セーラー服と機関銃でエロパロat EROPARO
セーラー服と機関銃でエロパロ - 暇つぶし2ch177:169-170
07/02/04 23:37:14 D4+Yf2b0
あともう少し続きます。次で多分終わりになると思います。

178:名無しさん@ピンキー
07/02/05 02:56:58 Xcd6eCid
ちょっ、ヒデ、一発殴らせろw
って言うかその女装道具一式どうしたんだw
妙なテンションのままで続き待ってます

179:名無しさん@ピンキー
07/02/06 13:50:12 kHJCK3uL
ひもパンか?シースルーか?オチが気になる

若頭が負けても良かったのにと思う自分は浜口組以上の腐れ外道

180:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:19:13 n8m2IeNj
本スレの存続が危ういね
まあここで素敵な話が読めれば別にいいんだけど

181:名無しさん@ピンキー
07/02/10 19:02:35 gh+FhS1h
本スレ、懐かしドラマ板に移った途端に
書き込み増えたりして…
もう少しで予約したDVD-BOXを手にするので
本編見直したら色々語りたい

182:名無しさん@ピンキー
07/02/10 21:57:31 mwJfOqtt
(・∀・)ノシ仲間ハケーン
録画はケツが切れたり無情なテロップが入ったりで不満なので
DVD買いましたさ。

>>177は規制にでも巻き込まれているのかな?
まあマターリ待ちましょう。
他の職人さんの投下も大歓迎です。

183:名無しさん@ピンキー
07/02/15 00:03:25 9Y/UwIS8
投下待ち&保守がてら、エロなし話をなんとなく。
兼DVDリリース記念。

もしバレンタインを一緒に過ごしたら、
組長はお守りのようにチョコを配ったのでしょうか。

184:襲名杯・1
07/02/15 00:04:13 iLsK/SL5
「……固めの…杯?」
佐久間の言葉に泉は首を傾げる。
「はい。時機を逸していましたが、金造さんとも相談しまして、やはりきちんと
 やっておこうと」
「それって…、何をするんですか?」
「組長と私達の間で杯を交わします。一種の儀式です」
傾いだ首が直らないので、金造が引き取った。
「まあ要するに、身内となるため、酒を酌み交わすんですよ」

「お酒ぇ?!」
泉は目を丸くして声のトーンを上げる。
「だっ、だめです、私は未成年ですからっ!」

「……出たよ、優等生発言」
「クソ真面目なんだよね、うちの組長」
「法律を遵守する極道目指してんじゃないのか」
外野は好き勝手な事を言う。

金造がにこにこと笑った。
「なあに、正月のお屠蘇みたいなもんで。縁起物と思って」
「で、でもっ…」
可愛らしい眉をひそめる泉に、佐久間が穏やかな顔で話す。
「金造さんのおっしゃる通りです。…例えばこれが結婚式で、新婦が組長だとします。
 ですが『未成年だから三三九度はいけない』とは誰も言いません。なぜならそれは、 
 飲酒ではなく、儀式だからです」
「…はあ……」

「さすが佐久間さん。説得力も男前だぜ」
「うんうん、でもって俺的には例えが萌えだな」
「えっ、そこ萌えるとこなんすか?…わかんねえ…」

185:襲名杯・2
07/02/15 00:05:51 iLsK/SL5
「私達には大切な、しきたりってやつでして。どうかご承知下さい、組長」
頭を下げる金造に、泉はとうとう折れた。
「わ、分かりました。…やります……」
「ありがとうございます、組長」
佐久間も一緒になって頭を下げる。

「よし、ケン坊、酒買って来い。お祝いだからいいやつをな、……一升瓶で」
金造が声をかけると、はい、と威勢よく返事をして健次が出ていった。
泉は困った顔をする。
「お酒なんて飲めないのに、私…」
「形だけ、少し口を付けるだけでいいんですよ」
佐久間が微笑んで言った。

健次が帰ってくる。
「ただいま戻りました!…組長のお祝いって言ったら、最高級の冷酒もらいました~」
「でかした、健次」
「すげ、大吟醸かよ」

「さ、組長、こちらへ」
誘われるまま泉が畳に座ると、古めかしい杯が出された。
セーラー服の泉を囲んで男達が正座する。
金造が泉の前の杯に酒を注いだ。
「どうぞ組長、お願いします」

泉は助けを求めるように佐久間を見る。
佐久間が両手で持ち上げる仕草をすると、それに習って杯を手に取り、おずおずと
口を付けた。
水平だった杯に角度がつき、白い喉が動く。
ややあって唇が離れ、泉ははあっと息を吐いた。

186:襲名杯・3
07/02/15 00:07:33 iLsK/SL5
大ぶりの杯の中身が飲み干されているのを見て、佐久間が心配そうな顔をする。
「大丈夫ですか、組長」
「はい」
泉はけろりとして答えた。
「冷たくて、お水みたいですね。思ったより飲みやすかったです」
武と英樹と健次は顔を見合わせる。
「では、若頭」
杯が次々と回されていった。

金造に促され、佐久間が締める。
「八代目を戴き、我々ますます結束を深め、シマを守ります」
威勢のよい一本締めが終わると、いつもの雰囲気に変わった。
「冷えてるうちに飲んじまおうぜ。つまみなかったか」
「こんないい酒、久しぶりだな」
「組長、脚しびれるでしょ、こっちこっち」

ソファに移動して佐久間の隣に腰をかけ、泉は言う。
「もう飲んじゃだめですよ、健次さん。私達未成年なんですから」
「えええ~、そんなかたい事言わないで下さいよ……」
「組長の命令だぞ。麦茶で我慢しろ、健次」
「いい機会じゃねえか、二十歳まで禁酒禁煙禁欲だ。健康第一さな」
「そうだそうだ」
皆、声を上げて笑った。

健次を除く男衆は旨そうに酒を飲む。
佐久間までもが目を細めて味わう姿に、泉は思わず尋ねた。
「そんなにおいしいんですか、お酒って…?」

187:襲名杯・4
07/02/15 00:08:52 iLsK/SL5
ちらりと視線を投げて口元を緩め、佐久間は手にした湯呑みを泉の方に近づけた。
「香りを、嗅いでみて下さい」
少し戸惑った泉だが、言われたように湯呑みに顔を寄せる。
ふわり、と涼やかな花の香りがした。
「あ……。いい匂い…」
「酒にも色々ありますが、これは旨いです。いい酒をもらいました」
「お礼、言いに行かなきゃいけませんね。お店の方に」
「はい。後で一緒に行きましょう」

二人のやり取りを見ていた英樹が茶化すように言う。
「組長、ちょっと飲みたくなっちゃったんじゃないの?」
「そ、無理すんのやめましょうよ~」
「何言ってるんですか!お酒は大人になってからですよ!」
「ねえねえ組長、吾妻橋の側のビルに乗ってる金色のやつ、あれ何だか知ってます?」
「ウンコだろ」
「バカ、ウンコな訳ねえだろ……」

大騒ぎの内に酒が尽きる頃、佐久間の肩が重くなった。
見ると、紅い顔をした泉が頭を乗せて寝息を立てている。
「おやおや」
「あら、組長……」
「寝てる…」
「飲み口いいって飲んじゃったもんなあ、まるまる一杯」

金造は皆に目配せすると、声をひそめて言った。
「……若頭、あたしら上で涼んできます。慣れないことばかりでお疲れなんでしょう、
 騒いで起こしちまったら可哀想だ」
佐久間はえっという顔をする。
「組長をお願いします、佐久間さん」
「すみません、よろしくっす」
「しばらくしたら戻りますから~」
口々に小声で言って、四人とも出ていく。

188:襲名杯・5
07/02/15 00:11:03 iLsK/SL5
憮然としていた佐久間だが、ふと眠っている泉に目をやり、そのまま見入った。
閉じた瞼の長い睫毛、桃色に染まった艶やかな頬、寝息を漏らす唇。
シャツの袖一枚隔てて感じる、柔らかな肌の温もり。
髪から香る甘い匂い。

と、小さな声が上がった。
「ぅ…ん…」
佐久間は咄嗟に顔を逸らすが、泉はわずかに身じろいだけで再び静かになる。
ただ、体がいっそう寄り添うように密着していた。
酔うほど飲んではいないはずなのに、体がじわりと汗ばんできて、佐久間は身動きの
取れぬまま襟を広げ胸に風を入れた。
天井を仰いでふうっと息を吐く。

「組長、大丈夫かなあ?」
「酒は初めてっつってたからな。まあ、若頭がついてるから心配ねえさ」
「佐久間さんが組長のゲロの始末とかすんのか…大変だな」
「バカ、ゲロってないし。けど佐久間さんが介抱するの、ちょっといいかも」
「スケベタコ。……つまんねえの、ビールでも飲もうぜビールでも」
「おう、酒の予算が浮いたから、少し飲み直すとするか」
「何か悪いですね、佐久間さん抜きで」
「いいんじゃないすか。佐久間さん残るの嬉しそうだったもん」
「だよな~」

組長と若頭をほったらかし、屋上での酒盛りは夜更けまで続いた。

(終)

189:名無しさん@ピンキー
07/02/15 21:43:25 3itLBoSZ
GJGJ!!
組長も組員たちもらしくて萌えた!

