悪魔と天使でえっち 2nd worldat EROPARO
悪魔と天使でえっち 2nd world - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:04:38 Vj9VmSg0
>>1

3:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:05:36 lE2dtLb3
2ゲトッ


4:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:19:44 jKQjADiJ
   ♪ワーワワー
          ⊂⊃              ♪ワワーワワー
     |\_/ ̄ ̄\_/|         ⊂⊃
    / \_|  ▼ ▼ |_/     |\_/ ̄ ̄\_/|ヾ
   //ノ⌒((\  皿 /        \_| ▼ ▼  |_/ヽ\
   | |ソノノソヾ/⌒ヽ mm=<()       \ 皿  /ノノソヾヽ\\
  ノノノ)ソノ ノ ヽ ソ ノ      ()>==mm   ⌒ヽ ヾヽ\ヾヽ\
 ( (ヾソヾ /   `- ´            ヽ ヽ ノ 人 ヾヽヾソノ )
  しソノソ(   /                 \` /  \  ソソノ丿
  __ノ ノ 丿    新スレ おめ☆     ̄\  ) ) しソノ
 / _//                       \ \ \__
 し´し´ ̄                         ヽ  ̄  `ヽ`ヽ
                                 ̄ ̄ ̄丶丿丿

5:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:21:39 jKQjADiJ
           +
            へ    へ      +
           //',',\ /,⊂⊃ヽ          
        _//〃',〃ヽ∧_∧| ★ +   新スレ
         ゝ'〃',〃.,/';"( ‘∀‘)/        おめ☆
         ´〃///〃⊂    つ
                / / /      +
       +        し' し'


6:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:47:31 SCTrLxHd
       '´⌒´`ヽ
    '^ヽζノノ ノ)))))
  ノ  リノ从イ ´ヮ`ノlξ 乙♪
 ノノ "ノ ノノ⊂) 凵(つ  
('"´     /   \    
         く___ゝ

ってよく見りゃ天使ばっかりじゃん。

7:名無しさん@ピンキー
06/10/20 22:55:01 gHe69laZ
乙ですw

ありがとうございます、
早速、投下させてください。

注:不勉強で、設定に不備があったら申し訳ありません、
御笑覧いただければ幸いです。

8:柔らかな硬さ
06/10/20 22:58:29 gHe69laZ
どうやら本当に天使に生まれ変わってしまったらしい。
先ほどからずっと揺り起こす手・・・・に気づかぬふりで、翼・・・今は軽やかなそれを動かした。
動く、今までのように重苦しくも感じない。
目を開けて、自分の手のひらを見た。
「天使様、ああ、お目を覚まされた・・・!!」
感慨深げの従者を尻目に、その手を穴の開くほど見つめる。
ほんの少し小さめのその手は、白く光輪を放つあまりぼやけたようにも見え、かれを何度か瞬きさせた。
これが天使か・・・・彼はそう思った。
「すぐにお知らせを!」従者は背後に怒鳴り、ゆっくりと彼の両手を手に取った。
目に涙を浮かべて、
「一時はどうなるかとさえ思いました・・・不死のハズの天使が目を覚まさないのなど、
この国の先行きをあらわすかのようで・・・・!!!」
彼はゆっくりと身を起こした。
「我は目を覚ました、これでよいのか」
彼は言ったが、付き添っていた従者は感涙に咽びそれどころではない。
呆れながらも起き上がろうとして、ふと胸に目をやる。
そこには今まで見たこともない、柔らかなふくらみが・・・・それは隆々として目の前にあった。
彼は両性具有とされる悪魔の中で、男、を演じ、女、をその付属物だとする風潮に諸手を挙げていた類であり、
体からして男らしく、を常に考えていた悪魔だった。
その悪魔の餌食である乳房がその胸に息づいていることに、彼はしばし言葉を失った。
「ああ、天使様」
従者は跪き、その向こうに祈祷の名残であろう蝋燭が、ちらちらと揺れていた。


9:柔らかな硬さ
06/10/20 23:00:07 gHe69laZ

天使になってみればいいのよ、

そう言ったあの人は、今頃自分と同じように悪魔へと変異しているはずである。
まるで柔らかい絹のような繊細な羽、ふんわりと浮かぶその姿。
眩い金髪は流れて水面のように光を反射し、高く秀でた額にプラチナの輪、白く、いや真昼の陽を集めたような肌。
どこをとっても神々しい。加えてふっくらとした柔らかい肢体。
まことに触り心地のよいからだを艶やかな絹のドレスで飾っている。
思い浮かべるその言葉は今、まさに彼を表わし、彼自身であるのに、
大鏡を見て、呟いてしまう。
「美しい・・・・」
滑稽だが、鏡に映る今の自分を見て感嘆のため息をつく。どこもかしこも穢れがない。
彼は見とれながら、自分と入れ替わり悪魔となった人を思い浮かべた。
あんなに手こずるとは思いも寄らなかった・・・・、と羽根を打ち合わせた。
それは以前のように音を立てることはない、ふわりと音もなく重ねられた。
かくも天使とは柔らかいものか、彼は思い、じっと鏡の向こうを見つめていた。


「さあさあ、本日はお疲れでしょう、」
身づくろいを整えて食事を済ませ、部屋を興味深げに歩き回っていると従者がやってきた。
従者、とはいえ彼も天使の一員である。
背の小さな羽根をぱたぱたと動かし、ふよふよと飛んでくるのだった。
「疲れてなどおらん」
「いーえ、もう日が暮れました」
言いながらぐいぐいとその背を押し、彼の羽根に顔を避けながら従者は彼を寝室へと押しやっていく。
「まだ起きてから3時間だろう」
冗談を、と言った調子で彼が言うのに、
「今まで目をお覚ましにならなかったのです、無理はいけません」
頑なな口調の従者。
「無理なんぞするもんか、せっかく起きたのだもう少しいいだろ」
「ああ、その口調・・・!以前そんな口はおききにならなかった!
やはり疲れているのです!」
「疲れてなんかいない」
「いーえ、私には解ります!」
「何がわかる」
「ああ、その悪魔のような微笑!さあさあお休みください!」
やはり滲み出るものだろうか、考えているうちに寝台へと押しこまれた。
しぶしぶ羽根毛布にもぐりこむと、横向きになり、
「なあ、俺は今どんな顔をしている?」
と微笑んで従者に問う。
「俺だなんて!」
従者は両手で顔を覆うと大仰に嘆いた。
眠っている間に何か・・・・ぐちぐち言い始めるのを無視して、
「美しいか?」と聞く。
「ぐちぐちぐ・・・・・・・今なんて?」
従者は顔を上げてから、ぐすん、と鼻を鳴らして言った。
彼は口角を挙げて微笑んでみせる。
「とてもお綺麗でございます。だから、俺なんて言わないでください」
「天使らしいか?」
「ええ、この上なく、見紛うことなく天使ですよ!だから俺なんて」
「わかったわかった」
彼は満足して、仰向いて目を閉じる。背を包む羽の感触が心地よい。
従者は、燭台の火を消すと「何かありましたらすぐに参りますので」と言って下がっていった。
真っ暗な部屋に月明かり。とても静かな部屋に、彼は取り残された。


10:柔らかな硬さ
06/10/20 23:01:53 gHe69laZ

つい、と脚を床に下ろす、上半身を起こすと胸の重心がずれるのが解る。
こんな重たいものを付けてて、疲れないんだろうか。
彼はそわそわと触れてみる。柔らかい、少し力を入れてみる、ううむ・・・
やられる側、と言うのはこんな感じか・・・なんだか余りよくない。
突起に触れると、少しぴり、とした快感を感じた。
しばらくつまんでみたが、あんなに声をあげる程ではない。
ううむ・・・あの天使、まさか演技だったのだろうか?
・・・・あそこはどう感じる?
彼は着ている絹のローブの裾をたくし上げた。
見えん・・・脚を広げてみてもそこは金色に柔らかく覆われていて、そこに指を這わせてみても、
冷たくほんのわずかに湿気を感じるだけだ。
つまらん、彼はそう思った。
やはり、相手として責めるのがよいのであってこれが自分の体となってみてもどうと言うことはないのだ。
あきらめながら、それでも指を入れてみるか、と動かしたとき、

「ちょっとちょっとーーーーー!!何してんのよあたしの体で!」

彼はびくりとして慌ててあたりを見回した。

「あんたねー、いきなりそれなわけ?!」

部屋に置かれた大鏡の中から、「俺」が叫んでいた。
その「俺」は脇に天使を抱え、驚いた彼をにやにやと見つめている。
そんなところで・・・・その小脇に抱えた天使は・・・・・いや、どこから見てた?
「おまえ、何してるんだ・・・」
辛うじてそういうと、「俺」はけらけら笑い「どう、天使の体は?悪くないでしょ」と言った。
あの男性的なことを誇っていた「俺」が、女言葉で話し、にこりとする。

「うわわわわ、気色の悪い!!ただでさえ女顔であるのに、止めてくれ!!」

そうなのだ、彼はよく言えば中性的な美しい顔立ち、悪く言えば単なる女顔なのだ。
だからこそ、努力に努力を重ね、素晴らしい筋肉と威厳ある表情を研究してきたと言うのに。
まるでよく出来たオカマのような姿に、彼は身悶えた。

「あらまあ。何自分見て照れてんの?変な奴ね」

「た頼む、せめて、の、とかのよ、とか、ね、とか使わないでくれ・・・」
「何言ってっかよくわかんない」
「女言葉でしゃべるな!」
「じゃあ、あんたも男言葉でしゃべんな」
ぐ、と言葉に詰まった、女言葉。それもイヤだ。


11:柔らかな硬さ
06/10/20 23:07:19 gHe69laZ

彼は片手で顔を覆い、「その脇の天使はなんだ?」と聞いた。
「ああ、これ?」
頷くと、
「こいつねー、昔っから優等生で鼻についてたのよね。だから堕ちてもらおうと思って」
にやり、と彼(?)は笑うと、どさりとその天使を下ろした。
「女体なのか」
屑折れている天子はうつ伏せで、しかと判断できない。
「天使はね、みーんな柔らかに出来てるの」
柔らか?と彼が瞬きをすると、ぱしん、と羽根を打ち合わせて、
「柔らかの象徴は女なの、子供と女。みんなそうでしょ?」
彼が黙っていると、
「だから悪魔は逆。硬さ、つまり男」
「・・・・女体にだってなれるが」
「抱く気しないでしょ?牙の生えた女、どこからどこまで骨ばった女」
と、今は彼女の体となった「俺」を指差す。
彼は、何故この天使が自分との入れ替わりを求めたのかを悟った。
「俺の体で、そんなことを・・・」
「そう、あーんなこともこーんなこともしちゃうわけ」
楽しくてたまらない、と言うように微笑み、
「天使食うくらいなんでもないでしょ?この体傷つけるわけじゃないんだし」
なら・・・と言いかけた彼・・・ルシファーを見越したようにミカエルは、
「あ~っと、あんたはだめ、あんたはやっちゃだめ。この意味解るよね~?」
と一瞬真剣になると言い聞かせるように言い、また、笑みを浮かべた。
「あたし後でそっちに戻るんだからさ、大人しくしててよ」
なんて理不尽な、彼はミカエルを睨む。
「と、いうのは不公平なので」ますます見越したようにここでミカエルは一本指を立てると、
「今からここで公開プレイをしてあげるから」
少しあごを引いて、いたずらっぽく微笑むが、それは彼本人が見ても邪悪で、どこからどう見ても
悪魔の笑みだった。
「は?!」
「だ~か~ら~」
「あんたはいま女の、天使の体してるわけね?で、目の前でやられちゃう天使見たら、わかるって」
「わかるって何が?」
「どんなに濡れるかってこと!」
なんだか何も知らない子供のような扱いに、彼は不満げに、
「お前みたいにか」
と意地悪く笑った。
ミカエルは、少し睨むように斜めに構えると、
「そうよ、あんたが今いるミカエルの体みたいにね!」



12:柔らかな硬さ
06/10/20 23:10:09 gHe69laZ
すみません途中で。

こんな感じなんですけど。
初めてここに投下するので、ちょっと自信なくて。

あと半分あるのですがいいでしょうか。

13:名無しさん@ピンキー
06/10/20 23:20:55 7/nUF4zu
投下続行を求む。
まるで週刊漫画のヒキみたいだ。続きを読みたい。

14:名無しさん@ピンキー
06/10/20 23:26:20 SCTrLxHd
いいでしょうか・・・だと!?
こんな生殺し状態で、ビンビンにおっきしたブツをどうしてくれるつもりだ!
かまわん、やっておしまいなさい!

というか激しくグッジョブなので自信持って下さい。

15:柔らかな硬さ
06/10/21 01:44:08 PurqYPqg
ありがとうございますw

では、後半を・・
一応この話はこれで終わりなのですが、この後が本番のようなもので・・

いうよりミカエルの痴情の序章です。

何ゆえ酒池肉林に至ったか。
その理由です。


16:柔らかな硬さ
06/10/21 01:46:38 PurqYPqg
「あんなにべちゃねちゃになるもんなのか?・・・その、女体ってのは」
彼が聞くと、ミカエルは悪魔の声で言う。
「あんたが知らないだけよ」
うつぶせた天使を乱暴に仰向けにすると、ちらり、と今は「ミカエル」のルシファーを見、
「見てて」
ううん・・・・と呟くその天使も、ミカエルほどではないが、波打った短い髪、目を閉じた顔はまるで童女のようで、
耀いていてふくよかな肢体を持っていた。
ミカエルはどちらかと言うときりりとした美しさであるが、この天使は小さい体といい、この上もなく可愛らしい、
と言ったところだろう。
そのちいさなあごにミカエルは噛みつき、舌を何度かちろちろと動かした。
「あんたはこうしたのよ」
言ってから、つうう、と下唇を優しく噛んで、ん、という天使の胸を左手でそうっと触る。
柔らかく噛みながら、右手の尖った爪でローブの胸元を引き裂くと、その突起に爪を這わせた。
「こうして、あんたは爪であたしをいじった」
つるり、としてたわ。それに硬くて、冷たかった。
言って、天使の唇を柔らかに吸う。
ルシファーは自分がされているように唇を構える。
天使は、びくん、と跳ねた。
その顔をじっと見ながら、組み伏せるように体制を変えると、
「目を覚ましな」
と、ミカエルは天使に言い、首に噛み付いた。
「・・・・!?」
天使は目を覚まし、上に覆いかぶさる悪魔を見、叫んで押さえられた両手を見た。
「ルシファー!」
「なあに?」口を離しミカエルは気だるそうに言う。
天使は暴れようとした。背中の弓さえとれば!!とばかりもがく。
「あんたね~」
ミカエルは冷たく言い、
「いかにもあたしはルシファーだけど」
「この・・・・・・!呪われた存在め!」
天使は強気に言い放った。
「呪われた?」
ふふ~ん、とミカエルは笑ってから、
「今呪われてるのはあんたよ、神の加護なんて届かないんだから」
「そんなはずあるわけないでしょう」
「どうだかね」
あくまでからかうような悪魔に天使は怒鳴った。
「この私を。大天使ミカエルのしもべと知っていてか!」
ここでミカエルはにやあ、といやらしく笑った。



