくても仕方がない」
お前は俺の肉奴隷だし。なんて口が裂けてもいわない。
「そこでだ。俺が手伝ってやる」
「え?」
そういうと、亮は朔の腰を持ち上げた。
「望、お前はそのまま前でやれ。俺は…こっちだ」
亮は肉棒を朔のアナルにあてがった。
「へ、ちょ! そっちは待ってえ!」
耳を貸さず。亮は肉棒を押し込めながら、静かに朔の腰を落としていった。
「はっ…かっ…」
「動くぞ」
「ま、待ってえ、動かんといてえ」
亮はお構いなしに腰を動かし始めた。
「はあっ…んんっ、はっ…ひあんっ、ちょ、っがんといてぇ」
「望、お前も続けろ」
亮に言われて、望も腰を再び振り始めた。
「んああ! くうっ、あっ…ひぐっ、はあっ、んっ、はっ、んうっ、ひう」
亮と望に攻められ、朔は同時に襲ってくる刺激に耐えねばならなくなった。
「あんっ、かはっ、はっ、あふっ、んんっ、ああん」
「ボクがやってもこんなにはならなかったのに…」
「気にするな。お前ももう少し大きくなったら、朔をイカセられるようになる」
「ほんと?」
「ああ」
「そっか」
亮も望も、腰を動かすことを止めようとはしなかった。
「あっ、はっ、んんっ、はあっ、ハセヲ、望…あんっ、あかんねん…ウチ…」
「いいぜえ、イッチまえよ。我慢することはねえんだからよ。快楽に身を委ねた方が楽になるぜ」
「あぁ……ウチ…」
「おねえちゃん…」
亮はグッと深く肉棒を押し込んだ。
「ひあっ、あああ、もう…だめぇ…」
亮の合図で、望は腰を早く動かした。亮もまた、一気にフィニッシュに達しようとしていた。
「出るぞ、朔」
「おねえ…ちゃん…!」
「ふあ、あああ、んあああああああ!」
亮も望も、朔の中に精をぶちまけた。
「……」
「ふあああ…」
「あ…ふぁ…」
二人の肉棒が朔の中で脈動するたび、朔はその小さな体をビクビクと痙攣させていた。
「はあ…はあ…」
望はゆっくりと、肉棒を引き抜いた。
「朔、抜かずにもう1発いくぞ」
「ふえ?」
朦朧とする意識の中で、朔は何かを聞いたような気がした。

とりあえずはここまでにしておこう。
話自体は、まだまだ次回につづきますので。

21:GORRE
06/11/24 01:21:02 3svS/btz
訂正。全スレじゃなくて、前スレ。

22:名無しさん@ピンキー
06/11/24 02:50:38 fWwQ/pxx
神GJ!!
次楽しみにしてます!

23:名無しさん@ピンキー
06/11/24 15:30:11 /UH+qXkl
望が染められてくwww GJ!

24:名無しさん@ピンキー
06/11/25 00:35:20 /zQ/tPil
改めて考えると、かなりの長編だよな

25:名無しさん@ピンキー
06/11/25 01:16:57 X3Ex5POh
コミケから始まったんだっけかw

26:名無しさん@ピンキー
06/11/25 04:15:26 H2/lAojF
亮×令子マダー?

27:名無しさん@ピンキー
06/11/25 07:50:15 X4HIu1il
三郎マダー?

28:GORRE
06/11/25 10:41:48 dSCtOP0k
>>20の続き~

2連続で精をぶちまけた亮は、肉棒を引き抜いた。朔はぐったりとベッドに倒れこんだ。
「ハセヲにいちゃん…」
物欲しそうに見つめている望がいた。
「ったく、したかねえな。ま、朔と智香が、元気になるまでお前の相手をしてやるか」
望の表情はどこかうれしそうだった。
「来い、望」
「うん」
亮はベッドに座ると、望を手招きした。
「何をするか、わかるな?」
「うん」
望が亮の足元に座り込むと、亮の肉棒に手を伸ばした。
「んっ」
望は亮の肉棒を咥え込んだ。
「あむ、んむっ、れろ、んう、じゅる、はあっ」
望は亮の肉棒を咥えることに一心不乱になっていた。
「んん、ぷは、あむ、はむ、んく、れろ」
「望、いいぞ」
「はむ」
亮に褒められるのが嬉しいのか、望は嬉しそうな顔になった。
「出るぞ、望」
「んん!? んく、っぷは!」
望が口を放すと、勢い良く放出された精が降りかかった。
「うわあ」
望は顔に降りかかった精を指で拭い取ると、それを口に含んだ。
「んむ、じゅる」
「さて、望。今度は俺の番だな」
亮は望の体を軽がると持ち上げると、自分の膝の上に乗せた。
「望、いくぞ」
「うん」
亮は肉棒を望のアナルに肉棒を押し込んだ。
「ふあ、んっ」
「じゃあ、動くからな」
「うん」
亮はゆっくりと腰を突き上げはじめた。
「んあ、あんっ、はあっ、あっ、はうんっ、んん、あふあ」
亮に突き上げられ、望は快楽を求める声をあげた。
「あっ、はくっ、んあ、んっ、あうっ、はあっ、あん」
亮は無性に望をいじめてみたくなった。
(よし…)
亮は試しに耳に息を吹きかけてみた。
「ひあう!」
突然の刺激を受け、望は素っ頓狂な声を上げた。
「ハセヲにいちゃん…」
「いや、悪い。なんかいじめてみたくなった」
亮は詫びたがこれっぽちも悪いとは思っていなかった。いい顔が見れたから。
「はう、はあっ、んんっ、あっ、ひぐっ、んあっ、あんっ、ああっ」
望はそろそろ限界に近づきつつあった。亮は望の体の痙攣を見て気づいた。
「ハセヲ、にいちゃ…ん…ボク…」
「望、我慢しなくていいぞ」
「ふあっ……」
亮は一気にスパートをかけた。そして、精を望の中に放出した。
「あふ、ああああああああああ!」
望の体が大きく反り返った。
「あふ……ぁ…」
望の体が小さく痙攣していた。亮は肉棒を引き抜いた。
望はベッドにぐったりと倒れた。

長い…終わりはどこだぁ!

29:名無しさん@ピンキー
06/11/25 17:04:06 WE2xkTU7
神が生き続ける限り、終わりはないさ!

30:名無しさん@ピンキー
06/11/25 20:00:14 VYyKZ7ZY
>>28 GJ!
赤い玉(レアアイテム)がでるまでじゃない?

31:名無しさん@ピンキー
06/11/25 21:16:14 WE2xkTU7
前スレで出されたガスパーとボルドーの
純愛を書いてやろうという勇者はいないか。

32:名無しさん@ピンキー
06/11/25 22:06:32 fay3v4oP
つか、GORREは大長編だからまとめサイトか何かが無いと駄目じゃないか?

33:名無しさん@ピンキー
06/11/25 22:18:58 WE2xkTU7
>>32
確かに、一理ありますな。

34:名無しさん@ピンキー
06/11/26 00:10:17 ILKW9/iq
カナーズギルド
ボルドー「ハセヲォ、遊びにきてやったよ」
ハセヲ「はあ・・」
ボルドー「なんだいまだ小さいじゃないかww」ボルドー「ハセランディカワユス≧ω≦)」
ハセヲ「!!?!!???」
ボルドー「誤爆したああああアアア」

35:名無しさん@ピンキー
06/11/26 00:59:27 attLqULQ
ハセヲ×望
NGワード「やおい・ショタ」


クリア済みの草原のフィールド
風もなく、何もない
ラッキーアニマルも蹴り終えた
もういても仕方のないはずのこのフィールドに2つの影があった
小さな影と大きな影
望とハセヲだ

「ハセヲにいちゃん……」
「何だ?」
「どうしてドル・ドナにかえらないの?オトモダチとまちあわせ?」
「…待ち合わせてはないな。」
「……?」

言葉の意味が良く分からずに首をかしげる望を、ハセヲは意味深な笑みを浮かべて見下ろしながらゆっくりとしゃべりだした

「…あと少しこのフィールドで待てばドッペルゲンガーって特別なモンスターが出てくる。俺はそいつに用があるんだ」
ハセヲの何か裏がありそうなしゃべり方に望は危機感のようなものを覚えたのだが、望はその迫り来る危機を読み違えてしまう
「……そのモンスターってつよいの?」「…ああ、望よりは強い」
「………」
「そう心配そうな顔すんなww望より強くても俺の方がそいつより強いから大丈夫だww」
「…うん!」
望の尊敬の眼差しをハセヲは心底愉快そうに眺めた


36:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:10:02 attLqULQ
ハセヲの策はもう少しで成功しようとしていた


俺達は今日パーティーを組んでいない
望、お前が俺を誘ったから、俺はこのフィールドで待ってるよう指示した
ついでにこうも言った
『俺は今日遅れるから、先にメカ・グランディを見つけて復活させといてくれ』
昨日の時点でチム玉を使い果たしたはずのお前は今回必要なチム玉の数約50個を集めるのにかなり苦戦しただろう
チム蹴り苦手だしな
お前は俺が来るまでの15分間もの長い間待ちぼうけをくらったにも関わらず「こんなに待つなら一度ドル・ドナに帰ろう」なんて思うこともなく、敵にやられることもなく俺を待ち続けた
結果、俺のドッペルゲンガーより15分早く現れる望のドッペルゲンガーは望を瞬殺するわけだ
俺はその後ゆっくりと望のドッペルゲンガーに………


ハセヲの回想が妄想に入った瞬間、フィールドが赤く染まった

37:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:12:18 attLqULQ
今日はここまでです

38:GORRE
06/11/26 01:41:56 yTpISprM
おっと、俺が書いたものより良さそうな望陵辱ものが到来の予感。続きが気になる。

気のせいならいいんだけど、俺が朔や望の陵辱ものとか、亮×朔望を書き始めてから、望や朔の需要が増えたような気がするんだけど…

39:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:42:35 6K24djcy
神はあまり自己主張しないほうが好まれるというのは普遍の原理
雑談するときはコテ外すとかな

40:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:53:51 KyUegyiI
>>35
朔が絡むのならともかく、ハセ望は板違い。
>>9へどうぞ。

41:GORRE
06/11/26 01:57:57 yTpISprM
>>39ごめんなさい。以後気をつけます。

42:名無しさん@ピンキー
06/11/26 12:29:32 attLqULQ
>>40
誘導ありがとうございます
ついここで投下してしまいました
向こうに続きを投下します

43:‡‡
06/11/26 18:19:47 ZJSzZ9rG
前スレの亮×令子の続きが見たいのは俺だけか?

44:名無しさん@ピンキー
06/11/26 18:26:08 dKk9Mdfl
ハセヲ「なあ、オーヴァン」
大判「どうした、ハセヲ?」
ハセヲ「…あんた、志乃とリアルで会ったことあるんだってな」
大判「ああ」
ハセヲ「……その、なんだ」
大判「…?」
ハセヲ「…ど、どこまで行ったんだよ」
大判「………」
ハセヲ「………」
大判「………フッ」
ハセヲ「オーーーーーヴァァァァァアアン!!!」

45:名無しさん@ピンキー
06/11/26 18:28:19 wAw1nt0i
バロスwww

46:名無しさん@ピンキー
06/11/26 18:29:28 esPGpUcE
キレたwwwwww

47:名無しさん@ピンキー
06/11/26 18:30:50 esPGpUcE
sage忘れ スマソ

48:名無しさん@ピンキー
06/11/26 18:42:47 dKk9Mdfl
タビー「ねえ、オーヴァンはどんな果物が好き?」
大判「青い果実がいい」
タビー「あお…?」
大判「未熟な果実ということだ」
タビー「ふーん。へんなの…にゃ、ハセヲ?」
ハセヲ「おい、志乃が呼んで…」
大判「まだ未踏の地に踏み込むように、こりこりとした感触を愉しむ。
    俺が最初なのだと満足する感覚。それを前提に」
ハセヲ「てめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

49:‡‡
06/11/26 18:58:06 ZJSzZ9rG
ワロタwww

50:名無しさん@ピンキー
06/11/26 20:06:36 uWIg6Vvk
志乃は処女であってほしい

51:GORRE
06/11/27 00:14:32 lQHJDNFa
ああ、もう。>>28の続きをどうしようか思いつかんよ。どれが見たいですか?
①智香と朔の丼 ②望×智香×亮

エンディングは一応数種類は用意してありますんで。

52:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:43:45 1yPvu2f0
>>51
セットで

53:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:47:01 XH7qvcyq
>>51
チム玉流し編で

54:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:49:13 22NiXkp7
いっそ結婚まですっ飛ばしてみてはどうでしょう?(誰と誰が!)

55:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:05:58 xfthqFjy
ギャグ短めの801載せます
八咫×ハセヲです、苦手な方はスルーしてください

56:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:07:13 xfthqFjy

(変だ…おかしい…)

The Worldの随所に張り巡らせた監視カメラを通じて、いつもと同じ様に任務を遂行すべくモニターを見ていた八咫
しかし先程、ひとつのモニターに異変が生じた。
突然黒い泡の様な物があらわれあっという間に画面を覆い尽くしてしまい
それを見ていた自分は意識に靄がかかった様に朦朧となって…
しかし、気が付いて辺りを見回しても何も異変は感じられなかった

(…………)

このPC自体に何かおかしな箇所は無い様だ
問題があるのはどうやら操っているリアルの方らしい…

「考えていても仕方が無い。呼び出そう」

今自分の心を変にさせているであろう人物にショートメールを送った

そしてまもなく
時間にして十分もしないうちに、彼はやってきた



57:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:08:10 xfthqFjy

「…と、いう訳だ」

八咫は今の気持ちをすべて彼にぶつけたのだった
PCなのにもかかわらずすでに顔は赤くカラダも心なしか震えている様だ

「…あぁ、つまり…いつも通りコソコソ監視してたらAIDAをモニター越しに見て…」

頭をぼりぼり掻きながら不機嫌そうに今いわれた事を整理する彼

「で、気絶しそうになって、その前に一瞬オレの姿を見た…と」
「…そうだ、これはすなわち運命だとは思わないか?ハセヲ君」

「よるな!!オレにそのケはねぇんだよ!!」

ハセヲに限った事では無いが、八咫は普段から何を考えているのかよく把握できない雰囲気を醸し出しており
とはいえ、いきなり呼び出されて…あろう事か告白されるとは

「てめえがおかしくなったのはAIDAのせいだろ。それくらい何とかしろよ」

「AIDAは人を愛する気持ちまで左右できるのだ。私の中の、君を想フ声を増幅させる事など容易い筈。
そうに決まっている。
私が言うのだから間違いはなかろう」



58:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:09:38 xfthqFjy
八咫は完全に目つきが桃色になっていた
普段は知識の蛇から殆ど動かないのにやけに積極的にハセヲに近づいてくる。

「来るなっつってんだろ、おい…!」

双剣を取出し八咫の喉元にあてがうハセヲ


「…何を照れているのだハセヲ」

「はぁ?!」

生身ならば確実にニオイがわかりそうな距離にまで近づかれ
完全に気押されるハセヲ

「ぴ、PKするぞ!本気だぞ!」

「筋肉質で頭の切れる男は嫌いかな?」

「や、やめろっ!」

(お、おかしいぞ?!なんで鼻息がかかるんだ?熱い呼吸まで…っ!)

ついにAIDAはレイヴンを統べる者を操る事に成功してしまったのだった

「一緒に…往こうではないか。
無限に拡がる悠久の楽園に。

ハ  セ  ヲ」


「なっ何をする!!やめろっ!」


「飛び込んでくるのだ。大地の様に逞しい私の胸の中へ…」


「あ…あぁ…

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


知識の蛇に

まだ大人になりきれていない、しかし子供でもない声と

それを飲み込むかの様な、猛獣の様に激しい声が重なり合う-



59:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:11:00 xfthqFjy

「八咫様…」
「ふぅ~、しんどかったぁ~」

任務を終えて戻ってきたパイとクーン

「…?!」
「は、ハセヲ?!」


だがそこに居たのは
装備を剥がされ横たわり痙攣しているハセヲの姿


「誰にやられたの?!」
「まさか、この知識の蛇に侵入者か!」


「…………」

涙目のまま黙っているハセヲ

「いったい誰がこんな事を……」

「…私…」

「どうしたハセヲ?!」

急に泣きだしクーンの胸に飛び込むハセヲ

「私、私、汚れちゃった……もう、志乃のお嫁にいけない!」

「…え?」



 「…フッ」

知識の蛇の入り口で

先程堪能したハセヲの味を思い出す様に舌舐めずりをしながら

八咫がサングラスの下の桃色視線を光らせていた-



60:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:13:11 xfthqFjy
ごめんなさいでしたm(__)m

61:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:14:34 vIpnUqJD
ハセヲ…安らかに…

62:名無しさん@ピンキー
06/11/27 02:21:34 XqYGeMJ/
ワロタw
801なのに普通に読んじまったじゃねーかwww

63:名無しさん@ピンキー
06/11/27 03:40:05 JXLz9Qcz
「ぴ、PKするぞ!本気だぞ!」
クソワロタwwwwwwwww

64:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:02:03 mzQB4ZWu
おまいら乙
亮×令子の続き投下

65:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:02:53 mzQB4ZWu

「れーこ、何企んでんだ」
「何も。単なる気まぐれよ」

普段なら「自分のことは自分でやりなさい」主義の令子が
膝枕で耳掃除やってくれるとか……ありえなくね?

「強いて言うなら……そうね。貴方に優しくしてみたくなった、ってとこかしら」
「何だそりゃ」
「優しくされるの苦手なんでしょう? 
 久しぶりに会えたから意地悪してみたくなっただけよ。気にしないで」
「嫌味な性格だな。れーこは」

誰かに耳掃除してもらうとか十何年ぶりだろうか。
いつもなら風呂上りに綿棒で掃除して終わりだってのに……調子狂う。
令子の言ってることが本当なら、これも俺に対する意地悪なんだろうけど。

「終わり。ほら、さっさと頭どかせなさい」
「へいへい」

もうちょい令子の膝の感触を楽しみたかった気もなくもないが……
口に出したら何を言われるか分からない以上、言う必要もねーな。
とりあえず夕飯もそれなりに美味かったし、そろそろ床に入ってグースカ眠りたいもんだ。

「起きるの何時頃なんだ?」
「チェックアウトは12時まで。それまでに起きれればいいわ」
「ん。分かった」

どーせ日曜だしな。
時間は……今が12時過ぎか。
たっぷり寝て8時間ちょいってとこだろ、余裕だな。
久しぶりに温泉にも浸かれたし……時間があれば朝風呂もいいかも。

「電気消すわよ」
「あぁ」

エアコンも切ってあるけど、窓は開けてる。
海が近いだけあって風もそれなりに吹いてて寝苦しくなりはしないだろう。
時々、ザザーンって音が聞こえてきて心地よくもある。
令子の奴、こんなとこでリゾートしてやがったんだな……けしからん女め。

「亮」
「んー」
「……」
「何だよ」

布団に入って30分もしないうちに令子が何か言ってくる。
俺達は丁度背を向かい合わせて寝てるんで相手の顔は見えない。
令子と一緒にこうやって過ごすのは……何週間ぶりだっけか。
最初にヤった時から随分経つのは間違いねーだろうけど。

「何で……何もしてこないのよ」
「は?」
「その……久しぶりに、2人きりになれたのに……」
「……令子ってそういうキャラだっけか」
「ど、どうでもいいでしょ、今は……!」


66:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:03:29 mzQB4ZWu

意外なことに令子からお誘いが来た。
だってよ、いつものパイのロールしてる時とかいかにも「プライドの高い女」って感じじゃん。
それが何? 久しぶりに2人きりになれからヤりたい?
令子、お前今年で25だろ? 婚期逃したくない気持ちが逸って、いつもとキャラ違ってんぞ絶対。

「温泉来てまで俺とヤりたいんだ、れーこは」
「そ、そんなんじゃないわ……」

向かい直して布団に潜る令子を見る。
動揺を隠すように顔を布団で埋めながら、俺の方へ目線を向けている令子。
普段から俺をガキ扱いしてる割にこーいう時になると押しが弱くなるのな、コイツ。

「淫乱」
「だ、誰が!」
「令子に決まってんだろ。二十歳未満の俺を旅館に連れ込んでる時点で未成年者略取だぞ」
「私と貴方なら、何も問題ないじゃない……!」
「何でそう言い切れる?」
「……付き合ってる、から」

実質、デートらしきものをしたのは今日で2回目だけどな。
会うのも久しぶりだし、付き合ってる感覚は俺的にはゼロに等しい。
哀れなアクマの魂救済するのに忙しいのか、CC社の仕事が忙しいのか……。
まぁ、でも。付き合いだしてから令子がメールへの返事再開したから、ある意味進展してるのかも。

「んじゃ、何してほしいか言わなきゃダメだろ」
「言うって……」
「令子の口から聞けなきゃ、今夜はヤらない」
「……意地悪なのね」

これでさっきのお返しはできたワケだ。
こういうプライドの高い女って意外と精神面が脆かったりすんだよ。
令子のそーいうトコにつけこむワケじゃねーけど……まぁ、この際いいだろ。
別に俺は今日ヤってもヤれなくても構わないし、令子次第だな。

「……して」
「もっとハッキリ」
「亮と……その……したい……」

パイの時なら絶対聞けそうもないセリフだな、オイ。
ゲームじゃ散々人を馬車馬みてーに扱き使うけど、やっぱ現実ってこんなもんなのかな、とも思う。
令子だって一個の人間だし、そりゃ分からなくもねぇけどな。イロイロとさ。

「ったく……はじめから素直にそう言えっての」
「か、勘違いしないでよね。私はただ……亮が欲求不満になってそうだから、今日くらいはって……!」
「あーそうだな。はいはい」

デレ状態の令子は割と言い訳がましいことを連発するから鬱陶しい。
いつものキリリとした声じゃないと何か調子も狂うしな。
とりあえず、あっちの布団に移動して……と。

「来てやったぞ」
「え、えぇ……」

令子の布団に潜り込んでみると、身体が火照ってるのか妙に温かかった。
それに令子の匂い。俺が最初にコイツとヤった時もこの匂いのせいでクラクラした。
髪とか胸元からそれが少し息を吸っただけでも流れこんでくる……ちょっと、やばいかもな。


67:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:04:21 mzQB4ZWu

「どーしてほしいんだ?」
「……好きなように……し、しなさいよ」
「(そーいう曖昧なのが一番困んだけどな……)」

この女、俺が間近にいるのが恥ずいのか目ェ逸らしやがる。
自分から誘ったのに俺任せって……どうなっても知らねぇぞ、令子。
じゃあ、最初はやっぱ……ここかな。

「あっ……!」
「ん。風呂上がりだからやーらかいな……」
「あっ、ぁ、あ、ぁ……!」

ノーブラのせいか浴衣の上からでも令子の胸の弾力は健在っぽい。
鷲掴みにしても指の間から肉が毀れるくらいなのに、今日は風呂上がりってのも
手伝ってか弾力よりも軟らかさが際立っている気がする。
つか、ちょっと触ってるだけなのに声出しすぎだっての。

「硬くなってるぞ、ここ」
「はぁ……んっ……!」
「俺が触る前から硬くしてたんだろ? やっぱ淫乱じゃん」
「違……っ!」
「違わない」

あまり帯を強く締めてないのか、簡単に胸を露にすることができた。
もっと明るい場所なら眺めも良いんだろうけど、文句は言わない。
堪能しきったとこで片一方の胸を掴みながら、もう片方の胸に口を近づけて吸ってみる。
令子の胸を吸うのはこれで2回めか。でもコレ結構楽しいんだよな……。

「んっ……んっ……」
「りょ……吸っちゃ……や……!」
「(その割にゃ悦んでんじゃん)」

俺に「好きなようにしろ」って言ったの令子だし。
舌で胸の突起を時々突付くと、令子の身体がビクッってなって俺の背中に廻した手が強張る。
こんなに美人なのに男との経験少なそうだもんな、令子。
いくらまだ2回目だからって胸吸われたくらいで緊張してどうすんだ?
初めてヤった時の方がまだリードしてたぞ、お前。

「ん……令子って、男に胸吸わせたことないのか?」
「あっ、あるワケないでしょ! ……アンタが初めてだもの」
「ふぅん」
「ちょ、ちょっと……どこ触って……ぁ……っ!」

いつまでも胸に構ってるのも暇なんで、今度は下の方に手を伸ばしてみる。
令子の下腹部、浴衣の隙間からその下へ。
何つーか……俺とヤることを見越してたんだろうけど、コイツ下着つけないまま浴衣着てたんだな。
ダイレクトに令子の茂みの感触が指に伝わってきて……ついでに、何かねっとりしたものも。

「令子、もう濡れてんじゃん」
「知らないっ……!」
「俺が布団に入る前から濡らしてたんだろ?」
「そんなコト……」
「あるだろ」

俺が茂みの奥に中指を入れた時、既に濡れていたせいで何か音がした。
こう、アレだ。ニュチュッとかそういう類の音な。ホントに聞こえるもんなんだな……。


68:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:05:15 mzQB4ZWu

「本番の時みたいに出し入れした方がいいのか、こういう時って」
「あぅ……ぁ、ぁ……んっ……!」
「ゆっくりがいい? それとも激しくした方がいい? なぁ、令子」

濡れまくってるおかげでスルスル入る。
爪は切ってあるから多少激しくしても膣は大丈夫だろ、多分。
令子は喘いでるだけで何の文句も言ってこないし、もっと指動かす速度早くしてみてもいいかな。

「あっ、あっ、ぁぁ……ぁああぁっ!」

速度を早くすると令子の喘ぎも大きくなった。
背中に廻された令子の爪が浴衣越しに俺の肉に食い込む。
この女、初めてヤった時もこうやって爪立てたよな……猛獣かよ。

「? れーこ、何か締まってきたけど……続けていいのか?」
「うぁ……んぅ……あぁ……あっ……ぁぁああぁぁぁぁあああっ!!!」

令子の膣がビクッと痙攣する振動が俺の指を通して腕にまで伝わってきた。
それに令子のこの喘ぎ、さっきよりもでかい。静かにしなきゃ他の部屋にまで聞こえるだろうがよ。
……みたいなことを俺が考えていた矢先、物凄い勢いで何かが俺の手や布団に飛び散ってきた。

「……うわ」
「はぁっ……んっ……んはぁ……ぁぁ……!」

どうやらちょっとヤリ過ぎて、軽く令子がイっちまったらしい。
潮吹きは10秒近くも続いただろうか……気が付けば、令子の浴衣も布団も令子の愛液塗れになっていた。
俺の手も、言うまでもなくベタベタ。

「あーぁ……ダメじゃん、令子」
「だって、だって、亮が……!」
「初めて俺とした時は『ベッドに精液零して汚すな』って言ってたクセに」
「だって……亮が、止めてくれなかったら……私……」