190:名無しさん@ピンキー
07/02/15 22:35:06 P82p/I4z
>>183
何か忘れてたと思ったら、杯を交わす話が出てなかったな
台詞に目高組6人それぞれの性格が表れてて読むのが楽しいので、
こうやって皆が会話するのをTVで、もっと見たかったと悔やんだ位だ

佐久間さんが平静と、泉を新婦に例えだした時
読んでるこっちが焦ったのは、多分萌えの裏返しだ

191:名無しさん@ピンキー
07/02/17 21:08:56 BTwgxPh1
佐久間さんモエス
ふつう「やば、俺きわどい事言っちゃった」と恥ずかしくなるとこだけど
たぶん佐久間さんは気づかないと思う。ずれてるから。

192:名無しさん@ピンキー
07/02/19 16:12:37 Znezk4TX
あげ

193:名無しさん@ピンキー
07/02/22 00:22:11 yo83ulwA
なんか圧縮が迫ってるので、保守がてら超くだらないやつを。
許せなかったらスルー願います。

194:おれたち妄想族・前
07/02/22 00:24:34 yo83ulwA
畜生。畜生畜生畜生畜生畜生畜生。
この俺に舐めたマネしやがって。メダカめ、絶対に許さねえ。

あんなチンケな組なんざ簡単に吹っ飛ばせるはずだ。
こっちは一大総合商社、あっちはテキ屋の元締め、言わば極道の勝ち組と負け組、
規模じゃあ勝負は見えてる。
なのに社長は下手に手出しするなと言うが……冗談じゃねえ。
あんだけコケにされて黙ってられるか。

特に佐久間。
傍若無人にウチの組に出入りするわ、人を雑魚扱いしやがるわ、おまけに社長が奴を
買ってる風なのがまた気に食わねえ。「お前なら幹部」?……あり得ねえだろ。
くそ。なで肩のくせに。ガニ股のくせに。昭和ひきずってるくせに。
マジでブチ殺しておくんだったぜ。

メダカの組長もだ。
素ッ堅気の女子高生の分際で、祭り上げられたらその気になりやがって。
け、偉そうに啖呵切っておきながら靴下しか脱がなかったくせに。
それでいて、佐久間が死んだと半狂乱になった時の、夜叉みたいな面。
俺様にハジキを突き付けた事、必ず後悔させてやらあ。

つか、あいつらどう見ても怪しいだろ。……ありゃ出来てるな。
佐久間が土下座までしたあたりから臭いと睨んでたんだがよ。
ったく、セーラー服趣味かよ、佐久間。趣味はともかく公私混同とは情けねえ。
極道のイロハを手取り足取り教え、…ついでに夜のABCも仕込んでるってか。
ムッツリだとは思ってたが、野郎、エロオヤジ全開だな。

「あっ、佐久間さん、何するんですか……」
「へっへっへ、今夜もしっかり勉強して下さい、組長!」
「あ、そんな、ブラが切れます!……あぁん、おっぱいがきゅんきゅんするうぅ」
「おや?また大きくなったんじゃありませんか?」
「あん、やぁんっ、そんなに揉んだらもっと大きくなっちゃうよぉ…」
「うへへへ、組長は成長期ですからねえ。どれこっちは」
「いやあっ、だめ、ぱんつの中はだめっ」
「おやおや…、もうぐちょぐちょですよ、組長」
「あっ、そこ、くにゅくにゅしないでぇ……あっ、ああぁっ…」

195:おれたち妄想族・後
07/02/22 00:28:55 yo83ulwA
「私のドスも触らせてあげますよ」
「―あぁっ、佐久間さんの、す…、すごい……」
「そう、両手でゆっくり……。では今度は口で」
「…あ…むっ、んっ、あ、む…、んぅ…っ」
「そうです、上手くなりましたね」
「…ちゅむ…ちゅぱ…、ちゅるっ……。んっ…美味しいです、とっても……」
「組長のここは、いやらしい味がしますよ」
「ひっ、やあ、あ、あぁ…んっ……!…さ、佐久間…さぁんっ……!」
「さあて……次は、何と言うんでしたっけ?」
「い、入れて……。…お願い、佐久間さんの、私に入れて下さい…っ…」
「ふふふふ、組長がそうおっしゃるなら。ほら…ほら…」
「あ、あはぁっ、入ってくる、おっきいのが入ってくるぅ……!」

「生で入りましたよ、組長」
「んんっ、はああ、動くとずりずりして、気持ちいいですう……」
「こうすると、どうですか……?」
「く…ぅ…!…あぁんっ…、すごいっ、奥に……奥にずんって、くるのぉ…」
「ここですか?ここがいいんですか?」
「あ、あーーっ、ふぁ、あ、ああぁんっ!やぁっ、あっ、す…すごく、いい……」
「自分でも動いてごらんなさい」
「えっ……、こ、こうですか……。…あ、はぁっ……ん、んっ、う…んっ」
「うう…なんてみだらな動きなんだ」
「…だって、佐久間さんがしろって……ぁあ、あ、あぁんっ」
「組長、可愛いぜ組長っ」
「あ、はぁあっ、佐久間さん、も…だめっ…、私いっちゃう、いっちゃうよお……」
「出しますよ、中で出しますよ組長っ!!」
「……ふああぁぁあっ!…出てる、熱いのいっぱい出てるぅっ……!!!」

どこまでエロいんだテメエら。見損なったぜ佐久間。乱れまくってるな目高組。

「―柴田ッ」
「は、はい?!」
「…幹部会議中に目を開けて居眠りとは、いい度胸だな」
「め、滅相もねえ。こここ、この件ですが、やはりここはメダカの組長をガツンと
 シメて一気に吐かせるのが、い、い、一番かと思いますっ!……吊りましょうっ、
 ああそうだっ、クレーンで吊っちまいましょうっ!!!」

(終)

196:名無しさん@ピンキー
07/02/22 00:32:31 yo83ulwA
4話の前半のどこかあたりって感じで。
「こんな佐久間はイヤだ!」になってしまっていますが
あくまで柴田の妄想ですので……。

197:名無しさん@ピンキー
07/02/22 01:31:38 m2I7c2Ma
エロパロらしい!!
たまにはこう言うのもいいねw
柴田、どれだけ悔しがってんだ

198:名無しさん@ピンキー
07/02/24 04:33:46 5czsY4wW
柴田>趣味はともかく公私混同とは情けねえ
いやいや趣味こそ突っ込むべきだろうに

普段どおり泉と佐久間の会話文を脳内再生してみたが
入る所まで辿り着かずにモニタ前で撃沈した
何なんだ、この敗北感はw

199:名無しさん@ピンキー
07/02/28 04:22:33 JWf9GHj0
保守

200:名無しさん@ピンキー
07/03/04 03:03:20 1wSKgaAk
保守がてら、最終回を見直して気付いた点について

泉と佐久間が屋上で組の看板を燃やすシーンで
物干し竿のハンガーに、掛けられてたスーツの上着の襟元から
ポシェットが吊り下げられてた
多分泉が佐久間から上着を受け取り
自分のポシェットと一緒に吊るしたんだろうけど
バラバラに掛けるスペースが有るのに、ひとまとめにしてて
気が置けない間柄を表してたんだな

201:名無しさん@ピンキー
07/03/04 10:48:44 z5NLfJ+9
>>200
たぶん無意識なんでしょうが二人の距離って近過ぎ
なにげにボディタッチ多いし
エロス

202:名無しさん@ピンキー
07/03/09 00:30:16 Sa83J49j
誰か居りますか。
テレビドラマ板の本スレで訊くべき事だけど
SSのネタ絡みなのでこのスレにします。

最終回のラスト、久しぶりに泉が佐久間と会う約束をした日は
いつだったのでしょうか。
佐久間さんの腕時計から、何月かの24日が分かりました。
けど泉の自室の勉強シーンで、机の傍に掛けられたカレンダーが
こちらのDVD視聴環境だと、ぼやけて見辛いので確信できないのです。
もし良かったら確認できる方、お願いします。

203:名無しさん@ピンキー
07/03/09 05:19:09 5k2u43qi
居ますよ。
最終回確認してみたのですが、自分もぼやけてよく見えなかったです。
しかし、ちょっと前のシーンの「連絡が4ヶ月ない」とポストを除くシーンの
後ろの掲示板みたいな所に“10月13日”って書いてありました。
次のシーンが電話に繋がることや、泉のセーラー服が長袖なこと(しかし厚着はしてない)
を考えると10月24日ではないでしょうか?

204:名無しさん@ピンキー
07/03/09 06:02:01 5k2u43qi
除く→覗く ですね。申し訳ないです。

205:名無しさん@ピンキー
07/03/09 11:21:21 iIM/NEfX
10-4=6
二人が別れたのが6月ということはないんじゃ?
6月にパパンが死んで組長在任2ヶ月で8月、だと8+4=12月になるが、
佐久間と泉の服装を見る限り12月には見えない
佐久間さん真夏と同じカッコだったぞwww
あ、厚手下着?

206:名無しさん@ピンキー
07/03/09 15:43:18 NbpI/grw
確かに…でも4ヶ月って言ってるんだよな。
実は泉と佐久間が3ヶ月くらい一緒に暮らしていて
冬に別れ再会しようとしたのが春だったら…それは無いかw


駄目だ、解らない!