17:柔らかな硬さ
06/10/21 01:51:34 PurqYPqg
「ここは光の届かないところ」
天使はびくっとした。
「届かない?・・・では・・?!」
「そう」と微笑んでミカエルは「魔界、正しくは魔界への道」
と言った。天使はばたばたとし、
「おのれ、許されると思うか?!」
「許されるんじゃない?」
ミカエルが微笑むのに、
「ミカエルの力を知っていてのことか!」
天使は負けずに怒鳴る。
「ああ、知っているとも」とミカエルは答え、

「大天使ミカエルに身分も弁えず注進するもの、それはお前か?」

「私は!!」
天使は怯み、「私は、ただ、慣例を・・・・・」
「過去の事例にない、それを盾にお前も」ミカエルは微笑み、
「呪われるがいい」と天使の羽根を掴み、それを持ち上げた。
羽根を押さえられ、もがく天使を冷ややかに、地面に叩きつけ圧し掛かる。
「いやあああ」
その口を覆い、ローブを捲り上げる。
「いや!いやあ!」
「いや?言って済まされると思うか?」
ミカエルは天使の体を抱きよせるとじわじわと言ったようすで胸の突起を舐めた。
鏡の前のルシファーの体が、うずいた。
つられて胸の突起をつまむうち、じわりじわりとさらにうずいていった。
腕を押さえながら、ミカエルは天使の胸を犯していき、それに抗いながら、
「やめ・・・いや・・・・んあっ」
悶える天使に満足げに笑う。
「どうだ?なぜ禁じられたかが解るだろう?」
んっ・・・・と天使が黙るのに、
「この先を知りたくはないか?」
「知りたくありません!」
頑なに天使は首を振った。
「そうか・・・・」
ミカエルは急に天使の足の間に指を忍ばせた。
鏡越しに見ていたルシファーも、耐えられずそこに指を伸ばす。
「そうか?」
ミカエルはぐ、と指をさし入れた。
ルシファーも同じように自分の指を差し込む。


18:柔らかな硬さ
06/10/21 01:53:15 PurqYPqg
とろり、と濡れていた。
「んあーっ・・・・」
天使は叫ぶ、苦痛なようでどこか開放されたような表情、
「頷いたら?」
「・・・いや、いや、です・・・」
「そうお???」
ぐりぐりといじるのがわかる。
ルシファーは奥へ誘い込むような感覚を慣れたものではなく指で感じた。
と、いうより、入れられる側の異物感、襞を撫でられる違和感、知らない快感が襲ってくる。
「やめて・・・」
「やめて?」
「神が許さない!」
「しつこいな・・・」
ミカエルはトロリと指が濡れたのを擦り付けるように天使の敏感な場所に塗りつけた、
「ああっ!!」
ルシファーは自分のそれをとろとろといじった。
声が漏れ、自分の息が熱いのを感じた。
ミカエルは、ルシファーの体を無理なく使いこなし、
「気持ちいいなら、いいと言え」
ぐ、と黙った天使にミカエルは言う。
天使はうなだれた。そこへミカエルは指を押し込む。
「この先を教えてやる。お前が知っている天国とは違うそれを教えてやる」
ルシファーはいつのまにか出し入れしていた指に悶える。
ふ、う、うあ
入れた指が激しく動く、ぐちゃくちゃになっていた。
「入れたい・・・・」ルシファーは言った。
呟きを聞き逃さず、ミカエルは振り向き、
「入れたい?でも、天使がどうだかね?」
天使はそれでもぎゅっと目を閉じたままでいた。
「入れて欲しい、ってこいつが言うまでね」
細い指では物足らない。入れて欲しい・・・・。
言えよ・・・・。
「いや、です・・・・。」
「・・・・ふうん」
「いいのか?もう汚れているのに」
がまんしたって、おまえは戻れない・・・・
ミカエルは優しく言った。
「戻れない・・・・」天使は言った。
「悪魔もいいぞ?」
慰めるように言うのに、
「いえ!」
天使は言い放った。


19:柔らかな硬さ
06/10/21 01:56:40 PurqYPqg
「そうか・・・・・」
ミカエルは言うと、くるりとうつぶせた天使のしりを掴み、
「いや、といって聞いてもらえるほど」
強くそそりたったそれをいきなり突き入れ
「甘くないね!」
「いややああああああ!!!」
無理に入れた感が自分にも伝わる、ぐにゅりとそれでも硬いものが自分の中に入る。
「・・・・・っあああ!」
天使は声をあげた。
ミカエルが突く腰がぐわんぐわんと揺れていた。
ルシファーは指を増やしていた。
「ほら、言っておしまい?つーか、もう遅いんだけど」
「ふ・・んっあっああっ!」
天使は悶え、ルシファーは指を激しく出し入れし、
「いってしまいな!」
ミカエルは意地悪く微笑み、その腰を敵のように打ち込んだ。
「い、いやあああ!!」
天使は身を捩じらせて絶叫した。
痛がる天使とは逆に、快感だけが彼を襲う、
もっと、もっと、もっと!!
「んあああ!」
2人は鏡越しに声をそろえた。
片方は失望に。もう片方は快楽に。



20:柔らかな硬さ
06/10/21 01:57:40 PurqYPqg


「いっちゃったでしょ?」
ミカエルが言う。

「ぶっぱなしたあと、って、こんな感じがするのね」
ほうっと息をついた。

彼は息整えながら、おれはあのときぶっぱなせなかったよ、と呟くと、

「そうね、そうしたかった?」

「したかったに決まってるだろ」

ルシファーはまた小さく呟いた。

「そうしたら、もう、会えないじゃない」
ミカエルは言った。
「・・・・・・」

「会えないじゃない」

ミカエルは言う。
ルシファーは戸惑った。

「俺は嫉妬なんてしないぞ」
憎々しげに言う。
「させてみせる」
ミカエルはゆうゆうと微笑み、鏡越しに言った。
「戻るのもいいけど、このままどんだけのことがあんたを嫉妬させるかを
試してみるのもいいわね」

「てめ、もどせよ!」

「やあよ」

「約束だろ?」
「あら」
ここでミカエルは悠然と微笑み、そして言った。
「悪魔って、約束を守るのかな?守るのは契約のみよね?」

「おま・・・っ」

「あんたが嫉妬するまで、このまんま。
悔しかったら、あたしを好きになることね!!」
そういって、ミカエルは、消えた。

この先、ルシファーの体を使って、ミカエルは天使を堕としていく。
最後にはルシファーと
そう思いながら、成り立たぬ関係に彼女は暴走する。

が、それは別の話。
鏡の前でルシファーは爪を噛んでいる。



21:柔らかな硬さ
06/10/21 02:00:19 PurqYPqg
終わりです。


読んでくださってありがとうございました。


22:名無しさん@ピンキー
06/10/21 11:40:14 yD7+jpyM
激しくGJ!!www

ところで今メフィストフェレス×ファウストネタ考えてるんだけど、
ファウスト人間だし、微妙に女体化になっちゃいそうなんだがここに投下してもおk?


23:名無しさん@ピンキー
06/10/21 12:37:18 Wcot+988
>>21
すげー!寸止めエロス!GJ!

24:名無しさん@ピンキー
06/10/21 16:15:54 N7k6GI5K
>21
なんかいろいろ妄想が広がるな・・・GJ!

>22
俺はおkだと思うが、他の人はどうなのかな? 天使もしくは悪魔がいれば
それ以上の縛りはほとんどいらないと思うけど。

25:>>21
06/10/21 19:26:16 PurqYPqg
GJ嬉しいです。

今読み直して、いろいろ反省点はあるのですが、
その中でも大きいのが、後半のやたらと雑な展開。

自分の一番悪い癖ですorz

26:名無しさん@ピンキー
06/10/21 19:40:39 FmxCcHrR
>天使もしくは悪魔がいればそれ以上の縛りはほとんどいらないと思うけど

同意。

27:名無しさん@ピンキー
06/10/23 01:19:10 dPOflGKy
誰もいない…投下するならイマノウチ。

注意:メフィストフェレス×ファウストです。
   性別が曖昧です。ふたなり設定。

28:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:24:54 dPOflGKy
時は16世紀、ドイツのハイデルベルク。夜もすっかり更けた頃、閉店ぎりぎりの賭場を人間が2人出てきた所だった。
「ファウスト先生、惜しい所でしたねぇ。あそこで7にもう一口賭けていれば莫大な掛け金が手に入ったものを。」
声を発したのは金の刺繍の施された赤い上衣に絹の外套といった貴公子のようななりの、中性的な顔立ちで艶な漆黒の髪、光を映さない黒い瞳が印象的な人間ー憶測に過ぎないがー少なくとも姿形はそれに見えた。
気品ある格好をして上手に隠してはいるが、それでも彼の周りだけまがまがしい空気が滲んでいる。
やたら優しげな、その癖深い所は氷のように凍てついているのだろうと思わせる冷たさを持つ声だった。
「そんな事言ってもどうせ手に入るのは金だろう、メフィスト。私は金には執着していない。」
言い返したのはファウストと呼ばれたもう一方の人間だった。やはり中性的な顔立ちをしていて細身の体躯にストレートの柔らかい金髪に金色の睫、純水のような青い目となかなか綺麗な容姿をしている。
ともすれば女にも間違えられそうな姿で、此方はまがまがしい気配など微塵も放っていない。むしろ汚れなどとは全く別次元にいるような、そんな崇高な雰囲気を醸していた。


29:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:27:58 dPOflGKy
「私は天の一番美しい星が取りたい。同時に地の一番深い楽しみを極めたい。金など今夜の宿代すらあれば十分だ。」
「それは確かに金では片付かない問題ですね。」
宿屋で部屋を借りる手続きをしながらメフィストと呼ばれた悪魔、メフィストフェレスは相槌を打った。本当にどうしたらこの先生は満足なのだろう、とそっと溜め息を吐いた。
先日私はファウストと契約を交わした。ファウストは人間なのに神に随分気に入られていてそれが生意気だと思った事が引き金だった。
先日天国に潜り込んで神と世間話した際、神はファウストがどんなに敬虔で努力を重ねている素晴らしい人間か語った。そんな人間なら堕落させてみたくなるに決まっている。
試しにファウストを堕落させてみて良いですか、と持ちかけてみたところ、神は二つ返事で許可したのだ。奴が堕ちる訳が無い、と。
ファウストは実際神に気に入られるだけあってその魂は汚れを知らずとても綺麗で真っ白な儘だった。
頭も良く、哲学も法学も医学も、果てには神学まで学び尽くしたのだがそれでもファウストの知的好奇心は満たされなかった。ファウストは兎に角快楽を求めていた。
私はそんな彼の魂をすぐにでも手に入れたくなって、即座に契約を持ちかけた。
現世では私が奴隷となり、あなたが満足するまで快楽を教えましょう。その代わり死後はあなたの魂を頂きます、あなたが私の奴隷となって下さい、と。
驚いた事にファウストは簡単に話に乗った。

30:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:32:59 dPOflGKy
少し考えればこれは彼に不利な契約だとわかりそうなものなのだが、限りある現世と違って死後は永遠なのだから。
「私はありとあらゆる学問を学んだ。しかしまだ知りたいのにわからない事、知らない事がある。私はそれを手中に納めたい。」
それが例え悪魔の領分でも、と彼は私を見据えて語ったのだ。えらく向学心の強い人間だと思う。どうせ世間を知らない学者なのだからすぐに満足するだろうとたかをくくっていたのだが、なかなか彼は手ごわかった。
何しろ俗な事に興味が無いからご馳走を並べても一口二口つつくだけ、美味い酒を並べても嗜む程度、並の女は相手にしない、賭けですら金に執着が無いからつまらないらしい。
じゃあ何がいいのかと問うと先程のように天の一番美しい星などと言い出す。
良くも悪くも常人離れした人間に手を出してしまったものだ。
「はい、ここです。」
取り留めない事を考えている内にあてがわれた部屋に着く。ドアを開けて主人を先に通した。
ベッドが2つ並んでいて、私は壁際に座った。いつも決まって彼は窓際を選ぶ。
そして寝る前に手を組んで神に祈り出す。馬鹿げているというか、悪魔の主人が天使の加護を乞う図などそうそう見れるものではない。
「お前はまだ寝ないのか。」


31:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:35:08 dPOflGKy
いつの間にか薄絹のくつろいだ服に着替えたファウストが言った。少し違和感を覚えたが答える。
「先生がお休みになるまでは寝る訳にはいきません。」
そうか、だが私の祈りは長いぞ、と言うと彼はベッドの上に跪き、申し訳程度に付いている天井近くの窓を向いて祈り始めた。
酔狂な奴だ。ぼんやりと彼の背中を見つめながら、手持ち無沙汰に先程感じた違和感の正体を探っていた。
「………!」
思い当たる事があり、ベッド上の彼に近づく。熱心に祈っているらしく、私の気配には微塵も気付いていない。
十分近づいた所から腕を伸ばして、抱きしめた。そこで初めて気づいたらしくファウストが一瞬ビクッとしたが、すぐ落ち着いた、しかし少し荒げた声を出した。
「お前、いくら悪魔と云えども主人の祈りを邪魔するとは何事か。大体私も譲歩して声には出さないようにして…。」
ファウストの声なんて聞こえなかった。ああ、やはり私の感じた違和感は間違いではなかった、とそればかりが思考を奪っていた。
私は彼を確かに抱きしめた。触った。主に胸を。…膨らんでいた。
薄い着物は体の線が出る。私が感じた違和感はファウストの胸の僅かな膨らみだった。
普通ならまず気が付かないだろうが数日寝食を共にし、彼自身も細身だったからその控え目な主張が目立ったのだろう。


32:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:37:57 dPOflGKy
「し、失敬!」
何が起こったかよくわかっていない彼をベッドに倒すと、服を剥ぎ取る。抵抗する腕を押さえ付けて露わになった彼の体は、人間として明らかに異常だった。
まず、体全体が細い。男としての筋肉もついていないし、女が持つ特有の丸みも帯びていない。
そして、やはり胸は僅かながら膨らんでいる。但し本当に僅かなもので、Aカップも無いのでは、といった容貌。下半身には男性器と女性器が同時に存在していた。
「これは…。」
まじまじと眺めていると物凄く怖い視線を感じて彼、いや彼女か?の顔を見た。殺してやろうか、とでも言いたげな目で睨んでいる。
「で、何の積もりだ?」
「まぁ落ち着いて下さい先生。」
私が彼の手を封じ、組み敷いてしまっている以上彼は動けない。殺される心配はない筈。
「…いきなり主人の祈りの最中に抱きついてきて挙げ句の果てに裸体を曝させるなど一体何の積もりなのかと聞いている!」


33:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:42:17 dPOflGKy
まあ、この状態で落ち着けなど土台無理な話だろう。
「先生、あなた一体男なんですか?女なんですか?」
「生涯男だと信じて生きてきた!何か異論が!?」
「はぁ…。まあ今の時代男の方が生きやすい時代ですしね…。」
体に視線を戻す。男なんだか女なんだか曖昧な存在。天使、という言葉が浮かんできて被りを振る。
こいつは人間だ、只の人間!同時にこんな体だから神から愛されていたのかと疑惑も湧く。こんな天使みたいな体だから。違う、天使じゃない、相手は人間だ。
しっかりしろ私、頭がふらふらする。私は一つ確信した。こんな体で、あんなに信心深い清い魂はこのままではよっぽどの事が無い限り確実に天国行きだということ。
以前からそんな事は決定事項なのだがその時の私にはそれが許し難い事のように思えた。悪魔と契約までしておいてぬけぬけと天国に上るなんてそんな理不尽な事があってたまるか!
もしかしたらそれは裏を返せば彼の魂を手に入れたい願望の強まりだったのかもしれないのだが、私はわざわざそんな考えの裏を覗こうとは思わなかった。ああ、それではどうするか。
彼を満足させる方法。天の一番美しい星を取ってくる、そんな無茶な…。
「…なぁ、いい加減にしてくれないか。」


34:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:44:35 dPOflGKy
別方面に飛び掛けていた思考を戻したのはファウストの声だった。少し、飽くまで少しだけ悲痛さを感じさせた。
「確かに私の体はおかしいだろう。一種の奇形だよ、でも仕方無いではないか、私のせいじゃない。だからそんな所ばかり見ていなくても良いだろう…!」
私の思考は浮遊していたのだが、はっと気付いて視線の先を辿ると彼の股間を凝視していた。本能的にそこに目がいってしまうのだ。
確かに奴隷の悪魔に無理矢理足を広げられて、露わなそこを見られるなど彼のプライドが許さないのだろう。しかし彼の男性器が立ち上がりかけているのに気付き、いい考えが浮かんだ。
ごくん、と喉が鳴る。彼の顔立ちは綺麗だし、体も認めたくはないが天使の様だ。
「先生、地の一番深い楽しみを教えましょうか。」
必死に押さえ付けられている手を解放させようと躍起になっていたファウストは楽しみ、の言葉に反応した。
「天の一番美しい星も事によったら見れるかもしれません。何しろ酷く高い所にいけますのでね。」
彼は半信半疑といった、しかし期待の混じった眼差しを向ける。
「そんな所に行けるとでも?」
「ええ、行けます。ですからどうか言う事を聞いて下さいね。」


35:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:48:48 dPOflGKy
「わかった、それならいい加減私の上からどけ。服を着るから。」
「いえ、それはなりません。」
「何?」
ぴたりと閉じている女性器をツゥッと撫でた。びくんとファウストの体が跳ねる。
「初めて、ですよね?」
何をされるか悟ったらしく、彼の青い目が見開かれた。脱がせた薄絹を裂いて細かくし、両腕をベッドの上部の鉄柵に縛り付ける。
こいつは俗な事に興味が無さそうな風だが逆に最も原始的な快楽を与えてやったらどうなる?自らそれを求めて堕ちたりしないだろうか?
薄絹の切れ端で男性器を縛り上げると、呻くように声を上げた。
「主人に何をする気だ。」
「あなたの求めている物を差し上げようかと。」
「私はこんな汚らわしいことは求めていない!」
その瞳の色は未だ強さを湛えている。
「さて、それはどうですかね。太古の昔から生きとし生けるものが味わってきた快楽ですよ?」
両の足首を掴み、大きく押し広げた。
「やめろっ!主人の命令が聞けないのか!?規約に反する!」
規約違反とは、と眉をしかめた。
「随分な言いようだ。あなたの望みは快楽を手に入れる事でしたね?私はあなたに快楽を与えようとしている。あなたが後込みしているだけだ。どこが規約違反なんです。」
「しかし…。」

36:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:50:48 dPOflGKy
ファウストはもう何も言い返せないようで、唇を噛み締める。女性器に顔を近づけた。
「ご心配なく。痛い事や怖い事は何もございません。あなたに与えたいのは快楽だけなので。」
舌を這わせるとファウストの体ががくがくと震えた。今まで全く刺激を受けた事が無いのだろうから、当然の反応だ。
押さえ付けて執拗に舌で舐め回すとそこが熱くなっていくのがわかった。とろりとした液体がにじみ出て来たのでそれも舌ですくい上げ、それを全面に塗布するように舌を動かす。
「気持ち良かったら声出していいんですよ、先生?」
「だ…誰が…そもそも良い訳ないだろう…。」
「へぇ…じゃあもっと気持ち良くしてあげなきゃ駄目ですね。」
女性器に指を1本挿入する。
「ひ…っ!」
悲痛な声が上がった。中は大分濡れているとはいえ酷く狭い。指1本でもきついぐらいだ、もっと解さなくてはだめだろう。
指を抜き差しする度に粘膜が絡みつき、ファウストの体は震えた。女性器を弄びつつ、今度は男性器を舐め上げる。
「…あっ!?」
新たな場所を攻められて声が裏がえった。先から根元まで丹念に丹念に舌で探っていくと、溜まらず汁が流れ出した。
「…やめろ…メフィスト、もういい…もうやめろ。」


37:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:52:01 dPOflGKy
顔を上げると未だ光を失わない瞳と目が合った。まだ悪魔に命令する気力があるのか、と少し驚く。
「もう嫌だ…神への祈りの最中だったのに。やめろ。」
隣りのベッドを顎で示した。そっちに行け、と言うことだろう。
「しかしですね、先生。」
女性器を弄るとびくりと顔が歪む。
「先生お口では嫌だのやめろだの言っておられますが…。」
指を離すと透明な糸が引く。
「体はそう言っているとは思えないのですよ。むしろ喜んでー」
「黙れ、違う!」
「何が違うのですか。」
すっと詰め寄った。改めて体をまじまじと見る。細い体、白い肌。犯されているせいだろう、胸がささやかながらぴんと張り、その中で二つの薄桃色の突起が自己を主張していた。
下半身は分泌液に濡れ、シーツに染みを作っている。
彼ーいやこうなったら彼女と呼んだ方が相応しいかもしれない、元々曖昧な性別だーは整った顔を少し赤く染めてはいるがまだ主人としての威厳を保とうと努力していた。
「何って…。」
「ではこれは何ですか。」
乳房に、そして勃っている薄桃色に触れる。
「ひ…。」
「何でここがこんなに固くなっているのですか。」
「そ、それは…。」
「気持ち良いからでしょう?」


38:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:54:49 dPOflGKy
「ち、ちが…。」
「違わない!」
ぎゅうっと突起を摘み上げた。
「うあ…っ…ああっ!」
油断していたところに突然与えられた刺激に思わず声が出る。
「ほら、そんなに嬉しそうな声を上げる。」
「あ…あぁ…。」
ぐりぐりと責めると青い綺麗な目がとろんとなった。口から唾液が糸を引き、そこではっと我に返って睨み付ける。少しずつ、少しずつ堕ちかけている。
胸の膨らみを揉みしだく。小さいけれどとても柔らかい。そのまま首筋を舐め上げると泣きそうな声を上げた。そうだ、その調子で理性を無くしてしまえ。
神を崇める信仰心など捨ててしまえ。汚れてしまえ!
「さて…と。」
存分に可愛がったところで下半身に手をやる。ああ、もうとろとろだ。十分濡れている、これなら私のものも入りそうだ。
「先生、やっぱり良かったんじゃないですか。」
透明な液を掬って見せ付けるとぼんやりとそれを見る。
「私にされてあなたが出したものです、ほら、こぉんなに。」
歌うように言うとファウストの青い目から涙が溢れた。
「あ…。」
口の中に指を突っ込んでみたが舌を動かさないので引き抜いた。自分からしゃぶる程我を忘れてはいないのだろう。私は自らの自身を露わにした。

39:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:56:31 dPOflGKy
既に勃っているそれを女性器にあてがう。雰囲気を察知したのかファウストが我に返って叫んだ。
「やめろメフィストフェレス、それだけは!」
ファウストは神を信仰している。悪魔と契約をするにはしたが、それでも悪魔を蔑み信仰を失わない自信があったのだろう。
しかも自分の性が男だと信じていたのだから、悪魔に貫かれ女にされる事は彼、もしくは彼女にとってどれだけ陵辱的な事なのかー。
「大丈夫、痛く無いですよ。」
そんな的外れな返答をしながら体重をかけた。ずずっ、と受け入れられていく。
「あっ…ああっ。」
ファウストが絶望の声を上げる。ゆっくりゆっくり私のものは飲み込まれていった。
愛液が潤滑油になった事もありファウストに痛みは無いようだったが、彼は痛みなんか比べ物にならない悲惨を味わっていた。
「…全部入りました。」
「か、神様…嘘…。そ…そんな…。」
軽くパニックを起こしているようだが、私は構わず動き出した。
「やっ…。」
ファウストも追いかけて腰を揺らす。本人は打ちひしがれているのだが、なかなかどうして本能という物は残酷だ。愛液が絡まり卑猥な水音を立てる。
「淫乱ですね、先生。初めてでこんなに出すなんて…。」
「い、嫌だ…。」


40:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 01:59:45 dPOflGKy
「この後に及んでまだ嫌などと?いやらしいのはあなたでしょう。勝手にこんなに白濁液垂らして、大して拒みもせず易々と悪魔を受け入れて…。」
本当は先に手を出したのは私なんだが、この言葉責めは効いたようで、更に滑りが良くなった。
「…今のでまた濡れましたね、マゾなんですか先生は。そういえば契約の時にも快楽と苦痛を欲するとか言ってましたっけ?」
「ちっ…違うっっ!」
頬を染めて泣きながら叫ぶ。こういう理性は壊せる時に一気に壊してしまうにかぎる。
「いきますよ…。」
「嫌だ…ぁっ!」
奥底まで腰を打ちつけると中がきゅうっと締まって、そこで私も精液を吐き出した。ファウストもいったらしく、腰を動かすのをやめた。しかし私はここで止める気は無かった。
悪魔の精液は媚薬効果も持ち合わせている。何しろ悪魔はこういう汚れた快楽の専門家なのだ。
そして勃ちっぱなしの彼の男性器は絹で縛られているせいで射精できていない。満足するから射精させてくれ、と彼に言わせた時ファウストの魂は永遠に私のものになる。
媚薬成分が吸収された頃、私はまた動き出した。これで終わりだとたかをくくっていたファウストは自分の体の中で再度動き出したおぞましいものに悲鳴を上げた。

41:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 02:01:22 dPOflGKy
しかし媚薬効果もあり、すぐにそれは喘ぎに変わっていく。
「先生、いきたいでしょう?」
私は事あるごとにそう尋ねた。頑なに拒否の姿勢を変えず私を罵倒する言葉を絶やさなかったファウストも、回を重ねるごとに喘ぐしかなくなっていく。
既に五、六回目かの行為に及んでいた。ファウストはぐったりして、手首の戒めを解いてももう抵抗しない。
感度もとても良くなっていて、首筋を撫で上げるだけで崩れ落ちる。もう女にしか見えなかった。
しかし射精できない男性器からはだらだらと先走りの汁ばかり流れ落ちている。今夜中に間違いなく堕とせる、と私は確信していた。
「先生、いけないでしょう?満足できないでしょう?」
「あ…ぅ、やぁ、っ。」
もう呂律も回っていないファウストを突き上げた。
「ほら!一言です、一言言って下さい、いったら満足する、と!」
「ん、ああっ!」
結合部からは彼女の愛液だか私の精液だかわからない液体がだらだら伝っている。
「あ…、神様…。」
「まだそんな事を!?」
私は思わず激昂して怒鳴ってしまった。大体神の名は悪魔の前ではタブーなのに。やおら立ち上がり山羊の右足を突き付けた。

42:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 02:03:02 dPOflGKy
ファウストは突如突きつけられた黒い毛のそれにぎょっとしたように私を見上げる。
「よく考えて下さいファウスト先生。私は悪魔です、あなたは私の虜なのですよ!どうせ最後は私の物になるんです、さっさと言って楽になったらどうですか!」
よっぽど蹄の蹴りをくれてやろうかと思ったけれど主人なのだから、と思い止まる。座り直すと脚を広げ、男性器を舐め上げた。
「あっ!?だっだめ、うぁ。」
そこは射精できないだけあって今のファウストの体の中で最も敏感な部分になっていた。そこを責めたら壊れてしまうかもしれないと遠慮していたのだが、この際細かい事は気にしない事にした。
予想通り、拷問にも等しい快楽がファウストに与えられる。
「あっ、だ、だめ、やっ!」
「…あなたの望んだ苦痛ある快楽じゃないんですかね。」
呟く私の声など聞いていない。
「ほら、一言言えば解放されますよ?」
下品な音を立てて汁を啜る。ファウストは目を瞑っていたが、必死に口を動かしていた。
「ん…神様…うっ、わ、私達を誘惑に陥らせず…。」
何を言っているのかと思えば主の祈りの最後の節を唱えている。ほぼ我を忘れている状態なのに、大したものだ。
「あ…悪からお救い下さい。」

43:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 02:06:41 dPOflGKy
無駄な事を。救われる訳など無いのに。お前は悪魔とつながった。鼻で笑うと続きに集中させようと言葉を紡ぐ。
「無駄な事やってないで、とっとと堕ちて下さいよ、先ー」
先生と言おうとして嫌な予感がしてファウストを抱き起こす。目を見開き、ちっと舌打ちした。
「有り得ねぇ…こいついってないのに失神しやがった…。」
失神したらもう約束の言葉を言わせるのは不可能だ、意識を失っているのだから。今日はお開きか、と絹の戒めを解くとどろりと精液が大量に溢れ出した。
とりあえず部屋に置いてある水桶で自分とファウストの体をざっと清めて、使い物になるとは思えない窓際のベッドを見やった。ファウストを自分のベッドに寝かせ、どうしようかと少し迷い壁に体を預けた。
翌朝、私が目を覚ますとファウストは既に起きていた。既に外出着を着て、床に跪き一心不乱に祈っていた。
金髪は陽光を反射し、伏せた金の睫も白い腕も整って全く汚れなく見えた。
「…先生。」
「おや起きたか。」
澄んだ青い目も強い光を保ったままで、主人としての威厳ある口調で言う。
「済まなかったね、昨夜はお前の寝台を使ってしまって。」「い、いえ。それより祈りを中断なさって宜しいので?」


44:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 02:09:06 dPOflGKy
「ああ、気にする事は無い。ちょうど今終わった。」
ファウストは支度を始める。…大抵の天使でも悪魔にあそこまでされたら怯えるようになり、神に祈りなど出来なくなるのだが。
「しかし朝にお祈りなど珍しいですね。何を祈っておられたので?」
「いや、昨夜悪い夢を見たもので。」
「…夢?」
「夢だ。」
それ以上の意見は許さない、とばかりにきっと睨む。
「…窓際のベッドが酷く乱れていますが。」
「夢、だ。」
反論は許されないらしい。
「はぁ。で、神は何と。」
「神の声は私には聞こえ無い。しかしどんな悪夢を見てもそれ以上の善行を天に積めば神は救って下さる。」
一体快楽と善行は両立するのだろうか。わからないが、昨夜の事を微塵も感じさせない気配から悟った。
神はファウストを許したのだ。昨日あれだけ汚したのに。何たる事だ、そんなに気に入られているのかこの人間は。
「支度は出来たかメフィスト。」
「とっくに。」
「では行こうか。」
「しばしお待ちを。」
「どうした?」
背を向けた儘のファウストを昨夜のように抱きしめた。
「なっ何っ!?」
明らかに取り乱した声を上げる。彼の手が凶器になりそうな花瓶を掴んだので即座に離れた。


45:地獄の大公と神の似姿
06/10/23 02:10:07 dPOflGKy
「失敬。何もする気は御座いません。」
「そ、そうか、それなら行こう…。」
改めて私に背を向ける。私は指先に残った感触を確かめた。昨夜より胸の膨らみが少し大きくなっていたような…。
という事は調教次第で完全に女の体にする事も可能なのでは。口の端を歪ませて昨夜の言葉を復習した。
あなたは私の虜なのですよ。崇高な快楽を与えるのは難しいが、汚れた快楽を教え込むのは大得意だ。
宿屋の外に出て、高い空を眺めながら呟いた。神様、この賭けあなたが勝つか私が勝つか見物ですね、と。

46:名無しさん@ピンキー
06/10/23 02:11:21 dPOflGKy
以上です。
ありがとうございました。

47:名無しさん@ピンキー
06/10/23 02:27:50 dPOflGKy
やっちまったorz
>>45 ○復唱
×復習


48:名無しさん@ピンキー
06/10/24 08:43:49 i1b/NIWG
えろいね
GJ!

49:名無しさん@ピンキー
06/10/27 01:44:00 w/WptM2F
新スレも旧スレも止まってるぞ

50:名無しさん@ピンキー
06/10/28 18:23:11 q1BTYVGi
ヒント:DION規制

51:名無しさん@ピンキー
06/10/30 03:02:04 3wOSOtH1
ってなあに?

52:名無しさん@ピンキー
06/10/30 13:44:57 3Wz6M0Wp
それくらい自分で調べろ

53:名無しさん@ピンキー
06/11/02 11:36:12 Fx0m6zC8
hosyu

54:名無しさん@ピンキー
06/11/09 13:44:23 iX+Z58/C
止まってるねぇー

55:名無しさん@ピンキー
06/11/10 22:44:15 OzN80mpA
逆に考えるんだ!
今は萌えの天使と停滞の悪魔がイロエロしてるからスレもとまってるんだと!

56:名無しさん@ピンキー
06/11/14 01:10:07 IV2d4Khe
それじゃ停滞してるから悪魔が優位だな

57:名無しさん@ピンキー
06/11/16 07:14:14 USLzxYAx
いやもしかしたら逆かもしれない

58:名無しさん@ピンキー
06/11/18 16:45:12 4FgnzxXJ
age

59:名無しさん@ピンキー
06/11/23 23:18:31 ZPVPkUaj
そろそろ保守

60:名無しさん@ピンキー
06/11/26 09:28:02 QmZQxPaF
保守

61:名無しさん@ピンキー
06/11/28 13:21:31 8hpBkFul
保守

62:名無しさん@ピンキー
06/11/29 21:33:36 /9SA+iPy
ミカエルはルシフェルの弟ですが・・・

どうでもいいね
そんなこと

63:名無しさん@ピンキー
06/11/29 22:15:06 Zt+7IU/v
ミカとルシが双子兄弟説は後付け臭が凄いから個人的にあんまり好きじゃないけど

双子姉妹(もしくはどっちかが女)でエロエロネタは嫌いじゃないぜ!

64: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:24:33 ZVDIQbsc
前スレラストから続きです。
ちなみに今更ですが、らめぇが駄目な人は避けてもらった方がいいかもしれません。

65: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:25:33 ZVDIQbsc
「どう、気分は? それこそ天にも昇る気持ちよさでしょ?」
「ほ、ほんなころぉ……」
血に染まった満月のように真円を描く深紅の瞳が目の前にある。
それが憎むべき悪魔のものだと理性ではわかっている。
わかっているのだが―、
(駄目、頭がぼうっとして……)
滲む視界は落ち着きなくぐらぐらと揺れ、胃の中の灼熱感は全身に拡散して火照りが治まらなくなっている。
自然と荒くなった息は、自分でもはっきりわかるほど濃いアルコール臭を含んでいた。
「あは、さすがに瓶1本分は飲ませ過ぎだったかな。
 でもね、本当に気持ちいいのはこれからなんだよ」
直後に聞こえた耳障りな音。
それが下着ごと服の前面部を引き裂かれた音だと理解するまでに、今のルエルには数秒が必要だった。
(あ、気持ちいい……って、私は何を……)
悪魔の前で肌を晒す羞恥よりも先に、外気に火照った肌を冷やされる心地よさを感じてしまったことに自己嫌悪の念が湧いてくる。
とはいえ、体を隠そうにも両腕は万歳状態で拘束されたままだ。
そんな彼女にできることと言えば、せめて見える範囲を減らそうと身を捩ることぐらいだった。
けれどその仕草は悪魔にとっては別のものに見えたらしい。
「あっははは、そんなに誘わなくてもちゃんと触ってあげる」
「ひ、ひが……ひぃん!?」
違う、と全く呂律の回らなくなった口で必死に否定しようとした言葉が、途中で情けない悲鳴に取って代わられる。
その原因は、唐突に胸から生まれた激感だった。
驚きに見下ろしてみれば、リリィの小さな手がいつの間にかルエルの乳房にあてがわれていた。
その手のひらが、加護に反応されないよう優しく胸を揉み解してくる。
「ひぃ……あはっ……れめ、そこ、そんなにひちゃらめぇ!」
年相応に細く短いリリィの指が蠢く度、雷に打たれたような喜悦の波が全身を駆け抜けていく。
「どうして、触っちゃいけないの? 感じすぎちゃうから?」
「ひ、ひが……感じてなんか……ないぃ……」
「ふふ、やっぱり天使様って嘘つきなんだ。
 ここをこんなにしておいて」
「はひぃぃ!?」
それまで重くどっしりとした快感とは異なる、鋭くそして強すぎる刺激に喉が引き絞られる。
「乳首、こんなに硬くしておいて感じてないって言われてもなぁ」
「あひぃ!? いやぁ!? それだめぇ!?」
混濁する意識の中、それでもリリィの言葉でその強すぎる快感を生み出しているのが乳首だと理解する。
だが、それは理解したからといって耐えられるような類の刺激では到底なかった。

66: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:26:23 ZVDIQbsc
指の隙間で潰される度、全身が痙攣するのが止められない。
閉じられなくなった口からは、唾液と共に悲鳴とも喘ぎともつかない情けない声が際限なく飛び出していき、嗜虐心をその瞳に湛えた悪魔を喜ばせてしまう。
「どう、胸感じすぎちゃうでしょ? でも天使様が悪いんだよ? あんなにワインこぼしちゃうから」
「わ、わいん……?」
「あれって、もちろん飲むのが本来の使い方だけど、皮膚からでも吸収されるんだよね。
 ていうか、胸なんかはそうやってすり込むと効果が倍増するんだ」
「ほ、ほんなぁ……ひあぁ!」
抵抗したつもりが、むしろ自分の首を絞めることになっていた。
その事実に心が侵食されていく。
「ほら、まずは1回イッちゃってよ。
 そっからが本番なんだからさ」
「あひぃぃぃぃ!?」
それまで放置されていた側の胸の頂を、指ではなくリリィの口に啄ばまれる。
マシュマロのように柔らかな唇に挟み込まれ、ちゅうちゅうと音がするくらい吸引されると、指では実現できないその刺激に、乳首が限界まで勃起させられた。
「れめ、それほんろにらめぇ!!」
そこを尖らせた舌で舐められ捏ねられ突かれると、頭の中があっという間に快感一色に塗りつぶされていく。
自分というものが消えていく恐怖と、その肉悦に全てを委ねたいという欲求がせめぎ合う。
(駄目……耐えないと……でも、こんな……)
「ふあああ!」
ルエルの内心を読み取ったかのように、一旦止まっていたリリィの指が動き出す。
乳房を揉みしだき、その頂点を指で挟んで摩擦する。
時に交互に、時に同時に、右と左、それぞれ異なる刺激の前にルエルの抵抗は嵐の海の板切れ1枚よりも儚いものだった。
全てが肉悦に飲み込まれ、視界が白く染まっていく。
「ふふ、じゃあ、これで止め」
一度口を離してそう宣言したリリィが再び乳首を口に含み、前歯で敏感すぎる突起を挟んでくる。
「ら、らめぇぇぇ!!!」
「きゃっ!?」
ルエルの絶叫、リリィの小さな悲鳴。
その2つに重なるようにして、ゴムを弾いたような音が響き渡る。
噛むという行為が薄皮一枚で加護を発動させたのだ。
今のルエルにとってどう感じられるかはともかくとして、噛むといってもその力はそれほど強いものではなかった。
それ故規模としては極めて小さいものではあるが、それは紛れもなく悪魔を退ける神の力。
それは確かにリリィを弾き飛ばしたが、ルエルに対しても痛烈な一撃となっていた。
リリィの矮躯を弾き飛ばした反動が、極限まで性感を高められた乳房を中心に破裂する。
それは、本当に胸が爆発したかとルエルに錯覚させるほどの衝撃だった。
「んああああああ!!」
これまでにないほどの絶叫で周囲の木々を震わせて、皮肉にもルエルは神の力で最後の一線を越えたのだった。

67: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:27:14 ZVDIQbsc
「いたたたたたた……つい調子に乗っちゃった。
 でも、ま、結果オーライ?」
絶頂による痙攣を終え、ぐったりとうなだれているルエルに歩みよるリリィ。
その口元は赤くなっているが、それでも規模が小さかっただけにそこまでのダメージを受けている様子はない。
「ほら、起きて起きて」
項垂れるルエルの頬をぴたぴたと叩き、激しすぎる絶頂による忘我の境地から彼女を引き戻す。
「は、はぇ……?」
「おはよ、天使様。
 でも、まだお寝んねするには早すぎだよ」
そう言って足元に置いてあったワインの瓶を持ち上げる。
「ぃ、いや……」
それを見て、半ば本能的に口を閉ざすルエル。
その反応を満足げに観察し、リリィはその瓶の口を宛がってくる。
けれどそこは、前回のような口ではなく全く別の場所だった。
(そ、そんなとこ……)
ガラス製の瓶の口。
その冷たく硬い感触を、よりによって股間で感じさせられてルエルは極度の混乱に陥ってしまう。
直接は触れられてもいないのに、既に彼女自身が分泌した体液によって濡れそぼっている秘唇。
(は、入ってくる、入ってきちゃう!?)
細くなっているとはいえ、それでも指数本分はある瓶の先端が、まだ何も受け入れたことのない肉洞を力任せに割り開いてくる。
けれど、そこから生まれた感覚は、痛みとは全く異なるものだった。
意思とは無関係に膣襞が瓶にしゃぶりつき、下半身が溶けそうなほどの得も言われぬ肉悦を吐き出していく。
「ひあああ、なんれ、なんれぇぇ!?」
わずかなインターバルで多少治まっていた性感が、またしても、そして急速に高められていく。
「あぐっ!?」
ほとんど抵抗もないまま最奥まで差し込まれ子宮口を抉られる。
それすらも快感として受け入れてしまうことに本人が惑乱しているのもお構いなしで、今度はずるずると引き抜かれていくワインの瓶。
(な、中、擦られてぇ……)

68: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:28:20 ZVDIQbsc
本来滑らかなはずの瓶の表面。
けれど今のルエルにはそこにあるかすかな凹凸すらも感じ取れていた。
それは敏感な場所にやすりでもかけられているような錯覚を催させる感覚だ。
「とめ、とめてぇ、おかしくなるぅ!」
繰り返される往復運動に、恥も外聞もなく悪魔に懇願した。
けれど、それだけしても悪魔の手を止まるどころか、わずかに減速することすらなく動き続ける。
「ダーメ。
 天使様には、この瓶が恥ずかしいお汁でいっぱいになるまでがんばってもらうんだから」
(び、瓶をいっぱいって……)
思わず自らの秘所を貫く瓶に視線を落とす。
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てながら、大切な場所を我が物顔で出入りする悪魔の責め具。
ルエルのそこが本来ありえないほどに濡れそぼっているとはいえ、それだけで瓶を満たすのにどれほどの時間が必要なのか全く見当が付かなかった。
「このお酒、一度天使の体を通して初めて完成するんだよね。
 だ・か・ら、早く終わらせたかったら、どんどん感じていっぱい出さないと。
 んー、この辺が一番感じるかなぁ?」
「ほ、ほんなぁ……」
あまりに遠すぎる道程に絶望しかけたルエルの心。
それを鼓舞するようにわずかに挿入の角度を変えた瓶の口が、膣内のある一点を抉りこんできた。
「あぎぃ、そこ、そこぉ」!
そこから生まれた快感電流は、それまでのどの責めよりも強烈だった。
そこをゴリゴリと抉られる、その1回ごとに心を粉々に砕かれそうなほどの圧倒的な快美感。
ルエルが2度目の、そしてそこから連続しての終わりない絶頂地獄に落ちるまでにそれほどの時間は必要なかった。

69:エピローグ ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:29:02 ZVDIQbsc
「ほら、手伝ってくれたお礼に一口あげる」
深い霧がかかったように白濁する意識の中、そんな声が聞こえてくる。
続いて口のあたりに硬い何かが触れ、そこから溢れ出した生暖かい液体が口内に流れ込んでくる。
「どう、今度こそおいしいでしょ?」
口の中いっぱいに広がる芳醇な甘酸っぱさと、再び聞こえてくる誰かの声。
(おいしい……)
薄れていく意識の中、ルエルは素直にそう思い、小さく首を縦に振ったのだった。

70: ◆v8m7tuNvY.
06/12/04 02:30:00 ZVDIQbsc
以上です

71:名無しさん@ピンキー
06/12/04 02:42:24 Ui+KgScg
GJだ。
GJと言っておこうじゃないか。
GJ!

