高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART18at EROPARO
高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART18 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
06/12/02 00:53:38 OBB5Qf1F
激しく同意です。書いてくださって感謝!

401:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

402:名無しさん@ピンキー
06/12/02 03:43:15 VdSNQCdx
ヴィルヘルミナ口調はorz

でもいいじゃないk(ry

403:名無しさん@ピンキー
06/12/02 16:44:38 3yMdT1S3
>>393
GJ!!
へかてー可愛いなw

ただヘカテーの靴下ってニーソなのか?
あれはタイツじゃないか

404:名無しさん@ピンキー
06/12/02 18:00:50 Sl3vIRXx
>>398不覚にも勃起した

405:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/02 19:44:39 mmic7seg
投下させていただきます


406:名無しさん@ピンキー
06/12/02 19:45:39 mmic7seg
『強制的にフラグ立ててみた』

翌朝も快晴だった。
その朝の光の中、悠二は自分の現実を間違えることなく、
ぼんやりとした頭で寝床を探る。
(……バット、バット……)
そういえば、昨日はちゃんと持ってから寝たっけか、あれ、
何でベッドで寝てるんだ、ああ、戻ってきたらシャナがまだいなかったんだ、
まあいいよな、いないんなら僕が寝てても、もともと僕の部屋なんだし……
などと薄い思考をめぐらせながら、腕のなかにあるものを抱え直す。
ふにゃ
と、なぜかそれは柔らかくて暖かい。
ほっとするような、いい匂いもする。
(……変な、バット……ま、いいか……気持ち……いい、し…………)
「……すう……」
その頬に、かすかな吐息がかかった。
「ん……?」
ぼんやりと目を開けると、目の前、吐息のかかるほどに近く、
というよりも自分が抱き抱える格好で、
シャナが隣に寝ていた。
普段の凛々しさや力強さが欠片もない、
繊細可憐な、安らいだ寝顔。
「…………」
その、恋すらためらわれる清らかさに、見惚れること数秒、
「……シャナ、何で下着なんだ……? 僕を誘ってるのかな……」
まだ寝呆けている悠二は、ぼんやりとした頭でひとりよがりな結論に至る。
「そうではない。我がベッドで寝ることを勧めたのは確かだが
脱いだのはこの子が」
「なら、いいよな……いただきまーす……」
「いやまて最後まで話を」
アラストールの話をぼんやりとした頭で華麗にスルーした悠二は、
彼を枕の下に追いやると、シャナを抱き抱える手に力を込める。
そんなピンチにもかかわらず、シャナは未だ悠二の腕の中で寝息を立てている。
「あぁ……いい匂い……」
寝呆けながら悠二は、シャナの首筋に顔を埋め、髪の匂いを嗅ぐ。
その匂いを嗅ぐ、ハァハァという呼吸音で、シャナは目を覚ました。
「ん……ふぇぇ!? ちょっ、な、何してんのよ!」
自分の置かれている状況に驚くシャナ。自分を抱きしめてフガフガしてる悠二を引き剥がそうとする。
「こんなことしてタダですむと思ってひゃぁぁん!」
耳の穴を舌でかき回される、その初めての感触に思わず声が出る。
「んっ、ちょっと、やめなさいよ……!」
「はぁ、はぁ……」
首筋にキスマークを打たれながら、シャナは快感に負けないように
必死に抵抗するが、腕に力が入らない。


407:名無しさん@ピンキー
06/12/02 19:47:32 mmic7seg
自分の置かれている状況に驚くシャナ。自分を抱きしめてフガフガしてる悠二を引き剥がそうとする。
「こんなことしてタダですむと思ってひゃぁぁん!」
耳の穴を舌でかき回される、その初めての感触に思わず声が出る。
「んっ、ちょっと、やめなさいよ……!」
「はぁ、はぁ……」
首筋にキスマークを打たれながら、シャナは快感に負けないように
必死に抵抗するが、腕に力が入らない。
「だって……シャナから誘ったんじゃないか」
愛撫を止めた悠二がシャナの目を見つめてきた。初めて彼の凛々しい
表情を見たシャナは、思わずドキドキしてしまう。
「そ、そんなこと……んー!」
シャナの抗議の声は、悠二の唇に却下される。
舌を舐め吸われ、犯される感触に、シャナはとろけそうになる。
悠二に抱きしめられ、なすがままに口内を蹂躙される。
そんな状況なのに、シャナはどうしようもなく濡れていた。
「ふふ……すっかり出来上がっちゃったみたいだね。
もっと気持ち良くしてあげるからね」
「ふぇぇ……もっと……?」
快感に負けたシャナは、悠二の「もっと」の声に、
抵抗するのを完全に止めてしまった。
「うん、いい子だね。いい子にはご褒美あげなきゃね」
悠二は布団に潜り込み、シャナのショーツの上から女陰を指で擦り始める。
「~~~~~!!!!」
激しい快感がシャナを襲う。その反応を見た悠二は、
「もうすっかり濡れてる。シャナはいやらしい子だね……」
言葉で彼女を罵りながら、ショーツを脱がせ、蜜壺に指を入れる。
「あっ、あ、ああああ!」
言葉になっていない声を上げて喜ぶシャナ。悠二は止めに指を入れながら、
秘部の突起を舌で弄ぶ。
「だ、だめっ、おしっこ、おしっこが、あぁぁぁぁぁ!」
寝呆け悠二の指テクに、シャナは大量の潮を吹きながら果ててしまった。
…………
……


408:名無しさん@ピンキー
06/12/02 19:49:15 mmic7seg
数秒後、大量の愛液を顔に受けた悠二は、
「あれ?僕はナニをしていたんだ?」
やっと目が覚めた。
「うぅ~~……」
目の前には真っ赤な顔を手で隠しているシャナの姿がある。
「うわぁあ!シャナ、おねしょ……ってなんだその格好!」
下半身をだらしなく露出し、びしょびしょの秘部から液体を垂れ流している
シャナに、悠二は驚きの声をあげる。
「お、おまえが、やったくせに……!」
急いで下半身を布団で隠すと、やっとシャナは抗議の声をあげる。
「ぼ、僕がそんなことするわけないだろ!」 寝呆けていたときのことを覚えているはずもなく、悠二は必死に潔白を表明するが、
「ばかーーーーー!!」
シャナの右フックを顎に食らって、再び悠二の視界は暗転した。

409:名無しさん@ピンキー
06/12/02 20:55:06 7QWRFy0l
あいかわらずいい仕事しますねw
GJ!

410:ヴィルヘルミナの一日
06/12/02 22:14:36 J2llOKM+
「ああ、もう少しでいきそうであります」
「自慰多数」
「うるさいで、アッ、あります」
「木製魔羅」
「ん、バイブであります」
「電動振動」
「これがなかなか気持ちいいであります。
アッ、ダメ。い、イキそうでありますッ」
「絶頂開始」
「んんんんんんんんんんんッ」
「・・・・」
「ハァハァハァ」
「・・・・」
「気持ちよかったであります」
「絶頂終了」
「・・・・・・」
「??」
「萎えるであります」
「天邪鬼」
「むぅ」
「天邪鬼」
「確かに言葉攻めは好きでありますがティアマトにして
欲しいわけではないのであります」
「零時迷子」
「そうでありますね。このままではあの娘に手を出してしまいそうであります。
ここはガス抜きが必要であります」
「両方必要」
「わ、私は別に欲求不満じゃないのであります」
「急行」
「そうでありますな。行くであります」

411:名無しさん@ピンキー
06/12/02 22:15:47 NVCmALAk
いいね。
やっぱりシャナはよがるのがいい。

412:ヴィルヘルミナの一日
06/12/02 22:45:51 J2llOKM+
シュドナイ×ゆうじネタは需要があるのでしょうか?

413:名無しさん@ピンキー
06/12/02 23:04:05 2kqL8ORM
また句読点か…

414:ヴィルヘルミナの一日
06/12/02 23:42:46 J2llOKM+
あるなら頑張りますよ^^

415:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:48:23 5M+dgumw
じゃあsageを覚えてね

416:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:59:29 J2DofpZp
わざとageてるんだろ
スルーしましょう

417:名無しさん@ピンキー
06/12/04 14:26:03 5SFwBv5g
なにこの流れ

418:名無しさん@ピンキー
06/12/04 14:49:31 PSUVTjsn
流れというか
粘着が自演して荒らしてんだろ
スルースルー

419:名無しさん@ピンキー
06/12/04 18:41:32 jMH2HOR2
このスレは臭いな

420:名無しさん@ピンキー
06/12/04 18:57:16 gfiWCTEs
セクースセクースwww

421:名無しさん@ピンキー
06/12/04 20:18:23 jMH2HOR2
このスレはうんこそのものだな^^

422:名無しさん@ピンキー
06/12/04 20:23:03 D94XuRjz
元の作品自体がうんこだからな

423:名無しさん@ピンキー
06/12/04 20:47:57 D94XuRjz
まあ、読んでないんですけどね
サーセンwwwwwwwwwwwwwwwww

424:名無しさん@ピンキー
06/12/05 00:32:03 P7nIPWez
このスレを定期的にチェックしてるやつは糞そのものだ

425:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

426:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

427:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

428:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

429:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

430:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

431:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:30:30 xkc1E1n6
 

432:名無しさん@ピンキー
06/12/05 23:21:03 uurLq3S8
荒れてるなぁ……

433:名無しさん@ピンキー
06/12/05 23:24:12 xkc1E1n6
投下される作品が糞だし、なにより原作が糞だからしょうがない

434:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:00:40 qj4icbu5
荒れてない

435:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:02:12 qj4icbu5
シャナの長い黒髪が、火の粉を舞い咲かせて、灼熱の光を点す。火の粉の向こうで、黒寂びたコートが体を包み、大太刀『贄殿遮那』が右の手に握られる。


436:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:04:13 qj4icbu5
さげ

437:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:05:36 qj4icbu5
あげ

438:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:06:44 qj4icbu5
あげ

439:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:08:05 qj4icbu5


440:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:09:13 qj4icbu5
フリアグネの

441:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:10:44 qj4icbu5
なんでも質問コーナー

442:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:13:10 qj4icbu5
可愛いマリアンヌ

443:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:23:49 qj4icbu5
荒れてない

444:名無しさん@ピンキー
06/12/06 04:21:20 OZZK5+Aw
うめ

445:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

446:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

447:名無しさん@ピンキー
06/12/06 17:16:55 Wc1kTDa2
悪循環だな…

448:名無しさん@ピンキー
06/12/06 17:30:58 CAvXW1Tb
You say yes  I say no
You say stop and I say go go go
OH no
You say goodbye I say hello~♪


449:名無しさん@ピンキー
06/12/06 17:56:14 OZZK5+Aw
scratch one tango!
fire in the hole.
enemy down.
man down.
enemy spotted

450:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:04:31 ScX27rZk
これは……ダメだな

451:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:02:01 OZZK5+Aw
悠二は床で眠るシャナの耳を掴むと、乱暴に引き起こした。
痛みで彼女が目覚めたようだ。
「・・・・・・!?・・・・」
突然の出来事に唖然としている。
そのまま一気に左耳を引き千切り、釘バットを顔面に叩き込む。
「・・・くふっ・・・」鼻が潰れ、折れた前歯が数本こぼれ落ちた。

顔を抑えてうずくまりかけるが、ヘカテーがそれを許さない。

彼女の両腕をつかみ逆にねじりあげ・・・どう動いたのか、一瞬、シャナの
体を宙に体を浮かすと、 次の瞬間には激しく床に叩き付けていた。
「ぎゃうふっ!!」

両腕が嫌な音を立てた。間違い無く根元から両方とも折れたろう。おもむろに吉田さんが歩みより、シャナの両掌を千枚通しで滅多刺しにする。
「ふぐうっ!!」
くぐもった悲鳴をあげた彼女の腹にも吉田さんは無言で千枚通しを突き立てた。
「ひぎゃ!!!くうううううう・・・・・」
「おいおい、いきなり殺さないでくれよ。この後、野郎共の便器にするんだから」
悠二が声をかけると、千草がクスリと笑う
「大丈夫ですよ。人間はそれくらいじゃ死なないんです・・・よっ!と」

452:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:06:54 OZZK5+Aw
這って逃げようとしていたシャナの横腹に、彼女のつま先がめり込んだ。
「・・・・・・っ・・・・・・ごふっ・・・!!」
血反吐を吐いて悶絶するシャナ。 半分失神している。
「頑張ってくださいね。シャナ。まだまだ…まだまだこれからですから」
シュドナイは、悶えるシャナの上に馬乗りになると、彼女の脛に鋸の刃を当て、そう言って微笑んだ…。
「シャナちゃんが悪いんだよ。好き勝手やるから」
「吉田さんっ…………」
シャナは吉田さんを呪うような目で睨む。
そこに後ろにいたヴィルヘルミナがシャナの腹を思いっきり蹴った。
「ぐはっ!!」
シャナは目を見開いて胃液を吐きます。
その髪を掴んで顔を上げさせます。
「そろそろ命乞いをする気になりました?」
ヴィルヘルミナが言うとシャナは荒く息をついていました。
全身を打たれ、服を裂かれて下着のみのシャナ。
今は手足を拘束されて立たされています。
ヒロインと言われた女をいたぶるのは至高の悦びです。
「…………」「ん、なに?」 「カーッ、ぺっ!!」 「きゃっ!」
シャナは口の中に溜めていた痰をヴィルヘルミナの顔に吐きかけました。
「てめぇ…………」悠二は不気味な笑みを浮かべるシャナの前に金属バッドを取り出しました。
「ヴィルヘルミナに何するんだ!」 「ぐがっ!!」
シャナは頭を打たれてよろめきます。
そのまま頭や腹、腰、大腿などを滅多打ちにします。
「あああああああああっ!! あがあああああぁぁぁっ!!」
シャナは壮絶な悲鳴を上げますが、容赦しません。
「ぎゃああああぁぁぁああぁぁ!!やっやめって!ゴゲッ!」
十撃、二十撃、三十……百、二百……と打撃を加えます。
やがてバッドが歪むほど殴ると、シャナは血まみれになって痙攣していました。
「ストップ!それ以上やると死んじゃうよ」
「ハァ!ハァ!ハァ!そ、そうだな・・・」
「うげ……うぁぁ……」
シャナの顔は殴られて腫れています。
頬骨や顎が折れているようです。
他に頭蓋や肩、あばら、脚なども骨折しています。
軽く折れたあばらをバッドの柄で突くと、血反吐を吐きました。
ヘカテーがナイフを取り出します。
悠二がぱんてぃを剥がすと、シャナのマ○コから洗ってないのか悪臭が漂いはじめました。
ヴィルヘルミナとシュドナイが臭いに反応します。
「うわ!臭いっす!」
「臭いですねーシャナのマ○コ。腐ったバナナ以上です」
ヒロインという名とは裏腹に、そこはあまりに不潔でした。
「ほう、すさまじい悪臭だな。だがそれがいい」
異常性癖の持ち主である悠二だけはシャナが不潔な身体なのを悦んでいます。
悠二はぴくぴく震えるシャナのクリを掴むと、根元から切りにかかります。
「ぎゃああああああああああああっ!! があああああああああああああああっ!!」
シャナの奏でる腹黒ボイスは、今は絶叫という最も美しい音楽を奏でます。
「いいぞ!もっと悲鳴を聞かせてくれ!!」
シャナの反応に悠二は今までにない快感を得ています。
「お腹減ったね」
「そうだな。メシ食いにいくか」
「うん!」
「後は好きにしていいぞ」
「フフフ、了解」


453:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

454:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:09:54 NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(1/4)

「ぐっ・・・・・・はあはあ・・・・・・」
光一は余りの恐怖に、瑛理子を睨んだ。
季節は10月も半ばの、秋晴れのさわやかな日曜日、の一週間後の日曜日。光一は、今度は二見瑛理子とこの遊園地に遊びに来ていた。先週にも、なるみちゃんと一緒に遊びに来た遊園地。
その時は、エジプトのピラミッド展なるものを体験した。学術的なイベントだと思っていたら、その実は、ホラーハウスだった。
あの時は確か、あまりの怖さに、なるみは泣きじゃくっていた。ただ、その後に、とんでもなくおいしい展開が待っていた。
そして、今回、今度は瑛理子に無理やり手を引っ張られて、このエジプト展へと連れ込まれる光一。案の定、そこは恐怖の館。
しかも、そこのお化けたちは、なぜか瑛理子とつるんで、光一を攻撃してくる。
「はあはあ・・・マジ怖かった・・・」
「ふふふっ、相原って、結構怖がりなのね。」
「ていうか、ずるいよ二見さん!お化けと一緒に攻撃してくるなんて!」
「ふふふ。ごめんなさい。あなたのその顔が、あまりにも面白くって。」
瑛理子は光一の顔を見て、クスクスと笑った。
「しかし本当に、臆病なのね。」
「そ、そんなこと・・・・・・。」
「ない?」
「・・・・・・意地悪だな。」
光一はむすっと膨れた。しかし、そんな顔も、瑛理子のお気に入り。
「ところで相原。」
「何?」
「おもらし・・・しちゃった?」
瑛理子の言葉に、光一は顔を真っ赤にして怒った。
「そ、そんなわけないじゃないかっ!!!」
「本当?・・・怪しいわ。そうね、確かめてみようかしら。相原、ちょっとこっちに来なさいよ。」
「ど、どこ行くんだよ二見さん!?」
瑛理子は光一の腕をおもいっきり引っ張り、人気のないアトラクションの裏側へと光一を連れて行く。


455:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:10:46 NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(2/4)

今日は日曜日だから、この遊園地も混雑している。だが、この場所には、誰もいない。遊園地の建物の陰で、おそらくスタッフ以外は来ない場所だろう。
「さあ相原、見せなさいよ。」
「ちょ、ちょっと二見さん!やめてくれよ!!!」
瑛理子はジッパーを下ろして、ズボンの中から光一の陽根を引っ張り出す。しかし・・・・・・大きい。
「ぐっ・・・、二見さん・・・・・・」
「相変わらず・・・・・・大きいわね。」
そう言って瑛理子は光一のペニスをしっかりと握った。すごく熱い。彼女にはわかる。瑛理子に見られて、光一は興奮しているのだ。
すると、そのペニスの先端から、淡くて白っぽい液体が溢れてきた。
「あら?相原、濡れてきたわ?やっぱりおしっこなのね・・・・・・」
「ち、違うよ!こ、これは・・・」
「おしっこじゃないなら、これは何?」
「そ、それはその・・・・・・ええっと・・・・・・」
「カウパー氏腺液?」
「そ、そんなこと・・・・・・」
「ふふふ、相原、そんなに私と・・・・・・したいの?」
「あ、あのねえ・・・勝手に・・・」
すると、瑛理子は光一の首筋に抱きつき、じっと光一を見つめた。
「ねえ、したいの?」
「え、ええっと・・・・・・」
「男なら、はっきり言いなさいよ。」
「・・・・・・したい。」


456:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:12:03 NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(3/4)

「仕方ないわね・・・・・・」
そう言って、瑛理子は己のスカートをめくり、パンツを膝までずり下げた。
「!!!」
光一は驚いて声も出ない。今、目の前に、二見瑛理子の、正真正銘の、『おまんこ』がある。
もちろんそれは、瑛理子の女である、絶対的な証明。
「うわ・・・すごい・・・ヒクヒク動いてる・・・」
光一はじっとその場所を見つめた。今、この場所は、淫らな瑛理子の蜜を噴き出しながら、光一を誘っている。
「え、ええっと・・・・・・二見さん・・・・・・」
「相原・・・どうしたのよ?」
「二見さん・・・・・・その・・・・・・」
「はっきり言いなさいよ。」
「ごめん。実は・・・・・・コンドームを持ってきてないんだ。」
「それがどうしたの?」
「えっ・・・・・・?」
光一は驚いて瑛理子を見る。瑛理子は心底から、光一のペニスを欲しがっている。
瑛理子は無言で、その左右の陰唇を指で大きく広げた。
「早く・・・・・・ちょうだい・・・・・・」
「二見さん・・・・・・赤ちゃん、出来ちゃうよ?」
「わかってるわよ、そんなこと。」
「な、なら、どうして・・・・・・?」
あまりにもったいぶる光一に、瑛理子は遂に痺れを切らした。
「さっさとしなさいよ!」
「うわっ!!!」
瑛理子は急に、光一のペニスをぎゅっと握る。そして彼女は、片足を大きく上げて、己の股間を大きく広げると、彼のペニスをその愛液溢れる陰部にピトッと当てた。
しかし彼女には、もとより運動神経はない。長時間、片足で立っていられるはずもなく、彼女の身体は、そのまま光一にもたれかかる。
そのとき・・・・・・



457:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:12:58 NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(4/4)

彼女の体の重みで、光一のペニスは、彼女の膣の奥深くに突き刺さった。
「うあっ!!!」
信じられなかった。光一のペニスは今、二見瑛理子の膣の感触を、生で味わっているのだ。
「す・・・すご・・・気持ちいい・・・」
瑛理子は片膝だけ上に持ち上げて、光一にぎゅっと抱きついている。
「はあっはあっ・・・・・・相原・・・・・・あああ・・・・・・」
光一にはわかっている。射精するのは・・・・・・きわめて危険。
それは、理性でわかっている。しかし・・・・・・本能は、必ずしもそうではない。
瑛理子を、妊娠させたい。それが、光一の本能。
相反する二つの命令系統。理性は、射精を否定し、本能は、射精を肯定する。
しかし・・・・・・

光一の理性は否定、本能は肯定であっても、瑛理子がそうであるとは限らない。
不意に瑛理子は、光一の耳元に囁いた。
「射精・・・・・・して!」
瑛理子は、両方とも肯定なのだ。彼女の全身全霊が、光一の射精を欲している。
「うう・・・・・・もう・・・・・・出る・・・・・・」
射精間際なのに、瑛理子は身体を離してくれない。それどころか、全身でぎゅっと抱きつく。
次の瞬間・・・・・・光一は、射精した。
「うっ!!!」
「はああっ!!!」
瑛理子の身体が、一瞬、熱い液を感じる。それと同時に、彼女も絶頂を迎えた。

「はあはあはあ・・・・・・相原、素敵・・・・・・♥」
「二見さん・・・・・・」
「どうしたの?そんな暗い顔して?」
「だって、赤ちゃんが・・・・・・」
「そんな陰気くさい顔するんじゃないわよ!男なら、どーんと構えてなさい!」

そして、それからしばらく経ったある日、瑛理子は学校で、相原と話した。
「ごめんなさい。」
「ど、どうしたの二見さん?」
「生理が・・・来ちゃったわ。」
彼女の言葉に、光一はほっと胸を撫で下ろす。その光一の様子を見て、瑛理子は思わずむっとした。
「決めたわ。今度の日曜日も、一緒に遊園地に行くわよ!」
「ええっ!?」
「ちゃんと来なさいよ!サボったりしたら、一生許さないから!」
「は、はい・・・・・・」

おしまい


458:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:18:02 +j/rMMtk
なぜにキミキス……

459:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:50:54 nOfFaPyc
コピペ荒らしやろ
そろそろアク禁レベルかねえ

460:名無しさん@ピンキー
06/12/06 21:02:44 ScX27rZk
これはマジアク禁レベルだな

461:名無しさん@ピンキー
06/12/06 21:22:48 9jUNwmHn
メ欄で察しような

462:名無しさん@ピンキー
06/12/06 22:41:10 OZZK5+Aw
 

463: ◆IqtS6VgEC2
06/12/07 00:08:43 nqEnM0va
推敲して待ってる

464:名無しさん@ピンキー
06/12/07 00:44:35 S4rgGwsa
OK同志よ。

465:名無しさん@ピンキー
06/12/07 04:32:53 FDYpLMNB


466:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:17:09 FDYpLMNB
age age

467:名無しさん@ピンキー
06/12/08 07:57:20 ghqyxGur


468:名無しさん@ピンキー
06/12/09 03:11:31 T1m1i2XY
何か妙なのが住み着いてるな。

469:名無しさん@ピンキー
06/12/09 03:44:37 8WdMZ+Sy
だな

470:名無しさん@ピンキー
06/12/09 14:32:00 rSRUID4x
俺は待つぜブラザー

471:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:06:44 BqYliVDj
Qこの流れを断ち切るには?

A職人の光臨

Qしかし、この流れで書けない。どうする?

A俺が…無理

Qじゃあ、どうする?

Aリレーじゃあぁぁ!!!  

472:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:15:21 lAQtZGAN
それもウザいって人がいるし、
職人がさらに寄らなくなるなるから
ここは待つが吉

473:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:36:26 BqYliVDj
ちゅうことで、始めようかの
適当に書くから、どんな駄文なろうが気になされるな

『黒吉田日記』
○月○日 晴後曇り
今日、学校で体育の授業が都合により、保険の授業となりました。急な変更だったので、誰も教科書の準備が無いので、視聴覚室でビデオを観ました。
ビデオは……え~と……そのぉ……せ……せ……
……えぇい、セックスについてでした!
女子だけでは無かったので、もうとてもとても恥ずかしかったです。(坂井君も観ているし……これを機会に!……)あれ、一瞬意識が……
まぁ、いいか。
坂井君の隣にいたシャナちゃんはこういう事を初めて知ったようで、始まって数秒も経たない内に倒れてしまいました。大丈夫かなぁ?(坂井君の膝の上に倒れるなんて……ゆるせない!!)あれ、また?
結局、シャナちゃんはその時間からずっと放課後まで保健室で休んでました。(坂井君が休み時間毎にお見舞いに来るなんて……)あれ、まただ
もう、今日は何か変なので、早めに寝ます。



駄文じゃが、気にせんでおくれ

474:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:39:32 ZttHAT6F
ウザイなんて誰もいっとらんがな

まあリレーはあまりやりすぎても職人さん以外が
書き込みにくい状況になって過疎るから
なるべくスレ埋めるときぐらいだな

475:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:42:57 BqYliVDj
そうか、すまない
続けなくていいよ

476:名無しさん@ピンキー
06/12/09 20:24:06 /Q6gw2vC
>>473
一人でやってろ

477:名無しさん@ピンキー
06/12/09 20:38:16 8WdMZ+Sy
こんなクソみたいな作品ばっかりだから荒らされるんだよ

478:名無しさん@ピンキー
06/12/09 20:59:31 lAQtZGAN
>>473
一人でやってろ 糞が

479:名無しさん@ピンキー
06/12/10 01:35:40 uXeaOmAU
「だ、だめぇ!激しくしないで!」
がくがくと体を揺すられ、私は絶頂へと上っていく。

「いや!もういやよぉ!」
私は叫んだ、力の限り叫んだ。
しかし、願いは聞き入れられず動きは激しさを増していく。

「も、もうだめ・・・限界・・・っ!」
体がちぎれそうだ、このままでは取り返しがつかなくなる。
「やめ・・・もうやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」




スポっ




ガシャーーーーーン





「あ・・・すっぽ抜けた」

以上

Wiiのコントローラーでした。
これから、こんな事が起こらない事を願う・・・

480:名無しさん@ピンキー
06/12/10 01:39:04 D722PlkG
オチ糞だ

481:名無しさん@ピンキー
06/12/10 02:18:46 Hp0tfCuC
削除依頼が出てたね


482:名無しさん@ピンキー
06/12/10 04:42:36 KdyWW/M1
マジで完全にクソスレと化したな

483:名無しさん@ピンキー
06/12/10 12:44:38 l7+9zfkr
誰のせいだと(ry

484:名無しさん@ピンキー
06/12/10 20:27:54 pS2V+tPj
これは酷い基地外

485:名無しさん@ピンキー
06/12/11 02:15:16 aKaYG5q5
どうせインターネットでしか話相手がいないんでしょ
ほっときなさいそんな屑は

486:名無しさん@ピンキー
06/12/11 02:57:26 QX+amxkR
クソスレ記念真紀子

487:名無しさん@ピンキー
06/12/11 15:36:18 9R59icFh
荒らしにのさばらせるのもアレだし、小ネタでも投下

 坂井悠二は窮地に立たされていた。というのも
 前方に見た目11、12歳のフレイムヘイズの可愛らしい少女シャナが、夜笠とサイ
ハイソックスだけ身につけた格好で、
「悠二ぃ……」
 と悩ましげな声でせまり
 右側には大きく整った胸をもつ人間の少女吉田一美が大きな膨らみを丈の短いバ
スタオルだけで隠しながら、
「坂井くん……」
 と艶のかかった声でせまり
 左側には強大な存在の力をもつ、儚げな容姿の紅世の王の少女ヘカテーが柔らか
な肢体を濃紺色の胸の辺りに『へかてー』と書かれたスクール水着で包みながら
「悠二さん……」
 とくぐもった声でせまっていた。

「いや、あの、その……と、とりあえず三人とも落ち着こうよ! 男として嬉しく
ないわけじゃなくって、こういうのは女の子のほうからすることじゃ……」
 事の中心の悠二は、なんとも情けない言い訳をしながらこの場を凌ごうとするが
「「「うるさいうるさいうるさい」」」
 三人の少女が黙らせた。
「こうなったのも全部悠二が悪いんだから覚悟しなさい!」
「そうです坂井君、責任とってください!」
「私には悠二さんが必要なんです!」
「いやだから、僕は何もしてな……うわあああああ!!」

 この日、零時迷子のミステスこと坂井悠二は、日付が変わる前に、存在が消えう
せるほど精を三人の少女に絞り取られるのだった。

488:名無しさん@ピンキー
06/12/11 18:43:42 y0NiYkNL
つまらん

489:名無しさん@ピンキー
06/12/11 21:02:09 QX+amxkR
ゴミクズ以下だなw

490:名無しさん@ピンキー
06/12/11 21:27:59 MFeHwa8k
挿入時に存在の力を込めると余計に感じちゃったりするのか?

