【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】at EROPARO
【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】 - 暇つぶし2ch598:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:05:30 yar8INzD
>593からの一連の流れがGJすぎてぼかぁ、ぼかぁもう……!

URLリンク(g.pic.to)
勢いで描いた
横なのは気にしない
後悔? してる暇なんかありませんよ鼻血を吹くのに忙しくて

599:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:49:02 zfGcbRZS
>>598
良い仕事だと判断致します。

600:名無しさん@ピンキー
07/11/05 21:38:50 v2QIUspd
>>598
おもちか(ry

なんか別の人格が出てきそうなくらいGJだぜ……

601:532
07/11/06 14:59:16 eEXRDToE
全概念核の擬人化プランを捻り出してみよう

1st.グラム(男性体)
一巻の馴れ初めから(?)絡み相手は新庄(運Ver)
時系列は、かなり後半か
グラムは新庄に、過去の思い出話を聞かせてやるから等と
さしもの悪代官の如く迫り、抵抗があると見るや『エロ倍化』等と身体に書き込み従わせる
……が、ここから新庄の逆襲が!
新庄は薄れ行く意識の中で、なんとかグラムに『女』の文字を刻む事に成功する
一転、女体化するグラム。時同じくして、新庄(切Ver)に
形勢逆転。新庄は夜な夜な佐山にされている事を
倍化されたエロスによってグラムにこれでもかと叩き込む!
雑務に終われ朝帰りした佐山が見たものは、何か汁だらけの人達だった……

2nd.十拳(女性体)
八叉は、自身が剣として存在している事を認識している
故に所有者を求め、最高位の剣神である熱田にアクションをかける事を決める
だが熱田は(相手は仮にも概念核なのに)想い人がいるからと振ってしまう
怒る八叉。慌てる開発部の面々。大火災きちゃうー!
遂には月読の号令で、熱田は神を鎮まらせるための貢物と化す
しかも、無事に熱田が供物としての役割を終えられるかモニターで監視される
次の日からの熱田の渾名は、果たしてどうなるのか……!!


ぱっと思いつく限りで書いた。
やはりシチュエーションに合う台詞が思いつかんとイマイチだ
続きは今度

602:名無しさん@ピンキー
07/11/06 22:01:06 E66ogT22
楽しみにしてる
特に白創と黒陽とムキチ&草の獣

このスレでヒオヒオ言ってるのは主に俺ですがうははははは

603:名無しさん@ピンキー
07/11/07 00:03:49 2sC3AHNW
・ーー名無し・筆王神器・書込・対抗発動!

「……なぁアポルオン、…色々あったなぁ、あたしたち」
「そうだね。ミヤコ」
「おうとも。……で、仕掛けたのは誰だ?」
ぐ、と京は目の前の女性の体を掴む。
「ふむ…さぁ、私は命令していないからね」
「……へぇ」
ああ、いかん、減らず口に思わず頭が冷えてきた。
かといって、殴るのは控える。何しろ、目の前にあるのは自分の体なのだから。
そう、京は今、普段とは逆。アポルオンの体で、自分となったアポルオンを組み敷いていた。
互いを大切に思うもの同士が入れ替わるという逆転概念によって。
「主人に言われる前に要求を果たすのが真のメイドらしいぞ」
「ほう、これは素晴らしいね。ミヤコ」
何がだ、と言おうとして言葉に詰まる。自分の体は今、あきらかに興奮していた。
「ば、馬鹿野郎!あたしゃそんな軽い女じゃねぇぞ!」
「もちろんだとも。感度がいいといっ」
ごん。
いかん、思わず殴ってしまった。自分の体の顎を正確に打ち抜くとはやるなぁアポルオン。
「…ひ、酷いなミヤコは…」
「あたしだって殴りたかないさ。…で、こいつの効果はどのくらい続くんだ?」
「ふむ…そんな強固ではない、もって一夜だろう」
だから、と、アポルオンが自身の体に手を伸ばす。
「ちょ、ちょっと待てアポルオン!」
「普段から君にしてもらって、すまないと思っている」
だから、とでもいうようにキズをしてきた。
「今日は私が君にしてあげよう。何、私の体だ。扱い慣れてるよ」

【ここから先はメイドさんたちが重力障壁を敷いています】


お前らが、概念核概念核言ってる間に、京さんは頂いていきますね!

604:>>603GJ!
07/11/07 00:40:46 /OaCFLpG
・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!
 ・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!!
  ・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!!!




アポルオンてめぇ!!!俺と代われ!!!

605:名無しさん@ピンキー
07/11/07 03:56:20 fVgqxXDB
>>603がGJすぎる組み合わせでアポルオンを殺したくなってきたぜ!

606:名無しさん@ピンキー
07/11/07 10:54:31 lMEAODom
ははは新生3rdが女王至上とはいえあれでも一応3rd代表なんだから、そんなことをのたまうとメイドさんたちの重力レンズ咆でぶち抜かれるぞそれもまた快なり!

ところで604はアポルオン様と代わって京様(アポルオンボディ)に絶賛御奉仕したい…とそういう判断でよろしいでしょうか?

607:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:44:59 T5sM5Egx
寧ろメイドさんにぶっとばされにちょっくらアポルオン暗殺してくる

608:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:46:10 Hxm/ya1q
ヒオいぢめ~ただれティングライフスタイルですの~
という電波を自家受信

いや、実際ただれ放題な環境だと思うんだ
ガス代節約という名目で一緒に風呂入るとか!
氏の日記で出てた間取り問題すらまロ要素
押し入れに小タンス入れて一緒に寝ればいいよ

609:名無しさん@ピンキー
07/11/08 01:30:16 yexG4igF
開発部の月読部長をだな、若返らせてみるというのはどうだろうか

未亡人でポニテですよ?ポニテポニテ

610:名無しさん@ピンキー
07/11/08 01:44:28 d7aTp40l
親娘丼……いやなんでもない


611:名無しさん@ピンキー
07/11/08 10:47:21 4oTSkg/8
冷静に考えるんだ
その親子丼を誰が食べるんだ?


書こうとしてみたが相手がさっぱり思いつかなかったんだZE!

612:名無しさん@ピンキー
07/11/08 13:15:59 Hxm/ya1q
本日二信

そりゃ娘のダンナに決まってんだろ

命狙われまくりだなアポルオン

613:名無しさん@ピンキー
07/11/08 14:33:45 /ioGFwzh
>>612
まぁ、いくら死亡フラグ立っても死なないだろ
ややエロその2だし

614:名無しさん@ピンキー
07/11/08 15:10:06 d7aTp40l
メイドさんのサポートもつきます。これで夜もばっちり!

615:名無しさん@ピンキー
07/11/08 21:44:56 KzHoTmxI
重力制御で避妊も妊娠も思いのまま…!

「うふふ。ですが、少し重力制御を解くだけで…」
「い、いや!ま、まだ赤ちゃんはダメ!らめぇぇぇぇっ!(注:これは男の方の声です)」

616:名無しさん@ピンキー
07/11/08 21:45:34 KzHoTmxI
悪い、ageのまま書き込んじまった。

617:名無しさん@ピンキー
07/11/09 06:09:42 hC3U6DnY
>>615
もちろん騎乗位で女リードの展開だよな


618:名無しさん@ピンキー
07/11/09 18:32:01 zCI0bkYT
「八号君。ワシ逃げないといけないから、早くこの手をはなしてくれんかの?」
「Tes、その必要は無いと判断します。」
「?」
「このまま死なれると、成仏しない可能性があります
なので、成仏出来そうな方法を検索してます」
「どこから?」
「大城様のパソコンの中からです。」

携帯でこんな電波を受信した。

まだクロしか読んでない、カワカミン中毒者じゃないけど、僕も仲間にいれてよ~


619:名無しさん@ピンキー
07/11/10 01:36:49 USk/MP0d
電波受信~。


「ん、くぅ・・・」
押し殺した声が漏れる。
冷たい舌が自分の秘所を滑らかに犯していく。
自分を責める少女の顔はよく見知った物、否、いくら自身で造り上げたとはいえ、こんな顔は、知らない。
「どうした?ディアナ」
仰向きの自分の真上から、かけられた声。
その主も知っているはずの男だった。
「ふ、あ、至、君・・・はあぁう!!」
やっとの事で呼んだ名は、すぐに彼女の嬌声にかきけされていった。

携帯からの上、長文スマソ
さて、どうしたものか。

620:名無しさん@ピンキー
07/11/10 03:50:03 4SqZPMAx
>>619
大丈夫、長文でもない。
さぁ、早く続きを書くんだ

621:名無しさん@ピンキー
07/11/10 17:22:11 b6moY9c9
携帯からだと長文に見えるかもしれないが、実際は小ネタ並の分量なんだぜ
続きを所望する!さあ!今すぐ吐け!

622:名無しさん@ピンキー
07/11/10 17:56:57 1AkT/Cbm
おうぇえええええ(吐

623:名無しさん@ピンキー
07/11/10 18:07:58 BIaJGSQH
>>622の全存在の消失を確認しました。汚物の処理は任せます》


624:619
07/11/11 01:06:32 EGy0c4FD
うお、予想外の好評。
実を言うと、エロはこれが初。
書いた物への答に、応えたいと思います。
少々筆は遅いですが。

625:名無しさん@ピンキー
07/11/12 04:17:45 NhRwRq/q
ちょいと俺の中の2nd-Gのイメージが電波を発したので投稿させていただく!
"少女"のイメージは矛盾都市TOKYOの"雪ノ字"で夜露死苦!

駄文ですが宜しくお願いしやす。
では、まいりますー。

626:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:20:29 NhRwRq/q
 濃い茶色の染みが幾つか出来た木製の床が軋みの音を上げる。
 音を生み出したのは人間の重量による歪みであり、それを生み出した主は、
「……なんだこりゃ」
 金の短髪を持った青年であった。
 二十を過ぎて少し、といったところであろう彼は現状を把握しようと周囲を見渡す。
 青年は仰向け状態だった身体を上半身だけ起こした状態で布団に入っている。
 勿論ベッドなどの高級品は無い。
 無いのには肌に合わないという理由もあるが、金銭問題があるのも事実だったりする。
 ともあれ、木製の床が醸し出す微妙な匂いに備え付けのキッチンから漏れる生ゴミ臭。
……間違いなく俺の部屋だな。
 布団の近くには一張羅である戦闘用の白コートも放り投げてある。
 傍から見るとコスプレイヤーにしか見えないようだが、青年はその服を気に入っていた。
 そして、青年はその白コートを手を伸ばして掴み、引き寄せる。
 白コートの胸には一枚のネームプレートが付いていた。
 部署名と自分を表す名―熱田・雪人。
 確かに自分の持ち物だ。
 ならば、この状況は何なのか。
 自分の住居の寝床に身を置き、周囲には自分の所有物達が散乱している。
 何の問題も無い筈だ。
 その筈だ。
 が、
「……なんなんだ、こいつぁ?」
 青年―熱田は自分の隣に寝る一人の少女へと目をやる。
 自分より少しばかり年下に見える。
 恐らく十七、十八くらいの年頃だろう。
 黒い長髪を白い敷布団の上に盛大に広げ、身を横向きに熱田へと体を寄せている状態だ。
 それだけなら熱田もまだ気が楽だっただろう。
 しかし、現実は何時だって理想とはかけ離れたものだと相場は決まっていた。
……なんで裸なんだこいつ……?
 思考は意外に冷えている。
 ちなみに熱田は下着一枚を着込んでいるので特に問題は無い。無い筈だ。
 上半身は寝る時に熱いので投げ捨ててしまったので裸だがノープログレム。
 取り敢えずは目の前の少女を起こそうと手を伸ばす。
「おい、起きろ」
 試しに頬を叩いてみた。
「ぅ……んんぅ」
 軽く身じろぐだけで起きる気配はない。
「……おい」
 次はもう少し強く叩いてみる。
「ぃう……むうう」
「ぬおっ!?」
 唐突にガッチリと少女が熱田の胴体に抱き付いてきた。
 胸の柔らかい感触がなんともかんとも。
「って、ちげぇ!起きろこの馬鹿!」
「いーぁー……」
「寝ぼけんなぁああああああああ!」
 頬を思い切り抓ってやると少女は離れた。
「いはい、いはい、いはーいぃいいいいい!?」
 痛いと叫んでいる様なので抓っていた指を離す。
 重力に引かれて少女が布団の上に落ちた。
「……」
「痛たたたた……」
 両手で頬を押さえた状態で呻く少女を熱田は眉を寄せながらも見る。
 陶器の如く綺麗な肌に整った顔立ち。
 若干つり目がちな目の中、黒い瞳が恨みがましく熱田の事を睨んでいた。
「で、なんだお前は?」
「……いきなり人の頬、引っ張った奴には教えない……」
「……」
「ひっ、構えるな!指をワキワキさせるなぁっ!こ、怖いって!?」


627:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:21:36 NhRwRq/q
 人の隣に全裸で張り付いておいて今更何を言っているのだろうか。
 だが、これだけ脅しておけば問題ないだろう、と熱田は判断。
 腰を落ち着けて布団の上に胡坐をかく。
 すると少女は安心したのか布団を掻き集めて身に巻き付け、
「えと……」
 不機嫌そうな熱田と視線を合わせる。
「で?」
「え?」
「名前だ。お前の名前。あと素性もな」
「……覚えてない……」
「は?」
「……知らない……」
「……」
「……小麦粉か何いだだだだだだ!?」
「そりゃ危ないからやめとけ。で、何だ?教えられないってか?」
「違う!本当にわから痛い痛い!本当なんだよぉ!」
「よし、わーった。俺が責任を持って行き着けの病院に送ってやる」
「いやぁあああああああああああ!」
 少女が両手を勢い良く振る。
 頭を掴む熱田の手から逃れようとする動きだ。
「「あ」」
 が、少女の体を包んでいるのは一枚の布という事を二人は失念していた。
 当然の如く、少女の両手という束縛を抜け出した布団は万有引力の法則が適応され、
「い―」
 床へと落ちた。
 少女の無垢な裸体が熱田の眼前に現れる。
 暫くの間。
 そして、熱田は落ち着く為にまずは深呼吸を一つ。
 裸体を惜しみなく曝す少女の真っ赤な顔を真っ直ぐ見つめ、
「落ち着け」
「い、いやあぁああああああああああああああああああああああああああ!」
 言葉を放った直後、全力の平手が飛んできた。