72:名無しさん@ピンキー
06/12/04 16:52:30 0RPzln+m
(*´Д`)b

73:名無しさん@ピンキー
06/12/07 00:32:42 LMpy57CK
保守

74:名無しさん@ピンキー
06/12/09 19:31:44 yn4aGbE4
保守

75:名無しさん@ピンキー
06/12/13 14:59:21 hpBhLyPz
保守するか

76:名無しさん@ピンキー
06/12/14 14:05:34 6wy8ljcJ
前スレ落ちたな・・・新スレが動き始める気配もないが

77:名無しさん@ピンキー
06/12/17 20:43:07 Kb6v6PbG
挑戦してみたらどうしてもエッチまで行かなかったので挫折。

78:名無しさん@ピンキー
06/12/23 02:03:03 KCOEKy/b
期待上げ

79:名無しさん@ピンキー
06/12/24 10:22:33 WmctxyrM
保守

80:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:12:39 4bxNrNZq
天使攻め悪魔受け



悪魔攻め天使受け

のどっちが人気なんだろうか?

81:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:55:31 yyo3yyBk
ノシ 天使(清らか乙女風)攻め 悪魔(マッチョで大物)受け

82:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:58:56 yyo3yyBk
クリスマスで弱った悪魔を聖歌でなぶる天使とか

83:名無しさん@ピンキー
06/12/25 22:23:25 dxRotmsr
>>81
恥じらいながら「あ、貴方なんてこうしてあげます!」と悪魔のナニを恐る恐る踏みにじる可憐な少女天使と、
あんまり力が入ってない柔らかい足の裏がキモチいいので、やられた振りして悦ってるガタイのいい兄貴悪魔とか。

で、「罪を浄化」とか騙されて、自分から悪魔に騎乗位で純潔を捧げてしまい、
それからも、浄化名目でいいように犯られ続ける天使たん、だとなお良し。


84:名無しさん@ピンキー
06/12/25 23:30:09 TIRnVm0/
うむ、恥じらいは外せないな。

そんな天使は股間を怪我した悪魔のナニを顔を覆いつつ指の間から覗き見ながら
責任取って優しく手当してあげるとヨロシ。

85:名無しさん@ピンキー
06/12/26 19:08:07 q6m31sMp
そのシチュエーションいいなあ。

射精させることで悪魔の力を搾り取り、
天使は恥じらいながらも精液を飲むことでその力を取り込み浄化の効率を上げようとする、
というのを思いついた。

86:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:38:54 55fAHDWq
>85

浄化を試みるけど、汚染されて堕落。悪魔化だと最高。

87:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:16:21 GNR3f+yo
誰か執筆してくれる人求む('A`)

88:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:57:18 tHKCEdvo
88get

89:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:31:34 dtqfot/h
天使堕落もいいけど、
汚染してエロエロモードにするまでは計算通りだったが、天使が天然すぎて
悪魔「頼む、もうやめてくれ!これ以上出したら俺死ぬ!」
天使「あぁん、駄目ですぅ、全部浄化しなくっちゃ♪
ふふ、まだまだ罪がこんなに沢山♪浄めてあげますね」
悪魔「ひ~~」
みたいなのも好きだ。

…大晦日なのに何やってんだか。

90:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:33:31 8UEBAxeR
ギャグエロの話題をぶった切って投下しますよ。

91:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:34:36 8UEBAxeR
「……ん…はぁ…ふぅ……ん…ッ………。」
艶やかな声が静かな森にこだまする。
木の根元に横たわる少女の豊かな乳房に、一匹の悪魔がむしゃぶりついていた。
悪魔は、短めの青味のかかった美しい髪に、露出度の高い扇情的な衣服ははだけ、
背中に付いたこうもりの様な羽、尻から伸びる鉤状の尻尾。
対する少女は、肩にかかるゆるくウェーブのかかった亜麻色の髪、着ていた衣服は既に剥ぎ取られ、
その背中からは純白の羽が、後頭部には薄く輝く金色の輪が。
少女は天使だった。
悪魔は天使の胸を揉みしだいていた左手を、彼女の秘所にゆっくりと運ぶ。
最早どちらのものだか判らないほどの愛液でぐしょぐしょになったそこの、
赤く染まった肉芽を左手でぎゅっと摘む。
天使が小さく鳴いた、がそれ以上の反応はしない。
悪魔は薄く笑う。尻尾がうねり、天使の割れ目をそっと撫でる。
「……あふ…ぅん………。」
ずぶり。
尻尾を天使のそこに埋め込む。
中で動かす度に、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てる。
悪魔は恍惚とした表情で天使を見た。
天使の目は虚ろで、何の光も映さない。


92:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:35:38 8UEBAxeR

数日前、悪魔は人間界にいた。
自分の主人からの命令で嫌々来ていただけだった。
「やることやってさっさと帰ろう…。」
そんな気分で。
そして悪魔は、たまたま、教会の前を通りかかった。
─あんまり通りたくないんだけど、しょうがないか……。
そこ通らないと、目当ての家に行けないし。

「お花をどうぞ。」
人間に化けて、気の進まない足取りで歩いていた悪魔の目の前に、
突然花が突き出された。
「……………?」
「今日は日曜礼拝の日ですよ、どうぞ。」
─ああ、そういえば今日は日曜日か……。
何とはなしに出された花を受け取りながら、悪魔は顔を上げた。
そこにあったのは眩いばかりの美しい笑顔。
天使の様な、とはまさにこの笑顔の為にあるのだろう。
一瞬だけ、その笑顔に見惚れて、
「…………どうも。」
慌ててその場から去った。

─あの子は天使だな。あんな純粋な笑顔が人間にできるものか。
目的の場所で、与えられた命令を淡々とこなしている時も、
頭の中はあの少女のことでいっぱいだった。
─そうだな、天使なんて、久しく喰ってないな。
悪魔はにやりと笑う。


93:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:36:43 8UEBAxeR
帰り道、先の教会の前に少女はいた。
悪魔はできるだけ爽やかそうな笑みを浮かべて彼女に話しかける。
「朝は素敵なお花をどうもありがとう。」
少女はその声に振り返るとにっこりと笑う。
「貴女は今朝の?朝は随分と憂鬱そうな顔をしていたけれど、
何か良い事でもありましたか?」
「ふふ、一仕事終わってね。すっきりしたんだよ。」
「それは良かったですね。日曜なのに仕事なんて、憂鬱なだけなのに。」
少女はまるで自分のことのように喜ぶ。
この屈託のない笑顔も、今日で見納めだ。
─ちょっと惜しい気もするけどね。
「ああ、そうだ。せっかくだから、お暇でしたらお茶でも飲んで行かれませんか?」
日曜の労働を、教会で労いましょう。
と、少女が身を翻す。悪魔に、背を向ける。
「いやあ、その心はありがたいけど、その必要は無いよ。」
君が、その体でもって私の労を労ってくれればいい。
音も無く手が動く。悪魔が無防備な少女の首筋に手刀を食らわした。
昼下がりのこの時間に、目撃者は居る筈も無く。(尤も、いたとしても悪魔に消されていようが。)


94:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:38:04 8UEBAxeR

そして、その日幾度目かの絶頂を迎えた悪魔は、ふうと一息ついて天使を見下ろす。
「君は、素晴らしい娘だ。旦那様には、渡したくないな。」
地獄に持っていけば、自分の主人に隠し通すことはできない。
きっと主人も彼女を気に入るだろう。そうしたら取られてしまう。
だから、人間界で思う存分楽しんでから地獄に持って行こう。
そう、悪魔は思ったのだった。

色々な液体でヌラヌラと光っている天使の唇を、舌で撫で、
そのまま口内に侵入する。
中で自分の舌と天使の舌を絡ませ、自分の唾液を流し込み、
彼女の舌の味を存分に楽しむ。
しばらくして唇を離すと、ねっとりと銀の糸が引いた。
尻尾はずっと天使の秘所を弄んでいる。
そこから愛の液がどろどろと流れ落ちる。
悪魔はそこに己の秘所を合わせた。
ゆっくりとこすりつける。
「あう………ぁあっ…。」
敏感になったそこに、尻尾が音を立てて這う。
「んっ……あっ………はっ…あぁんっ。」
段々と激しくなる動きに合わせて、悪魔の鳴き声が一層高いものに変わっていく。
静かな森の奥、その嬌声を聞く者は誰一人として居ない。
そして夜は更けていく。


95:名無しさん@ピンキー
06/12/31 04:40:00 8UEBAxeR
どうみても悪魔たんのオナニーショーです。
本当にありがとうございました。
一応続きはあるけどたぶんそれは年明けに。

…大晦日に何やってんだろ俺。

96:名無しさん@ピンキー
06/12/31 18:07:08 BiLwwMxA
>>90-95
GJ!
ただ天使を堕とす過程も見たかったな

97:名無しさん@ピンキー
07/01/01 03:43:41 0LB4AlUR
>>81~86のを誰も書かないから書いてみた。
まだ序盤だが出来次第投下してみる。
なんかおかしいところあったら指摘頼む。SS初めてなんだ


クリスマスの日に。


「どぢったかなぁ・・・」
最初に思った事はそれだった次に考えたのは
なんでクリスマスって忘れてたんだ・・・バカか俺は・・・そんな悪態を付きながら家への道を急いで帰る。
クリスマスに悪魔の仕事もクソもないただでさえ消耗が激しい今、天使に出逢えば間違いなく勝てないだろう。
「はぁ~・・・早く帰ろう・・・こんな日に天使に出逢ったらシャレにならないだろうなぁ・・・」
ま、そんなわけないかとのんびり歩き出す。普段なら悪魔に声をかける天使なんかいない
そう、普段なら、今日はクリスマスだ天使の力が強まり悪魔の力が弱くなるすなわち悪魔を捕まえる絶好のチャンスだ
「あの・・・」
だから後ろから声をかけられた時にもう抵抗する事すら馬鹿らしく思えた
いや、飛ぶ力すら残っていなかったと言うべきか
「はぁ・・・マジかよ・・・ありえねぇ・・・」
「あ、あの・・・悪魔・・・ですよね?」
「おーけー、抵抗しなからもう好きにしてく・・・」
半ばやけになって投げやりになって振り返って思いもよらない姿に目を奪われた
外見だけを見れば17~20くらいの少女で背は悪魔の胸くらいまでしかなく、軽くウェーブのかかった金髪が腰あたりまで伸び
頭の上には輪が付いており淡い光を放っていた
「あの・・・?どうかしましたか・・・?」
しばらく呆けたように悪魔にじっと見つめられ天使は頬を少し染めながら上目遣いに聞いてくる
「あ・・・いやなんでもない。で?その悪魔に何か用でしょうか?」
抵抗することは今更無駄だろう、見つかった時点で悪魔の負けなのだ
つくづく外出した自分を恨む。
「えっと・・・悪魔を浄化しないといけないんで一緒に来てもらえますか?」
おそらく初仕事なんだろう、涙目になりながら見上げてくる
(最後がこんな可愛い子ならまぁ、いいか・・・)
「あいよ・・・付いていけばいいんだろ」
「わぁ・・・ありがとうございます」
「いやお礼言われても・・・・」
そんな涙目で言われてもと頬を書きつつ悪魔は困惑するどうも調子が狂う。
今までの天使は悪魔を見つければすぐに「殺せ」だの「抹殺する」だのうるさいったらなかった
そんな違和感のまま悪魔は天使に連れられて消えていった・・・

98:名無しさん@ピンキー
07/01/01 03:50:34 yRrj2Vq+
保守

99:名無しさん@ピンキー
07/01/02 07:05:06 CMJWWQC0
期待

100:名無しさん@ピンキー
07/01/03 15:30:18 eKg+w0zr
100get

101:名無しさん@ピンキー
07/01/07 01:47:12 mApfUKbW
堕天使姉さん攻めでふたなり悪魔少年受けはこのスレ的には有りですか?

102:名無しさん@ピンキー
07/01/07 17:06:51 epwtN60a
いいと思うよ。

103:名無しさん@ピンキー
07/01/10 12:16:36 3fpoJHA2
保守

104:名無しさん@ピンキー
07/01/11 22:25:19 A6Edc+w8
天使のような悪魔の保守

105:名無しさん@ピンキー
07/01/12 05:28:10 eZDXEFUX
天使ってやっぱ悪魔にすぐ捕まっちゃったりするんかな?

106:名無しさん@ピンキー
07/01/12 14:58:10 DtzdWiuX
イメージ的には悪魔の方が弱い。精鋭部隊の天使、数押しの悪魔

107:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:58:30 7CdZhm8Y
神様に反逆する奴のが多いイメージか

108:名無しさん@ピンキー
07/01/14 12:00:45 /2hrp07R
>>104
銀狼怪奇ファイル?ナツカシス
結構好きだったな、あれ。今度ビデオとか無いか探してこよう。


そういや、二次創作ネタはこっち?作品スレ?まあ職人次第っちゃそうだが雑談とかさ。

109:名無しさん@ピンキー
07/01/15 08:54:59 JXPIn0Yt
悪魔はもともと最高の地位にあった天使
強くて賢くて美しい

天使は弱いけど
神の力によって勝つ

110:名無しさん@ピンキー
07/01/18 10:00:45 A+LQ7Mk9
保守?

111:名無しさん@ピンキー
07/01/21 12:14:33 PF1I287A
保守。

112:名無しさん@ピンキー
07/01/23 09:46:58 EaE6jEC9
38 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/13(火) 09:21:56
主人公が天使で、ライバルが堕天使で、ヒロインが悪魔だった。

この人ここに来てくれないかな…

113:名無しさん@ピンキー
07/01/25 02:44:33 /02/ffXy
天使 悪魔 争いすれ違う保守

114:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:03:48 H2ObKbrA
あたしは黒髪のツインテールと栗色の大きな瞳が可愛い美少女タイプの
下級淫魔。初めて地上に出てお仕事をするの。え?何をするのかって?
決まってるじゃない、人間を堕落っじゃなくって何だっけ、そうそう
セックスの愉しさを教えに行くのよ。一昔前の汝姦淫するなかれなんて
しょっぱいご高説がまかり通っていた時代は厳しい審査をパスした者だけが
地上に出ることが出来たけど、人間の嗜好が初物を喜ぶようになってきた
らしくて、あたしみたいな50才未満のヒヨッコも仕事を任されるように
なったの。これからは愛(欲)と性技の時代。目指せ人類穴兄弟よ!

