06/10/25 04:10:25 UujFm5jF
少年が気がついたのは、社殿の入り口であった。
日は沈みかけ、木々に覆われた境内はずいぶん暗くなっている。
結局、少女の中で何回果てたかわからない。
むしろ後半は記憶があやふやになっている。
あまりにも回数を要求してくる少女に、泣いて懇願していた気もする。
ぐるりと見回してみても、人影は無い。見えていないだけなのだろうか。
脇にかためておいてあったザックと鞄を掴み、痛む腰をいたわりながら少年は帰路についた。
以上です。
長々と有難うございました。