いもうと大好きスレッド! Part3at EROPARO
いもうと大好きスレッド! Part3 - 暇つぶし2ch165: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/11 01:36:21 f0T1+UPR
 美実の両足首を持ち上げ、無理やりグイッとM字に開かせ肘で固定する。純白のシ
ョーツが丸見えになる。どうやら染みは先程よりも濃くなっている。嫌がる美実を無
視し、俺はそこを目印とばかりに人差し指と中指を強く押さえつけた。

「くぅぅんッ!」

 押し殺した切なげな鼻声が辺りに響く。肢体を弓なりに震わせ反射的に内腿を閉じ
ようとするが、俺の肘がそれを阻む。そのまま同じ部分に何度も摩擦を加えてやると
下半身の筋が徐々に弛緩していく。
 ジワッと染み出してくる愛液。その甘い匂いが俺の脳を妖しく酔わす。
 錯綜する思いの中、それでも指は止まらない。指に愛液を馴染ませると、一気にシ
ョーツの中へと潜り込ませた。
 咲きかかった無垢な花弁を強引に開かせ、膣内の粘膜を乱暴に掻きまわす。ショー
ツの中で蠢く指が、美実の快楽のツボを的確に刺激する。

「あん、ぁあぁん……やぁ、はぁん、はぅ、んんぁ……お兄ぃ、ちゃんぅ……」

 初々しい表情を見せる美実。眉根を寄せて目をぎゅっと瞑り、肢体をくねらせ必死
で快感に抗おうとする。しかし、肝心の下半身を俺に押さえつけられている為、抵抗
は全く意味をなしていない。無防備に俺の手さばきに弄されるがままだ。

166: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/11 01:36:56 f0T1+UPR
 美実の手が俺の手に弱々しく絡みついてくるが、俺はそれを難なく突っぱねショー
ツの指使いを加速させる。

「はぁ……ぅぅッ! 気持ち……いいよぉ」

 抵抗心も忘れ、思わず本音を漏らしてしまう美実。膣襞を舐めるように指で嬲ると、
美実は胸の膨らみを強調させるかのように背を仰け反らせ、胸を上下させる。
 火照った身体。
 艶やかな腰使い。
 美実の肢体が、性行為の悦びを全身で表現する。
 俺はその姿に魅了された。いつの間にか、はちきれんばかりに屹立した俺の毒牙が、
牝の肉体を求め、涎を垂らす。欲望が制御できない。
 陰唇から肉芽へと手を滑らせると美実のお尻の穴がキュッと窄まり、声色は一段と
高さを増す。

「だめッ……それ感じすぎちゃッ、んんッ……やぁ! またッ、んんぅッ!」

 肉芽を擦る度に蜜口から愛液がとめどなく溢れてくる。肢体が小刻みに痙攣して、
その度に美実は芝草を固く握り締める。
 軽いアクメを繰り返し何度も味わわされ、美実は恥ずかしい喘ぎ声を出さずにはい
られなかった。

167: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/11 01:37:30 f0T1+UPR

「そんなに大声出すな。近所に聞こえちまうぞ!」
「はあぁんッ! だってッ、だってぇぇ」

 クチュクチュ淫靡な音が響き渡る。いまや肢体に刺さるチクチクした芝草でさえ、
美実に耐え切れない程の甘美を与えていた。
 我慢しようと足掻けば足掻く程、よりいっそう強烈な快感の波が押し寄せる。

「やぁん、声が! あぁん、ッんく! 押さえらんな……ぃッ! あぁんんッ!」

 呂律の回らない声を出し、至高の悦びに肩を震わせ悶えている。冷たい外気に美実
の甘酸っぱい匂いが立ち込める。
 その牝の匂いを本能で感じ、俺の愛撫の動きが仕上げに入った。指がいっそう踊り
狂う。そして、その暴れまくる指に呼応したかのように、美実のいやらしい腰の動き
に拍車がかかる。

「美実! もっと……もっとだッ!」

 俺も感情が高ぶって、声を出さずには入られない。とろけきった肉芽を摘まんで擦
りあわせると、美実は息絶え絶えに絶叫する。

168: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/11 01:38:08 f0T1+UPR

「お兄ちゃぁんッ! もうだめッ、だめぇぇッッ!!」

 声を張り上げ、顎や胸を突き出して背を反らせる美実。弛緩しかかった肢体が限界
を告げる。同時に、目の前の足先が小さく震え始めるのを視認する。
 好機! 俺は目の前にある美実の足へ齧りつく。そして仕上げに左手で美実の肉芽
にピッピッと2回鋭く往来させた。

「やあぁぁッッ!!」

 爆発した快楽の波が美実の全身を飲み込む。美実の足先が身体に呼応するかのよう
に脈々と弾け、痙攣する。その動きは、咥えていた俺をも震えさせる程の妖艶な何か
を感じさせた。
 光沢ある黒髪を振り乱し、腰をいやらしく突っ張って、美実は絶頂していた。
 その、美実の脱力する間際、空いていた方の足がピンッと張り詰め、それが偶然に
も俺の頭へ直撃する。吹っ飛ばされる俺。そして、当たり所が悪かったのかそのまま
意識が薄れていく。
 朦朧とした意識の中、俺にもひとかどの多幸感が押し寄せていた。
 ……ああ、我が麗しの靴下。俺は君の虜。――

(続く)

169: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/11 01:39:35 f0T1+UPR
続編は月末までに完成させます。そっちの方がこの話のメインだったり…

170: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/16 23:58:43 zD0E11P6
(*ノωノ)あぷー
これがその続編になります↓

171: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/16 23:59:34 zD0E11P6

 凍てつく寒さが、貪るように俺の身体から体温を奪い去ってゆく。
 仰向けになっていた俺はブルッと身を震わすと薄目を開けた。天には無数の星々が
輝いている。耳をすませばコオロギの音。綺麗だ。
 回らない頭でボーっとそんな事を考えていると、唐突にヒョコッと視界に現れた美
実が、「お目覚め?」と聞いてくる。
 急速に覚醒する脳。そうだ、俺は――

「美、実ッ!?」

 起き上がろうとした俺の身体が、縄のような物に拘束されている事に気付く。
 慌てて首だけ起こして様子を見てみると、四肢がそれぞれ別の木に結い付けてあり、
一進一退の身動きさえ封じられている。
 それに、下半身には不自然にタオルケットが巻きつけてあるし、これは一体どうい
う事なんだ?
 訝しみながら、先程から俺の顔を覗き込んでいる美実に視線を戻す。
 美実がニヤッと不敵な笑みを浮かべる。

「大変な事をしてくれちゃったね、お兄ちゃん」
「何の事だ?」

 と、思わず聞き返してしまったが、理由は明白だ。ずばり、先程あった一連の行為
の事であろう。

「へぇ~、しらばっくれるんだ。あんなに烈しく――」
「……すまなかった」

 皆まで言わせず頭を垂れる俺。もちろん、こんな言葉では決して許されない事をし
てしまったという自覚はあった。しかし、今はとにかく謝るしかない。

172: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:00:07 zD0E11P6
 美実を直視できなくて、目を美実の服装の方に移す。
 服装はとりあえず取り繕ってはあったが、細部を注意してみると裾が折れていたり
所々皺になっていたりと、まるで強姦された後のような格好だった。いや、現に強姦
未遂だったけど。
 上気した頬や、乱れた黒髪。一見、傷ついた少女を思わせるボロボロさ加減だが、
ただ一点、眼だけは死んでいなかった。彼女の眼光はむしろ貪欲な猛獣のそれで、俺
はその瞳に射抜かれたかのように全身を強張らせていた。
 薄々知っていたのだが、美実を怒らせると実に怖い。
 大罪を犯した今の俺に果たしてどんな裁定が下るのだろうか。
 庭が裁きの庭と化す。
 風が止む。
 虫の声も止まった。
 そんな中、唐突に美実がクスッと笑う。

「そんなに怯えなくってもいいのに」
「でも俺は……」

 言葉の先が出てこない。やむを得ず口をつぐむと、美実が含み笑いをしながら手を
俺の右頬にツーっと添わせた。熱をおびた小さな手が俺の硬い表情をほぐしてゆく。

173: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:00:45 zD0E11P6

「私は別に怒ってないよ。……ただ、ちょっぴり発情してるだけ」
「え?」
「でもその前に――」

 美実はそこで言葉を区切ると、急に靴を脱ぎ始めた。再び登場、我が麗しの靴下。
 そして、俺の左右に開かれた脚の間に移動すると、しゃがんで俺を見据えた。
 染みの付いた生々しいショーツが垣間見える。それは、今という時が先程の行為の
延長線上に位置する事を如実に示していた。ん? そう言えば、

「ちょっと待て。どうして俺は縛られているんだ?」

 怒ってないのなら縛られる道理は無いはず。複雑な表情を投げかけてみる。
 しかし美実はそれを黙殺すると、指をショーツの中心にあてがい、

「私のココにした事覚えてるよね?」

 そう言うや、滲んで染みになっている部分をねちっこい手つきでなぞり始めた。
 粘膜とショーツが擦れあう、クチュクチュといった卑猥な音が先程の記憶を呼び覚
ます。
 ふと、妙な開放感を下半身に感じる。
 普通なら硬い布地が俺の煩悩を阻むところだ。なのに、今はそれが無い。

 ……俺は今ジーパンを穿いていない!
 タオルケットからはみ出した素足がその証拠だ。今までは事が事だけにそこまで気
が回らなかった。
 俺の屹立がタオルケットを押し上げ大きなテントを張っている。
 美実はそれを嬉しそうに眺めると、動かしていた指を休めた。

174: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:01:25 zD0E11P6

「俺を、どうするつもりなんだ」

 美実をじっと見つめる。美実も見つめ返す。
 木枯らしが美実の黒髪を優しく撫でつけている。
 その黒髪をサッと掻き分けると、美実は四つん這いで俺の方へ向かってきた。その
まま俺に覆い被さるように俺をまたいで顔と顔を接近させる。
 互いの吐息が頬をかすめる。

「ねぇ、さっきの続き、しよ?」
「は?」

 今、続きって言ったか? それって、つまり、どういう事だ?
 眉をひそめる俺を差しおき、美実は俺に身体をぴったり添わせる。俺の身体に妹の
柔らかい素肌が絡みつく。

「お兄ぃちゃ~ん」

 甘えた声を出しながら顔を俺の胸板に埋め、気持ち良さそうに左右に振った。
 当の俺は、この事態に固まってしまっていた。無論、ムスコも。
 やや小ぶりと思われる乳房。あの靴下を穿いた細い足や、絡みつくすべすべの太腿
まで、この女特有の感触がとてつもなく堪らない。相手は妹だというのに。
 寝そべっている美実の膝が、テントを張った部分を中心にいやらしく這いずりまわ
り、俺の怒張をぞんざいに刺激する。

175:名無しさん@ピンキー
06/10/17 00:09:37 s3gVYgRh
ワクワク

176: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:09:49 TsrrOwpm

「ちょ、ちょっと待て」

 意識が飛んでしまいそうになるが、どうにか言葉を絞り出す。こんな時に身体の自
由が利かないのが辛い。
 それでも美実は手を止めてくれた。
 少しびっくりした表情で、のそのそと起き上がりながら、

「なにさー。さっきは飛び掛ってきたくせに。……ま、いいや」

 と、軽くつぶやくと、一呼吸を置いてから俺に巻きついてるタオルケットに手をか
けた。
 バサッと開かれ、俺の下半身が露出する。
 そして美実は、あろう事か足で男の大事な部分をトランクス越しに踏んづけた!
 勃起がお臍までぐぐっと押さえつけられる。

「うおっ、な、何を!」
「えへ~、そう言えばしてなかったなーと思って。さっきの、し、か、え、しぃ~」

 いじわるな声を出しながら、怒張をそっと踏みつける。軽やかなステップから得ら
れる快感が、トランクス越しとはいえ確実に俺の肉棒に蓄積していく。

177: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:10:27 TsrrOwpm

「ああっ」

 肉茎からカリ裏までをスッと擦られ、思わず情けない声をあげてしまう。踏みつけ
ているのがあの靴下だという事実だけで、いっそう昂奮してしまう。

「ふふッ、可愛い声」

 そんな俺を嘲笑うかのように、美実は肉棒を揉むように足を動かす。亀頭をちょん
ちょんと足先で弄ばれ、肉茎をぐりぐりと力強く押さえつけられる。
 とにかく何もかもがいきなり過ぎて、頭が付いていかない。

「くっ……待て! ふっ!」
「あはっ、完全に攻守逆転だね、お兄ちゃん」

 勝ち誇ったように声高らかに宣言する。きゅっ、きゅっ、とテンポ良く踏まれ、反
り返った怒張が雄叫びを上げたがる。

「美実、止め……ううッ」
「ん~?」
「うっ! こんな……止めるんだ」

 どうにか制止を促すが、美実は一向に耳を貸さない。それどころかどんどんペース
を速めていく。

178: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:11:09 TsrrOwpm

「私もう、とまらないよ」
「美実!」
「お兄ちゃんが引き金引いちゃったんだから……責任とってよ、ねッ」

 そう言って美実は可愛く微笑む。

「何を……ッく! ふうぅッ!」

 俺の言葉を遮らせる為か、美実は力を強めた。そのあまりの強さに俺は思わず女の
子のような甲高い声を上げて、拳を握りしめる。
 カウパー腺液がトランクスに恥ずかしい染みを作っていく。

「妹に踏んづけられて喜んじゃうんだね、ふふッ、変態さん」

 面白おかしそうに笑う美実。
 
 ――否定できなかった。
 我慢汁のせいで摩擦が大きくなり、さらに気持ちの良い度合いが増してきていた。

179: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:11:46 TsrrOwpm

「智世ちゃんに言ったら何て思うかな」

 いきなり現実を突きつけられる。理性が警鐘を鳴らす。

「それだけは……ッ、後生!」
「どうしよっかな~」

 美実の天使ような表情に悪魔の笑みが射す。しかし、その表情の奥底にはどこか憂
いを含んでいる気がする。
 パッと表情が変化する。何かを決意した時の表情。

「ねぇ……私にもお兄ちゃんのおちんちん、入れて……ホシイ……」

 真剣な眼差しで俺を見据える。

「何ッ、言って、ん、だ」

 辛うじて言葉を紡ぎ出す。手足の感覚が麻痺してくる。

「私もお兄ちゃんに愛されたい……愛されたいのッ」

 畳みかけるような愛の告白。その言葉が耳に入った瞬間から、どす黒い感情が心の
深淵で渦巻き始めたのを自覚する。
 いつしか美実の股間攻撃は止まっていた。
 倒錯した気持ちが脳裏をよぎる。
 ……女の哀願は卑怯だ。そして俺も卑怯――

180: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:12:21 TsrrOwpm

「……ダメだっ!」

 最後の理性を振り絞る。身体が縛ってあって良かった。でなければ俺はもう――

「ダメって言われてもやるから!」

 美実の固い決意が周囲に木霊する。俺は何も言えない。美実はそのまましゃがみ込
むとトランクスをずり下げた。勢いよく飛び出す俺の勃起。それが美実の唇をヒュッ
とかすめる。
 ビクッと肩をびくつかせる美実。だが、怯えの色は直ぐに消える。
 小さい手が俺の剥き出しの獣を捕らえる。