早速獲物発見。いかにもコッチ方面は疎い感じの学生さんをあの手この手で
ホテルに引っ張り込むと早速全裸に剥いて、つかわないのが勿体ないくらい
太くて長くて大きなアレをしゃぶってあげた。
彼ったらあっあっこんなこんなのっ凄すぎるうぅっってすぐにイッちゃったわ。
もちろん、彼にもわかるように喉を鳴らしてザーメンを飲み下した。
だってあたし達淫魔の主食は地獄に堕ちた人間から搾り取ったザーメンで、
彼のは凄く濃くて美味しかったんだもの。


115:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:06:41 H2ObKbrA
それだけで彼はトチ狂ったようで、あたしのお気に入りの、フリルの沢山ついた
ブラウスとタータンチェックのスカートを毟って、レースやリボンをふんだんに
つかってるわりにはカップだけシースルーという本末転倒な白いブラと、
クロッチのとこ以外は透け透けのブラとお揃いのショーツだけの姿にすると
仰向けに押し倒して唇を塞いできた。差し入れた舌であたしの舌でを捏ねくり
まわしたり歯茎を舐めたり唾液を流し込んでくる。
いいわ、いいわ……すごくいいっ、君の唾液おいしいっもっとちょうだい……っ!
青い性の暴走に身を任せる恋人同士に見えるような濃厚なキスの後、
彼に跨がるとお尻を向けてブツを口にした。
人間を堕落させるには、あたし達淫魔の愛液を口にさせる事が必須条件なの。
一口でも舐めれば任務は完了。彼の魂は抜けて地獄に堕ちる。だから
シックスナインを誘ってるのに彼ったらお尻の肉を指で突いたり、濡れた
ショーツの上からいけない所をなぞるだけで……。
だからあたし、お尻を丸出しにして、出来るだけ下品な言葉で下のお口に
キスしてって哀願したの。
そうしたら、突然彼の口調ががらりと変わって。


116:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:08:52 H2ObKbrA
「ばぁか、誰がお前のマン汁なんか舐めるかよ」
あたしの口からいきりたったモノを引き抜いて。
あ、と思った時には大股開きで仰向けにされていて、彼のぶっとい先端が
あたしの中にめり込んでいた。
「きゃあああぁぁぁっ」
いくら濡れそぼっていてもあたしはまだ外見年齢=実年齢の正真正銘本物の生娘。
人間ごときにぶち抜かせるためにとっておいてたわけじゃないのよ!いつか
ちょい悪カッコイイ上級淫魔のおじ様紳士と激しい恋に落ちて優しく
奪われるために死守してるんだから!!
なのにコイツったら腰を揺すって更に深くあたしの無垢な場所を遠慮なく
拓いていく。思わず怒筋を立てて叫んだ。
「やだ何すんのよやめてよ痛いじゃないのよぉっ」
「へっ、淫魔でも初めては痛いんだ」
予想もしなかった言葉に心臓が跳ね上がった。淫魔!?なんでコイツあたしが
淫魔だって知って……。
ひらりと視界をかすめて枕元に白い軽やかなものが舞い落ちた。
まばゆく輝くひとひらの羽根。
眼の前にいる男の正体を悟って頭の中が真っ白になった。


117:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:12:51 H2ObKbrA
地上には人間を護るために遣わされた天使、対淫魔専門のスペシャリストが
降臨する事がある。そいつは人間に紛れて気付かれる事なく淫魔を滅していく。
そしてそいつを見た淫魔は決して生きて還る事は出来ない。
あたしが獲物だと思って誘ったこの男は天使だったんだ……。
イチモツを根本まで挿入し終えた天使がニヤリと笑った。
下腹部を貫く熱くて芯のある硬い異物。脈打つ度に膣がズクリと疼いて、
穿たれているのが嫌でも実感できた。
「よかったなぁ、初めての相手が人間なんかじゃなくて」
「いやぁっ抜いて抜いてええぇぇっ」
あたしは半狂乱で泣き叫んだ。天使の精液には悪魔を浄化する力があるんだもの!
いやああぁぁっあたし浄化されちゃうよおおぉ!
「うっせぇよ、こっちはお前らと違って腰に負担がかかる重労働なんだぞ。
七発やるまで黙って協力しろや」
これで二発目、と、おどけた調子であたしの子宮口に亀頭を突き立ててザーメンを注ぎ始めた。
「ひっ……ぃい……っ」


118:名無しさん@ピンキー
07/01/28 19:14:53 H2ObKbrA
熱い、世にも悍ましい白濁が肉洞を満たしてあたしの中を蝕んでいく。
なのにその感触に恍惚として、あたしはもっと深く繋がろうと天使に
四肢を絡ませて結合部を押し付けていた。
「ははっ、いいぜ淫魔ちゃん、どうせ人生最初で最期のセックスなんだ。
思いきり楽しめよ」
亀頭を入口ぎりぎりまで引き抜いて螺旋を描いて最奥まで押し込む激しい抽送に、
何度も襞をカリで擦られて、もうそれだけで脳みそが焼け爛れた。
それから向かい合って三度イかされて、口淫でまた飲まされて、
天使にお尻を捧げて更に奥に熱いのをぶちまけられて、それでもまだ欲しいと
懇願して天使に呆れられた。
「ホント底無しだな淫魔って」



天使が立ち去った後、薄暗い部屋に一人取り残されたあたしは、
塵一つ残さず消えるまでの間、天使とのセックスだけを考えていた。
天国は……あんな激しいセックスを沢山出来るのかな……
あたし、生まれ変わったら天使になりたい……。

119:名無しさん@ピンキー
07/01/28 20:10:54 nvvHp6Dn
グジョーブ!!!
天使セメ悪魔ウケ
は、正直苦手だったんだが、こんなに可愛い悪魔がいるとは思わなんだ。
ところで、男の淫魔も地上でお仕事してたりするんかな?

120:名無しさん@ピンキー
07/01/28 22:26:17 jMCvhpcW
するんじゃない?
ショタ系の悪魔が悪い退魔師のお姉さんに捕まって
首輪着けられて飼われてるのしか想像できないけど。

121:名無しさん@ピンキー
07/01/29 23:36:32 VekhP5P3
女の淫魔が集めた精液で人間の女を孕ませるのが仕事ですよ、男淫魔、ってか夢魔。

122:名無しさん@ピンキー
07/02/01 07:46:05 l3ZxOQTe
GJ。
淫魔たんかわいいよ。

123:名無しさん@ピンキー
07/02/01 11:42:15 3fQzPoFO
123get

124:名無しさん@ピンキー
07/02/07 09:40:49 zIpbICeQ
あげ

125:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:42:04 AeccCao6
まとめってある?

126:名無しさん@ピンキー
07/02/09 08:15:27 lcE/NJ1F
【黒麹芋焼酎 魔界への誘い】
魔界へ連れて行かれるがごときおいしさ

【長期熟成焼酎 天使の誘惑】
濃厚かつ 芳香な風味の稀少な銘酒に円熟すると蒸発してしまいます
あたかも天使が誘惑しているように

魔王といい、焼酎って…

127:名無しさん@ピンキー
07/02/11 04:02:36 3IO5fhab
保守age


128:名無しさん@ピンキー
07/02/20 09:27:23 29lsyB3V
ほしゅ

129:名無しさん@ピンキー
07/02/24 08:23:17 9h08Zwu3
保守

130:名無しさん@ピンキー
07/02/28 01:51:03 PdhD9Sx7
保守あげ

131:名無しさん@ピンキー
07/03/05 11:31:26 ilYRDCyB
堕天保守

132:名無しさん@ピンキー
07/03/09 10:33:18 TnKSbKmQ
ほしゅしゅのしゅ

133:名無しさん@ピンキー
07/03/14 16:13:51 orFyZgBl
…誰かいる?

134:名無しさん@ピンキー
07/03/14 20:14:32 MbNEkTt1
いるよ。

135:名無しさん@ピンキー
07/03/15 00:22:36 tDfmmpaJ
ネタ繋ぎに前スレに有った天使・悪魔の擬人化萌え妄想でもやってみないか?

136:名無しさん@ピンキー
07/03/15 20:04:06 Wq/aMXQL
それってどういうの?

137:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:06:57 XjK9/Unn
あー…各天使・悪魔の設定や逸話をエロゲ風味にまとめてみる奴?でもあれ詳しくないと書けない希ガス

138:名無しさん@ピンキー
07/03/27 20:45:43 tHI+Y2DW
しゅ

139:名無しさん@ピンキー
07/03/30 12:29:59 q0m84f3V


140:名無しさん@ピンキー
07/04/04 05:57:41 tl7m9Kp2


私の名前はパイモン。
ルシファー様に仕える偉大な悪魔…って、す、好きで使えてるワケじゃないわ!
ルシファー様は強いし、逆らえないからっ、し、仕方なくよ、仕方なく!
べっ、別に、ルシファー様の事が好きなワケじゃないんだからねっ!


141:名無しさん@ピンキー
07/04/08 15:26:51 SRvZlp09
パイモンって男?

142:名無しさん@ピンキー
07/04/08 18:09:33 RITkYAQn
天使なら詳しい(つもり)だが悪魔はあんまり……。
とりあえずメタトロンとサンダルフォンは双子ロリだろ。
最も若い天使だし。
後は権天使(プリンシバリティ)のプリンちゃんとか。
これについては語感だけだがね。

143:名無しさん@ピンキー
07/04/13 21:36:50 2hpTe0Rp
ガブリエル以外は男ないしは中性だったはず。

144:名無しさん@ピンキー
07/04/13 22:11:40 tWxTadqa
>>143
>ほとんどが中性
そこでftnrですよ!

145:名無しさん@ピンキー
07/04/15 00:21:02 hWByJ0FE
女の悪魔っていうと
リリスとか、アスタルテ(男性体と女性体に変身するらしい)とか
サッキュバスとかあたりか。

あとメフィストフェレスも通常男だけど女に変身したりとかするらしい。

146:名無しさん@ピンキー
07/04/15 06:56:16 sRV0fMJs
元から女性というわけではないけど、ソロモン72柱のシトリー。
愛とか情欲に関わる全ての事を支配し、美しい女性に変身して劣情を満たしてくれるらしい。

147:名無しさん@ピンキー
07/04/17 14:37:04 OFytpBO2
ソロモン72柱といえばグレモリーが元々の姿が女性だったはずだ
駱駝に跨った姿で現れ、人の心、特に愛情を操ることを得意としているほか宝探しもお手の物


148:名無しさん@ピンキー
07/04/19 01:44:41 91QfEPR1
ソロモン72柱のクローセルは悪魔だが天使の姿で出るそうだ。
TRPG「DragonQuest」では、ねんがんのアイスソードを
装備しているという設定があるそうなので、ヴァルキリー風の
おにゃのこの格好をしていると勝手に脳内補完。
特技は温泉を掘り当てることだそうなので、そこからの妄想で
お風呂プレイハァハァ。

149:名無しさん@ピンキー
07/04/22 11:16:35 3xZouGPn
助手

150:名無しさん@ピンキー
07/04/26 23:29:29 +kEVEhnu
ソロモン72柱は確かアスモダイも女だよね?
『東国の王アマイオンの副官で、72の軍団を従え、幾何学と天文学に関する完璧な技術を与える』
と某ラノベより。力はエロ関係じゃないから受け側に回りそうだな

151:名無しさん@ピンキー
07/04/28 00:05:29 nQGSE5rB
流れはソロモン72柱か

アスモダイは7つの大罪のひとつ、「色欲」を司る魔王と同一人物(人じゃないけど)

ただし、色欲の魔王として登場する時のアスモダイは
デブで下品なオッサンという姿で現れるから要注意だ

152:名無しさん@ピンキー
07/04/30 02:00:39 K0tfgnot
幾何学と天文学に秀で、剣術の腕前も地獄髄一だけど他の悪魔や人間から
助けを求められると手を貸さずにはいられず
おまけに性欲過多なのに好きな相手には話しかける事すら出来ないので
常に熟れた体と強すぎる性欲を持て余していて魚が食べられない

そんな悪魔だと良いなぁ

153:名無しさん@ピンキー
07/05/10 10:52:47 YRjH3/lg
保守

154:名無しさん@ピンキー
07/05/12 01:38:41 HGIgIf57
ソロモン72柱の1柱、マルコシアス

大鷲の翼と大蛇の尾を持つ雌狼というモフりがいのありそうな姿で現れる
マルコシアスは悪魔であるにもかかわらず嘘を極端に嫌い
質問されたことには基本的に正直に答える
ただし、事実を抜かして物事を説明することがあるらしい
口からは火を吐き、「炎の氷柱」という必殺技を持っている
ゴモリー(>147のグレモリーと同じ)に頭があがらないらしい


155:名無しさん@ピンキー
07/05/17 01:34:45 T3+96WzP
(゚Д゚≡゚Д゚)俺しかいない予感!

156:名無しさん@ピンキー
07/05/17 01:53:02 G5DxZ3sJ
俺がいるぜ?

157:名無しさん@ピンキー
07/05/17 07:37:19 +8GBqR8o
俺もいる。

158:名無しさん@ピンキー
07/05/17 20:49:37 qqLOyhTw
なんか民神板みないな流れになっているがエロパロスレですよね?w

159:名無しさん@ピンキー
07/05/17 21:18:50 LJiAz4fm
俺だってぇ!

160:名無しさん@ピンキー
07/05/18 03:29:20 wcvIGE5B
前スレに悪魔の羽を炒めて食う話を書いた香具師です。

続きを書こうかと思ったんですが、当然のように前スレが落ちてて
読めない人がいますよね。

2chエロパロ板SS保管庫に前スレのSSを保管してもらおうかと思うんですが、
私以外の書き手で収録されたくない、ってひとはいますか?
なんかスレ内で合意が取れてないと収録してもらえないらしいです。

どんなもんでしょ?

161: ◆v8m7tuNvY.
07/05/19 04:30:30 dwTDGypO
前スレラストで埋めネタを数本投下したり
別トリで通販番組ネタなども投下した者ですが
保管していただくこと自体に異存はありません。
ただ、別トリの方のSSは個人の保管サイトにも入れてあるので
わざわざ保管庫管理人さんの手を煩わせるのも心苦しい部分はあるのですが。

162:名無しさん@ピンキー
07/05/19 07:35:44 FjOrZvs3
前スレでちょこっと書いてた奴ですが別に良いです

163:名無しさん@ピンキー
07/05/19 11:01:29 FRsJnUcf
前スレで萌え~としか言っていない奴ですが

>>160
>>161

大変楽しみにしております。

164:名無しさん@ピンキー
07/05/20 01:16:43 KCSIp9eF
このスレに出入りしてるやつらは
当然この本は購入済みなんだよな?

