06/11/11 00:27:18 mJDpwLkf
「悠二!ただいま!」
「お帰り。シャナ。」
シャナは悠二に抱きついて、ぷらんぷらんぶら下がる。
ヴィルヘルミナはその光景に、不機嫌な表情を丸出しにする
悠二はあの後、マージョリーとマルコシアスの力によって、だいぶ立ち直っていた。
「そうだ、ヴィルヘルミナさんにお客さんが来ましたよ。」
「む?一体誰でありますか?」
「まぁ、ついてきて下さい。」
悠二はヴィルヘルミナを部屋に招待し、マティルダの置き手紙と写真を見せた。
「……ミステス。」
「なんだか“教授”の自在法で過去から連れてこられたらしくて」
「手は出していないのでありますな?」
「は…ははは、そんなことするわけな」
「貴様のベッドに赤い毛が落ちているのであります。」
「いや僕は布団を使って」
「怪しいのであります。大方ハァハァしたところをブッ飛ばされただけでありましょうが、
一応調べておく必要がありますな。」
「うっ……。」
悠二は逃げ出した!
「うわあああああ!!」
「待つのであります!!」
猛スピードで二階から下りてくる二人に、シャナは驚く。
「一体どうしたの?」
「捕まえるのであります!」
「どうしたヴィルヘルミナ・カルメル!」
「マティルダがここに来ていたのであります!」
「シャナ。行くのだ!」
「わかった!」
その後お風呂のこととかもばれた悠二はヴィルヘルミナに全殺し(零時前と後で半殺しずつ)にされ、
シャナからは一週間口を聞いてもらえなくなり(でも一週間後すぐにデレになる。)アラストールには二人だけの時に
写真をくれとせがまれてそれはもう大変であった。