擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレat EROPARO
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレ - 暇つぶし2ch650:書く人
06/11/21 04:19:44 D48WttyI
「はああああああ!」
 嬌声のような悲鳴は少年のものだった。
 女の内部は、口とはまた異なる感触で少年を攻め立てる。先ほど一度射精していなければ、この時点ですでに達していたことだろう。
 あまりの快感に引きつる少年。
 少年に、百舌は優しく問いかけた。
「気持ちいい?」
 問いに対して、少年は少しの沈黙の後…
「は、はひ…きもちいひです…」
 ――答えた。
 それは少年の精神が壊れ堕ちた瞬間だった。
 百舌はその事実と、そして快楽に壊れたカエルの少年に、愛おしさすら感じながら抱きしめる。
 その豊かな胸の谷間に少年の顔がうずまり、彼の鼻腔から肺にかけて、女の匂いが充満する。それに含まれる甘さが、よりいっそう少年の性欲を駆り立てる。
 もっと、もっとと。
 心が壊れ、抑制を失った本能が、少年を突き動かした。
 少年は自ら腰を振り始める。
「やはぁん♡いきなりぃ!?」
 嬌声を以って、女はそれを受け止める。
 肥大したペニスが女を突き上げ、それと同時に、肛門を貫く枝が、少年の直腸とそして前立腺を刺激する。
 限界はすぐに来た。
「は、ほあ!はあああ!」
「ああ♡逝くの?逝くのねぇっ!?
 いいわよ。来て、来て、来てぇっ!」
 ジュブジュブという水音に、パンパンという肌をぶつけ合う音が混じる。
 そして…
『ああああああああっ!』
 百舌とカエルは共に絶頂を迎えた。







「ふぅ…ふぅ…うふふふっ、良いわよ。とても濃くて…素敵♡」
 無言で痙攣するカエルの少年に、百舌の女は、赤い舌で唇を舐めながら微笑んだ。






「それじゃあね。忘れなかったらまた来るわ」
 百舌はそういうと、そこから飛び去った。
 残ったのは、肛門を串刺しにされたトカゲとカエルの少年達――二つのはやにえだけだった。

651:書く人
06/11/21 04:20:44 D48WttyI
そろそろ純愛が書きたいなぁと思いつつも、コレというネタがないです。
猫又でもいってみるかなぁ?どうしようかなぁ…。

652:名無しさん@ピンキー
06/11/21 06:45:42 Ci5tngIq
うはぁぁ!GJすぎる!!

653:名無しさん@ピンキー
06/11/21 06:55:20 ChFr0rZz
朝からGJ!!
そのまま抜いてしまた

654:名無しさん@ピンキー
06/11/21 18:24:37 KWRPoWkY
朝5時から抜いてた俺は完全な負け組
GJ!!!

655:名無しさん@ピンキー
06/11/21 19:05:26 ChFr0rZz
>>654そしたら俺も負け組じゃないかw

656:名無しさん@ピンキー
06/11/21 19:12:16 Ci5tngIq
抜くのが遅すぎた・・・・・・orz

657:名無しさん@ピンキー
06/11/21 20:59:22 CWgGTpXm
>>651

>>401のプロット書いた椰子だがよかったら
使ってください。

658:名無しさん@ピンキー
06/11/21 21:39:54 dC8aEopz
>>650
はやにえってなに?

659:名無しさん@ピンキー
06/11/21 21:41:53 Z3tbov3c
>>658
ググりなさい。
そして叫びなさい。

660:名無しさん@ピンキー
06/11/21 22:09:01 D48WttyI
 百舌という鳥は、獲物を取ると食べずに枝に突き刺しておくことがある。
 この突き刺された獲物を『はやにえ』という。
 これは餌を保存するためといわれているが、かなりの確立でそのまま忘れ去られ、食べられることがない。
 だから、縄張りを示すための行為ではないかとも言われている。

 なお、はやにえにされた獲物は乾燥した上体で発見されるが、それは天日に干されたからではなく、エッチなお姉さん百舌に一滴残らず搾り取られたためである(最期だけ大嘘)

661:名無しさん@ピンキー
06/11/21 22:18:18 eQoswMmM
「百舌の早贄」って、小学生の時NHKかなにかで見てトラウマになりかけた……。

662:名無しさん@ピンキー
06/11/21 22:31:52 ZenAzMyj
地球自然紀行じゃね?

俺は真似して、
友達と一緒にカエルとかトカゲを枝に刺しまくってた。

663:名無しさん@ピンキー
06/11/21 23:01:05 bR2JpT3Y
ダイの大冒険で知った

664:名無しさん@ピンキー
06/11/21 23:01:21 sr6Ay1dz
次の作品は、蛙姐さんと蜥蜴姐さんに仕返しされる>>662で決まりだな。

665:名無しさん@ピンキー
06/11/21 23:32:33 4cQ/vlAA
こんなかんじ?

ぐちゅっぐちゅっ…
「はぁ、はぁ……んく、は、早くイっちゃいなさいよぉ…、このままじゃぁ先にあたしがイっちゃうじゃない…」
ぐちゅぐちゃ…
「ねぇ~ヤモリおねぇちゃんかわってよぅ~、私も早く復讐したいのぉ」
ぐちゃぐちゃ…
「ちょ、ちょっと待ってね?、もうす…あぁっ!、…も、もうすぐ終わるからね?カエルちゃん」
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ…
「ほらぁ、早くイっちゃいなさいよぉ!、はぁ、はぁ…っぁ!、あ、あぁ…でてる!、人間のせーしどくどくでてるよぉ!」
びゅっびゅっ…
「終わったの?、じゃあつぎはあたしぃ~♪」




つづく。わけない

666:名無しさん@ピンキー
06/11/22 00:33:52 8Jhvjq0c
三年ぶりに実家に帰ってきた。
幼い頃の記憶と比べながら散歩をする。
そしてとある公園についた。
田舎ということもあり、
その公園は敷地は広く、近くには小川も流れている。
ここで友達とよく遊んだものだった。
特に虫や爬虫類をよく捕まえ悪戯をした。
今考えるとかなり残酷なことをしたと思える。
生物を何匹も解体し、心臓だけを潰したりもした。
百舌鳥のはやにえをテレビで知ったときには、すぐにそれをトカゲやカエルで試した。
取れないようにと、枝に返しもつけた。

ベンチに座りながら幼い頃の思い出を懐古していた。
「あー。やっとみーつけた」
いきなり背後から声をかけられたため振り返る。
そこには中学生くらいの少女がたっていた。
何故か上下とも緑色のスウェットを着ている。

「よかった、よかった。
今日見つけれなかったら来年まで力貯めなきゃいけなかったよ」
彼女はそういいながらすぐ傍まで近づいてくる。
彼女は互いの息が届く距離まで近づいた。
そして彼女は背伸びをし突然キスをしてきたた。
いきなりのキス。それも舌を入れられ、唾液も入れられた。
俺は当然驚き、すぐに離れようとしたが、動くことができなかった。
力が少しづつ抜けて、目蓋がだんだん落ちてくる。
薄れゆく意識の中で彼女が笑っているのが見えた。


667:662
06/11/22 00:36:44 8Jhvjq0c
何故かおかしくなって書いてしまった。
664は色々何かしらあって665に繋がります

>>665
GJ

668:名無しさん@ピンキー
06/11/22 00:38:14 8Jhvjq0c
664じゃなくて666だorz
復讐受けに逝ってくる

669:名無しさん@ピンキー
06/11/22 00:45:32 eBNib2TD
ここは自然界の営みが人間に牙を向くインターネッツですね。

>>666 GJ!!
カエルちゃんのキスというか、舌技は凄いんだろうな…。

670:名無しさん@ピンキー
06/11/22 00:59:03 YlR774R0
四神の続きマダ~?

671:名無しさん@ピンキー
06/11/22 01:12:29 EYYV/xhh
最初の頃はよかったけど最近は擬人化具合が低い気がする…

必死に脳内変換してもついていけないorz

672:名無しさん@ピンキー
06/11/22 02:38:19 hzaRRuqF
それはあるかも・・・

673:名無しさん@ピンキー
06/11/22 06:08:40 ftl03Y2B
気に入らないなんて言ってる暇があったら供給側にまわるんだ

674:名無しさん@ピンキー
06/11/22 06:12:11 P3QQ8Z2P
よし、ボク頑張るよ兄さん


誰かwktkを!俺にwktkの力をくれ!!

675:名無しさん@ピンキー
06/11/22 08:19:59 OrQVpENM
wktk

676:名無しさん@ピンキー
06/11/22 08:38:20 aAxDRiCm
wktk

677:名無しさん@ピンキー
06/11/22 13:13:01 a9XOmdEE
wkwk♪tktk♪

678:名無しさん@ピンキー
06/11/22 16:25:04 RvhnI73C
sktk

679:名無しさん@ピンキー
06/11/22 19:44:46 ysRnGODT
kwsk

680:名無しさん@ピンキー
06/11/22 20:59:10 aErUvG0S
wktk
ktkr
tktk
kwsk


681:名無しさん@ピンキー
06/11/22 21:05:38 P3QQ8Z2P
>>675-680
ありがとうお前ら・・・俺、頑張って・・・


ヌいてきますねwwwww

682:名無しさん@ピンキー
06/11/22 21:18:22 tKIxNwEy
  +   +
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
       と__)__)    +

  
        ∧_∧
       ( ゚д゚ )
       ( ∪ ∪
       と__)__)

683:名無しさん@ピンキー
06/11/22 23:36:31 ZXArOcx5
d

684:名無しさん@ピンキー
06/11/22 23:45:42 OrQVpENM
誰か狼スキーな俺に狼男(男→狼)みたいな女狼(狼→女)を供給してくれ!!
ちなみにスレの最初の方にある神作品はもう拝見済みです。
それで狼っ娘が好きになったんだが狼ものが全然来ない…
ちなみに僕は擬人化したのが人を襲うというシチュが大好きです。

685:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:02:21 URYjsdDE
そこまで熱い思いがあるなら自分で何とかしようぜ!

686:名無しさん@ピンキー
06/11/23 00:55:04 nI1FAFlT
ふっ…、挫折したから言ってるんだぜ!!

687:名無しさん@ピンキー
06/11/23 01:59:08 ZWIAKkCU
職人さん求む

狼のふさふさおっぱい触ってみたい

688:書く人
06/11/23 03:16:46 rliVMwHM
 とりあえず狼。前編投下。エロはまだ。
 つか、エロシーンより前置きが長くなる可能性大。
 それでもいいならどうぞ。

689:書く人
06/11/23 03:18:57 rliVMwHM
 リャンが薬草を煎じていると、扉が勢いよく開かれた。飛び込んできたのは、鹿の足を一本背負った少女だった。
「センセ!鹿獲ったよ!コレ、センセの分!」
 少女は満面の笑みを浮かべながら、自慢げに鹿の足を突き出す。
 彼女の尻から伸びる尻尾―狼のような尻尾が、ぶんぶんと千切れんばかりに振るわれている。
 その光景をリャンは微笑ましく思う。だが言うべきことは言わねばならんと、緩みかける顔を引き締めた。
「ウル。ありがとう。けれど静かにしてください。煎じているお薬にほこりが入ってしまいます」
「あ、ゴ、ごめんなさい」
 叱られた少女―ウルは青菜に塩を振ったようにしょげ返る。
 勢い良く振り回されていた尻尾は丸められ、頭の上の耳―やはり狼のような獣の耳もペタリと寝る。
 その全身で落ち込む様子がかわいらしく、リャンの表情は自身の努力を無視して緩んでしまう。
「いえ、解っていただければいいんです。
 あ、鹿を獲ったのでしたら胆嚢と角を取って置くように言っておいてください。お薬の材料にしますので」
「あ、ウン!解った!行って来る!」
 ウルは汚名返上とばかりに、鹿の肉を奥のテーブルに置いて再び駆け出す。
「だからうるさくしてはいけないと…」
 リャンはため息が半分の苦笑を浮かべて、走っていく後姿を眺めた。



「変な耳。尻尾もないし。怪しい奴」
 褐色の肌に、金色の瞳。そして頭の上の獣の耳。
 目を覚ましたリャンが最初に目にしたのは、自分の顔を覗き込んでくる、上下逆さの少女の顔だった。


