神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ at EROPARO
神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ - 暇つぶし2ch750:名無しさん@ピンキー
07/07/19 23:46:58 CKrlHKWc
学院の制服・普段着・スーツ姿以外は無いね>ユフィンリー

751:名無しさん@ピンキー
07/07/20 23:04:39 QSDqHc02
あと戦闘着?もあるよね。


752:名無しさん@ピンキー
07/07/21 00:42:46 7dN2M1WY
<⌒/ヽ-、___   zzzz....
    /<_/____/ 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       ∧∧ ∩
  ガバ   ( ゚∀゚)彡 サタデーナイトユフィンリー!    
     //_| ⊂彡 ))__
    / └-(____/


      <⌒/ヽ-、___   zzzz....
    /<_/____/ 


753:名無しさん@ピンキー
07/07/25 03:18:57 1HVRKL4w
打倒リリカルなのは……完敗だぜorz

754:名無しさん@ピンキー
07/07/25 12:11:52 w+y42/WW
学生時代の先輩ほどエロいものはないw
フォロンの補習で夜遅くに帰宅中にいきなり現れた男に襲われて監禁レイプされる
ユフィンリー


755:名無しさん@ピンキー
07/07/27 03:27:51 iFXa9nmZ
>>753
いくら今期のなのはが酷いとはいえどそのさらに上をポリフォニカは行ったからなぁ…

756:名無しさん@ピンキー
07/07/27 14:12:30 YvndkdtD
ポリフォニカはユフィ先輩がポッチャリしてた時点で黒歴史ww

757:名無しさん@ピンキー
07/07/27 16:45:40 9wfWqjA5
確かにポリフォニカは、作画さえもう少しましなら良かったのに……

758:名無しさん@ピンキー
07/07/27 19:30:17 iFXa9nmZ
DVDで作画修正ってされたのかな…

759:名無しさん@ピンキー
07/07/30 16:08:02 AW+v6s8y
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 美乳!おっぱい!美乳!おっぱい! ( ゚∀゚)o彡゚ ユフィンリー!!ユフィンリー!!


760:名無しさん@ピンキー
07/07/31 11:10:23 LUmsV6I/
ユフィ信者自重汁

761:名無しさん@ピンキー
07/07/31 14:38:18 rPwle5sI
ユフィ先輩大人の状態も十分魅力的だがな・・・・双子より・・・なw
ユフィ先輩のスーツプレイと制服プレイと私服プレイキボンヌ


762:名無しさん@ピンキー
07/08/01 03:19:50 rPfR9Pnk
コーティ人気ねえなw

763:名無しさん@ピンキー
07/08/01 14:32:57 S5VAArZN
コーティよりもユフィンリーの制服姿のほうがそそられる

764:名無しさん@ピンキー
07/08/01 17:24:12 06MQG8P9
コーティの抱き枕購入者がここに一人いるんだぜ

765:名無しさん@ピンキー
07/08/01 17:24:55 qlb3y0uK
んじゃペルセ貰っていくよ。

766:名無しさん@ピンキー
07/08/01 21:14:20 L7yN9pOc
明ら様にデレてるから逆に弄り難いんだよね…>コーティー

767:名無しさん@ピンキー
07/08/02 00:17:30 O/RypGld
むしろその気のないユフィ先輩にそそられるww

768:名無しさん@ピンキー
07/08/02 11:04:06 D/SgjgD3
>>764
なんのことかと調べてしまった、こんなもの出るんだな
悪くはないがちびコーティがあんまりエロくないのが…
表裏がプリネ&ペルセでエロかったら即買うのだがw

769:名無しさん@ピンキー
07/08/02 13:49:29 9Ua0hzB/
鬼才現る

770:名無しさん@ピンキー
07/08/02 16:29:22 O/RypGld
ユフィ先輩抱き枕はないの??

771:名無しさん@ピンキー
07/08/03 17:15:18 /3pMO4ny
SSだれか投下してほしいでつ
職人さんカモーン

772:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:46:44 wVjNb54B
職人さん達夫

773:名無しさん@ピンキー
07/08/08 14:35:58 JJ8CJHF8
<⌒/ヽ-、___   zzzz....
    /<_/____/ 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       ∧∧ ∩
  ガバ   ( ゚∀゚)彡 サタデーナイトユフィンリー!    
     //_| ⊂彡 ))__
    / └-(____/


      <⌒/ヽ-、___   zzzz....
    /<_/____/ 


774:名無しさん@ピンキー
07/08/09 20:41:47 HiUW6RF9
>>719の続きマダー????????

775:名無しさん@ピンキー
07/08/11 16:40:07 VwXuG7T+
過疎ってるな・・・・ポリフォニカ早く最新刊でないかな・・・

776:名無しさん@ピンキー
07/08/11 22:18:55 FikZ4DxW
過疎ってる大部分の原因は、ユフィンリーユフィンリー騒いでる連中のせいだと思うが。
流石にうざすぎ。

777:名無しさん@ピンキー
07/08/12 15:17:04 8rI9Dict
だろうなw
だがじょじょに減ってるぞw確実にw

778:名無しさん@ピンキー
07/08/13 02:03:21 xIxHcd9W
つーか、完結編の出来にもよるんじゃないかと…

779:名無しさん@ピンキー
07/08/13 19:46:16 2NstBbQW
ビジュアルブックの描きおろしがエロかった件について。

780:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:45:54 aabgmCMq
上げる

781:N0SDL4re
07/08/18 22:23:06 TJ9PGbk0
うい。お久しぶり―と言いたいところだけど、えらい過疎ってるな。
とりあえず、4ヶ月も間が空いたけれど、>>280の続きを投下してみんとす。
ところでそろそろ総計70kbなんだが、どこかに纏めて上げてくれって人居るか?

782:N0SDL4re / 04-01
07/08/18 22:25:45 TJ9PGbk0
************************

 寝室の中に、淫らな水音が響いていた。
「あっ、やぁ……っ!」
 羞恥の歓声を挙げるのは、ベッドに膝を突いたプリネシカだ。長い髪を振り乱し、涙と涎でぐちゃぐちゃに乱れた顔を恍惚に染め、それでも銀の少女は貪欲に
快楽を求めていた。
「そんっ、な、フォロン、先輩っ……ま、また奥ばっかりぃ……!」
「―っ!!」
 嗜めるようで、楽しむような。
 恥じるようで、悦ぶような声に、フォロンは答えない。いいや、答える余裕なんて無い。
 あはぁ、と啼くプリネシカの身体を―フォロンはただ、無心のままに貪っていた。
 プリネシカをベッドの上で四つんばいにさせ、その上に覆いかぶさるような格好でプリネシカの膣に挿入する。高級なベッドのスプリングを惜しみもなく揺らし、
何度も何度も、プリネシカを貫いた。その柔肉を萎えぬ怒涛で蹂躙し、白濁した液体を撒き散らす。
 何度も。
 何度も。
「や―ダメ、ダメですよぉ、せんぱぁい……っ♪ また、こんなにぃ……ナカに、出してぇ……もぉ、入りません、ってばぁ……♪」
「―ッ」
 根元まで。
 深く深く、己のペニスをプリネシカの膣に突き刺した姿勢のまま、フォロンは精液をぶちまけた。一向に量の減る気配が無い射精。それはまるで、頚動脈から
噴き出した血液のよう。自分の意思とは無関係に精液を吐き出すペニスを押さえ込もうと、フォロンは背中からプリネシカの身体を抱きしめる。
 あはぁ、とプリネシカが悲鳴を上げた。
「やっ、ぁ、あぁっ、っぁ……♪ せんぱ、フォロンせんぱい、わた、私また、またイっちゃ、あ、あ、あぁぁ―♪」
 言い終わるより早く、プリネシカの口から絶叫にさえ似た歓喜の声が迸った。白い背中が弓なりにしなり、フォロンの目の前で、白銀の羽が強く輝く。長い長い絶叫。
それはそのまま、少女にとって絶頂そのものであるのだろう。
 どくり、と熱い塊を出し終えたのを感じながら、フォロンは思う。まるで楽器みたいだ、と。
 あ、あ、と悦びの息を漏らすプリネシカ。その喘ぎが、声が、絶頂の叫びが、楽器の音色のように思えて仕方ない。それは神曲楽士という己の職故の性なのか、
それとも、プリネシカという少女のその半分が、精霊であるという事実故なのか。
 ……よく、分からない。そもそも、何かを思考し判断を下せるほど、いまの自分に余裕は無い。
 だからフォロンは、自分がすべきと思うことを、ただ、続ける。
「ぁ……せんぱぁい……♪」
 絶頂に次ぐ絶頂のせいで、衰弱という言葉さえ適切に思えてくる有様のペルセルテ。髪を乱し、全てを露わにした少女の腰に手を廻し、その中に収められたままの
ペニスをゆっくりと引き抜き、そして。
「ぁ―あぁっ♪」
 力強く、奥へと打ち込む。
 ぶちゅり、と水音を立て、フォロンとプリネシカの結合部から泡だった粘質な白濁液が零れ落ちた。
「だ―ダメ、ダメです、先輩っ! わ、私もう、げんか―ああっ♪」
 プリネシカの懇願にも似た悲鳴は、すぐに嬌声へと変わった。
 耳を打つプリネシカの甘い叫びに、フォロンは、自らのその思いを消すことは出来ないと理解した。プリネシカの身体が、プリネシカという白銀の少女が、
楽器のように感じられる。その音色は、悦びに満ちた喘ぎ声。腰を打ち付けるたび、子宮を小突くたび、胸を揉み解くたび、うなじに舌を這わせるたび、そして
ねだられたキスを与えるたび、プリネシカという楽器の音色が微妙に変化する。声の張りが、響きが、そこに篭った感情が、様々な音としてフォロンの意識を刺激する。
 もっと。
 もっと、プリネシカを奏でたい。
 もっと、プリネシカを啼かせたい。
 その思いが、堪え切れないほどに大きくなっていく。
「ふぉろん、ふぉろんせんぱい、せんぱぁいっ!!」
 嘆願するかのような視線に答え、フォロンはプリネシカと舌を絡ませる。その瞳に満ち足りたような喜びが灯り、刹那の後、それは次の快楽に溺れる狂乱の色に
変わる。目まぐるしく変わる色。ふぉろんせんぱい、と熱病のように繰り返しながら、プリネシカはただただフォロンの肉欲を享受する。促す。強請る。より多い
快楽を、より深い悦楽を。或いは、フォロンよりもよほど、貪欲に。
「ごめ、ごめんなさいせんぱいっ、わ、わたしもう、い、いっちゃいま――っ!!」

************************

783:N0SDL4re / 04-02
07/08/18 22:28:02 TJ9PGbk0
************************

 言い終わるより早く、プリネシカが高い高い声を、嬌声を上げた。背負った銀色の翼がまた輝きを増し、収まる。白い背中が反り上がり、それに合わせて、
プリネシカの膣が蠢動した。咥え込んだままの、プリネシカの一番奥に誘われたままのフォロンのペニスを強く強く圧迫し、逃がさぬと、己の役目を果たせと拘束する。
膣壁の細かな襞が誘うように、嘲笑うかのように亀頭を弄び、射精を促す。最早出しても収まる場所など無い―空間的に存在しないにも関わらず、そんなことは
知らぬと、新たな子種を求めている。女の動き。メスの振る舞い。
 それはまるで、全てを喰らい尽くすかのように。
 しかしフォロンは、それに耐えた。気を抜けばいとも容易く決壊してしまいそうな意識を必死で制御し、唇さえ噛み切らんと噛み締めながら、脳髄を駆け上がる
射精の欲求に抵抗する。まだだ、と思うのだ。まだ、その時ではない。まだ。まだ。
「っ、ぁ……♪」
 絶頂の波が引いたか、満足そうに息を吐くプリネシカ。大きく息を吐き、ぐったりとした様子を見せながらも肩越しにこちらを顔を見せる。
 と、その瞳が一瞬、驚きに見開かれる。しかしすぐにそれは苦笑へと変わり、全てを甘受するかのような安らかな微笑みへと変わった。
「フォロン先輩……キス……してください……」
「……プリネシカ」
 息も絶え絶えな銀色の少女に一抹の罪悪感を覚えながら、フォロンは少女の要求に応えた。ちろちろと舌を絡ませ、お互いを味わいながら―ふと、プリネシカの
瞳に灯った疑問の色に気が付いた。
「……どうしたの、プリネシカ?」
「フォロン先輩……その、もう……終わり、ですか?」
 恐る恐る―まるで悪戯を見つけられた子供のように、項垂れた声で問うてくるプリネシカ。
 え、とフォロンは間の抜けた声を返していた。
「どうして?」
「だって……出して、くれなかった、じゃないですか。私……イっちゃった、のに」
 恥ずかしげに言うプリネシカだが、その声に潜んだ非難の響きにフォロンは気づいていた。
 フォロンは苦笑して、違うよ、と答える。
「ちょっと、思うところがあって、ね。そりゃまぁ……確かに、そろそろ限界だけど」
「ずっと……入れててくれましたからね、先輩。……ありがとうございます」
 はにかむようなプリネシカの言葉に、フォロンはううん、と首を振った。
「お礼を言わないといけないのは、僕の方かな……ありがとう、プリネシカ。こんなに、僕を求めてくれて」
「……」
 フォロンの言葉に、プリネシカは一瞬きょとんとした表情を浮かべ、すぐにその頬を赤く染めた。
 そんな反応に、これだけ身体を重ねお互いを貪りあっておきながら、まるで何も知らぬ乙女のようなその反応に、フォロンは繕いようの無い愛おしさを覚える。
 だから自分からプリネシカの唇を求め―その耳元で、囁いた。
「最後に……もう一回、いいかな。プリネシカ」
「―はい。勿論、です」
 くすり、と笑ったプリネシカが浮かべた笑みは、どんな娼婦よりも艶やかで、まるで聖女のように慈しみに満ちていた。
 フォロンはゆっくりと腰を引く。ぁ、とプリネシカが震えた声を漏らし、その膣が名残惜しむかのようにフォロンのペニスを締め付けた。フォロンはそんな
プリネシカに―否、女の身体にはっきりとした未練を感じながらも、そんな自分を切り払うようにプリネシカとの結合を解除する。
 にゅるりとプリネシカの秘唇からフォロンが肉棒を引き抜くと、ごぼり、と泡立つ音がした。
「ぁ―嫌っ」
 顔を赤くし、プリネシカは四つんばいの格好のまま股下から手を伸ばし、自らの秘所を押さえつけた。しかしあまり意味は無かったらしく―プリネシカの
細い指の合間から、ごぼり、ぶぴゅりと泡立つ音が、プリネシカの膣に出されたフォロンの精液が空気と混ざり押し出される音が連続する。やはり物量的に無理が
あったのか、プリネシカの抑える手を嘲笑うかのように、ぼとり、と大量の精液がプリネシカの指をすり抜けてシーツに落ち、或いはプリネシカの白い腿に
粘質な跡を残しながら伝った。
「ぁ……ぁ……」
 こんなに出したんだ、と我が事ながら呆然としていたフォロンは、プリネシカのか細い声で我に返った。自分の性器がどうなっているのかが分かっているのだろう、
プリネシカは小さく肩を震わせながら、うわ言のように呻く。
「やだ……毀れちゃう……せっかくフォロン先輩が出してくれたのに……っ」
 悲壮感さえ漂わせる声音。痛々しささえ覚えさせるプリネシカが見るに耐えず、フォロンはプリネシカの身体を優しく抱きかかえた。

