妄想的時代小説part2at EROPARO
妄想的時代小説part2 - 暇つぶし2ch53:皇女裏伝説
06/11/21 00:11:43 1O/gm7+4
>>52
 ―若い女生が家畜の様に四つ這いになり、高々と熾仁に向けて腰を上げている。
 そして熾仁はその女の腰を掴み、背後から激しく貫いていた。
 貫く度に女の唇から嬌声が漏れ、乱れ絡む黒髪から覗く乳房が上下に揺れ動く。
 快楽の喘ぎを放っていた女が、熾仁が和宮にかけた声に反応を示した。
「か……ずの……みや……? はぁんっ! ……あ、ああ……『ミヤサマ』か。
 んぁっ……! ……ぁん! ぁん! ……も、戻って……来たの……んっ!」
 和宮は熾仁に貫かれている見知らぬ女が、自分の名を口にした事にまたも驚く。
 自分にこの様な口をきく女房は、かつて出会った覚えも無い。
 驚愕で凍り付いていた和宮は、この無礼な女への怒りで我に返った。

「お、お兄様っ! 何をなさっていますの! そ、そのような下賎な格好をなさるなんて!
 まるで獣のようですわ! ど、どうか、はしたない真似はおやめくださりませっ!
 そ、それに、その無礼な女は一体何者なのですっ!?」
 怒りで混乱し、搾り出すように叫びながら立ち上がろうとしている和宮に、熾仁は嘲る
様な笑いを返す。
 そして、和宮に女の顔が見える様、腰を掴み貫いたまま向きを変えた。
「見せる事に躊躇いは無くとも、見るのは初めての様だな。和宮。……ほれ、この顔に見
覚えはないか?」
 刺し貫く女の背後から、熾仁が笑う。
 貫かれている女は喘ぎながらも和宮に視線を交わし、にやりと勝ち誇るように笑った。

「だ、誰……!? お前は誰なのっ!?」
 和宮は女の視線に射すくめられ、気圧された様に強張る。
 熾仁は和宮に見られている事に興奮し、達しようとしていた。激しく腰を揺さぶり出す。
「……まぁ、待て。これではこの者も話し難かろう。……出すぞ! 多岐!」
「んぁぁぁっ!」
 熾仁は女の中に精を放つと、掴んでいた腰を離しその場に座り込む。
 離された女はそのまま崩れ落ち、しばし痙攣したように震えるとゆっくり起き上がった。
 そのまま慣れた仕草で和宮に尻を向けると、自らに放ち終えた熾仁の一物を口に含み、
ぴちゃぴちゃと舐め始める。
 和宮に向けられた股間からは、熾仁の放った精液が伝い落ちており、それをも和宮に見
せつけている様に思われた。
 室内に熾仁と女が馬鍬っていた性交の臭気が漂い、和宮は袂で顔を庇いながら叫んだ。
「ぶ、無礼者っ! み、宮にその様な汚れた部位を見せるなんてっ! お、お前は誰っ!」
 熾仁の股間に顔を埋めていた女は、気だるそうに一旦熾仁から口を離す。
「まあ、ちょっと待ちなよ。ミヤサマ。終わったら綺麗にしてさしあげるのもお勤めだろ。
 ……そうそう。あの時は『生臭い』なんて言って悪かったよ。今じゃあたいもお仲間さ」
 女はくすりと笑ってそう言うと、再び熾仁の一物に舌を這わせ始めた。
「……何の事です……」
 和宮は背筋に冷たい悪寒を走らせつつ、聞きたくない気持ちと裏腹に尋ねた。
 女に一物を舐め清めさせながら、肩に衣を羽織った熾仁が可笑しそうに笑い、応えた。

「覚えてはおらぬか。この者は初秋に其方が罰を願った少女、多岐だ」

「たき……? 初秋って……。 あ、あのときの浮浪児!?」
 和宮は熾仁の股間で振り返り笑う女を、凍りついたまま見つめていた。

                   承-1 終 

           


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