SHUFFLE!でエロパロ Part3at EROPARO
SHUFFLE!でエロパロ Part3 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
07/01/15 18:22:08 vdn3tPzk
保守

501:483
07/01/15 23:28:09 v///AAgl
とりあえず続き二つ程度

502:特命推薦生徒 土見稟
07/01/15 23:29:20 v///AAgl
異様な光景だった。暗く狭い教室の中に、
祭りの屋台などで売られている仮面をかぶった男達が16名、
そしてその胸にはKKKの字。
「…で?」
椅子に座っているリーダーらしい男が口を開く。
「麻弓=タイムの件はどうなった?」
『サー!すべて順調であります、サー!』
周りの15人が声をそろえて答える。
「そうか…ふふふ…これで…ふははははは!!」
真っ暗な体育倉庫の中、怪しい笑い声だけが響きわたった。

[食堂]
「先輩、たこ焼き買ってきました」
初々しい声の一年男子生徒が稟に近寄る。
稟の助手、西又葵だ。
差し出されたたこ焼きを無言で奪い取る稟。
「仕事だ、報道部の写真の件は知ってるな」
「はい、先輩のクラスメイトの麻弓さんがKKKを…」
「そうだ、それを奴等が嗅ぎつけたらしい」
途中遮り話を進める稟。
「…ということは麻弓さんの護衛が主題と」
「まぁそんな感じだ」
あくまで不愛想に答える。
(何も起こらなきゃいいが…)
ふと廊下の方を見やる稟。
おかしい。誰もいない。廊下だけでなく食堂にも。
原因は対人結界らしい。要は人払いだ。
こんなことする輩は…
「はじまったか…行くぞ!」
「ふぁ?ふぁぃ!?」


503:特命推薦生徒 土見稟
07/01/15 23:31:11 v///AAgl
「…全ては楓ちゃんのために!」
楓様マンセー!
麻弓は今体育倉庫の中にいた。
どうやらKKKに捕まったらしい、両手両足を縛られてマットに転がされている。
因みに、体育倉庫内のメンツはさっきの16人
校庭に100人程。
ここまでの過程は小説版を読んでいただければ分かるので、
知らない人はお近くの書店でSHUFFLE!麻弓=タイム編を(ry
「さて麻弓=タイム」
やはり椅子に座ったリーダーが問う。
「何故我々をつけ回したか聞かせてもらおうか。」
「・・・」
相手の仮面を睨みつけたまま黙りこむ麻弓。
「そう怖い目をするな、話せば解放する。」
「嘘ね」
ようやく麻弓が口を開いた。
「ほぉ~う、勝手に決めつけるとは…」
「勝手も何も、脅威は実力をもって排除するのが基本でしょ?」
あくまで強気に答える。
一歩譲ったらこのまま分が悪くなるのは必然だからだ。
「ふん…答える義理は無いという事か…愚かな」
リーダーが嘲笑する。
「タダで死ぬよりマシよ」
麻弓も強がる。
「よかろう…ならばその強がり、どこまで持つか制裁も含めて見せてもらおうか」
そう言ってパチンと指を弾いた。
隊員が麻弓の周りに集まる。
「さぁ、遊ぼうか…?

504:503
07/01/15 23:34:29 v///AAgl
修正
× 義理は無い
○ 筋合いは無い

× 「さぁ、遊ぼうか…?
○ 「さぁ、遊ぼうか…?」
スマソ

505:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:35:10 3l3H6ZS7
>>504
GJ!んでもってwktkだよ(´・ω・)

506:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:45:07 1QjB/qK9
鈴平ひろ氏も出てくるのかな?

どうでもいいことだけど、どうやら実在の西又葵氏は女性らしいぞ。
とりあえず参考までに。本人とは関係ない場合は無視してくれ。

507:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:54:32 Bikf36Cy
>>506
実在する人物とは全く関係ありませぬ
説明忘れてスマソorz

508:名無しさん@ピンキー
07/01/16 23:11:04 E9rEFdSe
>>507
ついでに鈴平さんも女性です。
(上記のSSデフォで女性扱いで読んじゃいましたw)
ともかく面白かったです。GJ!


509:名無しさん@ピンキー
07/01/17 11:08:03 ZZEgYriL
楓には本当に申し訳ないと思っている。
俺は楓の記憶を元に戻すために楓の心の中に入って1つ1つを全て修正していった………ただ1つを除いて……………
そしてその直していない修正の影響は現実の世界にもすぐに現れた…………

そう俺は芙蓉楓という女性を選ばずにバーベナに入学当初から憧れていた撫子さんという女性を選んだのだ………

510:名無しさん@ピンキー
07/01/17 17:07:24 9f/ES5/M
>>509
続きキボン

511:名無しさん@ピンキー
07/01/17 18:00:05 ti52pATd
でも正直、稟の性格ならありえない展開なんだけどな。
誰かを選んでいながら乗り換えるなんて。

512:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:18:50 61hF35UB
>>509
後生だ・・・。
そのような展開は許してくれ・・・。
恥を忍んでお頼み申す・・・。

513:名無しさん@ピンキー
07/01/18 03:41:18 IQmZYQtn
ていうかね、いくら記憶世界で間違いを残したり実際とは違う行動を取っても
それは楓の記憶でしかく、あくまで楓にしか影響しないのだから、現実に影響を
及ぼすなんて事は100%ありえないのだけどね

>>509はリアリアをやり直すか設定を練り直す事を強く薦める

514:名無しさん@ピンキー
07/01/18 12:36:35 ZJXhpBdW
過去修正するなら無理にリアリア設定使わずにチクタク設定使ったらよかったのに。

515:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:14:37 3l7XAz/0
男子生徒達は一斉に麻弓に取り付いた。
平坦な乳を揉みしだき、秘処に手を入れたり。
「いっ、いたッ!やだ!止めて!」
恐らく全員初めてなのだろう。皆動きが稚拙だ。
そのため麻弓は吐き気のような物を催していた。
だがそんな麻弓の気持ちなど考えず
「うほっ!オッパイ」
「でも無いな」
「けどやわらけぇ…」
飢えた童貞共はひたすら麻弓を犯す。
「もう我慢できねぇ!」
先ほどから秘処を触り続けていた男がいきなり立ち上がる、
と同時に下を全て脱いだ。どうやら汗を愛液と勘違いしたらしい。
八割方巨大化したナニを挿入するつもりだ。
必死に抵抗する麻弓、だが周りの男達はそれを抑え、股を開かせようとする。
嘔吐感が増してきた
抵抗する余力などもうない。
最後に、自分の愛すべき人の顔を思い浮かべようとした。
「…土見ー」
パリン…
何かが割れるような音 そして
バコォッん
ドアが蹴り破られた。
(何!?)
「誰だ!」
警戒手が戦闘体制にはい…たと同時に吹き飛ばされた。
「…たく、性交の仕方も知らないとはな…」
(この声…もしかして…)
麻弓は入り口の方を見やる
二つの影、
「ここがお前等の墓場か」
(土見君!?)

516:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:15:46 3l7XAz/0
「悪い麻弓、遅れた」
(土見君!)
いつもの口調に戻った事でようやく確信を持てた麻弓。
「まぁこいつが結界破壊に手間取ったのが原因だがな」
「俺のせいですか!?」
隣にいるのは恐らくいつも稟と一緒にいる西又とかいう人だろう。
逆光でよく見えないが。
どうやら先ほどの音は結界破壊の音だったらしい。
ようやく状況の整理がついた麻弓。
(そっか)
「全員取り押さえるぞ」
「はい!」
(助けに来てくれたんだ)
男達に殴りかかる稟と葵
日頃引きこもっている奴等ばかりだったからであろうか、
KKK隊員は非常に弱かった。
稟が一発殴れば気絶し、葵の支援魔法に巻き込まれてはこれまた気絶。
わずか一分でリーダー以外全滅した。
「さて、話す気もないし、とっとと落ちてくれ」
「まままま待て待て!私は悪くない!悪いのは上層部でー」
「かわらねぇよ、それじゃ」
そう言って稟は踵をふりあげ
「ちょっと待ったー!」
麻弓が割り込んできた。縄は葵が解いたらしい。
とっさのことにバランスを崩す稟
「な、なんだよ?」
「とどめは私に刺させて欲しいのですよ。」

517:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:16:57 3l7XAz/0
いきなり割り込んできた上そんなことを。
だが今回の被害者は麻弓だ。筋は通っている。
「まぁいいか、好きなだけやったれ」
リーダーの前をどく稟
処刑執行人麻弓に変わったと聞いて少し安堵するリーダー、
だが、それは大きな
「せぇーの」
間違いだった
「うぉりゃぁっ!」
カコン
バキバキベキゴキ…ガシャーン…
バスケットボール入れに頭からつっこんだわけだが…
リーダーはもう人間の顔をしていなかった。
左の歯は八本が半ばから折れ、脳震盪を起こし目は白目、
首は若干変な方向を向いている おそらく捻挫かムチウチだろう。
「はぁ~すっきりした!」
麻弓は恍惚の表情を浮かべている。
その後ろで稟と葵は呆然としていた。
(日頃の樹の事で威力があがってんな…)
「ん?なんかいった?」
『サー、ノーサー!』
思わず敬礼する二人。敵でなくてよかった。
二人とも心底そう思うのであった。

518:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:54:47 3l7XAz/0
「…で?なんであんなことしたんだ?」
校庭の隅、稟は麻弓と会話していた。
外にいたKKKは教師陣により一網打尽、全員停学を言い渡された。
「何て、楓のためにKKKを潰そうとしただけなのですよ」
それを聞いた稟は少しため息をつき
「そっか」
とだけ言った。
「ありがとな、楓も俺もKKKには迷惑してたんだ。
 壊滅のきっかけが出来たよ」
「いえいえ、どういたしましてなのですよ♪」
これだけ、これだけで十分わかりあえる仲なのだ。
口論することも、失望することもない。とがめる必要もない。
ただこれだけ。
「んじゃ俺は帰るな。麻弓も早く帰れ」
そういって稟は校門へ歩き始めた。
「待って…土見君、私…本当は土見君のために…」
何かいいかけた麻弓だったが、そこにはもう稟の姿は無かった。


519:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:57:50 3l7XAz/0
「目、通しとけ」
特殊風紀機動隊治安部の事務所、
土見稟、西又葵、鈴平弘がいた。
どうも高校生らしくないオッサン臭い顔をした鈴平(二年)
これでも名のある情報屋だとかないとか。
とにかく、鈴平から渡された資料に目を通す稟と葵。
「どうもここ最近変質者が彷徨いてるそうだ。
 とりあえず哨戒しといてくれ」
鈴平は面倒くさそうに伝える
「ま、被害がでる前に潰すようにするさ」
稟も面倒くさそうに答える。
「じゃあ先輩、行きましょうか」
元気なのは葵だけだった。

ーバーベナ学園 まだ開校からそれほど経っていない魔法専門新設校
「先輩!待って下さい!」
ーそこでは毎日のように魔砲撃戦が起こっていた
「急げ、俺は待てない体質だ」
ーだがことごとく鎮圧されていた。何故かって?
 そりゃ…
「俺が特命推薦生徒だからだよ」
稟は自嘲気味に虚空に言い放った。



520:特命推薦生徒 土見稟
07/01/18 16:59:43 3l7XAz/0
ようやく完結しました。
てか…
またなげぇ!長いぞ!
どうも私はssは向いてないみたいですね。
見苦しくてスマソ

521:名無しさん@ピンキー
07/01/18 23:10:50 R/cEw31N
一番槍GJ

522:名無しさん@ピンキー
07/01/18 23:37:09 trOPHyH4
規制のせいで全然書き込めない・・・
んなわけで携帯から。
つかここってエチくないのも投稿していいん?

人生初SSでエチいのはきつい。

523:名無しさん@ピンキー
07/01/18 23:47:08 Mmu94g9w
おk

524:名無しさん@ピンキー
07/01/19 02:09:57 7NB2xxoo
>>522
あのね、同スレのログくらい読んだり検索したりしようよ
同じ質問が何度繰り返されてると思ってるんだ

525:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:27:10 TGsqtm7N
>>520
GJ!ただ一つだけ言わせてくれ。麻弓、充分すぎるほどつえーじゃねーか! 何で捕まったんだよ?
>>522
頑張れ!自分は人生初SSがエロ有りだったよ!

