触手・怪物に犯されるSS 10匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 10匹目 - 暇つぶし2ch132:第一話「メッセンジャーガール」7
06/11/23 16:46:26 N6Rh1mFG
 ふいに愛撫が止む。輝美はようやく、カトリーヌの肩に手をかけて強引に引き離した。そして唇を開放されると同時に叫ぶ。
「な、何するんですか!」
 その声はどこか上ずっており、呼吸もまた荒い。その唇の端からはさっき途切れた涎の糸が付着している。しかしカトリーヌは袖口に口を拭って事も無げに答えた。
「準備体操のようなものです」
「じゅんび、たいそう?」
 輝美は半ば肩で息をして問いかける。
「はい、予めある程度の興奮状態にあったほうが良いかと。オーガノンは意識下の世界と心を繋げることで始めて起動できるのですから。」
「意識下の、世界?」
 輝美は状況が飲み込めず、思わず何度も鸚鵡返ししてしまう。
「無意識の底に沈められた、原初の生命力のようなものです。人は皆、その心の奥底でこことは違う世界に繋がっているのです。その力を解放するためにはある種の精神状態が必要なのです」
 カトリーヌは耳をピクリとだけさせて懇寧に説明する。そしてその手は輝美の透き通った液体に塗れていた。
輝美には真意が理解できず、戸惑った表情は消えない。その心中を知ってか知らずかカトリーヌは促した。
「ではシートへ」
 輝美は心底に困ったようにカトリーヌを横目に見た。
「でも、ちょっと待って・・・あの突起は・・・」
 よく見ればゼリー状のシートのお尻に当たる隆起部分が二箇所ほど隆起している。
「お掛けになれば分かります」
 カトリーヌは微笑んで次の瞬間輝美をくるりと回転させる。穏やかな表情とは裏腹に異論を挟む暇だに与えようとしない。そのままコックピットに押し込むようにして強引に掛けさせようとする。
「ちょ、ちょっと・・・!」
 輝美は抗おうとしたが不意打ちにバランスを崩して倒れこむ。それにさっきの愛撫で妙に力が抜けたようで抵抗することも困難だった。カトリーヌは上から輝美を押さえ込むようにして逃れることを許さない。
そしてその手は輝美のお尻の下で蠢いている。
 残忍なカトリーヌの手はシートの飛び出した異物の位置を調節している。もがく輝美にもそのことは分かったが如何とも抵抗しがたい。ぬるぬるしたそれがお尻に触れる度に力を込めるが体勢的にもはや如何ともしがたい。
「あ! ダメ!」
 柔らかくてぬめりを帯びた突起が会陰にさまよい先端が窪んだ穴に押し当てられる。


133:第一話「メッセンジャーガール」7
06/11/23 16:47:00 N6Rh1mFG
「そんな・・・!」
 叫んだときにはシートに深々と腰掛け、ぬめった突起が秘奥と菊座の部分にあてがわれていた。
 次の瞬間、装甲がバタンと閉まって真っ暗になる。どろどろとしたものが体中を包んでくる。
「ちょ、コレ! イヤぁ! ちょっとぉ!」
 まるでイソギンチャクに捕まった熱帯魚のようだった。体中をドロドロしたものが包み込み無数の触手が体中を嘗め回しているような感覚。異様なものが全身の毛穴に浸透してくる。
先鋭化した肌がざわめき輝美は深い湿った吐息を漏らした。
「うぁッ! あ、これ? ぁおぅ?!」
 突如として股下の隆起が膨れ上がって逃れることの出来ない彼女の二穴に強引に侵入してくる。通常は締められている筋肉をこじ開けて意思を持っているかのようにくねりながら入り込んでくるのだ。
「あぉ、うぁ、ンッ、ぅうう・・・?!」
 輝美は暗闇の中で一人悶えた。敏感な入り口を陵辱的に苛みながら奥にまで潜り込んでくるゼリーのような異物。それは彼女の下腹の奥底で疼いていた。
「ぅっ、ぅん、ぅ、ぅあ、ぁ、ぁ・・・」
 ひどく官能的な鼻声で呻き続ける輝美。普段の会話では押さえられている肉感的な響きがそのまま喉から漏れ出している。全身の毛穴から汗が噴出してきていることも分かっていた。
昼の日常とは違ったまるで夏の夜にまどろんでいるような錯覚。
どれくらい経っただろうか。一時間くらいだったのかもしれないし、ほんの数秒だったのかもしれない。狂った時間感覚の中で終わりなき快楽の中で彼女の脳裏に古い記憶が甦ってきた。
それは意識下の封印した呪わしい過去。そうだ、あれも夏の日だった。

134:てろりすとR
06/11/23 16:49:49 N6Rh1mFG
『オルガノン』1話目終了。あと三話分ストックがあります。
僕はこのスレッドという祝祭でこの作品をバタイユに捧げたい。

135:オルガノン 第二話「蠅の王」1
06/11/23 17:11:20 N6Rh1mFG
「へへっ、すぐキモチよくなるからよ・・・」
 ゲリラの男たちはまだ年端もいかない輝美を取り囲んで下劣な言葉を吐いた。
 遠くで蝉の鳴く声が聞こえていた。彼女は香ばしい土の匂いがむせ返る地面に押し付けられていた。
 おびえる輝美の両腕を二人の男が押さえつける。力の違いは歴然としていて逃げ出すことなど出来はしなかった。
無骨な指が襟を捉えそのままぐいっと引き下ろされる。薄手のシャツは音を立てて縦一文字に引き裂けてしまう。まだ薄い胸が晴天の日光に曝された。
 輝美は恐怖の余り声も出ず、涙を浮かべて喉を震わせていた。
太陽は無慈悲に照り輝いている。
 スカートの中で無遠慮に突っ込まれた手が下着にかかる。輝美が足をくねらせて抵抗する。前にかがんでいたヒゲの男は彼女に平手打ちを食らわせた。
その乾いた音と衝撃に全ての力が奪われてしまう。
 下着が引きちぎるように脱がされ、捲り上げられたスカートに彼女の秘部が露になる。夏の暖気と陽の光に熱せられることが奇妙な気分を促す。
細い産毛のような恥毛がまばらに生えたそこは下賎な男たちの劣情をよりいっそう煽った様子だった。
 無骨な指先で触ったらダメな部分を弾かれ、輝美はびくりと震えた。
「俺たちも鬼じゃあないからよお」
 ヒゲ男はポケットから一粒の白い錠剤を取り出した。そしてそれを輝美の股間のラインに繰り返し擦り付けるようにする。
「な、なに、な・・・」
 それは麻薬だった。
「な、なあぁああ?!」
 最初その意図が分からなかった輝美にもだんだん理解できてきた。徐々にソコが痺れるようになってきてだんだんと何かむずがゆいようなおかしな感覚が広がってくる。
「もったいなくねえか?」
 輝美の腕を押さえつけているスキンヘッドの男が呟く。ヒゲはしたり顔で答える。
「痛がって暴れられるよりよっぽどいいぜ? どんな顔するか見てみたいだろ? どうせ記念すべき開通式なんだからよ」
 そんな会話の間にも錠剤は秘部の皮の内側に押し込まれる。ヒゲは輝美の秘唇を両側から指で摘むようにしながら揺すぶっている。
 輝美は股間の微かな異物感だけでなく何か強烈なものが広がってくるのを感じていた。何か切ないものがこみ上げてくる。
うだるような暑さと興奮状態で体温の上がった身体に染みわたってくるかのようだった。
むしろ快感で危険な気配に鼓動が高まる。徐々に体中がざわざわしてきて落ち着かなくなってくる。微細な神経が侵されて朦朧となってくる。
背筋から熱が広がっていくようでその額には小さな汗の玉が浮き出していた。
「へえ、何か感じちゃってるみたいだぜ」
「そうだな、えらいうっとりしてる」
「やっぱ、小さくても女は女だな」


136:オルガノン 第二話「蠅の王」2
06/11/23 17:12:03 N6Rh1mFG
 どこか遠くで声が聞こえていた。羞恥ということを理解できないほど幼くはなかったがそのときの輝美にそんなことを考えている余裕などありはしない。
「ぅっ、ふぅうう・・・」
 半開きになった口からくぐもったような声が漏れたがそんなことは気にならなかった。どこか霞んだ視界の中でその奇妙な快楽に身を委ねていく。
「ゥッ! う、あ!」
 突如乳首に電流が走り、まだ固いホットケーキのような乳房全体にこそばゆい感覚が広がっていく。
「ミルク出るか?」
「出ねーよ」
「でもえらい顔してるよな。真っ赤になってるぜ」
「ああ、乳首ビンビンだ」
 そこを舌先で転がされ、乳房全体が啜られる。輝美は疼く胸から本当に何かを啜りだされているような錯覚に見舞われる。そして下腹部がやたら疼いて仕方がなく自分から腰を小さく振ってしまう。
「あぁぁ~~~んぅぅぅ~~~ァァ~~~」
そこからは薬の粒子で白く濁った得体のしれない、妙に生臭さを感じさせる液体が滴っている。その雫は肉裂のラインに沿って垂れていた。
毒された愛液に浸された薄ピンクの肛門はヒクヒクと弛緩と収縮を繰り返している。男たちの影の隙間から当たる陽の光さえ責め嬲るような触感を与える。
「あぁああ~~~あ~~あ~あ~~~?」
 輝美の喉から漏れる声はもはや嬌声としか言いようがない。揺らぐ意識を反映した喉は呆けたような長たらしい音ですすり泣くかのようだ。
「ほぉ~あ~あ~、ぉ~あああぁぁ~~~」
甲高くも揺れるように抑揚した艶かしい音。糸を引くような生々しい声が迸っている。彼女の定まらない視線は完全に宙を浮遊し、時折あらぬ方向にさえ流れるのだった。
忌まわしい薬はすでに秘部を完全に侵食し全身に回りつつあった。
「とォ~けるぅ~とォぉ~けぇ~るぅ~よぉぉ~、あぁ~~ああぁ~~~とぉ~けぇ~るぅぅ~~~~」
思考そのものが言葉になったが自分がそれを口にしている自覚さえも曖昧だった。実感があるのはただ男たちの腕が触れることと狂い立つような身体の感覚。
陵辱的な太陽が淫猥に強烈な光で視姦していることを思う。
「みぃてェるよぉ・・・おひさァマァがぁみてるぅよぉぉ・・・」
完全に呆けたような顔で身悶えている輝美。突如、下腹部に引き攣るような感覚がこみ上げてくる。
「んなぁ~~ぃぞう・・・がァァ!!」
内臓がヘンだ。しかしその疼きは一気に圧力を上げ激しい痙攣にまでなってしまう。彼女は激しく身を捻った。
「ぐ、ぐぅぁあううぅ・・・・」
 うめくように叫び、大きく反らしたお腹が蠢く。汗に濡れた首筋は大きく左右に触れていた。そして唇の端から流れた涎が顎を伝って首にまで流れていた。
「もうそろそろじゃねえか?」
「ああそうだな。なんだ、こいつ欲しがってんじゃないか」
「きっと生まれつきの淫乱女だよ」

137:オルガノン 第二話「蠅の王」3
06/11/23 17:12:38 N6Rh1mFG
 遠くで笑い声が聞こえた気がする。ヒゲがのしかかってくる。無骨な両手で捉えられた輝美の腰は強引に引き寄せられ、そして・・・
「あ! アアぁぁあああ~~~?!」
 肉を掻き分けて貫入してくる。太くて太くて固くて熱いものが押し入ってくる。容赦なしに押し広げてくるのだ。
「裂ァけるゥ!!!」
 このときばかりは輝美も声を甲高く絞って叫んだ。しかし拒絶の言葉を吐く暇だになくその先端が一気に子宮を突き上げ輝美は喉を反らした。
 強烈に輝くギラギラとした太陽と目が合った。それは暴力的な眼差しで生贄でも見るかのように輝美を見ていた。温かいはずのお日さまは畜生的な光を放射して満足げに頷いたかのようでさえある。
 彼女の口が何かを乞うように再びパクパクと動いたが言葉にはならなかった。その顎元へと涙が伝う。
 激しい痛みは確かにあった。しかし熱せられた呪わしい快楽が感覚を狂わせている。もはやまともな思考力は残っていなかった。
頭の中がグチャグチャになり異様な疼くような狂った快感の中で膝をもじもじと動かすのが精一杯だった。
 激しい前後運動が始まる。抜けかけては差し込まれ突っ込まれては引き出される。抉るかのようにして捏ね回される。
「う、ぅあ、あ、ア、あ、ああアァ、あ・・・」
呂律の回らない声を上げ、無意識に腕をバタつかせて状態をくねらせる。しかし彼女の下半身はがっちりと押さえ込まれて情け容赦ないピストン運動に組み込まれていた。
輝美は顔を真っ赤にしかめて喘ぐように切れ切れの言葉を吐く。そのときには視界が妙に暗くなっていた。
「死ぬ、しィぬぅ、しぃぃぃぬうぅぅ!」
 ザクザクと打ち込まれる男根は輝美の脆い部分を一方的にときほぐしていく。すでにぐしょぐしょで筋肉の弛みきっていたそこは酷くはしたない水音を立てる。
「ひィっぱぁたら・・・ゃぁ、ゃあゃぁよぉ、あ~ゃぁ~~~」
突き込まれるたび汁にぬめった股間が広がるのを感じ、引き出されるときには内臓までが引きずり出されるような気がした。妙に喉の渇いたような感覚。
もがく腕はしっかりと押さえ込まれて逃れることは許されない。
その目からは涙が伝い落ちていた。そしてその目はもう何も見てはいない。ただ翳った視界の中でさっきの無慈悲な陽の円だけが浮かび上がってくる。
「みぃなぁいでぇぇ~~~~~~~」
 彼女の麻痺した目は何も見てはいない。ただ脳裏に映った幻影の白い太陽に乞うかのように訴えた。
「あ、ぃや、ぁあぁ、あ~んんぅ~・・・い~~やぁぁ・・・」
 そのとき突如引き抜かれ、次の瞬間に顔から胸にかけて何か熱いものが飛び散った。
 引き抜かれてなお輝美はヒクヒクと痙攣している。その虚ろな目はどこかずっと遠くを見ているかのようだった。
「コイツは上玉だぜ!」
 ヒゲが悦に入ったように叫ぶ。そしてそのヒゲ面を華奢な脚の間に押し込んで麻薬の混じった愛液をむしゃぶり始める。
「ほら、イイだろう? イイって言えよ、なあ!」
 時折口を離して完全に狂った目で叫ぶヒゲ。輝美はその汗ばんだ胸を大きく起伏させて麻痺した眼を見開いている。その顎もまた大きく開きッぱなしになり金魚のように浅い切れ切れの呼吸を繰り返していた。
「お~い、感じてますかあ~」
「返事できねえくらいキちゃってるなんて、さすが生来の痴女だな!」
 押さえつけている二人の男が楽しげに言う。