************************

784:N0SDL4re / 04-03
07/08/18 22:29:01 TJ9PGbk0
************************

 びくり、と腕の中で銀色の少女が身体を震わせる。まるで、何かに怯えるかのように。飼い主の叱咤を敏感に感じ取った、愛玩動物のように。
 プリネシカ、とフォロンは少女の耳元で名を呼ぶ。
「仰向けに……なって、くれないかな」
「せんぱい……?」
「……見たいんだ、プリネシカを。プリネシカの、全部を」
 きょとんとしていたプリネシカは、ややあって驚いたかのように眼を見開いて―恥ずかしそうに、こくり、と頷いた。
 フォロンが少女の身体を解き放つと、プリネシカはおずおずとした動作で姿勢を変える。犬のような四つんばいの姿勢から、腹をこちらに見せるような仰向きの
姿勢へと。酷使を続けているベッドのスプリングは、それでも己の職務に忠実に、そんなプリネシカの身体を優しく受け止める。
 僅かに視線を逸らし、その頬に赤みを残したまま、どうぞ、とプリネシカは呟いた。
「……見て、ください。私、を」
「ありがとう、プリネシカ」
 ベッドスタンドの静かな灯りを頼りに、フォロンは改めてプリネシカの全てを眼に入れる。せせらぐ小川のようにベッドに広がった銀色の髪。熱病に掛かったように
赤い頬、何かを堪えるかのように結ばれた口端。瞳に伺えるのは、羞恥と、隠そうとしても隠し切れていない、期待の色。懇願の輝き。
「ぁ……」
 フォロンがキスをすると、プリネシカは満ち足りたようにその頬を緩める。
 なだらかな身体の線を手でなぞりながら、フォロンは自分がどれほど貪欲に少女を求めていたのかを知った。人形のような、という言葉でさえも役者不足とさえ
思えるほどに華奢な身体。うなじも、胸元も、腹の上も―おおよそプリネシカの身体で、濡れていない場所は無かった。汗、涙、唾液。精液と、愛液―あるいは
それらのアンサンブル。
 味わうようにプリネシカの首元を舌でなぞると、プリネシカの口から抑えた嬌声が漏れる。
 くすり、とフォロンは笑った。
「プリネシカ。ここ、気持ちいいんだ?」
「―っ」
 プリネシカは答えない。ただ、どこか拗ねたような瞳でこちらを見ている。その色は、フォロンの行いを、言葉を非難するのではなく、むしろその逆。
 知っているのなら、早くしてください。
 そんな静かな嘆願に気づきながら、フォロンはプリネシカの肌に舌を這わせる。プリネシカという少女を味わうように。プリネシカを、よりよく知るために。
「っ、ぁ、ぁ……っ♪」
 押し殺したかのような、喜びに震える吐息。
 フォロンは確かな手応えを感じながら、手を動かす。柔らかな胸へ。可愛らしい臍へ。そして、しとどに濡れた性器へと。
「―っ!!」
 弾かれたかのようにプリネシカが身体を強張らせる。硬く閉じた足はフォロンの手を拒むようで、だから。
「プリネシカ」
 フォロンは、少女の耳元で囁いた。
 ……ややあって。
 こくり、と少女は頷く。
 弛緩する少女の両足。フォロンは無理をさせぬように注意しながら、プリネシカの足を開いた。身体を入れ替えて、プリネシカの足の方へと移動する。
 か細い灯りの元で。
 隠すものの無い、プリネシカの秘部が眼に入った。

************************

785:N0SDL4re / 04-04
07/08/18 22:29:43 TJ9PGbk0
************************

「―」
 フォロンが何処を、何を見ているのかが理解できているのだろう。プリネシカは顔を逸らすが、足を閉じる素振りも、手でそこを隠す様子も見せない。
 だからフォロンは、躊躇わずに視線を注いだ。少女の秘部。性器。性交を行うための、場所。
 小さな穴だ、と思う。プリネシカの人となりを示すかのように柔らかく生え揃った陰毛に守られ、その穴はひくひくと何かを求めている。それはまるで痙攣のようで、
プリネシカの雌の部分が何かを求める度に、その奥からどろりとした何かが、白い、ゼリー状の何かが、こぽりこぽりと毀れ出てくる。溢れた精液は重力に従って
プリネシカの股間を伝い、小さな蕾を濡らしながらシーツに溜りを作っていた。
 穴の奥。プリネシカがやがて子供を身篭るであろう揺り篭にさえ、その白濁は満ちているような予感を覚える。
「……先輩」
 おずおずと、フォロンを呼ぶ声。プリネシカは顔をこちらに向けぬまま、途切れ途切れに、問うて来た。
「どう、ですか……? 私の、身体……汚く、ありませんか?」
「綺麗だよ。凄く」
 本心でもって、フォロンは答える。確かにプリネシカの身体はさまざまな体液で汚れている。秘唇など、その筆頭だ。理性を無視した性交の証が残る場所は、いっそ
凄惨とさえ評しても問題が無いだろう。
 しかし、それでも。
 綺麗、なのだ。プリネシカは。プリネシカという、女性は。
 最初に見た女神のような美しさこそなりを潜めている。だが性交の跡が、動物としての本能の跡が色濃く残ったその姿は、あまりに淫靡で―そうであるにも
かかわらず、少女の清らかさを犯していない。それらは奇跡とさえ思える配合で混ざり合い、両立していた。
「本当、ですか? フォロンせんぱ―ぁ」
 ちらりとこちらに顔を向けたプリネシカが、小さく息を呑む。
 その理由を察し、フォロンは苦笑した。十中八九、フォロンのペニス―先ほどよりも力強く隆起している、それが眼に入ったからだろう。
 フォロンは自らのペニスに手を添えて、その先端をプリネシカの秘唇に触れさせる。粘質な音の正体は、精液と愛液のカクテルだ。
 ぶるり、とプリネシカが身体を震わせる。いつの間にか、プリネシカはしっかりと、見逃すものかとこちらを、二人の結合すべき場所を見ている。上気した頬、
輝きを増した瞳―その理由は、間違い無く。心からの、期待、だろう。
 このまま、腰を少し押し出せば。いとも簡単に、そうであるのが自然なように、フォロンの肉棒はプリネシカの膣へと進入するだろう。プリネシカの膣は、甘美な
締め付けでもって雄の性器を迎え入れるだろう。
 決して、長い時間ではない。せいぜい数時間。精霊に比べればはるかに短命な人間にとっても、その一生と比べれば、瞬きする程度の時間でしかない。
 だが、その短い時間のうちに、フォロンはプリネシカの身体を知り尽くしていた。知り尽くしてしまっていた。どうすればその中に入ることが出来るのか。どう
すれば、より良い声でプリネシカを啼かせることができるのか。どうすれば、プリネシカを、銀色の少女をより深い絶頂へと誘うことができるのか、ということを。
「……フォロン先輩?」
 秘唇にペニスを触れさせたまま進まぬフォロンに、プリネシカが疑問と不満を混ぜた声を上げる。
 答えるように、フォロンはプリネシカの瞳を覗き込んだ。
「プリネシカ」
「なん……です、か? 先輩……」
「お願いがあるんだ」
 はっきりとしたフォロンの物言いに、プリネシカは疑問の色を浮かべる。
「お願い……ですか?」
「うん」
 フォロンは頷いた。
 ちくり、と胸に走った痛みから、眼を逸らすように。

************************

786:N0SDL4re / 04-05
07/08/18 22:32:28 TJ9PGbk0
************************

「僕は、プリネシカを抱きたい」
「―」
「プリネシカに誘われてじゃなくて、プリネシカに強制されてでもなくて……僕の意思で、プリネシカを、求めたい」
 呆然としたような瞳を見せるプリネシカ。その瞳は、やがて、驚きに染まった。
「フォロン、先輩」
「駄目……かな?」
 ゆっくり首を振るプリネシカ。
 安らかな微笑みで、銀色の少女は歌った。
「……ありがとうございます、フォロン先輩」
「プリネシカ」
「はい。……どうぞ、先輩。私を……抱いて、ください」
 柔らかな許諾。フォロンは微笑み、ぐい、と腰を前に押し出した。
 僅かな抵抗を覚えながら、屹立した肉棒がプリネシカの体内に進入する。
「ぁ―あぁっ♪」
 雄の感触に身体を震わせるプリネシカ。ぎゅ、とその膣がフォロンの肉棒を逃がすまいと咥え込む。ぞわり、と肉襞がペニスを舐める感触に、フォロンは思わず声を
上げていた。
「フォロン―せんぱぁい……っ!」
 入れただけで眼を蕩かせるプリネシカ。フォロンはプリネシカの身体に覆いかぶさるように身体を重ね、可愛らしい乳首を口に含んだ。ひん、とプリネシカの口から
可愛らしい悲鳴が漏れる。濡れた声。何かを求める、雌の声色。
「だめ―だめです、せんぱぁい……っ! 乳首、私、よわ……っ! っぁ♪」
 言葉で拒絶しながらも、プリネシカはフォロンの頭を抱くように胸元へと押し付ける。フォロンはそれに逆らわず、プリネシカの乳首に愛撫を加えながら、腰を
動かした。
 ずん、と奥を突き上げる。
「―っ!!」
 プリネシカの口から漏れたのは、最早音にすらならぬ悦びの響き。
 しかしそれは、フォロンにとっても同様だった。
「プリ、ネシカ、ちょっと力、抜いて……すぐに、出ちゃう、よ」
「い、嫌です……っ! フォロン先輩の、だって、きも、気持ちよくて……あぁっ♪」
 首を振って快楽に溺れるプリネシカ。フォロンは暴発しないように必死で自分を制御しながら、更なる快楽を少女に提供する。
 ―プリネシカの膣は、貪欲なほどにフォロンの雄を求めていた。昨日、いいや、今日の昼まで何物の進入を許したこともなかった、プリネシカの聖所。しかしその
肉壁はいまやフォロンの子種で爛れ、ぴっちりと締まっていたその道はフォロンのペニスの鋳型にすら成っている。プリネシカの身体はフォロンの味を占め、より
効率よく、より大量に、フォロンの遺伝子を搾取しようとフォロンのペニスに刺激を加える。細やかな肉襞はフォロンのペニスの亀頭を、かりを舐め挙げる。キスを
する。吸い上げる。腰を引くと肉襞は非難するようにフォロンのペニスを開放し、突き入れると、長旅に出ていた者の帰還を受け入れる聖女のように、フォロンの
全てを包み込み―拘束する。もう何処にも行かせないと。あなたの居るべき場所はここなのだと。あなたが納まるべき場所はここにしかなないのだと。オーケストラ
を連想させる重なりで、プリネシカの女は、フォロンとの生殖に悦び震える。
 ……だから。必死で、それに、耐える。
「ふぉろ、ふぉろん、せん、ぱい……?」
 喘ぎ声の中で、プリネシカはその疑問を抱いたのか、絶え絶えにフォロンの名を呼んだ。
 しかしフォロンはそれに答えず、答える余裕なんて無く、無心にプリネシカの身体を貪る。灼熱とさえ勘違いしそうな怒涛でもって少女を貫き、その奥を、穢れ無き
揺り篭を突き上げる。プリネシカの艶やかな叫びに酔いながら少女の肌に舌を這わせ、空いた手で胸を揉み上げる。
 反対側の胸元を強く吸うと、初めて、プリネシカが明らかな拒絶を露わにした。
「だ、駄目、先輩っ!!」
「プリネシカ?」
「駄目―駄目、です、そんなの。キスマーク、できちゃ……ぁっ♪」
 否定の言葉は、けれど、何処までも虚ろ。
 フォロンは構わず、啄ばむようなキスをプリネシカの身体に施す。吸い、離し、また吸い、離す。
「せんぱぁい……」
 涙ながらのプリネシカの非難に、しかしフォロンは首を振った。
 欲しいんだ、と答える。

