とある魔術の禁書目録 2フラグ目at EROPARO
とある魔術の禁書目録 2フラグ目 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
06/11/26 04:57:15 Tu+I/KZm
行間。

…………。
念動力のレベル2っても、触れて直接脳を揺らせばかなり効くだろ?……もう聞こえてねーか?
…………。
ったく、あの旗男の居る学校に行くだけでも死ぬほど嫌だってのに。
…………
あの最強を倒した化物だぜ?なんっーか今更の話しだが、この馬鹿に雇われたのを後悔しちまうぜ俺。
…………。
ああくそ、金が無いのがいけねーんだよ、くそったれ。
…!………
勝てる訳ねーだろが阿呆。お前知らねーのか?あの『超電磁砲』も旗男にゾッコンらしいんだぜ?
…………。
俺はまだ死にたくねーよ。
…………。
もしもの時か?……一応『保険』をかけとくべきだな?

――――――――――

文才が欲しいなぁ……

501:名無しさん@ピンキー
06/11/26 10:07:33 7kq5BHUx
>>490の続きが楽しみで仕方ない。

502:名無しさん@ピンキー
06/11/26 23:52:16 gGgmlKjM
一方さん受けまだ?

503:名無しさん@ピンキー
06/11/27 01:44:12 wSoI4d90
今頃11巻読んだ。
…またキャラ増えたよw
しかも、今度はさらに神がかった奴まで…orz
途中で投げ出さなきゃいいけど…

504:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:07:21 V3cD6DJ6
御坂とミサカの姉妹丼を食べる上条さんが見たい。

505:名無しさん@ピンキー
06/11/28 09:22:13 r1zmWi0L
>>504
まだ甘い!そこに美鈴も加えて親子姉妹どうわやめろなにをす(ry


506:名無しさん@ピンキー
06/11/28 15:58:50 Wo1RMRjT
>>504
前スレにあったな。確か「一歩踏み外した生活」の一つ

507:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:26:56 XuwwmZuH
たまには珍しいものも見たいな。上条さん×インデックスとか(アルェ~?)

508:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:28:40 YWq1T06V
つまり俺達の愛!

509:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:42:26 bPxF5LXY
気の迷いで、心ならずも禁書を食べてしまった上条さん。
幻想殺しで証拠隠滅(記憶消去)w

510:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:41:40 qRJSR6KS
>>504
まだまだ甘いな。
俺ならそこに美鈴、打ち止めを加えて究極の御坂定食を(ry

511:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:47:59 r1zmWi0L
>>510
その手(打ち止め)が有ったかーーーーー!

512:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:25:19 bqhl9y6s
電波発信
         /
        <
       / ビビビ

上条とステイルが女になって。
不幸娘な上嬢さん、どう見ても年上なのに攻略不可能な14歳と化してしまうステイルなお話を書け。

513:名無しさん@ピンキー
06/11/29 03:08:39 d69YvHnh
だが断る

514:名無しさん@ピンキー
06/11/29 05:39:38 wbxE/Hyc
とりあえず上嬢というのが新しいのは認める

515:名無しさん@ピンキー
06/11/29 10:22:18 RTwRekzV
上嬢さんはフラグゲッターなのできっと輪姦っぽくなってしまうのですよ

516:名無しさん@ピンキー
06/11/29 12:51:34 hB/bbucB
上嬢輪姦話しか思い浮かばないから無理。

517:名無しさん@ピンキー
06/11/29 14:04:40 xQCd03Dd
>>512は腐った臭いがするから嫌。

518:名無しさん@ピンキー
06/11/29 14:08:19 tQVvgqJF
お正月に学園都市に帰省する御坂妹達を妄想した

519:名無しさん@ピンキー
06/11/29 18:12:15 RZN5sSZE
上嬢さんは本スレでかなり前に既出

520:名無しさん@ピンキー
06/11/29 19:13:08 Lkxt54Cc
>>512
その電波は弱すぎる

521:名無しさん@ピンキー
06/11/29 19:23:26 SH4+ufVv
上嬢はセミロングでC程度なのが俺のジャスティス。

522:名無しさん@ピンキー
06/11/29 19:53:11 Ifm2UaB+
上条が「じょうじょう」にしか見えなくなってきたから波紋の修行してくる

523:名無しさん@ピンキー
06/11/29 20:38:19 xSZdHu9M
んじゃあ、おいらはスタンドの修行

524:名無しさん@ピンキー
06/11/30 15:39:32 JacQDaHw
>>523
上「…弓矢?」
青「これはきっとアレやでカミやん!刺されたものには某幽○紋が宿るという…!さあ、ボクを悪戯し放題の世界へ!!」

ぷすっ

青「…あれ?何ともないでカミやん。」
上「っていうか上条さんは感染病とか全く考えてないおまえにビックリです。」青「カミやんも試せ。」
上「命令形!?」

ぷすっ

青「な?何ともな……(キュン)」
上「あれ?なんか…(キュン)」
アッー!

こうですか?わかりません><!
っつーか上条にキューピッドの矢は効かないか。

525:名無しさん@ピンキー
06/11/30 16:14:04 xALFaYuP
>>521
貴様とは一生分かり合えんな。

526:名無しさん@ピンキー
06/11/30 23:46:43 QiAMxasY
分かり合えたらどうすんだよ。

527:名無しさん@ピンキー
06/12/01 00:16:18 UnWL6DiT
ビリビリ

528:名無しさん@ピンキー
06/12/01 21:05:43 /blsYqN0
アニェーゼと分かり合えたらいいのに…

無論、身も心も。

529:名無しさん@ピンキー
06/12/01 21:34:20 Smx+kBWb
>>528を見て何故か、禁書ヒロインのモンキーダンスを想像した。



やべぇどうしよう可愛い。

530:名無しさん@ピンキー
06/12/01 23:41:20 h2+yQ7LD
>>529
(イマジンッ、イマジンッ、ブレイカー)
イマジン イマジン イマジンブレイカー
とある魔術のインデックス

真っ白い衣装の少女が お腹が空いたと俺を呼ぶんだ
触れるだけでも何でもけせる うそぶく俺を試してくれた
君を脱がして 肌を晒せばフラグが
美琴サンダ- スルーしろ レールガンシュート

イマジン イマジン イマジンブレイカー
イマジン イマジン イマジンブレイカー
イマジン イマジン イマジンブレイカー
イマジン イマジン イマジンブレイカー

記憶の彼方の心 思い出せない絆

イマジン イマジン イマジンブレイカー
今叫ぶ この不幸
イマジン イマジン イマジンブレイカー
とある魔術のインデックス

531:530
06/12/02 00:13:17 KbrtSO6V
元ネタ書き忘れてた『キングゲイナー』です

532:名無しさん@ピンキー
06/12/02 00:29:43 hIgvMUgy
普通にわかんなかったw

533:名無しさん@ピンキー
06/12/02 18:13:06 VpBuDG9s
子萌先生が処女なのか非処女なのか…、それが問題だ。

534:名無しさん@ピンキー
06/12/02 23:39:54 hIgvMUgy
続きは!続きはまだなのか!?

535:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:17:00 gPqbFE25
>>533
三巻で説明された毒ガス箱の猫を思い出せ。

536:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:46:29 4YUzGyBb
>>535
「いぬ」のことかーーー!

537:名無しさん@ピンキー
06/12/03 01:37:51 5f5Xp7JG
焼肉食ってる時の話。
チョコレートと飴玉の話に変わってたけどな。

538:名無しさん@ピンキー
06/12/03 18:31:39 e/zHxrip
つまりは挿入るその瞬間までわからないと

539:名無しさん@ピンキー
06/12/03 19:53:28 ynWA0TJV
挿入した結果、「ああ、ステイルの中あったかいナリ」という事もあるわけですね

540:名無しさん@ピンキー
06/12/03 22:52:31 m3Tj6L5+
そっちを取れる人間がいたらレベル6どころの騒ぎじゃありませんね

541:名無しさん@ピンキー
06/12/04 01:06:19 czhCLuIg
…手札よりカード「姫神」を発動
>>539を■■に変化させ、記憶から抹消する。



                 ハアッ、やなもん想像しちまったなぁ…

542:名無しさん@ピンキー
06/12/04 20:10:45 5IEolRAh
>541                      イノケンティウス
「そう、そのまま飲み込んで・・・・僕の『魔女狩りの王』・・・・」

543:名無しさん@ピンキー
06/12/04 23:15:27 7KvRuP38
俺の中でステイルは14歳だけど大人のお姉さんに改変されてるから問題ない。

544:名無しさん@ピンキー
06/12/05 00:15:38 Cg5OSJ3D
>>543
腐女子臭い話題はよそでやれ。

545:名無しさん@ピンキー
06/12/05 00:52:31 KKSgxCGk
しかしだな大佐。

546:名無しさん@ピンキー
06/12/05 01:10:53 NrpjelZi
>>530さんのを勝手に改変

(インッ!インッ!デェーックスー)
イーン イーン インデックスー
とある魔術の イーンデクスー

真っ白いシスターの小娘が お腹スイタと俺を呼ぶんだ
右手だけではいつか果てると いきがる俺を諭してくれた
スルー無視して 誰か助けりゃフラグがー!
レールガンだ スルーしろ イッマジンーブレーク!

(インッ!インッ!インッデックスー)
(インッ!インッ!インッデックスー)
(インッ!インッ!インッデックスー)
(インッ!インッ!インッデックスー)

魔術と科学は敵だ 妥協できれば平和

イーン イーン インデックスー
また懸ける この命 oh!
イーン イーン インデックスー
とある魔術のインデックス

547:名無しさん@ピンキー
06/12/05 02:32:56 TtMNH8r2
プロテスタントの若作りの親玉の話きぼんぬ

548:名無しさん@ピンキー
06/12/05 08:30:43 F4FNQnYJ
>>547
必要悪の教会へ通報しました。

549:名無しさん@ピンキー
06/12/05 11:19:08 xExYdzYf
>>546
モンキーダンスを踊りながら、どんどん脱いでいくヒロイン達を妄想しました

550:名無しさん@ピンキー
06/12/05 12:00:33 DoT2qzcl
野球拳で安全ピンを一つずつ外されていく禁書

551:名無しさん@ピンキー
06/12/05 12:51:45 nAQ3C3fc
すごくイイとかおもっちまったじゃねーのよ

552:名無しさん@ピンキー
06/12/05 18:43:12 Vf3gixUB
踏み外した人とKATU氏の再臨を待ち続けている私がいる・・・。

553:名無しさん@ピンキー
06/12/05 19:07:27 7qSIwDry
>>550 

「……い、いい加減諦めませうか? インデックスさん」
そう言った当麻の視界の隅には、幾つもの安全ピンが転がっている。
無論、ピンというものは何かを繋ぎ止めておく役割がある訳で、今はその役目を果たしていない。
即ち、今この少女が着ている服─最早ただの布切れは─
「……ま、まだあと全部で8つも残ってるんだよ! 絶対に諦めないもん!」
─その隙間から、白い素肌を見え隠れさせていた。

事の起こりは、ほんの些細な喧嘩であった。
些細な量ではない食事量を当麻が指摘したことから始まり─インデックスが負けじと言い返し
─いつの間にか主題が逸れて行って──何故か野球拳で決着をつけることになったらしい。
すぐ傍で聞いていたスフィンクスも、もうここに至るまでの過程が分からなくなった。
が、これだけは言える。
色んな意味でやばい、と。

「で、でも次お前が負けたら、前が開……」
「う、うるさいかもっ! ジロジロ見ないでさっさと続き!」
怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にさせながら、インデックスが発言を遮る。
だが、そうしたところでこの現状が変わる訳もなかった。
11回連続敗北。 
これが、喧嘩慣れした少年と、最近また食事量が増えてきた少女とのジャンケンの結果であった。
(ええと、どうしよう……勝つのは簡単だけど次勝ったら間違いなく前が開いてうあああああでも俺が負けると今日の晩飯がうあああああ!)
頭を抱える当麻に構わず、インデックスは十数秒目を閉じた後、小さく「よしっ」と呟いた。
「覚悟が変わらないうちにさっさとやるかも! ジャーンケーンッ!」
ちょっ!と少年が制止をかける前に、勝負は始まっていた。
物凄い形相でインデックスが腕を振り上げる。
(あああああああああああ! ええい、ままよ!)
「「ポンッ!」」


インデックスは、その拳を覚悟の証というかのように硬く握り締めていた。
対する上条は
(……あああああああああ勝っちゃったああああああ)
へなへなと力の抜けたパーだった。


「………」
静寂の中、インデックスは勝敗のある二つの手を見つめていた。
やがて、少女の口から少しずつ言葉が紡がれる。
「……まけは……負けだもんね……ひっ、ひとつ外す……」
少年の方を見ずに、俯きながら安全ピンへと手を伸ばす。
「ちょっ、ちょっと待て! 俺も許してやるからここは一つ引き分けってことで手を打たない」
か……? と当麻の最後の言葉と同時に、最後の鍵が外された。
そして、その布の扉は、重力に従いゆっくりと開かれていく。
やがて扉の下から、少女の白い素肌と、小さなふくr………




すまん字数オーバーだ

554:名無しさん@ピンキー
06/12/05 19:31:29 7L7uhKLl
わっふるわっふる

555:名無しさん@ピンキー
06/12/05 19:32:04 ykgQcx4w
神キター!!!!

556:名無しさん@ピンキー
06/12/06 00:05:46 o/Dkmj3E
わっふるわっふる

でもって剥かれた禁書は俺が貰って行きますね

557:名無しさん@ピンキー
06/12/06 00:36:38 0BNcURye
次は土御門に、自分が勝ったら借りをナシに、と唆されたねーちんVSカミジョーのお時間かと!

558:名無しさん@ピンキー
06/12/06 00:52:19 uCDdayTj
そんな殺生な・・・でもGJ!