「あつい……それに、硬いよ」

 少し上ずった愛らしい声。たぶん男の勃起なんて初めて見るのだろう。
 真っ直ぐな視線を一箇所に注いでいる。
 美実の少し開いた唇からは悩ましい吐息が漏れ出し、敏感な先端部分にもどかしい
刺激を与えてくる。

「美、実……」

 もはや抵抗する気になれなかった。美実の熱い手の平が大きく膨れ上がった怒張を
撫でるたびに、くぐもった呻きが漏れてしまう。

181: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:12:54 TsrrOwpm

「お兄ぃちゃん……気持ち、いい?」

 少し照れながら上ずった口調で聞いてくる。
 美実を見ると、手を上下させながらこちらの様子を覗っている。赤く火照った顔が
不安そうに歪んでいる。

「あ、ああ」

 半ば上の空に答える。美実の稚拙かつ一生懸命な手の動きは、俺に思考する余裕を
与えさせない。
 満足そうに美実がにっこり笑う。

「おにーちゃん」

 一呼吸置いて、

「大好きだよ」

 甘ったるい声でそう囁くと、美実は目を瞑りながら顔を勃起に近づいていき――
温かくて柔らかいモノが先端に触れる。
 刹那、背筋にビビッと甘美な電流が駆け抜ける。

「うおっ! 美実!」

 やべぇ、視界が一瞬真っ白に。
 美実は目を閉じ、少し咥え加減で先端から根元までをねっとり往復させている。
 他ならぬ妹が俺の肉棒を唇で愛おしそうになぞっているのだ。
 少しばかり鼻息がくすぐったいけど、それがいっそうリアルな事だと感じさせる。
 美実の生唾を飲み込む音が聞こえる。

182: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:13:31 TsrrOwpm

「ぅん……お兄ぃ、ちゃぁん……ふぅ、んちゅ」

 官能的な声。思わず鳥肌が立つ。
 身震いして美実の方を見やると、美実もこちらを見つめていた。
 一息吸い込むと大きく口を開ける美実。
 そのまま下りてきて俺の直立した肉棒をそっと咥え込んだ。
 唇のぷにぷにとした肉厚が俺の化身を包み込む。

「ああぅ」

 美実の口腔で粘膜同士が触れ合うとろけるような感触。少しざらついた舌の感触が
勃起を優しく撫でていく。……くっ、オナニーなんか比じゃない!
 左手で肉棒の根元を押さえて安定させ、口を上下させる。
 口の中では、舌にだ液を絡ませ、咥えた部分を丹念にしごいていく。
 健気にピストン運動を始めた美実から、くぐもった声が聞こえる。

「んにゅ、にぃ、すき……んみゅ、はんぅ」

 美実がうわ言を漏らす。その声が口の中で響いて思わず腰が引けてしまう。
 目をうっとりとさせて奉仕する姿は、もはや発情した一匹の牝に等しい。
 だ液と俺の分泌液との混ざり合う音が、美実の口元から漏れ出てくる。

183: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:14:05 TsrrOwpm

「んむっ……むぅ、ぅぅ」

 美実が怪訝そうに顔を歪める。
 さっきから肉棒の根っこまでを頑張って頬張ろうとするのだが、どうしても咥えき
れないでいる。美実の口の中が小さいのか、はたまた俺のがでか過ぎるのか。
 悪戦苦闘していた美実の手が、偶然にも俺の陰嚢を大きく揺らす。

「あ、っぐ」

 卒倒するほどの快感が俺を襲う。やばい! そこを弄ばれると耐えられない。
 その事を気付かれたか、美実は陰嚢を右手で包み込むと優しく揉み始めた。甘美な
波が一気に俺を頂点へと導いていく。
 そんな中、突如美実の八重歯が亀頭をかする。

「うっ……くぅッ!」

 瞬間、俺の腰が大きく跳ね上がった。怒張が脈動し、熱い液体を美実の口内に吐き
出していく。白濁した液が美実の口に溢れかえる。
 美実は目を見開いたまま、ただそれを口で受け止めるだけだった。幸い、発射寸前
に先端部分を咥えていたので白い粘液が飛び散る事は無かった。
 勃起の脈打つ感覚が段々遅くなっていき、止まる。
 美実がゆっくりと唇を離す。
 お互い目を合わせる。……美実が瞳を潤ませている。
 気まずい。
 そうだとも。俺は妹の口に精液を注ぎ込んでしまった。しかもありえない程の量を。
 少し自己嫌悪に陥ると共に、美実の様子に何か違和感を覚える。美実はいっこうに
口の中の物を吐き出そうとしない。まさか――

184:名無しさん@ピンキー
06/10/17 00:14:13 s3gVYgRh
私怨

185: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:14:41 TsrrOwpm

「ひょっとして飲んだのか?」

 答えを聞くのは怖いが、恐る恐る訊ねてみる。
 すると美実は、ゆっくりと、小さくこくりと喉を鳴らす。

「うん。お兄ちゃんのだもん……あっ!」

 美実が俺の股間を眺めたまま顔を真っ赤にして固まってしまった。
 俺もつられて視線を下に向ける。……!!
 あろう事か、俺の怒張は硬さを堅持したまま更なる獲物を求めていた。
 そう。俺の牡としての本能が、目の前の牝を襲えと訴える。
 しかし俺は一回射精した関係で少し気持ちに余裕が出てきていた。
 ……やっぱりこんな事、と思いかけたその時、

「大好き!!!」

 美実が目いっぱい叫び、飛びついてきた。
 その一言が俺の心を貫く。歪んだ感情が溢れ出す。

「美実!」

 思いっきり抱きしめようとする。が、縄がそれを邪魔する。
 眼で美実に訴えかける。すると美実もそれに気付いたのか、俺に馬乗りになり縄の
結び目に手を掛ける。
 しかし、中々外れない。

186: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:15:22 TsrrOwpm

「ほどけないよぉ」

 焦りがはっきりと声に出ている。どんだけ固く結んだんだ。
 俺の目の前には美実の胸部が見えている。胸元のボタンが取れて、荒々しくはだけ
ている。小ぶりの乳房がせわしく揺れる。よく見るとブラジャーをしていない。
 齧りつきたいのを我慢しながら考えを巡らす。……そうだ!

「小屋の鎌を使え!」

 その声を聞きつけた美実が弾けたように跳びのき、庭の小屋へと飛んでいく。
 俺はただ待つのみ。――

(続く)

187: ◆XOS/Rf/QQQ
06/10/17 00:18:18 TsrrOwpm
>175支援サンクス。

さて、「続く」と書いたけど保障は出来ないっす。御免。

188:名無しさん@ピンキー
06/10/17 00:52:24 v06gP5pD
GJですよ~
続くことを期待!

189:名無しさん@ピンキー
06/10/17 10:09:55 bUCt5HBC
新作キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

190:名無しさん@ピンキー
06/10/17 19:58:05 IGAZB3cU
寂れすぎることなく新作が投下されるようになって嬉しい限り。
保守代わりに妹尾兄弟を書きまくっていた頃が嘘のようだ。

191:名無しさん@ピンキー
06/10/18 00:51:13 bYNSe+F+
>>190
このスレでも貴方の力が必要ですっ!(><*)

192:名無しさん@ピンキー
06/10/18 22:42:16 a4q58Ro9
お待ちしてます

193:名無しさん@ピンキー
06/10/19 13:41:11 gc9isZGo
次に生まれ変わる時には、妹がほしい!

194:名無しさん@ピンキー
06/10/20 03:28:39 DDeBaNwQ
次に生まれ変わる時には、妹になりたい!

でも変なお兄ちゃんはいらない( ´・ω・`)

195:名無しさん@ピンキー
06/10/20 05:20:50 Ni4RFhzG
妹になりたいとは…まさにコペルニクス的転回!
ちなみにおいらは正常だぜ?
ほら、おいらの胸に飛び込んできな(*´Д`)フフフッ

196:名無しさん@ピンキー
06/10/20 09:51:30 zyciX6ra
一度でいいから甘ったるい声でお兄ちゃん♪とか言ってみたい。

197:名無しさん@ピンキー
06/10/20 10:09:45 TJebXDcF
一度でいいからお兄ちゃんのチンポくわえたい

198:名無しさん@ピンキー
06/10/20 20:34:42 Ni4RFhzG
皆まとめてカモ~ン、マイシスター達よ!

199:名無しさん@ピンキー
06/10/20 23:11:23 5Yt9cf6w
    ( ゚д゚)
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄

    ( ゚д゚ )
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄

  ☆( ゝд゚ )vキャピ
  _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
    \/    /
      ̄ ̄ ̄


200:名無しさん@ピンキー
06/10/21 00:44:14 jdUNy1Kx
やっぱり積極的な妹って良いよなぁ

201:名無しさん@ピンキー
06/10/22 10:21:28 Eu2kzd+5
積極的な妹、というと…例えば…

兄より先に家に帰って『あなた、お帰りなさい…なんていっちゃったりして』と、出迎えて幼妻気分に浸る妹とか
隙あらばいつでも『お兄ちゃんにだーいぶ!』といいながら抱きつこうとする妹とか
『私…もう子どもじゃないよ?』とかの台詞で誘惑してくる妹とか

これくらいしか思い浮かばん。一番目はなんか違う気もするし。

202:名無しさん@ピンキー
06/10/22 11:08:58 Vvr/HHdT
>>201
妹尾兄妹を忘れてないか?

203:名無しさん@ピンキー
06/10/22 22:42:10 /uY+OZyk
>>201
全部(゚∀゚)イイ!!

204:名無しさん@ピンキー
06/10/22 23:59:14 +LFVSuxd
兄の妄想をオカズにオナってる妹。

「あっ、あんっ、お兄ちゃんっ!」
と言いながらオナってるところを兄に見られ、

「お兄ちゃん、ごめんなさい…私のこと嫌いにならないで」
泣きじゃくってるシチュエーションなんて最高やね!









ていうエロゲを俺は知っている。

205:名無しさん@ピンキー
06/10/23 20:47:13 CccDIDeJ
あひいーっ

206:久しぶりに妹尾兄弟
06/10/24 18:46:29 wch4NMfK
「うう~ん?」
ふと目を覚ますと、窓の外はまだ薄暗い。
しかし何かが俺の胸の上に乗っかっている感触がある。
「むにぃ~、お兄ぃちゃん… むにゃむにゃ」
何かと思えば、俺の妹の頭だ。
なんでコイツが俺のベッドに?
………んん?、そうか。
昨日は不二子とデートする約束だったがドタキャンされて帰宅し、その後コイツと久しぶりに寝たんだっけ。
「お兄ちゃん、もう入らないよ。私もうお腹いっぱい…」
随分幸せな夢を見ているようだ。
普段は時々殺意を覚えることがある程のバカだが、こうして眠っていると可愛い奴だ。

「ううっ、もう一本入れる気なのぉ? そんなの無理だよ……… もう我慢できないよぅ。トイレに行かせてぇ」
………前言を撤回する。幾ら眠っててもバカはバカだ。
「お兄ちゃんのイジワルぅ、もう許し… ふごっぉ!?」
豚のような鳴き声を上げて、我が妹は悪夢の世界から目覚めたようだ。
「???、おにひひゃん?」
「お早う、我が妹よ」
「ひゃんで、わたひ、おにひひゃんに、はなふっぐをひゃれてるの?」
「お前が悪い夢を見てうなされているみたいだからな。兄として放っておけなかったのさ」
そこまで言った後で、俺は妹の鼻から指を抜いてやる。
「ふごっ、酷い。穴が広がって元に戻らなかったらどうするのよぅ?」
「うるさい、勝手に自分の夢の中に俺を登場させやがって」
「あっ、そうだっ、久しぶりにお兄ちゃんの夢を見てたんだっけ」
できれば夢の中で俺を好き勝手するのはやめて欲しい。実害はないが、いい気はしない。

207:久しぶりに妹尾兄弟
06/10/24 18:47:42 wch4NMfK
「あ~ん、酷い酷い。ここ暫く見てないほどのすっごく楽しい夢だったのにぃ」
あれで?あの寝言で?
「………ずいぶん変な寝言を言ってたが、どんな夢だったのかね?」
「ええっ、恥ずかしくっていえないよお!」
顔を赤らめてクネクネしやがって。
そんな事で誤魔化せるとでも思ってるのか?
「大人しく吐け」
「おっ、朝っぱらから尋問プレイですかぁ? ………あっ、お兄ちゃんっジョークなんだから拳骨はやめて!」
「………」
「えっとね、夢の中でお兄ちゃんは私に『後ろの穴を使わせろ』っていきなり言い出したの」
イキナリですか?
「私が『後ろは汚いよ』って言ったら、お兄ちゃんは『じゃあ中まで綺麗に洗ってやろう、げへへ』って言うの」
その笑いは一体何?
「そしていきなり私を縛り上げて『ひひひ、お兄さまに縛られて興奮してるのか?この淫乱娘が!』とか言い出して……」
「…いや、もういい」
「えっ、これからが佳境に入ってく所なのよ?」
「大体分かった、もう言うな」
これ以上聞いたら俺の夢見が悪くなりそうだ………
「しかし、お前はその歳でそういったプレイに興味があるのか?」
「うんっ!」
即答かよ。
「だって『大好きな人に自分の全てを捧げたい』ってのが乙女心ってもんでしょ!」
「まあ…間違ってはいない気もするが」
「睦美さんも『女の子は処女を無くしても乙女心を無くしちゃ駄目よ』って言ってたよ?」
「そいつの言うことは信用するな」
「ええ~?睦美さんは結構色々教えてくれるんだよぉ」
「あいつは俺が付き合ってる女の中で一二を争う嘘つきだ」
「そうかなぁ、じゃあお兄ちゃんとどっちがより嘘つき?」
「俺だ」
「………自信満々にいう台詞じゃないよ」
馬鹿め、嘘で女に負ける男なんかが、女を手玉に取れると思ってるのか?

208:久しぶりに妹尾兄弟
06/10/24 18:48:16 wch4NMfK
「それよりも、お前思ったより寝言がひどいな」
「んんー、自覚は無いんだけどね」
「………まさかとは思うが、林間学校や修学旅行の時にそんな感じの寝言をいったことは無いだろうな?」
「えっ、そんな事無い…と思うよ」
女子生徒の情報網は光ケーブルより早いという。
一つ間違えば俺の人生とついでにこの馬鹿の人生は終わりかねない。
「他の奴らが居るときには、絶対寝言うんじゃないぞ」
「はーい」
不安だ、コイツが他人と一緒に寝るような機会がある場合は、必ず猿ぐつわを持たせる事にしよう。

ふう、この阿呆に付き合って貴重な睡眠時間が台無しだ。
これ以上疲れる前にとっとと二度寝しよう。
「俺はまた寝る。今日は朝飯いらないから昼まで起こすな」
「はーい。うふふぅ、さっきの夢の続きが見られるといいなぁ~」
ああ、悪夢を食べるという霊獣『獏』よ。
もし本当にお前が存在するのなら、俺の妹の見る夢を食べてしまってくれ。
………ついでにコイツ自体も骨まで残さず食っていいから。
「お兄ちゃんと一発、お兄ちゃんと二発、お兄ちゃんと…」
「お前!、眠れないときは羊を数えろ!」
こうして俺はまた眠れない朝を過ごしたのだった。


(終わり)

209:名無しさん@ピンキー
06/10/24 21:35:52 RK9Yw0oE
さすが妹尾兄妹、コーヒー吹いたwww

210:名無しさん@ピンキー
06/10/25 17:49:47 ldl6w/6u
好きだなあ妹尾兄妹

211:名無しさん@ピンキー
06/10/25 20:48:36 sg7AX2IE
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   GJ!!
     /    /

212:名無しさん@ピンキー
06/11/02 01:05:08 aitJi/gh
まだー?