************************

787:N0SDL4re / 04-06
07/08/18 22:34:55 TJ9PGbk0
************************

「プリネシカの全部が……プリネシカが、僕を求めてくれたっていう証が」
「……」
 プリネシカは無言のまま、ぷい、と顔を背けた。それを肯定と受け取り、フォロンはプリネシカの首元に口づけをする。
 強く―意図的に強く肌を吸い、離した。見れば、うっ血した血が皮膚の下に明らかな痕跡を残している。
 お礼代わりにプリネシカの耳元を舐め上げ、ひゃん、と可愛らしい喘ぎ声を上げさせて―フォロンは、ひときわ強く、プリネシカの中を貫いた。
「―っ!?」
 舌での愛撫による甘い快感から一転、雷のような快楽の波にプリネシカが悲鳴を上げる。しかしフォロンは構わず、同じ調子でプリネシカを貪った。
 あ、とも、か、とも付かぬ声がプリネシカの口から漏れる。酸素を求めるように口をぱくぱくと動かす少女。やりすぎかな、とフォロンは思うが―フォロンも
いい加減、限界が近かった。
「プリネシカ」
 快楽の波に意識を流されそうな少女の名を呼び、口全てを覆うように自らの口を被せる。こ、と全てを吸われる感覚。舌を吸い込まれ、フォロンの肺にあった
酸素すら奪うような行為に、フォロンは内心で少しだけ謝罪した。
 口内を強く吸われ―おまけとばかりに舌を存分に絡ませられると、間近に見えるプリネシカの瞳に理性が戻った。寝起きのようなそれは、自らを保ちながらも
快楽を甘受する、女の輝き。
 唇を離すと、つ、と透明な橋が架かった。
「ふぉろん、せん、ぱい……」
「ごめんね、プリネシカ。強かったみたいだ」
「あ、いえ……大丈夫、です。気持ち、いい、ですから」
 はにかむように言いながら、プリネシカはフォロンの身体を抱きしめる。全てを受け入れて貰えるような感覚に喜びを感じながら、フォロンは止めていた腰の動きを
再開させた。
 あ、とプリネシカの口から声が漏れる。気構えていたのだろう、快楽を享受しながらも、どこか余裕のある声だった。
「ふぉろん、せんぱ……っ♪」
「プリネシカ……んっ」
 求められるがままにキスを交わしながら、フォロンは一歩一歩、階段を上っていく。腰を打ち付け、手でプリネシカを愛撫し、舌で舌と踊りながら―少しずつ。
プリネシカを、高みへと導いていく。
「ぁ……っ?」
 やがて、プリネシカがそれに気づいた。嬌声の中に疑問符が混ざり、その瞳が困惑を隠さずにフォロンへと向けられた。
「フォロン、せんぱ、い……?」
「……」
 問いかけには、明らかな怯えの色がある。
 しかしフォロンはそれに答えず、ただ、腰の動きを少しだけ早めた。
 それで十分だろうと、思っていた。
「―っ!?」
 プリネシカが身体を震わせる。未知の快楽に戸惑うように。
「大丈夫」
 耳の中にすぼめた舌を差し入れ、フォロンは囁いた。少女の不安を解きほぐすように。
 悦楽に全てを委ねるように、と。
「今度は、僕が気持ちよくしてあげるから―任せて」
「―ぁっ♪」
 プリネシカは何かを言いかけるが、それはそのまま嬌声へと変わった。
 フォロンはプリネシカを責め立てる。長いが短く、短くも長かった獣のような交わりの中で見つけた、見出した、気づいたプリネシカという少女の弱点を、執拗に、
丹念に、少しずつ―しかし、次第にリズムを早めながら。おそらくは、プリネシカが未だ至ったことの無い、絶頂の高みへと向けて。
「ひ、ぁ、ぁ……っ!? ひど、いやっ、ふぉろんせんぱい―そんな、わた、わたしの、よわいとこ、ばっかりぃ……♪」
 期待の篭った、否、期待を隠さぬ非難の言葉。フォロンは答えるようにリズムを上げて、更にプリネシカを追い立てる。
 弱所を責める度に可愛らしくも淫らな声で啼くプリネシカを見ながら、フォロンは、やっぱり、と思った。
 やっぱり―プリネシカは、まるで。楽器みたい。責める場所を変えると、少しずつ、音色が変わる。上り詰めると、その音はもっと綺麗になる。
 奏でたいな、と思った。プリネシカという楽器を、もっと。プリネシカという少女が持つ音色を全て聞いてみたいと、綺麗なプリネシカでもっと綺麗な曲を奏でて
みたいな、と。
 思えば、それは顕著に欲望へと昇華した。手つきを変える。舐める場所を少しだけずらす。腰の動かし方を、リズムを、プリネシカが一番感じるそれに調律する。

************************

788:N0SDL4re / 04-07
07/08/18 22:35:32 TJ9PGbk0
************************

「―っ、ぁ…………っ!!!!」
 変化は劇的で、艶やかだった。びくりとプリネシカの身体が震え、がしり、とその腕がフォロンの背中に回された。
「ふぉろ、ふぉろん、せんぱい……っ!?」
「大丈夫」
 少女の不安を取り除くように、フォロンは囁いた。
「大丈夫、怖くないから」
「……っ!!」
 息を呑むプリネシカ。フォロンはそんな銀色の少女の背中に手を回し、ぐい、とその身体を抱き上げた。フォロン自身はベッドの上に座るような格好で、
プリネシカをその上に据える。対面座位、という言葉は、学生時代に何かの拍子で耳にした言葉だったか。
「せんぱ、せんぱい……っ♪」
 力の限りにフォロンを胸に抱くプリネシカ。フォロンはそれに逆らわず、押し付けられた双丘を交互に口に含む。硬くなった乳首は、こり、という感触を返してきた。
 リズムを早める。最後へと向けて。ゆっくりと、慈悲さえ含まれた愛撫で削っていたプリネシカの余裕を、一気に奪い取る。
 腰の動きを顕著に早めると、あ、という声が漏れた。
「フォロンせんぱ―だめ、私、イっちゃ―嫌、いやいやっ、嫌―せんぱい、やめ、私、怖い―っ!?」
 瞳に滲んだのは、紛れも無い恐怖の色。おそらくは、まだ知らぬ、想像したことすらない快楽への恐怖。
 否。
 いままさに、その中へと放り込まれようとしている事実への恐怖、だ。
 フォロンから逃げるように身を捩るプリネシカ。しかしフォロンはそれを許さず、何処にも行かせない、とその身体を強く抱きしめ、
 そして。
 口に含んだプリネシカの乳首に、かり、と歯を立てた。
「―ぁ」
 それが、最初の鍵。プリネシカの身体が波打つように震える。その口から長い長い、悲鳴にすら似た嬌声が上がり、ぎゅ、とその肉壷がフォロンの陰茎を握り締めた。
 哀願するようにフォロンの雄を望むプリネシカに答えるように、フォロンは自らの堰を外した。
 どくり―と、尿道を、塊となった熱が通過するのを知覚する。
 びちゃり、と腹の中に灼熱をたたき付けられて、今度こそ、プリネシカは絶頂の高みへと押し上げられた。
「ぁ―あ、あああああぁぁぁぁぁああぁああぁああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――っ!!??」
 ぎゅ、とプリネシカに抱きしめられる。プリネシカは眼を閉じて、歯を食いしばって、身体の芯を貫く悦楽に耐えている。
 それが、フォロンには不満だった―耐えることなんてないのに。もっとあられの無い声を、全てをさらけ出した歌を聞かせて欲しいのに。
 そう思いながらフォロンはプリネシカの身体に手を這わせ―ふと、その穴に行き着いた。そういえば、と思う。ここは、まだ、手をつけていなかった。
「―ぇ、ぁ、いや、フォロン、そこは、ちが、」
「―いいよ。イっちゃって」
 悪魔のように甘い囁きと共に、フォロンは人差し指をプリネシカの菊穴へと突き入れた。思いのほか緩かったその穴は、フォロンの指を付け根まで一気に潜り込み
そして。
「―――ぁ」
 堰を外したかのように。あるいは、全てを暴かれたかのように。
 雷光すら連想させる輝きをその羽に宿らせながら、プリネシカは長い長い悲鳴を上げた。

************************

789:N0SDL4re / 04-08
07/08/18 22:36:25 TJ9PGbk0
************************

「…………っ、ぁ」
 そんなに長くはなかった。控えめに見ても、数秒。それだけの時間でありながら、精力の全てを使い果たしかのように、プリネシカはフォロンの身体に自らの身体を
力無く預けた。
 フォロンは息も絶え絶えな銀髪の少女の髪を梳き、その呼吸が収まるのを待って、心からの謝礼を告げる。
「ありがとう、プリネシカ……気持ちよかった?」
「ぁ……は、はい。私、もう、死んじゃうかと思いましたから……あ」
 プリネシカの顔色がさっと変わる。いや、とうわごとのように呟く。
「抜いて―抜いてください、先輩!」
「プリネシカ?」
「早く―早く! 私、でちゃ―!?」
 プリネシカの嘆願は、しかし、小さな水音の前に途切れた。
「ぇ……?」
 疑問符を上げながら、フォロンは水音のする場所―自分たちの結合場所に視線を落とした。プリネシカは顔を真っ赤に染めて、うずくまる様に身を縮こまらせて
いる。
 熱い。プリネシカの股間から、フォロンの肉棒を咥えた場所のすぐ上の穴から、透明な液体が勢い良く溢れていた。止まることを知らぬそれはフォロンの身体を
濡らし、確かな熱と、隠しようのないアンモニアのにおいを残しながら、シーツを濡らしていく。
 永遠にも感じられそうな数秒を経て水音が収まると、室内には濃密なアンモニア臭が漂った。
 無論、その理由も、正体も分かっているのだが―信じられない、とフォロンは腕の中の銀の少女を見た。
「プリネシカ……?」
「……ごめんなさい、先輩」
 フォロンの胸に顔を埋めながら、プリネシカはか細い声で謝罪した。
「気持ちよすぎて……おもらし、しちゃいました」
「……そっか」
 少女の排泄行為に、不思議と嫌悪感は抱かなかった。むしろ、そう告げるプリネシカが愛おしくて、
「ぁ……先輩、まだ……」
 うっとりと呟くプリネシカ。
 そんな少女の子宮に、フォロンは残った最後の一塊を注ぎ込んでいた。