559:名無しさん@ピンキー
06/12/06 02:06:36 afSODaho


「っあ、あは、ぃあ、あ、はうっ、ううぅぅぅうううぅああああぁぁあぁ
っ!!」

 何度目の絶頂かを突き抜け、乱れた神崎の髪が下に敷いた少年の脇腹を
くすぐる。でもまだだ。まだ借りの分は返し終わっていない。第一、彼は
まだ数度しか達していないのだ。

 霞がかった思考の中でそれだけを戒めに。今にも失われそうな意識を偏
重も厭わず繋ぎ止め、疲弊を訴える身体に力を込めた。

「……あ、ひ、ぃ」

 呻いてしかし、腰は滑らかに動き始める。意思を伴っているかどうかさ
え定かではないけれど、少なくともその刺激で、慣れることのない彼女の
脳髄に快楽の火花が散った。目的と手段は当に入れ替わっていることに気
が付いているのか、秀麗な繭を淫楽に蕩かせて、聖女は真っ白な喉元を曝
しながらのけぞっては鳴いている。痛みなどとうに忘れた。繰り返し続け
てはや2日目、純潔の証は白い粘液で上書きされて跡形もない。

 借りを返さねばと訪れた。このような事は考えてもいなかった。何かで
きないかと思い悩み、隣の部屋の多重スパイに唆されたことはあったけれ
ど、聞き入れたつもりなど。など。

「ふ、ふぅ、ふっ」

 3度こすりたてて、まっとうな思考はトンだ。ケダモノのような吐息で
神崎は、再度少年にねだり求めるばかり。

「あ、くだ、さ、くださ、いいぃいぃぃいいぃっ」

 ………どくん。

「ふぁ」

 胎内で弾けた液体には最早粘度はないが、それでもその熱が彼女のオン
ナを更に、更に更に更に狂わせ猛らせ迸らせ――――




 すまん、ねーちんの逆レイプは漏れには何度が高すぎた。アドバイスキボン、
いい助言あればキチンとまとめて再提出いたす。 


560:名無しさん@ピンキー
06/12/06 03:16:51 0BNcURye
「なーなーねーちん。ここらでスパッと上やんへの借りに決着をつけるってのはどうかにゃー?」
この一言に、揺さぶられたのが行けなかった。

「あー………………神裂さん?」
上条の声に、神裂は伏せていた顔を上げる。潤んだ目から今にも涙が零れそうだ。
「うわー! 泣くな神裂泣かないで神裂泣いちゃ駄目よ神裂! て言うか俺が何かしましたか!?
 インデックスが小萌先生ン所に遊びに行っててのんびりしていた所に突然押し寄せてきたのは神裂じゃねえか!」
叫んで上条は神裂を見た。
―正確にはブーツと靴下、七天七刀を置き、着ていた筈のシャツをぱさりと脱ぎ捨てて露になった上半身を抱く様に隠した神裂を。

「いよーう上やん! 上やんに用事があるけど勇気が無くて部屋の前でうろうろしていた怪しい聖人をお届けにあがったぜよー!」
と言って神裂 火織を上条 当麻の部屋に放り込んだのは、隣人の土御門 元春だった。
「あ、そうそう。これはオクテなねーちんのための土御門さんからのささやかなプレゼントですたい」
とのセリフの後から飛んできた紙飛行機は、玄関先にへたり込む神裂の頭上を通り越して上条に突き刺さった。
呆然とする二人。
ややもして、上条が頭に刺さっていた紙飛行機を引っこ抜き、なんだなんだと広げたそこには―

『神裂ねーちんとドキワク☆野球拳権券』
と書かれていたのだ。野球拳出来る権利がある券と言うことなのか土御門。頭悪いぞ土御門。上条の思いは隣人には届かない。
そうして紆余曲折を経て目の前にいるのは上半身裸の神裂 火織と書いて聖人と読ませるお方。天草式の皆さんごめんなさい。
「か、神裂さん?」
とにかく呼びかける。神裂はジト目+目尻に涙で上条を睨む。
「いや睨まれても!? 止めたいならやめようってか止めよう今すぐ! 上条さんにこんな美味しいイベントが起こるわけないもの!」
しかし問題の神裂さんの反応は。
「………………………」
「くあああああ!! そんなカッコウで首をふるふる横に振らないで! え、じゃあ何一体どうしたいの!?」
自棄糞気味に上条が問うと、神裂は左腕でぎゅっと胸を抱き隠す。その所為で胸が圧迫されてステキに歪んでることには気づかない。
そして右手を胸から離す。自由になった右手は虚空をさまよった後、上条に向けて握られる。
「えええええ何それ徹底抗戦!? この戦いの果てには何があるんだよ神裂! ああ拳を振るな、じゃーんけーんじゃなくてああああああああ!!」
完璧に壊れた上条が条件反射で右手を突き出す。
幻想殺しよ、この妄想をブチ殺せとばかりの勢いで突き出した右手は―

果たして、上条の幻想は死んだ。

これは夢だ―それこそが上条が抱いた幻想なのである。
即ち、上条の出したチョキが神裂の出したパーに勝利したことは、まぎれもない現実なのである。
耐え難い沈黙。
やがて神裂はすっくと立ち上がり、後ろを向く。
裸の背中を上条に見せながら、神裂は左手をも胸から離し、カチャカチャとジーンズのベル





ゴメン良い子は寝る時間だわ。書きかけのねーちんモノ放棄して何書いてるんだ俺

561:名無しさん@ピンキー
06/12/06 13:21:39 jeiUewf3
>>559-560
良い子がおっきしたじゃないか GJ!

562:名無しさん@ピンキー
06/12/06 13:34:19 16ZUZtoF
ねーちんで野球拳するな!
インデックスで頼む

563:名無しさん@ピンキー
06/12/06 13:49:33 jeiUewf3
野球拳は酒の席での大人の嗜みだよ。彼等にはまだ早い。
と言うわけで小萌センセーで(ry

564:名無しさん@ピンキー
06/12/06 15:56:38 a9HOKdPk
>>560
 何故せめてあと一行書かんッ!? ねーちんの尻を! あのジーンズの生地から
解き放たれた白くて丸くてエロくて美しいものを描写する文章をあと一行でいいから
書いてくれればあああああ!!

 ところで俺は真っ白な桃型だと思う。おまえはどう思う?


565:名無しさん@ピンキー
06/12/06 17:32:29 UPCdGToC
一日置いて自分の書いたヤツを見てみたら、ねーちん一言も喋ってねえ!

>>564
引き締まった良い尻だと思います

566:名無しさん@ピンキー
06/12/06 18:02:05 NQMJq7mQ
>>564
意外とむっちりしっとりとした、エロい尻だと思います。

567:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:26:26 kDVlloyb
筋肉質

568:名無しさん@ピンキー
06/12/06 23:24:47 arBCfT1Z
とある人物はそのような尻を評して丸くてエロイ
すなわち「まロい」という至言を作り出しました

569:名無しさん@ピンキー
06/12/07 00:41:53 1DLkTyxK
・―スレ違いは駆逐される

それでは続きをどうぞ。

570:名無しさん@ピンキー
06/12/07 01:43:44 Nxc726I4
あ、安全ピンw

571:名無しさん@ピンキー
06/12/07 07:08:15 XzhdZn7g
というかねーちんはノーパンがデフォなのかw


572:名無しさん@ピンキー
06/12/07 10:11:40 8nYuDvgt
はいているとしたら、Tバックだろう
じゃないとあのカットからちらちらと見えてしまうじゃないか

573:名無しさん@ピンキー
06/12/07 10:12:25 rC8IdZGm
馬鹿あ! チラチラ見えるのが良いんじゃないか! なぜかって? 俺がブルマより短パン派だからだよ! あの隙間に萌えるんだ!

574:名無しさん@ピンキー
06/12/07 11:47:02 oCrWKnM7
で、ねーちんは処女か?

575:名無しさん@ピンキー
06/12/07 12:06:23 Dbm9jDiN
無論だ。

576:名無しさん@ピンキー
06/12/07 12:19:39 gc0xguyh
するとヤる時はアナ(ry

577:名無しさん@ピンキー
06/12/07 13:02:18 RkgTxaZi
上条さん、姫神、御坂、ミサカ、ねーちん、禁書の王様ゲームはまだかね?

578:名無しさん@ピンキー
06/12/07 13:32:00 rC8IdZGm
ルチアは?

579:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:21:16 IomAn2di
『王様ゲーム』
 上条当麻は不幸な人間だ。
 そんなことは今更言うまでもないのだが、番号の書かれたクジ代わりの割り箸を握りながら、上条はこれから降りかかるであろう不幸を思って溜息をついた。
 余興が何で王様ゲームになったかなどと言うことは、もはや思い出せないし、思い出したくもない。
「みなさん?あくまで余興なんだし、もう少しこう、力を抜いていただけないものでせうか?」
 言った上条に、鋭い複数の視線が突き刺さる。
「いいからあんたはさっさと籤を出しなさいよ」
「なんで短髪が仕切るかな?」
「ゲームだから。あくまでゲーム。ふふ」


580:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:23:04 IomAn2di
「ゲームだから。あくまでゲーム。ふふ」
なんで今からそんなギスギスしてますかーっ、上条さんが一体何をしましたかっ!
と悲鳴を上げたいのを堪え、黒いオーラに包まれた少女たちから目をはずし、
もっと幼げな容貌の――月読小萌に目をやる。小萌センセー何とかして・・・と
助けを求める視線を送ろうとした上条だが、
「うふ、うふふ。上条ちゃんったらそんなに照れちゃって。でも、不純異性交遊は
ダメなのですよー。センセーも参加して、ちゃんと上条ちゃんが暴走しないように
見ててあげますからねー。うふふ」
と呟き続けるのを見て、
「だ、駄目だ・・・」
肩を遠目に見ても判るくらい落とすしかないのだった。
「可愛いお嬢さんがたに囲まれて余興をするだけでございましょう?あなた様も純
粋に楽しめば良いのでございますよ」
後ろから声を掛けられる。
「あのなあ。オルソラ、余興とはいえあんまりにも雰囲気が・・・せっかくこんなとこ
ろまで来てくれったってのに・・・しかし、なんで何時の間にこんな人数になってるん
ですか上条さんちはーっ!」



581:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:23:33 RZ7zA4D9
オルソラが笑顔できわどい命令しそうだ。

582:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:25:21 IomAn2di
無意識に叫んだその声に、牽制しあっていた少女たち―インデックス、オルソラを
迎えに行ったらたまたま路上で出会い、強引に付いてきた御坂美琴、インデックスを
預けようと連絡を取ったら逆に乗り込んできた小萌先生と一緒に現れた姫神秋沙―
の目が再び上条に向く。

「とうまはオルソラと二人っきりになりたかったの?それでこもえの家に行けとか言っ
ていたのかな?そうだとしたら聞きたいことがたくさんでてくるかもっ!」
「そうよあんた、街中でオルソラ・・・さん?と良い雰囲気で歩いちゃってたりして、一
体何人見せつければ気が済むのよ・・・ってなに言わせんのよっ」
「君は。一週間ごとに新しい女の子と知り合っているような気がするのだけれども」

三毛猫も何時のまにやら姿を消す暗黒のフォースにたじろいで座ったまま数センチ後ろ
に逃げる上条。その背中に柔らかい感触が広がる。
「あらあら。そんなに近くに座りたかったら、言ってくだされば宜しいのに」
振り向いた上条の顔のすぐそばに、片手を頬に当てたオルソラの顔があった。微妙に紅
潮しているような気もするが・・・ということは、この極上の感触は・・・
「わ、悪いオルソラ、あ、これはだなっ」
下がった拍子にオルソラの胸に背中が当たっていたのだ。慌てて前方に躙り出る。

583:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:26:47 IomAn2di
「とーうーまー」
「あ、あんたねえ・・・」
「全く。君は」
「上条ちゃん・・・不純異性交遊は・・・」

(く、黒っ!生きて帰れない?ってここ自分ちだしっ!ど、どうすれば・・・って、ままよ!)
もはや部屋中を覆い尽くした暗黒のオーラの前にパニックを起こしそうになりながら、
もうどうにでもなれ、と上条は割り箸を握った手を差し出す。

「ほら、やるぞ、早くしろって言ってただろ」
数秒の沈黙。針の筵のごとく突き刺さっていた視線が上条の手に握られたクジ代わりの割
り箸に移る。
少女たちの視線がさらに鋭くなったような気もするが、その際これは無視してしまいたい。


「「王様だーれだ!」」



省略されまし(ry
書けねーよっ!

584:名無しさん@ピンキー
06/12/07 17:30:04 IomAn2di
メンバーが違うことには突っ込まないで。
ねーちんよりオルソラのほうが黒そうでしょ?

