太臓もて王サーガでエロパロ 第二章at EROPARO
太臓もて王サーガでエロパロ 第二章 - 暇つぶし2ch150:900
06/12/20 04:58:42 T01QEalC
大変長引かせた割に尻すぼみ...というか蛇足が多く、自分の未熟さを知る作品になってしまいました。こんな作品を待ってくれていた方々、本当にありがとうございます!!

ではまた名無しに戻ります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

151:名無しさん@ピンキー
06/12/20 17:00:43 tAkYzbic
桃のリボンに呪いの手紙吹いたw

152:名無しさん@ピンキー
06/12/20 17:01:43 eTJZnWeh
完結編、キタ~!
三つ編み矢射子、宏海父乱入、爪先立ちキスに告白と、
盛り沢山で楽しめました。

153:名無しさん@ピンキー
06/12/21 15:19:10 5RGXjYsG
乙です!
十分すぎるほど楽しめました!

154:名無しさん@ピンキー
06/12/21 22:47:35 mSh28aki
宏海矢射子神 乙!!
エロだけでなく親父まで出すとはwwwwwwwwww
盛り沢山だった!!

155:名無しさん@ピンキー
06/12/22 21:20:23 Ulr6bauW
GJ!!
矢射子もいじらしくて乙女だけど、
宏海が気配りが細やかな上に頼もしくていいね。

156:名無しさん@ピンキー
06/12/24 00:10:41 ihQntfVk
まぁ阿久津がいい

157:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:02:31 OAGdgBeu
宏海×矢射子よかったよ
またいつかよろしく

158:名無しさん@ピンキー
06/12/25 23:30:09 JvzleyAE
宏海×矢射子乙でした!
真白木さんはあれからどうなったのかな…

159:【SとM】佐渡と真白木⑤
06/12/26 19:55:18 rMN2ZHlA
宏海×矢射子乙でした!全体的に矢射子が可愛いらしい。
コチラも少しばかり続き投下させてもらいます。
━━━━━━━━━━━━━━

(あっ…あいすちゃんの可愛いさはァァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ)
足で性器を踏まれる事に快感を得てはあいすになら何をされても良いと改めて認識するのであった。

「あっ…あいすちゃぁ~~ん」
━バシッ
再びあいすからの竹刀が炸裂した。
「気持ち悪いわ 不愉快よ。」
(HEEEEYYYY あァァァんまりだァァァァ)
ショックを受ける真白木とは裏腹にあいすは更に続けて言った。
「身分をわきまえなさい。」
「…… み 身分。」
真白木を睨みつけるその表情は、サディストな雰囲気を漂わせていた。
「そのー あいすちゃんがいわゆるSってヤツで、オレがMって事になるのかな。ハハハ」
━バシッ ビシッ バチィッ
「ばぁう!!」
真白木は今日で何度目になるか分からない竹刀をまた食らった。背中の赤はじわじわとその数を増やし、痛々しい物になりつつあった。


160:【SとM】佐渡と真白木⑥
06/12/26 19:58:27 rMN2ZHlA


「なんでSMで例えるのよ。まだ間違っちゃいないからこんな物で済ましたわ。」
「うぅ… 他になんて例えが……」
「例えなんていらないわ、答えは明確だから。」
その顔はサディスティックな笑顔に満ち溢れている。彼女の本能が活きてる様な顔だ。
竹刀の先を真白木の鼻先まで突きつけ言った。
「アンタは私にとって物でしかないの。」
「もの…」
「そもそも人として扱ってないわ。」
「そっか……」
珍しく真白木が暗い表情を見せた。その表情を無視し、あいすの話は続く。
「でも物としての所有権は私が握ってる。現に、こうして。」
繋がれた鎖をピンピンと引っ張りソレを表した。
「他の誰にも渡さない。誰もアンタなんて欲しがりなんかしないでしょうけど。」
真白木の暗い表情が一変して明るい物に変わった。
「…あいすちゃん!」
「勘違いしないで。アンタのストーカーには怒りを通り越して飽きれてる位だから。」
「オッ、オレ あいすちゃんの事 絶対幸せにするから!」
(やっぱりいつも通り氷浸けにすればよかったかしら。)
遅れながらもあいすは少し後悔した。

161:名無しさん@ピンキー
06/12/28 07:01:06 cncOAyJ2
真白木×あいす乙!!

162:宏海×矢射子+α 1
06/12/28 10:53:05 svCz3f/b
名無しに戻って1週間弱ですが、今週の話からまた妄…想像させていただきます。 単行本派の方には一部ネタバレとなるのでご注意ください。


宏海×矢射子+α 翠視点です。
またしても長くなりそうな雰囲気ぷんぷんですが御了承くださいorz

*以下より本文に入ります




**********

悠様はいつも変態王子に付きっきり。究極の面白なんて求めないで私を求めてくれればいいのに。
悠様が王子の補習に付き添って、休みのはずの学校にいる。赤毛君も連れてきてるみたいだし、変なことしないか見張ってなくちゃ!
赤毛君はさすがに休みの日まで勉強をする気はないらしく、悠様のいる教室を離れて体育館裏の木陰で横になって居眠りでもしようかとしている。
もちろん私は愛しの悠様を見て、隙があれば襲う気満々だったけど、その悠様がこれほど興味を持つ実界人の赤毛君を今日は観察することにした。
赤毛君でを知ることは悠様を知ること!悠様に近づくためなんだから!
赤毛君はとくに変わった様子もなくぼんやりと空を見つめたまま動かない。眠いというよりは退屈をしてる顔だった。
「ん~、ただ見てるだけっていうのもアレよね。何考えてるのかしら」
元々尾行で距離があり、あまりよく見えないターゲットの顔。思考なんか読みとれない。
「赤毛君の本音でも聞こうかしら。ガンシーンリキン!」
「プライバシーも何もないタマ」
黙ってなさいと精子を押し込み、赤毛君へ魔法をかける。赤毛君は気づいていないようで相変わらずぼーっとしていた。
「さぁー、悠様が興味を持つ実界人の内情事情が明らかに!!」
耳を澄ますと聞こえる、少し鈍い赤毛君の声。ああん、部活中の野球部がうるさいわ。
(かったりー…何で休みの日まで学校なんざ…)
「キタわキタわ、本当に男専門なのかしら」
「翠タマは少し常識を身につけた方がいいタマ」
赤毛君は殆ど何も考えていないようで、入ってくる声から得られた情報はゲームのことや昔の思い出ばかりだった。
「悠様にあれだけ好かれておきながら自分は考えもしないのね。どれだけ愛されてる自信があるのかしら」
「全く興味がないっていう考え方もあるタマ」
「そうかしら…ん、あれは?」
私と反対側の校舎の影からチラチラとこちらを見る人影を見つけた。いや、赤毛君を見る、の間違いね。


163:宏海×矢射子+α 2
06/12/28 10:55:43 svCz3f/b
「いつぞやの討魔師じゃない。そういえば、悠様、あの子にも興味あるような素振りしてたわね」
忘れもしない去年の暮れ。間界人のパーティのときに悠様が『かわいいと思うか』と聞いていた人物だ。その後すぐに制裁はしたけども女っていうのは怖いからね。
「問答無用!!ガンシーンリキン!!」
心が読める相手には承太郎だって手こずるんだから。赤毛君と同じ魔法を討魔師の巨乳女にかけると、すぐにうるさいぐらいの独り言が入ってきた。
(ああああ阿久津ー!!?学校は休みなのに何でいるのよ!!ラ、ラッキーなのかしら? あーん、声かけるべき??かけるべき??)
なんか私に問われてるみたいですごく困るわ、この子。そういえば赤毛君に恋してるんだっけ。じゃあ安心かしら。
「いや、むしろこの子と赤毛君をくっつければ、赤毛君は悠様から離れるんじゃ...!」
「前にその作戦が失敗したのを忘れたタマ?」
「ちゃんと作戦があるのよ!!ムクムクって思いついたわ」
うるさい討魔師と片や静かな赤毛君の内心を聞きながら、校舎を大きくまわって反対側へ移動する。近づく前にわざと草むらで音を立てて討魔師に存在を知らせた。驚かせて声だされたら終わりだからね。
「魔女!」
「そう構えないでよ。がさつな女は嫌われるわよ、特に赤毛の男には」
「なっ…!!」
(赤毛って…阿久津のこと!!?)
勇ましい討魔師が折れるのも時間の問題ね。恋心ってものは何よりも強いんだから。
「ちょっとお話しない?」


164:宏海×矢射子+α 3
06/12/28 10:58:57 svCz3f/b


「あ、阿久津がそんなこと!!?」
「ええ。普通にしてれば好いてもらえるんじゃない?まあ討魔師に普通なんて無理かしらね」
「翠タマも普通を語れないタマ」
場所を教室に移して、赤毛君に聞こえないように会話を始めた。始めてすぐ私の頭の中は劣等感でいっぱいになった。悔しいけどこの子の方が胸が大きいみたい…いやらしい子!
「翠タマ!」
精子の声で我に返る。いやだ、討魔師に変な目で見られてる…なんか腹立たしいわ。
「…いい!?ここまで教えてあげたんだからあなたには絶対赤毛くんとくっついてもらわなきゃ困るのよ!!」
「くっつ…!!」
こんな言葉ぐらいで赤くなるなんてやりにくいわ!!伊舞よりも純情なんじゃないの?
精子がやたら温かい視線を彼女に送っているのを横目に、私は本人に気づかれないように彼女に魔法をかけた。
「ムービレイト」
熱くなってもすぐに暴走しない魔法を。

私が勧めるままに体育館裏に戻ると、赤毛君はまだその場所にいた。討魔師の体温が上がるのが空気でわかる。
(ああ、寝顔が…)
あんなゴツい男の寝顔なんかより、悠様の寝顔の方がよっぽどオカズになるわ。
「ほら、あくまで普通によ。ふ・つ・う」
どんっと彼女の背をステッキで押した。今日私と会った記憶を無くすためにね。私に見られてるってわかってたら、見られちゃいけないあんなことやこんなことに踏み切れないでしょうからね。
「私ってば親切よね」
「完璧な出歯亀になっただけタマ」
まぁ精子はおいといて。

「あ、阿久津…」
返事を期待せずに名前を呼んだのが声でわかった。その期待はあっさり裏切られたけれど。
あんな強気な女があそこまで自信なさげに振る舞うなんて。そんなに赤毛君って魅力的かしら?
「ん…矢射子か?」
赤毛君はすぐに上体を起こして巨乳女の顔を確認すると、さらに体を立たせてこちらへ近づいてきた。いや、彼女の方へ、ね。
「休みの日にどうしたんだ?」
「あ、あたしは入試結果を報告しに…」
(ああああ阿久津の匂いが…こんな、近くにっ!!!ああ、アドレナリンが…!!)
「ああ、どうだったんだ?」
少し不安気な表情を浮かべる赤毛君に対して、討魔師は大分ひきつった笑顔を返した。
「第1志望は…ね。第2で受かったわ」顔を曇らせるのも当然だったみたいね。悠様の近くにもちらほら見受けられるほど勉強から離れてたこともあるみたいだし、正直受かるなんて誰も思ってなかったんじゃないかしら。


165:宏海×矢射子+α 4
06/12/28 11:01:50 svCz3f/b
それでも赤毛君は素直に笑顔を返した。
「そっか!よかったじゃねえか!!」
(どきんっ)
「う、うん…」
赤毛君の笑顔を見た瞬間の討魔師のトキメキが魔法を通して私にも伝わった。いや、伝わっている。
赤毛君からは本当によかったと言う気持ちが伝わった。なんかこれ、いい雰囲気なんじゃないの?
「なんか悔しいわ。ぶち壊してやろうかしら」
「最初の作戦はどこいったタマ!!」
「ちっ…わ、わかってるわよ!!これも悠様を手に入れるためよね」
精子になだめられ、赤毛と討魔師の間に割って入りたくなるのを堪えつつ、二人の背中を見守った。
「あ、あのもし暇なら生徒会室に来ない? お、お茶ぐらいあるから…」
真っ赤になりながら赤毛君を誘う姿は確かに可愛らしいと思う。実界人の女の武器は恥じらいってところかしら。
「恥じらいぐらい私にだって…」
「それは翠タマから最も遠い言葉タマ」
はい、精子はおいといて。
赤毛君は何も顔色を変えず、少し空を見てから返事をした。
「邪魔じゃねえなら誘われるかな。まだ外で寝るには寒ぃからよ」
(熱い茶でも飲みながら矢射子と話してたら退屈はしなさそうだな。悠たちに付き合うよりよっぽどマシだ)
討魔師はさらに顔を赤くして、無言で校舎へと足を進めた。赤毛君はちょっと驚いて、それでも素直にその後ろについていった。
「なんで何も話さないタマ?」
「赤毛君が『寝る』なんて言うから意識してるみたいよ。そっちしか頭にないのかしら」
「翠タマが言えたセリフじゃないタマ」
「そんなことよりあの赤毛!!悠様よりあの子の方がいいって言うの!!? 許せないわ…」
「作戦としてはいいことタマ」
二人を先回りして生徒会室の隣の部屋の壁ににマジックミラーのような魔法をかけた。こちらからは見えるけどあちらからは見えないってやつ。まぁ、私の魔法なんだから、向こう側は壁のままなんだけどね。
悠様のため…その思いだけがこの苛立ちを抑えられるの。そうじゃなかったら何好き好んで人の恋路の応援なんて…!
「翠タマ、恐ろしい顔になってるタマよ」

166:名無しさん@ピンキー
06/12/28 11:09:18 svCz3f/b
本日はここまでです。前作よりはさくさく進む予定です、はい。
前書きに書き忘れましたが、この話は矢射子の受験の終わった頃(2月~3月)の話と思ってください。どちらかと言えばバレンタインの方がネタにしやすそうですが…そこはスルーでお願いしますorz

あいすと真白木さんのお話、ところどころにジョジョが交えてあってGJです!! 続きを楽しみにさせていただいてます!

167:名無しさん@ピンキー
06/12/28 11:18:34 1UmNfIys
リアルタイム来た―! またまたGJです!!
原作さながらの精子の突っ込み(「やたら温かい視線」も…)、イイ!
>熱くなってもすぐに暴走しない魔法
これもいいアイディアだなあ…。

翠視点の宏海×矢射子も、真白木さん×あいすも、続きをお待ちしてます!