   ●



 白く塗られた壁と床が広がる部屋がある。
 部屋の中には幾つもの作業用のデスクトップやPCが置かれ、その前にはそれぞれの作業をこなす人々の姿があった。
 熱田もその礼に漏れず、自らのデスクトップの前に座っていた。
「畜生、あの女……手加減ってもんを知らねぇのか」
「ん?熱田どうしたんだ、頬なんて赤く腫らして」
「なんでもねーよ、てかお前の机なんだがドンドン変な方向に進化してねぇか?」
 熱田は相変わらずの不機嫌そうな表情で横を見る。
 そこには各々の机を作業空間として区切る為の低めの壁があり、その壁の横からは、
「いやいや、これでもまだ足りないくらいだよ」
 大量の家族写真が貼り付けられたデスクトップの持ち主である人の良さそうな顔に眼鏡をかけた青年が顔を出していた。
「だからって俺んところまで家族写真を侵食させんな。てかお前は動画一筋じゃねぇのか」
「……最近、大城全部長の言にも一理あると思い始めてね……」
「おーい、月読のババア、なんか馬鹿が変態菌に感染してるぞ」
 遠くの方を見ている眼鏡の青年を放って視線をデスクトップの群の一番奥へと向けると、
「あたしゃアンタも鹿島も同じようなもんだと思うけどねぇ……あと、熱田」
 月読と呼ばれた白髪の女性は、白衣を揺らしながら苦笑。
 手をこっちへ来いという様に熱田へと振った。
「?」
 取り敢えず熱田は自分のデスクトップに貼り付けた家族写真を愛でている馬鹿の横を通り、月読のテーブルへ向かう。
 前に立つと彼女はデスクトップに置かれた電話の受話器を片手に、何か気味が悪いくらいの笑顔で、
「アンタに電話よ。女の子から」

628:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:23:01 NhRwRq/q
「「「は?」」」」
 首を傾げる。
 同時に上がるのは部屋全体から来る疑問の波であり、部屋に居た全員が振り向く音と立ち上がる音だ。
 誰もが信じられぬといった顔で熱田を見る中、熱田は眉を寄せた表情で、
「……」
「はい、どうぞ。かなり慌ててるみたいよ?」
 受話器を貸せとばかりに手を差し出す。
 すると輝かんばかりの笑みで月読は熱田へと受話器を手渡した。
「俺だ」
『ゆ、ゆきひとぉおおおおおおお!?』
「ぬがっ!?」
 話しかけた瞬間に耳が破壊されかけた。
 思わずのけぞった体を戻し、再び受話器に耳を戻す。
「んだ、お前か。なんだ俺ぁ、仕事中だ。切るぞ」
『うわ!ゆきひとの冷徹魔人!というか、卵が腐ったような匂いを!バイオハザードォーッ!?』
「……」
 駄目だこいつ早くなんとかしないと。
 なんとも言えない表情の中で目を細めるが事態が変わるわけでもなし、取り敢えずは状況を把握しようと言葉を選ぶ。
「おい、一体何をした」
『え?いや、腹が減ったからご飯を作ろうとしてフライパンに卵を落として色々混ぜたら』
「何を混ぜた」
『えーっと……白いのを二種類と黒いのと、あと虹色の』
「捨てろ」
『え?ちょ、せっかく作ったんだぞ!?』
「捨てろ」
『あ、臭っ!聞けよ、人の話!』
「捨てろ」
『勿体無いと思わないのか!?そもそも卵というのはだな、小鳥の命の源を―』
「じゃあ食え」
『いますぐ捨てます、ごめんなさい』
 即答だった。
「……ったく、あとで弁当でも頼んどいてやる。我慢してろ」
『……ごめん』
「迷惑かけたと思うんなら、変な事すんな。んじゃ、俺は仕事に戻るからな」
『ん、解った……』
「じゃあな」
 受話器を電話本体に戻して通話を切る。
「ふう……ったく、ん?」
 疲れた様子で頭を掻くと同時に熱田は気づいた。
 周囲の視線が妙な事に。
「なんだ?」
「熱田」
「あ?」
 何時の間にか後ろに居た眼鏡の青年―鹿島が声をかけると同時に熱田の肩を叩く。
 良い笑顔がうっとおしい程に眩しかった。
「家庭は良いもんだろ、漸くお前にもそれが解ったんだな?」
「……テメぇの頭の構造がおかしくなってるってのは良く解った。つか、聞けよ」
 言うが、鹿島は聞かずに背を向けて自分のデスクトップへ戻ってしまった。
 その際に手を振ってくる姿が妙にハードボイルドでムカついた。
 追いかけて殴ってやろうと思うが、
「熱田」
「あぁ?」
 今度はさっきから笑顔を浮かべっぱなしの月読が声をかけてくる。
 上司と部下の関係上無視するわけにもいかないので振り向くと、
「これ、キチンとうちの部にも出してね」
「……」
 一枚の書類が差し出されていた。婚姻報告書、と一番上に書かれた書類が。
 無言で破く。
 取り敢えず原型が解らなくなる程度にまで。

629:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:25:07 NhRwRq/q
「いやぁねぇ、照れちゃって」
「ババアまで勘違いするんじゃねぇえええええええ!」



   ●



 白い光が照らすのは広めの廊下だ。
 長く続くその道を歩く人影は少ないが、昼時という事もあってどこか楽しげであった。
 しかし廊下を行く人物の一人である熱田の足取りは重い。
「うっう~酒の肴にお前の鯖ぁ~……うまくのらねぇな」
 何時も通りの調子を出そうと唱ってみるが、うまい歌詞が浮かんでこない。
……ったく、それもこれもあの女のせい、ってかぁ。
 不満げに当てもなく廊下を流離いながら熱田は普段はあまり使わない思考を働かせる。
 先程の電話は熱田の自宅からであり、通話の相手は今朝熱田の住居に不法侵入していた少女だ。
 ちなみに平手を喰らった後、彼女との熱きファイトがあったのだが、それは今は置いておくとする。
 取り敢えず仕事に行かなければならないという理由もあり、彼女は住居に置いて来た。
 取られて困るものも無いし、出て行くならそれで問題はない。
 ただ彼女の服は見当たらなかった為に着せたワイシャツ分の出費がかかるが。
 まあ、それも想定の範囲内というやつだ。
 むしろ出て行ってくれたほうがありがたかったのだが。
……どう考えても居座る気だよな、ありゃぁ。
 面倒な事になったものだ、と熱田は吐きたくもないため息を一つ。
 足を止める。
 目の前にあるのは熱田が所属する組織であるUCATの配達サービスもやっている購買部だ。
 確かここの配達可能範囲には熱田の住居も入っていた筈。
 それに弁当のレパートリーも豊富。
 少女もこれならば不満も漏らさないだろう。
 本来ならば気遣う必要もないのだが、一応は女だ。
 男として気遣うのは道理というもの。
 だから熱田は弁当を頼む為に購買部の受付へと足を踏み出そうとして、
「おい、あんた」
「あ?」
 不意に横の通路からかけられた声に首だけを動かして振り向いた。
 そこにいるのは、濃い色の肌を持った一人の少年とその後ろに若干隠れる体勢を取った金髪の少女だ。
 濃い色の肌の少年は堂々と、金髪の少女は落ち着かない様子で熱田を見ていた。
 熱田の顔見知りだ。
「原川・ダンに、ヒオ―あー、なんたらだったか?」
「ヒ、ヒオ・サンダーソンですの!」
 少女ことヒオ・サンダーソンが隠れたままの状態で叫ぶ。
「ああ、そうだったそうだった。んで、なんだ?こっちは時間がねぇんだ、とっとと用件を言いな」
「そうさせてもらう」
 と、原川が一枚の紙片を差し出した。
「なんだこりゃ?」

「男でも比較的楽に買えるランジェリーショップの一覧だ」

「は?」
 固まる。
 そして、原川の顔を見る。
 サングラスをかけてはいるが多少下にずれている為、その真剣な眼差しは見えた。
 そう、彼は真剣なのだ。
……やっぱこいつも全竜交渉部隊の一員だったってわけか。
 つまりは人として大事な一線を超えてしまっているというわけだ。
 熱田の思考が頷きを一つ。
 とてもではないが、御近づきにはなりたくない。


630:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:28:03 NhRwRq/q

 なので、両手を原川へと差し出しノーセンキューのポーズをとり、
「俺にはそういう趣味はねぇ」
「何か勘違いしているようだが、家に誰かが転がりこんできたんだろう?」
 熱田の眉がピクリと反応する。
「……なんでお前がそんな事知ってんだ?」
 疑問を放つと原川はまるで何処か遥か先を行く指導者の様な悟りきった目で、熱田の両肩を掴み、
「開発部から色々と情報が飛んで来てな。それでなんだが、あんたに一つ忠告がある」
「なんだ」
 気圧されたわけではないが、なんとなく彼の言葉は聞いておかなければならないような気がする。
 そう直感が告げていた。
 故に熱田はそれに従う。
 直感は数多の戦場を駆けて来た彼にとっては尤も信頼出来るものの一つだったからだ。
 目の前の少年は熱田の両肩に手を置いたまま、真剣な表情で視線をまっすぐとコチラへと向け、
「下着だけは着せておけ、後々面倒な事になるぞ」
「……おう」
 頷く。
 原川の言葉は何故か重かった。
 とんでもなく重かった。
 言葉に込められた思い出や経験がとんでもない重量を作り出していた。
 熱田はそれを受け取り、重く頷く。
 原川も満足したように頷いた。
 彼と熱田の額をそれぞれ一筋の汗が流れる。
 空気は二人の立つ場所の周辺だけがまるで鉛の様に重さを増している。
「え?え?どうしましたの、原川さん?熱田さん?」
 オロオロと原川と熱田に視線を移すヒオの声に熱田は彼女を見て、重さの意味に納得する。
 その上で熱田は原川の肩に手を置き返す。
「お前も苦労したんだな」
「解ってくれてありがたい」
 男二人、分かりあえた瞬間であった。



   ● 



「たぁだいまっとくらぁ」
「あ、ゆきひと!おかえり!」
 鉄製の扉を開けるといきなり裸にワイシャツといった姿をした黒髪の少女の輝かんばかりの笑顔が目に入った。
 だが、熱田は特にそれに対して思う事もなしに、彼女へと紙袋を突き出す。
「よし、着ろ」
「へ?」
 少女はわけの分からないと言った様子で両手で紙袋を受け取り首を傾げる。
 取り敢えず用件は伝えたので、横を通り過ぎて狭いキッチンに設置された冷蔵庫へと向かう。
 背後でガサガサと紙を弄る音と小さな悲鳴が聞こえたが熱田は気にしない。
「ゆゆゆゆ、ゆきひと!?ふふふふ、服が!?」
「礼は良いから、さっさと着てこい」
「わわわわ、わかったぁー!」
 嬉しいんだか、慌てているんだか解らない調子で少女が叫ぶ。
 と、同時に玄関近くに設置されたトイレの扉が開いたであろう音がし、閉まる音も続いて響く。
 それを聞いてから熱田は満足そうに冷蔵庫の中から一本の缶ジュースを取り出して、蓋を開け、
「んぐ」
 腰に手を当てて一気に飲み始める。
 喉を流れる液体が体を冷やす錯覚が何とも心地良い。
 やはり仕事の後の一杯は格別だ。
 最近はUCAT製の"蜜柑絞っちゃう!"が自分の流行だったりする。
 苦くて酸っぱい!がキャッチフレーズの甘味一切なしの男の飲料だ。
 ぶっちゃけ不味いがそこがまた良い。

631:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:29:36 NhRwRq/q

 と、味に浸っていると扉が開くと同時にドタバタとした足音が聞こえてきた。
「ゆ、ゆきひと着れたぞ!」
「ん?おう」
 足音が止まると同時に熱田は振り向く。
 そこには―ポニーテールに髪型を整えた着物姿の少女が立っていた。
「ゆきひとがまさか着物まで買って来てくれるとは思わなかったぞ!」
「……」
 まさか月読にいらない服はないかと聞いて適当に貰ったものとは言えまい。
 ちなみに紙袋に入れた後の状態の物を渡されたので中身は知らなかったとも言えはしない。
「ああ、それはほら、俺ぁ良いやつだからなぁ」
「うむ、ゆきひとは良いやつだ!」
 ははは、と二人して笑う。
 チラリと彼女の手元を見ると一枚の髪に色々と書かれていた。
 恐らく着方などを書き込んだ紙だろう、と熱田は一人納得。
「でだ」
 一転、熱田の表情が変わる。
 真剣、と言える表情へとだ。
「ん?」
 対して少女は首を傾げるのみ。
「名前とかは、思い出したのか?」
「おお、それなんだけど!思い出したぞ、名前だけだけど!」
「ほお」
 それは僥倖だ。
 明日になって何も思い出さなかったら警察にでも届けるつもりだったが、
……楽になりそうだなぁ。
 良い事だ。
「で、お前の名前はなんていうんだ?」
「くさなぎ!」
「は?」
 首を傾げる。
 別段、珍しい響きではなかったが、己の使う剣がその名と同じだった為に反応してしまったのだ。
「どうした、ゆきひと?」
「いや、なんでもねぇ。で、名前は?」
「むらくも、ぐにゃ!?」
 殴っておいた。
「な、なにするんだ、ゆきひと!?」
「うっせぇ、なんだテメェ、もしかして"俺達"の関係者か?その名前を出しやがって」
「……お、"俺達"?」
「とぼけんな」
 熱田の声は冷たい。
 同時に若干の怒りを帯びたものだ。
「その名前はな、俺達にとっちゃあ、とんでもなくでっけぇ意味を持ってんだ、分かるか?」
「え、あの、いや……だから、本当に」
 怯えた様子で少女―くさなぎが後退るが熱田はそれを許さない。
 彼女の肩を掴まえて、まっすぐと視線を合わせる。
「うるせぇ、いいから本当の名前を教えろ、このガキ!」
「ひっ、や、やめろ、ゆきひと!私は本当にその名前で」
「まだ言うか、くそが、き―!?」
 もう一度殴ってやろうと拳を振り上げようとしたところで熱田は気づく。 
「な、に……?」
 動けない。
「……?」
 くさなぎが怯えて頭を抱えて身を縮めながらも僅かに開いた横目で熱田を見やる。
 熱田はそれに対して何も反応しない。
 否、出来ないのだ。
……まさかとは思うが。
 驚愕の後に来るのは驚くほど冷えた思考だ。
「おい、ガキ」

632:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:30:43 NhRwRq/q

「ひぇ……?」
 声をかけるとくさなぎがビクリと身を振るわせながらも顔を上げる。
「俺に何か命令してみろ」
「え?」
「いいから早くしろ」
「あ、う、うん……じゃあ」
 くさなぎは大きく深呼吸を一つ。
 続く動作で口を開いて、

「や、優しくして?」

 と言った。
 なので熱田の体は勝手にくさなぎに覆い被さっていた。
「成る程な―って、待て、なんか違ぇだろ!?」
「きゃー!?きゃー!?」
「テメエも喜ぶんじゃねぇー!」
 見れば覆い被さられた方のくさなぎは顔を真っ赤にしながらも何故か楽しそうだ。
 意味的には思春期の男女が思い浮かべるような方向性の発言だったらしい。
 熱田は必死に彼女の言葉に抗い、体を押し留める。
 だが、これで確信出来た。
 直感もそう告げている。
 彼女は、
「な、なあ、ゆきひと」
 間違いなく、
「わ、私達まだ知り合って間もないけど、な」
 自分の知っている、
「あ、相性は良いと思うんだ」
 ある意味自分達の生みの親とも言える存在。
「だ、だから」
 彼女は覆い被さったまま踏ん張る熱田の顔を頬を赤く染めた恥ずかしそうな表情で見つめて、
「ふ、不束者だけど……宜しく頼む」
 言い切った。
「ぐ」
 熱田の理性が命令に塗りつぶされて行く。
 間違いない。
 彼女は―。
「んんぅ!」
 唇と唇が重なり合うと同時に失われつつある熱田の精神は確信を心に刻み込む。
 そう、彼女は、かつて自分の先祖を生み出した世界―2nd-Gそのものだ、と。
 だが、その確信にもはや意味はなく、熱田は着物姿のくさなぎの唇を貪る様に―、



【フツノ様が嫉妬で暴れ始めました。皆様退避をお願いいたします】


633:>>625
07/11/12 04:33:24 NhRwRq/q
というわけで、まずはここまで見ていただいた方に大いなる感謝を。
性格とかは結構適当です。
今回はここで区切りましたが、要望があれば書きたいとか思いつつも、
でも命刻と新庄のも書きたいなぁ、ああ、どうすればいいですかね、ぼかぁ!?

取り敢えず今回はここで失礼させていただきます。エイメン。

634:名無しさん@ピンキー
07/11/12 06:23:31 vPzybFRt
宇和ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあx
何これえええぇぇぇぇえぇ
面白い&エロい&萌えた!!!
超GJ!!!

635:名無しさん@ピンキー
07/11/12 08:18:26 fcZlirp3
とりあえず朝っぱらから鶏のごとく叫ぶ>>634の首を絞めて黙らせつつ
>>633GJ
原川のくだりで無茶苦茶吹いたwww
あとフツノは俺が止めるから続きを―!

636:名無しさん@ピンキー
07/11/12 08:52:32 ax4mx7DX
何という寸止めw

637:名無しさん@ピンキー
07/11/12 10:08:11 ZRloEUS+
>>633
グッジョブ極まりねぇッ
原川と熱田は良い酒が飲めそうだな
そういやどっちもヤンキー属性…!

原川の後ろに隠れるヒオの「らしさ」にぼくはぼかぁもう!
待つ次回作

638:名無しさん@ピンキー
07/11/12 12:51:45 qRlW6vzY
>>633
ぐぁ、あらゆる方面で負けた!つーかGJすぎて声もでねぇ!
そこで原川だすとは…!

639:名無しさん@ピンキー
07/11/12 13:17:16 IFc6TbHl
>>633
おーい誰か全部長もってこーい。
フツノたんはそっちに任せて、俺達は続きを観賞しようぜー。

640:名無しさん@ピンキー
07/11/12 14:46:05 T/3DYdnQ
「それでですね、先生。
原川さんったら酷いんですのよ?事あるごとに君は馬鹿かって」
「まあ!それはいけませんわね」
ここは、ディアナ・ゾーンブルクの借り受けている宿舎の風呂場だ。
宿舎と言っても、
VIP用らしく、高級住宅並のものであり、
一人で生活するには些か広い。
が、ここを使用する理由がある。
原川宅に近いから、だ。
より正鵠を期するなら、これは彼女の夫でもあるオドーの要請でもある。
(叔父馬鹿、ここに極まれりですわね・・・)
原川への不平を漏らしながらも、
どこか楽しそうな教え子を微笑ましく思いつつ、そんな事を考える。

641:名無しさん@ピンキー
07/11/12 16:15:44 AAGFGzAo
皆、フツノを止めるぞ! 
>>625に続きを……!

642:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:07:54 T/3DYdnQ
と、唐突にヒオが話すのを止めた。
時折、ヒオはここを訪れる。ディアナにとっても、この娘同然の教え子と過ごす一時は、
掛け替えのないものだ。
大体の場合、先程のようなたわいもない雑談が殆どである。
が、今のヒオはひどく真剣な、思い詰めた顔をしていた。
「?、どうしましたの?ヒオ」
「・・・」
ディアナの問いに答えず、ヒオはディアナとの距離を詰め、次の瞬間、
「な!?」
ディアナの乳房を揉みしだいていた。思いっきり。
自分の小さな手の平に余る、
爆乳の感触を楽しむかのように思うさま揉む。
「くっ、ふぅっ、ヒ、ヒオ?」
ディアナはくすぐったいような刺激に堪えつつ、声を絞り出す。
だが、それにも答えず、ヒオは胸を責める。右手で揉み続けながら、左手は屹立した乳首を弄り始める。
撫で摩り、摘み上げ、捏ねる。
その刺激にたまらずディアナは声を漏らした。
「あうっ、いあ、あ、だ、だめぇっ」
ヒオは、意味も無くこんな事をする娘では無い。
そう思い成すがままにされていたが、
ヒオが自分の乳首をくわえようとするにいたって、
慌ててヒオを引きはがす。




すんません619です。
仕事場ではさすがにそろそろ限界。まだ続きます。
619の文に繋げてくつもりですので、よろしくお願いします。
では、また。ノシ

643:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:13:40 fcZlirp3
>>642
全俺代表の俺が言葉をのべよう

お願いですから書きためてから投下してください
書きながらではなくて

644:名無しさん@ピンキー
07/11/12 18:13:46 Dv+z8f50
書き溜めてくれないと情動までもがぶつ切りになって、ああ、僕はもうどうしたらいいのかと!

いやね? 明らかに途中で切れてると、『あれ、まだ続くのか……? GJも何もできない』みたいな感じになってスレストしてしまうのさ。
投下中に雑談なんか中々する勇気がもてん。

645:名無しさん@ピンキー
07/11/12 18:40:20 fcZlirp3
さて、そのまま過ぎて吹いたから晒す

ヒオ・サンダーソンうそこメーカー
URLリンク(usokomaker.com)


ダン・原川うそこメーカー
URLリンク(usokomaker.com)

646:名無しさん@ピンキー
07/11/12 19:22:44 Ffp9f7Z8
ノースウィンドウにすると一味違うぜ

647:名無しさん@ピンキー
07/11/12 20:21:32 B6E5VBGB
フツノは俺のタケミカヅチで沈めた。
では続きを所望しようか。

648:名無しさん@ピンキー
07/11/12 20:56:29 TkpPdfV6
雪人ってユキヒトって読むんだな・・・今までずっとユキトって読んでたぞ

649:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:03:14 eHUpu6EW
俺はユキヒトって読んでたな
だってユキトだと語呂的に可愛すぎじゃね?

650:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:19:58 7iDUf2QX
>ユキヒト

ノシ

651:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:45:04 gAySf/bC
キャプテン・セットとか名乗ってそう。

652:名無しさん@ピンキー
07/11/13 02:17:03 HBTYEhWe
「やぁ……っ。せ、せんせ……」
ちからなくもがくヒオの手足が、浴槽のお湯をかき混ぜた。
「耐えるんですのよ、ヒオ。いま鍛えればきっと彼好みのサイズになれますわ。ええ、きっと恐らく多分」
後ろから抱きかかえるようにヒオの肢体を支えているディアナは、台詞の間も責め手を弛めない。先程から、彼女の指はそれぞれが別個の生き物であるかのように、ヒオの胸元を弄っている。
絶え間なく。緩急をつけて。
激しくも優しい愛撫に翻弄され、ヒオはただ喘ぐことしか出来ない。
「あ、そうですわ」
「…ふぇ…?」
ふいに指の動きが止まった。
「そろそろこちらの具合もよろしいんじゃなくて? ヒオ」
ついと伸ばされたディアナの右手が、無防備に投げ出されたヒオの脚の付け根へと――


夢、大暴走。攻守逆転ばーじょん
さあ、早く続きを書くんだ>>642……!

653:名無しさん@ピンキー
07/11/13 17:25:19 au4Snx3k
>>652
なんだか知らんが、なぜかそこに原川が偶然→3Pって妄想がッ!!

あ、金属音

654:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:55:17 RsV2aFdY
やっぱりヒオって育つとアメリカンなサイズになるんだろうか


655:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:57:42 sP+iZHMA
育ち方を間違えて「ボーン、ボーン、ボーン」になったらどうしよう。


私ヒオえもん~

656:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:07:39 HBTYEhWe
>>655
ははは………火刑だ!

最近ゲームOSAKAやって気付いた
川上世界で「~ですの」口調な女子に弱い自分に
おのれヒオ遺伝詞ー!
グレアンEDを迎えた暁には何かマロいの書きたいもんだ

657:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:56:00 9+pYxeuY
計画通りデスノ!

あーっ、火刑はやめてーっ!

658:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:56:43 XRZ5ycz5
ですのートと申されたか。

659:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:05:46 IBhmV22J
名前を書くとその人が指定されたタイミングで偶発的に、天然的エロ発言を発する
口調はそのままなのか飛王語になるのか、そこが問題

660:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:10:54 Igz1U2eV
脱 ぐ ん じ ゃ な い の か ?

661:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:31:00 f0cObUYd
・本人の口調で天然的エロ発言

・他人に全裸シーンを視姦されやすくなる加護
のコンボを提唱

662:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:46:25 ZXdIzMvL
>>661
それだと半分も変わらんヤツが大量におるなぁ……

663:名無しさん@ピンキー
07/11/14 08:52:27 0XR4g+AM
終わクロだと
新庄→既に視姦されずみ

風見→新庄と同様

美影→飛場に飽きるほどry

ヒオ→論外


全竜交渉部隊はダメだな
変わるのはシビュレ、八号、大樹先生etc...か

664:名無しさん@ピンキー
07/11/14 09:21:15 +118rB+H
>>661
全部長とかどうするよ

665:名無しさん@ピンキー
07/11/14 10:00:41 neyFot/R
>>663
な、何言ってんですか!
飽きません、飽きませんよ美影さんの裸体は!

666:名無しさん@ピンキー
07/11/14 19:42:27 rdlfBOb+
>>663
大樹先生はあのボケの中にちょいと混じるだけで本人は全然変わらない希ガス

667:名無しさん@ピンキー
07/11/14 20:22:35 Lmm6OEww
>>663
不特定多数公衆の面前にすればいいんじゃないか?
特に新庄とか風見あたり。

668:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:13:53 l15VAm4e
すんません、流れぶった切りです
既出かもしれないけど前スレかに出てたSFか八号っぽいキャラが出てるエロゲ
スタッフコメントにSではなく八の方ですって書いてあったわ

669:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:26:41 OTKnOwPQ
kwsk

670:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:13:25 0XR4g+AM
>>667
新庄が不特定多数の前で全裸を晒して場合

佐山がすごい毒を持っておいかけてくるぞ
多分、目撃者全員を私刑に処すまで止まらん

671:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:14:56 0XR4g+AM
晒し、た、だろ俺orz
晒して場合ってなんだよ俺orz


重力レンズに飛び込んで音速超過で太平洋いってくる

672:名無しさん@ピンキー
07/11/15 00:19:57 Nw4VScko
 枕 枕 
布俺布グ布
団布団レ団
布団布ア布
団布団ン団
布団布団布

編集作業中に居眠りするグレアン可愛いよグレアン

673:>>625
07/11/15 00:55:59 tmpisCmt
また変な妄想が降りてきた。
熱田×くさなぎは意外と好評みたいなので書くよ!書くよ!
イメージは"雪ノ字"のままだけどな!