491:名無しさん@ピンキー
06/12/11 23:40:10 D9qrT8DU
シャナは敏感体質だから
そんなことしたら悶え死んじゃう><

と悠二が言ってた

492:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/12 00:18:19 /wqRTlFw
嵐の中投げてくれたみなさんGJです。
私も投げてみようかと思います。


493:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:19:05 /wqRTlFw
『銀髪銀眼の討ち手』

午前零時に近い時刻。坂井家の屋根の上では、今日も四つの姿を立たせた
7人による、夜の鍛練が行なわれていた。
「それじゃ、そこにあるもの使って、どんどんやっちゃいなさい」
「制限時間は無ぇからな、慌てんなよ」
マージョリーとヴィルヘルミナが背中を合わせて、マージョリーの
対面に悠二、ヴィルヘルミナの対面にシャナが、それぞれ位置している。

「えっと……それじゃ、いきますよ」
あぐらをかいている悠二の前には、古ぼけたぬいぐるみや小さな
玩具の車など、およそ鍛練には似付かわしくないものが転がっている。
悠二はそれらの中の一つを取り出して両手で持ち、目を閉じる。
(まずは、物質操作の自在法だ)
子供の人形劇に出てくるような操り人形を頭に思い描く。
途端、銀色の奇怪な紋章がぬいぐるみを包みこんだ。
(あとの要領は、シャナに存在の力をあげるときと一緒だ)
いつもシャナにそうしているように、ぬいぐるみに存在の力を流し込む。

悠二に命を吹き込まれたぬいぐるみは、むくむくと起き上がると、
すぐに一人で歩きだした。
「おっ、ついに出来たじゃねぇか」
「ふん、練習初めて一週間目にしちゃ上出来ね」
マルコシアスは陽気に、マージョリーは厳しい表情のまま、
教え子の出来の良さを誉めた。
悠二は、初めて自分で作った“燐子”を眺めながら、嬉しそうに感想を述べる。
「いつもシャナにやってることだから、イメージは簡単に掴めたかな」
その言葉を聞いたヴィルヘルミナは、ふと自分の親友のことを思い出し、
「む……やはりフィレスの時のような事をしていたのでありますか?」
「ち、違う!私あんなことしてないもん!」
尋ねられたシャナは悠二と絡み合いながら力を吸い取る
自分を想像して赤面した。
きな臭いものを感じたシャナの教育係は、
矛先を悠二に変えて、さらに追求する。
「怪しいのであります」
「そ、そんな……ははは」
ヴィルヘルミナから疑いの眼差しを向けられ、悠二は縮こまる。
マルコシアスが、ここ最近毎日見ている光景をからかい、
「ヒッヒッヒ、おめーも大変だなぁ、フレイムヘイズに嫉妬されブッ」
「バカ話は後よ。もうすぐ零時になるから、今度はもっと本格的な
“燐子”を作ってみなさい」
マージョリーはマルコシアスを叩いて、悠二に再び集中を促した。
最近はこういう先生っぷりにも磨きがかかってきている。


494:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:21:08 /wqRTlFw
「ヒヒ、おめぇが本格的な自在師になるまではお世話になるもんだからな。
しっかりやれよ」
そもそもなぜ悠二が燐子を作っているかと言うと、悠二は“王”に匹敵する
力を持ちながらそれを十分に引き出せないでいたので、マージョリーは
苦肉の策として、撹乱や防御の自在法、“燐子”の作り方などを
メインとして悠二に仕込むことにしたのである。
「分かった。それじゃ試しに……これでやってみようかな」
悠二が手に取ったのは、シャナがコンビニで買ってきた特大のメロンパン。 (メロンパンでできた燐子……一体どんな姿なんだろう)
シャナはメロンパンで出来た燐子を想像してぼーっとしていまい、
それをヴィルヘルミナに咎められる。
「よし、いくぞ」
気合いを入れ直した悠二はメロンパンを袋から出し、それにまた
生命を吹き込むべく、精神を集中させる。
(今度は燐子にキャラクターを設定してみよう)
メロンパンに自在式を絡ませながら、悠二はイメージを膨らませる。
(姿は、どうしようか……漠然と『強いもの』をイメージすればいいか)
考えをある程度まとめると、悠二は目の前のメロンパンに、
設定したイメージと存在の力を流し込んだ。それに反応したメロンパンは
銀色の閃光を発して燃え上る。

そしてその光が収まると、
「う~ん……これからもっと煮詰めていけばいいか」
「ヒッヒッヒ!何でぇその燐子は?」
マージョリーとマルコシアスの微妙な感想を漏らした。
不思議に思った悠二は閉じていた目を開いて自分の掌を見てみると、


シャナがいた。
掌にちょこんと座っていて、その手には、これまた小さな
メロンパンを持っている。
「……へ?シャナ?」
しかしオリジナルと違う点がいくつかあった。まず、彼女がヴィルヘルミナの
ような給仕服を着ていること、次に、彼女の持つ髪と瞳の色である。
ミニサイズのそれは―悠二の炎の色―銀色をしていた。
「あなたがわたしのごしゅじんさま?」
「う、うん」
「そう、よろしく」
ミニシャナは挨拶をすませると、またメロンパンに夢中になる。
「か、可愛いのであります!」
ヴィルヘルミナが、さっきとは一変、いつもは無表情な顔を弛ませ、
それを見てむっとなったシャナにそれを咎められた。
「ヴィルヘルミナ!まだ鍛練は終わってない!」
シャナに怒られて鍛練に戻る彼女だが、やはり気になるようで後ろをチラチラ見ている。


495:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:23:05 /wqRTlFw
「今日の実習はこれまでね。あとはいろんな理屈を教えるから。
ノートは持ってきた?」
「はい、持ってきました。シャナ、ちょっとごめんよ」
悠二は小さなシャナを手から移動させると、先程のガラクタの中から
ノートと筆記用具を取り出した。
「あっ、ライトはどこだ?暗くて見えない……」
「自分で明かりぐらい付けてみなさい。あんた自在師でしょ?」
何時の間にかマージョリーはライトを手にしている。
「ヒッヒ、マージョリーはその燐子がちゃんと働いてくれるか見たいんだとさ」
「そ、そうだね。あの、シャナ?明かりを付けてくれるかな?」
マルコシアスに言われて気付いた悠二は、さっそく自分の“燐子”に
初めての命令を下す。
「わかった。ひをつければいいのね」
燐子は悠二の頭に乗っかって銀色の火の玉を作ると、それを空中に
ふわふわと浮かばせた。
「あら……この子自在法の使い方としては今のあんたやチビジャリより優秀よ」
「そ、そんなー!」
まさか自分の燐子に負けるなんて。その衝撃の事実に、悠二はうなだれる。
「ま、めげずに頑張んなさい。それじゃ話始めるからメモ用意して」
そんなこんなで講義は終了し、午前零時を回った辺りでお開きとなった。

「それじゃ、明日は防御の自在法『トーガ』教えるから、
予習忘れるんじゃないわよ」
「ほーいじゃ、またな。今度のも難しいから覚悟しとけよ」
マージョリー先生達は一足先に阪井家の屋根から帰っていった。
「悠二、すごいの作ったね」
「う、うん……カルメルさんとシャナをイメージしたらこうなったんだ」
シャナは、悠二の頭に乗っかっているミニシャナと見つめあっている。
その光景に萌えながらヴィルヘルミナは、
(ふふふ……メロンパンを媒介にすればいいのでありますな)
第二の「シャナたん」を作ろうと考えを練ってていた。
「……ヴィルヘルミナ、聞いてる?」
「はっ!な、何でありますか?」
「傾聴」
ヴィルヘルミナはシャナの声で現実に帰ってきた。シャナはそんな彼女に
むっとする。
「封絶解けちゃったから、もう帰ろう?」
「そ、そうでありますな。ミステス、小さなその子にも変なことをしたら
許さないのであります」
「宮刑」
ヴィルヘルミナは必死で無表情を作りながら先に帰ってしまった。


496:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:27:07 /wqRTlFw
「変なの。ヴィルヘルミナ」
「カルメルさんのあんな表情初めて見たよ……」
「……我も初めてかもしれん」
寡黙な姫の変わりぶりに、三人がそれぞれ感想をもらす。
「私たちも、帰ろっか、アラストール」
「うむ、そうだな」
「ごしゅじんさま、きょうはいっしょにねるわよ!」
ミニシャナは悠二の肩にぴょこんと降りてきて、悠二に寄り添った。
「あはは……ちょっと従順にしすぎたかな」
「―なっ、なら私も悠二と一緒に寝るー!」
「うわあぁっ!」
どさくさでシャナが悠二に抱きつく。“燐子”といえど、
悠二と他の女の子が一緒に寝るなんて、シャナには許せないのであった。
「だめだだめだだめだ!帰ろるぞシャナ!」
アラストールが制止するが、
「やー!いっしょにねるー!」
「だめ!別々のベッドで寝なさい!」
「だめじゃない!ごしゅじんさまはわたしとそいねしたいの!」
今の二人に介入することは出来なかった。
「いや僕そんなこと一言も」
「ほら!悠二はあなたとは寝たくないって言ってる!」
「そ、そんな、ごしゅじんさま……う、うぅ、ううう~……」
「ちょ、そんな泣かないで一緒に寝るから!」
「ちょっと、悠二!?」
「わあぁぁ!ごめんなさいぃぃ!」
「……だめだこりゃ」
「アラストール、いかりや長介はいいから助けてくれよー!」
十分後、やっと騒動は納まって、オリジナルのシャナはしぶしぶ帰っていった。
「ふぅ、もう疲れちゃった……、今日はもう風呂はいって寝よう」
「ごしゅじんさま、わたしもいっしょにはいるー!」
悠二にすっかり懐いてしまった“燐子”銀のシャナは、悠二の肩に乗っかって
楽しそうに笑っている。
「だ、駄目だよそんな!」
初心な少年はその申し出を断ろうとするが、
「ごしゅじんさまぁ……わたしのこと、きらい?」
「い、いや、そんなことないよ」
うるうるした目で見つめられると、どうしても断れず、
悠二はシャナと一緒に風呂に入ることにした。

「わーい!」
シャナは小さなその身体全体に石鹸をつけて、悠二の背中を滑って遊んでいた。
「夜も遅いんだから、早いとこ切り上げてくれよ」
悠二はマットの上に俯せになっている。裸とは言っても小さいので、
その体に欲情することはなく、悠二は安堵していた。
「うん……あっ、わかった……は、あん……」
切ないため息を漏らしながら、シャナは体全体を使って悠二に奉仕する。


497:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:28:59 /wqRTlFw
「あ、あはぁ……ごしゅじんさまぁ、こんどは、まえ……」
「ま、前は自分でやるから!」
何やら嫌な予感を感じた悠二、前だけは自分で洗うことにした。
(うぅ……従順すぎるのも考えものだ)
「それじゃ、ながすよ」
シャナはシャワーを手に、悠二の身体を駆け巡る。
俯せになっていたので、その時のシャナの悶々とした表情に、
悠二は気付かなかった。

風呂から上がり、
「じゃ、寝よっか」
「…………」
悶々としたシャナを一緒の布団に入れて、悠二はすぐに寝ようとする。
「ごしゅじんさま」
「なに?」
「きすして」
「ん?ふふ、いいよ」
変に意識することもなく、頬にキスをする。
「そうじゃなくて……もっと、いやらしく……」
「そんなキスは出来ないよ。ほら、明日早いんだし、もう寝るよ」
もじもじするシャナに気付かずに、悠二はさっさと目を閉じてしまった。
「……ちからのしょうひがはげしいから、つかいたくなかったんだけど」
「……へ?」
シャナが布団から出て目を閉じ、何かを詠唱する。
途端、奇怪な銀色の紋章が彼女を包んだ。
そしてその紋章の効果で彼女は―
「えっ!?どういうこと?」
―着ている給仕服ごと人間サイズになった。
「ご主人さま……私、お風呂でご主人さまの身体を洗いながら、
欲情しちゃったの。だから……」
悠二に覆いかぶさって、耳元で囁く。
「シャナ、ちょ、まずいよこれは、ちょ、ちょっと」
銀色の髪から漂ういい匂いに、悠二は今までと一変、
必死に理性と戦っている。
「ご主人さまも、永らく性の処理をしていないんでしょう?」
しどろもどろになる悠二を、優しくリードするシャナ。
悠二の肉棒を布越しに優しく撫でさする。
「せ、性処理はいいから、ほら、もう、もう寝よう、ね?」
正直限界だった悠二は、間違いを起こさないように
慌ててシャナを引き剥がすが、途中で胸に手が当たってしまった。
むにゅん
オリジナルにはない、生々しい肉の弾力が、悠二の手に返ってくる。
「私は貴方の妄想から出来た“燐子”だから……身体もご主人さま好みに
出来てるんだよ?」
艶やかな笑みを浮かべて、燐子は胸にある主人の手を包み込む。
「我慢しなくていいんだよ? 今まで溜まってたもの、ぜーんぶ
出しちゃおう……?」
銀色の瞳に射抜かれて、悠二はそのまま固まってしまった。
燐子は悠二に抱きついて身体を密着させ、耳を舐めしゃぶる。


498:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:30:45 /wqRTlFw
「はぁ……あぁ……」
快楽に負けた悠二はもうそれを止められなかった。
「――!」
吹っ切れた悠二は、自身の作った“燐子”に一心不乱にむしゃぶりつく。
「あぁ、いい……」
「すー、はー、すー、はー……」
シャナの身体をまさぐりながら、髪の匂いを嗅ぐ。
「あはっ!ご主人さま、すっかり興奮しちゃって……」
銀色のシャナは、悠二の陰部に手を当てるて、そこに自在式を刻み込んだ。
そして肉棒に手を伸ばし、軽く扱く。
「あぁっ!」
たったそれだけで、シャナの首筋にキスをしている悠二の肉棒から
精液が飛び出した。
「あ、あぁ……」
「ふふ、落ち着いた?」
「う、うん……」
「本番はこれからだよ?ご主人さまの身体に細工して、今夜は腰を
振り続ける限りずーっと止まらなくしたからね」
シャナはメイド服を着たままショーツを脱ぎ、上にかぶさる悠二に、
その欲望を吐き出す場所を教えた。
「ここに入れて、いっぱい腰振って」
「うん、分かった……」
導かれた場所を肉棒で貫くと、
「うぁあっ!」
すぐに射精が来てしまった。
「ご、ごめ……」
「ご主人さま、そのまま振ってみて」
謝罪の言葉を遮られた悠二は、言われたとおり腰を動かそうとしたみると、
「あぁ!ああぁっ、出る、どんどん出るっ!」
少しでも腰が動く度に尿道を精液が通過し、激しい快感に襲われる。
今まで感じたことのない大きな快感の波に溺れて、へろへろと
力が抜けてしまった。それに気付いたシャナが、悠二と繋がったまま
すぐに上になる。
「気持ちいいでしょ?入れてる間は無限に出るから、ゆっくり楽しんでね?」
「あっ、あっ、あああああああああ~!」
上になった銀のシャナが腰をいやらしく振ると、その
リズムに合わせて射精感がこみあげくる。
「ほら、ほら、ほらほらほらほらほら!あっはっはっはっは!
はっはっはっはっはっは!」
「……ぁ……ぁぁ……あひゃ……あぁ……」
もはや抵抗することも忘れた悠二は、気が狂いそうな快感に身を任せていった。
結局悠二は、明け方まで出し続けてしまい、気付いた頃には“燐子”は
汁だらけのメロンパンに戻っていた。



499:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:32:34 /wqRTlFw
次の日の昼食
佐藤「今日は池が生徒会の集まりでいないから六人か」
田中「オガちゃんも試合でいないから五人だぞ」
吉田「坂井くん大丈夫ですか……?」
坂井「いたた……零時までの辛抱だな」
シャナ「もう。既に存在が弱くなってるわよ。何やってるの?」
坂井「ご、ごめん……(まずい、昨日燐子に腰を打ち付けまくった思い出が)」
佐藤「おい、何赤くなってんだ?」
吉田「ど、どういうことですか坂井くん!?」
シャナ「わ、私何もしてない!そうだよね悠二?」
坂井「う……うん。(確かにシャナは何もしてないけど僕はナニをっ……て
僕は何を言ってるんだろうね?)」
田中「はっはっは。どっちも選ばずに一人エッチとはこの平和主義者め」
シャナ「ひとりえっち?一美、ひとりえっちって何?」
吉田「そ、そそそそそれは」
佐藤「坂井に教えてもらえよ二人とも」
坂井「ははは、、止してくれよ」
吉田「そ、そうですね……私も坂井くんに教えてほしいです」
シャナ「だめ!よくわかんないけどだめ!」
吉田「だめじゃない!坂井くんだっていつも私のおっぱいをいやらしい
目つきで見てくれてるもん!ほら!ほら!」
むにゅむにゅ
坂井「ちょ、ちょっと吉田さん(なんだこの胸は昨日のシャナの
比じゃないぞ)」
シャナ「うぅ~……こうなったらどっちが悠二に相応しいか、
保健室で勝負よ!」
吉田「負けない」
シャナ「私だって」

佐藤「坂井……この幸せ野郎!」
坂井「うわぁあああ!逃げろー!」



500:名無しさん@ピンキー
06/12/12 00:35:27 /wqRTlFw
終わりです
隠れててごめんね
みんなもどんどん投げればいいと思います。

501:名無しさん@ピンキー
06/12/12 01:07:16 59zR6wUU
(;´Д`)ハァハァ
GJ!


502:名無しさん@ピンキー
06/12/12 01:44:25 fwFmAnM9
悠二の逃亡スキルがどんどん上がっていくなw
銀シャナ一発キャラにしてはもったいないくらい可愛かったと思うのは俺だけ?

503:名無しさん@ピンキー
06/12/12 03:06:15 nhbQOJTv
ゴミ乙

504:名無しさん@ピンキー
06/12/12 07:11:17 ONVPPB/n
GJ!
たまらんのう、と言うかホントにこれ一発キャラじゃ惜しいっすな。
しかも燐子として作り上げる過程で妄想通りに、と言うならさらなる変動も盛り込めるし。

ドミノたんに続く当スレの新萌えキャラがまた一人、かも。

505:名無しさん@ピンキー
06/12/12 10:48:09 jh9S2QcO
GJ!!
いいね銀シャナ可愛いw
萌えるなこういうの


ただちょいと気になったから指摘します
どうもシャナの口調が子供っぽいんですよね

例えば
>「ち、違う!私あんなことしてないもん!」

もう少しシャナらしい口調だったら
「ち、違う! 私があんなことするわけないわよ!」
こんな感じにしたほうが、良いかと思いました

506:名無しさん@ピンキー
06/12/12 12:50:55 5tyDtlAv
銀シャナもヴィルも燃えと思いますw

「悠二、このメロンパンはなぜ汁だらけ?味も変になる。」

「…もうしでありますが」
「宮刑執行」

507:名無しさん@ピンキー
06/12/12 13:12:46 BUO28qMJ
悠二の属性「ロリ、巨乳、メイド」か。
マニアックだなw


508:名無しさん@ピンキー
06/12/12 14:14:49 LIqY1rC2
ロリっていうよりシャナが好きなんじゃね?

509:名無しさん@ピンキー
06/12/12 15:24:48 lJgO8khv
銀シャナって、なんか銀シャリみたいだな。
37さんGJ!

510:名無しさん@ピンキー
06/12/12 18:46:12 ecJO+F1D
GJ!!

511:名無しさん@ピンキー
06/12/12 18:55:48 GrRdFgYr
ヴィルたん不足

512:名無しさん@ピンキー
06/12/13 00:12:59 Jsbrhx5I
やっと戻った(っД`。)

GJ!!

513:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/13 00:33:03 ttqq9SXr
銀のシャナ、当初は「しゃなたん」を書きたかったんですが、
アニメを見ていないので彼女がどういう経緯で縮んだのか
よく分からなかったので、悠二の“燐子”という設定にしました。
設定上ヴィルヘルミナがこれを作ったら髪と瞳は桜色になるのです。
メリヒムが作った「しゃなたん」は最強にゴージャスなんです。

現在これとは関係なくヴィルヘルミナ作成中

514:名無しさん@ピンキー
06/12/13 01:00:48 IwZMwcxa
>>513
期待してます^^

515:名無しさん@ピンキー
06/12/13 01:19:20 HNLdDpy1
アニメのシャナたんは原因も無くミニマム。
マンガのシャナたんは最初から猫ミニマム。
個人的にはマンガ版のシャナたんが好み。だって裸に夜笠一丁なんだぜ?

516:名無しさん@ピンキー
06/12/13 08:25:30 P0E5faFa
しかもニーソだけ履いてるしな

P190の四コマ目なんかあんな格好で胡座かいてる(*´Д`)ハァハァ

517:名無しさん@ピンキー
06/12/13 19:12:01 ep54H/Gd
保管庫にはいくつかあるみたいなんだけどド外道なシャナ 陵辱モノ
ってのはここは投下していいモノなんですか?

518:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/13 19:45:58 ttqq9SXr
>>517
回覧注意を明記すれば、いいんでないかい?

つうわけで投げます。

519:名無しさん@ピンキー
06/12/13 19:47:21 ttqq9SXr
ここは、この世のから隔離、隠蔽された空間、どんな優れた自在師も
発見することのできない、異界『秘匿の聖室』。
そこでは日夜、新たなる『炎髪灼眼の討ち手』を育てるため、
この世の理から外れた四人が、一人の少女に日々英才教育を施していた。
「今日はどこを手当てするのでありますか」
無感情を装った優しい声に聞かれ、少女は悔しそうに答える。
「右の太股」
今日のシロとの勝負で打たれた場所を、給仕服を着た女性に見せる。
こうして立っていられるのはまだ良い方で、ひどい時には
天道宮のどこかで倒れていることもあるのだ。
「やはり鎧は動きが鈍るのであります」
他にも怪我がないか調べながら、ヴィルヘルミナは少女にアドバイスをする。
「ちょっと試してみただけ。明日からは普通の服で戦う」
少女は答えながら、明日のシロとの一戦を頭の中でシミュレートする。
「……確かに、太股以外は無傷のようでありますな。」
「うん、強烈な足払いだった。打点を外したんだけど、
鎧の中身が持たなかった」
最後のアサルトブーツを脱ぎながら、少女はぷーっと顔を膨らませる。
「明日もっと機能性の高い服を調達してくるのであります」
ヴィルヘルミナはこの可愛い少女に、秋葉原でチャイナドレスを
買ってやることを決意した。

少女が就寝前の『火繰りの行』を始めたので、現在彼女を中心に動いている
天道宮の一日も終わり。
ヴィルヘルミナは、天道宮の中に自力で増築したバーで、
久しぶりにワインでもと思い立って、そこに行くことにした。
(確か冷蔵庫にチーズがあったはずであります)
至福の一時を愉しもうとヴィルヘルミナがバーの扉を開けると、
「ぐー……」
そこには先客が眠っていた。わけあって『炎髪灼眼』の英才教育に携わっている
“紅世の王”『虹の翼』メリヒムである。そのメリヒムが、
バーのカウンターに突っ伏して、一升瓶を片手に寝息を立てていた。
「熟睡状態」
「可愛いのであります」
普段は見せない傲慢な剣士の失態に、ヴィルヘルミナは顔を綻ばせる。
食事によって“存在の力”を補給できるようになった彼はしばしばここに来て、
人間の姿に戻って呑んだくれているのであった。
(どうやらここが気に入ったようでありますな)



520:名無しさん@ピンキー
06/12/13 19:51:10 ttqq9SXr
得意になりながらグラスを用意していると、
「……マティルダ・サントメール、愛しい女……」
想い人の口から、聞きたくない言葉が漏れてきた。
自分の愛する者が心を奪われているのは、自分ではない。
その事実を改めて突き付けられるような言葉に、つい向きになって
「ただの酔っ払いの寝言」に反論してしまう。
「マティルダはアラストールを愛しているのであります」
「すー……すー……」
当然、返事はない。さらに続ける。
「数百年前に振られたくせに、いつまでも女々しい奴なのであります」
「団栗背比」
「うるさいのであります」
ヘッドドレスの相棒を殴り付けたあと、カウンターでつぶれている
メリヒムを持ち上げる。
「全く……その女々しさを、い、戒めてやるのであります」
そのまま彼をバーの隣にある自室に連れ込み、ベッドに寝かせて服を脱がせる。
「こ……これはお仕置きなのであります。決して変な意味はないのであります」
あたふたしながら、必死で自分に言い聞かせる。
「強姦未遂」
「し、静かにするのであります!」
ヘッドドレスを外して遠くにやり、そのまま自分も全裸になる。
「で、では覚悟するのであります」
メリヒムに覆いかぶさってバードキスをする。真面目な彼女の持ちうる最大限の
性知識はこの程度のものであった。
(ど……どうしよう……)
これ以上先に進めない。これより先の知識は、数百年前に
本で読んだことしかない。男の身体をこんな近くで見るのも、初めてである。
「で、でも、やるしかないのであります」
眠っているメリヒムの肉棒を、そっと握り、手を上下させる。
「むぅ……おかしいのであります。確かにこれでよかったはず」
一物が全く反応しない。他にもあれやこれやと試してみるが、
やはり依然として立つ気配はない。
(うぅ……やはり私は受け入れられないのでありますか……?)
陰茎をいじりながら悲観的になっていると、
「ん……、うん?」
急にメリヒムが目を覚ました。
「…………」
「こ、これは違うのであります決して襲っていたのではなく
そうあれあの何ていうかそう!罰なのであります!」
寝呆け眼で自分を見つめるメリヒムに、ヴィルヘルミナは意味の分からない
一人合点の弁解をする。
「私の親友のことをいつまでも引きずり続ける、その女々しさを戒めてひゃああん!」


521:名無しさん@ピンキー
06/12/13 19:54:03 ttqq9SXr
そんな弁解を続けていたら、急にメリヒムに抱きしめられた。
「負けた方が、勝った方の言うことを聞く……確かに、
俺が出した条件だったな……」
何かを勘違いしている酔っ払いは、いつのまにかヴィルヘルミナを
押し倒す形になっている。
「ひ、人違いで、ありま「ふふふ……、まさかこれがお前の望みだったとはな。
やっと俺の愛に気付いたか。まったく……どこまでも鈍いやつめ」
メリヒムは満足そうにヴィルヘルミナの頭を撫でながら、耳元で囁く。
「あ……、あ……」
いきなりの急展開とこれからする初めての経験に、ヴィルヘルミナは
すっかり怖気づいてしまった。
「どうした、震えているのか?……心配するな、戦闘時のように乱暴にはしない。
お前はただ、俺の愛を感じていればいい……」
いつもの彼からは考えられないほど、優しく抱きしめられ、唇を奪われる。
「―!」
先刻のバードキスとは比べものにならない快感が、
メリヒムの舌を通して伝わってくる。
「ん、んん、ちゅっ、ちゅ、くちゅ、くちゅっ」
すっかりなすがままにされてしまった。メリヒムに抱かれ、
舌を貪られたままぴくりとも動けない。そんな状況なのに、
ヴィルヘルミナは興奮している自分に気付く。
(メリヒム……勃起しているのであります)
下腹部のあたりから、メリヒムのモノが膨らんでいることを知り、
嬉しいような、悲しいような気分になる。
(でも、こいつはマティルダのことを想っ―!)
突如、抱きしめる力が強くなった。キスも、ただ優しいだけのものから
ねっとりとした情熱的なものに変わる。
「ん、ん―!」
ものの数秒で、ヴィルヘルミナはそのキスに耐え切れずに
絶頂に達してしまった。
「ふん、少しは思い知ったか……まだまだこんなものではないぞ」
唇を放したメリヒムは、悪態をつきながら、しかし嬉しそうに愛撫を再開する。
「しかし、この程度で達してしまうとは、先が思いやられるな……」
ヴィルヘルミナの秘部をいじりながら、耳たぶ、首筋、さらにその下……と
キスの雨を降らせていく。
「んっ、ん、んんっ、あっ……」
「声を出してもいいんだぞ」
鳴き声を必死で我慢するヴィルヘルミナの乳首の周りを、
メリヒムは焦らすように舐める。
「ん、ぁっ、ぁっ、あぁっ……」
乳首の周りを、円を描くように焦れったくねぶられ、
自然と声が大きくなった所で、
「よし、それでいい」
メリヒムは乳首に吸い付いた。


