07/03/27 23:25:07 5fASW8yW
「いってらっしゃい、弘樹」
「…いってきます」
小さな声でぼそりと呟いたあと、弘樹は玄関を出て行った。ここ最近、弘樹は元気がなくなってきている
ように見える。こころなしか、顔色もすぐれない…寝不足だろうか? 今晩はご馳走を作ってあげることに
しよう。
「さて、と」
私は自分の部屋に戻ると、生理用のナプキンとメンテナンスコントローラを手に取った。コントローラーは
ともかく、ナプキンは本来自分に必要なものではない。
「ふぅ」
ショーツをゆっくり下げると、股間部分と私の人工女性器が糸を引いて繋がっていた。
「…ぎりぎりセーフか」
装着していたナプキンは、もうこれ以上水分が吸収できないという状態になっている。便座に座りって
太股を広げてみると、割れ目に近い部分の陰毛が透明の液で濡れ、部屋の照明を反射して淫らな輝きを
放っていた。
「んん…っ…」
ティッシュペーパーで液体を拭きとる圧力が皮膚に加わる度、快楽が頭脳へ伝わってくる。拭いても拭いても
粘液は留まることなく、じんわりと溢れ続けていた。
「だめだわ…仕方ない、このままで排出しよう」
本来、この液体は平常時に出るものではない…男性を受け入れる時、相手と自分を互いに傷つけないように
する潤滑剤…要するに”愛液”と呼ばれるものだ。
私は予め用意していた、自動車のオイル交換用使い捨て廃液受けを床に置く。その上を跨ぎ、膝まづいて
太股で廃液受けを挟むように座った。
「コントローラを接続して…不要液の排出モード、開始」
コントローラのスイッチを押して暫くすると、下半身を違和感が覆う。