プライドの高い令子オネーサンは俺に潮吹きを見られたのが相当ショックだったらしい。
それにここまで汚しちまった以上、旅館の人が布団を片付ける時に間違いなくバレるだろう。
そりゃ若い男と女が一緒に止まればそういうことがあるのは、あっちでも想定の範囲内だろうけどな。
でも令子にとっちゃ、死活問題なワケで。しかもここの常連っぽいし。

「言い訳はいいから、綺麗に舐めろ」
「で、でも……」
「ほら」
「わ、分かったわよ……ぁむ……んっ」

令子に愛液塗れにされた手を突き出して舐めさせてみる。
しつこいかもしれねぇが、いつものパイのロールしてる時の令子じゃ絶対にしちゃくれねーだろう。
でもお前が出したもんなんだから、お前が処理すんのは道理だと思うぜ。

「これで、いい、かしら……?」
「ん。でも派手に撒き散らしたな」
「……ごめんなさい」
「恥ずかしけりゃ黙ってりゃいいんだよ。あっちだって何も言ってきやしねーんだから」
「……そうかしら。亮は……恥ずかしくない?」
「堂々とヤりました、って顔しろってことでもねぇけど……俺達、別に悪いことしてるワケじゃ……ねぇし」

計算高い令子にしては珍しい失敗だろうけど、俺的にはそういう令子もありだと思う。
2人で一緒に居るときくらいは違う顔を見せてくれたってバチは当たらないだろ。
むしろ令子がパイの時と違って今夜はすげぇ素直なのに驚きだ。や、これはこれでイイんだが。


69:名無しさん@ピンキー
06/11/27 04:06:01 mzQB4ZWu
10日ぶり? 月末は新作ゲームラッシュ? 何のことです?
おやすみおまいら


70:名無しさん@ピンキー
06/11/27 05:11:04 uhyGKE+H
GJ!
令子かわいすぎる。亮ウラヤマシス

71:名無しさん@ピンキー
06/11/27 12:51:56 Dd5+SbDl
キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!
あklじゃdふょうdふおあlじゃdGJ!!!!!!

72:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:18:17 22NiXkp7
ハセヲはロリコンじゃなかったのか!?

と、ここで質問タ―イム!
みんなはロリコンは
何歳から何歳までのことだと思いますか?

73:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:25:08 r4FM7o/A
6歳~80歳

糸冬

74:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:55:24 22NiXkp7
不正解です。
ロリコン、つまりはロリータ・コンプレックスとは
12~15の少女を指しています。
ほかにも、
アリス コンプレックス 7~12
ハイジ コンプレックス 3~7
ベビー コンプレックス 0~3
などがあります。
朔はアリコンに、
ボルドーはロリコンに当てはまります。

75:名無しさん@ピンキー
06/11/27 18:19:43 TdKwhjwt
最近のこのスレの流れっておかしいよな。
何か公式に居るみたい。

76:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:15:38 XqYGeMJ/
一人変なのがいるだけだろ

77:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:39:03 j0U9S958
最近は.hack関連のスレはどこも変だぞ

78:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:43:28 yzidNn1C
たしかに……(^ω^)

79:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:00:47 22NiXkp7
>>76
もしかしてそれは私ですか?
だとしたらスイマセンm(_ _)m

80:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:17:40 ia5M016S
>>69
全力でGJだ!

81:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:02:40 uYJFSeQ2
>>69 GJ!
中の人ネタワロスw

82:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:30:10 BHMr+E60
>>69
令子ォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!11!1
ヤバイ悶え氏にそうGJGJGJ!!!!!

あなたの書くリアルの二人が大好きです

83:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:32:11 BHMr+E60
興奮しすぎて下げ忘れた(´・ω・`)
すこし落ち着きます><

84:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:43:24 ePynEcjN
>>69
てことはパイの左腕が変化したりするのか?w

85:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:34:29 gLMcPBTK
.hack//G.Uの同人誌ってある?
あったら教えてくんね?

86:GORRE
06/11/28 00:21:21 3HIdNjaX
あの、すいません。思いつかないんでもうちょっと時間もらっていいですか?

>>85タビーのがあったはず。

87:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:30:03 xN5BV6Va
>>86
というか作者様の意思で書いて投下してくれてるのだから特に断りがなくてもおk。
俺らは読ませて貰う側として気長に待ってます。じっくり構想練って書いてくださいな。

88:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:02:32 5ogNAaEH
前スレの引き続き
亮志乃投下です

89:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:24:13 qH36Cp7s
hage

90:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:34:51 mo/540rL
mage?

91:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:06:45 5ogNAaEH


亮「・・・(これは夢か?何で志乃がここにいる?
いやというより何故俺の家を知っている
教えた覚えはまったくないじゃあ何故?)」
志乃「亮?どうしたの?」

俺は志乃の言葉にハッとなった
何時までも志乃を外に待たせるわけにも
いかないし帰らせる理由もない
まあ何で俺の家を知っていたかなんて
後で聞けばいいんだし
とりあえず俺は志乃を家の中に入れることにした

亮「じゃあ入って・・・」
志乃「はーい、お邪魔しまーす。」

志乃「へー、亮の部屋って結構きれいに
片付いてるんだね。」
亮「今、勉強済ましたところだから机の上は
ぐちゃぐちゃだけどな」
志乃「ホントだね、これ夏休みの課題?
それにしてはなんか多いけど」
亮「課題を忘れた罰だとさ
だけど課題数回忘れた程度でここまで
増やさなくていいのにな・・・」

俺はため息を吐きながら言った
志乃はクスクスと笑っている
相変わらず変わらない志乃の笑い方だ

亮「そういえば志乃に三つほど質問したいんだけどいい?」
志乃「うん、いいよ」
亮「一つ目何で俺の家知ってたの?」
志乃「前々からオーヴァンに聞いてたの」
亮「(オーヴァァァァン!!GJ!)そ、そうか
じゃあ二つ目の質問今日は何の用でここに来たんだ?」
志乃「今日家に親がいないから一人で食事するのも
さみしいからそういえば亮のところも仕事で両親いないこと
思い出して・・・もしかして迷惑だった?」

志乃が不安そうに俺の顔をのぞきこむ・・・
志乃さん、それは反則です・・・

亮「い、いや全然迷惑じゃないし
むしろ嬉しいというか何と言うかその・・・」

ああ駄目だ言葉になってねえ

志乃「ホント?よかった」

志乃は笑顔で言った

亮「ん?だけど何で俺の両親仕事で
いないって知っているんだ?」
志乃「もちろんオーヴァンに聞いたの」
亮「(オーヴァァァァァァァン!!さらにGJ!!)
オーヴァンの奴どこまで調べてるんだよ・・・」

92:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:34:39 5ogNAaEH
志乃「まあまあ、それで?三つ目の質問は?」
亮「ああ、そうだった
その手に持っている袋は何だ?」
志乃「ああ、これ?ご飯作ろうかなと思って」

・・・何か今日はやけに嬉しいことが続きすぎている
気がする絶対なんか悪いことがおきるような・・・
まあいいか

亮「志乃が料理作ってくれるのか!?」
志乃「これでも結構料理得意だからね
台所借りるね」
亮「ああ。あ、台所は一階のリビングの隣だから」
志乃「うん、わかった」

そういって志乃はリビングに向かって行った

と、とりあえず今日はここまでっス
かなり中途半端な所で終わって申し訳ありません(泣

93:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:51:53 YfinauFR
亮志乃ハァハァ
GJ!!
待ってました
続きもwktk

94:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:56:50 +ANFsqaG
(オーヴァァァァン!!GJ!)

心の叫びにワロタw

95:名無しさん@ピンキー
06/11/28 06:14:52 LkW7TZzJ
オーヴァンはなんでも知ってるなwwww
GJ!!

96:名無しさん@ピンキー
06/11/28 06:19:56 rJ0CqPQJ
>亮「(オーヴァァァァン!!GJ!)そ、そうか
吹いたwww
GJ!

97:名無しさん@ピンキー
06/11/28 07:21:42 2i3jMQMs
オブァはなんでも知っている。
ハセヲの自宅の住所も~

98:名無しさん@ピンキー
06/11/28 09:20:21 G9NMKCGP
●-●

99:名無しさん@ピンキー
06/11/28 10:45:05 Z3lFZPkr
●-●<萌と千草と令子と智香とニナにも教えてあげたぞ。大勢のほうが楽しいだろうからな

100:名無しさん@ピンキー
06/11/28 12:13:04 AcPAFYUa
オーヴァンのリアルさえわかれば
大判×志乃が書けそうなのに

101:名無しさん@ピンキー
06/11/28 14:15:23 ONCNiote
>>92
GJ!亮志乃いいな
ただ一つ突っ込ませて貰うと、志乃は確か一人暮らしだ

102:名無しさん@ピンキー
06/11/28 15:25:03 fnRX8VFi
オーヴァンは何でも知っている

ただのストーカーにしか思えないな

103:名無しさん@ピンキー
06/11/28 17:17:36 t8Y05fV0
まさか、オーヴァンはハセヲのことを・・・
ガクガク ((((゜д゜;))))ブルブル

104:ハセ×志乃
06/11/28 18:51:05 BUN7MQEL
おまいら久しぶり
久々に前スレのハセ×志乃の続き投下

105:ハセ×志乃
06/11/28 19:15:38 BUN7MQEL
「よぉ、アトリ。早かったな。」
ほんとに早いよお前、あれからまだ40分しかたってないぞ?
「おじゃましまーす、これがハセヲさんのうちですか・・・・・。」
にしてもこいつ荷物多いな、この短時間でどうやって準備したんだ?
「・・・・・・アトリ、何だその荷物の量・・・・・・。」
「えーっと、パジャマとか下着とかコントローラーとか・・・。」
「コントローラーまで持ってきてんのかよ!!」
・・・・やっぱりこいつの・・・・・なんていうの?オーラ?にはついていけねえ。
相変わらず頭の中はお花畑っぽいし・・・・・・。
「とりあえず荷物リビングにもってってくれ。」
「はい。」
あまりにも多いのでおれが少し持ってやる
それとなんだ?このスーパー袋。
「志乃さんもここにいるんですか?」
「おう。」
とりあえず部屋のふちに荷物をおく
「志乃、こいつアトリ。」
とりあえず紹介した方がいいよな。
「アトリちゃん?」
「はいw初めまして。」
とりあえずカップ麺でも作るか。
「あれ?ハセヲさん晩ご飯まだなんですか?」
「ああ・・・まあいろいろあってな。」
俺が志乃の・・・・・は、裸見たなんて口が裂けてもいえねえ。
「じゃあ私が何か作りますね。」
「アトリちゃん・・・・・作れるの?」
志乃が尊敬のまなざしでアトリを見てる。
まてよ、アトリの作る料理と言ったら・・・・・・・。
「おい、アトリまさか牛・・・・・。」

15分後

「・・・・・やっぱりな。」
できたのはほっかほかの牛丼
「さっ、食べましょう。」
「アトリちゃん牛丼好きなの?」
あー、女子は女子で会話が盛り上がってるみたいだし。
俺はさっさと食って寝よう
もう10時過ぎだし
「ごちそうさま、俺もう寝るわ。」
「じゃあ私たちも寝ましょうか、志乃さん。」
「そうだね。」
客用の布団ってどこだっけ。
たしか寝室の戸棚に入ってたはず
「なあ、布団出すから手伝ってくれ。」
「あ、私お皿片づけますね。」
「じゃ、よろしくね、アトリちゃん。」
とりあえず寝室のある二階に上った

106:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:22:50 kuwvUHTk
クーン×パイてありそうで無いよな。何か色々出来そうな気もするが…

107:ハセ×志乃
06/11/28 19:31:35 BUN7MQEL
「ハセヲ」
「ん?」
階段を上りながら志乃が話しかけてきた。
「さっきはごめんね、殴ったり物投げたりして。」
「いや、アレは俺が悪いだろ。」
何ていってるうちに寝室に到着
「えっと確かこの辺に・・・。」
何でこんな上の方の棚に布団がおいてあるんだ?
この家ちょっとおかしいよな。
「あ、ハセヲ私がとるよ。」
「だいじょうぶか?」
「平気平気。」
いすの上に乗って志乃が布団を出す。
「お、おい一つずつでいいって。」
志乃が二ついっぺんに出そうとするから危なっかしい。
「だい・・・・じょう・・・ぶ。」
と言った矢先にいすが倒れた
「きゃ・・・・・。」
「なっ。」
志乃と布団が同時に倒れてきた
ドーーーン
「痛っ、たいじょうぶか志乃・・・・ってうわ!!」
今の状況を簡単に説明すると
俺が一番下になってて
志乃が俺の上に覆い被さってて
その上に布団(二枚)が乗っている
「いたた・・・・ごめんねハセヲ・・・!!」
志乃も気づいたっぽい。
俺と志乃の顔がほぼゼロ距離
お互いの息がかかるくらい。
「・・・・・・ハセヲ。」
「し、志乃?」
志乃が目を閉じた
こ、これは・・・・いける・・・のか?
俺も目を閉じて顔を近づける
唇が重な・・・・・・・・・らなかった
背後から突き刺さる視線
「は、ハセヲさん?」
「あ、アトリ・・・・。」
「え?」
そこには拳を握りしめてふるえているアトリが。
「わ、私がいない間におふたりでなにやってたんですかぁ!!」
「何って、まだ何も・・・・。」
「これからやろうとしてたでしょ!!絶対そうです!!」
(ああ・・・・・俺のファーストキスになりかけたのに・・・・・。)
心の中で泣いた。

108:ハセ×志乃
06/11/28 19:33:43 BUN7MQEL
今日はここまででおじゃるよオルバクドーン!!