でも続きが書けるかは・・・

585:名無しさん@ピンキー
06/12/07 19:31:56 z7IGLvCI
「あーもう無難なので!! 2番が俺の肩を揉む!!」

586:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:13:26 IomAn2di
『王様ゲーム』 続き。

上条の引いたクジは三番だった。まあもとよりこの手のゲームで王様とかを引いたこ
となど無いのだが。むしろ、今回は王様でない方が良いような気もしている。この状
況で王様など引こうものなら、上条の破滅は決まったようなものだ。
(上条さんにはまだツキがあったみたいですよ?周りだけで進んでいってくれれば・・・)
上条の安堵の溜息がそのまま進むはずもないのだが。
「俺は違うな。他は?」
周りを見回す。インデックスと御坂美琴の不満そうな顔を見るに、王様を引き損なった
ようだ。姫神秋沙も、いつもと比べても明らかに表情が表に出ている。あれは落胆の表
情だ。月読小萌も違うと言った表情。

「あら。わたくしが王様・・・女性ですから女王様、いえ神に捧げた身でございますから、
この場合はおこがましくもございますが女教皇とでも言ったら良いのでございましょうか?
あなた様はどう思われますか?」
オルソラだった。
「いや、そんなことを上条さんに振られても・・・って、良いから何か命令をって、うおわっ」

(とーうーまーはーなーんーでーそーんーなーにー・・・)
(あいつ、あのシスターさんばっかり見て・・・いつもいつもいつも・・・しかもあの人が王様?)
(ふふ。私っていつもこんな感じ。彼もこっち見ていないし)

587:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:14:19 IomAn2di
王様が来なかったのは上条のせいだ、と言わんばかりの視線が向けられていた。怖い。
冷や汗を通り越して脂汗が背中を伝うのを感じながら、死を呼びそうな視線から逃れる
と、上条は無理矢理明るい声を絞り出してオルソラに言う。

「ゲストが最初に王様なんて出来すぎだな、まあ兎に角、なにか命令しろよオルソラ」

「宜しいのでございますか?では、三番の方にお願いしたいのですが」

(ええええええええええええええーっ)
なんで俺?と上条の頭の中に混乱が走る。
(ふ、不幸だ・・・でも、オルソラなら無茶なことは言わないだろう・・・)
などと都合の良い方向に思考を向けつつ、上条は手を挙げた。
「三番は俺だな。オルソラさんは上条さんになにを命令するのでせう?」
周囲の視線が痛いが、無視しなければ体が持ちそうにない。あとはオルソラの命令が無
難なもので有ることを期待するだけだ。

「あら。あなた様でございましたか。わたくしのお願いは・・・」
オルソラは微笑みながら言葉を紡ぐ。その微笑みがいつもと違うことに気が付いたのは、
おそらく女性に生まれたものだけだっただろう。微笑みの違いに、オルソラでは無く上
条に少女たちの視線が突き刺さるが、オルソラの命令が余興で済むようなものであるこ
とを期待している上条は気が付かない。

「あなた様が掛けてくださった十字架を、もう一度掛け直して欲しいのでございますよ」
「そんなことで良いのか?わ、判った」
助かったー、と安堵の息を下ろしつつ、上条は以前もその首に掛けてやった十字架を受
け取ると、オルソラの前に立った。オルソラも膝立ちになり、上条に少し近づいた。
「じゃあ、掛けるぞ?」
「待って欲しいのでございますよ」
「え?」

588:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:15:03 IomAn2di

オルソラの制止を受け、十字架を手に持ったまま立ちすくむ上条。その目の前でオルソ
ラはフードとウィンプルを外すと、修道服の胸元を開きだした。
「お、オルソラ?一体なにを・・・」
そろそろ呂律も回らなくなりそうな状態になりながらも、上条がオルソラに訪ねる。と、
微かに頬を染めたオルソラは、上目遣いで
「十字架が直接肌に触れるように、あなた様に掛けて欲しいのでございますよ。あなた
様から頂いた十字架ですし・・・」
とつぶやいた。
「え、そういうモンなのか?そういうことならまあ、ってブッ!」

見下ろすと、開かれた胸元からオルソラの豊満すぎる谷間が覗いているのだった。黒い
修道服から見える肌は光り輝くように白い。それに、狭い部屋に何人もいて蒸すせいか、
微かに上気してしっとりとした肌は―健康な男子高校生にはもはや凶器だ。さらに、
ウィンプルも外されて露わになったうなじも、上条の脳髄を容赦なく襲う。

「どうしたのでございますか?宜しければ、お願いしたいのでございますが」
「あ、ああ、じゃあ・・・」

手を組むと目を閉じ、軽く上を向いたオルソラの喉に、いつかそうしたように鎖を巻き
付けるように手を伸ばす。前回は白い布の上から、それでも何かキスでもするようで緊
張したのに、今回は素肌だ。短く切りそろえてあるとはいえ、手に当たるオルソラの金
髪は良いにおいがするし、これは・・・肌のにおいか?などと考えてしまって、上条の手は
震えが止まらない。しかも、視線を少し落とすと魅惑の谷間だ。落ち着こうにも落ち着
けるものではない。震える手が、幾度もオルソラのうなじに当たる。


589:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:18:56 IomAn2di

「あっ、あふ」

(な、なんですかーその吐息はっ!上条さんはイケナイ子になってしまいそうですって
いやいやいやいやだからそうじゃなくってーっ!)

焦れば焦るほど震える手に悪戦苦闘する上条の背後では、少女たちが嫉妬にも似た視線
を上条に突き刺しているのだが、上条の中ではその視線に気づかないほどに緊張ばかり
が高まって行くのだった。

(ううっ。とうま、あんなに赤くなって、しかもいつもなら絶対無いくらい優しげだしっ!
あとで百回くらい頭“クイチギッテ”やるかもっ!)
(なによなによあいつっ!いっつもいっつもあたしのことはスルーするくせに、今日も
あたしから声掛けても何度もスルーしといて、そのヒトに対する態度はなによっ)
(ふふ。今日も脇役。しかも別の女の子と良い感じなのを見せつけられて。さすがに今
回ばかりは彼にもお仕置きが必要)

「上条ちゃんってばホントやんちゃさんなんだからー」

月読小萌の滑った台詞も、もはや誰にも届いていない。改めて言うが、
上条当麻は不幸な人間だ。


終わりです。エロい方向にと思ったけど書けませんでした。
今後の神の降臨に期待して。

590:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:28:22 IomAn2di
おかしいなあ。俺、禁書派なんですが。なんでオルソラメインになってたのだらう。

591:名無しさん@ピンキー
06/12/07 21:08:39 RZ7zA4D9
オルソラ原理主義者のおれには最高の一品でした。GJ!

592:名無しさん@ピンキー
06/12/07 21:28:15 y82ai22F
ねーちん至上主義の俺としてはとりあえずねーちんを出してくださいとしかコメント出来ません

593:名無しさん@ピンキー
06/12/07 21:50:15 RkgTxaZi
あれ?神が降臨して俺の幻想が現実になってる?
……そうか!実は俺は真祖だったのか!!

よーし、ならばミサカ登場の空想具現化を(ry

594:名無しさん@ピンキー
06/12/07 21:58:25 y82ai22F
『王様だーれだ?』

「……あ、あたし、だ………………
 (よっしゃー! あたし? あたし王様? うっそ信じらんない、けどこれって王様のマークよね? あたし王様よね?
  やった、だったら王様の権限でアイツに……って違う違うそれは王様ゲームとは何か違う違うけどこのチャンスを逃すわけには――)」
「ちょっと待った、とミサカ10032号は藪から棒にお姉さまとの選手交代を申し出ます――」
「面白そうな匂いをかぎつけたところで失礼しますとミサカはミサカは扉を蹴破ってみたりしちゃったり――」

「………」御坂
「………」御坂妹
「………」打ち止め
「「「(誰だコイツラ!?)」」」

ここまで書いて思った。御坂と御坂妹は普通に面識あるよねー。御坂妹と打ち止めはネットワークで繋がってるよねー。ごめんなさい

595:名無しさん@ピンキー
06/12/08 00:44:40 NyqiZ69A
あえて無粋なつっこみをするけど、命令が下されるまでに自分の番号ばらしちゃ意味なくね?


596:名無しさん@ピンキー
06/12/08 02:13:58 6pmj8IK2
それが上条クオリティ。
王様ゲームをリレーで書いてみるってのも面白そうだ。

597:名無しさん@ピンキー
06/12/08 02:42:15 Q3BhCCcz
上条さんにあそこを弄られながら、必死に耐えるねーちん。
「こんなに濡れてるのは、信心が足りないからだ」
と言葉責めで涙を流すお話きぼんぬ。

598:名無しさん@ピンキー
06/12/08 07:51:23 tPDQrrA9
色々ステキな事態になってるがとりあえず>>593よ、一緒に窓へ去ろう

599:名無しさん@ピンキー
06/12/08 09:02:53 wVci1qJy
王様ゲームで王様になにかしろって命令は聞いたことないんだが
そういう命令もありなの?

600:名無しさん@ピンキー
06/12/08 09:05:37 4PF2bnfv
どうせなら王様ゲーム全員分を見てみたい

601:名無しさん@ピンキー
06/12/08 11:27:08 mVxbFoFi
>>599
王様の肩を叩きなさい、とかなら有るけどな。今回は特殊すぎるわw
>>594
ミサカ「もう色々と面倒なので、お姉様が王様と言う事で、
    ミサカ10032号からミサカ20001号まで命令を下さい」
美琴「こっちが罰ゲームに思えてきたわ…。(ちょっとイジワルしてやろうかしら)
   それじゃあ全員、アイツの前でスカートめくってパンツ見せてきなさい!」
ミサカ「えぇーっ、とミサカはお姉様のハレンチな命令に驚きを隠せません。
    し、しかし王様の命令とあれば仕方有りません、とミサカは羞恥心を押さえつつも
    アピールには絶好の機会と嬉々としてあの人の元へ急ぎます」
打止め「私もなの!? とミサカはミサカは人の波に流されつつ抗議してみたり-…」
美琴「あれ、ちょっと、マジ!? 待ちなさいよアンタ達ーっ!」

602:名無しさん@ピンキー
06/12/08 16:04:33 /35gB+Uw
わっふるわっふる

603:名無しさん@ピンキー
06/12/08 16:06:56 ZoTp69sd
自分の小さい頃である打ち止めと上条さんの絡みを見て嫉妬する御坂さん………

604:601
06/12/08 18:04:15 mVxbFoFi
んなこと書いてたら似たような物が冬コミに出るらしい…
URLリンク(www.geocities.jp)

605:名無しさん@ピンキー
06/12/08 18:20:08 ZoTp69sd
うひょーい禁書出るのか。冬コミいけないけどな!
>>604
そのリンク先の漫画が禁書を忠実に描き表してて噴いた

606:名無しさん@ピンキー
06/12/08 22:36:46 uIuOtkdd
>>600
王様に命令されて王様を抱きしめる上条当麻
王様に命令されて服を脱ぐ上条当麻
王様に命令されて王様を――――――――
――――この先は検閲されました

607:名無しさん@ピンキー
06/12/09 03:15:23 E00MD+kO
王様に命令されて堕天使メイドのコスプレをするねーちん
王様に命令されてバカ水着を着るねーちん
王様に命令されてスクール水着を着(ry

608:579
06/12/09 17:39:08 DKGORkwA
>>592
ねーちんはネタになりそうな部分が多すぎて逆に難しいですよorz
>>595
そうですね(汗)一応続きでフォローします。
>>596
フォローありがとうございます。
>>599
王様ゲームなんて大学時代に酔った勢いでやって以来幾星霜の30過ぎ妻子持ちなので、
細かいところはご容赦いただきたくw

というわけですが、通勤電車の中で電波を受信したのでおまけを投下。

  *  *  *  *

おまけ

(あんなの見せつけられて黙ってるあたしじゃないんだからっ!見てなさいよ・・・)
 上条当麻のデレ様―本人に言わせれば断固否定するだろうが、黒衣のシスターと赤面
しながらなにやらアイコンタクトを交わす(ように彼女には見えた)その様を見せつけら
れて、御坂美琴の心は大荒れに荒れていた。

(絶対、引くっ!)
 他の少女たちのことなど、この際どうでも良い。自分が王様を引くんだ―御坂美琴は
決死の思いで二回目のクジへと手を伸ばす。


「「王様だーれだ!」」


(来たっ!ホントに来たっ!これであいつと・・・)

609:579
06/12/09 17:39:50 DKGORkwA
 チラリと上条の方を盗み見る。何となく微妙な表情?何をさせてやろうか・・・と考えて
いるうち、ふと顔を上げた上条と目が合ってしまった。
 ズバッ!慌てて目をそらす。顔が火照っているようだ。気付かれただろうか?
(・・・っ!あ、あたしなに考えて・・・そ、それに、あいつをち、直接指名出来るワケじゃな
いし・・・それにしたって、何であいつさっきは命令より先に自分の番号バラしてんのよ・・・
って、そうだ!)
 まだ顔の火照りが収まっていないような気もするが、思いついた名案に御坂美琴は顔を
上げる。
「あたしが王様よ。さっきは命令より先に自分の番号バラしてるバカがいたけど、今度は
ちゃんと番号と命令一緒に言うから」

 周囲を見回す。バカ認定を受けた上条がなにやら情けなさそうな顔をしている。周囲の
少女たちも、美琴の言葉で上条のミスに気付いたのか、鋭い視線を少年に向けている。オ
ルソラ・アクィナスだけがなにやら余裕を見せているのが美琴には気にくわないところだ
が、思いついたアイディアが上手く行くと信じて疑わない今、その余裕も今のうちよ、と
強がってみせられる自分を感じて少しは気も楽だ。

「1番が4番にキスしなさい。ほっぺとかじゃなくって、く、唇にするのよっ」
(確率的に言ってもあいつに当たる可能性の方が低いんだから!女の子同士でキス・・・さ
せといて煽っとけば、他の連中も同じような命令をしてくるはずっ!そしたらあいつと・
・・今回はシスターさんと巫女さんが二人でしときゃいいのよっ!)
 今回もどちらかに上条が入っているかもしれないことをあえて無視、さらには自分がそ
ういう状況になったとき、必ず上条当麻と当たるとは限らないということを意識の隅から
追い出して、御坂美琴は言い放った。

610:579
06/12/09 17:41:41 DKGORkwA

「ええええええーっ、み、御坂、それはマズい!別のになりませんかと上条さんは哀願す
る次第でありますっ!」
 悲鳴を上げたのは、銀髪のシスターでも正体不明の巫女さんでもなく―件の少年、上
条当麻であった。
「あらあら。1番はわたくしでございますね。困りましたね、わたくしは主にすべてを捧
げた身でございますから・・・でも、その身を顧みずわたくしを助けてくださった方でござ
いますし、イギリス清教に導いてくださいましたのもあなた様でございますから・・・あな
た様にくちづけよ、というのもきっと主のお導きなのでございましょう」
 片手を、今回は微かにではない―明らかに紅潮した頬に添え、やたら説明的な長台詞
を呟いたのは、先も(御坂美琴にとっては)見せつけられた黒衣のシスター、オルソラ・
アクィナスだった。


(ちょっと待ってーっ!何でこうなんのよーっ!)
 御坂美琴の心の悲鳴など聞こえる様子もなく、オルソラが上条のそばににじり寄る。上
条は真っ赤になってオルソラを見つめている。御坂美琴はと言えば―自分のあまりの迂
闊さに言葉も出ない。

 重ねて言うが、上条当麻は不幸な人間だ。
 付け加えると、御坂美琴はその上条当麻にスルーされる運命の、不幸な(?)少女だ。

終わり。
御坂いじめが楽しくなってきた・・・ビリビリ属性は無いはずなんだが・・・
おれってツンデレ?

