ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァat EROPARO
ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
07/03/03 01:50:59 2aUI2LnA
じゃあ俺はエプロンなし裸エプロンで待ってる!!

501:名無しさん@ピンキー
07/03/03 01:54:24 Okz8bmPw
>>500
よう、すっ裸

神GJ!!! ぼーさんエロスwww
続きをお待ちしとります裸に下駄で!

502:名無しさん@ピンキー
07/03/03 21:36:22 2jdhQQtv
神ktkr!
エロイよー!萌えるよー!ぼーさんのじらしプレイ+言葉責め(;´Д`)ハァハァ
全裸に花粉マスクで続き待ってます!


503:名無しさん@ピンキー
07/03/04 01:03:32 N88eWGTH
久しぶりに来たら、神が降臨されとる!

超GJです。
すんげー萌えました。
ぼーさんの焦らしプレイハァハァ
続きを全裸と見せかけて葉っぱ1枚でお待ちしとります。

504:Nightmareの人
07/03/04 18:58:04 wTFtvqMC
分割投下で焦らしプレイな上に、知らないうちに皆さんに全裸待機で露出プレイまで
させていた自分はもしかしてとんだドSなんでしょうか。

すみませんが、皆様にひとつだけ教えていただきたいことが…
今日録画したアニメ見てたら、ぼーさんの髪がいきなり短くなってて驚いたんですが
原作には髪を切るエピソードや理由って出てきますか?
今の妄想を揺らがせるネタを仕入れたくないので、原作はSS上げてから入手予定ですが
あきらかに原作とつじつまが合わないことも書きたくないなぁ、と。
いろいろ検索してみましたがよくわからなったので、よろしければ教えて下さい。
(その時にアニメではぼーさんの嫁に貰う発言が切られたと知って軽く鬱 orz)
ていうか長い髪のつもりで書いてたのに、短いの見たらこれはこれで死ぬほど萌えた…

505:名無しさん@ピンキー
07/03/04 19:07:45 P+wFzdpA
原作…というより漫画読者だけど
特に理由等は書かれてなかったような…吹き出し外の文字で
麻衣「ぼーさん、髪切ったの?」
ぼーさん「ざます」
ってやりとりが軽くあっただけだった

506:名無しさん@ピンキー
07/03/04 20:19:34 D1ognbYu
今時長髪も流行らねーよなwという理由だったりしてw

507:名無しさん@ピンキー
07/03/04 20:23:28 WRwzeGzS
原作小説の方では髪切り描写はないよ。
「薄い色の髪を長く伸ばしてくくっている」みたいな形容があったし
イラストも長髪のままです。

髪切ってたら漫画版だと思うだけだし
特に気にしなくていいんじゃないかな?

508:名無しさん@ピンキー
07/03/04 20:36:32 wTFtvqMC
>>505
早速レス下さってありがとうございました。
今回調べて漫画版が小説挿絵とキャラデザが違うということはわかったのですが
小説にしても漫画にしても明確な理由があると描写がしにくいなあと困っていたので
とても助かりました。教えていただき大感謝です。
まぁ、エロパロなんて原作に拘り過ぎたら生まれないってことはわかってるんですがw
でもないがしろにしすぎたらパロにする必要もないただのエロなわけで。
特に理由は書かれてないってことは、どんな解釈してもどっちの長さで書いてもよいって
ことで縛りも無しで妄想も無限大だぜフゥーハハハなわけだと勝手に解釈させていただいて
安心して楽しく書きます。ありがとうございました。

509:名無しさん@ピンキー
07/03/04 20:38:27 wTFtvqMC
リロードせずにちんたらレスを書いてたら他にも親切な方々が!
>>506様と507様もありがとうございました。

510:名無しさん@ピンキー
07/03/04 21:00:59 X0PsnrL9
ぼーさんが原作っぽいから忘れてたが職人さんアニメしか知らなかったんだな
ぼー麻衣好きなんで神を降臨させてくれたアニメ化に感謝w

511:名無しさん@ピンキー
07/03/06 05:47:39 FpE+wzRC
麻衣や真砂子をペットとして飼いたい

512:名無しさん@ピンキー
07/03/07 01:26:45 QCnFOZ8r
…ジョンを家事手伝いとして(ry

513:名無しさん@ピンキー
07/03/07 09:30:36 NSNneF3s
アニメだとジョンは家事できるのか?原作だとそんな描写はなかった気が・・・
神父は基本的にシスターが身の回りのことやってくれるから、家事能力はあんまりないぞ。

514:名無しさん@ピンキー
07/03/07 17:25:51 WAwGpfK1
>>513
神父云々のくだりはどうかと思うが
原作では、少なくともジョンは「家事出来る組」には組み込まれてなかったな。
(ヘイキ!参照)

515:名無しさん@ピンキー
07/03/07 19:19:01 R5Q0J5GK
ちと質問
アニメこの調子だと色んな伏線解明されそうにないけど
バレ含むssはずっとその旨記載するべき?


516:名無しさん@ピンキー
07/03/07 19:54:17 sp0jDpzB
ネタバレ注意!と書いてくれると助かります。

517:名無しさん@ピンキー
07/03/08 23:55:08 NDxWpw9T
とっくの昔に完結してるのに、バレがどうとか気にする必要ないと思うな
図書館行って読みゃいいじゃん


518:名無しさん@ピンキー
07/03/09 05:45:54 0Bbh3D+2
バレを読んでしまったからといって文句を言うのは筋違いだが
SSに属性やらバレの有無の注意書きを付けるのは気配りの範囲かな。
必須ではないが、心がけている姿勢は好感が持てる、というだけのこと。

519:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:39:11 y7gIQd6m
バレってどこまでがバレなんだろう
夢関連含むナルの正体や中庭の内容とかはもちろんだろうが
アニメかコミックで描かれてないことは全部バレ?

520:名無しさん@ピンキー
07/03/10 21:24:05 GkT34r61
そうなりますね。

521:名無しさん@ピンキー
07/03/10 21:51:41 vjN9LvTr
原作が簡単に手に入らない以上、多分、原作を知っている人よりも
アニメや漫画のみを知っている人の方が多いんじゃないかなと
思ってみる。

普通に売っていたら「原作嫁」で済むけど、そうじゃないから
配慮してあげたほうが親切だと思う。
全国の図書館に必ずあるわけじゃないしね。

悪霊の面白さ、不思議さ、伏線をパロなんかで知るにはもったいないと思うし。



522:名無しさん@ピンキー
07/03/11 05:06:50 gi3W1kTR
396 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2007/03/11(日) 01:04:44 ID:gOkNbnRm
旅館だから大きなお風呂にみんなではいるシーンがあるかな
女湯
麻衣「マサコったら意外とおおきいね。」
まさこ「あらあら麻衣さんこそ」
綾子「ふふふ。私のプロポーションには適わないわね。」
麻衣・まさこ「ア、アマゾン……」

男湯
ナル「リン、この敷居の高さは何メートルだ?」
リン「2メーターと80センチほどで…」
ナル「坊さん、あなたは背は高いほうだな。僕を肩車できるか?」
坊さん「おいおいやる気か?見つかっても知らねーぞ。」
ナル「ジョン、見張りを頼む。」
ジョン「はい、任せてくださいまし。」
ナル「リン、ビデオカメラだ。」


アニメ本スレよりw ワロタw
たしかにこういうのは裏事情を知らないアニメからの参入者ならではのネタだもんなあ。
当分はこっちも「バレあり」って記入ぐらいはしといたほうがいいのかもね。
一言書くだけなんだし。

523:名無しさん@ピンキー
07/03/11 06:26:00 GjQMJSEh
自分はアニメしか知らないけど、でもナルはこんなことやらなさそうと思う
ネタ的にはワロタけど

524:名無しさん@ピンキー
07/03/11 10:43:34 CcUZEzAR
自分はナルよりもジョンに激しく違和感を覚えるがw

しかし「アマゾン」って何だw
アマゾネスみたいな筋肉質バディなのかそれともボーボーなのかwww

525:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:43:25 eV6WRLNm
真砂子のお胸はぺったんじゃないといけないと思うんだ。

526:名無しさん@ピンキー
07/03/12 18:11:25 D9nEPAjz
ぼー麻衣の神はまだかな?
いままで食わず嫌いだったのが、あれ以来ぼーさんが好きになってしまった。
でも他ではほとんどないんだね。

527:名無しさん@ピンキー
07/03/12 21:56:44 qfz/vkO/
ハクション

528:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:03:07 3lm3+bXP
>527
全裸で風邪でもひいたか?w
神ー自分も風邪ひきそうだよーw

>526
悪霊サイト自体多くないしナル×麻衣が主流っぽいからなー
エロパロでぼーさんがこんなに報われてるの見たことないw

529:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:51:20 +ybtjuQE
自分もあれを読んだ後ぼーさん×麻衣のサイトを探してみたがなかった。
一番好きなキャラはぼーさんなんだけどなー…。
そういえばいつの間にかぼーさんの年を追い越してしまった…(´・ω・`)

530:名無しさん@ピンキー
07/03/13 02:48:31 tgBfO7Cs
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

GHには手を出すまいと読んで無かったが、
アニメ版「公園の怪談!?」と「禁じられた遊び」のおかげで
「なんかもーいいじゃねーか、ぼーさん×麻衣でよ」と、
漏れの中で何かが始まってしまったorz


531:名無しさん@ピンキー
07/03/13 03:46:39 nj5uIGvl
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)
自分もここの神とアニメでぼー麻衣に開眼した
おかげで期待してなかったアニメが楽しくなったのに、もうすぐ終わってしまう(´・ω・`)

532:名無しさん@ピンキー
07/03/13 11:21:29 f+Bldh+F
アニメのぼーさん、何かっつーと麻衣かまうし心配するしなー。
原作読んだの何年も前だから忘れちゃってるんだけど
もとからあんなだったっけ?

533:名無しさん@ピンキー
07/03/13 11:26:31 7SvD1hD/
ぼーさんは原作でも生粋のフォロー担当だったぞ。
中庭同盟では麻衣については恋愛対象ともなんともいえないみたいな感じだったか。

534:名無しさん@ピンキー
07/03/14 00:56:59 P0vd2nz6
麻衣の相手を勧められて、この年の差じゃ向こうが嫌がるとは言ったけど
自分は嫌だとは特には言わなかったしね

535:名無しさん@ピンキー
07/03/14 01:07:58 XCOwSrTv
だね。正直まんざらでもないんだとは思う。
あの年代の子はそういう相手がーって言っちゃう年長者感覚なんだろうな。

536:名無しさん@ピンキー
07/03/14 02:30:14 3YhDFs9y
「まだ」子供とか言ってるところが意味深でニヤニヤするw

537:名無しさん@ピンキー
07/03/14 06:10:52 X2DH6kue
THでは麻衣の一人称でナル好き好き言ってるから
なんとなくナル麻衣視点で見ちゃうけど
WHだけ読んだらどっちかつーとぼー麻衣ですよね。
若干挿し絵の力もあるけどw
小林さんのぼーさんすきだなーあの軽薄そうな感じがいいよー。

538:名無しさん@ピンキー
07/03/14 11:01:45 dDAF7G6a
挿絵の力といったらホストの衝撃が…
私も好きだけど、タマヨ絵評判悪いらしいね

>>536
好きか聞かれて否定してないからなー。あれには吃驚した

539:名無しさん@ピンキー
07/03/14 12:02:14 BTNTgfaE
ぼーさんは麻衣をそこそこ好きだけど
自分でセーブしてるって感じ。
本気になったらどうなるかわからないかととか無意識に考えてそう
……などと妄想していますw

540:名無しさん@ピンキー
07/03/14 18:43:01 8Lbrn6AF
>>538
タマヨ絵は麻衣が無駄においろけ加味されてて男陣が変にムキムキなのがあかんのだろうw
私はタマヨ絵は顔は好きだけど身体の描き方はあんまり好みじゃない。
あと汗(?の描き方も苦手。

541:名無しさん@ピンキー
07/03/14 20:35:26 Lr/xrcjQ
ここのおかげで「ぼーさんはちんこないお」という考えを一転
「滝川様はあと7本ぐらいあるっす!サーセンwww」になった。
神よまた降りてきてください!全裸ストレッチマンごっこして待ってる。

待つのも楽しいんだが、ぼー麻衣神のおかげで
自分の心のいんのうぶくろに溜まっているエロパロ話を
吐き出したくなってしまった、流れを無視するような形で恐縮だが

リ ン (ドS) × 綾 子 (処女・M)

を投下しても良いだろうか?
このスレ見た限り綾子は落ちキャラでSっぽいので微妙かなと。

542:名無しさん@ピンキー
07/03/14 21:02:22 927pCoz3
щ(゚д゚щ)ドントコイ!! ていうかくださいハァハァ 何でも溜めとくのはイクナイです
リン=ドSは自分も確定ですが、綾子がMでその上処女だなんてときめくよ綾子とてもときめくんだぜ
自分も心のおてぃんてぃんがおっきしそうなので是非おねがいします

543:名無しさん@ピンキー
07/03/14 21:05:20 8Lbrn6AF
>>541
その発想はなかったがおかげでときめきまくりだコンチクショー
全裸で待ってるので肺炎にならないうちに投下してください

544:名無しさん@ピンキー
07/03/15 01:09:44 YmXr70Y3
全裸待ちにもう一人追加~
フフフ、どんなカップリングもщ(゚д゚щ)ドントコイ!! なんだぜ?だぜ?

545:名無しさん@ピンキー
07/03/15 05:44:01 nojNBszH
全裸超人ハダカーマンになって待ってるぜ

546:名無しさん@ピンキー
07/03/15 09:57:25 ldBOHa94
靴下だけは履いておけよ

547:名無しさん@ピンキー
07/03/15 11:09:10 4C30gSIA
裸手袋はありですか?

