06/10/26 00:39:42 XXM687vk
ネコ科投下します。ちょっと待っててください。
178:書く人
06/10/26 00:41:56 XXM687vk
ネコ科の動物は、生きたままの獲物を子供に与えることがある。狩りの練習台とするためだ。
子供達は与えられた獲物を相手として、成獣として必要なスキルを会得する。
子供達は抵抗できない獲物を弄び、その残酷な遊戯に飽きてから、その獲物を喰らうのだ。
「今日の獲物よ」
母ライオンが持ってきたのは、オスの小鹿だった。
恐怖に身をすくませている小鹿は足に怪我をしているが、命に別状はなさそうだった。
それを見たメスの子ライオンは目を輝かせる。
「うわっ!すごーい!生きてるよ、この子!」
今まで与えられてきた生きている獲物といえば、ウサギがせいぜいだった。
初めて見た生きている小鹿に、子ライオンは興奮気味だった。
その様子をほほえましく思いながら、母ライオンは小鹿を突き出す。
「そう。だからあなたが止めを刺すの」
「はぁい!」
子ライオンはウキウキしながら小鹿に近づく。
「う…うわぁっ!や、やだ!くるなぁ!」
恐怖に駆られ、小鹿は怪我をした足を引きずりながら逃げ出した。
しかしそのよたよたとした足取りでは、子ライオンから逃げ切ることはできない。
「てぇい♪」
「わっ!?」
小鹿はあっさり捕まり押し倒される。
「つっかま~えた♪」
「や、やめて下さい…食べないでぇ…」
涙ながらに訴える小鹿。しかし捕食者であるライオンにしてみれば、その動作は嗜虐心をくすぐるだけ。
「いや~だよー」
子ライオンは無垢で残酷な笑みを浮かべた。
179:書く人
06/10/26 00:43:45 XXM687vk
「どこから食べよっかなぁ~…およ?」
子ライオンは小鹿の体を眺めていて、不審な点に気づいた。小鹿の股間に妙な物が生えているのだ。
足でもないし角でもない。
「これ、何?」
首をかしげて隣にいる母親に聞く。母親は苦笑しながら小鹿に近づく。
「これはアレ。おチンチンよ。ほら、お母さんとお父さんがこれで繋がってるのを見たことあるでしょ?
…今から食べられるっていうのに節操のない子供ね」
「うっ…うう…」
生命の危機に反応してしまった自分の本能に恥じ入りながら、小鹿は赤くなって呻く。
その一方で子ライオンは興味津々だった。
「へぇ…ねえ、これって美味しいの?」
「ひっ…!」
残酷な言葉に小鹿はすくみ上がる。
その様子をみて母ライオンは笑みを浮かべた。ちょうどいい、と。
「う~ん…けどね、これは特別な食べ方があるのよ」
「特別な食べ方?」
「そう。普通に噛み千切っても良いんだけど、その特別な食べ方をすると百倍美味しくて気持ち良いのよ?
しかもそれをライオン同士でやると赤ちゃんができるの」
「えっ!赤ちゃん!?」
「そうよ。赤ちゃん。あなたもお父さんとお母さんがその特別な方法をして産まれたの。
どんな方法か……知りたい?」
「うん!」
二つ返事で頷く子ライオン。母ライオンは満足そうに頷くと、小鹿の方を向いた。
「じゃあ、僕?食べちゃう前に協力してもらうわよ?」
「えっ?な、何をするの?」
「うふふ…とても気持ち良いこと。
童貞のまま死ぬのはかわいそうだもんね。
食べる前に天国を見せてあげる」
妖艶に微笑む母ライオンは、怯える小鹿に近づいた。
180:書く人
06/10/26 00:45:53 XXM687vk
「ふふっ……皮を被ってるのにこんなに大きい…」
母ライオンは小鹿の股間にいきり立つ肉棒に手をかけると、その皮を剥いた。
「あうっ!?」
「あら?痛かったのかしら?ごめんなさいね」
母ライオンはそういうと、剥きあがったピンク色の亀頭に顔を近づける。
「ああっ…良い匂い」
母ライオンは蕩けるような表情で言うと、手始めにこびり付いた恥垢を舐め取った。
「ふあぁっ!?」
ざらつく舌の感触は、敏感な少年には刺激的過ぎた。知覚限度をはるかに上回る快感に、小鹿の体は跳ね上がる。
その様子を目を細めて眺めてから、母ライオンは子ライオンにいう。
「ほら、あなたも舐めなさい」
「う、うん」
目の前の出来事を無言で眺めていた子ライオンは、母親に言われるがまま小鹿のペニスに顔を寄せる。
「うわぁ…変なにおい」
「そうね。けれど大人になるとこれが病み付きになるのよ」
「へぇ…」
頷いて子ライオンは小鹿のペニスに舌を這わせる。
「変わった味…」
だが、嫌いな味ではなかったらしい。子ライオンは無言で小鹿を味わい始める。
「うふふっ…歯は立てちゃ駄目よ」
母親は子ライオンに注意してから、自らも小鹿に襲い掛かった。
「ふっ…くはぁっ!や、やめ…いぎっ!」
未知の感覚に苦しむ小鹿。しかし二本の舌による責めは確実に小鹿を追い詰めていく。
二本の舌は、先端を、竿を、根元を、袋を、余すところなく舐め上げていく。しかも片方はかなりの熟練の技を持っている。
その感覚にメスを知らない少年は耐えられない。根元に熱い感覚がこみ上げる。
「ふっ…ふぐっ…あ、あ…!」
「袋も上がってきたわね…。そろそろ出るわよ」
「あむ?出るって?」
母ライオンは無言で微笑むと、口で袋をしゃぶりながら、肉棒を鷲づかみにしてしごき始める。
「あっ…ああああっ!」
僅か数往復の扱きで、小鹿の我慢は限界を超えた。
先端から勢いよく白い液体が噴出した。
181:書く人
06/10/26 00:47:40 XXM687vk
「わっ?何これ?」
「精液よ」
母ライオンは言葉少なく告げてから、小鹿のペニスをくわえ込み、吸い上げる。
「あ、あああ…ああっ……」
母ライオンの口の中の感触に、小鹿は耐えることもできず、更なる射精を続けるのみ。
だがそれも無限ではなく、やがて止まる。
母ライオンは最期に一吸いしてから口を離す。そして、小鹿の萎えかけた一物の上で口を開いた。
肉付きの良い唇が開くと、中から白い液体が零れ落ちて肉棒をデコレートする。それと同時に周囲に押すのにおいが溢れかえった。
「はぁ…。これがこれが精液。赤ちゃんの元よ。さあ、舐めてみて」
「……うん」
小鹿が出し、母親が口から戻した液体の臭いに浮かされたように、子ライオンは小鹿のペニスに顔を近づける。
そして先端をぺろりと舐めあげた。
「ひぅっ!」
逝ったばかりの自身を舐められ、その刺激に悲鳴を上げる小鹿。
「なにこれぇ?…変な味なのに、美味しいよぉ…」
だが子ライオンは気に留めず、ペニスに降りかかった精子を更に舐め、やがて面倒だとばかりに咥え込んだ。
母親のそれとは違う拙い口内の蠢きに、小鹿はさらに体を強張らせる。
やがて子ライオンが全てを舐め取りきった頃には、小鹿の肉柱は復活していた。
頬を上気させ、唇を舐め上げる子ライオン。
「これが、特別な食べ方なの?」
「いいえ、これからが本番よ」
子ライオンの問いに、同じような表情を見せながら母ライオンが微笑んだ。
そう、これからが本番なのだ。
182:書く人
06/10/26 00:48:43 XXM687vk
「さぁて…僕はどこまでもってくれるのかしら?」
母ライオンは小鹿の上に跨った。
片手でいきり立った一物の向きを調整しながら、自分の秘所に近づける。
母ライオンの花弁はすでに濡れそぼり、物欲しげにひくついている。
何をされるのか、まだ子供の小鹿は解らず、涙を浮かべて首を振る。
「やめて…くださいぃ…」
「だぁめ」
母ライオンは楽しげに言うと、一気に腰を下ろした。
ずちゅり!
「あああぅっ!」
「ふくぅっ、い、良いわぁ!久しぶりのおチンチン!」
一飲みにされた小鹿は悲鳴を上げ、一飲みにした母親は嬌声を上げる。
子育てを始めて以来、群れのリーダーである夫は全然相手にしてくれなかった。
もちろん、今孕まされても困るとは解ってるのだが、それでも欲求はたまっていた。
一頻り、久しぶりの男性の感触を堪能してから、母親は子供に結合部を見せ付ける。
「見なさい…。これが特別な方法よぉ。
このままの状態で男の子が精子を出すと子供ができるの」
「精子ってさっきの美味しい奴?」
「そうよ。これを同じ種族同士でやると子供ができるの。解った」
「うん。けどどうやってアレを出させるの?」
「うふふっ……それを今から見せてあげる」
母ライオンはそういうと、小鹿にこすり付けるように、腰を降り始めた。
「ふっ!んっ!ふっ!ふはっ!あはんっ!」
鼻にかかった甘い息を吐く母ライオン。それに対して小鹿は切羽詰った声を上げる。
「だ、だめっ…!やめてぇ…やめて、くぅっ!」
「ふふっ…嘘おっしゃい。本当はもっとして欲しいくせに」
「そ、そんなこと…うぁっ!」
反論は、母ライオンの蜜壷の感触で封殺される。
無駄のない、しっかりと鍛え上げられた腰と、肉付きたっぷりの臀部が、豊かな経験に基づいた絶妙なテクニックで踊る。
膣はねっとりと絡みつき、しかし肉食獣特有の強力な筋肉で締め上げられゆるさを感じない。
「ま、また、で、でる…でちゃいますぅ…!」
「だめよ、せめて一回くらい逝かせてくれないとぉ」
母ライオンはそう言うと、小鹿の根元に指を回して締め上げた。
183:書く人
06/10/26 00:49:51 XXM687vk
「あ、ああっ!」
発射寸前だった精液を物理的に止められて、小鹿は苦しげな声を上げた。
開放を阻止された肉棒は、抗議するように暴れまわる。その感触を、母ライオンはいたく気に入った」
「ああんっ!すごいわっ!すごいぃぃぃっ!」
じゅぼじゅぼと、大きな水音を立てながら母ライオンはよがり狂って腰を振る。
その腰の動きが最高潮に達したとき、母ライオンは背筋をぴんと伸ばして動きを止めた。
「イクゥゥゥゥゥゥゥッ!」
それと同時に、少年の絶頂を押さえつけていた指の力が緩む。限界まで張り詰めていた少年のペニスは、その時を待っていた。
どびゅりゅるるぅぅぅぅぅぅっ!ごびゅるぅぅぅぅっ!
「――っ!―かっ!――ぁっ!」
限界を超えた我慢の果ての絶頂に、小鹿は白目を剥く。
全身を痙攣されながら、力づくで封じられていた激情をすべて吐き出していく。
「あああ……すごいぃぃ……あなたがライオンならきっと孕んでいたわよぉ」
うっとりとした表情で母ライオンは小鹿の射精を堪能する。
そして、小鹿が全て出し終わったのを確認すると、母ライオンは自分の娘の方を向いた。
「さあ…あなたもやって御覧なさい?」
「う、うん……」
母ライオンの痴態を目の当たりにしていた子ライオンは、おっかなビックリといった風に小鹿に近づいてくる。
だがその瞳には好奇心と、そして紛れもない肉欲の光が灯っていた。
現に母ライオンの鼻は、子ライオンの股間から溢れるメスの匂いを嗅ぎつけていた。
母ライオンは腰を上げる。小鹿のペニスはずるりと抜け落ち、栓を失った膣からは、どろりとした精液が零れ落ちた。零れた粘液は硬度を失った肉尾に降りかかる。
「さあ、まずはさっきやったみたいにもう一度この子を元気にしてあげるのよ」
「はい!」
またあの粘々とした美味を味わえると喜んで、子ライオンは小鹿にむしゃぶりつく。
「あうぅっ…」
子ライオンの舌の感触に、半失神状態の小鹿が呻く。
子ライオンはそのことに気をよくして、小鹿の肉尾をしゃぶり上げ舐め上げる。
だが小鹿はある程度大きく硬くはなるものの、消して以前のような硬度を取り戻せない。
「あれ?へんだなぁ?」
「あらあら…どうやら、ちょっと絞りすぎちゃったみたいね。けど…」
母ライオンはそういうと、小鹿の股間に顔を近づけ、そして指を小鹿の不浄の窄まりに突き入れた。
184:書く人
06/10/26 00:52:24 XXM687vk
「ひぎぃぃっ!な、何?なんな…あがぁっ!」
肛門に感じた衝撃に意識を取り戻す小鹿。小鹿の悶える様子を母ライオンは愉しみながら、直腸をぐりぐりとかき回し、同時に肉棒に執拗な愛撫を与える。
「うわぁ…」
至近距離で母親の技を見つめる子ライオンの前で、小鹿の肉杭はあっという間に硬くそびえ立った。
「ふふふっ……さあ、準備できたわよ」
母親は満足したように頷くと、再び小鹿から離れる。
子ライオンは頷くと、母がしたように小鹿の上に跨った。
「あ…りゃ、りゃめでしゅ…やめ、てぇ…」
子ライオンが見下ろす視界の中で、小鹿は空ろな目のままうわごとのように繰り返す。
その姿に子ライオンは捕食者としての本能を刺激される。
「いや~だよ♪ふふふっ」
母親そっくりの笑顔で言うと子ライオンは、蜜壷で小鹿を咥え込んだ。
「あああん!」
「くぅっ…」
子ライオンと小鹿がそろって悲鳴を上げた。
「す、すごい…なんか、びりびり来るぅ…」
子ライオンは、初めての挿入に戸惑いながらも快感を得る。
その子ライオンに、母ライオンがそっと近づいてきた。
「ふふふっ…すごいでしょ?次はそのまま動いてみて」
「う、うん?」
子ライオンは半信半疑のまま腰を上げ
「ひふっ!?」
抜けていくペニスの先端が膣壁を擦りあげる感触に驚いて、再び腰を下ろし
「はぁんっ!」
その一往復で、子ライオンは悟った。
これは気持ちいい、と。
185:書く人
06/10/26 00:53:45 XXM687vk
後は簡単だった。子ライオンは跳ね回るように腰を動かし始めた。
「あんっ!ああんっ!はあんっ!はうん!はぁっ!」
最初は単純な上下運動から、やがてより楽な前後運動や、回転運動。
膣内を掻き混ぜるその感触に子ライオンは病み付きになる。
一方、弄ばれる小鹿も、先ほどの母ライオンのときとは違う、若く勢いのある動きと、きつく締め上げる膣の感触に、だんだんと追い詰められていった。
やがて、二匹は限界を迎える。
「はあああぁぁぁぁぁあん!」
「あ、あーーーっ!」
二匹はそれぞれ声を上げて、絶頂に達した。
子ライオンは産まれてはじめての絶頂に体を痙攣させ、小鹿は数度目の搾取に身を震わせる。
精を吐き出した小鹿は、すぐに固さを失って萎え始めるが、
「だめ!」
子ライオンはそれを許さない。母親がやったのを見よう見まねで、小鹿のアヌスを指で犯す。
「かはぁっ!」
「あんっ♪」
前立腺を刺激され小鹿のペニスは跳ね上がり、その感触に子ライオンは嬌声を上げる。
それを見て、母ライオンは微笑む。
「あらあら。ずいぶん交尾が気に入ったのね」
「こーび?」
「そう。この特別な方法を交尾っていうの」
「そうなんだぁ。
うん!こーび大好き!これで私もママになれるの?」
「う~ん…それはまだね。
もう少し大人になってからよ。それに、いくら交尾しても相手が同じライオンじゃないと子供はできないのよ」
「なんだ、つまんな~い。
ま、いっか。ママ、この子ともっとこーびしていい?」
「ええ。満足するまで練習しなさい」
「はぁい!」
子ライオンはそういうと、自分が跨った小鹿に微笑みかける。
「じゃあ、よろしくね♪」
「や、いやだぁ…いやぁ…やめてぇ……」
微笑む子ライオンに小鹿は空ろな表情で首を横に振る。
だが子ライオンは取り合わない。なぜなら子ライオンは強者で小鹿は弱者だから。
弱肉強食、それが彼らの住む世界の掟だった。
186:書く人
06/10/26 00:54:17 XXM687vk
「はぁ…気持ちよかった」
数時間後、小鹿の上で子ライオンが熱いため息をつく。
その下には、先ほどの小鹿がいた。
「ぁ…ぁぅ…ぇぁ……」
小鹿は、すでに正気を失っていた。
快楽と恐怖に掻き混ぜられた小鹿の心はすでに壊れ、ただ力のない笑顔で涙と唾液を零していた。
一方、三大欲求の一つを満たした子ライオンは、そのうちのもう一つを満たすことにした。
「じゃあ、そろそろ食べちゃお♪」
子ライオンは牙を剥き、爪を出した。
そして性欲とはまた別の興奮が混じる笑顔でこういった。
「気持ちよかったよ、ありがとね♪」
生気を失った小鹿の目が最後に映したのは、振り下ろされる子ライオンの爪だった。
完
ネコ科です。純愛期待していた人、ごめんなさい。
187:書く人
06/10/26 01:15:24 XXM687vk
あ、ちなみに俺、>>168ど同一人物です。予告は果たしましたということで…
188:156~161の人
06/10/26 02:16:42 JETZUIrg
すごい。一日で次から次へと……
GJくれた方々、有難うございました。
みなさんのGJが文章書くエネルギーです。
職人さん方、お疲れ様です。
素晴らしい文章が日々を生きるエネルギーです。
そしてケモノっ娘ばんざい。
えーと、蛇足ながらへび巫女さんの後日談をば。
いろいろ書き損ねてたことがあったんで、補足を兼ねて。
189:156~161の人
06/10/26 02:22:21 JETZUIrg
後日談
少年は、また例の神社を訪れた。
社殿の前の石段に座り、暫くぼぉっとしていると―
「また来たのですね」
あの日と同じ声。鈴を転がすような、しっとりとした心地良い声音。
振り向くと、社殿の扉の前に真っ白い蛇がとぐろを巻いていた。
体長は少年を上回っているかいないか、といったところか。幼い日のように、尻尾を掴んで振り回すなんてできる大きさではない。
「あー、うん。やっぱり、ちゃんと謝っておこうと思って。あと聞きたいこともあったし」
下げていた袋から720mlサイズの瓶を取り出す。
「これ、お詫びのしるしに。お神酒って言うぐらいだから、神様には日本酒かなって」
「あの時、昔のことは赦すと言いました。改めて謝罪の貢物を持ってくる必要は―」
そこで言葉を切り、身を乗り出してラベルを見る彼女。
「久保田の萬寿」
新潟の銘酒、久保田の最高級品。
「う、うん。高くて一升瓶は買えなかったんだけど、お店の人が美味しいって言うから」
彼女は食い入るように瓶を見つめ、一つ咳払いをして続ける。
「―必要はありませんが、当神社への進物ということで、わたくしが頂くことにしましょう」
するりと瓶に巻きつき、器用にもそのまま社殿へ入っていく彼女。暫くして出てくるときはぐい飲みが2つ加わっていた。本当に器用なものだ。
ふたを加え、かきりと栓をあける。ぐい飲み2つを酒で満たし、片方を少年の方に勧める。
「あ、いや、俺、酒はちょっと」
「構いません。残ったら私がいただきます」
戸惑う少年に構わず、ぐい飲みに口をつける彼女。ちろちろと見える真っ赤な舌に、少年は思わず見入ってしまった。
(ナニ考えてるんだ俺、あの時の女の子とはいえ蛇だぞ!