522:名無しさん@ピンキー
06/12/13 19:56:55 ttqq9SXr
「あぁっ、ああああ!あああああ!」
同時に秘部を這い回る指の動きも、強くいやらしくなって、
ヴィルヘルミナの絶頂を促した。
「あぁ!だめっ、とんぢゃぅ、おかしくなっちゃぅのであぁあぁあぁ~!」
語尾を言い終える前におかしくなっちゃったヴィルヘルミナは、
恍惚の表情で身体を仰け反らせる。
「―はあっ!はぁっ、はぁ、はぁ……」
「はっはっは……そんなに気持ちいいのか。
どうだ?あの紅世の魔神には、こんなことは出来まい」
そう言ってメリヒムは、今度は十分に濡れそぼった女陰に
自身の欲棒をあてがい、それを突き刺した。
「あああっ!」
今まで感じたことのない種類の痛みに、ヴィルヘルミナは思わず声を漏らす。
「始めはゆっくり動くからな」
「く、くっ、ぁあああ!
あっ、あっ、気持ち、いいっ!」
日々戦いに明け暮れていたフレイムヘイズである彼女は、並の痛みでは動じない
痛みはすぐに快感へと変わった。
「では、ここからが本番だ」
メリヒムもそれに気付いて腰の動きを早める。
「あっ、ああっ、メリヒム、あっ、愛して、いるので、あっ、
あります、ああっ……」
「何も言わなくていい……、すぐに、俺無しでは
生きていけないような、身体に、してやるから、なっ……!」
会話も億劫になった二人は、一つになるために、ただひたすら腰を、
欲望を、打ち付けあう。

「そ、そろそろ限界だ」
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
「はぁ、はぁ……行くぞ」
言ってメリヒムは、腰の動きをさらに激しくする。
「ああっ、あっ、ああ!あっ!ああっ!あああ!」
「くっ、だ、出すぞっ!」「ヴィルヘルミナ!大丈夫!?」
「うぁぁあっ!?」
突如表われた少女のドロップキックで、メリヒムは空中に
吹っ飛ばされながら射精するという荒技をするはめになった。
精液が、ヴィルヘルミナと少女両方に、大量にかかる。
「ヴィルヘルミナの叫び声が聞こえたから、何だろうと思って来てみたら
……ヴィルヘルミナ!しっかりして!」
少女はそれも気にせずに、ヴィルヘルミナを揺さぶり、意識を確かめる。
「…………」
しかし恍惚の表情でぼーっとするだけのヴィルヘルミナ。
少女はその傍らで酔いが覚めて混乱している白骨を睨み付ける。


523:名無しさん@ピンキー
06/12/13 20:00:05 ttqq9SXr
「シロ!ヴィルヘルミナは普通の人間なんだから、いじめちゃダメでしょ!」
(なにっ、ヴィルヘルミナだと?ではさっきまで俺が抱いていたのは……!?)
咄嗟に白骨に戻ったメリヒムは、コミカルな動きで少女に謝ってみせた。
「もうっ、今日は絶対にシロに勝ってやるんだから!」
ぷりぷりと怒りながら、少女は部屋から出ていった。

「……済まない。酔っていたとはいえ」
傲慢な剣士は、白骨から戻って自分の狼藉を詫びた。
「そんなことはいいのであります。それより……」
「ん?」
「貴様無しでは生きていけないような身体にされたのであります」
「なっ!、そ、それは!」
確かにそれを言った覚えがある。今更になってメリヒムは
自分の泥酔ぶりを後悔した。
「責任を取るのであります」
「いや、それはだな、言葉のあやという奴で」
「…………」
「分かった!分かったから泣くな!」
紅世であろうと何であろうと、男が女の涙に弱いのは変わらないらしい。
「ふふ、今日のあの子の鍛練が済んだ後、この部屋で待っているのであります」
けろっと泣き止んだヴィルヘルミナは、給仕服を着ると、恋する乙女の表情で
朝食の準備に出ていった。
「あれは、ヴィルヘルミナだったのか……くそっ、何を考えているんだ俺は」
一人取り残されたメリヒムは、さっきまでの一戦を思い出して、一人複雑な気分になる。
「俺は、誘惑には負けんぞ……!」

「―っは!」
少女は、自分の身の丈ほどの棒を振り回している。
「ふふ、今日という今日は絶対やっつけてやるんだから」
まだダウンも奪ったことのない相手を思って、少女は一人闘争心を燃やす。
そんな少女の頭上に見える空は、今日も快晴。
『贄殿遮那のフレイムヘイズ』誕生まで、あと一週間―

524:名無しさん@ピンキー
06/12/13 20:03:03 ttqq9SXr
おしまいです。これからⅤ巻につづくんだよ的なノリで書いてみました。
ヴィルヘルミナはやっぱり受けですね、ええ。

525:名無しさん@ピンキー
06/12/13 20:08:11 wxlGQu2V
リアルタイムで乙。
やっぱりヴィルは受けでMがいい。

526:名無しさん@ピンキー
06/12/13 21:45:01 YQDx1gif


527:名無しさん@ピンキー
06/12/13 21:47:28 QIg69IU3
お前らの妄想を晒し上げ

キモいすれだwwwwwwwww

528:名無しさん@ピンキー
06/12/13 22:05:40 D1Hsn398
これはいい汁ですね。
37さんGJっす

529:名無しさん@ピンキー
06/12/13 22:23:01 Q8FXPPF8
気持ちすごくいいなぁ
ヴィルの初夜最高だ(;´Д`)ハァハァ

「私の愛の為に可能な限り、ヴィルヘルミナに絶頂を教えて」
「…なんでぇ!?」

530:名無しさん@ピンキー
06/12/13 22:38:04 IwZMwcxa
脳内で骨を自分に置き換えてみました
勃起しました^^

531:名無しさん@ピンキー
06/12/14 01:06:05 cwJFAXQV
メリヒムの空中射精がツボにハマッタ!GJ!! 

532:名無しさん@ピンキー
06/12/14 03:25:46 hAVOQ4EC
お前らきめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

533:名無しさん@ピンキー
06/12/14 11:26:42 DbrRtfCt
すごくイイ!!


534:名無しさん@ピンキー
06/12/14 16:21:17 4d3dJTku
GJ!

535:名無しさん@ピンキー
06/12/14 20:38:56 zyr72zRC
誰か空中射精させてくれ~

536:神楽スキー
06/12/14 22:42:26 rjcoS5qE
投下します

※ 注意 シャナ陵辱 BADエンドかどうかはまだ未定です

537:神楽スキー
06/12/14 22:45:21 rjcoS5qE
――なに・・・・? コイツ――

どぎついピンク色の炎が支える封絶の中、シャナは灼眼を戸惑いの色に染め、目前の紅世(ぐせ)の徒(ともがら)を向き合っていた。

「コラ、ごっつう可愛らしい討滅の道具でんな」

気配からして王ではない。そして近年のほとんどの徒は人の形を取る。
しかし徒の多くは人と紅世の徒間の美的観念が近いこともあって、美女美青年と言った美形の類の姿を取る。
しかし、その徒は一見してよく言えば肥満体、悪く言えばブサイクと言っていい容姿に体型をしており、何の意味があるのか怪しげな方言まで使っている。

「お見受けしたところ、天壌の業火はんの契約者。炎髪灼眼の討ち手でんな? お初にお目に掛かります」
「・・・・ええ、そうよ」

容姿というだけではない。舐めるようにこちらの全身を見つめる視線にシャナは嫌悪を隠せない。

(油断するなシャナ・・・・)
「・・・・解ってる」

首に下げた神器コキュートスからのアラストールの忠告に短く答え大太刀 贄殿紗那を握る手に力を込める。

「私から言いたいことは一つよ。この世界から大人しく去り紅世に戻るなら良し。そうでないならば双方の世界のバランスを守るためお前を討つ!」

灼眼を煌めかせ、炎髪を燃えあがらせながらシャナは徒に向け鋭くいい放った。

「ええですよ」
「・・・・は?」

あっさりと返ってきた意外な返事にシャナは呆気にとられたように目の前で太った腹をぼりぼりと面倒くさげに掻く徒を見つめた。

「わいは別にこの世界に執着なんておまへんねん。人も喰った事らあらしまへんしね」
「・・・・本気なの?」

不真面目な徒の態度に苛立ちを感じながらもシャナは油断無く構える。
もし男の言葉が事実でこのまま紅世に返るというなら討滅する意味はない。しかしこれまで出会った徒の多くは自ままに生きる事を貫き討たれていったのに・・・・

「ホンマ、ホンマ・・・・けど代わりと言ってはなんやけど・・・・」

ひょいっと好色げな瞳をシャナの方に向けニヤニヤと笑う。

「炎髪灼眼はん。わいに一晩つきあってもらえまへん?」
(な・・・・っ!?)

男のあまりの提案にアラストールは絶句する。

(ふ、ふざけるな! 貴様いったいどういうつもりだ!)
「なんや、アラストールはん、別にあんたには言うとらんがな、うちはその可愛らしい契約者はんに言うとんのや」

激昂して喚き散らすアラストールを意にも介さずにその徒は飄々とした態度を崩さない。

「つき合う・・・・? 何につき合うというの?」

当のシャナはというとさっぱり理解していなかった。

「なんや、見た目えっらい幼いフレイムヘイズや思うとたけどそんな事もし知らへんのかい。アラストールはんもきちんと教えとかなあかんよ」
(ぐ・・・・き、貴様に言われる筋合いはない!)

コキュートスから紅蓮の炎を吹き出さんばかりに猛り狂うアラストールへ向けてシャナは純粋な疑問をぶつける。

538:神楽スキー
06/12/14 22:46:41 rjcoS5qE
「ねえ、アラストール。一晩つき合うって何?」
(い、いや・・・・そ、それはだな・・・・)

シャナの純粋な眼差しと疑問に追いつめられるアラストールを眺め、クックックと忍び笑いを漏らしながら徒がシャナに向かって言葉を放った。

「それはなお嬢ちゃん。お嬢ちゃんの可愛い身体を一晩わいの好きにさせてもらうゆうこっちゃ。まあぶっちゃけエッチなことをさせてもらうんやな」

男の言葉にしばしきょとんとしていたシャナが灼眼や炎髪もかくやと言うほどに顔を真っ赤にして喚き出す。

「ふ、ふ、ふざけないで! 誰がそんなこと!!」
「なんやそない怒らんでもええやんか。嬢ちゃんが知らんいうから教えてあげたゆうのに・・・・」
「うるさい! うるさい!! うるさい!!!」

地団だ踏まんばかりに怒り狂うシャナが贄殿紗那を女の敵に向けて突きつけ吼える。

「そんな条件なんて飲まない! 飲んでやる必要もない! お前が大人しく帰るなら良し、断るなら・・・・」
「断るなら・・・・?」

ニヤニヤニヤ笑う男に向けて怒りに燃えさかる灼眼を向け、シャナは堂々と宣言する。

「・・・・お前を討つ!」
「ま、ええやろ・・・・」

スッと落ち着きを取り戻した殺気混じりのシャナの視線を何処吹く風と男は肩を竦める。
天罰狂いの魔神、紅世の真正の魔神・・・・アラストールの力もあるが炎髪灼眼の討ち手の名に違わず、この強大な討ち手に対抗する術は並の徒にはない。
それなのに相手の奇妙な自信に警戒を抱きながらもシャナに退却はない。

「そういや、自己紹介がまだでしたな。わいはコズフール。真名は淫魔っていうねん」
「天壌の業火 アラストールのフレイムヘイズ 炎髪灼眼の討ち手 名前はシャナ」

相手の真名の意味など気にもとめようとせずにシャナは贄殿紗那を構えそのままつっこもうとして・・・・膝から崩れ落ちた。

「・・・・え?」
「なんや・・・・ようやく効いてきたんかいな。えろう時間掛かったな。ま、さすが炎髪灼眼いうところかいな」

地面に突き立てた贄殿紗那にすがり、力の入らない足腰にシャナが戸惑う。
しかも、こんな時に声をかけてくるはずのアラストールの声が聞こえない、こちらからの呼びかけにも応えない。

「ああ、無理無理。わいの封絶は特別製でな。夜淫の寝具ちゅう宝具を中心に展開するんやけど、その効果は・・・・あんさんの方がようわかっとるかな?」
「な、なんです・・・・って?」

贄殿紗那を杖代わりにして震える足で立ち上がろうとするシャナ。以前戦った愛染の姉弟のピニオンの様な特殊な自在式だろうか? いつの間にか吐息が荒く乱れ、身体が奇妙に熱い。
これは、いつもの戦闘の際の燃え上がるような昂揚感では断じてない。

「はぁ・・・・はぁ・・・・い、いったい・・・・こ、これって・・・・くっ」

体の芯から焦がされるような未知の熱感。
腰の奥深くから脈打つような熱い疼きが沸き上がり足腰に力が入らない。

「フレイムヘイズにしろ徒にしろ、女にしか効果がないけどな。ま、エッチな気分にする自在法ちゅうこっちゃ。」
「な・・・・な、なんてふざけた術・・・・あっ!」

何という自在法に捕らえられたのだろうか? いや自在法と呼ぶもおこがましいふざけた術。
シャナはそんな卑劣な罠に掛かってしまった自分に無性に腹が立ち、苛立つが現に身体には力が入らず炎すら顕現する事もできない。

「ほんまほんま、ま、時間も掛かるは、限定厳しいけどな。わいの趣味にはぴったりの力ちゅうわけや」
「こ・・・・この・・・・く、来る・・・・な」

ゆっくりと刀を杖代わりにようやく立っているだけのシャナの前に立ち、その太った手で少女の顎を掴み仰がせる。そんな徒をシャナの灼眼が睨み据えた。

539:神楽スキー
06/12/14 22:47:36 rjcoS5qE
「ええ目や・・・・ゾクゾクするわ。わいわなこっちの世界になんて興味ないんや」

身体の奥から沸き上がる熱感に僅かに揺らぐ灼眼を覗き込み太った徒が愉快そうに笑う。

「わいわな。お嬢ちゃんみたいな可愛い討ち手やら小生意気な徒や高慢ちきな王やら、まあそういう女を捕まえてねじ伏せて、屈服させるんが好きでこっちの世界におるんや」
「くっ・・・・あっ・・・・さ、最低な・・・・あっ・・・・奴ね・・・・」