611:名無しさん@ピンキー
06/12/09 18:54:02 L8dcZWbS
>>610
GッッッJッッッ!
基本的に抜けてる所も御坂クオリティwww

おれってツンデレ?>奥さんに聞いてみたら?

612:名無しさん@ピンキー
06/12/09 22:30:29 8RmlvkUG
禁書キャラで王様ゲームしたらこうなるだろ

「ミサカ15696号は1886番が456番の肩を揉め、とミサカは命令をします」
「1886番はミサカ17762号です、とミサカは嫌々ながらも答えます」
「456番はミサカ16666号です、とミサカは答えます」
「ミサカは……」
「ミサカは……」
「ミサカは……」
「ちょっと待ってた!何でさっきから御坂妹ばっかなんだよ」
「それは妹達の絶対数が多いからです、と少し考えれば当然の事にも気が付かない人に答えます」

613:名無しさん@ピンキー
06/12/10 03:48:31 CV35wIF3
>>612
見てる分には面白いだろうが参加したら絶対つまんねええええええええ!

614:名無しさん@ピンキー
06/12/10 08:00:10 AtJT3QCw
シスターズは電波で他の妹達と通信出来るから、自分達じゃない番号=上条の
番号がすぐわかるんじゃない?

んで「8番は王様の頬に口付けなさい、とミサカは命令を下します」とか

615:名無しさん@ピンキー
06/12/10 11:03:08 v4xB8ExZ
>>614
イカサマがばれないように、他のシスターにも命令すると思う。
「何番は服を一枚脱ぎなさい」
とか上条を煽る様なヤツを。

616:名無しさん@ピンキー
06/12/11 00:21:07 fwutQlYc
誰もいないので>>489の続き

617:誰が為にカミジョーは行く
06/12/11 00:22:30 fwutQlYc

「……姫神、まだ決まらないのか?」
はぁ、と溜息をつく当麻の横で、いつもより少し目を細めた姫神が三、四着の服を眺めている。
これでも(当麻の意見を聞いて)絞った方なのだが、難しい一手なのか、かれこれ半時間以上も長考していた。
が、小さな「うん」という声とともに、姫神の目が元の大きさに戻るのが見えた。
「決めた。 このベージュにする」
「そのセリフはもう三回目だな……まぁ決まったのならいいんだけど」
ホッと当麻は安堵の胸を撫で下ろす。
「んじゃー早速行くか。 ベージュは秋っぽくていいな、さっきのブラウンも良かったけど」
と、今まさにそのブラウンのコートを元に戻そうとした姫神の手が止まる。
「……やっぱり。このブラウンの方が。いやいや。こっちの赤のチェックも」
ブツブツ呟きながら、再び双眸が細められた。
「ちょ、また振り出しかよっ!? もうこのやり取りも累計七回目ですよお客さん!」
だああっ、と時間だけを消費させる千日手に頭を抱える当麻。

因みに、当麻の方も幾度の余計な一言がなければとっくに終局しているのだが、この少年に気づくはずもなかった。
そんな当麻を余所に、「やはりこれが。いや。でもこちらも」などと再び長考に入る。
(駄目だ……何か変化がないと……)
ガクリと肩を落とす当麻は最早藁にも縋る思いだった。


618:誰が為にカミジョーは行く
06/12/11 00:23:49 fwutQlYc

そんな時だった。

「─ぇ、……ちょっと……」

ん、と当麻は微かな何かを聞いた。
はっきりと聞き取れなかったが、自分を呼ぶ声のようだ。

「う……後ろよ後ろ」

ようやくそれが美琴の声だと分かると、この状況を脱出できるという期待を胸にゆっくり振り向いた。
「ほら姫神そろそろ時間が、なぁみさ……」
か、と最後まで言い切れなかった。
そのままの状態で、数秒が経過する。
「? どうし……」
硬直に気づいた姫神も美琴の方を振り向き、やはり同じように止まる。

そこにいたのは、ショートパンツにフェミニンなピンクのキャミソールを着た美琴だった。

少し露出が多い故か、決して堂々とは言えない態度で立っている。
「………何よ、言いたいことがあるなら……さっさと言いなさいよ」
どこか赤くなっている顔を逸らしながら、チラチラと横目で当麻の反応を見る。
一方の当麻はというと、振り向いて口を空けたままの状態で放心している。
その期待していたが予想外の反応に、美琴も少し戸惑う。
(あれ?何固まってんのよコイツ。 ……もしかして結構良かったとか、いやいやそんな……)
そして若干混乱した美琴までが黙り込み、三人とも無言のまま時間が過ぎた。
だが、終にその静寂も破られることとなった。


619:誰が為にカミジョーは行く
06/12/11 00:26:08 fwutQlYc

「……ぷっ」
(……………………ぷっ?)
当麻の口から、声ではなく音が漏れた。
そして

「ぶあっはっはっはッ! に、似合わねーッ!! これっぽっちも!」

へっ、と面を喰らう美琴を余所に、上条当麻は「ぷふーっ!」と笑い続ける。
「さらにもう秋なのに何だそりゃ、御坂先生は寒さにも負けない北風小僧ですか? わははっ!」
「……あ」とようやく服の季節的違和感を感じた美琴に、当麻がふふははへへと笑う。
「な、何よっ! 別にすぐに着るわけじゃないわよ、ってその下品な笑いを止めいっ!」
(人の気も知らないで、コイツは……!)
やや涙目になりながら、ぶるぶると硬く拳を握り締める。


「それならまださっきのワンピース着てた方が可愛かったかもな」

放電一歩手前だった美琴に、当麻がそう呟く。
─結果的に、この一言が二人を救うことになった。
更に当麻は続ける。
「そういや普段制服と体操服しか見てないからなぁ。そうなるのも当然か」
「あ、アタシだってちゃんと選べるわよ!」
「おやおやぁ、センス×ステータス持ちの美琴さんが何を仰いますかっ! ……男の俺より悪かったり?」
「……そこまで言うならアンタが選んでみなさいよ! 口だけだったらタダじゃおかないからね」
「おーおーこの幾度と値段に見合わない良質を揃えたカミジョーさんだぞ? 朝飯にもなりませんな」
自信満々にそう言う。 因みに今朝の発言はあんまり覚えていない。
「ぐっ、言ったわね。それじゃあ……」

(あれ? それじゃあ?)
と、ここでようやく美琴は気づいた。
(……もしかして、そういう流れ?)
今自分は、望んだ状況にいることに。
「んじゃースマンが姫神、ちょっと行ってくる。 こっちを待たず先に会計は済ましといていいぞ」
「……うん。こっちはまだ時間が掛かるから」
即ち、二人きり。
(うっ、うわぁ……………よ、よし……)
小さな胸の中で、大きさに比例したガッツポーズをする。
「この辺はあんまりお前向きの服じゃないから、向こう方の動きやすいのがいいかなー」
「別にゆったりしたのでも……ま、まぁいいわ。ほら、さっさと行く」
「あーはいはい。 んじゃー姫神、また後でな」
「……ごゆっくり」
そして、二人は一人になる。

620:誰が為にカミジョーは行く
06/12/11 00:28:54 fwutQlYc

手元の服を眺めながら、姫神秋沙は思う。
(……まぁ。彼は今までずっとこちら側。何より。優先するのは彼女の方)
むしろ、姫神にとって今まで付き添ってくれてただけで充分だった。
今彼女の右手にあるのは、少年が最初に進めたブラウンのダッフルコート。
(……やっぱり。これかな)
視線が、手元の服からこの場を離れようとする少年へと移る。

そんな時、彼女は見た。

当麻の斜め後ろにいる、姫神に向けられた美琴の目を。

表情は、明らかにニヤけている。
さらに姫神は、その瞳の中に映る感情を読み取った。
それは、誰にでも分かる明らかな心理。
もちろんそれは姫神に向けられているもので、
一言で言えば

(……勝った?)

どうやら知らぬうちに方法も条件も不明な勝負が始まって終わったらしい。
やがて美琴は視線を当麻に移し、その後ろに付いて歩いていった。


「…………」
いつもの姫神なら、何事もなかったかのように長考に戻っていただろう。
しかし今日の彼女は、歩いていく二人の後ろ姿を見続けている。
(…………………………………………むか)
視線の交差による摩擦熱が、少しだけ姫神の心を暖めた。


621:誰が為にカミジョーは行く
06/12/11 00:29:49 fwutQlYc
それではまた今度

622:名無しさん@ピンキー
06/12/11 00:44:16 z9oeI2oS
泥沼クルー?
GJ!

623:名無しさん@ピンキー
06/12/11 02:26:05 OoCU0tPC
ここの姫神は本編より魅力10割増だから困る

624:名無しさん@ピンキー
06/12/11 03:58:53 tmYnOahv
このスレは唐突に神が舞い降りるから困る

GJ!!

ビリビリ可愛いよビリビリ

625:名無しさん@ピンキー
06/12/11 08:59:12 fbLhnyZZ
オルソラにセーターとジーンズを着せたい。
胸とおしりのラインがすばらしいことになるだろう。

626:名無しさん@ピンキー
06/12/11 19:29:45 2zRXUu39
ネ申が現れた!

姫神と御坂テラ萌エスwww

627:名無しさん@ピンキー
06/12/12 08:27:33 P+OQdxsG
>>625
微妙にサイズの小さいジーンズと若干袖の長いセーターを着せるのか


この幻想だけは死守してみせr(ry

628:名無しさん@ピンキー
06/12/12 08:58:26 MPUe1cQy
>>627
髪を青に染めて、ピンクの肩出しセーターとそれにセットの袖、それに変な帽子と黒のミニスカ履けばいいんじゃね?



あれ?

629:名無しさん@ピンキー
06/12/12 12:10:52 L51/hnAk
驚愕、何も能力がないと思われていた上条さんの左手は、
実は秘められた能力があった。それも女性だけ
それ(ry―

630:名無しさん@ピンキー
06/12/12 18:32:59 NLuJODW+
>628
アンマン( ・ω・)つ○ドゾー

631:579
06/12/12 23:42:57 IdLpvWNk
「誰が為にカミジョーは行く」待ってましたGJ!続き楽しみにしてます。
神降臨すぐに投下するのも気後れするのだけれども、禁書派を自称しながら前回が
オルソラものになっちゃってたので(いや、もちろんオルソラさんも大好きですが)、
電波のままに禁書投下。推敲もろくにしてないけどここは勢いでwww

『とある少女の秘密の夜』a_secret_whisper

 上条当麻の寝床は、本来の目的に使った後に水滴を拭き取ったユニットバスの中だ。も
ちろん、こんな狭い場所に好き好んで潜り込んでいるわけではない。故あって、この手狭
な学生寮で同居人を匿っているからなのだが、その同居人こそが彼の悩みの種の一つであ
り、ユニットバスに閉じこもらざるを得ない理由なのだ。
 禁書目録のシスター―インデックスと名乗る少女と同居するに至った理由は、彼が記
憶喪失であるが故に想像するしかないのだが、今その銀髪の少女と同居しているという事
実はあくまで事実であり、仮にも女の子に自分より不快なところで眠らせるなんてできな
い上条当麻としては、ベッドを少女に明け渡さざるを得ないのであって、また、何かの間
違いが起こってもいけないと、この学生寮の一室で唯一閉じこもれる場所―ユニットバ
スに潜り込むのだった。そして、それは今夜も。

(ああ、疲れた…しかし上条さんはどうしてああもIQ80の不良さんたちが女の子に絡ん
でるところにばっかり遭遇するのでせう?あの子逃げれたかな…そういえばその後はまた
御坂が絡んでくるし…学校もなんかロクなこと無かったよな…上条さんって不幸だ…)

632:579
06/12/12 23:46:58 IdLpvWNk

 色々あって疲労昏狽したせいか、取り留めのないことばかりが頭に浮かんでは消えてゆ
く。そうしているうちに、眠りが上条を包んでいった。ユニットバスの中でももうすっか
り熟睡できるようになったのは喜ぶべきことか悲しむべきことか…。


 上条がすっかり眠りについた頃、部屋の中で動き出す姿があった。件の同居人―禁書
目録のシスターである。入浴を済ませた後なので、普段の安全ピンだらけの修道衣ではな
く、上条のお下がりのぶかぶかのシャツ一枚を寝間着に着込んだだけの格好だ。
 横目で三毛猫が丸まって寝ているのを見ると、インデックスはユニットバスのドアへと
足を忍ばせる。
(とうまはほんとうに疲れてるときは、鍵、わすれちゃうんだよね…)
 胸の前で手を組み、息をのむ。おそるおそるドアノブに手を掛けると、細心の注意を払
って扉を開けた。扉の向こうでは、ドアが開いたことにも気付かず少年が熟睡していた。

「―とうま…」

 消え入りそうな声で呟く。少年が目を覚ます様子はない。インデックスはバスタブの縁
に手を掛けて膝を着くと、薄暗いユニットバスの中で上条の横顔を見つめて、小さな声で
話し出した。

「とうまはときどきほんとにぐったりして帰ってくるんだよね…そんなときは晩ご飯もい
い加減になっちゃうし、ほとんど話もしてくれないで寝ちゃうけど、まいかやこもえが教
えてくれるから、それがどうしてか知ってるんだよ?今日も悪いやつから誰か助けてあげ
てたんでしょ?とうまはやさしいもんね…でも、そんなやさしいとうまをひとりじめした
いっていうのはいけないことなのかな…?」