 リャンにとって、流れ着いたのがその島だったのは幸運だった。
 リャンは医者だ。医者の家系に生まれ若くして家業を継いだ。生来の真面目で温和な性分で、若いものの患者達の覚えも良かった。だが、それがいけなかった。
 彼の故郷は身分制度が厳しかった。職業はもちろん、住む地区も服装も、道さえも身分によって分けられていた。そして当然、かかる医者も身分ごとだった。
 下級の身分を診る医者が学ぶ機会は十分ではなく、それどころか使っていい処方や薬すらも制限されていた。その決まりを、リャンは破ってしまった。
 リャンは医者としては最上級の身分にあったにも関わらず、人として認められてもいないような最下層の人々の居住区まで行き治療を施し、そこの医者達に技術を教えていた。
 それがいけなかった。
 リャンは王の崩御に伴う政権のいざこざを機に、身分を剥奪され、監獄島の鉱山に送られることになった。
 両親はそのいざこざで殺され、元から兄弟はいないし妻子もいない。親が決めていた許婚はいたが、噂によると新しい婚約が決まったらしい。そのことには少し傷ついたが、たいした問題でもない。
 ただ、残していく患者だけを気にかけながら、リャンは船に乗せられた。

 だが、リャンがその鉱山に着く事はなかった。その船が嵐にあったのだ。
 人手が足りないと乗せられていた囚人達も、縄を解かれて甲板に上げられた。その中に、リャンも含まれていた。
 真っ黒な海は巨人のように立ち上がり、その巨体を船に叩きつける。水夫達ですらろくに作業も出来ず、まして体力がないリャンはただロープにしがみ付くことしか出来ない。やがては、そのしがみ付くという行為にすら限界が来た。
 いつ自分がロープから手を離したのか解らなかった。気付いたら波の中にいて船の姿は見えず、そのまま意識を失った。
 そして目を覚ました時に見たのが、獣を―狼を彷彿とさせるような耳をつけた少女――ウルだった。

690:書く人
06/11/23 03:23:45 rliVMwHM
「―でね!鹿の腹にアタシの槍がズバッ!て刺さったの!
 けど鹿はそれでも逃げた。傷から内臓はみ出させながら走って…」
「ウル。お願いですから食事中にそういう話は勘弁してください」
 リャンは内臓をはみ出させながら逃げた鹿の成れの果てを飲み込んでから、武勇伝を熱く語るウルに言った。職業柄、そういう内容には強いつもりだが、わざわざ食事の話題にしたいとも思えない。
「むう。残念」
 テーブルを挟んでいたウルは、しかめっ面をしつつもリャンの意思を尊重した。
 フォローを入れるつもりで、リャンは話題を変える。
「けれど、いつもありがとうございます。僕は狩りに参加していないのに」
「いいよ。センセ、下手だからいても意味ないし」
「…すみません」
「あ、落ち込まないで。センセはウル達に出来ないこと沢山出来るから。
 センセがいなかったら、母さん死んでたし」
「いいえ。あれはお母さんが頑張ったお陰ですよ」
 リャンはこの島に来て最初の治療を思い出す。



 砂浜で出会ったウルはリャンを村に案内した。
 ウル達の村は、人狼の村だった。人狼とは狼の耳と尻尾を持った種族で、強靭な肉体と広い知覚をもつ。リャンの国では最下層身分で、一部は奴隷戦士として闘技場で見世物の決闘をさせられていた。
 リャンは最初は歓迎されなかった。なぜなら村は、迫害された人狼達の子孫の村だったからだ。
 奴隷船で運ばれる途中、リャンと同じように船が嵐にあい、流れ着いたのがこの島だったのだ。流れ着いてから百年ほど経っていたが、それで先人から伝え聞いたことの恐怖は強かったのだ。リャンは後日に処刑されることになった。
 状況が変わったのはウルの母の病気だった。
 酷い発熱と腹痛。それは村人達が恐れていた病気だった。かかった者は助からない。感染力が強く、以前村が全滅しかけたこともある。
「助けて!誰でもいい!母さんを助けて!」
 意識のない母親に縋り付いて泣き叫ぶウルに、周囲に何とかできる者は誰もいない。人狼は絆が強く、ウルの母を追い出そうとまではしないが、それでも近づいて看病することもできない。
 父親がウルを母親から引き剥がそうとした時、人垣根の外から声が上がった。
「僕が何とかします」
 言ったのは、息を切らしたリャンだった。
 納屋に閉じ込められていたリャンは、村の異変に気付いて見張りに訊いた。
 そして事態を訊いて、リャンは言った。
「出してください。僕は医者です。何とかできるかもしれません」
 リャンは、その病気を治療したことがあった。確実ではないが治療法もある。
 自分なら治せるかもしれない。そう思ってリャンは見張りに頼み込んだ。
 初めは取り合わなかった見張りだったが、納屋に放り込まれる時ですら無抵抗だったひ弱な男の、人が変わったかのような剣幕に押されて、ついには首を縦に振ったのだ。
 納屋を飛び出し、声がする方に走っていくと。自分を助けてくれた少女の泣き声がした。それを聞き、堪らなくなって、気付いていたらリャンは叫んでいた。
「僕が何とかします。僕は医者です。治せます。治してみせます!」
 確信はなかった。治療法があるにしても、発症者の生存率は七割以下。もう手遅れの可能性だってあった。だがそれでも言わずにはいれなかった。
 絶対治してみせると。信じてくれと。彼女が死んだら、その場で僕も殺してくれてかまわないと。
 必死で頼み込み、リャンは治療を施すことを許された。
 リャンはすぐに人手を借りて薬草を集め、煎じ、投与した。
 村に漂着したものの中に、医療の道具があったのが幸運だった。
 針治療も施し、三日間不眠不休で働きつめた。
 そして四日後、ウルの母親の様態は安定した。

691:書く人
06/11/23 03:26:42 rliVMwHM
「あの時、嬉しかった。
 センセ、ふらふらになりながらもう大丈夫って。
 他にもセンセは皆を助けた。知らないことも沢山教えてくれた」
「いいえ。ほとんどが、私でなくても出来たことですよ」
「けど、教えてくれたのはセンセだよ」
 ウルは微笑みながら湯のみの茶を飲む。このお茶も、リャンが村に広めたものだった。
 肉食中心の人狼は、その食文化ゆえに栄養が偏り、そのせいで罹る病気も多い。
 その予防のために進めたのが、とある薬草を煎じたお茶だった。
「他にも沢山、いろいろ皆に教えてくれた。
 みんな、長老より頼りにしてるんだから」
「そんなことを言うと、また長老に怒られますよ」
「センセが黙っててくれれば大丈夫。
 片付けるね」
「あ、結構ですよ。僕が」
 空になった湯飲みに、二人は同時に手を伸ばして、そして先に届いたウルの手にリャンの手が重なった。
「あ…」
 リャンは手を離そうとして、だが出来なかった。
 滑らかな褐色の肌に包まれた柔らかな肉と華奢な骨格。
 ウルの手の暖かさを知った時、リャンは自分が誤認していた事実に気がついた。
 ウルは既に少女ではなかった。
 ウルが着ているのは粗末な麻布の貫頭衣だ。
 狩猟採集で鍛えられ引き締まった手足は、しかし筋肉だけではなく、脂肪によって女性らしい丸みがある。
 襟首からみえる鎖骨。その下には豊かな膨らみが、内から粗末な布を押し上げている。
 目の前にいるのは少女ではなかった。
 思春期を終えたばかりの、次の世代を残す準備が整った乙女だった。
「…どうしたの?センセ?」
「えっ、あ、すすみません!」
 首をかしげて問い返してくるウルに、リャンは弾かれたように手を避ける。
「?変なの」
 リャンの動作がおかしかったのか、笑顔を向けてくるウル。
 その無垢な微笑みに、リャンは自分が感じた劣情をより恥じることになった。
「―もう…遅いですよ。帰りなさい、ウル」
 ようやくの思いで搾り出したのはその言葉だった。ウルは不満そうな顔をする。
「ええ?けどいつもはまだ…」
「いいから。帰りなさい」
「……はぁい」
 ウルは膨れっ面をしながらも首を縦に振った。

692:書く人
06/11/23 03:29:13 rliVMwHM
「それじゃ、センセ!また明日!」
「ええ。また明日」
 リャンは、帰っていくウルにどうにか笑顔で応えることが出来た。
 だが扉を閉めた後、リャンは扉を背にもたれかる。
「最低だな」
 ウルは、自分を信頼している。それこそ兄か父親のようにだ。
 それなのに、自分は何だ。妹や娘のような存在に、こんな感情を抱くなんて。
 あの時、声をかけられなければそのまま彼女を押し倒していたかもしれない。
 相手が少女とは言え、人狼の膂力に自分は敵わないし、行為に及ぶことは出来ないだろう。だが、するかどうかは問題ではない。彼女の心を傷つけるのが問題だ。
「いい年の癖に」
 リャンはもうじき三十に手が届く。それに対してウルは今年ようやく十五だ。年が違いすぎる。
 それにウルは村の女の中でも一番の美人と評判だ。現に食事の時の会話の中には、言い寄ってくる男の話もあった。基本的に狩猟採集が基本のこの島では、逞しさが男のステータスだ。自分など箸にも棒にもかからないだろう。
「駄目だな、僕は」
 ちょっと優しくされただけで、そんな気持ちになるなんて。
 これだから、ろくに会いもしなかった婚約者に捨てられた程度で傷つくのだ。
「けど、その時だってすぐに忘れれたじゃないか」
 だから、今度だって大丈夫だろう。
「…貰ったブドウ酒はまだ残ってたかな?」
 リャンは酒は弱いし、酔うのも嫌いだった。
 だが、そんな彼だって酔いたい時はある。



 その日を境に、ウルに対するリャンの態度が変わった。



つづく

693:書く人
06/11/23 03:29:58 rliVMwHM
 エロなくてすまん。続きは次回。
 つか擬人化じゃなくて人狼物じゃんorz
 続編は頑張る。可能なら一週間以内に。

694:名無しさん@ピンキー
06/11/23 04:27:13 oH/t8bda
エロ無しでもGJ!

続きも期待してるぞ

695:名無しさん@ピンキー
06/11/23 07:09:39 l2G7o1wg
>>692のさわりから少しだけ読んだ
…お、俺も何か酒買ってくる!

696:名無しさん@ピンキー
06/11/23 07:35:42 nI1FAFlT
おー!GJ!!
前置きってゆーか、その世界の説明があると読んでてイメージがわいてきて良いね!

697:名無しさん@ピンキー
06/11/23 08:05:25 OHLzG6SV
Dr.リャン診療所(勝手に命名)GJです
次も期待してます

698:名無しさん@ピンキー
06/11/23 12:30:37 GZY37WdS
メチャ期待出来そうなはなしだね!恐らく愛情たっぷりの逆レイプになりそう。
マジ期待

699:名無しさん@ピンキー
06/11/23 13:00:19 IqNqqj1X
愛情たっぷりの逆レイプ・・・・・・・・ぐはぁぁ、俺のツボにはいってたまらん!!!!