では、投下させていただきやすー。今回もエロ無しでゴザル。

674:飛場家れんあい模様
07/11/15 00:58:01 tmpisCmt

 彼女は何故か不機嫌だった。
「聞いてください、千里様」
 羨ましくなるくらい綺麗なブロンドの髪を感情的に揺らしながら彼女は言う。
「この前美影様とお風呂に入っていたらですね、美影様が―」
 彼女の口から出てくるのは喜怒哀楽の感情がたっぷりと篭った言葉だ。
 主に今は怒の感情を漏らしているが聞き手である風見・千里はそれを笑顔で聞いていた。
 確かにテーブル越しに向き合って眉を立てながら彼女は憤っていたが、それが風見には嬉しいのだ。
 これでも風見は久しぶりに他国のUCATから日本UCATに戻って来たばかりだったりする。
 疲れは結構溜まっている。
「それでですね―」
 が、それを無視してでも彼女の話は聞く価値があった。
 何故ならば彼女は自分の妹分の様なものだ。
 それに先程から飛んで来る話題はとても楽しげで、聞いているだけでその場に自分も居た様な気分になれる。
 日本を長い間離れていた身としては、帰って来たという気がして妙に心が躍るし。
 兎にも角にも彼女の話は聞いていて楽しいのである。
 そして、今も目の前で彼女は怒りの表情を一変させていた。
 彼女はいきなり尻すぼみになった言葉の後、少しだけ迷った様な仕草を見せ、
「その」
 左耳の横を流れる己の髪を指で弄くりながら顔を赤くした。
 何だ。
……え?何、この仕草……この子がこんな顔見せるだなんて。
 何だ。
 思わぬ急展開に風見の頭が目まぐるしく憶測と予想を飛ばし始める。
 風見の直感は言う、十中八九彼女の顔は"恋する乙女の者"だと。
 風見の理性は言う、だが記憶の中の彼女はそこまで恋愛に"興味がある者"ではない筈だったと。
 どちらも頷けるものであり、故に風見は直感を取った。
 恋に対する予想に知識など当てにはならない。
 出会いというものは常に唐突にやってくるものなのだ。
 だから風見は椅子に腰を落ち着けて、どっしりと構える。
 妹分に好きな人が出来たならば、自分は頼れる姉貴分でなければならない。
 幸い自分には既に大切な人がいるしきっとアドバイスの一つや二つ上げれるだろう。
 だから風見は頷く。
 大丈夫だ、と。
 自分は彼女の力になれる、と。
「何いきなりどもってるの、ほら早く話の続きをして頂戴」
「は、はい」
 まずは話しの後押しだ。
 押さえ切れない感情が漏れ出して思わず先程よりもずっと笑顔が深まってしまうが、向かい合う彼女は気づかない。
 それほどにまで彼女にとっては大事な事なのだろう。
「……先日、あちらの御宅で料理をしていたら後ろから急に抱き締められまして……」
「……あちらの御宅?」
 首を僅かに傾げる。
 風見は、抱き締められた、という部分よりも"あちらの御宅"という言葉に反応する。
 つまり彼女は今現在、気になっているであろう人物と、
……同棲してるか、通い妻してるって事……?
 驚愕は何とか押し隠す事が出来たが、内心では目を見開きたい気分だ。
 数年前までは千里様、千里様と何かと自分の傍に居たがった彼女がまさかそんな事をしているとは。
 嬉しいような、悲しいような、そんな喜びと感傷が綯い交ぜになった感覚が風見の胸に降りてくる。
「……あ、あちらの御宅と言っても千里様もご存知の場所なので、し、心配は御無用ですよ?」
 照れた風に両手を胸の前に持ってきて小さく振る彼女の姿を見て風見は心中で頷きを一つ。
 黒だ。
 間違いなくこの様子は黒だ。
 だから風見は相手を聞き出すために若干自分達を分断するテーブルへと身を乗り出し、
「で、誰なのよ?この風見さんに言っちゃいなさいよ、ほれほれ」
 にやつきを隠さずに彼女の額を指で突く。
 柔らかい肌が反発してくる感触がなんとも言えなかった。
 が、そんな心地良さに浸っている風見とは逆に彼女は身を縮める様に顔を俯かせた。
 顔が真っ赤になっているのが丸見えだが、風見はそれを見て笑みを深めるだけだ。

675:飛場家れんあい模様
07/11/15 00:59:06 tmpisCmt

 暫く逡巡していたのか彼女は視線を左右にゆっくりと動かすと、
「……です」
 ぽつり、と何かを呟いた。
 視線を逸らしながら恥じらう彼女の姿は可愛らしく思わず抱き締めたくなるが、
……それやっちゃうとはぐらからされそうだしなぁ……うー。
 今は彼女の思い人の事を聞きだす方が先だ。
「なぁに?」
 風見は笑みのまま軽く首を傾げ、彼女に仕草で声量を上げるように催促する。
 すると向き合う彼女の泳いでいた視線が真っ直ぐと風見を見た。
 思わず身を引きそうになってしまうくらい強い視線だ。
 風見はこの視線を知っていた。
 何かを決めて実行しようとする者に宿る覚悟の視線。
 だから風見も身を引いて、椅子に深く腰をかけた。
 そして改めて強い視線を送ってくる彼女と視線を交差させる。
 彼女は膝の上で両の拳を握り締め、未だ若干赤い顔の中で眉を立て、
「ひ―」
「ひ?」
「ひ、飛場様の御宅です!」
「……あー……なるほどねぇ……」
 肩から一気に力が抜ける。
 つまり彼女は美影に後ろから抱き締められて恥ずかしかったと言いたかったわけだ。
 まったく、心配して損した。
 だらけるように椅子の背もたれに沿って体が沈んで行く。
「飛場様ったら急に抱き締めてくるものですから……わ、私にも心の準備というものが……」
「は?」
 今彼女は何と言った。
「え?あ?えーっと、今、誰って言った?」
「え?飛場様、と……」
「あー、うん、なるほど……飛場ね。飛場。飛場先生の方?」
「いえ、飛場・竜司様の方ですが……どうかしましたか、千里様?」
「……」
 嗚呼、夢か。
 まさかあのパシリ後輩が目の前の清純で純真で従順な彼女を落とせる訳がない。
 だから目の前で顔を恥ずかしさで真っ赤にして、
「もう……あまりからかわないでください、千里様」
 とか顔を左右に振っている彼女も夢の登場人物なのだ。そうに違いない。
 目を覚まさねばと思う風見は勢い良く頭を振り、
「ふんぬ!」
「ち、千里様!?」
 テーブルに頭を叩きつけた。
「ぐはぁ!?痛い!?」
「大丈夫ですか、千里様!?何故、いきなりこの様な奇行に!大城様ですか!?まさか大城様の菌が脳に!?」
「いや、大丈夫だから。ちょっと突発的に自虐に走りたくなっただけだから」
「そ、そうですか……?何かお悩みがあるなら相談に乗りますが……」
「……あー、うん……」
 原因は貴女なのだけれども、などとは言えない風見であった。
 だが、これは夢じゃないという事がこれで解った。
 先程彼女が述べていた内容が真実であるという事も証明されたのだ。
 じゃあ、何か、本当にあのパシリ後輩は彼女の事を惚れさせたというのか。
「嘘だッ!」
「嗚呼!やはり大城様の菌がー!千里様がぁーっ!」
 泣きついて来る彼女―シビュレを視界の端に風見は虚ろな目で何処かを睨みつけ大声で笑い始める。
「大丈夫、シビュレ。飛場はこれから"転校"しちゃうのよ、あはははははは!」
「メディーック!メディーック!至急救護班を呼んでください!千里様が急に暴れ始め―」
「HIBAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
「千里様ぁーっ!?」
 もはや半壊状態の風見を止められるものはいない。
 彼女は腰周りにしがみつくシビュレを引っぺがして部屋を出て全速力を持って廊下を駆けた。

676:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:00:55 tmpisCmt

 数分もしないで外に飛び出た彼女を夜天に浮かぶ月の光が照らす。
 だが、彼女は疾走。
 目的地はもう決まっている。故に彼女は駆ける。
「おや、風見君。もう帰って来ていたんじゃなぁ。どうかなお茶ひぐらしっ!?」
 何か吹き飛ばした様な気がしたが風見は無視した。



    ●



 そうして走る事数十分。
 風見はとある一軒家の前に立っていた。
 全身から蒸気を上げるその姿はまるでオーバーヒートを起こした機械の様にも見える。
 だが、その瞳に宿る色は人間としての感情をありありと表していた。
 彼女は玄関前に設置されたインターホンを押し、数秒待つ。
『はい、どなたでしょうか?』
 まだ少年と言っても通る様な若干の幼さを含んだ声がインターホンに仕込まれたスピーカーから響く。
 それに対して風見は、
「風見で思い出せるかしら?」
 体から吹き出る蒸気を無視してとんでもなく良い笑顔を浮かべ、言った。
 声は優しかった。本当に優しかった。まるで死に行くものを看取る死神の如く優しかった。
『か、風見先輩!?帰って来てたんですか!?』
「えぇ、ついさっきだけどね」
『わぁ!知らせてくれれば歓迎会の用意でもしたのに風見先輩も人が悪いなぁ!』
「うふふ、そうね。それで、今出て来られるかしら、飛場?」
『いやぁ、残念ですが今から美影さんとお風呂でして!嗚呼本当に残ね―というか』
「?」
 風見は飛場の言葉に片手に持った機殻槍を地面に叩きつけてリズムを取りつつ首を傾げる。
『なんかさっきからなんか凄いガンガンと金属音がしてるんですが、おおおお、落ち着きましょう風見先輩!?』
「大丈夫、私は冷静。だからとっととぶっ殺されに来なさい?」
『この人、ナチュラルに殺人宣言してますよー!?』
「煩い」
 風見はインターホンの設置された玄関横の壁を叩いて飛場を黙らせる。
 表情は先程までの笑顔とは打って変わった憤怒の表情だ。
「あんたには美影が居るんでしょうが!なんでそのあんたにシビュレが惚れてんのよ!?」
『ええええ!?シ、シビュレさんが僕にですか!?そんな馬鹿な、でもそれだったら嬉し―嘘ですごめんなさい』
「……?」
 糾弾に即座に謝る飛場。
 が、その返答に風見は目を見開き、呆然とする。
『嗚呼!沈黙が痛い!あと後ろからの母親の視線も痛いんですがー!』
「ちょ、ちょっと待ちなさい。まさかあんた……気づいてなかったの?」
『え?そんな、第一シビュレさんは何時も"美影さんの為"にお手伝いに来てくれるくらいで……』
「……あんた、シビュレになんかした?」
『……ちょっと大変そうだったのでお手伝いシタダケデスヨ?』
「何故どもった。言いなさい、何があったの」
『……』
「言え」
『ひぃ!し、シビュレさんの裸を見てしまったりとか、手を合わせてしまったりした事があるであります!』
「開けろ☆」
 取り敢えず飛場家を壊すと飛場の母親とかにも被害が及ぶのターゲットだけを外に出そうと風見は思う。
『あはは、風見先輩。僕、今ちょうど御腹が痛くなってしまいまして……寝ていいですか?』
「うん、私が子守唄を歌ってあげるわよ?永遠に起きれないけど」
『わぁ、超快眠ですね。でで、でも今日のところは急ぎますので!じゃあおやすみなさい!』
 ガチャリと飛場が通信を拒んだ音がインターホンから聞こえる。

677:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:01:55 tmpisCmt

 風見は立っていた。ただ立っていた。
 背後の空気が何故か陽炎の様に揺らいでいたとしてもただ立っていた。
 表情は、笑顔だ。



    ●



 飛場は震えていた。
 ベッドの中に入って一人で震えていた。
 自分の半身とも言える美影には申し訳ないが彼女一人でお風呂に入ってもらった。
 心配だが、今は自分と居る方が心配だ。
 何故なら―、
「飛場君☆」
「ひっ!?」
 思わず声が裏返る。
 布団から出てはいけない。見てはいけない。
 今出たら見えるのは悪夢だけなのだから。
 だから飛場は眠ろうと無理矢理に瞼を閉じる。
「もう飛場君ったらお寝坊さんねー☆」
「ぐー!ぐー!」
 いびきの真似事をしてみるがもしかしたら逆効果だったかもしれない。
 というか、そんな声音を出されると貴女本当に誰ですかと言いたくなってしまう。
「仕方ないなぁ、私が起こして上げる☆」
「うごぁっ!?」
 腹部に強大な圧迫を感じると同時にその勢いで上半身を覆っていた布団が剥ぎ取られる。
 そこには、
「ひ~ばぁ~くぅ~ん☆」
「いやぁあああああああああああああああ!」
 寝ている自分に馬乗りになりながら悪鬼の如く笑う風見の姿があった。
 汗をかいて頬を蒸気させるその姿がとても色っぽかったがぶっちゃけそんな場合ではない。
 彼女は飛場の頭の左右にゆっくりと手をつけると彼の顔を覗き込み、
「一片、死んでみる?」
 対する飛場に出来る事はただただ勢い良く頭を振って降伏の意を示す事だけだ。
「おおおお、落ち着いて話し合いましょう、風見先輩!」
「さっきも言ったでしょう?私、冷静」
「カタコトになってますし、嘘は良くありませんよ!?」
「じゃあ冷静じゃないから殺っちゃおうかなー☆」
「そっちもいやぁあああああああああ!?」
 叫ぶと同時に音が来た。
 しかし音の出所は飛場の首でも頭でもない。もっと遠く風見の後ろに位置する部屋の扉からだ。
「竜司さん、どうしました?……あら?」
「「あ」」
 扉を開けたのは飛場の母であった。
 髪に若干の白髪を混ぜた彼女は扉を開けた体勢のまま飛場とその上に乗る風見を見て硬直。
「……あ、あらあらまぁまぁ……ごめんなさいね、ほほほ……」
 ゆっくりと扉を閉じた。

678:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:05:31 tmpisCmt

「……」
「……あの、風見先輩?」
 重い沈黙が部屋を満たす。
 飛場はかける言葉を考えるが、思いつかない。
 何しろこちらは先程まで襲われそうになっていたのだ、思いつく筈もない。
 だが、沈黙は意外な事に風見が口を開く事で開かれた。
 彼女は額に一筋の汗を流しながら、
「……逃げるわよ」
「え?」
「逃げるって言ってるのよ!」
「って、ぐぇ!?一体なにが、ひぃ!?」
 飛場の叫びの直後、何故か床をぶち破って黒く巨大な機械の手が今まで飛場達が居た位置に出現した。
 武神の手だ、と判断するのに数秒。そしてその操り手を思い浮かべるのに数秒。
「み、美影さん!?」
 彼女は居た。
 一房の金髪を残した黒い長髪を揺らしながら柔らかい笑みを浮かべる女性が手の根本に立っていた。
 風見は飛場の首根っこを掴んだ状態で開いた窓から飛び出す。
 その時飛場は見ていた。
 
 美影の笑みの中、目だけは笑っていない事を。




 その後の誤解が解けるまでの逃走劇は後のUCATの歴史にも刻まれる事となった。
 が、これが切欠となり凶悪な奇病"エロゲ体質"の発見となる事を―今は誰も知らない。

 
 ◆エロゲ体質第一発見者・大城・一夫教授かく語りき―『世界の夜明けはちかいぜよ』

679:>>625
07/11/15 01:08:42 tmpisCmt
あと竜美も攻略可能だと僕ぁ思うんですよ、どうですかね!?
……ああっ!そんな目で見ないで!見ないでぇっ!