138:オルガノン 第二話「蠅の王」4
06/11/23 17:13:16 N6Rh1mFG
「お~い、感じてる~?」
 再びヒゲが叫ぶように揶揄し、輝美の熱を帯びて歪んだ頬をペチペチ叩いた。
 そんな会話が輝美の耳には断片的に聞こえてくる。耳鳴りと混じって断片的な単語が認識される。
 彼女は思わず、その言葉に返事をしなくてはいけないというふうに思った。きっと舌の責め苦を免れた間だけ中途半端に理性が戻ったに違いなかった。そして彼女は切れ切れの声で応じてしまう。
「かァ、かぁ~んじぃテる! カンぅジぃ~テるぅのおぉぉぉ!」
そのとき輝美は自分の発した言葉の意味を理解していなかったと言ってよい。むしろ鸚鵡返しに近かっただろう。彼女はもう自分が何をされているのか分からなかった。
 しかし男たちはどっと笑って囃し立てる。
(空ガ、火照ッテル・・・)
 狂った感覚の中でふと視界に映る振動する「空」を認識する。紫と橙色の入り混じったようなやたらと扇情的な色合いをしていた。
「キモチイイですかァ!」
 耳元でそんな音が聞こえる。彼女はその音を反復して発声した。
「き、キぃもちいイぃですかぁ・・・」
 半ば精神と乖離した体がそんな言葉を口走った。相変わらす快感は激しかったが過度の絶頂で少し気持ち悪くさえなっていた。そして視界が揺れ、身体に激しい痙攣が走る。
目があらぬ方向に回転し真っ暗になる。輝美の口の端からとめどなく白く濁った涎が流れ落ちる。彼女はそのまま泡を吹いて気を遣った。


 急に輝美は我に返る。真っ暗だった。
(そうだ、ここ、オーガノンのコックピット・・・)
 身体中がジンジンとする。これは快楽。止めようもない快楽の波。自分の中に割り込んだゼリー状のものが肉を押し広げて激しく暴れまわり外性器もまた揉みしだかれているようだった。
(あ、暴れてる、わたしのナカで、暴れてる・・・)
 首筋を何かが伝うような感じがした。乳房もまたゼリーベルトに苛まれている。
(うァ? だめ、きちゃう・・・)
 輝美は目を潤ませる。しかしそのとき、あのゲリラたちの顔が脳裏をよぎる。そして自分を責め嬲った太陽の光の感触もまた甦ってくる。それが一瞬の精神の沈着をもたらした。
 こみ上げてきた感情は底知れぬ屈辱感だった。
 あのとき、初めてだった。それは誰か、もっと大事な相手とでなければならないはずのものだった。もっと、もっと幸せな経験でなければならなかったはずだった。
それを得体の知れない連中に奪われた。よりにもよって父さんや優しかった隣人を手にかけた連中に! ただ犯されただけでなく、陵辱の限りを尽くされたのだ。
そして薬のせいとはいえ快楽に溺れて屈辱的な台詞を何度も何度も口走りながら何回も何回も絶頂の狂態を曝した。
 そしてお日さまさえもが自分を裏切り、一緒になって自分を陵辱したのだ。


139:オルガノン 第二話「蠅の王」5
06/11/23 17:15:13 N6Rh1mFG
「ふざけんじゃない・・・」
 輝美は小さな噛み殺すような声で呟いた。溢れた涙が頬を伝って顎にまで流れていく。
 しかし意思とは関係なく身体中が快感に震え精神を侵食しようとする。そして迫ってくるもの。とどめようもなく遠慮会釈なしに近づいてくるオルガズム。
輝美は紅潮した顔で歯を食いしばった。
「ぐ!」
 それは脳髄が痺れるような衝撃だった。視界が揺れる。全身の細胞が泣き叫んでいる。脊柱を走る電撃に心臓が止まるかとさえ感じたほどだ。
 しかし彼女は耐えた。
 意識が飛びそうになる中で全身と顎に力を込めて。剥きだされた歯がギリリと音を立てる。その拳は操縦桿を握りつぶそうとでもするほどに握り締めていた。そして涙はもう止まっていた。
 次の瞬間だった。目の前に青く光るホログラムディスプレイが映し出されたのは。
《操縦者確認―パイロットデータを更新します》
《外部パワーリンク確立中》
 そのとき輝美の目の前に奇怪な幻影が浮かび上がる。まるで巨大な蠅のような青いホログラム。六枚の羽を振動させて羽音さえ立てている。その前足を擦り合わせて輝美の顔を覗き込んでいる。
 輝美は我が目を疑った。
「わ、わぁ!・・・ァ、ァ!」
 驚愕の余り、改めてイッてしまう。もっとも断続的な小さな絶頂感は先ほどから続いていたからそのせいとばかりはいえなかったかもしれない。
ついでに言えばその瞬間の彼女の意思はそれを半ば無視していた。
とにかく輝美は心身の乖離の中で目の前に現れた幻影の驚きと不快感に顔をしかめていた。青く光る複眼の一つ一つにその顔がぼんやりと映っている。
 奇怪な蠅が前足を伸ばし輝美の乳房をつつく。その硬質なざらりとした肌触りに輝美は身を固くした。どのみちこの狭いコックピットの中で逃れる術はない。
 しかしせめてその足を払いのけるくらいのことは出来るだろうと考えたがすぐにゾッとする。身体が動かなかったからだ。まるで金縛りにあったかのように指一本として動かすことが出来ない。
 そうこうするうちに蠅の幻影はその顔を輝美の乳房に近づけその乳首を舐め始める。
(い、いや、こ、こんなのって・・・)
 その舌使いは余りにも繊細で敏感になった彼女の肉体にはあまりに過剰な刺激だった。
 そしてそれ以上に驚異だったのはだんだんと乳が張ってきたことだ。輝美はゼリー状の異物が入っている膣をヒクつかせながらその感覚に耐えていた。
(う、くぅぅ!)
 乳首が焼けるように熱い。そしてクリトリスもまた爛れた感覚を示していた。
(ひっ・・・!)
 輝美は声にならない悲鳴を上げた。熱いものが自分の乳房から噴出したからだ。それは甘たるい香りを放つ母乳だった。
それはいきり立った乳頭から白い滴となって滲み出し乳房を搾る蠅の足の動きに合わせてあとからあとからあふれ出してくるのだった。


140:オルガノン 第二話「蠅の王」6
06/11/23 17:16:16 N6Rh1mFG
(うそでしょ!)
 蠅は一心不乱に輝美の乳房をしゃぶっている。二本の前足で柔らかい双方の肉を寄せ乳首を無理に合わせて滴るミルクをしゃぶっている。
(げ、幻覚? やっぱり幻覚なの?)
輝美がそう思ったのも無理はない。彼女の乳房は現実ならそんな風に寄せることが出来るほどのボリュームはないはずだったからだ。
 しかしそのとき頭の中でしわがれた声が聞こえた。
『いいや、真実さ。もう一つの世界における真実さ』
 その声に彼女は動転してしまう。どうやら蠅が喋っているらしかった。脳裏に昔本で読んだ悪魔、蠅の王のことがよぎった。
『お前の乳は甘いのう』
 蠅は一心に輝美のありえない分泌物をしゃぶっている。前足で大きく張った乳房を左右から絞り、じゅるりと音を立てて吸い取った。
 輝美は微かに顔をしかめて蠅の怪物を睨む。それが精一杯の動作だった。
『怒っても垂れてきとるわ・・・』
 幻影の蠅は繊毛の生えた口で限界まで勃起した乳頭を嘗め回している。
 そのとき輝美は違和感に身を震わせる。お尻の下で、お腹の上で何か細かいものがもぞもぞと這い回っている。そして視線を下げてゾッとする。
 輝美は無数の蛆虫の中に身を浸していた。それは幻影の蠅と違って本物のように見えた。グロテスクに身をくねらせながら体中を這い回っている。
 悲鳴を上げることさえできなかった。身体が相変わらず動かないからだ。
(ひッ! ぅ、ぅあ!)
 彼女が胸の中で悲鳴を上げたのは止むを得ないことだ。股を浸した蛆が陰唇の隙間から侵入してくる。それは皮の裏側で這い回り、染み出した彼女の汁を舐めているのだろうか。
陰核にまでもそれは這っていった。
(く、くぅぁぁぁああ・・・)
そして事もあろうに開口部から彼女の胎内にまで潜り込んでくる。
(んぁア?! だ、だめ、そこは、そこだけは絶対ダメ、だァめ・・・)
 肉襞の筒にまで入り込んだ蛆虫が蠢きながら這い上がってくる。尿道や肛門にもじりじり進入を開始していた。救いようもなくむず痒いような感覚が身体の奥底にまで入り込んでくる。
(ほォぁアぁぁ~~~~~~~~~~)
 蛆虫は子宮にまで達し、卵管を伝って本当に体の中にまで入り込んでしまった。輝美の動かぬ身体のうちでその瞳だけが彼女の精神状態を示している。
(し、心臓が、しんぞうがァ・・・)
 心臓を嘗め回されているような感覚。尿意を催したが尿道は蟲で埋まっている。そのもどかしさがさらに彼女を高ぶらせていく。
その下腹の筋肉はヒクヒクと震えている。
(な、なんでこんなことに・・・)


141:オルガノン 第二話「蠅の王」7
06/11/23 17:17:57 N6Rh1mFG
 巨大な蠅が母乳を啜り蛆が胎内で踊り狂っている。蠅と蛆が共謀して彼女の肉体を玩んでいた。もはや絶頂ですらない感覚。快感を通り越した無感覚があった。
突然、彼女は言葉を発した。
「なに、コレ?」
その声は侮蔑的で挑戦的でさえある。極度の異常に感情が裏返ってしまったらしい。狂ったように揺れる目は妖艶を通り越して悪魔的な輝きさえ帯びていた。
 輝美の気配の変化に蠅の舌が一瞬動きを止める。そのとき彼女の左腕は蠅の背中に回された。そして右手は蠅の生殖器を鷲掴みにしている。
その繊細な指が硬質で繊毛の生えた器官を握り締め、その先端をひっかける。彼女の白い指はざらざらする甲皮を一気に剥き上げてしまった。そのまま露になって脈打つ蠅の肉を手先に愛撫した。
「固くしなさいよ」
 輝美は誘惑的な笑みを浮かべた。そのままグロテスクでじゅくじゅくする先端を自分の愛液と蛆に塗れた秘裂に押し当てる。彼女の目は生えの複眼を覗き込んでいた。
「ほぉら、ヰかせてアゲル」
 輝美は天上の歌い女のような声で常軌を逸して誘惑的な響きで囁く。そしてハエの背に回した左腕を一気に引き寄せた。
 蠅の器官は彼女の体内に引きずり込まれる。
「ィィ!!」
 短く鋭い歓喜の叫びを上げる輝美。彼女の形の良い胸は蠅の腹に押し当てられて柔らかく潰れていた。
「あ~~こォれぃぃ、これェぃぃいょ、ぅごいてる、びぃくびくシぃテル・・・」
 彼女は上気した面持ちで蠅に口づけした。そして粘液に塗れた蠅の口元に舌を絡めてむしゃぶる。彼女の中で無理に剥かれた蠅の生殖器がビクビクともがきまわっている。
「ねぇえ、あッたかぁいぃ? わたしのなぁか・・・なンとかぃってみなさいよォ・・・」
 輝美は両腕で下から蠅にしがみつく。そして何度も何度も腰をせり出すようにして蠅の生殖器を舐り上げた。淫液と潰れた蛆に塗れてどろどろになった秘裂が魔物のように蠅を弄り玩んだ。
 耐え切れなくなった蠅が必死になって腰を振り始める。「蠅の王」の尊厳もかなぐり捨てて彼女の肉体に溺れていた。
彼女は匂いまでさっきと違ってしまったようでオスを狂わせる芳香を惜しみ気もなく垂れ流している。
「ぅぁあ~~~きもちぃぃよぉ~~~はえちんぽぉぃいいぅょおぉぉ~~~~」
 彼女は自分も腰を回すようにして蠅ののたうつソレを貪った。狂った交合は忙しなく繰り広げられる。
「ァ~~だぁしなさぃ~~~ぜぇんぶだぁしてぇ~~~~~~~~~」
 輝美は恍惚の極みで淫魔の如き嬌声を発した。悶える蠅を汗まみれの腕で抱きしめて輝美は腰を早める。蠅はもうピストンする余裕さえなく彼女の上に身をもたせかけている。
「ぁ~~~~ぃ~~こぉれぃい~~~~」
ただの男なら声だけで果ててしまうほどに甘美な声だった。輝美の肉襞は断続的に蠅のモノを締め上げている。
「しィぼりトったゲルからぁ~~~~~だぁしちゃぃなさイぃぃ~~~~~~~」

142:オルガノン 第二話「蠅の王」8
06/11/23 17:18:38 N6Rh1mFG
 ついに耐え切れなくなった蠅が漏らしてしまう。その動きに合わせて輝美の膣が痙攣する。引き締まった肛門は入りかけの蛆虫を引きちぎった。
「はぁぁああぁあ~~~~~~~」
 戦慄を覚えるほどの「艶」を全身から滲ませて彼女は腕に思い切り力を込める。それに連動した膣肉が内側に向かって打ち震え吐き出された白濁を啜りこんでいく。
 それでも収まりきらなかった体液は結合部分から流れ出し彼女の股をぐちょぐちょにしてしまう。それは脚を伝って脹脛まで流れていく。
「もぉ~まぁだぁ~~~ィっパイでぇてるぅ~~~~~だぁしすぎだぁよぉ~~~~」
 輝美は目を炯々と光らせて蠅の複眼に頬擦りした。その華奢な肩は悩ましげに震えて満面に悦楽の表情を浮かべていた。
蠅は彼女の腕の中でぐったりとしてしまっている。しかしまだその器官は震えのたうって精液を吐き続けていた。二人(?)の足元には白濁の水溜りさえできている。
「だぁ~しすぎぃ~~~」
 輝美は終わりのない射精を体内に味わいながら蠅に再びキスをした。その頭の中で再びしゃがれた声が聞こえてくる。どこか上気した満足げな響きを帯びていた。
『数百年ぶりの悦楽だ』
 そして最後の言葉にはひどく厳かな詠嘆のような感情が篭っていた。
『汝ならば我らの呪い、解けるやも知れぬ』
 刹那、時間が静止したように感じられた。
 次の瞬間、蠅の王はかき消すように消えてしまう。蛆虫の群れも消えてゼリー状のシートに戻っていた。そして輝美は再びコックピットの闇の中に取り残された。
 ようやく彼女は我に返り自分がどうしようもなく熱くなっていることを改めて悟る。ゼリーシートに包まれた股間は自分の愛液で洪水状態だった。
(何だったの、今の・・・)
 しかしそんなことを考えている余裕はなかった。下腹部の裂け目がある種の拷問のような状態になっていたからだ。彼女は操縦桿を握り締めて額に汗を浮かべながら起動の完了を待った。
《精神系調整完了》
《起動完了まであと7秒》
 絶頂の連続は未だに止まらない。むしろ頻度が増し、予兆さえも耐え難いものになってきていた。自分でもバギナが痙攣し子宮が踊っていることが分かる。
ゼリー状のベルトの中で乳房の芯にまで届くようなものが渦巻いている。
 そのときコックピットの中が急に明るくなった。このオレンジの光はあの地下室を照らしていたのと同じもの。輝美は目の前に立っているカトリーヌの姿を認めた。
周囲を見渡せばコックピットの装甲が透けて外部の様子が丸見えになっている。
《ランスロット・起動しました》
 ホログラムのディスプレイにはそんな文字が躍っていた。
 安心したその瞬間だった。
 とてつもなく強烈な疼きが股間から背筋を駆け上がってくる。完全な不意打ちだった。
「あ、ああああ、ぁぁぁぁ・・・」
 輝美は気の抜けたような悲鳴を上げる。
 青銅の色に輝くオーガノンはその鎧の奥で赤い目を炯々と光らせて薄暗い地下室に蹲っていた。
『耐え難い異常な経験を乗り越えたとき、人は単なる人間以上のものとなる』
 外部から全てをモニターで見物していた三宮は男根を屹立させたまま、一人でそう呟いた。
 彼の持論によれば人の定義は二種類ある。一つは単なる社会的生物としての人間。そしてもう一つは限界的状況に直面して一線を越える際に現れる神的な存在者。
この半ば風化した世界ではその境界は脆い。オーガノンはその一つの現れに過ぎないのだ。
『実にいい時代になったものだ・・・』
 青白いモニターに映し出された輝美を眺めながら三宮は肩を震わせて笑った。