いや、蛇とはいえ彼女な訳だし、蛇の姿だからって別に否定することは……)
「聞きたいことが、あるそうですね」
瞑想する少年の心中はいざ知らず、早くも2杯目をつぐ彼女。
彼女の言葉にぎくりとするが、少年は動揺を何とか隠して問いかける。
「まず、何で今になってなのかなって。ここにはちょくちょく来てたのにさ。やっぱりお守りが絡んでる?」
「ええ。あれにはわたくし達にとってとても嫌な香が焚き込められていました。それをぶら下げて何度もここに来て。嫌がらせでしたわ」
「ご、ごめん。2つめなんだけど、その、神様と人間だとどうなるのかわからないんだけど」
言いにくそうにする少年に、3杯目をつぎながら紅い瞳を向ける彼女。
「ごほん、あの、中に出しちゃっても良かったのかな、って」
あまりの恥ずかしさに明後日の方を向く少年。
「わたくし達と人との間で子をなすのは、良くあることです」
彼女の言葉にぎくりとして振り向く少年。
「でも、心配無用です。ちゃんとコーラで洗いました」
しばしの沈黙。
「……コーラ?」
「はい、コーラ。行為のあとにコーラで洗い流すと、子を孕むのを防げるのです。知らないのですか?」
呆然とする少年に、むっとして社殿に引っ込む彼女。今度は一冊の本をくわえて戻ってきた。
「これに書いてありました」
本のタイトル:“れっつ逆レイプ”(成人向け図書)
どうやら境内で拾ったこの本を復讐の参考にしたようだ。
得意げに酒をすすりだす彼女に、何をどう伝えようか頭を抱えながら悩む少年。
「あのですねえ、……」
とりあえず、簡単な保健体育の講義をした。
190:156~161の人
06/10/26 02:23:04 JETZUIrg
「なんてこと―人間は、平気で嘘を書物に載せるのですねっ?!」
「いや、こういう本はそういうのを知ってる人向けの本だし……」
嗚呼どうしましょう、と嘆きながらぐい飲みをあおる少女。空になったそれを見て、何かに気付きはっとする。
「さては、この酒にも一服盛りましたね」
「盛ってない! 盛ってないから巻きつかないで!」
「では酔い潰して退治しようと。古来から人間の常套手段ですわ」
少年は反論しようとしたが、できなかった。
彼女はいつの間にか人の姿に戻っていたのだ。もちろん身体を少年に絡ませたままで。
ほんのりと紅く染まった腕を伸ばし、瓶から直接酒を飲む。喉が艶かしく上下する。
「でもわたくし、これくらいのお酒で潰れるほどやわじゃありません」
耳まで真っ赤に染め、座った紅い目で少年を見据える。いつの間にか瓶は空に近い。
「ちょ、呑みすぎですって!」
「そうですわ、またここで行為に及んでしまえば、あの時孕んだかなんてどうでも良くなくなりますわね。われながら良案」
「全然良案じゃないしっ、何この怒涛の流れ! あっちょっやめ」
「うるさいお口はこうしてあげます」
瓶を少年の口に突っ込む。残った酒は余さず少年の喉を下っていった」
「さあさ、邪悪な肉へび退治のはじまりはじまり」
彼女は少年を引きずり、社殿の奥へと消えていった。
翌日、少年は所属するバスケ部に休部届を提出した。
腰を痛めたらしく、整体院に通って治療に専念するのだそうだ。
何故痛めたかという問いかけに、少年は頑なに口を閉ざしたそうな。
191:156~161の人
06/10/26 02:28:22 JETZUIrg
後日談の割には長くなりましたが、以上です。
有難うございました。
ご、誤字が……
まだまだ精進です。
192:名無しさん@ピンキー
06/10/26 02:35:43 XXM687vk
天然蛇っこGJ!
193:名無しさん@ピンキー
06/10/26 02:39:43 SzcKyuBb
蛇っこGJ
>>192
子ライオンGJ
小鹿が・・・・・・
194:名無しさん@ピンキー
06/10/26 02:45:51 Wjv7NX/H
GJ!
まさに逆レイプ
195:名無しさん@ピンキー
06/10/26 10:27:51 1+IZek6N
>>169
ハンターがボス級のモンスターに犯されるってのもいいな
だけど喰われるのはなぁ・・・
196:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:14:15 nIuBtXeP
みんなGJ!!
にしも職人の多い所だな。
早くPC買おう。潰れたまんまだわ。
んじゃ投下
携帯からだから短いのとレス使うのは勘弁してね
197:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:16:07 nIuBtXeP
野生動物・主に現在絶滅が危惧されている虎への標識の取り付けと保護と観察。
また彼らを狙う密猟者の取り締まりと排除。
自然に囲まれたこの地でこの仕事に出会えたのは、不幸な俺の人生で唯一の幸運かもしれない。
外人部隊なんて止めて正解だ。
などとくだらない感傷に浸っていた俺は背後から凄まじい衝撃を受けて近場の木に叩きつけられた。
素早く脇に下げていたナイフを引き抜き構える。
が、すぐに収める。
「……またお前かよ…いい加減にしてくれよ…シヴァ…」
そこに居たのは立派な虎である。
しかしその体毛は白銀。まるで四聖の白虎を思わせる美しい雌の虎。
「お前が本気じゃなくても力が違うから俺は痛いいんだよ!」
力を込めて言ったその言葉にシヴァは猫のように喉を鳴らしすり寄ってくる。
「こら!乗るな!重い!うわ舐めるな!くすぐったい!」
こいつ、反省してない。
シヴァはまだやめない、さすがにこいつにいつまでも付き合って入る訳にはいかない。
体をひねって抜け出し、仕事に向かう。といっても今日はもう日誌をつけるだけだから存分に遊んでやるか。
「後で遊んでやるから待ってな!」
そう言うとシヴァは嬉しそうに尾を振り俺の仕事場の前で寝そべった。
──
「シヴァ終わったよ」
198:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:18:28 nIuBtXeP
仕事場の扉を開けシヴァを呼び込む。
シヴァはいきなり俺に飛びかかってきた。
後ろ襟をくわえられ、ベッドに投げられた。
その上そこに圧倒的な力でシヴァがのしかかってきた。
両腕を押さえつけられて完璧に組ふせられた。
さらに牙をつかい俺のシャツを引きちぎった。
「…シヴァ…お前は好きだけど…俺に獣姦の趣味はない…」
そう言うとシヴァは背を伸ばした。
俺を組ふせていた。両足はしなやかな細く長い腕にかわった。白く美しい体毛は薄く代わりに長く美しい白銀の頭髪、しかし体のラインは猫科の動物の様に引き締まっているが出ているところはしっかり出ていた。
「これでいいよね!今日もいっぱいしよ!」
その艶やかな肢体とは対照的に幼い口調でシヴァは言った、いい加減レイプまがいのはじめ方は止めて欲しい。
いきなりシヴァの舌が口中に侵入してきた。それに応えるため俺は彼女の舌に合わせる。
「んっ…ふはぁ…ねぇキス…上手になったでしょ」
彼女は舌を口から離し俺の首筋から鎖骨へと舌で愛撫していく、彼女の密壺は唯一残った獣の名残である尾を使い自慰をするように濡らしていた。
その尾を使い俺のジーンズを脱がし、自らの密壺にあてがった。
「じゃあ入れるね」 一気に自ら最奥まで突き入れる。
199:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:19:43 nIuBtXeP
「んぁぁぁ…………」
それだけで軽く達してしまったらしい。
「もっともっと気持ちよくなろうよ♪」
やっと解放された両手で柔らかな彼女の胸を愛撫する優しく撫で回したり、乱暴に乳首を摘んだりする度に甘い喘ぎんを漏らす。
「ふはぁ…ふぅん……おかしくなりそうもっと突いてよ…」
上体を引き起こし、胸を揉みながら下の口同様に上の口に舌を入れる。
「ふはぁ出して。ねぇ!出して!私の膣内にいっぱい!」
より一層激しい腰の動きと締まりに俺も限界だった。
最奥を突いたと同時に果てた。
「あぁぁぁぁぁ!!きてるっ!でてるっ!」
そのまま彼女を押し倒してベッドに倒れこむ。
今度はこっちの番だ。
正常位の体位でつながったままだった箇所を動かし胸を噛む。
「ひゃん…何今日は積極的だね?でも!」
そう言うと彼女はあっさりと俺を引き剥がした。
「やっぱりこれでして!」
そう言うと彼女は、ベッドに四つん這いになりその丸く柔らかな尻を向けた。
俺は自身をあてがいゆっくりと挿入していく。
「もう!じらさないで!ちゃんと犯してくれないとぉ噛む!」
俺は慌てて、ペースを上げ激しく彼女の尻に腰を打ちつけた。
「んぁぁぁ!そう!もっと突いてよ!気持ちよくなろ!」
俺は腰を打ちつけるスピードを保ったまま。
200:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:22:21 nIuBtXeP
彼女の背骨や肩甲骨にキスをしていき跡をつける。
「それは…んっ!いいから!おっぱい触って!」
要求に応えるため。彼女に背負われる様に体を密着させ後ろから胸を揉みながらうなじを舐め耳に優しく吐息を吹きかける。
「ひゃあ…こそば…んっあ気持ちいい」
彼女が俺を一際締め付け二度目の性を膣内に放つ。
さすがに疲れたので抜こうとすると、何かが俺の腰を抑えつけている。
彼女の尾が腰に巻きつき抑えつけていた。
「シヴァさすがにもう勃たないよ」
そういった瞬間、彼女の尾が俺の菊門に押し入り中で蠢いた。
「ほらまだまだ元気♪」
どこで覚えたんだこんなのって俺が教えたんだった。
「何回でも出来るよね♪」
俺はあきらめて彼女に付き合うことに決めた。
『絶対明日は仕事にならんな』
─
─
何回果てたかわからないが、すでに限界だ。
最早なにをされても勃つ気がしない。
「これなら、どうかなぁ♪」
彼女は猫科特有のザラついた舌で俺の逸物を舐めあげる。
カリの周辺から裏側まで丁寧に丁寧に。
口全体に含み吸いながら舌をまとわりつかせる。
「限界なんかじゃなかったね♪」
この時ばかりは自分の精力を恨んだ。
求められる度にそれに応える。彼女の性欲は果てがないようだ。
「もっと激しく
201:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:26:03 nIuBtXeP
激しい行為の後二人は泥のように眠った。
互いの淫らな汁で体をよごしたまま……………
─
─
─
「ねぇ怒ってる?」
「……少し…」
不服そうにシヴァが喚く。
「なんで気持ちよくなかった?!」
そういう問題じゃないだろ。俺は部屋の様子を指差した。
寝てる間に虎に戻って、しかも寝相悪いから寝室は無惨な有り様だ。
「正当な理由があるなら聞こうか、寝るときはお前はそとだろ?」
俯きながらシヴァはおずおずと答えた。
「終わったあとも一緒に寝たかったんだもん…甘えたかったんだもん…」
大人の容姿とは裏腹なあまりに幼い欲求に呆れたが同時に愛おしく思った。
「んじゃ今日から毎日一緒に寝て寝相治そうな。」
シヴァの顔から悲嘆な表情が消え眩しい笑顔が広がる。同時に
「だーーーーーい好き!」
飛び込んできたシヴァに倒され頭を打った。
「…まずは…抱き付く時に…手加減出来るようになろうな」
「うん!」
俺の上で笑い声を上げ、俺の顔にキスを繰り返す。
まったくここは戦場よりも飽きないところだ。
202:猫科やるって言った蛇やった人
06/10/26 13:27:27 nIuBtXeP
しまったメル欄のsage消えてた。
裸で待たせて遅い上に短くてごめんね
203:名無しさん@ピンキー
06/10/26 15:19:16 1+IZek6N
一日に二度もしたくないけど・・・
GJGJ
204:名無しさん@ピンキー
06/10/26 15:29:01 8NNte6q8
最高だ、あんた♪
205:174
06/10/26 19:33:54 jqljoBTj
GJ!