700:名無しさん@ピンキー
06/11/23 19:17:22 nI1FAFlT
直球ど真ん中!!
エロに入ってないのにシチュだけでおっ立ててます。

701:ごめんなさい
06/11/23 20:12:51 IIZ18BAc
目のゴミを投下

おはよう!!。よい子みんなぁー。今日も朝から、おんき、おんきしてるかなぁー。
 今日から始まった、童話シリーズを今後ともよろしくねぇー。
 今日のお話は、第1話、女狼と3匹のショタぶたを放送するね。
 このお話を知ってる、お友だちはツッコミを入れないでねぇー。
まだ、プロデューサーさんが未熟でおバカだから気にしないで見てねー。今から
お姉さんがあやまっておくねぇー。
内容がわからない、お友だちは、はだかになってお父さんや、お母さんにくわ
しく話を聞こうね。
それから、はだかになってお外で遊んではダメですよ。
恐いお巡りさんに追い回された、お友だちがいるからぜったいにマネをしちゃい
けませんよー。
それじゃ、お話の始まり、始まりー。

702:ごめんなさい
06/11/23 20:16:12 IIZ18BAc
エロップ物語
女狼と3匹のショタぶた(第1話)
 むかしむかし、あるところに、三匹のショタぶたが居ました。
 名前は、一番上の兄さんが「大ブタちゃん」、二番目のお兄さんが「中ブタち
ゃん」、三番目の弟が「ちぃブタちゃん」です。
 さて、三匹のショタぶたは、それぞれ自分の家を作ることになりました。
 大ブタちゃんは、ワラの家を作りました。
 中ブタちゃんは、木の家を作りました。
 ちぃブタちゃんは、「ぼくの家はワラでも木でもない、硬くて丈夫なレンガで
作ろう。」と時間はかかりましたが、レンガの家を作りました。
「ワーイ、できた、できた」
 自分たちの家ができて、三匹のショタぶたはとてもご機嫌です。
 すると、山に住んで居る悪女の女狼が、ワラの家にやってきました。
「大ブタくん、大ブタくん、ここを開けておくれ。私を家に入れとくれよ」
 大ブタちゃんは、ビックリして答えました。「とんでもない!あなたみたいな
ケバい狼なんて嫌だよ。絶対入れるものか!」と言い返しました。
 すると女狼は、恐ろしい声で怒鳴りました。
「ケバい狼ですって!!」
「私の綺麗な姿も見ないで何様のつもり、こんな家なんか、私の自慢の息で、ふ
き飛ばしてみせるわ!」
 女狼がほっペを膨らまして、フーッと息を吹いたら、ワラの家はバラバラにふ
き飛んでしまいました。
 吹き飛ばされなかったベットにしがみついていた、大ブタちゃんは簡単に女狼
に捕まって、ベットに縛られ、服をむしり取られました。

703:ごめんなさい
06/11/23 20:18:23 IIZ18BAc
「ヒィー、食べないで…。」
と、無駄な抵抗をしながら大ブタちゃんが命ごいをしました。
 女狼はキッパリといやらしく淫靡な声で、
「い・や・よ…」
と、無駄な抵抗をする大ブタちゃんの耳元にささやきました。
そして、女狼は手首をワラの縄で縛りベットに括り付けて身体の自由を奪った
大ブタちゃんの全身を舌でなめ回し始めました。
大ブタちゃんは、
「いやー、なめないでー。だれかー、だれか助けてー。おねがい、もうやめてー

と、まるで女の子ような声をあげながら、女狼に止めるように懇願しました。
そうすると女狼はなめるのを止めて、
「へぇー、止めていいんだ。そんなに早く私のお腹に納まりたいんだ。ふぅーん
、いいんだー。せっかく、一秒でも長く生きられるように私なりに考えてあげて
るのになー。別に、私はどっちでもいいのよ。今すぐに食べられてお子ちゃまの
まま死んでいくか、大人しく私の玩具になって大人になってから死ぬか、選ばし
てあげる。」
といい、女狼はなめ回されてそそり立った大ブタちゃんの一物を爪を立てて握り
絞めた。
すると、
「ヒィッ、痛い、痛いよー。ごめんなさい。ごめんなさい。もー、わがままは言
いません。だから、お願いです、痛くしないでー。」
と、大ブタちゃんは顔を横に向け、ハラハラと涙を流しながら、無駄な抵抗を止
めました。
 女狼は、握り絞めていた手を緩め、無駄な抵抗を止めて恐怖で全身をガタガタ
と震える、大ブタちゃんを満面な笑みで見つめながら、
「うふふ、最初から抵抗せずに大人しくしてれば、痛い思いはしなくて済んだの
に馬鹿な子ねー。これからは、私のすることを大人しく我慢するれば、あなたの
知らない、とても気持ち良くて素晴らしい大人の世界をいっぱい体験させてから
、美味しく食べてあ・げ・る・ね…。」
と、言いました。
しかし、大ブタちゃんは、女狼の話を聞かずに、顔を横に向けたまま涙を流しな
がら、焦点さだまらぬ目と不気味な笑みを浮かべた顔をしながら、
「先立つ、僕をお許し下さい…。今日のご飯美味しゅうごさいました…ブツブツ
…。あの世でも、美味いものってあるのかなー。あー、昨日の晩御飯は美味しか
ったなー」
と、遺書めいた事、食事の事を繰り返し呟きながら現実逃避をしていました。
女狼は、その大ブタちゃんの姿と態度に腹を立てて、
「この、ぶた!!。私の話を聞かんか!!」
と、怒鳴り付けながら大ブタちゃんの一物を握り直して、大ブタちゃんの一物の
皮を一気に剥きました。

704:ごめんなさい
06/11/23 20:20:12 IIZ18BAc
一度も皮を剥いた事のない大ブタちゃんはたまったものではありません。
先ほどまで現実逃避に浸っていた大ブタちゃんは、いきなり目をクワッと見開
き、体をびくっと弓状に反らし、少し間を置いた後に
「ギャー。」
と、大きな悲鳴をあげました。
 そして、
「痛い…。痛い…。」
と、言いながら大ブタちゃんは、初めて知る激痛から逃れようと、全身を左右に
揺さぶり激痛から逃げようとしましたが、ベットと手首を縄で縛られたあげく、
女狼に馬乗りされた状態では身動きもできず、ただ虚しく首を左右に振るだけで
した。
そんな、大ブタちゃんの痛がる姿を見ながら女狼は、
「うふふ、やっぱり、何も知らない子を、いたぶるのは、おもしろいわね。ホレ
、ホレ、食べちゃうぞー。」
と、いいながらチンかすがべっとりとついた大ブタちゃんの一物を、まるでアイ
スキャンディーをなめるようになめだしました。
ただてさえ、あまりの痛さで気がおかしくなりそうなのに、舌でペロン、ペロ
ンと一物をなめたのでは、大ブタちゃんは正気を保つことはできません。
恐怖と痛さで気を失った大ブタちゃんは、白目を剥き、涙とヨダレを垂れ流し
、声にならない言葉を呟きながら、女狼が舌でペロン、ペロンとする度に、体を
ぴっくん、ぴっくんと体を反応させてました。
 女狼は、大ブタちゃんの一物をなめながら、
「うふふ、若いこのチンかすはやっぱり最高!!。このなんとも言えない臭くて
苦くて喉に絡み付くこの味。病み付きになりそう。」といい、その後そそり立つ
大ブタちゃんの一物をやさしく口にくわえ込みました。
 大ブタちゃんは、皮を剥かれたときのように一瞬、目をクワッと見開き、体を
びくっと弓状に反らしたあとは虚しく体をぴっくん、ぴっくんさせてました。

705:ごめんなさい
06/11/23 20:21:27 IIZ18BAc
キンーコン、カンコーン、キンーコン、カンコーン。
あら、ざんねん、いいところで時間になっちゃいましたね。今日のお話はここま
で。
みんなー、今日のお話はどうだった?。
 簡単に女狼さんに捕まっちゃう、大ブタちゃんはマヌケよねー。
みんなも、そう思うでしょー。
 お姉さんなら、家ごと一緒に飛ばされちゃって、遠くで地面に激突してるんだ
けどなー。
 これから、大ブタちゃんは、どうなちゃうのかな?。
 女狼は、大ブタちゃんをどうしちゃうんだろうねー。
良い子のみんなー、次回も楽しみに待ってねー。

706:ごめんなさい
06/11/23 20:22:33 IIZ18BAc
 -次回予告-
ナレーター「古来より、豚は狼の天敵であり狩られる存在であーる!。」
「これは、退がれられない運命なのか、宿命なのか!。」
「今日も、また憐れな子豚が狼に狩られ、食べられる。」
大ブタ「お願い、僕を、僕を食べないでー。」
女狼「うふふ、元気のある美味しそうな獲物なんでしょ。」
ナレーター「追う者、追われる者、幾度も繰り返す光景!。」
大ブタ「こっち来るなぁー。来たら噛むぞ、突くぞ!。」
女狼「あら、そんな恰好で私に勝てるとでも思ってるのかしら、望むところです
わ。」
ナレーター「狩る者、狩られる者、生死を賭けた闘い!。」
大ブタ「変なところから食べないでー」
女狼「この色、このツヤ、この香り、あー、たまんないわぁ。」
ナレーター「これぞ食物連鎖、これぞ、まさしく弱肉強食。」
大ブタ「恐いよー、なにか、なにか、来るよー。」
女狼「さー、我慢なさらずお出しなさい。私が全て食してあげるわ。」
ナレーター「終わりのない晩餐!。」
大ブタ「もう、夜なのに、疲れて、苦しいのに、勝手に体が動くよー。」
女狼「美味しい、美味しいですわ、もっと、もっと、もっとよー。」
ナレーター「そして終演を迎える宴!。」
大ブタ「もうー、僕、なにも出ないよー。なにも出ないよー、もうー、ゆるして
ー、楽にさせてー。」
女狼「うふふ、気に入ったは、あなたは今日から私の非常食よ。」
ナレーター「予期せぬどんでん返し!。」
女狼「こう見えても、私、ベジタリアンなの。」
大ブタ「そんなー、嘘つきー。」
ナレーター「マダ、見ぬキャラクター達!。」
中ブタ、ちぃブタ「アニキばっかり、ズルーイ!!。」
ナレーター「やる気のないプロデューサー!。」
プロデューサー「もう書く気力ねー。単なる、ノリでしょ。ノリ!!。」
ナレーター「逃げるスポンサー!。」
スポンサー「単なる、子豚が狼にペロンされだけの話に金出せるか!!。」
ナレーター「色々な困惑を孕みながら、怒涛の次回へ!。」
お姉さん「次回、エロップ物語、女狼と3匹のショタぶた、第2話、大ぶたちゃ
ん大人の階段を登る!。をお送りします。」
ナレーター「次の活劇まで、待て!!。」
大ブタ、女狼「続く!!。」
ナレーター「のかぁー?。」
ナレーター「なお、登場する人物、行動は、すべて架空のものであーる!!。実
在する人物、行動とは類似していても、まったく関係はなーい!!。
けして!、けして!!、欲情したうら若き未亡人が、秘密基地ゴッコをしてい
た近所の年端もない、ロリショタ系の男の子を襲う設定で書いてあるわけではな
ーい!!。」

707:ごめんなさい
06/11/23 20:24:01 IIZ18BAc
 ごめんなさい、形態からのこぴぺなんで醜いです。
本当にすまん買った、目の毒を出して・・・。

708:名無しさん@ピンキー
06/11/23 20:31:54 xMZqfays
割と気に入った
あなたみたいなケバい狼とか…www
中ブタ・ちぃブタにも期待

709:名無しさん@ピンキー
06/11/23 20:35:42 /32dRmK2
>>707
毒は全部出さないと駄目なんだ
全部吐き出すんだ

710:名無しさん@ピンキー
06/11/23 21:20:39 1O7FPmyH
腰低すぎワラタ

711:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/24 01:20:55 LCSAU965
注意:短めでまた挿入なし。ロリ。今回は蝙蝠