207:名無しさん@ピンキー
07/03/10 02:23:29 adRVj8Sz
>>202
> SSのネタ絡みなので

このへん気になる
どんなネタなんだw

208:名無しさん@ピンキー
07/03/10 04:20:55 90RodDzq
カレンダーのシーンを見たけど、ぼやけて分からんかった
でも最終週の最終日の位置が水曜日より右寄りっぽく
金-土曜日辺りが余白有りそうなので
泉の長袖制服と合わせて考えると
当てはまりそうなのは2006年11月・2007年1月・2月・5月位かな

スタッフがカレンダーを2006年8月のまま撮影してた可能性もあるかもw

209:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:03:20 jnVN+90m
出遅れたか、まぁいいや。
放送直後は>>205と同じく12月だと思ってたが
日が暮れるのが、もっと早いだろと言うので却下。

泉のナレ「あれから4ヶ月が過ぎようとしている」
「その間 わたしは表の世界に戻り ヤクザとは無縁の穏やかな生活に戻っていた」
「けど 4ヶ月過ぎても佐久間さんからの連絡は…なかった」
まさか「あれ」が全ての始まり 6月で、二人の再会は10月?街路樹の葉が緑だし。

カレンダーの件だと、相田みつをの詩文の配置と
検索で出た縮小画像を見比べると、10月分より11月分に似てた。

もう、何が何だかワカンネw

210:名無しさん@ピンキー
07/03/12 04:58:51 EJlz56RT
単純に見た目の感じだと秋(10、11月)の雰囲気がするけどね。
「あれから3ヶ月」ってナレ差し替えれば問題なさそうな。
そういや新潟の営業佐久間も、すごーく暑そうに外回りしてたなあw

211:名無しさん@ピンキー
07/03/14 00:10:21 j6fsWdx3
神降臨期待age

212:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:10:14 bvfauIgg
6話で動物病院のベットに横たわる健次の手を握る泉に萌え
こんなCPもありかなーと思い書いてしまいました。

ちょっと陵辱系な所もあるので、駄目な方はスルーしてください。

213:健次×泉
07/03/20 02:11:32 bvfauIgg
「放してくださいっ」
錆付いた工場に、後ろ手を縛られ自由を失った泉の声が響いた。
それは突然の出来事だった。
学校も終わり目高組へ向かおうと道を一つ曲がった時だ。待ち構えていた浜口組の数は5・6人。
手馴れた動きで一人が泉の後ろに回り込み口をふさぐと、もう一人が鳩尾に拳を叩きつけた。
声も発せぬまま、泉は気を失った。
意識が戻った頃は既に拘束され、目の前には満足気な笑みを浮かべている柴田がいた。

「組長さん、どうしてこういう状況になってるか分かってんだろ?」
「・・・ヘロインなんて知りません」
泉は恐怖に唇を震わせながら答えた。
「知らねぇじゃ済まないんだよ!」
セーラー服の襟を強く掴まれる。泉は殴られると思い思わず目を瞑った。
しかし数秒たっても、どこにも痛みは感じ無い。
「・・つまんねぇよな。殴っても」
「え?」
柴田が胸元の赤いリボンを引っ張る。
シュルッというリボンが解ける音を聞いた時、泉はその言葉の意味を悟った。
「女の子だもんな」
サーっと血の気が引いていくのを感じた。
勉強の為に・・とたくさん見たヤクザ映画で、拉致された組員が拷問されるシーンは何度か見た事がある。
血と暴力を嫌う泉にとって、いつも早送りしたくなるようなシーンだ。映画の中で拷問させるヤクザはだいたい若い男だった。それが、もしも女だったとしたら・・どうなるんだろう?
脇腹のジッパーが柴田によってゆっくりと開けられていく。
「・・やめ」
色々なことが頭を駆け巡る。ショックで上手く声が出なかった。
制服が捲り上げられ、清楚な白の下着が露わになった。
「そんなにあどけない顔しときながら、発育だけはいいんだな」
「や・・たすけ・・っ」
「ヘロインの在り処を掃けば、途中までで止めてやるよ」
何人かの男の笑い声が重なって聞こえた。
――佐久間さん、助けて下さい。
心の中で何度もそう叫んだ。

214:健次×泉
07/03/20 02:13:10 bvfauIgg
健次は柄になく相当落ち込んでいた。
自分のミスで、組長が拉致された―その事が、いまだに健次の中で引っ掛かっている。
勇次による拉致監禁は勘違いと悲しいすれ違いが起こした事件であり
どうにか円満に解決し一件落着となっている。
ただあの時、組長を任されていたにも関わらず迂闊に傍を離れ
それがキッカケで一時的に危険な目にさらしてしまった事は事実だ。
しばらくの間は、宙吊りにされた柴田をはじめ浜口組からの報復の心配も考えられる為
放課後は泉を学校の近くまで迎えに行く事を健次は提案していた。
その日も健次は、泉と約束した場所で座り込んでいた。
今日は遅いなと、時間を確認した次の瞬間だった。
曲がり角から勢いよく車が飛び出してきた。少しバランスを崩し尻餅をついた。
その車が浜口組のものだという事に気づき、嫌な予感が頭を過ぎる。
学校にはバレるとまずいの来ないで欲しいと言われてはいたが
そんな場合ではないと健次は学校の方角へと走った。
泉と同い年くらいの高校生3人組が目に入った。健次は必死になり尋ねた。
「あのっ!くみちょ・・星泉って子知ってる?まだ学校にいるかな?」
突然目の前に飛び出してきたチンピラ風の男に、女子高生は一瞬戸惑ったようだが答えを返してくれた。
「泉?とっくに帰りましたよ。あの・・・あなたは?」
女子高生からの質問には答えず、健次はさっき車が去っていた方向へ走り出した。まずい。
走り出しながら携帯を手にし、目高組事務所へと電話をかける。
何度かのコールのあと、佐久間が電話に出た。
「佐久間さん!組長が、たぶん浜口組に・・!」
今にも泣き出しそうな声で話す。電話越しにも佐久間の動揺と怒りが伝わってくる。
一旦電話を切ると健次はひたすら走った。
車の走っていった方向は浜口組の事務所とは正反対だ。
見渡しのいい道路へ出ると、それらしい車がないか探した。どうやら運良く渋滞しているらしく
どの車も止まっている。
遠い信号の先にらしい車の陰を見つけると、再度電話を取り出し佐久間に電話をかけた。
「車見つけました!あっ動き出した。○○の方に曲がって・・・追います!」
“無茶をするな、健次”という佐久間の声は聞こえてはいたが、追わずにはいられなかった。
車は細い道へと続く路地に入っていく。
その辺りに何があるか、浜口に関係する建物はないかと、頭をフル回転させながら走る。
人気の無い道を曲がった直後に、前頭部に鈍い痛みが走り生暖かい血の感触がした。

――追ってること気づかれてたんだな。なんでいつも、俺は。

目の前には無表情の男二人が立っている。一人は血塗れた拳銃を持っている。それで殴られたらしい。
もう一度、男が拳銃を振りかざす。
避けられそうに無いなと思うと同時に頭に大きな衝撃が走り、健次は膝から崩れ落ちた。


215:健次×泉
07/03/20 02:14:33 bvfauIgg
今までに味わったこと無いようなひどい嫌悪感に泉は襲われていた。
制服を思い切りめくられ、父親にさえここ数年は見せていなかった下着を厳つい男たちに見られている。
しばらく柴田は手を出すでもなく、顔を赤らめ俯く泉を半笑いで見ていた。
「ほら、いい加減ヘロインの在り処を吐けよ」
「知らないです!」
「何回おなじこと言わせれば気が済むんだ!知らねーじゃ済まないっつってるだろ!」
低い怒鳴り声に思わず体が強張る。
「・・ま、体に聞くからよ」
大きく太い指が、泉の豊満な胸を鷲掴みにする。強い刺激と痛みに泉は声を出す。
「あっ」
「おー感じてんじゃねーか。淫乱組長さんよぉ」
強引に揉みほぐされる。
柔らかい胸は自由自在に形を変え、中心の突起は泉の意思に反して硬く尖っていく。
「目高組の連中とは、年がら年中ヤってんだろ?」
その柴田の言葉に周りの組員たちは声を出し笑う。
「そんな訳・・んんっ」
ブラジャーの上からでもハッキリと形が見て取れるほどに硬く尖った突起を、柴田は強く摘んだ。
突然の衝撃に泉は顔を歪ませる。
必死に絶える泉を弄ぶかのように、掌で転がす。
次々に与えられる刺激、その行為に少なからず感じてしまっている自分の体。
恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだ。
柴田はスカートの中にもう片方の手を滑り込ませると、なんのためらいもなく脱がしにかかった。
「やめ・・やめてください!」
必死に足をバタつかせ抵抗するが、すぐさま他の組員に抑えつけられた。
―犯される、泉の脳裏にその言葉が過ぎる。強い力に押さえつけられ、体はビクともしない。
誰にも見せたことも、触らせたことも無い場所。
柴田はわざと嫌らしく、ゆっくりと脱がしていく。
「あぁ・・」
小さい呻き声とともに一粒の涙が頬を伝った。
泉の目の前に脱がされた下着が掲げられる。
周りの男たちはこれからの事を想像し、皆口元が緩んだ。
「言いたくないならしょうがねぇもんな。変わりにいっぱい泣かしてやるよ」
柴田の手がスカートの中の茂みに伸びた瞬間、新たに2人の男が工場に入ってきた。
一人は気を失った健次を引きずっている。

