いもうと大好きスレッド! Part3at EROPARO
いもうと大好きスレッド! Part3 - 暇つぶし2ch34:2
06/08/23 23:00:41 1mRHD+Jh
「おはよう、情(ジョウ)」
「お早う、兄さん」
寝不足の気だるい身体を叱咤してキッチンに下りてくると、上の妹の情が朝飯の用意をしてくれていた。
「思織(しおり)は?」
「俺が目を覚ました時はまだ寝てた。起こすのも可哀想だからそのままにしといたよ」
現在うちには両親がいないため、情と思織が交代で家事をやってくれている。
長子の俺は妹達にみんな家事をやってもらっている、我ながら駄目な兄貴だ。
「あの子は体が弱いくせに、結構無理しちゃうタイプだからね。兄さんもその辺承知しておいてよ」
「分かってるよ」
てきぱきと朝飯の支度を整えながらも、情は妹のことを気遣ってくれる。
「ふふ、情は優しいね」
「そんな事はないよ、兄さん。私は意地悪で厳しくて冷たい女だ」
「いや、他の奴らはそう思うかもしれないけど、俺にだけは情が優しい娘だってことが分かるんだよ」
「まだ寝ぼけてるの?………きゃあん」
スレンダーな身体を後ろから抱き締めてやると、情は普段の口調からは打って変わった可愛い声を上げた。
「他人には意地悪で厳しくて冷たい態度を取ることもあるけれど、
 俺や思織たちの事をいつも思いやってくれているだろう?」
「…兄さん」
「ありがとう、情」

ちゅっ

「………んんっ」
情を振り向かせてその唇に優しくキスをすると、情もその腕で俺に抱きついてきた。
朝食の前だというのに、俺は妹といい雰囲気になってしまっている。
世間的に見てあまり倫理性に富むとは言えない生活かもしれないが、これはこれで仕方のないことなのだ。
なにしろ俺は情を愛しているし、情も俺を愛してしまっているのだ。
このまま行くと、朝飯前に情を食べてしまう流れだったのだが…
「おはよう、」「ございます。」
「お兄ちゃん、」「お姉ちゃん。」
「きゃあっっ!」
突然キッチンの入り口から声をかけられた為、驚いた情に俺は突き飛ばされた。


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