07/10/26 09:28:25 jAbfU+Vz
>概念核擬人化
「ふむ…私に何か用かね、佐山」
「いやいや、グラムくんすまないね。ブレードハッピーのせいでしばらくはその体で暮らしてもらうことになりそうだ」
構わんよ、といってグラムは本を閉じた。
今、概念核はその少女の(より正確には少女型の自動人形の)内にあった。
淡い青色の髪は一房だけ結んで垂らしたショートボブ。整った顔立ちはどこかぼんやりと視線を本に向けている。
箸より重いものは持てないと開発部が無意味に豪語した手足は儚げで、しかし今は無作為にほうり出されている。
「グラムくん、聞いておきたいのだが、その眼鏡には何か意味があるのかい?」
「さぁな。先ほど大城が《これで眼鏡の図書委員長完成!うひはー!》などと言っていたが」
「ああ、先ほど何やら騒いでいたのはそれかね。」
「だろうな」
それでもまんざらではないようでくすりと微笑みながら眼鏡をかけなおす。
「それなりにこの体も気に入っているよ。人間の体というのは本が読めるのが素晴らしい」
「それはまた画期的な判断だ。確かに剣ではそうはいかないね。」
「…ときに佐山」
ぱたん、と手にしていた本を閉じるとグラムは佐山のほうへ体を向ける。
「…試してみたいことがあるのだがいいだろうか」
「十中八九
・―文字とは力である
賛成だよ。…む、今台詞が書き替えられたような。」
くすくすと少女が笑う。
「ふふ、ここは図書の中、私の世界だぞ。さすがに佐山といえども敵わぬよ。」
「これはなんとメタかつギリギリの発言かね。恐ろしい少女がいたものだ」
「では佐山……」
すっ、とスカートをたくしあげて見せる。
フリルに包まれた可愛らしいパンティが見える。
「たっぷりと………試させてもらおう」
そのまましなだれかかる少女を佐山は受けとめる。
その拍子に先ほどまで見ていたと思われる本の中身が覗けた。
どこをどう見てもそれは発禁本だった。
(…やれやれ、文字概念ゆえに直情的かつ比喩的で、されど強引だ…。まぁ、嫌いではないがね)
「新庄の子には悪いがつまみ食いさせてもらうよ」
言うと、グラムは佐山のシャツのボタンを外していく。
あらわに
――概念処理が施されており、この先を見ることができません。
――見たい方は開発部まで感想をお寄せください。
―いつも御愛顧ありがとうございます。エロパロ板
ついかっとなってやった。今は反省している。