というわけで飛場って実はエロゲの主人公でもいけるんじゃね、とか思ってたらこんなん出来ました。
どうみてもNice Boat.です本当にありがとう御座いました。

それでは、ここまで見てくれた皆さんに感謝しつつも、また次回。
でぁー。

680:名無しさん@ピンキー
07/11/15 01:36:07 N4zpy3YV
よし、飛場コロス。

つまりは美影さんとシビュレさんと、あげく旦那持ちのカザミンに手を出したという噂が
日本UCATに広まるわけだな?

681:名無しさん@ピンキー
07/11/15 05:53:47 kD4c8tCd
>>679
うん、GJ。楽しかった。
続きを待ってるぜ。

Nice Boat.は今や有名な言葉だよなあ…。

682:名無しさん@ピンキー
07/11/15 05:56:11 GQNuBE2a
幼馴染 - 竜美
ヤンデレ - 美影
ツンデレ - 風見
ロリ - ヒオ
先生 - 大樹
委員長 - 新庄♀
ドジっ娘 - 新庄♂



くそっ!なんてエロゲだ!

683:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:31:51 Nk9hcA3V
ドジっ子-トメ
だろうが! 何を言っておる貴様ー!

しかしひぐらし縛りのパロに笑った。川上作品は案外パロでもいけるなあ。

684:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:54:09 Nw4VScko
いやいやいやいや
玄関先で女子を拾うというシチュエーションの原川にもギャルゲ主人公の資格はあるぜ!
ヒロインは金髪押しかけ系一択ですが!

685:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:59:48 fEVbm/vT
川上作品はどんなパロだしても違和感なく受け止められたりするからなあー
>>679GJ、ちょっと>>680の手伝いで鉈持ってちょっと屋根の上行ってくる

686:名無しさん@ピンキー
07/11/15 08:04:21 Nw4VScko
ああーっ大事なこと忘れてた
>>679 超GJ!

687:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:56:27 rv02xiLD
ここで爺苦×ブレンを…

688:名無しさん@ピンキー
07/11/16 02:06:13 G68dyaHS
GJでしたー! うん、飛場死ね。

風見はツンデレっていうよか、普段はケンカ友達な関係だけど
偶然出雲にヤられてる姿を盗み見て妙に興奮するような系のキャラな気がする。エロゲ的に。

689:名無しさん@ピンキー
07/11/16 03:22:39 vSpOZlzB
>>679GJすぎてちょっとばかり阿武さん持って飛場くんに会いにいってくる大丈夫俺は冷静冷静なんだだから安心安心して……!

いや、むしろ風見は悩んでる飛場くんを殴り飛ばして体育会系的に励ます系キャラでどうだろうか

690:名無しさん@ピンキー
07/11/16 06:51:13 jfNZfiNc
>>688
それで盗み見ながら自慰ってわけですなー

691:名無しさん@ピンキー
07/11/16 16:28:54 z609FOBx
>>688
そしてそのまま三つ巴戦に………!

692:名無しさん@ピンキー
07/11/16 17:54:16 aolGRpH7
>>669
ふぃぎゅ@メイト

693:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:26:21 hZn7l4hb
ヤベェ、>>692のゲームを急に欲しくなった……!

694:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:08:21 i4Lgyaz4
>>692
あやつか……!!
すでにプレイ済みだ、あははははははははは
いやー……はははははは

695:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:19:06 +IMwz8fI
>>692
がちゃがちゃぎゅーっとフィギュ@♪

はい、スミマセンニコ厨です

696:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:30:40 XGPy01wm
ニコニコ行かんでもメーカーサイトにデモムービーで見れるでしょ?

697:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:39:59 RYn6EEd3
メーカーサイト行かんでもyoutubeで見れるっしょ

698:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:45:27 +IMwz8fI
>>696-697
組曲『ニコニコ動画』で知ったんだ。

699:名無しさん@ピンキー
07/11/17 01:27:11 z0k48TYL
>>698
ニコ厨でも大きな丈の夫だろ。以前に本スレのほうで組曲ネタやってたぐらいだし。

そういう俺はふぃぎゅ@メイトやってました

700:名無しさん@ピンキー
07/11/17 09:18:31 mqRlyC7N
半年ぶりに見に来たら吹いたwwwwwww
何でこんなに伸びてるんですかwwwwwww

701:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:54:32 Fs9eYvs8
>>700
俺が頑張って加圧かけた




702:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:11:04 Y8omUdIw
>>700
俺も頑張った

703:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:56:35 mqRlyC7N
某所にて、久々に概念条文で乙したらこのスレの住人がいた件についてw

704:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:43:50 OJUfLs+u
俺はここ本種スレと全部巡回してるからな

>>701-702
つまり上手く擬人概念に持っていった猛者たちだよな?ならばGJと言わせてもらおう

705:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:51:41 NuNXvpW4
作中にも女子がたくさんいるのに、あえて擬人化を持ってくるその斜め上ぷりがいいよな

706:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:40:26 Y8omUdIw
>>705
…俺の求めるヤンデレさんはいなかった……だから誰か書いてくれないかな、と盛り上げた。

707:名無しさん@ピンキー
07/11/17 21:32:39 xVo5mbaH
ヤンデレが登場しても男を殺しきれないヤンデレに価値はあるのでしょうか。

セメントな嫁は居てもヤンデレは力不足っぽいよな。

708:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:05:52 wUspSkUr
>>700
俺も俺も!……主にヒオ担当で

つーか本スレでここが話題に出たせ……おかげだと思うなこの加速は
かくいう自分も

709:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:26:43 Miao6iIZ
表で……スレ立てようとしたら……規制でした……しばらく前から、スレが立てられんとです……
くそう出雲のチチもみネタ入れようと思ったのに……!

710:名無しさん@ピンキー
07/11/18 14:12:55 +XWArN7m
本スレでかこうとしたものをここにかけばいいじゃない

>700
ヒオ言語と擬人化概念のせいだな…。
その流れを断ち切ろうとしたら、くさなぎたんに断ち切られた逆転概念書きの俺。

711:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:05:10 SXaP7veS
誰もいない……
ヒオとTOKYOの先生とヘイゼルを貰っていくなら今のうち

712:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:06:00 LRPNFHiA
何を言っていやがるか

713:名無しさん@ピンキー
07/11/20 07:23:03 rNkplILA
>>712
せめて1分くらい夢見させてやれよw

714:名無しさん@ピンキー
07/11/21 08:17:47 l/ICVcWv
保守だ!

715:名無しさん@ピンキー
07/11/21 09:28:56 1XAEJM83
>>714
嫌だ!!
さぁ貴様等、命刻は俺の嫁でいいですかね

716:名無しさん@ピンキー
07/11/21 09:33:20 A15rLDer
>>715
お前、俺からNTRとはいい度胸ですね!

717:名無しさん@ピンキー
07/11/21 10:52:32 1XAEJM83
>>716
じゃあそのままNTRするぜ


718:名無しさん@ピンキー
07/11/21 17:45:54 WViw693J
N = なんだか
T = とっても
R = 乱獲漁業

二人とも海域を奪い合って争うなんてなんて無意味な……海は誰のものでもないんですよ!
って、遠洋漁業を営んでる脳内剣神さんが言ってた。

719:名無しさん@ピンキー
07/11/21 20:57:05 rvb9Jhfj
その語尾のせいで女体化熱田なんてもんを受信しちまった!
熱田とは真逆気弱風なお姉さんin大きめの戦闘用コートだぞ?
どうしてくれる!

720:名無しさん@ピンキー
07/11/21 21:19:44 TO3lsNH4
熱田:レイパー
女体化熱田:レイプ被害者

721:名無しさん@ピンキー
07/11/21 21:22:28 0Bz+JVeG
熱田が女体化熱田をレイプすれば永久機関が

<<>>721様の膾斬りを確認>>

722:名無しさん@ピンキー
07/11/21 22:17:53 1XAEJM83
>>719
「よるの~しじまに~交わすくちづ……無理です無理です!!」
と言いつつ顔を真っ赤にしながら敵を薙払う女熱田が浮かんだ




やべぇ

723:名無しさん@ピンキー
07/11/21 23:03:32 T+lg0y+t
そうすると軍神パパが偉く羨ましい事態になるな

724:名無しさん@ピンキー
07/11/22 08:20:00 UtZvf+QN
いあいあ
その場合は軍神ママでしょーよ
戦う新妻……

・――TSばんじゃーい

725:名無しさん@ピンキー
07/11/22 10:28:18 GzKgDvUj
TS…!

ボルドマンがナイスバディなお姉さんに!

ハゲフラッシュの代わりにおっぱいビーm

726:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:16:08 kVK8qEFF
総員第一種セクハラ防御体勢―!
狙うは>>725の股間だ徹底的に余すところなくシバき倒せ!

727:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:18:30 kVK8qEFF
うーむ思わず本スレのノリで書き込んでしもうたね
TSするとなると、趙先生&四兄弟が…ショタ爺先生と四姉妹になるのかね?

728:名無しさん@ピンキー
07/11/22 12:02:23 sISRk3OF
>>727
とりあえず蹴たぐっても大丈夫だとは思うが。

飛場が美少年信奉する危ない人になるな……
レアはなんだ、……フタナリ?

729:名無しさん@ピンキー
07/11/22 17:34:26 MgULf+LO
>>725
やはりハゲフラッシュに倣ってデコフラッシュかメガネフラッシュじゃね

730:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:20:53 jv9kcR6e
いや、無毛痴帯が光るのだからパイハ○ンになるのではなかろーか

731:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:08:42 ja9p2Rkq
お前ら最低だな!(褒め言葉


天然気味なサンダーソンさんちのショタっ子を、
厳しく優しく見守るクールなお姉さま原川女子と申されたか。

732:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:11:35 bHc0eajd
ツンデレ美少年ジジイと厳格な雰囲気の図書館の主の婆様は……あれ、祖母と孫?

733:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:50:21 7X4N0wmM
山猿ババアと腐女子の孫か……

734:名無しさん@ピンキー
07/11/23 00:09:08 bDVSA62U
>>731
おい、それは上のほうで原川はロリ方面化が決定している
つまり、女体化原川はチウ学生……!!

735:名無しさん@ピンキー
07/11/23 06:43:26 /FT4AJ5q
いや、ここは小学生でランドセル+ロリ原川を…!

736:名無しさん@ピンキー
07/11/23 11:19:05 aVGQznIN
双方13歳以上でないと法律的に和姦が成立しないので却下します。

737:名無しさん@ピンキー
07/11/23 15:28:30 lpqT/p3i
>>725
ナイスバディのデコお姉さんが海兵隊式罵り訓練を……!

738:名無しさん@ピンキー
07/11/23 17:51:34 bDVSA62U
今気付いたが性別反転させるとUCATがテラを超えたやばい組織になるな


なにこのリアル犯罪組織

739:名無しさん@ピンキー
07/11/23 20:37:25 XF2WQWfH
暴力夫妻は性別反転するとガチDVだが、新解釈だ。
おおらかな出雲とワガママショタ風見……!
「出雲、バイクに乗りたい!」
「ああもう可愛くて仕方ないわ風見きゅん……!」

740:名無しさん@ピンキー
07/11/23 20:39:12 bDVSA62U
>>739
落ち着け、すでに真っ黒なのにどんな色を追加する気だ貴様は

741:名無しさん@ピンキー
07/11/23 21:47:58 QmBNXyMq
ガチ暴力をするからDVに見えるんだ。ソフトな描写にすれば大丈夫。
つまり頑丈っ娘覚ちゃんに対し、突っ込み系の彼氏千里君がでこピンを!
とか
素直クールな佐山さんに、一番そのままな新庄が通常突っ込み。
とかだ。
しかしそうなると、月刊薔薇タカが月刊百合タカになるな。

742:名無しさん@ピンキー
07/11/23 23:30:51 bDVSA62U
>>741
月刊百合タカとか、売り上げやばそうだな

会話面は……口調変えなくても違和感ないからこんなか
『私の中では新庄君はなににも変えられないものなのだよ!!』
「昼休みの放送でなに言ってるの佐山さん!?」


「いいなぁ、やっぱ千里のこの引き締まった胸とか」
「変態的なことを言いながら人の胸を撫で回すんじゃない!!」


「ああ!!美影さんはなんてかっこいいんでしょうか!!」
「すごい変な動きしてるね」

「は、原川さん男の子目の前にその格好はまずいですよ!?」
「別に君が特殊性癖とかでないのなら別に問題ないだろ、ヒオ・サンダーソン」




なんかあんまり変わらないなぁ

743:名無しさん@ピンキー
07/11/24 01:55:37 eaCpixwB
変わらないながらも変わるところもあるから良いのだよっ!