213:名無しさん@ピンキー
06/11/02 14:44:13 U8NIdzXK
お兄ちゃん、次の読み物は無いの?
わたし、もう我慢できないよ?

214:名無しさん@ピンキー
06/11/02 23:44:45 R8aKz+/5
読み物がなかなか来ない…そんな時にはこれ


7話
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ここは学校なのよ!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんなこと…私はただお弁当とどけに来ただけなのに、ひぃ!」
兄「ああ?今日は寝坊して朝ゆっくりできなかっただろうが!おかげで弁当も忘れるわで散々だ、全部お前のせいだろが」
妹「こ…こんなのないよ!私が何したっていうの…」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「学校で犯れるなんて思わなかったな、オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、いつもどおり肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、いつもよりケツの締まりがキツいぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!学校でケツ掘られて興奮してるこの変態がっ!!!」
妹「違っ、あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ~、今日はもう授業サボってこのまま犯りまくるかな、くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

215:名無しさん@ピンキー
06/11/03 17:18:24 E3BnqK5b
またww

216:名無しさん@ピンキー
06/11/03 18:12:20 /F0vw/jI
色んなバージョンがあるんだなw

217:名無しさん@ピンキー
06/11/04 00:46:26 iDOxznZX
>>216
妹の数だけ

218:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:19:33 YQGA+s6z
「ふはははは!おまえの腹にマタニティーマークを刻んでやるぜ!!」


これもアリ?

219:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:49:16 8k8blwKI
秋、いままでコツコツと貯めていたバイト代を使って、一人暮らしを始めた。

一人暮らしを始めた理由は二つ。
一つは大学が遠かったから。もう一つは――。
「うわ、雨振ってる…」
「ほい傘」
「あ、ありがと」
彼女と二人っきりで過ごす時間がもっと欲しかったから。
もっとも、掃除も料理も洗濯も彼女が居ないとままならないのだが……。
じゃあ一人暮らしするなよ俺、迷惑掛かりまくりじゃん。まぁ――彼女曰くそれがいいとか。
「気を付けて帰れよ」
「大丈夫だよ。私は和樹みたいに鈍臭くないから」
「言ったなぁ…?」
「あはは、…きゃ!?」
俺は彼女の腕を引っ張り額にキスをした。赤い顔して後ろを振り返る彼女は、すごく可愛かった。
「また明日な」
「うん……」
ザーザーと降る雨の中、彼女は男性用の幅広の傘を差して路地へと消えていった。
彼女を路地へ消えていくのを見届け、俺は扉に鍵を締めてチェーンを掛けた。
「さて……20時か、」
寝るには早いし、かといって暇つぶしにゲームなどすれば明日が大変なことになる。
「久々に風呂沸かすか…」
いつもシャワーばかりだったのでたまには風呂でもと思い洗面所に向かう。ちょっとした贅沢だ。
シャワーで軽く風呂桶を水洗いして水を張る。今からなら30分ほどで出来るだろう。
「テレビなんかやってかな…」
部屋でテレビをつけて床に座り込もうとした途端、扉をノックする音が聞こえた。
この部屋はチャイムが無いためにノックをしなければならない。しかし、誰だこんな時間に…。
彼女が忘れ物でもしてったかな、と色々な思考を巡らしながら施錠を解放して扉を開ける。



220:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:50:20 8k8blwKI
「ぁ、お兄ちゃ……」
直ぐ様扉を閉める。
(あれ、なんでアイツがここに居るんだ…? 俺の引っ越し先教えてないはずなのに…)
扉にもたれ掛かって頭を抱えていると、さっきよりさらに強くドンドンと扉を叩かれる。
観念して扉を開けると、上目使い気味に俺を見つめる妹が立っていた。
「もぅ、お兄ちゃんなんで急にドア閉めるのっ!?」
「あ、いやゴメン…」
むぅっと頬を膨らませて怒る妹を見て、反射的に俺は謝った。
「ん?」
そこで、妹の服や髪がズブ濡れになっていたのに気付く。
「お前…、傘はどうした?」
「…あはは、友達と遊んでたらさ、いきなり降ってきちゃって」
で、俺の家が近かったから寄ってきた。てところだろうか。
それは置いといて、まず気になることがある。
「それで………お前、なんでここ知ってるんだ」
「…赤い糸?」
「帰れ」
ニコッと笑って狂言を言う妹を黙殺して、外開きの扉を閉める。
「ちょ、お兄ちゃんヒドイっ!」
が妹が扉に割り込み閉めるのを阻止される。
だがなおも俺は閉めようと妹を間に挟みながらギュウギュウと締め付ける。
「イタタっ、痛いってお兄ちゃん」
「帰りなさい」
「なっ、可愛い妹が雨にうたれてるんだよっ!?」
「帰りなさい」
「こんな肌寒い季節にこのまま家に帰ったら風邪引いちゃうよ!」
「しかたない、タクシー代やるよ」
「じゃなくてッ!!」
今までになく大声で叫ぶ妹は、目の端に涙をためて頬を真っ赤にしていた。子供かお前は。
「お家に…入れてください」
「はぁ…」
そんな顔をされて断れる奴がこの世に居るんだろうか。
「…そんなところに居ると風邪引くぞ?」
「あ……うんっ!」


221:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:51:41 8k8blwKI

「……おじゃましま~す」
「お、挨拶出来るようになったんだな」
「えへっ、誉めて誉めて」
「お~よしよし、奈津美は偉いなぁ」
棒読みで妹の頭を撫でる。手の平に残る湿った感覚で、俺は妹がズブ濡れだったことを思い出す。
「待ってろ、タオル持って来てやるから」
「うん」
ポンと軽く妹の頭を叩き、洗面所に向かう。
タオルを取るついでに風呂の湯加減を見てから妹の所に戻る。
「そら」
「あ、ありがと」
「それと風呂沸いてるから、髪拭いたら入れ」
「準備いいね、もしかして私来ること知ってた?」
「アホか、もともと俺が入るとこだったんだよ」
「え~それじゃ面白くな~い。もっとさ、気の効いたこと言ってよ」
「へー、なんて言えばよかったんだ」
俺は片眉を釣り上げて腕を組む。
妹は、ん~と言いながら考える素振りを見せてから頭に電球を光らせる。
「とうぜんだろ、俺とお前、体は離れても心は繋がってるんだから」(和樹声真似)
「…あまりにセリフが臭すぎて、俺じゃ言えねえよ…」
コイツの頭の中の俺が不憫でならない。
「それでね、こ~…私のことを抱き締めて…」
「うわ、抱き付くなっ! 俺まで濡れるだろ!!」
「…ちぇっ」
プイっとすねるように顔を背ける妹にため息を吐き、早く風呂に入るように促す。


222:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:54:06 8k8blwKI
「着替え、ココに何個か置いとくから、気に入ったの着ろ」
『うーん、ありがとうお兄ちゃん』
曇りガラス越しに妹の姿を確認してから、踵を返して洗面兼脱衣所から出ようとすると、妹が声を掛けてくる。
『ね~お兄ちゃん』
「なんだ……、はぁ…お前なぁ、少しは抑えろよ」
いくら曇りガラスでも、さすがに体を押し付けられるとその効果は薄まるわけで、
その、妹の乳首や下半身も見えるわけなのだ。…明らかに俺を意識しての犯行だろう。
『どぉ? 生で見たい?』
「見たくない」
『嘘だぁ、女の人の体に欲情しない男は居ないって本に書いてたぞ』
「相手によって例外だってあるさ。今がまさにそう」
近い将来、妹の行動にため息も比例していくのだろうと考えて、さらにため息が出る。
『ちぇ~つまんないの~』
「いいからさっさと風呂に入れ」
『あ、そうだ』
「今度はなんだ…」
『お兄ちゃん一緒に入る?』
近くにあったタオルをガラスに投げ付けて部屋へ戻った。
「いつからあんな風になったんだか…」
一人愚痴りながらテレビのチャンネルを変える。あの時、不覚にも動揺してしまった俺が情けない。

「お兄ちゃ~ん、あがったよ~」
部屋と脱衣所を隔てる壁越しに、妹が大きめに声を上げて俺に呼び掛ける。
「そうかー、洗面台の近くにドライヤーあるから使えー」
「あ、ありがと~……あれ、どこだ…」
「右の棚の奥だよ」
「あ、あったあった」
しばらくするとドライヤー独特の音が響き渡り、俺のテレビを妨害をする。


223:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:55:25 8k8blwKI
「この音ってちょっと邪魔だよな…」
「?、なにが?」
いつの間に出てきたのか、妹は俺の独り言に返事をする。
「あ、コタツだ。いいなぁ」
「お前いつの間に……はぁ…」
ほんとにため息が絶えない。
妹は俺が出した着替えを無視して、洗濯に出して置いたYシャツを着て来ていた。
「まぁ…あれだ、着替えてこい」
「え~、いいじゃん。コレすっごくお兄ちゃんの匂いするし」
妹はシャツの袖をクンクンと匂いながら俺に歩みよってくる。しかし危うい。
なにが危ういかと言うと、妹の股と、アイツにとって大きめのシャツがジャストフィットして、見事に座ってる俺にチラチラと内股を見せ付けてくる。
「!」
無意識に妹の内股に目をやっていると、ありえないものが見えてしまう。
「お前…下着はどうした」
「あ、見えた?」
「死んでくれ、そこまでして俺を困らせたいのかお前は…」
「だってパンツも濡れてたんだもん。そそる?」
「そそらない、たしか出しといた服の中にスウェットの下があったはずだからはいてこい」
ちょっと鼻がツーンした、だが鼻血は出てなかった。よかった。
出てたら元も子もない。

「しかたないなぁ」
「なんだその私は嫌だけどお兄ちゃんが言うなら、みたいな目は…」
俺も立ち上がり、妹の肩を掴んで無理矢理脱衣所に向かわせる。
「……はいたか?」
「はいた~」
「嘘ついてたら針千本な」
「そんな飲めないよ」
ガラッと扉を開けて出てくる妹はちゃんと下をはいていた。
「よし」
「誉めて誉めて」
「よしよし、奈津美はいい子だなぁ」
「えへへ」
「奈津美なら、このままお家に一人でも帰れるよなぁ」
「無理」
「チッ」
ナデナデしていた手をグリグリに変えて、再度問う。
「か・え・れ・る・よ・な?」
「と・め・て」
「や・だ」
「と・め・て・く・だ・さ・い」
「か・え・れ」
妹も譲らなければ俺も譲らない。
「お願い泊めてっ!」
「母さん心配するだろ」
「大丈夫、ココ来る前に電話しといたから、お兄ちゃん家に泊まるって」
「…母さんは淋しいと死んじまうんだぞ」
「それはウサギだよ」
そうこう口論してる間に時計は12時を回っていた。
「あ~…わかったよ。泊まってけ、その代わりさっさと寝るんだぞ」
「え、あ、うん。なんかスッパリ決めたね」
「こんなくだらないことで俺の睡眠時間削られたくないだけだ」


224:名無しさん@ピンキー
06/11/04 01:56:37 8k8blwKI


「電気消すぞ」
「うん」
「…あと、いっしょの布団で寝るからって変な気をおこすなよ」
「それはこっちのセリフだよ」
電気を決してベットに潜り込む。当然こっちを向いて寝る妹に背を向けて俺も寝る。
「…こっち向いてよ」
「グ~…」
「寝たフリしない、布団入って30秒で寝れる人なんて居ないんだから」
「……変な気をおこすなって言っただろ」
「そういうのじゃなくて、…いや少しあるかも」
「………」
「じゃなくて、ちょっと体が寒いんだ」
「針千本な」
「嘘じゃないって、触ってみてよ」
「はぁ…」
半信半疑で振り向いて触った額は、たしかに熱かった。
今聞いてみると妹の声も少し鼻声になってるかもしれない。
「風邪…かな」
「多分な」
「風邪薬とかない…?」
「あいにく、俺は風邪を引いたことがない」
「…そっか、じゃ~…汗かくとか」
「……今この状況でどうしろと」
「やっぱり激しい運動?」
「…想定の範囲内だから却下」
妹の頭を一度見てみたいと思いながら、妹の背中に手を回す。
「ぁ…」
「…これでどうだ」
「あったかいよ…」
「そうか」
「私も…抱き付いていいかな」
「……今回だけな」
妹も俺の背中に手を回して、俺の腰に足を巻き付ける。
「…おい」
「お兄ちゃん…まだ、寒いよ。もっと強く抱き締めて…」
「…はぁ、わかったよ」
この時、俺は断るべきだったのかも知れない。

[省略されました]

朝、適度な疲れがあったのか、俺は気持ち良く起きれた。
その気持ち良さが、彼女への罪悪感を加速させた。
「…お兄……ちゃん、大…好き…だよ…」

また来週

225:名無しさん@ピンキー
06/11/04 06:37:03 OJiAE2Mb
なにそれ?
妹が俺んちに泊まりました。ヤリました。朝チュンでした。終わり。
って事?

226:名無しさん@ピンキー
06/11/04 23:27:53 zT+qlIV3
         , -‐―‐‐-、
        /   ,    ヽ_     ,
         l ,| |/ハヽゝ_ゞソ ~ 0 -
      _ | (| | -‐ ‐-| |´___   `
      | |. lハl| | ''' ヮ''ノN   | |      おちつこうね~
      | |  {|.つ[_]とl}     | |       萌えアリ笑いアリのええ作品やん
     (.二二ん/⌒l⌒l二二二.)        省略されてるけど…わっふるわっふる
  / ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ {__|) ̄ ̄ ヽ、
  lニニニニニニニニニニニニニニニl

227:名無しさん@ピンキー
06/11/08 22:00:55 NwuxwnTw
兄「やっ!妹よ、やめろぉー!!!ひぐぅーっ!!!」
妹「うぐっ、うっ、はあーサイコーだよ、はあ…はあ…」
兄「うう…なぜこんなこと…俺は兄貴なんだぞ、ひぃ!」
妹「ああ?一緒に住んでんだからいつでも犯り放題でしょうが」
兄「お…俺、オモチャじゃない!」
妹「ごちゃごちゃうるさいよー!だまってちん○差し出してりゃいいのよ!」
兄「ひーぃっ!そんな激しくするなぁ!ちん○があぁぁっ!!!」
妹「おおっ!相変わらず今日もいい具合だね、兄ちん○!!!」
兄「もう許してくれぇーっ!もう陰茎が絞り潰されちゃうって!あひぃー!」
妹「オラオラ!もうすぐイキそお、今日も朝からたっぷり腸の中に注ぎ込んでもらうからね!」
兄「イヤだーぁ!!!」
妹「えへっへっへっ、朝一の肛門の締まりは強烈だよ?」
兄「あーっ!潰れちゃうーっ!、ヒィーっ!あひぃー!」
妹「ぐうーっ!すっごーい、ちん○でズコズコに突き上げられて最高!」
兄「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
妹「おらぁーっ!今日の一発めぇー!たっぷり出してもらうよ!」
兄「あああっ!いやぁーっ、ちん○ぉーーーー!がっはっあっ!!!」
妹「くふぅ~サンキュ一、すっきりしたあ、朝飯食べたらまた後で犯って貰うからちん○洗っといて、くっくっ…」
兄「う…うぅ…」

228:名無しさん@ピンキー
06/11/08 22:39:21 oJ5IdLjI
ちょww逆バージョンwwwww

229:名無しさん@ピンキー
06/11/08 22:53:24 w5z0fKSi
>>227
ちなみにそれ書いててどんな気分だった?

