【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】at EROPARO
【都市】川上稔作品でエロパロ【AHEAD】 - 暇つぶし2ch529:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:53:29 5wKEvwI7
スパイスとかで揉みこんでかぶり付くに決まってんだろ

530:名無しさん@ピンキー
07/10/29 11:17:52 uXbduKaJ
>>529さん、ナマはいけませんの、ナマは
病気になっちゃいますのよ?

531:名無しさん@ピンキー
07/10/30 01:26:01 kgi4wg6i
誰だぁ?俺に佐山と自動人形達のどきどき性教育(実演だよ!)
なんて電波送ってきたやつは












もっと送ってこい

532:名無しさん@ピンキー
07/10/30 14:00:21 pT5RRktr
サンダーフェロウは男性的だろう
ヴェスパーカノンは集合体の類だろう
つまり、サンダーフェロウ(男)とヴェスパーカノン(女)という擬人化で
「あらたまって人の身での合体となると、なんだか恥ずかしいな……」
「とぶっ、とんじゃうっ!一緒に飛んで、フェロウッ……!!」
いや、是では駄目だ。妄想が足りない

サンダーフェロウを男性口調の女性とし
原川の異性の理解者として後
ヒオとの関係を密かに悩む原川にアドバイス(という名のゲフンゲフン)
「初めてか?なら今日は、私がお前に乗ってやる」
「本当にお前は、いつも無遠慮に私の中に入ってきては好き放題をする……」
「普段の私とは違うスリルだろう、原川。なにせヒオに隠れてだ」
駄目だ、まだエロさが足りない

サンダーフェロウとヴェスパーカノンの擬人化Ver.2
冒頭とは逆にサンダーフェロウが女性で、ヴェスパーカノンは男性にしてみる
理由?よく考えりゃ突っ込んでるのはカノンの方で突っ込まれてるのはフェロウの方だし
なんやかんやで、成熟した肉体を与えられた両者は家主不在の原川宅でおっぱじめる
「硬い……。鋼鉄の銃身とはいえ、程があるだろう」
「お前に包まれる心地良さは変わらないな、人の身となっても」
何か足りない。そうだ、ヒオ分が足りない!

そこに帰ってくるヒオ。奥まで入って後、
やっと何が起こっているのかという事に気づく天然ぶりをみせる
行為が目の前とあっては逃げることも出来ず
終には性欲の権化と化した二人に押し倒される
「私を何度も放たせるなんて、悪い子だ……!!」
「すまない、ヒオ。私の中で横たわる君を見てはいつも、こうしたいと思っていたんだ」
……純正カップル好きとしては、原川が足りないなぁ

533:名無しさん@ピンキー
07/10/30 14:16:45 NWOHikly
>>532
は、発想のスケールで……負けた……
ちなみにそのアイディア、借りておk?

534:名無しさん@ピンキー
07/10/30 14:51:38 pT5RRktr
>>533
おkおk。むしろドンドコ使ってくれ
アイディアしか出せない類の人間なんで、自分で文章とすると難しいんだ

しかし、本スレでココの存在を知って始めて来たんだが
ココは住みやすい場所だな!

535:名無しさん@ピンキー
07/10/30 15:35:51 NWOHikly
>>534
サンクス。なるべく期待にそえるよう最善を尽くすぜ。
寸止め連打だし、エロく行きたいが……

向こうは下手にリミッターかかって加圧されてるから、まったりするにはこっちの方がいい気がする。

536:名無しさん@ピンキー
07/10/30 18:29:07 pT5RRktr
「さっ、佐山君……?」
「「「「「「「どうしたのかね、新庄君」」」」」」」
「あのさっ、これは目の錯覚なのかな」
「「「「「「「何がかね、新庄君」」」」」」」
「いや、えっと……。佐山君が七人いるの」
「「「「「「「それは素晴らしい事だね」」」」」」」
「うんうん。とうとう佐山菌が脳内に入ったのかも」

七人の佐山をよく見てみる。
いつも一番近くで見ているつもりだが、それでも見た目には違いが分からない。

「「「「「「「そんなに見つめられると照れてしまうのだがね」」」」」」」

きっちり、寸分の違いもなくハモる声。

「気にすることはない」
「これは素晴らしい事だ」
「考えてみてほしい」
「原因はわからないが」
「とにかく今までの七倍」
「愛することが出来るということだ」
「ビバ概念」
「「「「「「「どうかね、新庄君」」」」」」」

七人がかりの言葉だと、本当に洗脳されそうで困る
なにせ佐山君の声がエコー付で全周囲スピーカー状態なのだから

「佐山君なの?」
「もちろん、それは私だ」
「こっちも、佐山君なの?」
「あぁ、それも私だ」
「……みんな、佐山君なの?」
「「「「「「「」そうだとも、新庄君」」」」」」」

駄目だ。どれも本物に見えてきた。
本当に概念で、七人の佐山君になってしまったのだろうか

「そんなに心配なら」
「確認してみよう」
「新庄君と」
「私にしか出来ない」
「確認方法」
「それでなら」
「きっと間違えることもないと思うのだがね」
「「「「「「「どうだろうか、新庄君」」」」」」」
「えっと、それは……えぇっ!?」

押し寄せてくる佐山君達。あっ、そんな!ちょっ、そこは洒落になんないってばっ!

(この後は省略されました。後は妄想の世界でお楽しみください)



537:名無しさん@ピンキー
07/10/30 18:30:04 pT5RRktr
ぐあっ、最初で『君』が抜けている……
やっぱり慣れないことはするもんじゃないね

538:名無しさん@ピンキー
07/10/30 19:46:43 kgi4wg6i
>>537
新庄……死んだな(性的な意味で

539:名無しさん@ピンキー
07/10/30 20:15:17 h+jirhAl
その概念が出雲やらヒオやらにも伝染したら大惨事。性的な意味で。

エロパロやってますよ、って空気を漂わせといて
本スレのエロネタ派出的なっていうか、
今みたいに続けるスレにすれば、みんな幸せだな。

ここが完走しちゃったらどうしていいかわからんよ正直!

540:名無しさん@ピンキー
07/10/30 20:50:25 J+9ol/2z
>>539
>ここが完走しちゃったらどうしていいかわからんよ正直!


「この にちゃんというせかいには うけつぐ ということばが あるそうですね」
「――」
「このくうきを まもりましょう 539 たとえ このすれが うけつがせることになっても
 しんようできる えろくてこい かわかみしんじゃが やってきて このすれの ふんいきがつづくと」

「だがそれには、このスレが950を超えた時に誰かが次スレを立てねばならんが……」
「やくそくですよ」

541:名無しさん@ピンキー
07/10/30 22:58:01 1Uv9z/0L
>>532がキラキラしてる…!

男性口調の美女なフェロウとこんなに可愛い子が女の子なわけな(ryなカノンに押し倒されたり挟まれたり揉まれたり剥かれたりなヒオ
あと一歩で18禁だぜ…!な所で原川帰宅
「…邪魔したな」
速攻で立ち去る旦那の浮気現場に踏み込んでしまった本妻状態な傷心の原川

という図が思い浮かんだ
蹴ったぐってフェロウとカノンを追い出した後ヒオと……
でも良いな
しかしヒオばかりだな
本編でエロがないから?っていうかあったら倫理的にアレなのかそういえば
中学生だもんなあ

542:名無しさん@ピンキー
07/10/30 23:32:46 FNMIVPD9
ふ、伏せ字にしないと危険ー!!

543:名無しさん@ピンキー
07/10/30 23:59:52 FNMIVPD9
あ、sageが消えてる……

544:名無しさん@ピンキー
07/10/31 07:29:21 Vwwfdk/T
失礼した
チュウ学生だな
キスシーンは結構あるもんな

ヒオと交わす口づけは~
ヒオチュウ~

545:名無しさん@ピンキー
07/10/31 09:50:17 thHW+ZOn
あれ?ヒオって……高校生じゃなかったのか……


知らんかった

546:名無しさん@ピンキー
07/10/31 11:12:37 Y+CVBMPj
>>545
確か、『私立に行っていいなら原川さんの学校に』てセリフがあったな。
中学生と思われる。

エロは難しいヨー……

547:名無しさん@ピンキー
07/10/31 15:23:45 thHW+ZOn
>>546
あーあれはてっきり原川と同じ大学に行くのかと思ってたんだが……



違ったのかorz
早く出ろ川上作品ノ全テ
厚さが六法全書並みだろうが買ってやる

548:名無しさん@ピンキー
07/10/31 15:31:35 Y+CVBMPj
>>547
今日発見したが、一年である飛場がヒオを年下とも言ってる。

549:名無しさん@ピンキー
07/10/31 17:50:13 TK0bTx5R
中学っていう表記はしっかりあったと思う、場所話忘れたが。

>>541
良いことを教えてやる。
12歳以下との性交渉は、たとえ同意の上であっても強姦とされると法律で決まっている。
つまり裏を返せば!法律的には13歳以上なら合意の上だったらオッケーバッチコーイなんですよ!?
……倫理的なところまでは責任は持てんが。

あと>>540、誰が上手いこと(ry

550:名無しさん@ピンキー
07/10/31 21:26:45 Vwwfdk/T
>549
あー…そっか大丈夫なのか


む、何故だろう急に原川に貞操の危機を感じてしまうのは
ヒオは攻めキャラだな
オロオロ攻め

551:名無しさん@ピンキー
07/10/31 22:12:29 thHW+ZOn
>>550

「は、原川さんがいけないんですの……!」
「待て、いっている意味がさっぱりだぞ、ヒオ・サンダーソン」
「だ、だって原川さんヒオのことを見てくださらないじゃないですか……」
「はぁ……ヒオ、いいか、一度しか言わんぞ」
「な、なんですの原川さん?」
「俺はどうでもいいやつを延々と家に置いたりはしない」
「え……それって……?」
「二度は言わんと言ったぞ、ヒオ・サンダーソン」







あれ?

552:名無しさん@ピンキー
07/11/01 08:49:20 RA74000a
長文問題
「ヒオ、あんなの初めてでしたの……」

あの日は朝から、ムズムズして耐えられなくて……その…中を掻きまわせる先の細いものならなんでも良かったんですけど
あんまりはしたないでしょう?
ひとりでしたし…それで、仕方なく指を挿れて……え? ええ、もちろんちゃんとしたお道具があるのは知ってますけど
いつもの場所になかったんですの
原川さんが帰ってらして……やっぱり指でするのもお行儀は良くないですから、しばらくは我慢したんですけれど
ついまたいじくってしまって……ヒオ、いけない子でしたの
そしたら原川さんにそれを見られてしまって……
原川さん、急に座り込んで、ヒオに横になれって……してやるからって、新しいのを取り出されて…いつもの場所になかったのは壊れたかなくしたかだったのかと分かりましたけど…


553:名無しさん@ピンキー
07/11/01 08:50:21 RA74000a
叩いて催促まで……パンパンって
そこに横になれって言うんですのよ
で、でもヒオいままでしてもらったことなんかなくって…!
それに原川さんのあんな逞しいところに頭を……なんて…想像しただけで赤くなってしまいますの
でも原川さんったらちょっと強引ですから、結局なすがまま……
最初はちょっと怖かったんですけど、お母様にされていたんでしょうか? 原川さんとてもお上手で……先端の動きが繊細で優しくて……ええとその、テクニシャン?
ヒオだんだん好くなってしまって、つい「もっと奥まで」とか恥ずかしい要求を…
してもらうのがあんなに気持ちいいなんて知りませんでしたの
特に最後にこう……耳朶を掴まれて息を吹きかけられたときは
ぜ、絶頂?
背中がゾクゾクして思わず声が漏れてしまいましたの


っていうか古典かも

554:名無しさん@ピンキー
07/11/01 08:51:43 HJmKynrb
耳かきだね。膝枕してやってもらう瞬間はまさに至福だよ

555:名無しさん@ピンキー
07/11/01 09:52:00 4db11hFG
>>554
おまwwwww早いwwwwww

556:名無しさん@ピンキー
07/11/01 10:47:27 3Uw3MUoJ
一分とかありえねえw

557:名無しさん@ピンキー
07/11/01 10:56:08 z9QQth1c
>>554
お前は後続から考えるという楽しみを奪ったな!?
私刑に処す

全竜と全裸で戯れてきたまえ


そして>>553
GJ
やっぱりヒオ語はエロいでエロス

558:名無しさん@ピンキー
07/11/01 15:54:45 n64pOx4p
おい待て>>557
擬人化概念が色濃く残るこのスレで全竜と全裸で戯れろなど10人切りですかよ!?

559:名無しさん@ピンキー
07/11/01 16:21:23 4db11hFG
>>557
まあ待て。
認めよう、10竜については素直にうらやましい。
だが、レヴァイアさんのは多分ウルトラマンなんか軽くすっ飛ばしたサイズだろう。吐息だけで死ぬんじゃなかろうか。
しかも、ノアはともかくレヴァイアさんはヤンデレだぞ!?

560:559
07/11/01 16:23:17 4db11hFG
×>>557
>>558

561:名無しさん@ピンキー
07/11/01 17:36:18 HJmKynrb
……どうやら全竜たちと戯れると他の猛者に刺されそうなので、
大人しく黒猫(魔女により『猫耳少女化』と落書き済み)と戯れています。

562:名無しさん@ピンキー
07/11/01 19:50:07 n64pOx4p
ノアたん(概念核抽出ver)
「あのね…私、産みたいの(新しい世界を)。
 だから……手伝って?」
レヴァイアさん
「あははははははははっ!
 イッショになろ?みんなイッショになろうよ?
 みんなイッショになってキエちゃおうよ!
 あははははははははははははははははははははははっ!」

こんな感じですか?