548:名無しさん@ピンキー
07/03/15 11:17:32 RbEMtzCE
リンさんはちょいSの本性ドMだと思ってた

549:名無しさん@ピンキー
07/03/15 13:30:34 wNZChxJx
ヤバイ、ドMのリンさん見てみたいわwww

550:名無しさん@ピンキー
07/03/15 16:24:29 1zTZ+RGb
みてみたい!けどSも捨てがたいがなw
とりあえずまたーり投下待ちしようやw

551:名無しさん@ピンキー
07/03/15 18:45:49 MwLleqgV
リン(S)×綾子(処女)って何!!萌える!!
綾子みたいな派手めの人が実は奥手って、いい味がでそうだ。

552:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/15 20:07:10 HQ8h58B+
>>541です

小説なんて初めて書いたから正直期待に応えられませんが
やったもんがちの精神に乗っ取りテイクオフしますんぬ。
自分は専用ブラウザを持っていないので分からないんだが、
とりあえず名前覧に「聖なる侵入」とタイトル入れるので、
是非NG指定にしてほしい。

ちなみに内容は

・序盤ぬるい触手プレイ

・綾子がどんどん従順になってゆく

・それにしてもこのリン、ノリノリである。

・もしかするとノリノリなだけでドSじゃないかも。

中学の時に作った「京都修学旅行記」以来の長文なので
文章力は一滴も期待しないでください生きててごめんなさい

では投下します。

553:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/15 20:09:01 HQ8h58B+
sage忘れました、申し訳ないです。





 その日は風が強くて、珍しくリンの前髪がなびき、普段覆われている右目が見えた。

「右目の色、違うのね」
「…それが?」
「前髪上げちゃえばいいのに、それはそれで結構カッコイイと思うんだけど」

 返答もなく機材の調製を始めたリンを後目に私は祈祷の準備に取りかかった。
 
 私の頭の事だから、数時間後にはリンの右目の色がなんだったかなんて忘れてしまうだろう。

 そう、それだけのことで終わるはずだった。


―――聖なる侵入―1――



 今回の事件はおすがりできる樹があったため、綾子の土壇場で幕を閉じた。

 手が空いていたのと、データ回収のため、メンバー全員で綾子の祈祷を見守っていた。

 目を丸くして見ていた安原は、撤収作業をしつつ麻衣に感想をこぼし始めた。
「いやあ僕、初めて松崎さんの浄霊を見たんですが…すごかったとしか」
「でしょーあたしも最初見た時びっくりしたもん!おじいちゃんでてる!おじいちゃんでてる!って」
「皆さんの中で一番派手な浄霊を行うのは松崎さんだったんですねぇ」
「おいおい少年、浄霊は見た目の派手さでやるようなもんじゃねえよ。なぁ綾子…」


「綾子?」

 大木の根元にうずくまっている綾子に、3人の間に不穏な空気が漂い始める。
「麻衣、少年は撤収続けてて…」
 二人を促すと、滝川は綾子の元に駆け寄った。

「綾子、おい大丈夫か」
「・・・・・・・・だ、いじょうぶ・・・少し・・・休んだら・・・行くから」
「そうか、撤収終わったらまた声かけるから、休んでろ」

 後ろ髪引かれるように立ち去る滝川を後目に、
 綾子は辱めに唇を噛んで耐えていた。

(よかった、ぼーずには見えていない)
 綾子の目には、大木の幹から触手のように伸びる枝葉が自分の体を這いずり回る様を映し出されていた。


554:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/15 20:11:35 HQ8h58B+

「ぅ…くっ」
 綾子にとって、この行為は初めてではない、すがれる樹があった場合の、おおよそ二分の一程度の確率で受けることだった。
 吉見家の際は運が良かっと綾子は思う。
 
 力を借りた代償に、巫女はその体を供物として差し出す―
(わかってる…わかってる…でも…)
(せめて、みんながいなくなってから…)

 綾子の羞恥を感じ取ったのか、嬉々として枝葉は綾子を貪る。

 全身を覆い、縄のように締め付ける枝もあれば、さわさわと羽ぼうきのように綾子の敏感な所を撫でる葉もいた、彼らの共通点は「容赦がない事」。

 充血した花弁を伝って滴り落ちる蜜をすすって、枝はしなやかさと柔軟性を持ち、綾子に更なる苦痛を与える――
「…ッひっ…ひっ」 
 枝はぬめりを利用し、綾子の肉さやから肉芽をつまみ出すと葉の裏側の産毛部分で擦り始めた。
「ぉっ…いや…ゆる…し…て…んっ」
 噛んでいた唇が切れ、血がにじむ

「麻衣ー、そのコードはこっちのコンテナに詰めてくれ」
「しまっちゃったよー!先に言ってよ」
 遠くでナル達の声が聞こえる
(耐えなきゃ…気づかれちゃう…)
 
 キリキリと音がする―― 
 枝同士が寄り合い、さらに太い固まりになってゆく。先がほどけ、綾子の秘芯をねぶって快感を助長させる。

(お願い…せめて、撤収が終わるまで待って…)
(お願い…きて…かきまわして)
 羞恥と本能がせめぎ合う、そんな綾子の心情はおかまいなしに、熱い固まりは綾子の花びらを割ってずぶずぶと侵入してくる。

(ああっ)
 綾子は困惑した、耳を澄ませばメンバーの会話が聞こえる中での情事を受け入れている自分に。
 声をかみ殺していられるのも時間の問題だろう、枝葉は綾子の性感帯を全て支配している。
逃げれば執拗に責めるし、求めれば焦らして更なる服従を要求してくる。
 
(もうだめだ)
 固まりが子宮口に届く寸前、綾子は理性を手放し――――――


「綾子!おいってば綾子!大丈夫か!」


555:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/15 20:13:45 HQ8h58B+

 滝川が綾子の肩を揺さぶると、綾子に絡んでいた枝葉は一斉に綾子から離れ、見えなくなってしまった。

「…あ…あっ大丈夫よ、心配しないで先に行ってて」

「ばかたれ!何が大丈夫だ、唇かみ殺して出血までしやがって、危なくなったら俺達を呼べよ、何のための仲間なんだ?」

「ご、ごめん」

「…?なんか顔熱っぽいぞ、風邪か」

 滝川はじぶんの額を予告もなく綾子の額にくっつけた

「!!!!」

 滝川の息づかいや鼓動、体臭を感じ取り、芯からずくりと蜜がこぼれる。

(卑しい…私ってば)

「少しあるな、今日はベースに泊まってろ」
 そう言うと綾子の膝を持ち上げ担ぎ上げた
「やっちょっ離れてってば、くそぼーず!」

「首に手まわさねーとおちるぞ病人」
 綾子の非難をよそに、滝川はベースに向かって歩き始めた。

 大木を見下ろせる高台の位置にセットしたカメラを撤去し、リンは坂を下りてゆく。

「・・・・・・・」

 その日は風が強く、リンの前髪は終始後ろ側になびいていた。

 普段は見る事がないその双眸は、ただじっと、樹を映していた――



とりあえず序盤投下しました。初めて小説を書いたんですが、
小説書く人ってド変態ですね、難しすぎる。

リン綾どころかぼー綾フラグが立ってますが、
次あたりからリン綾を土饅頭のようにこんもり盛っていきたいと思います。
処女だよ!グリーンダヨ!な展開を落としたいと思います


556:名無しさん@ピンキー
07/03/15 21:11:19 5lCX5vad
キタキタキタキタキタキタキタktkr
綾子かわいいよ綾子ハァハァ 今日は『綾子=M=俺のジャスティス』記念日になりました
これからノリノリリン×処女綾子が見れるのねそうなのねwktkです
全裸に目出し帽で続きをお待ちしてます

557:名無しさん@ピンキー
07/03/15 21:55:22 XKX25TJ0
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
序盤読めたので全裸に靴下で続きをお待ちいたします。

558:名無しさん@ピンキー
07/03/16 11:32:20 f3T+Ldfg
GJ!GJ!
続き、楽しみに待っておきますよ~!

Nightmareの方も、続きを楽しみに待っておりますので~(*´Д`)ハァハァ

559:Nightmareの人
07/03/16 17:28:00 xmcRhDed
ご愛顧ありがとうございます。滝川様八岐大蛇教の伝道者ことNーの者です。
いつのまにか自分の肩書きがどんどんド変態になっていくお。うれしくてしっこちびりそうです。誰か助けて。

>>555
綾子たんの愛らしさが最初からクライマックスで俺の必殺技がうっかり発動しそうになるほど萌えました。
おねえさんのくせにしょじょでえろくてえむだなんてあやこかわいいよあやこ!あqwsでrftgyふじこlp
触手プレイ大好物ですSMだってドントコォ━━щ(゚Д゚щ)━━イ!!!! なのでどんどんリンにヤらせちまって下さい。
全裸に尿漏れパッドあてて楽しみにお待ちしてます。

滝川様の偉大さを讃えるSSですが、書いても書いても書いても妄想ドンストップダンシングです。自分キモス。
頑張って削って削りまくってますがそれでも長いです。すでにレス数も容量もいただいてて心苦しいので、
とりあえずキリをつけてあと2回で終わらせます。今夜と来週で落としたいのですがよいでしょうか?
>職人様と住人様

560:名無しさん@ピンキー
07/03/16 18:58:32 GiJqV+Xa
神キター!待ってたよ!
ちょw神テラモモタロスwww
M綾子の神も555だったりしてここはとても特撮なインターネットですね
SSなんて書けないROM専だから職人さんが増えてくれて嬉しいなあ
どっちも続きwktkして待ってます!

561:名無しさん@ピンキー
07/03/16 19:22:09 4PeJ9/ri
削らずにかもーん!
いえおながいします、削らないでください。
全裸にぬこ抱えてこの通り平身低頭。
滝川様も綾子ねえさんも素敵すぎるーーー。ハアハア。

562:聖なる侵入2@リン×綾子
07/03/16 19:28:45 Vi2VCFjn
ヤバス!法王>>559ktkr
サインくれサインいんのうぶくろに!

そんなわけで、滝川ローマ法王の前座として前回のリン綾を投下します
法王と投稿時間かぶったら容赦なく叩いてくれ文字通り!


☆前回までのあらすじ:リンさん覗き乙





そういえば、右目は何色だっただろう


―――聖なる侵入―2――

 今回のベースは依頼者の別荘、平屋で部屋が10部屋ほどある。歩けばどこかしらが軋む日本家屋だ。

 綾子はベースに着くと、隣の仮眠室に放り込まれた。

「あとはこっちでやっとくから、寝てろよ」

 事件解決後、普段ならデータ計測と安全確認のため、もう一泊するところだが、今回はそれがない。

 ナル達は別件の調査場所へセッティング、安原はそれに伴う資料作成のため東京に戻り、真砂子は学校のテスト、ジョンと滝川はそれぞれ用事がある為、今回は今日で撤収という予定だった。
 
 綾子はスケジュールを狂わせて申し訳ないと思いつつも、あれから体が重く感じ、滝川達の提案に甘んじる結果となった。

「甘やかさないでよ…」
 本当は体の具合は悪くない、滝川が甘やかしてくれるから、体もそれに合わせて甘えん坊になったのだと思った。
 布団にくるまりながら彼女は、滝川に抱き上げられて帰った時を思い出す。
法衣は少し香の匂いがしていた、息づかいは急いでいたのか少し荒かった、喉仏が動く様もありありと思い出せる、自分を力強く抱き上げる腕のたくましさも、少し高鳴っている心臓の動きも――

 頬が上気していることを悟ると急に恥じ入りたくなる、むこうは当たり前のことをしただけなのだ、
「私ってば、何考えてるの」
 
 ふすまの向こうで声が聞こえる、あれから随分人が減ったみたいだ。
「ぼーず…まだいるんだ」
 滝川が誰かと話している、綾子は微睡みながら耳を傾ける
「・・・いや、心配だから予定を変えてこっちに・・・」
 滝川の声が心地よく、子守歌のように綾子を眠りに誘った。
「・・・・・そうか、平気か・・・」
「わかった、じゃあよろしくな・・・や」
 遠くでガラガラと玄関の開く音がした、
「鍵かけなきゃ」
 重い体を起こそうとした時、がちゃりと施錠した音が聞こえた。
「合い鍵なんてあったっけ」
 起こしかけた体を布団の上に投げ出し、少し眠りについた。



563:聖なる侵入2@リン×綾子
07/03/16 19:30:20 Vi2VCFjn

 ――静まりかえる空気、ここにはもう自分だけなんだと綾子は感じた。
「随分暗くなっちゃったのね」
 自分の部屋に戻って、着替えなければいけない、そう思いつつだるさで動く気がしなかった。
「シワになっちゃう」
 どうせ一人だし、脱ぐだけ脱いで広げておこうと襦袢に手をかけた

「あ…」
 胸に触れた瞬間、電気が走ったような感覚に陥った、樹の精霊に貪られた時のことがありありと甦る。
「…ん…んぅ…駄目」
 手を離そうと思ったが、指はさらに快楽を求めて胸元に侵入する、下着を外していた無防備な双丘を嬲り始めた。
「ぁ…はぁ…」
 あの時、滝川に肩を揺すられた時、滝川に枝葉が見えていたらどうだったのだろうか…。恥ずかしいところ全てを責められ、欲情していた自分が見えていたら…
「やだ…もうこんなに固い…」
 自分で乳首を責めながらあの時の妄想に耽った。もし見えていて、二人きりだったら、滝川はどうしていただろうか、獣のように犯されるのか
(それは…ないよ)
 あの男のことだ、きっと顔を赤くしつつも助け出すだろうと綾子は甘い考えをしていた。
それでも滝川に抱かれることを妄想せずにはいられない、きっと潤んだ目の涙を舐めて、そのままキスしてくれる、そしてこうやって胸をもみしだいてくれる。
「あう…そこは…」
 胸を触るだけでは飽きたらず、すでにぐっしょりと蜜を含んでいる秘芯に指を這わす。
 綾子は抱え上げられ、肩に食い込む滝川の指の感覚を思い出して指を恐る恐る押し込んだ
(少し痛い…でも、馴れれば気持ちいい。現実は樹とは違うなぁ)
 綾子は痛みで自分が処女であることを思い出す、途端に胸がきゅうっとして不安な気持ちに駆られる。

(23歳で処女なんて、あいつは引くよね…)


564:聖なる侵入2@リン×綾子
07/03/16 19:31:48 Vi2VCFjn

 綾子は高校一年の時、電車内で痴漢にあったことがある。当時箱入り娘でおとなしかった綾子は半日泣き通してしまうくらい怖かった。
 そんな綾子に友人は「綾子はおとなしそうにみえるから遭っちゃうんだよ、派手な格好すれば意外と痴漢って襲おうとは思わないんだって」
 あんな怖いこと二度とゴメンだと、藁にもすがるような思いでファッション誌や化粧品を買って、派手めの格好をするようになった。
 痴漢には遭わなくなったが今度は別の問題が出てきた。

 元々目鼻立ちが整っている綾子は化粧映えし、親しみやすさから男に言い寄られる機会が多くなった。
 外見は変わっても中身はあまり変わっておらず、夢見がちでおとなしめの性格のまま男とつきあい始めるようになる。
 ある日、彼氏と二人きりの時、綾子はその甘い空気に包まれて幸せだった。この人は王子様で、私のことを大事に思ってくれている、幸せでたまらずニッコリと微笑んだ。
そんな綾子を男はOKのサインだと思いベッドに押し倒した。

「きやああああっ!触らないで!変なところ触らないで!」
 痴漢にあった時のことがフラッシュバックし、無我夢中で抵抗した。
「なんだよ、俺の言いなりだったからやらせてくれるかと思ったのに」
 もちろんその後男とは別れ、おとなしい性格もなんとかしなきゃと思い詰めた。

 結果、今日の綾子が形成されたのだ。

「あぅ…う…うん…」
 指を浅く出し入れし、少しずつ昇り始める。
 性の快感を教えてくれたのは、意外にも自分にとっての癒しの存在である樹であった。
初めて祈祷に成功し、樹に一礼し帰ろうとした時。
「…え?ナウシカ?」
 幹から触手のように枝葉が延び、綾子の体を優しく絡め取る。抵抗する間もなく樹は優しく綾子の未開発の性感帯を撫で回した。
「ひゃ…???…あっ…ああん」
 嫌悪感を思い出す間もなく樹は綾子に快感を与え続ける。樹のにおいがとても心地よくて、警戒せず綾子は樹によって体を開かされた。