というか最高じゃぁないですかっっ?!

744:名無しさん@ピンキー
07/11/24 07:04:56 7lfVUXRo
ですよねっ!
ここ数日の流れで
挨拶がわりに「朝一番生絞り」行為に及ぶフルーティー佐山とか口に出すのは死ぬほど恥ずかしいので態度で示す本末転倒ニヒラー少女とか
殴るがしかし効果音は「ポカポカ」なDV夫婦とか好きな男性とお風呂に入るためにがんばっちゃうややエロ少女とか自分の『TS☆2007』も全開であああもうどうしたらよいのかと!

745:名無しさん@ピンキー
07/11/24 09:49:29 ukI1+mhs
しかしそうなるとアレックスは戦隊モノやライダーモノではなく某プリ○ュアや砲撃魔法少女やら○ー○ー○ーンに影響を・・・

746:名無しさん@ピンキー
07/11/24 09:51:38 uP7J5WZZ
>>745
俺は魔砲少女になるとみたね

747:名無しさん@ピンキー
07/11/24 10:18:53 V0N8pTaw
そこで粛清魔法少女スター☆リンですよ

748:名無しさん@ピンキー
07/11/24 18:51:13 qoPJEkY5
そう言えば氏の日記のアレに誘発されてなのは見始めて、徐々に日記通りになっていって吹いた記憶があるわwww

749:名無しさん@ピンキー
07/11/24 23:37:38 psERWv6K
リボンのほうの保管庫にもいくつかありますよねー、TS。
小ネタが多いみたいなんで誰か本格的に書いてくれないものか。

あ、>>673じゃないけど、>>688で続きっぽいものをちょっとだけ書いてみたです。
投下してみていいでしょうか?<673の人

750:名無しさん@ピンキー
07/11/24 23:44:37 fIXVJDWF
性別を反転するだけで遼子さんが佐山の初めてを奪った事件がさらに犯罪っぽくなってしまう

751:名無しさん@ピンキー
07/11/25 07:22:20 sBV+xVuI
ははは
主人公が「はぢめて」じゃないなど
昨今の少女コミックではありがちな設定だよ?
しかしTS田宮兄妹すると妹がセメント信乃さんだなあ……いいなあ
兄が「大丈夫、ちょっと物理的に説得してくるだけだから」とか危険なオニイサンです
そしてそんな兄に惚れる熱田♀……!

ああTSは無限大だな

752:名無しさん@ピンキー
07/11/25 10:12:35 bU36lhia
今気付いたが新庄君はTS概念かかると昼女の子夜男の子になるんだよな!?
そうすると新庄君は男装キターー
胸は晒でも巻いて抑えつけるんですかよ!?

753:名無しさん@ピンキー
07/11/25 11:57:59 IHtqotBP
本スレの電撃祭りの報告にあったSf素体図解でエロイこと考えた奴、怒らないから素直に手を挙げろ







754:名無しさん@ピンキー
07/11/25 12:06:57 bU36lhia





ってか図解ってところですでにまロい


755:名無しさん@ピンキー
07/11/25 12:31:02 2ysfF9GA




なにを当たり前のことを聞いているんだお前は

756:名無しさん@ピンキー
07/11/25 16:09:55 kQ33eP4M
>>752
お前は何もわかっていない。
いいか!?TS世界における新庄君は女装に決まっているだろう!
スカートを口にくわえてたくしあげると、
そこには女物のシルクのパンティーを押し上げて、精いっぱいに自己主張をしたジョイスティックが…!

757:名無しさん@ピンキー
07/11/25 16:46:11 0gTLYlxT
つまり、「男でもあり女でもある」という存在が、
「切り替わる」から「同時にそうである」に変わると。

758:名無しさん@ピンキー
07/11/25 17:30:49 h3kw2n08
駄目だこいつら、早く何とかしないと……。

>>751
セメント信乃さんと申したか。

759:名無しさん@ピンキー
07/11/25 18:06:42 bU36lhia
>>757
おまい天才だな
>>756とは違う頭の間違った良さが見えるぜ……
しかし更に特殊化ですね新庄は!!
恐ろしい、恐ろしい発想の持ち主達だなロジャー……!!

760:名無しさん@ピンキー
07/11/25 20:25:57 28RX1AzU
佐山・エクストリーム・ミコトちゃんは
そんな新庄くんを両面で満足させるために
道具の用意もばっちりです

761:名無しさん@ピンキー
07/11/25 21:32:51 60+ccPaE
>>756
待ちたまえ、ここは論理的に考えよう。
まず本来の形は『昼は男夜は女で男装』
TSの形は『昼は女夜は男で女装』
うむ、貴様は正しい!

佐山が初めて会ったときは男で、学園に来た妹ととして女装で来る、
佐山も当然女だから風呂は同じ
つまり性器確認イベントは、胸を揉みしだくか割れ目に指を這わすかちゃんと膣があるか確認するか、こうなるな!

762:名無しさん@ピンキー
07/11/25 21:34:59 /xAsCB5R
いやIAIの技術で無い物は付けれても
有る物を外すのは出来ない……と信じたいが。
なんかグロいし

763:名無しさん@ピンキー
07/11/25 22:47:26 Thk5133k
久し振りに5巻を読み返していたら

「原川さんはソーセージはお好きですか!?」

「両手で持ってかぶりつけるくらいが人に出しても喜ばれるだろう」

という電波が…!


764:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:08:45 bypDlDVP
概念空間に格納しておけばいいんじゃね?

765:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:22:42 pBH3EUyz
ちょっと質問なんだけどさ、川上作品に金髪女キャラって何人いたっけ?
アキラ
ジーニアス
グレアン
GNさん
ベレッタ
ロゼッタ
ヘイゼル
レーラァ
ヒオ
自動人形三姉妹

コレぐらいしか思い出せない。TOKYOとかS.Fとか、読んでないのも結構あるんだけど。

766:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:35:01 28RX1AzU
エルゼ
クラウゼル
サラ
フーブリッキー
ミスト
大樹先生
シビュレさん
とかその辺はどうですかよ?
思い付いた分だけ

767:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:43:10 pBH3EUyz
>>766
フーブリッキーさん!!!!!忘れてた!!!!!
いやほかも忘れてたんだけど、フーブリッキーさんはなんか特別なんですよ。
あーよかった。無意味に嬉しいよ今。ありがと。
もういないかな?

768:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:46:53 kQ33eP4M
4号さんはどうだっけ?
あと編するも含まれるのか?

769:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:47:31 aLBW0jwb
美影も進化前は金髪よ?
あと幸恵さんもそうだったような

770:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:54:19 ukIQg4xV
>>765
つか終クロしか読んでないからほとんどわかんない。SSスレなんだしどっか他でやれば?


771:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:59:11 pBH3EUyz
>>770
そういうもんか?終わりのクロニクルしか読まれてないのか……

772:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:18:57 ZtRepqBF
いやいや都市も分かる住人も普通にいるから
>>770
自分基準で他人を排斥しようとするのは感心しないぞ?
ここはスレタイにある通り都市もありのスレだしな
それに、もしかしたら>>765はこれから書くネタの種にしようとして聞いたのかもしれないしな

773:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:44:18 R5F/bqK/
いや、>>770が言いたいのは
「髪の毛の色なんかじゃ下半身が凌駕発動できない」
って事はじゃないか?
美影さんの下の毛が何色か論議するならともかく・・・

774:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:51:12 ZtRepqBF
生えてないに一票っ!!

775:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:52:50 yCvfCFB0
ここで空気の読めないリュージ君だったら「え、生えてませんよ?」
とか言ってしまってUCAT職員(男女問わず)の実弾標的になるんだろうな。

776:名無しさん@ピンキー
07/11/26 01:54:03 wt4cF4AN
生えてる生えてない議論でいったらヘイゼル15歳Verの時生えてなくて
22歳Verの時は生えてたのかもしれんね。

ところでヒオは(ry

777:名無しさん@ピンキー
07/11/26 04:04:22 nVCNce5y
>>774
落ち着け、理論的に、胸の大きさ的に考えて生えてるだろう!?

だがリュ-ジ君がどさくさで手入れと称して剃ってそうな気がそうだみんなやっちまえ

778:名無しさん@ピンキー
07/11/26 07:53:24 6i2ijyuJ
>>777
馬鹿か、進化する時に必要なものと認識されてければ生えてないだろ……!!


まぁ、どっちにしろ射撃訓練よーい

779:名無しさん@ピンキー
07/11/26 11:35:41 sxvc8UlK
美影さんの生えてる生えてないを分ける要素は
剃るのをプレーに入れるか入れないかだと主張する。

780:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:00:38 kzojKmVV
え、標的は>>779ー、>>779ー。
リュージ君は逃げたのでまずはこっちからー。

…と、表では言うんだろうが。ここエロパロだしなあ。
俺は、飛場の部屋で見て認識・進化、もしくは最初、素体状態からクロノス辺りに植え付けられていたんじゃないかと思う。
毛は保護のためのものだからな。万一のことに備えて生やさない道理もない。
……クロノスが変態じゃなければ

781:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:32:54 6i2ijyuJ
>>780
「剃るのがいいんだろ!?」
とか言いながら植毛するクロノス


抹殺確定だな、>>778と一緒に

782:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:34:01 6i2ijyuJ
あ、自分で自分をおぉぉぉおおお!?

安価
>>778×
>>779

783:名無しさん@ピンキー
07/11/26 16:09:26 enK4hMig
りゅーじくんの部屋にある本のが生えてたら生えてる、生えてないのを好んで買っていたら生えてない
つまりこうだね?

784:名無しさん@ピンキー
07/11/26 19:23:31 N+pwp6+Y
基地→原川経由の横流し品なんだから金パツのおねいさんがバイーン!ですのよバイーン!
な本ばっかりじゃないのかと
だから……生えてるよね

785:名無しさん@ピンキー
07/11/26 21:51:48 ve8XqKm8
いやいや、洋物は事前に処理されている場合が多いから何とも言えんぞ。
やはりここは飛場少年の性癖が肝心だろう。
剃るという行為をプレーと捉えるなら生えている。
剃るのは白板と出会うための作業にすぎないと考えているなら生えていない。
つまり
「さあ、剃ったらプレーの始まりですよ!」
なのか
「さあ、まずは剃るところから始めましょうか?」
なのかってことさ。

786:名無しさん@ピンキー
07/11/26 21:59:25 tu6LSxgR
いや。お前らが生えてるだの、生えて無いだのと言うから
美影さんの股間から小型の神砕槍が生えているのと!
コスるのも良し、突かれるも良し!
僕はどうしたら?! アッー!

787:名無しさん@ピンキー
07/11/26 22:43:00 UPP2Qxfd
>>785
飛場「な、なんで剃るか生えてないかのマニアックな二者択一を迫られなきゃならないんですか!
   いいですか、髪と同じ色のやわらかくてふわふわな茂みというのは、胸や尻と並ぶ男のロマンの集大成ですよ?
   まして風呂のときにそこで石鹸泡立ててこすっていただけたりなんかした日には、
   もはや男のロマン大暴発で鼻から熱き血潮が逆流しますよああもう大人万歳!
   くっそう生きててよかったなあ!

   ……って、何故皆さん一斉に鬼の形相で銃口をこちらに向けてくるんですか!?」

788:名無しさん@ピンキー
07/11/27 01:13:45 tolbFSS7
何故、普通に整えるという選択肢がないねん。
有るか剃るかだけなのかw

789:名無しさん@ピンキー
07/11/27 13:17:59 yvo2mlsC
すまない。電波がきたんだが……

冥府機構そのものを擬人化すればヤンデレじゃね?
っていうか、アルテミスってヤンデレじゃね?
自動人形の中にも、一人ぐらいはヤンデレがいそうじゃね?
というわけで、ヤンデレ好きには3rdは極楽なんじゃないかなっ!

あと、四竜兄弟って仙人的に色々と極めきった人たちだよな?
となると、やっぱり性技的な物も極めてると思うんだ!
だからさっ、調査に訪れた趙先生と四竜兄弟の4Pとかってどうだろうかっ!?
(四吉は、はぶられています)

790:名無しさん@ピンキー
07/11/27 14:47:34 +7asRtdL
>>789
四竜兄弟のGは房中術が盛んなGのはずだからなあ。
しかし兄弟を弄ぶ趙先生……!

791:名無しさん@ピンキー
07/11/27 15:22:40 XqNoE4/A
房中術的には男は一方的に搾り取られる立場なんだよな
ちょー先生のあの若さはつまり……!