143:名無しさん@ピンキー
06/11/23 17:22:09 9kxNEveH
>>134
グッジョブ!!
ちょうど求めていたモノで私の股間をジャストミートしました
とても続きが気になります

144:てろりすとR
06/11/23 17:22:46 N6Rh1mFG
念のために釘刺しとくけれど
小説のマネを「リアルでやったら駄目」です

145:オーがノン 第三話「白亜の憂鬱」1
06/11/23 17:50:49 N6Rh1mFG
「アレク、きもちいぃ?」
 ドーネチカ・スズキは横たわった弟のモノをたわわな白い乳房で挟みながら少し上ずった声で問いかけた。
白い皺の寄ったシーツの上で女はひどく官能的な声で言葉をつないだ。
「ね、キモチイイでしょ、ね、ドーニャ姉さんもすごく嬉しいよ? ね、とっても固くなってる・・・」
 白い個室に流れる流行音楽の女性ボーカルの声に混じって濡れた言葉が繰り返される。
年のころ二十歳前後といったところか。淡い金色の髪をポニーテールに束ねている。髪に青い瞳、ただし右目だけは琥珀色のオッドアイ。その肌は透き通るように白く熟れはじめた肉は見るからに柔らかそうだった。
 逆に少年は痩せて肋骨が透けて見えるほどだったが、その端整な顔立ちは姉とよく似ている。
青白く痩せ細った足首を跨ぎ、一糸まとわぬ姿で奉仕を続けている。豊かな見目麗しい乳房で隆起した男根を挟み込み、その変幻自在の肉でマッサージする。
皮を被った先端から漏れた液体が絹のような肌を濡らす。彼女の細い指は熱心に自分の膨らみをこね回し押し付けている。鍵をかけた白い病室は彼女の秘めやかで蜂蜜のような体臭に満ちていた。
 ドーニャはその舌先を包皮の開口部に押し当てるようにしてゆっくりと剥いていった。唇の摩擦を上手く使って極力歯を立てないように注意しながらだったがどうしても駄目な場合はほんの少し歯で引っ掛けて甘噛みするようにしていた。
ゆっくりと剥かれて露出される裏側の敏感な部分を舌の平たい部分で被っていくようにして彼女は弟の成長しきっていない性器を喉元にまで咥え込んだ。
「ン~~、ふぅ~~~」
 くぐもった鼻声を出して口内に玩びながら頬の裏側や舌で丁寧に拭ってやる。やがて彼女はちゅるんと音を立てて一端口を離した。開放されたソレは唾液に光り彼女の眼前で揺れた。
 ドーニャは鼻から深い吐息を漏らす。その眼差しは異様なほどに愛しげだった。そして彼女はその視線をそっと揺れるものの先、アレクの顔に向ける。
姉弟はコーカソイド(白人)との混血だった。一見白人のように見えるドーネチカの肌がきめ細かなのは東洋人の血が混じっているせいなのだろう。その整った容貌もまたどこか優しさを孕んでいる。
少年のはだけられた胸を這うようにしてドーニャはゆっくりと這い上がっていく。芳香を放つような美しい肉を擦り付けるようにし、動かぬ足に白い足を絡めてアレクセイの顎にキスをした。
「ね、アレクセイ。わたし、何にも着てないよ? ほぉら、柔らかいでしょう? 分かる? わたしの乳首固くなっちゃった。コリコリしてるでしょ、こんなになってるの・・・分かるでしょ?」
 彼女は眠る弟の耳に唇を寄せ、さも愛しげに囁いた。勃起した乳頭をその物言わぬ口元に押し付けるようにして彼女は言葉をつなげた。
「ね、わたしとっても綺麗だよ? 何にも着てないの。アレクにだったら、見せてあげるよ? 何でも見せてあげる。なんでもしてあげる。ほら、見たいでしょ? わたし丸裸だよ?」
 少年の表情に変化はない。まるで蝋人形か何かのように瞼を閉ざして眠り続けている。心電と脳波を表示するモニターは相変わらず単調なパターンを刻んでいた。
ドーニャはそれを横目に睨んで再びアレクセイの横顔に視線を戻した。そして小さく溜息をついた。
 ドーネチカは舌先で弟の耳たぶをなぞりながら深い息を吹きかける。そこには言葉にならない愛情が込められていた。
 アレクセイはもう六年間も眠り続けている。あのゲリラによるホテル襲撃事件で両親は亡くなり当時八歳だったアレクセイは植物状態になったのである。
まだこの国の混迷たる内戦状態が悪化する前の話だったのでニュースでも大々的に取り上げられる騒ぎになった。ドーネチカのみは臨海学校で別の場所にいたために難を逃れた。


146:オーがノン 第三話「白亜の憂鬱」2
06/11/23 17:52:15 N6Rh1mFG
 『ひょっとしたら意識を取り戻すこともありうる』という医師の言葉だけが七年間の間ドーネチカにとって心の支えだった。幸い持ち家もあり資産もあったため治療費には困らなかった。
もっとも通常の進学を諦めなくてはならなかったがそれは士官学校に進むことで解決された。女性としては体格に優れまた成績も優秀だった彼女は創立後間もなかった軍の教育機関で比較的歓迎されたといって良い。
ローティーンで家庭を失った彼女はそれこそ毎日のように弟を病院に見舞った。士官学校に籍を置いていた時期もよほどの事情がない限り、最低でも週に一度は足を運んでいた。
 回復のきっかけになればとドーネチカは意識の戻らないアレクセイに時間が許す限り優しく語りかけた。流行の音楽を聞かせ、枕元で古い本を朗読する。まだ幼かった頃にしてあげたように。
擦り切れた童話のページを何回繰っただろうか。濡らしたタオルで身体を拭いてやり、時には看護婦の付き添いの下、車椅子で病院の隣の散髪室にも連れ出したりもした。そんな日々が何年も続いた。
 そしてあるとき彼女の愛情は一線を越えてしまった。アレクセイの股間が勃起しているときがあることにはずいぶんと昔から気が着いていた。要するにそこが弟の唯一の「起きている」部分だったわけである。
ドーニャは次第にソコの反応に一喜一憂するようになる。
 そしてある時期から来訪の度に鍵をかけた病室で眠るアレクセイを愛撫することが習慣になった。最初はオムツに手を突っ込んで弄る程度だった。脳波モニターとペニスを交互に見て反応を見る。
微かな罪悪感と背徳的な高揚を感じつつも彼女は真剣だった。皮を被った先端から浮き出した、透き通る水滴に指で触れて糸を引くの見たときには慌てて医学書に当たったくらいだ。そんなことがかれこれ二ヶ月ほど続いた。
しかしあるときドーニャは見てしまった。愛しい弟が射精するところを。手の中でソレが可愛らしく痙攣して少し黄ばんだ白いものを吐き散らした。手の中に零れた白濁は驚くほどに熱く弟がまだ生きていることを痛いほどに実感させてくれた。
その特有の臭いが鼻を突いてドーニャは切なさに少し胸が苦しくなったのを覚えている。それは今でも変わらない。そして脳波モニターに現れた確かな反応も決定的に彼女を後押しした。
(ひょっとしたら、ひょっとしたら、この子は目を覚ますかもしれない!)
彼女は泣きながら萎びれていくそれにむしゃぶりついていた。唇で陰茎の脈を感じながら、夢中になって舌先で弄った。そして生臭い汁があふれ出すごとに最後の一滴まで吸い取ろうとでもするかのように頬をすぼめて思い切り啜り上げた。
温かいそれが喉を通る感触に咽ながら弟の陰毛に涙を注いで。その日、何回も飲み干したことを彼女は今でもはっきり覚えている。そして精液に汚れた顔を上げたとき、自分の下着がぐしょぐしょになっていることに気が着いた。
 ドーネチカは赤いチェックのスカートに手を突っ込み、恐る恐る自分の秘所に指を伸ばした。ごまかしようもなく濡れていた。認めたくない事実にまた涙が止まらなくなった。自分が植物状態の弟に欲情して玩んだことなど絶対に認めたくはなかった。
しかし結局は止めることが出来なかった。白いシーツに片手を突いて身を屈め弟の命をしゃぶりながら自分の恥部を慰め続けた。流し台の鏡には彼女の突き出した形の良い尻が映っていた。
震える太股を幾筋もの愛液の雫が伝い落ちてその紺色のソックスを濡らしていった。
 ドーニャは頭の芯が痺れるような酩酊した感覚に憑かれ、互いの液体が最後の一滴まで流されるまで行為を止めようとはしなかった。
 白濁を全て出し尽くしてもなお痙攣していたアレクセイの小さなペニスがもはやピクリともしなくなりドーニャの体内から溢れ出す液体も涸れ果てて太股に乾いた跡を残していた。
やがて時が経つにつれて行為は次第に大胆になり、彼女は乳房や全身を使って弟を愛撫するようになっていった。それにつれて躊躇いもまた薄れてはいったのだが。しかしドーネチカは愛情が全てを正当化できると思えるほどにオメデタイ女ではない。
それが良くないことだとは百も承知していたしその浅ましさも理解している。


147:オーがノン 第三話「白亜の憂鬱」3
06/11/23 17:53:11 N6Rh1mFG
 持ち前の聡明さが仇となり爛れた関係に単純には浸りきることが出来ない。そしてその悩ましさがかえって陶酔を増幅させていく。それはもはや中毒といって差し支えなかった。
 ドーニャは自分が病人の世話をしつつも精神的に依存してしまっていることを自覚している。軍という組織にあっては絶対に弱みを見せることなどできはしなかった。彼女は優秀な兵士でオーガノンのパイロットだったが基本的に心根の部分は好戦的でない。
それゆえに戦闘行為やそれに伴う昇進からは意義や充実感を得ることも出来ない。ただアレクセイだの存在だけが心の拠り所だった。そして人並みの青春がなかった彼女にとっては弟との時間がその埋め合わせとなり無意識に恋人のような感情を抱いてしまっていた。
 ドーネチカは今日もまた愛しい弟との情事に悲しい慰めを求めている。もっとも本当の意味で交わることはできない。万一にも妊娠してしまえば中尉の職を失うことになりかねないからだ。
「ねぇ」
 ドーニャは弟の顔を跨ぎ、片手の指先で桜色のソコを開いてみせる。剃刀で整えられた陰毛は邪魔にはならない。開いている左手でベッドの鉄パイプの淵を捉えて身体を支えている。アレクの頭を挟んで突かれたソックスを穿いた足は踵が浮いている。
「ねぇ・・・見て・・・」
 しかし反応はない。
 ドーネチカは再び這うようにして69の姿勢をとる。弟のモノはまだいくらか固かったが半ば渇いてしまい、先端からの汁も途切れてしまっている。彼女はソレを口に含んだ。
万が一、胎内にアレクセイの生命が芽生えたとしたら降ろすことなどできはしない。今の彼女にとってほとんど切なる願いにまでなっていたがそれは現状では絶対に許されないこと。だから彼女は数え切れないほどの交情を経て未だに処女のままである。
一番欲しいものが目の前にあるというのに。彼女は毎晩そのことを思って身悶えするのだった。
公共・私企業ともに保険の破綻した今時にあっては軍務だけが収入を得る縁だ。できる限りの軍功を挙げて給与を増やすしかない。そしてそれは軍の施設内にあるこの病院での弟の扱いを良くさせることでもある。
そうやって頑張っていればいつか・・・。
 その満たされない思いだけがドーニャのモチベーションを支えていた。
 彼女は衣服を整え、病室を出た。微かに赤くなった首筋だけが行為の名残を示していたが仰々しい濃紺の軍服からはそんな気配は見えはしない。
「弟をお願い」
 帰り際にドーネチカは廊下で会った友人の看護婦に小声で告げた。
「大丈夫。お仕事頑張って」
 有馬千佳はにっこりと微笑んで応じた。そして励ますかのようにドーネチカの背中を掌でポンと叩いた。彼女はアレクセイを担当している気立ての良い看護婦だ。ドーニャと同い年だが背丈は小柄でその丸顔はドーニャの胸元の高さだ。
丸いメガネをかけた鼻の小さな顔は先ほどのドーニャとはまた別種の愛くるしさを感じさせる。
 ドーニャにとってこの友人は特別な味方だった。病院幹部の娘で姉弟に格別同情の念を寄せてくれている。
そしてアレクセイの最初の相手で専属の「慰安婦」でもある。千佳はいざとなれば自分が全ての責任を被るとまで言ってくれた。もっとも保護者であるドーネチカと共謀しているのだからいざとなっても訴えられる心配は皆無である。
幸い千佳本人の父親も「娘の素行が治まった」と喜んでくれている。千佳は看護婦になることを強制した軍医の父親への反発からか一時はずいぶんと男性関係が乱れていたのである。