216:健次×泉
07/03/20 02:15:39 bvfauIgg
「健次さん!」
頭が血で濡れている。ぐったりしている健次が自分以上に心配で叫んだ。
「なんで目高のガキを連れてんだよ」
「どこで気づいたか分からないんですけど、なんか追ってきたみたいで」
「ったく、気づかれねー様に来いよ」
柴田は泉のスカートの入れていた手を抜き出し、2人の方へ向き直った。
ひとまず恐怖が去り、泉は一瞬安堵した。
しかし、健次に近づく柴田を見て再び恐怖に駆られる。
「おい、起きろ!」
倒れている健次の胸元を蹴り上げた。
小さく呻き声を漏らし健次が意識を取り戻す。
すぐに両隣の男が健次を抱え上げ、動けぬように羽交い絞めにした。
「組長!」
柴田の後ろで縛られている泉の存在に気づく。
着衣は乱れ、瞳からは涙が溢れている。
何が行われていたが容易に想像がつく。
「おめーら何やってんだよ!」
「お前のとこの組長さん、随分と淫乱だな。佐久間が仕込んでんのか?」
半笑いの口元。激しい怒りに襲われ、健次はきつく柴田を睨み付けた。
殴りかかりたい衝動に駆られたが、身動きが取れない。
逆に、柴田が健次の顔面めがけて拳を叩きこんだ。
「健次さん!」
「調子乗ってんじゃねぇぞ!たかがメダカの学校がよっ!」
何度も繰り返し拳を叩き込む。
先日、クレーンで吊るされた事を柴田は相当根に持っているようだった。
健次のシャツが血に染まっていく。泉はたまらず叫んだ。
「暴力は辞めてください!なんでもします!」
「じゃぁまずヘロイン持って来い!」
泉の方へ向き直りながら声を荒げる。
「だから無いんです!目高組は関係ありません!」
さっきから何の進展も無い事に、柴田は酷く苛立っていた。
犯そうとしても、組員に暴力を振るっても、いっこうに口を割ろうとしない。
何もつかめないまま組に帰れば、また浜口の機嫌を損ね信頼を失うだろう。
そう考えると、無性に腹が立った。
この状況で、一番目高組にダメージを与えられる方法は何か・・
そして同時に自分のストレスを発散できる方法はなにか、柴田は考えを巡らせた。

217:健次×泉
07/03/20 02:18:53 bvfauIgg
泉の隣に立つ組員の一人は、既に欲情を抑えるのが難しい状態になっていた。
当初の“ヘロインの在り処を吐かせる”という目的は薄れ
ともかく泉をめちゃくちゃにしてしまいたいとこみ上げる欲望に唇をかみ締めた。
「柴田さん、そっちのガキは殺して女子高生はやっちまいましょうよ」
直接的な言葉に泉は震える。健次の命も自分の命も
今は柴田の手に握られているも同然だ。
何か思いついたのか、柴田はククッと笑った。
「それじゃ、ありきたり過ぎてつまんねーよ」
柴田は健次の胸倉を掴むと、泉の方へと突き飛ばした。
暴力により弱った健次は勢いよくふっ飛び、倒れこんだ。
「健次さん・・健次さん」
涙声で名を呼ぶ。
泉に心配を掛けまいと、精一杯に強がり健次は笑って答えて見せた。
浜口組から守るように泉の前に立ち、下から強く睨み付ける。
「おーかっこいいね、健次君」
柴田は胸元から拳銃を取り出し、健次の額に押し付ける。
泉も健次も、背筋が凍り固まった。
「どうしてもヘロインの在り処は吐かねぇって言うならよぉ
少しは楽しませてくんねぇとな」
「やめろ」
発した声は情けないほどに震えていた。
今は自分しかいないんだ、俺が組長を守らなくては。
そう思えば思う程、頭がこんがらがりパニックしてしまう。
「それ、解いてやれよ」
柴田が顎で泉の自由を奪っているロープを示す。
支持された組員は不思議そうな顔しながらロープを解く。
腕には軽くロープの跡がついており、肘の辺りまで痺れたように感覚が無い。
それでも泉は、即座に目の前の健次のふくらはぎに手を伸ばし、しがみ付いた。
着衣が乱れた泉が自分の足へすがり付く姿に、健次は少しの興奮を覚えていた。
こんな時に何考えちゃってんだよ、と心の中で小さく突っ込みを入れる。
「どうすんですか?」
このまま縛られた泉を健次の目の前で輪姦。
てっきりそう思い込んでいた組員たちは柴田に疑問を投げかける。
「見物させてもらおうじゃねぇか。目高のセックスをよ」
「おまえ・・何言って」
「いつも通りヤってくれればいいんだぜ」
「ふざけんなっ」
怒り任せに殴りかかってはみたものの、力がちっとも入らなかった。
逆に殴り返され、泉の上に倒れこむ形になった。
後頭部には冷たい鉛の感触。
「ヤんねーって言うならお前を殺して、組長は俺たちとお楽しみタイムってだけだ」
拒否すれば殺される。
拒否せずにこのまま泉を抱いたとしても、その先に待っている結末は同じだ。
それは泉にも想像できる事。
周りの組員たちは、面白い事を考えるもんだなと
柴田に尊敬の眼差しを浴びせ、2人を見下ろした。

「健次さん・・大丈夫ですか・・・?」
殴られ、傷だらけの頬にそっと手を伸ばす。
触れられた瞬間に小さく痛み、健次は顔を歪めた。
こんな状況なのに、人の心配をする泉の優しさに胸が熱くなる。
頬に置かれた手を握り返す。鼓動が早くなっていく。
「組長・・・」
泉は健次の胸に自分の体を預けた。
その先に待つものが何であろうとも、今直ぐ健次が死ぬという事は免れる。
時間にすれば数十分の違いもないだろう。
でも、その少しの時間に泉は賭けた。
泉の覚悟と決意が肌を通して伝わってくる。
健次は泉の体を力強く抱き締めた。

218:健次×泉
07/03/20 02:20:06 bvfauIgg
しばらく見詰め合った後、ゆっくりと唇を重ねた。切れた唇がピリッと痛む。
英樹に連れられ風俗へ行った事はあったが、実際の経験はなかった。
高校のときに引き篭もりになり、そのまま極道になった健次にとって
泉は組長でもあるが久々に触れ合った同世代の女でもあった。
小刻みに震えながらも強い瞳で自分を見詰めている。
この状況から泉を救い出し、守ることの出来ない自分を呪った。

泉は、健次の背中に手を回しシャツにしがみ付く。
もう一度唇を重ねた。今度は前よりも長く。舌を絡ませながら。
「ん・・・ふ」
絡み合う舌の間から、吐息と声が漏れる。
柴田はニヤリと不敵な笑みを浮かべると
健次の頭に向けていた拳銃をジャケットにしまった。
呼吸を乱れる。シャツを握る手に一段と力が加わった。
そっと健次は目を開けた。
今までに無いほどに至近距離に居る泉の紅潮した頬が、漏らす吐息が
嫌になる程美しい。
自分の中の理性が少しずつ崩れていくのを健次は感じた。
もっと触りたい、その衝動に駆られ右手が泉の胸へと動いていた。
触れた瞬間、泉は目を開けた。お互いに見つめ合いながら顔を離す。
「・・・」
唾液で濡れた唇が光る。
触れたい、抱き締めたい、お互いの欲求はもう戻れない所にきていた。
泉に負担が掛からぬように抱え込みながら半身を倒すと
柔らかい胸のふくらみに健次は顔を埋めていった。

219:健次×泉
07/03/20 02:21:21 bvfauIgg
横になっても、泉の乳房は形が崩れることなく美しい。
ブラジャーをずらそうと手を掛けたが
ここにいる連中に全てを見られると考えると出来なかった。
健次は布の上から優しく歯を立てた。
「んっ」
小さく泉が呻く。先刻、柴田たちに散々貪られた胸は自分でも驚くほどに敏感だ。
ぎこちない愛撫。
少し震えているが、自分の体を触る手が健次のものと思えば不思議と嫌悪感はない。
胸の谷間に舌先を這う。ゾクゾクとした快感が全身を襲う。
「・・・っん・・っ」
口元を手の甲で押さえ、漏れそうになる声を必死で堪えた。