やっと服を着ることができる
206:名無しさん@ピンキー
06/10/26 22:01:47 n83XENug
凄いよGJ!
大好きな虎で書いてくれてありがとう!
207:名無しさん@ピンキー
06/10/26 23:20:43 ai8LR97a
職人さんたち GJです!
良スレだなぁ
208:156~161の人
06/10/27 04:37:37 zzwCPq/J
好きなジャンルのスレが繁盛してるなんて、この上ない幸せです。
虎っ娘GJでした。
で、次は普通の猫、つまり家猫で書こうと思っていたんですが……
猫科やるって言った蛇やった人に触発されて虎やってしまいました。
しかも世界観お借りして……ほんと毎度すみません。
寛大な心で許していただけると有難いです
209:156~161の人
06/10/27 04:41:17 zzwCPq/J
(まったく毎日毎日……)
子猫のように(実際、精神年齢は子猫だが)はしゃぎながら詰め所に入っていくシヴァ。
それを遠くから見送る1頭の虎がいた。
子猫の頃から付き合いのあるシヴァの友人、ヴィシュヌ。シヴァと同様ヒンドゥー教の最高神の名を与えられた彼女は、毛並みの艶こそシヴァに劣るものの、立派な黄金色の毛皮を持つ雌で、この保護区ではシヴァと並んで名の知れた個体である。
何より彼女は腕っ節が強い。
ふたまわりも体格の大きい雄に無理矢理求められた彼女が相手の鼻面をぶん殴ってKOさせたのは、この辺りでは人からウサギまで知らないものはいない。
そんな彼女に近寄るのは親しいシヴァくらいだけになってしまったが、ヴィシュヌにとってはたいした問題ではなかった。
―そう、恋の季節、つまり発情期が訪れるまでは。
なにしろ、彼女につりあう雄がいない。
彼女がKOしてしまった雄がここいらで一番の腕自慢だったからだ。
どうしようもなく我慢できず、一度は腕ずくで雄と行為に及んだものの、違う意味で相手をKOしてしまった。
それからというもの、シヴァとじゃれあって性欲を押さえ込んだりもしていたのだが、そのシヴァも恋人を作ってしまい、友人の嬌声を聞きながら一人寂しく慰める日々が続いていた。
(だいたい、保護区になってから男どもが貧弱になりすぎてしまったんだ。
わたしが子猫の頃なんて、たくましくて格好良いひとが沢山いたのに)
自慰を行うため、姿を人に変える。緩やかに波打つ金髪に、縦に走る黒髪の縞がアクセントになった彼女の毛並みは、シヴァを除けば間違いなくNo.1だ。
張りのある胸(これもシヴァより小ぶりだ。悔しいことに)を右手でさすり、左手で自らの尾を掴んでしごく。
「んんっ、くぅんっ」
身体の奥底から火照ってくるのがわかる。欲望に忠実に、ヴィシュヌはだんだんと行為をエスカレートさせていった。
詰め所から子猫の鳴くような声が漏れてきた。どうやらあちらもノってきたらしい。
「親友の、っわたしを、ふぁ、放っておいて」
彼女の上と同様に綺麗な縞模様の尾を口元に寄せ、軽く歯を立てる。
「ひあっ」
電流が背筋を駆け上がる。更なる快楽を得ようと、尾を口に含み―
そこで彼女は一気に醒めた。
不振な物音がする。二本足、つまり人の歩く音。監視員のものではない、やたらと鉄っぽい臭い。
おまけに複数。間違いない、密猟団だ。
ヴィシュヌは速やかに姿を虎に変え、心も闘争のものへと切り替える。
詰め所に報告に行こうかとも思ったが、自分ひとりで対処できると判断する。
なにしろ連中、不用意に音を立てすぎている。明らかに森に不慣れな者どもだ。
それにここは―彼女にとって庭みたいなものだ。
快感の興奮を闘争のものに変え、彼女は音も立てずに彼女の庭へと姿を消した。
210:156~161の人
06/10/27 04:43:29 zzwCPq/J
(なにやってんだろうな、俺)
用心深く密猟団の先頭を歩く彼は、心の底から後悔していた。
東洋人である、というだけで冷遇された外人部隊を辞め、再就職先が密猟団。しかも全員が外人部隊崩れ。どう見ても人生転落コースだ。
彼は故郷では猟師の子どもとして育ったのでわかるが、自分のいる集団は猟なんてできたものではない。
彼はともかく、後続は歩き方さえなっていない。流石におしゃべりまではしていないが、そんな不用意な歩き方では大声で叫ぶのと大して変わらない。
(だいたい俺が先頭なのは、やっぱ東洋人だからだろうし。
金に困ってたからって、はやまったなあ)
心中ぼやきながら、木に印をつける。道に迷わないためのものだが、偶然彼がやり方を知っていたものの、後ろの連中はどうやって帰り道を判別する気だったのだろうか。
もう故郷に帰ろうかな、でも不景気だしな、などと考えながら道具をしまっていると、妙な違和感を感じた。
(? なんだこれ、静かすぎる)
保護区の森は確かに静かだが、動物の生活音が皆無になることはない。
しかし、木々の立てる音以外、全く―
「おい、何してるんだ。とっとと進まんか」
背後からだみ声。収斂していた意識が一気に拡散してしまう。
舌打ちしたくなるのをどうにかとどめ、声を発したリーダー格の男に向かって言う。
「どうも様子がおかしいっすわ」
「おかしい? どこが」
「ちょっと、静かすぎやしま」
彼の声は遮られた。後方から人の断末魔の声。
団員たちは元軍人らしく素早く小銃を構えるが、いかんせん相手の場所がわからない。
「どうしたーっ、何があったー!」
リーダーのだみ声に今度は実際に舌打ちし、樹を背にして自分の散弾銃を構える彼。
叫び声の数はあっちこっちからするが、襲撃者の音は全く聞こえてこない。
(きっと先頭をやり過ごして、後ろから襲ったんだ)
分析するが後の祭り。リーダーのだみ声があたりに響き、森はまた静かになった。
彼は、最後に残された標的になった。
211:156~161の人
06/10/27 04:45:15 zzwCPq/J
(肝が据わった奴もいるものだ)
ヴィシュヌは微動だにしない男を眺めながら、そう思った。
まったく簡単な仕事だった。
目標を発見、潜伏。やり過ごして、背後から一撃。
先頭の男に気づかれたのは想定外だったが、後ろの男どもがあまりにも無能だった。
なにしろ、牙を使わず爪だけで殲滅できたのだ。おまけに返り血をよける余裕さえあった。
ここまで楽だと拍子抜けしてしまう。興ざめだ。
しかし―先頭の男は、残った。
背後を取られないよう、背中をぴったりと樹に寄せ、銃を構えている。その物腰も兵士のものではなく、猟師のものだ。
(でも、まだまだ甘いな)
彼女は身を翻らせ―頭上から、男に襲い掛かった。
男はまさか樹の上から襲われるとは思わなかったようで動揺しているが、ヴィシュヌの予想を超える反応を見せた。
男は距離を詰められて使い物にならなくなった散弾銃を諦めて横っ飛びし、大振りの軍用ナイフを抜いた。
容赦なくヴィシュヌの振るった爪をナイフで耐え、距離を取ろうと茂みに向かって走り出す。
(へえ、意外。まさかここまで持ちこたえるなんて。でも―)
逃げる男の足を払って引きずり倒し、羽交い絞めにする。
チェックメイト。
(わたしを相手にするなら、逃げるなんて駄目。殺す気でないと)
212:156~161の人
06/10/27 04:46:27 zzwCPq/J
羽交い絞めにした男の表情は引きつっていたものの、取り乱すことはなかった。
このまま殺すのが惜しくなったヴィシュヌは、尋問するために姿を人に変えた。
「お前、密猟団だな」
彼女の変化に目を見張った男は、ふいと視線をそらして返事をした。
「密猟団だった。たった今、壊滅したけど」
ふむ、とうなずいてから、ヴィシュヌはふと気づいたことを男に問いかけた。
「お前、珍しいな。髪は黒いのに、肌は白い。どこから来た」
困惑する男。まさか虎に出生地を聞かれるとは。
「東、ずっと東の方だ。俺の故郷じゃ、みんな黒髪でこんな肌だよ。白人には黄色って言われるけどね」
ひがし、ひがし……と、考え込むヴィシュヌ。男にとっては絶好の逃げるチャンスだが、彼はこの虎娘に興味を持ってしまった。命を握られているが、なんとなく憎めない。
彼女がぽん、と手をついた。
「思い出した。サムライの国だな」
がくっ、とのけぞる男。まさかそんな単語が出てくるとは。
「違うのか」
「間違っちゃいないけど……もう侍はいないよ」
「お前はサムライではないのか」
「いや、先祖代々平民」
「ふうん、お前のような勇敢な男を、サムライと呼ぶのだと思っていたが」
彼女の素直な賛辞に照れる男。虎とはいえ美人に褒められて嬉しくない男はいない。
(って、なにほのぼのしてんだ、俺)
なかなか図太い男である。
「ところで、何故こっちを見ない」
またまた意外なヴィシュヌの質問に、ぎくりとする男。
手にフィットしそうな乳房とか、きめ細かな肌とか、可愛らしいおへそとか、柔らかそうな茂みとか、そんなのを直視できる状況ではない。下のカタナを抜刀してしまう。
言いにくそうにしている男のようすが、酷く気に入らないヴィシュヌ。
「こっちを向け、といっている」
男の頭を両手で掴み、無理矢理自分の方に向ける彼女。
男の視界に、端正な彼女の顔と重力に引かれた乳房が飛び込んでくる。
生まれてこの方、安い娼婦宿でしか女を抱いていない彼。否応もなく彼のカタナは立ち上がった。
下から押し上げられて、男の変化を気づかないわけがない。ヴィシュヌは少し驚き、そして意地悪な笑みを浮かべて、男を問い詰めた。
「お前、こんな状況でよく興奮できるな」
「無理言うなよ……そんな良い身体してるそっちが悪い」
そんなやり取りをしている間にも、男の視界ではヴィシュヌの形の良い胸がふるふると震え、肉付きの良い腰部が艶かしく揺れる。
男の熱い視線に、先ほどまでの自慰の感触がよみがえるヴィシュヌ。
身体の疼きが再燃し、じんわりと下半身が潤ってくるのがわかる。
ますます硬く押し上げてくる男の感触。これは、少なくともハズレではない。
「そうだな……お前、命が惜しいか」
「そ、そりゃ勿論」
「わたしの身体に欲情したか」
「……ああ」
「わたしも欲情している。
わたしを満足させてみろ。そうすれば命を助けてやる」
213:156~161の人
06/10/27 04:49:09 zzwCPq/J
保護区の森に、子猫の鳴き声と水音が響く。
「いぃ、いいぞ、お前。んく、すごいっ」
テクニックも何もない、ただひたすら肉がぶつかり合う交尾。
ヴィシュヌは欲望の赴くまま腰をくねらせ、男も負けじと下から突き上げる。
「お、大きさは、それほどでもなかったが、ぁうっ」
「そりゃ悪かったな……くぅ」
「この硬さ、たまらないっ。なかを、けずってくるっ」
男の腹を掴み、腰をぐりぐりと押し付けるヴィシュヌ。たまらず男は喉を反らせる。
「こっちをむけ」
彼女に頭を掴まれ、前を向かせられる男。
激しく揺れながらも形の崩れない胸、つんと張った先端、熱の篭った吐息を吐く唇に、快楽に揺れる蟲惑的な眼差し―男は耐え切れず、ヴィシュヌの奥に吐き出した。
「ひぁっ、でてるっ」
どくどくと、相当な勢いの奔流が彼女の奥を叩く。まるで、彼女の子宮を押し開かんばかりの勢いだ。
「ふあっ、まだでてるっ、こんな、すごっ―」
その勢いに、彼女もまた頂点に達した。
身体を反らせ、数度、痙攣させる。
「ま、さか、こんなに早くイかされるとは、思わなかったぞ」
行きも絶え絶えに呟くヴィシュヌ。男の方は返事をする余裕もない。
彼女は男の上半身を抱き起こし、乳房を胸板に押し付ける。
「すごいな、お前」
唇を寄せ、深く口付ける。
彼女は、唇は心に決めたものにだけ許そうと決めていた。
勿論今まで一度も許していない。
つまり、ファーストキス。
分け入ってくる彼女の舌の感触に、男はヴィシュヌの中でまた硬さを取り戻し始めた。
「また、硬くなった。連続してできるとはな」
「まて、少し休ませ」
「何を言っている。これからが良いところだろう」
男の顔を胸に押し付け、黙らせる。
彼女はそのまま腰をくねらせ、男をしごき始めた。一度目と同様の硬さに戻った肉棒で、自らの襞をえぐる。
「わたしの、尾をつかめっ」
男は手を伸ばすが、虚空を探る。彼女は尻尾を動かして、男につかませる。
「わたしの感じる場所だ、刺激しろっ」
男は乳肉に溺れながら、何とか尻尾を刺激する。
「もっと強くっ!」
やけくそで握り締める男。
「みゃあっ!」
一際大きな嬌声を上げ、のけぞるヴィシュヌ。同時に彼女の襞も男を締め上げる。
「くうぅ」 「まてっ、まだ―」
2度目の放出。一度目と変わらないほどの勢いで彼女の奥を叩くが、ヴィシュヌは眉を吊り上げる。
「早いっ。良いところだったのに」
「む、無理……」
もうへろへろになっている男を一瞥し、尻尾を振って男の手を払う。
友人から聞いた、雄を元気にする方法。
「ちょっ、どこに突っ込んでるっ!?」
前立腺を直接刺激し、なおかつ尻尾も締めつけられる。
「つぁ、これは堪らないな。何度でもできそうだ」
まだまだ元気なヴィシュヌ。青ざめる男。
「わたしより先に音を上げたら、喉笛を引き裂いてやる。
―さあ、わたしを愉しませろ」
214:156~161の人
06/10/27 04:50:40 zzwCPq/J
意識を失った男を虎の姿で背負い、詰め所に向かうヴィシュヌ。
久々に、というか、生涯初めて満足するまで及んだ。
この男は、合格だ。
この男を監視員に推薦してやろう。そして毎晩、満足させてもらおう。
詰め所についた。どうやら中も御開きになっているようだ。
男を枕代わりに抱きかかえ、入り口の前で寝そべる。
(これからは、毎日良く寝れそうだ)
ヴィシュヌはけだるいまどろみに意識をゆだねた。
215:156~161の人
06/10/27 04:55:43 zzwCPq/J
以上です。
最後まで読んでくださった方、有難うございました。
つぎはたぶん猫です。
行き詰ったらへび巫女さん再登場かも。
最後にもう一度、設定勝手に借りてしまいました。すみません。
そして、ありがとうございました。
216:名無しさん@ピンキー
06/10/27 05:24:01 Nf/1z+DE
なんつーか、もうめっちゃツボっすわ
GJです
へび巫女wktk
217:虎と蛇の人
06/10/27 09:10:33 62RFCl37
>>156->>161の人
イインダヨー(^O^)
別に気にしない
218:名無しさん@ピンキー
06/10/27 10:13:10 ytQjEdKY
さて、純愛狼が一匹。
素直クール母狐と発情期子狐で二匹。
寄生型ヤドカリが三匹。
バットエンドと天然の蛇神が二匹。
蜂が一匹。
ライオンの親子丼が一丁。
トラが二匹、近々もう一匹追加な訳だが…
他にはどんなネタがある?