109:‡‡
06/11/28 22:23:35 X3HyVdSV
オーヴァン凄いw
志乃×亮GJ!!

110:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:44:33 t8Y05fV0
オレは前スレ>>733
続きが読みたくて読みたくて読みt(省略)
スイマセン、取り乱してしまいました(^^;)
とにかく続きが気になるんです!

111:名無しさん@ピンキー
06/11/28 23:59:40 TNStNPwE
>>108
おまいさんが書くそのノリが好きだw
ハセ志乃GJ!!禿萌えた

112:GORRE
06/11/29 01:01:05 NsdRnKOE
亮×朔望は思いつかないので、しばらく休憩。その代わりと言っちゃなんですが、こんなの思いついたので投下。

語り:フィロ

昔々、ザ・ワールドという国のとある町に揺光と言うそれはそれは大層かわいい娘が住んでおったそうな。
しかし、この娘なんとも不幸な娘なのである。
それと言うのも、同居している義母と姉妹に散々に虐げられ、埃まみれになっているからである。
「ちょっと揺光さん。ここにまだ埃が残っていますよ」
義母のアトリは窓の桟を指でなぞると、指についた埃を揺光に吹きかけたのじゃ。
このアトリという義母。それはそれはなんともネチネチと揺光をいじめてくるのだ。
なんでも、ヒロインの座を奪われたとか奪われなかったとかで、大層揺光を妬んでおるらしいのだ。
「揺光、さっさと掃除しな。まだ床が汚れてるよ」
「いた」
「痛いじゃないよ、このメス豚が! もっと蹴ってくださいしょうが!」
揺光を蹴飛ばしたのはこの家の次女・ボルドーじゃ。何とも、他人を痛め付ける事に快感を覚えている変わった娘じゃ。
「ほらほら、早くしないと日が暮れてしまうわよ。全くあなたはのろまなんだから」
そう言って揺光に見下したような目を向けたのは、この家の長女・パイじゃ。
この3人、この様に揺光をいたぶっては鬱憤を晴らしているのじゃ。
まだ、これならいい。酷い時だと殴る蹴るはおろか、アバターやAIDAと呼ばれる力を用いて無抵抗な揺光を「おしおきだべ~」の名を借りたPK、もとい、虐待を加えておるのじゃ。
「まあ、今日は大目に見てあげます。何故なら今日はアリーナで武闘会があるからです」
そうなのじゃ。
今日はハセヲ王子の婚約者発見も兼ねた武闘会が開かれる日なのじゃ。
「私、そんなの聞いてない」
「あなたなんかに教えてあげる義理も必要もありませんから。あなたはそうして一生灰にまみれてるのがお似合いです!」
「く!」
「さあ、行きますよ。ハセヲ王子が待っています」
「ええ」
「そうしるかね。揺光、掃除が終わったらさっさと寝るんだよ。私達は明日帰ると思うから」
そう言うと、3人はそろってアリーナに出かけてしまったのじゃ。後に残された揺光は当然納得はいかない。
「何で私だけこんな目にあわなきゃなんないの! だいたい、誰のおかげで毎日食事にありつけてると思ってるのさ。私が作らなきゃみんな飢え死になのにさ。
大体あいつら何様のつもり! なんかよく分かんない力は使うし、いやに憎しみこもってるし、この家に先に住んでた私をこんな目に合わせるし、あまつさえ今度は武闘会!? 冗談じゃないよ!」
ああ、何とも可哀想な揺光。しかし、神はそんな揺光を見捨てなかったのじゃ。
「君の願い。叶えてあげよう」
「誰?」
そこに現れたのは、サングラスをかけ、左手には大きな抱き枕を装備した露出卿(ザ・ワールドvol10参照)、もとい、魔法使いオーヴァンじゃった。


113:GORRE
06/11/29 01:03:10 NsdRnKOE
キャラが違う? それは物語の使用です!

114:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:34:19 qsJNMPww
わらたwwwwwwwwwww
最後に何を落として帰るんだろうか?w
アレと予想。具体的に書くとGORRE氏もやり難くなるだろうから書かない。

115:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:59:23 Ok1jDfb/
>>113
正直こういうのも嫌いじゃないw
個人的に、揺光の一人称が「アタシ」なら尚良かった
つうか続くのかこれ?w

116:名無しさん@ピンキー
06/11/29 13:48:53 tQVvgqJF
>>113
カボチャの馬車を引く天狼と太白、御者を勤める大火を妄想したw

117:名無しさん@ピンキー
06/11/29 15:33:31 yaNjo5qk
落とすのは忍冬の片割れってとこか

118:名無しさん@ピンキー
06/11/29 17:34:55 NQGhS9J2
語りをフィロにしたのは「おしおきだべ~」のためかw

119:名無しさん@ピンキー
06/11/29 23:20:50 IZcqyUX1
>>118
いや、ゴレ氏の企みそれだけじゃない。
きっとアリーナの道中をぶらり~風にナレするためだw

120:名無しさん@ピンキー
06/11/29 23:43:31 eyIJMcs6
>>119
いや、両方だろ

121:名無しさん@ピンキー
06/11/30 00:20:44 6aQ0BvfL
>>117-120
だからオマエラ、筆者がやりにくくなるから展開予想は書くなって。

122:GORRE
06/11/30 01:29:24 L1RWtizy
>>112の続き。

「あんた、誰?」
「俺は魔法使い大判。君の願いを叶えるためにきた。今から言うものを用意してくれたまえ」
魔法使い大判はそういうと、メモを取り出して読み上げたのじゃ。
「まず、よく切れそうな包丁を二つに車輪のついた乗り物。なければ台車でもいい。それからトカゲとチムチムとかぼちゃを用意したまえ」
大判に言われ、揺光は家中を探し回り、全ての物を見つけてきたのじゃ。…この家ではチムチムを飼っておるのか?
「あったよ。これでいんだろ?」
「ふむ。では、そこに立ちたまえ」
大判は揺光を立たせると、左腕の大きな竹輪に手をかけて呪文を唱え始めたのじゃ。
「チチンプイプイアブラカタブラ、チムチム蹴って遊ぼうよ。死の恐怖は志乃恐怖。彼女に奇跡を起こしたまえ」
竹輪の鍵がはずれ、ビームが揺光を襲ったかと思うと、そこにはなんと、みすぼらしい格好から勇ましい双剣士コスチュームに身を包んだ揺光がおったのじゃ。
「え? これ、あたし?」
「これで君は武闘会に行くことができる。さあ、そのバイクにまたがりたまえ」
揺光の隣には、バイクがあった。チムチムやトカゲやかぼちゃで何故バイクになるのかは追求しないでおくとしよ。
「よいしょっと」
「さあ、武闘会で思う存分暴れてくると良い。ただし、この魔法は12時になると解けてしまうから注意したまえ」
「ありがとう! 魔法使いのおっさん」
揺光はバイクを颯爽と走らせ去っていった。
「……おじさん…まだ、若いのに…」
大判はため息をつきながらどこぞへと去って行ってしまった。
さて、ではアリーナに行くとするかな。

123:GORRE
06/11/30 01:29:59 L1RWtizy
アリーナではハセヲ王子が暇そうに目の前で繰り広げられている戦いを眺めておった。
「…おい、親父。こんなんで本当に俺の結婚相手が見つかるのかよ」
「ふむ、間違いはない」
ハセヲ王子の隣におるのは、このアリーナの支配者でもある太白じゃ。そして二人の横に立っているのが衛兵の大火と天狼じゃ。
「間違いないって、どう見たってこれはただの潰し合いだろ」
全くそのとおりじゃ。
ハセヲ王子を狙う女どもは、それはそれは凄まじい潰し合いを展開しておるのじゃ。例えば。
「顔はやばいよ! ボディーにしなボディーに!」
と、子分に命令して攻撃させたり、
「ハセヲは渡さないよ」
とか、
「ハセヲはウチのもんや!」
「こればかりは、おねえちゃんにまけられないよ」
と、双子の姉弟で潰しあったり、
「ザクッと」
昔の癖が出るものがおったり、
「おっと、手が滑っちゃいました。てへ」
わざとらしく攻撃アイテムを発動させながらみんなの方を向いたりと、それはそれは目も覆いたくなるような女の熾烈な争いが展開されておる。
ま、中には女でない者も混じっているようだが…
「ハセヲ、これという者はおらぬのか」
「いねえよ。いたとしても、皆赤ゲージじゃねえか」
と、ここでハセヲ王子はアリーナにやってきた一人の女に目を留めたのじゃ。
そう、その女とは…揺光じゃ。
「いた! 見つけたぜ親父!」
「む?」
ハセヲ王子は椅子から飛び降りると、真っ先に揺光の元に向かったのじゃ。
「俺と、バトルしてくれ」
「喜んで」
こうして、ハセヲ王子と揺光のバトルの火蓋は切って落とされたのだが、何分二人ともかなりの実力者。
そう簡単には決着はつかん。
一進一退の攻防が続いた。それはもうまるで踊っているかのようじゃ。
「どうしたのさ、王子。へばってるよ」
「まだまだあ!」
なんとも。二人は時間を忘れ戦い続けた。と、そのときじゃ。12時を告げる鐘が鳴ったのは。
「あ! いけない! 帰らなきゃ!」
「え?」
「ごめんね王子。あたしもう帰らなきゃ。12時までしかこの格好でいられないってこと、すっかり忘れてた。ごめん」
「おい、待ってくれ!」
「泣くんじゃないよ、男の子だろ?」
そういうと、揺光は急いで走り去っていった。後に双剣を一組落として。

よっしゃあ! 続きは明日で。

124:名無しさん@ピンキー
06/11/30 01:33:46 9BYk5KgB
こっこれは……見事なまでのツンデレラwww

125:名無しさん@ピンキー
06/11/30 01:41:58 7tloj3q4
ハセヲの親父太白かよwwwwGJ!

126:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:10:36 m4GQn9SP
おまいら乙
亮×令子完結編投下

127:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:11:23 m4GQn9SP

小さい頃の俺は踏み切りが好きだった。
あの踏み切りだ。黄色と黒のストライプが配色されてて電車が来るとカンカンカンって鳴る、アレ。
理由なんてもう覚えちゃいない。
電車が来る度に警笛鳴らす、ってのが小さい自分には相当クールに見えたんだろう。
まだ親父が仕事に忙しくなかった頃、よく「踏み切りの絵を描いて」と頼んだもんだ。
何でだろうな……急にそんなコト思い出した。

「なぁ、令子」
「……なに?」
「俺のこと好きか」
「な、何よ……今頃になって」

そりゃそうだ。
でもよく考えたら俺まだコイツの口からその手の言葉聞いてねぇし。
肉体関係だけってのもアリかもしれないけど、やっぱ令子本人の口から
聞いておかねーと俺だって少し自信が失くなるっつーか、不安になるっつーか……。

「れーこだって、嫌いな男に抱かれたくねーだろうがよ」
「それはそうだけど……」
「気まぐれでここまでする女って、そう居ねーぞ。
 俺的にゃ令子の気持ち聞いてから抱きたいんだが……その辺どうなんだ」 
「……人を裸に剥く前に言いなさい、そう言うコトは」

だって誘ったのお前じゃん。
わざわざ神奈川まで連れて来たのも、旅館の予約2人分とってたのも、全部令子だし。
今頃になって恥らわれてもこっちの調子が狂うだけだっての。
何かこう、いつものパイの時みたいに軽口叩ける雰囲気じゃねぇし。
いつもなら取っ付き難い性格してるクセに……ヤる時は結構素直だしな、令子。

「きっ、嫌いだったら……わざわざ会ってあげたりなんか、しない」
「つまり?」
「……貴方が好き」

……やばい。
今までオバサンオバサン連発してたせいで全然気づかなかった。
25歳っつたらあれだろ、あと5年で三十路だろうがよ。
それなのに、それなのに……今俺、令子見てて……可愛いとか思っちまった気がする。
俺だって年上は嫌いじゃない(志乃だって2つ年上だったし)。
でも7歳差はちょっとなぁって思ってたんだよな、最近まで。
仮に俺が80まで生きるとして、令子が87だろ? 
どう考えても先にポックリ逝くのは令子です、本当にありがとうございました。

「今頃になって怖気づいた?」
「誰がだよ」
「老後の面倒まで見てくれ、何て誰も思っちゃいないわ。
 それ以前にまだ付き合いだして一ヶ月も経ってないのに……早計すぎね。だから早漏なのよ」
「そーろうはカンケーねーだろ……」
「逆に貴方に質問するわ。亮は……私のこと、好きなの?」

最初は大っ嫌いだったってのが本音。
いちいち威張るわ、説教するわ、ブツわ、ヒステリー起こすわ、ガキ扱いするわ……。
何でこんな女好きになったんだろ、俺。探せばイイ女、他にもいっぱい居るだろうに。
……違うな、最初から分かってたんだ。俺が令子に惹かれる理由。
俺と玲子は似てるから……だから、コイツが普段見せない部分、深い所まで見たくなった。
最初はただの好奇心。メールから始まって、リアルで会うようになって、それで……ここで言うべきことは一つだろ?