************************

790:N0SDL4re / 04-09
07/08/18 22:38:43 TJ9PGbk0
************************

 疲労感は、達成感と入り混じって、よく分からない。
 ただ身体を起こすような気にはなれず―フォロンは、ベッドの中でプリネシカと寄り添うように身体を横たえていた。
「……先輩」
 甘えるような声音で、プリネシカはフォロンの胸元に顔を埋める。ダブルのベッドではあるが、プリネシカの小水で濡れた場所を避けるように横になると、シングル
以下のサイズにしかならなかった。
 フォロンが普段使っているベッドよりも狭い面積で、プリネシカは猫のようにフォロンに甘えてくる。とても満ち足りた顔で、自らの下腹部をいとおしげに撫でながら。
「……フォロン、先輩」
「なに?」
「赤ちゃん……出来たと、思いますか?」
「……どうかな」
 はぐらかした訳ではない。しかし嘘偽りの無い答えに、プリネシカは僅かに驚いたようだった。
「意外と、落ち着いているんですね」
「そう、かな? その……赤ちゃんができたにしろできなかったにしろ。……僕は、自分の意思でこういうことをしちゃった訳だから。責任は、取るよ」
「……酷い人。だから最後に、あんなことを言ったんですね? ……先輩は、被害者でいいのに。そんなことを言われたら、私、悪人にもなれません」
 責めるような光をその瞳に灯すプリネシカ。
 フォロンは苦笑し、その言葉には答えなかった。その通りだからだ。プリネシカは今回の件を自分一人を悪役に仕立て上げるつもりだったようだが、フォロンに
してみれば、それは到底頷ける話ではない。確かに最初は、プリネシカの一方的な搾取だったように思う。一服を盛られて、身体の動きが鈍いのをいいことに色々と
されてしまった。しかしそれでも、最終的に、プリネシカの身体を求めたのは自分であり―数時間に及ぶ行為の最中で、一度たりとも、プリネシカを拒絶しようと
いう思いが沸かなかったのも事実なのだ。
 だから。責任は自分にあるし、それを果たす義務がある。
 一応、自分が年上でもあるのだし。社会人としての経験も、積んでいるのだから。
 不満げな顔を見せていたプリネシカは、やがて破願すると、こてり、と頭をフォロンの胸板に置いた。
「本当に……ずるいです、先輩。そんなこと言っても、絶対に……フォロン先輩は、コーティカルテさんを選ぶのに」
「―」
 子守唄のような声音で囁かれた言葉に、フォロンは小さく、苦笑した。ちくり、と胸が痛む。忘れていた痛み。忘れようと、気づかないでいようとした痛み。こんな
にも僕を求めてくれるプリネシカを抱くときくらい、せめて、プリネシカだけを見ていよう―そんな思いを名目に、必死で、眼を逸らした罪悪感。
 だって、きっと。
 気づけば、思い出せば。その痛みは胸を焼き、喉を貫くだろうから。
 そんなフォロンの思いを察したのか、それとも最初から理解していたのか、くすり、とプリネシカは無垢に笑う。
「ごめんなさい、先輩。酷な質問、でしたね」
「……でも、その通りだから、ね」
 はぐらかさない。その問題だけは―言い繕う余地も無い程に裏切ってしまった以上、その問い掛けに対してだけは、たとえそれがどれほど非道な言葉であっても、
その事実を揺らがせたりはしない。タタラ・フォロンという神曲楽士にとって、ただ一人を選べと言われたら、その相手は考慮の必要すら存在せず―

************************

791:N0SDL4re / 04-10
07/08/18 22:39:15 TJ9PGbk0
************************

「先輩」
 つい、と首を伸ばしたプリネシカがフォロンの唇を奪った。触れるだけの浅いキス。童戯のような、好意の表れでしかない接吻。
 瞳が除きこめるほどの距離で、分かってます、とプリネシカは囁いた。
「先輩にとって、誰よりもかけがえの無い人が……女の人が、コーティカルテさんだっていうことは、分かってます」
 尤も、コーティカルテさんはヒトじゃなくて精霊ですけど、と銀の少女は苦笑する。
「最初に言いましたよね、先輩。私……フォロン先輩に、愛して貰おうなんて、愛して貰えるなんて、思ってません」
「プリネシカ」
「私は、この想いが……私がフォロン先輩を愛しているということが許されるのなら、それだけで満足なんです。なのに、」
 くすり、とプリネシカは笑った。思い出を懐かしむかのように。
「なのに先輩は、私を求めてくれて。私が悪いのに、本当に悪いのに……私を、悪人にさえさせてくれません」
「……」
「酷いです、先輩。そんなふうにされたら、私……諦めきれなく、なっちゃいます」
「―え?」
 疑問符を上げるフォロン。プリネシカは柔らかく微笑むと、今一度フォロンの唇を求めた。
「……けど、駄目ですね、やっぱり。今日のことは、悪い夢なんです」
「プリネ……シカ?」
「眼が覚めたら、何も残っていない泡の夢……夢は、覚めるものです。悪夢は、消えないといけませんから」
 フォロンに甘えるように身体を寄せながら言うプリネシカ。
 けど、とフォロンは思う。プリネシカの振る舞いが、雰囲気が、何故。
 何故、童話に出てくる泡と消えたお姫様を連想させるのだろう……?
「だから、フォロン先輩の悪夢も、私のユメも―もう、終わり」
 くすり、とプリネシカは可愛らしく笑い、ふい、と視線を背後へと向けた。
「そうですよね?」
「―」
 不思議と。
 フォロンは、驚きを覚えなかった。
 ベッドスタンドの明かりが届かぬ闇の中。分厚いカーテンで閉ざされた窓の袂に、赤い、誰よりも赤い、真紅の少女が立っていた。


                                To be continued...?


792:N0SDL4re
07/08/18 22:41:35 TJ9PGbk0
―とまぁ、そんな訳で「プリネシカ編」Endというコトでひとつ。
なおご想像の通り、「コーティカルテ編」があるかどうかは……やる気次第。
それはそれとして聞いておくと、みんな、大きいのと小さいのとどっちが好みよ?

今後の改善点としては、ビロートークの甘ったるさ向上かしらん……

793:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:20:55 /170gV/n
素晴らしかった!エロいプリネはいいね。GJ!
コーティカルテ編も是非読みたいです。小さいほうでひとつ。

794:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:48:30 Uj0pJ2at
GJ!
コーティ編も是非。
私も小さい方が良いかな。

795:名無しさん@ピンキー
07/08/19 05:00:20 eox3L6+X
>>792
これはもう、GJ!としか言えない
コーティ偏にもwktk

796:名無しさん@ピンキー
07/08/19 07:03:47 znAw+drc
職人さん、いらっしゃい!
GJ!
コーティは両方楽しむのが王道でしょう?
大きくなったり、小さくなったりw

797:名無しさん@ピンキー
07/08/19 23:51:22 wKtVCoD6
コーティカルテは、大きくなくてわ!!

798:名無しさん@ピンキー
07/08/20 20:20:26 hwMGzO6G
小さいのは小さいので味が…

799:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:18:37 N49eRloh
もう両方書いてしまって良いのではないかww

800:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:53:26 0Cn2d3VV
フォロン先輩と連呼するプリネシカに凄く違和感。

801:名無しさん@ピンキー
07/08/21 03:03:48 3l1a/ZI6
すごく…よかったです………
プリネシカがちょっと好きになったよ!

802:名無しさん@ピンキー
07/08/21 20:50:59 fgNzD58F
>>800
ここで連呼されるユフィンリーのデレシチュよりは違和感ないよ

803:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:02:49 Qmrd1j6n
なんでマティアのパロがないんだ・・・orz

804:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:05:40 3l1a/ZI6
>>803
マティアってだれ?

805:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:11:37 Qmrd1j6n
あれ?名前間違えたっけ?黒のひとなんだが

806:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:12:45 gA/y5Yz1
>>804
ポリ黒シリーズの主人公でマナガのパートナー
小説版赤にも出てくる

807:806
07/08/21 22:15:25 gA/y5Yz1
訂正。
小説版赤にも ちょっとだけ 出てくる

808:805
07/08/21 22:16:41 Qmrd1j6n
もしやこれが、噂に聞く
ネタにマジレス(ry
ってやつなのか?

809:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:21:07 I68CPoBz
しかしプリネシカはフォロンの事どう思ってるんだろ?
かなり微妙な雰囲気だが色々複雑なんだろうか

810:806
07/08/21 22:34:35 gA/y5Yz1
ネタだったのか…
釣られた…涙はコレで拭いていい? 答えは聞かないけど
空気読めずスマソ

811:804
07/08/22 12:41:13 a51MTMoU
スマソ…俺、まだ赤のキネしかよんでないんだ…

812:名無しさん@ピンキー
07/08/22 12:54:56 R/47sUDc
>>810
ああ、お前は間違いなくクライマックス

813:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:49:18 vHIWGNUh
まぁユフィ先輩のデレシュチュはなぁ・・・俺はユフィ先輩にしかってもらいたい

814:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:30:06 eiyQ32YG
ポリ青ってマイナーなのかな?
築地俊彦×兎塚エイジと最初知った時はなんと凶悪な…とか思ったけど

815:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:37:38 AdE0+NW+
赤の次に好きだけどね、俺は。>青
まだ2巻しか出てないから仕方なかろ。

ラブコメ担当らしいけど、精霊と人間の関係を
メインにしてやって欲しいなあ、などと思ったっけ。

816:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:37:21 jPVqqlbQ
築地には無理だろw

817:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:58:19 b25rSII5
築地はポリでもキシャーオチですか?

818:名無しさん@ピンキー
07/08/23 05:59:48 lK0vu5RW
>>817
また主人公中心のハーレム作ってgdgdになりそうな予感

819:名無しさん@ピンキー
07/08/24 21:01:13 vF8bgvcT
関係ないが築地作品の「けんぷファー」読み始めた。
女になった主人公がハーレム状態って…どうなのよ?

820:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:48:44 ejL/1LK0
テンプレ通りだろw

821:名無しさん@ピンキー
07/08/25 03:29:53 qU5/Ngdm
あの人はシナリオが糞でも主人公中心のハーレムでなおかつ絵がよけりゃうれると思っていそうな気がしてならない

822:名無しさん@ピンキー
07/08/25 03:38:00 cySOvn9u
築地さんの作品の中でけんぷファーは最も面白いと思った。

823:名無しさん@ピンキー
07/08/25 03:43:08 bNH54v4f
>>817
ヒロインが白痴とクーデレと実弟だからキシャるようなキャラがいないぜよ

824:名無しさん@ピンキー
07/08/25 03:50:45 cySOvn9u
>>823
実弟なんていないぜよ?

825:819
07/08/25 15:30:47 GOxH/GXj
まぁ言いだしっぺはけんぷファー好きだからいいのだが
…最近築地俊彦と榊一郎しか読んでない気がする…しかもポリ以外

826:名無しさん@ピンキー
07/08/25 19:23:48 YWR9BlTI
人気がないみたいなんで、マナガ警部補とマチヤ警部をセットで戴いて帰りますね(´∀`)

827:名無しさん@ピンキー
07/08/25 19:27:32 XvjfI9LH
ぶっ殺。じゃあ俺はティグレア先生を

828:名無しさん@ピンキー
07/08/27 03:48:26 k5XlyXWi
なんか始まる前に終わったって感じだな。

829:名無しさん@ピンキー
07/08/27 17:48:11 XNnMmgex
熱気バサラは最強の神曲楽士?

830:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:22:13 NckXqJX4
ミンメイ最強

831:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:35:56 YK2qnHGw
ジャイアンだろ。

832:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:01:14 /mqVLE0o
>>830
コーディが「デ・カルチャー!」とか叫んだり小さい飴玉に喜んだり
飢えて喫茶店の店頭のサンプルのタマゴサンドを食べようとするんだな

833:名無しさん@ピンキー
07/08/28 02:18:35 ra5E+mGf
杵版で〇〇〇〇と〇〇〇がチューするというのは本当ですか
パロのネタに誰かkwsk

834:名無しさん@ピンキー
07/08/28 20:59:11 t5Wr2jfn
>>833
本当です。

835:名無しさん@ピンキー
07/08/29 01:17:58 k7ABkC7i
武闘派テロリスト歌姫のラクス様が最強です。

836:名無しさん@ピンキー
07/08/29 19:38:49 hwmbdkNp
ちょw犯罪wwな画像だけ確認してきたけど間違いない。
早くPS2に移植しないかなwww


ポリ黒はマナガの日常とか出しても売れるかもわからんね。
ぶっちゃけあのコンビは日常の方が萌えると思う
むしろ読みたい誰か書いてくれ

837:名無しさん@ピンキー
07/08/29 20:50:27 2C8Tqv0p
つうか警官にとっては黒シリーズ本編が日常だべ。

838:名無しさん@ピンキー
07/08/29 22:07:23 S7kkxVmz
休日ってことじゃね?
あ、三巻以降読んでねぇ

839:名無しさん@ピンキー
07/08/30 12:41:47 TmhfIcOC
そうそう休日とか仕事終わった後とかみたい。
書いてみたけど私に文才は無いみたいだから諦めた。

3巻は読んでないが4~5巻はうけたww
そんなにマティアに萌え萌えか?て突っ込む方も突っ込む方だ。

840:名無しさん@ピンキー
07/08/30 23:25:41 arLWf/O2
一応、休日も書いたけどな。>大迫氏
事件に巻き込まれたがww

普段何やってんだろね。

841:名無しさん@ピンキー
07/08/31 00:11:53 /GjqH6f6
仕事ばっかのイメージしか無いなぁ
休日は……ほんと何やってるんだろ

842:名無しさん@ピンキー
07/08/31 00:56:14 2xB5ue38
・部屋でイチャコラ
・マティアは料理、マナガは昼まで寝てる
・マナガはニュース、マティアはパズルで1日潰れる
・てゆーか、休日は基本的に無い

……萌え要素としては微妙だな。
あ、髪アップにしたマティアは真面目に可愛いと思う。みつあみとかも似合うと思うんだ。
見たいなぁBUNBUN氏のみつあみマティアたん……ハァハァ

843:名無しさん@ピンキー
07/09/01 00:38:14 AD6fgVb0
マティア萌えはもういい

ひょいと思ったのだが精霊は木の股から生まれてくるよーなものなんだよな?
穴があったりとか付いてたりとかするのか?ww
それとも人間に近い形を選ぶ連中は自己裁量で付けたりするのか?