168:名無しさん@ピンキー
06/12/28 11:40:54 OUB/klEk
宏海×矢射子GJGJ!!
全裸で続きを待つ。

真白木×あいす職人様もGJ!!
モノ扱いされて嬉しそうな真白木さんにときめいた俺はどうしたらいいんだwww

169:名無しさん@ピンキー
06/12/29 20:19:21 eUeehETy
前スレ900氏頑張りすぎだろwww

170:名無しさん@ピンキー
07/01/01 01:02:40 w5DTMa8P
あけおめ
今年も良質のエロパロをよろしく!

171:名無しさん@ピンキー
07/01/04 15:14:18 uy2j2vEj
続きまだー?

172:名無しさん@ピンキー
07/01/06 19:57:32 r1sLuPkJ
翠×矢射子

悪くない… 決して悪くない組み合わせだ…

173:名無しさん@ピンキー
07/01/07 01:34:39 XbThKG84
>>172
なぜ俺が書き込んでいるッ!?

174:名無しさん@ピンキー
07/01/07 04:49:27 AnMu6rzx
>>172
あれ?
俺いつのまに書き込んだのかな真白木さん

175:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:30:58 2BPQArDk
続きマダー?

176:名無しさん@ピンキー
07/01/09 19:38:03 yCf2zPTh
その悶々を文章にするんですよ真白木さん!!

177:駄犬
07/01/09 20:50:53 oP43He0j
矢射子×宏海が一番好きですね~。あっ!すいません。自分ここ初めてです。どうぞよろしくお願いします!


178:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:51:46 mEAs2Q3F
>>177
よろしくね^^
矢射子×宏海って事は・・・矢射子の妄想バージョンですか?

179:駄犬
07/01/10 19:44:57 uHoh3QAo
はい。いろんな組み合わせがあるけれど自分はそれが一番好きだな~

180:名無し様
07/01/10 20:25:20 uHoh3QAo
矢射子のマンコに宏海ちんこがズプッと挿入 そして最後は精子を矢射子に注入~~~

181:名無しさん@ピンキー
07/01/11 22:10:10 egdA8zO3
>>180
ウホッ、いいID…

182:名無しさん@ピンキー
07/01/14 13:29:18 R/4NrJfX
精子だと!?あの丸い玉ごと精子(しょうこ)たんを挿入するのかと思ってしまったぞ!

183:名無しさん@ピンキー
07/01/16 17:00:35 ISKopW2e
逃げてー!精子たん逃げてー!

184:名無しさん@ピンキー
07/01/16 18:48:56 PjScJWxY
がはは!逃げても無駄じゃぁ~!挿入したるでー!!!

185:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:06:58 JpSjqOwC
つーかおたまじゃくしって人間の膣圧に耐えられるのか?

186:名無しさん@ピンキー
07/01/17 07:07:32 YA+zELfB
もしかしたら腟内でオタマジャクシがカエルになって股間から出て来たりして…
そりゃないよね

187:名無しさん@ピンキー
07/01/17 07:24:46 4ysu8ict
こじろう死ねorzバシバシ
URLリンク(www.livly.com)
URLリンク(mixi.jp)

● 名 前 ふ み (女性)
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 なんちゃって 美弥 (女性)
現住所 宮崎県
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 ☆ どさ兄 ☆ (男性)
現住所 北海道上川郡
誕生日 10月11日
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 田頭 隆司 (男性)
現住所 大阪府大阪市
誕生日 10月13日
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 ゆに☆彡 多代 (女性)
現住所 大阪府大阪市
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 こ じろう (男性)
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 にこ りん坊 (女性)
現住所 埼玉県
URLリンク(mixi.jp)
● 名 前 とう ちゃん (男性)
URLリンク(mixi.jp)

188:名無しさん@ピンキー
07/01/17 19:12:35 crmbEinZ
>>186
どこまで栄養源豊富な愛液なんだよww

189:名無しさん@ピンキー
07/01/17 19:27:45 hS4BzWAN
いい

190:名無しさん@ピンキー
07/01/19 19:37:45 oNp2Ou/8
宏「うっ!出る!!」矢「来て!宏海!奥深くに出して~!」
ドピュ ドピュ ドピュ宏「くぁぁ…」
矢「ああぁぁぁ…」

191:名無しさん@ピンキー
07/01/19 21:00:52 6tbBMFlD
という淫夢を見ている矢というわけだな!


192:名無しさん@ピンキー
07/01/20 13:18:55 5naBGnu9
温子分補給をお願いしたいんですがかまいませんね!

193:名無しさん@ピンキー
07/01/20 15:47:10 17C749fr
温子って胸デカいよね何カップくらいかな?

194:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:03:50 N0gDFGxM
C~Eくらいじゃない?

195:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:12:44 6DHbN3q2
何このスレきんもーっ☆

196:名無しさん@ピンキー
07/01/23 07:24:11 u23D/X8Z
真白木さんが肝いのは当たり前だろうが

197:名無しさん@ピンキー
07/01/23 11:11:28 JbaPTINy
温子の胸の大きさより、胸の形をほめたい。
ところで星形なのは乳輪だけ?乳首も?

198:名無しさん@ピンキー
07/01/23 18:04:36 mjbFfFz3
あいすの台詞からすると乳輪だけだ思われ

199:名無しさん@ピンキー
07/01/23 22:48:58 UzufWqGH
さすがに星型乳首はキツいッスwwwwwサーセンwwwwww

200:名無しさん@ピンキー
07/01/24 00:46:03 Uk66bqga
マヨネーズのチューブみたいで
可愛いジャマイカ

星型乳首

201:名無しさん@ピンキー
07/01/25 15:46:18 HhneavAx
宏海×矢射子の続きキボン。
飢えすぎてコミックス五冊揃えてしまった。

202:名無しさん@ピンキー
07/01/25 17:54:08 K8r/0RDI
俺も続きが見たいww

203:名無しさん@ピンキー
07/01/25 19:17:26 EB1ImgtQ
5冊?

204:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:13:42 K8r/0RDI
同じものを?

205:☆
07/01/25 22:24:00 ecdV4Vtt
保存用、飾り用、読書用、予備×2
じゃね?

206:名無しさん@ピンキー
07/01/26 07:05:02 uykTxvVe
そうかぁww

207:名無しさん@ピンキー
07/01/26 23:45:10 K22EVRwB
あげげげ

208:名無しさん@ピンキー
07/01/27 00:05:08 YTdnnVVR
保存用と予備って一緒じゃね?

209:名無しさん@ピンキー
07/01/27 07:25:52 XQCRYNAT
いや、予備ってのは保存用、展示用、読書用のいずれかに欠損が生じた時にそれを補うためのものだろう。
予備があれば読書用を紛失したりするような事があっても、保存用や展示用を持ち出さずに済む。

210:名無しさん@ピンキー
07/01/27 10:53:10 EXDFxzZF
あんた……詳しいわね!

211:名無しさん@ピンキー
07/01/29 20:25:21 Z/IU12mk
何のための保存?

212:名無しさん@ピンキー
07/01/30 20:17:31 zHfqTrB4
それもそうだね、んじゃ貸し出し・布教用って事で。

213:名無しさん@ピンキー
07/02/03 11:44:36 0Hl05VXW
エロリップ×ブラ孔雀まだ?

214:名無しさん@ピンキー
07/02/04 08:55:43 A3GI/KOe
矢射子X宏海まだぁ~

215:名無しさん@ピンキー
07/02/05 21:02:13 wpTbgYh8
過疎ってるな…

つーかまとめの初代管理人は帰ってきてるのか?
もう既に半年以上経ってるが…

216:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:08:18 6JWykOf2
>>215
予定では、年末頃にお帰りになるということだったよね。

宏海×矢射子も、真白木×あいすも、丸一ヶ月たっちゃったね。
職人さんを急かしてはいけないと我慢してたけど、待ち遠しいよ…。

217:宏海×矢射子+α 5
07/02/08 05:01:30 +9AJ7r8g


「す、座ってて」
「ああ、悪ィな」
声も姿も心の中まで丸見えな二人が生徒会室に入ってきた。赤毛君は討魔師のことよりも他のことに気を取られていた。
(生徒会室…ちゃんと入ったのは初めてだな。あんときは太臓がバカやっててそれどころじゃなかったし)
その後に彼が思い出した内容はあまりにも彼女が不幸すぎたからあわてて魔法で忘れさせた。何も二人きりのときにウンコまみれを思い出さなくてもいいじゃない!!
「まったく!なんていう思考回路してるのかしら」
「誰のせいでそうなったか忘れたタマ?」
ああ、そういえば私もウンコまみれにされたんだわ…おまけに悠様にそんな趣味はなかったみたいだし、踏んだり蹴ったりだったわね。
「頑張れ翠、頑張れ翠……私は限界だー…」
「あっ!翠たま!!」
精子の声でぼんやりとした意識を二人へ戻す。なんか目を離した隙にいい感じになってるじゃない!!

218:宏海×矢射子+α 6
07/02/08 05:02:11 +9AJ7r8g


「悪い!大丈夫か!!?」
「あ、こここれぐらい平気よ!」
寄り添って手を握りあってる様に見えるのは気のせいじゃないわよね。ああん、肝心なところ撮り損ねたわ!! エキセントリックになってる場合じゃないわね。
「何があったの?」
「赤毛がお茶をこぼしたんだタマ。それが討魔師の手にかかって火傷したみたいタマね」
「ロクなことしないわね、赤毛の奴」
「翠たまに言われたら終わりタマ」
慌てて赤毛君が手をとって、巨乳女の指を水に浸す。真っ赤になってるじゃない、普段平気じゃないわよ。
「あ、阿久津…大丈夫だからっ」
好きな男に手をとられて、必死に手を離そうと討魔師がもがく。
「好きな男に触られたんだからそのまま色んなところ触らせちゃえばいいのに」
「翠たまの考えは特殊タマ」
それでも赤毛君は手を離す気配はなく、黙って彼女の指を見ていた。自分の手も冷たくなるのを気にもせずに。
「…ちょっとかっこいいタマね」
「そうかしら?あんなの他の男にもできるわよ」
水の流れる音だけが部屋に響いている。各々心の中は騒がしくなってるみたいだけどね。
(何やってんだオレは!? 女に傷負わせちまって…)
(ああああ阿久津、阿久津と、手、手!!)
…あの討魔師には同情はいらないみたいね。そんなに肉体的接触を求めてるなら後押ししてあげようかしら。
「ねえ、精子。赤毛君に薬でも盛ってあの子襲わせてもいいかしら」
「そんなことだめタマ!!後押しどころか犯罪タマよ!!」
私の中のダァクな部分がふつふつとわき出てくるのがわかる。告白なんて生温い!既成事実を作っちゃえばいいのよね。
精子の制止も聞かずにステッキを振りかざそうとした時だった。


219:宏海×矢射子+α 7
07/02/08 05:03:36 +9AJ7r8g

「それは困る」
突然背後からした声に、驚きよりも喜びを感じた。だってこの声は…
「悠様!!」
悠様が私に会いに来てくれた!やん、それどころか心の中まで見透かされちゃってるっ。もうっ、悠様ったら!!
「全部口にでてるタマ」
「邪魔しないで、精子!!」
私を真っ直ぐに見る悠様の鋭い目…ああん、視姦されたい!
「悠様がやめろって言うなら私は何もしません。あ、これ悠様が喜ぶと思ってちゃんと録画してますから!」
ずっとステッキのカメラから録画していた画像の一部を壁に映すと、悠様は口だけで笑みを作った。やだ!!悠様の笑顔…
「さすがよくわかっているな。だがオレが求めているのは宏海自身の意志で行動することだ。余計な手は出すな」
悠様の体が私に近づいて…
「えっ…」
唇に触れるだけのキス。一瞬だったけど、確かに悠様が私に…
自分でわかるぐらい血液が顔に集まってる。何よ、こんなの私じゃないわ…こんな、キス、ぐらいで…
「上手くいったら褒美をやろう。たまにはオマエの願いを聞いてやる。ジャスト1分、いい夢見れたか?」
はっと気づくと悠様はいなかった。また夢見せられたみたい。夢…夢よね、やっぱり。
「翠たま?」
精子がうなだれた私を心配してる。悠様への思いで潰されそうな私を。
「悠様のためならこの翠!…夢のためでも頑張ります!!」


220:900
07/02/08 05:08:07 +9AJ7r8g
待っていてくださる方がいたとは…長らくお待たせして申し訳ないですorz
私事ですが、ここ1ヵ月ちょいと仕事が立て込んでいたのとスランプが重なりまして…久々に書いた文なので、読みにくいかと思いますが目をつぶっていただければ嬉しいです。
またスローペースな投下となってしまうと思いますが、できれば続きは完成させてから投下したいと思います。
投下は短く、私信が長くて申し訳ない…OTZ

221:名無しさん@ピンキー
07/02/08 13:08:14 jaVVkYWP
キ、キ、キ、キターーー!!!
待ってました!続きめちゃめちゃ楽しみっす!!

222:名無しさん@ピンキー
07/02/08 17:00:08 28iwvo3U
スローペースでいいですよ
途中放棄しなければ

223:216
07/02/08 17:01:02 HV3N5WcN
GJ! 早速の投下、感激です!!
職人さん方にはそれぞれ事情もペースもおありでしょうから、
どうぞマイペースでご投下ください。
まったりとお待ち申し上げております。

224:名無しさん@ピンキー
07/02/09 19:29:18 0oart5OJ
宏海×あいす
お願いします

225:名無しさん@ピンキー
07/02/09 21:18:19 j4/PI5F/
220さんの都合が良いときに小説お願いします
マイペースでいいですよ♪

226:名無しさん@ピンキー
07/02/11 20:36:28 A3GP0QBF
お、乙だァー…
ただ、無理はしねーでくんなまし。

227:名無しさん@ピンキー
07/02/13 22:30:36 cOrFZAML
管理人様、
絵板に関係ない絵が投稿されてます、削除お願いします!

228:名無しさん@ピンキー
07/02/14 20:42:50 zBqAi1qT
悠×翠は需要あるのか?

229:名無しさん@ピンキー
07/02/14 21:11:20 BwDZbfDN
>>228
需要あります! 是非お願いします!!

230:初代スレ483
07/02/15 14:01:36 JOTX0MAB
>>227
ご報告頂きありがとうございます、さっくり削除しました。

しかし、あれって一体何なんでしょうね。
これで三回目ですよ。

231:名無しさん@ピンキー
07/02/18 14:41:27 H+9NOrv2
木嶋×ブラ孔雀まだ?

232:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:57:40 IHN0OExv
今週の話で、真白木×あいすの続きがますます楽しみに。
宏海×矢射子の続きも、悠×翠も待ち遠しい。

233:名無しさん@ピンキー
07/02/24 23:34:31 kNGmZnpl
宏海矢射子萌え

234:宏海混ぜつつもあえて需要度の低い乾×矢射子を
07/02/27 00:43:27 igrcM6rv
「だっ!……だから」
「用がないなら、行ってるぞ?」
 最近来ることが多くなった屋上も、阿久津を呼び出した時ばかりはパーティ会場に変わる。
矢射子はそう思って、めかして来たのに―
(うっ……うう……)
 生徒会室に戻った矢射子は、下唇を噛んだ。どうしていつもこうなのかしら。窓からは、暮れかけた日。
矢射子は自分を責めずには―乾をセメずにはいられなかった。バシバシッ!!容赦なく―
「はひん!気持ちいいですけど、どうかしたんですか??」
 四つんばいで「伏せ」をする乾からの言葉に、矢射子の鞭が、止まる。
もう一薙ぎして乾のあえぎ声を聞いてから「はうッッ」、矢射子はため息を漏らした。ばれているのね。
「なんでもないわよ」
 阿久津、宏海。
 矢射子は目を閉じ、考えた。何度、この名前を頭に反芻させていることだろう。
今日は、告白しようと思ったのだった。あの鈍感な彼―もちろん、それを含めて好きだが―に、気にかけてもらえる、最高の、そして矢射子にとって唯一に感じざるを得ない、この方法。
 それなのに。
「私……それすらも、だめなのね」
 矢射子の挙動に、思わず乾は立ち上がった。
「本当に、何があったんです?」
 矢射子と異性である乾一が上半身裸とかそういうことは、お互いもはや気にはしていない。
「今の私は……あんたには癒せないわよ……」
 乾はじっと、矢射子の顔を見つめた。
 女の涙が、あった。
「……」
 乾は瞳を伏せた。矢射子はひっく、ひっくとのどをならし始めた。
 乾はそしてその間に、制服をきちんと着た。
乾は、矢射子の前で、しかも生徒会室で正装するのはなんだか久しぶりだと思った。
机の椅子を引き、矢射子に座らせ、自分も隣に座った。椅子に着席すると同時に、矢射子は机につっ伏した。乾はただ、横に座っていた。
「この僕―犬では、癒せないのなら、今日は、お友達で」
 矢射子のすすり泣く声が、生徒会室にこだまする。赤い夕日。
乾は少しも動きはしなかった。矢射子の横で、まるで、一人になさてはいけない、とでも決意したかのように。
(僕は、そんな会長のそばにいることしかできませんが……)
 いつも見ている、愛しい女性の、
 いつもは見せない愛しい姿を。
(会長のそばにいることだけは、できるので)


((了))

235:234(ID変わりましたが)
07/02/27 01:08:59 ZG3AuzUh
―つけ忘れorz

乾は少しも動きはしなかった。矢射子の横で、まるで、一人になさてはいけない、とでも決意したかのように。
(僕は、そんな会長のそばにいることしかできませんが……)
 いつも見ている、愛しい女性の、
 いつもは見せない愛しい姿を。
(会長のそばにいることだけは、できるので)
 
 二人の生徒会室は、ゆっくりと、時間が温めていった。


((了))

236:名無しさん@ピンキー
07/02/27 01:28:22 FiTRtmUq
>>234-5
需要が低かろうがなんだろうが最終的に萌えられればよかろうなのだァーッ!
GJ!

237:名無しさん@ピンキー
07/02/28 00:01:08 mvCB61oW
なんかリクエストほしいなー……

238:名無しさん@ピンキー
07/02/28 00:49:29 Mt1VJF8T
宏海×矢射子も、真白木×あいすも続きが待ち遠しいけど、
今タイムリーなのは何と言っても木嶋×吉下だよね。

239:名無しさん@ピンキー
07/02/28 03:24:50 mdDHx8+h
>>234-235
GJ!
乾×矢射子が一番好きなので嬉しかったよ
乾いい奴だよな、ほんと

240:名無しさん@ピンキー
07/02/28 07:36:35 wvbDAkit
紋×太臓も最近いい
普段は可憐な乙女なのに実はドSな紋様萌ええええ!

241:名無しさん@ピンキー
07/02/28 19:22:36 R44XkAot
乾×矢射子
ィィ!!

242:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:11:07 R44XkAot
あいす×宏海

243:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:17:56 R44XkAot
あいす×宏海
もィィ!!

244:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:18:48 R44XkAot
>>242-243
間違い連投スマソ…

245:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:53:55 jp1LwVsX
あいす×悠
とかは?萌えw

246:名無しさん@ピンキー
07/03/01 10:42:13 9aPIelSu
自分はどちらかといえば悠×あいすなんだが・・・。 >245もありかもしれん。

247:あいす×宏海
07/03/01 21:54:38 ZRJl1DWO
「宏海」
「な、なんだよ」
 木枯らしの寒々とした歩道。太蔵のせいで、いつの間にか一緒に帰るようになったものの、あいすはその名のとおり冷めた視線を、宏海に投げつける。
少なくとも、宏海はそう思っていた。
「私」
 そう、そのときまでは。
「私、最近欲求不満なのよね」
「はあ―!?」
 突然の言葉だった。白い息とともにもらされた、およそ女性の口から―その上、こともあろうに彼女の口から、そんな言葉を、宏海はこれまで聞いたことがなかった。
 一度、目を閉じ深呼吸。
「―悠、悪いこと言わんから、そいつだけはやめておけ。おまえ寒いのとか苦手なんだろ?あいすを敵に回すような幻術―」
「宏海」
 あいすのとげのある口調。不機嫌の美顔。およそ笑みなんて一ミリもない。
こっちは現実的だった。悠のつくる幻ではない―?
「冬になると、あらゆる感覚が暴走するのよ。ねえ、私の家に来て。
仕事とはいえいつも太蔵を黙らせてあげてるんだから、少しぐらい私にも付き合いなさい」
 くるりと前を向いて進んでいくあいす。対象的に、宏海は立ちどまる。
「いや、待て」
 やはりおかしいぞ!?悠の幻術ではなさそうにしろ、この性格のあいすが……?
宏海は思った。
いや、間界って、そんなものなのか?能力が制限できないって、そういうことなのか?
 だんまりを決め込む宏海を背に感じたあいすは、すっと振り返った。
「やっぱり、どこかのバカ生徒会長の方がいいのかしらね」
「は、はあ!?」
 ―!?
 その瞬間だった。香る女の匂いと、舞う雪色の髪。
 公衆の面前で、とかそんなこと考えるいとまもない。
宏海は顔を赤くしないこと、ただそれだけに集中させられた。男の弱み。
「おいっ!!!!!」
「何よ。会長の胸じゃないけど、触らせてあげるから」
 左手で宏海はあいすの胸をわしづかまされていた。
そうしてあいすは腰に両手をあて、胸を張る。宏海は口をぱくつかせた。申し訳程度にある胸。でも、柔らかくてなまめかしい。少しこりっとしているこの部分は、う、うわ……。
「物足りない?」
「い、いえめっそうもない……」
 何言ってんだオレは……宏海は自分にツッコミを入れる。
「私を癒すために、家に来て。そのかわり、あなたには服を一切脱がせない。
一方的にあなたが私に尽くすだけ。いい?わかったわね」
「お、おいおいおい!!!」
 宏海は首を振って言った。
「ば、バカか!」
「拒否するつもり?」
「は、当然……」
 あいすは勝ちを確信したように宏海を見やる。
「手」
「あ!っ!?う、これは……」
 あいすの手が放されても、宏海はずっとあいすの胸を握っていたらしい。
 急いで手を引き剥がすも、やり場のないバツの悪さ。思わず顔を伏せてしまう。
「あなたも男ね。さ、来て。そのかわり私の言いなりよ。あなたはしろって言われたことだけをして。たぶん、我慢はいっぱいさせるから。あくまでも、楽しむのは私」
 どうして、宏海は拒否しようと思えばできたはずだ。それなのに、言われるがままに、家へと連れていかれた。

 それからのこと。
 宏海はあいすにさんざん使われ、あいすの良いように汚された挙げ句、
たくさんの写真を撮られ、弱みを盾にまた使われることとなる。しかし宏海は何一つ文句は言わなかった。なぜか。

「宏海、今日もよ」
「あ、ああ……わかった」
 かしづくように、後ろに従える宏海のその姿。 

 それは、新たな境地の表れのようだった。

248:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:19:06 SjsquIGd
まじGJです 悠の幻術だと思い込もうとする宏海の辺りがすごく好み
触発されたんで247氏に続いてあいす分を投下する

>>245
面白そうなのでこれを貰った
_________________________

「ごめんなさい、おばあちゃん… また…」
「いいんだよ、気にしちゃダメだよ、あいすちゃん?」

2月某日朝、佐渡家が凍った。
去年程の酷さでは無いものの、突発的な力の暴発で、寝室と廊下が見事に凍結。
家主である佐渡ケサが、氷の上を華麗に滑って転び、腰を打った。

「…… もう動けるよ、大丈夫。今日のごはんは何にしようかねえ」
「いいの!おばーちゃんは寝てて!私が全部やるから!………… お弁当、買ってくる」

スーパーからの帰り道、あいすは本気で落ち込んでいた。
軽い打ち身ではあったけれど、自分のミスで恩人に怪我をさせてしまった。
加えて、自分の料理の腕ではこんな時でも食事をまともに作れない。
気分は最悪だ。今日は早く帰って、存分に反省して、あとは静かに過ごす。
そう心に決めて、急ぎ家路についた―――― のに。

「あたしがあいすちゃんくらいの見た目の頃はねえ、そりゃもう男衆がわらわらと」
「えええばあちゃんが3P!?4P!?おげえええ」
「おやおや嫉妬しなくてもいいんだよ、太臓君?今では太臓君一筋なんだから」
「しねーよ!!」

「あんた何でいるのよ」
買い物から帰ってきたら、何故か間界の王子が居間で茶を啜っていた。

「おーあいす!大変だったな!」
「何でいるのよって聞いてるの」
「いやあー丁度一緒とAV選別会やっててさ!そしたら」
「もういいわ。帰って」
気の凹みは速攻で怒りに変わる。不機嫌は、一気に頂点に達した。

「おやおや、いいじゃないかあいすちゃん。折角お見舞いに来てくれたんだから」
「……… お見舞い?」
問答無用で太臓を氷漬けにしようと思っていたあいすは、ケサの声によって気勢を削がれる。
きょとん、とした表情で、大きな三角頭の少年に問いかけようとした。
「太臓、あんたがわざわざ一人で来―」

「はい、お待たせしました」
「あら、悠」
一瞬遅れて、後ろから予想通りの声がする。
そう、太臓のやかましい程に通る声と常に一緒にあるのは、この感情の読めない声だ。
あんたもとっとと帰りなさいと言おうと振り向いて― 今度は予想外の見た目に、思わず固まる。
「悠。ちょっと何やってんの?」

およそ似つかわしくないようでいて、むしろ相当似合っている様な。
佐渡家の台所から、エプロン姿の少年がひょっこりと顔を出した。

249:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:20:46 SjsquIGd
「ああ。悠君がね、余ってた野菜でスープ作ってくれてたんだよ」
「……!」
「ありがたいねえ。…… うん、おいしいよ、あいすちゃんもお食べ」
にこにこと迎えるケサ、と太臓。
「お前等の見舞いだしな。後、これうちで作ったプリンが余ってたのでな、持って来た」
当の悠はと言えばいつもの無表情で、エプロンを外しながらちゃぶ台を覗き込み、なんの事はなしに料理を勧める。

「………」
「あいす。どうした?……… あ、王子!王子のはこちらの…………」
「おお、この大きいヤツだな!」
「はい、その大きいトウガラシ入りのヤツです」
「またかよ!食えねーよ!」
「何言ってるんですか、王子に仕える者としての愛情表現ですよ」
「マジで?この愛のカタチは受け入れにくいんだけど」

王子と従者のアホ漫才に乗りながら、とても楽しそうにケサが笑っている。
「では紋の愛の形はどう思いますか」
「もち!俺の嫁からの愛は全力で受け止めてみせる… えーと多分ね!」
「太臓君、あたしの愛も受け取っておくれ」
「ばーちゃん具合悪いんだろ!寝てた方がいいぜ!」

「添い寝ですか」
「ああん、いいねえソレ」
「無いよ!!!」
「なんだい、折角枕を用意したのに」
「俺は今日、一緒の部屋で華麗なるAVオールのご予定が入ってんのよ!」

おばあちゃんが元気になるから、賑やかなのはいい事なんだって、最近分かった。けど。
― 今は、その大好きな人の口から出る一言一言が辛い。

「悠君は、ホントに優秀な子だねえ」

「………… っ」
中に入れない。

「… おや、あいすちゃん?」
「ちょっと……… 外に出てくる」
ぴしゃり、と音を立てて、ふすまが閉まった。

「…未熟だわ」
ぐ、と奥歯を噛み締める。中途半端な、思い通りにならない体が恨めしい。
太臓達が帰った後。あいすは、歯がゆい思いを消化しきれず、居間で固まった様に正座していた。
湯を湧かす銀色のやかんがシューシューと音を立てている。
「私が早く成体になれば、少なくとも暴走はしないし… おばーちゃんにも迷惑かけずに済むのに」
「………」
(ホント、駄目ね。料理だって、…… 能力だけなら本当は、間界領事としての腕だって、きっと悠の方が)
「あのね、あいすちゃん」
「っ!?おばーちゃ…」

物思いに耽っていて気づかなかったらしい。ばっ、と振り向くと、ふすま向こうにケサが立っていた。
「愚痴ならいっぱいこぼしておくれ。あたしはね、あいすちゃんがいるだけで幸せなんだから、いいんだよ」
「! ……でも!」
「あいすちゃんは真面目だからね。太臓君くらい、明るーく考えてなさい」
「いや、あれは…… ないわよ」
「そうかい?あたしは、まんざら、太臓君の言ってる事もやってる事も悪くないと思うけどねえ」
「…… なんで、アレを見てそう思うの?」
「あいすちゃんだって知ってるだろう? いい男、いい女、世界のどこをを見たって、ね」