四兄弟が老けたのは退屈のせいだけじゃなかっ……

792:名無しさん@ピンキー
07/11/27 18:36:00 USodvxqc
その後>>791の姿を見たものは誰もいなかった。

793:名無しさん@ピンキー
07/11/27 21:53:57 s1/nLZCJ
しかし趙先生に絞り取られるなら俺ぁ本望だなぁ……

794:名無しさん@ピンキー
07/11/28 01:26:45 VKAF3JVV
>>793
三玉で外界封じられて
二玉で抵抗出来ないように素直にされて
四吉大聖の指を尻に突っ込まれて
一玉で攻撃力最大にされて一瞬で全放出のどこが本望だ

795:名無しさん@ピンキー
07/11/28 01:52:46 /Zd/Am61
全部。

796:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:10:24 MoiW0/hg
こんなスレ発見
「公衆便所」とマジック書きした美少女と性交するSS

1st概念直下だとヘンタイな…あ、タイヘンなことに

797:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:25:19 ZfCg7oxv
>>796
おいお前、そんな変態ネタは初代エロパロスレでとっくに出されている
つまり、貴様は三番煎じ……!!















まぁ、ヒロイン誰かに発情期とか、体全部性感体とか書いて(ry

798:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:30:17 +aCXuHxp
しかし氏の作品て陵辱ものがほとんど思いつかんね
ヒロインっつーか女性が軒並み強すぎるのが原因か。作風にも合わんし。

799:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:34:52 N91GXZ7L
辛うじて屈辱ネタに出来そうな戦闘が……あー……無いなぁ。敵も味方もモラルは低いが人間度高いし。
戦闘中に積極的盗撮カマすようなオープンなエロ野郎ばかりで、溜めてネチネチとか拉致ってうっふんとかそんなヤツがいないからな。
こうなったらもう何もかもと無関係に変態が街で見かけたヒオを攫っちゃいました、てへっ☆くらいしか……

800:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:38:44 ZfCg7oxv
>>799
待て、ヒオの誘拐は不可能だ

「いやー!!サンダーフェロウ!!」
って叫ばれるor思われたらそこで死亡確定だしな

801:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:44:33 N91GXZ7L
>>800
それ言ったら、
・美影―身体能力はともかく荒帝あり
・風見―コングパワー
・新庄―佐山と繋がるテレパシー
・シビュレ―UCATからほとんど出ない? しかもおそらく賢石反応で身柄すぐ見つかる
・Sf―至と常に一緒、至は出歩かない
・京―自動人形ズと一緒
……ううむ、無理くせえ。
辛うじて概念解放後の風見は普通の人になっているとかそんな感じの解釈でもしないと……

……おや? なにやら光る竜が見えるね?

802:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:45:04 +aCXuHxp
いっそ世界観だけ使ってオリキャラとかな
一人の少女がレイプされてマジックで「発情期」と書かれたところで近くで概念戦闘が開始、1st概念が展開されて巻き込まれた少女が強姦魔達を干からびるまで逆に襲う、とか。

803:名無しさん@ピンキー
07/11/28 14:45:52 +aCXuHxp
しかし適当に電波垂れ流してみたがこれは川上エロパロと言えるのかどうか

804:名無しさん@ピンキー
07/11/28 15:06:56 bd6x/Jm1
そこで一巻序章ですよ

805:名無しさん@ピンキー
07/11/28 15:20:45 N91GXZ7L
ベクトル変えて、純愛ものが暴走してなにやら屈辱モノチック……とかなら結構簡単っぽいけどな。
佐山は祖父との戦闘で縄縛術に長けてそうだし、ソフトなSMなら……

しっかし、ふとコイツ、別のスレでも話してるヤツだ、とか気付くとなにやら微妙な気分になるな……
いやまあ、こんなこと言う俺は空気嫁の世界なんだが。

806:名無しさん@ピンキー
07/11/28 17:25:40 ZfCg7oxv
>>805
お前……空気が嫁とは……新ジャンルか





陵辱っぽい純愛ハードプレイなら……可能なのは新庄佐山ペアだけか……
ヒオ原川→原川の性格的に不可
飛場美影→すでに特殊プレイ多々
出雲風見→コングパワー





おや、>>801を巻き込みつつ龍が―

807:名無しさん@ピンキー
07/11/28 17:52:17 qYw9yJVc
都市ならif物で出来なくもない。
例えば暴徒と化した香港市民にリンカーンされる風水使えなくなったアキラとか

808:名無しさん@ピンキー
07/11/28 19:45:15 CQkd6w5L
ロジャーなら……
ロジャーなら何とかしてくれる……!

夢砂ってエロくね?

809:名無しさん@ピンキー
07/11/28 19:49:21 qYw9yJVc
採取した国によってモザイクが入るか否かが決まる、と?

810:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:15:14 MoiW0/hg
>>800
だが竜美なら……竜美なら出来る!

811:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:25:08 3JKzcp6Q
手洗いで催している最中に
切攻め・佐山受け ~事前準備は二人一緒にアチョー~
などというイカレたスカトロジー電波を受信した

812:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:34:19 ZfCg7oxv
>>810
百合狙いか貴様

竜美×ヒオとか新し過ぎるぞ

813:名無しさん@ピンキー
07/11/29 01:09:18 6xxbI6Sw
概念活性化し始めたこのスレのせいで、
川上御大が新作を投下する夢を見た。

814:名無しさん@ピンキー
07/11/29 01:37:21 6EYQlXaQ
>>813
はっはっはそんなまさか。
……してくれねぇかなぁ。

815:名無しさん@ピンキー
07/11/29 02:14:53 +Ns5AqdG
>>806
諦めるのが早いぜブラザー。
ここは一つ俺のスピリチュアル・エロスパワーに任せてもらおうじゃねぇか↓


UCAT内にある、客の少ない喫茶店にて、二人の美少女がなにやら話し合っている。
古今東西、年頃の少女がする話など大体決まっているものであり、
少女ではあるがおとめではない彼女達がする話など、それこそ一つしかない。
「原川さんは優しすぎるんですの。美影さんのほうはどうなんですの?」
「リュージくんは・・・優しいけど、するときは、うん、すごく激しい」
そっと頬を赤らめて視線を逸らす顔は、普段は見られない女の艶っぽさを湛えており、
むしろヒオのほうがより顔の温度を高めてしまっていた。
ああそれほどまでに、この人は愛を受けているのだと─
それが羨ましくもあり、少しだけ妬ましい。自分だって、もう女なのに、と。
─抱かれて満足できる子供じゃありませんの。
「……ヒオは、もっと乱暴にされたいの?」
「ら、乱暴にって」
よからぬ想像をしてしまい、さらに身体が熱くなる。いやそれはちょっと怖いけれど
興味がないと言えば嘘っていうかたくましい腕で無理矢理ベッドに押し付けられてキャー
でもでもそういう原川さんも男らしくてステキ─
「ここにいたのか」
よく通る声が思考を中断させた。

816:名無しさん@ピンキー
07/11/29 02:16:40 +Ns5AqdG
声の主は誰あろう、原川だ。
「美影も一緒か。飛場はどうした? 一緒じゃないのか」
「トレーニングしてくるって言ってた」
「そうか。……どうしたヒオ・サンダーソン」
「なななななんでもありませんのよ?」
ずごごごご、と誤魔化すように残っていた『メロン一番搾り』を飲み干した。
「? まあいいが。それより、行くぞ。日が暮れる前に夕飯の買出しをしたい」
「今日はここに泊まるはずでは? 哨戒任務の一環として」
「その名を借りた当直だ。部屋にキッチンがあることは確認している。君の食生活の面倒も、
俺の仕事のうちだ。アメリカ人は高カロリー食品を摂取しすぎるきらいがある。つまりよく肥える」
「ひっ、ヒオは今も昔も痩せ型ですのっ」
構わず歩き出す原川を、小走りでヒオが追いかける。それを、
「待って」
美影が呼び止めた。振り返る二人をちょいちょいと手招きし、その手をとって、
「おまじないしてあげる。二人がもっと仲良くなれるように」
取り出したペンで、ヒオと原川の手の甲に読めない文字で何かを書き込んだ。
「お幸せに」
二人の手を包み込むように握って、神に仕える淑女のように柔らかに微笑み、
そしてぽかんとなる二人を残して、足早に去っていった。

817:名無しさん@ピンキー
07/11/29 02:19:00 +Ns5AqdG
その夜。
「本当にやるんですか? あとで怒られるかもしれませんよ?」
「大丈夫だから。絶対」
力強い美影の言葉に、ためらいを覚えつつもシビュレはパネルを操作した。
行われるのは概念空間形成。宿る概念は1st-G。
場所は宿直室、原川とヒオがシャワーを浴び終え、就寝前の談笑を行っているその場所。
─それにしても、本当に大丈夫なんでしょうか。
シビュレは、美影の意図に完全に気づいている。
宿直室の二人、その手の甲書かれた文字を読めばそれは明らかだった。
それは3rd-Gで使われていた文字であり、翻訳概念下でもなければ3rd-G出身者以外読めない。
だが読めずとも、その意味は文字を力とする1st-G概念下では十全に発揮される。
その3rd-Gの言葉は、つまりこのような意味を持っていた。
『発情期』と。
─あの二人がそうなるなんて想像もできませんけど。
しかし興味がないと言えば嘘になる。シビュレもまた、年頃の少女であるからだ。
そうこうしているうちに、お膳立ては全て完了してしまった。
シビュレは幾許かの迷いを捨て去り、最後のキーを叩いた。
「……準備完了。概念空間、展開します」


 というわけで誰か続き頼んだ。

818:名無しさん@ピンキー
07/11/29 07:24:56 4l7pTbN8
ばばば馬鹿野郎ー! GJですよ!?

・――たいへんよくできました


まったく、竜美×ヒオとか新境地を開拓してる場合じゃなかったぜ!

819:806
07/11/29 08:03:07 4EdNLnI0
美影さんが天然的に黒いのは最早お約束ですかー!!

GJだ、しかしな、このままだと原川が搾りとられるだけジャマイカ
俺が見たいのは快楽地獄に追い込まれる新庄とか風見とか美影とかヒオt


>>819様を私刑用概念空間の取り込みに成功しました、それに合わせ、
佐山様、出雲様、飛場様、原川様が概念空間に突入》

820:名無しさん@ピンキー
07/11/29 08:08:07 yx8tFx4H
うわあああまたも寸止めですかあああッ!
エーロースー…誰かエロスをぉぉぉ…
出来が悪くないだけに最後まで見たい…!

821:名無しさん@ピンキー
07/11/29 17:36:24 Yh6UZxpD
エロイ汁が文字を消すまでいたすとは恐ろしい……

822:名無しさん@ピンキー
07/11/30 00:30:14 HI83d3qL
しかしこの展開
同時進行で美影×シビュレも可能じゃないかねっ?
乱れ咲け百合の双華……!

823:815-817
07/11/30 00:48:47 StMONRIO
ちくしょうこのエロスどもめ、みなの気持ちはよく分かった
俺ちょっと頑張ってみる

血尿出そうだけど

824:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:35:13 wV9Y4LLI
1997/05/18

 午前の空気に、一つの声が響く。
「参ったな」
 声を放ったのは青年の姿。
 右腕に紅い義碗をつけた彼は朝の空に舞っていた。
 重力に引かれる身体は、地上へ落下を開始するのが世の理。
 その中、落下中の青年、日阪・勝意は思考する。
 ……ユーキはツッコミキツイよなあ。
 首を動かし見るのは、自分が先程まで立っていた場所。
 吹き飛んだ衝立の後ろにバスタオルを巻いた女性の姿がある。
 彼女の眼はこちらを向いていて、その視線が表現するのは”殺”の一字。
 殺意の視線を受けつつ、勝意は着地姿勢を取るために身体を動かす。
 ―勝意・体術技能・発動・姿勢制御・成功。
 地面に足がつく。
 「―っと」
 全身を縮め、衝撃を完全に逃してから立ち上がる。と、上空から威圧感。
 ―勝意・視覚技能・自動発動・発見・成功!
 脳天直撃の位置から氷塊が落ちてきた。
 ―勝意・体術技能・発動・回避・成功。
 「ぬあ! ユーキ本気ですか!」
 回避して言ってる間に追加で氷塊。
 ―勝意・体術技能・発動・回避・成功。
 連続の回避は逃走の動きを生む。
 自分と共に吹っ飛んだはずの少年を捜して辺りを見回すが、既に逃走したのか姿はない。
 「……日本の将来は明るいなあ」
 呟いている間に頭上に氷塊が来た。
 「ってかホントに死ねますから!」
 叫びつつ勝意は駆け抜けていく。

825:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:35:51 wV9Y4LLI
 午後の太陽が御山の施設を照らす中、勝意は廊下を歩いていた。
 彼は絆創膏を貼られた手で、やはり絆創膏の貼られた頬を押さえ、
「イタタ、やっぱり大阪の時より頑丈さ下がってるんですかね……。
 ユーキ、手加減無しだったからなあ」
 今朝の惨状を思い出し、身震いする。
 結局、射程外へ出るまで砲撃は続き、あちこちに傷を負う結果となった。
 よく生きていたな、と自分を賞賛して立ち止まる。
「……やっぱ、一つ頭を下げとかなきゃならんですよね」
 ため息一つ、横を向けばそこにあるのは一つの戸だ。
 その向こうにあるのは来客用の部屋。
 今、夕樹はそこにいるはずだ。
 深呼吸して、戸をノックする。
「ユーキ、ちょっといいですか?」
 しばらくの間をおいて、返事が来た。
「開いてるで」
 戸を開け、足を踏み入れる。
 部屋は質素な作りで、広さは八畳ほどの和室。
 その部屋の中央に夕樹はいた。
 正座で座る彼女はこちらを向き、
「で、ショーイ君。何しに来たん?」
 言う夕樹の口調と視線は冷たい。
 ……これは相当怒ってますか。
 空気を暖めよう、と勝意は考え、
「まあ、まずは小咄でも。……あるサラリーマンがシューマイを買って帰り、フタを開けると」
「1個足りない言うたら鳳星な」
「ぶ、物騒な!」
「やかまし。さっさと本題だしぃ」
 暖めるのは失敗した。

826:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:37:00 wV9Y4LLI
 冷たい空気の中、勝意は話を切り出す。
「……朝の件の弁明を」
「別に怒ってないで。……いつもの事やし」
 夕樹はそう言うが、本心が違う事は彼女の視線で解る。
 凍てつく視線とはよく言ったもので視線を受けた部分に霜が降り始めている。
 ……さすがは矛盾都市。洒落にならない。
 凍死する前に謝ろうと慌てて弁明を始める。
「いえ朝は本当にユーキの乳尻素晴らしくって違う!」
 周囲の気温が一気に下がった。
 ―勝意・心理技能・発動・衝動抑制・失敗!
 心の平静を保つのも失敗。 豆腐で釘撃てそうな気温から打開するべく、乱れた精神状態で続行。
「これには深いわけが在るような気がするんでほら東京圏来てから別室だったじゃないですか
だからユーキ分と言うそれはもう僕的に無限を超えた絶対勝利の力な成分が不足してまして計画的出来心で!
……ユーキ?」
 見れば彼女はこちらに背を向け、窓の外、空を見ている。
「どっち向いて……」
「この時間帯、角度はこないやったか……」
 漏らした夕樹の言葉で勝意は気付く。
「ってそっち朱雀のある方角じゃないですか衛星砲撃は洒落になりませんよ!」
 慌てて彼女の背中に飛びつく。
 手を回してホールド。と、夕樹が振り向いて視線を向ける。
「……コラ」
「はい?」
「手」
 自分の手を見ればしっかりと彼女の胸をホールド。
 さらに揉む動き。
「いやこれは無意識というかもう条件反射で!」
 裏拳の一つでも来るかと覚悟し、目をつぶる。
 しかし、いつもの一撃は来なかった。
 勝意は来ない一撃に疑問に思いつつ目を開く
「しゃあないな」
 代わりに来たのは夕樹の溜息と声。
 彼女は体重をこちらへと預け、
「……エエよ」
「ユーキ?」
 こちらの聞き返す声に、彼女は苦笑の声を漏らし、
「足りないからあんな事したんやろ。だったらここでしっかり補充しとき」
 唐突な台詞に勝意は応えられない。
 彼女は更に言う。
「イヤなんか?」
 どこか笑みのこもった声で聞き返された。 
 その一言で、勝意は観念。
 一息の後、応えた。
「いえ、喜んで」
 夕樹は再び苦笑。
 衣服へと手を掛け、
「っと、コラ」
 こちらを睨んできた。
「え?」
「こっちが脱ぐ時くらいは揉むのヤメぇ」

827:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:37:47 wV9Y4LLI
 傾いてきた日が和室を朱く染めていく。
 その中、夕樹は脱いだ服を下に敷き、寝そべる姿勢。
 本来は白い肌が朱く見えるのは、夕日の為だけでは無いだろう。
「毎度毎度月並みな台詞ですけど」
 と、前置きの後に勝意は言う。
「綺麗ですよ」
「……阿呆」
 勝意は苦笑、眼鏡を軽くずらし、彼女の瞼へと口づけた。
「――」
 見えない部分への感触に彼女は僅かに身を固くする。だが、それだけで抵抗の素振りは無い。
 瞼から頬を通り唇へ、触れながら降りていく。
 首筋まで移動したところで、夕樹が口を開いた。
「ショーイ君、そこ、あんま吸わんといて」
「解ってますよ」
 舌を這わせる。
「っ」
 身をよじる夕樹に構わず、勝意は舌を胸へと移動させていく。
 舌は胸の谷間近く、うっすらと赤くなっている部分へたどり着き、止まった。
「吸って跡付けるならこっち、ですよね」
 言葉通りに実行する。
「は……」
 間をおいて口を離せば、そこに新たな跡がある。 
「ショーイ君好きやね。これ」
「ええ、まあ」
 言いつつ苦笑。
 それ以外の意味も在るのだが、と思うが口にしない。
 再び彼女へと口づける。

828:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:38:49 wV9Y4LLI
 勝意の手が、唇が、夕樹の身体へと触れる。
 うっすらと汗の浮かんだ肌を、その吸い付くような感触を得ながら揉んでいく。
 同時進行で唇で触れていくのも忘れない。
「んっ」
 くすぐったいのかその感触に小さく声を漏らす夕樹に、
「声出してもいいですよユーキ。隣二部屋は誰もいませんから」
「………」
 そう言った途端に声を我慢するのが彼女らしいと思う。
 だがさせない。
「あ……」
 口を押さえようとする手を押さえつけ、胸の突起を甘噛み。さらに手でもう片方を揉む。
「っ! ひぁ……!」
 強い刺激に声を漏らし、夕樹は逃れようと身をよじる。
 しかし勝意は彼女の身体を抱き寄せ、
「――」
 唇を重ねた。
 互いの舌を絡め、より強く繋がろうとする濃厚なキス。
 それは夕樹の身体が逃れようとするのを止めるまで続いた。
「は……ぁ」
 唇を離せば、荒れた息が漏れる。
 上気し、息を整えることの出来ない夕樹は、荒れた息のまま勝意を見つめ、
「は……強引やね、ショーイ君は」
 そう言いながらも彼女の表情は笑み。
 抱かれたまま、勝意ごと畳を転がって彼女は上にくる。
「ちょ、ユーキ?」
 笑みの表情のままで勝意のズボンへと手を伸ばした。
 強めに擦るように手を動かし。
「こないに大きうして……出したいんやろ?」
「あー、いやその……」
「イヤか?」
「とんでもない!エロくて素晴らしいですよ!エロこそ正義!」
 即答。こんな答え方では殴られるかとも思ったが、
「ほうか」
 と、彼女はファスナーをおろす。
「うぁ」
 勝意の漏らした声を無視して、細い指が開いたファスナーの間からそれを取り出した。
 既に硬くなっているそれは、夕樹の手が触れると、勝意の声と共に小さく脈を打つ。
「ハ……っ」
 勝意の熱を持った吐息が、彼女へかかる。それを感じたのか、夕樹はそれに視線を向けたまま小さく苦笑し、
「してやるさかい、おとなしくしぃ」
 言って、それを軽く撫でた。

829:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:39:43 wV9Y4LLI
「っ……」
 夕樹の指が這う感触に、勝意は息を漏らす。
 勝意は壁に寄りかかる姿勢。
 視線を下げれば、うつむきでこちらの腰の辺りを見る夕樹の頭がある。
 自然と手を彼女の頭へと伸ばし、撫でた。
 髪の間に指を通し、地肌に触れるように手を動かせば、夕樹は目を細め、しかし手を動かすのを止めない。
 その様子を見つつ、指に伝わる髪の感触を楽しみながら、勝意は呟いた。
「なんというか、やけに今日のユーキは積極的ですね。こういう事してくれるとは……」
「いつも人にさせようとしとるクセに」
 半目でそう喋る彼女の吐息も、勝意にとって昂ぶる要素となる。
 だが我慢。
「積極的ついでに、やって欲しい事があるんですけど」
 ? と疑問符を浮かべる彼女の耳元へ、勝意は囁く。
「―!」
 その言葉に夕樹は一気に沸騰した。
 頬はおろか首まで、夕日の朱の中、尚映える朱に一瞬で染まる。
「な……そ、や……」
 切り返せず、一文字だけの発音を続ける夕樹に、勝意は
……ちょっとやりすぎましたか。
 あー、と間を稼ぐ声と共に彼女から視線を反らし、
「まあ、冗談はおいといて、あとは普通に―うひぁ」
 不意打ちで来た感触に微妙な声を上げた。
 慌てて視線を彼女に戻す。
「ユ、ユーキ?」
 柔らかな感触をもたらす彼女は
「特別やぞ?」
 そう言って、両胸の膨らみ、その間に勝意のそれを挟み込んでいた。

830:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:40:40 wV9Y4LLI
 夕樹はそれを包むように胸を抱えると、上下に動かし始めた。
 彼女の汗と、自分の先走りによって、意外なほどにその動作はスムーズだ。
「うわ……」
「んっ……動くな」
 その感触に、思わず腰を引きそうになるが彼女の言葉に静止される。
 彼女の胸の中で硬さを増す自身に意識が持って行かれそうになりながら勝意は思考。
 何故ユーキがこんな事を積極的にするとはいや嬉しいですけどなにか不自然なくらいに素直な
 ユーキはこれはこれでいやいいけど何かすねているような柔らかい感触がっやっぱ大きいよなあ
 ユーキの乳というか今自分の思考は下半身直結ですか?
 まとまらず破綻。同時に、一気に意識が己の下半身に傾く。
「っ! ちょ、ユーキそれ以上はヤバイですって!」
「んー?」
 どこか笑みのこもった、意地悪げな声で彼女は返してくる。
「なら、もっとしよか」
 言って、いきなり先端へと舌を付けた。
 包み込むような感触に加えて、ざらりとした感触が脳を突き抜ける。
「くぅっ!」
 一気に限界突破した。
 夕樹の胸の中でそれは脈動したかと思うと、白濁とした液体を出し始める。
「!?」
 いきなり起きた事に夕樹は反応しきれず硬直。
 その顔に勢いよくかかってしまう。
「うぁ……あ……」
 胸は言うに及ばず、顔、髪まで汚して、ようやく射精は止まった。
「……」
 呆然とした表情で、夕樹は硬直している。
 その顔にかけられた眼鏡に付着した白濁が、ゆっくりとしたたり落ちた。
……エロい構図だなぁ
 真っ先にそんな思考がよぎった後に勝意は慌てて
「あ、えーととりあえずティッシュを……」
 と、用意したはずのティッシュ箱を探す。

831:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:41:38 wV9Y4LLI
 慌てた為か、すぐ近くにあるそれに気付くのに数秒かかり
「あー、じゃあユーキこっちに顔向けて―」
 しかし彼女は、胸に零れた白濁を見て、それを指で掬う。
「ちょ、ユーキ……」
 それを舌で舐めとった。
 直後、彼女は顔をしかめ
「……苦い」
「当たり前ですよ」
 半ば呆れ顔で、勝意は彼女の顔に着いた残りを拭き取る。
「どうしたんです? 素面でここまで積極的なのは、初めてじゃないですか?」
 相当焦らした時等はその限りではないが、彼女の方からここまでしてくるのは初だ。
 その言葉に夕樹はうつむき、勝意から視線をそらす。
「ユーキ?」
「……」
 彼女の顔を下から覗き込み、見つめてると、夕樹は観念したように吐息した。 
「……朝、見たんやろ」
「え?」
……夕樹の乳尻の事ならさっき白状したはずででは何を?
 問い返しの視線を送ると、視線を反らし。
「せやから……他の女の裸、見たんやろ?」
「あー、もしかしてその事を気にして?」
……だからこんな積極的に自分をアピールして?
「うぅ……」
 こちらの視線に耐えきれなくなったのか、顔を紅潮させた彼女は。
「……」
 無言で首を縦に動す。
「覗きについては謝ります。けど、僕はユーキが一番ですよ?」
「……浮気したら、嫌やよ?」
「しませんって」
「ホンマに?」
「ええ」
「そか」
 言って、彼女はふっと笑みを浮かべた。
 その笑みに勝意は、

832:名無しさん@ピンキー
07/12/01 21:42:30 wV9Y4LLI
「あーもうかわいいなあ! もう、こう、カバッと!」
 勝意は擬音付きで彼女を抱きしめた。
「ショーイ君?」
「何かもうこう健気なのがいやホントユーキ最高ですよ」
 意味不明になっているこちらの言葉に夕樹は吐息。
「阿呆」
「いや、ですけど……」
 そう言って勝意は手を下へ伸ばす。
「ひあっ」
 不意打ちで太ももの間に手を差し込むと、彼女が高い声を出す。
 足のつけ根、そこに指を這わせれば、小さくだが、水音がした。
「そういう風に考えながら、ユーキはこうして濡らしてたんでしょう?」
 そう言って満面の笑みを彼女へ向ける。
「そないなこと―」
 ない、と言おうとした彼女の口を唇で塞ぐ。
 舌を絡める深いキス。その行為の最中にも、足のつけ根、割れ目を指で触れていく。
「んっ、んんっ! は……」
 十分に触れた後、ようやく彼女を解放する。指を彼女の前へ持って行き、
 指についた、やや粘着性の液体を彼女に見せ、
「ない……だとしたら、これはなんでしょう?」 
 やや意地悪げに、笑みで勝意は聞く。
「っ……」
 彼女の顔が一気に羞恥に染まった。
「さて、こんなにして、ユーキはどうして欲しいんでしょうか?」
 追い打ちで朱に染まった耳に囁く。夕樹はその声を受け、さらに紅潮。
 真っ赤、と表現できる程に肌を染めた彼女は視線をこちらから逸らし、言った。
 高く、そして弱々しい声で、
「ショーイ君……焦らさんといて……」
 その声を聞き、勝意は応えたく思い、しかし同時にもっと聞きたいと考え、
「んー?」
 先ほど彼女がしたように、笑みのこもった、意地悪げな声で聞き返す。
「はて、何をでしょうか?」
 言って、すこしイジメすぎかとも思いつつも、彼女の反応を待つ。
「っ~!」
 夕樹は息を詰め、うつむき、体を震わせる。
……さすがにイジメすぎた?
 何か声を掛けようとして、しかし先に彼女が動いた。
 夕樹はこちらに身を預け、胸に顔を埋めると
「……い…」
「え?」
 間抜けに聞き返す。
 彼女は顔を上げる。目は潤み涙目。上目遣いに勝意を見つめ。
「ショーイ君の……頂戴……」
 ゆーき の はつげん! つうこんのいちげき!
 しょーいのりせい に 999 の ダメージ!
 謎のメッセージが頭に響いた。


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