844:名無しさん@ピンキー
07/09/01 02:00:08 A55aqUBz
俺はフローラに超期待してる

845:名無しさん@ピンキー
07/09/01 19:49:21 voJfMoxa
>>843
そうなんじゃね?
名前を忘れちまったけどユフィンリーの契約精霊は、弱点になるからって理由で付いてないし

846:名無しさん@ピンキー
07/09/02 00:27:17 CPnRu76I
付いてないんじゃエロパロのネタにならんなww
アッ―ネタもそれじゃ微妙だし(連中飯要らないだろうし)


ちゃんと(w)付いてそうなのは誰だろう

847:名無しさん@ピンキー
07/09/02 21:37:12 uJpsLgXA
フタナリも普通にいそうだな

848:名無しさん@ピンキー
07/09/03 02:23:45 Kh3cABB2
ふたなり……ww


「子どもを産む方法、調べてみたら性器を2つ揃える必要があるらしくてな、揃えてみたんだが」
「あの……コーティ?」「一人で2つ揃えてもうまくいかんのだな、これが」
「……コーティ、それはそうだよ」
「で、フォロン。フォロンにないのはどっちなんだ?」
「へ、や、あの、僕は……」
「外見の特徴から考えると、穴の方だが、時に穴を持っててそういう体格の人間もいるようだし……」
(僕がいたたまれなくて穴があったら入りたいよ……)
「さあフォロン、子作りをしよう」
「ちょ、コーティ、精霊雷だからって服脱がないで……あ…うわっ(む、む、胸当たってるって!)」



……やはり萌え要素としては微妙だな。

849:名無しさん@ピンキー
07/09/07 19:28:35 FxiTAcX6
hoshu

850:N0SDL4re
07/09/08 23:13:46 TmkuAQyT
なんかと言うべきかやはりと言うべきか、小コーティの需要が高かったので
とりあえずコーティカルテ編(小)。

851:N0SDL4re 05/01
07/09/08 23:14:59 TmkuAQyT
 ************

 全く驚かなかった、と言えば嘘になる。
 しかし、その驚きは、客観的に考えれば状況に不相応な程に小さくて―ああ、とフォロンは理解した。その
理由。何故自分が、コーティカルテに、誰よりも傍に居たいと、居て欲しいと思った紅い精霊に、これほどまで
に決定的な状況を見られ、こんなにも落ち着き払っているのかという、その理由。
 結局のところ。
 自分の傍に彼女が居ないという事実こそが、信じようとしても信じられない程に無理のあるユメなのだ。
「―コーティ」
 フォロンの言葉に、窓の傍に佇む少女は何も答えず、ただ、ちらりと僅かに一度、その視線を、血の色を思わ
せる赤い瞳をこちらへと向けた。
 ……それだけ、だった。
「こんばんは、コーティカルテさん」
 柔らかな声を上げたのは、フォロンの首に手を廻したプリネシカだ。銀色の少女は、自らの乱れた身体を隠す
素振りも見せず、くたりとフォロンに凭れ掛かる様にしな垂れた。
「覗き見はよくありませんよ―何時から、居たんですか?」
「たわけ」
 返す少女の言葉は、何処までも固く、冷たかった。
「私はフォロンの契約精霊だぞ。私の全てはフォロンのもので―フォロンの全ては、私のものだ」
「そうですか。……手に入れるのに、随分と苦労したんですけどね、あのお酒」
「だろうな。あんな悪酒は初めてだったぞ。見た目がいいだけ、性質が悪い……ふん。おまえそっくりだ」
「恐縮です―まさかコーティカルテさんに、外身を褒められるなんて思いませんでした」
 鏃のようなコーティカルテの視線に対し、恥ずかしげに、くすり、と笑うプリネシカ。
 怖気の気配すら感じさせぬその振る舞いは、何故だろう、救いを見出した求道者の懺悔にすら似ていた。
 コーティカルテは面白くなさそうに鼻を鳴らし、つい、とその細い腕を上げた。まっすぐに、まるで槍穂か何
かのように、その先をプリネシカへと向ける。
「それで。覚悟は出来ているのだろうな、泥棒猫」
「コーティカルテ!」
 いままで聞いたことの無いほどに底冷えした声音。そこに混じった、紛れも無い殺意に、フォロンは思わず声
を上げていた。身体を起こし、前へ―プリネシカをコーティカルテから守るように、身体を前へと移した。
「違う―悪いのは僕だ! プリネシカは―」
「うるさい!!」
 弾ける様な。
 絶叫にすら似た、言葉。
 深い深い紅の瞳に水の揺らぎを孕ませて、コーティカルテはフォロンを見る。眦を吊り上げたそこに窺えるの
は、隠し様の無い憤怒と、そんな憤怒にすら覆い隠しきられていない、絶望にさえ近似した悲しみの色。
「うるさい、うるさい、うるさい―! そこをどけ、フォロン!」
「……コーティカルテ」
「どけと言っている―この、裏切り者……!」
 つ、と。
 搾り出すように批難の言葉を紡いだコーティカルテの瞳から、一条の流れが毀れた。
 フォロンは何も答えない。……答えられる筈が無い。そんな不義理は、こんな結末だからこそ、許される筈が
無い。
 フォロンは無言のまま、けれど、動かない。どんな批難も、罵倒も、怒りも悲しみも、全部自分だけに向けら
れるべきだと思う。それこそが責任であり、プリネシカを、コーティカルテのことを唯一と認めながらも他の女
を受け入れた、自分がなすすべき義務であると、そう思う。

 ************

852:N0SDL4re 05/02
07/09/08 23:15:35 TmkuAQyT
 ************

 ―そう、思っていたのに。
「フォロン先輩」
 背後から聞こえた穏やかな声。振り返ると、銀色の少女は穏やかな笑みを浮かべ、首を振った。
 大丈夫です、と。
 何かを口に含んでいるかのように、言いづらそうに。
「分かっていた、こと、ですから」
「けど」
「大丈夫ですよ」
 にこり、と浮かべた笑みは、そんな根拠の無い言葉を信じさせるほどに柔らかだった。
 言い返せずに居るフォロンを愛おしむように苦笑して、プリネシカはベッドから降りた。その裸身を隠す素振
りも無く、けれど誇るでもなく、ただ粛々と、コーティカルテへと歩み寄る。その一歩ごとに露になった胸が揺
れ、秘唇からは白い念質な液体が、フォロンが何度となくプリネシカの中に吐き出した精液が、ごぼり、と無粋
な音を立てて零れ落ちる。それを目にしたコーティカルテはその瞳に灯った憤怒の色をますます強めるが、それ
に気づいているのかいないのか、プリネシカはゆっくりと歩を進め、そして。
 悠然と、否。
 幽然と、紅い少女の前に立った。
 コーティカルテはつまらなそうにプリネシカの身体を見やる。観察、という言葉が何よりも適切でありそうな、
そんな視線。
「随分と汚らしい身体だな。見るに耐えんぞ」
「そう、ですか? 私は……とても満足です。満ち足りる、っていうのは、こういうことを、言うんでしょう、ね」
 途切れ途切れのプリネシカの言葉。二人分の様々な体液に満たされた銀の少女は、そんな自分の身体を愛しそ
うに見下ろす。
 コーティカルテは、苛立ちを隠す素振りも無く頭を振った。
「戯言を聞く気は無いぞ、私は」
「……でしょう、ね」
「ああ」
 味気ない言葉と同時に、コーティカルテの背で光が弾けた。精霊雷。プリネシカのそれより荒々しくも済んで
いて、どんな夕陽よりも紅く、貴いものだと理解せざるを得ないそれ。
 プリネシカの喉元を掴み上げるように手を上げて、コーティカルテは告げた。
「安心しろ―血の一滴も、残さん」
「コーティカルテ・アパ・ラグランジェス」
 必死を宣告する言葉に、しかしプリネシカは動じた様子も見せず、コーティカルテの名を呼んだ。
「一言だけ……いいですか?」
「―よかろう。最期だ。聞いてやる」
 傲慢な物言いは、しかし笑いたくなるほど紅い少女に似合っている。
 女王の許しを得た少女は、傅くように頭を下げて、
「やせ我慢は、身体に毒ですよ?」
 そんな、あまりに無謀な言葉を呟いた。
「貴様―ッ!?」
 激昂したコーティカルテの言葉は、しかし、中途で遮られる。
 傅いていたプリネシカが、そのまま、流れるようにコーティカルテの身体を抱きしめ、その唇を塞いだからだ。
 そうしていたのは、おそらく、数秒にも満たなかっただろう。
 驚きに見開かれていたコーティカルテの瞳に理性が戻り―力の限り、コーティカルテはプリネシカの身体を
突き放した。
「きゃっ!?」
 驚きのあまり少女としての腕力しか使えなかったのか、プリネシカはその場に尻餅をついただけだった。
 自らが振り払った白銀の少女に、コーティカルテは口元を拭い、問う。

 ************

853:N0SDL4re 05/03
07/09/08 23:16:11 TmkuAQyT
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「何をする、貴様!! 何を、何を飲ませた!?」
「分かりませんか?」
 問いに問いを返す声は、信じられない程に穏やかで、妖艶だった。
「コーティカルテさんが、いま一番、望んでやまないもの、ですよ」
「―!?」
「私のナカに出されたもの、ですけれどね」
 ちろり、とプリネシカは赤い舌を見せる。自分の股に手を差し込み、倒れた衝撃が原因か、秘唇から毀れ出て
いる白い液体を救い上げ、それを満ち足りた表情で口に含んだ。驚きで身動きを取れずに居るコーティカルテに
慈悲深い微笑を浮かべ―再び、コーティカルテに口付ける。
「―!?」
 コーティカルテが驚きに目を見開くが、その身体は拒絶を体現し得なかった。
 ただ、その喉が、コーティカルテの喉が、こくり、こくりと何かを嚥下する。惜しむように―或いは、待ち
わびたかのように。
 ゆっくりと十秒以上の時間を掛けて口移しを終えたプリネシカが唇を離すと、とろりとした糸が紅と白銀の少
女の唇を結んだ。
 くすり、とプリネシカは微笑んだ。
「どうですか? フォロン先輩の、味は」
「―ひゃぁっ!?」
 聞かれ、ようやく我に返りかけたコーティカルテの首筋に、プリネシカはおもむろに手を伸ばす。自らの契約
精霊が洩らした可愛らしい悲鳴に、フォロンは思わず我が耳を疑った。
 プリネシカは満足そうに呟く。細い指を、コーティカルテの身体に這わせながら。
「あは。コーティカルテさん、凄く敏感になってる」
「き、貴様……いい加減に……!」
「ダメですよ、コーティカルテさん―欲しいものは、ちゃんとおねだりしないと。泥棒猫に、奪われちゃいま
すから」
 言って、プリネシカはおもむろにコーティカルテの身体を抱きかかえた。突然の行為にコーティカルテはプリ
ネシカの腕を逃れようと暴れるが、その振る舞いは驚くほど弱々しい。
 いやぁ、と聞こえたか細い悲鳴は、果たして、誰のものだったのだろう。
「さぁ―コーティカルテさん」
 ベッドの上に乗り。プリネシカは、コーティカルテの耳元で囁いた。
「ちゃんと、言えますよね―もう、限界でしょう?」
「……っ!!」
 コーティカルテはプリネシカを睨み上げ、しかしプリネシカは涼しい顔でコーティカルテの拘束を解いた。
 ぽとり、と。当然のように、紅い少女の身体はフォロンの前に落とされる。
 捧げられる。
「コーティカルテ……?」
「―っ!」
 不安げなフォロンの呼びかけに、コーティカルテは顔を赤く染めてうつむいた。ベッドのスプリングを軋ませ
ながら、足を閉じるように座り込み、微動だにしない。
 ……故に、気づくことが出来た。
 コーティカルテの身体が、小さく震えている。何かを堪えるかのように。何かを望むかのように。紅色の髪に
覗く耳はその末までもが赤く染まり、半端に開かれた口からは、熱い、湿った吐息が漏れている。上目遣いにこ
ちらを見る二つの瞳に、冷めた色は何処にも無くて―ただ。何かを訴えるような、欲がある。
「―コーティ」
「……フォロン」
 名を呼ぶ声は、何処までも切なく、切実だ。
 だから、きっと。
 確信の理由は、それで十分。