「……きろ……お、き、ろ……」
「うーん……」
 薄暗い部屋で、小柄な少女が布団を蹴っ飛ばしてぐちゃぐちゃにし眠っている男を起こそうと、男の体を揺すっている。
 暗い部屋に妖しく光る真紅の瞳に、背中には蝙蝠のような黒く大きな羽を生やした少女は、羽を羽ばたかせ男の真上を飛びながら男を揺する。
 しかし、少女の力では男は起きず、低いうなり声をあげるだけであり、少女は渋い表情を浮かべると揺するのをやめ息を思いっきり吸って男の耳に顔を近づけた。
「起きろっ!! シンザキカズマーーーーーーーーーー!!!!」
「だああああああああああああああ!!!!」
 男、カズマ(和魔)の鼓膜を破壊してしまうのではないかと思うほど、少女は大声でカズマを叩き起こし、この攻撃に寝ていたカズマも飛び起きた。
 恐らく50メートル先まで聞こえたであろう大声の直撃を受け、胡坐をかきながら耳がキーンとする中カズマがまずとった行動は、少女の両頬を睨みながら抓くり回す事だった。
「このクソがき~~!! 俺の安眠を邪魔しやがって~~~!!」
「いひゃいいひゃい!! は、はうはははふひんはほ~~~!!」
 カズマの反撃を受け小さな手足をバタつかせながら、頬を抓っているカズマの腕を持ち何かを訴えている。
「あん? もっとやってほしい? うし、望みどおりにしてやろう」
 しかしその訴えも空しく、カズマはより一層怒りと面白さを篭めて少女の頬を抓ると、少女も一層暴れ、数分後少女は開放された。
 何かスッキリし、再びその場で寝るカズマに対し、少女は両頬を両手で撫でながら少し泣いていた。
「ひっく、えぐっ、ひどいぃ………」
 真紅の瞳に大粒の涙を浮かべ泣いている少女は、チラチラとカズマのほうを見るが、既にカズマは鼾をかいて眠ってしまっていた。
 何かを期待していたらしく、泣き止んだ少女は寝ているカズマにムッと睨むも諦めたようにため息を一度吐き、再びカズマの真上で彼の体を揺する。今度は優しく。
「ねーカズマぁ~。ヘルお腹減ったぁ、ごはん~~」
「んぁ? めしぃ? ……今何時だと思ってる、がまんしろ」
 まるで何かを強請るように甘えた声でカズマに食事を要望する少女 ヘルに、カズマは眠気眼で答えた。
 現時刻は深夜0時を過ぎ、ヘルのような少女が食事を取る時間帯ではないが、ヘルは違う。
「だってぇ、ヘルは今が絶好調なんだよ~」
 ヘルが言うように、ヘルの生活は昼夜逆転している。何せ蝙蝠だから、しかも吸血蝙蝠だからカズマにとっては始末が悪い。
 ヘルはカズマに跨ぐ様に乗り、なお甘えた声でカズマの体を揺するが、当の本人はメンドくさいので気にせず眠っていた。
「だから、がまん、しろ……」
「むぅー。だったらいいもん、ヘルが勝手にしちゃうから!」
 断り続けるカズマに嫌気がさしたのか、ヘルは頬を膨らませると再び羽を羽ばたかせカズマの下半身へと移動し、四つん這いになる。
 そして手馴れた手つきでカズマが穿いているズボンをトランクスごとずり脱がす。
 急に下半身がひんやりし、カズマも目を開けて上体を少し上げ、自分の下腹部を見ると自分のナニが丸出しにされていることに気づいた。
「おいヘル、何やってんだ?」
「ごはんだよ。カズマは寝てていいからね~」
 笑顔でカズマに言うヘルに、カズマはあからさまに嫌そうな表情を浮かべて手を動かそうとするが、その前にヘルがカズマのナニを小さな口で銜え始めた為、力が抜けていくのか手はだらんと力なく床に着いた。
 普通の人なら、食事=フェラというのはピンとこないだろうが、この方法がヘルの食事の手順なのだ。
 ヘルの言う食事とは、吸血蝙蝠なのでカズマの血液なのだが、そのまま吸ってしまうとそのショックで吸われた側は死んでしまう事があり、何かの刺激を与えた直後に血を吸うといったもので、男の場合は射精させるのが手っ取り早いのだ。

712:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/24 01:22:28 LCSAU965
「おい、やめ」
「やら、んっ、ちゅぶっ」
 暖かい口内にざらついた舌の感触に、快感が体に流れながらも訴えるカズマに、ヘルは立場が逆転したこともあり真紅の瞳を細めて尚カズマのナニをしゃぶり上げる。
「んちゅっ、ちゅるる、はぁ、ぴちゅっ、カズマきもちい?」
「……不本意だがな」
 ヘルの口内はカズマのナニの半分ほどしか沈まず、カズマの反応を楽しむように小さな手で上下にしごきながら、亀頭を舌で嘗め回す。
 カズマの興奮を高めるためか、もしくは自然と出しているのか、ヘルは水っぽい音を立てながら、幼い容姿とは想像もつかないほどの舌技でカズマのナニを攻め、カズマにも快感は確実に流れているが、ヘルの問いの顔をそらし答える。
「ぴちゃっ、レロレロ、んんっ」
 カズマの回答も気にせず、舌で亀頭全体を嘗め回したり、尿道を穿ったりしていたヘルは再び小さな口でナニを咥える。
 すると、カズマの腰はそれに反応するように動き、ヘルの口内を突き亀頭が最奥に達する。
「んんんんっ! んーっ」
 突然の事に、ヘルも目を瞑り涙を浮かべ苦しそうな表情を浮かべるが、カズマの腰の動きに合わせ頭を動かすことで苦しさは遠のいていった。
 やがてヘルは空いていたもう一つの手で、カズマの睾丸を揉み始めカズマの快感はより激しいものになっていった。
「んちゅ、じゅぶっ、じゅぶっ、んんんっ、ちゅるる」
「っく!」
 そして、ヘルが口内に溜めていた唾液と亀頭から出る透明液を一気に吸い、その後吸血鬼のように少し尖っているヘルの歯がカズマのナニに軽く当たった時、カズマの我慢は限界を向かえ精液を勢いよく噴射した。
 しかしヘルは射精を感じ取ると、すばやく何を口から離しカズマの首元へと移動し、そのままカプっとカズマの首元に噛み付きチューっと血を飲んでいく。
 カズマの精子が空しく宙を舞い布団を汚し、射精による快感と吸血による痛みがカズマの体には同時に流れ、カズマは体を痙攣させていた。
 射精が終わった直後、ヘルは満足そうに首元から口を離す。ヘルの口からは一筋の赤い液が流れ、カズマの首元からは僅かに血が滲んでいた。
「ごちそーさま♪ あいかわらずカズマの血はおいしーね」
「ど、どうでも、いいが……ちゃんとそうじ、し、と、け、よ……」
 無邪気で満足そうな笑顔を見せるヘルに、カズマは意識が遠のきながらも最後に言い残し死んだようにいびきをかき眠ってしまった。
 いかに普段妖怪退治やらしてるカズマでも、ヘルの食事の衝撃にはあまり慣れていない。
「おやすみカズマぁ」
 完全に眠ったカズマのナニに付着した精子を嘗め取りながら、ヘルは静かに囁き、布団についている精子も拭き終えカズマに抱きつくようにヘルも食後の眠りに入った。
 そしてカズマが爆睡している間も、起きたヘルは夜這いにも似た食事を続けていた……。

お粗末さまでした。


四神や狐娘やカラスも考えよう……。

713:名無しさん@ピンキー
06/11/24 18:38:51 6irpVeXt
やべ、カズマといったら
「おいっおっおい!やめっシェルブリットぉぉぉっぉぉ!」
って思い浮かべちゃった。

714:名無しさん@ピンキー
06/11/24 18:55:01 OyFCOWq6
GJ!四神期待して待ってます!!

715:名無しさん@ピンキー
06/11/25 13:06:10 mE4giyUx
GJ! 毒虫が!!

716:名無しさん@ピンキー
06/11/26 00:27:41 uz/OoVS+
過疎ってんね

717:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:24:09 7L3kbjUM
四神もの、前編風味なのでエロなし。
自分も前置きの方が長くなる可能性超大。だけど投下。


 夕方、震える魂剛を片手に優奈はある場所に来ていた。
 彼の周りにはショベルカー等の重機や、何か建設していると思われる建物。
 ここは、街の隅に位置する工事現場だ。
 大規模に何かのビルを建てるらしいこの場所は、優奈が通っている学園の敷地より遥かに広い面積があるが、何故か人っ子一人いない。
 何故優奈が、しかも学校の帰りにこんな所に来ているかというと、この建設現場の責任者と名乗る人物からの依頼だからだった。
 何でも、次々と不可解な事故が相次いでいるらしく、彼もニュースや新聞で目にしていた。
 最初は偶然かと思っていたが、魂剛が震えていることを見るとやはり何かある、そう思いながら辺りを見るも誰もいない。
「………誰か連れてくるんだったかなぁ」
 この事件の犯人がもし、優奈の家にいる白虎達と同じ四神の仕業だとすれば、残りの四神は、東西南北の中心を司る黄龍ということになり、彼女達がいればより簡単に黄龍を見つける事ができる。
 だが、彼女達は優奈の道具ではなく、むしろ両親のいない優奈は四神達を家族だと思っている。
 偶に仕事を手伝っているが、やっぱり危険なことはさせたくはない。
 黄龍と争うことになれば……そう思うと優奈は嫌な気分になる。
 このまま入り口で立っていても仕方ないので、優奈は一歩工事現場に入って行った。
「……ん?」
 その時、片手に持っていた魂剛がより一層振るえ、優奈も立ち止まると直ぐに自分の上から来る視線と気配に気づいた。
 骨組み状態の建物の調度中央に、彼女はいた。
「……」
 黄金色の長いポニーテールに青龍と同じような角を生やし、真紅の瞳からは優奈に対して殺気をも感じさせている。
 彼女がこの事件の犯人、そう感じた優奈は警戒の眼差しをしながらも一歩一歩と彼女のそばまで近づいていった。
「君が、事故を起こしたの?」
 ある程度の距離で立ち止まり、見下ろしている女を見上げながらいきなり核心をつく。
 女は黙っていたが、やがてゆっくりと口を開いた。
「そうだ。お前を誘き出すためにな」
 まるで優奈を見下しているような口調。
 少しは惚けたりするのかと思っていた優奈は少し驚くものの、女の答えに魂剛を持つ手に力を込めるものの冷静な口調のまま女に聞いた。
「君は誰?」
「……黄龍」
 優奈の予想どうり、女は四神の長である黄龍(こうりゅう)だった。
「何故、僕に用があるなら直接僕の所に」
「お前には、白虎達がいる。こうすれば、お前一人で来ると思ったのでな」
「だからって……関係ない人を」
「死んではいない。安心しろ人間」
 見下し、吐き捨てるように優奈の問いに答える黄龍。
 確かに死人は出てはいないが、自分の為に関係のない人が傷ついたことに苛立ちを覚える優奈。
 そんか感情もあってか、優奈は刀を抜いていた。
 制服や魂剛の紅い刃が月に照らされ妖しく光っていた。
「そんな物を構え、どうするつもりだ? 私を殺すとでも?」
 黄龍は優奈の行動に、焦る素振りも見せず少し笑みを浮かべていた。
 そんな黄龍に優奈は答える。
「僕は止めに来たんです。貴女を殺しては、白虎達が悲しむ」
「まるで、私を殺せるように言うじゃないか?」
「無論そんな力僕にはないですけどね。ただ、止める事くらいはできます」
 お互い冷静な口調ながら火花を散らしあっている優奈と黄龍。
 優奈が言った事に、黄龍は可笑しそうに笑うが、すぐに優奈に対する殺意をむき出しにし片腕を上へと上げた。
「人間風情が! 自分の立場を弁えろ!!」
 今まで冷静な口調から一変し、声を荒げて黄龍が言うと地響きとともに優奈が立っている地面から巨大な物体が姿を現す。
 優奈は数歩後退り、その物体に対し魂剛を構える。
 優奈の前に現れたもの、それは岩の塊、というより人の形をした岩、ゴーレムと呼んでもおかしくない黄龍の力で作り出された巨大な岩人。
「……消えろ、人間」
 黄龍が上げていた片腕を振り下ろすと、それに合わせるようにゴーレムも大きな岩の腕を優奈に振り下ろす。

718:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:25:34 7L3kbjUM
「っ! 魂剛っ!」
 ゴーレムの攻撃に逃げることなく、優奈は魂剛の名を叫ぶと魂剛の刃は紅く眩く光る。
 その瞬間にどすんと言う轟音が響き、砂埃が舞い優奈は岩の下敷きと……ならなかった。
 黄龍も異変に気づいた、ゴーレムの腕がそのまま静止しており、優奈を潰したはず腕にはひびが入り始め粉々に砕け散る。
「なに! あれは……」
 黄龍は優奈の体の一部が変化していることに気づくと驚きの表情を浮かべた。
 優奈が魂剛を持っていた腕、左腕が右手の2,3倍ほど大きくなり、紅く妖しく光り五本の指は刀のように鋭いものとなり、まるで左手全体が刃物のようになっており、よく見れば黒い瞳も真紅の瞳になり光っていた。
「それは、妖刀の力、か」
「……ええ、そうですよ」
 驚きの表情を浮かべていた黄龍は、優奈が持っていた魂剛が無くなっていることに気づくと、大きな左手の正体もすぐに見抜き、優奈も隠す事無く静かに答えた。
「これは、この左腕は、僕の左腕と魂剛が融合した形。魂剛の能力は何も強い力と僕の危険を察知するだけではありません。本来の力は装者との融合です」
 少し笑みを浮かべ淡々と説明する優奈を黄龍は黙って聞いている。
「魂剛の力を解放した僕の腕に、そんな岩が通用するとでも? なめないでください」
「なっ!」
 優奈は笑みを浮かべながらゴーレムに向かい跳ぶ。
 ゴーレムの頭は五本の紅い刃で豆腐を切るられたようにゴーレムは6つに分かれ、それぞれそのまま地面に落ち大小様々な岩が無数に広がっていった。
 一撃でやられたことに、黄龍は驚愕するがそれも遅かった。
「……すみません」
「あっ、がっ!」
 黄龍が考えたころには、自分の体は地面に落ち仰向けになり月が見えていた。
 腹部分に痛みを感じるがそれさえも思考から消えていき、見えるものは薄暗い空と、悲しそうな瞳でこちらを見る優奈だけ。
 そして黄龍の意識は消えていった……。

719:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:27:04 7L3kbjUM
「……ぅ……くっ……」
 暗い部屋、どこかの室内。
 あれからどれだけの時間経っただろう、自分はどうなったのだろう。
 重い瞳を開ける黄龍が考えたことはまずそんな事だった。
 ゆっくりと起き上がると腹部に痛みが走るものの、そのまま起きると自分が着ていた服が違うものに気づいたが黄龍にとってはどうでもいいことだ。
 何故なら、先ほどまで敵対していたはずの少年が目の前にいるのだから。
「あ、目が覚めたんですか、よかった」
 優奈は先ほどまで敵対していたのも関わらず、そんなものを感じさせない笑顔で黄龍に寄っていく。
 そんな笑顔に戸惑いながらも、黄龍はキッと優奈を睨み付けた。
「お、お前はっ、何のつもりだ?」
「え? 何のって……怪我負わせてしまったので……。すみません、少しやりすぎてしまって」
 苦笑する優奈に、警戒心むき出しの黄龍は呆気に取られた。
 自分は殺そうとしたのに、何故そんな女にこんな笑顔を見せるのか疑問に思いながら、優奈の顔を見ずそっぽを向く。
「あの、どうしてあんな事をしたのか、聞かせてもらってもいいですか?」
 黄龍の反応を予め分かっていたかのように、優奈は優しげな口調で問うが黄龍は黙ったまま俯いていた。
「………話したくないのでしたら、別に。では、僕はこれで」
「お前に、聞きたい事がある」
「はい?」
 黙って横目で優奈を見ていた黄龍は、静かに口を開いた。
 部屋を出て行こうとした優奈は立ち止まり、顔だけを黄龍の方へ向けた。
「何故、あの時私を殺さなかったんだ?」
 恐る恐るといった様子で問う黄龍に、優奈はニコッと笑って答えた。
「言ったでしょう? 僕は殺しに来たわけではないって。白虎達が悲しむ」
「お前は、白虎や玄武達の事を、どう思っている?」
「家族、ですね」
 そう言い残し、優奈は部屋を後にする。
 その答えを黄龍は黙って聞き、優奈が出て行った扉を眺めながらある忌まわしい記憶を呼び覚ましていた。
 それは、過去自分の主だった人物の事で、特に一番最初に主と呼んだ男の事。
 その男は、黄龍の契約の試練に打ち勝った……そして、黄龍を物や化けモノとし、見せ物にされたり何人もの男に体を汚され壊れかけたこともある忌まわしい記憶。
 そして黄龍は耐え切れなくなり、自らの主を食い殺し、以後も主となろうとするものはその場で殺していた。
 優奈に対してもそうするつもりでいたが、自分は返り討ちにあい、尚且つ自分に優しい笑顔を見せる。
 人間の、あのような顔を見るのは初めてに近い黄龍はかなり戸惑っていたが、やがて体を起こし部屋から出る。
「ここは……」
 部屋から出ると廊下が並び部屋がいくつかあるが静まり返って、少し寒気もするので黄龍はぶるっと少し震えた。
 音を立てないようにそっと歩きながら、黄龍は部屋を回っていく。
 そこには、白虎をはじめ玄武等の四神がおり既に眠ってしまっていたが、とても幸せそうな寝顔に黄龍も笑顔を見せる。
 その笑顔に、黄龍は優奈の言った言葉が脳裏に浮かんだ。
「……家族、か」
 黄龍の頭の中は、優奈の笑顔と昔の記憶が入り混じっていた。
「私も………いや、しかし奴は」
 恨むべき人間、憎むべき人間。
 しかし、あいつは今まであった人間とは違う。
 そんなことを思いながらも、黄龍は魂剛の力を感じ優奈の部屋へと入っていった。
 
―続―


グダってしまったのは慣れない描写を色々と行ったからですorz

720:名無しさん@ピンキー
06/11/26 01:29:52 rmq413mf
リアルタイムGJ!!

721:名無しさん@ピンキー
06/11/26 04:04:36 N2hWQLdu
ktkr

722:書く人
06/11/26 04:11:04 +TFkB0hs
お待たせしました。
……いてくれますよね?待っててくれた人(おどおどビクビク)

Drリャン診療所(笑)です

723:書く人
06/11/26 04:12:50 +TFkB0hs
 悲鳴が聞こえる。
 目の前で、ウルが悲鳴を上げている。
 見知らぬ男が、ウルを押し倒している。
「いやだっ!やめてぇっ!」
 ウルはのしかかってくる男の体を押し返すが、男は無言のままウルの服を引きちぎっていく。
 やめろ。
 リャンは駆け寄って男を止めようとする。だが、できない。声を上げるどころが、目を閉じることすらも出来ない。
 立ち尽くしたまま、ウルが奪われていくのをみるだけ。
「いやぁ!嫌なのぉ!助けて!」
 泣き叫ぶウルを一糸纏わぬ姿にすると、男はその口をウルの滑らかな肌に這わせる。
 豊かに膨らんだ胸に―
 細い首筋に―
 形の良いヘソに―
 肌を這い回るぬれた感触に怯え、ウルは抵抗することすら出来ず身を硬くしていた。
 だが、そのこわばった表情に変化が生じ始める。声に、艶が混ざり始めた。
「んっ…あ、ん!いやぁ…ぁぁっ…」
 体の動きが、逃げようとする方向性のあるものから、もどかしげな身じろぎに変わる。
 引けていた腰が、突き出される。
「はん…あ、へぁん…あっ!ひゃんっ!」
 完全に快楽を露にした嬌声。甘い媚と誘いを含んだ痴態。
 聞きたくない。
 ウルのそんな声を聞きたくない。
 見たくない。
 ウルのそんな姿は見たくない。
 やめろ、やめろ、やめろ、やめろやめろやめろ!
「やめろぉぉぉっ!」
 体が、動いた。
 大声を上げて、リャンは男に掴みかかる。
 殴りつけてやろうと男の顔を見て、目を見開いた。
 それは、他の誰でもない…自分自身で…



「…!?」
 目を開けて、リャンは自分がいるのは自宅兼診療所のあばら家であることを知り、全てが夢だったと理解した。
 服は汗でびっしょりと濡れている。
 ため息をついてから、リャンは寝床から這い出した。
 目は冴えているが、しかし頭の働きは鈍い。
 そんな彼の意識に、窓の外から声が入ってくる。
「センセー!朝!」
 ウルの声だ。その声には匂い立つ色香は欠片も感じられない。
「当たり前だ」
 あの全ては、自分の卑欲が生んだ妄想に過ぎないのだから。
「起きてますよ」
 リャンは小さくため息をついてから、そして自分の心情を悟られないように、普段どおりの声色で応えた。

724:書く人
06/11/26 04:14:48 +TFkB0hs
「最近、センセが冷たい。」
 ウルはリャンの態度の変化に戸惑っていた。


 リャンが正式に村に迎えられてもう5年近く。医者としての仕事を始めてから、ウルはリャンに付いて回っていた。
 最初は、単なる興味だった。
 医者という今まで島になかった珍しい仕事は子供の目には興味の的だった。自分の母親を救った仕事であるのも理由だった。
 道具と薬が詰まったカバンを重そうに背負うひょろっとした長身と、気が弱そうなあいまいな笑顔。
「情けない奴。母親を助けてくれた時と全然違う」
 そんなウルの評価は、だがその仕事を見ているうちに変わっていった。
 患者が出れば昼でも夜でも飛んでいき、患者がいなければ寸暇を惜しんで薬草を集める。
 病気が流行った時などは不眠不休。吐瀉物や糞便にも嫌な顔一つせず患者に接する。治療の過程で自身も病気に罹ったこともあるが、それでも辛い様子などおくびにも出さず、いつもの穏やかな笑顔のまま治療を続ける。
 その姿は、ウルにとって驚きだった。衝撃的、と言ってもいい。
 強さというものが、そのまま肉体的な能力―筋力や体力などとイコールだった彼女にとって、リャンの『強さ』は価値観を根底から覆すものだった。

 カバンを重そうに背負っているのは、一緒に患者達の命を背負っているから。
 いつも微笑んでいるのは気が弱いからじゃなくて、人を安心させたいから。


 気がつけば、ウルは仕事を手伝うようになっていた。
 一緒に山野に分け入り薬草を集め、薬カバンを代わりに持ってやる。
 成長し、狩りに参加できるようになってからはその頻度は減ったが、それでも暇さえあればリャンの後について助手の真似事をしていた。
 そんな関係がずっと続くと思っていた。


 だけども、最近、その関係が少し変わり始めていた。

725:書く人
06/11/26 04:16:04 +TFkB0hs
 ウルがリャンの菜園(薬草と食用の両方を育てている。なお畑の作り方もリャンが持ち込み、島に広がりはじめている)を抜ける途中、背後から焦りを含んだ声がした。
「リャンセンセ!患者だ!」
「ヴェア?」
 ウルが振り向いた先にいたのは、自分より四つ年上の男―ヴェアだった。ウルと同じように狼の耳と尻尾が付いている。悪人ではないが、気性の荒い男だった。ウルにそれとなく言い寄ってくる男でもある。
 他の女達にも人気はあるが…
(なんか今一…)
 女友達に言わせれば、その気性の荒さが男らしくて頼りがいがあるらしが、ウルにしてみれば逆に子供っぽくて、かえって頼りなく映っていた。
 だが、それはそれだ。今は患者という言葉が気になった。
「どうした?」
「大変なんだよ!」
「大変じゃ解んない。落ち着いて…」
「急いでるんだ!リャンはどこ居るんだ!」
 興奮し、ヒステリックに叫ぶヴェア。焦るのはわかるが、その態度にウルは流石にカチンと来る。
 だが、彼女が叫ぶより早く、家の中からリャンが現れた。
「―患者は誰ですか?」
 先ほど起きたばかりのはずなのに、既に格好を整え、手には古びたカバンが握られている。
 その姿を見て、ヴェアはウルを押しのけ、ヴェアに詰め寄る。
「西の集落の大婆ちゃんだ!」
「処方した薬は?」
「それがその薬がもうないんだよ!全部飲んじまったんだ」
「一度にですか?」
「そ、そうだけど…」
「……少々待ってください。すぐに薬を持ってきます」
「ああ…は、早くしてくれよ!」
 家の中に取って返したリャンを、ヴェアは頷いて見送る。
 リャンの毅然とした態度のためか、ヴェアも少し落ち着いたようだった。
(センセは凄い)
 自分はヴェアの混乱に当てられて怒鳴り返そうとしたのに、リャンは流されず落ち着いた対応をして、それどころかあっさりとヴェアを宥めてしまった。
「お待たせしました。この薬を持っていってください」
 待たせたというにはあまりにも短い時間でリャンは出てきた。
「このビンの中の薬を一錠だけ飲ませてください。
 どうしても、それでも苦しそうだったらもう一錠だけ与えてもかまいませんが、出来れば一錠だけで済ませてください」
「わ、解った!飲ませればいいんだな!?」
「一錠だけですよ!先に行ってください。私もすぐに行きます」
「おう!」
 ヴェアは言い残すと、再び駆け出し、あっという間に林の影に見えなくなる。
「一つだけですよ!」
「解ってる!一つだけだな!」
 ヴェアの応答に、リャンは少し安心したような笑顔を零す。だがそれも束の間。すぐに顔を引き締める。
「では、私も向かいます」
「あ、うん。荷物持つよ」
 ウルはリャンの荷物に手を伸ばす。だが、すっと、本当に自然な、しかし明らかに意図的な動きで、その手はかわされた。
「――いえ。結構です」