とりあえず自分も出来たのを投下します。こっちも充分長いんだけどw

526:ねりね日記
07/01/19 17:28:39 TGsqtm7N


一月一日 (元旦) 晴れ

今日から新しい一年が始まりました。
昨年は私の人生を一変させるような出来事が数多く起こりましたが、今年はどういった年になるんでしょうか?
私や、私の大切な人達にとって良い年になる事を祈るばかりです。
所で、朝お父様とお母様に一通りの挨拶を交わした後に、お父様からお年玉と一緒に日記帳を頂きました。
お父様が言うにはこの日記帳は魔王家に代々伝わる魔法具で、思いを込めて丁寧に綴っていけばそこに書かれた出来事や思いが永遠に色褪せることなく思い返せるそうです。
確かに立派な装丁がなされていますが、本当でしょうか? 少しも魔力を感じないんですが…。
「何を隠そうそれと同じ物をかつて私も使っていたんだよ。そしてそれを使っていたからこそパパとママは倦怠期も知らずにこうやって今もラブラブでいられるんだよ。ネリネちゃんも稟ちゃんとずっとラブラブでいたいだろう?」
お父様のその言葉に私は一も二も無く頷いていました。

稟さま。

大好きな稟さま。

リコちゃんの命を、想いを奪ってしまったと思っていた私に、「ネリネはネリネのままでいなきゃいけないんだ」、
「一緒に、笑ってくれないか」と言ってくださった、私の命なんかよりずっとずっと大切な最愛の人。
稟さまの周囲にはシアちゃんや楓さんなどお料理なども上手な魅力的な女性がたくさんいるのに、私なんかを選んでくださいました。
そんな稟さまをずっと愛し、稟さまにずっと愛していただけるように、思いを込めて日記を綴る事にしました。

527:ねりね日記
07/01/19 17:29:32 TGsqtm7N
お父様とお母様が二人で作られたおせち料理というものをいただいた後、残念ながら所用があると言われたお父様たちを残して稟さまの所に新年のご挨拶に伺いました。
お父様が用意してくださった藍色の着物をお母様に手伝っていただいて着ていったのですが、稟さまのお気に召してもらえなかったのでしょうか? 「似合ってるよ」と小さく一言言ってくださったきり、稟さまはあまり私の方を見てくださいませんでした。
稟さまの隣にいた楓さんやリムちゃんの素敵な着物姿に比べれば、やっぱり私の着物姿は似合っていなかったんでしょうか…? 
今日ただ一つ残念だった事です。
着ていると何だか胸が苦しかったですし…。
しばらくしてシアちゃんや麻弓さんたちもいらっしゃって、一通りの挨拶を済ました後、皆さんと一緒に初詣に行く事になりました。
神社に向かい歩いていた私たちは何だか色々な人達に見られていたような気がします。やっぱり大人数だったからでしょうか?
それとも麻弓さんが普段よりも熱心にデジカメで私たちを写してくださっていたからでしょうか?
稟さまがそんな麻弓さんを手招きして何かを囁くと、
「そんな殺生な!? 期末テストの結果によって親からお年玉を大幅に減額されてしまった私にはこの手しかないのですよー!!」
と悲痛な叫び声をあげていましたが、稟さまは何を仰ったんでしょうか?
そうこうして神社に到着してお参りを済ませると、皆で射的や輪投げ、それに金魚救い等にチャレンジすることになりました。
私はやっぱり不器用みたいで、射的をしてもちっとも景品を落すことが出来ませんでした。
ですが稟さまが私の身体に覆い被さるようにして私の腕を取ってコツを教えてくださったお陰で、可愛いハムスターのキーホルダーを獲得する事が出来ちゃいました。
…密着した稟さまのぬくもりと息遣いに射的のことを忘れてドキドキしちゃったのはここだけの秘密です。
とりあえず、キーホルダーは通学用の鞄に付けることに決めました。
他にも林檎飴を舐めたり綿飴を食べたり焼きトウモロコシを食べたり……こうして書いていると何だか食べてばかりな気が…。
……明日からしばらく甘いものは控えようと思います…。

528:ねりね日記
07/01/19 17:30:15 TGsqtm7N
その後、シアちゃんのお家に招かれて餅つきや羽子板、カルタなどの日本の伝統行事を日が暮れるまで楽しんだ後、帰宅し入浴を済まして自室でくつろいでいると、稟さまが一人で訪ねてきてくださいました。
どうやらまたお父様が稟さまを無理にご招待したらしいです。
朝ご挨拶出来なかったからといって、自宅でお休みされていた稟さまをわざわざ家にお呼び立てするなんて、本当にしょうがないお父様です。
そうしてお父様やお母様と年始の挨拶を終えた稟さまと自室で過ごしていたのですが、……その、また、お父様に騙されてしまいました…。
「人間界の恋人たちはお正月には“姫初め”という儀式をするものなんだよ。だからネリネちゃんも稟ちゃんに頼んでごらん?」
と少し前にこっそり耳打ちされたことを思い出し、稟さまに姫初めをしてくださいませんかと言ってしまいました…。
お茶を吹き出しそうになった稟さまに本当のことを教えられて真っ赤になってしまった私に、稟さまは笑いながら「じゃあ、しよっか?」と囁きながら優しくキスしてくださいました。
そして、「折角正月なんだし、またアレ着てくれないかな?」と稟さまが指差したのは、以前着用したことのある白と赤の袴姿、つまり巫女装束でした。
さらに着替えているところを見たいと言われて、私は稟さまの目の前で下着姿になり、巫女服に着替える事になってしまいました。
正直下着も脱いで、と言われなくてホッとしました。…だ、だって、稟さまの前で服を脱いでいると、稟さまの熱い視線を感じてしまって、…その、早くも、濡れてきてしまっていたので…。
そうして巫女服に着替えた私を稟さまはぎゅっと抱きしめてくださいました。
力強くも優しい抱擁に私を形作る全ての因子が安らぎを覚えたのか、私の身体は自然と稟さまに全てを委ね、ただ稟さまの温もりを求めてその広い胸に顔を埋めていました。
どれくらいそうしていたでしょうか? 時間にすると多分五分から十分くらいだと思うのですが、私には何十分、何時間にも感じられました。
身を離した私たちはどちらからとも無く微笑みあい、そのまま手を繋いでベッドへと向かいました。
ベッドに寝かされた私をもう一度抱きしめてくださった稟さま。
その稟さまの重みを感じて、稟さまに抱かれる、稟さまに愛されるのだと思うと私の胸は心地よく高鳴り、稟さまから視線を外す事が出来なくなっていました。
そうした私の視線に気付いた時、稟さまはいつも照れを含んだ優しい微笑みを浮かべられ、けれど決して目をそらすことなく私の視線を受け止めてくださいます。
この時も稟さまとただ見詰め合っているだけで、その優しい瞳に私は吸い込まれてしまいそうな気持ちになってしまい、同時に歓喜の余りに全身にどこか甘い痺れが走りました。
まるで私の心と身体の全てが自分はこの人の物なのだと訴えかけているように…。
見詰め合った稟さまのお顔が少しずつ近づいてきたと思うと、数瞬の後に私の唇と稟さまの唇は重なり合っていました。
唇から伝わってくる稟さまのぬくもりと想い。
どんなお菓子よりも甘く、心を蕩かしてしまいそうな稟さまの感触に、閉じていた瞼から涙が一筋零れていたことに気付きました。
稟さまと出会ってから、私は涙を流す回数が増えてしまったような気がします。勿論それは哀しみの涙ではなく、喜びの涙です。
そのままキスを続けていると、やがて稟さまの舌が私の舌を求めて口内に入ってこられたので、私もすぐにその求めに応じて自分の舌を稟さまのそれと重ねさせました。
稟さまはとても、その、キスがお上手で…舌同士を様々な角度で擦り合わせていたと思うと軽く吸い付いてきたり、唇を軽く舐めたと思ったら、強く吸いたててきたり…初めてキスした時からどれだけたっても私は付いていけずに稟さまのされるがままなんです。
本当は稟さまに気持ち良くなって頂きたいのに、私ばかりどんどん気持ち良くなってしまって…。
そうしていると稟さまの舌から唾液が私の口内に伝わってきたので、私は一滴たりとも零さないようにそれを飲み込みました。
私にとって稟さまの唾液はお酒のように思考を痺れさせ、心を溶かしてゆく甘い猛毒に思えてしまうことがあります。
ねっとりとした稟さまの舌の感触と唾液の甘さに、私の思考はどんどん蕩けてしまい、稟さまを感じること以外何も考えられなくなってきてしまっていたのですから。

529:ねりね日記
07/01/19 17:30:54 TGsqtm7N
そんな時、稟さまとのキスに夢中になっていた私の胸に突然稟さまの大きな掌が重ねられ、ゆっくりと揉みしだかれました。
突然の、不意打ちとも思える稟さまのその行動に、戸惑うよりも先にくぐもった声を上げて反応してしまう私の身体。
…何だか稟さまと身体を重ねているうちに、私の身体はどんどんえっちになってきてしまっているような気がします。
稟さまが喜んでくださっているからいいものの、やっぱりとても恥ずかしいです。
稟さまはいつも「感じたら素直に声を出してくれていいんだぞ? その方が俺も嬉しいし…」と言ってくださいますが、はしたない女だと稟さまに思われ、もし嫌われでもしたら…と思うと正直複雑です。
しばらくすると稟さまが唇を離されて黙って私を見つめてこられました。
その目は「いいか?」と私に尋ねてきているようで、私も黙って頷き返しました。
どこまでもお優しい稟さま。
私の身体は、いえ私の心も稟さまのものであるのに、いつも稟さまはこうして私に伺いをかけてこられます。
私は稟さまになら何をされても構わないのに…。
ですがそんな稟さまだからこそ、私はこんなにも好きになったのかも知れません。
両胸に優しく愛撫を続けてくださる稟さまの姿に、私はぼんやりとそう思っていました。
服越しであるものの稟さまの愛撫に私の身体は瞬く間に反応してしまい、吐息に熱が篭もり、胸の先端が硬く尖り始めてブラを押しやっているのが自分でも感じられました。
一度それを自覚するともう気にせずにはいられなくなり、もっと稟さまを感じたい、もっと稟さまに触れてもらいたいという欲望が果てしなく湧き出て止まりませんでした。
そんな私を見て軽く微笑み、私の服を脱がしにかかられる稟さま。
お尻を撫でながら袴を脱がされ、そして少しだけ強引に上着をはだけられて露になった私の胸元に稟さまはお顔を埋められ、ぐりぐり左右に押し付けてこられました。
稟さまは私の胸を特に気に入ってくださっているようで、よくこうされます。
私も稟さまが甘えてくださる事がとても嬉しくて、稟さまの頭を胸の谷間に挟み込むようにして抱きしめました。
ただ…「ネリネの胸でこうしてると、すごく、安心する」と稟さまに言って頂いて、嬉しさの余りに腕にぎゅっと力を込めてしまって…稟さまが少し酸欠状態に陥ってしまいました。
ごめんなさい、稟さま。
少しの間ぼうっとしていらしていた稟さまですが、何度か頭を振ると回復されたらしく、お返しだと一言呟かれるとブラをずらして胸を露にし、硬く尖った胸の先端に吸い付かれてきました。
赤ちゃんみたいに一心に乳首を吸う稟さま。
ちゅうちゅうと音がたつ程に強く、かと思えばちゅっちゅっと優しく吸い付いてきたり、搾るように胸を揉みながら舌先で乳首を転がし、軽く歯を立てて引っ張ったり、逆の胸にも同じようにしたり…。
ごめんなさい。やっぱりこんなえっちな赤ちゃんはいないと思います…。
もし赤ちゃんがこんな風に母乳を吸うのなら授乳のたびに凄い事になっちゃいそうです。
胸を愛されるたびに押し寄せる快感に、何度も何度もえっちな声を出して身悶えしてしまっていたことを思い返すとそう思います。
けれど、稟さまの唾液塗れになった私の両胸の先端の突起は変わらずぴんと立ったままで、身体は燃えてしまうかのように芯から熱くなるなど、私の身体はさらに貪欲に稟さまを求めていました。

530:ねりね日記
07/01/19 17:31:31 TGsqtm7N
じれったさに身体をもじもじさせる私に稟さまは意地悪な笑みを浮かべられて、私の胸をたぷたぷ弄びながら「次はどうして欲しい?」と尋ねてこられました。
私は羞恥に真っ赤になって目を反らし、下を…、と呟く事しか出来ませんでした。
すると稟さまは私の両足を高く持ち上げたまま大きく開き、稟さまの吐息を感じてしまう位まで近く私のアソコに顔を近付けられました。
食い入るようにじっと私のアソコを凝視する稟さま。
アソコに感じる稟さまの荒くなってきた息と絡みついてくるような視線に私はただぎゅっと目を瞑って羞恥を堪えました。
稟さまの望む事ならどんな事でもしてあげたいですし、稟さまが私の身体を気に入ってくださるのはとても嬉しいことなのですが、やっぱりアソコをこんな風にじっと見られるのは凄く恥ずかしくていつまでたっても慣れられそうにありません。
ですが、私の身体は稟さまに見られているだけで羞恥のためだけでなく熱を増し、稟さまに言われるまでもなくアソコがぐしょぐしょになっているのが分かりました。
次の瞬間、じゅるじゅるという水音が私の耳に入ったと思ったら、それまで以上の快感が全身を駆け巡りました。
稟さまがアソコに顔を埋められて、その、私のえっちなお汁を激しく吸い始めていたのです。
稟さまの舌でその汁を掻き出されるたびにぞくぞくする感覚が襲いかかってきて、私はびくびく震えてしまいました。
目を開けると視界に美味しそうに私の体液を啜る稟さまの姿が映り、その姿に心とは裏腹に身体はどんどん敏感になっていき、気付けば私は無意識に腰を蠢かせ、稟さまにアソコを押し付けるようにしていました。
…あうぅ、やっぱり、私の身体は以前に比べてずっとえっちになってしまっていたようです。
近頃は稟さまに軽く触れられるだけで反応してしまうことがありますし…。
実際いつの間にか私は稟さまの頭を手で支えて稟さまの攻めの手をより深く受け入れようとしていました。

531:ねりね日記
07/01/19 17:32:07 TGsqtm7N
そうしてしばらくしているともう何も考えられなくなってきていて、私は滲んだ視界越しに稟さまを見つめ、ひたすら稟さま自身を求めておねだりの言葉を続けていました。
すると稟さまは私の瞳に浮かんだ涙を優しく拭って、一言「挿入るぞ?」と…。
何度も何度も頷く私に稟さまはキスをくださり、唇を重ねたままゆっくり私の中に入ってきてくださいました。
ずぶずぶと鈍い音と共に身体の奥に入ってくる稟さまの大きなものに、私は寒気にも似た感覚を感じて身を震わせ、目を閉じ息を飲みながら稟さまとの繋がりを、稟さまから与えられる快楽を堪能しました。
胎内に感じる稟さまのは、焼けるように熱く、そして硬く、私の身体の奥底へと抉りこまれて行きました。
そうしてぴったりと重なり合った私たちの腰。
まるで初めからこうして生まれてきたのではと思えるほどの充足感と、じっとしているだけでもどこからか湧き出されてくる絶大な快感に、私の瞼からは再び涙が溢れ出ていました。
「ネリネの中、気持ち良すぎて我慢出来ない! 動くぞ!?」
そう言うや否や激しく動かれる稟さま。
私もその思いは同様でしたので、稟さまの背中に腕を伸ばし、両足を稟さまの腰に絡ませて必死に稟さまにしがみ付きました。
稟さまが動かれるたびに胎内の一番奥に深く強く稟さまのが打ち込まれ、その動きで私の胎内が抉られるたびに快感が雷のように全身を駆け巡り、響いていきました。
さらに、激しく突かれると同時に胸を強く揉まれ、アソコと胸、二箇所から快感が湧き出て止まらず、それらが身体の奥で複雑に絡み合って何倍にも、何乗にもなって…。
…正直、もうこの辺りから私の記憶はあやふやです。
激流のような快感に私の思考はとっくの昔に流されてしまっていて、頭の中が真っ白になっていたので…。
ただ、身体中が燃え盛って蕩けてしまいそうになるほど熱く、同時に四肢がバラバラに千切れてしまいそうな感覚になっていたこと。
稟さまが何度も私の名を呼んで「好きだ」と言ってくださったこと。
稟さまをとても近く、全身で感じていたこと。
そして今思えば何とはしたないと思うほどの声を出して稟さまのお名前を呼んで愛の言葉を叫び続けていたこと。
くらいしか覚えていません…。
気が付いたら稟さまの胸を枕に寝そべっていました。
優しく髪を梳いてくださっていた稟さまのお顔を見て、何だか無性に恥ずかしくなってしまい、稟さまの胸にのの字を書いていた私に稟さまは軽く微笑み、「改めて、今年もよろしくな、ネリネ」と仰られました。