 ************

854:N0SDL4re 05/04
07/09/08 23:17:29 TmkuAQyT
 ************

「ぁ……」
 フォロンが手を伸ばしコーティカルテの頬に触れると、紅い精霊は期待に満ちた声を上げた。フォロンは何も
伺わず―何も言わず、指を動かす。滑らかな頬を下がり、顎を経て、ゆっくりと。
 服の上から、コーティカルテの胸に手を掛けた。
「……んっ」
 ぴくり、とコーティカルテの肩が震えた。震え、それだけだった。
「コーティ」
「……」
 紅い少女は答えない。それを何よりの肯定と、催促とみなし―フォロンは、更に指を移した。幼い身体の線
をなぞるように腰を探り、その場所へと至る。スカートの中へと腕を伸ばし、恐る恐る、けれどしっかりと―
コーティカルテの、大事な場所へと指を触れた。
 ちゅくり、という湿った感触。
 やっぱり、とフォロンは思った。歯を食いしばり、何かに耐えるかのように目を閉じたコーティカルテに、言
う。
「コーティ……凄い、濡れてる」
「……ば、ばかものぉ……言うなぁ……っ!!」
 罵倒の言葉は、批難ではなく羞恥を隠すためのもの。
 仕方ありませんよ、とプリネシカが囁いた。
「ずっと見ていたんですもんね」
「小娘……っ!!」
「そんな怖い顔をしても、駄目ですよ」
 言いながら、プリネシカはその細い指をコーティカルテの皮膚に這わせる。紅の少女に背後から抱きつくよう
にして、その首筋に、頬に、背に、軽く爪を立てるように指を動かす。
 プリネシカの指が動く度に、コーティカルテの口から耐え忍ぶような喘ぎが漏れた。
「ほら―こんなに感じちゃってる。無理も……ありませんけどね。ずっと、あんな曲を聴かされていたんです
もの」
「曲……?」
 フォロンの問いに、プリネシカは拗ねたような目を見せた。
「フォロン先輩、私を楽器か何かみたいに思っていませんでしたか?」
「え……あ、それは……」
「……いいんですよ、フォロン先輩。怒っている訳じゃありませんし―本当に。信じられないくらい、気持ち
よかったですから」
 頬を赤らめたプリネシカは、でも、と言葉を続ける。
「私を抱いていたのに、私じゃない女の人を考えていたのは―ちょっと、不満でしたけど」
「―まさか。僕は、そんな」
 そんな器用ではないし、そこまで失礼な、不義理なことをした覚えは無い。
 そうですか、とプリネシカは苛むように微笑んだ。
「だとしたら、きっと無意識のうちに、ですね。フォロン先輩、私を虐めながら……ずっと、コーティカルテさ
んのことを考えてた」
「―ふぉろん?」
 紅い瞳に涙を湛え、湿った吐息を洩らしながら―ほんとうなのか、とコーティカルテが声を上げた。
 違いますか、とプリネシカは言う。
「私とキスをしながら、誰の唇を思いました? 私の胸を触りながら、誰の胸を考えていました? 私の―」
「ふぁっ!?」
 するり、とプリネシカの腕がコーティカルテの服の下に潜り込む。
 蜘蛛を思わせる妖艶な目つきで、プリネシカは問うた。
「私のナカに出しながら……本当は、誰の何処に出したかったんですか、フォロン先輩は」
「……っ」
 分かっている。そんな事は、言われるまでもなく分かっている。
 奥歯をかみ締めたフォロンに何を感じたか、ごめんなさい、とプリネシカは謝罪した。
「意地悪な言い方、でしたね。でも―私。嫉妬、してるんです。フォロン先輩は、確かに私を求めてくれまし
たけど。それさえも、コーティカルテさんの影を感じました」

 ************

855:N0SDL4re 05/05
07/09/08 23:19:30 TmkuAQyT
 ************

「プリネシカ……」
「……半端者ですけど。私、精霊でも、ありますから。そういうのには、聡いんです」
 ひょっとしたら、純粋な精霊よりも。儚げに語るプリネシカ。
「でも……それでいいと、思います。フォロン先輩は」
「え……?」
「私は、フォロン先輩の一番になろうって―なれるって、思いませんから。それよりも、」
 とん、と。力なく、プリネシカはコーティカルテの背を押した。
 プリネシカとフォロンに弄ばれていたコーティカルテは、抗う術も無いかのように身体を崩し―フォロンの
腕の中へと、倒れこんだ。
 紅い少女を受け止めたフォロンは、ふと、気づく。コーティカルテの肩が小さく震えており、その瞳がとろり
と、まるで蕩けてしまったかのような光を湛えていることに。
「コーティカルテさんを、気持ちよくさせてあげてください」
「……でも、それは」
「大丈夫、ですよ。コーティカルテさんだって―いいえ。コーティカルテさんこそが、フォロン先輩を望んで
いるんですから」
 囁くような誘いの言葉の一つ一つに、コーティカルテは何かを否定するかのように首を振るが―いつの間に
か。少女の細い腕は、フォロンを求めるように、拘束するように、誰にも渡すものかと独占するかのように、そ
の首元を抱きかかえていた。
「コーティ」
「……」
 耳元で少女の名を呼ぶと、コーティカルテは拗ねたように顔を背けた。
 だから。
 フォロンは問う代わりに、コーティカルテの身体を抱きしめた。小さな身体。腕の中にすっぽりと納まってし
まう身体を、簡単に壊れてしまいそうな身体を、決して壊さぬように、傷つけぬようにと優しく、優しく抱きし
める。
 ぁ、とコーティカルテの口から声が、紛れも無い恍惚の声が洩れた。
 プリネシカは拗ねたような、羨むような―それでいて、抱き合う男女を慈しむような笑みを浮かべている。
「コーティカルテ」
 少女の首筋。紅い絹糸のような髪に顔を埋め、その耳元で。
 フォロンは、求めた。
「僕……コーティカルテが、欲しい」
「―」
 少女は答えない。ただ、身体をぴくりと震わせて―フォロンを抱く腕に、力を込めた。
「コーティ」
「……ばかもの」
 今一度呼びかけると、少女は小さな声で答えた。
「他の女を抱いたばかりの癖に……私を求めるのか」
「……うん」
「分かっているのか、フォロン……おまえは、そこの小娘に唆されているだけ―なのかも、知れないのだぞ」
「違うよ」
 真実の誠実さで、フォロンはコーティカルテの言葉を否定した。
「僕は、コーティカルテが欲しい。好きなんだ、コーティのことが。ずっと―ずっと、前から」
「……知っている」
 ぽつり、とコーティカルテは呟いた。
 世に在り得る全ての幸福を感じきったかのような、柔らかな声音で。
「―私もだ、フォロン」
「コーティ」
「そこの小娘の言う通りだ―もう、」
 言いながら、コーティカルテはこちらを見た。
 目の前。互いの吐息を感じる距離で、コーティカルテは猫のように微笑んだ。
「もう―我慢なんて。……できない、ぞ」
 つい、とコーティカルテが背を伸ばす。
 柔らかく重ねられた唇に、フォロンは強く、優しく―コーティカルテ・アパ・ラグランジェスの身体を、抱
きしめた。

856:N0SDL4re
07/09/08 23:20:48 TmkuAQyT
しまった、"To be continued..."つけ忘れた。
ともかく、そんな訳でコーティ(小)編その1。やっぱ強引な展開かしらー。

なお(大)編はいつか必ずやると思われる。

857:名無しさん@ピンキー
07/09/09 04:30:12 cyQNgfp6
おお、ブラボー!
続きが楽しみですわい

858:名無しさん@ピンキー
07/09/09 09:32:40 Mmo/Hjux
ディモールト・ベネ!!!
ワンダホー!


859:名無しさん@ピンキー
07/09/09 11:17:20 2gDBHJw9
キター!!フォロンXコーティ!!

860:名無しさん@ピンキー
07/09/09 13:25:55 fuxkaPpN
>>856
強引な展開って…


原作をエロゲー展開した時にでも通用しそうな流れだと俺的には思えるんだが
褒めすぎでも何でもなく

すげぇよ!グゥレイト!

861:名無しさん@ピンキー
07/09/11 01:34:46 zyixdBps
なんだかマジカルカナンを思い出した

862:名無しさん@ピンキー
07/09/12 01:44:42 xWURI5hi
ばーろー

863:名無しさん@ピンキー
07/09/16 06:49:37 O89eo7aQ
しばらくぶりにこのスレを見にきたらなんという良作!いやまさに神作!!
是非とも準備万端な下半身が落ち着くまでには次回投稿を心待ちにしています!

864:名無しさん@ピンキー
07/09/23 09:51:22 g9Jj7FJp
たまにチェックしてるボードゲームやTRPGの通販サイトを見てたんだが
ポリフォニカがTRPG化されるらしいね。2008年春予定だってさ。

865:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:48:38 rqfhZYeJ
ラノベスレでも過ぎた話だが…>TRPG
原作ラノベのTRPG企画は粗製乱造が目立ち期待薄だ

866:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:56:03 3MSuqzPx
>>865
>原作ラノベのTRPG企画は粗製乱造
ああ、マギウスか


867:名無しさん@ピンキー
07/09/24 03:49:55 qsqDEubh
せめて最近の風の聖痕とか言おうよw

868:名無しさん@ピンキー
07/09/24 04:07:47 k7lrdfUj
今頃のTRPG事情疎いもんでなあ
最近のはNWくらいしか知らんし

869:名無しさん@ピンキー
07/09/24 06:04:16 R/KnDNXg
つーかTRPGは一緒にしてくれる仲間の調達が大変なわけで…
例え良品で会っても楽しめるのは極少数な気がするぞ

870:名無しさん@ピンキー
07/09/24 08:37:48 EOQLwglJ
いつの時代の話だよ
今ならオンラインセッションとかあるよ

871:名無しさん@ピンキー
07/09/25 04:44:53 W1j8qCiW
そう?高校以来の友人と大体月一でセッションやってるよ?

872:名無しさん@ピンキー
07/09/30 12:15:41 wXNQo/qL
TRPGなんて一緒にしてくれる相手がいないので買いません><

873:名無しさん@ピンキー
07/10/02 00:47:44 hEIpTOoY
そう言えばゲーマガでポリフォニカの紹介あったが、「嘆きの異邦人」って中々素敵なキャラ集団だったのね
キネノベ読んで無かったが…意外と「使えそう」なのが何人かいたとは
イアリティッケ×フォロンとか誰か書かないかな、もちろんイアリティッケが「足で×××」な奴を

874:名無しさん@ピンキー
07/10/02 01:14:02 530OciJB
求人があれば入団したいよ、嘆きの異邦人。
エロいキャラがいるんだよねえ。

875:名無しさん@ピンキー
07/10/02 01:30:15 j2IkRLMJ
でも、消えちまったくさいんだよなぁ嘆きの異邦人たち……
まぁ辛うじて生き延びたっていうのも面白いかもな

876:名無しさん@ピンキー
07/10/02 02:52:28 n+Asp/2X
>>875
創世楽器つかったせいで嘆きの異邦人って存在自体歴史から消滅したんじゃなかったか?

877:名無しさん@ピンキー
07/10/05 01:46:44 oYSkbXfZ
奏世楽器使ったせいでイアリティッケがさびしんぼさんになっても全然構わないけどな。

878:名無しさん@ピンキー
07/10/05 01:59:32 jpEMw2hz
次のイアリティッケのご主人様はこの人です。

    / ̄ ̄ ̄ ̄\      
   (  人____)   .  ______________
    |ミ/  ー◎-◎-)   / 
   (6     (_ _) )  │ いっ…
  _| ∴ ノ  3 ノ  <  イアリティッケたぁ~ん…
 (__/\_____ノ    │  (#´Д`#)ハァハァ……
 / (   ||      ||    \_____________
[]__| |  金髪  ヽ  
|[] |__|_ ゴスロリ命 _)
 \_(__)三三三[□]三)   
  /(_)\:::::::::::::::::::::::|     
 | ocelot |::::::::/:::::::/     
 (_____):::::/::::::/      
     (___[]_[]    

879:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:49:34 bB72BZrC
そーいえばさー、そろそろこのスレ立って一周年なんだけど、
そもそも一年スレが残ってるのって喜ぶべきなのかな?
それとも次スレに一年経ってもいってないのを悲しむべきなのかな?w
…途中アニメ放送もあったというのに…

880:名無しさん@ピンキー
07/10/10 06:17:28 Ka512rB8
アニメ見てない。
完結編は買ったけど開封してないw

881:名無しさん@ピンキー
07/10/13 16:14:50 zwM/mQa4
アニメの出来は期待が大きかっただけになあ

882:名無しさん@ピンキー
07/10/14 02:35:53 OaR8xAnE
時間帯が悪すぎたしなw

883:名無しさん@ピンキー
07/10/14 03:09:17 hjwh64pm
悪かったのって「時間帯」かなぁ?w

とりあえずオイラは毎月5千円の短編集を購入してるよ?w

884:名無しさん@ピンキー
07/10/14 03:10:22 hjwh64pm
ってごめん、短編「集」じゃないや、単なる「短編」だったよw

885:名無しさん@ピンキー
07/10/19 02:34:53 8lJOFtFG
ようやるわwwwwwwwww

886:名無しさん@ピンキー
07/10/19 19:00:37 JYgHg/DB
盛り上がる前に終わったな。
しけた花火みたいだw

887:名無しさん@ピンキー
07/10/20 01:19:44 df3VBYdG
これはエロいプリネシカですね
URLリンク(ego.product.co.jp)

888:名無しさん@ピンキー
07/10/20 07:58:29 0A6uLg06
>>887
よりにもよってはうちいもっすかwwwwwwww

889:名無しさん@ピンキー
07/10/20 19:17:20 XdyxgBgF
しかし榊先生は未だ意気軒昂である
実際、文庫には反映されたし

890:名無しさん@ピンキー
07/10/20 19:57:13 +ZX7vdOv
>>889
意気軒昂と言うよりよく生きてるな
あのスケジュールで

891:名無しさん@ピンキー
07/10/22 13:11:10 L0ytDsQf
このプリネは好きかもしれないwwwwwwww

892:名無しさん@ピンキー
07/10/22 21:06:21 01KqTN4M
「あなたからお兄さんを奪うのが楽しくてセックスしたって言ったら?」


プリネシカがこんなこと言うのかよwwwww
だったら買うwwwww

893:名無しさん@ピンキー
07/10/22 22:05:50 FxWL+Z5X
ぷにえ様が騎乗位でフォロン強奪ww

894:名無しさん@ピンキー
07/10/23 13:46:47 PlD5dEs+
声優が一緒なんだよな

895:名無しさん@ピンキー
07/10/25 12:07:49 FEHX9vh2
声優同じなのかwwwちょっと純愛版買ってくるwwwww

896:名無しさん@ピンキー
07/10/30 12:11:30 ADEdVrSQ
ホントだ、確かに一緒だな(汗

897:名無しさん@ピンキー
07/10/30 22:53:57 QqGibF2s
プリネにねちっこくしゃぶられたい
URLリンク(ego.product.co.jp)

898:名無しさん@ピンキー
07/11/03 08:21:51 zM7ImFjv
 

899:名無しさん@ピンキー
07/11/09 08:28:15 xOHnWtbs
保守

900:名無しさん@ピンキー
07/11/13 17:16:54 Pf6Vfh+W
コーティ(大)とフォロンの純愛エロを書こうと思ったんだが・・・結構すでに投下されてるのね。
多分ユフィンリーが一番需要あるんだろうけど、、、自分がユフィをそんなに好きではないのが問題だw

とりあえず近日何か投下しようと思う。偉大な先輩職人方を見習って。

901:名無しさん@ピンキー
07/11/13 17:48:57 rvsE3Ein
>>900


俺も好きだぜ、大コーティ。だから期待してる。

そういえば大コーティって身長どれくらいなんだろ。ロマンティッククリムゾンの戦闘時に

「普段に比べると成長した姿とはいえ、それでもやはり小柄なコーティカルテなどは…」

とあるから、165~170くらいか?