565:聖なる侵入2@リン×綾子
07/03/16 19:33:04 Vi2VCFjn

(まるでさっきの続きをしてるみたい)
 中断された樹が今自分の手に乗り移って貪っているようだ、自分にしてはいつにもまして大胆な動き、一人という安心感もあり、綾子はより一層動きを激しくした。

「ぁう…いいっ…いい」
 樹に貪られているのに、同時に滝川に犯されることを望んでいる淫らな自分。
 男は今でも怖いが、滝川なら、大丈夫かもしれない。
 もし隣に滝川が残っていたら、喜び勇んで抱いてくれるだろうか、抱いて欲しい。
 いないことが分かっているからこそ、綾子は滝川への思いを口にしながら自慰に耽る。
「法生っ…んぅ…好き…触って…法生」
 肉芽を擦り、とろけている秘芯をわざと音を立てて慰める。
「法生…きて…こんなにとろけてるの」
 
 樹の時よりも大分弱い快感しか自分では作り出せないが、滝川に愛されている妄想で充分高みに上り詰められる。

「はう…あう…ああっ…あふ…」
 外は嵐のように風が強い、窓がガタピシと揺れている。風の強さに比例して綾子の喘ぎは大きくなる。
 そろそろ訪れる絶頂に、綾子は息をのむ、水音も、手の動きも激しさを増す。

「いっ…いいっ…いひぃつ…う…見て…お願い…恥ずかしいところ…うぅ」

ガラッ



 バンッとふすまが壁に叩き付けられる音の後に、急に目の前が明るくなった。欄間にたまったホコリがフワフワと宙を舞う。

 家が壊れるんじゃないかという衝撃から覚めると、綾子は血の気が引いた。

 「    …リ      ン    」

 険しい形相で睨みつける男が立っていた。




リン綾どころか未だにぼー綾フラグがビンビンです。
次こそはそのフラグをリンが棒倒しのように削り始めます。

一番最後のリンの表情は、プーチンが『私をあまり怒らせない方がいい』といっている画像をイメージしてください。

566:名無しさん@ピンキー
07/03/16 22:57:34 YM2T0cAr
>>565
乙です。これからが見ものですね。

それにしても…イメージがww夜中に一人笑いが止まりませんでした。
私をあまり笑わせない方がいい

567:聖なる侵入3@リン×綾子
07/03/16 23:54:58 Vi2VCFjn
早漏な自分を許して欲しい。
滝川クリステル法王が君臨するまで引き続き前座をお楽しみ下さい。


☆前回までのあらすじ
エロい童貞はどうしようもないのに、えっちな処女がぐっと来るのはなぜなんだぜ?



酷く冷たい色だったような


―――聖なる侵入―3――

 どうして誰もいないと思ったのだろう、こんなところで、一人とり残されるはずないのに…。

 綾子が着物を直す間もなく、リンはずかずかと部屋に上がり込み、布団の上にあぐらをかいた。 
(やだ、そこは…)
 愛液でぬれそぼった布団の感覚が尻から伝わり、険しい顔をしたリンの眉間がさらにしわを寄せた。

「松崎さん、ここはどこです?」

「…○県○市○区の」
 リンは横の卓に思い切り拳を振り落とした。
「ひっ」
「ここは、依頼人の所有地、事件現場、仕事場です」
 ねめつけるような視線に綾子は消え入りたくなる、
「いくら解決したとは言えまだ仕事中ですよ、何やってるんですかあなたは!その上あなたが倒れたために私は予定をかえてここに滞在するはめになったんですよ!?」
 普段のリンからは想像もつかない口調で叱責され、恐怖と申し訳なさで死にたくなる。
「あげくに、これですか。私が居る横でこんなふしだらな…」
「違うの!その…私以外いないと思って」
 リンはますます不機嫌な感情を顕わにした、綾子はハッとし、口を紡ぐ
(これじゃ存在感がないって言っているようなもんじゃない)

「随分と舐められたもんですね」
「…許して…そんなつもりじゃ……ひっ」
 
 リンはまたテーブルに拳を打ち付けた。綾子は怯えてひくっひくっとしゃくりあげる。
「許して…じゃないでしょう?こんな非常識なことを許してもらうんですよ?もっと丁寧に言いなさい」
「…許して…ください…」

「じゃあ、整理しましょう、あなたはここで何をしてたんです」
「!?…そんなの、あんたが一番知って」
「これから許しを請う人間に『あんた』ですか?いい根性じゃないですか」
 リンは立ち上がり、部屋の隅に座っている綾子の間近まで寄り、仁王立ちで綾子の前に立ち塞がった。
 ただでさえ長身の彼が、ますます大きく見える、けだるそうにポケットに手を突っ込む仕草が、綾子の恐怖を助長させた。


568:聖なる侵入3@リン×綾子
07/03/16 23:56:47 Vi2VCFjn

「…ごめんなさい…私は…ここで…」
「ここっていうのはどこですか」
「し、仕事場です」
「私は…仕事場で…、その…ぁの」

「滝川さんを想ってオナニーしてたんでしょう?」

「!…やだ、そこまで聞いてたの」
「耳栓してたってつつぬけですよ、ほら、早く言いなさい」
「私は…仕事場で…、その…ぉ…オナニーをしました」
「滝川さんが抜けてますよ」
 上の方から容赦のない言葉が飛ぶ、綾子は耐えきれずに涙をぽろぽろとこぼした。

「私は…仕事場で…、破廉恥にも、同僚の滝川を想ってオナニーをしました」

 調査場所でこんなはしたないことをして、さらにそれを同僚に報告する。自分でまいた種とはいえ、綾子のプライドはズタズタだった。
 涙が次々にあふれ出てくる、情けなくてしょうがない。

「言えたじゃないですか」
 リンの言葉に少し安堵すると綾子はふぅ、とため息をついた。

「では、仕置きをしましょうか」

 上から信じられない言葉が投げられ、綾子は目を丸くしてリンを見上げた。
「あたりまえでしょう、こんなことをやって、お咎めなしにすむとでも思ったんですか」


569:聖なる侵入3@リン×綾子
07/03/16 23:58:43 Vi2VCFjn



 綾子はリンのあぐらにうつぶせになるような形になった。
 まるで、子供の頃に親から受けたお尻ペンペンみたいな格好だなと思った。 
(まさか…リンに限って…そんな)
 先ほどから、左脇腹…リン側の脇腹に妙なぶつかりを感じる、リンはポケットに何か入れているのだろうか?弾力がある割に硬く、妙な熱を帯びている。
 男を知らない綾子は、それが何なのかさえ、わからなかった。

 リンは自身のかさつき始めた唇を舐めると、一息ついて綾子の袴の帯を解き始めた。
「なっ何を!!嫌っ」
「袴の上からじゃあまり効果はないんですよ」
 暴れる綾子をリンは片腕で押し込め、袴を膝まで下げた。

 リンの眼下に、襦袢に隠れて薄紫のショーツが見えた。襦袢をめくり、じっくりと眺め、そしてショーツの上から綾子の双丘を撫で回した。
「!!!!!ひゃああん!いやぁっ」
「いやらしいですね、下着にシミが出来てますよ」
 そう吐き捨てると間髪入れずにリンは綾子の白い尻たぼをひっぱたいた

「ひいっ!」
「軽く叩いただけじゃないですか、私としてはこのぐらいは」
 ぱぁんっと小気味よい音が部屋に響く
「いやぁっ!こんなっこんな恥ずかしいのいやぁ!」
「恥ずかしいですか?そうですよね、こんな幼児が受ける罰をあなたみたいな大人が受けるんだ、私だったら羞恥で死にたくなりますね」
「やめてっ!お願い!恥ずかしいっ!」
 まだ余裕があるとリンは捉えたのか、更に強い力でひっぱたく
「痛っ!ひぃっ!痛っ!うぐっ…許し…ひぎぃっ」
「仕置きなんだから、つらくて当たり前です、耐えなさい」
「ひっ!あぐっ!くぅっ!うっ…うっ」
 いつ終わるかもわからない苦行に、綾子は絶望した。火照る臀部をひたすらに叩かれ、羞恥と苦痛にむせび泣いた。
 左側に置いてある姿見で綾子の苦悶の表情を眺めていたリンは、自分の手のひりつきに気づき、綾子の臀部に目を落とした、
「猿のように紅くなってますよ」
「ふっ…うう…言わないで…いや…ひっ!ひいいっ!痛っ!」
「あなたにぴったりじゃないですか?猿なんて、ねえ!」
 一応はセーブしていたが、だんだん歯止めが利かなくなってきそうだとリンは内心焦った。そんな中、リンは綾子の妙な変化に気づいた。
「はぁ…くっ…痛い…痛ぁい…痛ぁ…ぃ」
 鼻につくような甘い声、姿見には苦痛に顔を歪ませつつどこかトロンとした綾子の表情が映し出されていた。

570:聖なる侵入3@リン×綾子
07/03/17 00:03:09 4zSOkF7K
「…仕置きにならないじゃないですか」
 叩く手を止め、下着越しにリンの長い指が秘芯をなぞる。
「あああんっ」
 長いスパンキングで耐えることを忘れていた綾子は、うっかり嬌声をあげてしまい慌てて逃げようと体制を変える。
「違うのっ…違うのっ…これは…ひぃんっ!あうっあうっ」
 リンは下着のうえから花びらをぐちゅぐちゅとこね回した、水音が信じられないほど大きく部屋に響く。
「仕置きにならないっていってるでしょう、松崎さん、はは、呆れて物が言えないですよ」
 リンは綾子へのスパンキングをエスカレートさせた。体中が砕けてしまうんじゃないかという衝撃に綾子は泣きじゃくる。 
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!壊れちゃう!許して!ひぃっ」
「許して?本当はもっとして欲しいんでしょう、SPRがこんな変態の巫女を雇っていたなんて…とんだ恥さらしだ」
 パンッパンッと肉を叩く音の間に、ぐちょぐちょと綾子の淡い目からはしたない淫音が響く。
 蜜が下着を伝い、リンのスラックスまで濡らし始めた、綾子は自分の体を呪った。
(リンの言うとおりだわ、私って、どうしようもなく変態なんだわ、信じられない)
「ひぃ…ごめんなさい…あう…ほんとうに…ごめんなさい」
 かすれた声で綾子は許しを請う、リンに本気で申し訳ないと思った、普段は寡黙な男がこんなにも感情を露わにして怒っている。
 自分はなんてどうしようもないんだろう、こんな苦行も快楽に変えてしまうなんて。こんな自分は罰を受けて当然なんだ。

「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめ…んんっ!」

 まるで心肺蘇生法の気道確保ぐらいに顎を掴み持ち上げ、リンは綾子の唇に自分の唇を押しつけた。
 綾子の口を閉じさせないように指を頬に食い込ませ、口内を犯し始めた。
(だめっ…こんな…はげしいキス…ファーストキスなのに…)

「んむっ…んんっ…むむっ……はぁっ」
 リンの一方的なキスは、またリンが一方的に離れることで解放された。

「そこまで反省できるなんて、ふふ、ご褒美をあげますよ」

リンは胸ポケットからICレコーダーを取り出し、綾子の目の前に差し出した―――



リンになって綾子の尻をひっぱたくのもいいけれど、
綾子になってリンにしばかれるのもありだなと思った変態はこの指とまれなんだぜ?


571:名無しさん@ピンキー
07/03/17 00:21:31 ud+kuoTI
神の偉業にワクテカと萌がとまらないんだぜ?
この綾子の可愛さだけで、オレは向こう三年戦える…っ

572:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:30:22 430rYi0E
済まん、本文も勿論良いんだが、作者氏のコメント?が…
コレ何なんだろう、本文とのギャップ効果?
もーういちいち笑えて笑えて!!素で噴き出したよw

何はともあれGJです、続きもwktk。

573:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:32:46 WLUaqjgW
おお、いつの間にかこんなに!GJです!
最近はSSの投下が多くて嬉しい限りだ

>>559
削らなくてもいいですよ!ドンドン投下して下さい!
続き待ってます~!

574:Nightmareの人
07/03/17 01:41:48 2QEK8yj3
えええええろす……こういうの大好物なんです。ありがとう神。
おしりペンペンどっちもOKな自分も勿論その指止まっちゃうんだぜ?
ぼーさん×麻衣書いてるのに何ですが綾子→ぼーさんに萌え、リン×綾子はさらに萌えました。
綾子のピュア設定に唸りおなぬーに萌えプーチンでモニターに甜茶吹いてスパンキングでハァハァ…
すごく楽しいです。サインだなんてとんでもないお。もう是非ともだちんこさせて。
続き全力でお待ちしております。

……もっとこの余韻に浸ってたいんですが、仕方ないので>>495の続きを投下します orz
スルーの際のNGワードは引き続き『Nightmare』でお願いします。


575:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:43:28 2QEK8yj3
滝川を胸に強く抱いたまま、嫋やかな喉と背中を反らせて絶頂に達した麻衣は、そのまま暫しの間
息を止めていたが、滝川が張りつめた背中を優しく撫でてやると、忘れていた呼吸を思い出したように
大きく息を吐き、緊張した身体から僅かに力を抜いて、くたりと彼に寄り掛かり体重を預けた。

「大丈夫か?」
「………ん………だいじょ…ぶ……」
強い快感の名残で呼吸は乱れ、胸を喘がせたままだったが、麻衣は滝川の気遣う声に我を取り戻し、
掠れた声で吐息混じりに答えた。
「……なん、か……すご…い………」
うっとりと目を閉じて麻衣は呟く。
こんなにも、つらくて苦しくて気持ちいいなんて。
達く、ということの意味を生まれて初めてその身で知って、麻衣は自分の身体が、今までとは
まるで違うものに生まれ変わってしまったような気がしていた。
身体の隅々まで新しい血が巡り、全身の細胞が歓喜の歌を謳っている。鼓膜に自分の裡から伝わる
心臓の音だけが響いて、麻衣はその鼓動を陶然と聴きながら再び大きく息を吐いた。

「まだ気持ちよさそうだな」
恍惚とした麻衣の様子に、滝川は小さく笑う。
頂を極めた後も、麻衣の内奥は初めて体験した悦楽の余韻をじわりと味わうように、未だ緩く
ひくつき続けていて、その淫らな感触は滝川の指を心地よく愉しませていた。
「中がまだヒクヒクしてる」
「…ん、……からだ…だるいんだけど……まだ、中だけが…熱くて……」
達した後の気怠い余熱に麻衣が喘ぐ。最後まで満たされて、けれどももっと欲しくなりそうな
気配もしているその場所の貪欲さに麻衣は微かに震えた。
「……はぁ……なんか……きもちいい……」
「しっかり愉しんでいただけてるようで俺も嬉しいよ。ちゃんとイけたみたいだな」
「うん……いった……ぼーさん、ありがと……」
自分を犯している男に礼を言う少女の呆れるほどの素直さに、滝川は思わず笑う。
「いえいえ。素晴らしいお役目を授かって身に余る光栄、恐悦至極に存じます、ってな」
麻衣の胸の中でおどけて笑いながら彼女の細い腰を抱き締めてやると、彼女もくすくすと笑って
胸に抱いた滝川の髪にそっと触れて軽く撫でた。
「んー?頑張った俺をねぎらって頭ヨシヨシしてくれんのか?」
滝川が嬉しそうに麻衣の胸に頬擦りしながら顔を深く谷間に埋める。
その様子に懐いて擦り寄る大きな犬を連想し、麻衣はそれを愛玩する気分で滝川の頭を撫でた。
手のひらに、少し硬い髪の感触が心地よい。

576:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:44:16 2QEK8yj3
「……ねぇ、ぼーさん……髪、解いてもいい?」
「どーぞー」
もっと髪に触れたくなって麻衣が尋ねると、滝川が胸の中からくぐもった声で軽く答えた。
けれども滝川の気安い返事とは裏腹に、それが麻衣には何故か特別な儀式のように思われて、
微かに胸を高鳴らせながら、滝川の後ろでひとつに括られた髪の結び目にそっと触れた。
それを震えそうな指先で解くと、少し不揃いで色の薄い滝川の髪が、彼の肩先にパラリと落ちる。
その艶めかしさと不思議な美しさに、麻衣の胸はきゅっと締め付けられるように疼いた。
不意に愛しさが込み上げて、麻衣は慈しむように髪に触れ、再び彼の頭をそっと抱き締める。
結った跡が微かに残るその髪を梳かすように撫でて、指の間をさらさらと髪が滑る感触を
愛でるように愉しんでいると、滝川がうっとりとした声で呟いた。
「あー俺、麻衣のペットになった気分」
その甘えた様子が何とも愛らしく感じて麻衣は笑う。
「……うん、ぼーさん、大きい犬みたい……ちょっとかわいい」
「犬?………何、麻衣は俺を“犬”にしたいわけ?意外と麻衣ってば女王様タイプ?」
「な…っ、ち、違…っ!」
麻衣を見上げ、明らかにわざと意味を取り違えて滝川はニヤニヤと笑う。
「うんうん、いいぞー俺は麻衣が望むなら犬だって何にだってなってやるぞー」
「違うってば…っ」
「俺本当はどっちかってーとSな方だと思うんだがなーでも麻衣の奴隷ならそれも悪くないかー」
「だから違うって…っ!」
「あーハイハイ、ごめんなー。……そうだよなー、だって麻衣は」
麻衣が本気で怒り出す前に笑って詫びながら、滝川は彼女の泥濘に沈めたままの二本の指を奥へと滑らせて
ざらりと内壁を撫で、上目遣いで悪戯に笑む。
「……いじめるより、いじめられる方が好きだもんな」
「ひぁ…っ」
達したばかりで敏感なままの粘膜にいきなり刺激を与えられて、思わず麻衣は声を上げた。
燻る残り火を煽るような滝川の指に、ようやく収まる気配を見せ始めていたその場所が瞬く間に再燃する。
「麻衣は俺にこうやっていっぱい気持ちいいことされて、あんあん言わされちゃうのがいいんだろ?」
「…や、だ……も………それ、も……違…う……っ」
「だから嘘ついても無駄だって……こっち、こんなによろこんでる」
「……や……っ、あぁ……」
滝川の言う通り、麻衣のはしたない唇は再び彼の指を嬉しそうに咥え込んで離そうとしない。
再び犯し始めた指に自分の身体の淫蕩さをまざまざと知覚させられて、麻衣は羞恥に身を捩った。
ほんの少し前までは、何も知らなかったのに。
淫らな夢に迷い込み、彼の想いに捕らえられ、快楽の鎖で繋がれて─無我夢中で溺れているうちに
気付けば自分は違うものへと生まれ変わっていた。
─否、もしかしたら生まれ変わったのではなく、本来の自分が“目覚めた”のかもしれないと
麻衣はちらりと思う。だがいずれにせよ、無邪気で無垢だった自分にはもう戻れない。
これから彼に全てを奪われ支配され、そして麻衣はもっと変わるのだ。
─もう、逃げられない。麻衣は今ようやくはっきりと悟った。

577:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:44:58 2QEK8yj3
「……あたし……ぼーさんに……変えられちゃったんだ……」
「そう。俺が変えたんだ」
自分の変化をはっきり認めた麻衣を嬉しそうに見上げて滝川が囁く。
「俺だけの麻衣になるように」
「……ぼーさんだけの、あたし……」
その意味を確かめるように、指淫に喘ぎながら麻衣が呟く。
「………あたしは、……あぁ……ぼーさんのものに…なるんだ……」
自らの言葉の響きに耳と心を犯されながら、麻衣はうっとりと目を伏せる。
その胸に湧いたのは、不安や悲嘆ではなく、紛れもなく期待と愉悦だった。

「ああそうだ。……麻衣の全部が、俺専用になるんだ」
それを知らしめるように、滝川の二本の指が麻衣の内奥を広げる。
「ああぁ……っ」
狭隘な内部を広げられ、その違和感と強い快感に麻衣は思わず声を洩らした。
重力に従って、くぱりと開かれた淫らな口から彼女の蜜が指の間を伝って溢れ、滝川の手首と床を濡らす。
これからそこに滝川を受け入れるのだと思うと、彼の口から出た“専用”という言葉が何故かひどく淫猥に聞こえて
麻衣は震えた。広げた指を押し戻すように入口がきゅっと締まるのを感じて麻衣は思わず息を呑み、その時初めて
とても喉が渇いているのを自覚する。それとは裏腹に過剰なほど潤った場所は、満たされているのに飢えている。
気が狂いそうなほどの焦燥と愉悦に、胸がはち切れそうなほど早鐘を打ち、ドクドクと頭の中で脈打つ音がする。
その勢いに押し流されて、怯えも惑いも理性もモラルも、そして心秘かに想っていたはずの恋しい人のことさえも、
全ては麻衣の裡から湧く甘い水の中に呑み込まれて溶け、滝川の指を伝って流れ出てしまった。

─そうなりたい、と願う心を押し止めるものは、もう彼女の中に存在しなかった。

するり、と手を滑らせて、両の手のひらで滝川の頬に触れる。
指先に触れる彼の耳朶の柔らかさと小さなピアスの無機質な硬さを感じながら、麻衣は敬虔な殉教者の目で
背徳の願いを口にした。
「……あたしを…全部ぼーさんのものに、して……」
吐息が触れ合う距離で滝川の目を見つめたまま、神に祈るようにキスを捧げる。
「………あたし、ぼーさんと…………したい……」
やわらかく唇を重ね、麻衣は自分の全てを口移しで譲り渡した。

578:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:45:42 2QEK8yj3
夢に惑い捕らわれて、憐れな小鳥はとうとう自ら自由を手放した。
麻衣を堕とした暗い悦びが、滝川の胸を満たす。ちらりとも痛まない良心に、我ながら最低だと滝川は心中で
己を嗤うが、唇に触れるやわらかな感触が、その嘲笑すら瞬く間に身を焦がす情動にすり替えてしまう。
供物のようにその身を捧げた麻衣と視線を甘く絡めながら交わすキスは、さながら隷従の契約のようで、
滝川の頭は至福と劣情に痺れた。乾いた唇を潤してやるように舌を這わせ、おずおずと捧げるように
差し出された赤い舌を舐め取ってやると、征服を乞う瞳と指に絡む粘膜がさらに扇情的に潤む。
餌を欲しがる雛のように、あどけなくも貪欲に自分を求める麻衣がとても本能的で愛おしい。
「……すげえ、やらしい顔…………俺のこと、誘ってんのか…?」
「ちが………、…………ううん、そう、………さそって、るの。……あたし…誘ってるんだよ……」
「…………なぁ、それ…ちゃんと意味解って言ってる?」
「わかってる、よ……ちゃんと、わかってる……」
初めは無意識だった。けれど、滝川に指摘されて麻衣は気付いてしまった。今はもう、わかっている。
「………あたし………いやらしいの………」
もう誤魔化すことも偽ることも出来ない。自分は、彼を欲しがっている。彼の支配を求めている。
それを伝えたくて、唇が触れ合う距離で吐息と視線を交わしながら麻衣は呟く。
「……ぼーさんが、欲しいの…………ぼーさんの、ものに……なりたいの……」
たとえ身体の快楽に流されているだけだったとしても構わなかった。
このどうにもならない欲望と衝動だけは紛れもなく本物だと、麻衣には解っていた。

ひとつゆっくりと瞬いて、麻衣は滝川の瞳の奥に灯る焔を深く見つめる。
─それはもう、麻衣にとって怖いものではなかった。
その熱に焦がれて、麻衣は甘やかに滝川を乞うた。
「……あたしを全部、あげるから………ぼーさんを、全部ちょうだい…?」

「…………………それ、すげえ殺し文句…………」
麻衣の声が耳から脳髄に響いた瞬間、滝川は自分の頭の中でふつりと理性の糸が焼き切れる音を聴いた気がした。
「……俺をそんなに煽っちまって、どうなるかわかってんのか………?」
戯けて苦く笑う声が、自分でも驚くほどに掠れている。
喉が─否、身体の全てが己の熱で干涸らびそうな程に渇いて飢えていた。
あどけない瞳に淫らな欲望の色を映して、惑わすように誘う目の前の少女を、ただただ餌のように貪り喰らって
今すぐそれを満たしてしまいたい─残酷な獣欲が滝川の胸を狂おしく焦がす。
少しでも気を抜けば本当にそうしてしまいそうで、滝川は乾いた声で笑い、その衝動を無理矢理に抑え込んだ。
彼女を怯えさせないよう、慎重にここまできたのだ。出来ることならば、彼女を傷付けぬよう穏やかに、緩やかに
少しずつその細くやわらかい身体と心を開かせていきたかった。
「……あんまり可愛いことばっかり言ってると、本気で今すぐ押し倒して襲っちまうぞ?」
けれどもその声に潜む暗い熱は隠しようもなく、麻衣の皮膚の上をちりちりと灼き焦がした。
そこに滝川の発情の匂いを感じ取って、麻衣は滝川を見つめて陶然と呟く。
「………いいよ、襲って、………今すぐ、ここで」
「……床、硬いぞ?」
「そんなの、かまわないよ」
軽い調子で笑みを浮かべる口元と裏腹な、滝川の射抜くような視線が鋭く麻衣を突き刺す。
「……ベッドに行かなくていいのか?」
「かまわないって、言ってるじゃん………ここで、いい。……あたしもう、待てない……」
その痛みと熱で、もっと灼かれてしまいたい─麻衣はその瞬間を強く願った。

579:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:46:14 2QEK8yj3
「……………あーダメだ…………………もう、限界」
刹那、滝川は天井を仰いで大きく溜息をつき、そしてやわらかく触れていた麻衣の唇を噛み付くように奪って
低く呻いた。
「………待てないのは、こっちの方だ………」
歯止めが効かない激しい熱情を持て余して、滝川は喘ぐように呟く。
自分を縛めていた最後の枷が外れ、懸命に抑え込んだ残酷な情動が放たれて胸の裡を黒く塗りつぶしていくのを
自覚するが、麻衣の瞳に煽られて、もう滝川自身にもそれを押し止めることが出来ない。
「………イヤとか痛いとか言っても途中で止めてやらないからな…………後悔すんなよ?」
「しないよ…………あたし…ぼーさんになら、何されてもかまわない」
「………………あーもう、本当にどうなっても、知らないからな」
全身の血が逆流するような、怒りにも似た激情に揺さ振られ、滝川は片腕で麻衣の細い腰を強く抱き締める。
身体が軋んで折れそうなその腕の強さに、麻衣は痛みよりも幸福を覚えた。
「いいよ、ひどいことしても…………あたし絶対、後悔しない……」
「…………………わかった、もうお手上げ、降参だ」
前触れなく麻衣の泥濘に沈めていた指をいきなりぬるりと引き抜きながら、滝川は苦く笑った。
「お望み通り、おまえに俺を全部くれてやるよ」
「んぅ…っ」
突然の強い刺激に麻衣が小さく呻く。ぬめる指が敏感な粘膜を擦りながら抜け出るひどく淫らな感触は、
麻衣に微かな痛みと強烈な快感をもたらし、その強さに彼女は浅く気を遣った。
「ああぁ……」
ひとつ身体を大きく震わせ、それから脱力したようにぺたりと腰を落としてそのまま座り込む。
「あれ、たったこれだけでイっちまった?………そんなんで、この先本当に大丈夫なのか?」
「……はぁ、…はぁ……、………だいじょ…ぶ、だよ……っ」
「意地っ張り」
喉の奥で笑いながら、滝川は荒く息を吐きながらぐったりと座り込む麻衣の肩を掴んで、そのまま彼女を
床に押し倒した。ふたりでもつれ合うように床に倒れ込み、身体の奥底で燻る熱を移し合うように互いを
求めて口付ける。唇を重ね舌を絡めて吐息と唾液を与え合い、何度交わしても飽きることのないキスに
共に溺れながら、呼吸を乱して互いの身体を性急にまさぐり合う。
「もう手加減してやらねぇからな」
「……わかって、るよ……ねぇぼーさん、これ脱いで…?」
Tシャツの裾を捲り上げながら、裸の背中に触れて麻衣が強請ると、滝川は麻衣から身体を起こして
躊躇なく上半身の服を脱ぎ捨てた。
「ハイハイ、了解。…………どーよ俺の裸、結構いいカラダだろ……興奮する?」
「……ん、ドキドキする………ぼーさんって、男のひと、なんだね……」
自分を見下ろす滝川の引き締まった身体にそれを改めて実感し、逞しい腕や胸板にそっと手を伸ばして
麻衣は陶然と呟く。この身体がいつも自分を抱き締めていたのだと思うと、胸が切なく疼いた。
手のひらに直接伝わる肉の固さや脈打つ鼓動、そしてあたたかな体温が、滝川の存在を強く感じさせて
麻衣は焦げるような欲情と潤むような愛情を同時に抱いた。
「……なかなかいいお返事だ。……………で?……この下は脱がなくていいのか?」
ベルトのバックルに指を掛けて、滝川が艶然と誘うように笑う。
「麻衣が欲しいのは、こっちなんだろう?」
「……………………そう、…………そっち………」
僅かに残っていた羞恥と躊躇いは圧倒的な欲望に凌駕され、麻衣は恥ずかしい言葉を口にした。
「……………ぼーさんのが、………ほしい………」
頬や耳朶がさらに熱くなるのがわかったが、もうそれでも構わなかった。
きっと、今なら滝川が望めば自分はどんなことでも口にするだろうと麻衣は思った。
「…………………あ、あたしの中に……………入れて…ほしいの…………」
「………いいねー、それ。……すっげえ興奮する。正直で結構だ」
掠れた声で満足気に笑いながら、滝川は麻衣の手首を掴んで自らの昂ぶりの上に導き、布の上から
その手でそっと触れさせた。

580:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:46:53 2QEK8yj3
「じゃあ、麻衣が脱がせてくれよ。……もうコレ窮屈で死にそう」
ジーンズの硬い布越しに手のひらに伝わる熱と律動に、麻衣は不思議な感動と疼きを覚える。
「………ぼーさん、ホントにあたしで興奮してるんだ……」
「するに決まってんだろ………もうずっと俺興奮しっぱなし。麻衣があんまり可愛いから、途中でいつ
 暴発するかとヒヤヒヤしてたよ」
「もー、何言ってんの……」
「なーだからー早く早く。狭いところで一生懸命頑張っていい子にしてたんだからさー」
滝川が、麻衣を急かすようにベルトを外して腰から引き抜く。
バックルが立てた乾いた金属音とベルトを引き抜くときの擦過音の卑猥さに促されて、麻衣はフロントの
ボタンを興奮に震える指先でおずおずと外した。ジーンズの厚い生地と固いボタンが思いのほか難儀で
いささか苦労し、麻衣は他人の服を脱がせる意外な難しさを実感する。けれども夢の中では裸だったので、
服を脱がせていく行為のもどかしさが現実の確かさを感じさせて、それがむしろ欲情を煽る気がした。
「………苦しそうだね……」
厚い布を押し上げるように蠢くものを解放してやるために、ボタンの下ではち切れそうになっている
固いジッパーを少し難儀しながら下ろすと、それは息苦しさに耐えられないと言うように、布の隙間から
勢いよく外に飛び出してきた。先端から僅かに雫を滲ませながら、束縛から解き放たれて自由を謳歌する
ようにビクビクと震えるそれを眺めていると、その圧倒的な質量は、滝川の言う通り狭い布の下では確かに
窮屈だっただろうと思われて、興奮よりも先に心配と憐憫の気持ちが麻衣の胸に湧いた。
「……ねぇ、狭くて痛かった?」
「んーまぁ、少しな。何せちょっぴりやんちゃなおませさんになってるもんで」
切羽詰まった情事の最中でも相変わらずな滝川の軽い調子に、麻衣は思わず笑ってしまう。
「……ぼーさん……もーホントにバカ………ていうか全然ちょっぴりじゃないよ……」
ジーンズどころか下着さえも押し退けて砲身を晒している筋張ったそれは、間違いなく自分を傷つけて犯す
凶器なのだと実感して、麻衣は微かに怯えを抱いたが、けれどもそれ以上に胸を占めて疼かせているのは
淫靡な期待と焦燥であることを、彼女はもう知っていた。
麻衣はその衝動に素直に従って滝川の屹立に指先でそっと触れ、征服を強請る。
「……ね、……………して……?」
「痛いって泣いても本当に止めないからな」
「うん、わかってる………痛くてもいい………だから、ちゃんと入れて………」
「………この強情め。………じゃあ麻衣も脱がすか……制服シワになるしな……」
「……ううん、いい、……もうこのまんまして……」
「なんだよ麻衣は着衣プレイの方がお好みか?」
滝川は笑いながら麻衣の両脚を抱え、半端に脱がしかけていた下着を一気に引き抜く。
「……ちがうってば…………ぼーさんこそ、あたしのセーラー服で…興奮してるんでしょ……」
「俺は全裸だろうが着衣だろうが、どっちでもおいしくイケるクチだけどな……でもまあ確かに制服の
 女子高生を犯してるってイケナイコトしてる気分にはなるがなー。このニーソックスがまたエロい…」
乱れたスカートと膝上の靴下の間から覗く太腿の白さは、確かにひどく禁断的な誘惑に満ちていて、
それに煽られるように滝川は抱えた脚にべろりと舌を這わせた。時折吸い付くように口付けながら、
熱い濡れた舌が皮膚の上をぬるりと滑っていく感触と、これから自分の裡を犯される期待に麻衣の脚は
ぴくりと震えた。内股に舌が這った跡が唾液でてらてらと鈍く光っているのが麻衣からも見えて、
そのあざといほどの淫猥さが身体の芯を焦がして疼かせる。堪えきれない熱に蕩けるように、中から
とろりと蜜が溢れて麻衣は喘いだ。
「……んン……っ、………それ……ぼーさん、変態っぽい、し……オジサンくさいよ……」
「あー何とでも言え。俺はロリコンだ文句あっか」
「……開き…直ってる……んぅ……」
「本当のことだからな。だって麻衣が訴えたら俺淫行罪で捕まんのよ?……それでも俺は十も年下の小娘に
 頭おかしくなりそうなくらいメロメロに惚れてんだよ」
「……ぼーさん、は……若い、子が好き…なの……?」
「バカ、おまえだけに決まってんだろーが。俺は麻衣にしか欲情しねぇの。俺は麻衣、おまえだけが好きなんだ。
 だから他はもう何もいらねぇし、これで犯罪者になろうが死んでから地獄に落ちようがもう全然構わねーよ」
もう、どうなっても構わない。だから。
「……おまえを、全部俺にくれ……」
激しい愛しさと衝動が堰を切って溢れ、滝川の全てをその熱で塗り潰した。

581:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:47:37 2QEK8yj3
「あー、堪んね………、もう、我慢、……出来ねぇ……」
頭が沸騰しそうな情動に揺さ振られて、滝川は抑えていたものを全て解き放ち、それに身を委ねた。
抱きかかえていた両脚をそのまま左右に大きく割り開き、脚を高く上げさせたままその間に自身の身体を
割り込ませ、そして性急に暴れる凶器の先端を蜜に潤む入口にあてがって一気にめり込ませる。
「──ッ!!………あ、あああぁぁっ!!」
灼けるような激痛と共に身体の中心を貫かれて、目も眩むような突然の衝撃に麻衣が叫んだ。
「いた、あぁッ、い、痛…っ、ああぁっ」
潤みひくつく襞を割り開かれた淫らな感触を愉しむ間も与えられず、いきなり熱く太いものを呑み込まされて
麻衣の未熟な粘膜器官がその灼熱に痛ましく悲鳴を上げる。内股を濡らすほどに溢れた粘液のぬめりも、
滝川の圧倒的な質量の前では僅かな手助けにしかならず、視界が赤く染まるような熱と痛みに身体を強張らせた
麻衣の脚が突っ張り、その爪先が反り返った。
「……く…ッ、狭……っ、だから、何度も言っただろ、痛い、って……っ」
「ぅあ、あぁっ、わかってた、けどっ、やっ、痛…っ、裂け、ちゃう……ッ」
「……だから、もう少しゆっくり、慣らして…やる、つもり、だったんだよ……俺もこれ、キツ……」
焦燥に震えて待ち望んだ筈の蹂躙はあまりに苦しく残酷で、麻衣は自分の幼さと甘さ、そして滝川の辛抱強い
大人さと凶暴さを心底思い知らされた。激痛に圧されて生理的な涙が勝手に溢れ出る。
「…んぅ…っ、だって、指で…っ、もう、だいじょ、ぶだって…っ、思っ、て……ッ」
想像以上の痛みに息が上手く出来ず、麻衣は何度も浅い呼吸を繰り返す。
「もう、少し……、力、抜け……、じゃないと、痛いし…このまま、じゃ…奥まで…入んね…、だろ……、……っ」
最も太く張り出した場所が、最も狭い部分に引っ掛かり、互いが一番痛みを覚える敏感な弱点を責め合っていた。
「や、もぉ、無理……っ、こんなの、入ん、ない…よ……っ、ど…やって、いいか、わかんな……っ」
苦痛に満ちた征服を拒むように、麻衣の腕は無意識のうちに滝川の胸を押し返していた。
「………、じゃあ…もっと痛くても我慢、しろよ……っ」
苦痛ともどかしさに焦れて、滝川が麻衣に覆い被さり体重を掛けた。膝が曲がり胸に付くほど押しつけられて、
自然と麻衣の腰が浮いてふたりの結合が深くなる。やわらかな胸の膨らみを自分の膝と滝川の重みに押し潰されながら
さらにぐっと奥まで貫かれ、再び訪れた残酷な衝撃と激痛に、麻衣は目を見開いて息を呑んだ。
「─っく、ああぁぁッ、いたぁ…っ、や…ッ、ああぁ……っ」
狭い内奥の敏感な粘膜に怒張した灼熱の凶器をめりめりと押し込まれて、その躊躇も遠慮も容赦もない蹂躙の痛みに
麻衣は一瞬気が遠のきそうになった。けれどもその烈しさは気絶することすらも許さずひたすら麻衣を苛む。
その場所を通過する時、何かが切れるような鈍い音が脳裏に聴こえた気がしたが、それもすぐに痛みに紛れてしまった。
「……………っ、何とか、……入った、か……?」
どうにか収まりのつくところまで屹立を沈めて滝川がひとつ息をつき、麻衣もそれにつられるように息を大きく吐き出して
僅かに身体の力を抜いた。初めて男の欲望を体内に受け入れた苦痛と衝撃に、恐ろしさと同時にどうしようもないほどの
幸福感が胸に溢れ、その混乱に頭がおかしくなりそうで麻衣は泣いた。

582:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:48:17 2QEK8yj3
「……はぁ、……はぁ……、………いたい…よぉ……ふえぇぇ……ぼぉさーん……」
「…………あーよしよし、……痛かったなごめんな。……あー俺も痛かった……」
子供のように泣き出してしまった麻衣を、滝川はあやすように優しく抱き締める。時間を掛けて快感を目覚めさせ、
指で異物の挿入に慣らしてはいたものの、麻衣の内部はまだ幼く、そして滝川のものを収めるにはまだ狭すぎた。
標準サイズの避妊具にいささか適合しない、少々困った己の下腹部の大きさを思って滝川は思わず苦笑する。
「だから何度もいいのかって訊いたんだよ……」
「……うぅ……ひっく……だってこんな…大きいと…思わなかった…だも……」
滝川の下でしゃくりあげながら麻衣が苦情を訴える。
最も辛い難関をどうにか遣り過ごして僅かに楽にはなったものの、熱く脈打つ太い杭はまだ体内に打ち込まれたままで、
無理矢理押し広げられて傷ついた粘膜はずきずきと鈍く痛みを訴えて続けていた。
「あ?夢でさんざん見ただろーが。しかも何度も手で握ってるし口にも咥えたし、中にも飽きるほど入れてるし」
「………だって、夢の時はこんなに…、……痛くなかった……っ」
「痛くてもいいからって欲しがったのはおまえだろーが…………でもまぁ…そうなるようにエッチにさせたのは俺だし、
 確かにちぃとばかりご立派すぎたかなー…………あーもー悪かった、俺が悪かったよ。ごめん。すまなかった。だから
 いい子だからもう泣くな。その代わりこれからこの大きさがクセになるくらい気持ち良くなるから許してくれよ、な?」
麻衣のいとけない泣き顔はそれは愛らしく、ひどく劣情をそそるものではあったが、苦痛で泣かせるのは彼の趣味嗜好や
主義とはいささか外れていたので、滝川は麻衣が泣き止むように頭を撫でて目一杯優しく笑ってみせた。
「………ほんと?………これ、ちゃんと気持ちよくなる?」
少しだけ泣き止んで、自分を見上げて不安気に尋ねる麻衣がまるで小動物のようで、その可愛らしさに思わず笑いながら
滝川は太鼓判を押すように答えてやる。
「あぁもちろんだとも。夢でも麻衣、コレがおっきくてイイって喜んでただろ? 慣れればヤミツキになってもうこれじゃ
 なきゃダメって言うようになるって。それに悪いけど俺麻衣をメロメロにする自信あるぞ? だって俺、上手いもん」
にんまりと余裕の笑みを浮かべる滝川に何故か胸やけのような気持ちを覚えて、麻衣は滝川を涙目で睨む。
「……上手いって…言われると…、なんか……ムカつくんだけど……、……………それってさぁ………」
「あーもーこの子はそーゆーこと想像しないの!だってこの歳まで何にもしたことない方がヘンでしょ!?そんなの普通に
 気持ち悪いでしょ!? これまでのは全部練習!麻衣とこーするためのお勉強だったの!!な!? 俺もうこの先絶ッ対
 他のオンナとヤッたりしないから!!」
「………ぼーさん…軽いし………遊び人っぽいもんねー………モテるでしょ……」
「モテるのは否定しないけど!でも俺すっげぇ真面目なんだよー!……なー頼むよ信じてくれよー俺本ッ当に麻衣じゃないと
 もう全然勃たないんだってばー」
「……………本当?……絶対?」
「本当。絶対。約束する。嘘付いたら針だろうが槍だろうが何千本でも飲んでやる。麻衣としかしない。ていうか出来ないし
 したくもない。麻衣しかいらない。麻衣だけいればいい。麻衣じゃなきゃダメなんだ。………愛してるんだ」
「……………ぼーさん…………」

583:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:48:57 2QEK8yj3
その言葉は、驚くほど素直に麻衣の胸の中にすとんと落ちた。
(そうだ、ぼーさんは、あたしのことが、本当に好きなんだ)
だからこれは当たり前のことなのだと、ここに自分が居るのは自然なことだと麻衣は今ようやく知り─夢は、正夢になった。
捻くれた嫉妬の気持ちがすっと溶けるように消え、代わりに胸の中全部があたたかいものでいっぱいに満ちた。
「……わかった………許したげる………もうあたし以外とこーゆーことしたら絶対ダメだからね……」
「もちろん。……しっかし、麻衣からこんなこと言ってもらえる日がくるとは思ってもみなかったなー。絶対ありえないと
 思ってたのに麻衣は今俺の腕の中にいて、しかも俺にヤキモチ妬いてくれてんだぜ?………あーもー俺今すんげぇ幸せ」
「……ヤキモチ………、あたし、………、妬いてなんか……」
「なぁ麻衣、本当のこと言えよ。俺のこと、もう好きになっちゃったんだろ?」
「……わかん、ないよ……まだそんなに時間も経ってないし……」

でも、だったらこの感情は何だというのだろう。この胸のあたたかさは、痛みは。
この人に触れて、この人に触れられて、そのたびに込み上げるこの気持ちは。
こんな気持ちは生まれて初めてで、麻衣にはまだこの感情に名前をつけることが出来ない。
今まで胸に抱いていた“恋”とはあまりにも違いすぎて、これを恋情と呼んでいいのかどうかもわからない。
もしかしたら夢と同様に、彼の強い感情に同調しているだけなのかもしれないし、滝川の言う通り、彼に翻弄されて
操られるままに、彼のことを好きになったと思い込まされているだけなのかもしれない。

─けれど、それでもいいと麻衣は思った。
自分の心が滝川に強く惹かれていることに、麻衣ははっきりと気付いてしまった。
これまでとは違うかたちで、彼とずっと一緒にいたい。麻衣は今、心からそう願う。

「…………でも…………なっちゃったかも、しれない……」
「そんなんじゃダメ。もっとちゃんと。……なぁ、言ってよ………俺のこと、好き?」
「…………うん………すき…………」
「もーいっぺん」
「……ぼーさんのこと、……好き」
「もうひと声」
「…ぼーさん、好き。大好きだよ」
「…………、………あーもう嬉しすぎて頭おかしくなる………」
感極まったように自分を抱き締める滝川に、さらに愛おしさが募る。際限なく高まるこの気持ちは
底無しのようで、麻衣はそんな自分が不思議で可笑しくて、けれどもとても幸福だった。
「ぼーさん、キスしよう?もっといっぱいして?」
「………麻衣ーおまえ本当に可愛いなー……あーもーするする、キスする。でも俺続きもしたい」
「ん、……いいよ……しよう、続き……」
甘く擽ったい空気を共に味わうように舌先を伸ばして触れさせ合い、しばらく戯れて唾液を絡めてから
ふたりで唇を寄せ合ってそっと触れるように重ねた。
やわらかく押し付け、甘く吸って、時折悪戯に食み、舌で舐めて互いの唇を濡らし合い、
また舌を絡め─飽きることなく戯れているうちに、キスは接触から蹂躙へと変わっていった。

584:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:49:36 2QEK8yj3
「なぁ、痛いけど頑張れんのか?本当に大丈夫か?」
「……うん、……だいじょうぶ、あたしタフだもん」
麻衣を気遣って心配そうに瞳を覗き込む滝川に、麻衣は笑ってみせる。
まだ痛みは消えてはいなかったが、滝川が辛抱強く動かずにいたおかげで、麻衣の身体は少しずつ
体内に挿入された太い異物を受け入れ始めていた。
「指といっしょで、またそのうち慣れるよきっと」
身体の力を抜けば蹂躙を受け入れるのが容易になることをすでに滝川の指から教わっていたので、
麻衣は意識して心と身体を緩めて緊張しないように努めた。
「だいじょうぶ、怖くない。だって、ぼーさんだもん」
本当は口で言うほど易くないことは麻衣にも解っていた。再び苦痛が襲うことも十分思い知らされている。
けれど、それでも耐えると決めたのだ。
「あたし、ぼーさんのこと好きだから。ちゃんと最後までしたいよ」
心も身体も、自分の全部が彼の全てを求めているのだ。やめられるわけがない。
─これが“本能”なのだと、麻衣は知った。

「……でも俺本気で手加減出来ないかもしんねーぞ?一応気をつけるけどヤるのに夢中で麻衣壊しちまいそう」
滝川の情熱は体内で脈打つその律動と熱さで十分わかっていた。だからこそ、本来の欲望と衝動を懸命に抑えて
行為の再開を渋ってくれる滝川の強い愛情を、麻衣は何よりも嬉しいと思った。思わず、笑みがこぼれる。
「だいじょうぶだよ…安心して、…………もー、ぼーさんの心配性。そんなだと早くハゲるよ?」
「なにおう?俺は人様よりフサフサだっちゅーに」
「だって泣いても止めないって言ったのに、やっぱり止めてくれてる。ぼーさん、優しすぎ」
「……麻衣には弱いんだよ俺は。なんせメロッメロですから。…………あーなんだよその顔、ニヤニヤしやがって」
「だって照れてるんだもん………ぼーさん、もう大人なのに、かわいい……」
「そーゆー生意気なこと言う口は塞いでやる」
「……ふふっ……いーよ、……ん………もっと……ね、もっとふさいで………」
「………………あーもー俺、完敗。負けっぱなし。もういーよ何でも俺は麻衣の言いなりだよ……」
「……ん……ぼーさんだって、したいくせに……んン…っ、痛…っ」
身じろぎした拍子に滝川の身体が動き、中のものがぐっと奥に入った。擦れる痛みに麻衣が小さく声を上げる。
「…あーごめん、………でもな、ほら、やっぱり痛いんだろ」
「いいの……痛くしていいよ。………ぼーさんが痛くするなら、あたしだいじょうぶなの。すごく、嬉しいの。
 ぼーさんが壊すならあたし何度でも壊れちゃっていい。だからして、……ちゃんと、最後まで」
自分を一途に乞い求める麻衣の双眸に、滝川は吸い寄せられるように見蕩れる。
その瞳の色は甘く、淫らで、けれどもどこまでも強く、透明だった。
恋い焦がれた少女が今自分の胸の中に居て、自分を求め、泣くほどの痛みと共に自分を懸命に受け入れてくれている。
こんな幸福なことがあっていいのだろうか。現実とは思えぬ程の僥倖に滝川は眩暈を覚えた。
このまま全部求めたい。与えたい。奪いたい。守りたい。壊したい。犯したい。愛したい。
ありとあらゆる感情と衝動が怒濤のように押し寄せて、滝川を押し流す。
心も身体も、己の全てが彼女の全てを求めているのだ。やめられるわけがない。
─これが“本能”なのだと、滝川も知った。

585:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:51:13 2QEK8yj3
「ん、わかった。最後まで、な。お供しましょうどこまでも。………なぁ、続ける前に今ひとつだけ謝っていいか?」
「……ん……なに?」
「俺夢中すぎてゴム着けんの忘れちまった」
「……ぁ……そ、そか……そーだよねぇ………えーと……どーしよう……」
「うーん、本当はちゃんとしてやるつもりだったんだけどなー。もう全部吹っ飛んじまったよ………あ、もうひとつ
 謝りたいことがあった」
「…………もー、………今度は何よ?」
「……今度は事前承諾。このままヤラせて。んで中で出させて」
「え、ええぇぇ……、ちょ、ちょっと……ぼーさん……?」
「ちゃんと最後まで、全部俺をくれって言ったの麻衣おまえだろ。だから最後の一滴まで全部。麻衣の中に出したい」
「………んっと……あのー………その……ぼーさん、大人だから、それ、どーゆーイミか……」
「勿論わかんないワケねーだろ。当然。出来てもいいよ俺。ていうか大歓迎」
「………だい、かんげい?…………ぼーさんそれ本気で言ってんの?」
「うん、本気。大真面目。そしたら嫁に来て。ていうかそうじゃなくても嫁に来て」
「………いきなりプロポーズ……?………ねぇあたしたちまだ今日初めてこーゆーコトしてるんだよ……わかってる?」
「わかってるってば。麻衣がまだ学生なのも勿論わかってるよ。それでも。俺は、麻衣とずっと一緒に居たいです。
 死ぬまで離れたくないです。もう別々に生きるなんて考えられません。………なぁ麻衣、これ本気で大真面目だから。
 別に慌ててるワケでもねえし、いきなり今日の明日で籍入れるとかじゃなくていいから、麻衣も考えてくれないか」
「………ぼーさんって………すごい…情熱的っていうか、……いちずっていうか……」
「自分でも頭おかしいだろって思うんだけどな。だから自分でも結構抑えてたんだがなー。まだガキだって思いたいのに、
 おまえ毎日毎日どんどん可愛くなって綺麗になってってさー、……あーあ、おまえさんの魅力の前にはもう完全降伏っすよ。
 降参。俺は正真正銘の変態になりました。……箍が外れるって、こーゆーことを言うのな」

自分でも思わず苦笑してしまう程の熱情の暴走。けれどそれすらも幸福で、後悔など微塵もなかった。
どうなろうと何をしようと、彼女を我が手に出来るなら構わない。彼女に愛されるなら、分別も矜持も何もかも捨てる。
「麻衣の強くて元気なところも弱虫で泣き虫なところも、明るいところも寂しがり屋なところも全部、全部愛してる。
 麻衣が嬉しい時も悲しい時も楽しい時も辛い時もいつでもずっと傍にいたいんだ。ずっと傍にいて欲しいんだ。だから」
滝川は最愛の少女と同じ殉教者の瞳で彼女を敬虔に見つめ、神に祈るように愛を捧げた。
「俺と一生ずっと一緒に生きてくれますか?」

「……はい。」
逡巡も不安も全て消え失せ、麻衣は笑った。
自分の居場所は“ここ”だから、それが当たり前だと息をするように自然に思った。
「………あたし、ぼーさんと、ずっと一緒にいる。そばに、いるよ」
今まで誰も作ってくれなかった、自分だけが存在を許される特別な場所─それは滝川の中にあった。
そして彼が求める居場所は、スカスカでずっと寂しかった自分の胸の中にあった。
自分だけが彼に作ってあげられる特別な場所─それがとても誇らしく、そしてこの上なく幸福だと思った。
今、麻衣の胸の中全部をいっぱいにしているのは滝川だった。だからもう他には何にもいらないような気がした。
─きっとこれは、彼と同じ気持ちだと、麻衣は感じた。

586:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:51:45 2QEK8yj3
唐突に、理由もなく、この人と手を繋ぎたいな、と思った。
目の前の滝川に手を差し出すと、そっと握ってくれたので麻衣もきゅっと握り返した。
手のひらや繋いだ指からあたたかさが伝わってきて、これが“幸せ”なんだと、はっきり実感する。
引力に惹かれるように、どちらからともなく唇を重ねた。優しく触れるだけの口づけを幾度か交わして、そっと離れる。
自分を抱き締めている彼の裸の胸から伝わる鼓動と温度に何故か泣きたくなって、麻衣は滝川を抱き締めた。

ふと、懐かしくなるような安らぐ匂いがして、それが夢の中で同じように抱き締められた時に感じていたものだと思い出す。
(………ぼーさんって……いい匂い………)
けれども現実で体験した全てのことは、何もかもが夢より何倍も生々しくて苦しくて、そして溺れてしまいそうに深くて甘いのだ。
ひたすら安らぎを覚えただけの夢の中の薫りには無かった、今自分を抱き締める体から感じる、微かな汗の匂い。
そして自分を奪い愛する男の、発情した体の匂い。
何故かそれがとても心安らいで、けれど心騒いで、とても、とても愛おしい。
じわりと沁みる幸福に胸を疼かせながら、麻衣はそれをもっと深く吸い込むために目を閉じて彼の肩先に顔を埋めた。



587:Nightmare(5) ぼーさん×麻衣
07/03/17 01:54:06 2QEK8yj3
本日は糖度増量でお送りしました。次回は最後なので水分増量を心掛けたいです。
ようやく麻衣陥落。滝川がんばった。ていうか必死すぎだと思います。
書いてたら自然と滝川様は巨根になってました。ぼーさんちんこないお派および粗チンだお派の皆さんごめんなさい。


588:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:02:20 Dq1Vw7K8
GJGJGJ!!!
リアルタイムで遭遇してシアワセー。
ぼーさんかわいいなあ。

589:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:42:01 WLUaqjgW
いや~、相変わらずGJです!
今回も(*´Д`)ハァハァさせて頂きましたよ~!
続きも楽しみに待っておりますので!

590:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:46:14 nT/DT2b5
うっわー、さすが神だよ。GJ!!!
麻衣、すっげーかわいいぞー!
そしてそれ以上に、メロメロなぼーさんがかわいいぞー!!

591:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:57:07 39cmNdyF
>Nightmareの神
投下直後に遭遇テラウレシス。全裸待機してた甲斐がありました。

ぼーさんかっこかわいい!麻衣エロース。
処女じゃないけど、麻衣と一緒になってドキドキしちゃいますた。
ラスト一回、ぼーさんがつけ忘れた避妊具(標準サイズより大きめ)を全裸に飾ってお待ちしてます。


>リン綾の神
感想が前後してしまいましたが、ごちになってます、押忍!
綾子エロいよ綾子。
続き楽しみにしております。

592:名無しさん@ピンキー
07/03/17 08:18:27 +HDro/HX
両神共に、全裸でお待ちしていた甲斐がありました(*´д`)

>>565
綾子の可愛さに、ちんこが起き上がりそうだ
リンさんがどんなお仕置きをするのか、wktkしながら待ってる

>>587
プロポーズキタ━(゚∀゚)━
鬼畜も甘々も、美味しく頂ける自分には、この甘さはたまらんですよ
水分増量、楽しみに待ってる

では引き続き、全裸にコートで待機してます

593:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:03:40 M4x/gVwH
ネ申キテター!!

>リン綾の神
GJ!!鬼畜リン攻にwktkです!綾子カワイイ~!
リンさん好きなので、続きも楽しみに待ってます!

>ぼー麻衣の神
待ってました!相変わらずGJです!
話に引き込まれてドキドキしました
神のぼーさんと麻衣むちゃくちゃ好きだー
風邪ひかないように全裸に新聞巻き巻きして待ってます!

594:名無しさん@ピンキー
07/03/19 14:38:58 rxLvpJmL
  、、、、、、
 ミ*・д・*ミ<wktkしつつほっしゅ
  """"""


595:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/19 22:59:43 E24jrasT
保守も兼ねて、4話途中まで投下します。

☆前回までのあらすじ
1話:植物が猥褻すぎる件
2話:あやちゃんのソロコンサートをリンさんご観覧
3話:あやちゃんおいたをしたからおしりぺんぺんされたお

596:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/19 23:01:02 E24jrasT
灼熱の色――



―――聖なる侵入―4――



「何を呆けて居るんです?ご褒美ですよ」
 綾子を己の腕で拘束し、レコーダーの再生ボタンを押した、
 嫌な予感がした、その予想は30秒のノイズの後的中した。

『ぁう…いいっ…いい』
「いやぁっ!やめて!止めて!」
 先ほどの自分の痴態を録音されていた事実と、自分の濡れた声を客観的に聞かされたショックに綾子は耐えられず、逃げ出そうとする。
「こうして聞き直すとなかなかイイ声じゃないですか?ほら、松崎さん、この滝川さんを想って切なく声を絞り出すところなんかゾクゾクしますよ」
 暴れる綾子を押さえつけ、さらにレコーダーの音量を上げた。綾子はイヤイヤと首をしきりに横に振りながらしゃくりあげた。

「ほら、本題はここからです」
『う…見て…お願い…恥ずかしいところ…うぅ』

「松崎さんは恥ずかしいところを見てもらいたいんでしょう?それを私が叶えて差し上げます」
「何を言っているの?…」
「私では力不足ですか、じゃあ滝川さんを呼びましょう、留守電にあなたの嬌声を吹き込んでおけば飛んできますよ」
 呆然としている綾子から離れ、ベースのデスクに置いてある携帯電話を開いた

(うそよ、リンがそんなこと)
 馴れた手つきで電話帳の滝川の覧を選択し、今度はICレコーダーを早送りしたり巻き戻したりしはじめた。

(冗談でしょ、私に灸を据えてるだけよね?リン)
 ここらへんかなとひとりこぼし、停止させたまま携帯電話のマイク部分にレコーダーを固定した。

「やめてぇっ!」
 袴が膝に絡んでいるのを忘れて起きあがった綾子は、もつれてリンの足元まで滑るように転んだ。
「お願い、やめて…やめて」
 綾子はリンの足元にすがりつき哀願した、その姿は従順そのものだ。
「松崎さん、人がせっかく親切でやろうとしてるのにそれはないでしょう?」
 リンは不満に鼻を鳴らす、綾子はより一層強くリンの足を抱きしめた。

「…だらしのない女だ、樹にすがった次は男にすがるんですか」
 携帯の電源を切り、デスクに置いたリンは冷たい声を綾子に投げつけた。

「樹に抱かれ、男に抱かれるのを夢想するあなたは醜悪そのものだ」
 綾子は背筋に冷水を垂らされた感覚を覚えた。
「…な…んで…樹のことを知ってるの…」
 リンは右目を指さし答えた。
「松崎さんほど鮮明に見えるわけではないですが…しかし、あなたの悶絶する姿を見るには不自由はしませんでした」
 口をぱくぱくさせている綾子に堪えきれず、リンは嘲笑った。
「滝川さんがあなたを助けに行ったところは傑作でした、あんなに責められてもなお滝川さんの前で健気に振る舞う様は少しときめきましたよ」
 怒りと悲しみに綾子は唇を噛んだ。
「…こんなの…こんなのひどい…」
 うちひしかれる綾子の肩を抱き、リンはさらに追い打ちをかけた。