稟さま。

大好きな稟さま。

今年もずっと、いえ、これからもずっとずっと、永遠に愛しています♪

532:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:32:54 TGsqtm7N
以上です。
最初に一言。日記にこんなことまで書くわけねーだろ!というツッコミは受け付けません。
昨年の11月頃から構想纏めて書き始め、途中完全に止まって>>469みたいな馬鹿な作品にも逃避したけれど、なんとか完成しました。
ずっと前に書いた作品でも思ったけど、女性の一人称っていうのはすごく難しい。
しかも今回は日記という形式なので、ふと気が付くとすぐに文末が、~でした。の乱立になってしまって…。
なんとか減らせるだけは減らしたんですが、凄く苦労しました。
好評ならシリーズ化しようかと幾つかネタ考えてたけど、それらは違う形式で形にしようと思います。
ところで、投下する前に適当にネットを巡回してるとこのスレの上の方でも話題に出たあるサイトさんに新作SSがアップされてたんですが、見事にネタが一緒www
心の師と(勝手に)仰いでいる方なんでひたすら恐縮。規制食らわなければ昨日投下する予定だったのでアップまで一緒になるところだった…。

533:名無しさん@ピンキー
07/01/19 18:32:56 xt19S+CE
一番槍GJ
シリーズ化期待してます

534:名無しさん@ピンキー
07/01/19 19:21:44 I2GOa1LS
ジャージの下はブルマのみ。
撫子END捏造マダー?

535:名無しさん@ピンキー
07/01/19 19:31:53 7NB2xxoo
>>534
無理だろ、あれだけ設定が適当で叩かれてたらw

536:名無しさん@ピンキー
07/01/19 22:11:45 noi3em92
>>532
GJ
>>525
小説版の通り、呼び出しではないが曲がり角で
睡眠魔法かけられたという設定。

537:名無しさん@ピンキー
07/01/20 04:07:42 DalefepH
>>532
超GJ

538:名無しさん@ピンキー
07/01/20 06:53:21 4ekg/H56
>>532
グットジョブ!!激しくGJ!!
お疲れ様でした。他のヒロインの日記シリーズ続編キボンヌです。
(ついでに各親衛隊の共謀も大変気に入っているのでシリーズ希望っす!)

539:名無しさん@ピンキー
07/01/20 12:33:25 7ZSS3ZS1
~楓~
稟が去った後、暮れつつある太陽を背に楓はかつて稟の部屋だった誰もいない部屋で1人佇んでいる。
楓は思う。
自分はお姫様なんかじゃないし、ただの幼馴染でしかない事を。ましてや特別な力が有るわけじゃない事を。
楓は誓う。
稟との間にはもう約束も誓いもしない事を。自分の事で拘束させたくないから。
楓は考える。
そんな私が、貴方に差し出せるのはこの体ひとつだけ。私にできるのはそれだけ。
こんな私を稟くんが他のみんなを差し置いて選んで欲しくない。
だから明日からまた、ただのクラスメートに戻ろう。
だけど今までの夢のようなひとときは私と稟くんだけの二人だけの時間。
それが私のかけがえのない宝物。何ものにも換えられない大切な記憶。
「そう私にはこの記憶…これで充分。有難う、稟くん。大好きだったから…じゃあねバイバイ」
最後に楓は自分に言い聞かせるように呟き、こぼれる涙を拭うと1人部屋を後にした。



540:名無しさん@ピンキー
07/01/20 16:35:47 WKOJQcKo
「私にはまだギフトがあるもの……」

541:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:29:44 PDcu6JKS
>>540
作品変わってる気がする

542:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 11:47:18 a2SNP1Ll
俺、土見稟が亜沙さんと付き合うようになってから約1年が経った。

1年前のあの日、俺はいろんな人を傷つけてしまった。
そうしてまで手に入れたかった最愛の人、時雨亜沙。
あの時はお互い永遠に愛し合えると信じていた。

そして現在。
俺は小さいボロアパートの一部屋で机に向かって猛勉強をしている。
理由は簡単、亜沙さんと同じ国立光陽大学に入学するためだ。

しかし・・・。

早朝は新聞配達のアルバイト。
朝から夕方までは学校。
夜は受験勉強。

「一人暮らしをして初めて楓の苦労がわかったな。」

そんなことをふと呟いていたら部屋に電話が鳴り響いた。

「はい、土見ですが。」

「やっほー、稟ちゃん久しぶり~。元気してた?」

「あ、亜沙さん!? こんな時間にどうしたんですか?」

時計を見ると時刻は0時を過ぎていた。

「えーっと稟ちゃん。今度の日曜日って空いてる?
 久しぶりにどこかデートに行かない?」

日曜日・・・特に用事もないが・・・。

「またえらい急ですね。
 それに周りが何か騒がしいのですが今店の中ですか?」

「ごめん、ちょっとサークルの飲み会の途中でして・・・。
 先輩が『時雨って彼氏いるの』って何度も聞いてくるから。」

周りからは激しい喧騒と、時折亜沙さんの名前が入った笑い声も聞こえてくる。
・・・何か、楽しそうだな。

「そうですか、でもすいませんが日曜は樹と約束がありまして。」

・・・嘘をついた。
自分でもつまらない嫉妬だと分かっているのに。

「そっか残念。何か最近全然会ってないよね・・・。
 それじゃあまた今度連絡するね。」

電話を切ると急に静寂が部屋を支配した。
そういえば最後に会ったのは・・・確か夏休みか。
多分俺は心のどこかで亜沙さんを避けているんだろな。

あの日以来・・・。

「何か今日は疲れたな・・・。もう寝るか。」

そして目覚ましを朝の3時にセットして布団に入った。

543:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 11:49:04 a2SNP1Ll
朝、配達の途中で楓からコーヒー。
シアには手作りのオニギリ。
ネリネにはオカズの卵焼き。
プリムラにはとびっきりの笑顔を貰った。

みんな1年間毎日続けてくれている。
俺なんかのために・・・。
しかしみんなが応援してくれているからこの生活も頑張れる。

「よし、今日も1日がんばろう!」


-------------------------------------------------------------------------------

昼休み。

いつも通りみんなで屋上に行く。
ずっと昔から変わらない風景。
変わったとしたら騒がしかった先輩達がいなくなったぐらい。

「はい、稟くんお弁当。」

「ありがとう、楓。」

このやり取りにもずいぶん慣れたものだ。
亜沙さんがバーベナ学園にいた頃は毎日お弁当を作ってきてくれたんだけど・・・。
亜沙さんが大学に入学してからはいつの間にか作ってくれなくなった。
お互いの環境が違うから仕方無いが・・・。

最近は昔のように楓に作って貰っている。

「稟くん、顔色があまり良くないですけど毎日きちんとご飯食べてますか?」

「ん~、正直言うと楓の弁当が1番まともなご飯だな。」

朝はみんなのくれるオニギリや卵焼き。
昼は楓の作ってくれたお弁当。
夜は・・・コンビニ弁当かカップラーメンか。

「ダメですよそんなんじゃ! 稟くん病気になっちゃいますよ!」

「そうだよ稟くん、カエちゃんの言うとおりだよ!」

「お兄ちゃん死んじゃうぅ・・・。」

「ありがとう楓、シア、プリムラ。
 でもやっぱ男の一人暮らしじゃなぁ・・・。」

「あの~、稟様。時雨先輩に頼んでみたらいいのではないでしょうか?」

「ネリネ・・・。あ、あぁ。そうなんだけどな。
 お互い最近忙しくてあまり会えなくて・・・さ。」

「・・・。」

みんなも事情が分かってるのかしてこれ以上は聞いてはこなかった。
亜沙さんの名前を出すとどうもその場の空気が悪くなる。
いつからこんな風になっちゃったんだろな。

544:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 11:51:31 a2SNP1Ll
「稟くん、途中までですが一緒に帰らないですか?」

「楓、わかった。帰るとするか。」

「はいっ。」

帰り道、この3年間歩き慣れた道。
秋は日が沈むのが早く、空はもうすっかり茜色だ。

「稟くん、ホントに大丈夫ですか・・・?」

「大丈夫だって。もう今なら楓に負けないくらい家事は上手いかもな。」

そう言って笑ってみせる俺。
本音を言うと家に帰ってからが凄く辛い。
一人の時間がこんなにも長く、そして寂しいとは思わなかったな。

「そう・・・ですか。」

そんな会話を続けるうちに楓と別れる道に着いた。

「それじゃ楓、また明日。」

「あ、えーっと・・・。稟くん?」

「ん、何だ?」

「もしよければですが・・・これから家に寄ってご飯でも食べていかないですか?」

「楓の家に?」

「違います。あそこは稟くんの家でもあるんですよ。それにリムちゃんも喜びますし。」

俺が8年間お世話になった家。
楽しい思い出も辛い思い出もたくさん詰まったあの家。
そっか、俺にも帰る場所があったんだな。

「・・・そうだな、たまには楓のご飯を食べるのもいいな。」

「はい、腕によりをかけて作りますね。」

そう言って楓は最高の笑顔を俺に向けてくれた。

-------------------------------------------------------------------------------

玄関のドアをくぐる。
ちょくちょく遊びに行ってるので久しぶりではないが妙に懐かしい気がした。

「お帰りなさい、稟くん。」

先に家の中に入った楓が笑顔でそう言うと、

「お兄ちゃんお帰り~。」

奥から出てきたプリムラも笑顔で答えてくれた。

「・・・ただいま楓、プリムラ。」

だから俺も笑顔でそう答えた。

545:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 11:52:08 a2SNP1Ll
夕飯は豪華に鍋だった。
久しぶりに食べる楓の夕飯は凄く美味しく、懐かしかった。

しかし急な訪問にも関わらずここまで豪華なご飯を作れるのが凄い。
楓に聞いてみると

「いつ稟くんが来ても、美味しい物を食べれるようにしていますから。」

と笑顔で答える。
やっぱり楓は相変わらずだな。


-------------------------------------------------------------------------------

夕食後は楓に勉強を教えて貰っている。
お互い今は受験生だ。
楓の教え方は上手く、俺が1週間悩んでも解けなかたった問題がすぐにわかった。

そして時間も22時過ぎ。
何だか凄く身体が重くなってきた。
それに眠い・・・。

「稟くん、今日は泊まっていかないですか?
 稟くんの部屋もあの時のままにしていますし。」

ダメだ、眠い。
それに意識が・・・。

「稟・・・くん? 稟くん! 稟く・・・。」

楓の叫び声が聞こえるが・・・もうどうでもよくなっていた。
俺はこうして深いまどろみの中へ落ちていった。


-------------------------------------------------------------------------------

「ありがとうございました。」

お医者様を見送った後、私は稟くんの部屋へと向かいました。

「お兄ちゃん、大丈夫なの?」

稟くんの部屋でリムちゃんが心配そうに尋ねてきました。

「うん、どうやら風邪みたいです。
 無理な生活が祟ったんだとお医者さんは言っていました。」

稟くんはいつも自分より他人を優先します。
もう少し私やみんなにも甘えてもいいと思うのに・・・。

546:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 11:53:50 a2SNP1Ll
時刻は2時。

薬が効いているのかして稟くんは今は安静に眠っています。
リムちゃんは途中で寝てしまったので部屋に運んであげました。

「稟くん・・・。」

帰ってくる返事がないのは分かっています。
だけど私は彼の名前を呟いて・・・。


「楓・・・。」

「稟くん、起きたのですか?」

小声で囁いてみますが返事はありません。
どうやら寝言みたいです。

「楓・・・。」

もう1度自分の名前が呼ばれます。
そして・・・。

「約束・・・守れなくてごめんな。
 あの時の約束。」

約束・・・稟くん覚えててくれたんだ。
幼い頃、花火をしながら稟くんと交わした約束。
私の最後の繋がりだった約束。
それを稟くんも覚えて・・・。

「ずっと一緒、どこにも行かないでくれ。」

「私はどこにも行かないですよ。ずっと稟くんのお側にいます。」

そう言って稟くんの手を掴みます。
するとその手は握り返してきました。

「えっ、稟くんやっぱり起きて・・・。」

よく見ると稟くんの目は開いていました。
そして目に涙を浮かべて・・・。

「楓、ごめん。ごめんな・・・。」

「稟・・・くん。」

私も気がつけば泣いていました。
1年前のあの日以来、泣かないと決めたのに。

2人で泣いた後はいつの間にか稟くんのベッドで寝ていました。

547:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 12:04:04 a2SNP1Ll
「アルバイトを休んでしまった上に、学校も休めない。」

次の日。稟くんはそう言って学校に行こうとしましたが、無理やりにでも休ませました。
こんな状態で学校に行けば余計に酷くなります。
朝、お粥を稟くんに食べさせた後、私にはやるべきことがありました。
稟くんは寝ていますし、リムちゃんも無理やりに学校に行かせました。
そして意を決してある人に電話をかけます。大丈夫、私ならできる。