902:名無しさん@ピンキー
07/11/14 14:13:46 2ZjFk/iQ
おれも大コーティ好きだぜ?
あのエロさはたまらんぜよ

903:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:44:51 78y8XAm7
おっきくたって、ちっちゃくたって、良いじゃないか。
だって、同じコーティだもん。

904:名無しさん@ピンキー
07/11/15 01:11:44 LP38a6oy
大コーティ×小フォロン

905:名無しさん@ピンキー
07/11/15 19:48:57 sTuMFpd2
>>904
フォロンが覚えてないあの後になんかあったって設定か

906:名無しさん@ピンキー
07/11/16 04:29:11 Wy2hoJF+
なるほど! …ってあのときのフォロンって5才ぐらいじゃなかったけ?w

907:名無しさん@ピンキー
07/11/16 06:48:53 a6WrIvEk
微弱な精霊雷を宿したコーティの指がフォロンの尻穴を直撃!
前立腺を強引に刺激して勃起させて大コーティのパイズリ開始
だが流石に精通はまだな小フォロンは射精できずに苦しむばかり
だが小フォロンのそんな様子に大コーティはますます興奮して、くぱぁと秘所を広げて腰を落とそうとする…



ってところで流石にそりゃマズいという事でレイトス乱入

フォロン記憶封印されたものの無意識にはその時の苦しみと逆レイプの恐怖が残っているため
お姉様なユフィンリーやナイスバディなペルセを恋愛対象に出来なくなっている

すなわちフォロンは今の小コーティの姿でないとハァハァ出来ない変態に改造されていたんだよ!

908:名無しさん@ピンキー
07/11/17 04:03:26 q3DXXFMd
な、なんだって~~!!(AA略)w

909:名無しさん@ピンキー
07/11/17 04:19:38 pmrsb2+N
ワロタ

910:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:33:25 wGS5WXvd
フォロンが5歳くらいだとすると、大コーティの上の口か下の口で
「おちんちんを食べられちゃう」恐怖を味わったのではないだろうか

911:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:05:32 oHVTNB8H
そりゃあ、コーティ以外の女駄目になるわ・・・・
・・・だが、逆にそこで小フォロンもノリノリだったと言うのはどうだろうか

912:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:27:08 86JYvKAS
ノリノリっていうかあの雰囲気だとコーティに思いっきり懐きそうだけどな。
完全にママンに甘える幼児だけどw
ベタだが変な魔法かなんかで子供になってしまったフォロンが
コーティの後ろをついて回る話とかみたいかも
エロパロじゃなくなるが

913:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:31:15 qYCvPBlD
プリネやペルセにも可愛がられたりしてな>子供化フォロン

だが、子供化フォロンにはミニスカートのお姉さん達のパンツが丸見えだったんだよ!

914:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:57:40 KcatNAP9
>>913
な、なんだってー(AAry

そして
お姉ちゃんのパンツみてたら変になっちゃった

悪い子にはおしおきよ

足コキ


てな感じか

915:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:50:37 V0JdeLe8
この流れワロスw
おまいらの妄想力に敬服する

916:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:23:44 /AV86fUm
双子が子供フォロンを弄り倒すと言うのもありだな

917:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:08:13 vFXufwjG
双子のどっちが子供をあやすのが上手いかな

泣きじゃくる子供フォロンに、
小コーティ切れまくり、プリネおろおろ、
ペルセが何とか相手するも、結局落ち着かせたのはユフィ。
ってエロパロじゃねーな

918:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:15:45 ATmaju5U
コーティは切れるかな?フォロン相手ならどんな子供だったか知ってるだろうし
そんな事もなさそうだが。

そういや大コーティとの接触後の記憶ありなら、誉められれば機嫌良く歌いそうだし
ずっとコーティはデカいままでいてられるんでは?



919:名無しさん@ピンキー
07/11/19 15:28:17 m/nGGjMo
大コーティのフィギュア、予約した。
これで大小コーティが1月には揃う。

920:名無しさん@ピンキー
07/11/19 15:39:22 pgmsjlR5
>>917
プリネは混ざってる人(ごめん名前忘れたw)が子供の相手したことありそうだが……

921:名無しさん@ピンキー
07/11/19 16:21:15 TYi8uHEA
そうだよな。双子の世話とかもした事だってあるだろうな



そして愛する契約楽士と他の女との子…
と思った無意識の手が無邪気に自分を慕うペルセ達の首に掛かってた事だってあっただろうな

922:名無しさん@ピンキー
07/11/19 16:55:38 qStlBHyq
>>920
ドーリスラエを忘れないでやってください。

923:名無しさん@ピンキー
07/11/20 04:04:11 aeF9hQ0E
>921
ていうか姉妹の母親って存在自体がまったく触れられてなかったよね?
それってつまり…(ガクガクブルブル)

924:名無しさん@ピンキー
07/11/21 21:36:45 0/Fnkzud
つかコーティがあれだけ積極的にせまってるんだから、フォロンも応じろよな。据え膳食わぬはダンティストの恥だろ。


925:名無しさん@ピンキー
07/11/21 22:43:16 rtJS7HfA
(子供が)できぬ事は恥ではない。犯らぬ事は恥である。




すまん、言ってみたかった。

926:名無しさん@ピンキー
07/11/22 03:16:15 gmlg8IL3
というかそもそもフォロンって自家発電とかどうしてるんだろ?
家→コーティと同居(決して同棲ではないw)
外→いつでもコーティが付属
仕事場→親友以外はみな女性
落ちモノ同居系ではありがちな疑問だが、フォロンの場合本気で一人に
なれる場所が存在していないやうな…?

927:名無しさん@ピンキー
07/11/22 03:53:05 WaImfruU
つ[風呂]
つ[トイレ]
つ[夢精]

928:名無しさん@ピンキー
07/11/22 04:26:47 0NOZ25yr
というかエロに凄く淡白なんだろう。
性欲はたしかにあるが、無いなら無いでいいや的な感じ。

929:名無しさん@ピンキー
07/11/22 05:51:06 3HEqsqbg
>>928
羨ましい体質だよなそれ

930:名無しさん@ピンキー
07/11/22 08:03:33 GzKgDvUj
フォロンが寝てる間にコーティがこっそり処理してます

931:名無しさん@ピンキー
07/11/22 14:57:45 /JDjNW9H
>>930
想像したらおっきしたw

932:名無しさん@ピンキー
07/11/24 00:24:18 XeFT+2ET
「まったくお前というやつは……」とか言いながら、顔を真っ赤にさせつつノリノリなコーティが容易に想像できるから困る。

933:名無しさん@ピンキー
07/11/24 04:52:22 2Z7KVD9a
そしてきれいに処理した後で何事もなかったように
フォロンの上に跨って「早く起きて朝飯を作れ」と叫ぶんだな

つまりコーティ(小)が毎朝フォロンにアタックするのは
下半身の違和感に気づかせないためだったのか

934:名無しさん@ピンキー
07/11/24 10:04:34 8PJIyMSl
フォロン実は気づいていて腹に仕込む雑誌はコーティへのエロリクエストというメッセージなエロ本説

935:名無しさん@ピンキー
07/11/26 01:56:07 oOKmoCh5
ここまでレオン寝室のベッドへ突っ込みがない件
オトナな用途にも不自由しないそうだが。

……レオンなら案外(ry

刊行部数も読者も僅かなんだな

936:名無しさん@ピンキー
07/11/26 17:21:28 TlMM2hUT
こう赤ポリの進展がないと職人も降臨しないな。

937:名無しさん@ピンキー
07/11/26 18:27:23 8aeyMIKV
それもあるだろうけど、設定がいろんなところで増えてくのが一番の原因じゃないだろうか。
俺は赤ポリしか読んだことないけど、コーティ×フォロンでさえ、キネティック版も読まないと何か設定を無視してしまいそうでさ。

938:名無しさん@ピンキー
07/11/27 16:35:41 ecl8OeCb
俺は白以外読んでるけど赤が一番二次作品に適してるだろうと思う。

黒は娘と父って感じ出し、青にいたっては良くわからんしw

939:名無しさん@ピンキー
07/11/27 17:54:42 Q3vuu3UE
黒は本当に糞だなぁ…
オナニー臭が強過ぎて読めん。
もっと文章をクリーニングして欲しかった。

940:名無しさん@ピンキー
07/11/29 14:09:38 wInYTOW5
フォロンとコーティがギシアンした場合、どっちが攻めで受けなんだ?

941:名無しさん@ピンキー
07/11/29 14:30:35 Xqx4476f
俺が攻め、それ以外は全て受け。

942:名無しさん@ピンキー
07/11/29 14:32:33 RaxHywmF
そりゃ騎乗位だろ?

943:名無しさん@ピンキー
07/11/30 04:12:06 TwVICuu9
ただベッドヤクザと言うこともあり得る

944:名無しさん@ピンキー
07/11/30 10:06:48 FI2F76GJ
コーティがな。

945:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:42:39 B0Wr+UEC
所詮ダンティストは音楽と音楽でしか語り合えぬ不器用な人種という事か

946:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:50:11 LqUOnX7J
…「俺の歌を聴け~!!」と叫ぶ兄ちゃんを思い浮かべてしまったw

947:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:57:47 QHqjhU1F
ガキ大将様か

948:名無しさん@ピンキー
07/11/30 19:32:32 4veuQ51I
え?戦闘区域で戦闘機操縦しながら歌っちゃう粋な兄ちゃんじゃないの?

949:名無しさん@ピンキー
07/11/30 23:29:53 lVhZOrNW
フォロンは基本受けだろ
あー、でもユフィ所長攻めってのもありだな

950:名無しさん@ピンキー
07/12/02 01:49:56 uSZwLly0
コーティと再契約したばかりのフォロンは大変だったろうな。
校長にはなぜかすんなり話が通じたとして、
クラスメイトからは「どう見ても彼女です、ありがとうございました」
ユフィには遅刻を責められた上に「それ、誰?」とか。

951:名無しさん@ピンキー
07/12/02 05:26:34 yNgkdr1h
つ 漫画版

952:名無しさん@ピンキー
07/12/03 03:18:42 U/GNX81w
コーティとフォロンはさっさとセックスすればいいんだ。そうすりゃ神曲も奏でる方もそれを力にする方もパワーアップするだろ。

953:名無しさん@ピンキー
07/12/05 04:32:50 pNltbV13
>>950
コーティーは羽を常には展開してないけど、別に隠してる訳じゃない
自分の名前も隠してないから、名前の特徴から精霊と推定できるし、確認すれば羽根も見せてくれた筈だよ

954:名無しさん@ピンキー
07/12/08 07:42:52 P9/du3ZF
そして、フォロンは、私のダンティストで私の最愛の人だと頬を染めるとか

955:名無しさん@ピンキー
07/12/08 16:44:00 rRinZf3Z
フォロンED説

956:名無しさん@ピンキー
07/12/10 02:06:14 pbIcSl8p
レンバルト「俺達、友達だよな」

957:名無しさん@ピンキー
07/12/10 02:30:59 UcYXuxmS
雅史の悪夢を思い出した・・・orz

958:名無しさん@ピンキー
07/12/12 01:22:39 4sPB/2N8
そういえば今月新刊ないんだっけか。
つらいな

959:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:23:06 ol8X+QhY
いつになればクリムゾンの新刊は、出るんだ

960:名無しさん@ピンキー
07/12/16 11:21:39 wHSjVFyp
確かに。サボりすぎじゃない?