563:名無しさん@ピンキー
07/11/01 21:35:07 3U9R0Z0J
>>562
なんだこれは!
とても萌えるんだが

誰か書いて

564:名無しさん@ピンキー
07/11/01 22:10:10 WZmCFPUP
>562
このヤンデレなレヴァイアさんを止めるには十人で一斉に襲わなければならない
言い変えると、十人同時プレイですね? 

565:名無しさん@ピンキー
07/11/01 22:34:07 n64pOx4p
正概念を陽、負概念を陰とすれば、全竜10人は男でレヴァイアさんだけが女の子。
しかし全てのマイナス概念だけあって、そのパワーは10倍だぁっ!




 レヴァイアさんが満足するまで徹底的に搾り取られる概念核(♂)に敬礼(T_T)ゞ

566:名無しさん@ピンキー
07/11/01 23:16:14 aOotKaPG
「わたしが みなさんを なおします

 ですから おしりを こちらへ    いたく ないですよ?」

567:名無しさん@ピンキー
07/11/02 02:57:57 mzQYOWam
ワムナビの遣い擬人化が頭に浮かんだんだが獏なみの大きさの
二頭身ばかりで愕然とした

568:名無しさん@ピンキー
07/11/02 08:55:40 dM19TVLO
「おい、これは何の真似だ」
目覚めた時のみずからの状況に原川は絶句より先に減らず口がついてでた。
原川は今、動けなかった。
拘束はされていない。ただ「落下」によって立つこともできぬまま延々と押さえ込まれてる。
原川はもう一度、目の前の女性に問い掛けた。
「うむ…」
銀髪を短く刈り込んだスポーティな格好の彼女は頷く。
「普段はヒオを受け入れているがせっかくなので、やはり原川の豪砲を受け入れてみたいのだ」
「興味本位が素敵だな。機械にもあの症状は感染するらしい」
……人格的には男性だと思ったんだが……。
なんとなく目の前のスポーツ少女の正体を察した原川はだが声には出さず視線で呆れてみせる。
「…では失礼する」
するするとズボンが脱がされる。ぎこちない手並みがどこか金髪の少女を思い浮かばせる。
トランクスを脱がされる。ひやりとした風の感覚。
「…へにゃりとしている。血液の集中はどうした?」
「あいにくだが俺は悩みでいっぱいだ。頭に血液がいっている」
そうか、と握られる。やや冷たい体温。
「サンダ―フェロウ、外見が女性だろうと男に反応するような無節操さは佐山にでも言うことだ。」
「…」
ぴくりと反応。
「なぜ、私だと」
「相棒の姿はどんなに変わろうと忘れない。」
落下の力が緩んだ、多少は動揺したらしい。
これで正気に戻ればと原川は思う。
「素晴らしい。ますます君の遺伝情報が欲しくなった」
両手で握られた。そのまま丁寧ながら上下に動かされた。
「………」
集中しろダン、上目遣いが気にかかったらおしまいだ。
「んぷ……」
口に含まれた。
だが考える。そもそも、ヴェスパーカノンの位置から見ればこれは男のはずだろう。
目の前の少女がサンダーフェロウであることにもはや疑いはない。
だが、自動人形の体(どうせそんなとこだろう)とはいえ、何がここまで…
「んちゅる……ん…ぱぅ……」
原川は考えを中断せざるをえなかった。
上手いのだ、この相棒。
「……まて、これはあれか?サンダーフェロウだけにサンダーフェラとかそんなオチなのか?」
どこか冷ややかにいいながらも、原川は興奮を感じ始めていた。
「…ちゅ……原川、血液の集中を確認したぞ。そんなに気持ちいいのか」
「それよりもヒオはどうした」
「彼が相手をしている」
「彼?」
耳をつんざくヒオの泣き声が聞こえた。

569:名無しさん@ピンキー
07/11/02 09:26:24 dM19TVLO
「そ、そんな手を使われたら、ヒオ、もうっ、もうたまりませんのっ!」
「…だが、待ち望んでいるように見えますよ」
隣室から聞こえてきたその声は一方は聞いたことがないものだった。
「そ…そんな……原川さん…た、助けてくださいまし…」
震えるような呟きに、だが相手は楽しんでいた。
「これは一対一の勝負なのですよ。なに…私ならば白を黒く染めることなどたやすい」
「あっあああっ、や、やめてくださいですのっ!そ、そんなことをされては、ひ、ヒオ屈してしまいますわっ」
原川の理性は無事だ。だが、状況がその継続を許さなかった。
「ヒオ!」
「…熱いな…原川」
どっちの意味で言っているのか。確かに臨戦体制は整ったが。
「…く、そこをどけ。サンダーフェロウ!」「焦ることはないだろう。別に摂取はこのままで構わない。求めるのは一度だけだ」
つまり、一度放てばいいのか。
「…後悔させるぞ」
「何…むぐ」
口の中のがさらに圧迫されるのをサンダーフェロウは感じた。
「ヒオ!すまないが我慢しろ!今俺が、ダン・原川がそこへいく!」
「原川さんですの?…で、ですが急いでもらわないと…ヒオ…もう…もう…」
隣室のヒオの声は消え入りそうだった。
原川は自身の意識をトップギアにはねあげる。意識したときの速度には自身がある。
「は…早いぞ、原川…」
驚きの声をあげる少女の口の周りは既に唾液とカウパーでべったりだ。
「やかましいぞ相棒、ヒオが急いでる。ならかけつけるのが俺たちの役割だ。くっ、いくぞ!」
「了解だ…全力を…こちらにっ」
どくん、と唸る音と、ごくりと飲むこむ音は交互に聞こえた。

「…大丈夫か、ヒオ…!」
「原川さんっ!」
涙を溜めてこちらを見やるヒオ、間に合ったのか。
「…早いな、だが私の勝ちだ。貰うぞ。」
ペチとプラスチックの音が響く。
音の発信原はヒオと、ゆったりとしたローブに身をつつんだ巨漢の間に置かれている。
「オセロ…。」
ぺたぺたと白が黒に塗り変わっていく。黒の圧倒的優勢だ。
「…勝ちのようです」
「わーん、負けてしまいましたの~!」
泣きじゃくるヒオを抱き留めながら原川は後ろからサンダーフェロウの声を聞いた。
「……次は4Pというものがいい」
……ああそうか。いいぞ、やってやろうじゃないか。
原川は静かにヒオを押し倒した。


なおここから先はマザーキャットに押収されました。

570:名無しさん@ピンキー
07/11/02 09:31:36 dM19TVLO
そんなわけでグラムと八又に続いてサンダーフェロウとヴェスパーカノンでした。
いや…ほら、ヴェスパーカノンがね?どう考えてもね?
しかも取り外すし受け入れるしさぁ。
巨砲と言わざるをえないし。


次もまだ誰も挑戦していないものに突撃しようと思います。

571:名無しさん@ピンキー
07/11/02 09:54:05 rghV3fgo
>>570
エ、エロさに……負けた……俺は消えるぜ。
GJ。

572:名無しさん@ピンキー
07/11/02 10:16:49 7RfRg+IL
>>571
そう言わないでくれ…ネタ師はいくらいてもいいはずだ…

573:名無しさん@ピンキー
07/11/02 10:19:51 +hLayyN1
>>570
まさかあそこでヒオ言語来るとは思わなかったぜ……

GJ!
さぁ今度は完成させ(ry

574:名無しさん@ピンキー
07/11/02 11:49:35 rghV3fgo
>>572
そう言ってくれるのは嬉しいが、長くなるばかりでな……

あ、俺はあれだ、上の方で同じようなコトを言った馬鹿だ。

575:名無しさん@ピンキー
07/11/02 21:52:10 M90/14R5
>>554様 正解ですがあまりに早漏と判断致します

>>570ぐっじょぶ!
たまらんぜー

長いからって遠慮する必要はないと思うんだ
マロく逝こうぜ

576:名無しさん@ピンキー
07/11/02 22:32:42 GzPhveAI
サンダーフェロウのヌード写真集「サンダ・フェ」なんていう電波を受信
>>568-569
実に良い仕事だと判断します

577:名無しさん@ピンキー
07/11/03 11:55:16 fYUJqCP2
10th概念核たんがあんな無邪気でなつっこいロリなのに
ザッハークにはらませられてる件。

578:名無しさん@ピンキー
07/11/03 12:10:13 oQpFKYyQ
>>577
10thはお姉さんじゃね? 世界樹的に。むしろ心だけがロリか……!?

579:名無しさん@ピンキー
07/11/03 14:40:23 TFRMjvZf
しばらく来てなかったら加圧しすぎだお前らwww

俺も混ぜろ

580:名無しさん@ピンキー
07/11/03 19:30:02 VFtBy5rD
>>579
早く混ざれ

まずは擬人化概念に慣れるんだ

581:名無しさん@ピンキー
07/11/03 19:57:36 5x9DBu6B
つ・――よくなじむ。

582:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:18:46 oQpFKYyQ
―現状の概念条文―
・―言語とはまロさである
・―擬人化ヒャッホウ!
・―よくなじむ

ラストオーダーはまだまだだぜー。
個人的には“加速”とか“妄想全開!”みたいのがいいと思うんだがどうですかよー?

583:名無しさん@ピンキー
07/11/03 22:16:03 eUOoY/sc
本スレで全裸土下座されてしまったのだが……うん、ごめんむり
しかしこの季節全裸で風邪をひいてはいけない
代わりにこの概念で手をうたないか?

・――TSばんじゃーい!

ショタヒオいやっほーぅ!

584:名無しさん@ピンキー
07/11/03 23:08:35 pRskN/cI
・――ょぅι゛ょ最高
も追加 し な い か ?

585:名無しさん@ピンキー
07/11/03 23:31:40 Bhmu2XRf
>>584
それは追加するまでもない世界の真実だと判断致します。

586:名無しさん@ピンキー
07/11/03 23:49:59 Gh8PDBwe
規制食らって今更だが…

>>480
一応STGのつもりで書いた。
ゲーセンは滅多に行かんがな。

587:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:57:42 s9nNlF1T
>>586
なるほど

「ヒオは目の前がチカチカしてイッてしまいましたのっ!」は
弾幕を避けきれずに墜ちたということか、そこだけ引っかかってたんだよなぁ…

588:名無しさん@ピンキー
07/11/04 09:00:40 eI6OOFTt
>>587
俺は音ゲーでFAだと思ってたから、ゲームオーバー間近でアラート入ってるのかと思った

589:名無しさん@ピンキー
07/11/04 12:18:44 q3b3nC2Z
ショタヒオの姿はアレックスの本来の姿…

590:名無しさん@ピンキー
07/11/04 13:16:01 yvskLhWB
それで機殻剣持って「わがはいはせいぎなりー!」とか言ってた訳ですね!?

591:名無しさん@ピンキー
07/11/04 22:01:11 TT1LeNwh
確か、子レックスの一人称は「僕」だったような。

「性技ってなんだろう」
「僕の中には僕だけのそれがあるのかな」

592:名無しさん@ピンキー
07/11/05 02:28:45 v2QIUspd
さすがにそろそろ減速か・・・・・・?

593:名無しさん@ピンキー
07/11/05 12:44:53 AVBGAgsE
つまり男性版飛王様とロリ原川だね?

594:名無しさん@ピンキー
07/11/05 13:09:50 UX6hLuwx
>>593
「ああ、もうお兄さんどうしていいか分かりません!」
「冷静になればいいと思うよ」

こんなの思い付いた

595:名無しさん@ピンキー
07/11/05 15:53:02 +vy9OvgA
八号と大城にそっくりじゃないか

596:名無しさん@ピンキー
07/11/05 17:36:18 jsO0J0UH
>>593

「お祖母さまは元気だろうか…」
「ヒオ、ヒオ=サンダーソン」
一人寂しく祖母の顔を思い浮かべていたところで、突然にソプラノの、しかし明るさは欠片もない声が響く。
「は、はいっ! な、なんですか原川さん。ヒオは元気ですよっ」
「そうか、結構なことだ。風呂を使うかと聞きたいだけだが」
風呂、バス。ああ、それはなんとありがたい。
ここまで走り詰めて、さすがのヒオも疲れている。
礼を言おう。自分より年下だというのにしっかりしている彼女に。
そう思って振り返った。
「ええ、使いま……なぜ裸なんですか!?」
礼を言う前に疑問がついてでた。
「おかしなことを言うな。見てのとおりバスタオルをまいているだろう?」
確かに彼女はバスタオルを巻いて、長い黒髪からわしゃわしゃと水分を拭き取っているところだった。
「……くっ、ヒオがきっと幸せにします!」
「いきなりプロポーズか」
「女性の裸を見るだなど、それ即ち男女の仲だと、先生から教わっています。
あまり貯金などはありませんが、ヒオがきっと幸せにしてみせ」
「時代遅れというかむしろ古風すぎる。大丈夫か、頭は」


つまりこんな感じか。新しいな。ヒオ語が使えなくなってしまってるのが難点だ

597:名無しさん@ピンキー
07/11/05 17:45:40 v2QIUspd
野郎版飛王語―か。
五の下122ページ辺りの会話、胸を揉んで貰おうと~が、胸を揉んであげようと~になるのか。
それを聞いた唯は絶対逃さないわうふふみたいな感じになるのか。

・―妄想夢気分

598:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:05:30 yar8INzD
>593からの一連の流れがGJすぎてぼかぁ、ぼかぁもう……!