先程悠に貸していたフリルのエプロンを右手でひらひらと振りながら、おどけた口調で、ケサは続けた。
「英雄色を好む。大物な人間は皆揃って好色なもんだよ、ほっほ」

250:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:21:38 SjsquIGd

「――― で、一応先に聞いておくが」
「ええ」
「お前はあいすに変身した翠、などではないんだな?」
「あんたの眼力なら分かるでしょ。何言ってるの」

「ほう、ついにトチ狂ったか。お気の毒に」
「なんでもいいわよ…… 協力してもらえないかしら」

軽口に揺さぶられてぷるぷると震え、怒りと羞恥を抑えつつ、
冷気を纏った少女が少年の両袖を掴んでいる。
互いの膝がつきそうな程の超至近距離密着、向かい合った時に感じる身長差はほぼゼロ。
あいすが顔を背けていなければ、鼻先が確実に触れる。
今日昼間見た限りでも確かに不審な様子を見せていたのだが、これこそ、何がどうしてそうなった。
悠は本人の代わりにとばかりに目が合いまくる、雪だるまの髪飾りに向かって問うた。
窓についた結露がいつのまにか消えていた。
エアコンの効いた心地よい温度の筈の部屋が、冷たい。

「だって今日、おばあちゃんが… っ!!」
―――――――――――――――――――――
「そう、太臓君にあってあいすちゃんにないのも、それだ。…… え、別に必要無いって?
いやいや、男には女が、女には男が必要なんだよ。いい大人の女っていうのは男を知ってこそだ。
…… あいすちゃんは、そしたら、ひょっとしたら、ないすばでーな成体になるかもしれないねぇ。
うんうん、あたしはね、楽しみにしてるよ。…… それまでは、生きなきゃね」
―――――――――――――――――――――

「そう…………… 言うから」
憮然とした表情はそのままながら、柄にもなく頬を染め、
目線は背けたままに小さく俯くあいすに内心驚愕した。
「…… 鵜呑みにしたわけか?」
「いえ、それだけじゃない… けど」
違う、ケサの言葉を拡大解釈し過ぎだ。お前は真白木でも矢射子でもあるまいに。
あの老婆は、己の男好きはさておき、この少女の幸せをこの世の誰よりも願っているのだから。
まあ、あいすの言葉から推測するに、理由には多分まだ裏があるのだろうが、それにしても――
冷静さ、判断力、共にゼロ。普通ならまず、考えない選択だ。

最強の間界領事が、ばあさんが絡むだけでこうも容易く、面白く動く様になったか。
出会った頃には想像もつかない展開なのであり、ここは
いい観察対象が増えたと盛大に喜びつつ、色々とからかって遊びたい所― なの、だが。

「暖房の設定を強に直しに行ってくれるなら考えてやらんでもない」
いかんせん、最高に寒い、そして眠い。蛇の化身たる故、本来ならば冬眠の季節で、
本能には逆らえずどうしても動きが緩慢になる。

「その間に逃げるでしょ。…っていうかあんたが腕を伸ばせばいい話よ」
「こうまで寒いと何もする気が起きんのだが」
「でしょうね」
逆に目の前の少女は雪と氷から生まれたと言ってもいい種族。正に活動期だ。
ひゅ、と小動物の様な軽い動作で、さしたる抵抗もなく床へ落ちる少年の上に跨がった。
膝下を外側に向けた女の子座りのまま、ぐいと腰を押し付ける様に体重を前にかける。
手を後ろについて上半身を支え、図らずも座った格好になっていた悠が、
ほんのすこしだけ、驚いた気配を見せた。
「おい、あいす」
「いいから。面倒ならあんたは黙ってるだけでいいわ」
ぎり、と一層強く掴まれた服の袖がしわになる。

― 寒さを嫌う己の体に氷の微笑女が密着しているのにはどうにもやりづらさを感じるが、
女子特有の柔らかい感触が手足にあるというのも、特に悪い気がするわけでなし。
女がどうこうをさしおいても、この雪人が何をするのか、どう変わっていくのかについては
非常に興味がある所。悠は流れに任せるがままにして、しばし、見守る事を決めた。

251:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:23:28 SjsquIGd
と、不意に、首筋に氷を当てられた様な感覚が走った。
「冷っ…」
「あら、どうしたのかしら?」
あいすはくすくすと楽しそうに笑うと、まさしく通り名に相応しい、氷の様な微笑を向けた。
多分、比喩ではなく本当に、氷そのものを当てられた様な気がする。
「不随意の運動だ」
「ああそう?」
― 観察を決め込んだ所で何だが、あいすの見下す様な視線が最高にカンに触る。
これは後で三倍にして仕返しするか、とぼんやりと思った。

白い手がゆっくりと身体の線を辿る。性感を目的とするというよりは、確かめる様な。
直裁な愛撫のない、暖かみのある快楽を与える気を感じられない指の滑りだ。
「俺を殺す気か」
冷気だけが撫で付けられて、心拍数と血圧は上がる一方、逆に体温は下がっていく気すらする。
局部を完全にスルーしてるあたり、二割位は躊躇いの様だが、後の八割は只のこいつの嗜好と見た。

「寒いのは苦手だと言ってるんだが」
「そうね。でも氷で撫でるとー」
「……… っ」
びく、と微かに、ほんの微かに震える悠を、楽しそうに眺めるあいす。
「ほら、そうなるからいいのかと思って」
奇麗なアイスブルーの瞳の中に宿るのは、嗜虐の快感に酔う、生き生きとした光だ。
ぞわりとする感覚が背中まで伝ってゆく。思わず竦めた首を無駄にびよんと伸ばして元に戻すと、
「残念ながら、その眼を向けられて喜ぶのは俺じゃないな」
多少憮然とした思いを努めて表情に出さず、明後日の方向を目で指図した。
「他に当てがあるだろう」

「キモいゴリラみたいなのは却下」
目を遣った方向に映像が映し出された途端、いつものあいすの表情に戻る。
悠の見遣る先漫画のコマの左上、点描トーンの中で半裸でカッコ付けている真白木は
その眼光によって一秒と経たずに霧散した。

「じゃあ、おう…」
「あいつには無理でしょ」
「うむ、それもそうだ。小さすぎる」
『えええー!?酷くない!?ダイレクトアタック酷くない!?そもそも食いつく所おかしくない!?』
次いで点描の中でカッコつけていたのに流された太臓が、涙ながらの二段ツッコミをしながら塵と化した。

「じゃあ、こっち」
「…… 頼めと?」
「俺よりは脅しー 違った、頼み易いと思うんだが」
「………」
悠の左背後に映っているのは、赤い髪をした屈強そうな実界の青年、やはり半裸。

「…… 翠と違って矢射子先輩、まだ宏海に気持ちが伝わってもいないじゃない。触らぬ討魔師に祟りなしよ」
「ほう、成程な。その辺りで線引きをした訳か」
悠の口角がわずかに上がった。相変わらずやる気無く手足を投げ出したままだが、得心したように頷いている。
― 咄嗟、「嘘だ」とあいすは思う。あの目は納得などしていない、獲物を前にして何か仕掛ける気満々の蛇の眼だ。
不穏なオーラを感じて、内心ひるんだけれど、顔に出すのも癪で、逆に睨みつけ、次の言葉を待った。

「それは賢明な判断だな。人間の恋愛関係においては、見守りつつ決して首を突っ込みすぎず」
「…… それに加えて、あんたは冷静に引っ掻き回すのね」
「さすがだ、分かっているな。リスクの無い立場で楽しむというのはいいものだ」
表情の読みにくい瞳に、愉悦が混じった。


「だから― 本来ならば、傍観者が一番面白いんだがな」
「!?」

252:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:26:22 SjsquIGd
あいす×悠の様な悠×あいすの様などっちか分からないつもりで行きます
あと半分くらいの予定

253:名無しさん@ピンキー
07/03/02 17:45:01 wU3ba4Zl
GJ!! ケサおばあちゃんがらみだとあいすがいい感じだから、
この悠×あいすはツボにはまった!

254:名無しさん@ピンキー
07/03/03 00:57:21 b+K1xt78
悠×あいす キタ━━(゚∀゚)━━!!
GJ!すげーイイ!続き待ってる!

255:名無しさん@ピンキー
07/03/03 21:45:52 GNHKGZkz
GJ! それぞれのキャラがらしくていい。

256:名無しさん@ピンキー
07/03/05 17:38:39 xtSD7qN9
ちょ、今週ので乾×一口ネタできんじゃん!
誰か書いてくれ

257:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:18:07 Uyc5soy5
矢射子会長のことを、俺らはずっと前から好きだった。しかも、一口は会長の思い人も知っていたのに…。
「おい、今日俺がおごってやるから二人でパーッとやろうぜ!」
「失恋パーティーじゃん、それ」
まだ赤く腫れた目で、一口は言った。
「まあおごってくれるなら…今日はやけぐいしてやるー!!」
二人で並んでなかばやけくそでラーメン屋まで校門から走ろうかとしたとき。
「見て、二階の生徒会室。」
「…矢射子会長だな。」
学校を去る前に一目生徒会室を見ておこうとしたんだろうか。一口の目が、また潤み出した。
「あーもうやだやだっ!これから失恋パーティーなのに!乾っ!どっちが早く食べられるか競争だからね!?」
一口は震える肩をごまかすように一息にそう言うと、ラーメン屋めがけて走り出した。
…一口は、強いな。会長の好きな奴ずっと知ってて、それでずっと会長のことを好きでいて。

258:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:19:52 Uyc5soy5
続きのエロは誰か適当に書いてくれ。ラーメン屋の便所で●●●とか。

259:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:38:35 FGoE8t1Y
(略)
「あーん! 男の子供を妊娠しちゃうー!!(ビクッビクッ

260:名無しさん@ピンキー
07/03/06 17:46:41 7Ee1CoC3
略さないで投下してくれーー!!(懇願

261:名無しさん@ピンキー
07/03/06 22:26:14 GhCFimLw
コンスコン×ちよいとか想像したらなんかすげー変態なことしてそうだと思った
あとサマンサのマイクプレイとか

262:名無しさん@ピンキー
07/03/06 23:21:57 JRf6JDVg
>>257の続きを適当に書いてみる。



そう思いながら、彼女の後を追った。



「うわーーーん!!!」

ラーメンが出された瞬間に、行き成り二人で号泣して、
店長が「お客さん、ラーメンが・・・・・」と焦っている。
そんな言葉も二人の耳に入るわけがなく、ただひたすら、自分達のはかなく終わった恋を嘆いていた。
「うう・・・・・・ズルっ・・・・・・・・・・・・・・」
「って食うの!?」
涙が器からあふれ出しているというのに、ラーメンをすすりだす二人。
店長は仕ハァッとため息をついて仕方無いといわんばかりにした。
「今日はツケてやるよ」と言って、店の看板を「閉店」にしてその場を去った。
・・・・客もいないラーメン屋で二人の泣き叫ぶ声が響く。
それに対して誰もいないため反応してもらえない乾に更に悲しみを呼ぶ。
「あんっっの鈍感男・・・・・お姉様に振り向かなかったら、ホンットに怒ってやるんだから!!」
テーブルをガンッと叩いて、一口が震えた声でそう怒鳴った。

いっつも追いかけていたのに。いっつも矢射子の傍にいたかったのに。
叶わなかった恋は、心の痛みに加勢されるだけであった。

「っ・・・。何か泣いたら、虚しくなってきたよ」
一口がぽつりと呟く。
「どうして私じゃ駄目だったのかなぁ・・・・」
「・・・・・・・そりゃお前が女だからだろ」
「だって男なんかよりお姉様の方がずっとカッコいいんだもん」
ムスっとしながら、腫れた目を擦る。
「お前さぁ、顔はイイんだから、相手女ってのやめろよ」
「でも・・・・・・・・・私に興味持つ男の人なんていないし・・・・・・・・・・・・」
女の方がよっぽどいないと思うが。
そう乾は言いかけたが、慌てて言葉を飲み込んだ。
今更レズな奴なんてお前以外そうそういないとも言えない。
そして変わりの言葉を探していった事は・・。
「いや、俺お前の事案外気に入ってるぜ」
・・・・言葉を変えようと思っただけなのに。
何故かそんな事を言ってしまった。

一口の顔が強張る。
まずい、怒らせちまったかな・・・。そう思った乾は、焦って涙浸しのラーメンをすすりだした。
「っつーか早食い競争するんじゃなかったのかよ!ほら、早く一口も食べ・・・・・・」
「今の本当?」

言葉を遮られる。
心臓が早まる。
一口の顔が見れない。
それだけのことが、一気に起こった。
下を向いて、ラーメンをすすることしか出来ない。
でも。
視線を感じて。
ゆっくりと顔を縦に振った。


263:名無しさん@ピンキー
07/03/06 23:26:10 V6aLJuDc
その瞬間に、
「バッ・・・・・・・・」
「?」
「バッッッカじゃないの!?」
その反応に驚いて、乾は顔をあげた。ソコには、顔をユデタコのように真っ赤にした一口がいた。
「どーしてそんな事言えるのよ!お姉様に振られたばっかじゃん!!」
『ビースト、ケダモノよぉぉぉお!!』と叫ぶ一口の奇声にハッとして、慌てて弁論する。
「ち、ちげぇって!ただ俺は思った事を言っただけで・・・・・!!」
更に顔を赤らめる一口。
ここまで恥ずかしがられると、こっちも恥ずかしくなってくる。
「何よっぉ・・・・・だったら」
一口が躊躇いながら、乾の顔を覗き込む。

「証拠見せてよ」

・・・・・・・は?