「もしもし楓~? どうしたのこんな朝早くから。」

亜沙先輩が電話にでた。でもどうしても言わないといけない。
昨日の夜、あの時から私の想いはもうとまらないです。

「亜沙先輩・・・。」

「なにー、楓?」

1度は諦めたこの想い。でももう・・・。

「私・・・昨日稟くんと寝ました。」

確かに一緒に寝ました、嘘はついていないです。

「えっ! 楓それってどういう・・・。」

「稟くんをあんなになるまで放っておいて・・・。亜沙先輩には稟くんを任せられません。」

「あんなにって・・・稟ちゃんに何かあったの!?」

「それすらも気付いていないのですね。稟くんは私が守ります。亜沙先輩では稟くんを幸せにできませんでしたので。」

「ちょっと、どういうことなの楓!ちゃんと説明してよ!」

「それと私見ちゃったんです。亜沙先輩が知らない男の人と仲良く歩いているのを・・・。」

これは本当。稟くんと学校の帰りに商店街で見かけた2人。
あの時の稟くんの寂しそうな横顔は忘れられません。

「えっ・・・?」

「それからです、稟くんの口から亜沙先輩の名前をあまり聞かなくなったのは。
 稟くん優しすぎるから。亜沙先輩にそのことも聞けずに・・・。」

「違うの楓、あの人はサークルの先輩で特に何も・・・!」

「でもその行動が稟くんの心を傷つけたのです。」

「そんな・・・。」

「あなたと話すことはもうありません。さようなら。」

ガチャ。

・・・これでいいのです。
稟くんは私がずっとお世話をします、し続けます。
それが私が稟くんにできる最後の贖罪・・・そして私の存在理由。
稟くんはあの時の私を許してくれた。
でも私の罪は消えたわけではないです。

だから・・・亜沙先輩、ごめんなさい。

548:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 12:05:34 a2SNP1Ll
「楓・・・昨日はごめん。」

「稟くん、起きたのですか?」

稟くんにお昼御飯を持っていった時に突然言われました。

「約束。守れなくてごめん。この家を出てからずっとそのことだけが気がかりで。」

「いいんですよ、稟くんはまたこうして一緒にいてくれていますし。」

「ホントいうと寂しかったんだ・・・。
 俺、一人だとダメなんだ。誰かが側にいてくれないとダメなんだ。
 でも亜沙さんが別の男の人と歩いていた時から・・・。
 亜沙さんを信じてるはずなのに信じることができなくて!
 つまらない嫉妬から亜沙さんを避けて・・・。
 それで一人の夜を何度も迎えて・・・。
 我慢だけは昔から得意だったはずなのに。
 ・・・俺って最低だよな。」

そういって涙を流す稟くん。
稟くんの本音、そして初めて見た稟くんの弱い心。

「大丈夫ですよ、私は稟くんの側にいます。これからもずっと・・・。」

そう言って稟くんをそっと包み込みます。

「かえ・・・で?」

「私、芙蓉楓は一生稟くんを愛し続けます。
 そしてずっと稟くんのお側にいてずっとお世話をします。
 だから・・・。」

こんな弱い稟くんをみたらもう後には退けない。

「だからもう1度あの時の約束を誓ってもいいですか?」

「楓・・・。」

「ずっと一緒にいてください。」

幼き日に交わした約束を再び同じ人と。

「俺も・・・一人になってやっと気付いた。
 俺にとって誰が1番必要か。
 誰を1番愛しているか。

 楓、俺も楓の事が好きだ。
 ずっと一緒にいてくれ。」

「え・・・あ・・・稟くん・・・。」

1年前のこの季節。
彼の口から聞きたかった言葉。

だけどあの時は私じゃなくて亜沙先輩を・・・。

「はい、約束です。」

そうして二人口付けを交わす。
稟くんと交わす初めてのキスは涙の味がしました。

549:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 12:06:27 a2SNP1Ll
それから俺は再び芙蓉家に住むことになった。
今度は居候ではなく本当の家族として。

幹夫おじさん、プリムラ、そして楓。
みんな笑顔で俺を迎え入れてくれた。

おじさんなんてお酒を取り出して

「稟くん、戻って来てくれると信じていたよ~。」

って言って号泣しだすし。
相変わらずなおじさんだな。


亜沙さんに別れ話もした。
何故かすんなり別れられたのは少し寂しいが・・・。

楓と何かあったのか?
楓に聞いても何も答えてくれない。
しかも聞いた時の楓は8年前のあの表情に・・・いやきっと気のせいだろう。


そして無事に大学にも入学できた。

光陽大学より一つランクが上のストレリチア大学へ。
楓との猛勉強のおかげで同じ大学に入ることができた。

そこで幼馴染の八重桜とも再会できるとは思わなかったけどな。

シアやネリネ、麻弓、樹・・・。
みんなとは違う道を選んでしまったが後悔はしていない。

俺の隣には最愛の人がいるから・・・。

550:第25話 永遠へと続く道
07/01/22 12:07:29 a2SNP1Ll
「稟くん、起きないと遅刻しちゃいますよ。」

そう言っておはようのキスをしてくる楓。

「楓・・・。その起こし方は反則だって。」

「おはようございます、稟くん。」


昔も今もあまり変わらない日常。
でも少しずつだけど日常は変化していっている。

でも今はその変化も楽しむ余裕がある。
隣に楓がいてくれている限り・・・。


「うぅ。稟くんとカエちゃんいいなぁ。朝からラブラブカップルで~。」

「稟様、私はまだ諦めていませんから。」

「お兄ちゃん、明日は私が起こしに行ってあげるね。」

「土見君、みんなと違う大学行ってもモテるね・・・。」

「稟くんと楓ちゃん、せめて学校内では慎ましくしてよね・・・。」

「稟、殴っていいかい。この銀河が滅びるぐらいに。」

朝の登校でみんなが集まる少しの時間。
みんな行く場所は違うのに気持ちの方向は同じ。
だからみんな笑顔だ。

以前と違うのは亜沙さんだけがいない。
でもいつか昔のような先輩後輩の関係に戻れる日を俺は待っている。

「ダメですよ、みんな。
 稟くんは私の恋人なんですから。」

・・・っと言って抱きついてくる楓。

「お、おい楓っ!」

「離さないですぅ~。」

こんな幸せな日々がずっと続きますように・・・。

551:542
07/01/22 12:11:06 a2SNP1Ll
終わりっす。
エロがなくてすまん。

アニメの楓があまりにも不憫だったので続きを作ってみた。
亜沙スキーの方はすまねぇ。
SS自体初めてだったんで文章的にヘボいけどそこは許してください。

暇だったら第26話 大学編でも作ろうかな。
桜スキーなんでw

552:名無しさん@ピンキー
07/01/22 12:26:16 uPselKER
中々面白かったです。
桜の二次創作はあんまないので期待してます

553:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:08:40 e/T6SGZ9
>>551


554:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:19:21 oGBI3Jc7
>>551
お疲れ様でした。なかなか面白かったです。
(亜沙派の方々ごめんなさいと言うことでGJは差し控えさせていただきます。スマソ)

555:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:52:05 qYNpekuI
>>554
そういうわざわざ書かなくてもいい事を書くと逆に性質が悪いってことに気付こうな

556:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:31:18 bHm0QYWy
一言余計な人ってけっこう居るよね

557:名無しさん@ピンキー
07/01/22 17:33:41 cEetz/tL
すばらしかったです。
・・・だけど、だけどぉ!おらぁ、亜沙先輩もすきなんだぁ!!!
しかも空鍋さまが少し出て来てる・・・。

558:名無しさん@ピンキー
07/01/22 17:46:15 X1CDCJIF
>>551

大学編も楽しみにしてるよ

559:名無しさん@ピンキー
07/01/22 19:51:15 u6o82a1X
    , ',´ィ ' ´                          \
   / '/             ___    、     、  ヽ //ヽ
. / '´, '   /    ,  ,...:.:.':.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.ヽ     ヽ  冫:;ィ::::;'  __
 '′/  ,/     /':.:.:.:.;:. -―¬¬¬―- 、:.:ヽ     ヽ/:/,.l:::::l':´_ハ
  / .,.,''  ,    /:,: '´             ` ',    ',//;:l::::;'´ /:::/
  ,' //  /    ,'´   i    l   ! .  |     !   ,      r '´ l::〈 /::::ノ
 i /.,'  /    l   i  l __tハ l ! .| t T¬ ト l、 !      ト、 !:::l /:; '
 l./ .l  ,'!      l  ,レ'T´ ll! !.l, l  li. |', ト, _!_l `!      lヾ':.l::::!l::::l
 l,' l  ! !      !  l', l ,ゝェ 、',|',l',. ! !.l >' ,r 、 ヽ,,'l     l::ヾ:!:::|.l::::!
   !  l !      ', . l ' / /.n.',` .'|',| '!  l 0 l  '' !    .l;:::l::ー':;'::/   くわっ!!
   ',  !. l     '., ',::''::.ヽニ.ノ, .:    ::... ミニ'r  l.   !  ll::::ト:ヾー'    
    ', ! !      ヽ':;:::.` ̄   ..::.        ,' .  l.  !l::::! ';::':,
    ', l l          ';`::::..   .::::::'         ,'   l   !.';:::', ':;:::':,
     '.,! !         ';::::::::...:::::::::r--ァ     ..;'  .l l!  l ';:::', l';::::',
.       !     l   lヽ:::::::::::::::::ー.′   ..::;:;'   l .l!  !  ';:::':!,';::::',
         ! l      !.  !  ` 、:::::::::::  ...::;:::'::/    ! ,'!. /  ヽ::::':,!::::!
       ! l    .l  .l  !   `ヽ:、:;::::':::::::/     ! ,','./ l   ヽ:::';:::l
       l l!   ', . ト、. ト、',、    !:::::::::::/   , / ./// ト、、 .l! !:::ト'
       l ハ .  ', ',ヽ ', ヽ',\   !::::/   ///>、 、 ! ヽ!', l.l,'';;';!

560:名無しさん@ピンキー
07/01/22 21:19:32 2fvJ8uRO
このAA見るのも久しぶりだなw

561:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:48:59 IcRXgXyd
>>551
GGGGJ!!

サイコーだよあんた、やっぱり楓が報われないとね

亜沙スキーの人ゴメンナサイ

562:名無しさん@ピンキー
07/01/23 00:04:16 oPBlylzZ
>>551
おもしろかったっす

563:名無しさん@ピンキー
07/01/23 17:19:51 lWAfK7Kk
>>513
い、いや、例えば亜沙先輩は思いっきり影響受けてたぞ。
…記憶が改ざんとかされたわけじゃないけど。

同じように精神世界に潜った連中は影響を受ける可能性があるんじゃないか?
…そして、稟のことを愛する女樹…。

564:名無しさん@ピンキー
07/01/23 18:39:59 MTWRRwQl
>>563
の言うとおりだと思うが、紅女史って潜ってないよね

565:551
07/01/23 22:12:24 o+tOUpvI
みなさん感想どうもです。
とりあえず大学編も構想はできてるんでまた作ってみようと思います。
ただ私自身、楓と桜スキーなんでどうしてもドロドロの昼ドラになりそうだ…。

まぁネット環境が携帯と会社しかないんで時間はかかるけどまた投下しにきますね。

つか上司にSS書いてるとこ見られたぜ!
明日の朝、呼び出し決定
今日は空鍋見て寝よ

566:名無しさん@ピンキー
07/01/23 22:33:10 hkdC14le
面白かったよー。上司に負けずがんばれ!
次はエロありを希望。

567:名無しさん@ピンキー
07/01/24 05:23:38 axitoPYR
>>563
そりゃ一緒に潜れば記憶世界の住人となって強制的に出来事を”見せられる”のだから、
その見た知識によって多少は影響されるだろうが、>>509の思惑である現実に影響を及ぼす事とは
全く別物だぞ。

568:名無しさん@ピンキー
07/01/24 19:54:05 5AbDBMW2
リアリアのメインヒロインは紅女史と考える俺が走り去りますよ



べたべたのSS書いて自分で悶えてた俺wwwwwwwww

569:名無しさん@ピンキー
07/01/24 22:44:54 mNGcBFkD
ふと思う。どうしてこうなってしまったのかと。
シア ネリネ 楓 亜沙先輩 プリムラ
俺なんかに好意を寄せてくれた少女たち。
少女たちの笑顔の裏側にあった哀しみに気づいてしまいながら、それを放っておくことは俺には出来なかった。
自意識過剰かもしれないが、自分に出来る精一杯のことはやってのけられたと思う。
俺に向かって輝くような笑顔を向けてくれるようになったみんなの姿にそう思える。
そうしてさらに深く自分を慕ってくれるようになった少女たちを憎く思えるはずもなかった。
単なる優柔不断だと言われればその通りなのだが、誰か一人を選んで他の子たちを傷つけたくない、そう思っていたのも確かだ。
だが、だからといっても、この状況は、いくらなんでも、どうなんだろう?