726:書く人
06/11/26 04:17:35 +TFkB0hs
「えっ…でも…」
 戸惑うウルは顔を上げる。そこにはリャンのいつもと同じ柔和な微笑があった。いつもと同じ――それはつまり、その本心を読めないということ。
 リャンは心を読ませないまま、ウルの頭を撫でる。
「ウルは戸締りをお願いします。その後は家に帰っていていいですよ」
「…う、うん…」
 頷くウルだったが、リャンはそれを確認することもなくすでに駆け出していた。
 ひょろっとした、どこか頼りない、しかし見ていると安心できる背中。
 それが去っていくのを見て、ウルはなぜかこの上ない不安を覚え―
「あ、あの!センセ!」
 気がついたら、叫んでいた。ウルの声にリャンは振り向く。
「どうしました?」
 問われて、だけれどもウルは何もいえない。
 心の中は想いで溢れているのに、それらの感情は曖昧模糊としたままで、言葉という形になれない。
「……すみません。急いでいますので、また後で」
 ウルの沈黙にリャンは痺れを切らし、そういい残して前を向き駆け出した。
 リャンを責めることはできない。
 患者が待っているこの状況で呼び止めた上、結局何も言わなかった自分が悪いのだ。それは解っている。だけど…
「…センセの…馬鹿」
 馬鹿は自分なのに。自分の感情すら把握できていないのに。ウルの口から、自然と言葉が漏れていた。
 胸にモヤモヤとしたものが詰まっているのに、まるで穴が開いて隙間風が吹いているような寒さも感じる。
 結局、ウルは自分の感情をもてあましたまま、リャンの言いつけにしたがって戸締りをして、家に帰った。

 そして帰ったウルは母親から『月夜祭』に出るように言われた。




「―だから、忘れたからって一度に飲むのは止めてください。
 まして向こう数日分も一気に飲むなんて」
「一度に飲めばすぐに治ると思って…」
「治りません。薬は本来毒なんですから。
 一気に飲んだら体を悪くするのは当然でしょう」
「……すまんねぇ、先生」
 寝床で年老いた人狼が、リャンに叱られて耳を伏せていた。
 ヴェアに渡した薬は、リャンが既に処方していた薬の効果を中和する物だ。リャンが予想していた通り、この老人の症状は薬を一度に多用したため起こした中毒症状だったのだ。 
「とにかく、これからはしっかり朝晩一日食後に一錠ずつ。水と一緒に飲んでください。お茶とではなく、水の方が好ましいです。わかりましたか」
「はい」
 小さくなって応える老婆。彼女は村の中でも長寿な者の一人―最初に漂着した者達の子供―だが、リャンの迫力の前ではまるで子供のようだった。
「では、今度から気をつけてください。ヴェア君達も心配してましたよ」
「はい。ヴェアにも後で誤っておかないと…。先生もありがとうね」
「いえいえ」
 リャンはお説教を終えて、出されていたお茶を手に取る。
 大分冷めたお茶を飲みながら、リャンは老人が何かを探しているのに気付いた。
「どうされました?」
「いえね。ウルちゃんはどうしたの?いつも一緒なのに」
 ウル。その名前にリャンは自分の顔が軽く強張ったのを自覚した。
「…彼女は、来ませんよ」
「そうかい?いつも一緒なのに」
 残念そうな老人にリャンは微笑みながら否定する。
「そういうわけでもありませんよ。
 彼女もそろそろ大人です。自分の仕事もありますし、いつまでも手伝っていただくわけにもいきません」
「そうだろうね…。ウルちゃんも大きくなったもんねぇ」
 老人はいいながら頷いて、口付け加えた。
「なんたって、ウルちゃんも『月夜祭』に行く歳になったもんねぇ」

『月夜祭』
 その言葉を聞いて、リャンは動揺を露にした。
 湯のみの中身が冷めていてたのは幸運だった。

727:書く人
06/11/26 04:22:38 +TFkB0hs
 人狼の特徴は、その広大な知覚と筋力、そして耳と尻尾以外に、もう一つある。
 それは、半獣化という特殊能力だ。
 半獣化することにより、筋力や知覚が格段に上昇し、その反面、理性が薄まり獣性が表面に出る。
 成熟した人狼は自由に半獣形態になることが出来るが、実のところ人狼がその姿になることはない。それは体力を激しく消費するからだ。
 だが未熟な若い人狼はその限りではない。人狼の力が増大する満月になると、強制的に半獣の形態になってしまうのだ。

「早く…寝なくちゃな…」
 その日の夜、リャンは寝床で目を閉じていた。だが目蓋の裏の目はしっかりと冴えたままだった。
 うっすらと目を明けると、窓から満月の光が差し込んでくる。
「明日は朝から忙しいから…寝なくちゃ…」
 リャンはつぶやく。一日中働き、心身ともに疲れきっているはずなのに、眠気はやってこない。

 『月夜祭』とは満月の夜に、壁で囲まれた集会場に獣化を制御できない若者達が集まることだ。
 それには二つの意味がある。
 一つは暴れて周囲を傷つけないため。
 塀の中には同じく半獣となった若者達がいるが、しかし半獣形態同士の上、完全に理性を失っているわけでもないので、致命傷を与え合うことはほとんどない。
 まあ、軽い怪我程度ならいくらでも受けるし、『ほとんど』というだけあってごく稀に酷い怪我を受けることもあるので、その翌朝はリャンは大忙しとなるわけだが。
 そしてもう一つの意味…むしろこちらの方が本命の意味。
 それは『相手探し』。
 理性が薄まった時に表面に出るのは、何も凶暴性だけではない。それよりもはるかに強い生命としての欲求―性欲が前面に出る。
 封鎖された空間の中で、半獣達は自分の番い(つがい)を見つけるのだ。現に怪我を治療した少女の中には、股間から大量に雄の体液を垂らしたままの者も居る。
 ちなみに、女性が望まないのに無理やりに、ということはない。
 半獣化による強化の割合は女性の方が高いのだ。男が女の抱くには女より圧倒的に強いか、女が求めるかしかない。そして半獣化状態で女をレイプできるほど屈強な男は、強さが魅力の基準である人狼の社会において拒絶されることはないのだ。
 また万が一仮に望まれない場合は、周りの者が止めに入るらしい。
「あのウルが…もうそんな歳か…」
 出会った時は性別の判断も難しいような体型だった少女が、女として男を求めるような年齢になった。
 昨日の夜に夢に見たように、腰をくねらせ、甘い声を上げ…
「…それで…いいんだ」
 苦しげに、リャンはつぶやいて目を瞑る。
 脳裏には昨日の夜の続きが見える。だがウルを押し倒しているのはリャンではなくてヴェアだった。
 ヴェアは気が短いが、だが真っ直ぐで好ましい青年だ。
 彼なら、きっとウルを幸せにしてくれるはずだ。自分なんかより…
「……僕なんか比べようもないさ」
 寝てしまおう。明日は忙しくなる。それにもしかすれば、明日はウルに夫が出来ているかもしれない。
(お祝いの言葉も考えた方がいいのかな)
 だがそんな思考は、胸の奥に産まれるモヤモヤとした感覚の性で思考がまとまらない。
 やりきれない感情を抱えたまま、リャンは眠れない夜を過ごしていった。

728:書く人
06/11/26 04:25:30 +TFkB0hs
 いつの間にか寝入っていた。
 リャンは気付き、そして目を覚ましてしまったことを後悔する。
 外はまだ暗い。雲に月も隠れているのか真っ暗だ。
 また嫌な想像をしなくてはならないのかと憂鬱に思いながら、しかし起き上がることにした。自分が目覚めた原因を探るためだ。
 ただ自然に目覚めたのなら問題ない。だが急患で誰かが呼んだせいで目が覚めたのなら、すぐに起きなくてはならない。
 起き上がろうとして―だが、その肩を強力な力で押さえつけられた。
 痛みを感じ、一気に目が覚める。
 誰何の声を上げる前に、自分を押さえつけた相手が口を開いた。
「動くな」
 リャンにはその声に聞き覚えがあった。
 聞き覚え、というレベルではない。それは多分この島にやってきてから、一番多く聞いた、耳になれた声。
「ウル…ですか?」
 雲が動いた。
 月光が降り注ぎ、窓から差し込む。その光の中にリャンは自分を押し倒す、女の姿を見た。
 それは、半獣化したウルだった。その姿にリャンは息を呑んだ。
 美しい。
 蒼い月明かりに照らされたウルの姿に、リャンは抵抗も忘れて魅入った。
 男が半獣化すると、その姿は二本足で歩く狼そのものとなる。だが、女の半獣化はそれとは趣が大きく異なる。
 顔はほとんど普通の人間と代わらない。ただ髪の毛が長くなり、頬に刺青のようにライン上の毛が生える。四肢は大腿の下半分と、上腕の半分以下から毛皮に覆われ、指先には爪が伸びている。
 惚けていた表情をするリャンの上に跨っていたウルは崩れ落ちるように体を崩す。
「センセェ」
 吐息は熱く、そのままゆっくりとリャンの唇を奪った。
 ガチリと歯がぶつかった。リャンはそれに軽い痛みを覚えた。しかしそんな痛みも、ウルの唇の柔らかさと、口を割って入ってきた舌の蠢く感触に押し流される。
「んっ…ふむぅ」
 ウルの唾液が口の中に流れ込み、喉が反射的にそれを飲み込む。その対価とばかりに、ウルはリャンの唾液を吸い上げ、飲み込んでいく。
 リャンの喉の奥に滑り落ちていくウルの体液。ウルの喉の奥を通り抜けていくリャンの体液。
「んはぁっ…」
 やがてその体液交換に満足したのか、ウルは顔を上げて息をつく。その頬は月明かりの下でもわかるほど上気していた。
「センセェ…」
「や、止めるんだ、ウル!」
 再び情熱的な口付けを降らそうとするウルを、リャンは止めた。
 このままではいけないと。
 状況が全く解らない。
 なぜウルがここにいるか?
 なぜウルがこんなことをしているのか?
 わからないことだらけだが、しかしこのままでいいはずがない。
「落ち着きなさい!こんなことをして何のつもりですか!?」
 リャンの強い拒絶に、ウルの目に複雑な色がよぎった。
 それは悲しみと恐怖が入り混じったような揺らめきだった。だが…
「…さい…。うるさぁいっ!」
 ウルは吼えると、起き上がろうとしたリャンを寝床に押し付けた。

729:書く人
06/11/26 04:26:18 +TFkB0hs
 片手でリャンの肩を掴み、もう片方の手でリャンの寝巻きを引き裂く。
 肩を押さえつけた手の爪が、リャンの薄い肉に食い込み激痛を伝え、リャンは喉の奥で小さい悲鳴を上げる。
 ウルは僅かに顰められたリャンの顔に、自分の顔を寄せて牙をむき出す。その瞳孔は興奮し大きく開いている。
 その様は、まさに理性を失った獣だった。リャンは命の危険すら覚える。
「な、なぜ…」
「うるさいうるさいうるさい!」
 ウルは叫ぶと、問いを続けようとするリャンの口をふさぐ。
 今度は歯はぶつからなったが、その代わりであるかのように軽いものだった。
 二、三度舌で口内を口内を掻き混ぜた後、唇を離す。
 その時にリャンの目に映ったのは、先ほどの獰猛さとは打って変わって不安げな光を宿すウルの瞳だった。
 涙すら滲む目でリャンを見下ろしながら、ウルは口を開いた。
「センセ、私好き。センセを好き!」
「!?ウ、ウル…」
「他の男なんて、嫌。
 センセがいい。センセは私を嫌いかもしれないけど…センセがいい!」
「ウ、ウル…ですが…」
 リャンはその続きが言えなかった。
 歳が離れすぎている。
 自分は狩りが出来ない。
 自分より魅力的な異性は沢山いる。
 いくつも理由が思い浮かび、それらはなぜか口から出てこようとしない。いや…出したくないのか?
 リャンの自問は、しかし時間切れだった。
「駄目と言っても、するから。
 弱い男に…女を選ぶ権利はない!」
 三度目の口付けは、一度目と同じ深いものだった。