230:名無しさん@ピンキー
06/11/08 23:04:35 NwuxwnTw
あんまり気持ちのいいもんじゃないよ。
自分は陵辱派じゃなくって純愛属性なので、この手のは苦手だね。
しばらく書き込みが無かったので、5分で変換・投下したのだ。
ただ何時も妹がやられるばっかじゃ可哀想なので、たまには逆襲させても良かろうと思った。

231:名無しさん@ピンキー
06/11/08 23:27:44 w5z0fKSi
律儀なレスをありがとう

232:名無しさん@ピンキー
06/11/08 23:54:00 l4dqSbnm
GJ

233:名無しさん@ピンキー
06/11/09 00:45:35 lTEYKrYQ
>>230
しかしそのような逆ヴァージョンはすでに既出だけどな
一回目にやったやつがいたよたしか

234:名無しさん@ピンキー
06/11/09 01:13:22 4gDt0jIR
入れ換えネタは永遠に不滅なのだっ!

235:2
06/11/10 18:07:48 9g3pED1L
(ううぅ~む、トイレに行きたい・・・)
夢だと分かっているけれど、俺は下半身に違和感を覚えた。
夢の中で尿意を覚える時は危険だ。
早く目覚めないとこの歳になって寝小便する事になる。
・・・・・・・・・いや待てよ? 今朝はまだ空が薄明るい時分に一度起きなかったか?
そしてそのついでにトイレに行って用を足した筈だろ。
まだ妹たちが起こしに来ないから、それから二時間程度しか経ってないはずだ。
そんなに便所が近くなる歳じゃないはずなのに・・・ この排泄器官に感じる違和感は一体・・・

「ん?」
「おにひほん、」「お目覚めですね。」「ほひゃほほ、」「ございます。」
目を覚ますと、俺の双子の妹たちが挨拶してきた。
昨晩はこの二人の日だったから、こいつらと一緒に朝を迎えるのは何ら不思議ではない。
だが、問題は別にある。
「愛花、可恋、お早う・・・ そしてお前達は朝っぱらからナニをしてくれているのかな?」
「あはの、」「ご奉仕です。」
愛花の言葉はいまいち聞き取りづらい。
そりゃそうだ、口の中にモノを入れたままじゃ巧く喋れなくって当然だ。
「朝の奉仕って・・・」
「おひゃふりでふ。」
「・・・愛花、しゃぶりながら喋るのはやめなさい。可恋、代わりにお前が話してくれ」
「はーい」
この双子は常に思考が真同じなので、どちらと会話しても問題ない。
学校のテストではクラスが違っているにもかかわらず点数が一緒、
計算ミスをする場合も二人全く同じ間違いをするほどだ。
「では可恋、お前たちの日は昨日だろう? 今日は『俺の日』だぞ」
「うん、その通りなんですが、でもお兄ちゃん、昨日は帰ってくるのが、遅かったじゃないですか。」
「ほうほう、おほかったひゃないへふか。」
「だから口に咥えながら喋るのは止めなさい・・・」
(舌やら歯やらが当たって気持ち良くなっちゃうじゃないか)
「なので、私たち、相談したんです。昨日は私たち、途中で眠くなっちゃったから、
 十分お兄ちゃんに、可愛がってもらえなかったねって」
「・・・」
「そしてお兄ちゃんにも、十分ご奉仕出来なかったねって。
 だから今朝は、夕べのロスタイムとして、お兄ちゃんにご奉仕しようか、と思ったんです。」

こくこく

俺のモノをしゃぶりながら、愛花も妹の言葉にうなずく。
それがまた口の中に当たって気持ちいい・・・っていやいや、そんな風に感じてる場合じゃないよな。
たしかに昨日は大学で色々雑事があったので帰ってくるのが遅くなった。
だから二人とのえっちにもそんなに時間を掛けてやることは出来なかった。
だが、それは長女の情も次女の思織も同じ様な日がある。
俺にも学業があるのだから、その点は配慮してくれなければこの生活が成り立たない。
ここは兄として、ビシッとこの二人に言い聞かせなければ!

236:2
06/11/10 18:09:04 9g3pED1L
「あー、二人とも・・・」
「じゅるじゅるじゅっ!!」
「うぉっ!?」
「ふふ、愛花ちゃんのお口、すごいでしょう。夕べは出来なかったけど、この一ヶ月、
 二人で秘密の特訓を、していたんですよ?」
「ひっ・・・秘密特訓って、おおぅっ」
舌で絡みつくように巻き取られたかと思うと、喉の奥まで引き込まれるように引き込まれる。
唾液でぐじゅぐじゅになった竿が、大渦に飲み込まれるが如く翻弄されるのはまさに新境地。
これまで味わった事の無い新必殺技だ。
「うふふ、お兄ちゃん、気持ち良さそうですね?」
「・・・こんなテク、一体ドコで覚えたんだ」
「思織姉さまの、お部屋にあった、ご本を読んで、覚えました。」
「どんな本だよ・・・」
「『恋する貴女必見!男の子を虜にするマル秘SEX』と
 『マンネリ化したエッチとはさよなら。彼氏を飽きさせない新技48』って本でした」
「・・・」
思織め、そんな本を持ってたのか・・・
「ちなみに思織の部屋のどこにあった?」
「ベッドの下です、姉さまは結構、ベタな所に、隠すんですね。」
「勝手に人の部屋を漁らないようにな」
「はーい」
「ふゃーい」
「次に勝手に人の部屋を探ったら、三ヶ月えっち無しだからな!
 家族の間だからこそ、お互いに尊重しあう心が大切なんだぞ?」
「はい」「ふゃい」
ホントに分かってるんだろうな・・・ この小悪魔コンビのことだからよくよく注意せねば。

ぐじゅるる、ぐじゅるる、べろべろじゅるる

(うお、本気で気持ちいい)
「愛花ちゃん、良かったね。お兄ちゃん、気持ち良いいって。バナナで、練習した甲斐があったね。」
それで最近バナナの皮が生ごみによく出されてたのか・・・
「思織姉さまは、あのご本を買ってみたけれど、恥ずかしくって、最後まで読めなかったんでしょうね。
 姉さまは、読みかけのページには、折り目をつける、癖があるけど、アレには無かったもの。」
久しぶりに一人で喋るからだろうか、途切れ途切れに言葉を繋げる可恋だった。
そして愛花といえば、妹が解説している間にも俺のナニを新手で攻め続ける。
(ぐぐぅ、ここまで飲み込みが良いとは・・・我が妹ながら末恐ろしい奴)
「お兄ちゃん、夕べは二人で、この特訓の成果を、お兄ちゃんに見せようと、決めてたの。
 でも結局、あんな終わり方だったので、がっかりしちゃったの。」

じゅびじゅび

「御免なさい、私も愛花ちゃんも、本当はお兄ちゃんに、叱られるかもって、怖かったんだけど、
 どうしても今回お兄ちゃんに、練習の成果を、味わってもらいたかったの」
・・・今まさに味合わされてますが、結構なお手前です。
「約束を、破ってしまったけど、お兄ちゃん、許してくれる?」
二人で俺の顔を見つめる。
横に寝そべる可恋も、ナニをしゃぶりながら上目遣いに俺を見つめる愛花も、
心底不安そうな瞳で俺を見ている。

237:2
06/11/10 18:11:36 9g3pED1L
「いいよ・・・、今日のところは」
・・・こんな可愛い目で見られちゃったら、叱れる訳が無いじゃないか。
「わぁい、お兄ちゃん、ありがとう」
「今日だけだぞ」
「うん、お詫びに愛花ちゃん、あの裏技でお兄ちゃんに、お礼をしてあげて」
(えっ?、まだあるの?)
「うん、いひまふよ~・・・ひぇい」
「おあうぅ!」
すでに愛花の口の中で堅く張り詰めた棒が、緩急硬軟織り交ぜた口技の猛攻に襲われる。
こんな技使われて我慢が出来るほど、俺は不感症じゃない。
「お兄ちゃん、そろそろイきそうですか?」
「ま、愛花っ」
「んんんっ!?」
妹の頭を掴んで、さらに奥深くまで飲み込むように押し付ける。
そして腰を容赦なく突き上げ、喉にこすり付ける快感を奪い取ろうと動かした。
「うぐん、うぐぅ」
俺の腰使いにも関わらず愛花は唇で軸をしっかり咥え、肉棒の感触に変化を与えるべく舌を蠢かしてくれる。
そのけなげな口使いに、限界に達していた俺のモノは耐え切れず、妹の喉に盛大に射精してしまった・・・



「愛花ちゃん、いいな、一杯お兄ちゃんのせーえき、飲ませてもらって」
俺の放った精を、愛花は一滴残らず飲み干した。
喉の奥にぶちまけたというのに、つかえずに飲み込めるのは妹ながらすごいと思う。
「ふふ、可恋ちゃんもお兄ちゃんに、飲ませてもらいなよ」
「そうだね・・・」
一度出して半勃ち状態になってる俺のモノを手で弄りながら、可恋も期待混じりの目で見つめてきた。
「可恋・・・」
「なあに? お兄ちゃん」
「お前たちが特訓したのは、おしゃぶりだけか?」
「えっ?」
やっぱ姉にだけえっちして、妹は放置じゃ可哀想だ。
でも双子に同じことやらせるのも芸は無い。
「・・・うふふ、」「おしゃぶりだけじゃなくって、」「別のことも、」「練習しましたよ」
「じゃあ可恋にはそっちの練習の成果を見せてもらおうかな。
 そして今度は下のお口に飲ませてやる」
「わあい」×2
二人とも嬉しそうに笑っている。
この顔だけ見ればこいつらは可愛らしい天使なんだけどな。
「じゃあ、特訓の成果をお見せしますね」
「ああ、俺を驚かせることが出来るかな?」
「失礼しまーす」
そう言うと、可恋は俺の身体に跨り、その柔らかい唇を俺の口に合わせてきた・・・

・・・


238:2
06/11/10 18:12:10 9g3pED1L

「おっ・・・おはよう」
「おはよう、兄さん」
事が済んで、俺達は台所に降りてきた。
今日の食事当番の情は、すでに朝飯を作ってくれていた。
「お早う、」「御座います、」「情姉さん」
「おはよう、愛花、可恋」
・・・こいつらは元気だな。こっちは朝からグッタリだってのに。
「今日は情姉さんが、」「お食事当番だから、」「和食ですね。」
これで情は和食が得意なのだ。
日舞とか華道茶道を習ってる思織が洋食が上手いのが不思議だが、
二人が交代で料理をしてくれている為、ウチの食生活は非常にバラエティーに富んでいる。
もし愛花と可恋が成長すれば、中華が得意になるのだろうか?
「兄さん、・・・ちょっと」
そんなことを考えてたら、情に手招きされた。
食器を並べる双子に悟られぬように情の側に寄ると・・・

ぎゅう

(痛っ)
いきなり抓られた。
(何するんだよ、情)
(それはこっちの台詞だよ、一体朝からナニをしてたんだい? 兄さん)
それを言われると・・・やっぱり痛い。
『俺の日』の朝っぱらから昨日の続きを双子とやってたなんて言ったら、上の妹二人は不公平だと思うだろう。
ただでさえ次の日のことを考えずにすむ分、愛花と可恋は恵まれてるのだ。
まあ二人で一日なんだからその点は割を食ってるが、二人一緒にやりたいというのはこいつらの意思だ。
・・・それは置いといて、やっぱ気付かれたか。
(判っちゃったか)
(そんなやつれた顔してればね、どんな事をしでかしたの? あの二人と)
それは・・・ 幾ら長姉とはいえ情にも言えない。
(私は良いけど、思織に気付かれたらまた悲しむよ? もっとシャッキリしてくれよ)
(了解)
「お兄ちゃん」「情姉さん」「まだお話してるんですかー?」
「ああ、今行くよ・・・ 兄さんはもう一度顔を洗って気合を入れ直して来て」
「OK」
こいつは色々気配りが出来る凄い奴だ。情に僻まれても仕方が無いトコなのに。
「もう一つ、今晩は特別に精が付く物を作ってあげるから、残さず食べてくれ。
 今朝の疲れを明日の『私の日』に残されちゃ嫌だからねっ・・・」
「ふっ、判ったよ」
色々朝飯前に話し込んでしまったが、俺と情も愛花と可恋が待ってるテーブルへ向かう。
間もなく思織も降りてくるだろう。
そんなこんなで色々ある日々も、やはり兄妹の絆があってこそ楽しく過ごせるのだ。
そう思うと、いつまでも皆で暮らしていけたらいいなと改めて感じた朝だった。

(終わり)


239:2
06/11/10 18:16:07 9g3pED1L

>>34>>38の続きですよ。
情の時にはエロ無かったので、リトルデビルツインズにエロ担当してもらいました。
思織の話は又今度。

240:名無しさん@ピンキー
06/11/11 12:26:55 jL8jk0oT
age

241:名無しさん@ピンキー
06/11/11 17:57:45 fGHCy/RR
流れぶった切って悪いんだけど、きのう妹に見られた。
オレは高3、妹は高一。妹は加護亜依に似ている。胸はおっきい方じゃないけど、
脚が長くてスタイルがいい。チャイナドレスとか着たら似合いそうな感じ。