「んんぅっ! 稟くぅん! 気持ち、いいよぅ…っ!!」
俺の右腕に自分の身体を擦り付けるようにしてしがみ付く、生まれたままの姿のシア。
その体勢のせいか俺の腕はシアの胸にしっかりと挟みこまれて柔らかな感触を感じた。
シアが熱い吐息を吐いて細かく震えているのは、俺の右手の中指がシアの秘所に奥深くまで潜り込み、膣壁を擦っているからだろう。
「おにいちゃぁん…。私、もう、だめぇ…!」
プリムラが泣きそうな声をあげて俺の左肩に額を押し当て寄りかかってくる。
シアと同じように全裸で身体を密着させてくるのだが、如何せんプリムラの身体は未だ発達しきっていないので、シアのように俺の腕を胸で包み込むことは出来ていない。
イヤイヤをするように必死に首を振って懸命に何かを堪えているプリムラ。
まあ、俺の左手が右手と同じようにプリムラのかわいらしい秘所を弄っているのが原因なんだが…。
「あむ…ん…ぴちゅ、ちゅ、んん、んふぅ、稟くぅん、きもひ、いい、れふか…?」
「あ、はぁ…れろっ、稟ひゃん、ろう? んむ、んちゅぅ、ボクのひら、いい…?」
一心不乱に俺のペニスを舐め続けていた楓(全裸)と亜沙先輩(同左)が上目遣いでそう尋ねてくる。
どうかと言われればそれはまあ、もの凄く気持ち良いわけで、黙って頷くと二人は嬉しそうに目を細め、楓は亀頭を咥え、亜沙先輩は竿の部分を舌で舐め、同時に俺の陰嚢をやわやわと揉み始めた。
「稟さま、ん、ぁはっ、稟さまのお背中、とっても広くて、ぁぁっ、暖かいですぅ…」
耳元で聞こえる声。それと同時に俺の背中に掛かる重みと暖かく柔らかな感触。
ネリネが俺の背中にその豊満な乳房を直接擦り付け、上下に動かしている。
その大きなふくらみは俺の背でぐにゅっとひしゃげて何とも言えない絶妙な感触を伝えてくる。
俺は首を捻って耳元のネリネの唇に自分の唇を重ねさせた。
ネリネは嬉しそうに微笑むと、俺の首に腕を回して身体の動きを激しくさせ始めた。
「「「「「あぁぁぁん! 稟(くん さま ちゃん おにいちゃん)! もう、だめぇぇぇぇ!!」」」」」

シアたちが交代で作ってくれる食事を取り、ネリネたちに勉強を教わり、嫉妬に駆られて襲い掛かってくる男たちをプリムラたちが実力で排除して、みんなを抱いて寝る。
そんな毎日が続いていた。これからもずっと続くような気がする。
本当に、どうしてこうなってしまったのだろう。
天国のお父さん、お母さん、ごめんなさい。
あなたたちの息子は、世間一般で言うところの“ジゴロ”と呼ばれる人種になってしまいました。

追伸:もしかしたらそっちにいく日は近いかもしれません。夜の営みが日々激しさを増すばかりなのです。


570:名無しさん@ピンキー
07/01/24 22:46:22 mNGcBFkD
自分のPCが完全にぶっ壊れ、今まで書いたSSや、書いてる途中だったSSが全部吹き飛びました。
PCの崩壊と同時に壊れていった頭がハーレムにチャレンジだと命じてきたので書き殴ってみたものの、ごらんの通り見事に玉砕!

>>568
うp!うp!

571:名無しさん@ピンキー
07/01/25 00:17:14 IwlIyJtX
>>570
いやいや、素晴らしい。
できればキキョウとカレハと麻弓。ついでに桜とアイさんがいれば完璧に無敵だね。

572:名無しさん@ピンキー
07/01/25 02:44:12 OTaTeDKG
これから増えるんじゃね?

573:名無しさん@ピンキー
07/01/25 02:53:35 bST3IwHj
>>570
GJだ、ここしばらくで一番の脳内最大瞬間風速(inエロSS)を記録したぜ!!

彼女達を手放すなど考えられない、
しかしこの世間的に誉められないジゴロっぷりに己を叱咤したいはずなのに、ああ、
ってな感じの二律背反に悩まされる哀れなジゴロこと絶稟で
ほのぼのに爛れた日常を描いてくれ!

574:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:12:57 5btbooYv
朝。

稟くんは部屋で寝ています。
この家には私とリムちゃんの二人しかいません。

「それじゃあリムちゃん、お願いしますね。」

「楓・・・ほんとにこれでいいの・・・?」

「もちろんですよ、リムちゃん。
 これで稟くんはこの家に帰ってきてくれる。
 リムちゃんも稟くんとまた暮らしたいでしょう?」

「う、うん。でも・・・」

「大好きな稟くんとずっと一緒にいられるのですよ。
 リムちゃんも稟くんのこと好きですし、何も問題はありません。」

「楓・・・。」

「それともリムちゃん、また魔界に帰る?」

「い、いやっ! それだけは絶対に嫌っ!
 お願いだから楓の家にいさせてっ!」

「それじゃあ私のお願い事、聞いてくれますか?」

「うん・・・わかった。
 それじゃあ・・・お兄ちゃんの中にある・・・亜沙の記憶を・・・。」

リムちゃんはそういって少しうつむいた後・・・。

「全部消すね。」

そうはっきりと言ってくれました。
そして眩い光が芙蓉家を包み込み・・・。

575:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:13:56 5btbooYv
「稟くん、起きてください。」

「楓・・・? あと少しだけ・・・。」

「ダメですよ稟くん、お昼御飯食べてお薬飲まないと風邪治りませんよ。」

「・・・わかった。起きるよ楓。」

「はいっ、稟くん。」


そして昼食。

「何か・・・凄く頭がボンヤリしてる。
 これも風邪のせいなのかな。
 それに何か・・・大切な事を忘れてるような。」

「大丈夫ですか稟くん? 風邪治るまで無理はしちゃダメですよ。」

「わかった、それじゃあ家に帰って寝るよ。」

稟くんはそう言った後、天井を仰ぐように見て・・・。

「あれ、俺なんで一人暮らしなんてやってるんだっけ?」

576:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:15:20 5btbooYv
その日、稟くんは再び芙蓉家に住むことになりました。
これでいいのです、これで元の日常に戻りました。
あとは・・・。

「稟くん・・・入りますね。」

「楓か? どうした・・・ん!?
 か、楓っ! どうしたんだ服も着ずに!」

「稟くん、私もう我慢できません。
 お願いします稟くん、抱いてください・・・。」

「ま、待て。ちょっと落ち着け。とりあえず服を着るんだ。」

そういった瞬間、青く光る輪が稟くんの手足を拘束しました。

「えっ・・・? 身体が・・・。」

「お兄ちゃんごめんなさい・・・。」

「プ、プリムラ・・・!?」

私の後ろからリムちゃんがひょこっと顔を出しました。
そしてリムちゃんもすでに服を脱いで稟くんを見ています。
リムちゃん可愛いですよ。

「大丈夫です、稟くんはジッとしていてください。
 私が気持ちよくしてあげますから。
 だって稟くんのお世話をするのが私の趣味であり仕事であり全てですから」

そう言って稟くんに近づき・・・。

「んっ・・・。」

口付けを交わします。
舌を入れると、稟くんも最初は抵抗していましたがすぐに同じように舌を絡めてくてくれました。

時間の感覚さえも麻痺するぐらいのキス。
顔を離すとお互いの唾液で埋まっています。

577:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:16:17 5btbooYv
「それじゃあ稟くんお邪魔します。」

稟くんのズボンとパンツを脱がせます。
・・・これが稟くんの・・・。
すでにいきり立っていた稟くんのそれを眺めた後、口に含みます。

「あむ・・・」

ちゅ・・・ちゅぱ・・・あむ・・・じゅぷじゅぷ。
 
「稟くん、気持ちいいですか?」

そう言って問いかける間も右手で稟くんの物を扱きます。

「ほら、リムちゃんもこっちに来て一緒に稟くんを気持ちよくしましょう。」

「う、うん。」

そういってリムちゃんも稟くんの物を舐め始めます。
最初は先っぽをチロチロと可愛い舌で舐めていたリムちゃんも、徐々に口に咥えたりもしてきました。

ちゅ・・・じゅぷ・・・

卑猥な音だけが部屋に木魂します。

「か、かえで・・・プリムラ。もうダメだ。逝きそう!」

稟くんがこう言うと私は舐めるのをやめ、同じくリムちゃんもやめさせました。
そして私は顔を上げて稟くんの耳元でこう囁きます。

「あんっ、ダメですよ稟くん。出すなら私の膣内にしてくれないと。」

「楓・・・お願いだ。入れさせてくれ。」

リムちゃんに少しだけ理性を壊す魔法をかけてもらった効き目がでていますね。

「ふふっ、稟くん、入れますよ・・・。」

ず・・・ずぶ・・・ずぶ・・・ずぶ・・・

「ん・・・あっ・・・あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。
 は・・・入りましたよ稟くん。どうですか私の膣内は・・・。」

「だ、ダメだ。気持ちよすぎてすぐにでも果てそうだ。」

そう言って我慢する稟くん。
ふふ、可愛いです。

578:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:17:12 5btbooYv
「それじゃあ動きますね。」

騎乗位なので私が動いて稟くんを気持ちよくさせます。

「ん・・・あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・稟くんの・・・凄い・・・。」

「はぁ。はぁ。か・・・かえで・・・大丈夫なのか。
 お前・・・血が・・・。」

「はぁ・・・はぁ・・・大丈夫です。
 だって稟くんと・・・だって稟くんとやっと繋がることができましたから。」

そういって腰の振る速度を速めます。

「あんっ・・・あっ・・・あっ・・・あんっ。」

「あっ・・・お兄ちゃん・・・あっ・・・。」

リムちゃんの方を見てみると、私の横で自分の胸を揉みしだいています。
やっぱりリムちゃん可愛いです、ホントに。
だからちょっと意地悪しちゃいましょうか。

「楓・・・えっ・・・何・・・ひゃぁ。」

「リムちゃんも一緒に気持ちよくなりましょう。」

リムちゃんの秘部をさすってみます。

「えっ、何これ・・・あっ・・・変な・・・気持ちに・・・。」

リムちゃんのを弄りつつも腰を振り続けます。

「はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・凄い・・・気持ちいいです・・・稟くん・・・。」

「はんっ、あっ、あんっ・・・お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・・。」

「楓・・・もうダメだ・・・出そうだ。」

「あっ、稟くん・・・私の・・・私の膣内で・・・。」

「私も・・・何かくる・・・何か来るよ・・・お兄ちゃん・・・。」

「あっ、はっ・・・このまま・・・このまま3人で一緒に・・・。」

腰をさらに早め・・・。

「ダメだ、出る!」

「あぁ、あぁぁぁぁっ。」

「あんっ、ダメ、逝く・・・逝っちゃいますぅ。」


・・・

この日は夜遅くまで芙蓉家の明かりが消えることはありませんでした。

579:25.5話 黒の世界
07/01/25 16:20:21 5btbooYv
朝、稟くんとリムちゃんで学校へ行くために家を出ると一人の女性が立っていました。
私から全てを奪った人。
私の気持ちを知っていつつも裏切った人。

「稟ちゃん、どうして楓の家に・・・。
 電話しても繋がらないし、家に行っても引っ越した後だったし・・・。」

涙ながらにそう問う人。
亜沙・・・先輩。

「え~っと、すいません。以前俺と会ったことってありました?
 俺は確かに稟ですけど・・・どちら様でしょうか?」
 
「えっ・・・稟・・・ちゃん?」

「すいませんが人違いではないでしょうか?」

「稟ちゃん・・・何言って・・・冗談にも程があるよ!」

私が昔憧れていた先輩は稟くんを問い詰めます。
だから私は・・・。

「んっ・・・。」

その人の見ている前で稟くんと口付けを交わした。

「えっ・・・楓・・・?」

呆然としているかつて先輩だった人。

「いきましょう、稟くん。」

「えっ、でも楓・・・いいのか? 楓の知り合いじゃないのか?」

「いえ、知らないです。ねぇリムちゃん?」

「うん・・・知らない・・・。」

「そん・・・な。待ってよ。待ってよ稟ちゃ~~~んっ!!!」

後ろで魔力が溢れ出しているのを感じます。
そういえば魔族でしたね、あの人は。

「リムちゃん、強力な結界をお願いしますね。
 稟くんが怪我でもしたら大変ですから。」

「うん、楓・・・。」

これからも私はずっと稟くんのお側にいます。
稟くんと私とリムちゃん。
これからは家族一緒に過ごせるといいですね。

稟くん優しいからまた色んな人が現れると思いますけど・・・。
私にはリムちゃんという切り札があります。

私と稟くんの邪魔をする人は誰であろうと許しません。
そう、誰であろうと・・・。

「稟くん、愛しています。永遠に・・・。」

580:551
07/01/25 16:22:44 5btbooYv
むしゃくしゃして書いた。
でも反省はしていない。

そんなわけで>>546の続きをエロくしてみた。
エロ初めてなんであまり萌えないのはすまん。
そして亜沙スキーの方再びすまん。


>>570
GJ!
そこまでエロく書けるあんたが羨ましいぜ。

581:名無しさん@ピンキー
07/01/25 21:47:45 HwtVJCwa
>>580
白楓派だった俺だが、これ読んで黒もいいなとか思った。
GJ!

582:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:33:28 fMaPmM01
>>580
GJ!
俺も暇ができたしがんばってみるか。

583:名無しさん@ピンキー
07/01/26 01:09:02 +j6uJi3S
GJ。
でも楓の黒い感情が亜沙に向けられたのに嫉妬した俺はもうだめかもしれん。

584:名無しさん@ピンキー
07/01/26 01:45:39 KbSac6Wf
つまり良い感情(愛)はもちろん悪い感情(憎悪)も自分に向けてもらいたいと

貴方は独占欲が強いですね

585:名無しさん@ピンキー
07/01/26 02:05:54 +j6uJi3S
ああ。
スゴイ強いと思う

586:名無しさん@ピンキー
07/01/26 21:07:41 MQkAotVO
だが
そ れ が い い

587:名無しさん@ピンキー
07/01/26 22:46:32 zbvwQe4i
>>583
大丈夫、俺もだ。

588:名無しさん@ピンキー
07/01/27 09:29:35 uzf0+NHI
稟「楓っ、楓っ!」
楓「りんくぅ~ん…」




稟「すーすー」
楓「稟くん…起きてください……朝ですよ…」
稟「ん…あぁ、おはようみくるちゃん…」
楓「みくるって誰ですか?ねえ、誰ですか」

589:名無しさん@ピンキー
07/01/27 12:02:54 no41+MOz
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

590:名無しさん@ピンキー
07/01/27 19:23:07 Y074wy8o
>>588
…稟が両親の元へ行く日も近いな。グジョー!