 どれだけ時間がたっただろう。
 ウルはリャンの体を舐め上げながら、体をこすり付けている。とくに既に濡れそぼった秘所が気持ちいのか、足や胴を挟みこんで擦りつけ、あふれ出る愛液を刷り込んでいく。
 リャンの体の殆どは、唾液と愛液でコーティングされていた。
 その体液や、ウルの体から立ち上る匂いに、リャンは酩酊する。
(ああ、そういえば、人狼の女性の体臭は機能不全の薬になっていたっけ…)
 活動の鈍った意識のままリャンは思い出していた。
 それまで、何度となくウルを避けようとしていたが、しかし半獣化したウルの膂力に逆らえるはずもなく、今では成されるがままになっていた。
「センセ…センセェ…」
 浅く息をつくウルの目に、もはや理性の色はない。
 ただ愛欲のみに突き動かされながら、ウルは愛撫を続ける。
 そしてウルは、ついに最後の行為に向かわせた。
「ここ…濃い匂いがする。熱くて、硬い…」
「だ、駄目だ!ウル!」
 自分の一物を捕まれ、リャンは再び抵抗を始める。
 それだけは、駄目だと。 
 だが快楽に蕩けたウルはリャンの上に跨り、最初の爪による傷に重なるように、もう肩を掴む。傷を更に深くえぐられ、痛みにリャンは動きを止める。
「センセェ…入れるよ」
 両手でリャンの肩を抑えながら、ウルは腰を上げる。
 愛液がトロトロと陰部から垂れ、月光を反射して光る。
 リャンの視界には、ウルの胸の向こうに、呆れるほどにいきり立った肉柱が見えた。その上に、ウルはゆっくりと腰を下ろしていく。
 亀頭がウルの粘膜に触れたのを、リャンは感じた。
 このまま、突き入れたい。
 リャンの中の雄が本能に従ってそう叫ぶ。だがその叫びよりも、リャンは理性の声を信じて首を横に振る。
「駄目だ…ウル…自分を、大事にするんだ…」
「大事にしてる。だからセンセを、自分の中にお迎えするの」
 ウルは言いながら、片手でリャンの肉棒に手を添えて、
 ずぬんっ!
 一気に、その肉棒を自分の中に飲み込んだ。

730:書く人
06/11/26 04:27:48 +TFkB0hs
「んんんーーーーーっ!!」
「うくぅっ!」
 ざらつく感触にリャンはうめき声を上げる。
 永きに渡る愛撫の果ての挿入。既に限界に近かったリャンがそれでも絶頂しなかったのは、挿入と同時にウルが肩を思い切り掴んだ痛みゆえだ。その痛みがよすがとなって、絶頂に至るのを防いだのだ。だが、ウルには絶頂を止める痛みがなかった。
 人狼に処女膜はなく、ウルは何の抵抗もないままにリャンの肉棒を飲み込んだ。
「はひっ…お、奥ぅ……。コツンって…当たった」
 ビクビクと震えながら、ウルは初めての挿入感に酔いしれる。
 言葉の通り、リャンの先端は膣底にまで届いていた。自分の雌が愛しい異性の雄で一杯に満たされている。そのことに感動すら覚えながら、ウルは押し寄せてくる絶頂の波に耐える。
 だが…同時にウルは本能的に理解していた。
 足りないと。これではまだ不足だと。もっと深い絶頂が存在しうるのだと。
「もっと…動くよ…」
 恐る恐るという風に、ウルは腰を浮かせた。
 ぬるぅ…
「ふぅ…」
 引きずり出されるような感覚に耐えられず、ウルの足から力が抜け
 ずちゅん 
「くはぁっ!」
 再び最奥まで犯し抜かれる。ずりゅり、と粘膜が擦り上げられ、とん、と膣底に一撃が届く。
 その感覚に、ウルは自分がリャンを受け入れていることを再確認する。
 肉体的な刺激による快感と、精神的な充足感による快感。
 たとえそれが相手の同意によらないものであっても、ウルは死んでしまいそうなほどの喜びを得る。
 そう…相手が、この行為を望まなくても…
「…ぅああああっ!」
 思い出しかけた嫌なことを振り払うように、ウルは大きく腰を動き出し始めた。
 可能な限り腰を上げ、一気に腰を落とす。
 ずにゅるっ!ぐちゅる!ずちゅる!
 激しく動き回り粘膜を擦りあげ…
 とん…とん…こりゅ!とん…こつん!
 内臓まで突き抜けないばかりに奥まで突き入れる。
「はへっ!ふゅ!きょふっ!は、はふん!ああん、やはん…!」
 人狼の体力を最大限に使い、ウルは必死に腰を動かす。
 これがレイプだということを忘れようと。そして願わくば…一瞬でもいいからリャンにも忘れて自分を抱いて欲しいと。
「さわっ…てぇ…」
 ウルは言いながらリャンの腕を取って、その手を自分の胸に押し付ける。
「ウ、ウルゥ…」
 せめてウルのなかを汚さぬようにと、必死に射精に耐えるリャン。
 彼は押し付けられたそのふくらみを、無意識に握り締める。
 その、愛撫とも呼べない反射の動きは―
「ひゃぁあん!」
 しかしウルにとっては至上のものだった。
 なぜなら、それは愛しい男が初めてしてくれた愛撫だったのだ。
 たとえそれが強引に行なったうえの、偶然の産物だったとしても、自分の胸をリャンが揉んでくれたのだ。
 その事実が精神的なトリガーとなり、ウルは二度目の絶頂を迎えた。

731:書く人
06/11/26 04:28:41 +TFkB0hs
「はふぅぅぅぅっ!」
 挿入時のそれに続く二度目の絶頂。全身が痙攣し、膣が蠢き締め付ける。
 ぎゅんっ
 その複雑な動きに、リャンの抵抗が打ち破られた。
「ぁぁっ!」
 自分の全てが引きずり出されるような射精感の中で、リャンは猛りを開放した。
 びゅっびゅるるるるっ!
「!!??」
 自分の中に収まった肉棒の異常な動き。そして続いた暖かい感触。
 ウルは悟った。リャンが絶頂を迎えたのだと。
「センセの…赤ちゃんの素がぁ…」
 へその下に手を当てながら、ウルは射精される感覚に―異性を完全に受け入れる感覚に酔いしれる。
 ビュルビュルと、固体に近いほどの濃い精液が膣に溢れ、そのまま小さく窄まっている子宮にまで流し込まれていく。
 その一撃ごとに、ウルは気をやってしまう。
「あ…あ、い…あー…」
 精神が許容できるレベルをはるかに超えた快感。ウルは微笑を浮かべたまま、それを成すがままに受け止める。
「センセ…気持ちいいよ…」
 それが、唯一ウルが言うことが出来た意味のある言葉だった。


 びゅくん、と、最後の一撃がで尽くす。
 それにより、ウルの長期に渡る絶頂も終わる。
 ウルは力尽きたように、リャンの上に崩れ落ちる。指先一つ動かせない。
 それはリャンも同じだった。
 二人は折り重なったまま、月の光に照らされたまま、眠りの中に沈んでいった。




 差し込んできた朝日に、リャンは目を覚ました。
 起きたリャンは、両肩の痛みに顔をしかめる。見れば自分の両肩とその下のシーツは、乾燥した血が赤茶けた跡を残している。
 そう、夢じゃなかった。
 それは血の跡の他に破けた寝巻きと、立ち込める性臭と、そして自分のすぐ隣にいる褐色の小さな背中が証明している。
 自分はウルを抱いた。いや、抱かれたというのが正しいか?
 いずれにしてもウルと関係を持ってしまった。
 妹のように、娘のように思っていた少女と…
(いや、本当にそうなのか?)
 本当に、自分は売るを妹か娘のようにしか思っていなかったのか?
 今なら解る。答えは否だ。
 本当にそう思っているなら、あの時もっと抵抗していたはずだ。
 だがしなかった。なぜか?
(そう。僕は望んでいたんだ)
 ウルとこういう関係になることに。
 肌を重ねた今ならはっきりと解る。自分はウルとこうなりたかったのだと。
 年齢?吊り合い?それがなんだ?
 たとえどんなことを言われても、それは自分の偽らざる気持ちだ。
 自分はウルが好きだ。
 だが、だからこそ確認しなくてはならないことがある。
「ウル…」
 リャンはウルの背中に声をかける。ウルは無言のまま、しかし小さく身じろぎをしたことから、きっと起きているのだろう。だから、リャンは質問を続けた。
「どうして、こんなことを?」
 問いかけに、背中は緊張したように強張った。
 獣化が終わったウルの背中は、ずいぶんと小さく見える。
 リャンはウルが答えてくれるのをじっと待つ。
「ゴメンナサイ…ゴメンナサイ!」
 ウルが答えた言葉は、それだった。

732:書く人
06/11/26 04:29:23 +TFkB0hs
 それを皮切りに、まるで決壊した堤防から水が溢れるように言葉が触れだす。
「好きだから…私…!センセ、好きだから!他の人じゃ嫌だから!
 抜け出して!センセに迫って!
 センセが嫌がったのに無理やり…ゴメンナサイ!
 謝るから…ゴメンナサイするから!だから…だから!」
 ウルは振り向いた。
「だから…嫌いにならないでぇ…」
 泣きながら、ウルは言った。
 目を真っ赤にして、涙を流し、鼻水まで出している。
 酷い顔だ。しかし、リャンはそれを愛おしいと思った。
 それと同時に、リャンは思い知った。
 自分のくだらない考えや、無用な気遣いが、かえってこの目の前の最愛の症状を傷つけていたのだと。
 堪らないほどの愛おしさと後悔に突き動かされ、リャンはウルを抱きしめた。
 予想外だったのか、リャンの腕の中でウルは目を白黒させる。
「セ、センセ…?」
「すみません、ウル。僕は…自分勝手な男です。
 ウルのために身を引くべきだと勝手に考えて…それなのに、今。こうやってウルを抱きしめています」
「それって…」
「ええ。
 ―愛してますよ、ウル。一人の女性として、僕は君を愛してる」
「センセェ…リャン…」
 ウルの声に、再び涙が混ざる。
 胸元に顔を押し付けるウルの顔はリャンには見えないが、さっきと同じような酷い顔をしているのだろう。
 そのことに堪らないほどの愛おしさを感じながら、リャンは更に力強くウルを抱きしめた。



 リャンとウルは結婚した。
 歳の差を指摘する者や、まだリャンを認めていない村民からの心無い言葉もあったが、多くの者達から祝福を受けた。
 結婚してからも、リャンは島の人々のために奔走する日々を続けた。だが、辛くはなかった。元々人が良い上に、今は共にその苦労と幸福を分かち合える存在が、すぐ隣に居るのだから。




「出かけますよ」
「わかった。荷物持つよ」
「お願いします、ウル」
「うん」




 終

733:書く人
06/11/26 04:31:00 +TFkB0hs
 気付いたら四時。寝る。つかナゲェ。
 それと>>687ふさふさおっぱいは無理だった。すまん。

734:名無しさん@ピンキー
06/11/26 04:55:13 B4rpzRNj
超 G J!!

こんな時間まで起きてた甲斐があった

735:名無しさん@ピンキー
06/11/26 06:44:24 9eKu44rp
素晴らしい。思わず読み耽ってしまったよ、GJ!

736:名無しさん@ピンキー
06/11/26 07:44:27 z+TP11cn
>弱い男に…女を選ぶ権利はない!
ktkr

737:名無しさん@ピンキー
06/11/26 07:54:35 p2IWApip
>>733
GOD JOB!!
マジでお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

738:名無しさん@ピンキー
06/11/26 08:47:17 4J7bXuo6
すっげー!!良すぎる……これだよ!これを俺は待っていたんだ!!
もっと子供をーとねだるウルに無理やり種付けされるリャンをかいてくれませんか?


朝おっきがそのまま持続してトイレに苦労した……

739:名無しさん@ピンキー
06/11/26 11:18:03 MSoTU7gE
スレ設立当初からいる俺が来ましたよと

書く人様相変わらずGJ!!!!!!マジでGOD JOB!!!!!


740:名無しさん@ピンキー
06/11/26 12:09:26 oO5Z1g59
人狼の村ってーとヨシペタイを思い出すな。BGMが好きだった。

そんな事はどうでもいいけど書く人氏GJ!!
ウル良い娘だよウル。

741:名無しさん@ピンキー
06/11/26 13:31:01 N2hWQLdu
まさか自分が書き込みして寝た7分後に来るとは…
リアルタイム逃した…orz

人狼っ子超GJ!!

742:名無しさん@ピンキー
06/11/26 16:29:33 q3xQpnjv
>最愛の症状
ただの誤字なのかもしれないが、俺は深いものを見出した。

743:名無しさん@ピンキー
06/11/26 21:43:36 MSoTU7gE
そういえばそろそろ次スレの時期じゃないか?

744:名無しさん@ピンキー
06/11/27 01:23:14 RCe1j4Q6
スレタイとテンプレを考えた方がいいね。

745:名無しさん@ピンキー
06/11/27 11:04:48 Ts4vhNB6
月曜真っ昼間からテラGJ!!
ストーリー自体がもう萌え萌えだから好きにならない訳がない!

746:名無しさん@ピンキー
06/11/27 11:08:56 YZ5tLJ49
みんなどんな動物が好き?おれライオン。何かの番組で見たけどライオンのセックスは凄いらしい…
何発も何発も連続でし続けるらしい。

747:名無しさん@ピンキー
06/11/27 13:50:41 ePUGazFt
そんなお前に

)つ[>>177-187]

748:名無しさん@ピンキー
06/11/27 16:24:51 YZ5tLJ49
はっはっはっ…それはもう使用済さっ!!
ただ、俺はライオンが好きだ!!
それを皆に知ってもらいたかったのさ…

749:名無しさん@ピンキー
06/11/27 16:43:36 zZjvP9HZ
俺はネコ科全般だな

750:名無しさん@ピンキー
06/11/27 16:50:42 qE2MNNCf
一番好きなのは狐かなぁ。
とりあえず犬系全般

751:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:41:20 ePUGazFt
次のテンプレ案だが

「動物♀が男を喰っちゃうスレ。
 ゲイ、スカトロ、グロテスク等はNGで。」

 でいいんじゃない?

752:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:54:51 aTuL0jCx
>>751
「動物♀が男を無理矢理喰っちゃうスレ(もちろん性的な意味で)
 ゲイ、スカトロ、グロテスク等はNGで」

こうじゃね?

753:名無しさん@ピンキー
06/11/27 17:59:44 rpE3UNtQ
サーベルタイガーに逆レイプされたら・・・コワー

754:名無しさん@ピンキー
06/11/27 18:11:25 ePUGazFt
サーベルタイガー♀は八重歯っ娘。

755:名無しさん@ピンキー
06/11/27 18:25:26 17RolSXs
イヌ科全般守備範囲内だ。
個人的にミニチュアダックスを飼っているけど、ホント可愛いよ。

756:名無しさん@ピンキー
06/11/27 18:35:29 UV2ZcR89
俺は鳥類がストライクゾーンでふ

757:名無しさん@ピンキー
06/11/27 18:50:05 0tMkQuEm
>>755
可愛いのはすごい良く分かるんだが外出中に最も会いたくない動物の一種だ
踏んだりしたらそれこそ即死しそうな体付きだからすれ違うときにすげぇ怖い

やっぱり犬はゴールデンとかの大型が一番好きだな

758:名無しさん@ピンキー
06/11/27 19:09:53 x2+vmj8P
擬人化した和田アキコ

759:名無しさん@ピンキー
06/11/27 19:10:06 CEYSzq1x
現実味あるしな

760:名無しさん@ピンキー
06/11/27 19:14:33 5cdHCOoU
こんなスレがあったとわ!隙あらば書かせてもらいやす。


>>756
シレーヌは萌えるぞ

761:名無しさん@ピンキー
06/11/27 19:45:49 sGhB8xOq
>>757
踏まれて目が飛び出した状態でしばらく生き続けたソレの話を聞いた

だから、そんな♀動物に復讐(逆レイプ)される話を・・・ホラーですね

762:名無しさん@ピンキー
06/11/27 20:16:10 ZL8324vW
>>761
ならば>>475-479を、と宣伝。

763:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:42:23 5cdHCOoU
くまのおにゃのこは需要ある?

764:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:44:50 BIcgXEhd
あるある

765:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:51:20 5cdHCOoU
実体験を元に文字通り「襲われる」ネタですが…いいかな?

766:名無しさん@ピンキー
06/11/27 21:53:57 zZjvP9HZ
ぜひぜひw

767:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:11:05 5cdHCOoU
頑張るよ。てかエロいの書いたことないし、寮だから激しく恥ずかしいなw

768:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:15:13 3ICmYP2D
牛娘にむりやり授乳させられる話キボンヌ

769:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:46:31 h+htuuSv
搾精ならなんとか。
書くにしてもだいぶ先になりそうだが。

770:名無しさん@ピンキー
06/11/27 22:59:17 rpE3UNtQ
スレタイ見ればジャンル的に難しいものだと思ってたけど

ここのレス見てればそうでもないみたいね

771:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:16:39 XpW228Wl
(元が)動物って設定で、女が主導権持ってりゃいいんだよ

772:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:51:05 4rR45EE6
じゃあ


擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】
で、いいんじゃね?



773:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:57:19 +a50yIQD
この際”凶暴”は付けなくてもいいんじゃないかと思ってみる。

774:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:01:07 UzfRMaYF
そうだね

775:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:02:55 5cdHCOoU
くまさんネタでシコシコと書いておりますが…エロが書けんorz

776:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:10:22 2Nz3e0lx
>>773いいや、″凶暴″は付けるべきだ。俺としては乱暴に搾精されたいからイメージ的に付けた方が良し!

777:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:15:19 UzfRMaYF
くまさんの実体験ってガチ?w

778:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:21:51 B66Uktqu
ガチw去年の事だからはっきり覚えてる品。

779:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:31:42 dSJUfFj1
>>776に同意
乱暴じゃなきゃツマラン

780:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:37:38 5Ec73uFM
♀攻めとはいえ、凶暴のニュアンスとはだいぶ異なる作品が
投下されてるように思うが

“乱暴な”でいいんじゃね?

781:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:40:23 Ki5i21l2
ええいまどろっこしい。
「攻撃的な」でよかろう。

782:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:57:32 +j6W0OgF
面倒くさいから

擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】

でたててみる


783:名無しさん@ピンキー
06/11/28 00:59:33 UzfRMaYF
それでokじゃない?

784:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:00:52 +j6W0OgF
立てたよん

擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】
スレリンク(eroparo板)

785:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:21:34 ZBGNlwjJ
くまさん、エロ部分意外は完成しました。前置きというか舞台設定


時間:2005年10月頃
場所:滋賀県 陸上自衛隊あいば野演習場

登場人物
俺:多田野自衛官
くまの子供:ロリ
くまのお母さん:若い母親、母子ともに冬支度中

青年と子ぐまの出会い、そして青年は…

786:名無しさん@ピンキー
06/11/28 02:06:07 KTQ8trkS
次スレに投下期待

787:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:53:02 TIm+NJKr
>785
滋賀県と言う事はツキノワグマだな。

788:名無しさん@ピンキー
06/11/28 13:52:10 Hwppt6yq
            -‐ '´ ̄  ┃
             / /" `ヽ  .┃
         //, '/       ┃ダレモイナイ・・・
         〃 {_{ノ     ` ┃  ニョロニョロスルナラライマノウチ・・
         レ!小l●       ┃
          ヽ|l⊃ 、_,、_,   ..┃
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   ┃
      \ /:::::| l>,、 __, イ .┃
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ ┃
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/: ┃
          , -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
        /:::::/" `ヽ ヽ:::::::\
       /:::::::::/     ヽ ヽ:::::::::ヽ
       l:::::::{:::l ,    ー-j从:ヽ::::.ヽ
       | ::i::ル{レ'     ●` li!: ト、:::.',   ,へ/)   めがっさ
       ヽ:i: i "●    .⊂⊃: |ノ::::.l /\  `>     にょろにょろ
        .yi ヘ⊃   ,__,   l|:: |:::::::/    `Y
     /7`'、|::|l:ゝ、_ `´   ィ<|:: |_:::l  __,,..-‐'  ) )   めがっさ
     (| ト  .|::|l:::: i "Tーイ'^ァレ ヘチマ、  ___ ̄  ´    にょろにょろ
     ヽ、___|::|l:::: l |7く、_/O \__/ i__/ `"''‐--r、
   ( (  r |::|/ \ハ  i     Y、     ./ |つ
    ``  rく___  /`l.  O     | `"'-、__L/
        >、______7 ,く____ハ     〉
        `ー‐' //  i `"''‐'"´ハ
          rく /        /」
          >、>、   i     i_〉
         (ヽ、,.へ、___|________,./
            ̄     i____,/


789:名無しさん@ピンキー
06/11/28 13:55:10 cd9XJIC4
>>785
多田野と聞くとTDNを思い出すなぁ

790:名無しさん@ピンキー
06/11/28 16:37:15 Mesr7l2r
おま……みんな言いたくても我慢してたことを……

791:名無しさん@ピンキー
06/11/28 16:39:50 VpV9OU3T
ぐぐった

笑死した。

792:755
06/11/28 21:55:39 hrIV3prt
>>757
実際、何年か前に田舎に帰った時、ばあちゃんに踏まれた事があるよ。
夏祭りだかで、祭りの行列みたいなのを追いかけて走って、足がもつれて踏んだらしい。
踏まれた瞬間うちの犬(便宜上「ポチ」にする。本当は違うぞ)が
「キャーンキャーンキャーンキャーンキャーンキャーン!!!!!!」
ってサイレンのように泣き喚いてね。
ばあちゃんはばあちゃんで
「お前が悪い!!お前が悪い!!」
ってそのときポチをひいてた姉に責任を押し付けようとするし。
結局大した怪我もしなかったから良かったけどね。
ちなみにポチはよくメスに間違われるけどオスです。

793:名無しさん@ピンキー
06/11/29 04:12:53 WxDCmBZT
静岡では犬に留めを刺すために念入りに踏みにじる

794:名無しさん@ピンキー
06/11/29 08:04:52 RUbxHlDR
静岡を愚弄するか

795:名無しさん@ピンキー
06/11/29 12:34:40 jUS0zJIl
>>793
え?
なにそれ、初耳。

796:名無しさん@ピンキー
06/11/29 12:50:43 GRtqgj26
某国人は苦しみを与えた分だけ肉の旨味が増すと信じている
埼玉でなく某国では?
アッ- 熊人繋がり+国技発動?

797:名無しさん@ピンキー
06/11/29 13:08:27 WxDCmBZT
>>796
かの国か・・・
ホントくらい国だな

798:名無しさん@ピンキー
06/11/29 13:49:52 pF/kXx/H
たしか隣国では
①最初の人間は天から追い出される
②しかし地上には人間全くいない
③しょうがないからトラと熊を人間にしよう
④にんにくを100個くったら人間になれるよ
⑤トラは逃げ出したが、熊は残った
⑥最後は人間になった熊女とやって、いやっほう!
とかいう古典があった気がする

799:名無しさん@ピンキー
06/11/29 14:14:51 WfHE8Jkn
にんにく百個を食ってのけた熊娘の想いの深さに感動した。


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