【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合8at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合8 - 暇つぶし2ch415:4/4
06/11/30 02:47:07 yUmEFYQ1
馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬馬鹿犬
思考がループしていた。
「あーもうっ、馬だか鹿だか犬だかはっきりしなさいよっ!」
校庭で揺れる胸たちを横目に、わたしは叫ぶ。
周りが変なものを見る目で見るけど……しらないもん。
「あんなの、脂肪のかたまりじゃないっ」
……これ見よがしに揺れてる……
くやしくないもん。
……エクスプロージュンのスペルってどうだったかしら?
…………
はっ、危ない。
怒る対象間違えたらだめよね?
「サイトのばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
周りが皆逃げて行く中、叫ぶわたしを呼び止める娘がいた。
「ルイズ、ちょっとこっち来なさい。」
モンモランシーがわたしを無理やり引っ張っていく。
モンモランシーの手……暖かい。
人気のないところまで来てから、モンモランシーはわたしに向き直る。
「恥ずかしいわねー、あんな人前で……ってルイズ?」
モンモランシーが少し屈んでわたしを覗き込む。
驚いたようにわたしを見ているのは……どうして?
「ルイズ、あなた泣いてるの?」
え?
言われるまで気がつかなかった……わたし……泣いてたんだ。
モンモランシーがわたしを抱き寄せてくれる。
「何か有ったのね?」
……モンモランシーも……柔らかい……いいなぁ……
「……あの……あの……ね……」
しゃっくりあげながら……モンモランシーに訴える。
「わたしも胸欲しいよぉぉぉぉぉ」
モンモランシーは固まりながらも落ち着くまで側に居てくれた。

「サイテーの男ね」
事情を最後まで聞いたモンモランシーがサイトをばっさり切り捨てる。……で、でもね
「良い所もあるもん」
ほんとだよ?いいところあるんだから。
「ふっちゃえば?そんな男」
…………少し考えてみたけど……
「無理……よ」
大げさな溜息をついた後モンモランシーは言った
「じゃ、運動会で最優秀選手になりなさい」
え?
「な、なんで?」
脈絡無い……わよね?
「最優秀選手に贈られる商品の目録に……『革命の秘薬』があったから」
……そ、それって
「聞いたこと有るでしょ?」
「む、胸が……革命的に……」
噂でしか聞いたことがない秘薬。
「えぇ、数年前にアルビオンで存在が確認された秘薬よ、アルビオンのはどこかの貴族が使ったらしいけど……目録には未開封って書いて有ったわ」
涙が止まった。
自分の足でしっかりと立ち、校庭を睨みつける。
「モンモランシー……」
「なぁに、ルイズ」
「……わたし……行くわ」
参加者を募集している受付に向かって踏み出す。
「そう……がんばってね」
目指す位置はたった一つ。
そして……最終目的は、
「これでサイトの視線は独り占めよぉぉぉぉ」


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