「好きだ。悪いか?」


128:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:12:05 m4GQn9SP

風呂上がりからまだ2時間弱、別の意味で火照ってる令子の肌の触り心地は最高だ。
浴衣を肌蹴させてほぼ全裸に近い状態にさせてるのは俺。
ビンタの一発や二発飛んできてもおかしくないはずのシチュなのに、令子は無抵抗。
今、そんな状態で今頃になって互いの愛を確かめ合う俺らって、スゲー間が抜けてると思わね?
でも俺らの場合、根が素直じゃねー部分があるから……聞くの遅くなっちまうんだよ、どうしても。

「悪くは……ないけど。貴方、本気なの?」
「れーここそ、高校生を誑し込んでんのが周囲にバレたらやばいだろ」
「……私の生き方だもの。誰が何と言おうと関係ない」
「へぇ……」

婚期逃さないためだと思ってたけど令子は令子なりにマジだったらしい。
なら、もうちょいゲームでもそれなりに態度で示せよ、だから気づくの遅くなったんだぞ。
ツンデレってのもデレ期逃すとただのツン女だからな。

「ハセヲ……いえ、亮からは……私が嫌な大人に見えたでしょう?」
「まーな。アンタがエンダーだった頃から」
「そう? でもね。貴方と居る時間が増えてから……亮が頑張ってる姿を見る度に―――」
「……」
「志乃さんやお嬢さんが……羨ましかったわ」

そう言いながら令子は俺を抱き寄せてくる。
まるで今はもう、自分のものだとでも誇示する様に。
ある種の執着性に近いのかもしれねぇ……或いは、ただの女の嫉妬とか。
感情を普段表に出さない奴程、頭ン中で何考えてんのか分かんねぇって言うしな。
そこが俺と令子の似てそうで似てないトコか……俺は感情をモロに出すタイプだし。

「っ……亮……当たってる……」
「勃ったんだよ、令子が可愛いから」

まぁ、ホントは胸吸ってたあたりから勃ってたんだけど。
久々に血液が集まったせいか、何か痛みすら感じる。
令子とヤってから何週間かぶりだから……結構抜いてないな、頃合的には丁度良かったかも。

「……エロガキ」
「令子には言われたくねーっつの」
「だってっ……あっ……ぁん……っ……!」

胸を掴んでいた手の力を増してもっと強めに揉んでやると、令子が大人しくなるのを俺は知っている。
さっき一度イってるし、令子の方はもう準備万全だろう。
俺もこのまま挿れてもいいけど、何かそれじゃ最初にヤった時と同じで面白くない。
折角令子も乗り気で素直になってるし、もっとコイツを困らせてやりたい……そんな考えばかりが浮かぶ。

「令子、四つん這い」
「えっ……」
「今日はバックでやってみてーの。ダメか?」
「は……しぃ……わ……」
「あん?」
「は、恥ずかしい……」

バックからされるのは恥ずいときた。さっきは潮吹き見せてんのにか。
まー確かにバックだと令子の喘ぐ顔とか揺れる胸とか見れないよな。
でもさっき見れたし今回はバックでヤりたいの、俺は。やったことないし。

「でも……亮がそんなにしてみたいなら……や、やってあげなくも……」
「ん。じゃ、尻向けろ」


129:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:13:09 m4GQn9SP

令子はバックを背徳的な行為か何かだと思ってるらしく、
やらせてくれるとは言ったものの普段の自信は何処かに失せて恐々……って感じだった。
この体勢だとケツの穴まで見えるし……令子にとっちゃプライドとか羞恥心とかも邪魔してるんだろう。
でもこの尻の触り心地は胸や腹に負けてないと思う。
そーいや手塚治虫のブラックジャックでも尻の肉を顔に移植してたよなぁ……納得した。

「じ、じろじろ見ないでよ……」
「れーこって身体のライン、綺麗だな」
「こんな時にそんなコト言われても……嬉しくない」

この期に及んで令子はまだバック体勢に不満があるっぽい。
やっぱ屈辱的なんだろうな、この格好。終わった後で何か文句言ってくるのは間違いねぇ。
身体を支えるために腰の辺りを掴んだ時、令子が少し震えて最後の抵抗をしてくる。
でも呆気なく終了。尻の穴と間違えない様に、
俺はゆっくり剥き出しにした自身を令子の膣に推し進めて行く。
令子の方は令子の方で、恥ずいとか言ってたクセにもう何か期待してんのか布団に愛液ポタポタ垂らしてるし。
これをネタにからかっても良かったけど……それよりも早くバックでヤってみたいって欲求が今回は勝った。

「体勢崩さねぇように腕に力入れろ。んで腰の力だけ抜け」
「そんなコト言われても……いっ……はぁ……っ、ぅ……!」
「さっき1回イったから……この前と違って、結構っ……簡単に入ったな……」

淫水が垂れ流されてるおかげかこの前よりはスムーズに膣内に収まった気がする。
膣に入れる前にも尻やクリに擦り付けてみたけど、やっぱ中で擦るのが一番気持ちいい。
さっきの温泉程じゃないが、それでも令子の膣の温かさだけですぐにもイキそうに……っと、やばい。
ここでイったらまた令子に早漏呼ばわりされちまう。
初めて令子とヤった時は……俺も初めてだったし……タイミングを間違えたと言うか……
つまり何が言いたいかって俺は早漏じゃねぇってコト。

「やっぱ令子の中……初めてヤった時も思ったけど……すげぇ締め付けてくる……!」
「あっ、はぁっ……んっ、ぁっ、あっ……!」

腰を掴みながら令子の膣内の往復を繰り返す毎に、どんどん締まりが良くなってくる。
それにこの喘ぎ声ったら、もうちょい抑えねーと周りの部屋に聞こえるんじゃねぇかって位にでかい。
垂れ流される淫水も全く衰えてねーっぽいし……令子、ニンフォマニアか?
82年前に愛人のアレ切り落とした阿部定だかって女も確かそうだったよな……。

「ん――あ、あ、あ、あっ! りょう、おっき……なかっ、あつ……ぃぃ……!」
「れーこ……っ!」

ここで優しい言葉かけてやるのが普通なんだろう。
でも無理、気の利いたセリフなんか浮かびやしない。
出ても何か呻き声みたいなしょーもない言葉に決まってる。
言葉よりも態度で示した方が、多分令子だって納得するかもしれねーしな。

「もうちょい、速く、動くから……」
「えっ!? はぅ、ん……あぁっ、んんっ……りょ……りょぉ……!」

まだ挿れて5分も経ってねぇってのに
令子はもう布団を握り締めて耐えるのに必死みたいだった。
責めて痛いのか気持ちいいのかどっちか分かれば俺もやりやすいんだけどな……。

「れーこ……何か言ってくれねぇと……俺、加減……できねんだけど……」
「気持ち……いぃっ……はぁぁ……っ、恥ずかしいけど……声、がま……出来なぃくらぃ……っ!」


130:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:13:55 m4GQn9SP

自分でも昂ぶりが最高潮に近いのが痛いくらい自覚できてる。
令子の膣内に静めた自身を出し入れして、速く挿れたり遅く挿れたり、角度を変えてみたり。
いつまでも令子に四つん這いの格好をさせるのも可哀想だし、身体を捻らせて元の体位に結局は戻してやった。
令子が垂れ流した淫水が布団に四散して染みを作り、それが益々令子自身の羞恥心を高めて行って……。
こんなの私じゃないと言わんばかりに目を背けようとするんで、
逃がさないように太腿を手で押さえて逃がさないように固定してやる……相変わらず淫水は垂れ流されたまま。

「俺が栓してるのに……こんなにいっぱい出して……れーこって、やっぱ淫乱じゃん」
「違ぅ……私、淫乱なんかじゃ……!」
「大人が言い訳しちゃダメだろ? 今年で幾つだ、お前」
「うっ、はぁっ! んっ、んっ、あぁぁぁああぁっ……!」

太腿を押さえつけたまま、令子の膣に何度も叩きつける。
奥の方まで挿れて子宮口の辺りに触れると、特に令子の喚声がでかい。
でかいから周りの部屋に聞こえそうになる、だからその度に俺は令子の口をキスで塞ぐ。
傍から見りゃ俺が完全に悪者だな。嫌がる令子に無理矢理、みたいな(でも一応合意の上だ)。

「俺のこと、何でも知ってるんだっけな?
 調べてたんだろ、俺がG.U.に入る前から……おっと、俺が旅団に入った頃からだっけか?」
「だって、っぁ、んぅ、それ、は……しご、とで……ぇぐっ、ん、ぁああ……!」
「俺の携帯に初めて電話かける時はどんな気分だった?
 ドライブに誘う時は? 食事をする時は? 関係持とうって思った時は?」
「やだ……そんな……いじわる……言わないで……!」

意地悪どころか全部本当のことだろうが。
最初の頃にメールで言ったよな? フェアじゃねぇって。
別にあの頃は令子と対等の立場に立とうなんて思っちゃいなかったし、
そっちが俺を利用すんなら俺だってお前らを利用しようって思ってた位だからな。
……でも、今は違う。俺はただ、もっと令子の素直なとこ、見たい。それだけ。

「れーこは淫乱。俺の咥え込んでこんなに悦んで……よくそれで人をガキ呼ばわりできたな」
「ごめ……なさ……わたっ……そんな……つもり、なかった……!」

うわ、今の俺って最低だな。
女泣かすのって気分は良い反面、メチャクチャ胸糞悪ぃ。
令子みたいな美人泣かすなら尚更だな……CC社に少なからずいるだろう令子のファンから殺されかねねぇ。
てか令子って言葉攻めに弱かったのか……泣いてるし。

「れーこの素直な気持ち、聞きたい……聞かせて……くっ、ぁ……くれよ」
「わたしっ……ふぁ、っぅ、あぁ……! わたし、りょ……っぁ、ぁぁああっ!」
「聞こえ、ねぇよ……っ!」

俺もそろそろ限界に近い。
令子から早漏と呼ばれないよう、自分でも最大限我慢したつもりだ。
コンドームなんてそんなハイカラなもんは最初から付けちゃいない、生だ。
中で出せば最悪の場合……とか、そんな先のコトとか考えてる余裕すらない。
俺に突かれてる令子に至っちゃ言葉攻めのせいで半狂乱っぽくなって泣き止まねぇし……。

「言わなきゃ、出してやんねーぞ……!」
「す、き……好きぃ! 好きなのぉ、亮がぁ! こんなに、なっちゃうくら……ぁう、ひぅっ……!!」 
「(やべ、マジで可愛い……っ!)」

もうその言葉だけで射精確定。
胸がカーッと熱くなって、令子の太腿を押さえる力が更に増す。
腰の動きを止めて、初めて令子も腰を動かしていたことに気づくが、それでも構わずに押さえつけた。
あとはもう楽なもんだ。膣に、溜めまくったのをブチ撒ける。単純な様で、すげぇ長い道のり……。


131:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:15:15 m4GQn9SP

「はぁ、んっ、あぁぁ……! 
 あっ、ん、ん、ぁあぁああぁっ、はぁっ、ぁぅぅう、あぁぁぁ……!!!」
「ぁ、くっ……ぁ……ぁ……ぎっ!」

思わず歯をギリッと噛み締めた。それ程までに猛烈な快感。
令子の膣に精液が注がれて行くのが、自身が脈打って内壁にブチ撒ける動作が、全部伝わる。
俺が射精してる間、令子は喘ぎながら身体を仰け反らせたり俺に抱きついて息を荒げたり……。
この興奮は、しばらく収まりそうにない。

「熱いの……すごいの……すごく、出てる……亮の、精子、いっぱい……!」
「あぁ……初めての時みたく……全部出した……」
「あの……私……良かった、かしら……? あまり経験なくて……その、興味もなかったし……」
「ん……足腰立たねぇくらい……良かった」

安全日でもないのに膣内射精したことをあとで咎められるだろうか。
でも令子は拒否しなかったし、自分で腰動かしてた……出来ても令子にだって責任あるよな?
それに令子、やっと言葉攻めから解放されたのは良いけど激しくヤりすぎたせいか
やや放心状態……息も絶え絶えで、いつものパイのロールをしている時のような強気な態度は微塵も感じない。
いつもデキる女をロールしてる半面、精神的にはどっかに依存心みたいなのがあるんだろーなぁ。
だから年下の俺なんかを頼ってくる。……可愛いし、嬉しいから良いけど。

「また……汚しちゃった……わね……」
「あ、あぁ……そだな」

初めて令子とエッチした時、令子はベッドのシーツを汚すことを嫌っていた。
でも結果的に俺の精液やら令子の愛液やらで台無し、結局燃えるゴミの日に捨てた。
そして今回、またもや同じ失敗を繰り返す俺達。ただし俺じゃなく令子の比が大きい。
俺は最後の一滴まで令子の中に注いだ……繋がってる途中で毀れたのもあるだろうけど、微々たるもんだ。
でも令子は1回目の潮吹きに加えて、バックでヤった時にも旅館の布団を汚してしまっている。
しかもこんな夜中にあんな大声で喘ぎ声を……もうここには2度と来れないんじゃないだろうか。

「今日は……繋がったまま……いい?」
「い、いいけど……」
「亮……」

他人にも自分にも厳しい令子がここまで甘えてくるなんてこと、今まであったか?
しかもこのまま、抜かずに繋がったままで居たいそうで……有り得ねぇだろ。
俺の知ってるパイと佐伯令子は同一人物であって同一人物で無い、ってワケだ。
女ってのは怖いね。その場その場で着ける仮面が違うんだからよ。

「これじゃ……私、車……運転できないわ……」
「え……」
「誰かさんのせいで……腰、立たないもの……」

繋がったまま布団に倒れこんだ俺と令子。
令子は臍の下辺りを摩りながら満足そうに小さく笑って、俺の胸に頭を置く。
眉間にシワ寄せてメガネ光らせるパイ姉さんとこの姉ちゃんが同一人物……やべ、俺が混乱してきた。