その言葉に、乾の目が点になる。
「あっ、あたしの事、気に入ってるっていう、証拠を・・・」
男は信用ならないから、とかそう呟きながら。
いつもそんな事言わない一口なのに、今日は失恋したからだろうか。
恋愛に関して敏感になってるのか。
「・・・お前が男の俺に興味ねぇだろ」
そう言って流そうとした。・・・・すると、だ。
「・・・・確かにそうだね」
呆気なくそう言われて。
乾男として見てないしといいながら、何事も無かったのようにまたラーメンをすすり出して。

なんだかイラついた。
確かに流したのは乾のほうだ。
ただ、無性に苛立って、きっと振られたせいもあるんだろうけど。
気付くと乾は、いとも簡単に一口の体を自分の方に引き寄せて、膝の上に座る形にした。
女特有の柔らかい体に触れて、乾の興奮を煽った。
「ちょっ、乾、何して・・・・・・んむ!?」
一口の言葉を唇で遮る。心の痛みを押し付けるように宛がう。
そのため少々乱暴になってしまった。
「うぁ・・・・・・や、・・・」
びっくりして一口は抵抗をするが、あの乾の力に叶う訳もなく。
舌を無理矢理ださせて、絡めさせていく。
ようやく唇を放して、一口の抗議を聞く体制に入った。
さすがマゾ、と言った所だろうか。怒られることを期待しているのか。
「はっ・・・・・、私は・・・男には興味が無いって・・・・・・・・・」
乾の膝の上でまた顔を赤らめてそういう。
「証拠見せろっていったじゃんか」
そうして乾は、張り詰めたモノを自分のズボンから取り出した。
「きゃあっ!!乾、汚いよ!!」
上に乗っている状態なので、すぐ真下にソレが見える。
顔と似つかずグロイ程に起ち上がっているソレに驚き、一口は逃げようとするが、乾が腰を抑えてそれを許さない。
「そんな証拠いらないからっ!」
そう半ば叫んでいる一口に構わず、スカートを捲って下着を脱がす。
「お前・・・」
「うるっっっさい!!」
「何で濡れて「言うな見るな犬畜生の癖になんでちょっとS入ってんのよ変態ィっっ!!」
言葉を遮って一気に話した一口は息を切らして俯いている。
一口の股間は、抵抗していた割にはしっとりと濡れていたのだ。
これには流石の乾もマゾ心にいじめたい気が差した。
いつも会長は俺をいじめる時こんな気持ちだったのか、と思いながら。


264:名無しさん@ピンキー
07/03/06 23:28:53 4XIMXpZK
そしてその一口のまだ誰も知らないであろう未知の部分に、ゆっくりと自身を埋めていった。

「!?っあああああっ!痛い痛い痛いよ乾ィ、裂けちゃうぅう!!」

まだ亀頭しか射れてないのに、かなり痛がっている。一口は腰を浮かせたが、体制を変えることは不可能だったので、
乾の胸に縋り付いた。
「っっ力抜け一口・・・入れにくいっ」
童貞である乾も、このまま入れるのは無理という事はわかったので、一口の頬や首や手にキスを落として落ち着かせた。
いつもと違って紳士的な乾に、一口は少し力を抜いて、緊張を緩めた。
その瞬間に一気に体を貫く。
「ひぁああん!あふぁっ・・・・ぁああ!!」
涙を浮かべた虚ろな瞳に乾のの心臓が高鳴る。
いつもの幼いあの表情は何処へ行ったのか。
いつも隣で子供っぽく笑っていたあの顔は姿を消し、一人の女と化す。
こんな当たり前のように一緒にいた仲間が、色気づいて目の前で喘いでいる。
ピコンピコンと横に一つに結んでいる髪の毛を揺らしながら。

勿論一瞬だが、彼らの心の中に『百手矢射子』という人物はなかった。
「乾、乾ィ・・・!っひゃふぅぅ!」
その瞬間に、一口の膣内がキツくしまった。
「うっ・・・ヤバ・・・・・間に合わなっ!」
その言葉に、一口がぎょっとする。
「あんっ!駄目っ乾・・・!妊娠しちゃうよぉおおっ!」
だが時既に遅し、出す寸前まで高ぶっていた乾は濃口な白濁色の液を勢いよく膣内に出してしまった。
一口は奥に注ぎ込まれていく熱を感じ、絶句した。





----------

「ちょ、ホントすいませんマジすいませんだから叩くの止めてくださいあやっぱ止めないでください」
情事後、一口は激しく乾の背中を踏んだ。何度も何度も嵐のように。
ただ、哀しいことに、この男は『M』なのだ。踏んでも踏んでも気持ちよさそうにするだけだった。
「犬の癖に、中出しとか信じらんないっ!!ってかヤるとか信じらんない!ってか男とだなんて信じらんないっ!!!」
ただ一番信じられなかったのは、乾に犯されても正直嫌じゃなかった自分だった。
その事を認めたくなくて、紛らわすように踏み荒らす。
「嘘よっ!男なんかっ、男なんかぁああ・・・・・・・・お姉様ぁああ!
ごめんなさい私は男の子供を育みますぅううう!!」

バシンッバシンッという痛痛しい音が辺りに響く。
コレを二階で実はずっと聞いていたラーメン屋の主人はというと。

「・・・・・若いっていいなぁ」

そう呟いて、昔を懐かしむかのように外の景色を眺めるだけであった。



おしまい。



回線切ってもないのにIDがころころ変わる・・
すまない・・・便所でさせられなかったのとしめが悪かった。
ホントグタグタ。勉強してしてきます

265:名無しさん@ピンキー
07/03/07 00:19:15 BgTIB+WU
乾一口GJ!べつに便所じゃなくても、
ラーメン屋の主人がいいキャラしてたんでおkwww

乾は銃刀法違反なサイズの持ち主なんだよな

266:名無しさん@ピンキー
07/03/07 00:43:38 1+IetSA0
GJ! 乾×一口の幸せを祈る…
宏海×矢射子も、二人の涙を無駄にしないでくれ!

267:前スレ545
07/03/07 02:18:42 0qCAuggS
乾×一口小説GJすぎる・・・。

URLリンク(akm.cx)
勢い余って殴り描いた。そんなに反省してない。
てかこの二人のおかげで自分に傷なめあい属性がついちまった・・・。

268:名無しさん@ピンキー
07/03/07 14:00:32 lXwOxN1X
初めてが銃刀法違反とは…そりゃ裂けちゃうんですけど!状態にもなるわなw
GJ、そして>>267あなたが神か?

269:名無しさん@ピンキー
07/03/07 21:38:16 4CtgAftx
>>262>>267
なんだ貴様ら、GJなんだよ!
乾と一口はまった・・・ありがとう!!


乾に無理矢理射れられちゃう一口にハァハァ(*´д`*)

270:名無しさん@ピンキー
07/03/12 12:47:25 V5VZKsc0
今週もなかなかだったな

271:名無しさん@ピンキー
07/03/12 14:07:28 MfyFh2eR
誰か!雪崩のこないあの続きを頼むw

272:名無しさん@ピンキー
07/03/13 01:05:28 8MvgGSmX
今週の話と関係ないけど、今週先週とこらえきれずに描いた
あんまエロくなくいし、需要無さそうでゴメン

URLリンク(akm.cx)

273:名無しさん@ピンキー
07/03/13 10:40:32 gsXmfAHK
>272
あててんのよ。

274:名無しさん@ピンキー
07/03/13 23:48:26 5WyclzdS
悠×あいすのつづきまだかね
すごく読みたいんだけど

275:名無しさん@ピンキー
07/03/14 01:29:47 WML45Gyh
ぜったい乾×矢射子以外認めん!と思っていた自分だが、
乾×一口やばいほど萌えた
今日からこれ一本で行くと決めた。

276:名無しさん@ピンキー
07/03/14 10:53:41 JmZNBrzA
なんでそんな頑な?!

277:名無しさん@ピンキー
07/03/14 15:16:08 lhYKOwbA
適切な阿久津ッコミに惚れた

278:名無しさん@ピンキー
07/03/14 16:31:52 PNvoEVvl
萌え死んだぜぇ…

279:名無しさん@ピンキー
07/03/14 16:39:44 tqSk2twa
>>272
GJ!
そろそろ未完作品の続きが読みたいな

280:名無しさん@ピンキー
07/03/14 23:31:01 2Y0+WzgM
>>275-276の流れにもワロタが>>277の「阿久津ッコミ」でトドメを刺された

たまには主役のことも思い出してやってください

281:名無しさん@ピンキー
07/03/15 00:11:03 CaTh7aGK
>>280

・・・・・・え?阿久津が主役じゃ(ry

282:名無しさん@ピンキー
07/03/16 20:54:00 uZZfxxZS
今週号の会話で
悠と吉下の組み合わせもいけry


283:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:29:38 ceCB0u9G
>>264の続きを読みたくなるくらい乾×一口ハマタ。
誰か助けてくれ

284:名無しさん@ピンキー
07/03/18 16:11:12 J4lfrWnM
モンスターハンターポータブル2おもしろっ

285:名無しさん@ピンキー
07/03/19 13:17:37 xxaL1KIo
外代雪乃かもう一人の方と太臓のCP・・・無理だよなぁ


286:名無しさん@ピンキー
07/03/20 19:43:38 4ibbkwO1
俺はあれがギンギンでガチンガチンで空に向いている!

287:名無しさん@ピンキー
07/03/20 19:45:04 4ibbkwO1
284さん関係ないこと書き込まないでください

288:第55章の偽太臓あたり
07/03/21 00:20:56 istFVuZx
>>285

「た、太臓がスカート破れた女子見て何も騒がないなんて……!」
安骸寺を従え、にこやかに去っていく太臓を見て、須美と雪乃は呆然とその場に立ち尽くしていた。


「……ありえないんですけど」
「なんか調子狂うんですけど」

数日後、返し損ねたクリップを手で弄びながら、二人は窓際の人だかりを眺めていた。
人だかりの内訳は、中心から三角い頭の少年、それをきゃあきゃあと構う女子数人、
それを奇異な目で見る阿久津と佐渡、の後ろで白くなった安骸寺、の後ろで切なげな視線を送る笛路、をとりまく女子更に数人。

人の慣れとは恐ろしいもので、当時は天変地異の前触れかと思われた
ジェントルマン仕様の太臓も、既になんとなく定着しつつある。
前とは違った意味で、女の子の為にちょこまかと動き回るマメさがそれなりに受け入れられたらしい。

今までとは逆の近寄り難い状況に、妙なものだと頬杖をつきながら須美は言う。
「まあ、実際クリップ止めた所で不自然だったし、実際に助かったかどうかはおいといてさー」

「多分、あれイケメンにやられたらときめくよね」
「……多分ね。私大木君にクリップ渡されたら、例え重くてもずっと付けてる」
純粋に男に優しくされて、悪い気はしない。例えあの太臓と言えど。
身構えていた分、彼の他意の無い親切さは色んな意味で衝撃だった。

「でもあたし、あんなキモおにぎり興味ないんですけど」
「分かってる、須美は木嶋先輩のファンでしょ」
「……木嶋先輩と太臓ってなんか最近仲良さそうだよね」
「あー…良く一緒に騒いでるのは見かけるよね。……で?」

「う、ううん、結構あれであいつの人間関係人気者っていうか有名人ばっかりっていうか」
「ああ、ちょっとうらやましいかも………で?」
「……」
「……あの……須美?」

「……いや、別に、ほんとに関係ないんですけど」
「なんでさっきからあいつの話ばっかりするの?」
「だ…だからちょっと、びっくりしただけなんですけど!別に」
「え、ちょっと待って待って!や、やめときなさい!
 いくら今脈無さげだからって、フェミニストっぽい人好きだからって
 ちょっと優しくされた位でアンタいくらなんでも流されやすすぎ………!」

「ぎゃー違う違う違う!ちょっとマスコットみたいで可愛く見えなくもないかなって!そんだけ!」
「いやいやもうそれ既にちょっとヤバいんですけど!確かに最近……ちょっと、思ったけど!!」
「なに雪乃、アンタだって思ってたんじゃない!」
「思ったけどっ!思ったけど……………………でもさ」
「何よ」



「何か、らしくないよね。朝来てあいつに怒鳴ってやんないと物足りないんですけど」
「………それは、言えてる」

相変わらず騒がしい教室の中で、二人は奇妙な感情を持て余していた―――もうむりぽ

______________________________________
難易度高すぎ即オワタ\(^o^)/脇キャラ大好き
悠とあいす奮闘中、月末までに投下予定

289:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:37:04 f8Xo+cpf
もう少し続きを読みたかったけど…GJです!
悠×あいす、お待ちしてますよ!

290:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:36:55 wFwXnnWA
GJ!キャラ壊れてなくていい。

宏海矢射子まだかなぁ……

291:名無しさん@ピンキー
07/03/21 11:06:35 3woO0rZ8
今を逃すと投下できなそうなので急いで投下する
宏海×あいす
エロ無しシリアス風味
前々回ラストからの捏造話です。
やっつけなので考証不足・設定捏造は見逃してください。

と思ったんだけど規制中なんだよね…保管庫の掲示板に投下してもいいのかな?


292:前スレ483
07/03/21 15:28:37 yVbI7dCT
>>291
全く問題ありませんので、ぜひともお願いします。
最近また職人さんが来てきださってるのは嬉しいですねまじで。

更新滞らせて申し訳ないです。
職人様方が泣くまでGJするのをやめません。

293:291
07/03/21 16:08:11 3woO0rZ8
ありがとうございます
お言葉に甘えて保管庫に投下しました。
誰か気が向いたら2ちゃんスレに持って来てもらえると助かります
では、名無しに戻ります

294:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:59:54 9J1N4jpt
ちょっと待てお前ら、今週号はスルーなのか?

295:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:36:25 nBz0PVCj
>>294

『ちょうどいいところで・・・!』すぎてイジれないw

296:名無しさん@ピンキー
07/03/21 22:13:10 EhJKNOBf
とりあえずどこに着地するのかわからないと設定が決まらない
ものすごく萌えはあるんだが煮えたぎるばかりで固まらないマグマのようだ

297:名無しさん@ピンキー
07/03/22 02:05:46 2dhwRX7h
保管庫更新乙です!
>>288悠×あいす、超待ってる!
>>296例えがウマイ 
宏海×矢射子はまさにターニングポイントだからなー

298:名無しさん@ピンキー
07/03/22 14:44:54 dIlyUp6J
バレスレのがマジバレなら、もうあんなこともこんなこともアリだ。


299:名無しさん@ピンキー
07/03/22 16:19:33 kqqu19w8
頼む、みなまで言うな

300:名無しさん@ピンキー
07/03/22 22:12:13 TBRskCIS
>>298
それより悠が…

301:名無しさん@ピンキー
07/03/23 20:20:43 Xdvwua6C
滅茶苦茶気になる……!
来週号が出るまで保守!

302:名無しさん@ピンキー
07/03/23 23:28:03 RIWzUmeH
多分宏海×あいすが投下されることはもう二度とないだろうな

303:名無しさん@ピンキー
07/03/24 08:29:32 uLZQtSKl
甘いなw
まだまだこれからですよ

304:名無しさん@ピンキー
07/03/24 13:53:26 IEe8zI2v
そうは言うがな、大佐
本編であんなことやられたらモチベーション上げるのは不可能だ

……今は書きかけのやつを破棄すべきかどうか本気で悩んでる

305:名無しさん@ピンキー
07/03/24 14:47:41 /JHxNxDQ
せっかくの二次創作なんだから、気にせずはっちゃければ良いんじゃね?
しかもこのスレはエロな上にパロだよ。(既にこの部分が本編で被るがw)
もっとも、書く本人がモチベーション上げられない程辛いなら、無理は言わないが。

306:名無しさん@ピンキー
07/03/24 16:53:03 IEe8zI2v
辛いねぇ
特にこの先エロパロ作るためのネタが供給されなくなることが何より辛い
一時的な展開なら少し間を置いてモチベーション上げることもできるが
おそらく最終話まで宏海×矢射子を見せ続けられる現状を考えると……

307:名無しさん@ピンキー
07/03/24 17:14:22 p3ih9xqP
エロに至る理由を恋愛感情に限定してると、難易度高いネタ元だなとは常々思う
原作がそもそもエロギャグ&パロ&人間関係萌えをメインで売る漫画だから
二次で補完する余地は本来無いと言うか、ヘタにいじるとすぐに偽物になるしね
キャラの不明だった点を適当に補完して書いた昔のSS、今読んだら別人でワロタ

というわけで、恋愛感情以外の感情・理由を使ってエロに持ってくのも楽しいぞー
いざとなったら媚薬も催眠もオウジダケもある便利な世界だ!

