零総合 捌 at EROPARO
零総合 捌 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
07/05/16 09:40:42 FCMmQc4U
>>449
やりすぎww
だかあえて言おうGJであると。

451:名無しさん@ピンキー
07/05/16 09:47:42 oVa1qh+8
お姉ちゃんの神器すげーwwwwww

452:名無しさん@ピンキー
07/05/17 12:24:53 Hao0UYDT
対の杯ww
ワラタ! GJっ

453:428 ◆9rJfy7rc3U
07/05/17 21:32:28 5Voa3qrR
度々ごめん
刺青ネタで書こうと思ったんだけど、各キャラの年齢がいまいち把握出来ない…
誰かエロイ人教えてくれ

454:名無しさん@ピンキー
07/05/18 03:53:21 wUYQM/RD
23と18じゃなかったか?・・・

455:名無しさん@ピンキー
07/05/18 05:25:13 O/G7s323
怜23、深紅19、螢26
ところで真冬っていくつだっけ?ゲーム版と小説版と年齢が違うと聞いたけど

456:名無しさん@ピンキー
07/05/23 23:00:44 Ch7iwxOy
大分下がってるね・・・w
保守age

頑張って書くか・・・・
次いつになるか分からないのですが、
書きかけになってるものを保守を兼ねて近々投下しても良いですかね?

457:名無しさん@ピンキー
07/05/27 01:48:48 5SBmMlZF
>>456

ずっと待ってるから・・・

458:名無しさん@ピンキー
07/06/03 15:45:43 wAI07uOS
保守

459:名無しさん@ピンキー
07/06/05 14:51:04 8Lj4U44m
守るよ

460:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:17:33 RsWnazEY
まだ守るよ

461:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:11:27 mt2ESPHo

「初めまして・・・・・・天倉澪です・・・・」

目の前に立つ少女が挨拶をする。

久方ぶりに太陽が顔を出し、青空を拝める気持ちのよい午後に
黒澤邸は二人の来客を迎えていた。

こうして来客を迎えた経緯は一週間ほど前に遡る。

夜の遅い時間に家に鳴り響くコール音。
深紅は入浴中であったので、
テレビを見ながら湯上りのビールを楽しんでいた怜が重い腰を上げ受話器を取る。

相手は自分に挨拶をした少女の叔父、今少女の隣に立っている天倉螢からのものであった。

家族を一人残らず失くしてしまった姪御をしばらくの間預かって欲しい。
と、

優雨と無二の友人であった螢とは何かと縁もあったし、
優雨の生前は良くこの家にも足を運んでいた。
そして仕事をする上で情報を提供して貰ったりとお世話になったのもあり、
怜はその申し出を引き受けても良いと考えた。

しかし怜は電話口ですぐに返事をしたわけでは無い。
幾つかの条件を問題なくクリアできたために引き受けたのだが・・・・

一つ目は優雨が使っていた部屋が空き部屋になっており部屋に余裕があったこと。
流石に年頃の女の子に部屋無しで暮らせとは言えない。
最も男なら確実に断っていただろうが・・・・

そして金銭面は全面的に螢が援助してくれるとのことだった。
今回の話は螢が出張のため海外に長期滞在を余儀なくされ出た話なのである。
それまでは澪と一緒に暮らしていた螢だが、
流石に海外に一緒に連れて行く事はできないと判断したのであろう。

澪の家事の腕なら一人でも大丈夫だろうと考えもしたが、
今の状態の澪を一人にすることを螢は危惧したのである。

最後の条件は決定打とも言えるもので、
同居人の深紅が快く引き受けてくれたこと。

彼女の性格からいって怜が頼めば間違いなく首を横には振らないだろう。
しかし怜もそれを分かっていたので、最初にこの話を深紅に振った時は、
自分はあまり気が乗らないと添えて話をした。

だが深紅は家事は今まで通り出来るし、自分が面倒見るので是非に、
と怜に逆にお願いしてきたのである。


462:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:12:21 mt2ESPHo

それを受けて怜は安心して引き受けることにした。
もちろん、深紅にカマをかけたことも白状して・・・・

そんな経緯があり、今日から澪は怜の家でお世話になることになる。


「こんにちは、初めまして澪ちゃん。私は怜、黒澤怜よ、よろしくね。」

怜が努めてか、普段より明るい口調で挨拶を返す。

「は、はい。よろしくお願いします。」

いきなりフレンドリーに挨拶をされて少し不意を突かれたのか澪は慌てて返事を返す。

「それで、こっちが深紅。私の同居人、で仕事のパートナー・・・・・兼メイドかな。」

お茶らけて深紅を紹介する怜。

「怜さん・・・・・・何時から私はメイドになったんですか?」

怜に紹介され自分も挨拶をしようと思っていた矢先、完全に出鼻を挫かれてしまった深紅。

「あら?メイドは嫌かしら?」

「結構です!」

深紅はきっぱり断り視線を澪に戻す。

「ごめんなさいね、いきなりこんなの。私は雛咲深紅です。怜さんの紹介した通りです。
メイドではないですけど・・・・・・・・
でも、家事なんかの類は全部私がやってるからそれも本当の事かもしれないですけど・・・・」