 ドーニャが去ったすぐ後に看護婦・千佳はアレクセイの病室に滑り込んだ。部屋の様子を一瞥して彼女は呆れた様子で鼻から溜息を吐いた。


148:オーがノン 第三話「白亜の憂鬱」4
06/11/23 17:53:44 N6Rh1mFG
 ドーネチカの華やかな体臭が鼻を突きそれに混じって妙に生臭い臭いがする。おまけに毛布を捲るとシーツが乱れていた。ところどころ染みさえついている。一応は整えたつもりなのだろうが見る人が見れば情事の残響は一目瞭然である。特に千佳のような「猛者」にとっては。
「ったく、ドーニャったら・・・」
 千佳は苦笑して呟いた。
とりあえず金属の鍵をかけた。カーテンはもう閉まっている。
壁に立てかけてあった折りたたみ式の椅子を広げる。彼女は胸のポケットから携帯用のティッシュペーパーを取り出した。一枚をベッドの上に広げてからアレクセイの手を捉える。
 彼女の目に眠る少年の爪は麗しく見えた。スカートのポケットから爪切りを取り出して優しくあてがう。彼女の面持ちはどこか興奮している。
 パチン!
 爪を切った手応え。その弾けるような音。千佳はウットリとしてその目を細めた。・・・ほんの少し、ほんの少しだけ深爪してみる。
「うっわぁ~」
 千佳は爪と肉の間に現れた部分、微かに赤みがかった線を凝視する。それはサディスティックな感情を煽り立てたらしい。彼女は微かに首筋を上気させて両手で少年の腕を捕らえ、ゆっくりと口に近づけていく。
 夢中になって深爪の指先をしゃぶった。微かな塩味がする。しかしそれ以上にその行為自体が彼女を興奮させた。
 チュウ、チュパ、チュウ、チュウ・・・
 一分ほど経って唇を離したとき、千佳の顔は完全に痴女と化していた。その唇から指先の間に涎の線がたらりと垂れた。すでに白衣のスカートの中で下着が潤んでしまっている。
「ごめんね、アレク君・・・」
 少しすまなさそうに媚びた口調で深爪を詫びる千佳。
 すでに呼吸が荒くなっていた彼女はパイプ椅子から立ち上がり、慌しい手つきで自分のボタンに手をかけた。彼女の白い上着が滑り落ち、スカートもまた床に落ちた。そしてブラと湿りを帯びたショーツを脱ぎ捨てる。
 ためらう理由は何もない。姉のドーニャはむしろそれを奨励している。
 千佳が身に着けているのは白いハイソックスと太股までの白いタイツだけである。抑えをなくして流れた淫液がタイツの淵のレースに透き通った玉を作っている。
 その裸身はドーネチカに比べるとやや浅黒かったがより官能的な雰囲気を帯びている。軍人のドーニャに比べると筋肉が薄いことがその理由だったのかもしれない。
 彼女は思い出したようにスカートを拾い上げてポケットからピルケースを取り出した。そこからセロファンのような殺精子剤を取り出して自分の性器の中に押し込んだ。ちょっとした粘性の音を立てて沈み込んでいく指。
彼女の指の長さでは本当の奥までは届かなかったがアレク相手ならば問題あるまい。
 靴を脱いでベッドに上がる。ベッドの上に投げ打たれていた花柄の黒いブラをアレクセイの端整な顔の上に載せた。
「いい子にしてなさい・・・」
意識のない病人は顔を下着に覆われて沈黙している。
千佳はそのままパジャマのズボンを脱がして小ぶりなソレを指先に弾いた。ドーニャが戻し忘れていったのか亀頭が露出したままになっている。彼女は自分の黒い下着の湿った部分をソコにあてがって両手で愛撫した。


149:オーがノン 第三話「白亜の憂鬱」5
06/11/23 17:54:40 N6Rh1mFG
「ふふっ、もう反応しちゃって」
 千佳の手の中で少年のペニスはビクリと振るえ、ゆっくりと膨張し始める。
「ずっと寝てたって、やっぱりお年頃なのねぇ・・・」
 彼女はショーツで包んだ陰茎が完全に勃起するまで玩ぶ。そして片手で屹立したそれに跨った。そして黒い目をキラキラさせて少年の綺麗な顔を両手で挟む。
「んっふっふっ・・・」
 正確にはアレクの下腹に股を下ろし、ベッドに両脛をべったりと着いている。少年の上に身をかがめるようにして下付きの淫裂を亀頭にあてがっている。
「入れるよ」
 千佳が自分のクリトリスをアレクセイの下腹に擦りつけながらずり下がっていく。それにつれて潤った肉の裂け目が亀頭を飲み込んでいのだった。
「うふ・・・ヤワカイね、アレクの先っぽ・・・」
 千佳はコワク的な笑みを浮かべる。
「全部、頂戴?」
 彼女は眠る少年の陰茎をそのまま飲み込んでしまう。完全に埋まると彼女は身を起こした。白タイツに覆われた柔らかげな脚が少年の腰を締め付けている。
「お、当たった、当たった・・・奥までキタよ・・・うんっ! 成長してるんだね、アレク君」
 千佳は感嘆の声をあげてアレクの顔のブラを取り払う。そして再び身を屈めてその額にキスをした。
 その瞬間、脳波モニターが妙なパターンを示し始めたが千佳はそのことに気がついていない。
「あっ、ぅ、かわぃぃかわぃぃ・・・」
 千佳は身を起こして自分の腰を擦り付けるように揺すった。そして両手でアレクの乳首を優しく抓る。
「こんな刺激で起きるかな~~~」
 彼女は悪戯っぽい瞳でアレクを見つめながら運動を続けた。
「目を覚ましても、いっぱいしようね~~」
 千佳は実際のところこの少年を割りと愛していたりする。理想の彼氏でさえあったかもしれない。なぜならそれまでの男たちのように彼女に手を上げないからだ。
「う~~ん、なァかなかぁ~~」
 甘たるいふざけるような声をあげる。楽しんでいる間にも脳波モニターはありえない波形を描いている。行為に没頭している千佳はそのことに気がつかない。
「あァ~~~なんかぁ~~~くすぐったぁい~~~~~」
 千佳はアレクの眼に手を伸ばし、瞼を指で広げる。天井を向いている眼球が露になる。彼女は甘えるような声で囁いた。
「ねぇえ~~ちゃんと見てよ、せぇっかく感じてるのにぃ~~~~」
 そのときだった。突如、アレクの閉じていたもう片方の目が開き、青い双眸が千佳を見据える。
「ぇ?!」
 千佳は目を丸くした。しかし叫んだ時にはアレクの白くて細い手が彼女の胸に伸び、その乳房を鷲づかみにしている。
「痛いッ!!」
やや色素の濃い乳首が指の間で歪む。五本の指の間から柔らかい肉がはみ出すように張っていた。
 千佳はその手を外そうとしたがその握力は尋常でない。


150:オーガノン 第三話「白亜の憂鬱」6
06/11/23 17:56:29 N6Rh1mFG
「あ、アレク君・・・」
 彼女は驚愕の顔で少年の顔を見る。だがアレクセイの顔は陰険に歪んでいる。
『哀れな女だ』
 アレクセイは地の底から響くような声でそう言うと彼女の太股を両脇に抱えてベッドの上に立ち上がった。
「ちょ、ちょっと・・・!」
 千佳は悲鳴を上げる間に宙釣りになってしまう。
『強圧的な父親が嫌いで・・・』
 突然の指摘にぎくりとする。それはドーニャにさえあまり話したがらない話題なのだ。
 アレクは彼女の心を読んだかのように喋りながら腰を振った。ベッドがギシギシと軋んで点滴のチューブが揺れる。宙に浮いたまま千佳は攻め立てられた。
『男に逃げたが虐待されて・・・』
千佳は驚愕する。それはアレクが知るはずのないことだ。
「あ、あなた・・・」
 少年に問いかけても答える気配はない。それどころか蔑むような目で睨みつけられ、千佳はゾッとした。それは耐えられない視線。
『次の男もやっぱりダメで・・・』
「ぅ、ぅうう・・・」
 苦悩を馬鹿にしたように淡々と告げられ、千佳は両手で自分の顔を覆う。完全に立場が逆転していることを彼女は悟っていた。誘惑したはずの相手に一方的に犯されるようになる。いつものパターンだ。
『誰もお前を分かってくれなくて』
「ぁ、ゃッ!」
 突き上げられて千佳は呻く。その声はどこか悲痛だった。だがすぐに彼女は目を見開く。
「ゥ、ぅ~ふ、膨らんでぇェェ~~~」
 千佳に刺さった少年のモノが急激に怒張を始め、陵辱的なビートで彼女の内部を蹂躙していく。
「くっ、くうう!!」
 刹那、千佳は歯を食いしばる。
『三人目も四人目も目当ては身体だけで・・・』
「ィッ! ゥ~~ゥッ~!」
 何者かに憑かれた少年は激しく腰を振り続ける。その痩せ衰えている両腕は千佳の太股をしっかりと締め付けていた。彼女は少年にぶら下げられながら空中に身を捻り悶えた。
『でもその頃にはセックス中毒で・・・』
 肉の打ちつける音が繰り返している。時おり結合部から空気の漏れる「ごぼっ」という音が混じっていた。
「ちぃがぁうぅ・・・!」
 彼女は両手で覆った奥から嘆くように叫ぶ。自分の顔がすでにひどく淫らな表情になっていることが恥ずかしくて堪らなくて全身が熱を帯びていた。
『いいところなんか何にもなくて、ドーニャみたいに強くもなれなくて・・・』
 顔を隠して首を振る千佳と対照的に少年は至極冷静だった。しかしその身体は忙しなく彼女を苛んでいる。
「チぃガウ~~ちぃがうのぉぉ~~~~」
 指摘を必死で否定しながらも彼女の身体は敏感に反応し、その声は快楽に歪んでいる。
『最後には植物人間の子供に縋って・・・』
 そこまで言うとアレクセイでない「何者か」は鼻で笑い、精液を激しく注ぎ込んだ。
「あぁぁあああぁあぁ~~~~~!!!!」
 千佳は絶望と官能の入り混じった艶かしい声で絶頂を迎える。
もう心がズタズタだった。最後のプライドまで剥ぎ取られ、それにもかかわらず身体からの快感はごまかせない。そのことが酷く心を傷つけた。
耐え切れないあまりの出来事に彼女は意識を失ってしまう。
彼女が目を覚ましたときにはアレクはベッドで眠っており千佳は服を着たままパイプ椅子でまどろんでいた。ベッドのシーツの上にはティッシュペーパーと爪の欠片とそれに爪切りが転がっている。
あれは夢だったのだろうか?
 しかし彼女は背筋に恐怖を覚えて逃げるようにして病室を出た。

151:オーガノン  第四話「戦闘の結末」1
06/11/23 18:08:48 N6Rh1mFG
 ドーニャが病院を出ると時間通りに迎えが来ていた。黒い魔術師服に身を固めた若い男が軍用ジープのハンドルを握っていた。実際のところ彼女よりも一つ年下である。
「おかえり」
 男は微かに愛想笑いを浮かべてそっけない口調で言った。魔術師カンパネッラ。本当の名前は知らないし出自さえも定かではなかった。そんな男が軍に籍を置くことを許されるのは魔術師という特殊な立場ゆえだ。
オーガノンを運用する上では極めて有効な存在であり、実際に彼は大尉扱いでドーニャたち第α-7特殊機甲小隊の事実上の指揮官である。
 東洋的な顔立ちと黒い髪にコバルトブルーの瞳。その視線はすぐに別の方向を向いてしまう。どこまで知っているのかは分からなかったが薄々に姉弟の爛れた関係を察しているのかもしれなかった。
それだからこういうときドーニャは一等気まずい気持ちになってしまう。
「来てくれたのね、時間通り」
 彼女はややぶっきらぼうにそう言ってジープの助手席に乗り込んだ。二人とも身長が一七〇センチ弱でほぼ同じであるため並ぶと頭の高さも大体同じになる。
「まあ、僕も暇なときは暇だから。事務は斉藤大佐がやってくださるし」
 カンパネッラは場の気まずさをそらそうとでもするかのようにそんなことを呟く。
斉藤は名義上小隊の隊長になっている七十過ぎの軍人でやや耳が遠い。オーガノン部隊の隊長は多くの場合名誉職で長老クラスの人物が就くのが恒例となっている。
とはいえこの知命を過ぎた老人はオーガノンに関しては魔術師でこそないもののこの軍閥内部では権威の一人として知られている。
 「わしも昔は若い娘さんにいろいろ酷いことさせたけどなあ」が口癖の好々爺で罪滅ぼしとでも思っているのか部下に対して優しかった。
一度部隊が危機に陥った際「わしのことはええんじゃ、若いモンを死なせたらあかん」と言って単身で銃剣突撃を試みたこともある(直後に部下に三人がかりで止められたのだが)。
 そのため十名ほどいる部下からは絶大な支持を受けており他の隊からも敬意を表されて「我らの誇りにして良心」と呼ばれている。
「あなたも少しは手伝ったら?」
 ドーネチカはドアの上辺に肘をかけて呟いた。その目は流れる景色を見ていた。
「手伝うさ。でもあの人、自分でやりたがるし。それに筆記の作業はボケ防止になるっていうでしょ」
 カンパネッラはギアを入れ替えながら苦笑する。この結界で守られた中枢基地の一箇所に緊張地域から戻った非番の部隊の宿舎がある。病院から車で五分といったところか。
「そういえば」
 話を切り出したのはドーニャのほうだった。
「何?」
「あなたが研究してる操縦系・・・異界とのリンク確立のこと。異界について何か分かったこととかある?」
 オーガノンは通常の科学技術によって動くのではなく「異界」とリンクして引き出したエネルギーを糧としている。それはロストテクノロジーによる常識を超えた力であり通常の兵器では太刀打ちすることが出来ない。
だからオーガノンに対抗できるのはオーガノンだけなのだ。
「まあ、間接的にしか調べられないからね。あなたたちや他の部隊のレポートから推測したり機体に残ってたデータを解析したり地道にやるしかないね」