気丈に言い返し、睨み据えるも既にシャナの全身を駆けめぐる鮮烈な感覚は止まることを知らず、力を奪い、意思をくじき、脳を痺れさせる。

「あはは・・・・よう言われるわ。さ、そないな物騒なモノ離しちまいな」
「こ、この・・・・あっ!」

そのまま力の入らない小柄な身体をあっさりと横抱きにされる。
その細い指から離れた贄殿紗那が甲高い音を立てて地面に落ち転がった。

「う~ん、ちっこい身体やなぁ。えろう軽いし」
「あっ、くっ!は、離せ・・・・っ」

力の入らない身体を捩り、必死に足をばたつかせて腕の中から逃れようとするが・・・・

ズクン・・・・

「ああうっ!」

その僅かな動きがもたらす衣擦れさえ、身体の奥から甘美な痺れを響かせる。

「安心せえな、なにも命までとらへん。言うたやろ? その美味しそうな身体を一晩自由にさせてくれたらええねん」

迸る疼きに堪りかね男の服の胸元をきつく握り締める。
自分を罠に嵌めた憎き敵の腕の中で、細身の体をさらに縮めて喘ぐしかない炎髪の少女を眺め男が愉快そうに笑った。

「だ、誰が・・・・うっ・・・・お、お前・・・・なんかに・・・・あぐっ!」

必死で嫌悪の声を張り上げるが、徒から感じる存在するはずのない生活臭。わざとそうしているのだろう。
汗臭く、男臭い臭気。むさ苦しいまでの肉のもたらす熱気・・・・本来なら何処までも不快なはずのソレさえ怪しげな術で狂わされたシャナの肉体を熱く焦がす。

「あっ・・・・くっ・・・・こ、こんな・・・・事・・・・」
「強情な子やな・・・・ま、その方がわいも燃えるちゅうもんや」

醜い男に横抱きにされたまま何処と知れず連れ去られる小柄な少女
僅かな動きさえ命取りになる為、きつく目を閉じると憎き敵の胸に縋るようにしがみつく。悔しいがこの感覚が収まるまで今は耐えて機を待つしかない。

「ほら・・・・着いたで」

シャナの熱く燃える身体を抱きかかえ、徒はやがて封絶の中心で足を止めた。
そこに置かれているのは無駄な程に豪華で、場違いなほどに絢爛な天蓋付きのベッドだった。
陽炎に揺らぐ封絶の中でそのキングサイズのベッドだけがはっきりと存在感を示している。

「ま、まさか・・・・はぁ・・・・こ、これが・・・・うっ!」

霞の掛かった灼眼をそれに向け、荒い息を付きながら炎髪の少女が喘ぐように呟いた。
既に淫らの熱は幼いシャナの身体の全身に回り、熱く漏れる艶やかな吐息が少女の身体を焦がす感覚の激しさを物語っている。

「そや、これが夜淫の寝具。タンダリオンはんの作やで」
「な・・・・んですって・・・・探眈・・・・究求の・・・・?あっ・・・・くっ」

ズクン・・・・
封絶の中心。宝具に近づいた影響なのだろう。
意識に浮かんだ僅かな疑問さえ、激しくなる腰の奥の疼きに遮られシャナは堪えきれないように目を閉じて首を激しく振った。
その細い首の動きに合わせ、腰まで伸びる炎髪が左右に揺れ、紅蓮の火の粉を僅かに周囲に散らした。

540:神楽スキー
06/12/14 22:48:58 rjcoS5qE
「ほな・・・・楽にしてあげるさかいな」

ポスン
小柄な身体をスプリングの効いたベッドが軽い音を立てて受け止める。
既に少女には抵抗する力もなく、息も絶え絶えにベッドの上で身を捩り、白いシーツの上に炎髪が鮮やかに広がって、美しい真紅の花を咲かせた。

「はぁ・・・・あぁ・・・・い、いや・・・・よ」

性的な知識などシャナにはほとんど無い。
しかし少女の本能が男の行為に穢される自分を察知し、恐怖と嫌悪に必死にベッドの上を後ずさる。しかしそれは蜘蛛の巣に捕らえられた蝶の様な儚い足掻きに過ぎない。

「ほら、怖がる事なんて無い。今から天国見せたげるさかいな」
「だ、誰・・・・がっ!」

ベッドに上がり、近づいてくる男に噛みつくように吼えるシャナの目前に、太い人差し指が突きつけられた。その先端にどぎついピンク色の炎が灯る。

「わいわな・・・・戦闘用の自在法ゆうんはてんであかん。けどその代わりちゅうか、こういう小細工はとくいなんや」

灼眼が鏡のように映すピンク色の光・・・・知らずシャナの紅蓮の瞳はそれに惹き付けられていた。
指がゆっくりと左右に揺れ、つられるように灼眼がその中心にピンクの光を映したまま左右に動く・・・・。

「はぁ・・・・はぁ・・・・こ、小細工って・・・・」
『気にすることあらへんで・・・・肩の力抜いて楽になり・・・・』

振り子のように振られる指の動きが大きくなり、頭の中に反響するように男の言葉が脳に浸透してゆく。
強張っていた体から緩やかに力が抜けてゆき、硬さがとれ、動きが緩慢になっていった。

「はぁ・・・・はぁ・・・・ら、楽に・・・・」
『せや・・・・身体が熱いやろ? 苦しいやろ? 切ないんやろ?』

催眠術の様なちゃちな術ではないが人の意思をねじ曲げてまで操るような強力な術ではない。
ただ抵抗とか反抗とか羞恥とか・・・・そう言った心の防壁や枷を緩め取り払う自在法。今の状態のシャナには致命的とさえいえる類の術。

「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」

いつしか霞んだ瞳でぼんやりとベッドの上に両手をつき座り込むシャナ。
ベッドに上がってきた男の腕に引き寄せられ、足の間にぺたりと両足をつけ座らされた。

「あ・・・・」
「これ炎髪ゆうんかい。ほんま綺麗な髪やな」

普段の気の強さが想像も出来ない気怠げな表情で、脂肪の塊の様な気味の悪い腹に力なく背中を預ける。
男はそんなシャナの炎髪を一束掬うと片手で弄びながら、背後から髪の中に顔を埋め、少女の香りを楽しむかの様に鼻を鳴らす。

「はぁ・・・・やめ・・・・っ。・・・・うくっ・・・・」

男の腕に細い肩を抱きすくめられ、小さく身を震わせそれでも拒絶の言葉を弱々しく呟く
しかし、初めて体感する興奮した男の身体が発する熱気。初めて嗅ぐ咽せるような男の体臭。それらさえ脳を痺れさせ、術に掛かった意識に霞が掛かってゆく。

「まだ抵抗できるんかいな。・・・・大人しゅうしときな・・・・ほら気持ちええやろ?」
「あああぁっ!」

耳元で囁かれ、細い首筋に口づけられると堪らず高い鳴き声を上げて喉を反らした。滑るように白い肌の上を這うおぞましい唇の感触に身を戦慄かせて媚熱に紅潮した顔を背ける。

「ほら・・・・脱ぎ脱ぎしような」
「はぁ・・・・う・・・・ん・・・・」

男の手がそっとシャナのフレイムヘイズとしての漆黒の戦闘衣 夜笠にかかる。
熱に浮かされたような表情で、潤んだ灼眼がぼんやりとその様を見つめるが、為すがままといった感じでゆっくりと脱がされていった

541:神楽スキー
06/12/14 22:50:28 rjcoS5qE
「おほ、女子高生の制服かいな。ほんまシャナはんはわいの好みジャストミートちゅう感じやな」
「はぁ・・・・はぁ・・・・?」

夜笠の下から現れた御崎高校の冬服姿に手を叩いて喜ばんばかりの男。その様を理解できないシャナは、虚ろな瞳でそれを眺めていたが、不意に胸から沸き上がった感覚に不意に小さく身を反らす。

「はっ・・・・んっ・・・・」

脇の下を通った男の手が、少女の胸に回されその手の平にまだ薄い胸の膨らみをすっぽりと収めていた。

「小さいし、まだ芯も抜け取らん硬い胸やな。けどこれはこれで感慨深いわ。」
「こ・・・・の・・・・っ・・・・やめ・・・・はっ、くっ」

制服の上からゆっくりと円を描くように掌に収めた胸の膨らみをこね回してゆく。

「ふふふ・・・・それにしてもわいら徒を怖れさせた炎髪灼眼の討ち手ゆうんもこうなってしまうと可愛いもんやな」

シャナの小さな胸を服の上から丹念に責め立て感触を楽しみながら、少女の柔らかな耳たぶを甘噛みしながら感慨深げに呟いた。

「ふぁ・・・・っ」

耳が弱いのだろう。耳たぶを優しく噛まれ、吐息を耳穴に吹き込まれて甘く鳴く少女の姿に薄く笑う。
王どころか徒の中でも弱い方に属する自分があの天壌の業火のフレイムヘイズを良いように弄ぶと言う暗い情念が満たされ驚くほどに興奮してしまう。

シュルリ・・・・

胸元のリボンを解き、制服をたくし上げる。
白いお腹、お臍、そして坂井 千草に買いそろえてもらった純白のブラまでが露わになった。

「眼福眼福・・・・ほな、そろそろ炎髪灼眼はんの唇を味合わせてもらおうかいな?」

左胸をブラごとゆっくりこね回しながら、空いた手をシャナの顎にかけ、仰がせる。

「・・・・?」

焦点の失われ霞んだ灼眼に映る男の顔が近づいてくる。
抵抗も忘れそれをぼんやりと眺めていたシャナの脳裏に不意に坂井 千草の言葉が蘇った。

――シャナちゃん口と口でするキスというのはね――

過分に千草の偏見というか、強すぎる貞操観念の入った言葉。
しかしシャナにとってアラストールやヴィルヘルミナと同じか下手をすればそれ以上の信頼を寄せる千草の言葉。

「い、いやっ!!」

瞳に力が戻り、それまでの無抵抗が嘘のように男の唇から逃れるようと必死に首を横に背ける。
力なく身を捩り、虚をつかれた男の手を逃れると、乱れた制服もそのままに両手と両膝をベッドの上につき、荒い息を吐く。

「なんやなんや・・・・?」
「き、キスは・・・・キスは・・・・だめ」

辛うじて腕の中から逃れたモノの未だ術中にある少女の身体は逃亡さえ出来ない。
そのまま崩れ落ちるように両手をベッドにつき俯くと、力なく首を左右に振った。

――私の傍に立たせたいのは、ずっとともに居ると誓いたいのは――

一人の少年の困ったような笑顔が脳裏に浮かんで消える。

「ふぅ~ん、キスはあかんのか・・・・」

542:神楽スキー
06/12/14 22:53:26 rjcoS5qE
驚いたように、そんなシャナの方を見ていた男の顔がすぐに笑みの形にゆがむ。
どのみちこの可愛らしい獲物は自分から逃れられない。ならここで無理を通してリスクを高める必要はないだろう。

ツツゥ・・・・

「あ・・・・う・・・・」

制服を捲り上げられ剥き出しの無防備な背中を男の人差し指が走り、堪らず高く鳴いた。

「気持ちようなっとったらええのに・・・・・」
「やっ・・・・め・・・・はっ・・・・」

両肘を男の手に掴まれると小さな背中の上に被さり唇が押しつけた。
唾液の跡を残し背中を這い上ってゆく男の舌の感触に身体が小刻みに震え、身体が反り返ってゆく。
抵抗が出来ない。嫌悪が薄れていく。嫌なのに、こんな奴に触れられて気持ち悪いはずなのに・・・・霞んだ心が燃え上がれない。

「ま、でもしゃあないな。シャナちゃんが嫌やゆうんならな・・・・ほら、逃げたらあかんよ」

ベッドに両手両膝をつき、這ってでも逃れようと前に進むシャナの背中にのし掛かる。
背中がだぶついた脂肪と密着し、男の肉の重みがシャナの細い両腕にズシリと掛かった。その小さな手に男は手を重ね、指の間を握る。

「可愛い手やな・・・・こんな小さい手であんな大太刀握っとったんかいな・・・・」

獣背位の体勢でシャナの体を背後から完全に拘束した男が炎髪から覗く耳朶に唇を寄せて囁く。無言で男から顔を背けるシャナはお尻の方に奇妙な違和感を感じた。

――な、なにか・・・・お、お尻に当たって・・・・る?――

逃れようと足掻きながらぼんやりと意識の端で思う。
背中に感じる男の重量と淫卑な熱感。シャナの細い腰に押しつけられた剥き出しの醜い尻。盛んに硬く熱い欲望の肉塊がスカートの布越しにさえその存在を主張していた。

「わかるかいな? 炎髪灼眼はんをいっぱい愛したいって、わいの息子が元気いっぱいや」

グイグイっと汚い尻を押しつけてくる。その硬いモノがなんなのか性の知識に乏しいシャナには解らない。
ただそれでもシャナの身体は女性の本能としてその存在を察知し、狂わされた情欲が、さらに身体の奥を熱く疼かせ、内なる芯を燃え上がらせる。

「む、息子・・・・? あ、愛す・・・・る?」
「せやで・・・・可愛い討ち手のお嬢ちゃん。あはは・・・・なんやまるでワンちゃんの交尾みたいやな」

調子に乗った男は獣背位の姿勢のまま、ヘコヘコと盛りのついた犬のように腰を振り、制服のスカート越しに欲望の肉根をシャナのお尻にぶつけ続けた。

「このっ・・・・やっ・・・・く、くう・・・・」

――炎髪を掻き分けて、うなじに口づけられると背筋が痺れる。
お尻に当たるなんか熱くて硬いのに、腰の奥が変な気分になってきて・・・・――

「わ、わたし・・・・も、もうな、何が・・・・なんだか・・・・あ、あぁ・・・・」

力なく首を振った。思考が纏まらない。意思が奮い立たない。無意識のレベルにまで昇華していたフレイムヘイズとしての使命さえ霞の彼方に隠れてしまって見る事が出来ない。

「ええでええで、せやキスの代わりゆうたらあれやけど・・・・シャナはんにええもんあげるわ」
「はぁ・・・・はぁ・・・・え?」

嫌らしい笑みを顔に貼り付けシャナの耳元に唇を寄せて囁くと、小さな顎を掴んで正面を向かせる。
だぶついた脂肪の塊がグネグネと変形し一本の肉色の触手を生み出した。グネリと蠢いたそれがシャナの死角から近づく。

「・・・・・・・・」

潤んだ灼眼が背後の男の歪んだ笑顔を見る。
心理に働きかける自在法が反抗する意思を薄れさせ、疑問は抱けてもそれが警戒にまで昇華しない。肉の触手がそんなシャナの不意をつき、その桜色の唇の中に滑り込んだ。

543:神楽スキー
06/12/14 22:55:55 rjcoS5qE
「んっ、ううんん~~~~~~~~っ!」
「シュドナイはんほど自在とは行かんけど触手の一本もだせんで淫魔の真名はもらえんわな」