クスクスと深紅は笑ってみせる。

「はぁ・・・・・・相変わらず深紅君にすべて任せてるのか?」

それまで口を挟まなかった螢が呆れるようにため息を吐きながら口を開いた。

「深紅がやりたいって言うし、料理だって掃除だって私がやるより深紅がやった方が
断然上手く出来るのよ。やるだけ時間の無駄ですから。」

澪に挨拶をした第一声の時より明らかに尖った口調の怜。

「まあ、そう言うなら何も言わないが・・・・・・・
俺が言ったところで無駄だろうしな・・・・・・
そんなわけで澪、ここでの生活はすべて“深紅君”を頼ると良い。」

螢は敢えて強調して深紅の名を言う。

「あんた・・・・・・さっさと出張に行きなさいよ!」

怜のキツい口調が飛ぶ。


463:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:13:03 mt2ESPHo

「おっと、こんな時間か、飛行機に乗り遅れるな。
それじゃ、澪。しばらくの間この二人に面倒見て貰うんだぞ。
帰る前には連絡するからな。」

「うん、叔父さんも気をつけて行ってきてね。」

「ああ・・・・・・・・・
それじゃ怜、済まないがよろしく頼むよ。」

「はいはい、分かったから、ほら、さっさと行った、行った。」

手で面倒くさそうに払う仕草をする怜。

螢はそれを見て苦笑いをする。
「それじゃ、深紅君も済まないがよろしく頼む。」

「はい、気をつけて行ってきてください、螢さん。」

「それじゃ!」

荷物を引っ張り、螢は玄関のドアを振り返る事無く出て行った。

三人は同じ玄関のドアを見つめる。

「じゃあ、澪ちゃん改めてよろしく。
こんなとこに立っててもしょうがないから、上がってよ。」

沈黙を切り出す怜。

「はい、よろしくお願いします。お邪魔します。」

澪は玄関の隅の方に靴を脱ぎ、遠慮がちに足を進めた。

「あ、それじゃ私何か飲み物用意しますね。
怜さんはコーヒーで・・・・澪ちゃんは紅茶が良い?
それともコーヒー?」

「あ、じゃあ紅茶をお願いします。」

「コーヒーは苦手?」

「はい・・・・・」

簡単に読まれてしまい澪は少し顔を赤くする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

深紅がキッチンでお湯を沸かし、怜と澪はリビングのソファーに腰を下ろす。

「荷物は後で部屋に行った時にね。」

「はい・・・・・」


464:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:13:50 mt2ESPHo

澪は顔を上げ怜の顔を見る。
怜の背後の方でキッチンにてお湯を注いでいる深紅と見比べる。

それを見て思わず笑ってしまった澪。

「あれ?何が可笑しいの?」

「あ、いえ・・・・・ほんとに深紅さんが家事全般やってるのかなって思って・・・・・」

「馬鹿にしたわね?・・・・・さてはあの嘘吐き叔父に色々あること無いこと吹き込まれたわね?」

「あ、いえ・・・・・す、すいません!」

怜の言う事は当たっていた。
澪は二人に実際に会うのは初めてであったが、話は螢から何度か聞かされていた。

「まあ、半分当たってるから何も言い返せないんだけど・・・・・
それは良いとして、ここに居る間にすべて話して貰うからね。
何を吹き込まれたのかを。」

台詞とは不釣合いに笑顔の怜。

「えっ・・・・・っと・・・・・・その・・・・・」

「はいはい、怜さん、会って早々苛めるのはそれくらいにしてください。」

深紅はティーセットとコーヒーの入ったカップを運びながら、怜に釘を刺す。

「人聞き悪いこと言うわね。大体深紅が完璧にこなし過ぎるから私が何も出来ないんじゃないの。」

「怜さん、それ言い訳になってませんから。」

そのやり取りを見てまたクスクス笑ってしまう澪。

「また笑ったわね。」

「あっ・・・・・いえ・・・・・・」

「ふふ、そんなに緊張しなくて良いから、
今みたいに笑ってた方がとっても可愛いわよ、澪ちゃんは。」

顔が火を噴いたように赤くなる澪。

「いえ・・・ありがとうございます。」

「これくらいで赤くなるとは・・・・ほんとに可愛いわね。
深紅とは大違い。」

「何か言いましたか?怜さん。」

「いや、深紅の入れてくれたコーヒーはやっぱり美味しいなって言ったのよ・・・・・」


465:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:15:34 mt2ESPHo

わざとらしく音を立ててコーヒーを啜る怜。
少しも狼狽する事無く即座に切り替えす所業は流石といったところだろうか。

「そうですか、それはありがとうございます。
でも、澪ちゃん確かに可愛いですね。」

深紅にも言われまた顔を赤くする澪。

「いえ・・・・・二人の方が凄く綺麗で・・・・・・ほんとに、びっくりしました。」

「ありがと。」

「そんなことないですよ。」

