07/05/31 00:45:27 ZTQcuFiQ
ここは町と学園を繋ぐ道の途中にある団子屋。母からの愛の荷物を背負った利吉は、ぶつぶつと一人団子を食べていた。
「まったく、明日からある城に忍び込まなきゃならないのに……。」
全然家に帰ってこない父への愚痴と、重い荷物を運ばせる母への文句のせいで、団子はちっとも美味しくなかった。
「あ、利吉さんだ。」
声のした方向を向くと、そこにはいつもの乱太郎、きり丸、しんべヱの三人……ではなく、一年は組の金吾と、団蔵、それから剣術師範の戸部が座って団子を食べていた。
「やあ、金吾君、団蔵君、こんにちは、戸部先生。」
荷物を端に置き、三人が座る長椅子に団子皿を持って移動する。
「僕達、これから六道辻エ門さんの所に研ぎに出していた刀なんかを受け取りに行くんです。」
金吾はしょうゆ団子をほおばりながらニコニコと笑う。
「興味があるなら行ってみるか、って先生に誘われた時はとっても嬉しかったです。」
「量が結構あるから、僕の家から馬を借りて、運ぶんです。」
そういいながら団蔵は餡子のついた団子を口に入れた。
「ところで、利吉君は仕事に行く途中かね?」
その様子を見ながら、手に茶を持った戸部は利吉に尋ねてきた。
「いえ、実は父に荷物を届けるよう母に言われてまして……。」
お恥ずかしい話ですが……、とフリーの売れっ子は頭を掻きながら頬を染めた。
途端に戸部の顔が険しくなり、辺りを見回した後、利吉に耳打ちをした。
「そんな、行くなといわれましても……。」
団子を食べていた子供二人が、大人の方を向く。
「私はこの荷物を届けた後、仕事があるんです。こんな物を担いでなんて、そんな。」
「一日遅らせてもいい。とにかく、今日は学園に行かない方がいい。」
でも、と言葉を続けようとする利吉に、戸部は言い放つ。
「そうしないと、君は荷物を担いで仕事するよりもひどい目に遭うことになるぞ。」
剣豪の、どこを見ているか分からない目が鈍く光った。
「やめて!お願い!許してー!!」
その頃学園では、帯を解かれ、下帯を外され、下半身を丸出しにされた乱太郎がそう泣き叫んでいた。
「静かにしなさいよ!ほら、しおり、ちゃんと腕押さえて!」
まだ筋肉がつきかけたばかりの腕に力が込められる。そんな年も違わないはずなのに、女の子なのに、どこからこんな力が出せるのだろう。
「早くしてよねユキ。」
「また次の相手を探さなきゃならないんだから!」
ぱくり、と乱太郎の小さなものを銜えるユキに、皆は次々言葉をかける。
「ふぁかっふぇるってふぁ。……そろそろかな?」
眼鏡の奥の目はすっかり恍惚に浸っている。
ユキは着物を脱ぐと乱太郎の立ち上がったものと、自身の秘所をすり合わせ始めた
「あ、ああ、……あ。」
びくびくと、未熟なそれは震え、その振動にユキも身震いする。割れ目の間から液が滲み出てきたのを感じたその時、ぐっと、腰を落とした。
「「アッーーーーー!!!」」
破瓜の痛みと、初めて味わう狭さに二人は一緒に悲鳴を上げた。
普通なら、ここの場面は男が主導権を握るものだが、ユキは目をきつく瞑り、体を上下に揺する。
「ア、いや、やめて!よして!」
「女みたいな声を上げてんじゃないの!……んんっ。」
感じる場所を探り、その部分に触れるよう、体を回す。乱太郎は涙を零しながら、自由の利かぬ体にやってくる快楽に溺れるしかなかった。
「だめ、ユキちゃん、ア、アッーーー!!」
「あ、あたしもぉ!!」
二人の体が跳ね上がったかと思うと、接合点から桃色に染まった液が溢れた。
「はい、じゃあ次あたしね。」
足を押さえていたみかが、まだぐったりとしているユキの体を横に動かすと、しょぼくれた乱太郎のそれをさすった。