219:名無しさん@ピンキー
06/10/27 10:29:54 Ijvf/gC3
>218
戦隊レッドを襲う牛娘。
220:名無しさん@ピンキー
06/10/27 10:47:04 y0fcfC63
>>214
GJ!3Pとかあるんでせうか
このスレはSSの投稿が毎日のようにあるなぁw
良スレですな
>>218
ハンターを襲う♀クシャルダオラか集団の♀ランポス
221:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:21:52 62RFCl37
>>218>>220
ここで俺が家猫を追加
222:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:23:06 62RFCl37
「暇だ。暇だ。暇だぁぁぁぁぁぁ…」
ただでさえ最近かまってもらえない。
いつもあのPCに向き合って遊んでくれない。
しかも[編集]の人が頻繁にくるから人型で入るのもダメって言われた。
こうなったら意地でもってこっちが気になる様にしてやる。
「ニャア!」
「…………」
無視ですか。そっちがそういう態度なら。
軽い跳躍で頭の上に飛び乗る。
「…グッ!?…」
まだまだ、体を揺すって首を思い切り揺さぶってやる。
しかし、それでもキーボードを打つ手は止まらない。
ならば、肩に降りて顔面に貼りつく、更に尻尾を首に巻きつけて首を締める。
「フゴッ?イフガ!ッ?!グフォ?!」
体全体で鼻と口を塞いで息止めてやる。
走行している内に首を掴まれひきはがされた。
顔が笑ってないよ。
「ブハァッ!!死んじまうだろ!!ハァハァ…!」
まだまだこんなもんじゃ全然怒りは収まらない。
思い切り顔に爪をたてた。
「いってぇーーーー!!」
私は手から逃れて直ぐにPCの電源に前足をかける。
「なっ!?お前!?やめてください!俺が悪かった!もう無視しません!だから3日がかりの仕事を不意にするのだけは止めて!今終わったところなんだ!」
心優しい私はこの言葉を素直に聞きいれて。
許してあげることにした。
223:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:24:09 62RFCl37
「じゃあ許してあげるけど……今日から私の晩御飯は秋刀魚ね…今から24時間は私に絶対服従!」
しばらく考え込んでいたみたいだが、3日がかりの仕事を不意にされるのに比べればというわけで観念したらしい。
「それでいいのよ!だいたい私は齢500歳を超えるすっごい霊力のある霊猫なのよ!近くに私を祀った祠だってあるの!偉いんだから!」
ひとしきり言い終えてすっきりした。
「わかったよ。では、偉大なる霊猫、白華様、卑しい人間、私こと青野尋志に何なりとお申し付け下さい。」
うんうんのってきたみたいね。
「私を抱っこして縁側まで連れていけ、日なたぼっこしながらゴロゴロしなさい。卑しい人間。」
「ははぁ!かしこまりました。」
私を抱きしめて縁側にたどり着くと、胡座をかき、私をのせて喉や首をかいてくれる。
あー気持ちいい。
これよ!これ!3日ぶりだもんいっぱい甘えてやる!
「あー、卑しい人間。次は寝室に布団を敷いてこい。」
「かしこまりました。白華様。」
いそいそと布団をしくとその上に正座している。
「脱げ!卑しい人間。」「かっ、かしこまりました白華様。」
尋志はまとっていたシャツとジーンズを脱ぎ捨てた。
我慢できない。
尋志に飛びかかりながら私は体を変化させる。
224:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:25:37 62RFCl37
煙の中で白華の体は変化していく。
長く白く美しさ髪、透き通るような肌にスラリと伸びた手足、肉付きの良い胸とお尻、そこからは猫の名残として二本の真っ白な尾が生えていた。
飛びかかられて、バランスを崩した尋志の顔に白華がお尻を乗せてきた。猫の時と違い柔らかい感触が顔を押さえつける。
「舐めろ。卑しい人間。」
「かしこまりました。白華様。」
尋志は太股ににてをまわし舌を白い茂みの奥の秘所に這わせる。
淫核を吸い上げ膣内に舌を押し入れ蠢かす。
直ぐに愛液が奥から染み出して尋志の顔を濡らす。
『あれ!気持ちいいけど。私なんか感じすぎてる!?』
「ふぁん……な…なかなか上手いぞ卑しい人間では私を愛撫さしてやる!」
「ありがとうございます白華様!」
顔から白華を下ろし舌の口にしたように上の口にも舌を押し入れる。
互いの舌が絡み合い、唾液が口元を濡らす。
胸が乳首を中心に円を描く様にして揉まれてゆく。
「ふぁん…なかなか…あっ…ひゃん…そこ弱…」
キスから耳を甘噛みして首筋から鎖骨に、そこから胸にいくと見せかけていきなり秘所に舌を這わせる。
「えっいきなり!ちょっ!もう今日は私が主導権にぎるの!」
225:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:27:21 62RFCl37
白華は尋志を再び押し倒し、彼の逸物を握り締めた。
「私がお前のこの粗末な物を舐めてやろう、喜べ卑しい人間。」
「ありがとうございます白華様。」
いきり立つ逸物に手を添えて、舐めあげる、右手は竿に添えて、左手でふぐりを揉む。
亀頭周辺の敏感な部分を白華のザラザラした舌がゆっくりと舐めて行く。
全体を口に含み吸い上げる様に逸物を刺激する。
尋志が限界に達して吐き出す寸前で逸物から口を離し右手で根元をキュッと締める。
「ふん早いぞ。卑しい人間。私の膣内に射精させてやる。」
「ありがとうございます白華様。」
仰向けの尋志の逸物を自身の秘裂にあてがいゆっくり挿入していく。
「ん……あぁ…んぁぁ…全部…入った…では…ふぁ…動け人間。」
尋志は返事をせずに腰を突き上げた。
左手で淫核をつまみ上げ刺激する、右手ひ乳房を揉む。
「んはぁ…あぁ…激っ…しぃ…んにゃぁ…」
白華の甘い喘ぎに尋志の逸物が刺激され膨張する。
「ふぁ…大きくなってる…大きくなってる…でも…まだ…もっとぉ!」
肉がぶつかる音がその大きさと速さをあげていく。
「白華!もうっ!」
限界を迎えようとする尋志に、
「私がイッテないのに出しちゃ駄目!イク時は一緒にか私がイッタ後で!」
226:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:28:50 62RFCl37
二本ある尾で尋志の逸物の根元を締めて強制的に射精を止める。
「最後はいつものようにだぞ♪卑しい人間。」
体を離し白華は四足獣が交わる時の様に尻を突き出した。
やっぱりこの姿勢でやると一番気持ちいいらしい。
尋志はあてがった自身を白華に一気に突き入れる。
「んはぁ…もっと良くしてやる…でも勝手にイケない様にこうしてやる」
白華は二本の尾の一つで逸物の根元を締めて射精できないようにして、もう一本を尋志のお尻に入れて、前立腺を刺激する。
前立腺を刺激され限界まで膨張する。
「これで出なくなるまでやるからな♪」
既に決定事項らしく尋志は諦めて従う。
後ろから抱きかかえるように下腹部に手をまわし腰を打ちつける。
響きわたる肉の律動と淫水が奏でる水音が甘く淫靡な旋律をかもしだす。
「ほらぁ…もっと速く!…胸なんかも…あぁ…クリトリスもぉ!」
完全に白華の背中に体を預けて、下腹部にまわした左手で淫核を摘んで指でこねくり回す度に膣圧がかかりキュッと締め付ける。
右手で乳房を優しくもみ、背中を舐めまわす。
「よ~し出してぇ…そろそろ…イクゥ…尋志の射精で…イカせてぇ!」
逸物を締めつけていた。尾が緩み押さえつけられていた尋志の性が一気に注ぎ込まれる。
227:蛇と虎に続いて家猫で書いた
06/10/27 11:30:51 62RFCl37
「んはぁぁぁぁ……出てる…奥にいっぱい…まだ出てる…」
尋志の射精で達した白華の力が抜けていく。
精液は膣内に納まりきらず膣内から白い汚濁が滴り落ち布団をよごす。
「まっ…満足したか…白華様…ハァハァ…」
「いい…だろ~…許し…てやろ~…」
二人とも汗びっしょりで布団もぐしゃぐしゃに水を吸っている。
この一晩中抱き合った。二人は昼前まで寝続けた。
─
─
─
─
─
─
朝と昼ご飯兼の飯の支度をする尋志に白華が投げかけた。
「どうしてあんなに仕事積めてたんだ?」
「取材旅行に温泉とか山行こうと思ってな。だからしばらくはやすみだな」
白華は飛び跳ねてよろこんだ。
「じゃあまだまだいっぱいまぐわうぞ!!今日も!!」
「それは勘弁してください。」
食卓に運ばれる秋刀魚にニコニコしながらかぶりついた白華は、
「じゃあ温泉でやろ~!露天風呂でっ!」
観念し尋志は頷き、
旅行カタログに目をやる個室に露天風呂がある宿を探して。
「いっぱいしような♪」
齢500歳の霊猫と小説家の日々は毎日楽しく続いて行きます。
228:名無しさん@ピンキー
06/10/27 11:37:40 y0fcfC63
>>227
またGJ!
氏は白髪好き?
229:蛇と虎に続いて家猫をかいた
06/10/27 11:38:55 62RFCl37
フハハハハハ
>>151よ虎の名前にヒンドゥー教の神様の名前を使うとはみごとだ
シヴァだけで良く分かったな!
だが設定パクるとはいい度胸だなぁ!!!!
↑↑↑↑↑
全部冗談ですよwww
もちろんGJですo(^-^)o
ちなみに俺も家猫-霊猫でかいてみたが逆レイプ感が薄い……
230:蛇と虎に続いて家猫をかいた
06/10/27 11:43:14 62RFCl37
>>228
白髪とかって霊獣のイメージ強くないかな?
白蛇とか白虎とか。
俺猫と虎の設定は霊獣でしたから白髪なんだ
こんど黒豹とかで考える時は、
黒ロングヘアーに褐色のはだとかだな
231:書く人
06/10/27 13:39:35 ytQjEdKY
ぬぁぁぁぁぁっ!駄目だぁぁぁぁぁぁっ!
基本的にS属性の私では、どうやってもこれ以上レイープシチュが思いつかん!
てか思いついたとしても、すでに既出のパターンばかり…
だれか燃料を…ネタをください…orz
232:名無しさん@ピンキー
06/10/27 13:49:55 8/kDi+Qg
(*´Д`*;すんごいパイズリ動画が眠っている!
URLリンク(dragonball.homelinux.net)
「パイズリ」で検索しれ
URLリンク(dragonball.homelinux.net)
233:名無しさん@ピンキー
06/10/27 15:55:32 y0fcfC63
>>231
そういえば純愛狼の続きを何故別のスレに投稿したん?
234:名無しさん@ピンキー
06/10/27 16:00:36 fUSe5fM4
熊とかどう?
235:書く人
06/10/27 16:16:36 ytQjEdKY
>>233
だって内容がレイプじゃないどころか男が責めでしたし。
このスレッドはあくまで『逆レイプ』が肝らしいですから…。
>>234
熊…OK、何とか考えてみる。
236:名無しさん@ピンキー
06/10/27 16:23:06 8dbjkoU8
鷹とかは?
前に出たライオンとかぶりそうな気がするが
237:書く人
06/10/27 18:20:56 ytQjEdKY
>>234
元ネタ感謝。
できたので投下します。
238:書く人
06/10/27 18:21:50 ytQjEdKY
長い長い旅を経て、彼はついに故郷に戻ってきた。
かつて別れを告げた壮大なる山河は紅葉に色づいている。
冷たい清流が疲労困憊した体に心地良い。
数年の回遊の後、彼はついに故郷に戻ってきた。子孫を残すために。かつて彼の両親がそうしたように。
ここまでの間に、何匹もの兄弟が力尽きていった。それ以前にも、何匹もの兄弟が荒ぶる海流の中で命を落としてきた。
だが、その中で自分は生き残った。
彼はそのことに黙祷と、感謝と、僅かな優越を得る。
あとは、相手を探して子孫を残すだけ…
そう思った、まさにその時だった。運命の女神は彼に残酷に微笑んだ。
「よっっし!捕まえたわよ!」
彼の油断を突いて、水面を断ち割った爪が彼を捉えた。
239:書く人
06/10/27 18:22:45 ytQjEdKY
何たることだ!
彼は歯噛みするが時すでに遅し。彼は捕まってしまった。
「ふふん♪大物大物」
彼を持ち上げた主は、上機嫌で鼻歌を歌いながら彼を川原に引きずっていく。
その姿を見て、彼は心臓が止まるほどの恐怖と絶望を得た。
熊だった。若いメス熊が、彼の体を捕まえたものの正体だった。
離せと、彼は全身で抗議する。だが、概要の荒波に揉まれ鍛えられた体であっても、所詮天敵に勝てるものではない。
「うわっ!生きがいいわねぇ」
彼の肉体の躍動は、美しい捕食者を喜ばせただけだった。
そう、捕食者は美しかった。
少女と女の中間者特有の、瑞々しく美しい体。
ひょっとすればまだ出産経験は無いのかもしれないが、しかしそのふくよかな腰つきとたわわな胸は、十分子育てに耐えれるのではと思われる。
だが、その肉体の一部は、彼の同族の血肉が由来したものだ。
そして、その一部に自分もされてしまうのだという恐怖が彼を遅い、彼は狂ったように暴れまわる。
いやだ!止めてくれ!せっかくここまで来たのだ!