いつもどおり、オレはエロDVDで抜いていた。いつもは足音で気づくのに、そのときはまったく無警戒だった。
「お兄ちゃ…、あっ!」
と、妹がふすまを開けて入ってきた。学校から帰ったばかりなのか、妹は制服姿だった。
「うおっ!」
オレはびっくりしてパンツをあげる。しかし、もろ見られていたし、DVDはすぐには停止できなかった。オナニーしてたのはばればれ。
「な、なにしてるの?」
「なんでもねーよ!」
俺は逆切れして怒鳴る。怒鳴ったら出て行くと思っていたが、妹はじろじろ画面を見て、
「男ってみんなそんなエッチなビデオ見てるんでしょ。いやらしいな」
「う、うん、まあ、男はみんな見る。だからお兄ちゃんはべつに変なことをしているわけじゃ…」
「そういうことして気持ちいいの?」
「な、なんだよ、お前だってしてるんだろ!」
「し、してないよ! お兄ちゃんと一緒にしないで! バカじゃないの!?」
「男はみんなこうだから、お前だって、不用意に男の部屋に入ったらこういう目にあうんだぞ」
と、オレは照れ隠しに大げさに怒って見せ、急に妹の腕を引っ張った。
「きゃっ」
と、妹は小さな悲鳴を上げる。妹を押し倒す形になる。
「なに?」
妹は少しおびえた目で、俺の顔を見る。
「男は怖いんだぞ。男を舐めてると痛い目にあうぞ。これは兄貴としての教育だからな」
オレは妹の体にのしかかり、肩や手をなでた。
しかし、妹の様子が変だった。「やめてよ、バカ!」っていって抵抗するかと思ったが、まったく抵抗しない。力をぐったり抜いている。
「あ? なんだよ。何で抵抗しないんだよ」
「……。て、抵抗しても、お兄ちゃんには力じゃかなわないし…」
「お前バカか! 抵抗しなきゃ教育にならないだろ! されるがままになってどうする!」
「な、何言ってるのよ、お兄ちゃんが勝手にしたんじゃない!」
「お前みたいな女をサセ子って言うんだよ! ふしだら! 淫乱! 兄として恥ずかしいよ」

242:名無しさん@ピンキー
06/11/11 17:58:33 fGHCy/RR
「な、な、なによ! お兄ちゃん! gtyふじこlp!」
妹は起き上がって、聞き取れないような声で俺を批判した。
俺がふんと無視すると、肩を揺らして泣き出した。
「…おい、泣くなよ」
「だって、お兄ちゃんがひどいこというから」
「なに? お前、嫌じゃなかったの?」
妹は答えない。メソメソしてるだけ。オレは試しに、妹の手に触れてみた。
妹はびくとなったが、手を振り払ったりしなかった。
俺の妹はかわいい。俺は前から思っていた。妹の着替え姿をちらちらのぞいたこともあった。最近は妹は肉付きもよくなって、すっかり女の体になってきていた。
「悪かったよ、ひどいこと言って、謝る」
「…お兄ちゃんじゃなかったら…」
妹は消えそうな声で言った。「お兄ちゃんじゃなかったら、抵抗してるもん…」
そのとき、オレの理性は吹き飛んだ。妹を再び押し倒すと、唇を奪い、制服の上から胸をもんだ。
「うん…」
「かわいいよ、唯」
唇を離して俺が言うと、妹はなにも言わずに下からオレを抱きしめた。
ブラウスのボタンを外していく。白いブラジャーが見えた。妹の背中に手を回し、ブラのホックをはずした。
妹のかわいい乳首が露出する。妹は色白だから、きれいなピンク色をしていた。
これからオレが汚すのがもったいないぐらい。
「…ご、ごめね、胸小さくて」
妹が目線をそらしたまま言った。
「そんなことないぞ。かわいくて、形がよくて、お兄ちゃんは好きな胸だ。大きさはどれくらいなんだ? 何センチのなにカップ?」
「前測ったら83センチぐらいだった。Bカップ」
「へぇ~」
オレはおっぱいをもみながら、乳首を口に含んだ。妹にも聞こえるぐらいの音をわざと立る。
「乳首硬くなってるな。やっぱり、唯はエッチな子だ」
「ち、ちがうよ。触るとそうなるんだよ!」
「はは、うそだよ。唯はお兄ちゃんにしかおっぱい見せたりしないよな」

243:名無しさん@ピンキー
06/11/11 17:59:17 fGHCy/RR
妹は小さくうなずく。そのしぐさがたまらなくかわいかった。
おっぱいをさんざん堪能し、俺の唾液まみれにした後、スカートに手を伸ばした。
制服のプリーツ・スカートに手を入れる。妹の太ももの体温を感じる。
そのままスカートをたくし上げて、妹のパンツを拝もうとした。
「ダメ!」
急に妹は起き上がって、制止した。
「唯! 男はこんなところで止まってくれるほど都合よくはないんだぞ!」
「ち、ちがうの。帰ったばっかりだから、パンツ汚れてるかもしれないから、シャワー浴びさせてほしいの」
そう言われると、俺は妹を解放した。妹はさっさとバスルームに入り、シャワーを浴びる音がした。
普通なら待っているのが男のマナーなのだろうが、オレはいたずらを決行しようとした。
俺もいきなりバスルームに乱入したのだ。全裸の妹の姿が目に飛び込んでくる。
「きゃっ!」
まさか入ってくるとは思っていなかったのか、妹は悲鳴を上げて、胸とあそこを隠した。
「いいじゃないか、一緒に浴びれば手間も省ける」
「……もう」
さすがに処女の身でいきなり明るいバスルームで全裸を見られることに抵抗があったのだろ、妹は顔を真っ赤にする。
シャワーを浴びる妹はすごいきれいだった。スレンダーで脚が長くて、頭身も高いので、ほんとうに一流AVアイドルのシャワーシーンみたいだった。
上気した頬にかかる湯気が色っぽい。風呂に入るから、髪をアップにした妹も、うなじが見えてかわいい。緊張している唯に、
「お兄ちゃんのチンチンも見てもいいよ。これでおアイコだろ」
妹はちらりと俺のチンコを見る。ちょっと苦笑いして、
「お兄ちゃんの、なんだか、生意気……」
と感想を漏らした。俺も苦笑いした。
妹からシャワーを取り上げると、オレが妹にお湯をかけた。
妹は黙って体を洗われている。手にボディーソープをつけて、胸、わき腹、わき、腕、首筋などの上半身をマッサージしながら洗った。
それからイスに座らせると、太ももや脚を念入りに洗った。ついに、妹のあそこに手を伸ばす。
「腰を少し上げて」
というと、妹は腰をわずかに上げてスペースをつくる。
ボディソープでヌルヌルになった手は、するりと股の間に入った。ゆっくりと妹の股間を洗う。

244:名無しさん@ピンキー
06/11/11 17:59:59 fGHCy/RR
妹は俺の両肩に手を当てて、じっとしている。
「ここも洗わないとな」
俺は妹のおしりの谷間に手を滑らせた。アナルを念入りに洗う。
けっこうアナルに興味があったオレは興奮してきた。人差し指を第一関節だけ、アナルにすべり込ませてみた。
「…………!」
妹はびくんとして顔を上げた。
「そ、そこは!」
「いいからね、いいからね」
何がいいからわからないが、俺は妹の制止を無視した。指先に妹の直腸の温度を感じる。ついにオレは、
「唯、バスタブに手をついてお尻をこっちに向けて」
と命令した。妹からしたらアナルもあそこも無防備に丸見えになる。
「それはいや!」と頭を振ったが、
「唯!」と、俺は言葉を強めた。
妹はしぶしぶ命令に従った。かわいくてきれいなお尻をこっちに向ける。
「キレイだよ。こんなきれいなお尻を隠さなくていい」
俺は妹のお尻の肉を舐め上げた。それからむき出しになったアナルに人差し指を突っ込んだ。
「あっ!」っと、妹は身をのけぞらせた。
処女の妹のあそこには指入れできない。ならば責められるのはアナルしかないと、わけのわからない信念でアナルを責め立てた。ヌルヌルと指が出入りする。
「唯、声を出して」 と、押し黙ったままの唯に命令する。
「うん、ああ、んっ……」
唯はぎこちない声を上げ始める。
5分ぐらい責めた後、俺はアナルを解放した。妹は脱力したようにへたり込む。
オレはたまらなくなって、力の抜けた妹をねじ伏せた。上になり、チンコを股間に押し付ける。
「いい、唯、唯を妊娠させたりしないからね。だから安心して」
唯もこくりとうなずく。オレはチンコの裏スジを、妹のクリトリスにこすりつけた。スマタの格好だ。
妹も下から抱きついてくる。確かなクリトリスへの刺激に、反応し始めている。
俺の体の動きに、妹の小さなおっぱいも揺れた。
俺も後10秒もたない。妹の胸に放出しようと思ったとき、
「ただいま~~」
と、玄関から母親が帰って来る音がした。二人はびっくりして起き上がる。まず俺がバスルームから出た。
「あら、いたの?」
風呂から上がった俺に母は声をかける。ラッキーだったのは、母はまだ荷物を残していたらしく、それから駐車場に出たことだった。
続いて妹もバスルームからでて、濡れた体のまま自分の部屋に戻った。
それから一家は何事もなかったように、夕食をとった。
母は、俺と妹が二人で風呂に入ってたなんて気づいてもいないみたいだった。
きょうはもうムリだな。まあ、一緒に住んでるんだしいつでもチャンスはある。
夜、廊下ですれ違ったとき、
「続きをまたしてね」
妹が小声で言った。
「ああ」
「でも、お尻はダメだからね!」
ちょっとほっぺたを膨らませた妹の表情に、オレは苦笑した。

まあ、こんな感じでした。下手でごめんね。

245:名無しさん@ピンキー
06/11/11 19:28:06 J0UIu8FW
>>239
久しぶりにキター!
バナナで練習、か…そんなひたむきな妹が俺にもいれば…(;´Д`)

>>244
なかなかエロス!
しかし俺としては妹にぶっかけてほしかったが…w

両者続きに期待大

246:名無しさん@ピンキー
06/11/11 19:58:04 fGHCy/RR
続きだけど、きのうの俺と妹の話。

おとといで一気に距離が縮まった、俺と妹。
朝、洗面所で会った。妹はパジャマ姿で歯を磨いている。
オレを見ると妹はきのうのことを思い出したのか照れっくさそうに笑って、
「おはよう、お兄ちゃん」
「おはよう、唯」
パジャマ姿の妹は本当にかわいい。みんなにも見せてあげたいぐらい。ガラガラと口をゆすいで、口元をタオルで拭く。オレはとっさに、歯を磨き終わった妹のあごをつまんで、ちゅっとキスをした。
いきなりキスされた妹はびっくりしたような顔をして、
「もう」
と、言って恥ずかしそうにうつむいた。いままでガマンしてたけど、これから妹にこんないたずらがし放題。これから通りすがりにお尻触ったり、おっぱい触ったりするぞと、オレはひとりでにやけてしまう。
二人はそれから登校した。
一緒の電車に乗る。降りる駅はちがうけど。
いつも通りの満員電車だった。妹を電車の角にやり、俺は妹を守るように周囲からの壁になった。
「それでね、この間、ノアの小橋がね、すっごいハーフネルソン決めたの。だから…」
「いや、小橋でもヒョードルには勝てないよ。でもシウバだったらなぁ、いい勝負…」
などと、二人でたわいのない会話をしている。
すごく幸せだった。こんな満員電車の中で、オレはちょっといたずらを思いついた。
妹のスカートの中に手を滑り込ませたんだ。
「…………!?」
妹はびっくりして顔を上げた。
「ちょ、ちょっと、お兄ちゃん……!」
小声で、抗議する。
俺はしらーとそ知らぬ顔をして、太ももに指を這わした。触れるかどうかぐらいのソフトタッチ。くすぐったさもあって、それくらいがいちばん感じるらしい。
「こ、ここは、電車の中でしょ。周りに気づかれちゃう…」
俺は無視して、太ももからパンツに這わせた。ついに、妹の谷間をなでる。
「…………!」
妹は声にならない悲鳴を上げた。
オレは執拗に、パンツ越しにクリトリスをなで続ける。妹は俺の制服の裾をぎゅっと握り締めた。呼気が乱れてる。一分もしないうちに、パンツが湿ってきた。確実に感じ始めている。

247:名無しさん@ピンキー
06/11/11 19:59:17 fGHCy/RR
「濡れてる」
ボソッと、耳元でささやいてやった。妹の顔が、爆発したように赤くなる。
「や、やめて、下着が汚れちゃうでしょ」
「いいじゃん、べつに。おれ以外には見せないんだから」
「もう!」
結局、妹を解放したのは駅に停車してからだった。
妹は先に電車から降りた。去り際に、
「ばか!」
と、つぶやいた。

それから俺も学校に行ったけど、かったるかったんで午前でふけて適当にマンガ喫茶で暇をつぶしていた。きのうの書き込みはそこでした。
妹の放課後の時間になる。メールで連絡をとって、適当な場所で妹と待ち合わせした。
駅前で待っている俺に、
「お兄ーちゃん!」
と、手を振って走ってくる。短いスカートがぴょんぴょん揺れて、犬が尻尾振ってるみたいで、かわいい。制服姿の妹も、みんなに見せてあげたいぐらい。
二人は腕を組んで、繁華街で遊んだ。他人から見たら、兄妹というより、本当に恋人同士に見えたと思う。おれも、こんなかわいい女の子を連れて歩けて、周囲に鼻が高かった。
繁華街を歩いても、妹ほどかわいい女の子はちょっといない。
適当に遊んで家に帰る直前に、
「今夜、みんなが寝たら、俺の部屋に来いよ」
俺が言うと、
「……うん」
と、妹は頬を染めて、小さくうなずいた。
きのうの続きができる。俺の胸は躍った。
夜になって、両親が寝静まったあと、パジャマ姿の妹が俺の部屋に来た。何でか、枕も抱いている。
俺は何も言わずに、妹をベッドに導いた。妹をベッドに押し倒し、明かりを豆電球にする。
いきなりディープキスをした。妹も舌を絡めてくる。小さな舌だった。
パジャマの上着のボタンを外す。いきなり妹のかわいいおっぱいが露出した。
「ノーブラなのか?」
「う、うん、もう寝るだけだったから。ブラしてたほうがよかった?」
「いや、いいよ。でも、今度唯の下着ファッションショーを見せてくれよな。下着姿もかわいいから」

248:名無しさん@ピンキー
06/11/11 20:00:20 fGHCy/RR
「うん。か、かわいい下着、いっぱい用意しておくから」
おれは、ブラウスのボタンを全部外す。妹のおへそまで見える。
オレはきのうしたように、妹のかわいいおっぱいをべろべろ舐めまくった。また乳首が硬くなる。
「おっぱい、舐められると、気持ちいい?」
「いや」
妹は、腕で両目を隠した。オレはぺろぺろ、わき腹もおへそも舐めた。
「あれ? お前、出べそじゃなかったっけ?」
「で、出べそじゃないよ! それ赤ちゃんの頃でしょ!?」
「はは、冗談だよ」
妹のおへそもかわいい。唾液がたまるぐらい、おへそのくぼみを舐めまくった。
妹の身体がかすかに震える。感じてるというより、くすぐったかったのかもしれない。
「わきを上げて」
「わき?」
「ああ、わきを舐めたい」
「わきって、いやだよ。そ、そんなところも舐めるの!?」
「唯!」
オレが一喝したら、妹は抵抗できなくなる。妹はおずおずと腕を上げた。
妹はちゃんとムダ毛の手入れもしてある。俺はぺろぺろと、両腋を徹底的に舐め上げた。
べつに腋フェチじゃないが、妹が恥ずかしがるのが興奮した。オレはSっ気があるのかもしれない。
脇から口を離した後、
「お兄ちゃん」 と、妹が話しかけてきた。
「ん?」
「お兄ちゃんって、けっこう変態だよね」
「え? お兄ちゃんが?」
「だ、だって、お尻とか腋とか、好きじゃない?」
「バカだな、普通これくらいするぞ」
「そうなの?」
「ああ、だから唯は、お兄ちゃんの言うことを素直に聞いてればいいんだぞ。唯がいい子にしてたら、いくらでもかわいがってあげるから」
「は、はい」
今度は俺は妹を上半身だけ起こさせた。