泉はきっと初めてなのだろうと、健次は思った。
普段の泉を見ていれば、安易に男に体を許すような人間ではない事は一目瞭然だ。
少しでも泉の屈辱と恐怖と不安を和らげたい、リードしてあげたいと思ってはみるものの
自分自身に既に余裕は無い。
柔らかく温かい泉の肌に触れる度に、頭の中が沸騰する。
唇から漏れる甘い吐息を聞く度に、更なる高みへと気持ちは走る。
自然とスカートの中へと手が伸びていた。
中心の茂みに触れると、下着が無い事に気づき一瞬怯んだ。
泉の体は緊張で強張っているが、そこは蜜で溢れている。
柴田たちへ対する怒りと、泉を目の前に感じる素直な欲望とで頭がこんがらがりそうだ。
そっと割れ目に指を這わせると、泉の体がビクンと何度か反応した。
ゆっくりと中指を沈み込ましていく。
予想通りと喜ぶべき所ではないにしろ、泉のそこは侵入物を拒んでいるかのように
健次の指をきつく締め上げた。
「はぁ…ぁぁ」
初めて感じる異物感。
指一本でこんなにもきつい。
男根を収めることは出来るのだろうかと不安が過ぎる。
泉が苦しくないように、ゆっくりと指を動かす。
何度か動作を繰り返すと、その異物感は快感に変わっていった。
「ふぅ・・んぁっ」
次第に艶っぽくなっていく泉の声に乗せられ、指の数を増やしていく。
愛液はとめどなく溢れ出て、次々と健次の指を飲み込んでいった。

220:健次×泉
07/03/20 02:22:26 bvfauIgg
「健次さん・・」
喉の奥から搾り出したかのような切ないその声は、健次にとって合図に聞こえた。
泉の膝を割り、中心に入り込む。
ズボンを少し下ろし、はちきれんばかりに膨らんだ自身を取り出した。
「組長・・・ゆっくり」
そう言いながら、蜜で溢れた秘所に先端を宛がう。
沈めこもうと腰を落とすが、やはり容易には入らない。
泉の顔が苦痛で歪む。健次もその強い締め付けに小さく呻き声を漏らす。
何度か入り口付近で出し入れを繰り返す。その動きは泉も慣れたようだ。
しかし次の一歩に踏み出そうとすると、途端に激しい激痛に襲われる。
――ここでやめる訳にはいかない。
2人が普通の恋人同士で初めてを向かえるのであれば
今日はやめておこうと言い次こそは頑張ろうねと笑顔を交わせるだろう。
ただ、今の状況でそれは許されない。
泉は健次の腕を掴み、覚悟を決めたようにコクンと一度頷いた。
それに答えるように健次は、一気に最奥まで突き上げる。
破瓜の瞬間。
耐え難い痛み。泉の細い指が、健次の二の腕を強く掴んで爪の痕をつける。
「は・・うぅ・・」
泣き声に近い声。どれ程の痛みなのか、男の健次には想像がつかない。
泉の目尻から流れる涙を指先で拭いながら、痛みが過ぎるのを待った。
しばらくすると、泉は再び頷いた。
健次は泉をかぶさるようにして抱き締め、ゆっくりと動き始めた。

221:健次×泉
07/03/20 02:23:11 bvfauIgg
苦しそうな息遣いが聞こえる。
痛みにも快感にも感じられる感覚が下腹部を襲う。
その刺激に合わせ、泉もいつからか声を漏らしていた。
「はぁ、あっ・・――んっ」
この状況を楽しむかのように、柴田達は薄ら笑いを浮かべている。
健次は、少しでも屈辱を減らすように自分の体で必死に泉を隠した。
「おい、よく見えねーぞ!」
組員の一人が声を荒げる。
「いいじゃねぇか、夢中になっちまってんだよ」
柴田は大きな声で笑った。
笑い声が頭に響く。
胸の奥底から怒りがこみ上げ、健次は血が滲むほど拳を硬く握り締めた。
「ん・・んっ・・んっ」
次第に早くなっていく腰の動きに合わせて泉は喘ぐ。
融合部から淫靡な水音と、小さく肉のぶつかる音が聞こえる。
その音に駆り立てられ、欲情にしている自分が健次は嫌で仕方なかった。
怒りと悲しみに心は支配され、涙が止め処なく溢れ出た。
頬を伝う涙が泉の顔を濡らす。
涙と汗にまみれたその顔も色っぽく美しく見え、更なる欲情の波を呼んだ。
切ない喘ぎ声を漏らしながら、大きい目にいっぱいの涙を溜め、泉はずっと健次を見つめていた。
許しを請うように歯を食いしばりながら涙を流す健次が、愛しかった。
胸の辺りにじわじわと広がるこの感情は、肌を重ね繋がっているからこそ
湧き出てくる物なのか・・考える余裕は無かった。
ぎこちなく交わる2人は、一緒に高みへと上り詰めていく。

222:健次×泉
07/03/20 02:24:59 bvfauIgg
「ちゃんと中に出せよ」
その様子を敏感に察知し、少しドスの聞かせた声で柴田が言う。
「そうしねぇと、どうするか分かんねーからな」

その声は確かに健次にも聞こえていた。
限界が近づき、更に動きは早くなる。
「あっあぁ――」
泉の一番敏感な場所へ、小刻みに力強く打ち付けた。
はっと息を吸い込みながら、今まで感じたことの無い快楽に溺れる。
背筋を電気が走るような感覚に襲われ、次の瞬間に体から力が抜けた。
泉は絶頂に達していた。
満足げに痙攣する膣が、健次を艶かしく刺激する。
一瞬、欲望に正直に全てを中に吐き出してしまいたいと言う衝動に駆られた。
しかし、寸前に抜き出された健次のものは太もも付近で爆ぜ
泉の足とスカートを白濁色の液体で汚した。

健次は素早く自分のズボンを履きなおすと
乱れたセーラー服を元に戻そうと手を掛けた。
しかし次の瞬間、襟首を掴まれ引っ張られた。突然の衝撃に息が詰まる。
「いいんだよ、このままで。ヤっちまうんだからよ」
泉を数人の男が取り囲む。絶望の二文字が頭に浮かぶ。
「やめろ!・・やめろよっ!」
必死に男たちの足にしがみ付くが、簡単に振り払われてしまう。
柴田が、放心状態の泉のスカートに手を掛ける。
ベタッとした生暖かいものが手に纏わりついた。
「おい・・糞ガキ」
健次は押さえつけられ地に伏せている。
「中に出せって言っただろうが!」
思い通りにいかず気に喰わないと言わんばかりに
逆上した柴田は健次を蹴り付ける。
次々に組員が暴力に加わり、途切れること無い衝撃に健次は悲痛な叫び声を上げた。
泉が悲鳴をあげた瞬間、工場に佐久間たちが乗り込んできた。

「組長!」

223:健次×泉
07/03/20 02:26:49 bvfauIgg
佐久間のよく通る低い声が工場に響き渡った。
一瞬で間合いを詰めた目高組の面々は、浜口組が拳銃を手にする前に押さえ込んでいく。
泉の様子を見て何が起きたかを察知し怒りに震える佐久間は、一発で柴田を黙らせた。
二人の情事に夢中になり油断していた浜口組は
金属バット片手に暴れまわる英樹により、難なく倒されていった。
あまりにも簡単についた決着に、泉は夢でも見ているのではと頬っぺたをつねる。
痛い、そう思った瞬間に安堵の涙が溢れ出した。

金造も武も英樹も、何が行われていたのか・・最悪の事態を頭で描いた。
迂闊には近づけないと思い泉を佐久間に任せ、健次へと駆け寄る。
佐久間は上着を脱ぎ、恐る恐る泉へと差し出した。
乱暴された女性は親しい男性も拒絶することがある。
「さ・・佐久間さん」
しかし泉は、ぽろぽろと涙を流しながら佐久間に抱きついてきた。
震える体に上着をかけてやると、更に涙は溢れ出た。
「組長、本当に申し訳ありません・・・」
泉が受けたであろう屈辱を想像し、奥歯を噛み締める。
嗚咽を繰り返し泣きじゃくる泉。
どうにか落ち着かせようと背中をゆっくり撫でた。
「健次は大丈夫か?」
「・・はい」
英樹に支えられながらどうにか半身を起こした健次が、か細い声を発する。
「無茶するなと言っただろう。ここ探すの大変だったぞ」
「佐久間さん、俺・・」
掌が血で滲んでいる。
どれだけ悔しい思いをしたのか・・・健次の思いを察し、小さく頷いた。
すると、佐久間の腕の中で涙を流していた泉が顔をあげた。
頬は涙で濡れていたが、その瞳は先程までの弱さが無く強く光り輝いている。

224:健次×泉
07/03/20 02:27:45 bvfauIgg
「・・健次さんは守ってくれました」
「え・・?」

「健次さんは、必死に、命がけで、守ってくれました」

その言葉を聞くと健次は「すいません」と繰り返しながら蹲り、泣いた。
佐久間は、泉を抱いたのは健次なんだろうとそう心の中で確信した。
「行きましょう」
「はい」
泉の肩を支えながら立ち上がる。
思いのほか泉がしっかりとしているのは、組長としての自覚のせいか。
それとも健次のせいか。
「でも俺、許せないっすよ」
足元に転がる柴田を睨みつけながら英樹が言う。それは佐久間だって同じことだ。
しかし泉は早くここを立ち去りたいという思いでいっぱいだろう。
泉が小さく首を振ると、納得したように英樹は口を閉ざした。
皆、無言で歩き出す。
色々な修羅場は通ってきた目高組でも、心に影を落とさずにはいられない事件だった。