しかし淫らな捕食者は、彼の訴えなど聞く余地も無い。
「うふふ…おいしそう…」
興奮した唇を扇情的に舐める。
どうあがいても彼が川に戻れないだろう所まで来てから、彼女は食事を開始した。
240:書く人
06/10/27 18:23:51 ytQjEdKY
「ふふっ…こんなに立派」
まず女が始めたのは、彼の肉棒を自らの口で清めることだった。
じゅばじゅばと、下品な音を立てて彼の肉棒を味わう女。その唾液による卑猥な禊は、睾丸を包む袋まで及ぶ。
「こんなにおっきくして…すごい量が溜まってるわね」
指摘されて、彼は恥辱に顔をゆがめる。
彼らの一族は、川をここまで上ってきた時点ですでにその栄養を次世代のために受け渡す準備をする。
女性は卵の一つ一つに最大限の栄養を渡し、男性は全ての栄養を使い果たして精子を量産する。
今、このふしだらな女が愛撫している場所には、彼の生命の全てがつぎ込まれているのだ。そしてそのつぎ込まれた全てこそ女の目当てでもある。
「ちょっと舐めただけなのに、もうここまで上がってきている…かわいい」
女は言うと、膨れ上がった彼の袋に口をつける。
えも言われぬ感触が彼の背骨を駆け抜けた。
それは紛れもない快感だったが、しかし彼は認めなかった。認めたくなかったのだ。
自分は子孫を残すためにここにきたのであり、このような場所で果てるためではない!
全身を硬直させ、押し寄せる感覚に耐える彼。女はそれに気分を浴して、さらに責めを続ける。
「はぅ…じゅぶ…んっ、ちゅる…はぁ、はむ。…じゅぱっ……んくっ、んんっ…」
舌を、口蓋を、頬肉を、時には鋭い歯を器用に使った甘噛みまで交えて徹底的に攻め立てる女。
その愛情のこもっていない、ただ欲望だけに満たされた愛撫に彼は懸命に抗う。
だが、すでに子を成すことに対して準備の整っていた体は、その刺激に耐えかねた。
彼の意思もむなしく、彼の体は本能と女に屈した。
びゅるりと、彼の先端から生命の元が放たれた。
241:書く人
06/10/27 18:25:30 ytQjEdKY
「んんんっ!」
口の中に溢れかえった濃密な体液を、女は歓喜して受け入れ、舌で味わい、喉を鳴らして飲んでゆく。
その淫猥な光景を彼は見ていなかった。彼は人生において初めての、そして最大級の快楽にさらされ呆然自失となっていた。
子を成すという、精を放つという、最も原始的な本能。
たとえ発射物が捕食者の胃袋に消えていくとしても、射精に伴う感覚は変わらない。
やがて噴出が止まるまで、彼は一切の抵抗を忘れていた。
「ふふふふ…やっぱり最高よねぇ…」
口元から零れた白い濁りを拭いながら言うを見て、彼はようやく正気を取り戻した。
自分の大切な―それこそ生命そのものを一部であろうとも略奪した相手に、殺意すら抱いた視線を送る。だが餌の憎悪など捕食者にしてみればそよ風程にも気に留めるものではない。
だが、この女は少し違った。
「ん?何よ、反抗的な目してさ」
この女は、その目を嬉しそうに見つめ返してきたのだ。
この女は若い。まだ子供の頃の癖…遊び癖が抜けていないのだ。
女は、彼を屈服させようと思い至った。
「じゃあ…そんな目できないようにしてあげる」
女は言うと、まだ天に向かっていきり立っている一物を、その豊かな胸に挟み込んだ。
自分の同族が元となっているであろう脂肪の塊。だが彼の脳がそんな認識をしているにもかかわらず、肉棒はその感触に反応してしまう。
滑々とした肌が寄せてくる、暖かい体温と肉の圧力。女は乳の間から顔を出す彼の分身に唾液をたらす。
「さて…どこまで耐えられるかな?」
意地悪く笑うと、女は唾液を潤滑油として、彼の一物を胸で扱き始める。
ねっとりとまとわり付くような肌の感触と、暖かく柔らかく包み込むような乳圧。
その刺激に、一度解放の快楽を知ってしまった本能は耐えられない。
僅かな時間で、彼は再びの絶頂を迎える。
「あああん、もったいなぁい」
女は悩ましげに言うと、自分の顔にかかった彼の精液を、指で救い舐め取る。
それから彼の肉棒や自分の乳房、そして彼自身にまで飛び散った精液まで綺麗に舐めとった。
「あはは、あんな目をしてたくせにこんなに簡単に逝っちゃった♪」
二度目の快楽に呆然としている彼に言ってから、女は再び彼の一物を胸ではさんで扱き始めた。
242:書く人
06/10/27 18:26:38 ytQjEdKY
何度目の絶頂を彼は迎えたのだろうか。
絶頂のたびに閃光に塗りつぶされる視界はかすみ、体は疲れ果て疲労困憊。
だが彼の陰茎だけは、彼とは別の生物であるかのように逞しく、次なる射精を待ち構えている。
「はぁん…すごいわ。まだ出るなんてぇ…」
女の顔は情欲に蕩けていた。
周囲には彼女が受け損なった彼の精液が撒き散らされて異臭を放っている。だがその異臭は、彼女にとって何にも変え難い香りだった。
「そろそろ…下の口にも貰うわよ」
女はそういうと、彼に跨った。
立ち上がった際、彼女の股座から、粘性を持った液体が、糸を引いて落ちていった。
すでに、彼の臭気によって彼女も十分高まっていたのだ。
「じゃあ改めて…いただきま~す」
状況に不相応なほどの明るい笑顔で女は言うと、彼の一物を、涎をたらす下の口にゆっくりと飲み込んでいった。
その感触に、彼はもう力尽きたと思われていた全身を、再び硬直させることになる。
口とも、胸とも違う極上の感触。
亀頭を擦り上げ、竿を扱きあげ、根元を締め上げる。
だがそれは単なる刺激ではなく、同時に包み込むような柔らかさを持ち合わせている。
無抵抗のゼリーに差し込んでいるかのようで、しかし十分な圧力がかかっている。
未体験の感触に、彼は先端が奥に到達すると同時に、果てた。
「くはぁんっ!い、いきなりぃっ!」
どぶどぶと噴出する感触に、女は身を震わせる。その振動が更なる刺激となり、彼は新たに精を吐き出す。
どびゅどびゅと、ごびゅごびゅと。
女は自分の中を満たされる感触に酔いしれながら、本格的に腰を動かし始めた。
女の複雑な膣壁の感触は、彼の敏感な一物を刺激しつくし、もはや一撃ごとに絶頂を迎えさせる。
びゅるびゅる、ごぶごぶと。
「ああん!すごい!濃い、濃いのぉぉぉぉっ!ひゃああんっ!」
女が嬌声を上げて締め上げ扱き上げ、彼はその刺激に耐え切れず絶頂を迎えて精を吐き出す。
「もっとぉ…!一滴残らずぅ…はぁん!」
どきゅどきゅ、ぶびゅぶびゅと。
彼の生命が、彼の未来が、噴出し、流出し、搾取されていく。
「あ、ああああああん」
女の嬌声を聞きながら、彼は自分が空っぽになっていくのを感じていた。
243:書く人
06/10/27 18:28:17 ytQjEdKY
「んん~~~~~~♪おいしかった」
女は大きく伸びをする。その顔は満足そうだったが、しかし欲望の色は尽きていない。
「さぁてと!まだまだがんばって食べなきゃ!次は男の子と女の子、どっちにしようかな?」
楽しそうに、彼女は再び川に立ち入ってゆく。
その背後に、先ほどまで彼女が捕食していた彼が倒れていた。
空っぽにされた彼は、空ろな表情で、無窮の空を眺めていた。
遡上する鮭を、冬眠前の熊がとって食べることはよく知られている。
だが、熊達が捕獲した鮭の、栄養が集中しているある場所だけを食べ、その他ほとんどを残しているということはあまり知られていない。
その栄養が集中している場所とは、卵巣と精嚢だ。産卵前の鮭はその栄養のほぼ全てを卵と精子につぎ込んでいる。
それを本能的に知っている熊達は、来るべき冬眠に備え、そこだけを集中して食べるのだ。
完
元ネタ感謝。
まあ、熊がオスじゃなくてよかったね、ってことで。
244:名無しさん@ピンキー
06/10/27 18:47:57 n1Pgz8np
GJ!!
そういえば、熊が食うのは腹だけだった……。
245:名無しさん@ピンキー
06/10/27 19:24:49 fYK1KGrs
GJGJ!!
ところで鳥類はまだですか?
246:名無しさん@ピンキー
06/10/27 19:33:20 ytQjEdKY
無理ポ…私ごときの想像力では…スマソ
247:名無しさん@ピンキー
06/10/27 19:58:22 fUSe5fM4
GJ!
こっちが感謝したいくらいです(´д`;)
248:名無しさん@ピンキー
06/10/27 21:37:10 Ijvf/gC3
GJ!!
皆はサケの白子、食べた事ある?結構美味いんだ、これが。
249:未執筆者
06/10/27 22:29:22 KNecAvxP
ネコ科ならなんとか思い付いたけど……書けたら書きます。
後は、鳥類も構想立ててみますね。
でも神作者さんの後に続くのもなんだか気が引けるなぁ……w
250:名無しさん@ピンキー
06/10/27 22:56:05 zzwCPq/J
とりあえず書いてみるといいと思いますよ。
やっぱ書かないと上達しませんし。
鳥類wktk
あと残ったネタは……シャチとか?
虫もアリなら蜘蛛とか
251:名無しさん@ピンキー
06/10/27 23:37:27 y0fcfC63
>>243
熊は両刀かw
ってゆーかこのスレって♀擬人化×♂人間
じゃなかったっけ?
252:名無しさん@ピンキー
06/10/27 23:37:57 8dbjkoU8
他は…
ナマコ?
253:名無しさん@ピンキー
06/10/27 23:50:09 n1Pgz8np
軍隊アリによる、集団レイプ事件キボン
254:名無しさん@ピンキー
06/10/28 00:01:54 y0fcfC63
>>243
捕食好き?
当初の純愛モノと比べてバッドエンドが多いですなw
255:名無しさん@ピンキー
06/10/28 00:28:07 Drsp4S/i
栗鼠とかハムスターとかのげっし類は?
256:名無しさん@ピンキー
06/10/28 00:55:38 QIQENypS
1-35までの流れから、このスレがこんなに発展するとは思いもしなかったw
神降臨頻度高杉w
257:名無しさん@ピンキー
06/10/28 01:03:11 vy7KwOTW
このスレって版権キャラおk?
258:名無しさん@ピンキー
06/10/28 01:22:15 c2BUumnC
いいと思うよ
259:名無しさん@ピンキー
06/10/28 01:43:50 jeIxoATX
>>251いや、私や狐書いた神職人様が獣×人だったからその流れというだけで…。
>>253そういえば、働きアリってみんな♀だっけ。
>>254そういうわけでもない。ただ逆レイプ→♀が♂を食う→捕食っていう貧困な発想の結果。
つか純愛ならよそで結構書いてるし(同じくらい鬼畜も書いてるけど…)
しかし本当に発展したなぁ、ここ。ストライクゾーン狭いのに。
ホント昔からは考えられない。
260:257
06/10/28 02:26:04 vy7KwOTW
できた。元ネタ・仮面ライダーカブト
真ん丸お月が照らす夜。とある家で3人の娘が月を見ながら深いため息を吐いていた。
「「「はぁ~あ」」」
彼女達は、ある事情により自分の主とも呼べる人物から、ある男によって引き離されてしまった。
その誘拐まがいのことをした男については別に怒ってはおらず、料理の腕もピカイチなので別に良かったが、それ以外の欲が出始めたのである。
「ねぇドレイクぅ?」
「何? サソード」
「えっちしたいね」
「そうだねぇ」
月を見ながら思わず隣に座っている女の子に言ったのは、紫の髪の毛のロリっ子娘サソードゼクター。別名サソリ娘。
サソードに同意したのは、青空のような青い髪の毛のボクッ子娘ドレイクゼクター。別名トンボ娘。
「あ、あの、そういう話は……」
そしてサソードとドレイクの話を顔を赤くなりながら聞いていたのは、黄色い髪の毛の大人しめな女の子ザビーゼクター。別名ハチ娘。
彼女らはある組織が作り上げた昆虫型ロボットなのだ。
しかしロボットといっても、普段は普通の女の子とあまり変わらないので欲情したりもする。
「でも、ザビーだってしたいでしょ? えっち」
「そ、それはっ……まぁ、その」
「でも相手がいないよなぁ。天道はカブトばっかりだし、前までは大介がやってくれたけど」
「あたしも剣が」
「私はカゲヤマさんが……」
3人は再び主のことを思い出し再びため息を吐いた。そしてドレイクが何かを思いついたようにポンッと手を叩く。
「だったら! 誰か相手を探しに行かない?」
「でも、一般の方に迷惑は」
「だったら、弱そうなワームってのは?」
「あ、サソードナイス☆それでいこー♪」
「「おー!」」
こうして、3人の弱そうなワーム探しは始まった。
261:257
06/10/28 02:27:53 vy7KwOTW
探して初めて数分後、弱そうなワームはあっさり見つかった。
「あ、あの、やめてください」
彼女達にとって敵である存在のワームは、普段人間に擬態している。今彼女たちにとっ捕まっているワームは、12、3位の少年に擬態しており、人を襲おうとしたところを運悪く彼女たちに見つかったのだ。
「こら、暴れないの! ザビー、足持って!」
「は、はい」
暴れる少年に、ドレイクは少年の腕を押さえつけており、ザビーもドレイクの指示で両足を押さえる。
本格的に動けなくなった少年は暴れるのをあっさりやめると、キッと彼女たちに睨むが所詮は少年の体なうえに実力上彼女達のほうが上なので、彼女達の興奮を駆り立てるものでしかなかった。
「そんなに睨まなくても、別に殺しもしないし痛い事もしないよ♪」
「そうそう、これからとっても気持ちいいことするんだからね~。いい子にしてよ~ね~?」
「あ、あの、あまり擬態とはいえ子供を傷つけたくはないので……」
サソードは笑顔で言い、ドレイクはまるで幼稚園児をあやす様に言い、ザビーはおどおどしながらも動いたら殺す的なことを言うので、少年は抵抗をするのをやめた。
「それじゃあまず大きくしないと、サソード?」
「わかってるよ~」
ドレイクの指示に、唯一自由のサソードは待っていたと言わんばかりに少年の下半身にまたがり、半ズボンを一気に脱がす。膝部分までズボンは下がると、少年のまだ皮を被ったイチモツが姿を現した。
「あ、ちょっとカタいよ~♪」
「あらあら、なぁにを考えてたんだか」