633:579
06/12/12 23:51:51 IdLpvWNk

 少年は相変わらず熟睡しているようだ。インデックスは手を伸ばして恐る恐る上条の頬
に触れた。そのまま、起きないで…と呟きながら、バスタブの中に潜り込む。すでに一人
が入り込んでいる狭いバスタブの中に入り込むと、ちょうど上条を跨ぐような格好になる。
それでも、小柄なインデックスからすれば、上条の顔を若干見上げるような体制だ。
 大きなサイズのワイシャツを羽織っているだけなので、薄い下着越しに、太股の方は直
接上条のスウェットの感触と、その体温が伝わってくる。薄っぺらな布越しに伝わる温も
りに、何度かこっそりと上条の胸に顔を埋めた、そのときだけに感じていた不思議な感触
が全身を覆う。その、気怠いながら他の何にも代え難い快感に、思わず吐息が漏れた。

「ふあっ…あっ…とうま、とうまぁ…」
 インデックスは小さな両手で優しく上条の頬を包む。
「みんなにやさしいとうまが好きだよ?そうしてるとうまが素敵だから…でも今は…眠っ
てる間だけでも、私だけのとうまで…」
 心臓が激しいビートを刻む。顔も体も火照っていて、きっと耳まで真っ赤になっている
だろう。背中から腰にかけて、再び心地よい痺れが駆け抜けた。

(修道服、脱いじゃってるもの。今はふつうの女の子なんだよ、私)
 勿論、そんなことは詭弁にすぎない。しかし今はどんな詭弁であろうと嘘だろうと、少
女は宗教者でも禁書目録のシスターでもなく―ただの女の子で居たいのだ。

 熟睡する少年の頬を抱えたまま、銀髪の少女はその唇に、自らのそれをそっと重ねた。


以上です。文章上手くなりてえなあ。

634:名無しさん@ピンキー
06/12/13 00:14:46 l93J74nq
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
ワッフルフルフルフルムーンワッフルフルフルワッフルワッフルワッフル

635:名無しさん@ピンキー
06/12/13 00:31:11 sTgcJA11
>>579=671
>>671ぃー!寸止めはいいから訳を言えぇぇぇぇーッ!
取り敢えず、俺が何を言いたいのかというとGJ。
 
 

636:名無しさん@ピンキー
06/12/13 02:07:24 k5egwZfk
「誰が為に~」と「一歩踏み外した~」
この二つが好きでたまらない。

一歩踏み外した~は、最近投下されてないみたいだけど………待ってるんだからね。

637:名無しさん@ピンキー
06/12/13 08:02:47 frY8DUw4
>>371
うむうむ、GJ!
是非続き希望―ただ、一寸だけ気に掛かったんで。
疲労困憊(ひろうこん「ぱ」(PA)い)な?
疲労「昏」倒狼「狽」(ひろうこん「ば」(BA)い)等という新語を作り出さなくてよろしい。

638:名無しさん@ピンキー
06/12/13 10:12:17 ouppvgDJ
>>579
GJ!

639:579
06/12/13 23:26:16 dEK3i14K
評価ありがとうございます。でもね、寸止めこそがエロの神髄だって学生時代
師匠が言ってたので寸止めが俺クオリティw
また、何か書けたら投下します。電波来いwww

>>637
御指摘感謝。なんで一発変換せんのやろとマジで首かしげてた。
ああ、恥ずかしいorz

640:名無しさん@ピンキー
06/12/14 15:39:51 sTtcXkGD
インデックスはなー、脱いだらすごいんだとおもうんだぜー。



まな板っぷりがな!

641:名無しさん@ピンキー
06/12/14 16:58:09 Eeun1srC
まな板ってことは平らな上に硬い! という事だな?w

642:名無しさん@ピンキー
06/12/14 17:16:22 7WU82khF
まな板?寧ろ腹が出てt

643:名無しさん@ピンキー
06/12/14 17:53:19 VZfDIYSY
つまり幼児体型な訳だな

644:名無しさん@ピンキー
06/12/14 20:15:50 TnECdUKQ
歯は丈夫です。
何でも食べますw

645:名無しさん@ピンキー
06/12/14 23:57:46 sTtcXkGD
禁書、ミーシャ、アンジェレネ、打ち止め、子萌先生は最強の組み合わせだな。

646:名無しさん@ピンキー
06/12/15 14:42:33 fx+4pg6h
白井黒子の気持ちを待ち続けるオレが居る。

647:名無しさん@ピンキー
06/12/15 23:16:08 iszh4v4Z
幻想殺しでシスターの服を狩りまくる上条さんの話きぼんぬ

648:名無しさん@ピンキー
06/12/16 00:06:46 yLB4pKXK
白井はガチレズの道だよ

649:名無しさん@ピンキー
06/12/16 09:17:41 NGO/B0Hp
基本に戻ってねーちんの堕天使メイドでご奉仕のお話を誰か…

650:名無しさん@ピンキー
06/12/16 17:39:06 TuhM4oka
さて、美琴寝取られを書いているんだが・・・どうかな?

651:名無しさん@ピンキー
06/12/16 18:01:23 UE5FHwrs
誰にさっ!、とミサカは己らしからぬ口調での突っ込みを敢行します。
でも見たいです、とミサカは己の心情を吐露します。

652:名無しさん@ピンキー
06/12/16 18:32:55 9G++w6eK
その旨を投稿する際に書いておけば問題ないんじゃないかなってミサカはミサカは言ってみたり

653:名無しさん@ピンキー
06/12/16 19:18:43 RmfEL/HC
た、短髪がそんな目にあうのは大歓迎なんだよっ!

654:名無しさん@ピンキー
06/12/16 19:29:42 MTJt58S8
「ふふっ、お姉さま、ご存知です? 同性のほうが快楽の要点をより知っている。
だから一度その虜になってしまえばもう抜け出せないという事を。
あの殿方のことなど、この白井黒子が記憶から消して差し上げますわ!!」

655:名無しさん@ピンキー
06/12/16 20:15:43 KB8l5+md
メイド服の少女が、抱えていた食材と漢方薬の袋を
ドさ、どさどさどさッ!と、雪崩を起こすように床へ降ろした。

「一応言われたものは揃えたけどなー、どうするんだコレ?手料理でも作るのかー?」
舞夏が首をコキコキと鳴らして目の前にいる銀髪のシスターに聞くも、
「ふふ、うふふふふふふふふふふふ……」
どうやら自分の世界にイッてしまっているようだ。義兄の例を見るに、この状況では何を言っても通じないと悟った彼女は
「それじゃあ請求は上条当麻に回すからなー」と、
とりあえず要点だけ伝えて引き上げる事にした。恐らくは無断で注文したのだろうが、
あの少年も、いつもぐーたらなこのシスターが手料理が作るためだったと知れば文句は言わないだろう。
そうして部屋の中には大量の漢方薬と食材と、ニコニコ顔のインデックスのみが残された。

「うふふふふふふふふふふふ」
先程、舞夏がもう少し注意してみれば分かっただろう。
「大事なのは『既成事実』だもんね……?」
一見ニコニコ笑っているように見えるインデックスのその瞳の奥が
「私からせまっても、何の意味もないんだよ」
真っ黒に燃え上がっていたことに。

「『抱朴子』の錬丹術で!とうまに媚薬を飲ませて私を襲わせるんだよ!」


調薬した後に自分で食っちまうんだろうなこいつwww

656:名無しさん@ピンキー
06/12/16 21:10:13 oJaEKGyX
ああインデックスさん、上条さんに魔法薬は効かないってばー!
…かくして請求書だけが残るわけか。不幸なヤロウだ。

657:名無しさん@ピンキー
06/12/16 21:13:16 6MHls3Uh
出来た薬に魔術的な意味は無いのでは?

658:名無しさん@ピンキー
06/12/16 21:17:17 3Wxw2p0a
>>650
ワッフル!ワッフル!

659:名無しさん@ピンキー
06/12/16 22:23:26 KB8l5+md
>>656
自分で食っちゃって蕩れ蕩れになるから問題無い

660:名無しさん@ピンキー
06/12/17 13:30:07 xueFnSKz
禁書にアレをかみかみされる上条さん

661:名無しさん@ピンキー
06/12/17 16:12:03 eHCOJsXg
>>658
これはつまり。
白井か。
妹達か。
そこら辺のチンピラか。

この三択になるな。
アステカとか海原とかも入れると余裕で五択六択だけどなー。

662:名無しさん@ピンキー
06/12/17 16:54:27 0wyfdsVs
フラグガールズがライバル減らしに走るとか。
姫神に薬飲まされて強制絶頂させられまくり「なんで?!なんでっ?!」って言いながらワケワカンナクなってく美琴。

663:名無しさん@ピンキー
06/12/17 16:57:00 l6ednccR
十二巻の表紙の御坂さんに萌えさせられました

664:名無しさん@ピンキー
06/12/17 17:41:04 gPvzwDpz
御坂って感じすぎると『わかんないよぉ』とか言いそうな

あれ?そんな話があったような

665:名無しさん@ピンキー
06/12/17 21:50:44 qVs2Vhxo
感じすぎちゃってらめぇ

666:名無しさん@ピンキー
06/12/18 00:12:33 gA5XNuAm
考えてみるとステイルとアウレオルスも当麻にインデックス寝取られているんだよな。

667:名無しさん@ピンキー
06/12/18 00:57:05 YPtPq0/6
バレンタインデーのときに酔った勢いで誰かを食べてしまった上条さん

668:名無しさん@ピンキー
06/12/18 00:57:37 UgLOQJLi
ウイスキーボンボンとかですね!

669:名無しさん@ピンキー
06/12/18 09:01:29 NsyTtLiy
ウイスキーボンボンの中身をウォッカに換えて渡す小萌先生

670:名無しさん@ピンキー
06/12/18 09:39:31 zd2DYXYf
俺は待っている
ねーちんを

671:名無しさん@ピンキー
06/12/18 14:38:17 qdU1AuPz
>>666
逆に考えるんだ。
インデックスは誰とでも寝るヤリマン。
そう考えるんだ。

672:名無しさん@ピンキー
06/12/18 17:02:14 gA5XNuAm
実は誰も手を出せなかったヘタレーズ>旧禁書パートナー達

673:名無しさん@ピンキー
06/12/18 17:03:30 LyaWJ7pJ
ヒント:ドラゴンブレス

674:名無しさん@ピンキー
06/12/18 17:43:47 ZcOaEy/k
襲おうとしたらドラゴンブレスか。
……あれ?そしたらローラいい人なんじゃね?

675:名無しさん@ピンキー
06/12/18 17:54:05 LyaWJ7pJ
第2ヒント:本命もろとも

676:名無しさん@ピンキー
06/12/18 17:56:53 qdU1AuPz
>>672
おま、神裂ねーちんなめんな。

677:名無しさん@ピンキー
06/12/18 18:26:48 rcqflA9s
ねーちんは禁書の枕元まで迫ってナニかしようとするけど鼻血噴出して断念するイメージがある

678:名無しさん@ピンキー
06/12/18 19:46:10 lAjR9Ytf
ステイルは自慰だけで我慢出来るんだよ。

679:名無しさん@ピンキー
06/12/18 21:18:06 C+J1TPQp
アウレオルスは妄想だけで満足できそうだな。

680:名無しさん@ピンキー
06/12/18 21:40:16 DEzI5En2
あのなおまいら。
忘れているかも知れないが、一応インデックスも成長はするんやぞ?
つまりは、当麻とくっついた今でああなら昔は更にロリ、っつうか最早完全にペドだったわけだよ。
只でさえヨーロッパはロリペドに風当たりきついのにんなこと出来るかっ!

681:名無しさん@ピンキー
06/12/18 21:45:03 jsC5UIXZ
>>680
手を出さないのが理解出来ない!
何故だ?何故なんだ?

682:名無しさん@ピンキー
06/12/18 22:10:18 gONsxeKX
正に外道!じゃないからかな。
それなんて鬼畜?でもないからだろうね。

683:名無しさん@ピンキー
06/12/18 22:34:12 bgsY9L+X
一応神に仕える奴らだから、そういうのはないんじゃ…

684:名無しさん@ピンキー
06/12/18 23:58:26 eNwz7VUD
I am GOD
ゆえに問題なし

685:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:07:10 LnMxlOJG
素敵に無敵なペドフィリア様達のお通りだぜ!
法律なんて見えやしねー!

686:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:16:42 D/44iYQB
年齢不詳な禁書は、実をいうと小萌の同類的な年増合法ロリなのだっ!

687:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:19:20 N/vTFVVG
>>686
なんだってーーー!?

688:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:24:36 piSMeMMQ
魔術師達って「十字教の裏技」を集めて神の奇跡使ってンだろ?
PAR使うゲーマーみたいな奴らだから信仰心なンざ大して持ってねェと思うンだが。

そしてナチュラルに一方さん変換される俺の携帯万歳。

689:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:30:12 dllS6HaS
>>688
基本である信仰がなきゃ裏技なんて成立しないぜブラザー。

朝目が覚めると素っ裸の姫神さんの胸の中に顔がうずまってて
「ん。おはよう」
とか言われてる上条が何故か頭から離れない。

690:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:42:17 sD55xrZl
当麻の目が覚めるとキッチンからいい匂いが。
そこにはエプロン姿のオルソラが微笑みながら朝食を作っていた。
普段のシスター服とは違うラフながら清楚な格好にドギマギする上条さん。
そんな新婚夫婦な二人が頭から離れません。

691:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:45:24 2JB8aXx9
身体は大人でもとっても初心な神裂ねーちんに新婚さんの定番イベントを強要する上条さん。
顔を真っ赤にしてどんどんこなしていくねーちん。
究極の三択で「それともワ・タ・シ?」を選択した上条さんとねーちんの行く末は………!

692:名無しさん@ピンキー
06/12/19 00:49:57 kolOCkh3
頭から離れないといえば・・・

11巻のアニュみたく、今度はオリアナが追われる身になって、
何時もの様に当麻が助ける展開が脳裏を離れない。

当然ギリギリな発言の連発で、当麻が混乱したりインデックスが切れて妖怪頭カジリに成ったりする訳だが。

つうか、ロリ分は十分ゆえにお姉さん分の補給が必要だと思う。
凛々しいねーちんに、おっとりなオルソラ、これに直球エロなオリアナで穴が無くなるゼイ

693:名無しさん@ピンキー
06/12/19 01:04:17 gHoki1CQ
そこに事故が原因で記憶喪失設定ONなリドヴィアさんも付け加えようぜ?

