07/06/28 02:46:31 pDq3POMz
「くすん、くすん……」
「あ、ありさぁ……」
「柚木さんだけ……二回も……ずるいですぅ……」
「そ、そんな事言ったって……。だから外そうって言ったのに」
どうしても快楽中枢回路がオーバーヒートして、機能停止しちゃう……。
「え、ええと……あとちょっとだけ持てばイけそうなんだよね」
「はい……。絶頂の寸前に落ちちゃいます……」
「んじゃさ……」
数分後。
三度目の準備完了。
違うのは、私の左乳房、メンテナンスハッチが外されている事。
「これで、放熱が良くなればちょっとくらいもつかも……。これでダメなら
もう止めようね。……僕も持たないし」
「は、はい……。それじゃいきます」
胸の中、快楽中枢ユニットのLEDが目に映る。
「ん……。く、ひ、ひぁああ!」
腰を落としてさきっぽが当たると、LEDが小さく点灯する。
ここまでは大丈夫。このまま……えいっ!!
「あはぁああああああ、ああああ……」
LEDが明滅を繰り返す。
「大丈夫そう?」
「な、なんとか……。そのまま動かないでください……。じゅうぶん……。
きもちいいですぅ……。ゆうきさんの……こどうがぁああ……」
かんじる。
かいらくしんごうが……わたしのCPUをうめつくしてる……。
ゆうきさんが……こえをあげて……。
「あ、あはぁああああああああああ!!!い、い、いいくぅうう!!!」
光が私の胸の中を照らす中、本日三度目の機能停止。
「あ……」
再起動すると、私はメンテナンスベッドの上だった。
「あ、あれ?」
「どしたの?」
「増幅ユニットが……」
そう。私の拡張スロットからせっかくつけた増幅ユニットが外されていた。
「当たり前だろ!」
「そ、そんなあ……。気持ちいいのに……」
「まったく……。いつからこんなに……」
「も、もう一回つけてくださいよぉ!」
「ダメったらダメ!ホントに壊れちゃうよ!」
「で、でもぉ……」
「そんなものつけなくてもさ……」
柚木さんの手が私の胸の中を探る。
かち。
「ひぁん!!」
「アリサの弱いところは知ってる訳だし」
「そ、それってそういう意味じゃないと……あ、あああぁああ……。
い、いつのまにそんなスイッチぃいい……。ふぁああああ、き、きもちいいよぉ……」
おしまい