妄想的時代小説part2at EROPARO
妄想的時代小説part2 - 暇つぶし2ch50:皇女裏伝説
06/11/21 00:06:36 1O/gm7+4
>>49
 帝の瞳に宿るのは欲望なのか怒りなのか、まだ俗世を知らぬ和宮には計り知れなかった。
 先程までの甘やかな声音と違った帝の声が、組み敷かれている和宮に発せられる。
「其方には余と熾仁の想いの違いがわからぬのか、和宮! 其方はここに熾仁を受け入れ
る事で、純潔を失ったのだ! 其方との婚儀も済ませぬうちから、あ奴はそこいらの女房
らと其方を同等に扱っておったのだぞ!? 余が大事に愛で慈しんできた其方をだ!」

 和宮はその言葉に当惑し、相手が異母兄の帝である事も忘れて抗い、叫んだ。
「―お兄様が他の女と宮を……!? 嘘、嘘です! だ、だってお兄様は宮を……っ!」
 つい先程まで大事な花を愛でる様に優しかった帝の腕が、和宮の言葉を遮る様に粗雑に
両足を抱え上げ、押し開げた。急に変貌した帝は、どこか熾仁にも似た力強さと淫放さを
発しており、和宮は当惑しつつ芽生えた恐怖感から、小さく悲鳴をあげて逃れようとする。
「真に愛しむ心算ならば、内儀も婚儀も済ませておらぬ幼い其方の純潔を散らす真似を致
す筈もないであろう! 熾仁とて既に元服を済ませた25の成人ぞ。普通の公達どもより
他の女子は味わいつくしておるわ! ほれ、其方が先程余にねだった物と同じ物を用い
てな!」
 帝は感情が激するままに自ら腰紐を落とすと、猛る一物をまだ愛液の乾かぬ蜜壷にあて
がい、抗おうとする和宮を躊躇うことなく刺し貫いた。
 火照りから急速に冷めつつあった和宮の体が、貫かれた衝撃で弾ける様に反り返る。
「はぅ……っ! お、お待ちを! 兄上様……っ! やっ……ぁ……っい、嫌ぁっ!」
 和宮の搾り出すような懇願は、もはや帝には届かなかった。
 体が軋む程開かれた脚が、床につくまで折り曲げられ、抽送に合わせて揺さぶられる。
 乱暴に腰を引かれると、和宮の豊かな黒髪が背部の絹の上に波打つように乱れ解けた。
 散り広がりゆく髪は、そのまま和宮の心情を表現するが如く、波紋を描いてゆく。
「う、嘘です……っ! お兄様が他の女達ともなんて……っ! ……ああっ……!」

 熾仁への疑惑と思慕と、帝に与えられる刺激が、和宮の芯に引火し、悩み悶えせた。
 交差する戸惑いが、更に和宮の愛液を溢れさせ、白い肌を桜色に染め上げてゆく。
 いつも物静かで穏やかであった帝も、今は呼吸も荒ぶらせ、額に汗を浮かばせている。
「嘘なものか。婚約の折よりあ奴は様々な女官達との浮名を馳せておった。今もこれ幸い
と新たな姫をこうして侍らせておるかも知れぬぞ? 和宮よ。何も知らぬは其方だけだ。
……口惜しい事よ! こうも淫らに体を慣れさせおって! 其方は余のものであったに!」
 和宮の淫靡な反応に怒りを覚えながらも、帝は久しくなかった程に怒張した一物で和宮
の蜜壷を攻め立て続ける。
 恐れ戦きながらも途中で止められていた欲情が満たされ、和宮は再び淫楽の波に抗う術
も無く飲み込まれていった。



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