07/03/24 11:12:04 +enJcQ1e
嫌な方はスルー願います。
のだめの峰×女体化千秋ものです。
(千秋はちゃんと指揮者です。オケの女性指揮者も実在するので。)
~雨天の偶然~
「ぐえええ~~。気持ち悪ぃ・・・・。」
「考えもせず飲むからだろうが!」
酔いつぶれた峰を支えつつ、晴れてR☆Sオケの指揮者となった千秋は、暗い路地を歩いていた。
余り人通りがなく、街灯だけが道を照らしている。
峰の実家・裏軒にはまだ遠い。
(第一なんで私が・・・。)
千秋は内心毒づいた。
さっさと帰ってしまった、R☆Sのメンバー達が恨めしい。
真澄に頼ろうとも思ったが、彼(女)も泥酔しきっていて、負担が増えるだけなのでやめた。
酔っ払い二人の面倒を進んで看てやるほど、千秋は優しくない。一人で充分なのだ。
自分のマンションが見えてきた。もう少しだ。
そう思った瞬間、空から滴が落ち、あっという間に道路を濡らした。
「げっ!」
そういえば今日の朝の天気予報、夜から雨が降るとか・・・。
最悪だ。
仕方がなしに、千秋は峰を自分の部屋に入れたのであった。
濡れたブラウスやズボンを洗濯機に放り込み、さっさと着替えた千秋は、台所に行った。
コップに水を注ぎ、ソファの上で屍と化した峰に出してやる。
「ほら。飲めるだろ?」
「ぉぉ・・・。」
危なっかしい手つきでコップを受け取り、峰は一口飲んだ。
「ここで吐いたら即蹴りだすぞ。」
本気である。
聞いているのかいないのか疑わしい返事をした後、峰はトロンとした目で千秋を見つめた。
「・・・?」
千秋も何なのかわからず、しばしの間沈黙が続く。
「千秋ってさ・・・・・・。」
沈黙の後、峰がようやく口を開いた。
「・・・・・・美人だよな。」
「・・・は?」
一体何だ、今更。
そう言おうとした時、千秋は峰に抱きしめられていた。
皆様の反応しだいで続きます。