152:オーガノン 第四話「戦闘の結末」2
06/11/23 18:10:10 N6Rh1mFG
「ふうん・・・」
 ドーニャは気のない返事を返した。
「そう言えば、前回見たっていうクラゲみたいなもののことで・・・他の隊のレポートに似たような話があった。もっともその調書を掻いた当の本人は話したがらなかったけれど」
 オーガノンに乗った際に見る幻影は時に奇怪で余りにもおぞましいものが多々ある。中には精神を病む者さえいる。健康な連中でさえ神経衰弱になったり一時的なヒステリーを起こすのはごく普通のことでさえある。
思い出したがらないのも道理だったし女性として話すのを憚られるようなものが多い。そういった諸々の事情がカンパネッラや他の研究者の調査を妨げている一因でもある。
「へぇ・・・」
 ドーニャもまた苦虫を噛み潰したような顔で小さく溜息をついた。そのときのことが脳裏に過ぎったからだ。
 大きな円盤状のクラゲが胸に張り付いて離れなくなった。それはドーニャの二つの乳房を包むように根元までを被った。乳頭がちょうど真ん中に当たるようになり、そこの微細な繊毛が蠢く感覚がなんともいえなかった。
クラゲは蠢動し彼女の柔らかい肉の果実を付け根から先端までしごくようにして動いていた。次第に胸が熱くなり何かが湧き出して先端から流れていくのを感じた。極端な感覚はなかったしさほど不快でもなかった。
 おそらくはあのクラゲが母乳を促しそれを飲んでいたのだろう。
 クラゲが胸に張り付いておっぱい吸ってっただけとドーニャはカンパネッラに対して無表情かつ早口に告げたものだ。
「まあ、あの程度ならかわいいものね」
 ドーニャは浮かない顔で小さく言った。実際、あの程度のものならばラッキーと言えるかもしれない。場合によってはもっと気の触れるようなおぞましい経験をする羽目になるからだ。
 宿舎が見えてくる。四階だての灰色の建物だ。カンパネッラはアスファルトの道にスピードを緩めた。
 ジープが宿舎前に止まると同時に少尉の伊藤晃が駆け寄ってくる。
「た、たいへんですぅ~」
 晃が凛々しい名前に似合わす語尾を延ばす舌足らずな口調であるのはいつものことだ。頭に二つの「栗色お団子ヘア」が左右に踊っていることからしてかなり動転していることが見て取れた。
そんなにまでしても胸が揺れないのは彼女が痩せっぽちだからだ。
「と、教団の連中がぁ~」
 教団。数年前からこの国に巣食っている宗教ゲリラだ。もっとも確認されていないだけで起源自体はもっと遡るのだろう。
「は、八番の駐屯地がぁ、こ、こ、こうげきされてますぅ~」
 両腕をバタバタとさせてどうにも幼さの残る声で晃は続ける。彼女は部隊で最年少の十六歳だった。
「で、我々は?」
 カンパネッラは極めて冷静な口調で短く促した。このまま半ば錯乱した晃にべらべらしゃべらせても要を得ないだろう。問題の焦点は「自分たちに関係があるかどうか」だった。
「り、臨戦態勢でぇ、ケージに待機するようにとさっき・・・」
 それを聞いたときにはカンパネッラはすでにジープを降りていた。
「先に行く。車を置いたらすぐに来て!」
 カンパネッラは助手席のドーニャにそう告げると駆け足で指定されているケージに向かう。すぐ隣の建物だ。
 ドーニャはギアレバーを跨いで運転席に移動するとサイドブレーキを外した。


「うっああああ!!!」
 緑色の軍用オーガノンが吹き飛び、土塁にぶつかって動かなくなる。手放された柄の長いハンマーは宙を舞い音を立てて土の地面にめり込んだ。関節からはみ出した内部部品がパチパチと火花と青白い電気を放っている。
パイロットも気絶してしまったのかもしれなかった。


153:オーガノン 第四話「戦闘の結末」3
06/11/23 18:10:53 N6Rh1mFG
 その眼前ではまるで黒い鷲のようなオーガノンが佇んでいた。その容貌は奇怪で大きなくちばしが着いている。そしてその肩からは翼のようなシールドが伸びていた。
 そのシールドが急に広がってその身を被う。次の瞬間、破裂音と金属の衝突音が立て続けに響き渡る。翼の上には鮮やかな無数の火花が狂い咲いていた。
 後方から新たなオーガノンが大型のガトリングガンを撃ちつつ、駆け足に突っ込んでくる。その銃身は滑らかに回転しつつ火の雨を浴びせかける。反対の腕には大型の斧を構えていた。
 パイロットはきっと、この黒鷲が接近戦に特化したものと見ていたのだろう。しかし飛び道具で破壊するには近寄っての至近距離攻撃しかなかった。リーチの外から集中砲火を浴びせればシールドも破壊できるに違いない。
 そんな考えが命取りになった。
 黒鷲は砂塵を巻き上げて旋回し、小型の鉄球を繰り出した。鎖付きのそれは空中に瞬時にして直線の残像を描き、背後のオーガノンの胸甲を叩く。斧で防ごうとしたがすり抜けてしまったのだ。
 後方に倒れこむ軍用オーガノン。しかし倒れる事は出来なかった。一瞬の虚を突いて距離を詰めた黒鷲の「爪」にかかったからだ。
瞬時にして接近した黒鷲はダガーでその胸を貫いた。斜め上に向かって突き上げるように滑り込む、模様入りの細身のブレード。適切な操作を失ったガトリングガンがあらぬ方向に弾丸を乱射しその手から滑り落ちた。
刃の先端はひびの入った装甲を貫きコックピットにまで達していた。短い絶叫は銃声にかき消されてしまった。だがナイフの根元に赤い血が滴り落ちる。むしろ噴出すような感じだった。
黒鷲が勢いよくナイフを引き抜く。装甲の破片と血と入り混じった肉片を撒き散らして転倒する軍用オーガノン。しかしその赤い飛沫は一瞬で淡い燐光のようになって消えていってしまう。それは「異界へと召された」ということ。
 十機以上いた駐屯地守備のオーガノンはあと二機しか残っていない。
「なんてこと・・・」
 それを確認したドーネチカは絶句した。
 駐屯地内の慎ましい建物の半分は戦火に崩れ、木立が生きたまま炎に揺れている。生木が燃える際に出す濛々たる煙で視界の三分の一が覆われていた。舗装されていない通路には破壊されたオーガノンの残骸が散らばり痛々しい姿を曝している。
「どうしますぅ?」
 ドーネチカの背後についてきていた晃が怯えた声で尋ねた。
「ここから一斉射撃。あれは普通じゃない」
 ドーネチカはコックピットの中から黒鷲を睨んでそう告げた。α-7特殊機甲小隊の白磁のような四体のオーガノンは一斉にライフルを構える。単発式の極めて貫通力の大きなものだ。
「撃て!」
 しかし四発の銃弾が捉えるのは後方の地面だった。黒鷲は凄まじい勢いで宙を舞い地面を滑るようにして急速に接近してくる。
「ひぃぃいいいいいいいい!!!」
 晃の悲鳴が聞こえてくる。きっと半泣きになっているに違いなかった。
撃っても撃っても当たってくれない。弾丸の軌跡の合間を縫うようにしてこちらに滑り込んでくる。さながら悪魔のようだ。
「下がって!」
 ドーニャは背中の長剣を抜いた。その刃は残忍に波打っている。
「トキエ、左に回りこんで! 二人は後方から援護して!」
 ドーニャは剣を構えて正面から突っ込んでいく。


154:オーガノン 第四話「戦闘の結末」4
06/11/23 18:11:39 N6Rh1mFG
 しかし黒鷲は次の瞬間、宙へと舞った。ジャンプではない。空高く舞い上がってかなりのスピードで消えていく。一応ライフルで撃ってはみたものの当たるはずもなかった。
 彼らはしばらくの間、呆然とその怪物が飛び去った空を見上げていた。
「いっ、ぃぃいいぃぃいいぃいいぃぃぃ・・・」
 突如、悲鳴が聞こえてくる。それはどこか甘美な響きさえ帯びていた。晃のオーガノンはバランスを崩して仰向けにひっくり返る。
「大丈夫かァ?」
 トキエがやや呆れたように尋ねるがまともな返事が返る気配はない。荒れた呼吸と上ずった呻き声が聞こえるばかりだ。
「いっ、いっぃぃい、い・・・」
 再び虫の鳴くような切ない声が無線からとめどなく聞こえてくる。ドーニャは急に胸騒ぎがしてベルトを外した。そして胴体の装甲を開いて外に出る。
紺のダイビングスーツのようにぴったりとした、極薄のパイロットスーツは汗に塗れている。身体のラインは余計に露になっていた。まるで全裸で外に立っているかのように風が冷ややかに感じられる。
「オイ、なんかヤバくねえか?」
 ショートカットの黒髪の端から汗の雫を滴らせてトキエもまたハッチを開ける。
 ドーニャは晃のオーガノンの脇にあるスイッチを押し、現れたパネルからコードを入力する。軋むような音を立てて開いていく装甲。
 コックピット内部の晃の有様にドーネチカは驚愕した。駆けつけてきたトキエもまた顔色が変わる。やや遅れて出てきた梨香は両手で口元を押さえて言葉に詰まった。
顔をしかめて悶える晃のお腹は三ヶ月目の妊婦のように張り出していたのだ。小ぶりな乳房も妙に膨らんでしごかれるかのような波紋が広がっている。
「ぅっ、ウうぅぅぅううぅぅ・・・・・・・」
 白目を剥いて首を振り回している晃。
「うっ、ぉおっっ、おぉっ?」
 その視線は左右バラバラになって揺れている。その身体が小刻みに震えている。
ドーニャは慌てて晃のベルトに手をかける。X字型のベルトを外し、上下から乳房を挟んでいる横二本のベルトも外す。股間に押し当てられたバイブレータもまた引き離した。
トキエの手を借りて何とかコックピットの外部に運び出す。
「ぁ、ぁぉぉ、ォ・・・」
 地面に横たわって半ば痙攣している晃。ドーネチカは首のジッパーに手をかけて一気に股間まで引き降ろす。
 はだけられた身体。小ぶりな胸に例のクラゲが張り付いて下腹部が膨れ上がっている他に異常はなさそうだった。
ドーニャはホログラムのようなクラゲを指先で引き剥がそうとしたが触れることが出来ない。それは「異界」の存在なのだ。我が物顔で晃の釣鐘型の乳房に吸い付いて搾る出すように甘い汁を貪っている。
「オッ! おおぉぉおぉおおおお~~~」
 手足をバタつかせて暴れる晃。

155:オーガノン 第四話「戦闘の結末」5
06/11/23 18:12:09 N6Rh1mFG
 ドーニャとトキエは頷きあうとそのスーツを膝まで脱がせてしまう。その陰部からは青白い燐光を放つ愛液が糸を引いていた。
裏返ったスーツの引っかかった両足を赤ん坊のおしめを取り替えるときのように持ち上げる。粘液の糸が膨れた下腹部に垂れた。
 晃の開口部を見る。きれいに剃られたソコが内側から押し上げられてヒクヒクと震えている。陰核の下の秘穴に何か青いホログラムのようなものが入り込みその明るい葡萄色の肉の裂け目を押し広げていた。
きっと子宮にまでも詰まっているに違いなかった。二人はスーツを全部脱がしてしまう。晃は腕や足を筋が浮かび上がって見えるほどに引き攣らせていた、
「やべぇぞ!」
 トキエが叫んだが言うまでもなかった。ごく稀にこういう事故が起こると言うことは聞いていた。しかし実際に目の当たりにするとそれははるかにおぞましい。
 トキエが小指の先を晃の秘部に差し込む。当然、その異界の生物に触れることは出来ない。何の抵抗もなしに突っ込めるほどの空間がそこにはあった。
「大丈夫か?! 痛いのか?!」
 トキエの問いかけに晃は答えた。
「ヘぇンなるよぉ、ヘンなったぅよぉ??? ヘンぅ~~~ずっとぉ、ずッとぉぉ~きぃ~てぇるぅぅのぉぉ~~~~あぁぁぁ~~~くぃぅるぅぅぅ~~~~~~」
 晃は常軌を逸したほどに艶かしい表情を浮かべている。どうやらこういう場合にも痛みは大したことはないというのは本当だったらしい。
「ぃぃぃい~~ぉッぉおぉぉ~~~~~?」
 晃は普段とうって変わって鼻面をしかめ、獣じみた、呆けるような声を垂れ流し続けている。二人は晃に両足を開かせて必死で下腹部を擦る。他にどうしようもなかった。
「いぃぃぃやあああァァァァァァ!!!!」
 それを見ていた梨香が唐突に金切り声を上げ頭を抱えて卒倒しくず折れたがそれどころではなかった。
「お~~~おおおぉ~~~~」
 晃の表情は虚けた様子に弛んできている。こういうケースでも肉体的な損傷を受けることはまずない。しかし問題は精神だった。
異界の残響が時間の経過で消滅する前に頭がおかしくなってしまうかもしれない。本当に気が狂うこともありえる。
 ドーニャとトキエが晃の張り出した腹部を擦る。晃は自分の手の甲を噛み締めて微かな痛みと交じり合った異常な快感に耐えていた。
 擦られるにつれて晃の淫裂から透き通ったフーセンガムのようなものが膨らみ始める。
「ぅんん~、うぅぅぅむぅぅ~~~~~~」
 目を剥いて悶える晃の秘裂からそれは溢れようとして伸縮を繰り返している。シャボン玉が膨らむときのように。両側の秘唇を中から押し広げて膨らんでいく透き通った風船の如きもの。
それは繊細な部分を守る皮を内側から捲り挙げて粘液に塗れた陰核に触れて擦り上げながら大きくなっていく。
「うぅ~! ぅぅう~~~! うぅ~ぅ~~~~!」
 胎内の肉襞を苛みながらせり出してくる異物。その感覚に耐えかねたのだろうか。晃は長いサイレンのような呻き声を上げて身を仰け反らせていた。
全身に脂汗が滲んで焦点の定まらない目じりからは涙が流れ真っ赤になった顔全体に痴呆性の笑みが広がっている。
「・・・ぁぁ・・・・・・」
 晃が小さな声を上げて奇妙な安堵の表情を見せる。そしてそれはついに姿を現した。