「非エロ妄想、カプでラブラブ見たい」の需要に答える
したらばスレも出来た事だし、いい感じに使い分けできるといいね

308:名無しさん@ピンキー
07/03/24 18:08:59 mMQE1l+z
いやいや忘れてませんか皆さん、あいすは天性のSですよ
宏海を追い詰める事に喜びを見出しはじめたら止まらない
むしろ宏海に正式な恋人が居た方が宏海の苦悩度が増してグッド

309:名無しさん@ピンキー
07/03/24 21:55:08 w0lJMuNJ
今までも宏海×矢射子や悠×あいすの方がネタとして多かったよね。
そんなに宏海×あいすにこだわらなくても…?

310:名無しさん@ピンキー
07/03/24 22:12:35 FACZKVib
性格改変ならともかく、捏造設定くらいはいいじゃんか
やおいなんか性癖変えてるんだし
リビドーの赴くまま書いちゃえばいいさ

311:名無しさん@ピンキー
07/03/24 22:13:10 IEe8zI2v
そりゃ他のカプ書く分には何の問題もない、というかネタの量は関係ないでしょ
ただ今問題にしてたのは書きかけのやつをどうするかということで

まあしばらくは放置して様子見かな

312:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:47:07 ROCYxbo4
新参なんだが、悠とあいすってカプになるほど原作で絡んでたっけ?
ここだと悠×あいすが多くて正直驚いてるんだが

313:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:55:16 GQJhr/7F
原作で絡んでようが絡んでなかろうが妄想したもん勝ち


あえて言うなら、ドS同士?

314:名無しさん@ピンキー
07/03/25 00:40:01 o9sHWV/B
初代スレで
1.あいすが嫌々屈服させられる展開を読みたい住人が多い
2.しかし本人が強すぎる、どうしたらいいか
という議論がなされた時、打開策で出てきたのが悠だった思い出

原作の恋愛や萌えとはまた違うベクトルから辿り着いた
エロパロならではの理由も加味されている。多分

315:名無しさん@ピンキー
07/03/25 12:14:42 FwiXjJ9U
悠とあいすは少ない絡みで良い味出してるんだよね

316:名無しさん@ピンキー
07/03/25 19:58:24 v5DV8Djd
俺が悠とあいすのコンビに萌えたのはクリスマスの時に一緒に矢射子をおちょくってる所かな

317:名無しさん@ピンキー
07/03/26 21:07:15 5/Mc4kaB
今週号の「自分のおもちゃ取られそうで焦ってるんじゃないの?」
って悠に言う場面なんか、まさに良い味出してたな。
このセリフ言うときのあいすの目つきに萌えたよ…。

ちなみに、宏海装甲にも萌えた。矢射子も倒れるわけだ。

318:名無しさん@ピンキー
07/03/26 23:23:00 91Zn4xS1
それより、あのアイドルキャラだよ

あれ使い捨てなわけねーよな?

319:名無しさん@ピンキー
07/03/26 23:48:27 C7eOkRCe
なにげに宏海が陽子の胸をわしづかみしてるよな

320:名無しさん@ピンキー
07/03/27 00:06:51 4AzcCgBh
先週からの流れで宏海×矢射子のSSがわっと来るかと思ったがそうでもないな
まあ俺としては本編では二度と見られないだろう宏海×あいすの方が興味あるが

>>319
別スレで言ってたが狐の乳はもっと下らしい

321:名無しさん@ピンキー
07/03/27 03:09:18 +LOsMHMR
へぇ、単行本でしか読んでないからそういう人物がいた事事態知らんかったな
とりあえず、6巻で読んで条太郎の人気が凄い事が分かった

322:名無しさん@ピンキー
07/03/28 06:22:24 ONvyCQrA
宏海装甲といいなんであんなにウサギに縁があるんだろう

323:名無しさん@ピンキー
07/03/28 07:21:07 4ezSGhBW
ウサギを逃がす宏海に萌えた

324:名無しさん@ピンキー
07/03/28 11:08:02 +zozzSjb
何か翠人気ねーな
殆ど話題に出てない

325:名無しさん@ピンキー
07/03/28 15:30:46 gXEJWhwJ
元があんなんだから妄想しにくいんじゃないだろうか

326:名無しさん@ピンキー
07/04/01 00:33:57 6DnWa+qO
うーん、書き込み少ないな
木嶋と吉下で何か読みたいが、吉下がつれなすぎて妄想ですらどうにもならんw
誰か考えて

327:名無しさん@ピンキー
07/04/01 05:02:55 3hpWnugF
自分が悠あいすに萌えたのは選挙戦のときかな
あいすなら遠くから凍り漬けにすることも可能だと思うのだが
わざわざ手を握ったとこドキドキしたw

328:名無しさん@ピンキー
07/04/01 12:37:22 NhkQnuS4
あれは逃走防止だと思うけどね

329:名無しさん@ピンキー
07/04/01 19:20:45 pFiavzCl
桃の匂いがするGカップおねえさんと心優しきつっこみエースで
ラブラブなのが書きたいのに
いざ書いてみると鼻血吹いたり邪魔者が乱入したりでうまくいきませんorz

330:名無しさん@ピンキー
07/04/01 20:19:56 NjefnWDQ
>>329
がんばれ!楽しみに待ってる!!

331:名無しさん@ピンキー
07/04/01 23:43:40 M7vhnpq8
優や陽子よりも男性新キャラが3人・・・
BLTのにおいがプンプンするぜッーーーッ!!

332:名無しさん@ピンキー
07/04/02 14:35:41 Bb0jnWsy
もて王掲載順位ヤバイらしいな・・・
打ち切りだけはカンベンだっ!!!

333:名無しさん@ピンキー
07/04/02 15:42:49 Pux7oFBp
そろそろ宏海×矢射子続き見たいな

334:名無しさん@ピンキー
07/04/02 22:45:42 PKFXVDLM
ドラクロア「いい身体してるじゃねえか…イイ声で喘がせてやるよ…」
矢射子(やだ…あたしの身体を好きにしていいのは阿久津だけなのに…
     やだよ、こんなの…)

束縛された矢射子の目から、大粒の涙が零れ落ちた…



こんな感じのを読みたい。

335:名無しさん@ピンキー
07/04/02 23:03:59 pVSgHtWI
俺は宏海矢射子の交際を見てなぜかイライラするあいすを見たい
誰か書いてくれ

336:名無しさん@ピンキー
07/04/02 23:33:04 c54Zcm15
>>334
ドラクロアはむしろ「イイ声で鳴けよ」

337:名無しさん@ピンキー
07/04/03 00:20:19 a83Rg/at
>>334
皆同じような事考えるんだなw
自分も矢射子がドラクロアに襲われて宏海が助けに入るシチュエーション
考えたけど、ドラクロアの情報が少なすぎてどう動かしたらいいか…

>>336
うまい!


338:名無しさん@ピンキー
07/04/03 05:08:19 9DUd8DIH
>>337
みんな結構同じ事考えるんだなw
実は俺も書きかけてたんだが、人の方が先だとこのまま続けていいのか
ちょっと手が止まる
書き続けてみてもいい?

339:名無しさん@ピンキー
07/04/03 07:42:26 vNRj5wDW
>338
是非お願いします!

新キャラの三人組は、まだキャラの掘り下げがなされていない分
陵辱担当として使いやすい気がする
能力がそこそこ高いならあいす陵辱すらも可能かも知れない

340:337
07/04/03 12:30:17 a83Rg/at
>>338
お先に是非! 自分はまだアイディアの段階なんで…。
楽しみにしてます。
本スレや矢射子スレにも、その手の発想がいろいろ出てるね。

341:名無しさん@ピンキー
07/04/03 14:55:48 HxOzXl2l
宏矢射祭りしてーなあ・・・

342:名無しさん@ピンキー
07/04/03 18:21:42 xqFTcffE
>>341
まずはお前が書いてみるんだ!

343:名無しさん@ピンキー
07/04/03 19:17:42 p/Ppmkk1
悠経由とかで見つけてスタープラチナを発動してる宏海が浮かんだ。

344:名無しさん@ピンキー
07/04/03 19:19:51 p/Ppmkk1
>>343
>>337ね。

345:名無しさん@ピンキー
07/04/03 20:03:25 zucSXlcA
むしろ矢射子の胸もとのボタンが外れてスターブラチラ

346:名無しさん@ピンキー
07/04/03 21:14:43 OaWZkF34
そっちかー!

347:名無しさん@ピンキー
07/04/03 22:22:03 9DUd8DIH
>>340
thx。それじゃお言葉に甘えて書き続けてみる。

他スレの流れだが、矢射子好きの集まってる矢射子スレはともかく
卒業生かつ今週登場してない矢射子を接点すらない新キャラが~って話は
本スレでするには正直微妙だと思う

心配し過ぎかもしれないが、妄想はこことかキャラスレで留めておいた方が
反感を買う事も少ないかなと

348:名無しさん@ピンキー
07/04/05 22:10:28 Vt3XRPq8
まだかなまだかな

349:名無しさん@ピンキー
07/04/07 01:39:05 CwSp67XB
何でもいいっ…職人待ち!!

350:名無しさん@ピンキー
07/04/09 09:43:07 t5wBASza
今日もベーコンレタスの匂いがぷんぷんした

351:名無しさん@ピンキー
07/04/09 21:46:05 Pnk7JDvU
アストロロボモタに似てるチビっ子が女だったら超萌えるんだが
サプライズはないだろうか

352:名無しさん@ピンキー
07/04/09 21:48:28 6y4hoolG
新キャラにおっぱい分がないのがなぁ

353:名無しさん@ピンキー
07/04/09 22:20:32 EjU5TUGg
悠があいすの画像を携帯に入れていたことにときめいてもいいですか

354:名無しさん@ピンキー
07/04/09 23:04:03 qeNSTFot
>>353
ナカーマwwwwwwww


355:名無しさん@ピンキー
07/04/10 00:49:33 iL+bCxdP
>>353>>354
ノシ


宏海×矢射子妄想投下してもいいですか





休日の夕暮れ時、亜久津家の風呂場にタオルを巻き付け立っている一つの人影があった。

「み…見ないようにしてね」
「ああ…わ、わかってる」
二人分の声を出すその人影の首から上は‘赤い悪魔’と呼ばれている阿久津宏海だった。
しかし、その下半分、体にはタオルの上からでも分かる豊かな乳房がついていた。
もつ一つの声の持ち主である百手矢射子のものである。

休日デートをしていた宏海を太臓が召喚した時に矢射子も一緒に吸収されてしまい、再び融合してしまったのだ。
更に運悪くアスタリスクゲートを抜けた先にはドブ川があり、落ちた二人(?)はヘドロまみれになってしまった。

その後、太臓を振り切った宏海たちは、なんとか宏海の家までたどり着き現在に至るのだが―

「それにしてもヒドイ匂いだな。早く洗わねえと染みつきそうだ」
シャワーに手を伸ばそうとするが体が動かない。もう一人の意識が体を強張らせているらしい。
「矢射子?」
「は、はい!」
「……そんな緊張しなくても、見ないようにするから心配すんな」
「う、うん。…なんか前の事思い出しちゃうわね…」
「前?あー…あん時か。親父が乱入してきたんだったな。それだったら大丈夫だ、親父出張してっから」
「え?」
「誰もいないから安心して入れるだろ。ゆっくりしてけばいいさ。ま、何もねえけどな」
「そそ、そうね!誰もいないなら安心して…………ってェェェ!しゅっ、出張?!」



来週の予告に今からwktkしてしまって勢いで書いた
反省はしていない



356:名無しさん@ピンキー
07/04/10 07:57:52 CS5CiaDd
GJGJGJ。続きキボン!

357:名無しさん@ピンキー
07/04/10 11:42:48 XRcaARvZ
陽子「宏海さん…気持ちいいッス…もっと…」
宏海「とんだ淫乱狐だな…」

的なのは?

358:名無しさん@ピンキー
07/04/10 17:53:18 QukOC6nn
こうみはそんなこといわない

359:名無しさん@ピンキー
07/04/10 18:37:18 jC9kcaIG
>>355
GJ!!!
続きプリーズ!!

360:名無しさん@ピンキー
07/04/13 00:38:32 uNgjrlMI
飛影はそんなこと言わない を思い出した

361:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:52:53 xGSQugBd
倉庫の絵板に矢射子絵が投下されてたのにさっき気づいた
あのエロパロ風最高だった
あの手が全部翠の魔法で分裂した宏海のだったら
矢射子もイキっぱなしですよ

362:名無しさん@ピンキー
07/04/15 11:13:07 4aXwzNUM
>>360
テンプレだからw

363:355
07/04/16 00:23:45 7oBxA95s
>>356>>359
妄想にレストンです

続きは考えてなかったので、ちょっとだけど書いてみました
宏海矢射子です





ヘドロで固まった髪をシャワーの温かい湯が溶かしていく。シャンプーを手に取ると矢射子の細い指が宏海の髪を撫でるように馴染ませていった。
普段の自分なら乱雑に扱う洗髪も指が違うだけでこうも繊細なのかと宏海は思った。湯気が満ちた風呂場に髪を洗う音だけが響く。
出張発言以来、会話があまり弾まないのは、相手も似たような思いなのだろうか。


(……やべえ……自信ねえ……)


洗い終わり、キュッと蛇口を閉めた後ほんのニ・三秒ほど固まっていたが、宏海は目を閉じるとやや裏返った声で矢射子に声を掛けた。

「んじゃ、目閉じてっからさっさと洗っちまうか」
「あ、……う、うん」
宏海が目を閉じた事で矢射子の視界も暗くなる。矢射子は自分の鼓動が跳ね上がるのを感じていた。
恥ずかしいから、とそれまで巻いていたタオルを外すと矢射子の体を覆う物は何も無くなった。ただでさえ緊張する状況を暗闇の中で無防備な状態が後押しする。

前回と違って、今回は体にこびりついた汚れを落とさなければならない。体に触らず済ませるのは不可能だったので、手探りで石鹸を探す。
宏海にとっては勝手知ったる我が家だが、状況が状況だけにうまいこと見つからない。
「痛っ!」
「うおっ!」
案の定壁に激突し、したたか額を打ってしまった。
激突のショックで開きそうになった目を、宏海が開けないように眉間に力を入れる。
「阿久津……」
「…ハハ、自分家なのに案外難しいモンだな」

額を擦りながらも胸や体に腕が当たらないようにしていることは見えなくても判った。


「阿久津、目……開けてもいいよ」





364:名無しさん@ピンキー
07/04/16 01:41:43 iUrFfKgM
キターーーーー!!!!