喉の奥を肉触手の先端で小突かれ声にならない苦鳴を上げるシャナに、男はなにが楽しいのか大笑いする。
触手は可憐な唇を貫き、この行為が何を意味するのかはシャナには解らない。それでも本能的な恐怖と嫌悪に首を振って触手から逃れようと足掻くが深々と咥え込まされ吐き出すことも出来ない。

「なんや・・・・こっちもあかんてか。我が儘な子やなぁ」

この期に及んでも抵抗できるシャナの意思の強さに舌を巻きながら、男は美しくも凛々しい少女の唇を犯した喜びに身を震わせた。

「ん・・・・ぐぅ・・・・」

――な、何コレ? 気持ち・・・・悪い――

ゆっくりと口内で蠢き始める触手。
奇妙な熱と弾力を持つ肉塊に口内を犯され、喉奥を突かれ、汚され、気持ち悪さに吐き気がこみ上げるが口を塞がれてソレすらままならない。

「ああ、気持ちええわ。たまらへん。口の中気持ちよすぎやでシャナはん」

肉触手には感覚があるのだろう。男が興奮に吐息を荒げ、欲情した声でシャナの背後で呻く。
俄かに蘇ってくる恥辱と屈辱。忌々しさに口内にある触手に歯を立てようとするが強靱な弾力を持つ触手はかみ切る事は愚か、歯を立てる事さえ出来ない。

「うははは、こそばゆいやん。まったく元気な子やな。」
「ん・・・・くっ・・・・んん・・・・」

それどころかソレさえ男は快楽とし、唾液に濡れた肉触手は蠢きながらシャナの唇から抜き差しを繰り返す。男の手と重なる両手が男の指ごと白いシーツを握り締めた。

「わいはもう堪らんわ・・・・あんさん可愛過ぎや。」

唇からは濡れた唾音とくぐもった声が漏れる。
欲情した自らの分身をシャナの小ぶりな尻にぶつけるように男は腰を振り続けた。四つ這いの姿勢で唇を触手で貫かれ悶える少女。その背に被さり剥き出しの尻を振る男。
豪華煌びやかなベッドの上の光景だからこそ、それはあまりに淫卑で背徳的な図であった。

「出る・・・・出るで・・・・い、いっぱい・・・・いっぱい注いであげるさかい。飲んでや・・・・飲むんやで・・・・」

上擦った男の言葉の意味はまるで理解できない。しかし口内で太さを増す触手と共に訪れる破滅の予感。

「おおうっ!!」

ドクン!!

背後の男の気味の悪い呻き声。ブルリと震える体。重ねられた手が強く握られる。
口内になにか灼熱の粘塊が解き放たれ、同時に背中と尻にも何かがぶちまけられた。
衝撃に腰が跳ね上がり、背中を背後の男の胸に強く打ちつける。仰け反ったシャナの喉の奥の粘膜にビチャリと気持ちの悪く、熱く、臭く、粘ついた何かが着弾した。

ドクン・・・・!!ドクン・・・・!!ドクン・・・・!!

――な、何なの・・・・コレ? あ、熱・・・い。それに凄い・・・・匂い――

一度ではすまない。立て続けに口内に送り込まれるソレは触手自身によって喉を栓されてしまっているシャナに吐き出す術もなく。

「んん・・・・ぐうう・・・・んんんん~~~~~っ!!」

シャナの尻に強く押しつけられた男の腰も断続的に痙攣し、背中と制服のスカートを白濁を断続的にぶちまけながら汚してゆく。

――粘・・・・ついて・・・・あ、味も・・・・へ、変――

身体を喉を震わせながら食道へ、胃へ、その体内へ無理矢理注ぎ込まれてゆく。
喉が胃が灼けるように熱い。粘つく液体が喉に絡んで気持ちが悪い。その正体も意味もわからないままシャナは、白濁に濡れた背を震わせながらそのおぞましい液体を体内へと浴び続けた。

544:神楽スキー
06/12/14 22:57:19 rjcoS5qE
「んんんんん~~~~~~~~~っ!!!」

そして浅ましく淫らな術に開花させられた身体はその衝撃さえ快楽に転換し、シャナを絶望の淵へと立て続けに突き落としていったのだった。

「ふぅ~、あ、あんま気持ちええから触手だけやなくてこっちからも射精(でて)もうた。スカートべとべとや」

ズルリ・・・・

情けなげな言葉とともに唇を触手に引き抜かれ、唇の端からドロリと嚥下し切れなかった白濁が零れ落ちキスさえ知らない少女の唇を汚す。ようやく口を開放されシャナは口元を抑え激しく咽込んだ。

「ゲホッ! ゲホッ!! はぁ・・・・こ・・・・このっ!」

得体の知れない気持ちの悪いものを無理矢理飲まされた。
その怒りに催眠の自在法から覚醒したシャナが燃える様な灼眼を取り戻し、自分の背中にいまだ脱力してもたれ掛かっている男を涙目で睨み据える。

「わ、私にな、何を飲ませたの?」

また怪しげな効果のある薬か何かだろうか?
徒の腕を振り払う力は未だ戻らないものの白濁に汚れる唇を乱れた制服の裾で乱暴に拭い、精の混じった唾液を吐き棄てた。

「ほんまもうちょい男女の営みいうもんを勉強した方がええな灼眼の嬢ちゃんは・・・・」

射精と言う行為はおろかフェラチオ、ましてや触手プレイなどと言う言葉さえ知らず、ただ純粋な怒りを叩きつけてくる少女に男は薄ら笑いを浮かべる。

「ええか? 灼眼のお嬢ちゃんが飲んだんはわいのおチンチンから出たおツユや」
「お、オチンチン?」

おチンチン、ペニス、男性器・・・天道宮での教育にはさすがに人間の部位への教育は含まれる。しかしそれはあくまでシャナの中では排尿に使われる男性の肉体的器官。

「お、お前!ま、まさか私ににょ、尿を飲ませたの?」
「はぁ?」

怒りと恥辱に猛り狂い、淫熱に浮かされ自由の利かないはずの身体で暴れようと足掻く少女に男はあきれ返る。

「あははは、最高やシャナはん。最高のボケや! ええでええで、これからたっぷり何も知らんあんさんに一からエロイことを教えてあげるさかいな」

<続く>

545:名無しさん@ピンキー
06/12/14 23:21:12 zyr72zRC
GJ!
だが、変な関西弁使うな
関西の人間への侮辱かい
もっと勉強せぇや

まぁ、それ以外の所はGJや

まぁ、あえて言うなら、悠仁は何処だぐらいじゃ

まぁ、ホンマにえぇ仕事しとるわ
ほな

546:名無しさん@ピンキー
06/12/14 23:35:22 hAVOQ4EC
お前ら本当にきもいな

547:名無しさん@ピンキー
06/12/15 00:24:33 c3by/6Jl
>>546
お前も暇な奴だなぁ

548:名無しさん@ピンキー
06/12/15 02:33:15 7w/W8+Dp
ウハー 神楽スキー さんキターーーー
GJです。

549:名無しさん@ピンキー
06/12/15 17:58:00 HnvojIPz
('A`)オリキャラか

550:名無しさん@ピンキー
06/12/15 19:44:48 2ixoNt1+
GJ続きキボンヌ

>>549
レイパーに原作キャラ出したらそれはそれで反感喰いそうだが・・・・

551:名無しさん@ピンキー
06/12/15 20:01:05 0qn75otw
黒悠二ならいいんだけどね
やっぱりレイプ物は苦手だなあ

552:名無しさん@ピンキー
06/12/15 20:47:55 y0HolXv9
きもさ晒しあげ

553:名無しさん@ピンキー
06/12/15 21:16:02 VhBoOKvE
DJ!!

554:名無しさん@ピンキー
06/12/16 02:28:44 ROsBfdwY
ウルリクムミ×シャナ
レイプもの
「ようじょきたこれえええええ」

「はいらないいいいいい」
おわり

555:名無しさん@ピンキー
06/12/16 02:47:00 ROsBfdwY
終わりです。
次はもっと長いのを書きます

556:神楽スキー
06/12/16 11:20:30 +in2bljl
続きを書いていたら余計に外道になってしまったんだけど
触手スレかレイプスレに投下して誘導した方がいいのだろうか?

557:名無しさん@ピンキー
06/12/16 11:49:15 Ym4UfzwT
txt.用のうpロダにうpして
ここにURL貼ればいいんじゃないかな

そうすりゃ鬼畜苦手な人はみないで済むし

558:名無しさん@ピンキー
06/12/16 17:51:31 zcdKFBDe
>>557
それが無難かもね

個人的にはどんと来いだけどね
楽しみにしてます

559:名無しさん@ピンキー
06/12/16 18:06:37 PSi9OVWz
ここでいいんじゃね
読みたくない人はスルーすればいいし
それが出来なきゃ、そいつはただのガキってことだろ

560:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/17 03:29:35 CMD4GP+Q
中世の時代設定わからん……
でも待ってて
頑張るから

561:名無しさん@ピンキー
06/12/17 18:23:26 1eS/FXvU
 

562:名無しさん@ピンキー
06/12/17 19:11:07 zRN+l0ut
陵辱今まで平気だったんだけどな。シャナだとダメの感じになるのはなんでだ

563:名無しさん@ピンキー
06/12/17 20:27:39 PnjXoAIb
それが愛

564:名無しさん@ピンキー
06/12/17 21:38:55 G3+d6cA9
それが愛撫

565:名無しさん@ピンキー
06/12/18 01:53:08 lCKQZyYx
>>519
>>520
>>521
>>522
>>523
ミナ用ボップアップ

566:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/18 03:20:17 ltdcqqsw
投下させていただきます。
前回のちょっとした続きです。

567:名無しさん@ピンキー
06/12/18 03:21:10 ltdcqqsw
時は近世。
まだ封絶も発明されていないこの時代、フレイムヘイズと徒は、
のちに「大戦」と喚ばれる史実に残らない戦争を繰り広げていた。
所は「とむらいの鐘」の本拠地、ブロッケン要塞。
「小夜啼鳥」争奪戦に勝った彼らは、彼らの目的「壮挙」にまた一つ
近づいたということで、ひとときの勝利の祝杯をあげていた。
「ところでえええ、『虹の翼』はどうしたああ?」
「め、メリヒム殿は、何やら用事があるとかで、部屋にこもっておられます」
おどおどした牛骨が言い終えると、鉄巨人は不機嫌な様子で腕組みをする。
「まったくううう、このめでたい席だというのにいいい」
「そう言うな。今日はあいつの念願が叶った日みたいだからな」
鈍色の竜が、彼の怒りをやんわりと制した。
「う~ん、何だか間違っている気がしますけどね」

「はっはっは……」
美女の顔を中心に抱いた花の一言に、鈍色の竜は反論できなかった。


568:名無しさん@ピンキー
06/12/18 03:23:10 ltdcqqsw
「んっ……」
メリヒムの部屋では、一人の人質が、メリヒムからの愛撫を受けていた。
「はぁぁ……」
紅蓮の髪と瞳をもつ女は、その体を抱かれ、耳を弄ばれている。
「ふふふ……すぐに俺の虜にしてやるからな」
「私が負けるなんて……思わなかった」
うっとりした表情で返す女に、メリヒムは満足気に耳元で囁く。
「実力は五分だった。ただ、俺の愛のほうが強かっただけさ」
どうして「炎髪灼眼の討ち手」がこんな所にいるかというと、
二人は「勝ったほうの言うことを聞く」という約束を交わしていて、
マティルダはその約束通り、“メリヒムのもの”となってしまったのである。
「愛……愛してるなら、帰してよ」
「断る。どうしてもと言うなら、俺に勝ってみろ」
言って乳首を舌先で転がし始める。戦いしか知らないマティルダの体は、
その刺激に耐えられず、びくんびくんと震える。
「あっ、あっ、あぅ」
「そうだ。それでいい」
「うぅ~……」
快感が、乳首から下腹部へと伝わり、秘部がじんわりと熱くなる。
「可愛いな……普段の威勢の良さはどこへいった?」
乳首を舌で責めながら、秘部を指で気持ち良くしてやる。
「ああっ、あん……」
マティルダの秘部は既にびしょびしょで、いつでも
受け入れられるようになっていた。
「そろそろ……いいか?」
マティルダは真っ赤な顔で頷く。メリヒムは彼女の足の間に腰を落として、肉棒を押し当てる。
そしてマティルダの細い腰を両手で掴み、猛ったペニスを押し込んでいく。
それは始めは痛いが、だんだんと快感に代わってゆく。
「んんんっ、す、凄いなこれは……」
腰を振りながら、その締まり具合に驚く。少しでも身を任せたら
達してしまいそうだった。
「あっ、あっ、やめないで、もっと速くっ」
の期待に答えて腰のスピードを早めたのがいけなかったのか、
「うあっ、あああっ!」
マティルダの膣内に、耐え切れずに白濁を出してしまった。
快感がペニスを中心に広がっていき、その感覚に陶然となる。


569:名無しさん@ピンキー
06/12/18 03:24:41 ltdcqqsw
「あれ……何でやめちゃうの?」
ぽーっとした顔でマティルダに尋ねられて、メリヒムはばつが悪そうに答える。
「わ、悪かった。先に達してしまった俺の負けだ……」
「ん……私の勝ち……これで皆の所に帰れるのね」
しゅんとするメリヒムと、どこか不満げなマティルダ。
しばらく沈黙が続いたが、先にマティルダが口を開いた。
「じゃあ……もとの場所に戻る前に、とりあえず今は満足させて頂戴?」

傍らで休んでいるメリヒムに跨る。
「ま、待て、一日に出る量は限られアーッ!」
第二ラウンドが、始まった。

「と、これが私がマティルダから聞いた体験談であります」
「ふ、ふぇぇ……シロのえっち……」
子供の作り方を最近知ったシャナは、かつての尊敬する師の体験談に、
正座したまま顔全体を真っ赤にさせる。
「ぬぬぬぬ……戻ってくる迄の二日間、一体何をしていたんだ!」
「四十八手のどれが一番気持ちいいか、
調べていたそうであります」
「うああああああああああああ!」
アラストールの脳裏に、松葉崩しやら理非知らずやらが
走馬灯のようによぎって、危うくダメになりそうになる。
「それでは今日の“炎髪灼眼の討ち手”の話はこれで終わりなのであります」
「なんだか、身体が熱いよぅ」
持て余す方法を知らず、身体をもじもじさせるシャナ。
「今日は少し刺激が強すぎたようでありますな。それではまた明日」
何食わぬ顔で、部屋から出る。
そして自分の部屋に戻ったヴィルヘルミナは、すぐに自身の疼きを
押さえる作業を始める。
「あっ……天道宮での最後の一週間を、思い出してしまったのであります」
鍵を閉めながら、秘部に手を伸ばす。
(四十八手は、私も試したなんて……言えないのであります)
既にとろけているそこを指で掻き混ぜて、快楽に耽った。
(七人に別れたメリヒムに、交互に犯されて……)
そのときの光景を思い出して、指の動きが自然と早くなる。そのたびに、
気持ち良さがヴィルヘルミナを徹底的にダメにしていく。
(早漏気味なメリヒムが、我慢して腰を振っているときの表情が……あぁ……)
頭がぼーっとしてくる。エッチな蜜が太ももを伝わって、床に落ちてきた。
「あっ、あっ、メリヒム……我慢しないで、出すのであります……」
真っ白になったヴィルヘルミナは、ドアにもたれかかったまま、
すっと眠りに堕ちていった。

570:名無しさん@ピンキー
06/12/18 03:27:32 ltdcqqsw
終わりです。
続きはありません。



571:名無しさん@ピンキー
06/12/18 03:44:20 4CkYUrN2
いつもGJです。
どうもありがとうございました!