「酷い男……優しい言葉かけるどころか、あんなこと言って私を泣かせて……」
「あれは……ごめん、調子に乗ってた」
「……でもいいわ。良かったから……チャラにしてあげる。早漏も治ったみたいだし……ね」
「だから、俺は早漏じゃねぇっつの……」

前言撤回。
人の痛いとこは必ず突いてくるこの性格、やっぱパイと同じだ。
まぁでも……令子の気持ちも確認できたし、良しとしておきたい。
旅館の人への言い訳は…………大人を代表して令子にさせるっきゃねぇな。
なぁ、頼むぞ令子……令子? 寝てやがる……朝までに何か上手い言い訳考えとくか……。


132:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:16:17 m4GQn9SP

後日談。


『□□□□―――――――!!!!』


「来るわよ……気をつけなさいっ!」
「へっ!」

俺とパイのG.U.としての仕事は続く。
既にG.U.を脱退したはずの俺がどうしてもまた戻ってきたかって?
もう憑神が存在しない今、残滓とは言え悪意としてこの世界に残留するAIDAを駆除するためには―――。

「てめぇは消えろッ!!!」
『□□、□□□□□……□□□―――――――――!!!!』

最初はミジンコみたいなカタチだった。
それが蜘蛛やら魚やら……AIDAってのは地球の生物が46億年かけて辿った進化を
わずか1年足らずのうちに再現しちまう、その進化のスピードに追いつくのは至難。
俺を除いてな。

「データドレイン完了、これでこのエリアのAIDA反応は完全に消えたな」
「Xthフォームの動き……更に磨きがかかってきたわね、ハセヲ」
「なってられる時間は、昔に比べてどんどん短くなってるけどな……」

CC社にとって、もう憑神を持たない俺達は無用の存在。
なのに何故かアカウントを停止されることもなければ、PCデータを消去されるということもない。
奴らも知ってるんだ、AIDAに対抗できるのは俺達しかいないことを。
ったく、他力本願な連中ばっかだな。

「そう言えば……知ってるかしら? 公式BBSの噂」
「いや。最近見てねーし」 
「1年前、意識不明者が一斉に意識を取り戻したのは、
 ひょっとしたら8年前の事件と同じように、ドットハッカーズが解決してくれたんじゃないか、って」
「くだらねーな」
「そしてドットハッカーズ、即ち勇者のパーティの新しいリーダーは……
 カナードのギルドマスターにして竜賢宮の宮皇、ハセヲなんじゃないか、とね」

何処からそんな情報が漏れるんだか……一応、関わった奴には全員口止めしたはずなんだが。
火の無いところに何とか、って言うからな……エンセフェロンかヌァザあたりが怪しいと見た。

「あの戦い……貴方がいなければ私達は負けていたわ。誇っていいのよ、ハセヲ」
「興味ねぇ。俺は……アレだ。パイと一緒に仕事やれりゃ……それでいい、つぅか……」
「あら、そう? たまには気の利いたセリフ、言えるようになったじゃないの」
「おかげさまでな」

パイの時は相変わらずこんな感じだけど……令子の時はかなり素直になるんだぞ、コイツ。

「私は先に失礼するわ……車で拾うから、いつもの場所で待ってて頂戴ね、亮」
「あぁ。お疲れ、令子」

戦いはこれからも続くだろうよ。何せ連中、ガン細胞みたいにすぐ再生しやがる。
俺の中のモルガナ因子が枯渇するのが先か、AIDAが完全にこの世界から消滅するのが先か……。
まぁ……でも。俺の隣りにゃ頼もしいパートナー様が居てくれるし、やれるとこまでやってみるさ。


今はまだ、旅の途中。                                       【 令子ルート:Normal End 】


133:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:16:50 m4GQn9SP
俺達の戦いはこれからだ? 次回はハセヲ×カールを予定? 何のことです?
おやすみおまいら


134:名無しさん@ピンキー
06/11/30 05:35:51 +9h8rK6F
どー見てもGJです、本当に(ry

ハセヲ×カールまじ期待してます(;´д`)ハァハァ

135:名無しさん@ピンキー
06/11/30 12:00:08 0bX/joDa
うーん、いい仕事してますねぇ。GJですよ

136:名無しさん@ピンキー
06/11/30 17:02:57 aeEeGw7c
GJ!これはヤバい!
令子がマジ可愛い!クオリティが高い!
ノーマルエンドって事は別ルートも用意されてるんですか!?
とにかくカール楽しみです。

137:がらす玉:ハセヲ×朔、望(♀)
06/11/30 18:16:11 JasL/+s+
前スレ>>733の続き


「すんまへん。今日から隣でお世話になります、よろしゅう」
大人しい少女を軽く叱責(?)した活発そうな少女はその手から白い箱をふんだくると亮に差し出した。
「…ああ…こちらこそ」
何とかそう言葉を搾り出した亮。
「ほな、お邪魔しました!」
活発そうな少女が隣の少女の頭を押さえながら頭を下げた。
ほらはようしぃ、と言われながら快活そうな少女がもう一人を急かしながら去っていく、そんな様子を白い箱を片手に呆然と見つめる亮であった。


翌日。
結局荷物整理で一晩潰してしまった。

138:がらす玉
06/11/30 18:20:46 JasL/+s+
「…あ~…そういえばハセヲにメールせな…」
ぐったりとベッドの上に突っ伏したまま頭だけを上げて呻いく朔。
もそもそベッドの上出ひとしきり蠢いた後、ベッドから出るとパソコンの電源を入れる。
昨日はよほど疲れていたのか、朔が目覚めたのは陽が天を越えた頃だった。
「……え~と…件名は…『引っ越し終わったで』…内容は…」
件名を書き終わり、内容を考えていると部屋の扉をノックされた。
「おねえちゃん、おきた…?」
ノックしたのはどうやら望のようだった。
「なんや?」
「おひるごはん…たべるでしょ?」
「…ん~」

139:がらす玉
06/11/30 18:37:00 JasL/+s+
なるほど昼食のことか、と納得しドアを開けた。

「…あ……」
そのまま遅めの朝食兼昼食を済ませ部屋に入った瞬間、自分がメールを送る途中で放置してきたことを思い出した。
一応ディスプレイの電源は落としていたのだが。
「……内容は…」
どないしよう、と心の中で呟く朔。
はっきり言って話題がなかった。
別に件名と同じ様に『引っ越しが終わったからまたログインできる』などと書けばいいのだが、引っ越し前の一件がどうも気にかかって、キーボードを打つ手が止まってしまうのだ。
(何意識してんのやろアホらし…)

140:がらす玉
06/11/30 18:41:10 JasL/+s+
決して自分が好意を持っているかも、等とは微塵も考えない朔だった。
うんうん唸りながらメールの内容を考えているが、何分小学生である。気の利いたことを書こうにもボキャブラリがなさ過ぎるのだ。結局、悩んだ結果が『終わったで、引っ越し』だった。

「今日は大量でしたね、ハセヲさん♪」
朔がメールの内容に頭をフル回転させていた頃、ハセヲはアトリとクーンを連れてダンジョンにもぐり、タウンに戻って来たところだった。
アトリの腕が治ってから暫く誘っていなかったので、クーンが持ち掛けて来たのだ。

141:がらす玉
06/11/30 18:45:37 JasL/+s+
久しぶりだね。


前スレで言われたカップリングやオリジナル設定なんかをかくといいかも、っていうのを実践してみたけど…どうかな?


ハセヲ×朔で、望は女の子でノゾミって読む。
因みに亮の隣に引っ越して来たのが朔望姉妹だよ。



突っ込み所があったら突っ込んでね、今後の参考にするから。

142:名無しさん@ピンキー
06/11/30 19:14:21 5K5GWp0t
GJ!!
俺はそれだけ言えれば満足さぁ・・・

143:名無しさん@ピンキー
06/11/30 19:54:54 6IuYib5+
待っていた・・・君がくるのを・・・
GJ!

144:名無しさん@ピンキー
06/11/30 23:42:40 DlglNLnk
亮×玲子お疲れ様です
ノーマルエンドってことはアナザーエンドも……

ゴレ氏・朔×ハセヲ氏全裸で続きを待ってますね

145:名無しさん@ピンキー
06/11/30 23:57:54 XADk6I/I
ハセヲ×タビー投下してもいいかな?いつになるか分からんが

146:名無しさん@ピンキー
06/12/01 01:33:10 /2NsEpDR
そんなの良いに決まってるじゃないか

147:名無しさん@ピンキー
06/12/01 10:33:59 S6PvRuDL
>>145
君には資質がある。
書きまくれ、エロパロスレを埋めるほどにな……

148:名無しさん@ピンキー
06/12/01 22:08:08 Ic0bSF6i
wktk

149:GORRE
06/12/02 01:01:34 RNObqYGr
>>123の続き投下。

アリーナから急いで抜け出して揺光は、なんともいいタイミングで魔法が解けおった。
「あーあ、魔法解けちゃった。もう少しいい思いしてたかったのになあ」
とぼとぼと、家路を歩いておった。
一方、アリーナでは、ハセヲ王子が落ちている双剣を拾ってこう言ったそうな。
「この双剣を装備できた奴が、俺の結婚相手だ!」
「良かろう。では、早速明日、その剣を装備できる者を探し出すとしよう」
で、翌日になると、アリーナから双剣を持った眼鏡マッチョとハセヲ王子が飛び出して行きおった。
「この双剣を装備できたものが、ハセヲ王子のお妃になる事ができる。誰か、装備できるものはいないかね?」
この呼びかけに、武闘会に出ていた者はチャンスとばかりに名乗りを上げおった。
しかし、装備できた者は一人もおらんかった。
当たり前じゃ。斬刀士、法術士、拳術士に療術士では装備できんことぐらい分かりきっておると言うのに、皆気づきもせんかった。
「駄目か…」
「あの家を尋ねてみようではないか、ハセヲ王子」
やたら偉そうに、眼鏡マッチョは言いよった。
「オルバクドーン!」
なんと、眼鏡マッチョはいきなりスキルを発動しよった。
「げほ、げほ、もう! いきなりドアを吹き飛ばすなんて何考えてるんだよ! 普通はノックしてからだろ!」
文句を言いながら出てきた揺光の肩を掴むと、眼鏡マッチョは言ったんじゃ。
「この双剣を、装備できるかね?」
「できるよ。ほら」
「おお、これは…見つけたぞ! 君は適格者だ!」
「はいい!?」
訳も分からず、揺光はその場に立ち竦んでおると、ハセヲ王子がこう言ったのじゃ。
「忍刀〈すいかずら〉の花言葉、知ってるか?」
「え?」
「愛の、絆」
「な!?」
これにはさすがの揺光もびっくりじゃ。
「お前がそれを装備したということは、お前は今この瞬間からこの俺の物だ」
なんとも大胆告白。皆のいる前で揺光独り占め発言をしおった。
「あたしは一途で、しつこいぞ」
「かまわねえよ。俺と結婚してくれ」
「喜んで!」
こうして、ハセヲ王子と揺光はめでたく結ばれたのじゃ。良かったのう、揺光。

150:GORRE
06/12/02 01:04:13 RNObqYGr
ツンデレラ編終了! 次は何にしようかなっと。

151:名無しさん@ピンキー
06/12/02 01:05:47 ATZNx5j4
イイハナシダナー(;∀;)
GJ! ツンデレライイ!

152:名無しさん@ピンキー
06/12/02 01:25:05 VSN3svTL
GJ!
眼鏡マッチョってスペル放つまで誰だか気づかなかった俺アホスOTZ

153:GORRE
06/12/02 01:32:21 RNObqYGr
あーーー! 忍冬の字間違えてるーーーー!

154:名無しさん@ピンキー
06/12/02 01:44:34 o4CVXxlY
あなたの偉大さの前ではそんな
間違えなど無に等しい・・・
GJ!!

155:名無しさん@ピンキー
06/12/02 02:41:41 R8QkvRCI
>>153
GJですた!

なるほど、読んでて感じた違和感はそれか・・・w

156:がらす玉:ハセヲ×朔、望(♀)
06/12/02 07:26:16 E28SB3EM
「ああ、結構アイテム拾えたな…」
所持アイテム覧を改めて見てみると、やけに魔典系が多い気がする。
「それなりに経験値も稼げたんだ。一石二鳥だっただろ?」
そんな会話を聞きながらクーンが得意そうに言う。
「はい♪ ありがとうございましたクーンさん♪」
ニッコリと笑いながらアトリは礼を言った。
(なんだかな…)
和気あいあいと会話に興じる二人を見ながら、ハセヲは微妙な物足りなさを感じていた。
確かに、頭の中が花畑の少女とナンパ野郎の二人と一緒にいれば退屈はしないのだが、充実感が感じられない。
(なんだかな…)

157:がらす玉
06/12/02 07:29:34 E28SB3EM
もう一度、小さく胸の中で呟いた刹那、
「ハセヲさん、そろそろお開きにしませんか?」
アトリが解散を切り出したこととメールが着たことが見事に重なった。
「そうするか…」
「じゃあな、ハセヲ」
「また誘ってくださいね♪」
それぞれが別れの言葉を口にし、青く輝くリングに消えていった。
(…ログアウトしてメールでもチェックするか…)
ハセヲもまたログアウトしていった。

「…朔からのメールか」
ハセヲに届いていたメールは一通。
朔からのものだ。
見ると件名と内容が激しく酷似していた。
「終わったのか…」

158:がらす玉
06/12/02 07:36:00 E28SB3EM
どうも


クーンの口調が思い出せなくて、ちょっとクーンの口調がおかしいかもしれないね


後はザワルドでもう少し朔との親睦を深めてリアルで会えば突入できるんだけどねぇ


時間、かかるかもしれないよ


突っ込み所があったら突っ込んでね、今後の参考にするから。

159:名無しさん@ピンキー
06/12/02 14:19:07 DvGbcLcl
隣に越してきた家族が挨拶しにきたことと、引っ越しおわった時期がかぶったら隣の家族が朔のいる家族だと俺は疑うけど・・・・・

160:名無しさん@ピンキー
06/12/02 21:53:04 OUjAB4JZ
質問。
このスレにアトリ受って需要ある?
あったら書き溜めた話投下したいんだが…
揺光や双子や志乃が主流な気がしたので聞いてみた
スマソ

161:名無しさん@ピンキー
06/12/02 21:56:30 4T+Mvd67
需要ないわけがないぜ!