249:名無しさん@ピンキー
06/11/11 20:01:11 fGHCy/RR
「そのまま背を向けて」
と、命じた。妹はこっちに背を向ける。
俺は後ろから、妹のおっぱいを鷲づかみにした。揉みながらうなじに舌を這わせる。
妹の乱れた息がじかに聞こえる。肩が上下するのがわかる。
「おっぱいだけでこんあに感じるなんて、唯は淫乱だ」
「…………」
唯は黙って俺の責めに耐えている。
バックから散々おっぱいを堪能した後、再び寝かせて、オレは妹のパジャマのパンツにも手をかける。すっと引きずりおろすと、妹のパンツと、キレイで長い脚があらわになった。妹は顔もおっぱいもかわいいけど、脚がいちばんきれいだ。太ももを舐めながら、パンツも下ろす。
いま、妹はボタンをはずされたブラウスしか身につけていない。パンツを脱がされた恥ずかしさで、身体をクネクネくねらせる。
オレは身をかがめて、妹の股間をガン見した。きのう風呂場でも見たが、きれいなアソコだと思う。女のアソコは醜いなんていうヤツもいるが妹はすっごいきれいだった。クリトリスの上には、申し訳ていどに黒い陰毛が生えそろっている。
オレはクンニを開始した。
「ん!」
妹はうめき声を上げる。きのうはアナル責めはしたものの、クンニしたのは初めてだった。
舌先に妹のクリトリス。頬に妹の太ももを感じる。至福の時間だった。
妹のあそこが濡れてくる。それは唾液のせいだけじゃなかった。愛液もあふれてくる。
「唯のここって、すっぱいぞ!」
「ば、ばか、もう!」
処女の妹にとって、クンニはある意味拷問に近かったのかもしれない。腕を顔の前で交差させて、必死に耐えている。
舌を離して、俺は用意していたクリトリス用のバイブを取り出した。
「え? なにそれ?」
「これは唯が気持ちよくなるドラえもんの道具だよ」
「い、痛くない?」
「痛くないよ。痛かったら、言えばすぐやめるから」
妹は不安そうな表情を見せたが、俺はバイブのスイッチを入れて、強引にそれをクリトリスに押し付けた。
「あっ!」
唯が大きな声を出したから驚いた。
「ばか! 母さんたちが起きるだろ!」

250:名無しさん@ピンキー
06/11/11 20:01:50 fGHCy/RR
「う、うん!」
妹は歯を食いしばって、バイブ責めに耐えた。手でベッドのシーツを握り締めているのがかわいい。
薄暗い部屋に、ぐい~んぐい~んと、バイクの振動音だけが響く。
妹の膣から愛液がとろいとろりとたれ落ちるのがわかる。バイブの効果はすごかった。
面白いのは、ぴくんぴくんと、アナルが一定のリズムでヒクヒクすることだった。
「はは、唯のお尻ぴくぴくしてる」
俺は意地悪く報告した。
そんなこと言われても妹はなんと言っていいのかわからなかったのだろう。シーツを握り締めたまま、目を閉じている。たぶん、お尻がひくついているのは自覚してるんだと思う。
黙っている妹の耳元に口を近づけて、
「唯はお兄ちゃんの奴隷です」
と、オレはささやいた。妹に復唱させようとした。
妹は目を開いて、
「唯は兄ちゃんの奴隷です」
と、要望どおり復唱した。
「唯はお兄ちゃんに絶対服従します」
「唯はお兄ちゃんに身も心もささげます」
「唯はお兄ちゃんの命令に、もう二度と逆らいません」
オレは唯がなんでも復唱するのが面白かった。毎回こうやって、妹に忠誠心を植え付けないとな、とバカなことを考えた。
も、妹の膣はべっとり濡れていた。バイブ責めはじゅうぶんの効果をあげたみたいだった。
オレはついに意を決して、
「唯、本当は兄妹はこういうことをしちゃいけないんだ。それはわかるよな?」
妹は、うなずく。
「このまま抱き抱きするだけで終わりにするか? それとも、お兄ちゃんとひとつになりたいか? 後悔しないか? 避妊だけはちゃんとする」
最後の一線を越える気があるかどうか、確認した。
「お兄ちゃんとだったら、後悔しない」
妹ははっきりそう答えた。
妹にその気があるのなら、俺に迷いはなかった。用意したコンドームを手早く身に着ける。
「唯の初めての男になるからな」
オレは正常位で、唯のアソコに亀頭を擦り付けた。

251:名無しさん@ピンキー
06/11/11 20:02:46 fGHCy/RR
じゅうぶん濡らしていたので、けっこうすんなり俺のものは妹の体内に入った。処女はなかなか入らないと聞いていたから以外だった。それだけ唯が興奮していたのかもしれない。
「うん!」
さすがに入った瞬間、唯は悲鳴を上げた。眉を苦しそうにゆがめる。
俺はしばらく動かさずにそのままにしていた。相手は処女だから、慎重に慎重を重ねたかった。唯の初体験をトラウマにしたくはない。5分ぐらいした後、
「唯、そろそろ動くよ」
俺は小刻みに腰を動かす。唯のツメがオレの背中に食い込んだ。
さすがに痛そうな唯を見るのはかわいそうだった。ピストン運動は、10回ほどでやめた。
「唯、これでもう唯は大人だよ。今回はこれでじゅうぶん。痛そうだから、これは次の機会にしよう。お兄ちゃんは痛がる唯を見たくない。少しずつ慣らしていけばいいんだ」
唯はぐったりしている。痛くて怖くて不安だったのだろう。目を空けて俺を見ると、
「お兄ちゃん、優しいね」
そう面等で言われると、少し照れた。
「で、でも、お兄ちゃんも気持ちよくなりたいでしょ。私ばっかり気持ちよくしてもらっちゃった」
「それじゃ、お兄ちゃんのを手でしてくれ」
中でうまくできない処女の後ろめたさを利用して、このさい妹に、徹底的にテクを仕込もうと思った。
妹は起き上がって、俺のチンコを見て、
「この生意気なのを?」
「お兄ちゃんに生意気はないだろ!? さっきの服従の言葉を忘れたのか!?」
「それじゃ、このかわいいのを?」
「かわいいじゃない! 太くて立派なものを、だ!」
「…………。お兄ちゃんの太くて立派なものを…」
俺はコンドームをはずすと、横になり、唯にチンコを握らせた。ゆっくりとしごかせる。
唯の手は柔らかい。唯のおっぱいを見ながら、手コキされるなんて最高だ。
唯のお尻をナデナデする。唯はじろじろ見られるのが恥ずかしいのか、左腕で乳首を隠した。
「唯!」
そんなことを許すわけもない。一喝すると、唯は再び乳首をオレに晒した。
「いいよ、唯」
俺はすぐに行きそうになった。俺は急に立ち上がって、唯を押し倒す。唯の上になって、さらにしごかせる。
唯のかわいくて白いおっぱいに狙いを定めて、一気に射精した。
唯のきれいな胸を、オレの汚物で汚す。それは最高のタブー破りだった。
おれは唯に最後の一滴まで絞らせた。
「よかったよ」
唯は胸元の精液に手を触れた。精液を見たのはもちろん初めてだろう。
男からしたら見慣れたものでも、ちょっと興味深そうだった。
俺はテッシュですぐ穢れた精子をふき取った。
「気持ちよかった、お兄ちゃん?」
「ああ、すっごいよかった。唯は?」
「私も、気持ちよくってびっくりした」
「そうか」
「またしてね、お兄ちゃん」
「お兄様だろ」
妹はいたずらっぽく笑うと、
「気持ちよかったです。ありがとうございます、お兄様」
と言って、俺のほっぺたにキスをした。

おしまい。

252:名無しさん@ピンキー
06/11/11 23:56:09 J0UIu8FW
GJ~
仕事速いなぁ…

253:名無しさん@ピンキー
06/11/14 13:38:07 VeG2x1yy
保守

254:名無しさん@ピンキー
06/11/15 23:40:06 uS55D4Gc
        ○ 舐めろ
オニイチャン…  ノ|)
   _| ̄|○ <し

255:名無しさん@ピンキー
06/11/20 00:15:05 4WeQ/xqF
保守~

256:名無しさん@ピンキー
06/11/21 00:59:52 DifA+vyH
保守

257:名無しさん@ピンキー
06/11/21 13:13:00 YgspU1u5
神様、妹が欲しいです…

258:名無しさん@ピンキー
06/11/21 13:24:35 /Qq1tyaY
でも本当に年頃の義妹とか急に出来たらどう接していいか分からずギスギスした関係に
そして・・・

259:名無しさん@ピンキー
06/11/21 18:15:44 NEI+96OY
いもうとのつくりかた

1.両親にハッスルしてもらう
2.妹がいる相手と結婚する
3.養子縁組で連れてくる

自分が18で20の相手と結婚したとして、その相手に19の妹が
いたら年上の妹とか面白い事になる

260:妹尾兄妹の×××
06/11/21 20:18:33 zyEBpRlw
「あうぅ~ん!お兄ちゃんっそこ痛い!」
「ほれ、動くんじゃない。我慢しろよ」
コイツの穴に入れ、さらに掻き出す作業は俺としても結構神経を使うが、身悶えする妹を叱りながら続ける。
「くぅ~ん」
横目で見つめて来るその瞳は、痛がりつつも甘い悦びを感じているようにも見える。
…腹違いの兄をそんな目で見るのは、俺としてもどうかと思うが。
「ほれ、こんなになってるぞ」
「ひぃん! こんなに大きいのが…」
「ああ、こいつがお前の中に入ってたんだ」
「うっ、そんな恥ずかしいこと言わないでよぉ…」
羞恥に身を捩る妹の目の前に、見せ付けるようにソレを置いてやる。
「そろそろ道具を変えてみようか」
「えっ、まさかアレを使うの?」
俺はベッドの脇に置いておいた金属製の道具を手に取る。
ひんやり硬い手触りの金具を、俺はカチカチと妹の目前で鳴らしてやる。
「いやぁん…」
「馬鹿、怖がることはないだろ。初めてでもないだろうに」
「初めてじゃなくっても嫌なのぉ! それを私の奥に入れちゃうんでしょ?」
「入れるだけじゃない、挟んだり引っ張ったり引っ掻いたりするんだ」
「怖いよう」
妹の抗議を無視して俺はソレを俺の目の前にある穴にそっと入れる。
「大丈夫だって、ゆっくりやるから」
もし暴れられたらさらにコイツに苦痛を与えてしまうことになる。
慎重に穴の中を金具で俺は探っていく。
そしてここだという所で、俺は道具を掴む指に力を込める。
「ううぅ」
引き出されるのが痛いのだろうが、ここで時間をかけても意味が無い。
俺は慎重に、しかし思い切って金具を動かす。
 バ リ ッ 
避けるような、破けるような感触と共に、道具は妹の穴から取り出される。
「あう! 痛かったよぉ」
「悪い、でももうコレで終わりだ…… フー、フー、」
「あうぅ、息吹きかけられるの気持ちいいよ~」
「…お前は昔からここに息吹きかけられるの好きだったな」
「そうだよぉ、それ今でもすっごく好き」
喜んでいる妹を他所に、俺は穴から取り出した道具をティッシュで拭う。
「ほれ、次はこっちの穴だ」
「うう」
「じたばたしないで、向きを変えろ」
しぶしぶといった感じで、妹は身体を入れ替える。
「じゃあ…お願いします………」
「はいはい、……どれどれ」
そして俺は、コイツのもう一つの穴を覗き込む。
「そ、そんなにジロジロ見ないで欲しーなっ!」
「馬鹿者。見なきゃどうやったら良いか分からんだろ」
そして俺は竹の道具を再び手に取る。
「しかし、お前もいい歳なんだからそろそろ『耳掃除』くらい自分でやれよ」
「あうー、お兄ちゃんにやってもらうのが好きなんだもん」
「…その割には怖がってるみたいだが?」
「分かって無いなぁ、その怖さが良いんじゃないの!」
俺の膝に頭を乗せ、力説する我が愚妹。
コイツはこの年になっても俺に耳掻きしてくれとせがんで来る。
そういえば雪奈の奴も時々耳掻きしろって甘えてくるなぁ。
俺は別に他人に耳掃除をしてもらう趣味は無いのだが、そういった性癖の人間もいるのだろうか?
「じゃあ行くぞー」
「は~い… あううっ、すっごい大きいのが入ったらどうしよう!」
相変わらず分からん奴だ。
俺がコイツを理解する日はほぼ永久にこないだろう。

(終わり)

261:名無しさん@ピンキー
06/11/21 21:23:04 PaQ1L+dx
妹尾がキテタ-!!!
毎回毎回超GJ!

ちょこっとだけ騙されましたw

262:名無しさん@ピンキー
06/11/22 07:33:50 dJ63CEjs
直ぐにオチを見破ってしまった・・・
普段から同じ様なネタばかり考えてるからだろうなぁ

263:名無しさん@ピンキー
06/11/25 00:16:11 7ZXpn7uq
実は俺も…

264:名無しさん@ピンキー
06/11/25 00:32:13 nvZT+n0k
俺も…

それはそうと、奈津美ちゃんマダー?

265:名無しさん@ピンキー
06/11/29 18:38:32 BxXdPuPN
今俺の隣で寝ているよ

266:名無しさん@ピンキー
06/11/29 23:55:45 MZ9Jy12D
>>265
これだけ時間経って言うことはそれかよw

267:名無しさん@ピンキー
06/12/04 02:05:21 iqy/UIDS
hoshu

268:奈津美作者
06/12/06 03:31:47 s9SIWLLg
この前の感想で懲りて書くの止めようとしてたけど、また書く。
か、勘違いしないでよね!
別に望む声があったのに感動したとか、そんなんじゃないんだからね!