健次は英樹に肩を借りながら、どうにか歩くという事で精一杯だ。
いまだ胸の辺りを渦巻く怒りに、痛みに、体が震える。
自分がした事や泉に残してしまった傷跡を考えると、耐え難い後悔の念に苛まれた。
そんな健次とって、掌で涙を拭い気丈な表情で歩き出す泉の存在が、唯一の救いだった。
次の瞬間、前を歩く泉が首だけで振り返った。視線がぶつかる。
「私は大丈夫です」と小さく泉が微笑んだ。
その姿はあまりにも美しく、つい数分前までの悪夢を忘れてしまいそうになるほどだ。
怒りとは違う熱さが、胸にこみ上げてくる。
心臓の鼓動が早くなっていくのを健次は確かに感じていた。

225:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:34:17 bvfauIgg
終わりです。無駄に長くて申し訳ないです。
しかも行が長すぎるとこがあったりとか、読み辛くて本当にごめんなさい。

226:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:22:53 2EN69Wqq
>>225
とんでもない、すごく良かったです。GJGJGJ!
無理のない設定で、こういうケースもありかなと思いました。
騎乗な、違う、気丈な組長萌え。
組長に恋してしまう健次萌え。
やっぱり上着をかける佐久間さん萌え。

柴田ったら、こんな風に憂さ晴らしするなんて悪い奴。(ちょい柴田萌え)

227:名無しさん@ピンキー
07/03/21 13:41:05 umS4EyYz
>>225
GJ!
また良ければ書いてくださいm(_ _)m

228:名無しさん@ピンキー
07/03/21 22:01:54 5b+pkzZC
GJ、すばらしい!
萌えた。

229:sage
07/03/23 23:57:08 Cyw1rqj9
GJ!!!

230:名無しさん@ピンキー
07/03/30 12:58:00 jqz5GZYH
あげ

231:名無しさん@ピンキー
07/03/31 08:41:30 RLSB/3MK
>>124
遅レスすぎですがGJGJGJ!!!
感動した。漢らしい佐久間と心を決めた泉のこれまた漢らしい姿に唸った。
文章も巧い。
素敵なものん読ませて頂きありがとうございました。

232:名無しさん@ピンキー
07/04/04 14:08:10 SDsy8wmX
組の皆と泉で夏祭り行って夜店で、風船釣りとかして欲しかった。
健坊達が争って射的で泉にぬいぐるみをとってあげようとするんだけど、
一番の大物は佐久間さんがあっさり
「はい、組長。」
と取ってしまい、金蔵さんが
「お前らが敵う相手じゃねーよ。」
とせせら笑って言う、そんなシーンが見たかった。

233:名無しさん@ピンキー
07/04/05 00:08:02 LrB5c2ia
うん、佐久間さん腕良さそうだね
浴衣の組長だとさらにモエス(*´Д`)

組長と若頭のもんじゃデートとかも見たかったよ

234:名無しさん@ピンキー
07/04/05 05:30:00 zL8hZwF3
若頭の浴衣姿も晒がちらりと覗いてwwwモエスw


235:名無しさん@ピンキー
07/04/06 23:15:04 iJIABvF0
エロなし、思いつきを投下。
組長が健気で若頭がカッコ良過ぎるのが、イカン。


***

「金造さん、何見てるんスか?」
ぼんやりと事務所の窓から外を眺めている金造に英樹が声を掛けた。
金造は黙って扇子で窓の外、下の道路を指した。
「ああ、組長と佐久間さんですか。いつもの見回りに一緒に出掛けたところ
でしょ?」
「組長と若頭っていうより、なんか、あの二人。」
「『姫とお付の従者』って感じですよね。」
「くぅらっ、テメー、佐久間さんに何んてこと言うんだよ!」
「ものの例えだよ、例え。そんなにマジになんなよ。」
英樹と健次それに武のいつものやりとりを聞き流し、尚も金造は目で二人の
姿を追っている。
「ナンカ気になることでも、あるんすか?」
「いや、なに。ちょっとな。」
「ちょっと、何?おじちゃん。」
「んーー。」
珍しく金造が何かを言いかけて、口を濁す。
「組長と佐久間さんが、どうかしたんですか?」
三人の視線を感じて、やっと金造は我にかえったかのように照れくさそうに
振り返った。
「もし、先代が生きていなすったらって考えてな。」
「先代が?」
「もしお元気だったら、組長は……八代目はここにいないでしょうね。」
「そうだよなー。目高組ともヤクザとも無縁な、クソ真面目女子高生を
やってんだろうなー。」
「まぁ、そうなんだが……もし、先代が今の……若頭と組長の様子をご覧に
なったらって、考えちまってさ。」
「……ああ、そういうことか。」
「何が、『ああ、そういうこと』なんだよ、おいっ。」
英樹に詰め寄られた武が一瞬ちらりと金造を顧みてから、額の汗を手の甲で
ぬぐいながら答える。
「もし先代がお元気で今の組長と若頭の様子を見たら……お二人に一緒に
なってもらって、組を継いでもらいたいって思いなさるだろうって、そう
でしょう、金造さん?」
「うん、まぁな。」
「………」

そのままお互い視線を合わせるものの、皆黙りこんでしまった。
「ま、そんなこと考えても仕方がねーことだけどな。」
扇子をパタパタとさせて風を送りながら、わざと大口を開けて笑って言う
金造の後ろの窓からは、外を歩く二人の姿は既に浅草の雑踏に溶け込んで
見えなくなっていた。


(終)

236:名無しさん@ピンキー
07/04/06 23:16:31 iJIABvF0
年齢は2回り違うけど、もし佐久間さんが亡くならずそのまま泉と細々ながら
連絡を取り続けたら将来はどうなっていたのかと、ちと考えてみた。

なので終わりが暗くなった。目高組の連中だったら、その例えに逆に大騒ぎ
しそうなんだけどw

237:名無しさん@ピンキー
07/04/07 01:11:14 WH2Akv6Q
>>236
まるで235の場面を見てきたかの様に書かれてて
状況が浮かびやすかった
泉と佐久間の事を傍らでまったり語る組員達の図が面白くて好きなんだ

「あったかもしれない未来」を考えるとつくづく惜しかったかもな…

>>233
放映当時、若頭の「月島でもんじゃを食うくらい」の言葉で
黙々と食ってる所を想像してフいたのを思い出したw

238:名無しさん@ピンキー
07/04/07 23:13:29 1TyvnRvs
>>232 >>233
浴衣モエス。もんじゃデート見たかったー。・゜・(ノД`)

>>236
GJ!金造さんの思いは、組皆なの叶わぬ願いだったかも。

>>237
>泉と佐久間の事を傍らでまったり語る組員達の図が面白くて好きなんだ
禿同!ほのぼの、本当に一家団欒だ。つくづく惜しい人達を亡くしたな、泉ちゃん(つД`)

239:名無しさん@ピンキー
07/04/08 02:10:46 Yc4X9DR2
>>235
ぐっじょーぶ!!
英樹と健次は「お嬢さんが一人になっちまう」って佐久間さんを
おいてったんだよね。何故死んだ真。

で、便乗して投下させて下さい。
結論としては一緒かと思いますが、スレ保守用に書いたおバカで下品なエロなし話。
自分の中では「終わりなき夏のパラレル目高組」が存在してる。

240:終わりなき夏の目高組・前
07/04/08 02:12:14 Yc4X9DR2
ある日の目高組。
トップの3人は商店会の会合に出ていて不在だった。

「なあ、ケン坊」
「はい?」
「その……」
「何ですか、アニキ」
「ちょっと言いにくいんだけどよ」
「だから何なんですか」
「く…組長の事なんだけどさ」
「組長の?」
「く、組長ってさ、……」

「ああもう、さっさと言ってくれよ!」
業を煮やした武が大声を上げた。
「わっ、びっくりしたあ。武さん聞いてたんですか」
「さっきから聞いてるって。集中できないんだよね、そういう話し方されるとさあ」
「お前が怒る筋合いかよ!」
「もお~、二人とも大人気ないなあ…。アニキ、早く話して下さいよ」

英樹は小さく舌打ちして先を続ける。
「……組長って、その、しょ、しょ、処女か…な…と、思ってさ」
「はあ?!」
「何を言い出すかと思えば…」
二人が呆れた顔をするので、英樹はやっきになった。
「違う!昨日久しぶりにみ…店に行ったら新人のコがいたんだけど、18になった
 ばかりでぇす、経験はぁ、んー3年くらいかな…とかって言うんだよ」
「また風俗か」
「アニキ、それで?」
「組長って、じゅ…17だろ?…としたら、やっぱそろそろお年頃だろ?」
「何が言いたいんだよ、お前は」

健次が膝を叩く。
「分かった!ヤクザの組長なんかやってたら出合いがない、ってことでしょ?」
「お……おう、そういうこと」
「でも高校生なわけだし、学校で恋愛くらいしてるんじゃないか?」
「…組長にデートとかしてる暇、ありますかねえ?」
「あ、そうか。学校終わったらすぐここに来て、休みの日も組の仕事して…」
「…ない……ないんだよ、そんなヒマ!」
「だから、どうしてお前がそこまで心配すんだって」
声を震わせる英樹を、武が気味悪そうに見る。

「将来、どうすんだよ。このまま出合いがなかったら、極道関係と見合いか、
 さもなきゃ社内結婚だろ?」
「確かに堅気の旦那さんは無理だな」
「社内…って、目高組の中でってことっすか?!」
3人はしばし考え込んだ。

