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.hackのエロパロ vol.11. - 暇つぶし2ch123:GORRE
06/11/30 01:29:59 L1RWtizy
アリーナではハセヲ王子が暇そうに目の前で繰り広げられている戦いを眺めておった。
「…おい、親父。こんなんで本当に俺の結婚相手が見つかるのかよ」
「ふむ、間違いはない」
ハセヲ王子の隣におるのは、このアリーナの支配者でもある太白じゃ。そして二人の横に立っているのが衛兵の大火と天狼じゃ。
「間違いないって、どう見たってこれはただの潰し合いだろ」
全くそのとおりじゃ。
ハセヲ王子を狙う女どもは、それはそれは凄まじい潰し合いを展開しておるのじゃ。例えば。
「顔はやばいよ! ボディーにしなボディーに!」
と、子分に命令して攻撃させたり、
「ハセヲは渡さないよ」
とか、
「ハセヲはウチのもんや!」
「こればかりは、おねえちゃんにまけられないよ」
と、双子の姉弟で潰しあったり、
「ザクッと」
昔の癖が出るものがおったり、
「おっと、手が滑っちゃいました。てへ」
わざとらしく攻撃アイテムを発動させながらみんなの方を向いたりと、それはそれは目も覆いたくなるような女の熾烈な争いが展開されておる。
ま、中には女でない者も混じっているようだが…
「ハセヲ、これという者はおらぬのか」
「いねえよ。いたとしても、皆赤ゲージじゃねえか」
と、ここでハセヲ王子はアリーナにやってきた一人の女に目を留めたのじゃ。
そう、その女とは…揺光じゃ。
「いた! 見つけたぜ親父!」
「む?」
ハセヲ王子は椅子から飛び降りると、真っ先に揺光の元に向かったのじゃ。
「俺と、バトルしてくれ」
「喜んで」
こうして、ハセヲ王子と揺光のバトルの火蓋は切って落とされたのだが、何分二人ともかなりの実力者。
そう簡単には決着はつかん。
一進一退の攻防が続いた。それはもうまるで踊っているかのようじゃ。
「どうしたのさ、王子。へばってるよ」
「まだまだあ!」
なんとも。二人は時間を忘れ戦い続けた。と、そのときじゃ。12時を告げる鐘が鳴ったのは。
「あ! いけない! 帰らなきゃ!」
「え?」
「ごめんね王子。あたしもう帰らなきゃ。12時までしかこの格好でいられないってこと、すっかり忘れてた。ごめん」
「おい、待ってくれ!」
「泣くんじゃないよ、男の子だろ?」
そういうと、揺光は急いで走り去っていった。後に双剣を一組落として。

よっしゃあ! 続きは明日で。


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