「神に身を捧げる…実際は売女と変わらないじゃないですか」

「っ…リンきゃあっ」
 反論させる間もなく、リンは綾子を布団の上まで引きずり倒した―――


597:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/19 23:10:31 E24jrasT
よくよく見てみたら前半部分にエロは皆無でした
ごめんなさい。楽しみにされている方すみません。
後半はあやちゃんの泣ける初体験です、滝川神の作品と合わせて読むと
綾子にマジ同情できる内容です。

後半はまた近日中に投下できたらと思います

598:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:06:53 AuFXCXC9
リン綾キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
中身のエロさと冒頭の笑いのギャップに悶え死にそうです。謝罪と賠(ry
リンさんの言葉責めをナリケンボイスで想像するとさらに悶え死ねる件w
後半の気の毒なあやちゃんも楽しみにお待ちしてます。

599:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:36:04 K2dn2cqY
おお、確かにアニメ声で想像すると
エライことになるw
貫通も楽しみだよ、あやちゃん

600:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:28:57 70MPs48J
>>599
エロイことにと読み違えた件

601:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:39:55 7az/zOy7
でもある意味間違ってないw

602:名無しさん@ピンキー
07/03/21 11:25:02 WWBhNzvz
アニメ声デフォで読んでいたため
夕べは話に集中したくともエロがチラついて死ぬかとorz
さーて全裸に白足袋で待機

603:変態がいっぱい!? 丼1
07/03/24 17:51:26 UiMXLdGf
ゴーストハントにもエロパロスレがあると聞いたので見てみたら、私のバカネタがコピペ(>>522さん)されていました。
何かの縁だと思って、アニメ版しか知りませんがアニメスレでちょっと書いたのを元に作ってみました。
内容は麻衣×真砂子です

『変態がいっぱい!? 丼1』

 最近麻衣は真砂子のことばかり見ている。気がつくと視界に彼女の横顔が入っている。
「どうしたんだろう、私」
 自分でもわからない。坊さんやナルに相談しようにも、きっと馬鹿馬鹿しいと思われて取り合ってくれないだろう。
 結局、自問自答を繰り返す。
「どうかしたんですか、麻衣さん?」
 その真砂子と目と目が合った。
 麻衣が見つめている彼女は、まるで日本人形のような着物姿で、髪は黒くサラサラして枝毛知らずだ。
 透き通るような白い肌には、同じ女としての嫉妬を通り越し、心を奪われるような美しさを感じる。
 仏頂面の横顔が急に正面に変わり、引き込まれるような感覚に陥る黒い瞳が麻衣を射抜く。
「ひゃあ! え、あ、あれ?」
 はっと我に返った麻衣は顔を赤らめ、しどろもどろになり奇声をあげた。
「私の顔に何かついてますの?」
 じろじろと見られたのを不快に感じたのか、大きな目を細め着物の袖を口元まで持っていき、その顔を隠そうとした。
「う、ううん、何でもない。あははは。ゴメン、ゴメン」
 麻衣はとっさに目をそらし、両手を顔の前で振って謝るジェスチャーをする。真砂子が目を合わせなかったらずっと見つめていただろう。
「麻衣、聞いているのか?」
 彼女を含めた数人の前で、話をしているナルが睨みつけて注意する。
 今日は渋谷サイキック・リサーチの慰安旅行として、いつもの一向は、静岡県は伊豆半島の温泉旅館で宿泊することになっている。
 学校はちょうど春休みなので、麻衣もこの旅行に参加している。
 ナルが言っていることは貴重品の管理についてで、男性部屋と女性部屋、それぞれに設置してある金庫の鍵を自分と綾子が預かる、というものだ。
 どちらも和室の畳部屋で三人ぐらいならゆったりと布団を敷くことが出来る広さで、女性陣の麻衣、真砂子、綾子たち三人は問題ない。
 しかし、男性陣四人は、小柄なジョンはいいとして、体の大きい坊さん、リンさんとナルたちがひしめき合い狭苦しそうだ。
「なんだか大変そうだね。面白そうだから、後で遊びに行こう」
 むさ苦しい男共の雑魚寝を想像して麻衣はくすくすと微笑んだ。

 各々の部屋に荷物を置いた一向は、さっそく温泉浴場へ。
「ここの温泉って広そうだね、真砂子」
 着替えを入れた小さなバッグを肩にかけ、たたまれた浴衣を抱えながら麻衣は真砂子に話しかけた。
「温泉が何が楽しんですかね? 私は仕事で何回も行ってますから、別になんとも思いませんよ」
 やれやれという表情でおどける麻衣を小ばかにする。相変わらずかわいげのない反応を示す。
「い、いいじゃない! 私なんておっきなお風呂に入るなんて滅多にないんだから!」
 目を吊り上げて真砂子を怒鳴り散らすが、真砂子は何処吹く風という表情。
 それでも麻衣は、こうして彼女と言い合えるのが楽しかった。
「残念だったな、混浴じゃなくて」
 歩きながら坊さんが麻衣に言い寄ってくる。しゃべり方にいやらしさを感じる。
「別に坊さんの裸なんて見たくないもん」
「見たいくせに。ま、俺なんかじゃなくてナル坊の方か」
「ば、ば、ば、ばっかじゃないの!! ナ、ナ、ナルのは、はだ、裸なんて……」
 ナルと聞いて麻衣の頭がぽーっと沸騰して茹で上がってしまった。
 彼女の脳裏には彼の一糸まとわぬ姿が浮かんでいる。それは光り輝いていて特に下腹部がまぶしく、そこに何があるかは未だ正確な想像ができない。
 確かにナルの全裸を「みたい!」とは思っているが、そんなこと絶対に口には出せない。
「いくら俺たちが魅力的だからって男湯を覗くなよ」
「ば、ばかーーーーー!! 誰が覗くかあ!!」
「じゃあな」と怒り心頭の麻衣をかわし、坊さんはすたすたと先に歩いていった。
「はあ……はあ……はあ……あんの破戒僧が」
 二度も大声を出し騒いだ麻衣は息を切らす。
「麻衣さんたら、顔を真っ赤にして。なにを想像してたんですか? いやらしい。うふふ」
 麻衣より背が小さい真砂子は上目遣いでにやっと笑い、またからかおうとする。
「え? 真砂子だってナルの裸をみたいでしょ?」
 麻衣がきょとんとして真砂子に尋ねると
「え、え、え、え! ま、まさか。す、す、すっぽんぽんのナルなんて!」

604:変態がいっぱい!? 丼2
07/03/24 17:53:53 UiMXLdGf
 麻衣の質問を受けた真砂子は、びっくりしてその場で立ち止まってしまった。
「あれ? どうしたの、真砂子?」
 麻衣も立ち止まって屈み、下を向いている真砂子の顔を見上げようとする。
「アハハハハ、真砂子ったら顔がまっかっか! 何を想像してたのかな? いやらしい」
 先ほどの自分と同じように茹で上がっている真砂子を見て、彼女に言われた事をそっくりそのまま返した。
「麻衣さんったら!」
 顔はうつむいたままだが、今度は真砂子の髪が天を衝く。
「やっぱり真砂子も女の子だね。安心した」
 紅潮した真砂子の顔は滅多に見られないからか、麻衣はしばらくまじまじと見つめていた。
「真砂子、かわいい……」
 心の中でそうつぶやくと、口ゲンカしたときの怒りとは違う、別の熱い感覚が湧き上がってくる。
「なにしてはりますの? 麻衣はん、真砂子はん」
 後ろから歩いてきたジョンの声で、麻衣はまた自分が真砂子に見とれているのに気づいた。
「あ、ごめん、ジョン。邪魔だったね」
 通路を二人でふさいでいたので、彼に謝った。
「行こう、真砂子」
 まだ動こうとしない真砂子の腕をつかみ、引っ張るようにして浴場に向かった。

 麻衣と真砂子は女湯の暖簾をくぐり、たくさんのロッカーが並ぶ脱衣所に入った。綾子は旅館の売り場へ買い物に行くというので後から来るそうだ。
 旅館は麻衣たち以外のお客さんはあまりいなくて、ほとんど貸しきり状態だ。脱衣所も今は真砂子と麻衣以外はいないし、ガラス戸の向こうの浴場にも人影が見えない。
 麻衣はロッカーの扉をあけ、バッグと、お風呂から上がっときに着る浴衣を投げ入れた。楽しみにしている大浴場を目の前にして胸が躍る。
 上着のボタンをすみやかに外して脱いだあと、はいている紺のロングパンツのファスナーを下ろし両足を抜き取った。
 彼女は肩紐がついた水色のブラジャーと、水玉模様のショーツだけの姿になっている。
「そうそう、真砂子、サウナにも入ろうか? 我慢比べしよう」
 斜め後ろのロッカーを使う真砂子の方へ振り返る。自分と真砂子、女二人しかいないこの空間では、下着姿でも恥かしくない。
 しかし、その方向に目をやると麻衣は心臓が止まるようなほどドキッとした。
 真砂子が、纏っている着物を脱ぐのを見て。
 彼女の身体から真っ白の長襦袢が離れると着物姿では分かり難かった、小ぶりだが形のよい乳房が、ブラジャーに覆われた状態で麻衣の目に飛び込んできた。
 そのブラジャーは持ち主の瞳と髪と同じく真っ黒いものだ。
 小柄な上、子供っぽい顔立ちの彼女には不釣合いなほど大人びた代物で、穏やかな雰囲気を醸し出していた着物と大きなギャップがある。
 麻衣はその姿の彼女を上から下まで観察するように見つめている。同性の下着姿など学校の更衣室で見慣れているはずなのに、紅潮した彼女の顔をのぞいたときに感じた、得体の知れない感情を抱いた。
「な、なにじろじろ見てますの!」
 麻衣の只ならぬ視線に気づいた真砂子は、両腕を胸の部分に巻きつけて身を捩るようにして屈め、いつもより甲高い声で非難する。
「いいじゃない、女同士減るもんじゃないでしょう?」
 麻衣は冷静に言い返した。今までは自分の視線に気づかれたら適当にはぐらかすのに、麻衣は真砂子との距離を縮めようとする。
「こ、こないで!」
 真砂子は近づく麻衣に恐怖を抱いたのか、貝が閉じるようにうずくまった。
「どうしたの? 何を怖がっているの?」
 真砂子を無視するように、麻衣は彼女の真後ろに立つ。もしかしたら、自分の心の奥底にある気持ちが何なのか分かるかもしれない。
 麻衣は真砂子の背中に、コートをかけるように自分の体を密着させた。
「い、いや……やめて!」
 真砂子は拒絶した。彼女の体がガチガチに固まっているのが分かる。
「かわいいよ、真砂子」
 真砂子の耳元でそっとつぶやく。その言葉と麻衣の吐息を受け取った彼女の耳が赤く染まった。麻衣からは見ることの出来ない顔も、恐らく同じようになっているだろう。
「何の冗談ですか!? 女の私にこんなことしても……」
 麻衣は彼女の胸のガードを、後ろから無理やりこじ開けようとする。胸を、乳房をさわってみたい。彼女のそれを見たときに最初に思ったことだった。
「ホントに、ホントに、やめてください!」
 強気でいやみを突きつける、いつもの真砂子とは違う。追い詰められて弱々しい真砂子。
 もっと真砂子のことを知りたい。嫌がれば嫌がるほど、彼女のことを探求したくなる。


605:変態がいっぱい!? 丼3
07/03/24 17:56:31 UiMXLdGf
「こんな派手なブラとショーツ、誰に見せる物なのかな、真砂子? 私にもよく見せてよ」
 麻衣は意地悪な口ぶりになっている。
「お願い、お願いします……もうやめてください……」
 真砂子は嗚咽に近い声で、止めるように懇願する。
「お風呂、先に入るね」
 余りにも真砂子が自分の侵入を頑なに拒むので、麻衣はこれ以上攻め込もうとする気概を失ってしまった。ぱっと真砂子を解放し、自分の使うロッカーへ戻って行った。
 ロッカーの前で彼女は、腕を後ろへ回しブラのホックを外す。肩紐を横へずらし胸からブラを離すと、大きさは真砂子と同じぐらいだろうか、薄い桃色の小さな突起が頂にある膨らみをあらわにした。
 次に水玉模様のショーツに指をかけ、中腰になりするすると降ろす。彼女は気にしているが、女性らしい大きくてふくよかなお尻を突き出している。
 足首まで下ろしたショーツを、右、左の順に足を上げて脱ぎとり、ブラと一緒にロッカーに投げ入れると、中に入っているバッグから白いタオルとシャンプーを取り出し、浴場へ駆けていった。
 その一連の動作は雑で恥じらいも無く、いつもの麻衣を表しているようだった。

 麻衣がガラス戸を開けて進むと、温泉の湯気に包まれた。
 ごつごつとした大きな岩を囲んで作られた、広い浴槽が奥にあって、高いところにある岩と岩の隙間からお湯が湧き出て、滝のようにそこへ降り注いでいる。
 見上げると満天の星空。まだ春先で肌寒いが、開放的で気持ちいい。
 麻衣は浴槽の近くに置いてある風呂桶でかけ湯をしてから、温泉に入った。湯の中にタオルを入れるのはマナー違反なので、お湯に流されない場所にそれを置いた。
 彼女の裸を隠すものは、浴場一帯を覆いつくす湯煙しかない。
「私、真砂子にひどいことしちゃった」
 岩に背を預け、肩付近まで湯につかる麻衣は、お湯に写る自分の顔をを見つめながら、真砂子に抱きついたことを反省した。真砂子の気持ちを無視し暴走してしまった。
 その後、何事もなかったような無邪気な振る舞いを見せたが、誤魔化せるはずがない。彼女はこんな危険人物とは、少なくとも今は、一緒に入りたくないはず。
 きっと浴衣か自分の着物を着て、早々と部屋に戻って行っただろう。
「こんなにいい湯なのに、私のせいで入れないなんて。私の馬鹿! ごめん真砂子!」
 自己嫌悪に陥っていると、後ろから人の気配がする。綾子だろうか。
 麻衣の近くでかけ湯の音が響いた後、湯気ではっきりとしないが彼女の元に誰かが近づいてくる。
「真砂子!」
 麻衣は驚いて立ち上がった。何も身につけていない、真っ白い肌をさらす真砂子がすぐそこにいる。
 真砂子は何も言わず麻衣と2メートルほど離れて湯につかった。この広い浴槽の中で。
 麻衣はまた真砂子を見つめる病気が発症した。さっき湯気でよく見えなかった真砂子をもっと近くで見たい……
 麻衣は小さな波紋を立てて彼女に接近する。真砂子はきっと逃げるだろう。真砂子が脱衣所のときのように自分を拒否したら、追いかけることは止めようと考えた。
 彼女に対する、自分でも理解できない気持ちが、何となくだがわかり始めてきたから。それは自分の心の中に、一生閉じ込めておくべきものではないだろうか、と感じている。
 でも、もし、万が一真砂子がその場に止まってくれたら―
 近づく麻衣にまるで気がつかないように、真砂子はじっとしている。
 彼女との距離が縮まるにつれ、麻衣の心臓の鼓動が速まっていく。
 真砂子と自分の肩が触れるか触れないかの至近距離で、麻衣は再び半身を湯に浸した。
「真砂子」
 彼女の名前を呼ぶ。
 彼女は依然と無表情だ。ここまで近づけば湯気が立ち込めていても、はっきりとそれがわかる。
 麻衣は思い切って、底につけている彼女の手を握った。
 彼女はその手を振り解こうとはしない。
「真砂子、さっきはごめん」
 彼女の手に触れるとますます心拍数があがる。彼女の顔をまともに見られなくなって目をそらす。
 お湯が湧き出る音以外なにも響かない時間が流れる。
「麻衣さん」
 沈黙を破ったのは真砂子だった。真砂子は麻衣の方へ向き大きな瞳を投げかける。
「いい……ですよ」
 真砂子は何かの許可を麻衣に出した。
「本当にいい……の?」
 何の許可なのかは真砂子は言ってないが、麻衣は念を押した。
「ええ」
 了承を得た麻衣は、心の底から込み上げてくる感情を抑えるのを止めた。
――――――――――――――――――――――――