URLリンク(g.pic.to)
勢いで描いた
横なのは気にしない
後悔? してる暇なんかありませんよ鼻血を吹くのに忙しくて

599:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:49:02 zfGcbRZS
>>598
良い仕事だと判断致します。

600:名無しさん@ピンキー
07/11/05 21:38:50 v2QIUspd
>>598
おもちか(ry

なんか別の人格が出てきそうなくらいGJだぜ……

601:532
07/11/06 14:59:16 eEXRDToE
全概念核の擬人化プランを捻り出してみよう

1st.グラム(男性体)
一巻の馴れ初めから(?)絡み相手は新庄(運Ver)
時系列は、かなり後半か
グラムは新庄に、過去の思い出話を聞かせてやるから等と
さしもの悪代官の如く迫り、抵抗があると見るや『エロ倍化』等と身体に書き込み従わせる
……が、ここから新庄の逆襲が!
新庄は薄れ行く意識の中で、なんとかグラムに『女』の文字を刻む事に成功する
一転、女体化するグラム。時同じくして、新庄(切Ver)に
形勢逆転。新庄は夜な夜な佐山にされている事を
倍化されたエロスによってグラムにこれでもかと叩き込む!
雑務に終われ朝帰りした佐山が見たものは、何か汁だらけの人達だった……

2nd.十拳(女性体)
八叉は、自身が剣として存在している事を認識している
故に所有者を求め、最高位の剣神である熱田にアクションをかける事を決める
だが熱田は(相手は仮にも概念核なのに)想い人がいるからと振ってしまう
怒る八叉。慌てる開発部の面々。大火災きちゃうー!
遂には月読の号令で、熱田は神を鎮まらせるための貢物と化す
しかも、無事に熱田が供物としての役割を終えられるかモニターで監視される
次の日からの熱田の渾名は、果たしてどうなるのか……!!


ぱっと思いつく限りで書いた。
やはりシチュエーションに合う台詞が思いつかんとイマイチだ
続きは今度

602:名無しさん@ピンキー
07/11/06 22:01:06 E66ogT22
楽しみにしてる
特に白創と黒陽とムキチ&草の獣

このスレでヒオヒオ言ってるのは主に俺ですがうははははは

603:名無しさん@ピンキー
07/11/07 00:03:49 2sC3AHNW
・ーー名無し・筆王神器・書込・対抗発動!

「……なぁアポルオン、…色々あったなぁ、あたしたち」
「そうだね。ミヤコ」
「おうとも。……で、仕掛けたのは誰だ?」
ぐ、と京は目の前の女性の体を掴む。
「ふむ…さぁ、私は命令していないからね」
「……へぇ」
ああ、いかん、減らず口に思わず頭が冷えてきた。
かといって、殴るのは控える。何しろ、目の前にあるのは自分の体なのだから。
そう、京は今、普段とは逆。アポルオンの体で、自分となったアポルオンを組み敷いていた。
互いを大切に思うもの同士が入れ替わるという逆転概念によって。
「主人に言われる前に要求を果たすのが真のメイドらしいぞ」
「ほう、これは素晴らしいね。ミヤコ」
何がだ、と言おうとして言葉に詰まる。自分の体は今、あきらかに興奮していた。
「ば、馬鹿野郎!あたしゃそんな軽い女じゃねぇぞ!」
「もちろんだとも。感度がいいといっ」
ごん。
いかん、思わず殴ってしまった。自分の体の顎を正確に打ち抜くとはやるなぁアポルオン。
「…ひ、酷いなミヤコは…」
「あたしだって殴りたかないさ。…で、こいつの効果はどのくらい続くんだ?」
「ふむ…そんな強固ではない、もって一夜だろう」
だから、と、アポルオンが自身の体に手を伸ばす。
「ちょ、ちょっと待てアポルオン!」
「普段から君にしてもらって、すまないと思っている」
だから、とでもいうようにキズをしてきた。
「今日は私が君にしてあげよう。何、私の体だ。扱い慣れてるよ」

【ここから先はメイドさんたちが重力障壁を敷いています】


お前らが、概念核概念核言ってる間に、京さんは頂いていきますね!

604:>>603GJ!
07/11/07 00:40:46 /OaCFLpG
・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!
 ・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!!
  ・--名無し・心理技能・発動・抑制・失敗!!!




アポルオンてめぇ!!!俺と代われ!!!

605:名無しさん@ピンキー
07/11/07 03:56:20 fVgqxXDB
>>603がGJすぎる組み合わせでアポルオンを殺したくなってきたぜ!

606:名無しさん@ピンキー
07/11/07 10:54:31 lMEAODom
ははは新生3rdが女王至上とはいえあれでも一応3rd代表なんだから、そんなことをのたまうとメイドさんたちの重力レンズ咆でぶち抜かれるぞそれもまた快なり!

ところで604はアポルオン様と代わって京様(アポルオンボディ)に絶賛御奉仕したい…とそういう判断でよろしいでしょうか?

607:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:44:59 T5sM5Egx
寧ろメイドさんにぶっとばされにちょっくらアポルオン暗殺してくる

608:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:46:10 Hxm/ya1q
ヒオいぢめ~ただれティングライフスタイルですの~
という電波を自家受信

いや、実際ただれ放題な環境だと思うんだ
ガス代節約という名目で一緒に風呂入るとか!
氏の日記で出てた間取り問題すらまロ要素
押し入れに小タンス入れて一緒に寝ればいいよ

609:名無しさん@ピンキー
07/11/08 01:30:16 yexG4igF
開発部の月読部長をだな、若返らせてみるというのはどうだろうか

未亡人でポニテですよ?ポニテポニテ

610:名無しさん@ピンキー
07/11/08 01:44:28 d7aTp40l
親娘丼……いやなんでもない


611:名無しさん@ピンキー
07/11/08 10:47:21 4oTSkg/8
冷静に考えるんだ
その親子丼を誰が食べるんだ?


書こうとしてみたが相手がさっぱり思いつかなかったんだZE!

612:名無しさん@ピンキー
07/11/08 13:15:59 Hxm/ya1q
本日二信

そりゃ娘のダンナに決まってんだろ

命狙われまくりだなアポルオン

613:名無しさん@ピンキー
07/11/08 14:33:45 /ioGFwzh
>>612
まぁ、いくら死亡フラグ立っても死なないだろ
ややエロその2だし

614:名無しさん@ピンキー
07/11/08 15:10:06 d7aTp40l
メイドさんのサポートもつきます。これで夜もばっちり!

615:名無しさん@ピンキー
07/11/08 21:44:56 KzHoTmxI
重力制御で避妊も妊娠も思いのまま…!

「うふふ。ですが、少し重力制御を解くだけで…」
「い、いや!ま、まだ赤ちゃんはダメ!らめぇぇぇぇっ!(注:これは男の方の声です)」

616:名無しさん@ピンキー
07/11/08 21:45:34 KzHoTmxI
悪い、ageのまま書き込んじまった。

617:名無しさん@ピンキー
07/11/09 06:09:42 hC3U6DnY
>>615
もちろん騎乗位で女リードの展開だよな


618:名無しさん@ピンキー
07/11/09 18:32:01 zCI0bkYT
「八号君。ワシ逃げないといけないから、早くこの手をはなしてくれんかの?」
「Tes、その必要は無いと判断します。」
「?」
「このまま死なれると、成仏しない可能性があります
なので、成仏出来そうな方法を検索してます」
「どこから?」
「大城様のパソコンの中からです。」

携帯でこんな電波を受信した。

まだクロしか読んでない、カワカミン中毒者じゃないけど、僕も仲間にいれてよ~


619:名無しさん@ピンキー
07/11/10 01:36:49 USk/MP0d
電波受信~。


「ん、くぅ・・・」
押し殺した声が漏れる。
冷たい舌が自分の秘所を滑らかに犯していく。
自分を責める少女の顔はよく見知った物、否、いくら自身で造り上げたとはいえ、こんな顔は、知らない。
「どうした?ディアナ」
仰向きの自分の真上から、かけられた声。
その主も知っているはずの男だった。
「ふ、あ、至、君・・・はあぁう!!」
やっとの事で呼んだ名は、すぐに彼女の嬌声にかきけされていった。

携帯からの上、長文スマソ
さて、どうしたものか。

620:名無しさん@ピンキー
07/11/10 03:50:03 4SqZPMAx
>>619
大丈夫、長文でもない。
さぁ、早く続きを書くんだ

621:名無しさん@ピンキー
07/11/10 17:22:11 b6moY9c9
携帯からだと長文に見えるかもしれないが、実際は小ネタ並の分量なんだぜ
続きを所望する!さあ!今すぐ吐け!

622:名無しさん@ピンキー
07/11/10 17:56:57 1AkT/Cbm
おうぇえええええ(吐

623:名無しさん@ピンキー
07/11/10 18:07:58 BIaJGSQH
>>622の全存在の消失を確認しました。汚物の処理は任せます》


624:619
07/11/11 01:06:32 EGy0c4FD
うお、予想外の好評。
実を言うと、エロはこれが初。
書いた物への答に、応えたいと思います。
少々筆は遅いですが。

625:名無しさん@ピンキー
07/11/12 04:17:45 NhRwRq/q
ちょいと俺の中の2nd-Gのイメージが電波を発したので投稿させていただく!
"少女"のイメージは矛盾都市TOKYOの"雪ノ字"で夜露死苦!

駄文ですが宜しくお願いしやす。
では、まいりますー。

626:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:20:29 NhRwRq/q
 濃い茶色の染みが幾つか出来た木製の床が軋みの音を上げる。
 音を生み出したのは人間の重量による歪みであり、それを生み出した主は、
「……なんだこりゃ」
 金の短髪を持った青年であった。
 二十を過ぎて少し、といったところであろう彼は現状を把握しようと周囲を見渡す。
 青年は仰向け状態だった身体を上半身だけ起こした状態で布団に入っている。
 勿論ベッドなどの高級品は無い。
 無いのには肌に合わないという理由もあるが、金銭問題があるのも事実だったりする。
 ともあれ、木製の床が醸し出す微妙な匂いに備え付けのキッチンから漏れる生ゴミ臭。
……間違いなく俺の部屋だな。
 布団の近くには一張羅である戦闘用の白コートも放り投げてある。
 傍から見るとコスプレイヤーにしか見えないようだが、青年はその服を気に入っていた。
 そして、青年はその白コートを手を伸ばして掴み、引き寄せる。
 白コートの胸には一枚のネームプレートが付いていた。
 部署名と自分を表す名―熱田・雪人。
 確かに自分の持ち物だ。
 ならば、この状況は何なのか。
 自分の住居の寝床に身を置き、周囲には自分の所有物達が散乱している。
 何の問題も無い筈だ。
 その筈だ。
 が、
「……なんなんだ、こいつぁ?」
 青年―熱田は自分の隣に寝る一人の少女へと目をやる。
 自分より少しばかり年下に見える。
 恐らく十七、十八くらいの年頃だろう。
 黒い長髪を白い敷布団の上に盛大に広げ、身を横向きに熱田へと体を寄せている状態だ。
 それだけなら熱田もまだ気が楽だっただろう。
 しかし、現実は何時だって理想とはかけ離れたものだと相場は決まっていた。
……なんで裸なんだこいつ……?
 思考は意外に冷えている。
 ちなみに熱田は下着一枚を着込んでいるので特に問題は無い。無い筈だ。
 上半身は寝る時に熱いので投げ捨ててしまったので裸だがノープログレム。
 取り敢えずは目の前の少女を起こそうと手を伸ばす。
「おい、起きろ」
 試しに頬を叩いてみた。
「ぅ……んんぅ」
 軽く身じろぐだけで起きる気配はない。
「……おい」
 次はもう少し強く叩いてみる。
「ぃう……むうう」
「ぬおっ!?」
 唐突にガッチリと少女が熱田の胴体に抱き付いてきた。
 胸の柔らかい感触がなんともかんとも。
「って、ちげぇ!起きろこの馬鹿!」
「いーぁー……」
「寝ぼけんなぁああああああああ!」
 頬を思い切り抓ってやると少女は離れた。
「いはい、いはい、いはーいぃいいいいい!?」
 痛いと叫んでいる様なので抓っていた指を離す。
 重力に引かれて少女が布団の上に落ちた。
「……」
「痛たたたた……」
 両手で頬を押さえた状態で呻く少女を熱田は眉を寄せながらも見る。
 陶器の如く綺麗な肌に整った顔立ち。
 若干つり目がちな目の中、黒い瞳が恨みがましく熱田の事を睨んでいた。
「で、なんだお前は?」
「……いきなり人の頬、引っ張った奴には教えない……」
「……」
「ひっ、構えるな!指をワキワキさせるなぁっ!こ、怖いって!?」


627:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:21:36 NhRwRq/q
 人の隣に全裸で張り付いておいて今更何を言っているのだろうか。
 だが、これだけ脅しておけば問題ないだろう、と熱田は判断。
 腰を落ち着けて布団の上に胡坐をかく。
 すると少女は安心したのか布団を掻き集めて身に巻き付け、
「えと……」
 不機嫌そうな熱田と視線を合わせる。
「で?」
「え?」
「名前だ。お前の名前。あと素性もな」
「……覚えてない……」
「は?」
「……知らない……」
「……」
「……小麦粉か何いだだだだだだ!?」
「そりゃ危ないからやめとけ。で、何だ?教えられないってか?」
「違う!本当にわから痛い痛い!本当なんだよぉ!」
「よし、わーった。俺が責任を持って行き着けの病院に送ってやる」
「いやぁあああああああああああ!」
 少女が両手を勢い良く振る。
 頭を掴む熱田の手から逃れようとする動きだ。
「「あ」」
 が、少女の体を包んでいるのは一枚の布という事を二人は失念していた。
 当然の如く、少女の両手という束縛を抜け出した布団は万有引力の法則が適応され、
「い―」
 床へと落ちた。
 少女の無垢な裸体が熱田の眼前に現れる。
 暫くの間。
 そして、熱田は落ち着く為にまずは深呼吸を一つ。
 裸体を惜しみなく曝す少女の真っ赤な顔を真っ直ぐ見つめ、
「落ち着け」
「い、いやあぁああああああああああああああああああああああああああ!」
 言葉を放った直後、全力の平手が飛んできた。



   ●



 白く塗られた壁と床が広がる部屋がある。
 部屋の中には幾つもの作業用のデスクトップやPCが置かれ、その前にはそれぞれの作業をこなす人々の姿があった。
 熱田もその礼に漏れず、自らのデスクトップの前に座っていた。
「畜生、あの女……手加減ってもんを知らねぇのか」
「ん?熱田どうしたんだ、頬なんて赤く腫らして」
「なんでもねーよ、てかお前の机なんだがドンドン変な方向に進化してねぇか?」
 熱田は相変わらずの不機嫌そうな表情で横を見る。
 そこには各々の机を作業空間として区切る為の低めの壁があり、その壁の横からは、
「いやいや、これでもまだ足りないくらいだよ」
 大量の家族写真が貼り付けられたデスクトップの持ち主である人の良さそうな顔に眼鏡をかけた青年が顔を出していた。
「だからって俺んところまで家族写真を侵食させんな。てかお前は動画一筋じゃねぇのか」
「……最近、大城全部長の言にも一理あると思い始めてね……」
「おーい、月読のババア、なんか馬鹿が変態菌に感染してるぞ」
 遠くの方を見ている眼鏡の青年を放って視線をデスクトップの群の一番奥へと向けると、
「あたしゃアンタも鹿島も同じようなもんだと思うけどねぇ……あと、熱田」
 月読と呼ばれた白髪の女性は、白衣を揺らしながら苦笑。
 手をこっちへ来いという様に熱田へと振った。
「?」
 取り敢えず熱田は自分のデスクトップに貼り付けた家族写真を愛でている馬鹿の横を通り、月読のテーブルへ向かう。
 前に立つと彼女はデスクトップに置かれた電話の受話器を片手に、何か気味が悪いくらいの笑顔で、
「アンタに電話よ。女の子から」

628:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:23:01 NhRwRq/q
「「「は?」」」」
 首を傾げる。
 同時に上がるのは部屋全体から来る疑問の波であり、部屋に居た全員が振り向く音と立ち上がる音だ。
 誰もが信じられぬといった顔で熱田を見る中、熱田は眉を寄せた表情で、
「……」
「はい、どうぞ。かなり慌ててるみたいよ?」
 受話器を貸せとばかりに手を差し出す。
 すると輝かんばかりの笑みで月読は熱田へと受話器を手渡した。
「俺だ」
『ゆ、ゆきひとぉおおおおおおお!?』
「ぬがっ!?」
 話しかけた瞬間に耳が破壊されかけた。
 思わずのけぞった体を戻し、再び受話器に耳を戻す。
「んだ、お前か。なんだ俺ぁ、仕事中だ。切るぞ」
『うわ!ゆきひとの冷徹魔人!というか、卵が腐ったような匂いを!バイオハザードォーッ!?』
「……」
 駄目だこいつ早くなんとかしないと。
 なんとも言えない表情の中で目を細めるが事態が変わるわけでもなし、取り敢えずは状況を把握しようと言葉を選ぶ。
「おい、一体何をした」
『え?いや、腹が減ったからご飯を作ろうとしてフライパンに卵を落として色々混ぜたら』
「何を混ぜた」
『えーっと……白いのを二種類と黒いのと、あと虹色の』
「捨てろ」
『え?ちょ、せっかく作ったんだぞ!?』
「捨てろ」
『あ、臭っ!聞けよ、人の話!』
「捨てろ」
『勿体無いと思わないのか!?そもそも卵というのはだな、小鳥の命の源を―』
「じゃあ食え」
『いますぐ捨てます、ごめんなさい』
 即答だった。
「……ったく、あとで弁当でも頼んどいてやる。我慢してろ」
『……ごめん』
「迷惑かけたと思うんなら、変な事すんな。んじゃ、俺は仕事に戻るからな」
『ん、解った……』
「じゃあな」
 受話器を電話本体に戻して通話を切る。
「ふう……ったく、ん?」
 疲れた様子で頭を掻くと同時に熱田は気づいた。
 周囲の視線が妙な事に。
「なんだ?」
「熱田」
「あ?」
 何時の間にか後ろに居た眼鏡の青年―鹿島が声をかけると同時に熱田の肩を叩く。
 良い笑顔がうっとおしい程に眩しかった。
「家庭は良いもんだろ、漸くお前にもそれが解ったんだな?」
「……テメぇの頭の構造がおかしくなってるってのは良く解った。つか、聞けよ」
 言うが、鹿島は聞かずに背を向けて自分のデスクトップへ戻ってしまった。
 その際に手を振ってくる姿が妙にハードボイルドでムカついた。
 追いかけて殴ってやろうと思うが、
「熱田」
「あぁ?」
 今度はさっきから笑顔を浮かべっぱなしの月読が声をかけてくる。
 上司と部下の関係上無視するわけにもいかないので振り向くと、
「これ、キチンとうちの部にも出してね」
「……」
 一枚の書類が差し出されていた。婚姻報告書、と一番上に書かれた書類が。
 無言で破く。
 取り敢えず原型が解らなくなる程度にまで。

629:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:25:07 NhRwRq/q
「いやぁねぇ、照れちゃって」
「ババアまで勘違いするんじゃねぇえええええええ!」



   ●



 白い光が照らすのは広めの廊下だ。
 長く続くその道を歩く人影は少ないが、昼時という事もあってどこか楽しげであった。
 しかし廊下を行く人物の一人である熱田の足取りは重い。
「うっう~酒の肴にお前の鯖ぁ~……うまくのらねぇな」
 何時も通りの調子を出そうと唱ってみるが、うまい歌詞が浮かんでこない。
……ったく、それもこれもあの女のせい、ってかぁ。
 不満げに当てもなく廊下を流離いながら熱田は普段はあまり使わない思考を働かせる。
 先程の電話は熱田の自宅からであり、通話の相手は今朝熱田の住居に不法侵入していた少女だ。
 ちなみに平手を喰らった後、彼女との熱きファイトがあったのだが、それは今は置いておくとする。
 取り敢えず仕事に行かなければならないという理由もあり、彼女は住居に置いて来た。
 取られて困るものも無いし、出て行くならそれで問題はない。
 ただ彼女の服は見当たらなかった為に着せたワイシャツ分の出費がかかるが。
 まあ、それも想定の範囲内というやつだ。
 むしろ出て行ってくれたほうがありがたかったのだが。
……どう考えても居座る気だよな、ありゃぁ。
 面倒な事になったものだ、と熱田は吐きたくもないため息を一つ。
 足を止める。
 目の前にあるのは熱田が所属する組織であるUCATの配達サービスもやっている購買部だ。
 確かここの配達可能範囲には熱田の住居も入っていた筈。
 それに弁当のレパートリーも豊富。
 少女もこれならば不満も漏らさないだろう。
 本来ならば気遣う必要もないのだが、一応は女だ。
 男として気遣うのは道理というもの。
 だから熱田は弁当を頼む為に購買部の受付へと足を踏み出そうとして、
「おい、あんた」
「あ?」
 不意に横の通路からかけられた声に首だけを動かして振り向いた。
 そこにいるのは、濃い色の肌を持った一人の少年とその後ろに若干隠れる体勢を取った金髪の少女だ。
 濃い色の肌の少年は堂々と、金髪の少女は落ち着かない様子で熱田を見ていた。
 熱田の顔見知りだ。
「原川・ダンに、ヒオ―あー、なんたらだったか?」
「ヒ、ヒオ・サンダーソンですの!」
 少女ことヒオ・サンダーソンが隠れたままの状態で叫ぶ。
「ああ、そうだったそうだった。んで、なんだ?こっちは時間がねぇんだ、とっとと用件を言いな」
「そうさせてもらう」
 と、原川が一枚の紙片を差し出した。
「なんだこりゃ?」

「男でも比較的楽に買えるランジェリーショップの一覧だ」

「は?」
 固まる。
 そして、原川の顔を見る。
 サングラスをかけてはいるが多少下にずれている為、その真剣な眼差しは見えた。
 そう、彼は真剣なのだ。
……やっぱこいつも全竜交渉部隊の一員だったってわけか。
 つまりは人として大事な一線を超えてしまっているというわけだ。
 熱田の思考が頷きを一つ。
 とてもではないが、御近づきにはなりたくない。


630:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:28:03 NhRwRq/q

 なので、両手を原川へと差し出しノーセンキューのポーズをとり、
「俺にはそういう趣味はねぇ」
「何か勘違いしているようだが、家に誰かが転がりこんできたんだろう?」
 熱田の眉がピクリと反応する。
「……なんでお前がそんな事知ってんだ?」
 疑問を放つと原川はまるで何処か遥か先を行く指導者の様な悟りきった目で、熱田の両肩を掴み、
「開発部から色々と情報が飛んで来てな。それでなんだが、あんたに一つ忠告がある」
「なんだ」
 気圧されたわけではないが、なんとなく彼の言葉は聞いておかなければならないような気がする。
 そう直感が告げていた。
 故に熱田はそれに従う。
 直感は数多の戦場を駆けて来た彼にとっては尤も信頼出来るものの一つだったからだ。
 目の前の少年は熱田の両肩に手を置いたまま、真剣な表情で視線をまっすぐとコチラへと向け、
「下着だけは着せておけ、後々面倒な事になるぞ」
「……おう」
 頷く。
 原川の言葉は何故か重かった。
 とんでもなく重かった。
 言葉に込められた思い出や経験がとんでもない重量を作り出していた。
 熱田はそれを受け取り、重く頷く。
 原川も満足したように頷いた。
 彼と熱田の額をそれぞれ一筋の汗が流れる。
 空気は二人の立つ場所の周辺だけがまるで鉛の様に重さを増している。
「え?え?どうしましたの、原川さん?熱田さん?」
 オロオロと原川と熱田に視線を移すヒオの声に熱田は彼女を見て、重さの意味に納得する。
 その上で熱田は原川の肩に手を置き返す。
「お前も苦労したんだな」
「解ってくれてありがたい」
 男二人、分かりあえた瞬間であった。



   ● 



「たぁだいまっとくらぁ」
「あ、ゆきひと!おかえり!」
 鉄製の扉を開けるといきなり裸にワイシャツといった姿をした黒髪の少女の輝かんばかりの笑顔が目に入った。
 だが、熱田は特にそれに対して思う事もなしに、彼女へと紙袋を突き出す。
「よし、着ろ」
「へ?」
 少女はわけの分からないと言った様子で両手で紙袋を受け取り首を傾げる。
 取り敢えず用件は伝えたので、横を通り過ぎて狭いキッチンに設置された冷蔵庫へと向かう。
 背後でガサガサと紙を弄る音と小さな悲鳴が聞こえたが熱田は気にしない。
「ゆゆゆゆ、ゆきひと!?ふふふふ、服が!?」
「礼は良いから、さっさと着てこい」
「わわわわ、わかったぁー!」
 嬉しいんだか、慌てているんだか解らない調子で少女が叫ぶ。
 と、同時に玄関近くに設置されたトイレの扉が開いたであろう音がし、閉まる音も続いて響く。
 それを聞いてから熱田は満足そうに冷蔵庫の中から一本の缶ジュースを取り出して、蓋を開け、
「んぐ」
 腰に手を当てて一気に飲み始める。
 喉を流れる液体が体を冷やす錯覚が何とも心地良い。
 やはり仕事の後の一杯は格別だ。
 最近はUCAT製の"蜜柑絞っちゃう!"が自分の流行だったりする。
 苦くて酸っぱい!がキャッチフレーズの甘味一切なしの男の飲料だ。
 ぶっちゃけ不味いがそこがまた良い。

631:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:29:36 NhRwRq/q

 と、味に浸っていると扉が開くと同時にドタバタとした足音が聞こえてきた。
「ゆ、ゆきひと着れたぞ!」
「ん?おう」
 足音が止まると同時に熱田は振り向く。
 そこには―ポニーテールに髪型を整えた着物姿の少女が立っていた。
「ゆきひとがまさか着物まで買って来てくれるとは思わなかったぞ!」
「……」
 まさか月読にいらない服はないかと聞いて適当に貰ったものとは言えまい。
 ちなみに紙袋に入れた後の状態の物を渡されたので中身は知らなかったとも言えはしない。
「ああ、それはほら、俺ぁ良いやつだからなぁ」
「うむ、ゆきひとは良いやつだ!」
 ははは、と二人して笑う。
 チラリと彼女の手元を見ると一枚の髪に色々と書かれていた。
 恐らく着方などを書き込んだ紙だろう、と熱田は一人納得。
「でだ」
 一転、熱田の表情が変わる。
 真剣、と言える表情へとだ。
「ん?」
 対して少女は首を傾げるのみ。
「名前とかは、思い出したのか?」
「おお、それなんだけど!思い出したぞ、名前だけだけど!」
「ほお」
 それは僥倖だ。
 明日になって何も思い出さなかったら警察にでも届けるつもりだったが、
……楽になりそうだなぁ。
 良い事だ。
「で、お前の名前はなんていうんだ?」
「くさなぎ!」
「は?」
 首を傾げる。
 別段、珍しい響きではなかったが、己の使う剣がその名と同じだった為に反応してしまったのだ。
「どうした、ゆきひと?」
「いや、なんでもねぇ。で、名前は?」
「むらくも、ぐにゃ!?」
 殴っておいた。
「な、なにするんだ、ゆきひと!?」
「うっせぇ、なんだテメェ、もしかして"俺達"の関係者か?その名前を出しやがって」
「……お、"俺達"?」
「とぼけんな」
 熱田の声は冷たい。
 同時に若干の怒りを帯びたものだ。
「その名前はな、俺達にとっちゃあ、とんでもなくでっけぇ意味を持ってんだ、分かるか?」
「え、あの、いや……だから、本当に」
 怯えた様子で少女―くさなぎが後退るが熱田はそれを許さない。
 彼女の肩を掴まえて、まっすぐと視線を合わせる。
「うるせぇ、いいから本当の名前を教えろ、このガキ!」
「ひっ、や、やめろ、ゆきひと!私は本当にその名前で」
「まだ言うか、くそが、き―!?」
 もう一度殴ってやろうと拳を振り上げようとしたところで熱田は気づく。 
「な、に……?」
 動けない。
「……?」
 くさなぎが怯えて頭を抱えて身を縮めながらも僅かに開いた横目で熱田を見やる。
 熱田はそれに対して何も反応しない。
 否、出来ないのだ。
……まさかとは思うが。
 驚愕の後に来るのは驚くほど冷えた思考だ。
「おい、ガキ」

632:我が家の概念核さま。 ~奥様はぽにーてーる~
07/11/12 04:30:43 NhRwRq/q

「ひぇ……?」
 声をかけるとくさなぎがビクリと身を振るわせながらも顔を上げる。
「俺に何か命令してみろ」
「え?」
「いいから早くしろ」
「あ、う、うん……じゃあ」
 くさなぎは大きく深呼吸を一つ。
 続く動作で口を開いて、

「や、優しくして?」

 と言った。
 なので熱田の体は勝手にくさなぎに覆い被さっていた。
「成る程な―って、待て、なんか違ぇだろ!?」
「きゃー!?きゃー!?」
「テメエも喜ぶんじゃねぇー!」
 見れば覆い被さられた方のくさなぎは顔を真っ赤にしながらも何故か楽しそうだ。
 意味的には思春期の男女が思い浮かべるような方向性の発言だったらしい。
 熱田は必死に彼女の言葉に抗い、体を押し留める。
 だが、これで確信出来た。
 直感もそう告げている。
 彼女は、
「な、なあ、ゆきひと」
 間違いなく、
「わ、私達まだ知り合って間もないけど、な」
 自分の知っている、
「あ、相性は良いと思うんだ」
 ある意味自分達の生みの親とも言える存在。
「だ、だから」
 彼女は覆い被さったまま踏ん張る熱田の顔を頬を赤く染めた恥ずかしそうな表情で見つめて、
「ふ、不束者だけど……宜しく頼む」
 言い切った。
「ぐ」
 熱田の理性が命令に塗りつぶされて行く。
 間違いない。
 彼女は―。
「んんぅ!」
 唇と唇が重なり合うと同時に失われつつある熱田の精神は確信を心に刻み込む。
 そう、彼女は、かつて自分の先祖を生み出した世界―2nd-Gそのものだ、と。
 だが、その確信にもはや意味はなく、熱田は着物姿のくさなぎの唇を貪る様に―、



【フツノ様が嫉妬で暴れ始めました。皆様退避をお願いいたします】


633:>>625
07/11/12 04:33:24 NhRwRq/q
というわけで、まずはここまで見ていただいた方に大いなる感謝を。
性格とかは結構適当です。
今回はここで区切りましたが、要望があれば書きたいとか思いつつも、
でも命刻と新庄のも書きたいなぁ、ああ、どうすればいいですかね、ぼかぁ!?

取り敢えず今回はここで失礼させていただきます。エイメン。

634:名無しさん@ピンキー
07/11/12 06:23:31 vPzybFRt
宇和ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあx
何これえええぇぇぇぇえぇ
面白い&エロい&萌えた!!!
超GJ!!!

635:名無しさん@ピンキー
07/11/12 08:18:26 fcZlirp3
とりあえず朝っぱらから鶏のごとく叫ぶ>>634の首を絞めて黙らせつつ
>>633GJ
原川のくだりで無茶苦茶吹いたwww
あとフツノは俺が止めるから続きを―!

636:名無しさん@ピンキー
07/11/12 08:52:32 ax4mx7DX
何という寸止めw

637:名無しさん@ピンキー
07/11/12 10:08:11 ZRloEUS+
>>633
グッジョブ極まりねぇッ
原川と熱田は良い酒が飲めそうだな
そういやどっちもヤンキー属性…!

原川の後ろに隠れるヒオの「らしさ」にぼくはぼかぁもう!
待つ次回作

638:名無しさん@ピンキー
07/11/12 12:51:45 qRlW6vzY
>>633
ぐぁ、あらゆる方面で負けた!つーかGJすぎて声もでねぇ!
そこで原川だすとは…!

639:名無しさん@ピンキー
07/11/12 13:17:16 IFc6TbHl
>>633
おーい誰か全部長もってこーい。
フツノたんはそっちに任せて、俺達は続きを観賞しようぜー。

640:名無しさん@ピンキー
07/11/12 14:46:05 T/3DYdnQ
「それでですね、先生。
原川さんったら酷いんですのよ?事あるごとに君は馬鹿かって」
「まあ!それはいけませんわね」
ここは、ディアナ・ゾーンブルクの借り受けている宿舎の風呂場だ。
宿舎と言っても、
VIP用らしく、高級住宅並のものであり、
一人で生活するには些か広い。
が、ここを使用する理由がある。
原川宅に近いから、だ。
より正鵠を期するなら、これは彼女の夫でもあるオドーの要請でもある。
(叔父馬鹿、ここに極まれりですわね・・・)
原川への不平を漏らしながらも、
どこか楽しそうな教え子を微笑ましく思いつつ、そんな事を考える。

641:名無しさん@ピンキー
07/11/12 16:15:44 AAGFGzAo
皆、フツノを止めるぞ! 
>>625に続きを……!

642:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:07:54 T/3DYdnQ
と、唐突にヒオが話すのを止めた。
時折、ヒオはここを訪れる。ディアナにとっても、この娘同然の教え子と過ごす一時は、
掛け替えのないものだ。
大体の場合、先程のようなたわいもない雑談が殆どである。
が、今のヒオはひどく真剣な、思い詰めた顔をしていた。
「?、どうしましたの?ヒオ」
「・・・」
ディアナの問いに答えず、ヒオはディアナとの距離を詰め、次の瞬間、
「な!?」
ディアナの乳房を揉みしだいていた。思いっきり。
自分の小さな手の平に余る、
爆乳の感触を楽しむかのように思うさま揉む。
「くっ、ふぅっ、ヒ、ヒオ?」
ディアナはくすぐったいような刺激に堪えつつ、声を絞り出す。
だが、それにも答えず、ヒオは胸を責める。右手で揉み続けながら、左手は屹立した乳首を弄り始める。
撫で摩り、摘み上げ、捏ねる。
その刺激にたまらずディアナは声を漏らした。
「あうっ、いあ、あ、だ、だめぇっ」
ヒオは、意味も無くこんな事をする娘では無い。
そう思い成すがままにされていたが、
ヒオが自分の乳首をくわえようとするにいたって、
慌ててヒオを引きはがす。




すんません619です。
仕事場ではさすがにそろそろ限界。まだ続きます。
619の文に繋げてくつもりですので、よろしくお願いします。
では、また。ノシ

643:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:13:40 fcZlirp3
>>642
全俺代表の俺が言葉をのべよう

お願いですから書きためてから投下してください
書きながらではなくて

644:名無しさん@ピンキー
07/11/12 18:13:46 Dv+z8f50
書き溜めてくれないと情動までもがぶつ切りになって、ああ、僕はもうどうしたらいいのかと!

いやね? 明らかに途中で切れてると、『あれ、まだ続くのか……? GJも何もできない』みたいな感じになってスレストしてしまうのさ。
投下中に雑談なんか中々する勇気がもてん。

645:名無しさん@ピンキー
07/11/12 18:40:20 fcZlirp3
さて、そのまま過ぎて吹いたから晒す

ヒオ・サンダーソンうそこメーカー
URLリンク(usokomaker.com)


ダン・原川うそこメーカー
URLリンク(usokomaker.com)

646:名無しさん@ピンキー
07/11/12 19:22:44 Ffp9f7Z8
ノースウィンドウにすると一味違うぜ

647:名無しさん@ピンキー
07/11/12 20:21:32 B6E5VBGB
フツノは俺のタケミカヅチで沈めた。
では続きを所望しようか。

648:名無しさん@ピンキー
07/11/12 20:56:29 TkpPdfV6
雪人ってユキヒトって読むんだな・・・今までずっとユキトって読んでたぞ

649:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:03:14 eHUpu6EW
俺はユキヒトって読んでたな
だってユキトだと語呂的に可愛すぎじゃね?

650:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:19:58 7iDUf2QX
>ユキヒト

ノシ

651:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:45:04 gAySf/bC
キャプテン・セットとか名乗ってそう。

652:名無しさん@ピンキー
07/11/13 02:17:03 HBTYEhWe
「やぁ……っ。せ、せんせ……」
ちからなくもがくヒオの手足が、浴槽のお湯をかき混ぜた。
「耐えるんですのよ、ヒオ。いま鍛えればきっと彼好みのサイズになれますわ。ええ、きっと恐らく多分」
後ろから抱きかかえるようにヒオの肢体を支えているディアナは、台詞の間も責め手を弛めない。先程から、彼女の指はそれぞれが別個の生き物であるかのように、ヒオの胸元を弄っている。
絶え間なく。緩急をつけて。
激しくも優しい愛撫に翻弄され、ヒオはただ喘ぐことしか出来ない。
「あ、そうですわ」
「…ふぇ…?」
ふいに指の動きが止まった。
「そろそろこちらの具合もよろしいんじゃなくて? ヒオ」
ついと伸ばされたディアナの右手が、無防備に投げ出されたヒオの脚の付け根へと――


夢、大暴走。攻守逆転ばーじょん
さあ、早く続きを書くんだ>>642……!

653:名無しさん@ピンキー
07/11/13 17:25:19 au4Snx3k
>>652
なんだか知らんが、なぜかそこに原川が偶然→3Pって妄想がッ!!

あ、金属音

654:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:55:17 RsV2aFdY
やっぱりヒオって育つとアメリカンなサイズになるんだろうか


655:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:57:42 sP+iZHMA
育ち方を間違えて「ボーン、ボーン、ボーン」になったらどうしよう。


私ヒオえもん~

656:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:07:39 HBTYEhWe
>>655
ははは………火刑だ!

最近ゲームOSAKAやって気付いた
川上世界で「~ですの」口調な女子に弱い自分に
おのれヒオ遺伝詞ー!
グレアンEDを迎えた暁には何かマロいの書きたいもんだ

657:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:56:00 9+pYxeuY
計画通りデスノ!

あーっ、火刑はやめてーっ!

658:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:56:43 XRZ5ycz5
ですのートと申されたか。

659:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:05:46 IBhmV22J
名前を書くとその人が指定されたタイミングで偶発的に、天然的エロ発言を発する
口調はそのままなのか飛王語になるのか、そこが問題

660:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:10:54 Igz1U2eV
脱 ぐ ん じ ゃ な い の か ?

661:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:31:00 f0cObUYd
・本人の口調で天然的エロ発言

・他人に全裸シーンを視姦されやすくなる加護
のコンボを提唱

662:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:46:25 ZXdIzMvL
>>661
それだと半分も変わらんヤツが大量におるなぁ……

663:名無しさん@ピンキー
07/11/14 08:52:27 0XR4g+AM
終わクロだと
新庄→既に視姦されずみ

風見→新庄と同様

美影→飛場に飽きるほどry

ヒオ→論外


全竜交渉部隊はダメだな
変わるのはシビュレ、八号、大樹先生etc...か

664:名無しさん@ピンキー
07/11/14 09:21:15 +118rB+H
>>661
全部長とかどうするよ

665:名無しさん@ピンキー
07/11/14 10:00:41 neyFot/R
>>663
な、何言ってんですか!
飽きません、飽きませんよ美影さんの裸体は!