591:名無しさん@ピンキー
07/01/27 23:27:36 UtaOoGnw
ソコで空かさず
 「もちろん、僕たちの娘だよ」
と応えて煙にまく

…甲斐性は無いだろうなw>稟

592:放課後のデイドリーム1
07/01/28 09:46:36 wXPK2KaY
楽しかった夏休みも終わり、暦の上では秋となっても依然として入道雲が天高くそびえたつ9月の初めのころ、
その日は記録的な猛暑だった。振り返ると「あの日は暑かった」としかいいようがなかった。
それは土見稟にとってもシアやネリネそれに麻弓、……そして楓にとっても。

その日はなぜか紅女史のダークネスな気合が入っていた日で、前日に夏休みボケを更正する為のテストをやるとか紅女史が言いだし、
(勿論クラス中から麻弓を始めとしてブーイングの声があがったが、メデューサの如き眼光でひと睨みされ一瞬で静まりかえってしまった…)
その言葉どおりテストは実行され、そしてたった今帰ってきた稟のテスト結果は暗惨たる結果で、
打ちひしがれた稟は同じ境遇の同胞を探すべく教室を見渡す。

同じ境遇…すなわち赤点同盟という点からいえば、やはりここは大本命麻弓、対抗シアというところだろう。
麻弓に目を向けると麻弓もこっちに気付いたらしく近寄ってくる。
「土見くんどうだった?」
「今回はあまり良くはないな」
「私もよ土見くん、どう?答案見せ合わない?」
今回はねぇ…などと聞こえるように呟く樹。前回の期末試験の腹いせからか樹は稟に絡んでくるが稟は取り合わない。
「そうだな、しかしなんだな、ただ見せ合うだけってのはつまらんな」
「じゃあ負けた方は勝った方の言うことを一つ聞くということでどう?」
稟は補修の常連でしかも勝つ気満々の麻弓からの再提案に思わず苦笑してしまう。
「よしいいだろう、負ける気が全くしないがな」
「フフン、吠え面をかくがいいのですよ」
麻弓は稟の返事に口角を僅かに持ち上げると
「じゃあ行くですよ、せぇの!!」

593:放課後のデイドリーム2
07/01/28 09:47:53 wXPK2KaY
「麻弓に後れをとるとは何たる…、く、不覚だ」
「キャー!!勝った勝ったー!!土見くんに勝ったーー!!!」
「ツゥッチィィイ…そんなに私の授業ボイコットしたいのかい?」
「い、いえ滅相もございません…おい麻弓!、浮かれるのは後にしてくれ、落ち着け!頼むから!!」
「レポート50枚と兎跳びグランド50周どっちがいいんだい、ツッチー?」

某宇宙帝国覆面黒騎士の登場テーマのような紅女史の重低音の怒声をBGMにして、
まるで龍の首でも獲ったかのようにはしゃぐ麻弓をなんとか落ち着かせ、
ブザマだなと呟き、ニヤリと嘲笑う樹を視界の端に捕らえ怒りに悶えつつも
忍耐力を限界まで駆使して無視することが出来た稟は、放課後麻弓に付き合うことで折り合いをつけることができた。

終業のチャイムが鳴ると、シアとネリネは用事でもあるのか挨拶もそこそこに教室を出て行き、
楓は新しい料理のレシピを習うとかで、迎えに来た亜沙先輩、カレハ先輩と一緒に家庭科室に向かって行った。
教室はもうほとんど人がいない。

「で、麻弓どっか行きたいところはあるのか」
「ん~、そうねぇ」
いつもの麻弓ならチャイムと同時に教室の出口を目指しているところだ。
大体、麻弓は休み時間に殆ど教室にいたためしが無い。
「じゃあ、今日は土見くんの知らない場所に連れてってあげるのですよ」
ぽんと手を叩いて麻弓が言うや否や教室の出口に向かって麻弓は駆け出す。
「ほらほら土見くん、ぐずぐずしないのですよ!」

二人は学校の校舎を囲む雑木林の中に入り、麻弓は木々の隙間にできた細いけもの道を跳ぶ様にして走っていく。
稟は樹の瘤に足をとられたり枝葉が顔に当たったりしてついて行くのがやっとの有様だった。

土見稟の前を疾走する麻弓=タイムはここバーベナ学園では結構有名人だ。
曰く、学園一の情報通にしてパパラッチャーそして、極度のゴシップ好き。
そんな麻弓の何処からとも無く現れては消えるその神出鬼没ぶりは稟から見ても神懸っていて、

「私は購買部への最短ルートから学園中の逢引ポイント、全てを頭にインプットしてるのですよ」

と、以前に聞いたその言葉通り、広大な学園の敷地を隅々まで把握している様だ。
(…それにしても学校の林の中にこんな道があるとはな)
そして急ぐのもこの時間なら麻弓のいう逢引ポイントに誰かと遭遇する可能性が高いからだそうだ。
稟がやれやれと思う間もなく、前を行く麻弓は急停止して人差し指を口に当てて振り返る。
「シッ!土見くんも隠れて」
どうやら林を抜けるところまで来たらしく、目の前に第二校舎の外壁がみえる。目指すポイントは第二校舎の裏側らしい。

「誰かいるわ」

低木の茂みの中から麻弓の指差す先には二人の少女がいる。その二人は稟がよく知っている二人でもあった。
(シア!それにネリネも…)

先に帰ったはずのシアとネリネがすぐ目の前にいることに稟は驚かせないでいる。
二人は何やらヒソヒソと会話をしているようだ。
(何故、こんなひと気の無い場所にいるんだろう?)
それを探るべくシアとネリネの会話の内容を聞こうとして稟は耳を傾ける。
やがて聞こえてきたネリネの言葉は稟の予想を遥かに上回っていた。

「…ですから、稟様が、い、いつどこで迫ってきてもいいように…
こ、心とか……か、体…の準備をしておきたいんです…こんなことシアちゃんにしか頼めないから…」


594:放課後のデイドリーム3
07/01/28 09:49:40 wXPK2KaY
それはネリネの顔を赤らめての爆弾発言だった。
ネリネは自身の大人しい性格が邪魔をして稟との関係を進められないでいることに思い悩んだあげく
先程の発言となったようで…それを聞いたシアも顔を真っ赤にしながらコクコクと頷いてる。

「…わ、私も、リンちゃんと全くお、同じことを考えてたの」
(シアさんネリネさん、何があなた達をそこまで駆り立てるのですかー)

思わずそう叫びそうになる稟ではあったが、今二人の前に飛び出すと収拾が付くどころか泥沼化することに気付き、へなへなと腰を落とす。
一方、稟のすぐ横にいる麻弓も動けずにいる。目の前の光景に目が離せないでいるようだ。

二人は少しぎこちなく近づくとシアはネリネの長い髪を掬う様に手を伸ばし赤く染まった頬に口付けをする。
小さく縮こまりながらネリネは微かに震えつつシアの愛撫を堪えている。
「ひゃぁ、ふぁっ、シアちゃん…く、くすぐったいです」
そのままシアの唇はネリネの白く透き通るような首筋から脇の下そして太股へと口付けを繰り返す。
「リンちゃん、大丈夫だから身体の力を抜いて」
「…は、はい」
シアはネリネの閉じられた両足の内側に手を添えて、ゆっくりと足を開かせるとネリネの小さい布に覆われた秘部が姿を現せていた。
誘われる様にシアの指先がショーツのクロッチに微かに触れる。するとその瞬間、ネリネは頭を振ってシアから身体を離し怯えたように後ずさる。
「や!だ、だめ…」
「リンちゃん…」
「シアちゃんご免なさい…頭では判っているの…でも、どうしても…」
「リンちゃんはいいの?もし、その時が来て稟くんに応えてあげられなくても」
「も、もしかしたら稟様なら…ううんご免なさいシアちゃん」
「う~ん」

しばらく迷うように考えてたシアは、何か閃いたのかネリネの顔に自分の顔を近づけるとその耳元で呟き始める。まるで催眠術師のように。

「じゃあリンちゃんよく聞いて、今から私のこの手は稟くんの手」
「稟様の手…」
「指も舌もリンちゃんに触れてくるのは全部、稟くん」
「稟様が私を…」
「目をつぶりなさい。今、貴方の前には稟くんがいるわ…」
「稟様、ああ、お慕いしております…」

シアはネリネを抱き寄せるとネリネはとろーんとした瞳をしたまま、されるがままになっていき、仕上げにシアは声色を稟に似せてネリネに囁く。

「…さぁかわいいネリネ、愛しいネリネ、おいで」
「あぁ、稟様、稟さまぁ…」
(…その土見稟は君達のすぐ傍にいる訳だが…ああ俺ってば一体何をやっているんだろ)


595:放課後のデイドリーム4
07/01/28 09:50:58 wXPK2KaY
シアとネリネはまるで恋人同士の様に抱き合ったまま、顔を徐々に近づけ遂には唇を重ねる。
そして唇を重ねるだけのついばむようなキスから次第に舌を絡めていき…互いに舌を絡ませて息が止まりそうな激しい口づけを交わす。
舌に絡まっている唾液を音を立てて啜るシアとネリネ。
「あっ…ちゅる、ちゅぷ、んふっ」
「ああんっ……あぁ……っふぅ……」
(うーむ、まいったな、まさかこんなことになるとは…)
その嬌声が稟の耳にまで届いてきて、稟の理性はグツグツに煮込まれた根菜のように…このままだと箸で簡単にほぐれていきそうだ。

シアの手がネリネの制服の上からブラのホックを外すと制服の中で開放された双丘がたゆんと揺れる。
そのままシアは制服ごとブラを捲ると、その両手でネリネのの豊かな双丘を包み込む。
ネリネは両手にこぼれんばかりの乳房をシアに円を描くように撫でられると甘い吐息がネリネの声帯を震わせる。
「んっ……ふっ、んん、あふ」
日の下に露わにされたネリネの乳房は芸術的ともいえる曲線美に満ちていて、その乳房はシアの手によって揉みしだされ形を様々に変える。
「ん、あん胸を…そんなにされると」
シアの指先がネリネの二つの蕾をやさしくつつき、時には軽く摘み上げる。やがて固く尖ってきた薄紅色の頂きをシアは親指と人差し指で執拗に揉みまわす。
「あぁ、ひんっ、胸だ、だめになっちゃいます…」
乳首を摘ままれるたび快楽が乳房全体に広がり、そして甘美な痺れがネリネの乳房から全身に広がっていく。
「んん、んふぅ、ひあ、もう…だ、だめ」

するとシアの右手が先程と同じようにネリネの太股に触れる。期待と不安に彩られたネリネの瞳がシアの手の動きを追い続ける。
だが今度は焦らすかの様に膝の辺りでシアは右手を止めて、スカートの中まで入っていこうとせず、
産毛に触れるかどうかギリギリのところで柔らかく撫で上げている。
そのもどかしさにネリネは腰をモジモジとくねりだす。…そしてついに耐え切れなかったのか羞恥に震えながらネリネは哀願する。
「……ココが、ココが切ないの、です…お願いです…し、鎮めて下さいませ」
ネリネは制服のスカートの中にシアの右手を導くと、薄い生地の下着の中にある割れ目にそっと指を沿わさせる。
小さな布地は少し離れた稟から見ても判るくらいに濡れそぼっている。
(…こ、これは新しい拷問か何かなのか…やばい、やばいぞ、脳細胞がプチプチ切れていきそうだ…)
ショーツは膝上のところまでずり下ろされ、ネリネの秘部が触れていたクロッチからは花蜜の染みができ、太股を伝って滴り落ちる。
シアの指先が朝露に濡れたつぼみの様な陰芯を開花させ、陰核を柔らかく擦っていく。
「あふっ……あっ……気持ちいいです…」
シアの指がネリネの敏感な陰核を軽く摘んだり柔らかく撫でていき、ネリネの反応を楽しんでいるようにも見える。
「ふぁ、ああぁ!…ん、いい、いいの…」
ネリネから熱く滴り落ちる蜜がシアの指を少しずつ加速させていく。
シアの愛撫に完全に身体をほぐされたネリネは、息も絶え絶えに喘ぎ艶かしい喘ぎ声をあげる。
ネリネの身体は小刻みに震わせ、シアからの甘い刺激に身を捩るようにくねらせてその身を悶えさせている。
シアはネリネの花弁に口付けすると湧き出る蜜をすくい上げ、陰核に舌と歯で軽くなぞりあげる。
その刺激にネリネが快楽の奔流が体内を駆け巡り、そして
「ごめんなさいっ稟さま…もぉ…だめ…あっはぁぁ…、ぅあああああっ」
ネリネはシアに肢体を委ねたまま全身をぶるぶる震わせながらイったようだ。
「はぁはぁはぁ……あ、シアちゃん、あっあの、これはその…」
正気にかえり恥らうネリネにシアがクスッと微笑み
(やれやれ…正直これ以上は理性が耐えられん…)
「リンちゃん…、今度は私の番だよ」
それを聞いて稟の理性は炎天下に置かれたソフトクリームの様にトロトロに崩れてしまいそうになった。


596:放課後のデイドリーム5
07/01/28 09:52:06 wXPK2KaY
そのあと二人は何度目かの絶頂に達した後、暫く快楽の余韻に浸るように抱き合ったままでいると
ふと我に返ったのか、そそくさと手を繋いだまま立ち去って行ってしまい、残されたのはその一部始終を目の当たりにした稟と麻弓。
二人の間にはえもいわれぬ沈黙の空気が漂い、稟はフリーズしたまま動けずにいた。
口を開いたのは麻弓の方からだった。
「あ、あの…え、と、どエライものを見ちゃったのですよ」
「ああ、全くだな」
呆けた様に呟いた麻弓に苦虫を潰した様な顔で答える稟。
稟が思い至ったのは自分の隣にいる麻弓が極度のゴシップ好きと呼ばれていること。
今しがた見た光景はその対象と成り得ること、そのことであった。
自分はともかくあの二人が好奇の目に晒される事は絶対に容認できるものではなかった。

「あのな麻弓「土見くん…、その心配は無用なのですよ」」

釘を刺そうとした稟の言葉に被せる様に呟く麻弓。
「今見たことは誓って誰にも言うつもりはないから」
「………」
「二人はもちろん土見くんも私の大切な友達なんだから…その友達を悲しませることをしたくないのは…当たり前じゃない」
その言葉を聞いてようやく表情の強張りを解く稟。
「…うん、そうだよな、疑ったりして…そのすまなかった」
「そうよ、この麻弓=タイムを見損なっては困るのですよ」
「もしかして顔に出てたか?」
「うん、ばっちり!」
「………」
「あはは、土見くんはすぐ顔に出るからね」
「ふぅ、事が事だけにな」
麻弓の屈託の無い笑顔に、稟も思い違いだった事に気付いて安堵の息をつく。
「ごめんね土見くん、私がここに連れて来なければ良かったんだね」
「いや、誰が悪いって訳じゃないし…強いて言えばテストで俺が麻弓に負けたのが事の起こりだしな」
「もう、土見くんてば!私だってやる時はやるのよ、ただ本番にチョット弱いってだけなんだから…」

