太臓もて王サーガでエロパロ 第二章at EROPARO
太臓もて王サーガでエロパロ 第二章 - 暇つぶし2ch262:名無しさん@ピンキー
07/03/06 23:21:57 JRf6JDVg
>>257の続きを適当に書いてみる。



そう思いながら、彼女の後を追った。



「うわーーーん!!!」

ラーメンが出された瞬間に、行き成り二人で号泣して、
店長が「お客さん、ラーメンが・・・・・」と焦っている。
そんな言葉も二人の耳に入るわけがなく、ただひたすら、自分達のはかなく終わった恋を嘆いていた。
「うう・・・・・・ズルっ・・・・・・・・・・・・・・」
「って食うの!?」
涙が器からあふれ出しているというのに、ラーメンをすすりだす二人。
店長は仕ハァッとため息をついて仕方無いといわんばかりにした。
「今日はツケてやるよ」と言って、店の看板を「閉店」にしてその場を去った。
・・・・客もいないラーメン屋で二人の泣き叫ぶ声が響く。
それに対して誰もいないため反応してもらえない乾に更に悲しみを呼ぶ。
「あんっっの鈍感男・・・・・お姉様に振り向かなかったら、ホンットに怒ってやるんだから!!」
テーブルをガンッと叩いて、一口が震えた声でそう怒鳴った。

いっつも追いかけていたのに。いっつも矢射子の傍にいたかったのに。
叶わなかった恋は、心の痛みに加勢されるだけであった。

「っ・・・。何か泣いたら、虚しくなってきたよ」
一口がぽつりと呟く。
「どうして私じゃ駄目だったのかなぁ・・・・」
「・・・・・・・そりゃお前が女だからだろ」
「だって男なんかよりお姉様の方がずっとカッコいいんだもん」
ムスっとしながら、腫れた目を擦る。
「お前さぁ、顔はイイんだから、相手女ってのやめろよ」
「でも・・・・・・・・・私に興味持つ男の人なんていないし・・・・・・・・・・・・」
女の方がよっぽどいないと思うが。
そう乾は言いかけたが、慌てて言葉を飲み込んだ。
今更レズな奴なんてお前以外そうそういないとも言えない。
そして変わりの言葉を探していった事は・・。
「いや、俺お前の事案外気に入ってるぜ」
・・・・言葉を変えようと思っただけなのに。
何故かそんな事を言ってしまった。

一口の顔が強張る。
まずい、怒らせちまったかな・・・。そう思った乾は、焦って涙浸しのラーメンをすすりだした。
「っつーか早食い競争するんじゃなかったのかよ!ほら、早く一口も食べ・・・・・・」
「今の本当?」

言葉を遮られる。
心臓が早まる。
一口の顔が見れない。
それだけのことが、一気に起こった。
下を向いて、ラーメンをすすることしか出来ない。
でも。
視線を感じて。
ゆっくりと顔を縦に振った。



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