「……カゲヤマより大きい……」
しかも少年のイチモツは半勃ち状態で、それを見て3人は別々のリアクションを見せる。少年は恥ずかしそうに顔を背けるが、サソードはそんな少年を見て楽しそうに笑うと、両手でイチモツの皮を剥く。
「ひっ! そ、そんな、やめ、やめてください!」
「もう遅いよ♪ ほら、顔出した♪」
「うぅ……」
亀頭が完全に顔を見せ、おぉ~と言う歓声が飛ぶ。少年はさらに恥ずかしそうだが、サソードはお構いなくイチモツを口に咥える。
「ひあっ!」
「んんっ……おっひい……ぢゅぶ、ちゅぶ、にゃは、ぴくぴくしてるぅ、もうでそうなの?」
「や、やぁ……やめ、んんっ!!」
棒全体を棒アイスを食べるように舌を絡ませるサソード。少年に擬態したワームは全てをコピーする為、無論少年には今まで経験した事のない快感が迫り喘ぎにも似た声を上げるが、腕を抑えていたドレイクに唇を奪われ舌を一方的に絡ませられる。
「んーっ! んぁっ、な、なにっんんっ!」
「ふふっ、かっわい~。女の子みたい」
「じゅぶっんちゅっ! はぁ、レロレロ、おおきくなってきたぁ、でちゃうんだねぇ」
「んあっ! な、なにかっ! なにかがきますっ! ああぁっ!!」
上と下で刺激を与えられ、何かがイチモツに込み上げてくる感覚に身を震わせながらサソードの口内に静を放つ。
サソードは少年の精液を口内で受け止めると、そのまま喉を鳴らし飲んでいく。それを羨ましそうにドレイクとザビーは眺めていた。
「んくっ……はぁ、ごちそーさま♪ おいしかったよ」
「サソードずるいよ?」
「私にも分けてくれても……」
「ごめんごめん、この子のお初はザビーがやっていいからさぁ」
「本当ですか? わーい」
「ちっ! しょうがないわね」
ドレイクとザビーの視線を感じたのか、サソードは苦笑いを浮かべると再びイチモツをしゃぶりつく。
「ぁあ!」
初射精で頭が真っ白になり半放心状態だった少年は、再び訪れた快感に身を震わせ、少年のイチモツは見事に復活を遂げた。
そしてサソードはザビーに代わり両足を押さえ、ザビーは少年に跨ぐ様に乗り硬くなっているイチモツを片手で持ち既に濡れている秘所にあてがう。
262:257
06/10/28 02:30:45 vy7KwOTW
「あ、あの、何を……」
ザビーの行動を恐怖の眼差しでドレイクに問いかける少年。しかしドレイクは大丈夫とだけ言った。
「では、いただきますね。んっ、このかんじ、ひさし、ぶりっ!」
ザビーはゆっくりと腰を沈め少年のイチモツを飲み込んでいった。久々の挿入の感覚に身を震わせながら。
「んっ! んっはあぁぁっ!!」
そして完全に膣内に入ったとき、ザビーは少し達したようだ。少年も歯を食いしばっている。
ザビーは少し挿入の快感に浸っていたが、やがて激しく腰の上下運動を開始した。
「はあぁっ! お、くまで、んぁっ! とどいてますぅ! はぁっ! んあっ!」
「な、なに? これ」
「どお? 気持ちいいでしょ?」
「き、もちいい?」
「ザビーも良さそー♪」
少年にも物凄い快感の波が押し寄せ、自然と腰を使いイチモツを突き上げていた。
「ああぁっ! すごっ! もっとついてください! もっと!」
「…っ……っ!!」
普段の大人しめなザビーからは考えられないほどザビーは乱れ快感に身を寄せている。少年も腰を突き上げるものの所詮は経験のない少年であり、再び頭が真っ白になそうになる感覚に、少年の表情はまた少し恐怖に染まった。
「で、でちゃう! また、なにかきてます!」
「いいよ、膣内で出しちゃいな」
ドレイクも妖艶な微笑で少年に言うと、少年の我慢は切れザビーの膣内に精を放出した。
びゅくびゅくと音が聞こえるかのように勢いよく出る。
「んんんっ! たくさん、でてますっ! わ、わたひもイクっ!」
ザビーも少年の射精を感じ、ザビーも達したのか身を震わせ膣内を締め付ける。少年のザビーの結合部からは精液と愛液が混ざったカクテルが溢れ出し床を汚す。
「おぉ! いっぱい出たね~」
「ワームの癖に、とても素敵だねぇ」
「ぅぅ……」
ニコニコ顔のサソードと妖艶に微笑むドレイクだったが、少年は既に気を失いつつあり、ザビーの中のイチモツも元のサイズに戻ろうとしていた。
「あ、だめですまだ! ライダースティング!」
「はっっああっ! お、おし、りはだめですっ!」
しかし、ザビーはそれを感じ取りすぐさまお尻の針を一本抜き取り少年の穴へと差し込む。その衝撃で少年の意識は回復し、イチモツも硬さを取り戻す。
「はぁっ! これで、だいじょうぶです。次は、ドレイクさんですよ」
「待ってたよぉ! よろしくね♪」
ザビーがイチモツを引き抜くと、次はドレイクが少年の前に現れる。ドレイクの秘所は、既に2度も見せられた濃厚な行為によってグショグショになったいた。
「ボクは突くより突かれた方がいいからぁ、正常位でお願いね?」
既に少年に抵抗の意思はなかった。二人のゼクターによりその思考は麻痺し、ただ快感を得ようとする男になっていたのだ。
少年は起き上がると、足をM字にしているドレイクに覆いかぶさるようにドレイクの膣内にイチモツを挿入する。
そして、少年ワームと3体のゼクターとの交わりは夜が明けるまで続いて、その場にはただゼクター達の喘ぎと肉がぶつかり合う音しかなかった。
ドレイクは想像ということで、あ、すみませんごめんなさい。
次こそは狐話を書こうかと。あといつかは他のゼクターも書きたい…なんて。
263:名無しさん@ピンキー
06/10/28 13:22:02 lYClWah8
ちょwww特撮板のゼクター擬人化スレ住民か?
と思ったらキャラ付けが微妙に違うのね。
そんなあなたにここを紹介しとく(ただし全年齢板なのでエロNG)
つスレリンク(sfx板)
まあとにかくGJ
264:狐書く奴
06/10/29 01:04:47 +bNCh+0/
「……ゴクッ」
青年は緊張した面持ちで生唾を飲んだ。既に辺りは暗くなり、赤い満月だけが照らすいつもの古い寺の前に青年は立っていた。
今日、青年の通う学校は早めに終わり、青年は午後を回った時間には家にいた。
しかし、自室で予習をしている時シャー芯が切れたことに気づいた青年は近くの雑貨店に行ったが何故か休みだったので、仕方なく自転車で3時間ほどかかる街まで買いに行ってその帰りに寄ったのだ。
久遠から赤い満月の日には外に出てはいけないと言われていたので、青年はそのまま素通りしようとしたのだが、タイミングがいいのか悪いのか少年らしき悲鳴が聞こえたのでここにいるというわけだ。
「……ええい!」
寺の中で何が行われているのか、青年には大抵予想はついていてた。恐らく狐娘か久遠がいるのだ、しかも誰かに何かをしているに違いないので行くのを多少躊躇うものの気合を入れて走り出す。
勢いよく数段ある階段を飛び上り、青年は寺へ入る。
「あ! た、助けてください!」
「なっ!」
青年が目にした光景は、大きな尻尾を2本生やした黄金色の狐が少年の服を引き裂いていた。少年は抵抗しジタバタと暴れているものの、所詮は少年の腕力が敵うわけがなく少年の素肌が露出していった。
「お前っ! 何やってんの!!」
狐娘か久遠か区別がわからない青年であったが、とにかく少年を救出すべく狐に向かって声を上げる。
「……」
しかし、狐がその声に気づき、少年の服を切り裂いている前足を止め青年に振り向いた時、青年の動きは少し止まる。
青年を見るその目は、真紅に輝き美しくもあり不気味でもあった。まるで獲物を見つけた狼のように目をぎらつかせ青年を見る。その視線に青年の背筋に寒気が走り、思わず青年は一歩引くもすぐに立ち直した。
狐娘の狐姿しか見たこと無い青年。仮に目の前にいる狐の正体が狐娘だったとして、それでも何か違和感というのを青年は感じた。
いつもの目は、獣の瞳ながら何処か人間味のある目であったが、今の目はほぼ完全に獣といってもよかったからだ。
そんな青年の心情を他所に、狐は少年から離れジリジリと青年に詰め寄っていく。少年は安堵の表情を浮かべ青年の表情は引き締まる。
「来るか……」
そう呟き青年がポケットに手を入れた時、狐は青年に向かい牙を剥き出し飛び掛った。
構える青年。しかし、こんな事もあろうかと青年にはある対策があった。
切り札とも言える物を、青年はポケットから出し狐に見せる。
するとどうだろうか、狐は青年が取り出したものを見るなりその場に座り、まるで犬のように2本の尻尾を左右に振っている。
「ほ~れ、ほ~れ、欲しいか~~?」
青年は切り札を持っている手を左右に大きく振ると、狐も追うように首を振る。
「お手」
青年の手の上に前足を乗せる狐。既に狐ではなく犬と化しているのは気のせい。
「ほれ! いってこい!」
そして切り札を寺の一番端に向け青年が投げると、狐は猛スピードで追っていった。その隙に、青年はすぐさま少年に駆け寄り来ていた大きな上着を少年に着せた。
「今のうちに逃げるんだ。あいつは俺が何とかするから」
「でも……今投げたのって」
「油揚げだ。いいから早く」
少年は戸惑うが、青年はいいからとだけ言うと、少年の背中を押して寺の外に出させる。心配そうな面持ちの少年だったが、青年がニコリと笑うと一礼だけし、急いでその場から立ち去った。
「さて、残りは、あれ?」
少年が完全に立ち去ったのを確認した青年は、意を決したように立ち上がる。油揚げはもうない、覚悟はできているという表情で油揚げ食べている狐のほうを見ると、そこにはもういない。
その代わり、青年の頭上が太陽が雲に隠れたかのようになる。
「上か!! って何で人型うわっ!!」
時既に遅し。青年は何故か人の姿になっていた狐に押し倒される。その狐は、例の狐娘だった。
265:狐書く奴
06/10/29 01:06:20 +bNCh+0/
「お前かっ! はな、れろ!」
「……」
青年も狐が狐娘だと確認すると、強めの口調で狐娘に言うが彼女は何も喋らず、青年の上に乗り何かを探すように青年の体を触りつくす。
しばらく青年の体を触っていた狐娘だったが、ムッとした表情になると長く鋭い爪で青年の服を先ほどの少年同様引き裂き始めた。
「なっ! 何すんだよ! や、やめろっ!」
青年も激しく抵抗するが、元々力では狐娘のほうが勝っている為、青年の服は見るも無残な姿となり青年の上半身はほぼ裸となった。
「……?」
「な、何だよ?」
「……っ……っ?」
狐は裸となった青年の胸や首や腕を再び触りだした。青年は上半身にくすぐったい感触が流れる中、気づいた。
「油揚げなら、もう無いぞ?」
「っ!!」
狐娘は驚く。どうやら油揚げを探していたらしいのだ。しかし、青年が最初に投げたのでもう無くなっていた。
もう無い、そう感じ少ししゅんとなる狐娘だったが、今度は別の欲を満たすことにした。
「うわっ! お前っ! ちょっやめっ!」
「っ……っ!」
狐娘は素早く青年の下半身に移動し、青年が穿いている紺色のズボンを引き裂いた。
青年も抵抗はするもそれは無駄であり、トランクスごと引き裂かれたズボンからは、青年のイチモツが姿を現す。
「ハァー、ハァー……ゴクッ」
少し硬くなっていた青年のイチモツを、狐娘は興奮したように呼吸を荒くし、欲望に駆られた瞳で見つめる。その青年は感じたのか、イチモツはピクッと動くとますます硬くなっていった。
「ぁ、ん……じゅるっ」
「うぁっ! ちょ」
そして既に透明液が出始めていたイチモツを、狐娘は美味しい物を食べるように口に咥えた。青年は声を漏らし、狐娘の頭を引き離そうとするが、既に思考が麻痺しつつあった。
「んじゅっ、じゅるるっ、ふぅ、ハァ、ちゅぶ、じゅぶっ!」
「んっ! クッ!」
頭を上下に動かし口でイチモツをしごき上げ、舌を絡めイチモツから溢れ出る透明液を喉を鳴らし飲んでいく狐娘。いきなりハイペースに刺激され、青年に早くも射精感がこみ上げる。
「じゅっ、じゅるるるるる……っ!」
「くあっ!!」
狐娘が唾液と青年の透明液を口に溜め、一気に吸った時、青年は耐え切れずに狐娘の口内に精液を放った。
「んんんっ! んっ、んく、んくっ」
青年の精液を、一瞬眉を顰め受け止める狐娘だったが、口内で精液を味わい喉を鳴らし飲み込んでいく。
すべて飲み干した狐娘は、そのまま口から抜くことなく再び舌を絡ませながら上下運動を再開する。
「ま、また? ち、ちょっと待てって」
射精で、より敏感になったイチモツを舌で刺激され、声を上げる青年。
青年のイチモツは数往復で完全に硬くなった。
「んじゅっ、はぁ、ハァ、ハァ」
青年のイチモツが硬くなったのが分かると、狐娘は呼吸を乱しながら口から離す。
口周りに付いた精液を舌で舐めとる。口から精液と唾液がミックスされた液を一筋垂らしながら微笑み、狐娘は青年に跨ぐ。
「ハァ、ハァ、んぐっ!」
そして尻尾でイチモツを既にぐしょぐしょになっている秘所へあてがうと、そのまま一気に挿入し根元まで飲み込んでいった。
266:狐書く奴
06/10/29 01:07:15 +bNCh+0/
「んっかはああぁぁ!!」
「くっ!」
挿入の快感の波に、青年は声を漏らし狐娘は少し達したようだ。
しかし、その予兆に浸るわけでもなく、狐娘は腰を振り激しく上下運動を開始した。じゅぶじゅぶと言う卑猥な音が寺に響き、何度も膣奥を刺激され、狐娘は狂ったように腰の動きをさらに早くする。
それに合わせるかのように青年の腰も動き狐娘を刺激する。
「ぐっあぁ! んがぅっ! くうぅんっ!!」
狐娘はまるで本物の獣のような喘ぎで、頭をバサバサと振り黄金色の髪の毛を乱し、快感に身を寄せている。淫らな彼女を下から見て、青年に再び射精感がこみ上げイチモツは今にも狐娘の膣を汚そうと膨張していた。
「また、やば……」
「んんあぁっ! くっあああぁぁぁ!!」
青年の前に、狐娘が達し膣内をキュッと締め付ける。それに耐え切れなくなり、青年は狐娘の膣奥に精液を放った。
ドクドクと大量に凄まじい勢いで精液が放出され、狐娘の膣の中にそそぎ込まれていく。
「んくっ! あぐっ! あんっ!」
狐娘は達したことで数秒その予兆に浸っていたが、やがて再び激しく腰を動かし始めた。狐娘の膣を出入りしている青年のイチモツはすぐに硬さを取り戻し、再び狐娘を刺激する。