二人の他愛もない会話はそこで暫く続き、会話が途切れたところで麻弓はおもむろに稟の手をつかんで
「土見くん、そろそろいこ」
「…ああ、そうだな」
撤収を促す麻弓に対しなぜか表情の冴えない稟は腰を落としたまま動かない。
「土見くん、どうかしたの?」
「いや、別にどうという訳でもないんだが…」
「お腹でも痛いの、顔色悪いよ?」
「いや腹痛じゃない、すまないけど少し待ってくれ。…アレがその、なんというか…お、落ち着かなくてな」

麻弓は稟の言葉を聞いてキョトンとしていたが、すぐさま合点が行ったらしく
「ははーん、そっかー、そうだよねー、ふふふ~ん、土見くんも男の子だもんねー」
「あんなの見たらしょうがないだろ!それにこのままテント張ったまま家に帰れるかよ」
「いいんじゃない、土見くんが健全で健康な男の子の証なんだから」

その言葉に稟が思わず赤面し俯いた瞬間、麻弓は稟の足元に座りちょこんと立て膝を付く。
そして稟の顔に自分の顔をギリギリまで近づけて、上目遣いに稟の顔をしげしげと覗き込んだあと、おもむろに
「なんか照れてる土見くんて、かぁいいねー!!」
「なっ、ななにを、ま、麻弓!!人をからかうな!」

麻弓の不意を付いた行動と予想外の言葉にますます顔を赤くする稟。
「よしよし、土見くんを助ける為だ、この麻弓さんが一肌脱ごうじゃありませんか」


597:放課後のデイドリーム6
07/01/28 09:53:11 wXPK2KaY
「…あ、あの麻弓?」
「いいから土見くんはじっとしてて、麻弓さんに任せなさぁい♪」
うろたえてる隙にズボンのファスナーを一気に引き降ろし中から硬直した稟の分身を取り出す。
「…これが土見くんのおちんちんね…」
「おい、よせって」
「だって土見くんコレが鎮まらないと帰れないんでしょ?」
「だからって…」
「いくら木陰の下でもずーっとそのままだと日射病になっちゃうよ」
麻弓は稟の分身を手の平で包んだまま、根元から柔らかくたどたどしくさすっていく。その心地よさに稟は抗うことができなかった。
「…わかった降参だ、好きにしてくれ」
「もう!女の子がエッチなことしてあげるんだよ、もうちょっと喜びなさいよ!」

稟が両手を上に挙げて降参のポーズをとると、もう素直じゃないのよねーといいつつも稟の分身への愛撫をはじめる。
おそるおそるしかしツボを押さえたその麻弓の手付きはエレクトした稟のイチモツに甘美な刺激を与え続ける。
「土見くんの…心臓みたくトクントクンいってるよ。あは、なんか違う生き物みたい」
「麻弓、…なんでそんなに…よすぎるんだ」

脈動するソレは麻弓の手の動きに合わせてピクピクっと反応し、擦られた先端部から透明な雫が滲み出てくる。
「なんか、ぬるっとしてきてる…土見くんのここ」
潤んだ赤と青の瞳で稟を見上げる麻弓の顔はいつの間にか煽情的な表情が表に出てきていた。
「ねぇ、男の子ってここ舐められると気持ちがいいんだよね?」
「………」
「…こおかな」
無言の稟を肯定と取った麻弓は口での奉仕も開始する。麻弓は槍の穂先をちろちろと舐め全体を舌でなぞると、カリ首の所に舌を這わせる。
「ちゅっ、ちゅぱ、ちゅるんっ」
下からは袋を柔らかくほぐす様に指が動き、竿の部分は掌がリズミカルにまとわり付きつつも時折強弱をつけて動く。
そして頂きの所は舌で舐めまわされ、唾液と先走りの雫によってテラテラと光っていた。
「はふ…、ん、んふ、…ふぁ、どう土見くん?」
「麻弓…き、気持ちいい…すごく」

麻弓の両掌と舌での奉仕に稟は下腹部から熱いものが込み上げ、限界が近づいてくるのを感じつつあった。
「…麻弓、もうイきそうだ…そのまま出して構わないか?」
稟の分身に奉仕を続けたまま上目遣いにコクンと頷く麻弓。
「…すまない」
そして数瞬の後、眩暈のようなフラッシュバックとともに稟のイチモツが麻弓の口内で限界まで膨れ上がると一気に射精する。
口内に溜まったソレを麻弓は少しずつ時間をかけてゴクリゴクリとゆっくりと嚥下していく。その上気した顔の目の端に微かに涙が浮かんでいる。
「ケホッケホッ……にが~」
「す、すまん」
「いいのよ、土見くんは気にしなくても。私が好きでやったんだから。言ったでしょ人助けって」
その言葉とともに麻弓は稟に被さる様に身体を近づけ、稟の唇に自分の唇へと押し付け、そして離れる。透明な線がアーチを描き二人の唇から糸を引く。


598:放課後のデイドリーム7
07/01/28 09:54:01 wXPK2KaY
「私はね、土見くん。土見くんのことが好きなんだとおもうの。」
麻弓は稟に自分の秘めた思いを打ち明ける。稟はその言葉を聞いた数瞬の後、稟は静かに重く口を開く。
「…すまない。こんなことまでさせたのに…、俺は麻弓の思いには…応えることは出来ない。」
稟の言葉に麻弓は寂しげに微笑む。そんな麻弓の表情に稟は思わず胸が痛んだ。
「うん、判ってるのですよ。土見くんの周りには楓やシアちゃんリンちゃん亜沙先輩…沢山いるもんね」
「…だったらなぜ」
「でも聞いて土見くん、さっきシアちゃんとリンちゃんの前に行かなかったよね。
 でもそれなのに立ち去らなかった。なんで?二人とも土見くんの事をあんなに慕っているのにね。」
「それは…」
「周りの環境やしがらみとかに縛られすぎているんじゃない?誰かを選ぶと他の人を悲しませるとか考えてるの?」

麻弓の言葉に稟は思わずかぶりを振る。
「…いや、それは幾らなんでも自惚れが過ぎるだろう。俺には勿体無いような女の子ばかりだし」
「じゃあ土見くんはどうしたいの?」
「俺は…」
麻弓からの問いに言葉を詰まらせる稟。それはこれまで何度も自分に問い続け、未だに答えが出ていない問い。
「土見くんは選びたいのに選ぶことが出来ないの?違う?」
「…もしかするとそうかもしれない、正直に言うと答えをまだ見つけてないというのが答えなんだろうな」
「…だとしたら私がスッキリさせてあげるわよ。勿論オフレコでね。」

ヘテロクロミアの瞳の光が妖しく輝き、稟はその光に危うく吸い込まれそうになる。
「うーん、それは遠慮しとこう。」
稟の言葉に麻弓は貌を少しだけ歪ませて微笑む。
「そっか、今のは結構決まったと思ったんだけどね、私らしくなかったのかなー」
「いや、麻弓らしい決め言葉だったと思うよ。そろそろ行こう、大分日も暮れたしな。」
「そうね、あんまり遅いと楓が心配するからね」
稟は麻弓のその言葉に苦笑すると立ち上がって、来た道に戻ろうとする。いつのまにか太陽は大分傾いていて空を紅く染めつつあった。
麻弓はふぅと溜息をつくと先に立ち上がった稟に追い付きその頬に口づけする。そして唖然とする稟を抜き去るとクルリと振り返り―

「バイバイ稟くん、また明日なのですよー」


599:名無しさん@ピンキー
07/01/28 09:58:02 wXPK2KaY
以上です。読み返すとちっともエロくない…
板汚しスマソ

600:名無しさん@ピンキー
07/01/28 13:03:54 X4PtCh75
一番槍GJ

601:名無しさん@ピンキー
07/01/28 14:26:33 xmzQYGEj
以前ネリネ×シアを希望した者です。シア×ネリネもなかなかですね。

GJ!

602:599
07/01/28 15:07:54 jebGdjKJ
レスを頂けると思ってませんでしたので…多謝であります
一応補足させてもらいますと
楓ルートからの派生とでもいいましょうか
もっとも楓のはこれから書くんですけれど(滝汗
シア×ネリネと麻弓はもちっと書きたかったんですが
今回のメインでなかったので…いずれリベンジしたいと思います


603:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:05:40 bWI1r3NQ
>>588
そして連続殺人事件。
事件の共通性は被害者の女性の名前が「みくる」ということだけ。

604:名無しさん@ピンキー
07/01/29 22:28:34 L0JjrkBt
稟「わしの嫁は108人いるぞ!」


605:名無しさん@ピンキー
07/01/30 08:35:47 0vgvsxb5
>>604
それ何てテニプリ?

606:名無しさん@ピンキー
07/01/30 18:13:52 X0razrPI
麻弓「わしの胸は108cmあるぞ!」

607:名無しさん@ピンキー
07/01/30 18:37:22 wBIwslgy
>>606
麻弓・・・ダメだ却下だやり直しだ、リアリー!!!

608:名無しさん@ピンキー
07/01/30 20:04:06 vQZ+hILq
麻弓って0カップ?

609:名無しさん@ピンキー
07/01/30 22:19:11 8vUGhEhR
殺すぞ

610:名無しさん@ピンキー
07/01/30 22:54:32 uNvFeo9o
えぇえぇ、まさしく0カップ、と思われます。
ああ、薄胸の美少女たる私はその存在そのものを懸けて数学の神秘と呼ばれる0の概念を讃えているのですよ!
その副作用からか、数学の定期試験にはしばしば0の更新が見受けられるという、お涙頂戴のハートフルストーリーが隠されているってことで、
・・・駄目かな?土見くん。
ふぇ!?
身体を張ったこの崇高な自己犠牲をそんな一言で切り捨てるなんてぇぇ。
ううう、
柔でブロークン寸前なこの乙女心はノックダウン寸前なのです、
ここは1つ、うん、ええと、
つまりですね、
土見くんのお部屋で癒していただくという事でどうでしょう?
いやいや、数学の特訓ではなくて!
部屋を漁ってネタをキャッチする訳でもないですよ!!
あ、でもそういう手もあったかって嘘です、嘘、そんな事は決して、もう神に誓って、はい。
ありゃりゃ、なにゆえにそこで複雑な顔を・・ああ、そういえばお隣さんの存在を忘れてたのですよ、あはは。

ううう、
というか、わかっている癖に・・・いつまでいじめる気ですかぁ。
土見く、・・・うう・・り、稟くん、の肌に恋焦がれる娘の気持ちを感じて欲しいものなのです・・・

ん!?
あ、んん、うん、んちゅ、はぁあ

急にキスしてくるなんて、麻弓ちゃんでなかったら「せくしゃるはらすめんと」で生徒指導室行き決定で、って
ん、またもう、
・・・んんん、チュバ、ペロ
名前を人前で呼ぶのは少しまだ、恥ずかしいだけで・・・
と、とりあえず り、稟くんの部屋にれっつごーです!
部屋の中では、もう好きなだけもう呼んじゃいますし!
銭湯屋の看板娘に二言はありませぬゆえ。
・・・うん、ありがと。
いこ?

 
稟くん。

611:gishi
07/01/30 23:02:47 uNvFeo9o
MMMの方々、抗議はうけつけませぬ。

612:名無しさん@ピンキー
07/01/30 23:40:33 qdyN6vfx
>>611
良い!!激しくグットジョブっす!

613:名無しさん@ピンキー
07/01/31 18:43:06 ii0Kuze+
>>611
是非ともMMMに欲しい人材だ。
麻弓スレでその才能を活かさないか?

614:名無しさん@ピンキー
07/01/31 18:49:39 0vlWEG6I
>>613
今更あんな読んでくれる人が極端に少ないスレに一人勧誘しても書き手がかわいそうだろ
てかいい加減諦めろ

615:405
07/02/01 13:17:57 tqgM9kEp
前回投稿から間が空きすぎてしまいました。ようやく続きを投下します。

616:稟×キキョウほのぼの
07/02/01 13:19:47 tqgM9kEp
「大晦日と、新年の行事、ですか。」
「そう、私達は神王家として出席するけれど、問題なのはキキョウなのよ。」
あの後、シアとキキョウに連れられた禀が神王宅に向かうと、神王婦人の一人アイリスに
出迎えられ、そのまま居間に通された。居間には神王婦人のライラック、サイネリアが待
っていた。
出されたカステラと紅茶を戴きながら、年末年始に神王家はキキョウを残して神界に行か
なくてはならない事を説明された。
「それでおじさんはああなった訳ですか。」
「そう言う事、本当にごめんなさいね。全くゆー君は・・・。」
「はは、慣れっこですよ。それで、キキョウはしばらく一人でここを管理する訳ですか?」
「そうなの、でもキキョウ一人じゃ寂しいでしょ? だから出来るだけキキョウの事気に
かけておいて欲しいの。頼めるわよね?」
「解りました。」
「キキョウも、それで良いわね?」
「うん・・・一緒に行けないのは寂しいけど「すまねえええええキキョウオオオオオオオ
オオオオオオオ!!!!!!!!!」
急に響いた大声は当然ユーストマの叫び声だった。見るとキキョウの前で土下座して頭を
打ち付けている。打ち付けられるたび、がんがん凄い音を立てている。それをキキョウが
おろおろしながらも宥めている様だ、が?

 ペグシャ!!

