【友達≦】幼馴染み萌えスレ10章【<恋人】 at EROPARO
【友達≦】幼馴染み萌えスレ10章【<恋人】 - 暇つぶし2ch238:Sunday
06/12/18 22:33:32 IY9pmS57


「はー……流石にお兄さんに同情したくなるわ」
「こういうことに関しちゃお子様だとは思ってはいたけど、まさかここまでねぇ…」
「……お子様で悪うございました」
「だってさー、いくらなんでもあんまりだよ?」
「お兄さんにとっちゃ生殺しのような五ヶ月間だったかもね」
 信じていた友人達が突然敵に回ってしまいそうなこの事態に、紗枝のわたつきはいよいよ
止まらなくなる。


「そんなことないって。だっていきなり、し…舌とか入れてくる時もあったんだよ」


「ほほう舌ですか、これはエロいですね」
「なんかあんたさっきから台詞がオヤジ化してない?」
「あはは、良いじゃん別に。でもまあ、そんな様子じゃまだやることヤってないんだろうね」

「うぅ……」
 恋愛経験の拙さか、別に言わなくていいことまで暴露してしまう。しかも、言っても
いないことまでズバリ当てられてしまう。
 勇気を振り絞ってカミングアウトした爆弾発言も大した効果を示さず話のツマにされる
始末。友人達のそんな反応に、紗枝の中にも自分にも非があるんだろうかという気持ちが
芽生えかける。
「でさ、あんたその時どうしたの?」
「……」
「まさかディープなのやっといてそこで終わったわけじゃないよね?」


「…いきなりだったから、びっくりして、その、崇兄のこと思わず突き飛ばしちゃったん
だけど……別にいいよね? 仕方ないよね?」


「……」
「……」
「……」

「だ、だってあれは崇兄が悪いんだよ? 何も言わずにいきなり、し、してくるし」

 今度こその衝撃のカミングアウトに触発され、信じられないものを見るような目つきに
なった六つの瞳に射抜かれながらも、必死に自分の正当性を訴える。

「採決を取ります。紗枝にも問題があると思う人」

 ばっ

 しかし、そんな必死の主張も虚しく、ほぼ同時に挙がる右腕三つ。二人は当然としても、
崇之に対して否定的なスタンスを取っていた真由まで手を挙げている。



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