269:名無しさん@ピンキー
06/12/06 06:24:42 uAUnYFmu
まあ最近は感想というより「俺が面白くないから気にいらねぇ」みたいなのが多いからねぇ

270:名無しさん@ピンキー
06/12/06 11:45:26 53/OpPOy
保守

271:名無しさん@ピンキー
06/12/06 15:10:02 HbFhdVtx
待ってる

272:名無しさん@ピンキー
06/12/06 23:30:04 KmRK6ZJd
催促した俺には投下されるまで全裸で正座して待つ義務がある。
なに、俺のことは気にせずじっくり推敲してくれたらいいさ。

273:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:15:54 7yscNFH1
冬、クリスマスや年末の大イベントを控えた十二月後半。

「もしもし、母さん? 今からそっち帰るから、奈津美には言わないで、驚かせたいから、うん、じゃあ…」
彼女を家まで見送った後、俺は携帯に実家の電話番号を呼び出して電話をした。
案の定、二階建の家で常に下に居る母が出てきたので、軽く用件を伝えて電話を切る。
「…奈津美が出たらえらいこっちゃだよ」
今妹に俺が帰ること知られれば、パーティすら起こりかねない。
二階の自分の部屋に居る妹はメンドくさがって電話相手を聞くことは疎か、下に降りることさえないだろう。
「…まぁ、そんなことはどうでもいいけどさ…」
見上げれば闇。パラパラと落ちて来る雪を追わず、何もしないでいればまるで、自分が空に上がっていくような錯覚に陥る。
「………寒い………」
吐く息は白く曇り、すぐに消え去る。
妹の気持ちもこんな風に消えればな、と叶うはずの無い願望を胸に、俺は帰路についた。

「ただいまー!」
近づくと灯りが付く玄関に驚きつつ、俺は扉を開けて広い家全体に伝わるように声を出す。
「…父さん帰ってきてないのか」
玄関の靴の数を数えて人数を確認する。今は俺を含めて三人だ。
『おかえり和樹~』
一人は母さん。リビングに続く扉が閉められていて、多少くぐもった様に声が聞こえる。
声はしても出迎えに来ないということは、何か料理を作っているということだろう。
前に母さんが原因でボヤを起こして以来、火の扱いをする時は必ず離れないようにしている。神経質すぎるっていうのも問題だろうけど。
「あとは…」
玄関の近くの階段を見上げると同時に、ドタドタと階段を乱暴に降りてくる。
誰かはすぐ分かる。これはもう直感や反射の領域だろう。
「お兄ちゃんお帰り~!」
「ただいま」
妹、奈津美である。挨拶の元気がいいのは良い事だが、大声すぎるのは問題だ。
「なに~その紙袋? あ、ひょっとして私の誕生日プレゼントとか…」
「…正解」
「やたっ! …開けていい?」
妹の誕生日は12月25日、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントが重なるのは、なんとも皮肉である。
そして、まぁ返事をする前な紙袋は奪い取られて、既に俺の目の前には可愛いヌイグルミが姿を現していた。
「お~……今時の女子高生にヌイグルミとは、お兄ちゃんらしい」
「…いらないなら返せ、切り刻んで捨てるから」
「い、いらないなんて言ってないよ! これはお兄ちゃんから貰った大切な『誕生日』プレゼントなんだから」
やけに誕生日の部分を強調するのは、何か意味があってのことなんだろう。大方察しは付くのだが。
「はいはい、俺金無いからそれで我慢してくれ」
「それは、大丈夫っ!」
「…なに?」
妹は俺に近付き、瞳を閉じる。単純な行動なだけ意味はすぐに解る。キスだ。
一瞬、鼓動が速くなるが、想像が出来ていただけにすぐに納まる。


274:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:17:40 7yscNFH1
たとえ、一瞬でも妹に特別な感情を持ってしまった自分が恥ずかしい。これは一生忘れられないだろう。
しかし、改めてみるとやはり妹は可愛い、矯正な顔立ち、そしてそれに施された薄めの化粧が、更に妹の可愛さを引き立たせる。
妹と同年代の女子が化粧をとれば、月とスッポンという言葉似合うほど変貌する。その点を見れば妹は大したものだ、日頃の手入れを怠っていない賜物だろう。
て、なに長々と妹のこと語ってんだよ俺、これじゃまるで妹のことが好きみたいじゃないか。
まぁ、俺の彼女には適わないがな。
言い訳っぽく聞こえる自分が嫌になる。
「アホかっ」
「痛っ!」
頭にデコピンをかまし、俺は妹の横を通り過ぎてリビングの扉を開ける。
開けた途端、そこはまるで別世界かの様に、室内は暑いほどに暖房を掛けられていた。
冬の外から帰ってきたら、家は暑く感じると言うが、これは暑すぎないか?
「普通だよ」
通り過ぎた際に腕に巻き付いてきた妹に聞いてみたが、返答は俺の希望する物では無かった。そうか、普通か。
「お帰り、和樹」
「ただいま母さん」
室内に入ってきた俺は、母さんともう一度挨拶を交わす。律儀なものだ。これが普通なのかも知れないけど。
「今日は? 泊まるの」
「ん~…家帰るのメンドくさいし、泊まる」
「やったー!」
無邪気に喜ぶ妹だが、なぜか俺はそれを見て素直に喜べない。帰ったほうがいいぞ俺。
「じゃあ、すぐにご飯の準備するから、そこで待ってて」
「わかった、父さんは?」
「遅くなるって、和樹の電話のすぐ後に来た。だからご飯は二人で食べて、父さん帰ってきたら一緒に食べるから」
将来の目標は父さん達みたいな、家族を作ることが今決定した。ここまで両親が仲がいいと欝陶しさを越えて関心する。
「にゃん、にゃんにゃんにゃん♪」
「じゃれ付くな、テレビが見えん」
猫の様にじゃれ付く妹を引き剥がしながら、テレビへと視線を向ける。ていうか猫だコイツ。
「ニュースつまんない~」
「お前も大学進学するなら見とけよ」
「ダイジョーブ、私頭良いからこんなの見なくてもヘッチャラ」
「……母さん、本当?」
「当たらずとも遠からず、てとこかしら…」
意味不明だよ母さん、まぁ心配はないってことだろう。そう信じよう。
「ご飯そろそろ出来るから」
「奈津美、移動するから離れろ」
「おんぶ」
「は?」
「おんぶして」
「…はいはい」
正直、今日はかなり腹が減っている。無駄な口論は避けたいので、俺は妹の要望を素直に受けとめ、食事をする席へと移る。
しかし軽い、ダイエットでもしてるんだろうか。
「…母さんちょっと、出掛けてくるね。すぐ帰るから」
「どこいくの?」
「松木さん家」
「あぁ~…」
母さんとの会話で一人納得する妹。何かあったのか。
「松木さんがどうしたんだ?」
「この前苺貰ったの、だからそのお返しかなにかかな」
母さんが出ていった後、俺は妹に疑問をぶつけた。
半分予測がついていただけに、俺は返事は疎か、頷きもせず食事を続ける。


275:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:20:33 7yscNFH1
「…ねぇお兄ちゃん」
「なんだ?」
妹が見計らった様に、俺に話し掛けてくる。こういう時のコイツの行動には、どうにも悪感を感じる。
「食べさせてあげる!」
「よし、じゃ~あ~ん」
「あむ、じゃなくて私が…」
「自分で料理出来る様になったらな」
「……料理出来る様になったらいいの?」
「いいぞ」
「どんな料理でも?」
「食えるものならな……あ…!」
「ふっふっふ…」
やってしまった、と思うがもう遅い。
妹は冷蔵庫から卵を取り出すと、見せびらかす様に卵を俺に向けながら台所に入る。
フライパンに油を敷き、卵を割り――あぁ、負けたなこりゃ。
「ほ~ら、目玉焼き完成~」
「……一応味見を…」
「無駄な抵抗を…」
出来て数分もしないアツアツの目玉焼きを頬張り、負けを確信した。
「…一口な」
「なにいってるの、この皿の中全部終わるまで、だよ?」
おもむろに俺の皿を取り上げ、中身を見せる。くそ、大好物なだけに少しづつ食ってたのが裏目に出たか。
「ほら、あ~ん♪」
「…あ~ん…」
「あ~…」
「待て、まだ食ってる」
「あ、母さん帰って来ても続けるから」
「さぁ、さっさと寄越せ」
完全に俺の考えはお見通しだ。こんな状況、家族に見られれば切腹ものだ。
「あ~ん♪」
「あ~ん」
「……お兄ちゃん、可愛い」
「死にてぇ…」
今確実に赤面しているだろう。明らかに頬が熱い。
妹の満面の笑みを見て更に恥ずかしくなる。
「は~いおしまい、お疲れさまです」
「はぁ…、食った気しなかった…」
『ただいま~』
「運がよかったね、お兄ちゃん」
「あぁ、本当によかった」
母さんが帰ってくると同時に俺は食事を終え、自分の部屋へと向かった。
『奈津美、和樹なんかあったの? 顔めっちゃくちゃ赤かったけど」
『別にぃ~、外寒かった?』
『そうでも無かったわよ』
『へ~、あっ、ご馳走様でした』
『はい、御粗末さまでした。…凄いわね、ちゃんとご馳走様言えるなんて』
『えっへっへ~♪』


276:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:25:58 7yscNFH1
俺は、もうベッドしかない自分の部屋に戻るや否や、ベッドにダイビングする。
「あ~!! 死にて~!!」
足をバタバタさせて、死にたいと叫んでみるが、どうせ自分には死ぬ勇気は無いだろう。それにそうは言ったものを、死ぬ気さえまずない。
「あ゙~~~…」
ヒヤリとする布団に頬を当てて熱を取るが、断然頬が熱いために布団もすぐに熱くなる。
その度に冷たい場所を捜し、頭を移動させていく。
その行為を繰り返している途中、いきなりドンドンと扉が叩かれる。
「……開いてる…」
布団に顔を埋めながら、俺は喉が枯れた様な声を上げ、ノックの主人を招き入れる。
「おじゃましま~す、うわ、お兄ちゃんホント顔真っ赤」
「……お前のせいだよ」
「あはは…、氷枕とか持ってくる?」
「いい、それより何のようだ?」
目の前には俺が上げたヌイグルミを抱き抱えた妹の姿。気に入ったのか。
「…あのさ」
「ん…?」

「このヌイグルミ、もしかしてお兄ちゃんが選んだ…?」
妹の声のトーンが下がり、さっきまでの明るい印象とは打って変わって、言葉に重みを感じた。
「………」
「答えてよ」
いきなり、シン、と静まり返った部屋。妹は真っすぐ俺の目を見つめ、真剣に語り掛ける。
嘘は許されない。
例え自分で選んだと言っても信じてもらえないだろう。実際、あのヌイグルミは彼女に選んでもらった。
「…いや、彼女に、選んでもらった」
「ふぅん…」
反応は冷たい、さっきとは違う意味で心音が加速していく。
「俺さ、そういうのよく分からなかったからさ…」
「じゃあ…」
「ん?」

「じゃあ要らない、こんなの」


277:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:26:47 7yscNFH1
そう言って妹は、ヌイグルミの腕を持ち下手で投げ捨てた。
一瞬、中を舞ったヌイグルミは、そのまま壁にぶつかり地面に落ちた。
〈妹さん、喜ぶといいね〉
彼女の言葉がフラッシュバックする。
「っお前ッ!」
「怒る? 怒りたいのは私の方だよ、お兄ちゃん」
「なにワケわかんねぇこと言ってんだよッ!!」
突如湧いて出た怒りに身を任せ、俺は妹に掴みかかんだ。
そして気付いた。――泣いてる。

「私、お兄ちゃんのことが好き、大好き…! …分かる? 好きな人の彼女にプレゼントを選ばれる気持ち…」
「奈津美…」
「わかんないよねぇ!? こんなの、こんなのヤダよ、こんな! …負け犬みたいな気持ち、嫌だよ!!」
「奈津美…」
自分でも、気付かぬ内に俺は、妹を抱き締めていた。
思えば、いつから見なくなっだろうか、小学生までベタベタと俺に付いてくる妹、俺が欝陶しがるとすぐにビービーと泣いては俺を困らせていた。

中学からだろうか、たしか、その頃から俺から離れて行っていた様な気がする。
別にその時の俺は、ただ欝陶しい相手が居なくなったことを喜び、そして、どこか淋しさを覚えていた。
「離してよ…、こんな、同情された感じで抱き締められても、…嬉しくない」
「…あぁ、そうだな、たしかに俺はお前に同情してる」
俺の言葉を引き金に、妹はあらん限りの力で俺を押し返し、敵意を含んだ眼差しで俺を睨んだ。
「最ッ低……」
「……そうだな、たしかに俺は最低な奴だ。けどな、俺は同情する前に、怒ってる」
「…え…?」
「ヌイグルミ、捨てただろ」
「それがどうしたの…!?」
さっきまでバクバクと鳴っていた心臓が、今は恐ろしいほど静まっている。
妹の瞳を睨み返し、俺は続ける。
「あれは、彼女がお前のために選んでくれた代物だ。
純粋に喜んで欲しいから、ただそれだけの理由でアイツが一生懸命選んだ。一緒に居た俺には分かる」


278:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:29:57 7yscNFH1
「だから…なに…?」
「受け取って、大事にして欲しい」
「ヤダ」
「これはクリスマスプレゼントでも、誕生日プレゼントでも無い。俺の彼女からの贈り物だ」
ここで俺は息を吐き出し、覚悟を決める。この先何を望まれようと受けとめると。

「もし、あのヌイグルミを受け取ってくれるなら、俺はお前の言うことを何でも“2回”聞く」
「ぁ……クリスマスと、誕生日…」
「そうだ。キスして欲しいって言えばキスするし、抱いてほしいって言えば抱く」
妹の瞳が揺らぐ、言ってはなんだが自分でも卑怯と思う。妹の気持ちを逆手に取って、自分の言うことを強制しようとしている。
でも、俺が愛しているのは妹ではなく彼女だ。だから、彼女の気持ちを裏切られるのは見たくない。

「………ス……して…」
「えっ?」
「…キス、して……?」
今度は、妹から俺に抱きついてくる。力の限り精一杯の力を俺の背中に回している腕に入れられる。
それを俺も受け入れて、妹の小さな背中に手を回す。
「…軽く、じゃダメなんだからね」
「わかってる…」
妹の顎を上げ妹の潤んだ瞳を見つめる。妹の瞳が閉じ、その拍子に一筋の涙が流れた。

「………お兄ちゃん、大好き………」
妹の唇に唇を重ねる。
重ねた妹の唇は見た目以上に柔らかく、病み付きになりそうなほどに心地良い。
「ん」
そのまま俺は舌を妹の口の中に入れ、力を込めながら唇を吸い始める。
「ん……ん…っ!」
音が立つほど強く唇を吸いながら妹の舌に自分の舌を絡めあわせ、妹の唾液を吸い上げ飲み込む。
その際に妹の口元から唾液がこぼれ、それが首筋にまでゆっくりと垂れて流れていく。
俺は両手で妹の頭と腰を支えながら、クチュクチュとイヤらしい水音をたてて歯の裏をなぞり、唾液を送り込む。
「ぅ……ん……ふぁ…っ!」
コクン、と唾液が妹の喉に落ちたのを確認すると俺は、ゆっくりと唇を離した。

279:名無しさん@ピンキー
06/12/08 13:31:45 7yscNFH1

「…お…兄ちゃん…」
互いの唇から混ざり合って出来た唾液の糸は、ツーと伸びながらやがて真ん中から下へと垂れるように落ち、やがて千切れた。
「お兄ちゃん……」
離れた時に見つめた妹の瞳はほやけて虚ろになり、口の端から垂れた妹のか俺のかもわからない唾液が、妙に卑猥に見えた。

「……あと、一回だ」
その言葉で妹の目は涙で溢れ、何か惜しむ様に表情が暗くなる。
俺はその表情を気にしない素振りで、指でそっと妹の口元に垂れた唾液を拭ってやった。
「次は、なんだ…?」
妹は答えず頭を俯ける。このまま催促すれば、俺は妹を抱くことになる。俺はそれでも構わない。
この前は妹が襲ってきて未遂で終わった。だが今回は、言われれば精一杯妹を一人の女として愛する。
「早くしろ」
自分が嫌になる。この行為が終わった後、俺は激しい自己嫌悪に苛まれるだろう。
「う……ん」
「なんだ?」

* * *

「電気消すぞ」
「うん」
妹の最後の願いは簡単なものだった。
週に一回は帰ってくることと、その際には卑猥なことを抜きにして一緒に寝てほしいということだった。
少し拍子抜けだったのか俺は、抱かなくていいのかと尋ねたが、妹は
「キスはいいけど、抱いてもらうのは愛が無いとヤダ」
と答えた。女心は兄弟でも解らないものだと思った。
「お兄ちゃん」
「ん?」
窓から入った月明かりに照らされた妹の瞳が、暗くなった部屋の中で俺を真っすぐに見た。
「腕枕…してほしいなぁ」
「…はいはい」
「ずっと、こういうふうにしてもらいたかったんだ」
「いい加減に寝るぞ」
ここまで素直な妹の言動は俺でも恥ずかしくなる。

「うん、お兄ちゃん大好き♪」
これから俺達はどうなっていくのだろうか、想像がつかない。
ただ、今は眠い。これはまた明日考えよう。
今は、妹の温かみを抱き、寝ることにしよう。

また来週

280:名無しさん@ピンキー
06/12/08 16:46:03 arUTmZCN
来週はいつだ?!15日か!予定は開けた!Hey!Come on!