572:名無しさん@ピンキー
06/12/18 16:36:35 1MLZuV1w
GJ!!素晴らしい

573:名無しさん@ピンキー
06/12/18 19:25:08 U4fuvoI/
>>570
エロスよりもむしろ吹いた
GJJJJ!!

574:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/18 21:34:26 ltdcqqsw
過去編がよくわからない人は、Ⅴ巻とⅩ巻を読めばいいと思います。
特にヴィルヘルミナを見る目が変わります。
シャナが初めて倒した“紅世の王”は、とにかくスゲーやつです。
過去編で自分が一番好きなキャラです。

575:名無しさん@ピンキー
06/12/18 21:48:25 jzSIFaZ0
何故突拍子もなくそんなこと言うんだ?

というか五巻、十巻を読んでない輩なんて
某所の住人にはいないぜ?

576:名無しさん@ピンキー
06/12/18 22:13:23 v/BVP48f
>(七人に別れたメリヒムに、交互に犯されて……)

この発想は無かったww

577:名無しさん@ピンキー
06/12/18 22:58:08 ltdcqqsw
>>575
アニメしか知らない人とかいたし、あんまり
常識を前提にするのもどうかと思いまして。

>>576
マティルダは「騎士団」で対抗して(ry

578:名無しさん@ピンキー
06/12/18 22:59:18 ltdcqqsw
>>575
アニメしか知らない人とかいたし、あんまり
常識を前提にするのもどうかと思いまして。

>>576
マティルダは「騎士団」で対抗して(ry

579:名無しさん@ピンキー
06/12/19 03:49:13 CnMd4s+L
定期あげ


580:名無しさん@ピンキー
06/12/19 23:50:41 GX8J/FfE
ハァ━;´Д`━ン!!!

581:名無しさん@ピンキー
06/12/20 08:21:25 Pu+5Mx4D
なんというクソスレ・・・
これは間違いなくゴミクズ以下

582:神楽スキー
06/12/20 20:44:19 MM8ENat3
さて続き書き上がったはいいが予告どおり素晴らしく外道になってしまった
アップローダ検索してみたのだがこういう18禁系のSSアップしていい
アップローダが使ったこと無いので良くわからない。
どなたか教えてもらえないだろうか?

583:名無しさん@ピンキー
06/12/20 22:03:19 OKbjFT/3
Q&Aはここ!エロパロ板総合質問スレッド4
スレリンク(eroparo板)

こちらで聞いたほうがよろしいかと

584:名無しさん@ピンキー
06/12/20 22:09:31 MPyOGGCU
シロはそんなにエロかった(早漏)だったのか
37GJ!

585:名無しさん@ピンキー
06/12/21 01:31:59 aMKv4SSi
a

586:名無しさん@ピンキー
06/12/21 02:52:58 mzH1OXQ7
(*´д`)ハァハァ

587:名無しさん@ピンキー
06/12/21 16:37:02 /TyvNbwu
URLリンク(vipperup.orz.hm)
パスはvip

おしかりCDのパロディー。伊藤静。需要無視

588:名無しさん@ピンキー
06/12/21 23:41:57 3VWJ4Zjg
>>587
ありがとうw

589:名無しさん@ピンキー
06/12/22 01:40:36 +QzPznLN
定期さげ

590:名無しさん@ピンキー
06/12/22 20:42:58 7MXYMUrt
過疎っとるな

誰もいない見たいだし、
ミニスカサンタコスのシャナとヘカテーと3Pしてきますね

591:名無しさん@ピンキー
06/12/22 22:31:01 q5YuZOOe
>>590
お前それシュドナイカと変態な仲間達だぜ

592:名無しさん@ピンキー
06/12/23 01:07:06 rMn7OUh5
この隙にミナをいただいて行きますね

593:名無しさん@ピンキー
06/12/23 01:26:54 dlNTzw1Y
では千草さんの処女をいただいていきます

594:名無しさん@ピンキー
06/12/23 01:27:01 ekkUI29X
残念、それは痩せ牛だ

595:名無しさん@ピンキー
06/12/23 03:52:09 uhiCvK/7
田中×緒方
シュドナイ×田中
マティルダ×田中
意外になくね?

596:名無しさん@ピンキー
06/12/23 10:19:05 Ob79eWNW
いや、そこは
平井さん×トーチだろ

597:名無しさん@ピンキー
06/12/23 12:29:43 5onuzu14


598:名無しさん@ピンキー
06/12/23 15:01:21 psOz5mtb
痩せ牛ならむしろ貰いたいと思っている黒猫がいまs(ドシュ

599:名無しさん@ピンキー
06/12/23 17:47:26 uhiCvK/7
黒猫さんはツンデレ度合いではシャナよりすごいよね

600:名無しさん@ピンキー
06/12/23 18:16:48 NHtX0gfu
あれにデレはない気がする

601:名無しさん@ピンキー
06/12/23 18:35:26 uhiCvK/7
「原因はあなた。古文に手を付けていないあなたを何とかして
間に合わせようという涼宮ハルヒの願いがこの世界を作った」
う~ん、頑張ってくれるのは嬉しいのだがこれはちょっとやりすぎだろ。
「時間の流れは現代と同じだから、あと9時間以内に元の世界に帰らないと、
ここにいた全てが無駄になる。急いで。」
情感のこもっていないように見える瞳が俺を初めてとらえる。
「ハルヒがどこにいるのか分かるか」
ハードカバーに再び意識を移した長門は、
今の俺にとって衝撃の事実をさらっと口にした。
「藤壺」
言葉が出ない。いくら設定とはいえハルヒが俺の親父の愛人というのは許せない。
「……どうしたの?」
怪訝な表情を見せる長門。自分からは見えないが、俺は今
すごい表情をしているのだろう。
「いや何でもない。髪の長いお前もいいもんだなと思ってな。ありがとな」
とりあえず誤魔化して、早々と部屋を出る。
「……うわきもの」
長門の声が、聞こえた気がした。


「ハルヒ……」
改変された記憶のせいで、俺の脳みそがよからぬことを考えだしたようだ。
「くそっ、なんで藤壺の宮がハルヒなんだ」
よりによってハルヒに恋愛感情を抱くとは。
悪態をつきながら、ダンジョンみたいに入り組んだ宮中を歩く。
大丈夫だ。元の世界に戻ったらこのふざけた記憶も消えてくれるはずさ。
そう願いながら勢い良く藤壺の上の御局へ入る。
まるでハルヒが文芸部のドアを蹴っ飛ばすように。
「ハルヒ!」
威勢よく飛び込んだら、部屋にいる女房が、一人を除いて全員逃げ出した。
この時代の女性は、顔を見られることは裸を見られることと同義なのである。
唯一逃げ出さなかった女は、顔を隠しながら叫びだした。
「こらーっ!あんたここは男性立入禁止でしょうが!」
髪が異様に長くて黄色いカチューシャもつけていないが、この声は間違いない。
「ハルヒ、これで明日の古文と数学はばっちりだ、ありがとな」
「何言ってんの?ハルヒって誰よ!」
ハルヒは俺から逃げようとするが、
十二単なんかを着ているせいでうまく動けていない。
俺は顔を隠すハルヒの腕を取る。
「ちょ……、ちょっ、やめな、さい……よ……」
ちくしょう、かわいい。
真っ赤になって弱々しく抵抗するハルヒに、俺は例によって強引に口付けた。

キスの時に閉じた目を開けると、俺は勉強机に座っていて、
いつのまにか枕にしていた国語の教科書には、涎の水溜まりができていた。


602:名無しさん@ピンキー
06/12/23 18:41:24 hw7ixUrI
誤爆?

603:名無しさん@ピンキー
06/12/23 18:43:32 uhiCvK/7
>>602
ごめんね。後でなんか書くからごめんね。

604:名無しさん@ピンキー
06/12/23 21:45:09 WYCU/c5h
久しぶりにニコルとルーを書いてくれる人が現れたお!!( ^ω^)

605:名無しさん@ピンキー
06/12/23 21:45:17 SkCsHGkd
>>600
デレの定義を言ってみそ

606:名無しさん@ピンキー
06/12/23 22:04:46 34E6n7MS
>>600
キープセイクを100万回読み返せ

607:名無しさん@ピンキー
06/12/24 11:07:00 bDvwUrp9
クリスマスは黒猫が牛骨に乗ってプレゼントを配りにやってくる日です

608:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:04:15 zauRm+XZ
騎乗位か

609:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:05:45 H68a97+5
 

610:37 ◆IqtS6VgEC2
06/12/24 15:50:17 bOz3jkYu
>>603です。
投下させていただきます。

611:名無しさん@ピンキー
06/12/24 15:51:07 bOz3jkYu
『寒い日は、みんなで』

「それじゃ、行ってくるよ、シャナ」
「……うん」
シャナの顔には、昨日一晩中泣き腫らした跡がある。
冬休み前、クリスマスイブに悠二とデートの約束をする吉田を
不思議に思ったシャナは、その意図をつい最近知ってしまって、
昨晩悠二と大バトル&大泣きをしたのである。
「シャナちゃん、今年のクリスマスは、私と一緒にお出かけしましょ?」
偉大なる主婦は、恋に敗れてしまった少女への
応急処置を、きちんと用意していた。
「……うん、ありがとう千草。来年は私も頑張る」
千草の粋な計らいに、シャナはすぐに元気を取り戻した。

佐藤宅。
「勝手にイルミネーション付けてんじゃないわよ鬱陶しい」
「はは……すいません。今日だけなんで」
初対面のマージョリーにいきなり謝る池。
しかしイルミネーションの設置は止まらない。
「いいじゃないれすかー。たまには俺たちだって
飲みたくらるときがあるんれすよ」
「ケーサク、アンタちょっと飲んでるわね?」
(ヒヒヒ!たまにゃーいいじゃねぇかマージョリー。
クリスマスイブをこんな日にした日本人が悪いのさ!)
マージョリーにしか聞こえない声でゲタゲタと笑うマルコシアス。
イブにデートする相手のいない二人は、
佐藤家のバーで自棄酒をしようという約束をしていたのだ。

御崎市の公園
「……どうする」
「……どうしよう」
「まだ早い気がするんだけどなぁ」
「でも私たちの仲って、結構古いよね」
田中と緒方の二人は、イブの夜の一大イベントについての会議をしていた。
「まだ手すらまともに握れないからなぁ」
「……田中はそういうコト、したくないの?」
緒方は田中の肩にもたれる。
「いや、したくないわけじゃ」
こんなときに経験値が少ない者は、狼狽えることしか出来ない。
「じゃ、やろうよ」
「ま……待て。せめてホテルに行くまでに、その……キスまでは済ませよう」
いつにない積極的な緒方に、田中はただ戸惑うばかりであった。

市街地。
「皆クリスマス一色だね。日本っていつからキリスト教になったの?」
シャナが、外国人みたいな疑問を口にした。
「う~ん、雰囲気を楽しんでるだけなのよ。別にキリストの誕生日だとか、
そんな意味は込めてないの。」


612:名無しさん@ピンキー
06/12/24 15:52:58 bOz3jkYu
「変なの。何で好きな人と過ごすんだろ。
ヴィルヘルミナは、クリスマスは普通家族と過ごすものって
言ってたのに……あれは何?」
シャナが、賑わっているところを指差した。
「あれは……ホテル街よ」
「好きな人と一緒にいるのに、もう昼間から寝ちゃうの?」
何とも際どい質問だが、千草は軽くいなす。
「そうねぇ……そういうデートもあるけど、シャナちゃんはもっと
大人になってからね」
「じゃあ……悠二は大人なの?」
顔をしかめながら言うシャナ。不思議に思って千草も聞き返す。
「どうして?」
「あの中に悠二がいる」
“炎髪灼眼の討ち手”としての彼女は、ホテル街から感じる
大きな「存在の力」を見逃さなかった。
「悠ちゃんはまだ子供だから……連れ戻しに行きましょ」
千草は、シャナの手を引いて、ホテル街にダッシュした。

とあるラブホテル前。

「ほ、本当にいいんだね……?」
「はい、もう、約束した頃から、決めてましたから」
悠二と吉田が、揃ってゆでだこになってホテルの前にいた。
「それじゃ、行こっか」
「……はっ、はいっ!」
悠二に手を取られ、ホテルへと踏み出す。
あと
三歩
二歩
一歩
「ゆーーじーー!」
というところで、悠二の初体験は延期となった。
「うわわわわわ!シャナ!」
「シャ、しゃしゃシャナちゃん!?」
二人とも、突然の来訪者に驚く。
「ホテルで寝るのは、大人のデートだからダメだって千草が言ってた!」
よい子の模範みたいな笑顔で、シャナは悠二に伝えた。
「あは、あはははそうだねはははは」
「シャナちゃん速いわねぇ……。どうして悠ちゃんの居場所がわかったの?」
息を切らして千草がやってきた。もう既に悠二は白くなっている。
「こういうことは、悠ちゃんが
ちゃんと責任取れるようになってからにしないとダメよ?」
添加物50パーセントの穏やかな笑みを吉田に送る。
言われた吉田は、素直に謝った。
「ごっ、ごめんなさい!」
「分かればいいの。若いと溺れて歯止めが効かなくなっちゃうからね」
あくまでスマイルは絶やさない。
その表情から恐怖を感じ取ることの出来ないシャナが、無邪気に質問する。
「好きな人と寝るのは、歯止めがきかなくなるの?」
「そう、悠ちゃんはエッチだから、歯止めがきかないの」
千草とシャナは、くすくすと笑いながら、
更に白く堅くなった悠二を見た。



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