241:終わりなき夏の目高組・後
07/04/08 02:13:21 Yc4X9DR2
「俺、結婚とかまだピンと来ないっすよ」
歳若い健次がつぶやく。
「組長の人柄は好きだけど、正直、スカートが長いんだよなあ」
武が困ったように言う。
「いくら組長でも、一人の女に縛られるのはごめんだぜ…」
英樹が腕組みをする。

「あ、ケン坊、金造さんは?」
「お、おじちゃん?!…おじちゃん現役かなあ……。そんな話、した事なくて」
「組長は若い。金造さんには命の危険があるかもしれねえ」
「ちょ、お前、何考えてんの?」
「そしたら、あとは佐久間さんしかいないじゃないすか」
「佐久間さん…」
「だな……」
3人は顔を見合わせた。
「じゃあ、万が一そういう事態になった場合、俺達は辞退して佐久間さんを推す、と
 いうことで」
「決まり」
「了解しました」

密約を交わし緊張が解ける。
英樹がにやっと笑い、声をひそめた。
「でさ、さっきの話だけど……やっぱ組長ってまだだよな」
「…よくわかんないけど、俺はまだだと思います、多分……」
「うん、俺もそう思う。まだ全然子供っていうか」
「な。空気がちがうよな。結局俺、そのコとセーラー服プレイしたんだけどさあ」

扉が開いた。
「何の話だ?」
佐久間の低い声が聞こえ、3人は凍り付いた。
その後ろから泉が入ってくる。
「ただいま帰りました」

「おおおお、お疲れさまっす!!」
「暑かったでしょ、今、む、麦茶入れますね~」
「そ、そうだ、そろそろ利確売りしとかなきゃ…っと」
「―武、証券市場はもう閉まってるぞ」
腕時計を見た佐久間が鋭く突っ込む。
「あ、あれ…?」

「おめえら、ちゃんと仕事してたのか?ったく、目を離すとすぐこれだ」
金造が呆れたように言う。
「違うよおじちゃん、俺達組の将来について話してたの」
「ほほお、将来ねえ?」
「どんな話ですか?詳しく教えて下さい。組長としても考えるべき事だと思うし」
泉が目を輝かせて近寄ってくる。
「そうですね。よし、聞かせてもらおうか」
佐久間も感心したように頷いた。

「…………………」
3人は引きつった笑いを浮かべる。
冷汗と時間だけが流れていった。

(終)

242:名無しさん@ピンキー
07/04/08 08:23:38 yILGHCly
>>239>>240-241
GJ!滝汗3人に同情www
若頭、いつから聞いてたんだ?3人がどう組の将来について言い訳したのか知りたい。
でも『まだだと…』→『セーラー服プレー』との繋り…について、若頭に後できっちり油を絞られそうだ。
これはかなり、ヤヴァイ(^Д^;)

終りなき夏、素敵な言葉だ~。


243:名無しさん@ピンキー
07/04/09 21:09:26 +wV+MrUT
いらん事心配して、相談しあうおバカな3人ちょワラw
そして佐久間兄ぃ、プレーに反応?佐久間さんは風俗とか行かなさそうだなぁ。亡くなった恋人に操を立ててそうだ(映画では違うらしいけど)

244:名無しさん@ピンキー
07/04/10 04:55:28 E5OB32r3
___゙┃.∩____∩
      |┃ | ノ 佐熊 ヽ
 目   |┃/  ●   ● |
 高   |┃ミ  '' ( _●_)''ミ  <話は全て聞かせてもらった!
 組   |┃/  ._ |_/__ノ
___|/    __  ヽ
  (__ ィ  (___.ノ
      |┃|       /  ガチャ

245:名無しさん@ピンキー
07/04/10 12:52:48 FUeLOnp8
あっ、佐クマさんw

ところで晒を巻いてる時、アンダーの基本は褌ですよね。
ブリーフじゃ見たくれが悪いよね。

246:名無しさん@ピンキー
07/04/10 19:18:37 4rgt9lLv
>>245
褌…はなぢが……
じゃあ、組長が晒したら下は、お腰(ry

佐熊さんの中の人が芝居で締めてたのを以前見たことがありますが、
その時大コーフンしたことを思い出しまつた


247:名無しさん@ピンキー
07/04/11 00:53:06 SsJrOERl
んだらば褌でおk

がそうなると、討ち入りもとい殴りこみの際、スーツ姿だった佐久間が
法被に着替えているが、まさか組長の前で生着替え……
というか褌しめて晒を巻いていたのかと小一時間

248:名無しさん@ピンキー
07/04/12 23:18:23 w2bJZp2s
麒麟の上に、巻き巻きw

249:名無しさん@ピンキー
07/04/14 10:09:44 nbF9+Mq7
そういえば、以前組長に晒を巻いてあげる佐久間さんの話があったが、
構図を想像して萌えた。

250:名無しさん@ピンキー
07/04/14 16:01:26 UWjzhRNV
>>249
あの話は素晴らしかった。
若頭の前であっという間に制服を脱ぐ組長にも、
晒で組長の胸を潰す若頭にも萌えたよ。

251:名無しさん@ピンキー
07/04/15 13:46:26 LJcVzsFX
隅田川に散る桜の花びらが綺麗な今日この頃、目高組の面々と組長も何処かで
遅い花見を楽しんでいる事を願う。

252:名無しさん@ピンキー
07/04/20 21:51:36 FtqYj9ls
こんな素晴らしい神作品が沢山ある場所があるなんて!知らなんだ!
晒も麒麟また見せて下さいも組長のストリ(ryが忘れられないwも、先代が生きていたらも、セーラー服プレーも全部スゲェ。
特に隠し彫り、スゲェ~。神様ありがとう~。

ドラマでは、若頭が上着を脱いで組長にかけてやるシーンが好きだった。

253:名無しさん@ピンキー
07/04/21 12:51:33 tYAI9ifC
(・∀・)イイ!!

254:名無しさん@ピンキー
07/04/22 17:41:43 BuW9xv74
>>251
屋形船借り切って大川で花見だぜ!(@天国or地獄)

255:プリクラ1
07/04/22 23:48:47 JwuBz1yf
最終話、泉と佐久間さんが組解散後別れる数時間前~の話。ちと暗め。

* * *

「佐久間さん、あれ、やりませんか?」
「あれ、と言われましてもお嬢さん…。」
そう言って首を傾げる姿が、40過ぎのオジサンに対する形容としてはおかしいの
かもしれないけれど、何だか可愛らしくて思わず吹き出してしまった。


目高組解散後、事務所の後片付けをしていた佐久間さんに
「記念に浅草巡りをしましょう。」
と言って、二人で浅草の町を歩いた。
それとは知らずに初めて会った映画館におせんべい屋さん、そして仲見世、どこ
に行っても私は佐久間さんとの別れが悲しくて寂しくて、自然と口数が少なく
なっていた。
そんな私を元気づけようと佐久間さんは、先代の組長と出会った頃の話をしてく
れたり、始終色々と気を遣ってくれた。
吾妻橋の傍までやってきた時、学校帰りの女の子達がはしゃぎながら出てきた店
に、ふと目が止まった。
「佐久間さん、プリクラ撮りましょうよ。」
「ぷりくら、ですか?」
そう言ってもぴんと来ていない様子の佐久間さんの腕を取り、ゲームセンターの
奥へと引っ張って行った。


256:プリクラ2
07/04/22 23:57:45 JwuBz1yf
「えーと、フレームは桜吹雪にして…と、はいじゃあ佐久間さん、画面の正面を
見て笑って下さいね。」
「……」
「もう少し自然に。」
「…こう、でしょうか?」
「うーん…OKです。撮りますよ。」
出来上がったプリクラには、ちょっと引きつり気味の笑顔を浮かべた佐久間さん
と私が写っていた。
「携帯電話を貸して頂けますか?」
いぶかしりながらも渡してくれた携帯をひっくり返し電池の蓋を開けてプリクラ
を一枚貼りまた元通り蓋を閉めた。
私がする事を黙って見ていた佐久間さんにこう言って携帯を返した。
「おまじない、です。」
「……?」
「佐久間さん。この先、もし辛い事や悲しい事があったらその時見て下さい。
そして私や、金造さん、武さん、英樹さん、健次さんの事を思い出して下さい。
佐久間さんは一人じゃありませんから。」
同じように、自分の携帯の電池の蓋を開けてプリクラを貼った。
「そして、私も。」
「お嬢さん…。」


あれから随分経った。
今も私の携帯の電池の裏蓋にはあの日二人で撮ったプリクラが貼ってある。
辛い時、悲しい時、蓋の上からその部分を指でそっと撫ぜ、彼の名前を口にする。
「佐久間さん…。」





ゴメン暗い。

257:名無しさん@ピンキー
07/04/23 15:21:47 X9sFs1FL
いいっすよ!切ないけど……。・゚・(ノД`)・゚・。

258:名無しさん@ピンキー
07/04/23 22:21:16 O8Gg0Bav
GJ!
佐久間さん、慣れない営業の外回り中ケータイを開けてお嬢さんと
撮ったプリクラ(多分生涯最初で最後の)を何度も見たんだろうか?