961:名無しさん@ピンキー
07/12/16 12:45:55 pytrNiI0
榊氏が仕事サボってるとは思わんがなーw

962:名無しさん@ピンキー
07/12/16 18:01:40 XxQ10Myz
来年もポリで仕事イパーイって本人は言ってるな

963:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:38:52 KDFywHud
作者的にはDVD特典で短編とはいえ毎月書いてた訳だから「新刊マダー?」
って言われてもピンとこないんじゃない?
…かといってそれをまとめた短編集とかでやがったらブチギレるけどw

964:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:22:40 LgT2HpHC
榊氏はたぶん他の作品も相まって忙殺されているだけだと思うがな。

ついでに次スレは>>980くらいでおk?

965:名無しさん@ピンキー
07/12/17 07:41:05 TrhOWHW+
アニメ化決まったジャケットか

966:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:02:46 v1KVxNfR
そろそろクリスマスか作品、投下されないかな……

967:名無しさん@ピンキー
07/12/21 03:55:21 +SAmUmr+
あの世界にあんのか?
クリスマス

968:名無しさん@ピンキー
07/12/21 07:28:19 v1KVxNfR
クリスマスって習慣は、無いけど時期的に恋人どうしで過ごすって習慣は、あったような……

969:名無しさん@ピンキー
07/12/23 16:50:56 6A4Xn/UP
『コーティ、契約を解除しよう。他に契約したい精霊が出来たんだ。君は、僕が君以外の精霊を使役するのは嫌だろう?だから契約解除しよう』

もしフォロンが誰かに操られたりして、コーティにこんなこと言ったらどーなっかな?w

怒る?それとも落ち込む?

970:名無しさん@ピンキー
07/12/23 18:33:45 BHxmb815
押し倒す

971:名無しさん@ピンキー
07/12/23 20:01:07 sY9eCMw6
俺が泣く

972:名無しさん@ピンキー
07/12/23 21:34:12 VcD9rKq3
>>969
神曲失ってないのに暴走してヤンデレ化。

973:名無しさん@ピンキー
07/12/23 22:02:52 5r48AFqa
フォロンがそんなことを言うわけがない!と頑なに信じるほうがよりモエルw
でもこれもある意味ヤンデレ化だよなw

974:名無しさん@ピンキー
07/12/23 22:22:26 BHxmb815
でも、原作でこの先普通にありそうだな

975:名無しさん@ピンキー
07/12/23 22:26:41 qiCyNfVU
コーティは誘うもフォロンは受。

976:名無しさん@ピンキー
07/12/23 22:50:32 BHxmb815
フォロンはどこまでも総受け

977:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:18:38 FuqqPbTV
というかコーティはそういう男が好みだしな。

978:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:25:38 qiCyNfVU
コーティは、昼も夜も尻に敷いてる。

979:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:39:35 TyJicT5z
>>978
騎乗位のみってこと?

980:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:44:20 qiCyNfVU
衝撃の証拠写真

URLリンク(moe2.homelinux.net)

981:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:46:26 qiCyNfVU
小説の4巻やまーぶるでも誘ってるしな。

982:名無しさん@ピンキー
07/12/24 01:18:35 OA07TQ8y
URLリンク(ga.sbcr.jp)
いくらなんでも下膨れ過ぎない?w

983:ヒメゴト
07/12/24 22:26:20 lrn0uFGZ

夜。
コーティカルテとフォロンが一日の最後の挨拶を交わし互いの部屋に入って数時間が経った。
すでに部屋の中に明かりはなく窓から月の光が差し込むのみで、物音一つしないほど静かである。
しかしその部屋の主である一柱の精霊、コーティカルテ・アパ・ラグランジェスは未だ眠りに落ちずにいた。
むしろその表情は、好きなテレビ番組が始まる前の子供に似た、興奮と緊張とを無理矢理取り繕ったものである。
おおよそ就寝前とは思えない。
(まだか……)
普段とは違った、見た目相応の愛らしい仕草で何かを待つ。ここ最近の彼女の習慣である。
その何かは日によって来たり来なかったりするのだが、彼女は毎日根気よく待ち続ける。
何故なら、待っているものが“自分が”というものが欠けた酷い朴念仁であり、更に不器用だからである。
そうでもしないと気づいてくれないのだ。

 数刻後、彼女の背後―彼女は自分の部屋の扉を背に寝ていた―で扉の開く音が聞こえた。
(来た……!)
おそらく彼女の契約主、フォロンが起きてきたのであろう。廊下に静かに響く彼の足音が一歩、また一歩と近づいてくる。
彼女は努めて平静を装い、静かに規則正しく、いわゆる寝息をたてはじめた。
「………………」
細く片目を開け、そっと様子をうかがう。
「…………」
だが、足音はそのまま彼女の部屋を通り過ぎていった。フォロンは用をたしに行っただけみたいだ。
「ふぅ」
失望したのか、安心したのか、コーティカルテは溜め込んでいたものを吐き出す。
(まだだ、油断はできん)
フォロンが、彼女が寝ているかを確認するために一度通りすぎたのかもしれない、と気合いを入れ直す。
(もしかしたら油断を誘うために一度通りすぎたのかもしれんしな)
彼の性格を考えれば、あり得ない話だとわかるはずなのだが、どうやら彼女はそういった思考を超越してしまっているようだ。
暫くの間、また静寂が辺りを包む。
そしてまた数刻を経て、フォロンの足音がまた近づいてきた。
意識を集中させているせいか、コーティカルテの耳には彼の足音がかなり大きな音に聞こえる。
何時もなら彼はこのまま部屋の前を通り越し、コーティカルテは落胆と憤慨の後に就寝に至る。


984:ヒメゴト
07/12/24 22:28:12 lrn0uFGZ
だがその日は一味違ったようだ。
(止まった……?)
彼女の期待通りなのか、フォロンの足音が彼女の部屋の前で止んだ。
慌てて考えておいた―彼女はそれに一日の約半分を費やしている―寝ているように見えて、かつ少々無防備に肌の露出を増やした格好になる。
昨日まで期待していたことが現実になるかもしれない、そう思うと気が気でなかった。
キィ、と彼女の部屋の扉が開き、人の入ってくる気配がする。
しばしの間、時計の秒針の奏でる音だけが聞こえる。どうやら扉のところから覗いているらしい。
彼女には秒針のだす音の間隔が、いつもの数倍長いように感じられた。
不意に、彼の方を向いて普通に話すだけで終わりにしたくなる。
(だめだ、計画をこんなところで台無しにするわけには)
なんとか自制心を駆使して踏みとどまり、目を閉じて気配だけで彼を感じる。
無意識のうちにコーティカルテは息をとめていた。
「ん……」
不自然にならない程度に身じろぎする。
(ば、バレたか?)
フォロンがまた動きだした、感じる気配にコーティカルテの身体がさらに強張る。
すぐ後ろにフォロンがいる。それなのに全く動けない、いや動かない自分。
もどかしさや恥ずかしさで頭がいっぱいになる。フォロンはいったい何をするつもりだろうか。
平生は殆どに迷ったり戸惑ったりすることのない彼女だが、こっち方面、特に自分が当事者となると途端に覇気がなくなってしまう。

 フォロンの右手の指がコーティカルテの肩に触れた。
彼女は多少服をはだけるような格好のため素肌に直接になる。
季節柄か、彼の指は思わず首をすくめたくなるほど、ひんやりとしている。
彼女の指に一瞬、力が入ってしまう。が、フォロンは気づいた様子もなくその手を首筋の辺りまで近付けた。
(な、な、なななな!)
いつも神曲を奏でている彼の華奢な感じさえ覚える指が自らの体を這う感触に、彼女は背筋にぞくりとしたものを感じる。
(まさか、本当に?)
確かに以前彼女は、やろうと思えばできる、と言った。更に思わせぶりな行動もしてきた。
(だが、するならやはり起きているときのほうが)
思っているうちに、今度は左手が彼女の太股に触れる。
フォロンの触り方が優しいせいか、妙にくすぐったく彼女には感じる。
また、視覚を遮っていることが彼女をより敏感にしていた。
(ん、くぅ……)

985:ヒメゴト
07/12/24 22:29:39 lrn0uFGZ
もちろんフォロンは、そんな契約精霊の葛藤などなどを全く気にすることなく、己が意思のままに手を進める。
「よっと」
が、不意に彼女の体が浮き上がった。
今まで寝ていたベッドの感触が消える。
残った感触は背中と足を抱えるように回されたフォロンの腕によるもの。そう彼女は俗に言うお姫様抱っこされているのである。
コーティカルテからフォロンに抱っこをせがむことはそれほど珍しいことではない。
そしてフォロンがそれを受け入れることは、多いわけではないが、無いことはない。
しかし、彼が自ら彼女を抱くのは初めてのことであった。否が応にも彼女のテンションはあがる。
(もしや、フォロンの部屋にエスコートしようとしているのか)
寝ている人―この場合は精霊だが―を自分の部屋に連れていくことをエスコートというのかは兎も角、フォロンの意思で抱っこしているのは間違いない。
故にそれが人拐いと一般に呼ばれるような行為だとしても、彼女は今、歓喜の中にいた。
そりゃもう、いますぐ起きて照れ隠しにフォロンをポカポカ殴りたくなるほどである。

精霊はその精神が磨耗し、何物にも興味をもたないようになると消滅が近いというが、この様子ではコーティカルテが消滅するなんてことは当分ないだろう。
(いつ、起きるべきか)
さしあたって問題は起きるタイミングを逃したことらしい。
もし彼が彼女の想像、というより妄想通りのことをするつもりなら、部屋に着いた時点でコーティカルテを起こしてくれる可能性が高い。
しかし彼に起こされる、というのも何だか癪だし、気まずいように思えた。
(といっても今の状況も棄てがたい)
フォロンの腕、フォロンの鼓動、フォロンの呼吸、温もり、それら全てを全身で感じることができる。
そんな状況にあって、コーティカルテはエンドレスな思考の循環に陥っていた。
そんなことを考えていたら、彼女はまたベッドに降ろされてしまった。
もちろん彼は一歩も動いていないし、何をしたわけでもなさそうである。
特に変わったことといえば、コーティカルテの頭がちゃんと枕に乗せてあることぐらいか。
(は?)
何がどうなっているのか、さっぱり彼女にはわからない。てっきり夜の営みに入るものと思っていたのである。
また彼の指が胸元におりてくる。もぞもぞと動く指。
(まさか……)


986:ヒメゴト
07/12/24 22:31:08 lrn0uFGZ
コーティカルテを女性として意識していないからか、フォロンは手際よく彼女の服をただすと開いていたボタンを二つ留める。
「よし」
納得したように言うフォロン。
「おやすみ、コーティ」
彼女には見えなかったが、彼は優しく彼女を見つめること数秒。自分の部屋へと戻っていった。

…………。
決まりが悪いのはコーティカルテである。
フォロンが部屋を出て暫く、彼女はむくっと起きあがる。
「……のに」
音になったかならないかぐらいの声で呟く。先程まで彼がいた扉へ向かって。
「なんでお前は」
さっきまで堪えていたものが沸々と戻ってくる。
もともと彼女はそれほど気は長くない。
「私に魅力がないというのか」
彼女の言葉が部屋に吸い込まれる。だがそれは言霊のように心の中に残り続けた。
「小さいのは嫌いか」
自身の言葉は、彼女が気にしていることを言っているがために、彼女の心をえぐる。
落胆が徐々に怒りに変わってくるのを彼女は感じて、でも止めはしない。
それでも精霊雷など実力行使にでるのだけはなんとか抑えているのだ。彼女にしてみればかなりの進歩ではある。
「お前がもっと早く来てくれれば私だって……」
辺りに負のオーラを放ちながら、コーティカルテは呪阻のように彼が消えた扉に向かって恨み辛みを言いつづける。
「ふっ」
そして言いたいだけ言って―怒りも限界まで溜め込んで―彼女は笑った。
「ふふふふははははははは」
瞳にうかぶのは堪えた怒りと憐れみに似た何か。口元は微笑みをつくる。
それは幼い者を諭すときのような表情。
月光に照らされて、彼女の顔が妖艶さを帯びていた。
神曲もないのに自分の体に沸き上がってくる力。
「実験、と、いくか」
最早彼女に敵はいなかった。
否、最初っからいなかった。
「私が待たされるのが嫌いなのを知っているだろう」
彼女は作戦を変更した。
待っていては駄目だ。自分の性分にも合わない。
やはり私がやらなければ。
今さらのように再確認すると、彼女はフォロンがいるだろう方向を指さし言った。
「私なしで生きられない体にしてやろう」
性的な意味で。

この時、彼女の半径約一キロメートル内にいるボウライなどの下級精霊が一斉に姿を消したという。



987:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:35:32 lrn0uFGZ
とりあえずここまで。
続きは>>930-934あたりのネタでいく予定。

容量的に間に合うかはわかりませんが。

988:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:50:55 cbrZ7Wsa
乙!

989:名無しさん@ピンキー
07/12/24 23:10:17 WPkVXjc0
やべえ、これは今からwktk。
この速度なら>>990踏んだ人がスレ立てれば充分間に合うな。


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