162:名無しさん@ピンキー
06/12/02 22:09:03 E28SB3EM
たまたまじゃないかな、アトリがないのは

前スレでもあったような気がするしね

というか見たいからよろしく

163:名無しさん@ピンキー
06/12/02 22:20:21 FbI3noc/
取りあえず服は脱いだ。待ってる。

164:アトリ受1
06/12/02 22:33:59 YNQtuI+X
レスありが㌧!投下するな


「んなわけね~だろこのバァ~カッ!!電波!電波!痴女!電波!」

「う、うぇえ…ほんとだもん…ほんとにほんとに見たんだもぉん…!」

それはある日曜日のこと。今日も今日とて軽くヒッキー、彼女いない歴生まれて
から今まで、の優一がログインすると、マク・アヌのショップどんぐりでは、店
番中の電波二人が仲良く言い争っていた。

「どうしたの、二人ともーケンカはやめなよー(>_<)」

うるっせんだよこのガキどもが!とは心の三角コーナーにしまい込んでシラバス
が尋ねると、ハセヲが息まいて話しかけてくる。

「おいシラバス!シラバスも嘘だと思うよな!こいつ、さっきドル・ドナで、お
魚くわえたドラ猫追っかけて、裸足で飛び出してく愉快なオバサンPC見たとか
ぬかすんだぜ!」

「嘘じゃありませんー!!私、本当に見たんですー!ハセヲさんが信じないだけ
ですー!」

えーと…。
お前ら二人ともバカだろ?
とは思ったが、そこはシラバス、苦笑テクスチャをポリゴンに貼り付けてにこや
かに応対した。

「あはは…やめなよーケンカはよくないよーそんなことどーだっていーじゃない


「なっ!よくねーよ!そんなサザ●さんみたいな愉快なオバサンPCがいてたま
るかよ!イ●ラちゃんがちゃーんとハーイ以外の言葉を喋ってるぐれー不自然だ
ろっ!!」

「そんなことないです!あれは確かにサ●エさんでした!ハセヲさんが私を疑い
過ぎなんです!私、嘘つきじゃありません!」

「何言ってんだ!お前の妄想信じてどーするよ!」

「ひ、ヒドい…も、妄想だなんて…っ」

アトリが二三歩よろめく。そうして。

「妄想してるのは揺光さんだけです!私は一度だってオーハセなんて…っ!てゆ
ーかハセヲさんのインポォ――――――!!!!!!!」


シーン…

165:アトリ受2
06/12/02 22:34:31 YNQtuI+X
それだけを叫ぶとアトリはダーッと走り抜けていってしまう。
後にはインポー…インポー…インポー…という反響だけが残った。

ヒソヒソヒソヒソおいおいあいつ不☆能だってよヒソヒソ哀れな椰子だなヒソヒ
ソヒソヒソヒソ(;´Д)(Д`;)

呆然とするハセヲに追い討ちをかけるように近くにいた一般PC達が何事か囁き
合う。

「ハセヲー大丈夫だよー剥けてないよりかはマシだってー(^^)」
「俺はインポじゃねえええええ!!!!!!」

ハセヲの絶叫が轟いた。

「チックショーあのバカ女!見てろよ!シラバス、追うぞ!」

そう言って思わぬ羞恥プレイに涙目になったハセヲも、アトリを追って前屈みに
駆けてゆく。
優一は正直めんどくせえなと思ったが、『いい人』をロールしているので、取り
敢えず、

「待ってよハセヲ~!」
とお決まりのセリフを大声で叫んでハセヲの後を追ったのだった。






「えぐっ…えう…っハセヲさんのバカ!バカバカバカバカインキンタムシ!」

「短小…包茎…早漏…」
あの後すぐにお気に入りのエリアに転送してきたアトリは、ぶつぶつとハセヲを
罵りながら歩いていた。
そうして、適当な木を見つけると、そこに腰を下ろす。

「もお知りません…お尻の穴は榊さん(10)にあげちゃうんだからー…」
「……………すー…すー…」

そうやって、暫くハセヲを罵っていたアトリだったが、騒ぎ疲れたのか、数分も
経つと眠りの世界にいざなわれてしまったのだった。





「おい見ろよ兄者」
「どうした弟者よ」

暫くして、そのアトリに近づく者達があった。
なんてことない一般PCのこの二人を、仮にエロガキAとエロガキBとしよう。
モンスターみたいですまない。

エロガキBは木陰で寝オチするアトリを発見して、エロガキAを呼んだ。

「寝オチか?」
「だな」


166:アトリ受3
06/12/02 22:35:03 YNQtuI+X
二人は頷きあって、アトリをじっと見つめる。

「可愛いな…兄者(*´Д`)=з」
「そうだな弟者よ(*´Д`)=з」

「しかしここは危ないな」
「そうだな…モンスターはともかく最近のPKは殺伐としたエリアより、初心者
狙いで和やかなエリアに出没するらしいしな」

「どうする?起こすか?」
「いや…せっかく気持ち良さそうに眠っているんだ。そっとしておこう。それに
寝顔がカワイイ」

「だが…」
「獣神殿の裏に運んであげるのはどうだろう弟者よ。あそこなら人目につきにく
いぞ」
「そうだな…そうしよう兄者」


エロガキAとエロガキBは相談してアトリの体をそっと抱き上げる。

「んぁ…」

抱き上げる瞬間アトリの口から微かな溜め息が零れた。
声の甘さからAとBはアトリがネカマじゃないと知って小躍りする(『The world』は
音声入力のネットゲームである)。

おんぶしたアトリのお尻を、かぼちゃパンツ越しに味わって、ネトゲだというの
に、ABは、共にリアルで自室に二酸化炭素を大量に吐き出していた。

「ハァハァ(*´Д`)=з着いたぞ。よっこらせ」
エロガキAは慎重にアトリの体を獣神殿の壁に寄りかからせる。

そうして、一歩下がって再びアトリを上から下まで眺めた。

「カワイイな…(*´Д`)=з」
「カワイイ(*´Д`)=з」

「なぁ…兄者…俺、この子に触りたい」
「なΣ(´Д`;)何を言い出すんだ弟者よ」

「ちょっとだ、ちょっと…それにこれは所詮ネトゲだぞ。このPCにイタズラし
たところで、リアルのこの子が感じるわけないぞ兄者」
「そ、それもそうだな…俺らがこの子にイタズラしたとして、それはリカちゃん
人形のパンツを下ろすようなもの…。よし、弟者よ。この服を脱がそう」


二人は、そう決めるとAはかぼちゃパンツを脱がし、Bは羽根を取っ払ってワン
ピの胸元を下げた。

「ウホッ!テラマブシス」
「乙パイ!乙パイ!」

167:アトリ受4
06/12/02 22:37:16 YNQtuI+X
二人の目の前にアトリの白い太ももと程良く膨らんだ乳房があらわれる。
「てゆーか詳細な造りだな…CC社GJ」

リカちゃん人形のおっぱいには乳首がないが、アトリのおっぱいにはピンク色の
乳首がツンと尖っていた。
エロガキ二人は興奮する。
が、それもそのはず、アトリというPCは、特殊なPC、CC社のRA計画にの
っとり開発された、プレイヤーである千草の精神とアトリというPCを八相イニ
スを介してリンクさせるPCなのである。
フィギュア集めが趣味だったというCC社の天才プログラマー天城の、凝り性の
せいもあったが。

しかし今この時においてそれは、全て現実の千草にとって裏目に出ていた。つま
り…

「ここまでリアルだと吸いたくなってくるな兄者」
「まったくだ弟者よ」

「そーっとだ。そーっと吸ってみよう」
「ああ」

AとBはアトリの前に膝をつけるとアトリの乳房に近づいて、そーっと乳首を吸
ってみた。

「チュバ…ちゅむ」
「ちゅ…ちゅぱ」

すると、

「ァン…」

ピクン、と震えてアトリは甘い声を漏らす。

驚いたのはエロガキ共だ。

「(((゜д゜;)))?!兄者、今、この子、あん、とか言わなかったか?」
「い、言ったぞ弟者よ(((゜д゜;)))」

「なんなんだ?!一体?!これってネトゲじゃ…」
「わ、わからん。だがもうちょっと吸いたい」


不思議に思いながらもABがアトリのオパーイを調子にのって吸っていると、や
はり、

「あっ、あん、や、らめぇ…」

アトリは夢うつつに悶えて喘ぐ。

「?!これは夢か?!兄者」
「いや…もう何でもいい!そう思わんか弟者よ!」

ABは夢中になってアトリの体を弄り始める。

Aが股下に手を入れた時…、そこは確かに濡れていた。

168:アトリ受5
06/12/02 22:38:03 YNQtuI+X
その頃ハセヲとシラバスは…

「アトリの奴!どこ行きやがった!」
「うーん本当にどこ行っちゃったんだろー('_')」

アトリを探して、エリア転送を繰り返していた。



*

「ハァハァハァ…やべー、やべーよ(;´Д`)俺リアルでおっきしちゃったよ」
「俺もだよ…。しかし本当に芸が細かいな…まさか濡れたりもするなんてな」

エロガキAがそう言ってアトリの股間から掬った愛液を指で弄ぶ。本物そっくり
の粘着質なそれ。到底有り得ないオプションだった。

「んあ…はぁ…」

重ねて、エロガキ達の愛撫に反応して喘ぐ少女というのもまたゲームの仕様を逸
脱した光景だ。普通、PCを操るプレイヤーが、コントローラーから手を離した
時点で、そのPCはもの言わぬ人形と化す。
故に、この状況は明らかに異常で、目の前の少女がただならぬ存在であることは
明白だったが、エロガキ達はもはや、リアルでの自慰に夢中で、そんなことはど
うでもよくなっていた。

「ハァハァハァハァ俺この子のパンツと気魂トレードしとこ(;´Д`)=з」
「なにぃ!?ならば俺はワンピと割引券をトレードだ」

エロガキ達は競ってアトリの衣服をトレードという形で奪ってゆく。
アトリは、あっという間に青草薫るエリアで、マネキンのように清潔でひ弱な裸
体を晒していた。

「ハァ…綺麗だな…」
「あぁ…」

エロガキ達によって全裸に剥かれ草の上に横たえられたアトリは、更に、草葉の
チクチクとした刺激にも反応して身悶えた。

「はぁ…ン…」

トロトロと溢れ出した愛液が草草にも付着して糸を引く。

「あ…俺…イキそうだよ…!」
「お前もか!」
「うっ…PCがおっきしないのが悔しいよ!」
「激しく同意。せめてキスぐらいしながら出すとしよう」

ABはそう言ってアトリの上半身を抱き起こそうとした。
と、その時。

169:アトリ受6
06/12/02 22:38:44 YNQtuI+X
ぱちりと。

アトリが目を覚ました。

「え?え?えぇ?」

迫っていたABの顔に驚いてアトリは瞳を見開く。が、次の瞬間、

「イヤーーーーッ!!!!!」

バコバコッ☆

アトリは一瞬の内に呪杖「陽炎ト踊ル乙女」を取り出して、ABを連続で殴った

バトルフェンスが展開される間もなく、消滅する二人。レベルが80以上違ったの
だ。アトリは自覚なしに二人を瞬殺してしまったのだった。

「な…なんなんですかぁ…」

訳が分からないままエロガキ達をPKしてしまって、アトリはふと、自分が全裸
になっていることに気付いた。

「ひゃ?!私、私の服は?!」

その問いに対する正解は、ない、である。
エロガキが勝手に、自分達のアイテムと、トレードしていったのだから。

「や、やだ…どうしようどうしようどうしようっ!」

ゲームとはいえ、乳房も股間も丸出しの格好で、タウンになんて、帰れない。
アトリは思った。

「あっ!てゆーか、これ…何…?やだあ…」

しかも、気が付けば唾液のようなものがべっとりと乳首と乳輪についており、テ
ラテラと光っている。


170:アトリ受7
06/12/02 22:40:09 YNQtuI+X
「え…もしかして私、さっきの人達に…」

エロガキ達にさんざん吸われまくった乳首は、エロチックにツンと天を向いて、
プクンと腫れていた。アトリはそっとその乳首についた唾液(ではなく実はアト
リの愛液。愛液のついた指でABは乳首を摘んでいた)を手のひらで拭ってみる


「ふぁんっ!」

びくんっ!とアトリは震えた。乳首から電流のように快感が溢れて、戸惑う。

「え?なにこれ…なに…?今の。だってこれ、ゲームの中じゃ…」

しかし、気が付けば裸の体に感じる風や草の匂いはリアルでのそれとまったく同
じだ。

「え?え?」

さわさわさわ、という草の感触も至って現実的に肌に感じて、アトリは戸惑った
。おまけに、

「やっ…これ…」

股間が湿っている。
いや、湿っているどころではない。グチョグチョに濡れて滴っている。

「うそっ!何これ何これぇっ!!」

アトリが本格的にパニクり始めたその時だった。


「みーつーけーたーぞーアトリッ!」

地べたを這うような低く暗いハセヲの声がした。

「ひゃっ!」

「げえっ!?」

アトリを探して、エリア転送を繰り返していたハセヲは、やっと見つけた少女が
、ゲームだというのに全裸になっていることに驚いて素っ頓狂な声をあげた。

「は…ハセヲさん…」

プルプルと震えながらアトリは半泣きになる。

「あ…アトリ…」

お前なんで全裸なんだよ!