281:名無しさん@ピンキー
06/12/08 16:48:13 uwpmJ3/c
GGGGGGGGGGJ!
そろそろ凍死しそうだったが読んで一気にホットになりました!
このままシリーズ化求ム。

282:名無しさん@ピンキー
06/12/08 17:30:14 +5MsJAZE
キタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━!!!!

283:名無しさん@ピンキー
06/12/10 06:57:01 GNx+rJEn
期待age

284:名無しさん@ピンキー
06/12/13 01:38:25 psis4tbq
そろそろ続きがくる予感

285:名無しさん@ピンキー
06/12/13 13:55:50 s2xxwEd9
言えない、まだ一行たりとも書いてないなんて言えない。

286:名無しさん@ピンキー
06/12/13 16:06:59 cWrmVZT0
>>285
今すぐ書き始めるんだ!
いつまでも待ってるぜ。

287:名無しさん@ピンキー
06/12/13 16:56:30 vlGiWgaF
ワロタw

288:妹尾兄妹のメイドさん
06/12/13 17:33:35 lglbPtDs
玄関のドアを開けると、そこにはメイドが立っていた。
「お兄… じゃなかった、ご主人様っお帰りなさいませ!」
「…」
バタンッ!
俺は即座にドアを閉じる。
そして表札を確認する……… そこに書かれた文字は『妹尾』
つまり先程の異常事態を説明する論理的帰結は一つだ。

『………近所に同じ苗字の家族が引っ越して来たに違いない』

随分自宅と造りが似ている気がするが、まあ設計業者が同じなんだろう。
自覚は無いが、人の家と自分の家を間違えるとは、俺も大分疲れているようだ…
今日は瑠璃のマンションにでも転がり込んで寝かせてもらおう、そう思って引き返そうとした矢先、
先程閉じた玄関が内側から開かれた。
「もうっ、折角可愛い妹… もとい、メイドさんがお出迎えしてくれたってのに~、
 いきなりドア閉めるなんてどーゆー了見!?」
「お前こそその格好はどうゆう了見だ」
白いカチューシャにエプロン、そして濃紺色のワンピース…
俺から見てもかなり本格派のメイド服だった。
「えっへっへ~、すごいでしょ~!?」
呆れる俺の前で、妹は可愛らしいポーズをとってみせる。
………学園祭の出し物でメイド喫茶でもやる事になったんだろうか?
「雑誌の懸賞で当たっちゃったんだ!!」
「ほう、それはそれは……… よくサイズが合ったな」
「うん、Sサイズでもちょっと大きいからね。不安だったけど良かったよ」
そりゃそうだ、胸のサイズがAAのメイド服なんてそうそう無いさ。
「どうでしょうか、ご主人様? 似合いますか」
「ああ、似合ってるよ…」
おざなりに頷いて俺は玄関に上がった。
「むぅ? ちょっと~反応が鈍くない?」
「そんな事ねーよ、似合う似合う」
ソファーに上着を投げ捨てて、俺は冷蔵庫から出したビールの栓を抜いた。
「もっと褒めてよっ、この服はとっても本格的なんだよ!」
そう言うと、スカートのすそを摘んでくるっと回転して見せた。
エプロンやカチューシャにゴテゴテした刺繍もフリルも無く、
ワンピースの襟やカフスもオーソドックスに仕立ててある。
その筋の嗜好を持つ人間が見れば、感涙に咽びそうな完璧さだ。
だが、残念なことに俺はその筋の人間ではなかった。

289:妹尾兄妹のメイドさん
06/12/13 17:34:42 lglbPtDs
「ほらー、下着もおまけで付いて来たんだよ!」
「へー」
実兄の前でスカートをたくし上げる我が妹。
美少女の生ドロワースを目の当たりに出来るとすれば、金払ってでも拝みたいという輩が集まるだろうに…
瑛理子の店でバイトすれば、コイツ結構金稼げるかもしれないな。
「もー、もっとしっかり見てよぉ」
「ああ、凄い凄いっ」
ビールを呷りながら俺は一応答えてやる。
「………ひょっとしてお兄ちゃん、メイドさんは好きじゃないの?」
「いや、そんな事ねーよ」
「それにしては反応薄くない?」
「わりーけども、俺はキスとメイドはフレンチが好きなんだ」
「ええっそんなの邪道だよ~!」
邪道で結構、フレンチの方が話もやる事も早く済むんだよ。
「うぅ~、折角当たったのに、お兄ちゃんに悦んでもらえないなんてガッカリだよぉ」
寂しそうにしょげる姿を見ると、ちょっと可哀想になってくる。
しかし、軽々しく『似合ってるよ、可愛いよ』なんて言ったならば、
『じゃあ、ご主人様とメイドさんごっこしよ! 粗相したメイドさんにご主人様がエッチなお仕置きするの!!
 もちろん朝はフェラ起こしで決まりねっ!!! 』
とか必ずやろうとするからな、コイツに甘い顔は禁物だ。
「やっぱりナース服かバニーさんを選んだ方が良かったかなぁ」
「………お前、どんな雑誌の懸賞だよ」
「えっ? 『華と野望』コミックスだよ」
おいおい、かなりメジャーな少女漫画雑誌じゃないか。
近頃の少女風紀は大丈夫かよ? ………俺が言える台詞じゃないけどな。
「お兄ーちゃんはバニーさん好き?」
「ああ、大好物だ」
「うーん、そっちにすれば良かったなぁ。でもサイズが合わなかったんだよねー」
「ふふ、貧乳… いや無乳バニーってのも新しい流行になるかもしれないぜ?」
「べっーーだ、すぐに大きくなるもーんだ」
舌を出して悪態をつく我が妹、メイド服はともかくこうした仕草は可愛い奴だ。
これで度を過ぎたブラコンが収まれば、俺も安心なのだが…
「よーし、じゃあ次は女王様セットが当たる懸賞に応募しようかな~」
「おい、………その雑誌もう買うの止めろ」
俺の心配は簡単に尽きそうに無かった。

(終わり)

290:妹尾兄妹の人
06/12/13 17:37:08 lglbPtDs
私が妹尾兄妹で間を持たせている隙に書き続けるんだ。
みんなでスレを盛り上げろ。

291:名無しさん@ピンキー
06/12/13 22:27:15 sjn1cJcs
キテルー

292:名無しさん@ピンキー
06/12/13 22:45:40 psis4tbq
ニュータイプとしての勘が続きがきそうだと言ってるぜぇ

293:名無しさん@ピンキー
06/12/13 23:17:54 s2xxwEd9
い、言えない、まだ半分も出来てないなんて

294:名無しさん@ピンキー
06/12/13 23:32:28 vlGiWgaF
ワロタw

295:名無しさん@ピンキー
06/12/13 23:48:22 cWrmVZT0
>>293
今すぐ再開するんだ!
迅速な仕事を期待してるぜ。

>>294
お前さん笑いに飢えてるのか?w

296:名無しさん@ピンキー
06/12/14 00:45:32 O5zg7I2B
妹分に飢えているのさ・・・

297:名無しさん@ピンキー
06/12/14 00:47:05 UTtss5Jo
それじゃあしょうがないな。

298:名無しさん@ピンキー
06/12/14 03:26:56 11OSMGPp
>>妹尾兄妹の人
雑誌名にワラタ。終わってんなぁ、近頃の少女風紀。

299:名無しさん@ピンキー
06/12/15 23:38:58 SrrA6snR
そろそろクルー?

300:名無しさん@ピンキー
06/12/16 08:50:44 i8vi1EPF
15日でつからね

301:名無しさん@ピンキー
06/12/17 01:16:25 EiqXi9nE
URLリンク(www5c.biglobe.ne.jp)
URLリンク(www5c.biglobe.ne.jp)
URLリンク(www5c.biglobe.ne.jp)



302:名無しさん@ピンキー
06/12/17 01:32:30 CCiI3kOX
(;´Д`)ハァハァ続きwktk

303:名無しさん@ピンキー
06/12/17 02:06:16 vF5mcXqM
HPに行って見てくればいいじゃん

ちなみに萌え系だから

304:名無しさん@ピンキー
06/12/17 03:17:55 UD8CAMFg
お姫様だっこって力に自信がないと中々できないよな

305:名無しさん@ピンキー
06/12/17 11:46:28 CCiI3kOX
>>303
見てきた。なにアレ…萌えるっていうレベルじゃねーぞ!
いやらしくないのにハナヂ出るかとおもた。

306:名無しさん@ピンキー
06/12/17 12:46:10 7+hdXLRF
妹が中学生くらいの時リビングで寝てしまったから部屋まで運んだんだけど
かなり無理してお姫様抱っこで運んだら母に微妙な含み笑いされた…

うちの母は男の子の考えてる事見抜いて笑いやがるからなぁ

307:名無しさん@ピンキー
06/12/17 15:23:08 yAQG9Afa
オレもほとんど同じ状況で妹を運んだら
首に手を回されて困ったことがある。
そのくせ寝たふり続けるのはどういう了見かと。

そのあとどうすれば良かったのかはいまだにオレの中で答えは出ていない('A`)

308:名無しさん@ピンキー
06/12/20 04:55:39 pmNls7Yx
それなんていうエロゲ?

309:名無しさん@ピンキー
06/12/20 15:27:22 X9W08Dsb
俺中学生の頃妹とキスしまくってた時期があったな…布団でしかもちょっとDeepな。
今考えると恐ろしいことしてたんだな…さらに俺小学生の頃は男友達とキスしてたしorz

310:名無しさん@ピンキー
06/12/20 22:19:27 T9juGpe8
まあ妹と一緒に風呂に入るのが許されるのは中学二年までだな。

311:名無しさん@ピンキー
06/12/20 22:43:50 5QZRkSaA
百合姉妹。いいじゃないの。

312:名無しさん@ピンキー
06/12/20 22:46:09 SyYoxVaO
七歳差の妹がいるが、一度も一緒に風呂とか入った覚えがないなぁ……。
しかも、高校入ったあたりからろくに会話した覚えすらねぇ……。
っていうか、外で遭ってもお互いに無視してたような……。

…………あれ?
あいつの顔ってどんなんだったっけ………。

313:名無しさん@ピンキー
06/12/21 04:09:08 xxGn9U/S
>>301
このHPに行くには?

314:名無しさん@ピンキー
06/12/21 05:23:23 7ywJW7AN
コウモリだけが知っている

315:名無しさん@ピンキー
06/12/21 07:24:30 oWU4zgeA
うしろの方を削る

316:名無しさん@ピンキー
06/12/22 21:39:08 Ozb1oQtM
誰かクリスマスの話書いてくれないかな

317:名無しさん@ピンキー
06/12/22 21:55:15 q4/kMx9z
>>316
クリスマスにはリアルで18歳ツインテールの妹と食事に行きますから無理です。


……オプションで両親も付いてきますけど。
つーか、18にもなってリアル社会でツインテールにするのは、普通に知恵遅れに見えるからやめてくれ妹よorz

318:名無しさん@ピンキー
06/12/23 15:47:00 Thp2wyLx
いいじゃないか

319:名無しさん@ピンキー
06/12/23 18:30:10 KD1d2vXw
クリスマス作品期待アゲ

320:間に合わなかった
06/12/25 00:01:20 Cqv0D3Vb
「はい、お兄ちゃん。メリークリスマス」
「おう、メリークリスマス」
俺と妹の愛美との、クリスマス恒例のプレゼント交換ももう何度目だろうか。
始めたのは愛美が中学に上がった年だから今回で5回目かな。
「うわ~、ネックレスだ~。…キレイ、それにすごく凝ってる。高かったんじゃないの?」
プレゼントのネックレスを見た愛美がそう訊いてくるが、俺は首を振る。
「いや、そんなたいした物じゃないよ。まぁ、気に入ってもらえたみたいでよかった」
実は値段が6ケタに届くかという程の、かなり豪華なものであることは黙っておく。
男という生きものは好きな女の子の前では格好つけたいものなのだ。
「ところで、愛美は彼氏とか作らないのか? 世の女性はクリスマスを一人で過ごさないために彼氏を作ったりしているってのに」
ネックレスをつけようと四苦八苦している愛美に椅子に腰掛けるように促しながらそう声をかけるが、逆に笑われてしまう。
「いいんだよ。お兄ちゃんと家でお祝いするのが毎年の楽しみなんだし。好きな人と一緒にクリスマスを過ごすんだから、わたしはこれでいいと思うよ」
そう言って小さく笑う愛美に俺はドキッとしてしまう。
もちろん愛美は家族として好きだと言っているだけで、深い意味なんてないはずだ。
しかし俺は愛美を妹としてではなく、一人の女の子と好きになってしまっている。
これで意識をするなといわれても無理に決まっているのだ。
震える指先に力を込め、なんとかネックレスをつけてやる。
「そんなことで行き遅れになっても知らないからな」
平静を装いそう返す。自分の思いは伝えてはいけない、悟られてもいけないものだとわかっているから。
「ふん。わたしのことより、お兄ちゃんは自分の心配をしたほうが良いと思うよ。十九年間彼女無しなんてかっこわるいよ?」
むくれてそう言った愛美もやはり可愛いと思った。
はははと笑って誤魔化す。「それじゃあわたし寝るね?」
立ち上がり愛美がそう言う。
「おう、おやすみ」
と俺が言ったのと、頬に柔らかい感触を感じたのは同時だった。
愛美が俺にキスしていた。
「うん。おやすみ。あと、メリークリスマス」
それだけ言うと愛美は二階の自分の部屋に駆け込んでいく。
後に残された俺は小さくメリークリスマスとつぶやいた。


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