365:名無しさん@ピンキー
07/04/16 18:16:51 GhTCknAz
GJ!!
続き書いてくれー!

366:名無しさん@ピンキー
07/04/17 10:52:32 6C9BXgHY
素晴らしい!後生ですから続きお願いします!
宏海矢射子好きだよ好きすぎるよ……

367:名無しさん@ピンキー
07/04/18 04:05:39 Lg+ttVbB
(*´Д`)ハァハァ…すごい気になる終わり方…w

368:名無しさん@ピンキー
07/04/19 02:38:45 e5HPYvX8
>>363
萌えがktkr!!!!!!!!
続き楽しみにしてます(´Д`*)

369:名無しさん@ピンキー
07/04/20 09:28:20 JUQ2pxhK
なんか過疎ってるな

370:名無しさん@ピンキー
07/04/20 20:50:40 XzTTwoFH
大丈夫、これが普通だ

371:名無しさん@ピンキー
07/04/20 21:27:49 BKWIWQh6
そうね、職人さんも今は忙しいだろうし、待ったり待たせてもらおう。
一週間に一度やれば保守も十分だろうて。

372:名無しさん@ピンキー
07/04/21 03:01:53 Yh5FMFNy
すみません。 宏海×矢射子の妄想を書いてたんですが、
書いても書いてもエチには辿り着けずに長くなって(多分歴代最長)、
オマケにヘタレなのでエチが書けなくて要は「朝チュン」くらいの
しか出来なかったんですけど、そういうのを投下しても怒られない
スレってありますか?

373:名無しさん@ピンキー
07/04/21 03:06:49 Yh5FMFNy
それか、エチまで持って行こうとしたけど中々辿り着けなくて
長くなったから、最初からエチ無しにして短めに書き直したら
どっかに投下してもいいのか…

374:名無しさん@ピンキー
07/04/21 11:58:13 aH0KaEVT
とりあえずここに投下するんだ!!

375:名無しさん@ピンキー
07/04/21 12:25:35 eMghcRHv
エチ無しでいいから長いのをそのまま投下お願いします!!!

376:名無しさん@ピンキー
07/04/21 13:40:55 JXc+7rwa
お前の投下をwktkしながら待っているぞ

377:名無しさん@ピンキー
07/04/21 14:08:35 8WXI0HYB
エロ無しや特殊な話などの時は、スレ占有を避けるためにロダ(及びロダ代わりになる鯖)を使って
本人証明できるアンカーをフォルダ名にして注意書きと共に誘導しました

他スレの書き手ですが、一つ参考までに


378:372
07/04/21 23:07:49 Yh5FMFNy
>>377
すみません。 ロダも鯖も良く分からなくて…このまま
ココに投下したらスレ違いだとは思うのですが、
誰か私の続きにエチシーンを書いてくれれば…orz
と思うのでここで投下させて下さい。


書いた内容に、山盛り言い訳付けても見苦しいので順次
サクっと投下します。 しばらくお付き合い下さい。

379:宏海×矢射子 1
07/04/21 23:09:42 Yh5FMFNy
『ピンポーン』
土曜の午後、百手家の玄関でチャイムがなった。

矢射子は、ベッドの中でチャイムを聞いた。 チャイムで目が覚めたが、まだ半分寝ているようで頭がぼうっとする。
もー、お母さん出てよー。
『ピンポーン』
もう一度チャイムが鳴る。
あ、そうだ、お母さんもお父さんも、旅行に行ってたんだっけ…
矢射子は、パジャマにカーディガンを羽織ってインターフォンに出た。
「はーい…」
『…阿久津と言いますが、矢射子…さんはおられますか?』
「え?? 宏海?? えええ?」
『あ、矢射子か?』
「な、ななななんで…」
『いや、何でって、風邪引いて心細いってメール見たから見舞いに…』
「い、今玄関開けるから!!」

380:宏海×矢射子 2
07/04/21 23:11:08 Yh5FMFNy
矢射子は、急いで玄関を開けた。
「もう何よ。来るなら来るってメールか電話してよ。」
本当は凄く嬉しいのに素直になれない。 折角宏海が来てくれたのに…。
「寝てたのか? 悪かったな。」
「ううん。そんな事無い… 折角だから、上がって! あ、でもちょっとだけここで待ってて!!」
矢射子は、先に部屋に滑り込み、散らかっている物を手当たり次第にクローゼットに放り込んで扉を閉め、玄関の方に声をかけた。
「いいよー。 私の部屋に来てー」
「ああ。 じゃ…お邪魔します。」
全く、熱でふらふらだってのに何で…いやでも宏海がお見舞いに来てくれるなんて超嬉しい!!
矢射子がニヤニヤしていると、部屋のドアが開いて、宏海が入って来た。
「なんかメールじゃ心細いって書いてたけど、結構元気そうだな。」
「そんな事な…」
言いかけた所で、さっき一気に動いた反動が来て、足元がふらついた。
「わっ!! 危ねぇ…」
よろけた体を宏海が支える。 矢射子の顔はもちろん真っ赤だ。
「急に来て悪かったな。 寝てた方がいいか…」
と宏海に言われて、布団をめくった。 布団の中には鬼の宏海人形がある。
きゃー、宏海人形隠すの忘れてたー!!と、見られない様にあわてて布団に潜る矢射子。 だが宏海はそれには全く気付いていない。

381:宏海×矢射子 3
07/04/21 23:12:40 Yh5FMFNy
……とりあえずどうしよう……
しばらくして、宏海が沈黙を破った。
「…家の中、静かだな…」
「あ、うん、両親共 明日まで旅行に行ってて…」
ってちょっと待って。 明日まで両親が留守って、今は2人っきりだって、なに宏海に説明してんのよあたし。 多分顔赤いし!!
顔を赤らめて、俯いた矢射子に構わず、宏海は話を続けた。
「そうか。 じゃ、心細い訳だな。」
言い終わってから『今はこの家に2人っきり』という事実に気が付いたのか、宏海もまた黙り込んでしまった。 沈黙が気まずいけど、何を喋っていいのか分からない。
また喋り始めたのは、宏海の方だった。
「えっと…昼飯喰ったか?」
「…食欲無くて…」
「見舞い買ってきたけど、家の人はいねぇみてぇだし…台所借りるぞ。 あ、缶切りあるか?」
宏海の突然の発言に、矢射子は思わず顔をあげた。宏海と目が合う。ドキドキするのは熱のせいだけじゃない。自分の部屋に、好きな人と2人きりだからだ。
「? 缶切り? 食器棚の右端の引き出しの中…」
「じゃ、ちょっと待ってろ。」
そう言って、宏海は部屋から出て行った。
何買って来たんだろ? スーパーカメユーの袋だったけど…

382:宏海×矢射子 4
07/04/21 23:14:01 Yh5FMFNy
…しばらくして、宏海が戻って来た。両手にカップを持っている。
「悪りぃ、カップとかフォークとか、適当に使ったぞ。」
「あ、うん…何持って来てくれたの?」
「桃の缶詰。」
そう言って、宏海は矢射子に桃の入ったカップを渡し、自分はベッドの上に腰を下ろした。 ベッドはギシッと小さく音と立てて揺れる。 矢射子の鼓動もそれに合わせて跳ね上がった。
「も、桃の缶詰??」
桃缶も気になるけど、こここ宏海が、宏海が、私がいつも寝ているベッドの上に!!!
ため息をついて、宏海が話し始めた。
「ウチ、オヤジが過保護でな…」
うん。 知ってる。 融合した時に見た、あのお父さんよね。
「俺が小さい時、熱出したらいつもオヤジに、頭は氷枕と冷たいタオルでガンガンに冷やされて、体は冷えるといけないからって毛布でグルグル巻きにされてな。」
宏海の小さい時…どんな子供だったのかな。
「で、オフクロがそれ見ていつも、やり過ぎだってスゲー怒ってな。」
毛布で す巻きにされた宏海には悪いけど、絵が浮かんで笑っちゃう。

383:宏海×矢射子 5
07/04/21 23:15:27 Yh5FMFNy
「俺が熱を出すと、毎回オヤジが暴走するし夫婦喧嘩になるしでうんざりしてたんだけど、それでもオヤジにされて唯一嬉しかったのが、熱を出すと桃の缶詰を買って帰って来た事なんだ。」
「で、風邪の見舞いに桃缶しか思いつかなかった。」
宏海の小さい頃の話を聞くなんて初めてだ。 小さい秘密を共有出来たみたいで何だかとても嬉しい。
「ありがと。 あたし、桃の缶詰好きよ。」
「俺も好きか嫌いかと聞かれたら好きだな。 まぁ、甘過ぎだけどな。」
そう言って、宏海は桃を頬張った。
「どうした? 顔が赤いぞ。 熱が上がったか?」 
何気ない言葉なのに、宏海の口から「好き」なんて言葉が出るとドキドキする。 そう言えばはっきり「好き」って言って貰った事無いな。 いつか言ってくれるかな…
「だだだ大丈夫! この桃美味しいね!!」
「まだ喰ってないだろ?!」
あ、いつもの宏海だ。 宏海は私の家でもいつもと同じで、あたしが舞い上がってるだけなのね…

384:宏海×矢射子 6
07/04/21 23:17:19 Yh5FMFNy
一方 矢射子の方はと言うと、ドキドキし過ぎてフォークが上手く桃に刺さらない。 沈黙の中、フォークがカップにカチカチ当たる音だけが響いた。
「熱で上手く喰えないか…悪かったな。 ほら。」
宏海は桃をフォークで刺して、矢射子の口元まで持って行った。
え、これ、恋人同士がよくやる『あーん』? え? 今ここで??
「…大き過ぎ…」
嬉しい!とか言いたいのに、胸が一杯でこれしか言葉が出ない。
フォークには1/2サイズの黄桃がまるまま刺さっている。
これを好きな人の前で上手く齧れる女の子なんていないよ。
「なんだ、面倒臭ぇなぁ。 ほら。」
宏海は、矢射子の目の前で桃をガブガブと齧り、一口サイズにしてしまった。
「ほら、喰え。 喰わねぇと治んねぇぞ。」
え? ちょっと! 何したのよ?! か、間接キスになるじゃない!! ええええええ?!
混乱している間に、矢射子の口に桃が放り込まれた。
「んっ…」
シロップが、唇の上で光る。
今までで、一番甘くて美味しい桃。
口の中で、溶けるみたい。
甘いのは、シロップのせいだけじゃない。 宏海が、食べさせてくれたから…
…ダメだ。 熱のせいなのかどうか分からないけど、頭も胸も一杯でもう何も考えられない…

385:宏海×矢射子 7
07/04/21 23:18:20 Yh5FMFNy
「…ごめん、宏海。 ちょっと横になっててもいいかな…?」
「あ、悪かったな。 具合が悪い時に来て…」
「ううん、来てくれて嬉しい。 でもちょっと眠くなって来ちゃって…」
「そっか。 じゃぁ、邪魔したら悪いから、帰るわ。」
ええ? もう帰っちゃうの?? まだ帰らないで欲しいのに…

「…え?」
立ち上がった宏海が振り返った。 驚いているのが目で分かる。
あれ? 私、今、思った事そのまま言っちゃってた? どうしよう?!
立ち上がった宏海が、しばらく沈黙したまま、またベッドに座り直す。 ベッドはまたギシッと小さく揺れた。
「…じゃ、いてやるから早く寝ろ。」
「うん、勝手に帰らないでよ……」
言い終わると、宏海がまだ居てくれるという安心感からか、矢射子はすうっと眠ってしまった。

386:宏海×矢射子 8
07/04/21 23:19:53 Yh5FMFNy



どれくらい眠っただろう。
「………宏海?!」
矢射子は目を開けると、ベッドから飛び起きた。時計は午後5時を指している。
部屋は電気も消されていて、家中が何だかとても静かだ。
あ、あれ? 宏海がお見舞いに来てくれたと思ったのにいないし…夢だったのかな? そうよね、宏海が桃を口にあーん…なんて、、、なんて!なんて!
ここで我に返ると、パジャマが汗でぐっしょりと濡れているのに気が付いた。 代わりに体はとても軽い。
汗をかいて熱も下がったみたいだし、シャワーを浴びて着替えよう。
そう思って、矢射子は着替えを持って部屋を出た。


シャワーから出ると、リビングのTVが付いているのに気が付いた。
お母さんは旅行に行ったはずだけど…あたし、TV付けっ放しにしてたっけ?
そう思って後ろからソファに近付くと、赤いツンツンした髪の毛が見えた。

こ…宏海?!

387:宏海×矢射子 9
07/04/21 23:21:00 Yh5FMFNy

宏海はソファに座って、腕を組んで寝てしまっている。 付けっぱなしのTVからは、かろうじて聞こえるか聞こえないかのボリュームで、お気楽な旅番組が流れている。
ああああれは夢じゃなかったの?! 宏海がお見舞いに来てくれたのは!
…そっか、宏海は紳士だもんね…私が寝たあと、起こさないようにこっちに来てくれたのね…
そんな宏海が、何だかとても愛しく思えた。 宏海の腕には、この間の花見の時に付いた、治りかけの火傷の跡がある。
いつもいつも、自分を犠牲にしても、太臓達から私を守ってくれる宏海。 でも、私だって、好きな人の為なら戦える。 私だって、宏海を守ってあげたいよ… その為に、私には何が出来るのかな… どうしたら、宏海は喜んでくれるのかな……
色々考えたけど、すぐには具体的に思い付かない。
…とりあえず、今は、風邪を引かないように毛布ね!
矢射子は、毛布を取ってきて宏海にかけた。
…どうか、まだ起きませんように! まだ帰るって言いませんように!
寝ている宏海を見るのは2回目だ。 1回目は太臓達のせいで融合してた時に見た。
あの時は先輩後輩?敵味方?だったけど、今は違う。 宏海はあたしの彼氏…だ…きゃー!!