171:アトリ受8
06/12/02 22:40:41 YNQtuI+X
そうは思ったが口をついて出てこない。

「私…私」

「ハセヲ~アトリちゃん見つかった~?」

ガサッ!

「!!!」

シラバスが現れた。

「!ハセヲ…もしかして力づくでインポじゃないってアトリちゃんに」
「ちげええええええええええええええ!!!!!!」

ハセヲの絶叫が轟き渡った。







「…それで、気が付いたら私、こんな格好で…」

アトリはぽつりぽつりと分かることだけをハセヲとシラバスに説明した。アトリ
が寝オチしている間にPKよりも酷い目に遭ったのはなんとなく分かった。
瞳に涙を浮かべて話すアトリに、同情したし、アトリを襲ったプレイヤーに憤り
を覚えた。
が、正直、男二人は今それ以上の感情が湧いてくるのに戸惑っていた。

(おい…シラバス)
(う、うんハセヲも…?)

ショートメールでこっそりやり取りする。
胸と股間を僅かに両手で覆い、上目遣いに話すアトリは、はっきり言って青少年
には厳しいものがあった。
アトリの指の隙間から覗くピンク色した乳輪や、太ももに付着した愛液に、ドギ
マギしまくるしかない。

「私…私…こんな格好じゃタウンに帰れません…」

縋るようにアトリがハセヲを見つめる。

(うっ!)

ズキン!と、股間が痛むのをハセヲは感じた。

172:アトリ受9
06/12/02 22:41:21 YNQtuI+X
(えっ?俺今…)

それはリアルでの痛みではなかった。
鎧の下で、亮ではなく『ハセヲ』の体が反応している。

(嘘だろ?だけどアトリも…)

アトリの股間も濡れているようだ。
そんなことは、有り得ないはずだ。
しかし、ここでハセヲは、以前パイに言われたことを思い出した。

『私達のPCは特別なのよ。リアルのアンタと、心と心で繋がっている…』

それがまさか、こんなことにまで当てはまるのか?不思議に思ったがハセヲのモ
ノは現に反応を示している。ハセヲは少しげんなりした。

「ハセヲさん、シラバスさん、何か着れるもの、持ってませんか?」

「う~ん、ないなあ。倉庫の整理してきたばかりなんだよねえ」
「ハセヲさんは…」

「俺も…ない」

「はうぅ~…」

アトリは困ったが、ハセヲとシラバスはもっと困っていた。
本当に、目のやり場がない。
ハセヲのそれはいよいよ鎧の下で反応してしまう。

「あ~っ!クソ!とりあえずこれでも貼っとけ!」

「きゃんっ!」

苛立ったハセヲが、懐から何か取り出してペタッペタッとアトリの体に貼り付け
た。

「ひゃ…」
「ハセヲ~?!」

それは、絆創膏だった。ついさっき別のエリアで、癒やし隊に貰ったレアアイテ
ムである。

「これでどーだっ!」

「あ、あうぅ…」

両乳首と股間の三カ所に絆創膏を貼られて、アトリは戸惑った。

「は、ハセヲさん…」

173:アトリ受10
06/12/02 22:42:00 YNQtuI+X
なんだかすごく間抜けじゃないですかこれ。
しかも、今、さりげに触りました…よね?

「ハセヲ…これはちょっと…」

シラバスが冷静に突っ込んで、ハセヲもはっとしてぶば、と赤面した。

「う…確かに」

((余計にエロ…))

全裸に絆創膏三枚って何のプレイだこれは?
ああでも乳首が腫れてたから丁度よかったかもな…。(何がいいのだろう?)

「うう…ハセヲさん…これ、剥がれちゃうぅ…」

アトリが、濡れているせいで剥がれ落ちてしまった股間に貼られた絆創膏を、
おずおずとハセヲに見せてくる。
愛液の滴ったそれに、二人の男はついに武獣覚醒した。

「あ、アトリ…」
「アトリちゃん…」

「ふぇ?何ですかハセヲさん、シラバスさん…」

「アトリ…俺…」
「アトリちゃん…僕…」
「や…なんか…二人とも怖…」

ハァハァしながら距離を縮めてくる男二人に、アトリは思わず後退る。

「アトリ、もう一回貼ってやるからそこに座って足、開け」

「へ…?は…はい…」

ハセヲの赤い瞳が、爛々と輝いている。
アトリは一瞬びくりと震えたが、所詮はMなので素直に従った。
亮とセックスする時も、こうして亮にエッチな命令をされるのが大好きなのだ。
まさか、ゲーム中、ハセヲにされるとは思ってもいなかったが。

アトリは草原の上に腰を下ろしてハセヲの言う通り足を開いた。
トロトロに濡れたそこが、人工の明るい日の光の下に晒されて、アトリは羞恥に
頬を染める。
草のチクチクとした刺激と、ハセヲに全部見られているという思いが重なってま
すますそこからは愛液が溢れた。
ハセヲと、ついでにシラバスも、その様子を視姦した後、ハセヲが絆創膏を取り
出してそこに貼った。

174:アトリ受10
06/12/02 22:43:44 YNQtuI+X
「あん…」

ヌルヌルのそこに、ハセヲはぐりぐりと絆創膏を押し付けてくる。

「あっ…ひゃ、はぁふ…」

当然濡れそぼったそこに、絆創膏がきちんと貼れるわけもなく…分かっていてハ
セヲは押し付け続けた。

「貼れねーな…アトリのここ、ドロドロのぐっちょぐちょで全然貼れねー」

「こっちは貼れたのにな」

「はぁんっ!」

ハセヲの指がゆっくりと、絆創膏を貼り付けられたアトリの乳首を撫でた。絆創
膏越しでもはっきり分かるほど、アトリの乳首は勃起している。
くりくりと優しく円を描かれて、アトリは甘い声で鳴いた。

「あん…にゃ、ハセヲさぁん…」

千草の時に、亮におねだりするように、アトリはハセヲの名前を呼ぶ。
はっきりと欲情して、Mな千草にいつもしてくれるように、アトリを苛めてくれ
るハセヲに、アトリも全身を火照らせた。元々、エロガキ達にいじくりまわされた
せいで、体の方は準備万端だったのだ。

「欲しいのか?」

こくこく、とアトリは頷いた。
が、すぐ側にシラバスが立っていたことに気付いてはっとする。

「アトリちゃん…」

シラバスがアトリを、切なげに呼んだ。




いろいろと設定的におかしな所があるかも
知れないが見逃してくれると助かる

175:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:14:00 gxVB+3qC
GJ…!


続きはないのかなぁ、とひそかに思ってみたりする


続きは…?

176:名無しさん@ピンキー
06/12/03 01:14:32 J8bRgRL4
GJ!!

シラバスww

177:名無しさん@ピンキー
06/12/03 01:28:39 YnOG38xK
ちょwシラバスwwwww

178:名無しさん@ピンキー
06/12/03 03:59:42 WFgSj1Xq
おまいら乙
ハセヲ×カール+不思議幼女 投下

179:名無しさん@ピンキー
06/12/03 04:00:53 WFgSj1Xq

「ハセヲ、何とか言えよ!」
「ハセヲさん、何とか言ってください!」

よぉ、ハセヲだ。
今ほんのちょっとばかり面倒なことになってて参ってる。
カナードの@ホームに来るまではいつも通りだったんだが……何がどうなってんのか
俺にも分かんねぇ。ただ1つ言えることは――――。

「パパ、パパ!」
「……だから。俺はパパじゃねぇって」

――――招かれざる客が1人、ギルドに招待されちまってるってことだ。




*****************************




日常ってのは随分と呆気なく変わっちまうものだと思う。
俺を取巻いているこの状況が良い例だな。

「倉庫に保管しておいたアジアンマンゴーとカラメルソース、全部そいつに取られたブヒ!
 ギルドメンバーかゲストキーを持ってるPCしかギルドには入室できないはずブヒ……
 オイラにも何がなんだか、さっぱり分からないブヒ!」

だそうだ。
ブタ……じゃねぇ、デスランディにも分からねーらしい。
誰が? コイツの正体が、さ。

「むしゃむしゃ、ぱくぱく」
「食うか俺から離れるか、どっちかにしろよ……おい、聞いてんのか?」

美味そうにアジアンマンゴーを頬張る、招かれざる客。
通常、サーバー内にいる間は回復の必要がねーから回復系アイテムは使用できない。
なのにコイツは、まるで食うことが当たり前のように次々と腹の中に収めて行きやがる。
見た目は多分5歳くらいの女の子。長ぇ銀髪と黒ドレス、紅い瞳と頬に刻まれた呪紋(ウェイブ)。
PCなのかNPCなのか、それすら分かんねぇ。
でも最初にコイツを見た時、誰かの姿がダブって見えた気がする。
誰だっけか……よく知ってる奴のはずなんだが。
食われたアイテムは、どーせ大したもんじゃねぇから痛手じゃない……問題はコイツが――――。

「パパ、パパ!」

俺のことを、何でか知らないが“パパ”って呼ぶことだ。
ついてねーことに、揺光とアトリをパーティに呼んで一緒にギルドに戻ったもんだから……
状況は最悪ってのが分かるだろ? しかもコイツ、俺が扉開けた瞬間、

「パパ!」

って叫びながら抱きついて頬擦りまでして来やがった。
当然、俺は何が何だか分からない。
にも関わらず、揺光とアトリは何を勘違いしたのか知りたくもねーけど……俺に問い詰めてきやがったんだ。
コイツが、俺の隠し子なんじゃないか、ってな。


180:名無しさん@ピンキー
06/12/03 04:02:07 WFgSj1Xq

「知らねーもんは知らねーんだよ! お前らもしつけぇな!」
「でもこの子、ハセヲさんのこと“パパ”って呼んでるじゃないですか!」
「それにどっから見ても親子だろ! 
 髪の色といい、服の色といい、瞳の色といい、ハセヲにそっくりじゃないか!」

ギルドは一気に修羅場へと姿を変える。
必死で身の潔白を証明する俺の言葉はアトリにも揺光にも届きやしねぇ。
誰だよ、届かない声なんてきっとないなんて大嘘こいた奴は。
だが分が悪いことに2人の言ってることがほぼ事実なのが俺にとっては痛い。
確かに、このガキは俺の使ってるPCに良く似たデザイン配色がされてる。
でも俺はこんなチビを見るのは初めてだし、パパなんて呼ばれる覚えもホントにねぇ。

「なぁ、お前は誰だ? どこのどいつだ? どっから来たんだ?」
「??? パパ?」
「……」

最悪なことに会話も成立しねぇ……。
さっきからコイツが喋る意味のある言葉はただ一言「パパ」だけ。
あとはまるで幼児語みたいな意味不明の言葉ばかりで、俺にゃ解読無理。
アトリ達は何が気に食わないのか、俺の話なんか一向に聞きやしねぇし……俺、何か悪いことしたか?
詰問する2人、纏わりつく見知らぬガキ、シカト決め込んだデスランディ。
あまりに一方的に理不尽すぎる状況に俺も我慢の限界が来て
「いい加減にしろ、てめえら!」と叫びそうになった時、幸か不幸か

「ちゃお。ハセヲいるー?」

新たな訪問者がギルドの扉を叩いた―――――。

「どした? もしかして取り込み中?」

来訪者は元碧聖宮・宮皇の経歴を持つPKK兼ハンター。
銀色の髪と群青色のドレスが冴え、それが喪服の様にも見える鎌闘士。
渋柿色の布で拘束された憑神・スケィスR:1を操る、かつて未帰還者の1人だった女。
PC名は、カール。

「ママ……? ママッ!」

そしてカールの来訪が状況に変化を齎す。
あれほど俺に纏わりついていたあのガキが、カールを見るや一目散に駆け出して行きやがった。
てか……今、分かった。あのガキを初めて見た時にダブって見えたのが“誰”なのか、が。
銀色の髪と黒っぽい服って言ったら、俺以外にももう1人いるじゃねぇか!

「ママ! ママ!」
「ママ……? あたしのこと?」

カールは面食らった様な表情を少しみせたものの、あまり動じていないっぽい。
アイツが来たことでやっとガキから開放された俺にとっちゃありがたい話だ。
けど、状況が変化したと言っても良い方向に変化するとは限らねぇみたいだ……
今あのガキが発した一言を、こいつら2人は聞き逃してなかったみたいでな……。

「ハ~セ~ヲ~さ~ん~?」
「カールがママって……どういうことか……アタシ達にも分かるように説明してもらおうか……?」
「ま、待て、絶対何か勘違いしてんぞ!」

俺をパパ、カールをママと呼ぶ、あのガキ。
銀色の髪と黒いドレス……知ってる奴から見れば言い逃れ出来ねぇくらいに、
その、何だ……俺とカールに似てる。むしろ俺じゃなく、カールにそっくりだ。
瞳の色以外、まるでカールをそのまま小さくした様な……そんな印象も……何なんだ、アイツは?



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