疾風のごとく椅子を持って現れたサイネリアが渾身の力を込めてユーストマをぶん殴った
のである。そして宙に浮かんだユーストマに、今度はシアがジャンプしてどこからか持ち
出したパイプ椅子を叩き降ろす。見事なコンビネーションでユーストマの意識は再び断ち
切られた。ちなみに禀が心の中で「ピンク」と呟いたのはご愛嬌。
「はあ、埒があかないわね。ちょっと・・・コレ向こうに運んでおいて。」
神界の王様を、それも自分の夫をコレ呼ばわりしたのはライラックであった。神王宅に来
ていた部下を呼んで先に神界に搬送させる様指示を出したらしい。
「シア、ミニスカートでそれは止めた方が良いぞ。」
「もしかして、見えちゃった? えっと・・・禀君に見て欲しいなあって。」
「シ、シア。この場でそれは「興味深い話ね、ぜひ聞かせてもらえるかしら。」
そこには(禀の目から見て)悪魔が3人居た。

………

………………

………………………

 「孫を抱ける日も近いわね。」

617:名無しさん@ピンキー
07/02/01 21:27:12 m22/8x7W
>>616
wktkしながら読んでたんだが、もしやこれで終わり!?
続き読みてえ

618:405
07/02/01 21:37:59 wRs1rOIM
>>617
まだ続きありますよ。何時投下出来るか解りませんけどorz。

619:名無しさん@ピンキー
07/02/01 23:28:33 lxhms7bS
>>618
出来るだけ書き溜めてから投下して欲しい。
生殺しになる~。・゚・(ノ∀`)・゚・。

620:名無しさん@ピンキー
07/02/03 09:07:47 oD8tL0tL
亜麻さん×葉さん を誰か書いてくださいよ・・・
イチャイチャシてるところを偶然覗いた亜沙先輩の図 みたいな

621:名無しさん@ピンキー
07/02/03 09:14:38 U1k72nWF
シア×ネリネに対抗してリア×セージってのも面白いかも…。
シア×キキョウなんてあったら最早ネタでしかないな…。
原作でセリフ少ないから書きにくいだろうが、紅葉さんのエロSSも興味深いなあ…。


なんてことをモーニングコーヒーを飲みつつ考えていました。

622:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:06:57 1ZNQOli9
突然ですが、みなさんのオススメssサイトはどとですか?
shuffleってカヤの外みたいな感じだから扱ってるサイトが少なくて・・・
黄昏の雪原ってサイトしか知りません

623:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:14:37 C2HvjqDk
>>1
の総合まとめサイトにのってる二次創作小説サイトリンクより、好きなものを選びたまえ。

624:名無しさん@ピンキー
07/02/05 04:46:39 j0ByqNxq
初めて総合まとめサイトに行ってみたんだが、出来が素晴らしいな
各公式ページと比べて遜色がない

625:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:31:54 ctXs+BmZ
保守保守
シア編のOPよかったな

626:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:42:36 +n0ARP/+
最近レズ好きが多いけど、普通に稟×シアとか読みたいな

627:ねむねむFalling Down
07/02/06 23:51:39 ojfBHliB
「稟くん、朝ですよ」
まどろんだ眠気の膜を、柔らかな声が解かしていく。
聞き慣れた声だ。
いつも一日はこれで始まって、これからもそれは変わらないであろう声。
ただ、前と違うのは、
俺と、その声の主との関係が、幾分近くなったことだけ。
だからだろう。
この声が、以前よりずっと気持ちいい。


「稟くん、おはようございます♪」
眼を開けると、とびっきりの笑顔を浮かべている楓がいた。
これもいつもと変わらぬ光景。
でも、そのあたりまえの笑顔が、
以前よりずっと愛おしく見えた。ので、
「稟くん?どうかしましたか?私の顔をじっと…」
「楓」
「はい、え、えああっ!?」
気がついたら楓の肩と腰に腕を回して、強引にベッドへ引きずり込んで
「あ…あの、稟くん…どうか、しまし」
「あと5分」
「え?」
「あと5分寝かせてくれ」
「えええ!!?えと…その…はい…じゃなくて!!だ、だめです!ちゃんと起きないと遅刻しま」
「ぐ~」
「り、稟くん!?」
寝たふりをして抱きしめていた。
別にそんな寝たかったわけじゃない。むしろ眠気は楓の顔を見て一発で吹き飛んだ。
でも、そう、たぶん出来心だ。魔が差したんだ。
「あ、あう~…そ、その…5分、だけですよ…?」
楓はしぶしぶ抱擁を受け止める。というか照れて固まってしまったようす。
ああ、可愛ええなあ。それとこの頬と髪の感触が、柔らかくってふわふわしてて気持ちよすぎて、
それにぽかぽかのあったかさんで、やばい抱き心地最高だわあ。
もう今日はこのまま寝てしまってもいいかもな、ふえあ…



遅刻した。
楓にすさまじく申し訳ない失態を晒してしまったが、
赤くなりながら、不機嫌そうで、恥ずかしそうで、
それでいて嬉しそうな顔がたまらなく可愛かったので、まあいいかと思った。

628:627
07/02/06 23:53:12 ojfBHliB
初めての投稿です
エロはないし、シチュは既出だしで散々ですが

629:名無しさん@ピンキー
07/02/07 00:14:39 rcLQLx+v
まぁ・・:なんだ・・・>>627よ・・・





       ___
      /      \
   /          \     
  /   ⌒   ⌒   \    投稿しただけGJ!ファイト!
  |  /// (__人__) ///  |     
. (⌒)              (⌒) グッ
./ i\            /i ヽ
l___ノ            ヽ___i

630:名無しさん@ピンキー
07/02/07 00:18:17 Oi9GmdBi
>>627氏。
GJ!
最高だぜ、あんた。

631:名無し
07/02/07 00:22:08 kcerOBVe
誰か稟と楓の中学の和解直後とか頼みますm(_ _)m

632:名無しさん@ピンキー
07/02/07 01:44:01 LtgfTCZN
>625
正気か

633:名無しさん@ピンキー
07/02/07 06:38:37 mmH8yNIT
>>627
うむ。確かに多くのSS書きが使用済みな展開だ。

だ が そ れ が い い

GJ!

634:名無しさん@ピンキー
07/02/07 09:56:26 1MGVl8Sm
>>627
GJ!

635:名無しさん@ピンキー
07/02/07 11:09:01 zvy4iDvl
>>627
まさに王道パターン

636:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:31:49 yvc20D49
暇なんでガンダムネタ投稿していいですか?
・・・・・・いいですよ♪
おっと天の声が聞こえたのでサソーク

  .,'::;':::::::::::::::::::::;':::::::;':::::;';:::::::::::';:::';::::::::::::::::::::';::::';::::',`'''ー;;ァ
  .,':::;!:::::::::::::::::::::i:::::::ハ::::;':ハ:::::::::;';::ハ:::::;:::::;::::::::i:::::';::::',`7;;;;/
  ,'::::;::::::::::::::::!::::ハ::::;' .i::;' i::!;::::::::!.i:! !:;!:i::::;!::::::::!::i::',\V;;;;!',
  !::::;:::::::::::::::::';:;'r';:::!''''i:ト、i:!.';:::::;' リrレリ''!:/!::::::;';:;!:::!\;;;;;;i::i        私が・・・一番うまく、稟くんを使えるんだ
 ,':::::i:::::::::::::::::|レ' (;;;;)` リ .i:::/ .' (;;;;)レ'`リ::/::リ::::|;';::|`'"!:!
 i::::::;:::::::::::::::::i', 、__,   レ'  、__, /i:/::::'::::::i`、;'  .リ
 |::::::!:::::::::::::::::!.',  ""゙゙~     ,   ~゙゙"" 'ソ:::::::::::::|', '、、
 !!::::i::::::::::::::::::! ,!       j      ,.イ::::::::::::::::!',  ';';,
 !|::::;::::::::::::::::::トi、     ,.、_,.、   -'゙,/::::::::::::::::::ト,'、 ';;;;、
 'i:::::!::::::::::::::::::!i;;`-、    ~ ̄~   ,.ィ':::::::::::;::::::::i:| '、ヽ,.';;;'!
  i:::;!::::::::::i:::::::リ;;;;;;;! `ヽ、    _,..ィ'";;;i::i:::::::::::!:!:::!:リ `、:;';;;;!
 .,!:;'|i::::::::::i:::::::|;;;;_,,|   `''ー''" .|;;;;;;;レ|:::::::::::リ::::!:i   .〉;;;',
. ,'リ:::i|::::::::::|:::::::!'" ソ        i`、‐-リ::::::::::::::;!:|',',  /;;;;/`,
/ノハ::';、;:::;:::i';:::ハ',', '、 ' 、    , '、 )\レ'!:::::::/.リ ',', ''"V レ、',



637:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:34:16 yvc20D49
    l    | || l   l ´'ト、   l | l   |  l |    | lト、 / | |:|  | | |  ,'
     l    |  l  l  :l  :|| \  l| l  | //|l,   |  l .>、   .| || | l | l /
      l   | t、_ l l   !  \ !  l  | /  'l ' , _,..|-'´!  ヽ. :| ! | !: | l /
       '.,  | ',  ̄マ'''TiT'''ク ̄ケミ、 ' ,lヽ、_,. -'イ─t‐-t:i:+┬+‐'''イ  ,' イ/
       \ |  \   丶-- '´,. ' ノト /丶\|'´ | \  ヽ---'   ノ   / ./
         ト!     ´ '''''''' ´ </   三  \\ ´' ー---- '´/  ノ|                     あ・え・て言うわ、カスだってね!
         |     \       / ゝ /     ̄       |    |
;         |        \   /    l               |    l
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::|:          ', ノ (           \7                |  ,.'          |
 |:         ', ⌒  / ,.イ ̄丶‐---------‐イ  ̄ト、ト    ./ , '         |
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638:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:37:14 yvc20D49
    .|  / 、,!                          '、  .! ヽ   'l
    .| ./ //               l     | |  r      l、  .! .!    !l、
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  /  7/ .|     、  .!  ゝ、 .| ! │  ! !  !l  │.!  .!  .|/ !  /   !
 /   .||'、 !  !   | ,l-l-十|‐7'ト- ,|  .| | T'テト-‐イ l_ .! .!   ! .l--'7    !
│   .T ゙|  |   .!'゙∧ ! .| .! !_| .l |.!  .|:! l .|_j_ !  ! !.| ゙'l !   |│ ノ .i 
/   .、  ._|  !    l .!-==T=ゝ |, .!.!  !.!.!./_!=|ラ=ゝ、/ /   l'´ ! │   .!
    ! i ./ !  .!    〈-イ{ !‐''´ j |   !| .! .!〃  |.''j !、! |rゝ    |`> !  !    !
  .i :! .!/ !  .!    .!  ヽ ー゙ソ    l V /   ヽ_二,ソ-./ !   j .|ノ  | .!    |     殴った・・・稟にもぶたれたこと無いのに・・・
  .| .! |  |  .|     |ゝ  ̄  ̄              '´ !   | .|   ヽ.!    |
  .!  !│ │ l .、    l          j:          |    !│   .┤、   !
  .|  | !   .! .!│    |                  /|   .! .|    .| :!   /
  !  |    .! ! .!    ゝ 、       rュ       イ l     ! .!    |│
  | │   ヽ l ⊥    ヽ  ヽ           / / l   / .|     ! |
   !  !     │||     ヽ  `ゝ 、      ,. イ   / .!   .! /     | .!
   .!  !     ! .!|     ヽ /'ス___` ニ ´____|ヽ、 / .|    ! /     .| .!
   | .|     .! ヾ    ヽ |     ̄ ̄     ! / .!   .! /     |│


639:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:43:15 yvc20D49
  // l   /  l  |  :.:.:.|  | l   l 、  ヽ  |     /
 !:i |  ,'|  l ‐|‐--‐l、  l 、!_ ヽ:.:、  l  l     /         :..
 |! l  .| |  ', :.|才ct、|ヽ lヽ:.:r_ ̄l丁T:士|      |         :.:.:.:.       坊やだからよ・・・リムちゃん・・・
 !  |  .:| |   ヽ∧ ヾ゙J_ ヾ.{   '`~ヾ~t戈jノ|     .::l     、    :.:.
   l :.:| |   :.ヽハ:::::::   `   ー`"''´  |     ..:.l     ヽ
    ';:.:.| |   :.:.:.:∧         ::::::::   |  .::  .:.:.:.:.l      \ :..
    '、:l |    :.:.:.:.::人  ' ___       ,゙  l:.:. :.:.:.:.: l     ヽ   \:.:...
     ヾ|   :.:.:.:.:.:.:.:.\ ヽ{_ ノ     / :./:.:. :.:.:.:.:.:.|      ヽ  ヽ:.:.:...
       l:.:...  :.:.:.:.:|:.:.:.:.| `ヽ、 ゙  , イ/:.:. /|:.:.:.:.:.:.:.:./|       \  ゝ:.:.
        ';:.:.:.:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.ヽ〃   ̄ `/:.:.:./ |:.:.:.:.l:.:.:.|ヽヽ_        ヽ、:.:.
        ヽ:.:.:.:.:.:.:| ヾヾ\    /:.:.:/   |:.:.:/!:.:.:l〉  _, > '´ ̄\  _:_:_:
         ヽ:.:.:.:.|厂/ー、   ´ノ:.'´  ,. リ/ N之フ´_,.. -─‐-、 \  <
           \ミ|〃  ト、r 、´  、/  ン  ( /´ /        ヽ : : ヽ
            〈=ヽ、 j  j} : : / r─-、  _ ヽ /           ヽ
             /   `ヽ、 仁⌒L_リ  ノ!__ノ  }!: /  /          ヽ


640:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:44:57 yvc20D49

  ./    ,r'     .,l ´::::::_, --─‐‐‐‐‐‐─-- 、_:ヽ    ヽ/ /_/::::j'"´了ヽ
 /::  ,/       | , -''´               `ヽ    .!イ '´/:::/'"´]::/
│::::,〃  /    .,レ'               |          !     !./│::l  / /
.!:::/./   /    .!     !   .! .j   ! | .!  .l 、 |     .|、:::::|::::| ./ :/
|::/ /  ::/:::    |  |::  !,.-- | !.! .|  | .|, │‐‐.|- !、.│    .|::ヽ/:::| l |
|:/│  ::||:::::    !:  .|:::'.fヽ __' | ! |::: | ! | ! ー--.、| │    .|、::::|::::|.|::::|
|l .|  ::/.|:::::    !:: .| :::/, --ヽ`ゝ.!:::| .!| ' /´:::ヽ.ヽ│     |: | l、.,|ノ:::.!     永遠にやっかい者ですね・・・亜沙先輩は・・・
  | :::l !:::::  :::  ! :: | / . |:::::::: !   ∨ !  ゝ:::::丿 ´ !      |::::l::: \:/
   !:::::| !::::: :::::::::::ヽ :<:::: `--_' .::      ::.. ニ-  .!   ,   |::::∟ヽ
    |:::| .!::::: :::::::::::::::::ヽヽ:  ̄                 !   .!  l, ::|ヽ::ヽ
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