694:名無しさん@ピンキー
06/12/19 01:28:52 D/44iYQB
そこに事故が原因で性転換設定ONなビアージオさんも付け加えようぜ?

695:名無しさん@ピンキー
06/12/19 01:57:42 HzmX+JXi
上条にはぜひともANOSの世界(という表現もちょっと違うけど)にいってほしい。
なんかすごいはまりそうな気がするんだよね。

てか、このネタわかる人どんだけいるんだろうか・・・

696:名無しさん@ピンキー
06/12/19 02:17:55 D/44iYQB
ANUSなら分かるんだが…

697:名無しさん@ピンキー
06/12/19 03:18:46 nYfH+qoD
>>694
ヘタレはアウレオルスだけで良くね?

698:名無しさん@ピンキー
06/12/19 11:39:35 fj3IaLaR
スレのびてるからSSきたのかと思ってワクテカでスレ開いたってのに
お前らときたらロリペド調教獣姦話で盛り上がってただけかYO!!!!

699:名無しさん@ピンキー
06/12/19 11:58:32 UsmRuGmd
インデックスと小萌先生のキャットファイトで勘弁してやるか。

700:名無しさん@ピンキー
06/12/19 12:18:56 sD55xrZl
>>695
たしか色がなくなるとかつくとかだったか?超うろ覚え。

701:名無しさん@ピンキー
06/12/19 13:45:08 EJ2Ysh0z
>>698
違うぜブラザー。
ロリペド逆レイプ話だYO

702:名無しさん@ピンキー
06/12/19 17:27:38 Zc+QHMUB
ロリとペドの違いがよくわかんないんだが、

  ロリ:インデックス
  ペド:小萌先生
           これで良いですか?

703:名無しさん@ピンキー
06/12/19 17:51:31 3dWgGrs5
それはもしかしてギャグで言っているのか?

704:名無しさん@ピンキー
06/12/19 18:27:16 tQCVn1q1
ぺドは両刀使いのことだぜブラザー

705:名無しさん@ピンキー
06/12/19 18:28:10 tQCVn1q1
すまなかった

706:名無しさん@ピンキー
06/12/19 18:30:45 dllS6HaS
ペド野郎:青ピ
ロリコン:小鳥遊

707:名無しさん@ピンキー
06/12/19 18:50:27 LrYJZrkU
ロリコンは見てるだけで満足できる紳士です。
ペドフィリアは手を出さないと燃焼出来ない鬼畜です。

708:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:01:04 3jO+Qy8G
>>704
( ゚Д゚)

(  Д ) ゚ ゚

709:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:04:30 cLgWKRpM
ペド:幻想殺しで消滅する

710:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:15:02 3dWgGrs5
704よ、それはペドじゃなくてバイだ。

711:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:20:54 piSMeMMQ
ロリは中学生から、ペドは生まれたときから中学生まで

712:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:27:32 HzmX+JXi
>>700
それもシリーズの一つ。

あのメーカーが作ってるゲームは全部ANOSシステム。
簡単にいうとノベルゲームの履歴機能を逆手にとったシステム。
記憶をなくしてる上条にははまると思ったんだ。
まあ、これ以上はすれ違いなんで興味がある人は「自転車創業」でぐぐってくれ。
個人的にはかなりお勧め。

713:名無しさん@ピンキー
06/12/19 20:36:49 0abvj8Xd
そう、あたしたちは(ry

714:名無しさん@ピンキー
06/12/19 22:07:52 SQzbQjWT
ロリやペドの人は日夜法律と闘ってるんだぜ。
合法と言う言葉をスルーする武士も居る。

715:名無しさん@ピンキー
06/12/20 00:27:23 fgW+jQSy
SAMURAIなら平気じゃね?

716:名無しさん@ピンキー
06/12/20 01:25:42 rV54GUES
はわわ、御主人様限界突破しちゃいますぅ><

717:名無しさん@ピンキー
06/12/20 07:36:08 1rrubQvt
禁書キャラも限界突破出来てるよ。

718:名無しさん@ピンキー
06/12/20 13:18:58 VtdYgExB
オリアナさんとかオルソラさんとか。

719:名無しさん@ピンキー
06/12/20 14:26:00 dH7cnPkO
小萌先生もある意味突破してる

720:名無しさん@ピンキー
06/12/20 17:38:09 4z95xYBY
クリスマスも近いっつーことで、サンタなオルソラを>>725にプレゼント

721:名無しさん@ピンキー
06/12/20 17:51:10 BXZ7dj3S
どこぞの撲殺天使もびっくりな衣装になりそうですね

722:名無しさん@ピンキー
06/12/21 00:10:22 iIAKyZli
オオオオオオオオオオオ
ねーちんが……ねーちんが

723:名無しさん@ピンキー
06/12/21 02:17:13 56qghVoq
もらした?

724:名無しさん@ピンキー
06/12/21 03:01:03 XN2u6sK2
つまり当麻はねーちんに逆レイプされるとな

725:名無しさん@ピンキー
06/12/21 06:54:27 qidSrVDE
ぱっつんぱっつんなミニスカサンタオルソラをいただきました。

726:名無しさん@ピンキー
06/12/21 08:28:59 56qghVoq
>>720から>>725
気が変わった、返せ

727:名無しさん@ピンキー
06/12/21 09:15:14 FxZSS67C
>>720>>725が争っている隙に、ミニスカサンタお姉さまは頂いていきますわ

728:名無しさん@ピンキー
06/12/21 10:54:12 4udXR21N
トナカイの着ぐるみを着たミサカを貰っていきますね?

729:名無しさん@ピンキー
06/12/21 11:35:01 NUPeWr97
正直、貰っていく系は本スレでやってくれと言いたい

730:名無しさん@ピンキー
06/12/21 17:14:56 UmTh0opj
正直な話風斬はエロくね?
眼鏡は淫乱の法則だよ!

731:名無しさん@ピンキー
06/12/21 20:20:47 uh1IVr7e
絡ませづらい!エロいけどエロいことしてるところが想像できない!

732:名無しさん@ピンキー
06/12/21 21:11:53 LfOoqQvW
OKOK.
巨乳はエロイで良いよ。

733:579
06/12/22 00:16:53 KKgpuTrZ
えらくレスが進んだけど投下は無かったんですね…。
オルソラさん、投下します。前書いた王様ゲームとおまけの後くらいの気分で。
推敲は甘いのでごめんなさい。

「なんか大騒ぎになっちまって悪かったな、オルソラ。こんな遠くまで来てくれたのに」
 すでに夜も更けて、街灯が辺りを照らす大通りで上条当麻は黒衣のシスターに声を掛け
た。この学園都市に宗教関係者が何の会議にやってきたのだろう、とは思ったし、その会
議が終わったら少し閑があるのでございます、宜しかったらお会いしませんか―と、今、
隣を歩くシスター、オルソラ・アクィナスから連絡を受けたときは驚きもしたが、自分に
会いに来てくれる、ということが上条にとっては素直に嬉しかった。
 が―、何時のまにやら(元からいたインデックスも含め)上条の学生寮に詰めかけた
少女たちと結局大騒ぎになってしまい、オルソラとはゆっくり話すことも出来なかったよ
うな気もする。

「ふふ。よろしいのでございますよ。あなた様の普段の姿をお見せいただきましたし―、
わたくしも楽しかったのでございますよ?」

 オルソラはそう言うと柔らかく微笑んだ。その表情に思わず赤面しそうになり、上条は
空を見上げて無理やりに話を逸らす。
「ついこの間まで寝苦しかったのに、大覇星祭が過ぎたら随分と涼しくなったんだ。夜と
もなると冷えるな。オルソラは寒くないか?」
 ちらりと横目で隣を見る。黒衣のシスターはさっきと同じ、柔らかな笑みを浮かべたま
まだ。顔を向けるのが何故か気恥ずかしい。「なんか上着でも持ってくるんだったな」
「肉の苦しみは心の……と言うのは以前言ったのでございましたか。それにもうひとつ、
今のわたくしには心を暖めていただけるものがございますから、ちっとも寒くないのでご
ざいますよ」
 オルソラの台詞は噛み締めるような響きだった。その響きに思わず上条はオルソラを見
つめる。今度はオルソラが目を逸らしたような気がする…が、やはり気のせいだろうと上
条は正面に目を戻した。
 そうこうしているうちに、オルソラの泊まっているホテルが見えてくる。

734:579
06/12/22 00:18:29 KKgpuTrZ

 学園都市にもホテルなどの施設はある。大覇星祭などで父兄等の観客を受け入れなけれ
ばならないし、科学の最高学府として学会等も数多く開かれるから、そういった人々の落
ち着き先は当然用意されているのだ。ただ、学園都市に住む上条のような学生・生徒らに
は縁がない、と言うだけのこと。先日の大覇星祭で両親が泊まった宿を除きにいくような
こともなかったから、オルソラとともにロビーへ入った上条は物珍しさにキョロキョロす
るばかりだ。
「普通に生活してると、学園都市にこんなホテルがあるなんて気にもしないからなんか見
回しちまうよな。ま、それはそうと今日は大騒ぎになっちまって。あとはゆっくり休んで
くれよ、俺はこれで帰るから……っておい、何してるのオルソラさん?」
 気がつくとオルソラに腕を組まれてエレベーターに乗り込んでいる。
「先ほどは冷えると申してらっしゃいましたから、熱いお茶などお飲みになってお帰りに
なるとよろしいのでございますよ。わたくしが淹れて差し上げますから、お部屋へ参りま
しょう」
「っていやそんな、悪いし!」
 一応遠慮してみせる上条だが、こういうときのオルソラが意外と強引なのはキオッジア
でも感じた部分だ。それに、腕を組まれてしまって、オルソラの豊満な部分が当たってし
まっている。その想像以上の柔らかさに体が強張ってしまって、
「まーまーなのでございますよ」
と言いながら手を引くオルソラに、体を任せざるを得ない上条なのだった。とりあえず、
「(オルソラさん?何か当たって上条さんはドキドキバクバクなのですが?)」と小声で
……というか掠れ声で呟いたら「(当ててるのでございますよ)」と聞こえてきたような
気がするが、それもきっと気のせいに違いないと考えることにした。


(はっ!オルソラの胸の感触に気を取られていやいやいやそうじゃなくって兎に角何だか
気が付いたらでっかい部屋にっ!)
 こう見えて純情な上条がお色気シスターさんに腕を組まれていることに気を取られてい
るうちに、どうも彼女の部屋に付いていたらしい。エントランスにミニ・バー、横にはク
ロークルーム、進んでいくと豪奢なソファがしつらえられていて、奥にセミダブルベッド
が二つ並んだ広くて豪華な部屋だ。
「すごい部屋だな……俺の部屋の何倍有るんだ?学会とかでやってくる偉い先生とかはこ
んなとこに泊まるのか。うらやましいモンだな…」
「ええ、このような立派な部屋は必要なかったんでございますけど、イギリス清教のほう
で気を遣って下さったんでございましょう…あら?どうかなさいましたか?」
 ここのところ、病院以外でベッドに寝たことのない上条は、思わずふらふらとベッドに
近づいて手をついていたのだった。

735:579
06/12/22 00:19:23 KKgpuTrZ
「あ、いや、すまん。最近はベッドで寝たことが無くってさ、ほら、インデックスがいる
だろ、それでずーっとユニットバスに毛布持ち込んで寝てるんだ。ふかふかのベッド素敵
だなー、って見入っちまった」
 正直な心情を吐露する。何時だったか、インデックスがいかにももうひとり分のスペー
スがあるかのように寝ているところを見たことが有るが、だからといって上条は女の子と
同衾してしまうほど図太い神経は持ち合わせていないし、抑えが効く自信も―有るとは
言い切れない。
 その結果がユニットバス立てこもりなのだが、この豪華な部屋に仕付けられた寝心地の
良さそうなベッドにはさすがに羨望を覚えてしまったのだ。
 それを聞いて、オルソラが微笑みながら答える。
「そうだったのでございますか。それは大変でございますね…。そう言うことでございま
したら、わずかな間ではございますけど、少し寝ころんでいったらよろしいのでございま
すよ。わたくしはその間にお茶を淹れて参りますから」
 一瞬迷った上条だったが、ふかふかのベッドが気になって仕方がない。
「じゃあ、ちょっとだけ…悪いな、オルソラ」と言うと、靴を脱いでベッドの上に横たわ
った。横目にオルソラがこっちを見ながら笑みを浮かべてミニ・バーの方へ向かうのが見
えて少し気恥ずかしかったが、上等なベッドの包まれるような感触に思考が真っ白になっ
ていった。

(あー、いいなあ、こんなベッド…体思いっきり伸ばしてもまだ余るよ…それにふかふか
だし…)

「お茶が入ったのでございますよ……まあ。本当に、お疲れでございましたのですね…」
 部屋に戻ったオルソラが見たのは、すっかり寝入ってしまった上条の姿だった。
 お茶の載った盆をとりあえず置いてしまうと、眠ってしまった少年の隣に腰掛ける。
「今回のことでは―お仕事を言い訳にしましたけども…本当はあなた様のいる学園都市
と聞いて…是が非でもわたくしに行かせて頂きたいと、無理にお願いしたのでございます
よ…。何故だかお分かりになられますか、―かみじょう、とうま、さん」
 眠る少年に語りかけるオルソラ。一言一言を紡ぐごとに動悸が激しくなり、顔や体が火
照っていくのが判る。
「こんなときでもなければ申し上げられませんけど―さっき話したわたくしの心を暖め
てくださるもの―それは、とうま、さん、あなた様なのでございますよ…?」
 相手が眠ってしまっているとはいえ、これだけのことを搾り出すのにかなりの体力を消
費してしまったような感覚だ。それに、あえて当麻、と名前を呼ぶことにも気持ちを奮い
立たせていた自分に気づく。
 しかし、ここまで来たらもう止められない。
 上条の頬に手を伸ばす。
 そしてそのまま―少女オルソラ・アクィナスは上条当麻にそっと口づけた。