666:名無しさん@ピンキー
07/11/14 19:42:27 rdlfBOb+
>>663
大樹先生はあのボケの中にちょいと混じるだけで本人は全然変わらない希ガス

667:名無しさん@ピンキー
07/11/14 20:22:35 Lmm6OEww
>>663
不特定多数公衆の面前にすればいいんじゃないか?
特に新庄とか風見あたり。

668:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:13:53 l15VAm4e
すんません、流れぶった切りです
既出かもしれないけど前スレかに出てたSFか八号っぽいキャラが出てるエロゲ
スタッフコメントにSではなく八の方ですって書いてあったわ

669:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:26:41 OTKnOwPQ
kwsk

670:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:13:25 0XR4g+AM
>>667
新庄が不特定多数の前で全裸を晒して場合

佐山がすごい毒を持っておいかけてくるぞ
多分、目撃者全員を私刑に処すまで止まらん

671:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:14:56 0XR4g+AM
晒し、た、だろ俺orz
晒して場合ってなんだよ俺orz


重力レンズに飛び込んで音速超過で太平洋いってくる

672:名無しさん@ピンキー
07/11/15 00:19:57 Nw4VScko
 枕 枕 
布俺布グ布
団布団レ団
布団布ア布
団布団ン団
布団布団布

編集作業中に居眠りするグレアン可愛いよグレアン

673:>>625
07/11/15 00:55:59 tmpisCmt
また変な妄想が降りてきた。
熱田×くさなぎは意外と好評みたいなので書くよ!書くよ!
イメージは"雪ノ字"のままだけどな!


では、投下させていただきやすー。今回もエロ無しでゴザル。

674:飛場家れんあい模様
07/11/15 00:58:01 tmpisCmt

 彼女は何故か不機嫌だった。
「聞いてください、千里様」
 羨ましくなるくらい綺麗なブロンドの髪を感情的に揺らしながら彼女は言う。
「この前美影様とお風呂に入っていたらですね、美影様が―」
 彼女の口から出てくるのは喜怒哀楽の感情がたっぷりと篭った言葉だ。
 主に今は怒の感情を漏らしているが聞き手である風見・千里はそれを笑顔で聞いていた。
 確かにテーブル越しに向き合って眉を立てながら彼女は憤っていたが、それが風見には嬉しいのだ。
 これでも風見は久しぶりに他国のUCATから日本UCATに戻って来たばかりだったりする。
 疲れは結構溜まっている。
「それでですね―」
 が、それを無視してでも彼女の話は聞く価値があった。
 何故ならば彼女は自分の妹分の様なものだ。
 それに先程から飛んで来る話題はとても楽しげで、聞いているだけでその場に自分も居た様な気分になれる。
 日本を長い間離れていた身としては、帰って来たという気がして妙に心が躍るし。
 兎にも角にも彼女の話は聞いていて楽しいのである。
 そして、今も目の前で彼女は怒りの表情を一変させていた。
 彼女はいきなり尻すぼみになった言葉の後、少しだけ迷った様な仕草を見せ、
「その」
 左耳の横を流れる己の髪を指で弄くりながら顔を赤くした。
 何だ。
……え?何、この仕草……この子がこんな顔見せるだなんて。
 何だ。
 思わぬ急展開に風見の頭が目まぐるしく憶測と予想を飛ばし始める。
 風見の直感は言う、十中八九彼女の顔は"恋する乙女の者"だと。
 風見の理性は言う、だが記憶の中の彼女はそこまで恋愛に"興味がある者"ではない筈だったと。
 どちらも頷けるものであり、故に風見は直感を取った。
 恋に対する予想に知識など当てにはならない。
 出会いというものは常に唐突にやってくるものなのだ。
 だから風見は椅子に腰を落ち着けて、どっしりと構える。
 妹分に好きな人が出来たならば、自分は頼れる姉貴分でなければならない。
 幸い自分には既に大切な人がいるしきっとアドバイスの一つや二つ上げれるだろう。
 だから風見は頷く。
 大丈夫だ、と。
 自分は彼女の力になれる、と。
「何いきなりどもってるの、ほら早く話の続きをして頂戴」
「は、はい」
 まずは話しの後押しだ。
 押さえ切れない感情が漏れ出して思わず先程よりもずっと笑顔が深まってしまうが、向かい合う彼女は気づかない。
 それほどにまで彼女にとっては大事な事なのだろう。
「……先日、あちらの御宅で料理をしていたら後ろから急に抱き締められまして……」
「……あちらの御宅?」
 首を僅かに傾げる。
 風見は、抱き締められた、という部分よりも"あちらの御宅"という言葉に反応する。
 つまり彼女は今現在、気になっているであろう人物と、
……同棲してるか、通い妻してるって事……?
 驚愕は何とか押し隠す事が出来たが、内心では目を見開きたい気分だ。
 数年前までは千里様、千里様と何かと自分の傍に居たがった彼女がまさかそんな事をしているとは。
 嬉しいような、悲しいような、そんな喜びと感傷が綯い交ぜになった感覚が風見の胸に降りてくる。
「……あ、あちらの御宅と言っても千里様もご存知の場所なので、し、心配は御無用ですよ?」
 照れた風に両手を胸の前に持ってきて小さく振る彼女の姿を見て風見は心中で頷きを一つ。
 黒だ。
 間違いなくこの様子は黒だ。
 だから風見は相手を聞き出すために若干自分達を分断するテーブルへと身を乗り出し、
「で、誰なのよ?この風見さんに言っちゃいなさいよ、ほれほれ」
 にやつきを隠さずに彼女の額を指で突く。
 柔らかい肌が反発してくる感触がなんとも言えなかった。
 が、そんな心地良さに浸っている風見とは逆に彼女は身を縮める様に顔を俯かせた。
 顔が真っ赤になっているのが丸見えだが、風見はそれを見て笑みを深めるだけだ。

675:飛場家れんあい模様
07/11/15 00:59:06 tmpisCmt

 暫く逡巡していたのか彼女は視線を左右にゆっくりと動かすと、
「……です」
 ぽつり、と何かを呟いた。
 視線を逸らしながら恥じらう彼女の姿は可愛らしく思わず抱き締めたくなるが、
……それやっちゃうとはぐらからされそうだしなぁ……うー。
 今は彼女の思い人の事を聞きだす方が先だ。
「なぁに?」
 風見は笑みのまま軽く首を傾げ、彼女に仕草で声量を上げるように催促する。
 すると向き合う彼女の泳いでいた視線が真っ直ぐと風見を見た。
 思わず身を引きそうになってしまうくらい強い視線だ。
 風見はこの視線を知っていた。
 何かを決めて実行しようとする者に宿る覚悟の視線。
 だから風見も身を引いて、椅子に深く腰をかけた。
 そして改めて強い視線を送ってくる彼女と視線を交差させる。
 彼女は膝の上で両の拳を握り締め、未だ若干赤い顔の中で眉を立て、
「ひ―」
「ひ?」
「ひ、飛場様の御宅です!」
「……あー……なるほどねぇ……」
 肩から一気に力が抜ける。
 つまり彼女は美影に後ろから抱き締められて恥ずかしかったと言いたかったわけだ。
 まったく、心配して損した。
 だらけるように椅子の背もたれに沿って体が沈んで行く。
「飛場様ったら急に抱き締めてくるものですから……わ、私にも心の準備というものが……」
「は?」
 今彼女は何と言った。
「え?あ?えーっと、今、誰って言った?」
「え?飛場様、と……」
「あー、うん、なるほど……飛場ね。飛場。飛場先生の方?」
「いえ、飛場・竜司様の方ですが……どうかしましたか、千里様?」
「……」
 嗚呼、夢か。
 まさかあのパシリ後輩が目の前の清純で純真で従順な彼女を落とせる訳がない。
 だから目の前で顔を恥ずかしさで真っ赤にして、
「もう……あまりからかわないでください、千里様」
 とか顔を左右に振っている彼女も夢の登場人物なのだ。そうに違いない。
 目を覚まさねばと思う風見は勢い良く頭を振り、
「ふんぬ!」
「ち、千里様!?」
 テーブルに頭を叩きつけた。
「ぐはぁ!?痛い!?」
「大丈夫ですか、千里様!?何故、いきなりこの様な奇行に!大城様ですか!?まさか大城様の菌が脳に!?」
「いや、大丈夫だから。ちょっと突発的に自虐に走りたくなっただけだから」
「そ、そうですか……?何かお悩みがあるなら相談に乗りますが……」
「……あー、うん……」
 原因は貴女なのだけれども、などとは言えない風見であった。
 だが、これは夢じゃないという事がこれで解った。
 先程彼女が述べていた内容が真実であるという事も証明されたのだ。
 じゃあ、何か、本当にあのパシリ後輩は彼女の事を惚れさせたというのか。
「嘘だッ!」
「嗚呼!やはり大城様の菌がー!千里様がぁーっ!」
 泣きついて来る彼女―シビュレを視界の端に風見は虚ろな目で何処かを睨みつけ大声で笑い始める。
「大丈夫、シビュレ。飛場はこれから"転校"しちゃうのよ、あはははははは!」
「メディーック!メディーック!至急救護班を呼んでください!千里様が急に暴れ始め―」
「HIBAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
「千里様ぁーっ!?」
 もはや半壊状態の風見を止められるものはいない。
 彼女は腰周りにしがみつくシビュレを引っぺがして部屋を出て全速力を持って廊下を駆けた。

676:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:00:55 tmpisCmt

 数分もしないで外に飛び出た彼女を夜天に浮かぶ月の光が照らす。
 だが、彼女は疾走。
 目的地はもう決まっている。故に彼女は駆ける。
「おや、風見君。もう帰って来ていたんじゃなぁ。どうかなお茶ひぐらしっ!?」
 何か吹き飛ばした様な気がしたが風見は無視した。



    ●



 そうして走る事数十分。
 風見はとある一軒家の前に立っていた。
 全身から蒸気を上げるその姿はまるでオーバーヒートを起こした機械の様にも見える。
 だが、その瞳に宿る色は人間としての感情をありありと表していた。
 彼女は玄関前に設置されたインターホンを押し、数秒待つ。
『はい、どなたでしょうか?』
 まだ少年と言っても通る様な若干の幼さを含んだ声がインターホンに仕込まれたスピーカーから響く。
 それに対して風見は、
「風見で思い出せるかしら?」
 体から吹き出る蒸気を無視してとんでもなく良い笑顔を浮かべ、言った。
 声は優しかった。本当に優しかった。まるで死に行くものを看取る死神の如く優しかった。
『か、風見先輩!?帰って来てたんですか!?』
「えぇ、ついさっきだけどね」
『わぁ!知らせてくれれば歓迎会の用意でもしたのに風見先輩も人が悪いなぁ!』
「うふふ、そうね。それで、今出て来られるかしら、飛場?」
『いやぁ、残念ですが今から美影さんとお風呂でして!嗚呼本当に残ね―というか』
「?」
 風見は飛場の言葉に片手に持った機殻槍を地面に叩きつけてリズムを取りつつ首を傾げる。
『なんかさっきからなんか凄いガンガンと金属音がしてるんですが、おおおお、落ち着きましょう風見先輩!?』
「大丈夫、私は冷静。だからとっととぶっ殺されに来なさい?」
『この人、ナチュラルに殺人宣言してますよー!?』
「煩い」
 風見はインターホンの設置された玄関横の壁を叩いて飛場を黙らせる。
 表情は先程までの笑顔とは打って変わった憤怒の表情だ。
「あんたには美影が居るんでしょうが!なんでそのあんたにシビュレが惚れてんのよ!?」
『ええええ!?シ、シビュレさんが僕にですか!?そんな馬鹿な、でもそれだったら嬉し―嘘ですごめんなさい』
「……?」
 糾弾に即座に謝る飛場。
 が、その返答に風見は目を見開き、呆然とする。
『嗚呼!沈黙が痛い!あと後ろからの母親の視線も痛いんですがー!』
「ちょ、ちょっと待ちなさい。まさかあんた……気づいてなかったの?」
『え?そんな、第一シビュレさんは何時も"美影さんの為"にお手伝いに来てくれるくらいで……』
「……あんた、シビュレになんかした?」
『……ちょっと大変そうだったのでお手伝いシタダケデスヨ?』
「何故どもった。言いなさい、何があったの」
『……』
「言え」
『ひぃ!し、シビュレさんの裸を見てしまったりとか、手を合わせてしまったりした事があるであります!』
「開けろ☆」
 取り敢えず飛場家を壊すと飛場の母親とかにも被害が及ぶのターゲットだけを外に出そうと風見は思う。
『あはは、風見先輩。僕、今ちょうど御腹が痛くなってしまいまして……寝ていいですか?』
「うん、私が子守唄を歌ってあげるわよ?永遠に起きれないけど」
『わぁ、超快眠ですね。でで、でも今日のところは急ぎますので!じゃあおやすみなさい!』
 ガチャリと飛場が通信を拒んだ音がインターホンから聞こえる。

677:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:01:55 tmpisCmt

 風見は立っていた。ただ立っていた。
 背後の空気が何故か陽炎の様に揺らいでいたとしてもただ立っていた。
 表情は、笑顔だ。



    ●



 飛場は震えていた。
 ベッドの中に入って一人で震えていた。
 自分の半身とも言える美影には申し訳ないが彼女一人でお風呂に入ってもらった。
 心配だが、今は自分と居る方が心配だ。
 何故なら―、
「飛場君☆」
「ひっ!?」
 思わず声が裏返る。
 布団から出てはいけない。見てはいけない。
 今出たら見えるのは悪夢だけなのだから。
 だから飛場は眠ろうと無理矢理に瞼を閉じる。
「もう飛場君ったらお寝坊さんねー☆」
「ぐー!ぐー!」
 いびきの真似事をしてみるがもしかしたら逆効果だったかもしれない。
 というか、そんな声音を出されると貴女本当に誰ですかと言いたくなってしまう。
「仕方ないなぁ、私が起こして上げる☆」
「うごぁっ!?」
 腹部に強大な圧迫を感じると同時にその勢いで上半身を覆っていた布団が剥ぎ取られる。
 そこには、
「ひ~ばぁ~くぅ~ん☆」
「いやぁあああああああああああああああ!」
 寝ている自分に馬乗りになりながら悪鬼の如く笑う風見の姿があった。
 汗をかいて頬を蒸気させるその姿がとても色っぽかったがぶっちゃけそんな場合ではない。
 彼女は飛場の頭の左右にゆっくりと手をつけると彼の顔を覗き込み、
「一片、死んでみる?」
 対する飛場に出来る事はただただ勢い良く頭を振って降伏の意を示す事だけだ。
「おおおお、落ち着いて話し合いましょう、風見先輩!」
「さっきも言ったでしょう?私、冷静」
「カタコトになってますし、嘘は良くありませんよ!?」
「じゃあ冷静じゃないから殺っちゃおうかなー☆」
「そっちもいやぁあああああああああ!?」
 叫ぶと同時に音が来た。
 しかし音の出所は飛場の首でも頭でもない。もっと遠く風見の後ろに位置する部屋の扉からだ。
「竜司さん、どうしました?……あら?」
「「あ」」
 扉を開けたのは飛場の母であった。
 髪に若干の白髪を混ぜた彼女は扉を開けた体勢のまま飛場とその上に乗る風見を見て硬直。
「……あ、あらあらまぁまぁ……ごめんなさいね、ほほほ……」
 ゆっくりと扉を閉じた。

678:飛場家れんあい模様
07/11/15 01:05:31 tmpisCmt

「……」
「……あの、風見先輩?」
 重い沈黙が部屋を満たす。
 飛場はかける言葉を考えるが、思いつかない。
 何しろこちらは先程まで襲われそうになっていたのだ、思いつく筈もない。
 だが、沈黙は意外な事に風見が口を開く事で開かれた。
 彼女は額に一筋の汗を流しながら、
「……逃げるわよ」
「え?」
「逃げるって言ってるのよ!」
「って、ぐぇ!?一体なにが、ひぃ!?」
 飛場の叫びの直後、何故か床をぶち破って黒く巨大な機械の手が今まで飛場達が居た位置に出現した。
 武神の手だ、と判断するのに数秒。そしてその操り手を思い浮かべるのに数秒。
「み、美影さん!?」
 彼女は居た。
 一房の金髪を残した黒い長髪を揺らしながら柔らかい笑みを浮かべる女性が手の根本に立っていた。
 風見は飛場の首根っこを掴んだ状態で開いた窓から飛び出す。
 その時飛場は見ていた。
 
 美影の笑みの中、目だけは笑っていない事を。




 その後の誤解が解けるまでの逃走劇は後のUCATの歴史にも刻まれる事となった。
 が、これが切欠となり凶悪な奇病"エロゲ体質"の発見となる事を―今は誰も知らない。

 
 ◆エロゲ体質第一発見者・大城・一夫教授かく語りき―『世界の夜明けはちかいぜよ』

679:>>625
07/11/15 01:08:42 tmpisCmt
あと竜美も攻略可能だと僕ぁ思うんですよ、どうですかね!?
……ああっ!そんな目で見ないで!見ないでぇっ!

というわけで飛場って実はエロゲの主人公でもいけるんじゃね、とか思ってたらこんなん出来ました。
どうみてもNice Boat.です本当にありがとう御座いました。

それでは、ここまで見てくれた皆さんに感謝しつつも、また次回。
でぁー。

680:名無しさん@ピンキー
07/11/15 01:36:07 N4zpy3YV
よし、飛場コロス。

つまりは美影さんとシビュレさんと、あげく旦那持ちのカザミンに手を出したという噂が
日本UCATに広まるわけだな?

681:名無しさん@ピンキー
07/11/15 05:53:47 kD4c8tCd
>>679
うん、GJ。楽しかった。
続きを待ってるぜ。

Nice Boat.は今や有名な言葉だよなあ…。

682:名無しさん@ピンキー
07/11/15 05:56:11 GQNuBE2a
幼馴染 - 竜美
ヤンデレ - 美影
ツンデレ - 風見
ロリ - ヒオ
先生 - 大樹
委員長 - 新庄♀
ドジっ娘 - 新庄♂



くそっ!なんてエロゲだ!

683:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:31:51 Nk9hcA3V
ドジっ子-トメ
だろうが! 何を言っておる貴様ー!

しかしひぐらし縛りのパロに笑った。川上作品は案外パロでもいけるなあ。

684:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:54:09 Nw4VScko
いやいやいやいや
玄関先で女子を拾うというシチュエーションの原川にもギャルゲ主人公の資格はあるぜ!
ヒロインは金髪押しかけ系一択ですが!

685:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:59:48 fEVbm/vT
川上作品はどんなパロだしても違和感なく受け止められたりするからなあー
>>679GJ、ちょっと>>680の手伝いで鉈持ってちょっと屋根の上行ってくる

686:名無しさん@ピンキー
07/11/15 08:04:21 Nw4VScko
ああーっ大事なこと忘れてた
>>679 超GJ!

687:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:56:27 rv02xiLD
ここで爺苦×ブレンを…

688:名無しさん@ピンキー
07/11/16 02:06:13 G68dyaHS
GJでしたー! うん、飛場死ね。

風見はツンデレっていうよか、普段はケンカ友達な関係だけど
偶然出雲にヤられてる姿を盗み見て妙に興奮するような系のキャラな気がする。エロゲ的に。

689:名無しさん@ピンキー
07/11/16 03:22:39 vSpOZlzB
>>679GJすぎてちょっとばかり阿武さん持って飛場くんに会いにいってくる大丈夫俺は冷静冷静なんだだから安心安心して……!

いや、むしろ風見は悩んでる飛場くんを殴り飛ばして体育会系的に励ます系キャラでどうだろうか

690:名無しさん@ピンキー
07/11/16 06:51:13 jfNZfiNc
>>688
それで盗み見ながら自慰ってわけですなー

691:名無しさん@ピンキー
07/11/16 16:28:54 z609FOBx
>>688
そしてそのまま三つ巴戦に………!

692:名無しさん@ピンキー
07/11/16 17:54:16 aolGRpH7
>>669
ふぃぎゅ@メイト

693:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:26:21 hZn7l4hb
ヤベェ、>>692のゲームを急に欲しくなった……!

694:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:08:21 i4Lgyaz4
>>692
あやつか……!!
すでにプレイ済みだ、あははははははははは
いやー……はははははは

695:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:19:06 +IMwz8fI
>>692
がちゃがちゃぎゅーっとフィギュ@♪

はい、スミマセンニコ厨です

696:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:30:40 XGPy01wm
ニコニコ行かんでもメーカーサイトにデモムービーで見れるでしょ?

697:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:39:59 RYn6EEd3
メーカーサイト行かんでもyoutubeで見れるっしょ

698:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:45:27 +IMwz8fI
>>696-697
組曲『ニコニコ動画』で知ったんだ。

699:名無しさん@ピンキー
07/11/17 01:27:11 z0k48TYL
>>698
ニコ厨でも大きな丈の夫だろ。以前に本スレのほうで組曲ネタやってたぐらいだし。

そういう俺はふぃぎゅ@メイトやってました

700:名無しさん@ピンキー
07/11/17 09:18:31 mqRlyC7N
半年ぶりに見に来たら吹いたwwwwwww
何でこんなに伸びてるんですかwwwwwww

701:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:54:32 Fs9eYvs8
>>700
俺が頑張って加圧かけた




702:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:11:04 Y8omUdIw
>>700
俺も頑張った

703:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:56:35 mqRlyC7N
某所にて、久々に概念条文で乙したらこのスレの住人がいた件についてw

704:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:43:50 OJUfLs+u
俺はここ本種スレと全部巡回してるからな

>>701-702
つまり上手く擬人概念に持っていった猛者たちだよな?ならばGJと言わせてもらおう

705:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:51:41 NuNXvpW4
作中にも女子がたくさんいるのに、あえて擬人化を持ってくるその斜め上ぷりがいいよな

706:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:40:26 Y8omUdIw
>>705
…俺の求めるヤンデレさんはいなかった……だから誰か書いてくれないかな、と盛り上げた。

707:名無しさん@ピンキー
07/11/17 21:32:39 xVo5mbaH
ヤンデレが登場しても男を殺しきれないヤンデレに価値はあるのでしょうか。

セメントな嫁は居てもヤンデレは力不足っぽいよな。

708:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:05:52 wUspSkUr
>>700
俺も俺も!……主にヒオ担当で

つーか本スレでここが話題に出たせ……おかげだと思うなこの加速は
かくいう自分も

709:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:26:43 Miao6iIZ
表で……スレ立てようとしたら……規制でした……しばらく前から、スレが立てられんとです……
くそう出雲のチチもみネタ入れようと思ったのに……!

710:名無しさん@ピンキー
07/11/18 14:12:55 +XWArN7m
本スレでかこうとしたものをここにかけばいいじゃない

>700
ヒオ言語と擬人化概念のせいだな…。
その流れを断ち切ろうとしたら、くさなぎたんに断ち切られた逆転概念書きの俺。

711:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:05:10 SXaP7veS
誰もいない……
ヒオとTOKYOの先生とヘイゼルを貰っていくなら今のうち

712:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:06:00 LRPNFHiA
何を言っていやがるか

713:名無しさん@ピンキー
07/11/20 07:23:03 rNkplILA
>>712
せめて1分くらい夢見させてやれよw

714:名無しさん@ピンキー
07/11/21 08:17:47 l/ICVcWv
保守だ!

715:名無しさん@ピンキー
07/11/21 09:28:56 1XAEJM83
>>714
嫌だ!!
さぁ貴様等、命刻は俺の嫁でいいですかね

716:名無しさん@ピンキー
07/11/21 09:33:20 A15rLDer
>>715
お前、俺からNTRとはいい度胸ですね!

717:名無しさん@ピンキー
07/11/21 10:52:32 1XAEJM83
>>716
じゃあそのままNTRするぜ


718:名無しさん@ピンキー
07/11/21 17:45:54 WViw693J
N = なんだか
T = とっても
R = 乱獲漁業

二人とも海域を奪い合って争うなんてなんて無意味な……海は誰のものでもないんですよ!
って、遠洋漁業を営んでる脳内剣神さんが言ってた。

719:名無しさん@ピンキー
07/11/21 20:57:05 rvb9Jhfj
その語尾のせいで女体化熱田なんてもんを受信しちまった!
熱田とは真逆気弱風なお姉さんin大きめの戦闘用コートだぞ?
どうしてくれる!

720:名無しさん@ピンキー
07/11/21 21:19:44 TO3lsNH4
熱田:レイパー
女体化熱田:レイプ被害者

721:名無しさん@ピンキー
07/11/21 21:22:28 0Bz+JVeG
熱田が女体化熱田をレイプすれば永久機関が

<<>>721様の膾斬りを確認>>

722:名無しさん@ピンキー
07/11/21 22:17:53 1XAEJM83
>>719
「よるの~しじまに~交わすくちづ……無理です無理です!!」
と言いつつ顔を真っ赤にしながら敵を薙払う女熱田が浮かんだ




やべぇ

723:名無しさん@ピンキー
07/11/21 23:03:32 T+lg0y+t
そうすると軍神パパが偉く羨ましい事態になるな

724:名無しさん@ピンキー
07/11/22 08:20:00 UtZvf+QN
いあいあ
その場合は軍神ママでしょーよ
戦う新妻……

・――TSばんじゃーい

725:名無しさん@ピンキー
07/11/22 10:28:18 GzKgDvUj
TS…!

ボルドマンがナイスバディなお姉さんに!

ハゲフラッシュの代わりにおっぱいビーm

726:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:16:08 kVK8qEFF
総員第一種セクハラ防御体勢―!
狙うは>>725の股間だ徹底的に余すところなくシバき倒せ!

727:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:18:30 kVK8qEFF
うーむ思わず本スレのノリで書き込んでしもうたね
TSするとなると、趙先生&四兄弟が…ショタ爺先生と四姉妹になるのかね?

728:名無しさん@ピンキー
07/11/22 12:02:23 sISRk3OF
>>727
とりあえず蹴たぐっても大丈夫だとは思うが。

飛場が美少年信奉する危ない人になるな……
レアはなんだ、……フタナリ?

729:名無しさん@ピンキー
07/11/22 17:34:26 MgULf+LO
>>725
やはりハゲフラッシュに倣ってデコフラッシュかメガネフラッシュじゃね

730:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:20:53 jv9kcR6e
いや、無毛痴帯が光るのだからパイハ○ンになるのではなかろーか

731:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:08:42 ja9p2Rkq
お前ら最低だな!(褒め言葉


天然気味なサンダーソンさんちのショタっ子を、
厳しく優しく見守るクールなお姉さま原川女子と申されたか。

732:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:11:35 bHc0eajd
ツンデレ美少年ジジイと厳格な雰囲気の図書館の主の婆様は……あれ、祖母と孫?

733:名無しさん@ピンキー
07/11/22 22:50:21 7X4N0wmM
山猿ババアと腐女子の孫か……

734:名無しさん@ピンキー
07/11/23 00:09:08 bDVSA62U
>>731
おい、それは上のほうで原川はロリ方面化が決定している
つまり、女体化原川はチウ学生……!!

735:名無しさん@ピンキー
07/11/23 06:43:26 /FT4AJ5q
いや、ここは小学生でランドセル+ロリ原川を…!

736:名無しさん@ピンキー
07/11/23 11:19:05 aVGQznIN
双方13歳以上でないと法律的に和姦が成立しないので却下します。

737:名無しさん@ピンキー
07/11/23 15:28:30 lpqT/p3i
>>725
ナイスバディのデコお姉さんが海兵隊式罵り訓練を……!

