妄想的時代小説part2at EROPARO
妄想的時代小説part2 - 暇つぶし2ch70:皇女裏伝説
06/12/09 11:02:23 EoEGl7jn
>>69
 思わぬ刺激に体が弾ける様に反り返る。
 多岐の手が和宮の両乳房を掴み上げ、そそり立つ乳首を人差し指でなぞっていた。
「……へえ……。すべすべしてるのに、吸い付くような肌だね。こんな肌はあたいの知っ
てる誰も持ってないよ、ミヤサマ。若様の抱いてた他の女達にもいなかったなあ……」
「な……っ!? ……はぅ……っ! い、今何と……?」
 和宮の問いかけに多岐は答えない。代わりに鷲掴みして突起している、和宮の乳房の先
端に唇を近寄せた。
「……んぁっ……! お、おやめなさ……あぁっ……!」
 熾仁とも異母兄の帝とも違う、細く紅い舌先が、和宮の乳房の先端をちろちろと、まる
で蛇の舌の様な敏捷さで甚振《いたぶ》り始める。
 秘部二箇所を同時に二人の人間に攻められ、和宮は否応も無く官能の渦に巻き込まれた。
「い、いやぁぁぁぁ……っ! ……」
 びくり! と体が一瞬痙攣を起し、全身の力が抜けてゆく。
 熾仁が手を離すと、和宮は力無く多岐の胸に覆いかぶさるように倒れこんだ。
「下賎な人間に触られても気をいかせちゃうんだ? ミヤサマ。随分感度がいいんだね」
 多岐が皮肉混じりに言うのを、和宮はかすれた意識でぼんやりと聞いていた。
 平素であれば、決してその様な暴言は許さない。しかし今の和宮に叱責する余力は無か
った。

「まだこれからであろう? 和宮よ。まだ其方が求めたものは与えてはおらぬぞ?」

 上体を起した熾仁が、力無く持たれかかっている和宮の腰を背後から持ち上げる。
 多岐にすがり付いていた和宮の上体が床へとずり落ち、うつ伏せのまま腰だけが抱え上
げられた。
 糸の切れた操り人形の様になっている和宮を見下ろしながら、多岐が呆れた様に言う。
「若様もせっかちだねえ……。せっかく天国にいるミヤサマを、少し休ませてやれば?」
「其方には解らぬだろう、多岐よ。躯は華奢でも、快楽には貪欲な皇女殿なのだからな」
 熾仁は事もなく言い放つと、ぼんやりしたまま腰を上げられた和宮に一物をあてがう。
 唾液と自らの秘液で濡れ光る和宮の蜜壷を、猛る熾仁が躊躇なく刺し貫いた。
「……ひぁ……っ! ……ぁ、ぁあ……っ……!」
 朦朧としていた和宮が、熱でうかされた様に力無く声を発する。
 未だ視点も定まらぬ瞳が見開かれ、熾仁の抽送によって唇端から透明な液が伝い落ちた。

 鈍い水音と、肌と肌とが頻繁に接触する度に生じる音が、寝屋で淫猥に鳴り響いていた。
 次第にその音を掻き消すかのごとく、か細い喘ぎが悦楽の喘ぎ声へと変わってゆく。
「……帝にたっぷりと穢れを祓うてもろうたのであろう? ……和宮よ。
 ならば清められた其方の『ここ』で、其方が我が穢れも清め与えてくれるであろうな?
 元許婚であった我らだ。慈悲深い帝がまた其方を念入りに清めて下さる事であろうよ!」
 若く猛々しい熾仁自身が、蜜を迸らせつつも脱力していた和宮の、奥深くまで刺し貫く。
 宙から引き戻され、またも快楽のうねりに巻き込まれた和宮の掠れた喘ぎが、激しい抽
送に悦楽で応えるかのごとく、寝屋に響き渡った。


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