736:579
06/12/22 00:20:14 KKgpuTrZ



 窓から明かりが差す。うっすらと意識が覚醒してくる。横になっているが、体を伸ばし
ている。ベッド?おかしいな、入院してた覚えは無いんだが…と上条当麻はぼんやりと考
え―

 ガバアッッ!体を起こし、慌てて辺りを見渡す。サァーと血の気の下がる音が聞こえた。
「えっ、えええーっ、あのままホテルに?夕べの記憶無いんですけどっ?えっ、ええっ」
 頭を抱えて大騒ぎする声に、上条の傍らで動くものがあった。
「んっ……。あら、おはようございます。よく眠れましたでございますか?」
 慌てて傍らを見る。と、バスローブ姿のオルソラ・アクィナスがゆっくりと上半身を起
こすところだった。体を起こすその際に、肩の部分が少しずれて艶かしいうなじ、そして
豊かな谷間が見えてしまった。
 それを見て、上条の頭の中ではは混乱するよりむしろハイそれまでよ、といった感じで
『カーン』と鐘がなった気がした。

「……えっと、……こんなこと聞くのも何なんですが……オルソラさん……どういうこと
でこういう状況になっているのでせう……?」
 搾り出すようにして尋ねる。
「あら…そんな…わたくしの口から夕べなにがあったか言えだなんて…そんな」
 しかし、肝心のオルソラは頬に手を当て、顔を赤らめてそう言うだけだった。
(―一体どうなったんですかーっ!上条さんはひょっとして取り返しのつかないことを
しましたかーっ!ひいいいいいいいっ)
 実際上条はただ寝ていただけなのだが―これ以上述べるのは酷というものだろう。



 その後ホテルから出るのにオルソラまで連いてきて、ジョギングをしていた吹寄制理さ
んに見つかって毛虫でも見るような目で見られたり、こういうときになぜか現れる青髪ピ
アスにやっぱり発見されて思わずオルソラの手を引いて逃げてしまったらそれを白井黒子
に見られていて、御坂美琴に有ること無いこと吹き込まれて顔面を抉られたり、朝帰りに
今までにない調子で怒りを爆発させたインデックスに気を失うほど頭を噛まれたりしたの
だが、まあそれは別のお話ということで。

737:579
06/12/22 00:21:37 KKgpuTrZ
以上。
またなんか書けるといいなあ。長編書ける人ってすごいね。

738:名無しさん@ピンキー
06/12/22 01:23:01 hKkEPSBT
GJ!

739:名無しさん@ピンキー
06/12/22 02:14:47 6OVnTXtY
濡れ場カットかよ!
頼むよ、神

740:名無しさん@ピンキー
06/12/22 07:55:19 4I66akU3
投下乙。
しかし、我等が上条はそうじゃないだろ!
実は起きててオルソナの告白聞いちゃって、ソレを悟られて…。
ってのが上条クォリティでしょ?

741:名無しさん@ピンキー
06/12/22 09:00:55 tDhUgwFI
チクショウ、ほのぼのだぜ(*´Д`)

742:名無しさん@ピンキー
06/12/22 14:20:21 sBu+Orm9
久々の投下、GJでした!
最近は投下されることが稀になってきましたね・・・。

743:名無しさん@ピンキー
06/12/22 22:28:52 uyWT+8PP
実はフタナリでアッーじゃねぇの?

744:名無しさん@ピンキー
06/12/22 23:14:53 TwZt6HtG
誰が!?

745:名無しさん@ピンキー
06/12/22 23:38:42 2wQiwnIi
本命:ミーシャ
対抗:ミサカ妹の誰か
大穴:当麻さん

746:名無しさん@ピンキー
06/12/22 23:55:03 HipZkvYA
小萌先生が当麻をアッーだろう。

747:1/5
06/12/23 17:18:20 dpiizb41
私も含めた世界を『俺達』と言い切る少年に、貸しとか借りとか考えていた自分の小ささが恥ずかしくなった。
聖人と呼ばれていても、人間性とは関係ない。
「ありがとう」
辛うじてそれだけ言った後、無意識に右手が出た。
「お?……握手?」
苦笑しながらその手を見る上条だったが、暫し悩んだ後、恥ずかしそうに手を握る。
「美人のお姉さんと握手するのは、上条さんも照れますね」
等と……あれ?
不思議な感覚に、握りしめた右手を見つめる。
「神裂?どーかした?」
「いや……ちょっと、気に成る事が有るのですが」
右手を握り締めたまま、左手でも握手してみる。
――やはり……おかしい。
「おーい、神裂さん?」
右と左で感覚がまったく違った。
右手が伝える違和感が気に成って、左手も添えてみる。
上条当麻の右手『幻想殺し』
特に危害を与えられる物ではないはずなので、無造作に手にとって見たが……
「おーい、どうした?なんかあったのか?神裂」
黙って手を握りしめる私を不思議そうに見つめていたが、私はそれ所ではなかった。
右手を胸の谷間に埋めて抱きしめる。
「うおぉぉぉぉぉ、神裂ぃぃぃぃ」
真っ赤に成った上条が逃れようともがくが、逃がさないように強く抱きしめる。
逃げようとする上条当麻と、逃すまいとする私の間で暴れる右腕が、勢い良く胸に当たる。
「ちょっ、なんだっ?神裂っ、正気か?」
胸に当てていた手のひらを一旦離す。
上条が安心した様に力を抜いた瞬間に、手を口元に持ってくる。
そっと、指先に唇を這わせる。
「うおっ、なんだっ、なんなんだっ」
上条当麻までの距離を一歩詰め、手首を胸で固定する。
指先で唇を刺激していたが、もっと強い刺激を求めて指を咥えた。
あまりの展開に付いて行けない上条が呆然と見詰めている間に、くちゅくちゅと指をしゃぶる。
左手で自分の胸を上条の腕に押し付ける。
痺れるような甘い感覚。
私は……生まれたときから聖人だったから……。
聖域たる私の身体は、何者にも侵される事は無かった。
異性の手、守りも無くそれに触れたのは、間違いなく生まれて初めてだった。
自分自身に対してすら、七つの大罪たる『色欲』から守られていたため、免疫も無かった。
『上条の右腕』そこに触れている部分のみが、聖人では無く女に成る。
初めて知った事実と快感に、神裂は流され続ける。

748:2/5
06/12/23 17:19:00 dpiizb41
(やばいっ、やばすぎるっ)
まるでアレをしゃぶる様に、一心に指を吸い続ける神裂だったが、
(目、目が……いってらっしゃるっ)
焦点も合わずに、必死に全身で右腕にぶつかって来ていた。
正直今すぐ襲い掛かりたい衝動に駆られていたが……
(土御門っ、奴が……奴がドアの外にっっっ)
何が起きたか分からなかったが、こんなところを見られる訳には行かなかった。
(俺は良いけどっ)
お見舞いに来るだけであれだけからかわれた神裂が、どれだけ茶化されるのか想像するだに恐ろしかった。
(魔術かなんかなのか?こいつって聖人とかって……特別なんだよな?)
実はまったく違うのだが、神裂が魔法を解くために自分の右手を使っているのだと思った上条は、
動きを止めさせるために神裂を抱きしめると、右手で頭を撫で始めた。
(洗脳には効いたけど……どうだっ?)
「うあっ……ひどっ……もっと……」
耳元で囁かれる台詞に理性を焦がされながら、上条は頭を……髪を撫で続けた。
「ずるっ…………髪より……やぁ……」
グネグネと押し付けられる身体は、インデックスや御坂より遥かにボリュームが有った。
(てか、直接こんなに接触するのって、始めてかも)
インデックスが噛み付くときなのは、もっと密着しているわけだが……
(女の人って……いいなぁ……)
「ひぅっ……もっ……だめっ……うそ……髪だけでっっっ」
一瞬全身を硬直させた神裂が、ぐったりと力を抜いた。
「神裂?」
荒い息をするだけで返事の無い神裂を自分の横に寝かせる。
潤んだ瞳が何か言いたげに上条を見つめていたが、恥ずかしくなって目を逸らす。
「えーと……落ち着きましたかー神裂さん?」
土御門に聞こえないように耳元で囁くと、それだけで目を見開いた神裂がビクビクと震えた。
(なんだか分からんが、まだ駄目みたいだなぁ)
「土御門は俺が相手しときますから、落ち着いたら……」
そう言われるまで土御門の存在をすっかり忘れていた神裂は、一瞬で真っ青になった。
ごそごそとベットから降りて、廊下を窺う上条を恐々と見つめる神裂は、年相応の女の子に見えた。
「あー、廊下すぐには居ないみたいです」
(……もーちょっと堪能すればっ……上条さんの根性無しっ)
今更な後悔をかみ締めながら、まだ息の整わない神裂の側に戻る。
「……す、すいませんでした」
神裂は泣き笑いの様な表情で上条に何とかそれだけ伝える。
「んーいいよ、魔術の攻撃か何かなんだろ?まだ出切る事ある?」
実態とまったく違う、上条の認識に安堵した。
(実は生まれて始めての官能に溺れてました)
言える筈なかった。
「……すいませんが、もう暫くだけここで休んでてよろしいですか?」
もう少しだけ側にいたかった。
「おぅ、じゃ俺、土御門の相手してくるな」
とことんまで鈍い上条は、数十秒後に泣き始める神裂を置いて廊下に立ち去ってしまった。

749:3/5
06/12/23 17:19:38 dpiizb41
「だめだっ」
あれから一週間。
「何をしても……」
神裂は焦れていた。
繰り返し繰り返し自慰をしてもイクどころか……
「気持ちよくもならない……」
脳に焼きつくように残った上条との記憶は、あんなにも気持ち良いのに。
「いやだ……いやだ……いやだ……いやだ……」
自分の指でも、恥を忍んでこっそり買いに行った道具達でも。
「気持ち良くならないっ」
一度知ってしまった快感に、毎夜毎夜夢では上条の指に狂わされていた。
痛い位胸を絞っても、優しく触れても、小さく振動する機械を当てても。
――無造作に触れる上条の足元にも及ばない。
「いらないっ……こんな身体っっっ」
もどかしさに涙を流しながら上条の右腕を求める神裂に、もう殆ど理性は残っていなかった。

750:4/5
06/12/23 17:20:10 dpiizb41
「やぁっと、退院ですよっと」
なぜか見舞いに来てくれた土御門と病院の廊下を歩いていた。
「いやー、上やんが無事で良かった良かった」
「は?」
土御門の不穏な発言に、ちょっと怯えながらも確認してしまう。
「何か有ったのでせうか?」
「いやちょっと、警備員と風紀委員がなぎ倒されて侵入者が有っただけにゃー」
…………
「いや……結構大事じゃねーか?」
「しかも、俺の知り合いっぽいんで、監視されてたりするんだが……」
そこまで話しながら病院を一歩出た瞬間、横殴りの突風に煽られて一瞬黙る。
「上やんにも……って?」
上条当麻は消失していた。
「えーーと……そーいや、今の風……ながーい髪があったような……」
目の色を変えた警備員が殺到してくる様を見つめながら、土御門は呟く。
「何が有ったのかはさっぱりだけどにゃー、上やん無事に帰ってくるかにゃー」

751:5/5
06/12/23 17:21:28 dpiizb41
病み上がりの身体を信じられないGで引っ張られたため、上条当麻の意識はあっさり失われていた。
何の準備の無い侵入だったので宿も取れない神裂は、その辺のビルの屋上に上条を連れ込んでいた。
「これ……これぇ……」
期待に震えながら、神裂はジーンズの隙間から『聖域』に直接触れさせる。
「ふあっ……」
自分の指を使って、上条の指を執拗に絡ませる。
「あぁっっっっ、これぇぇぇぇぇ」
両腕で上条の右腕を抱きしめながら、全身を動かして快感を貪っていた。
気を失っていただけの上条が意識を取り戻した時には……
自分の腕の上で疲れ果てている神裂と、じっとりと濡れた指先……
「こ、これはなんだ?」
「お、起きてしまわれましたか……」
はにかむ神裂を見ながら、パニックに陥っている上条に神裂は請う。
「……た、たまにで結構ですのでっ……」
いつもの凛々しさを振り捨て、年下の少年に取り縋る。
「こ、これからも……たまにっ」
この一週間を思い返し、断られた時に恐怖に震えながら願う。
「な、何でもしますからっ……」
上条の言葉を待った……


という幻視をしたので書いてみたり。
続き誰か書きません?
当麻の台詞次第でラブラブも陵辱も思いのままなんですが……

なんだか続きが書けなくて。

752:名無しさん@ピンキー
06/12/23 17:58:34 nhVBNPbM
この発想はなかった。
GJ!!

753:名無しさん@ピンキー
06/12/23 21:54:55 WYCU/c5h
「・・・・上条君。上条君。上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君
上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君上条君」





「私は。あの女を。絶対に。許さない」

754:名無しさん@ピンキー
06/12/23 22:01:32 vb0u13yw
すげぇJ! 今後に来すル

755:名無しさん@ピンキー
06/12/23 23:11:41 +OJDXNIC
ワッフルワッフル!

756:名無しさん@ピンキー
06/12/24 04:35:22 kcbPtcpB
>>753
そのセリフだけでwktkしてしまう俺修羅場スレ住人

ワッフルワッフルワッフルワッフル

757:名無しさん@ピンキー
06/12/24 05:03:28 Vk/wWJ1U
>>753
元ネタ何?

