06/11/20 21:05:14 R8rHUEP2
「佐久間さん!佐久間さぁんっ!!」
泉の悲痛な叫びが広い部屋に響く。
だが、佐久間は身動き一つできない。
浜口組のだだっ広いオフィス、その一角の大きな机の上に泉は捕われていた。
手足を大の字に広げられ、憎々しげな面構えの男達がそれぞれを押さえている。
浜口が佐久間の目の前にやってきた。
「ストリップはお前のおかげで中止だったな、佐久間」
佐久間はぎろりと浜口を睨み付ける。
「組長を…放せ」
怒りに燃える瞳を意に介さず、浜口はにっと口を歪めた。
「今日は、本番俎板ショーでもやってもらいますか」
部屋中の男共が下卑た笑い声を上げた。
「ふざけるなっ、やめろ!」
佐久間は渾身の力で吠えたが、それでも動くことは出来なかった。
「…蘭丸」
浜口が小さく顎を上げると、小姓が胸からドスを出した。
無表情に泉に近づき、刃を抜く。
「やめろっ……、組長に触るな!!」
佐久間の鋭い怒号が飛ぶが、蘭丸は聞こえていないかのように泉の上に刃をかざした。
胸元からウエストまで、ついと手を動かす。
次の瞬間、セーラー服がリボンごと、ぱらりと左右に分かれた。
「ああっ!」
泉の悲鳴と男共の歓声が上がる。
「組長、組長ーーッ!!」
佐久間は一歩も動けない自分に歯噛みした。
「佐久間よ、お前んとこの組長、きっちりさばかしてもらうぜ」
柴田がせせら笑って泉のブラジャーに手をかけた。
ずり上げられたブラの下から、ぷるんと白い胸がこぼれる。
「いやあああ!!」
「おーっ、でっけえ!最近の女子高生は成長が早いね!」
乳房を乱暴に掴まれ、泉が悲しそうに叫んだ。
「やあ…いやぁっ!助けて、佐久間さん!!」
「柴田ッ!てめえ、一寸刻みの膾にしてやる!!」