606:変態がいっぱい!? 丼5
07/03/24 18:01:34 UiMXLdGf
「あ~あ、なんで混浴じゃないんだ」
 男湯では坊さんが頭に濡れタオルを置き体を肩まで湯に沈めて、ぼやいている。
「まあ、ええやないですか、滝川はん。温泉につかるだけでも、疲れが取れてええ気分やっさかいに」
 青い水泳帽子をかぶったジョンは、カラフルなドーナッツ状の浮き輪を着け、広い浴槽をばしゃばしゃと音を立てながら泳いでいて楽しそうだ。
「麻衣と原さんの声が聞こえてこないが、二人はいるだろうか」
 ムスッとした顔のナルもお湯につかりながら、いくつもの長い竹をイカダ状に組んだ柵で隔たれた、隣の女湯を気にかけている。
 するとそこへ
「ナル、小型のビデオカメラを用意しました。もちろん生活防水です」
 脱衣所への出入り口で閉まっているガラス戸が、軽い音を響かせながら開かれた。リンさんが全裸で片手にHDDハンディカムを持って参上。
「ご苦労、リン。では早速撮影の準備に入る」
「この柵は結構高いな。どうするよ、ナル」
 坊さんは湯から上がり女湯方向を向き、そびえ立つ障害物を眺める。
「この桶を並べて土台にするんだ」
 ナルは浴槽からあがり、かけ湯に使った木製の丸い桶を掲げる。
 男湯の四人の勇者たちは、浴場の中に数多く用意されている風呂桶を柵の近くへもって行き、それらを逆さに置いて、てきぱきとピラミッド状に積み上げた。
「しっかしよお、ナル坊。必死こいて覗いたら綾子しかいないってのが、某伝説的音楽グループの元前座コントの定番だろ? 大丈夫かよ」
 坊さんはうら若き乙女の、麻衣と真砂子の裸を拝めないことを危惧する。
「その点は大丈夫です。松崎さんが売店で買い物をしているのを見ました。しばらくは谷山さんたち二人しかいません!」
 ここへ来る途中、綾子とすれ違ったリンさんが、そのお決まりのオチはまず無いと太鼓判を押す。
――――――――――――――――――
「真砂子!」
 麻衣は、胸の付近までお湯に浸している体を膝で立たせ、目の前にいる真砂子の頬を両手でやさしく触れる。そして、真砂子を見下ろし彼女の唇を見つめ、自分の唇をそこへ近づけた。
「んっ!ん……ん!」
 キスに慣れてない麻衣は息苦しいが、必死に唇と唇を密着させる。
 真砂子から一時たりとも離れたくなかった。真砂子も両腕を麻衣の首の後ろへ回し、しがみつく様にしてお互いの体を強く引き合わせた。
 麻衣は左手で真砂子の背中を支え、右手で彼女の乳房を下から持ち上げるように触れた。脱衣所で目を奪われ渇望したものだ。
 柔らかくて暖かい。しかしすぐに、ただ触れるだけでは物足りないと感じるようになった。
「ん……ぷはぁ」
 麻衣は唇を離し、二人は息を大きくはいた。
 今度は麻衣のほうが低い体制になり、真砂子が膝立ちする。麻衣の目の前には、やさしく触れていた新雪のように真っ白な乳房と、その色に引き立てられた桃色の突起が映る。
 それが無性に欲しくなった麻衣は左のほうをむしゃぶりつく。右のほうもただ触れるだけじゃなくて、少し強くつかんで回すようにした。
「麻衣さん……ん……ん」
 キスから開放された真砂子の口から声が漏れる。真砂子は目を閉じてどこか苦しそうな表情だ。
 麻衣が彼女の体に刺激を送るたび、それを過敏に反応しているようで全身を震わせている。
「真砂子、隣のお風呂まで遠いし、それにお湯が流れる音もしているから、もう少し声を出しても大丈夫だよ」
 麻衣の口から乳房が離れると、その先が麻衣の唾液でしっとりと濡れて艶やかになっていた。
 麻衣はこういうときの真砂子の声を聞きたいと思っている。恥かしさと気持ちよさが同居しているこの声を。
 再び乳房をほおばり、キスをしたときに真砂子の舌をねじ伏せるように絡み付けた自分の舌で、乳首を転がすようになめまわした。右手で包んでいる方の乳房も、その先を親指と人差し指でついばむ様にして弄る。
「あっあっ……麻衣……もっと」
真砂子は麻衣の頭を両手で押さえつけて、自分の胸へもっと引き寄せるようとする。麻衣の舌と指の速さが増す。
 麻衣は右手を、彼女の胸から腹、お湯につかっているお尻まで下げて、そこも胸と同じように優しく撫で回した。
 柔らかい感触を堪能した後、更に手を下の方へ伸ばし、股の間に入り込もうとすると―
「麻衣、そこは……私、怖い……」
 真砂子が麻衣の侵入を拒む所は、女にとって大切な部分。いままでそこを自分以外の者に触れさせたことはあったかもしれないが、それでも信頼できる人以外は触れさせたくない、と彼女は思っているだろう。
 真砂子はこれ以上の麻衣との進展をためらった。

607:変態がいっぱい!? 丼5
07/03/24 18:04:11 UiMXLdGf
「真砂子、大丈夫だって、私も女よ。いくら私が不器用だって扱いぐらい手馴れているわよ」
「でも」
「あ、そうか。お風呂の中だから、指を入れたらお湯が入っちゃうよね」
「麻衣さんのバカ!!」
 考えていることをそのまま口に出した麻衣を怒鳴った。麻衣はムードというのを全く理解していない。
「でも、ここで終わりじゃ嫌だよね? 真砂子」
「……こんのエロオヤジ!」
 情事の雰囲気に慣れてきたのだろうか、自分たちのペースを取り戻している。
――――――――――――――――――――――――
「大丈夫ですわ。ほな、持ち上げてくんなはれ」
 しゃがんでいる坊さんの首元に跨るジョンが、肩車で自分を上げるように頼んでいる。
 彼は温泉に入っているのに、水泳帽をかぶるわ、浮き輪をつけるわ、海水パンツを履いて泳ぐわでマナー違反の固まりだ。その上小型HDDビデオカメラを片手で持ち、浴場を撮影するつもりでいる。
 男湯にいるサイキックリサーチ野郎Aチームは、高い柵に隔たれた女湯と呼ばれる神秘の園で起こる心霊現象を、余すことなく撮影しようと試行錯誤していた。
 野郎チームで背が高い坊さんとリンさんが、風呂桶の金字塔に登ったが覗ける高さに達しなかった。
 仕方ないので、一番体が小さくて軽いジョンを坊さんが肩車して撮影させることにした。
 足場の、逆さに置かれた桶は木製だが、意外と丈夫に出来ていて男二人分の重量にしっかりと耐えている。
 風呂桶ピラミッド頂上にいる坊さんは、滑って落ちないように慎重に、しゃがんだ体制からバランスをとりながらゆっくりと立ち上がる。坊さんに担がれたジョンの頭の高さは、ようやく柵を越した。
「O.Kですわ。湯気が立ち込めてはりますが、見えんことあらへん」
 ジョンは眼下に広がる秘密の花園の情景を語る。
「麻衣と原さんはいるか?」
 ピラミッドから少し離れたところで、ナルは腕組みをして冷静に尋ねる。
「おっぱいはどっちが大きい? 真砂子か? 麻衣か?」
 地元ではおっぱい職人で通っている坊さんは興味津々。一番軽いといっても男のジョンを持ち上げて不満たらたらのはずだが、おっぱいパワー全開の彼にそんな様子はなかった。
「私の計算では、原さんの方が3cmほど大きい、となっています。しかし実際に見てみないと……」
 いつそんな計算をしていたのだろうか、リンさんは。ここにもおっぱいに人生をささげた男がいる。
「わては、手に収まるぐらい小ぶりのほうがええですわ。あ、おりました! 奥のほうで人影が二つ! おそらく彼女たちや思います。せやけど、あかん、あかんわ~! 遠すぎてわてには見えへん!」
「ほ、ほんまかいなーーーー!?」
 衝撃の事実にジョン以外の三人も思わず関西弁になってしまった。
「ズ、ズームだ! 光学、デジタル、どちらでも構わん! カメラのズーム機能を使うんだ!!」
 どっしりと構えていたチームリーダーのナルが、急に声を荒げて指示を出す。
「そ、そうやった! このカメラ、ズームがあったんやわ! 光学ズーム10倍や~~!! ポチっとな」
 モニターはタッチパネル式になっていて、ジョンはそこに表示されている「ズーム」のボタンを押した。
「バッテリーと残り録画時間は大丈夫だろうな!?」
 坊さんは、どこか作戦に穴がないか心配する。覗きネタのオチはだいたいこんなものだ。
「問題あらへん! ハイビジョン画質(1080i)であと10時間、バッテリーも十分ありますがな!」
 機械音とともにカメラの先っぽが二つの小さな人影がある方向へ伸びていく。
「ようし! 撮影に成功したら、俺と麻衣の長女、法子(予定)の運動会でそのメーカ製カメラを使うぜ!」
 実はすでに子供の名前を、三人目まで考えている坊さんであった。
「わての場合ミドルネームも考えんとあかんわ。どれどれモニターには……」
 ジョンがズームで撮ったお目当ての女体を、液晶モニターで見ようとすると―
――――――――――――――――――――――――
―つづく

608:名無しさん@ピンキー
07/03/24 20:23:35 xI6EXGyv
>>603
いちいち男達のセリフが面白いくて面白くてwww
とりあえずジョンは旅館の人に怒られるべき外人ですね

ところで>>522で真砂子と麻衣が放った「ア・アマゾン」って
どう意味ですかサーセンwww

609:名無しさん@ピンキー
07/03/24 20:44:41 TtfWW2Xw
丼ワロスw
ナル達キャラ違いすぎwwwとか思いつつも
乙女達の百合っぷりとAチーム達の壊れっぷり面白かったっすw

あと自分もアマゾン気になるよサーセンwww

610:名無しさん@ピンキー
07/03/24 21:14:30 ID736ku2
密林ということでっしゃろ

611:名無しさん@ピンキー
07/03/24 21:57:43 mNdt0fwm
キャラ違いすぎなところがこれほどおもろいとはwwwwwwwwwwwwwwww
上手い具合にハマったなwwwwwwwwwwwww
なんと言っても影の薄すぎるジョンのキャラ立ちっぷりが異常wwwwwwwwwwwwww

612:聖なる侵入@リン×綾子
07/03/24 23:50:55 xI6EXGyv
アマゾンは「ダダン」という超懐かしいCMを勝手に想像していた俺ガイル。
全員ド変態の中ひとりお買い物の綾子に萌えてしまう。


4話まだ途中ですがキリがいいので投下します。
前回までのあらすじ:あやちゃん半ケツスライディング

613:聖なる侵入4@リン×綾子
07/03/24 23:56:51 xI6EXGyv


 なんでリンは自分を抱きしめるような形で押し倒しているのだろう。
 どうしてリンの息はこんなに荒くなっているのだろうか。
 いつも整えられている髪は乱れ、普段見ることのない双眸が露わになっている。

 両眼は、熱を帯びて綾子を射抜き、その色は綾子の髪の色を反射していた。

「や…やめて…お願い」
 綾子は恐怖に身を固くした。ありえないことが起こっている、一番そういう事に縁遠い人間が、自分の貞操を奪おうとしている。
 リンは綾子の震えを無視し、綾子の襟元を勢いよく開いた。
「ひぃっ」
 常夜灯の下に綾子の白い果実がまろび出た。
「着痩せするタイプなんですね、ふふ、なかなかいい眺めだ」
 暴れる綾子の腕をリンは片手で封じ、もう片手で優しく頂をなぞった。
「いやぁっ」
「生娘じゃあるまいしあまり暴れないでください、私はそういうの好きじゃないんです」
(生娘なのよ!)
 綾子に反論させる間を与えずに、リンは半立ちの乳首を口に含み、ねぶり始めた。
「ひっ…」
 生まれて初めて男に舌で愛撫されている、その事実に寒気と同時に焦がすような切なさがこみ上げてきた。
「ぁう…やめて…」
「こんなにしこらせて、何をやめて欲しいんですか?」
 わざと舌と乳首の間に糸を引かせ、綾子に見せつけた、綾子はその猥褻さに身体の芯を熱くさせた。
 綾子の抵抗が薄くなったのを悟ると、両手で綾子の乳房を揉み始める、リンの手が汗ばんでいく。
「はう…だめ…やめて、ねえ…リン」
 それでも綾子の理性は、リンに制止を促す。
「リンは…はぅ…そんな…こと…するような…あう…おとこ…じゃ…ないで、しょ?」
 愛撫に耐えつつ、綾子は必死で訴えた。口からは嚥下しきれなかった唾液がつう…とこぼれた。
「…お願い、ねぇ…許して…ひぃいいん!」
 しこった乳首をつまみ上げると、綾子は細い首をのけぞらせた、間髪入れずにリンは綾子の首元にかみついた。

「…さっきから黙って聞いていれば…あなた、私が機械か何かだと思っているんですか?」
 自分をのぞき込む様に見ているリンと視線がかち合う。汗ばんだ額、こめかみに張り付く前髪、潤んだ瞳…今までに見たことのないリンの表情に綾子は息をのんだ。
「そんな…つもりじゃ…」

 苛立ちながらリンはきつめに絞めていたネクタイを解き始めた、シュッとシルクが擦れる、そして結び目をほどこうともせず畳へ投げ捨てた。
 その仕草に綾子はごくりと生唾を飲んだ、さっきから口の中にやたら唾が溜まるのは何故だろうと思いつつ、リンがシャツのボタンを外し、すき間から覗く鎖骨から目が離せなかった。目頭が熱くなり唇はやたら乾く、綾子は自然と自分の唇を舐め回した。

「舌なめずりして…そんなに待ちきれないんですか?」
「っ…違うの!これは…

 …え、これ、なに?」


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