738:名無しさん@ピンキー
07/11/23 17:51:34 bDVSA62U
今気付いたが性別反転させるとUCATがテラを超えたやばい組織になるな


なにこのリアル犯罪組織

739:名無しさん@ピンキー
07/11/23 20:37:25 XF2WQWfH
暴力夫妻は性別反転するとガチDVだが、新解釈だ。
おおらかな出雲とワガママショタ風見……!
「出雲、バイクに乗りたい!」
「ああもう可愛くて仕方ないわ風見きゅん……!」

740:名無しさん@ピンキー
07/11/23 20:39:12 bDVSA62U
>>739
落ち着け、すでに真っ黒なのにどんな色を追加する気だ貴様は

741:名無しさん@ピンキー
07/11/23 21:47:58 QmBNXyMq
ガチ暴力をするからDVに見えるんだ。ソフトな描写にすれば大丈夫。
つまり頑丈っ娘覚ちゃんに対し、突っ込み系の彼氏千里君がでこピンを!
とか
素直クールな佐山さんに、一番そのままな新庄が通常突っ込み。
とかだ。
しかしそうなると、月刊薔薇タカが月刊百合タカになるな。

742:名無しさん@ピンキー
07/11/23 23:30:51 bDVSA62U
>>741
月刊百合タカとか、売り上げやばそうだな

会話面は……口調変えなくても違和感ないからこんなか
『私の中では新庄君はなににも変えられないものなのだよ!!』
「昼休みの放送でなに言ってるの佐山さん!?」


「いいなぁ、やっぱ千里のこの引き締まった胸とか」
「変態的なことを言いながら人の胸を撫で回すんじゃない!!」


「ああ!!美影さんはなんてかっこいいんでしょうか!!」
「すごい変な動きしてるね」

「は、原川さん男の子目の前にその格好はまずいですよ!?」
「別に君が特殊性癖とかでないのなら別に問題ないだろ、ヒオ・サンダーソン」




なんかあんまり変わらないなぁ

743:名無しさん@ピンキー
07/11/24 01:55:37 eaCpixwB
変わらないながらも変わるところもあるから良いのだよっ!

というか最高じゃぁないですかっっ?!

744:名無しさん@ピンキー
07/11/24 07:04:56 7lfVUXRo
ですよねっ!
ここ数日の流れで
挨拶がわりに「朝一番生絞り」行為に及ぶフルーティー佐山とか口に出すのは死ぬほど恥ずかしいので態度で示す本末転倒ニヒラー少女とか
殴るがしかし効果音は「ポカポカ」なDV夫婦とか好きな男性とお風呂に入るためにがんばっちゃうややエロ少女とか自分の『TS☆2007』も全開であああもうどうしたらよいのかと!

745:名無しさん@ピンキー
07/11/24 09:49:29 ukI1+mhs
しかしそうなるとアレックスは戦隊モノやライダーモノではなく某プリ○ュアや砲撃魔法少女やら○ー○ー○ーンに影響を・・・

746:名無しさん@ピンキー
07/11/24 09:51:38 uP7J5WZZ
>>745
俺は魔砲少女になるとみたね

747:名無しさん@ピンキー
07/11/24 10:18:53 V0N8pTaw
そこで粛清魔法少女スター☆リンですよ

748:名無しさん@ピンキー
07/11/24 18:51:13 qoPJEkY5
そう言えば氏の日記のアレに誘発されてなのは見始めて、徐々に日記通りになっていって吹いた記憶があるわwww

749:名無しさん@ピンキー
07/11/24 23:37:38 psERWv6K
リボンのほうの保管庫にもいくつかありますよねー、TS。
小ネタが多いみたいなんで誰か本格的に書いてくれないものか。

あ、>>673じゃないけど、>>688で続きっぽいものをちょっとだけ書いてみたです。
投下してみていいでしょうか?<673の人

750:名無しさん@ピンキー
07/11/24 23:44:37 fIXVJDWF
性別を反転するだけで遼子さんが佐山の初めてを奪った事件がさらに犯罪っぽくなってしまう

751:名無しさん@ピンキー
07/11/25 07:22:20 sBV+xVuI
ははは
主人公が「はぢめて」じゃないなど
昨今の少女コミックではありがちな設定だよ?
しかしTS田宮兄妹すると妹がセメント信乃さんだなあ……いいなあ
兄が「大丈夫、ちょっと物理的に説得してくるだけだから」とか危険なオニイサンです
そしてそんな兄に惚れる熱田♀……!

ああTSは無限大だな

752:名無しさん@ピンキー
07/11/25 10:12:35 bU36lhia
今気付いたが新庄君はTS概念かかると昼女の子夜男の子になるんだよな!?
そうすると新庄君は男装キターー
胸は晒でも巻いて抑えつけるんですかよ!?

753:名無しさん@ピンキー
07/11/25 11:57:59 IHtqotBP
本スレの電撃祭りの報告にあったSf素体図解でエロイこと考えた奴、怒らないから素直に手を挙げろ







754:名無しさん@ピンキー
07/11/25 12:06:57 bU36lhia





ってか図解ってところですでにまロい


755:名無しさん@ピンキー
07/11/25 12:31:02 2ysfF9GA




なにを当たり前のことを聞いているんだお前は

756:名無しさん@ピンキー
07/11/25 16:09:55 kQ33eP4M
>>752
お前は何もわかっていない。
いいか!?TS世界における新庄君は女装に決まっているだろう!
スカートを口にくわえてたくしあげると、
そこには女物のシルクのパンティーを押し上げて、精いっぱいに自己主張をしたジョイスティックが…!

757:名無しさん@ピンキー
07/11/25 16:46:11 0gTLYlxT
つまり、「男でもあり女でもある」という存在が、
「切り替わる」から「同時にそうである」に変わると。

758:名無しさん@ピンキー
07/11/25 17:30:49 h3kw2n08
駄目だこいつら、早く何とかしないと……。

>>751
セメント信乃さんと申したか。

759:名無しさん@ピンキー
07/11/25 18:06:42 bU36lhia
>>757
おまい天才だな
>>756とは違う頭の間違った良さが見えるぜ……
しかし更に特殊化ですね新庄は!!
恐ろしい、恐ろしい発想の持ち主達だなロジャー……!!

760:名無しさん@ピンキー
07/11/25 20:25:57 28RX1AzU
佐山・エクストリーム・ミコトちゃんは
そんな新庄くんを両面で満足させるために
道具の用意もばっちりです

761:名無しさん@ピンキー
07/11/25 21:32:51 60+ccPaE
>>756
待ちたまえ、ここは論理的に考えよう。
まず本来の形は『昼は男夜は女で男装』
TSの形は『昼は女夜は男で女装』
うむ、貴様は正しい!

佐山が初めて会ったときは男で、学園に来た妹ととして女装で来る、
佐山も当然女だから風呂は同じ
つまり性器確認イベントは、胸を揉みしだくか割れ目に指を這わすかちゃんと膣があるか確認するか、こうなるな!

762:名無しさん@ピンキー
07/11/25 21:34:59 /xAsCB5R
いやIAIの技術で無い物は付けれても
有る物を外すのは出来ない……と信じたいが。
なんかグロいし

763:名無しさん@ピンキー
07/11/25 22:47:26 Thk5133k
久し振りに5巻を読み返していたら

「原川さんはソーセージはお好きですか!?」

「両手で持ってかぶりつけるくらいが人に出しても喜ばれるだろう」

という電波が…!


764:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:08:45 bypDlDVP
概念空間に格納しておけばいいんじゃね?

765:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:22:42 pBH3EUyz
ちょっと質問なんだけどさ、川上作品に金髪女キャラって何人いたっけ?
アキラ
ジーニアス
グレアン
GNさん
ベレッタ
ロゼッタ
ヘイゼル
レーラァ
ヒオ
自動人形三姉妹

コレぐらいしか思い出せない。TOKYOとかS.Fとか、読んでないのも結構あるんだけど。

766:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:35:01 28RX1AzU
エルゼ
クラウゼル
サラ
フーブリッキー
ミスト
大樹先生
シビュレさん
とかその辺はどうですかよ?
思い付いた分だけ

767:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:43:10 pBH3EUyz
>>766
フーブリッキーさん!!!!!忘れてた!!!!!
いやほかも忘れてたんだけど、フーブリッキーさんはなんか特別なんですよ。
あーよかった。無意味に嬉しいよ今。ありがと。
もういないかな?

768:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:46:53 kQ33eP4M
4号さんはどうだっけ?
あと編するも含まれるのか?

769:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:47:31 aLBW0jwb
美影も進化前は金髪よ?
あと幸恵さんもそうだったような

770:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:54:19 ukIQg4xV
>>765
つか終クロしか読んでないからほとんどわかんない。SSスレなんだしどっか他でやれば?


771:名無しさん@ピンキー
07/11/25 23:59:11 pBH3EUyz
>>770
そういうもんか?終わりのクロニクルしか読まれてないのか……

772:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:18:57 ZtRepqBF
いやいや都市も分かる住人も普通にいるから
>>770
自分基準で他人を排斥しようとするのは感心しないぞ?
ここはスレタイにある通り都市もありのスレだしな
それに、もしかしたら>>765はこれから書くネタの種にしようとして聞いたのかもしれないしな

773:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:44:18 R5F/bqK/
いや、>>770が言いたいのは
「髪の毛の色なんかじゃ下半身が凌駕発動できない」
って事はじゃないか?
美影さんの下の毛が何色か論議するならともかく・・・

774:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:51:12 ZtRepqBF
生えてないに一票っ!!

775:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:52:50 yCvfCFB0
ここで空気の読めないリュージ君だったら「え、生えてませんよ?」
とか言ってしまってUCAT職員(男女問わず)の実弾標的になるんだろうな。

776:名無しさん@ピンキー
07/11/26 01:54:03 wt4cF4AN
生えてる生えてない議論でいったらヘイゼル15歳Verの時生えてなくて
22歳Verの時は生えてたのかもしれんね。

ところでヒオは(ry

777:名無しさん@ピンキー
07/11/26 04:04:22 nVCNce5y
>>774
落ち着け、理論的に、胸の大きさ的に考えて生えてるだろう!?

だがリュ-ジ君がどさくさで手入れと称して剃ってそうな気がそうだみんなやっちまえ

778:名無しさん@ピンキー
07/11/26 07:53:24 6i2ijyuJ
>>777
馬鹿か、進化する時に必要なものと認識されてければ生えてないだろ……!!


まぁ、どっちにしろ射撃訓練よーい

779:名無しさん@ピンキー
07/11/26 11:35:41 sxvc8UlK
美影さんの生えてる生えてないを分ける要素は
剃るのをプレーに入れるか入れないかだと主張する。

780:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:00:38 kzojKmVV
え、標的は>>779ー、>>779ー。
リュージ君は逃げたのでまずはこっちからー。

…と、表では言うんだろうが。ここエロパロだしなあ。
俺は、飛場の部屋で見て認識・進化、もしくは最初、素体状態からクロノス辺りに植え付けられていたんじゃないかと思う。
毛は保護のためのものだからな。万一のことに備えて生やさない道理もない。
……クロノスが変態じゃなければ

781:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:32:54 6i2ijyuJ
>>780
「剃るのがいいんだろ!?」
とか言いながら植毛するクロノス


抹殺確定だな、>>778と一緒に

782:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:34:01 6i2ijyuJ
あ、自分で自分をおぉぉぉおおお!?

安価
>>778×
>>779

783:名無しさん@ピンキー
07/11/26 16:09:26 enK4hMig
りゅーじくんの部屋にある本のが生えてたら生えてる、生えてないのを好んで買っていたら生えてない
つまりこうだね?

784:名無しさん@ピンキー
07/11/26 19:23:31 N+pwp6+Y
基地→原川経由の横流し品なんだから金パツのおねいさんがバイーン!ですのよバイーン!
な本ばっかりじゃないのかと
だから……生えてるよね

785:名無しさん@ピンキー
07/11/26 21:51:48 ve8XqKm8
いやいや、洋物は事前に処理されている場合が多いから何とも言えんぞ。
やはりここは飛場少年の性癖が肝心だろう。
剃るという行為をプレーと捉えるなら生えている。
剃るのは白板と出会うための作業にすぎないと考えているなら生えていない。
つまり
「さあ、剃ったらプレーの始まりですよ!」
なのか
「さあ、まずは剃るところから始めましょうか?」
なのかってことさ。

786:名無しさん@ピンキー
07/11/26 21:59:25 tu6LSxgR
いや。お前らが生えてるだの、生えて無いだのと言うから
美影さんの股間から小型の神砕槍が生えているのと!
コスるのも良し、突かれるも良し!
僕はどうしたら?! アッー!

787:名無しさん@ピンキー
07/11/26 22:43:00 UPP2Qxfd
>>785
飛場「な、なんで剃るか生えてないかのマニアックな二者択一を迫られなきゃならないんですか!
   いいですか、髪と同じ色のやわらかくてふわふわな茂みというのは、胸や尻と並ぶ男のロマンの集大成ですよ?
   まして風呂のときにそこで石鹸泡立ててこすっていただけたりなんかした日には、
   もはや男のロマン大暴発で鼻から熱き血潮が逆流しますよああもう大人万歳!
   くっそう生きててよかったなあ!

   ……って、何故皆さん一斉に鬼の形相で銃口をこちらに向けてくるんですか!?」


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