URLリンク(otabeya.com)

165:名無しさん@ピンキー
07/05/20 01:25:58 a6Mqxmzr
宣伝乙

166:名無しさん@ピンキー
07/05/21 00:01:00 ydLsgJdb
>>160
大変お待ちしておりました。
勿論、保管庫も熱望しますが、
自分は暗唱できますので、
続きを御願いいたします。

167:名無しさん@ピンキー
07/05/23 10:03:57 2Wh1jA20
>>143
ぶっちゃけて言えば、アブラハムの一神教は(成立時の社会的背景から)どれも強烈な男性優位、女性蔑視の立場を取る
その意味では、天使はみんな男性で、文章の中でも人間の姿の場合、そう表現されてきた

後にカトリックはこの件について、「天使に性別という概念はない」と、(一応)定義した
が、それでも、長い間、絵画や文章の中で天使は、人間の姿の場合、男性の姿でみ描かれてきた
天使が男性だなんてイメージなど抱きようがないほど、一神教での男性優位の精神は強烈だったわけだ

これが覆されたのがルネッサンス期で、主に絵画等の芸術の分野で天使を女性として描く作品が出始めたから
同時に子供や赤ん坊の姿で描くものも出始めた。全ては芸術的な欲求から生まれた発想
ガブリエルに女性のイメージが定着したのも、この頃から

要するに、このスレの住人とほとんど似たような欲求から、天使を女性化したわけだ、ルネッサンスの芸術家たちもw

よって、天使の性別なんて議論はまったくもって無粋なわけで、ここでは好きなように
都合よく男性や女性に振り分けてイメージすりゃいいんじゃね

168:名無しさん@ピンキー
07/05/23 21:45:25 qaQ951lK
天使は男にも女にもふたなりにもなれると
かのミルトン先生もおっしゃっておられるしな。

169:名無しさん@ピンキー
07/05/30 00:38:06 hHzoqzAs
どちらでもありどちらでもない
つまり責めも受けもOKってことか

170:名無しさん@ピンキー
07/06/05 02:46:51 fHtQyP8e
保守

しかしssの投下久しく無いな

171:SS保管人
07/06/08 23:07:22 E2zs+S5f
2chエロパロ板SS保管庫
URLリンク(red.ribbon.to)

「オリジナル・シチュエーションの部屋その8」に収蔵させて貰いました。

172:名無しさん@ピンキー
07/06/09 00:34:02 FlkHtfUx
>>171
乙さまです。お世話になってます。

173:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:02:09 cVv9L7ib
>>171
乙です
多謝です

174:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:10:18 qX4lj1O8
>171
乙です

175:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:30:47 WRRDBYR8
このスレに書き込む場合は、少なくとも神、悪魔に詳しくないとダメでしょうか?

176:名無しさん@ピンキー
07/06/10 06:04:53 SXNDJb/c
過去ログの職人さんにもオリジナルの人がたくさんいたし大丈夫じゃないか?

177:名無しさん@ピンキー
07/06/10 12:04:27 Hki7U41c
>>171
それぞれのタイトルの横にシチュを書いておいたほうがいいな
うっかり鬱もの見ちゃったりしたら…

178:名無しさん@ピンキー
07/06/10 12:46:25 oWFBCVgT
この保管人はそんな手間はかけられないっぽいほど忙しいんじゃないかな

179:名無しさん@ピンキー
07/06/10 13:29:00 T8pIXJvI
そういう情報は住人側から提出するべきではないかな?

180:名無しさん@ピンキー
07/06/11 12:23:40 wzhgb6GQ
ヒント 名前欄の活用

タイトルはあとから申請すればいくらでもなる。

181:名無しさん@ピンキー
07/06/15 00:58:34 I817vYMH
前スレで投下したのだが、まさか収蔵されるとは思ってもみなかった
そもそも次スレが立っていることすら(ry

182:名無しさん@ピンキー
07/06/15 02:59:41 bvkEXbTU
聖女と悪魔は、このスレでありかな?

聖なる女~と半々の内容なので、迷う
できれば、こっちに、投下したい。

183:名無しさん@ピンキー
07/06/15 04:23:58 9C8qtVYy
問題ないんじゃない

184:名無しさん@ピンキー
07/06/17 02:51:40 L0u/3sXr
( ゚∀゚)o彡゚ 見たいみたい

185:名無しさん@ピンキー
07/06/22 06:50:42 5S9cPns+
保守

186:名無しさん@ピンキー
07/06/23 11:25:43 KQ/klde/
人の姿をとどめてなかったり、全身甲冑みたいな肌に覆われてる悪魔に犯されるぽっちゃり天使がみたい

スレ違い?

187:名無しさん@ピンキー
07/06/25 05:29:06 XwyjLgJz
>>168
そもそも天使は性別がないんだよ。
わかりやすく言えば、悪魔は両性体。天使は無性体。
性の快楽が禁忌とされるキリスト教の天使が、
繁殖の必要もないのに性別を持つのは無意味なんだろうね。

188:名無しさん@ピンキー
07/07/02 13:49:01 oNaxsHI+
age

189:名無しさん@ピンキー
07/07/04 13:24:45 l9paN8qD
天使が両性とかもうそういう話題はいいよ
俺の頭の中では美少女なんだからさ

190:名無しさん@ピンキー
07/07/04 21:30:17 NlTx640q
究極の美男の容貌と究極の美女はまったく同一になるらしい。
つまりはそういうことなのではないか。

191:名無しさん@ピンキー
07/07/05 08:18:49 XwSBIYlp
あっ、ああっ、いやあ…こんなっ、やだっだめっ
あっあっ、あっ、あっ、だめっ、だめっ、
やだ、や、や、いやあ!





こんな流れ

192:名無しさん@ピンキー
07/07/05 15:59:56 9a7uVC0K
>>167の最後の2行が真理

193:名無しさん@ピンキー
07/07/06 00:06:35 t0S8wUX0
だな。好きに振り分ければそれでいい。

194:名無しさん@ピンキー
07/07/12 04:13:20 eBpSm4NB


195:名無しさん@ピンキー
07/07/13 02:00:52 lqgbnL3z
悪魔っ子の羽と尻尾の付け根は性感帯




俺がそう決めた。今。

196:名無しさん@ピンキー
07/07/13 12:24:25 KzQS4KF5
ハイロゥに人格矯正装置が付いていて、
装着時は気が強くて敬虔、取り上げられると気が弱くなって誘惑に弱くなるとか

そこまで考えたら自分で書けって話だけどさ。

197:名無しさん@ピンキー
07/07/15 17:27:00 Jzs4bNhz
>>196
なんてこった、三蔵法師の呪文で輪っかを締め付けられる孫悟空しか思い浮かばな(ry

198:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:58:20 l9R0ASWy
いやいや、お仕置き装置じゃなくて洗脳する感じでw

199:名無しさん@ピンキー
07/07/21 22:19:30 g7xrJlS5
保守

200:名無しさん@ピンキー
07/07/22 22:54:21 HEBTjt9J
7つの大罪のひとつ「強欲」を司る魔王マンモンは
二つの頭を持つ悪魔であるということなんだが

女体化したら片方の頭がツンデレ、もう片方の頭が素直クールな
シャム双生児っ娘になるんだろうか
いやきっとそうだそうにちがいない

201:名無しさん@ピンキー
07/07/27 07:28:33 ngjimSKB
正直、それはさすがに・・・

202:名無しさん@ピンキー
07/07/28 23:01:14 H1o/blrY
ニャ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━ン!!

203:名無しさん@ピンキー
07/07/28 23:05:31 McXou9ea
ほしゅ

204:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:46:38 2SUkOdqA
保守・・・

205:名無しさん@ピンキー
07/08/09 03:03:49 0oAecqRc
ほしゅ

206:名無しさん@ピンキー
07/08/10 03:57:41 kxrsOW/T
age

207:名無しさん@ピンキー
07/08/19 09:03:16 tfsbPQ5U
あげ

208:名無しさん@ピンキー
07/08/26 01:10:48 0GH3eHPI
age

209:名無しさん@ピンキー
07/08/26 09:43:12 mFkOvPjl
某日本一ソフトウェアのSRPGやってると何故か思いついてしまった……

気弱な悪魔×天然ボケ天使 というネタを……。どっちが攻めでどっちが受けに
なるのか想像付きそうにないである……。


210:名無しさん@ピンキー
07/08/26 17:18:51 4UIS182l
どっかで そのネタ見た希ガス

・・・アレ?気弱・・・?
んじゃ、殿下じゃないのか。

211:209
07/08/26 18:54:46 mFkOvPjl
>>210
ラハール殿下のあまりのテンションの高さを見て「もしこれが逆ならなー」と
いう風に思い立ったのであった。
殿下が気弱だったら……エトナ様に散々いぢられまくる運命だろうなー。

212:禊。
07/08/27 02:13:26 CLgTwU2Z
悪魔と聖職者、で。

お気に沿わなければどうぞスルーの方向でよろしくお願いいたします。

213:禊。
07/08/27 02:14:19 CLgTwU2Z
小さな光が、ちらちらと揺れていた。

今宵は祭りだ、人々は収穫の感謝を奉じて踊っていた。
禊の最初の夜にあたるクライマックスに一斉に歓声はおきたが、日の変わると共に急に静かになった。
皮切りのようにシュカは禊の主役、神教徒としての最大の見せ場と、唾液を飲み込んだ。
禊、一般的に言われるものと似て非なるこの国の儀式は、滝に打たれるとか冷水を浴びるといった、
わかりやすく激しい痛みではない。
どちらかといえば緩やかな戒めと言われていた。
先ほどとは打って変わり、音楽は人々を滑らかに、官能染みた恍惚の状態に酔わせていく。
いつの間にか、松明の照らし、夜の中、その場は一種俗世と切り離した雰囲気となる。
砂一つ動かさないよう人々は小声になり、勢いを得て澄んだ空気が覆うように満ちていく。
穏やかな中で、ごおん、と鐘が鳴ったのを皮切りに、シュカの長い禊は始まった。
神器の美しく荘厳な音楽を奏でる中、たいまつの灯のなかで、一週間にわたる儀式は始まり、最初から最後まで、静かに続けられる。
彼女は白い聖なる衣を翻し、人々の前に静かに歩み出た。

拘束こそされなかったが、人々の目、囲われた祭祀の場、槍と衛兵。
なによりプライドが、彼女をここから歩き出さないよう監視している。
緩やかな戒め・・・緩やかな試練。
それが何より辛いと言われる所以は、世の俗欲、いわば煩悩や欲望を断ち切れない一瞬を、誰も止めてくれないこと、の一つに尽きる。



214:禊。
07/08/27 02:15:55 CLgTwU2Z

最初は、前日の朝から引き続いた絶食から始まる。
一つ目、人として与えられた食欲。
一日を過ぎ、二日を過ぎ、三日目の夜過ぎになり、腹をすかせた目の前に、いかにも肉汁の滴るような匂い、にんにくを香ばしくいためた香り、パンの焼ける香りが、その生贄を襲う。あたりの人々はその饗応を思うさまむさぼっている。
誰も自分を止めるものはいない、拘束さえされていない。
その上誘うような声や、差し出されたりする誘惑。
誰もがいいよいいよ、食べてしまいなよ、こんなにおいしいものを、食べないのだなんて?
空腹に耐えかねて齧り付けば、焼身の刑が待っている。
神に倣う、とたばかった罪。

だがシュカは、冷静な表情でこの苦難を抜けた。
食べなければ、悲惨な目に会うこともない、
解っていて抑えられなかった先人を軽蔑すらした。
最初の試練、と言われるだけあって、
大抵の者は、この試練は乗り越えるだけの者でもある。



215:禊。
07/08/27 02:16:53 CLgTwU2Z

二つ目、睡眠欲。

食欲を思う存分満たしたあと、そのまま行われる試練は、シュカの一番の懸念だった。
二日二晩、とろり、とした瞬間を突かれ、眠ることは許されない。
が、三日目から急にほって置かれる、眠りたいなら眠れ、と言わんばかりに。
あたりは心地よさそうなシュラフに個々に包まれ、惰眠をむさぼる。
この時は衛兵すらつかない。誰も見ていないだろう、と睡魔は囁く。
だが、実はありとあらゆる隙間から見られていて、ことり、と首を落とそうものなら
瞬間に胸をえぐられる。死なぬ程度に。
気を失いたくても失えない程度にえぐり続けられる。死ぬまで、異教の神の受ける処罰。

忍耐をたばかった罪。

静かに、何もかも日常ながら刻々と行われていくのがこの禊であり、
年に一度、聖職者が儀式に望むことになるのも恒例のこと、むしろこの国では、
聖職者はそれに耐えうるべき者として尊敬されていた、だからこその信仰だと。
これに選ばれるべきは次なる王、教王の直接のしもべとして君臨できた。
魔女裁判がはやっていたこの頃に、魔女と紙一重とされるのが敬虔なる神教徒であり、
また神教徒が、魔女と異をあきらかにする証拠としてこの儀式に望むものが多かったのは、事実である。



216:禊。
07/08/27 02:18:05 CLgTwU2Z

二つ目の試練の最後、3日目になる。

シュカは座ったまま、閉じそうなまぶたを爪で何度か傷つけては、眠らぬように必死に耐えていた。
今彼女のまぶたは傷だらけで、唇は乾き、視点の定まらぬまま渇いた喉を何度も唾を飲み込み潤すので精一杯だった。あともう少し、あともう少し・・・何万回そう自分に言い聞かせたことだろう。
限界が近付いてきていた。
もう手段を選んでる場合ではない。
腰に指された短剣を見る。
この聖剣は、試練に耐えられないときに自害するためのものだ、この儀式を放棄し、魔性と自己を認めず、罪として認めない最後の意思として、自害が許される。
ゆえに聖剣を取ることは、この儀式に臨んだ者の、神教徒として生を終える唯一の手段だった。

シュカはふわふわとして力の入らない左手でその柄を捉えると、ゆっくりと両手に持ちかえた。
関節が痛んできしむような感覚のまま、握る。
ほんの少しでも気を緩めた瞬間、前のめりに倒れそうだ、その中で、震える手で胸の前に両手を置き、
刃先をあごに向けた。ほんの少しでもあごが落ちたときには容赦なく刺さる位置に置き、つばを飲み込む
松明の炎がぼんやりといくつもに揺れて見え、これは夢なのか現実なのか、と自問し、首もとの無事に現実だと知る、がもうそれさえも夢なのでは、と思え、シュカは聖剣にぐっと力を入れてみる。



217:禊。
07/08/27 02:21:45 CLgTwU2Z

幼いころの記憶が何度もよぎって、現状を嘲笑する。

シュカはため息ともつかぬ声を飲み込んではいたものの、辛い、とそればかりを思った。

もう、いいんじゃないのか・・・?このまま一気に喉元を割いてしまえば、楽になれる・・・

ちらりとよぎった考えの中で、いやいや、それでは思う壺だ・・・。思い直して顔を心持上げては、
悶絶するがごとくにシュカはあえいだ。
でも、眠りたい・・・顔をゆがめて、今にも閉じそうなまぶたを押しやったとき、
乾いた眼の端で、ルカの全くの平常のまま、シュカを見守っている姿を捉えた。