「今日は、いつもより、激しいんだな……」
青年が思わず声を上げてしまうほど、狐娘は発情期とはいえより乱れている。そんな彼女に抵抗をやめ興奮を覚えた青年も、腰を突き上げ続ける。
自由になった両手で狐娘の2本の尻尾を掴み、イチモツをしごくように上下に動かしながら。尻尾は彼女の敏感ポイントという事を青年は知っていた為だ。
「あぁ! ぐっ! うくああぁっ!」
青年の行為に、狐娘はさらに激しく喘ぎ、腰を動かしながら青年に覆いかぶさると、青年の口に自らの口を押し当て夢中で舌を絡ませる。
口と膣と尾を同時に刺激され、狐娘は青年と口を重ねながら達した。
ビクビクと痙攣しながらも更に快感を得ようと腰を振り続ける。そして青年も、狐娘の舌を感じながら再び狐娘の膣に精液を注ぐ。
「んっ! ……んっ……っ!」
狐娘も射精を感じながらも腰を振り続ける。下の結合部からは、行き場を失った青年の精液が狐娘の液と混ざり溢れ出し床を汚す。
そして、イチモツは衰えるどころか射精してもなお硬くなっていた。
「んふっ! ハァ、ハァ、ハァ」
口を離して体を起こし、飛び跳ねるように上下運動をする狐娘。その表情は既に快楽に支配され、青年もただ快感を求めている。
そして、二人は何度もお互いの体を求め合い、赤い満月が照らす寺には、ただ肉と肉がぶつかる音と狐娘の獣のような喘ぎだけが響いていた。
267:狐書く奴
06/10/29 01:08:36 +bNCh+0/
翌日の早朝。スズメがチュンチュン鳴き、少し霧が立ち込める中、青年は狐娘を背負いながら歩いていた。服はあらかじめ青年が予備として常備しているのでそれを青年は着ているが、狐娘は裸。
「やれやれ……」
青年は少しやつれている。あれから、一晩中青年と狐娘はやりあった。一体何回狐娘の膣に出したか、青年には覚えが無い。あったとしても、青年は思い出したくも無かった。
「ちっ、人の苦労も知らないで寝やがって」
「んんっ、むにゅ……」
青年の背中には気持ちよさそうに寝息を立てている狐娘、2本の大きな尻尾もだらしなく下がり地面に引きずられている状態だ。
そんな狐娘を背負いながら、青年は狐娘の家にたどり着いた。
古き良き日本の家と言う様子の、大きく和風な家。
玄関のインターホンを青年が鳴らすと、しばらくして一人の男が出てきた。
「はい? あ、君か」
「どうも」
出てきた男には青年は見覚えがあった。以前、青年が狐娘の家に行った際にあった、狐娘の父親で人間だ。
男はニコリと笑って青年を出迎えると、背中の狐娘に気づき苦笑い。
「あ、もしかして、またこいつやっちまったのか? すまんなぁ、うちのバカ娘が。昨日は赤い満月だったから大変だったろぉ?」
「え? あ、まぁ、はい」
「とりあえず上がりなよ。お茶でも飲んでっていってくれ」
男はそう言うと、青年にも断る理由もなく体力上限界を迎えつつあるので、狐娘宅に上がらせてもらう事にした。
その際、背中の狐娘は自室に寝かせ、青年は居間へと案内され座布団の上に座る。
ちなみに久遠と狐娘の弟はまだ帰ってきていないのか、家は静まり返っている。
「ほれ、お茶。俺が入れたから美味くは無いと思うけど」
「ども」
男は青年にお茶を出し、お互いお茶を啜る。静かな朝、口を開いたのは青年だった。
青年は昨晩のことを洗いざらい男に言った。
いつもの発情とは違った事等を。男はそれを聞き終えると、ニコッと笑う。
「あぁ、言ってなかったかなぁ。あの双子に狐の血が通ってるのは知ってるな?」
「はい」
「それで、久遠もそうだけど、何故か発情期が赤い月の夜なんだ」
男は語りだすが、青年はこの時疑問に思った。
発情期が赤い月の夜……なら、昼間求めてきたのはただやりたかっただけ? と。
そんな青年の心情など知るはずの無い男は語り続けた。
「満月になるにつれ発情は増し、赤い満月の日に、久遠達の発情は最高潮に達する」
「それが、あの」
「まっ、そういうことだ。最高潮に達すると、理性までほぼ無くなってほとんど野生に近い形になる。要するに本能で男を犯すってな」
「な、なるほど……」
青年は思わず納得してしまう。そんな中、再びお茶を啜った男は青年に向かい真剣な面持ちで聞いた。
「君、昨日家の娘としたんだろ? 何回あいつの中に出した?」
「は? えっと……」
突然の質問に、青年は腕を組み考え始めた。
何回膣に出したか、それは青年にも覚えてはおらず、そんな青年の様子を男は笑って見ていた。
「そうか、覚えてないほど出したか。若いことは良いことだが、こりゃ孕んだな」
「ぶっ!!」
そして、男が軽い口調でとんでもない事を言った時、青年は飲んでいてたお茶を思いっきり噴出した。
「なっ、何言ってんですか!」
「だって。まぁ、君なら俺も安心だ。これからもうちのバカ娘をよろしく頼むよ。しかし孫の顔が見たい気持ちっての、今分かったなぁ」
「ち、ちょっと、待った! あんた何言って、何この空気!?」
「俺の嫁抱いたくせに……」
「ギクッ!」
一人で話を進める男に対し、青年は猛講義といこうとしたが、男の呟きに肩を震わせた。
「ふわぁ~、おはよー」
居間に微妙に重い空気が流れる中、先ほどまで寝ていた狐娘が欠伸をしながら全裸で居間に現れた。
「おお、お早う。よかったな~、この青年がお前のパートナーになってくれるそうだぞ?」
「え? ホントに!? やった♪ 君とはエッチの相性がいいんだよね~♪」
「………」
そして男は狐娘に青年にとって勝手な事を伝えると、狐娘は両手を挙げてにっこり笑顔で喜び、青年は今後の自分の人生が不安になった。
「ところで、昨日の夜の事覚えてないんだけど、あたしなんかやった?」
「そこに正座で座れ」
とりあえず青年は狐娘に説教をする事にした。
完
268:名無しさん@ピンキー
06/10/29 01:31:09 McZRVso4
許婚=ベストエンド、でしょうか?
GJです
269:名無しさん@ピンキー
06/10/29 02:16:35 0dGssEEZ
放課後の学校でとかも読んでみたい。
許婚なんだからいいじゃん♪みたいな感じで襲われる
270:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:44:18 AeswNkt9
鳥類を望んでた奴らの為に書きました
短い言わないでねPC買い直したらながいの作るから
携帯からはコレが限界だから
では投下
271:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:48:25 AeswNkt9
とある山岳地帯の山の頂上
そこに女の姿があった。
真っ黒なショートヘアに張りと艶のある褐色の肌。
柔らかな丸みを帯びた二つの乳房と尻を晒した裸の美女がそこにいた。
「あたしの領域に入り込んだ馬鹿なやつがいるな……」
その女の目に映るのは遥か数百メートル先の山岳部を歩く青年の姿。
自身の領域に踏み込んだ美味しそうな青年。
「フフッ♪美味しそうな子♪我慢できないなぁ♪」
女の肩から腕が翼へとかわり。
女は自身が立っていた岩山の頂点から勢いよく飛び立つ。
最短距離を飛び青年の死角にから一気に急降下。
鷹や鷲などより更に鋭い猛禽の爪を青年の肩に食い込ませ、上空の彼方に再び上昇する。
「うぐぁ……離せぇ…離…し…てぇ」
血の滲む肩を押さえ青年が呻くように懇願する。
悪戯ぽっく笑い女は答える。
「離して欲しいんだぁ。でもつぶれたトマトみたいになりたいのぉ?」
今の高さは既に地上数百メートル。
どんな奇跡が起きようとも人間が落ちて助かる高さではない。
「くっ…なら…せめて…爪を…ゆるめてくれ…」
痛みに耐えながら青年は懇願する。
「もうすぐ離してあげるから。黙って我慢してなさぁい♪」 岩場が平らに突き出ている場所に女は青年を落とした。
多少勢いがあったため青年は転がり、2~3転して仰向けになって止まった。
その上に女が肩に足をかけて降りたため、青年は地面に押さえつけられた。
272:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:49:56 AeswNkt9
先に口をひらいたのは青年の方だった。
「お前は一体何者だ?俺をどうする気だ。」
質問を吟味するように悩み女が返す。
「一つ目の質問だけどねぇ。私は鷹や鷲を統べる者。
鳥人やハーピーなんて言われてるわね。
名前は[見通す目の翼ある山の守護者]長いからアイでいいわ。
二つ目の質問だけど、どうされると思う?
やっぱり引き裂かれてズタズタにされて食べられちゃうかな?
それとも百舌鳥みたいに木に串刺しにされちゃうかも?」
青年の顔から一気に血の気が引く。
リアルに自分が引き裂かれたり木に串刺しにされる映像を想像し、顔面蒼白である。
「アハハハハハハ♪大丈夫よぉ♪
密狩者や五月蝿いガンマニアならともかく罪もないいたいけな青年にそんなことしないわよぉ♪
私は自然を汚したりマナーのない馬鹿やハンターは殺したりするけどね。」
安堵の息を大きく吐き青年は、続ける。
「だったら何故俺を襲ったんだ!」
悪びれず、アイは答える。
「美味しそうな子が私の領域に来たからついねぇ……ごめんねぇ…痛かった?」
「美味しそうってやっぱり喰う気なのかよ!!」
「違うよ。美味しそうっていうのは違う意味で♪」
両肩に足を置いた状態から青年の顔に腰をおろす。
273:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:51:58 AeswNkt9
呆気にとられながらも自身の目の前に女の秘所が露わになると反応してしまう。
「なっ!?食べるってそういう意味なのか?!痛い思いしたけどそれなら…いい…かも…」
「乗り気になった?ところで名前は?私は名乗ったわよ。」
「レイだよ。レイ・C・アルバトロスだ。」
「よろしくレイ♪じゃ私を満足させてねじゃないと真っ赤なトマトにしちゃうわよ」
「わっ、わかったからそれは勘弁して!」
レイは露わになったアイの秘所に顔を近づけ舌で嘗めあげる。
「んぁ……ん…うまいじゃない…」
淫核を吸い、両手で柔らかな胸と尻を揉みまくる。
肩から腕と足首から太ももまでは羽毛で覆われているため愛撫しにくいが羽毛に覆われていない背中やお尻、胸はそれに比例するように感じやすいようだ。
背筋に指を這わすだけでアイの秘裂から愛液がとめどなく溢れレイがそれを飲み続ける。
柔らかな胸と乳首に触れる度に体を震わせ愛液が溢れ出す。
「んぁ……ふはぁ……はぁぁ…じゃそろそろ」
腰を浮かしアイがその鋭い猛禽の爪でレイの衣服を引き裂く。
「入れさせて貰おうか。あんたの肉棒、たっぷり下の口で味わってあげるよぉ。」
自身の秘裂にレイの男根をあてがいゆっくりと腰をおろす。
腰を下ろしきり終えるとまた腰をあげる。
274:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:53:24 AeswNkt9
ゆっくりとゆっくりと一定のペースで、
「もどかしいだろぉ。でもレイからは動かないでね。動いたら…ねっ♪」
「生殺しだな」
反論するが死にたくないので従う。
「ふはぁ…んっ…あぁ…」
アイの喘ぎと共に段々と腰を動かすスピードが早まる。
アイは足でレイの腰を挟み腕を羽ばたかせた。
アイの体が浮き。羽はばたきをやめると重力に任せて勢いよく落下しアイの秘裂をレイの男根が最奥まで貫く。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!いいっ!!やっぱりいいっ!!」
そのあとも腰を浮き上がらせ何度も最奥を突かせる。
そのたびに山にアイの快楽の叫びが木霊する。
「そろそろいきそう?じゃ上空SEXといこうか?首に腕を回して。」
レイが首に腕を回すと、勢いよく羽ばたき飛び上がる。
「この状態で突きなさい!じゃないと落としちゃうわよ。」
レイは足をアイの腰に回して密着する。
上の口に舌を這わせ互いに口中を舐めまわし唾液を交換、飲み干す。
「甘い…」
下の口に腰を打ちつけアイの秘裂の最奥を何度も突く。
「…でるっ!」
何度目かに最奥にてレイは果てた、アイの子宮に白い汚濁がそそぎ込まれ広がっていく。
「もっと!もっと!突いて!孕んじゃうくらい!いっぱい中に出しなさい!」
そのままレイはアイの秘裂に男根を突き入れ
275:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 05:56:02 AeswNkt9
アイの膣内に精液を吐き出す。
更に溢れでる愛液と自身の汚濁で二人の結合部からは淫靡な水音が響き渡る。
尋常ではない愛液と精液がアイの秘裂から滴り地上に落ちていく。
「はぁぁぁぁ…あぁ…あぁ…イクゥ」
レイが子宮口に何度目かの射精をすると同時にアイの体力も限界に達し。
失神した。
二人は地上に向けて落下していく。
-
-
-
-
-
-
-
「危なかったわぁ!鳥を統べる者が落ちて死ぬなんてシャレにならないものねぇ。」
「危なかったけどな。」
高度が低かったうえに落下地点が川だったために大事に至らずにすんだ。
「また来なさいね。」
さすがにレイは承伏しかねた。
「来るって約束しないと…」
この脅しにレイは簡単に屈した。
「わかった!またくるよ。ただ……」
「ただ…何!」
鋭い返しに、
「飛びながらやるのは止めような…。」
「……うん…」
どちらともしれず二人は笑いあう。
紅く色付いた山岳地帯に二人の笑い声が響き渡っていた。
276:蛇に虎に家猫の人続いて鳥人で書いた
06/10/29 06:03:07 AeswNkt9
こんなもんかねぇ。
あと全然考えてないけど
ネタになりそうなんわ。
シャチ娘が男を海に引きずりこんで~とか
狂犬病にかかちゃた犬が擬人化して飼い主襲う~とか
未開に住む凄い知識のある龍神を打ち倒そうとする剣士を逆に~とか
タコやイカや蜘蛛なんかの足の多い生物に犯される~とかかな
別にまだ全然考えてないからシチュが思い浮かばねーって書き手の人は使って下さい。
277:名無しさん@ピンキー
06/10/29 09:43:56 XcIcj+bP
GJ!!!!