758:名無しさん@ピンキー
06/12/24 07:20:24 3v3kq2XH
>>756
3P、4Pで皆仲良くが駄目と申すか?
略奪愛って素敵。

759:579
06/12/24 12:22:56 191KTfk4
オチも意味もなくビリビリ投下。

 さすがに今度ばかりは切れてしまった。

 登校時に見かけて声をかけたのに、『あいつ』は同級生っぽい、自分の知らない女の子
との会話に夢中で振り向きもしなかった。その上、そのスタイルの良い女子生徒が飲んで
いたペットボトルに平然と口を付けていた。
 半ドンで下校して、そこで『あいつ』を見かけたら、今度は違う女の子と仲良さげに歩
いていて、今度も無視された。
 頭を冷やそうと一度寮に帰って、もう一度街に出かけたら、今度は真っ白な修道服の西
洋人の女の子―プライベートっぽい時間に見かけるとなぜか必ず一緒にいる―と腕を
組んだり、顔を寄せ合ったり、抱きつかれて嬉しそうにしていた。声をかけることもでき
なかったが、一瞬、銀髪の少女がこちらを見たような気がする。その後何かしきりに話し
かけられていたから、自分が居るのを見つけて、『あいつ』の注意をそらして自分を見つ
けられないようにしていたに違いない。

―『どこに住んでる誰なの?とうまのガールフレンドかなんか?』

 あの銀髪の少女に言われた台詞を思い出す。
 今から思えば、なんと白々しいことを聞かれたのだろうか。きっとあの少女は、自分の
立ち位置を十分に理解した上での牽制としてあの言葉を放ったに違いない。

 そして今、『あいつ』が一人で居るところを見かけて声をかけたのに、何度も何度も声
をかけたのに、やっぱり『あいつ』は自分だけを無視して。
 我慢などできようはずが無い。今までだって、耐え難かったのだ。
 あの時は、自分を―夏休み最後の日に聞いてしまった言葉は、間違いなく自分のため
だけのものだったのに。
 許せない。

「毎回毎回あたしのことだけ無視してんじゃないわよっ!結局アンタなんかと馴れ合った
のが間違いだったのよ!今日こそ間違いなく本気よっ?やっぱりあたしはアンタを絶対倒
すんだからっ!!」
 叫んだときには、目が潤んでいた。それからあと一言でも口に出したら、きっと涙が溢
れてくる。だから唇をきつく結んで、その少年―上条当麻を睨みつけたのだ。

760:579
06/12/24 12:23:35 191KTfk4



「毎回毎回あたしのことだけ無視してんじゃないわよっ!結局アンタなんかと馴れ合った
のが間違いだったのよ!今日こそ間違いなく本気よっ?やっぱりあたしはアンタを絶対倒
すんだからっ!!」
 突然後ろから怒鳴られて、上条当麻は何事かと振り向いた。
「……あー、なんだ御坂か。いきなり怒鳴るなよ。人目くらい気にしろ?」

 今日も朝からロクなことが無かった。余裕を持って学生寮を出たと思ったら曲がり角で
吹寄制理とぶつかって、寝ぼけているとか何とか言われて無理やり何か飲まされて窒息し
かけるし、学校では教科書は忘れるわ雑用は押し付けられるわその他諸々、帰りには姫神
秋沙が何を思ったか淡々と、しかし辛辣な口調で女の子に無節操だと身に覚えの無いこと
を詰問されるし、帰れば帰ったでインデックスに「お出かけ」を強要されて散財した上に、
何度か噛み付かれもした。その上冷蔵庫は空っぽで、買い物へ出るのも二度手間の無駄足
である。すっかり疲れきって、通行人にぶつからないことだけしか考えずに歩いていたの
だが―
(何だいきなり怒鳴りつけて?上条さんはお疲れだから適当にしてほしいのですが?)
 悪いとは思ったが、怒鳴り声とともに現れた御坂美琴にはちょっとうんざりした。
 が。
 今回は明らかに様子が違う。
 本気だと叫んで、睨みつけたまま一言も無い。
「何マジになってんだ?レベル5の御坂さんが俺みたいなレベル0にマジで喧嘩売ったっ
て、評価に傷が…」
 いつもならここでもう一言ありそうなものなのに。
 学園都市屈指の能力者である少女は、潤んだ瞳できつく睨み返すだけだった。

761:579
06/12/24 12:24:09 191KTfk4

「……判ったよ。本当に、本気だな?」
 少女の瞳を見つめ返す。それから、一歩前に進み出た。
 一瞬、御坂美琴の瞳が揺らぐ。体を引いてしまいそうになったが、無理矢理に堪えた。
再び正面を睨むと、そこに立つ少年に向かって、無数の電撃の矢が放たれる。しかし、少
年が構えた右手にその攻撃はみるみる掻き消されていくばかりだ。
「なんで、なんでよっ!当たりなさいよっ!アンタなんか!アンタなんかっ!」
 涙が溢れる。視界が霞んだ。放ち続ける電撃の矢がどうなっているのかもよく判らなく
なってきた。
(・・・泣いて・・・る?俺のせい?でも・・・)
 冷静さを欠く御坂美琴の攻撃は単調で、強弱もフェイントもない。気を抜けるようなも
のではないことは確かだが、それでもただ受け続けることは易しかった。右手で電撃を受
けつつ、上条は少女に一歩一歩近づく。
(マジったって、理由もなしに女の子が殴れるかよ)
 軽く肩でも叩いて、真剣に問いかければ。冷静さを少しでも取り戻せば。
 全部では無くとも、少しくらいはこの理由を話してくれるだろう。そう考えて、御坂美
琴に向かってゆっくりと手を伸ばし―



「あ」
 肩を叩こうとした。反射的に逃げた少女の体を追って手を伸ばした。
 むにゅ。

 二人の目が、上条の手の先に伸びて、それから互いを見つめる格好になる。
 怒りに支配されていた瞳が一瞬色を失い、同じく怒りの赤に染まっていた顔も数瞬だけ
その色を冷ますと。
 ボンッ!と音でも立ったような勢いで、御坂美琴は耳まで真っ赤に染めると。
 上条当麻に鷲掴みにされた(といっても掴むほども大きくないのだが)胸の隆起からそ
の手を振り解いて。

 脱兎のごとく走り去った。

「みっ、御坂っ!これは事故でっ!上条さんは決してやましい気持ちでアナタサマのム、
ムネを触ったワケではなくっ!」
 取り残された上条の言い訳だけがその場で空回りする。発展途上ながらも意外に自己主
張をしていた「それ」の感触に、決してわざとではないのに、頭が混乱して、言葉はさら
に空回りして―上条当麻はただただ頭を抱えるばかり。

762:579
06/12/24 12:25:20 191KTfk4
勢いだけでやった。ちょっと後悔してる。
本当にオチはありません。

763:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:12:06 NkrASRhm
一番槍GJ
続きマダー?(AA略)

764:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:21:56 gLAFWJzF
しんがりGJ
帰ってからは部屋から白黒追い出して寝床にこもって×××××ですね?

765:名無しさん@ピンキー
06/12/24 13:58:02 rNLHmjys
いやいや、ストーキングしていた白黒が消毒と消毒と美琴の微乳を責めあげるんですよ
なんにしても、GJ!

766:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:14:05 UmpUjse+
修羅場!
修羅場を求めよ。

767:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:47:32 cupbU1vQ
>764
5文字?

768:名無しさん@ピンキー
06/12/25 02:17:33 TWITSpOb
>>767
『あいつ』の名前 + で + 漢字二文字 にすれば丁度5文字

769:名無しさん@ピンキー
06/12/25 04:19:36 X1q05pxK
美乳とはこれつまり微乳。

770:名無しさん@ピンキー
06/12/25 09:46:09 nGJvfi/X
有志からのSSが届くまでの間。
寝取られが似合う禁書キャラを挙げて見ようではないか。

771:名無しさん@ピンキー
06/12/25 10:31:57 yiDlPFed
満場一致で姫神、以上終了。

772:名無しさん@ピンキー
06/12/25 10:56:07 a0VWn+Xz
いや、上条さんだろう

773:名無しさん@ピンキー
06/12/25 12:04:46 mfq6Qq+2
……つまりカミジョーさんを姫神から寝取ると。

774:名無しさん@ピンキー
06/12/25 12:21:22 CFh0r92u
あんまり違和感が無い所が困る。
どっちでも良いね。

775:名無しさん@ピンキー
06/12/25 17:00:01 S0tX20gK
黒子を美琴から寝取る。
難易度高いなw

776:名無しさん@ピンキー
06/12/25 17:04:45 kOt6RPIS
>>775
鬼才あらわる

777:名無しさん@ピンキー
06/12/25 19:35:47 IzbCkZL3
むしろ百合ッ子の寝取りは基本だと思っている俺がいる。


778:名無しさん@ピンキー
06/12/25 19:56:40 IdzXdTZf
人知れず>>620の続き

779:誰が為にカミジョーは行く
06/12/25 19:57:30 IdzXdTZf

二人と別れてからコーナーの入り口で待つまでの約三十分、姫神は服の密林から出てくる当麻と美琴の姿を見つけた。
寄りかかっていた柱から体を離し、「こっち」と二人を呼ぶ。
「─う、うっさいわね。たまたまだったのよ今日は」
「そりゃあまた頻度の高いたまたまなこった。─おお、そっちか」
姫神の姿を認めた当麻と美琴が並んで歩いてくる。
当麻の右手─何人もの命と、敵までも救った『幻想殺し』は──今ではただの荷物持ちだ。
中身は見ずとも、おそらく二人で選んだ服が入っているだろう。
「遅くなってゴメンな。携帯で連絡してから随分経っちまったし、待っただろ」
「大丈夫。ここに来たのはほんの少し前」
「ならよかった。 いやぁーコイツが選ぶ服をいちいち着るもんだから無駄に時間喰っちまってな」
「そっ、そりゃ肌触りとかあるでしょ。 そういう細かい所が大切なのよ」
「どうだかなー単にお腹周りが気になる年頃だったり」
なんだとビリビリィ!とやっぱりいつもの流れになった。

「………」
傍でグーパンチ時々雷な美琴の様子を見ている姫神には分かる。
何だかほくほくしてる。
というかさっきから微妙に口元が緩んでる。
(……別に。大したことではないけど)
ちなみに、姫神の『ほんの少し』というのは二十五分くらいのことである。
一人になった後、何故かあっさりと服を決めてすぐにここに来た。
『十分くらいで終わるとから、先に終わったら少しだけ待っててくれ』
と伝えられ、結局倍以上の時間を待ったことには決して怒ってはいない、決して。


780:誰が為にカミジョーは行く
06/12/25 19:58:24 IdzXdTZf

「そろそろ昼前だし、どっかそのへんにでも食いに行くか」
いつの間にか当麻は携帯を取り出しており、液晶画面を見てそう言った。。
つられて姫神も服を入れた袋を左手に持ち替え、携帯(使いすぎはダメなのですよー?の御達し)を取り出す。
昼の一時過ぎ。 確かに腹も気になる時間だ。
「そうね、アタシもさっきから歩き回っててお腹減ってたし」
「とか言って馬鹿食いするなよ? せっかくサイズ合わしてたのにどっかのバカみたいにバカバカ食ってたら
せっかく買った服のボタンがプチンとアッハッハってごめんなさいごめんなさいプチンってキレないでください電撃はもっと駄目ーッ!!」
当麻の生命線がプチンと切れそうになっている横で、姫神は「んー」と午前に見た案内板を思い出していた。
「確か。一階に外食店系が集中してたと思う」
「そ、そうか。 んじゃ降りてみるか」
ようやく防衛戦を果たした当麻が言う。
「あーもうこんにゃろうなんで当たらないのよ……」
殲滅戦に失敗した美琴が続ける。
「そういやどこに入るのよ。 やっぱファミレス? ハンバーガーでもいいけど」
その提案に、当麻は何故か姫神の顔をチラッと見てから首を振って、
「いや、別のにしよう」
「? どうしてよ」
少しムッとなった美琴が聞き返す。
「あー……姫神はちょっと前に大怪我しててな。
退院はしてるけど、病み上がりだしあんまり重いのはよくないから、な?」
最後は本人に確認するかのように言った。
対して姫神は、当麻の思いがけない言葉に少しキョトンとしている。
「でも。もう一週間前のことだし。そんなに気を使わなくてもいいのに」
遠慮しがちな姫神に、当麻が手を振って答える。
「いいっていいって気にすんな。もっと自分の体を大切にしろよ?」
彼の普段の行動を見ている者なら、十中八九「お前が言うかッ」と答えるだろう。
だが彼女は他に何も言わず小さく、
「……ありがとう」
「あーだから気にするんじゃありません。 それよか行きたい店がありゃ遠慮せず言ったらいいぞ」
「うん」
やや俯きながら姫神が肯定する。 その表情は、少しだけ綻んでいた。。


781:誰が為にカミジョーは行く
06/12/25 19:59:38 IdzXdTZf

「─ってなワケで御坂、それでいいよな?」
「へっ!? あっ、そ、そうね……」
突然話を振られた美琴が、少し慌てたように答える。
「そんじゃ一階に降りよう。こっちは上りだから下りは反対側だな」
目の前のエスカレーターの周りの通路に沿うように当麻が歩き始め、それに習い姫神が後に行く。
やや反応が遅れた美琴は、二人の後に続く形となった。

「─そういや、──の店に─?」 「屋外の─。─と思うの」
「ほほう、─それも─」 「む。確かに──、─だけじゃ─」
「……」
眼前での会話は、不可視のほんわかシールドによってほぼ進入不可能である。
堅固な壁の外で美琴は一人ムスッとした顔をしているしかなかった。
(べぇーつーに、体調の心配は良い事だしね)
今の美琴の中に、怒りやそれに準ずるような感情はない。
(……悪いことじゃないけど)
例えるなら、とある教師が教え子達と一緒に遊園地のローラーコースターに乗ろうとして、
すみませんが小学五年生までの方は保護者同伴で……と一般社会の先入観を悲観したり、
申し訳ございませんが身長140cm未満の方は……と5cmの距離の偉大さに打ちひしがれたり、
更にはベンチで一人アイス片手に正座している所に、教え子達が笑いながら手を振っていたことに─
──要するに拗ねている。
「………ん?」
不意に感じる違和感。
発信源は、前を歩く二人。
「……」
ゆっくりと瞼を閉じ、数十秒前までの光景を思い浮かべる。
それを瞼に焼き付けながら、またもゆっくりと眼を開く。
「……………………………………ほーおぉ」
圧縮された20cmの空間に対して、確かな感情があった。



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch