妄想的時代小説part2at EROPARO
妄想的時代小説part2 - 暇つぶし2ch39:皇女裏伝説
06/11/11 20:52:31 MJKPcxNT
>>38
 その様子が熾仁の欲望を更に煽り立てる事を、和宮が自覚しているのか否なのか。
 捲り上げた裾から両足を肩に担ぐと、熾仁自らの一物を取り出して和宮の股間にあてが
う。
「そら、和宮。其方がさっき『もっと』と欲しがっていたものだ。存分に味わうがよい!」
 熾仁は前戯もそこそこに、猛る一物を皇女の中に埋め貫くと抽送を開始した。
「い、嫌よっ! お兄様なんか嫌い! ……んぁっ!……い、嫌……やめ……ああっ!」
 突き上げながら腰紐を解き、胸元をこじ開けると顕わになった乳房を鷲づかみにする。
 既に乳房の先端にある小さな突起は尖り立ち、咥えられるのを待っていたかの様だった。
 欲望のままに齧り付くと、一物を咥えこんでいる蜜壷がきゅぅっと絞まり、愛液を際限
なく溢れさせてくる。

 四年間もの間、熾仁に性儀を教え込まれて来た和宮には、言葉とは裏腹に秘壷を突き上
げてくる熱い塊が与える刺激に陥落するしか術がなかった。
「今宵は喋らないのではなかったのか? 其方は上の口も下の口も嘘つきな様だな?」
「ひ、ひどい……! そんな風に仰るなんて! い、意地悪……んあぅっ!……」
 自ら腰を浮かせて熾仁を受け入れている事に、和宮はまだ気づいていない。
「そらっ!……どうした、和宮。ここでやめて欲しいか? やめてよいのか?」
 熾仁は和宮を突き上げながら、意地悪く問い詰める。
 もう、和宮は口を閉ざす事も耐えられなくなり刹那そうに叫んだ。
「……いや……! ……や、やめ……止めちゃいやぁっ! お兄様っ、お願い……」
 体が無意識に開き反応しただけではなく、快楽に屈して意地を張る事も放棄した和宮は、
熾仁の動きに併せて腰を律動し始めた。
 夕刻の様に悦淫を狂おしく欲しては、与えられる快楽に歓喜をあげて呼応する。
 その姿は和宮自身全く自覚していないが、とても皇女のそれではなく、まるで性を売る
事を生業とする遊郭の女のようだ、と熾仁は思った。
 世にも高貴なる娼婦の作出が、熾仁によって成されたのだ。
 乱れては遂に潮を吹き、幾度となく達しては失神を繰り返す和宮を、熾仁はまだ果てる
事無く貫き続ける。
 ようやく多量の精を和宮の蜜壷内部に打ち放ち終えると、熾仁は満足そうに自分の作出
した芸術作品を見つめた。
 高貴なる娼婦の寝顔はまだあどけなく、未だ聖女のようであった。


 ―それからしばらくの間、和宮は機嫌もよろしく有栖川宮家に留まり暮らしていた。
 そこに絶望的な知らせが届いたのは、万延元年(1860年)4月のある日の事であった。
 尊王攘夷を旗印として倒幕を目指す連中の力を殺ぐ為に提案された、公武合体。
 ……すなわち皇女和宮に対する徳川 第十四代将軍家茂への、降嫁の出令が出されたの
である。



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