388:名無しさん@ピンキー
07/04/21 23:40:33 uggRYM3t
矢射子スレから支援。
よくわからんかけどこれでいいのか?
矢射子かわいいなあチクショウ!

389:名無しさん@ピンキー
07/04/21 23:46:06 mVO9ibm1
支援(・∀・)

390:名無しさん@ピンキー
07/04/21 23:50:33 KU/NI8WH
続き待ってるよ

391:名無しさん@ピンキー
07/04/22 00:48:23 OxY3zPte
乙!
続き頑張れ!!

392:名無しさん@ピンキー
07/04/23 18:48:05 phWn4lw6
保守

393:名無しさん@ピンキー
07/04/23 23:06:43 QEFB/k3R
もて王のエロネタってバカ明るいかキモいかで笑い取るから
本来の意味でのエロスは微塵も感じたこと無かったんだけど
温子と仁露のやりとりに、初めて笑いよりも萌えよりも先に「うわエロっ」と思った

394:名無しさん@ピンキー
07/04/23 23:47:36 7827y295
仁露→温子補正が頭から離れない。

395:372
07/04/24 01:15:23 eHf/V2FE
すみません。 上記の「宏海×矢射子9」まで書いた者ですが…
途中放棄した訳ではなく、アク禁をくらっておりました…
最後まで書けてるのに… orz

次にアク禁くらったら、良ければエロパロ保管庫の掲示板に
続きを投下させて下さい。

では、、投下出来るかな…?

396:宏海×矢射子 10
07/04/24 01:17:14 eHf/V2FE
「か、彼女なんだから、隣に座ってもいいわよね??」
誰に聞く訳でもないけど、思わず疑問系でつぶやいた。
宏海が座って寝ている隣に座り、自分も毛布を膝に掛ける。 左肩が触れると、自分のパジャマと宏海のシャツ越しに宏海の体温が伝わって来た。
左肩が熱い。 ジンジンする。 布2枚隔ててもこんなに熱い…
「う…ん…」
宏海が体を揺すった拍子に姿勢が崩れ、矢射子の膝に宏海の頭が乗った。
きゃー、ひ、膝枕なんて!! もうダメ…
宏海の上に、何かがパタパタと落ちた。

「…う…ん…何が落ちて……って、、うわ、矢射子?! おまけになんだコレ?? 血??」
「ご、ごめ…」
起き上がろうとした宏海の頬が、矢射子のパジャマの胸の先を掠めた。

!!!

「わ、悪りぃ!!」
矢射子を遮って、今度は宏海がうろたえて謝った。
い、今の、ブラしてないの、分かっちゃったかな??
宏海の顔は向こうを向いて見えないけど、自分の顔が赤くなってるのは分かる。
でも宏海のシャツに鼻血こぼしたのはあたしだし、洗濯しないと!

397:宏海×矢射子 11
07/04/24 01:18:39 eHf/V2FE
「ご、ごめん… シャツ洗うから…」
どうしよう。 折角ウチに来てくれたのに、いつもあたしは暴走ばかりだ。 嫌われたかな…
「いや、自分で洗うから。 洗面所借りていいか?」
宏海はさっきから全然こっちを向いてくれない。 相当怒ってるのかな?
「ううん、あたしが…」
と、宏海の前に回りこもうとした矢射子を、目を合わせないようにして宏海が手で遮る。
「…俺も、男だから、、今 矢射子を見ると、その、ナンだ、押し倒しちまいそうでヤバいから、、な?」
矢射子はその言葉に、恥ずかしいと思うよりも先に、嬉しいと思う自分に驚いた。 自分の大き過ぎる胸は、武器にもなるけど、コンプレックスも少しあった。 周囲の男共は誰も彼も、矢射子の気持ちより言葉より、胸ばかりを気にするのだから。
でも、宏海は違う。 こんな時でもあたしを気遣ってくれる…
「体にもかかったからシャワー借りていいか?」

(ヤベェ。 水でも浴びとかねぇと俺の方が暴走しちまう…)

「え? あ、、うん… お風呂場はこっち…」
矢射子の説明が終わる前に、宏海は無言で風呂場に向かった。

398:宏海×矢射子 12
07/04/24 01:20:17 eHf/V2FE


しばらくすると、リビングにいる矢射子にも、シャワーの音が聞こえて来た。
あ、タオルくらい用意しないと… 宏海の着替え、どうしよう?
矢射子はタオルを持って、脱衣所からドア越しに風呂場の宏海に声を掛けた。
「あ、あの…宏…海?」
キュッと蛇口を捻る音がして、シャワーの音が止まった。
『…矢射子?』
ドアの向こうから、驚いたような宏海の声だけが響いて来た。
「タオル、ココに置くから…」
『悪りぃな。』
「…汚しちゃったの、あたしだから…ごめんね。」
『気にしてねぇよ。』
見えなくても分かる。苦笑いしてるんだろうな。
「あ、汚れたシャツは?」
『簡単に洗ってそこに置いた。 乾かしといてくれるか?』
「うん…あ、あの、着替え…」
『下は無事だっから要らねぇよ。じゃぁ後でな。』
矢射子は、シャツを乾燥機に入れて、リビングに戻った。

399:宏海×矢射子 13
07/04/24 01:21:47 eHf/V2FE


また鼻血噴いちゃった…
さっきまで凄く幸せな気分だったのに、自分かやらかした結果を見ると何だかもう泣きそうになる。 折角一緒に居るのに…またいつもと同じ失敗をして…
リビングのソファにうずくまって座る矢射子に、シャワーから出た宏海が声を掛けた。
「シャワー、ありがとな。 寝て具合が良くなったみてぇだし… 俺、服が乾いたら帰るから。」

え? ……嫌だ…帰るなんて言わないで!!!

口よりも先に、体が動いた。
自分でも信じられないけど、宏海に正面から飛び付いた。
目の前には、宏海の裸の厚い胸板がある。
「…矢射子?!」
頭の上から、上ずった宏海の声がする。 飛び付いといて何だけど、恥ずかしくて顔を上げられない。 体が震える。
宏海は、矢射子を拒絶する事も、抱き寄せる事も出来ずにいた。

400:宏海×矢射子 14
07/04/24 01:23:41 eHf/V2FE

「……か…帰っちゃ…ヤだ…」
固まったままの宏海が答える。
「意味分かって言ってんのか?!」
「うん…」
少し間を置いて、宏海の右手の先だけが、矢射子の髪に触れた。 それ以上は決して触れて来ない。 矢射子はそれに気付いて、宏海の胸に頭を寄せた。
宏海の心臓の音が聞こえる…心臓の音を聞くなんて、初めて。 初めてなのに、懐かしい気がするのは何でかな。 不思議。 震えも止まって何だか落ち着いて来た…
矢射子は、口をきゅっと結んだ後に、一気に喋った。
「…やっと付き合えるようになったのに邪魔されてばかりで…ずっと、宏海の事が好きだったの。宏海ばかり見て来たの。…好きだから、もっと一緒に居たいの。……ダメ?」

(…矢射子にここまで言わせて何してんだ俺は……ごめんな。かなり勇気が要ったよな。)

「…ダメな訳…ねぇだろ。」

401:宏海×矢射子 15
07/04/24 01:27:01 eHf/V2FE
宏海の左手が、矢射子の体を強く抱き寄せた。 右手は、髪を優しく撫でる。 触れられた部分から、一気に体温が上昇する。
「…宏海…体温高いね…」
「…矢射子は柔らかいな。 良い匂いもするし…」
矢射子が顔を上げると、宏海の顔が近付いてきた。

キス。

凄い、気持ち良い。 キスがこんなに気持ち良いなんて知らなかった。 何だか頭がぼうっとする。
抱きしめあって、何度もキスを繰り返すと、2人の心の距離もゼロになる。
嬉しいけど、でもちょっと強く抱きしめ過ぎだよ宏海。 それにあの、あの、あたっているのはあああああの…
「ごめ…ちょっと痛い…」
「あ、悪りぃ。」
そう言って手を緩めた宏海は、少し間をおいて、大きく深呼吸をした。

402:宏海×矢射子 16
07/04/24 01:29:45 eHf/V2FE

(喧嘩は散々したけど、女の子の扱い方なんて分かんねぇしな……でも、)

「矢射子。」
「なに?」
「…一度しか、言わねぇからな。 ………好きだ。」
「え?? 今なんて…」
「一度しか言わねぇって言ったろ。」
そう言って、宏海はまたキスをした。
どうしよう?! 超嬉しい! 宏海が『好き』って言ってくれた! あたし、宏海に愛されてるって思って良いよね? そう思ったら、涙がちょっと滲んで来た。
それに気付いた宏海は、手で涙を拭って、瞼の上にもキスをした。

403:宏海×矢射子 17
07/04/24 01:31:10 eHf/V2FE

宏海の手が、パジャマ越しに矢射子の胸の上に移動する。
大き過ぎる私の胸だけど、宏海はガラスを扱うみたいに優しく触れてくれる…
「…んっ…」
ヤだ。 何でこんな声出ちゃうのよあたし。
今度は、耳朶に宏海のキスが来た。 手は変わらずに優しく胸に触れたまま…
「…んっ…ゃぁ…っ…」
ホントに何でこんな声出ちゃうの? 好きな人に触られるのって、こんなに気持ち良いの? でも、ちょっと恥ずかしい。
「あ、あの、宏海…」
「…何だ?」
答えながらも、宏海は何度も首筋にキスをして、手はそのまま動かし続けた。
「…電気は、、んっ…け、消さない…の? あと、カーテン…」
「消したら見えねぇし……ダメか?」
見たいって思ってくれてるの? 嬉しいけど…でも恥ずかし過ぎる!
「ヤ…だ…絶対っ…消し…て…」
「……分かった。」
そう言って、宏海は部屋の電気を消した。 『パチン』という音だけが、静かな部屋に響いた。

404:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:36:33 eRXik5FX
支援

405:372
07/04/24 01:39:51 eHf/V2FE
以上で --終--  です。

お付き合い頂き、ありがとうございました。

エチシーンをどうにか、どうにか!!…と思ったのですが、
私には無理でした。(´・ω・`)ショボーン
どなたかエロい人、よろしければこの続きをお願いします。

406:372
07/04/24 01:45:52 eHf/V2FE
>>404
支援ありがとうございました!

407:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:51:16 a+Gwu4QA
GJでした!
でも、続きが気になるなあ…

408:名無しさん@ピンキー
07/04/24 06:14:54 D3+esgJ2
ナーウ!禿しくGJ!
乙女な矢射子がかわいかったよ

続きは…神をお待ちするか…
全裸で

409:名無しさん@ピンキー
07/04/24 19:36:34 igIaTWTy
GJ!

でも、夕方の5~6時の黄昏時なら電気消してもまだ薄明るいよな?
夕焼けの赤に照らされて、余計にえちぃ気がするよ

続きを…神の降臨待ち中…
全裸で


410:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:01:45 E9kOy/sr
GJ!GJ!

べ、べつに>>372の続きが読みたいわけじゃないんだからねッ!

411:372
07/04/25 00:31:31 jHo5zp0x
GJありがとうございます!!

エロ漫画も、エロ小説もBL小説もラノベも全く読まない私(♀)
が書いてもエチい感じに仕上がらないのは目に見えてるんで、
中途半端ですがここで辞めました。

カーテンを閉めるも閉めないも、矢射子の部屋に移動するも
しないも神のお好みで。 ゴムをどっから出すかという
問題があるんですが…それも神のお好みで。
私も続きを書いて下さる神をお待ちしてます。
全裸で

412:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:34:55 n1KlcuWT
>>411
今読み終わったんだけど可愛いヤイコに萌えたよ!GJ!
つ▽
夜は冷えるからパンツをどうぞw
エロがなくても十分楽しめたし、是非また書いて下さい><

続編も楽しみ
私も待つか……裸に靴下で

413:372
07/04/25 01:11:33 jHo5zp0x
>>412
GJと▽ありがとうございます!

あと、すみませんが、出来ればまとめサイトに載せられる
時に訂正をお願いします。
>>387のところ、
私が寝たあと→あたしが寝たあと
太臓達から私を守って→太臓達からあたしを守って
でも、私だって、好きな人の為なら戦える。 私だって、宏海を守ってあげたいよ… その為に、私には
→でも、あたしだって、好きな人の為に戦うのは怖くない。 あたしだって、宏海を守ってあげたいよ…その為に、あたしには

以上です。
ここだけ「私」にしてしまってたのと、
矢射子は普段から積極的に戦ってたしなぁ、と…

414:名無しさん@ピンキー
07/04/27 21:39:02 CxxwYXkG
矢射子可愛すぎるよ矢射子

415:融合宏海矢射子3
07/04/28 03:02:26 tomfzwnL
書き手さん来てたー!遅ればせながらGJです!
矢射子、可愛いよ矢射子!


続いてしまいますが、宏海×矢射子で>>355>>363の続きです






「何言って―」
「ほ、ほら、これ以上怪我したら大変だし、それに」
喉がコクンと鳴る。
一呼吸おいて矢射子は小さく続けた。
「阿久津なら……いい」


体を共有している上に視覚を閉じてる分、普段より敏感になっているのかもしれない。
二人の鼓動が一つに重なっていた。それはまるで体全体が脈打つかのようで、鼓動を打つ度に気持ちが高ぶっていくのが分かる。
暗闇の中に見えないはずの互いの顔が見えた気がした。

「―分かった。開けるぞ」
意を決したのか、または確認とも取れる宏海の言葉に矢射子は黙って一度だけ頷いた。

眉間に入れた力を緩め、そっと目を開く。
壁に反射する電灯の明かりの眩しさとモヤで最初はよく見えなかったが、それもほんの一瞬だった。
クリーム色の壁に薄いブルーのタイル、天井近くの窓から夕焼けに染まる空が見える。
ややぎこちなく下に目線を下ろしていくと、みずみずしい豊かな白い双丘が片腕によって先端を隠されながらも、その腕からこぼれんばかりの存在感をアピールしている。
おずおずと腕を外すと、やや荒い呼吸に合わせて上下する乳房を彩るように桜色の乳首が顕になった。
普通なら見ることができない矢射子の視点から見る裸体の艶しさに、つい宏海は見入ってしまっていた。




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