せつないっす。

259:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:59:10 LbAbeS34
>>255-256
(´;ω;`)ブワッ

260:名無しさん@ピンキー
07/04/26 07:00:43 Pi32ni/m
>>254
そして案の定船酔いした組長の背中を、佐久間さんが「大丈夫ですか?組長」
と、優しくさすりながら介抱してる様子を遠巻きに見つめる目高組の連中v
萌 (*゚∀゚)=3

261:名無しさん@ピンキー
07/04/28 04:22:25 58PiPHD+
>>255-256
何となく泉は、同級生に誘われた時位しかプリクラを撮らなさそうだけど
些細な事でも佐久間の思い出がほしかったから
初めて自分から進んで撮ったのかと想像してみた

>>260
ダメだ、酔っ払って武の背中を突き飛ばして
ついでに自分も川にダイブする英樹しか思いつかないw

262:名無しさん@ピンキー
07/04/29 07:50:33 0tPnFR9b
>>261
確かに泉は普段は自分から進んで撮らなさそうだ。佐久間さんとの思い出作り…泣かせるじゃないか。

屋台船、間違いなくやりそう。金造さんの「本当にバカだねぇ、あいつらは」という声が聞こえてきそうv

263:二人の世界
07/05/04 08:00:52 BTrfG8eb
糸魚川近くにて、思いつきを投下。

* * *

組長が泣いていた。

びーびーと泣く姿は何度も見たことがあるけど、なんだか様子が違う。
声を偲ばせ肩を震わせ泣いていた。
そんな組長を黙って見つめている佐久間さんの、あんな温っかくて優しい顔も
見たことがねぇ。
そして、組長に胸を貸しながらもその両の腕で抱きしめる事は決して、しない。

俺は開けかけた事務所の扉を、そっと閉めた。
「あれ?組長達はまだお戻りじゃなかったスカ?」
「しっ!いいから、店に行くぞ!」
「店って、また風俗かよ~。」
「一々うるせーな、お前は!ガタガタ言ってっと置いてくぞ!」
「兄貴!待ってくれよ!」
俺はまだ何か言っている健次と武を引きずって事務所を後にした。
全く、敵わねぇよな。
「ん?何か言ったか?」
「なんも言ってねーよ。ほらっ行くぞ!」






264:名無しさん@ピンキー
07/05/06 20:46:14 Jw0FV+GC
英樹はバカだけど結構気がつくところは気がついてるんだよね
相手が佐久間さんじゃあはなから勝負にならないしさ
GJでした!

265:名無しさん@ピンキー
07/05/07 00:07:16 0Njom9Pl
GJ!
組事務所に機関銃を撃ち込まれた時も、身体を張ってかばっても組長の身体には触れないようにしてたな。
男女の色恋じゃないのがまた、敵わないよなー。

>糸魚川
佐久間さんの働いてた不動産屋ありました?

266:名無しさん@ピンキー
07/05/08 20:04:58 9P39iOlj
お、休み中に神降臨。ありがとう!

267:名無しさん@ピンキー
07/05/12 02:34:37 a8syP0E+
5/24から9:55~10:50に関西MBS「セーラー服と機関銃」の再放送キター!!
また目高の皆が見れるかと思うと嬉しくて仕方ないんだが・・・!

268:名無しさん@ピンキー
07/05/12 23:31:45 //+AyedP
いいなぁ…またTVでみんなに会いたいよ。

269:名無しさん@ピンキー
07/05/16 19:54:46 RZ/jAJBX
age

270:名無しさん@ピンキー
07/05/21 12:10:47 Q3S5TbDL
ほしゅ☆

271:名無しさん@ピンキー
07/05/23 23:52:32 iaru0ByS
いよいよ明日から再放送。泉の委員長にもなったことないのに発言やら
最初イヤイヤだった彼らが懐かしい・・・。

いやでも1話だからアレか。夕日の差し込む部屋で麻薬を撃ちまくるシーンが最初か・・・セツナス。

272:名無しさん@ピンキー
07/05/27 13:37:12 ziAAZtd4
ありゃ、本スレ落ちたねえ

映画館でセンベイ食べながら泣いてる組長を
困った顔で見ている佐久間さんが好きだ
双方映画の内容なんか憶えてなさそうなところも

273:名無しさん@ピンキー
07/05/28 01:49:06 oZOFl7bX
あげ

274:名無しさん@ピンキー
07/05/31 08:25:05 ezyp8lwi
ネ申作品の数々をここが落ちる前に保管庫なりに移したいが、職人さん達の許可もいるだろうし、第一2Ch初心者の漏れには移し方が分からない(´・ω・`)

275:名無しさん@ピンキー
07/05/31 09:08:23 gx4rreuq
落ちるとか保管とか言う前に保守なり雑談なり汁w
萌え話で職人さんのモチベーションを上げれ

>>271のセツナスがセツクスに見えるほど飢えてはいるんだが

276:274
07/05/31 13:05:54 ezyp8lwi
…という事で以前何話か投下したのだが、最近他の投下や話題が滞りがちだったので、心配になって。
ここ好きだから。
初心者がいらぬ事を言ってスマソ…。

277:名無しさん@ピンキー
07/06/03 23:31:49 K1RaEqhI
職人さん?失礼しますた。
スレのペースは賑わったり過疎ったりで、一定じゃないし。
特に4~5月は何かと慌しく、レス少ないのは仕方ないんじゃないかな。
自分もこのスレ好きだし全力で保守しますので、投下お待ちしてますノシ

278:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:12:52 GYVuTTVj
圧縮来そうなので保守しとく

279:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:16:08 ho+sq9pT
保守、乙

280:名無しさん@ピンキー
07/06/12 12:49:56 v3Sevh+C

ほす

281:名無しさん@ピンキー
07/06/17 00:12:23 2QJim8rE


282:名無しさん@ピンキー
07/06/28 07:01:58 pxObjRc3


283:名無しさん@ピンキー
07/07/04 14:01:47 kUojbz2R
捕手

284:名無しさん@ピンキー
07/07/14 00:51:52 s6NMGRI7
山田太郎ものがたりにヒデの人出てるな。坊主頭と変わらなかったから一発で分かったw
しかし懐かしいなぁ・・・。

285:名無しさん@ピンキー
07/07/25 21:36:46 B5Afd6+c
えっ、まさか高校生役じゃないよね

夏だー!目高組の夏だー!
隅田川花火大会は大丈夫なんだろうな

286:名無しさん@ピンキー
07/07/26 14:43:06 DMhHK359
またみんなで花火している様が目に浮かぶなぁ・・・
切ない感じもいいけど、やっぱり目高組のみんなには
子供みたいにはしゃいでほしい

287:名無しさん@ピンキー
07/07/27 01:15:46 UsqX1M+L
>>285
まさかw 先生だよw
職場の女教師に片思いしてるらしく、時々顔芸をみせてくれるw

288:名無しさん@ピンキー
07/07/28 09:29:19 UyuH69FS
そうだったのか
キャリア短い割にはなにげに芸達者だよねヒデの中の人

ところで事務所にシャワーなんて気の利いた物はないですねそうですね

289:名無しさん@ピンキー
07/08/02 00:41:08 Yf2W7EHN
hosyu

290:名無しさん@ピンキー
07/08/02 20:52:56 H4qQrq27
明日からうちの地元では再放送が始まる。DVDあるけど録画しなくては。楽しみだ。

291:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:07:52 6rsgSQME
いいなあ。某ドラマの再放送では副音声というお楽しみがついたらしいw

自民党の中川さん(顔の四角くない方)のクールビズスタイルが
まんま佐久間さんでやたら受けた
若頭のカッコよさには遥かに及ばないけどね

292:名無しさん@ピンキー
07/08/11 02:41:17 anPkUzyx
長澤じゃないとだめなんか

293:名無しさん@ピンキー
07/08/12 16:25:52 wiKEhG3q
>>292
もしや薬師丸版?
それも読んでみたかったりして

294:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:22:08 KxIq4dDk
薬師丸版映画見ようとしたら、寝てしまった…
なんか可愛い声で「ダメッ。ダメッ」って言うの聞くための映画って気が

295:名無しさん@ピンキー
07/08/19 02:35:57 B2IjvxUX
聞きようによっちゃそれすごくエロいんですけど

大きい泉もいいが小さい泉もいいな

296:名無しさん@ピンキー
07/08/20 00:02:23 USeyfJYQ
保守

297:名無しさん@ピンキー
07/08/20 00:17:10 xWaMt+q4
「イヤッイヤッ」だったかも
「イヤッ、ダメッ……やぁん」

298:名無しさん@ピンキー
07/09/02 08:52:06 +ODQPr/f
保守age

299:名無しさん@ピンキー
07/09/03 04:59:33 QFxtNu59
泉「イヤッイヤッ」
若頭「イヤ……ですか?組長」
泉「やっ……いや、続けて……」
若頭「イヤって言ってる癖にこんなにドロドロじゃないっすか、組長…」
泉「イヤッ、ダメッ……やぁん、あっあっ……イヤ」

300:名無しさん@ピンキー
07/09/05 13:54:18 vKJJ2u0X
なぜか鈴木オートがセーラー服の女房に悪戯してる図が思い浮かんだ

だめだ!(カッコイイ頃の)渡瀬さんで妄想するんだ!

301:名無しさん@ピンキー
07/09/12 19:37:47 Kb8AHvTW
age


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