憧れの鳥類が今ここに・・・・
278:名無しさん@ピンキー
06/10/29 12:04:13 +bNCh+0/
「何のつもりだ?」
放課後の教室。夕日で赤く染まり誰もいない教室内で、青年は狐娘に押し倒されていた。
青年は起き上がろうと試みるも、両肩を抑えられているため起き上がれずただドスの利いた低い声で狐娘に言うしかないが、それは無意味である。
「いきなり何だ? つか離れろ重い」
「あたしそんなに太ってないよ!」
「すまん悪かった。どうか退いていただけないでしょうか狐娘様」
「やだ」
”重い”というフレーズにカチンときた狐娘に、青年は次に丁寧な声で狐娘に訴えるもやはり即答で断られる。
青年の困り果てた表情を、真紅の瞳を細めて楽しそうに見ていると青年の肩を押さえながら顔を近づけ口を押し付ける。
青年の口内を味わうように舌を絡め、青年もまたそれに答えるように絡める。
279:名無しさん@ピンキー
06/10/29 12:04:53 +bNCh+0/
「……ふぅ、ほんとーにキスに弱いねぇ。もう抵抗しないんだ」
「お前なぁ。やりたいなら別にこんなとこでこんな形じゃなくても」
「だってこっちの方が興奮するんだもん。いつ誰かが来るかもしれないってのがいいんじゃない」
狐娘との舌の絡みにより既に抵抗力を失っている青年のシャツを、狐娘はボタンをブチッと無理矢理はずしボタンが宙を舞う。
「あの、制服をいちいち駄目にするのはやめて……」
「もううるさいなぁ。君は襲われる側なんだからね」
狐娘は上半身に次いでズボンに手をかける。ズボンのチャックのみを外すと、中から青年のイチモツが雄雄しく姿を現した。
「お! 何だかんだ言いつつ硬くなってるこれはなんですかぁ?」
「……」
イチモツを軽く握り上下に動かしながら子悪魔のような微笑を浮かべる狐娘に、青年は顔を背ける。
既に軽くしごかれただけで、イチモツからは透明な液が流れ始め狐娘の手とズボンを汚す。
「どんどん出てくるね。これじゃあ口でやるのはしなくていいかな。あたしも、もう準備できてるし」
教室には水っぽい音が流れ、透明液の異臭がたちこめる。青年には快感が体中に流れ、狐娘はしごきを止めイチモツを片手に青年の上に跨ぐ。
「よいしょっと……」
もう一方の片手で白いパンツを少しずらすと、既に愛液が太ももを伝わり流れ秘所はすでに十分なくらいに濡れていた。
「それじゃあ、いただきますね~」
そしてゆっくりと腰を下ろし、イチモツを自らの膣内に入れていく。少し入ったところで青年には手とは比べられない快感が流れ、歯を食いしばりながらそれに耐えている。
「んふっ! ほ、ほらぁ、入ったよ~」
「ぅっ、くっ!」
根元までイチモツを受け入れる膣内は、久遠のようではなくただひたすら締め付けるだけ。
狐娘はしばらくその快感に浸り腰を動かし回転運動をするが、やがて腰を上下に動かしはじめる。
「あんっ! ああっ! はぁ、んっ! んふっ!」
狐娘の喘ぎ声が教室に響き、青年も腰を上げ下から狐娘を突いていた。
「あぅんっ! き、キスしてぇ! 尻尾も触ってぇ!」
二人は口を重ね、左右に首を振りながら舌を絡め、唾液を交換する。
青年は狐娘の要望にこたえるように、両手で2本の尻尾を掴み上下にしごき上げる。
これは狐娘が一番好きな行為であり、尾と口と膣から同時に来る快感に、絶頂が近づきつつある狐娘の腰はさらに早くなり、それは青年も同様でイチモツは今にも膣内を汚そうと膨張する。
「んちゅっ……っ! 大きくなってるぅ、んっ、いいよ、今日もたくさん、出し、んはっ!」
「ぐっ!」
快楽に支配されとろけた表情で言う狐娘に、青年は精を狐娘の膣内に放った。
びゅくびゅくと言う音がし、狐娘の膣内に精液が注ぎ込まれていく。
「んっ熱っ! あたしも、んはああああぁぁぁぁ!!」
狐娘の膣内で射精をし暴れる青年のイチモツ。その快感に狐娘もまた絶頂を向かえ青年と舌を絡ませながらピクピクと痙攣する。
「ハァ、ハァ、やっぱり君とは相性がいいみたいだね」
そして口を離して体を起こし、二コリを笑う狐娘は再び腰を動かす。
射精後により敏感になっている青年のイチモツはすぐさま硬くなっていた。
「お前、んっ! まだやるのか?」
「当たり前でしょ~? あたし達は許婚なんだからちゃ~んと子作りしないとねぇ。んはっ! やっぱり、あんっ、いいなぁ」
狐娘と青年はお互いを求め、青年は狐娘の膣を汚していく。
夕方の教室内には、二人のにくがぶつかり合う音だけが響き、青年は何度も狐娘の膣内に精を放っていった。
「あらあら、若いですね~。私も今度混ざろうかしら?」
その光景を、学校唯一の女教師は妖艶な微笑で見ていたそうな。
なんか書いてみただけなんだ。
それと、このスレは白虎、青龍、朱雀、玄武といった四聖獣はおk?
ちなみに次あたりまたカブトネタをやってみようかと思ってますが、スレ違いだったら言ってください。使うのは多分ガタック。
それと最後に……鳥類GJ!!!
280:名無しさん@ピンキー
06/10/29 14:45:25 5P13nTzE
鳥も狐もGJ
281:名無しさん@ピンキー
06/10/29 15:52:50 0dGssEEZ
>>280氏
リクを書いてくれてありがとうございます
もうGODJOB。
282:名無しさん@ピンキー
06/10/29 19:28:57 +PXy+ATJ
女教師は何を・・・
283:ひとつの意見
06/10/29 22:46:16 VvqZJ6xK
..
284:名無しさん@ピンキー
06/10/29 23:15:40 AA41FVbD
女教師は、きっと狸なんだよlol
285:名無しさん@ピンキー
06/10/29 23:30:15 227PPghV
狸か渋いね
286:名無しさん@ピンキー
06/10/29 23:41:14 X+1P23fW
いや、妖艶な雰囲気なら女郎雲タンと見た。
287:名無しさん@ピンキー
06/10/29 23:59:13 +PXy+ATJ
欲求不満なリオレイア
288:名無しさん@ピンキー
06/10/30 00:25:58 x1tdS7cp
このスレに刺激されて一つに書き上げてみたはいいんだが、思ったより長くなってしまった。
普段あんまり来ないんだが、この板って連投規制とかあるんだろうか。
289:名無しさん@ピンキー
06/10/30 00:31:36 vFmBE6Ls
>>288
まあ連投規制くらったら支援くらいするよ。
俺が起きてるうちにカマン
290:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:42:01 x1tdS7cp
了解した。初めてなので優しくして欲しい。
旅人は、途方に暮れていた。
急ぐ用事があるからと、村人の制止を振り切って村を発ったものの、日が落ちるのが想像以上に早く、結局身動きが取れなくなってしまったのだ。
道程はまだ半分ほどしか来ていない。辺りはちょっとした林道になっており、木々が邪魔をして星明かりさえもろくに差し込まない。自分の手さえも見えない、正真正銘の暗闇だった。
こうなってはやむをえない。彼はため息を一つつくと、腰を降ろした。これ以上動くのは危険のようだ。旅を始めてからまだ日が浅く、野宿の経験は多くなかったが、少なくとも初めてのことではなかった。
明るくなり始めたらすぐに発つようにすれば、用事にもなんとか間に合うだろう。彼は手近な石を集めて簡単な風除けを作り、枝を集めて暖を取ろうとした。だが、辺りの湿気が邪魔をしているのか、火打石では火花も出すことができない。
そういえば、なにやら生暖かい風が吹いている。いつからともなく、いつのまにか、だ。
不気味なものを感じた彼は、火をつけるのは諦めて、さっさと寝てしまうことにした。
291:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:42:35 x1tdS7cp
そうして更に夜も更け、真夜中を過ぎた頃。
彼は、妙な感触に目を覚ました。何かぬめったものが、むき出しの胴を這っているようだ。
彼は反射的に身を起こそうとしたが、どういうわけか、できなかった。何かが足から腹にかけて絡まっているらしい。
何かはわからないが、何かが起こっている。
急に焦りを感じ始めた彼は、もがくようにしてなんとか首を起こし、自分の胴体を見つめて、思わず息を呑んだ。
暗闇ではっきりとは見えないが、黒く、大きな何かが、自分の足に巻き付いているようだ。それに延長している白い物が、着衣を乱され肌の覗いた自分の腹にのし掛かっている。反射的に手を伸ばそうとして、その手が何かに阻まれた。
暗闇の中でさえ白く浮かび上がるそれは、どうやら女の手のようだった。と、不意に、自分の胴の辺りに何かが光った。
彼は、一瞬それが何であるかわからなかったが、程なく、それが二つの眼であることがわかった。瞳孔はやや細く、人の眼のようにも見え、猫の眼のようにも見える。
彼はしばらくの間、呆然とそれと見つめ合った。わずかに差し込む月明かりに眼が慣れてくると、それが女の顔であることがわかった。
細面に、すっと通った鼻筋を持ち、長い髪から切れ長の眼が覗いている。薄い唇から覗く舌は、ぞっとするほど赤く、細く、長く―先が割れていた。
胴体を這う、ぬめった感触の正体はそれだったらしい。彼は思わず声を上げようとしたが、できなかった。自分の体を這うようにして寄ってきた女が、彼の口を塞いだからだ。
292:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:43:48 x1tdS7cp
「んっ……、ふっ、んん……」
細い舌が、反射的に閉じた唇をあっさりと割り入ってくる。それはうねるようにして縦横無尽に駆け回り、彼の口内のあらゆる箇所を蹂躙した。
女が口を離すと、名残惜しげに唾液が糸を引いた。あまりに情熱的なキスに、彼は言葉も失い、恍惚と彼女の顔を見つめた。意識が朦朧としている。
そんな彼の様子に満足したように女は微笑むと、今度は軽いキスを一度して、そこから首筋、肩、胸と、順番に口付けた。まるで愛撫のように。
そうして彼女の唇が下腹を通り過ぎると、下半身の締め付けがわずかに緩められた。すると、ずり落ちるようにして下の着衣がずらされ、自分自身が曝されたのがわかった。
彼女は彼の胴から体をずらし、その白いなめらかな手で半勃ちのそれを包むと、優しく上下させ始めた。キスの刺激もあり、彼のそれはすぐに起き上がった。
彼女は手を止めると、赤い舌でぺろりと唇を舐めた。細められた目には欲情の火が灯っている。女は器用に体を折ると、彼の分身に顔を近付けると、薄い唇から長い舌を一気に伸ばし、彼のそれにぐるぐると絡みつけた。
背筋まで電気のように快感が走り、彼はおもわずうめき声を上げた。そんな彼の様子を女は楽しげに見上げると、絡めた舌をずるずると音を立てて前後させ始めた。
「ちゅ……は……ん……」
長い舌先は乾きやすいのか、彼女は頻繁に唾液を垂らし、彼のそれを湿らせた。そして、そのたびに舌を器用に動かし、彼のそれを締め付ける。
経験したことの無い感覚に彼は翻弄され、口からは意に反した声が漏れ出る。女はそのたびに嬉しそうな顔で彼を見上げ、いっそう複雑な動きで彼自身を蹂躙する。
ただでさえ経験の無かった彼はあっという間に快感に飲み込まれ、二つに割れた舌先が亀頭の裏を舐め上げた時、彼自身は限界を迎え、勢いよく白い液体を吐き出した。
女は口を開いてそれらを受け止めると、顔にはねた分も長い舌で余さず舐め取った。その妖艶な姿に、彼は自分自身が捕らわれていることも忘れて見入ってしまった。
293:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:47:54 x1tdS7cp
女が射精したばかりのそれをいたわるように口に含むと、すぐにそれは固さを取り戻した。だが、彼女はすぐにそれから口を離してしまう。
彼が思わず名残惜しげな声を上げると、女はくすりと笑って彼を見上げた。場違いな恥ずかしさが何故かこみ上げて、思わず彼は視線を逸らす。
だが、彼女は起き上がり、また彼の体を這うようにして彼の上体に体を移し、彼の胸に両手のひらを立てて、自らの体を月明かりの下に曝した。
病的に白い肌が幻想的に淡く光りを帯びる。白い腕の伸びる肩はやや華奢に見えたが女性らしくなだらかなラインを描き、その延長にある鎖骨の下では豊満な乳房がぶら下がっていた。
幻想的な光景に意識を奪われつつ、彼は下に視線を移し―そして、思わず目を見張った。
彼女の体は、白い骨盤を通り過ぎた辺りから、まるで接いだかのように、黒く光るぬめったウロコになっていた。まるで―そう、黒い蛇のように。
女性器はまだ人のそれに近く見えたが、そこから下は完全に人間以外のものである。どうやら、彼の自由を奪っている黒く長い何かの正体はその下半身らしい。
彼の心にはいまさら恐怖がもたげてきたが、そんな彼の様子を察したように彼女は素早く彼を組み伏せてしまった。豊かで、柔らかな胸が、彼の胸板―どうでもいいがあんまり厚くは無い―で潰れて形を変える。
そして、甘えるように、遊ぶように二、三度彼の顔を舐め、例の舌を差し込む熱いキスをすると、どういうわけか、彼はまた朦朧としてしまった。
294:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:50:28 x1tdS7cp
彼女はもう一度愛しげにキスをすると、また上体を起こした。そんな彼女を、彼はただ惚けたように見つめることしかできない。
彼女はまた口元だけで妖艶に微笑むと、やはり器用に這い回って、彼女の女性自身と彼の反り立ったままのそれの先端を重ね合わせた。
その光景を、彼は朦朧としながらも見つめる。月明かりは幻想的に彼女を浮かび上がらせていて、今や彼女の蛇の下半身すらも美しく思える。
惚けている彼の視線を受け止めながら、彼女は見せ付けるようにしてゆっくりと、彼女の中へ、彼自身を沈めていく。
朦朧とした意識が、即座にはっきりと覚醒した。彼女自身があらかじめ準備していたのか、すでに粘液でしとどに潤っていたそこは、熔けるような熱さを帯びていた。
まるで別の生き物のように激しく蠕動しながら彼自身を飲み込むそこはそれこそ蛇のようだ。彼は、激しく、それでいて情熱的に包み込むような快感にまたも翻弄され、彼女が彼自身全てを飲み込まないうちにまたしても射精してしまった。
彼女はそれを感じ取ったらしく、ぴくんと背筋を跳ねさせて動きを止めた。少し驚いたような顔だ。彼は密かに傷ついたが、彼女はすぐにまた妖しげな笑みを浮かべて、片目を瞑り力を込めるような動作をした。
すると、不思議なことに、彼女の中が軟らかくなりかけた彼自身をぎゅっと締め付け、また先ほど以上の激しさで蠕動し始めたのだ。
彼のそれはたちまち固さを取り戻し、驚く彼に彼女はまた楽しげな笑みを浮かべて見せた。
295:訳:私を巻いてください
06/10/30 00:51:08 x1tdS7cp
ほどなく、彼女はまたゆっくりと腰を進め始めた。進むにつれて彼女の眉は徐々に張り詰めていく。
「ふっ……ん……あ……」
そうして完全に彼自身が埋まった頃には、彼女の眉は完全にひそめられた形になっていた。目も軽く閉じられ、まるで彼のそれを、それこそ味わっているかのような様子だ。その姿がまた妖艶であり、彼はまた背筋がぞくりとするのを感じた。
「んぅ……あっ……、ぅん……」
しばらくそうしてじっとしていた彼女だが、彼が見つめているのに気付くとまた笑みを形作り、ゆっくりと円を描くように腰をグラインドさせ始めた。熱くぬめった彼女の膣壁が、彼のそれを丁寧になぞっていく。
そこに微妙な蠕動運動が加わり、彼はまたも自分が駆け足で上り詰めていくのを感じた。
意識は覚醒していながらも、未だに頭はあやふやでまとまっていなかったが、こうして何度も射精してしまうのは、あまり男として好ましくない。ぼんやりとそう思った彼は、必死の思いで快感を鎮めようと努力した。
「……あっ……ん……?」
そんな彼の様子を女は敏感に感じ取ると、半目で妖しげににやりと笑った。どうやら挑戦と受け取られたらしい。彼女はゆっくりだった腰の運動を徐々に速め始めた。同時に、中の蠕動運動も激しくなっていく。先ほど以上のペースで、先ほど以上の快感が、彼に襲い掛かる。
堪えきれずに彼が声を上げると、女は嬉しそうに笑った。女はそんな彼の様子が気に入ったらしく、腰の動きを速めた。
「ふっ……、はぁっ、んぅっ……!」
女が漏らす声の合間に、頻繁に彼の声も混じるようになった。そのたびに彼女は嬉しそうに笑い、ますます彼の声を引き出す行為に没頭した。