156:オーガノン 第四話「戦闘の結末」6
06/11/23 18:13:48 N6Rh1mFG
 あのクラゲだった。フィルムのように薄い。母体から出るなり空気に溶けるように消えてしまう。胸に張り付いていたクラゲはいつの間にか消えていた。
ただ固く勃起した葡萄のような乳頭からは幾筋かの白いミルクが流れた痕跡がある。
「あぁぁ~~~~ぁあぁ~~~~」
 晃は力の抜けたようなふぬけた慨嘆の声を上げて微笑んでいる。
しかしまだまったくお腹が凹む気配はない。どうやら晃の子宮の中で繁殖してしまったらしい。いったいあと何十枚詰まっているというのだろう?
もしこんなことを最後の一枚まで繰り返したならば彼女は本当にどうかしてしまうに違いなかった。
 晃は肩で息をしその朱が差した胸が激しく上下している。意識が朦朧としていることはその瞳の拡大した瞳孔を見れば明らかだ。
 そのとき突如、彼らの目の前に白く輝く手が出現する。手首から先だけがの手が光を放ちながら宙に浮いていた。
「カンパネッラ!」
 ドーニャは悦ばしげに叫んだ。それは「ダニエルの霊手」と呼ばれるカンパネッラのマジックである。
その輝ける手は晃の下腹に添えられる。意図を察したドーニャとトキエは二人して両側から晃の背中に腕を回して少しだけ抱き起こすようにする。
 ちょうど二人の乳房の片方ずつに両肩をもたせかけている格好だ。
 二人は片方ずつ、指をしっかりと組み合わせて強く晃の手を握る。晃の両腕をしっかりと押さえつけた。
当の晃本人は腹上の白い手を虚ろな目で眺めていた。
 「ダニエルの霊手」が晃の下腹部に圧力を加える。一瞬、晃の左右の巣線がズレて手足に力が篭った。皺の寄った眉間を挟む双眸の瞳孔が一瞬にして縮まり、絞られていく。
「ぁ、ぁぁあぁ、あ、あおぉ、お、オカアサン、お~かぁ~~さぁ~~~んん~~~~!」
 晃は顔どころか胸や腹まで真っ赤にして母親に救いを求めて叫ぶ。その手には痛いほどの力が込められていた。無意識に力んだ太股の内側には細い筋肉が浮かびあがっている。
「ァァアアあぁぁぁあぁあああぁ!!!」
 泣き叫ぶ晃の股間から、ストローから思い切り噴出されるシャボン玉のように無数の異界のクラゲが噴出してくる。晃は息も絶え絶えに断続的に生々しい叫びを上げる。
「あ、あア、アぁぁああァァ!!!!!!」
 もはや言葉にならない嬌声を上げ続ける晃。彼女は足の指までを握り締めようとしていた。
「あぁ~~あぁぁあぁ~~~~~アァ~~」
その糸を引くような淫らな声は最後の方には裏返ってしまっていた。
「ほぉ~~ぅ、んぅぁぁ~~~~~~~」
 晃の声は女性が聞いてもゾッとするほどに官能的だった。ドーニャは微かに頬を赤らめる。一瞬、アレクセイに処女を奪われる妄想が過ぎったからだ。
逆にトキエは表情を固くして晃の様子を見守っている。
そうこうするうちにようやくお腹がしぼんで元通りのサイズになる。ほぼ押し出して排出し終わったらしい。
「ぁ、ぁぅぅ・・・」
汗だくになった身体は真っ赤に火照っていたがさしたるケガはない様子だった。とはいえ異様な性感の余韻からかその肩は控えめながらもまだ上下していた。
そのとき晃の下腹と太股が動く。
「はあぁぁ・・・」
 溜息と共に一筋の尿が音を立て放物線を描いて噴出した。お腹に浮かびだした腹筋がヒクヒク震えている。大きく開かれた股の間から勢い良くじょろじょろと黄金色に飛び散って土の上に水の跡をつけた。
放尿が切れるころには晃はすでに深い眠りへと落ちていた。そうは言ってもその表情は過度の快感に憔悴して見える。当分の間は静養が必要になるかもしれなかった。
 結局、駐屯地に配置されていたオーガノンのパイロットのうち無事だったのは四名。遺体が確認されたのが三名。残り七名の行方は誰も知らない。「異界に召された」のである。
オーガノンのコックピットは異界に接触する装置である。極度な力の使いすぎや大きなダメージによる結界の損壊はそういう悲劇を引き起こす。それは死よりも恐ろしいこと。


157:オーガノン 第四話「戦闘の結末」7
06/11/23 18:16:03 N6Rh1mFG

「ねえ、異界の生物って、何なのかな?」
 ドーニャはオッドアイの瞳で問いかけた。
 整備用格納庫の片隅には彼女とカンパネッラの二人しかいない。彼らは数段しかない階段に並んで腰を下ろしていた。頭上では蛍光灯が時折途切れる光を放ち目の前には白磁のオーガノンが並んでいる。
カンパネッラは黙って湯気の立つココアを啜っている。それは答えに窮したときの彼の癖だ。彼女は三白眼になり、質問を変えた。
「オーガノンのパイロットはどうして、若い女じゃなくちゃいけないの?」
 カンパネッラはコーヒーカップから口を離して答えた。
「多分、感受性の問題なんじゃないかと思うんだ。男の場合、頑丈な分感受性みたいなものは落ちているんだろうけれど」
 彼はやや言葉を濁した。
「へんなの」
 ドーネチカは両手を頭上に組んで伸びをした。そしてこんな風に悪態を突く。
「何にも知らないのね? オーガノンなんてものまであるくせに扱い方は分かっても仕組みは知りませんって?」
 しかしその揶揄とも取れる言葉こそが確信を突いていた。
「それなんだ」
 カンパネッラは我が意を得たり、とばかりに応じてきた。
「ロストテクノロジー、とは言っても必ずしもそう古いものじゃない。割と新しい時代まで発展しながら伝わってきている。だからそれの本来の形を明らかにすることは不可能ではないと思うんだ」
 ドーネチカはやや驚いて目を見開いた。
「古いものじゃ、ない?」
「そう」
 そう答えるカンパネッラは少し楽しそうでさえある。
「オーガノン、ていう言葉はオルガノンがなまったものなんだ。正確には『オルガノン』に書かれた理論を基に作られた機械っていうことの略称、かな。末端は科学技術で作られていてもその心臓部、中枢の部分はそれで動いている」
 ドーネチカはその話題に関心を抱き、続きを促すように頷く。
「で、『オルガノン』っていうのは「機関」ってくらいの意味で、世界の理や普遍的な知を表した書物によく付けられる名前なんだけど、僕が言ってるのは俗に言う『ネクロノミカン』に近い分野の理論の集大成のことで・・・」
 ドーネチカは首を捻った。
「他にもオルガノンっていう書物があるの?」
「そういうこと。でも同じオルガノンでも内容はぜんぜん違う。書いた人の専門分野や視点とか、同じことでもどの側面に注目するかとかでぜんぜん違ってくるものだし・・・いや、話しすぎたか・・・」
 カンパネッラは頭を振った。そしてしばらく黙っていた後に再び口を開いた。
「・・・僕は小さい頃、天文学者になりたかったんだ・・・」

158:オーガノン 第四話「戦闘の結末」8
06/11/23 18:16:45 N6Rh1mFG
「へぇ」
 ドーネチカは隣に座っているカンパネッラの顔を横目に見た。もしも弟が何事もなく育っていたらこんなふうだっただろうか?
「だけど僕はあの人に会ってしまった」
「で、その人が魔術の先生ってこと?」
 カンパネッラはドーネチカの勘のよさに思わず笑ってしまう。
「そういうこと。すごい人だよ・・・変質者だったけど・・・」
 そこで少し、カンパネッラは頬を緩めた。
「綺麗な女の人で初恋の相手ってわけ?」
 カンパネッラは笑って首を横に振る。彼は怪訝な視線を向けるドーニャに「メイドさんのことだよ」と小さく付け加えた。ただしネコミミのことは内緒だ(ついでにさんざん玩具にされたことも)。
「で、あのころはまだ、こんな分野があるなんて知らなかったし。でも宇宙の果て以外にそんな未知の世界があるんだったら見てみたいと思った」
 ドーネチカはココアを飲みながら相槌を打つ。もう少しぬるくなっていた。
「さっきあなたが言った、異界の生物にしても。ひょっとしたら人間みたいな言葉を話すような連中がいるかもしれない。そういう連中とコンタクトを取れたとしたら・・・」
 そんなことを話すカンパネッラは実に楽しそうでさえあった。
「怖い、とは思わないの?」
「別に?」
 カンパネッラは本当になんとも思っていない様子だった。それは魔術師としての技量ゆえの驕りだろうか?
「だって、取って食われるわけでもあるまいし。異界にいるわけだから。まあ教団とかゲリラに比べたら安全なモンだろうね」
「そのために私たちにリスクを負わせるわけ? 酷い話ね」
 ドーニャは正当な言い方で皮肉を述べた。
「一回、教団の連中にでも出くわして酷い目にあったら良いのに・・・」
 彼女は結構酷いことをさらりと言ってのけたがカンパネッラの返事は意表を突いていた。
「それもいいかもしれない」
 そう呟いた彼の瞳に一瞬、獣じみた光を見たのは気のせいだろうか。ドーニャは彼の耳の後ろに髪の中へと続く傷があるのを認めた。
「僕も、連中には興味があるし」
 ドーニャは薄ら寒い気持ちになり立ち上がった。ひどく憂鬱でメランコリックな感情が渦巻いていた。
「わたし、そろそろ行くから」
 アレクセイに、暖めてもらおう・・・。彼女は弟に添い寝するために道を歩き出した。十五分も歩けば病院である。明日も一応は非番だし、何かあれば習慣的に病院に連絡が来ることになっている。
昼間の晃の嬌態が脳裏を過ぎり彼女は微かな興奮を抑えて早足に歩を進めた。アレクセイの身体が頭から離れずこみ上げる情欲を唇に噛んで堪えながら。

<第一部完>

159:名無しさん@ピンキー
06/11/23 18:32:16 RTDVI2ps
ぐおおおおお乙

160:てろりすとR
06/11/23 18:32:18 N6Rh1mFG
あひゃひゃひゃひゃひゃ
やってやった、やってやったぞ!!!

これまでエスプレッソだの(エロノ板の)淫夢だの名乗って気まぐれに憂さ晴らししてたけど
今度という今度はやってやった!! やってやったぞ!! ヒヒヒヒヒ!!!!!!!

正直どうしてこんなことになってしまったのか自分でも分からないんだ!!
結局、どんなものでも真剣になるほど道化になるものなのさ。
もの書きを志して長い間は真面目だったんだ、信じてくれよ。頼むよ。
純文学志して最後にたどり着いたのがバタイユだったんだよ、ねえ信じてくれよ!!

今も巷じゃ村上とかポルノまがいの作家が跳梁跋扈してるし古典をめくってもあるのは「色」ばかりなんだよ!!
恋愛バッカで崇高なものなんかどこにもなかったんだよ!!!
たまにストイックな奴がいても読んでいったら単なるノイローゼの基地外でこっちの頭までおかしくなりそうだっただよ!!

やはり人間は必然的に堕落する、という坂口安吾の説は真実だったんだ!!
人間の本質は低劣な煩悩だよ、すべてはそこにたどり着くんだ!!!
俺は本質を見たんだよ!! やはり知性は痴性の一変種に過ぎない!! 崇高なものも高尚なものもどこにもありやしない!!!!
人間は絶対に賢くもなれなければ立派にもなれやしない!!!! 全てはクソ溜めの中で見る夢なんだよ!!!!
ひひひひひひひひひひひ!!!!! バタイユ万歳!!!!!

161:名無しさん@ピンキー
06/11/23 18:40:12 UwDeg1o9
>>160
割と面白いが、改行に工夫がまるでないんで
とても読みづらいですよ。
次回以降、そこんとこ頼みます。



162:名無しさん@ピンキー
06/11/23 18:49:47 a5X7sVoK
>>160
投下乙
後まあ、キャラ作り乙
けどこの板あんまり濃いキャラ性は鼻つまみにされるんでやりすぎイクナイよ?

163:名無しさん@ピンキー
06/11/23 18:53:30 03FPZeWd
長いのとくどいのは置いといても大作乙
ただ最後の作者のうさばらしだかなんだか聞いてて不快


164:名無しさん@ピンキー
06/11/23 18:56:10 N6Rh1mFG
てろりすとRです。卒業式に立ち会ってくださってありがとうございます。
でも私のキャラは実のところむしろこっちが本性だったりします。
リアルで出すとやばいのですが暴走してついやってしまいました。

165:名無しさん@ピンキー
06/11/23 20:25:28 OHJTbd8B
>>160

バタイユって消費とか至高性のほうが重要だとオモ

166:名無しさん@ピンキー
06/11/23 21:52:55 ZPVPkUaj
このスレはいまだかつて無いスピードで容量消費しそうな気がしてきた
グッジョブ

167:名無しさん@ピンキー
06/11/23 22:12:00 cGjPV043
>>160
まぁなんつーか・・・とりあえず乙

>>161
このコピペもう飽きた

168:名無しさん@ピンキー
06/11/23 22:25:34 O6XAVkIb
>>160
乙。
しかしその暴走パワーをこそ作品に注入するべきだと思うんだ。

>>167
161ってコピペなん?
改行って読む人の環境によって全然見え方が違うから難しいんだよな。
漏れがSS書くときは専ブラの自動改行に任せるつもりで文中での改行は
一切行わない(もちろん文章の区切りでは改行する)んだが、これ少数派?

169:名無しさん@ピンキー
06/11/23 22:31:10 N6Rh1mFG
テロリストRです。読んでいただきありがとうです。
もし良かったら文章的にまずい点ですとか構成面での問題ですとか
指摘していただければ嬉しいです。
登場人物に対する不満なんかもぜひ。

170:名無しさん@ピンキー
06/11/23 23:48:33 03FPZeWd
菊池さんとか田中さんとかなんとなく彷彿とさせる書き方で
表現力も悪くないんだが・・・・おそらくキャラに対するパンチと言うか
ヒロインに対してのめりこめないのがおいらにとっては・・・・ちょっと難
なんだろう?上手く表現できないがエロ小説ではなく
大人向け小説にエロが混じってるそういう感じ?ホラーの中のエロスとか
バイオレンスの中のエロスとか多分エロが2番手3番手になってる感じを受けた
あまりエッチっぽく感じなかったのがエロパロ向けではないのが欠点?
まあ自分はオリジナルか書かないのでそもそもヒロイン云々語る資格はないんだが


171:名無しさん@ピンキー
06/11/24 00:17:15 k6WFtgD+
これはアレだ、ローカルに落として整形するに値する出来だ。

172:折時成
06/11/24 00:22:34 8gAV9UJ5
まあ、狂気の様も、できるなら作品の内に入れてもらうと助かる。
雑談にまで狂気を表現されるのは、よほどおもしれえもんじゃない限り、
空気の読めない者として、つまはじかれる可能性大だからなあ。

まあ、とはいえ、そんなふうにグワッっと狂気モードになるのは、
ある意味わかる気は、するんだよなあ。
特に、まま成らないときが続く時と創作意欲が膨れ上がった時が
ぶつかった日にゃ・・・もうね・・・。

まあなにがともあれ、GJです。
最近このスレ、妙な盛り上がりをみせてて大変うれすい。

173:名無しさん@ピンキー
06/11/24 00:38:10 auBwm60h
エロイ部分もあるが、心理描写が薄いような気がする。
キャラが、「どう」思っているかは判るが、具体的に「何を」思っているかが判らないから、
感情移入しにくかった。
あるいは、いっそ内面を一切書かない方がいいかもしれん。
その場合は、キャラの外見を詳しく書く必要があると思う。

174:161
06/11/24 00:48:18 35xU50Nm
コピペじゃねーよw

とりあえず、ある程度の長さになったら一度改行してみて下さい。
目安は、IDよりやや短めぐらいか、同じぐらいの位置。
それだけで、格段に読みやすくなる。

短い話なのに、たくさんのキャラがどこどこ出てくるから、
感情移入しにくい。けど、「これはエロだから、別に感情移入
しなくてもオケ」というほどには、エロくない。
それが、長い割には食い足りないって印象になるのかも。


175:名無しさん@ピンキー
06/11/24 01:11:33 35xU50Nm
>>168
ごめん、うっかり見落としちまった。

あくまで経験則だけど、ID前後で改行するのが一般ブラウザや
専用ブラウザでは一番見やすい様子。
携帯は機種次第らしいから、これはフォローできないけど。

あと、文中の改行がまったくないタイプの人でも、センテンスが
短めならば、さほど読みにくさは感じない。
けど、テロリストRたんは一文一文が長めなので、改行に
工夫しないと読みにくくなってしまうタイプかも。

176:名無しさん@ピンキー
06/11/24 02:20:56 5i0P0r96
もえがあって書くというより文章を書く自分に酔ってる感じがする。欠点っていうかあまりエロパロって感じがしない。

177:名無しさん@ピンキー
06/11/24 02:31:18 oPg2mS6D
てろりすとRです。批評を頂きありがとうございます。
やはり私はエロには徹し切れなかったようですね
(170さんのお察しの通り元はホラーやアクションの小説を書いていましたから)。
173さんがおっしゃるように心理描写を深く書くかいっそ外面の描写に徹した方
が良かったのかもしれません。
自分自身が「何を」書きたいのかが定まらず作風が磨ききれていないようです。

昔は「エロなんか」と馬鹿にしていましたが
「アイレン」で知られる漫画家の田中ユタカがエロ出身と聞いて考えを改めました。
どんなジャンルであれ掘り下げてみれば創作全般に対する見方が深くなると感じたからです。
そして実際にやってみた甲斐はあったと感じています。
エロを書いて分かったことですが私はこれまで設定や世界観、表面的な動きにこだるあまり
登場人物を生々しくと描く点が不十分できていなかったのかもしれません。
今後はより良いキャラクターの造形などを心がけつつ本領の分野に戻りたいと思います。
ありがとうございました。

178:名無しさん@ピンキー
06/11/24 04:14:41 3S1BtXHt
てろりすとRサソ
GJ!
ふつ~に読み入ってしまったw
エロ狂気含め面白かったです。
またテロりたくなったら何時でも来て下さい。
次作に期待!