シュカはかっと充血しきった真っ赤な眼を見開いた。
思い通りには行かないわよ。
凄絶な表情でルカを睨みつけ、口の端をゆがめる。
シュカは思い出した。
物心ついたときから、祈りなさい、さすれば救われる、と言われ続けてきたことを。
シュカは言われたとおり祈ってきた。

儀式に彼女の選ばれたことを教王が告げたとき、あたりはいっせいに息を呑んだ。
こんな新米者、つい最近聖職者として地位を与えられた者であるのに、と言う不満をシュカは肌で感じた。
が、シュカは気がついていた、「ババを引いた」と思った、誰がための当て馬だ、とも。
多分、次なる教王の徒、ルカを選出すべきため。
大抵の人間は、三欲の中、どこかで屈する。
シュカは、ただ単に耐えうるまで耐える聖職者、として評価されたに過ぎない。
次する者は、前のものが耐えた試練からを受け持つからだ。
それとて栄誉といえないこともない。が、人望のないルカのためである、シュカは唇を噛んだ。



218:禊。
07/08/27 02:23:17 CLgTwU2Z

もともとこの伝統は、その試練を受ける姿に耐えかねたものが次々と代理を名乗り上げたことから始まる。
それほどの人望があるものなら、と犠牲に犠牲を重ねた初代の逸話による。
シュカは根性があることでは有名だった。
上手くいけば、シュカの耐えた試練、最後の追い込みの中倒れて、ルカに交代し、
ルカは大した苦労なく教王のしもべになる。
全ての試練にはシュカは耐えられないと思われるが、もとより最初からルカには耐えられない。
もしシュカが途中そう、最初の試練で倒れたときの代理も決まっている。
上手いこと、苦痛に耐えたその地位を、ルカは手にする。
信じてきた、なのに最後がこれだとは、報われないことこの上ない。

裏で糸引く者がいる、が、金と関係が物言う世界ではそんなことは当たり前のことだ。
そんな解りきった八百長に、このシュカさまが甘んじると思うか?彼女は是と言った、「ありがたき光栄」と言って見せた。
どんなにしてでも、そのとき、耐えると決めた。
どんなことがあろうとも、ルカがみすみす私の苦難を糧にするなど許せない。
あんなやつ、何ほどの根性すらないのだ。
大方、金でも握らせ、教王になる算段を捻っただけ、神教徒としての資格すらない。
怖くて周りは黙っているだけだ、シュカは、ルカだけは認めないと心に決めている。
この信念こそが彼女を一所懸命にさせた、挙句この儀式に選ばせ、苦役を強いられる理由ともなった。
ルカにとって邪魔な存在であるシュカを、合理的に踏み台にした挙句抹消し、ルカはその地位にのし上がる。シュカの存分な尽力、犠牲の上、という美談とともに。
逆に利用してやる、とシュカは思ったのだ。
その狡猾さに舌を巻きながらも、それら全てぶち壊してやる、と言った強固な意志にすがり、シュカは、
この試練を乗り切ったのである。




219:禊。
07/08/27 02:27:10 CLgTwU2Z


そして、最後の試練の場になる。
今や二欲を制したシュカは、半日ほどの睡眠と充分な食事を与えられると、いきなり風呂に入れられた。
全身を泡だらけにされつつ、磨かれ、今までの灰色染みた聖衣ではなく、絹の真珠のようなものを着せられると、儀式の間に戻された。
いつの間に用意されたのか、広場には一段上がった、松明に照らされる円形の場があった。
眼を凝らしたものの、特に不安を感じる仕掛けもないようだ・・・
シュカはほっとするのとともに、少し拍子抜けしたが、顔には出さずしずしずと歩く。
「そんな簡単に済むはずもない」と疑念もおき、彼女は眼を凝らした。
そこは広く、そこここに柔らかそうな毛布が置いてある。
よく見ると、それらはゆるゆると動いているのであり、腕や足と思しきものが絡み合っていた。
聞いてはいたものの、改めてシュカは、こればかりは「バカみたいだ」と思うほど一番簡単な試練としか思えなかった。



三つ目、性欲。

彼女自身、何度かの経験はあったものの、欲して止まないほど男性を求めたことなどない。
むしろ、そんなことがあるはずもない、と思っている。
だから彼女は余裕の微笑とともに舞台の中央にでると、悠々と腰を下ろした。
しゅるり、と音がして、踊り子の格好をした女が現れ、シュカの前に立った。
官能的な腰つきにシュカは、「なるほど」と、劣情を刺激するための踊り子も大変だな、と思う。
次に出てきた濃厚な男女の絡み合いも、逃げる女を捕まえて犯す実演も、それぞれ、
シュカには「ご苦労」としか見えなかった。儀式とはいえ、登場する彼らに、これは強制なんだろうか?それとも志願制なのだろうか?と変に冷静な視点ですらいた。
退屈にあくびを堪える。
もう、夜が明けてくる。完全に辺りが陽に照らされた頃、この長かった儀式は終わる。

一番鳥が鳴く、端で爪を噛んで苛立ちを隠せないルカを見やり、シュカは思いを新たにした。
ここまで来たら、勝ったも同然。
今後は、私があなたを裁くことになる。
当然の報い、心から嘲笑してやりたいが、それは神教徒としてあるまじき行為かと思う、
余裕からの自戒だ。
シュカは笑いを堪えるためにも、満足したように天を仰いだ。
消え行く星を眺めてから一度目を閉じ、再び開いた時である。
明け夜空を覆うような影が、シュカの視界一杯をふさぎ、それは上空から一瞬にしてシュカの全身を覆った。
小さくシュカは悲鳴をあげるや、腰の短剣に手をやる、とっさに悪魔の襲撃かと思ったのだ。
「ぐっ・・・」息をつまらせたシュカは身を這い出そうとして、この異形のものが人型をとっていることに気づく。
手のような真っ黒いものに手首を捕まれ、膝のようなものが、シュカの両膝を割っている。

逃げようともがきながら、シュカはめまぐるしく考える。
悪魔だとしか思えないが、儀式の最中だ、教皇その他、浄化できるはずの者は侍っているのに手を出してこない、慌てた声すらしない。
いくらなんでも悪魔の出現となれば、この儀式だって中断されるはずだ。

とすると、これは試練の一つだ。


220:禊。
07/08/27 02:32:06 CLgTwU2Z

手を伸ばしてくる異形の者を睨みつけ、シュカは身を起こそうと地に後ろに両肘をついた、そのとき後ろから両脇に腕が伸びてきたかと思うと彼女を持ち上げ、羽交い絞めにした。シュカの目の前にも人型はいる。
シュカは思わず呟く。
「2人?!」
後ろの人型に脇から上半身を抑えられた格好で立ちもがいているうちに、
ふと、シュカは「傷つけられることはないのだ」と思い至った。
そうだ、これは性欲の試練であるはずだから、気をやりさえしなければ、何の支障もないはずだ。そう思うと慌てた自分がおかしくもなる。
やれるものなら、とシュカは思い、きつく膝を閉じた。
その途端前の人型が目の端でほのかに笑ったように見えて、シュカは睨むように顔を上げ、その顔を見、
目を疑った。
「ルカ・・・!?」
そんなはずがない、今、端に彼はいて苛立っているはず。
横目に走らせると、彼は確かにそこにいる。
どういうこと?
まさか、私の幻影なのか?
ごちゃごちゃとした思考のなか、目を戻したが、脇を抑えられているため不自由な両手と、自由な両足を存分に使い、人型の伸ばす触手を避け、彼を見た。



221:禊。
07/08/27 02:33:12 CLgTwU2Z

彼は意地悪く舌なめずりをしていた。
目を戻すと、目の前の人型も、暗闇のなかで確かに舌なめずりをしていた。もう一度すばやく横目をやったとき、ルカとその人型は同じようにやはり爪を噛んでいてその流れのように、
目のあったシュカに、ゆっくりと、握った指と立てたその親指を、下へ向け、唇を鈍く光らせて吐く。

「堕ちろ」

にやりと笑う。

雷に打たれたようにシュカは悟った、
影、だ。
こいつはルカの影だ、誰かに摂りついているのだろう。
ということは、あたりにこの影は見えていない、ことになる。
見えるのは肉体のみ、けれどこの肉体はいまや心無き実体、ルカである。

聖職者の操る影は、通常の聖職者には見えない。
見えるのは、当人と相手と、そして悪魔のみだ。
操られている当人でさえ記憶に残らない、実に巧妙で他人の姿を借りた巧妙な呪い。
すなわち、ルカは聖職者として悪魔に魂を売ったことになる。
なぜ。
一度魂を売れば、悪魔との契約は永遠に続くと聞く。
両足のあいだにいた人型は、隙間を埋めるようににじり寄って来、後ろの人型に力が入る。
いまは何かを考えている場合ではない、と打ち消してから、
シュカは意外な落とし穴に、あっと気がついて青ざめる。



222:禊。
07/08/27 02:35:12 CLgTwU2Z

私がこいつに傷付けられない、ということは、
私も、こいつを傷つけることはできない、ということだ。

前にいる異形の者、ルカに他ならない=に対して身構えたシュカのうなじを、
柔らかく執拗に後ろの人型が舐める。
舌はとろりと後ろから耳朶にいき、含むように吸った。
ぞわっと鳥肌が立ったシュカは身を仰け反らせ、もがいた。
松明の灯に照らされたシュカの衣はとろりと反射し、彼女の肌理細やかな肌を艶かしく、光らせる。
二人に迫られたシュカは辺りからは、見え隠れしていた。
灯に透かされた赤い髪が、その度に何度も跳ねた。
この儀式一番の見所とばかり集まった観客は、喉を鳴らし、
空に伸ばされた素足とか、嫌がって背けた表情とか、相手の肩を抑えた指が滑って行き場を無くすのを、
興奮を持って見守っていた。

「・・・汚い真似、ばかり!!」
次々伸びてくる4本の腕を避けつつ、シュカは毒づいた。
「あんたに人望がない理由がよくわかるわ!!」
足も含めて8本の陵辱は、確かにシュカの体力を奪っていく。
もう日が昇る、もう少しだ、と彼女は思い、人型を絶え間なく蹴り、なぎ払う。



223:禊。
07/08/27 02:36:35 CLgTwU2Z

ルカの顔がそこにあるのを、シュカは憎き相手とばかり改めて思い睨んだために怯んだ、一瞬の隙に、シュカの柔らかな唇に、舌が絡んだ。

呼吸を止められ、無我夢中で相手の動きも水に振り回した手、足を捕まえられる。

いやあっとシュカが叫ぼうとしたときには、膣の隙間に何かが入り込み、うねうねと動く。

細い何かだ、

シュカはそれがたいして大きくはなく、違和感程度のものだと気を奮い立たせ、
「この・・・!」と身を捩じらせ、唇を避けようとする。
それが奥にたどり着き、指のような触感を持って彼女の内膜を擦ったとき、
シュカは、初めて思わず声をあげた
「うあああっ・・・」隙間ない内膜の中で、尖ったものが内壁をいじりつくす。
「いやっ・・・!!!」
体中を這い回るような悪寒がシュカを襲う、シュカは身震いしながら、
強引に首を振り、その冷たい唇の触感から逃れた。
だが、体の奥底に入った物はそのまま、依然自由に暴れまわっている。
やがてそれが指ほどの太さになり、内側を擦るようになで上げたとき、シュカは悲鳴をあげそうになり、あともう少しあともう少しだ、日が昇ってくる・・・と自分に言い聞かせた。




224:禊。
07/08/27 02:56:53 CLgTwU2Z

早く、早く、と日が昇るよう彼女は祈る。




細い何かだったそれは、徐々に膨らんで弾痕の様相を呈す、星が消えて行き、白々とした空をシュカは待ち望む。
押し入れながら舐めつくすようなそれ、あちこちから伸びる粘着した液を滴らせる指に似た、異形のもの。
笑いを堪えられないように俯いて笑うようなルカ。
体の中を這い回る男根のようなもの、乳首にまとわりついた指が絶え間なく刺激を与えてくる。
背筋を緩和させるような、大きな波が襲ってきて、シュカはまた首を振る。

「いやぁっ、やめ、や、めてえ・・・」

ざらりとした感触が何度も膣を行き来する、とろりとした指のようなものが、ふくらみをいじった。
シュカは跳ねて、閉じようと膝に力をこめるが、力強い影に阻止される。
「いやあ、だめ、いやぁ・・・」
泣き声をあげて、快感はどうしようもなく押し上げられていく。

「いや、いやあ、いやぁ」
シュカの声は甘く、薄白んだ夜空に響く。
押さえられた腕も肩も、汗でとろりと光っていた。


225:禊。
07/08/27 03:11:46 CLgTwU2Z

早く、早く、と日が昇るよう彼女は祈る。




細い何かだったそれは、徐々に膨らんで弾痕の様相を呈す、星が消えて行き、白々とした空をシュカは待ち望む。
押し入れながら舐めつくすようなそれ、あちこちから伸びる粘着した液を滴らせる指に似た、異形のもの。
笑いを堪えられないように俯いて笑うようなルカ。
体の中を這い回る男根のようなもの、乳首にまとわりついた指が絶え間なく刺激を与えてくる。
背筋を緩和させるような、大きな波が襲ってきて、シュカはまた首を振る。
「いやぁっ、やめ、や、めてえ・・・」
ざらりとした感触が何度も膣を行き来する、とろりとした指のようなものが、ふくらみをいじった。
シュカは跳ねて、閉じようと膝に力をこめるが、力強い影に阻止される。
「いやあ、だめ、いやぁ・・・」
泣き声をあげて、快感はどうしようもなく押し上げられていく。

「いや、いやあ、いやぁ」
シュカの声は甘く、薄白んだ夜空に響く。
押さえられた腕も肩も、汗でとろりと光っていた。


膨らみをいじる指先と思しきものは、認めたくはないもののシュカの滴らせる水分でゆるゆると滑り、
体の中の男根と変わらぬものを締め付けて、より奥へと吸い上げるのはシュカのひだである。

細い腰をうならせて、シュカは抵抗を試みるつもりで、より深みへと嵌っていくのを意識しては、あえいで、悶えては、夢中で声を呑んで苦しげにする。

異形のものの膨らんだものが、突然激しく動いた。
「ぃやあっ、あ、あ!あ、あふっ、・・・・」
揺らされて乳房が上下する、動きはやまず、シュカの中で暴れまわった。

「だめ、だめ!だめぇ、あ、あ、あ」

堪えながら締め付けるのに自身が感じてしまう、声が跳ね、彼女は叫ぶ「いやあっ」

「おねがい、やめてぇぇぇ・・・」

シュカは小さく叫んでいた「いっちゃう、いや、いっちゃう!!」

ぶわ、と子宮の中に暖かいものを感じる。
同時にシュカは避ける術もなく呼吸を吸い上げられるような強烈なめまいを感じた。






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