06/11/03 21:16:30 YFnKRJGi
310-312の続き
しかも今回は二人だけだ。
エンデュランスとともに前衛が二人いたならば朔のダメージはもっと減っていただろう。
ふと見ると、やけに朔がふらついていることに気付いた。
「おい、大丈夫か朔?」
「何がや?」
「お前…調子悪いんじゃねぇのか?」
声をかけられハセヲを睨んでいた目が、一瞬泳ぐ。
(やっぱり、か…)
腕を組み、小さな溜息を漏らすハセヲ。
「カンケーないやん、ウチの調子がよかろうと悪かろうと…」
朔は悪態を吐くが、どうも覇気に欠ける。