179:名無しさん@ピンキー
06/11/24 05:17:25 r7xysTUP
ああ、なるほど。
足りないものを感じつつもどことは特定できないので黙ってはいたんだが。

確かに「萌え」に通じる要素は少ないね。
萌えってのは感情移入度に比例して増幅すると思う。(少なくとも俺はそう思う)
そのキャラについて、性格、信念、口調、などなどを読み手が知れば知るほど
・気の強い女が泣かされる
・信念をへし折られて屈服させられる
・プライドをかなぐり捨てて必死に懇願
とかのシーンのエロさと言うかゾクゾク感(美味く表現できんw)が増幅すると思うんだ。

そーゆー意味で、氏のSSは
「こいつらはどう言う人物で、何でこんなシチュになってるのか?」
みたいな説明的な部分がもうちょっと欲しかったってところかな。

180:名無しさん@ピンキー
06/11/24 06:00:48 xVMUW7iF
>>テロさん
GJです!

話よりも氏自身の個性の方が強いというかなんというか…
まあ、半分はわざと壊してるんてしょうけど

181:名無しさん@ピンキー
06/11/24 13:05:40 lDVsr7na
※177
ありとあらゆるジャンルでエロ心抜きの名作なんかこの世に存在しないからなー。

182:名無しさん@ピンキー
06/11/25 00:02:02 nFzAvQtZ
>>181氏がなにげにいいことをいったようなキガス

183:名無しさん@ピンキー
06/11/25 02:30:02 SvzWEOXR
そんな漏れの中での名作は「竜馬が行く」
さあて、今日も司馬遼太郎で抜いて寝るか。







・・・スマン無理だ

184:名無しさん@ピンキー
06/11/25 02:56:35 MOABbN3M
太宰の人間失格だって「ヘタレ主人公がいろん女の子をとっかえひっかえする話」に見えないこともないしな

185:名無しさん@ピンキー
06/11/25 07:16:10 VQePmjE+
触手の9匹目スレと10匹目スレが並んでる
ダブル触手で女の子を攻めるんだな

186:名無しさん@ピンキー
06/11/25 09:11:35 BS6y0cCl
外伝氏の座敷童子読んで、童女もののすばらしさがわかった。
小5、6くらいの女の子が触手妖怪に犯されるのキボン

187:名無しさん@ピンキー
06/11/25 10:12:55 edVpQVz/
>>186
技量がないんで…ネタ材料を一つ。
場所は小学校で、放課後忘れ物取りに来て…というのはどうだ。
触手が出現するのはやはり理科室か開かずの物置。

188:名無しさん@ピンキー
06/11/25 11:06:00 BS6y0cCl
>>187
お、いいね。友達から聴いた話とかに興味深々で、その扉を開けて…………って感じか

189:名無しさん@ピンキー
06/11/25 12:06:26 QX9TdQk+
つ 学校の怪談

190:名無しさん@ピンキー
06/11/25 14:52:33 edVpQVz/
つまりその学校は触手様の封印場所だったわけだ

191:名無しさん@ピンキー
06/11/25 17:01:19 BS6y0cCl
う~ん………職人さん書いてくれないかな……?

ランドセル背負ったままってのも萌える

192:名無しさん@ピンキー
06/11/25 18:34:40 f3kJxxPq
触手みっちりの個室に監禁ってのはイイね! 幼女はイヤだけど

途中で気付いたけど俺が書くとまた触手溜めになっちゃうね!

193:名無しさん@ピンキー
06/11/25 18:39:37 5YxGsNFl
人に頼るな自分に頼れ

194:名無しさん@ピンキー
06/11/25 19:11:05 z8yRrixi
一度だけ逃げるチャンスを与えられて必死に走って脱出しようとするも追いつかれて触手に捕らえられるとか
そして触手の塊の中へ

195:妖怪 わらしめとり
06/11/25 20:13:57 QevUFyWi
ん?あてくしの出番にょろか?

196:名無しさん@ピンキー
06/11/25 20:22:03 BS6y0cCl
>>195
おお~!!どうか君臨してくれ!!

197:妖怪 わらしめとり
06/11/25 20:30:12 QevUFyWi
今、嫁御の記録は書いてないにょろが・・・
ふむ・・・これほど愛らしき童女たちをいかにしてかどわかし、
かくも貞淑にてなづけたを、記さぬのももったいない話ではあるのう。

ふむ、一つ記してみるかの、
嫁御達を愛することにしか使わなかったこの男根、
今宵は筆を扱うのに使ってみようか・・・。

どっこいしょ・・・では筆が上がったらまたあおうにょろΨ

198:名無しさん@ピンキー
06/11/25 21:24:41 Erxc9zkj
虫がとばーで孕ませはここでいいの?

199:名無しさん@ピンキー
06/11/25 21:36:16 UE6AsrdT
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
スレリンク(eroparo板)
になるんじゃないか?
どういう虫かにも変わってくるかもしれんけどw
ナウシカのオームや腐海の蟲ども見たいなのはここか?w

200:名無しさん@ピンキー
06/11/25 21:58:42 SvzWEOXR
>>194
それは基本技じゃな。
一度(複数回でも可)希望を与えて、ぎりぎりのところで叩き落す。

ところで、ずっと昔に書いたエロ触手SSが発掘されたのだが、
触手暦が浅いころのSSって、超ストレートである意味初々しいな。
内容はなんの捻りも無いファンタジー世界で女戦士触手モノで、
我ながらベタ過ぎて別の意味で恥ずかしくなった。

201:名無しさん@ピンキー
06/11/25 22:05:26 Erxc9zkj
誘導ありがとう!

202:名無しさん@ピンキー
06/11/26 07:16:07 JUYybpDd
>194
一度希望を持たしておいて、引きずり落とす
その訪が落差があっていいよね

>>191
そのランドセルの中から…

>>187
理科室の標本とかが合体して襲い掛かるとか
人体模型の内蔵が触手のように…とか

203:名無しさん@ピンキー
06/11/26 14:23:44 5XAX4eZ8
>>200
全裸でwktkしながら待ってますので。

204:名無しさん@ピンキー
06/11/26 14:45:28 W+x3FR+M
おまいら、童話とかどうよ?
いま親指姫で書いてんだけど、モグラやらヒキガエルやらに犯され
るのは、このスレでいいのかな?
童話スレも勃ってたからどっちに投下すべきか迷ってる。

205:名無しさん@ピンキー
06/11/26 15:51:52 mHkJCwyM
>>202
>理科室の標本とか人体模型

「ゾイワコノイワコ」という幻聴が聞こえてきた漏れは、

勇者シリーズ&エルドランシリーズ総合スレ
スレリンク(eroparo板)

に帰りまつ…………orz

ハズラムサライヤ~~~~

206:名無しさん@ピンキー
06/11/26 16:00:16 Ssh1A8Kd
>>204
そんな細かい事は気にせずにドドンと投下しちまえ
基本人外ならここの人は受け入れてくれると思う
猟奇は嫌われてるっぽいが

207:名無しさん@ピンキー
06/11/26 19:46:27 SKpL2468
わらしめとり君臨マダー?

208:名無しさん@ピンキー
06/11/26 20:46:27 MQC90Nwe
授業中に女の子が座ってる椅子から突然触手が、他の生徒に見えないように服の中に侵入してヌプヌプグチョグチョとか
休み時間に女の子が用便をすましていたら便器から突然触手が、シリアナを強引に拡げられウンチを貪られながらジュプジュプドロドロとか

209:名無しさん@ピンキー
06/11/26 20:54:53 hHpD/TzZ
>>208
身体測定中に触手が襲ってきて、ぱんいちの女の子達をぐちょぐちょ

210:名無しさん@ピンキー
06/11/26 20:58:03 PqJLNs1z
>>208
つまり座布団の中身が触手の種入りで、女の子の体温で活動開始なわけだ。
で女の子は恥ずかしくて周囲にばれないように声を殺して耐える、と。

うわ、なんかツボだ。読みてぇ

211:名無しさん@ピンキー
06/11/26 23:33:25 Ssh1A8Kd
おいらは小学生くらいの子は流石に挿入まではちょっと書けないなw
そう言う無垢な子は逆にねちっこい愛撫と魔力で快楽を教え込んであげて光源氏計画ウホw




212:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:12:21 VTXuTJrf
童女は、
捕まる→逃がすと言われ希望を持つ→捕まる&犯される→BAD END(同化や捕食)
捕まる→逃がすと言われ希望を持つ→捕まる&犯される→GOOD END(救助&欲求不満による夢オチ)

のどっちが萌える?

213:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:18:16 LUIR4qMX
バットエンドにもえ死にそうだ

214:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:27:44 4aXyc06U
GOODとBADが逆だと素で思った俺。

215:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:29:31 PgbBkue/
俺は年齢に関わらず後者。
俺の倒錯趣味はあくまでも愛情の裏返しだから。

216:名無しさん@ピンキー
06/11/27 00:54:03 otxAqeO9
つ 捕まる→逃がすと言われ希望を持つ→捕まる&犯される→解放→快楽が忘れられず自分から犯されに行く(TRUE END)


217:名無しさん@ピンキー
06/11/27 01:15:32 kUhnxyxe
ていうか、食うのはやだのー

やっぱり、最初はもちろんイヤイヤで、
後に永住とか妻とかにしちまうとかが俺的趣味じゃのー。

218:名無しさん@ピンキー
06/11/27 01:19:17 2MlCJ9Ry
>>205
そういえば中の人死んじゃったんだよね…

219:200
06/11/27 01:29:54 PgbBkue/
>>203
普通にスルーしてたw
バカ長いけど、投下しようか?
ちと余りにも酷い文章は修正するので少し時間かかるけど。

220:名無しさん@ピンキー
06/11/27 01:47:55 93tbrRfU
捕まる→逃がすと言われ希望を持つ→捕まる&犯される→救助される
  →自分の下腹部をいとおしそうになでる少女 (出産END)

221:名無しさん@ピンキー
06/11/27 03:13:47 cBgvE/vX
r)→救助される →株分けにされ母、姉妹、友人を犯す(ENDLESS)

222:名無しさん@ピンキー
06/11/27 06:11:18 xg8f+yqS
個人的には、エンドはどこぞの性燃機関みたいなのが好きだな。
老いず死なず狂えず未来永劫究極の快楽に浸される。

ただ改造とか分解とかはナシね。
マブラヴオルタみたいなのはナシ。

223:名無しさん@ピンキー
06/11/27 07:21:49 uafV2aRx
>>204
悪いことは言わん
このスレに投下してくれ


224:名無しさん@ピンキー
06/11/27 11:44:53 pF/Zxbr9
職人さんの降臨を全裸で待ちつつ陰陽大戦記スレで見かけたブツ置いておきますね
___________________________________________

157 :138:2006/11/17(金) 02:23:07 ID:+Am2GAca
138でああは言ってみたものの、書いてみたら
激しく読む人を限定しそうな代物になってしまったため、ロダにうpっておくことにしました
URLリンク(kasamatu.o0o0.jp)

心が広くて冗談の通じるお暇な方は落としてお読みください
(DLキーはメ欄)

※以下の属性が地雷な方にはおすすめできません
【性別入れ替え】【異種姦】【触手】【陵辱】【投げっ放しエンド】
※念のためファイル内の「ReadMe」も合わせてご参照ください

225:名無しさん@ピンキー
06/11/27 13:34:03 GNfL2RqK
言うほど触手分多くなくね?

226:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:19:18 CDZsZnj6
オマイラの話とひぐらしを読んで真エンドまで延々とループする触手もの企画を考えた。

227:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:34:00 O6czxoDQ
>>222
うむ

228:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:55:17 xEvHH535
そろそろ快楽で発狂しちゃうぐらいハードな奴が読みたい

229:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:55:38 AD45DxZe
好みとしては216と222を合わせたものかなぁ

230:203
06/11/27 21:21:17 5gSJzMbA
>>219
 +            。。
   。     。 +   ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚´дフ。 ヒドイヤヒドイヤ
            ノ( /
              / >

ぜひぜひ投下して下さい!!

231:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:34:29 /5F6obxZ
>>208の後者も読みたいのだが、トイレものはいい加減食傷?

232:妖怪 わらしめとり
06/11/27 21:53:16 u53iUWAL
とりあえず半分までにょろが、投下してよいにょろか?

233:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:08:20 /5F6obxZ
>>232
どうぞどうぞ。

234:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:11:01 AD45DxZe
>>231
ちょっと同意。しばらくトイレはいいや。

>>232
身をくねらせて待ってるにょろ。

235:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:16:08 u53iUWAL
我の場合、いつも、ただならぬ、おさえられぬ感情から、「こと」が始まる。
どうも我、のみならず我が同胞もそうだが、行動の源は、媾合の本能によるもののみではないのだ。
今回の場合も、我はその娘を初めて目にしたときに心突き動かされるものを感じた。
人間の言葉でいうなら「一目惚れ」というやつである。
まこと我らの行動の、なんとも人間くさきことよ。それがわれらの名の所以であるのだろうか。

さてその娘であるが、歳は10から1、2の程か、顔つきは童ながらもすでに整った顔つきであり、
しとやかそうな表情に円らな目、そしてこれは我ら妖のみが感じるものであるが、
やさしそうな「気」を纏っていた。そう、この少女は間違いなく情けの深き少女なのだ。
はても、せちがらくうつつにのみ重点を置くこの冷たき現世において、このような少女は珍しきこと哉。
というか、かのような砂金のごとき愉しみのために、我は都会にて嫁探しをしてるわけであるが。
ふむ、此度はいかにして、婚姻の儀を成そうや。

よし、前は追いかけて追い詰めたから、今宵は「追いかけさせる」ことにするか。


236:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:17:03 u53iUWAL
我は変化の術はお手の物である。少女の好奇心を刺激するものに変身することなどは造作にもあらず。
まあ現世の少女にとりてそれは、大概が版権とかいうものに引っかかる類であるがゆえに
この場であからさまに書くわけにはいかぬが、とにかくそのような、可愛い小動物系統のものに変身し、
下校の帰り道の我が愛しの君の眼前に、初のお目見えをしたわけである。
早速、少女の円らな瞳が好奇心でさらに丸くなる。なんという吸い込まれそうな目であるか。
毎度嫁候補に合い間見える時の、このどうしようもなき恋焦がれ。この瞬間がたまらぬ。
ついその場にて組み伏せたくなる衝動を、今は抑えねば成らぬ焦燥も、毎度のことながら心地が良い。

少女の瞳から、好奇心によりて少女を捕らえたということを確信してから後、我は行動を開始する。
我の住処、一歩足を踏み入れれば並みの人間では出ることかなわぬ場所へ、
ただ、「移動する」だけでいい。
少女は好奇心に駆られて我の後を追う。我は時々静止し少女の追跡を伺う。
少女は、すばしっこい我に何とか追いすがろうとしているようだ。
ずっと小走りの状態を保ち続け、軽い疲弊が見られる。
さて、そろそろ捕獲、いや、我が婚儀の場への招待、するとしよう。


237:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:18:14 u53iUWAL
追いかけっこをしているうちに、いかにも人目につきづらそうな狭い路地にたどり着く。
ここにて我は、わずかながら結界を仕込んでいたのだ。
人間一人分を「まきこむ」程度の、わずかな結界。
我は最後の仕上げ、いや、始まりの仕込みに取り掛かる。
結界を張ってある部分に、ちょこんと座る我。
「ここにいたの・・・よしよし、こわくないよ」
少しずつ、やさしげに声をかけ手を差し伸べる少女。ああ愛らしい、愛しい。辛抱堪らない。
だが我はこらえ続ける。少女の手が結界に触れるまで。

そして、少女の手が、差し伸べられる。
ようこそ、我が婚儀の褥へ。


238:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:18:56 u53iUWAL
次の瞬間、辺りの景色が一面森に変化したことに、最初少女は驚愕したことであろう。
戸惑いの隠せないまま、少女は目の前にいる我、が扮した小動物の様子を伺う。
かのような事に遭うても、我を気遣うその情けの深さ・・・うむ、さすが我の選びし娘。
このまま正体を表し事に至りてもよかったのだが、
何故かこの少女には、一つ戯れを成そうと思い立ったのだ。
少女の円らな瞳と、一際優しく暖かい気が、我の悪戯心に火をつけたのであろう。
少女はそっと、恐れに震えている、よう演じることにした我を、抱きかかえた。
とても華奢に見えた少女の体は意外にやわらかく、我を包み込んだ。
己自身も怖さで震えているであろうに、我への気遣いがあたたかい「気」となりて我を包む。
身近にあるゆえに少女の匂いもはっきりとする。このかぐわしき香り。我の最も愛する香り。
ついに我も辛抱しきれなくなり、「正体」が、小動物変化の殻を破って一部分姿を見せる。
少女には、愛らしい小動物の体の一部が「ものすごく腫れた」ように見えたことであろう。
赤黒く、血管が張り巡らされ、粘液をしたたらせながらうねうねと動く。
そう、これは我の本来の「舌」である。


239:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:19:58 u53iUWAL
一瞬少女は、この我の「舌」に、驚きに目を見開くが、しかしまた気遣いの表情となる。
これを完全に、「重症の腫れ物」と断じたのであろう。情けの心が、少女の瞳一杯に現れる。
「大丈夫?ね、いたくない?」少女が恐る恐る、しかしいたわるように声をかける。
その小鳥よりも心に染み入る声を間近で聞き、再び我は興奮に身悶えし、
こらえても堪えてもついにそれは堰を切り、か細い声となって現れる。
一瞬しまったと思ったが、少女の表情が変わらない。
どうやら災いと思ったものが功を奏したか。絞り出た声は小動物の苦悶の声と判じられたようだ。
「可哀想に、いま消毒を」そういって次に少女が行った行動は、さすがの我も驚愕させた。
なんと自らの舌でその腫れ物、我の「舌」を嘗め始めたのだ。
なんといういたわり、なんという献身。現世に、まだこれ程の少女がいようとは。
もう限界。もう終い。もう耐えられぬ。この行動は我にとって最大の止めとなったようだ。


240:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:21:02 u53iUWAL
我の「舌」が、本能的に動き、少女の舌にからめあわせる。
「!」一瞬、少女がひるんだ。だがすぐに、「どうしたの?痛いの?」と問うて
「消毒を」を続行しようとする。
だが、我慢が出来なくなった我はもう躊躇がなくなっていた。
2本目の「舌」が現れ、少女の首あたりに這わせる。
「え・・えっ!?」これにはさすがに少女も大きくひるんだ。
そのまま、それを少女のシャツの中へとはわせはじめる。少女の肌を初めて味わう我。
汗の味と少女の肌のやわらかな舌触り、もはや我慢などどこへやら、
夢中になって、少女の胸を舐めだす。うむ、少しふくらみがあるようだ。ここもちゃんと適齢期也。
「え・・・ちょ・・・どうしたの?」混乱が隠せぬようで、少女は消毒も忘れて取り乱している。
だが二の口は告げさせぬ。今度は我が、その舌を攻めてやろう。
我はもう、「舌」が次々出てくるのをとめることができぬ。大小長短さまざまな舌が次々
我扮する小動物からまろびでて、少女を拘束にかかった。

「ど、どうしたの、ひっ・・・や、やあ・・・」
さすがにこの状況は耐えがたきものらしい、少女の声が、ようやく恐れが混じり始める・・・。


241:妖怪 わらしめとり
06/11/27 22:24:25 u53iUWAL
続きは明日じゃ。今宵はここまでじゃ。
嫁御がうるそうてかなわぬのでな。まことにすまぬ。

では。。。

242:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:13:17 VTXuTJrf
GJ!!

わらしめとり、変身とはやるなぁ。こんな少女がいたらすごいよな~。名前とか願います

243:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:12:14 jK+co8/2
>>241
GJ!
わらしめとり様、明日を楽しみにお待ちしております

244:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:42:35 U9GL3TVt
>>224
陰陽大戦記懐かしいな
平日の夕方6時台に幼女をぬちょぬちょ触手で巻いて悶えさせた勇者なアニメだった事だけ憶えてるぜ

245:名無しさん@ピンキー
06/11/28 02:06:38 XlxhTYQq
>なんといういたわり、なんという献身。
なんか知らんけどここでナウシカ思い出してフイタ
ババサマー

246:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:25:38 /YkIz6J1
>>230
スマヌ。
実は漏れ、>>87-88,122の流れでT&Tネタの話した触手なんだが、
T&Tエロスのほうが個人的に盛り上がっちゃってるww
そっちと同時進行で書いてるから、ちょっと待ってね。
時間かかるけど、確実に投下するから。

ちなみに進捗率は、
・T&Tネタ:40%
・女戦士触手:90%
くらい。女戦士のが速く投下できるかな。

更にファンタジー女兵士スレのも書いてるなんて言えな(ry

247:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:33:10 /YkIz6J1
>>241
わらしめとりエロスww
こーゆー雰囲気のってイイね。
あれこれ書かずとも空気を表現できるのってウラヤマシス。

248:名無しさん@ピンキー
06/11/28 07:23:14 xKaf9kgi
>>241
続きワクテカしながら待ってます
にしてもなんて純粋な子なんだイイネイイネ


249:名無しさん@ピンキー
06/11/28 07:47:49 xKaf9kgi
自治スレの流れで元ネタエロゲ排斥騒いでる人がいるらしい。
間違って排斥なんて流れになったら神楽氏の作品群ほぼ全部アウトじゃん
勘弁して欲しいorz

250:名無しさん@ピンキー
06/11/28 09:52:58 lBwdmUF9
>>249
マジかよ
EXTRAVAGANZAのパロを探してるんだがなぁ…

251:名無しさん@ピンキー
06/11/28 10:31:39 jK+co8/2
>>249
まじ?
ほんとに勘弁して欲しい。神楽氏大fanとしていつも楽しみにしてるのに。
てか、もともと18禁のエロゲ駄目って、なんかおかしいだろ。
そんなこと言い出したら一般の元ネタなんざもっと倫理上やばいし。
…それともエロゲに愛が溢れすぎてネタにされるのは耐え難いってのかね?

252:名無しさん@ピンキー
06/11/28 11:54:16 0mqC5T85
>249
スレを見たわけじゃないが言い方から察するに一人なのかな。
じゃあ気に病むまでもなく、いずれ満足して消えるか、
只の荒らし粘着に様変わりするんじゃないか。経験上。
そもそも犯罪予告はともかく、どんな類の話でも抑制はしない2ch(とPINK)だから、
投下する場所が完全に無くなる、って事はない、と思う。
エロゲパロ板ができたら、そっちにいけばいいじゃん?

253:ふんどしさん
06/11/28 12:02:29 kxJyM0PF
マジレスすると完全オリジナルでSSを書くと
舞台説明やキャラ説明でやたらと文字が増えて読むのも書くのも面倒くさい。
と言ってみる。

254:名無しさん@ピンキー
06/11/28 17:19:43 CE7RrDm+
ぶっちゃけ触手とかキモイから出て行けって流れでここに来てる人も居るはずなんだが
某キャベツなんて陵辱関係で揉めに揉めるという事態だったからな。
ここが消えることはないんじゃない?

255:名無しさん@ピンキー
06/11/28 17:45:50 NE7uTEmh
元々、現状ローカルルールでエロゲが元ネタの「スレ」は立てちゃいけないことになってる。
ただ、シチュスレ等でエロゲ元ネタの「SS」投下するのはスレ住民が受け入れるか
どうか決めてもおk、みたいなのが、前に自治スレ流し読みした際の印象だったんだが、
あれからまたなんかSSまで排斥しろってな流れに変わったのか?
今流し読みしてきた感じだと、揉めててその辺の結論はよくわからなかったのだけど。
まあ、この「スレ」が削除ってことはまず無い。オリシチュスレ排斥の流れではないから。

とりあえず、今の段階で神楽氏のSS読みたいって住人が多いようだし、
ここでは神楽氏の投下も問題ないんじゃないかなあと楽観してたりする。
エロゲ元ネタSS一触になってるってわけでもないしなー。

256:名無しさん@ピンキー
06/11/28 17:54:31 jK+co8/2
一色でなく一触かw

とりあえず安心した

257:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:06:00 /YkIz6J1
エロゲが元ネタだと何がまずいんだろうね?
作成元が「うちの娘を勝手に使わないでください」って言ってるなら判らんでもないけど
それだったらむしろエロゲ以外の方が問題ありそうだしねえ。

また任○堂あたりが暴走したら、
【ピカチュウと】 著作権侵害でSS師がタイーホ 【やらないか】
とか言う騒ぎになりそうだw

258:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:14:54 NE7uTEmh
うはw 一色より先に一触と変換される自分のPCこのスレに汚染されすぎwww

版権関係ってより、エロゲ元ネタのスレッドが沢山立ってしまうと、
板に優しくないとか、落ちやすくなるスレが増えるとかそっちの方の問題が主なだったような雰囲気。
だから、「スレ禁止、SS容認」の流れだったんだろうと認識してたんだが。
まあ、詳しくは自治みた方が早いんじゃないかな。今は流れ早いから追うのも結構大変かもしれんが。

259:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:57:39 W1z85gB3
良くわからんが、
葱板あるからそこでやれって事か?
ガンダム話はシャア板で とか 葉鍵とかそんな

260:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:16:09 /YkIz6J1
まあ漏れはT&Tとかオリジナルとかだから問題なさげか。

T&Tと言えば、ルールや世界設定をより知っておいたほうが書きやすいと
思ってルールブック探してアキバをうろうろしてみたんだ。
駅前のアニメショップで店員に「テーブルトークRPGのルールブックって
置いてます?」と聞いたところ、

「 テ ー ブ ル ト ー ク ア ニ メ ー シ ョ ン は置いてたっけかなあ…」と言われた。

帰った。

261:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:56:49 jK+co8/2
それどんなんやw
微妙な響きがいいなw

262:名無しさん@ピンキー
06/11/28 20:08:02 kxJyM0PF
ぬう、アキバの店員ですらテーブルトークを知らない時代なのか…
つかゲーマーズか。

263:名無しさん@ピンキー
06/11/28 20:10:48 M3Seo31Y
アキバでルールブック捜すなら『イエローサブマリン』がいいぞ。専門店だし。
電気街口からそう遠くなかったはず。
既に知ってたらスマン。

264:名無しさん@ピンキー
06/11/28 20:35:41 +AIGtS7Z
テーブルトークRPGと触手、いいマッチングかもしれませんね。
>212前後の流れのように、ストーリーがある程度テンプレート化できるということは、
一般のゲームマスターとプレーヤーでもドラマを構築しやすいってことで、
「ヌルヌルの呼び声(理性ポイントがゼロを割ると不定の絶頂に陥る)」とか
「アンテナズ&アクティナルズ」なんてのが売られたりしたら
末は映画化も夢ではありませんぞ各々方。


265:名無しさん@ピンキー
06/11/28 20:56:20 CE7RrDm+
>>258
やっぱキャベツ騒動のせいか?
アレは酷かった。
ハルヒもエロパロスレなのにエロ禁止されたから
SM板いってエロSS貼ってたね。
途中からちゃんとSM系のエロになってて
住人もそんなに文句言ってなかった気がする。
あれは正直凄いと思った。
ってか一部の住人の頭に何か沸いてるのが原因か?
スルー原則の2chとは思えない事態が多発してる気が



ところで触手系でみんなの一番のお気に入りの作品って何?
このス例外でもアリ

266:名無しさん@ピンキー
06/11/28 21:15:13 /YkIz6J1
>>263
うわあ!知ってはいたが失念していた!目の前通ったのに…。
なにやってんじゃ俺。
明後日もアキバ行くので今度は忘れずに見とくw

267:名無しさん@ピンキー
06/11/28 21:19:19 dc8wa0cr
>260
TRPG好きだったなあ実はT&Tを一番最初にやったよ
ドワーフ戦士でルールブックの最後に乗ってるダンジョンの裂け目に落ちて死んだwwww
TRPGってルール作れば十分触手できるよなあ。テーブルトークアニメはワロタ

>>264
それは触手限定なのか?妖怪やモンスターのような異種姦も含むのかにも寄る

あと自治で騒いでるのはどうも分割しようと騒いでる模様だね。
みてるとエロゲでもアニメ化やコンシューマ化されたのはグレーとか騒いでる
そのルールで行くと神楽氏の神楽シリーズやみさき2なんかは全部アウトなわけだが
現状分ける必要はないというのが大勢、ただおめこぼししてもらってるだけって偉そうな
態度がすげえ鼻につくけど自治厨たち


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