06/11/22 00:33:52 8Jhvjq0c
三年ぶりに実家に帰ってきた。
幼い頃の記憶と比べながら散歩をする。
そしてとある公園についた。
田舎ということもあり、
その公園は敷地は広く、近くには小川も流れている。
ここで友達とよく遊んだものだった。
特に虫や爬虫類をよく捕まえ悪戯をした。
今考えるとかなり残酷なことをしたと思える。
生物を何匹も解体し、心臓だけを潰したりもした。
百舌鳥のはやにえをテレビで知ったときには、すぐにそれをトカゲやカエルで試した。
取れないようにと、枝に返しもつけた。
ベンチに座りながら幼い頃の思い出を懐古していた。
「あー。やっとみーつけた」
いきなり背後から声をかけられたため振り返る。
そこには中学生くらいの少女がたっていた。
何故か上下とも緑色のスウェットを着ている。
「よかった、よかった。
今日見つけれなかったら来年まで力貯めなきゃいけなかったよ」
彼女はそういいながらすぐ傍まで近づいてくる。
彼女は互いの息が届く距離まで近づいた。
そして彼女は背伸びをし突然キスをしてきたた。
いきなりのキス。それも舌を入れられ、唾液も入れられた。
俺は当然驚き、すぐに離れようとしたが、動くことができなかった。
力が少しづつ抜けて、目蓋がだんだん落ちてくる。
薄れゆく意識の中で彼女が笑っているのが見えた。