澪の反撃にそれぞれ対応を返すが怜は更に何かを閃いた様で追い討ちをかける。

「どっちが澪ちゃんの好み?」

目を輝かせる怜。

「また・・・・・・もう、怜さん!」

「良いじゃないの?これくらい。」

一瞬二人を見比べた澪であったが、
「あの・・・・二人とも綺麗なので、分からないです。
決められません・・・・・」

俯いてしまう澪。

「ああ、澪ちゃん男に生まれてたら優柔不断のプレイボーイになってたわ、こりゃ・・・」

「えっ?・・・えっ?・・・・・」

「はぁ~・・・・何の話ですか?一体。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


466:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:16:27 mt2ESPHo

ティータイムは怜のからかい半分と深紅の典型的な初対面時になされる一般的な会話で過ぎていった。

「澪ちゃん、あなたの部屋なんだけど、実は以前まで住んでた人が亡くなってるの・・・・・
今は全部片付けて何も無いのだけど、その部屋じゃ嫌かな?」

「もし、嫌なら私が替わりますよ。」

亡くなったという言葉に少し驚いた澪であったが、経緯は螢から聞いていた。

「いえ、特にそういうの気になりませんし、部屋をわざわざ替えてもらうわけにいかないです。
私は叔父さんが帰ってくるまでしか居ませんので大丈夫です。」

「あら、澪ちゃんはもううちの子よ。螢なんかに渡さないわよ。」

真顔で言う怜。

「えっ!?・・・・・いや・・・・・それは・・・・・」

「もうそれは良いですから怜さん。
気になるようだったら遠慮せずに言って下さいね。」

「はい、ありがとうございます。」

「あ~!もう!、その言葉遣いやめ!丁寧語一切禁止!
仮にも同居人なんだからさ。ねっ」

「あ、はい、分かりました。」

怜に言いつけられ少し口調を明るくして遠慮がちな雰囲気を取り去る澪。

「そうそう、どうせ大して歳も変わらないんだし。」

「怜さん、それはどうなんですか?澪ちゃんは15歳、怜さんは」

「シャラップ!深紅!
深紅と澪ちゃんは私にとってそんなに変わらないし、
私と深紅は澪ちゃんにとってあまり変わらないはずよ、
そしたら澪ちゃんと私も変わらないでしょ!」

(何なんですか?その論法・・・・)

二人が同じ事を心の中で突っ込む。

「それじゃ、深紅、部屋に案内してあげて、
澪ちゃん、夕飯まで荷物の整理して休んでて良いからね。」

「分かりました。」


467:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:17:39 mt2ESPHo

澪は怜に軽く頭を下げ立ち上がると深紅の案内に着いて階段を上っていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ここです。」

深紅が案内してくれた二階の一室は綺麗に片付いていた。

「ありがとうございます。」

深紅に頭を下げる。

「それじゃ、夕飯までゆっくりしててね。」

深紅はドアを閉めると階段を下りていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(誰も使っていないのに埃もないな・・・・・・・きっと深紅さんが掃除してくれたんだろうな。)

新築のように綺麗な部屋に少し感心してしまう澪。

怜は亡くなった人の部屋と言っていた。
螢から聞いた事がある。
螢の友人でもあった怜の婚約者が事故で亡くなったのだと・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

分からない・・・・・
大切な人を亡くしているのに、あの人からはそんな影は感じられなかった。
時間が心の傷を塞いだのだろうか・・・・・
それとも乗り越えたのだろうか・・・・・

私は・・・・・
私の心は・・・・・

あれから月日が経った今、螢の懸命の世話があってか、直後の錯乱状態からは脱したものの、
心に・・・・脳裏に残された爪痕は少しも薄れる事は無かった。

自分の居場所はもうどこにも無いのだ・・・・

澪はあの時からずっとそれを感じさせられていた。
螢と一緒に暮らして少しはそれを紛らわすことが出来たもののそれを忘れ去ることは
到底無理であった。


468:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:18:18 mt2ESPHo

(どうせ居場所が無いならどこに居ても同じか・・・・・・)

持ってきた荷物を整理する事無くベッドに腰をかけると、ぼんやりと窓の外を見つめる。

「二人とも良い人だったな・・・・・・・」

(私の事情もきっと大体は知っているんだろうな・・・・)

それを思うと澪は自分の振る舞いで余計な心配をかけてしまうのではと考える。

いきなり押し付けられた上に家の中の雰囲気を暗くされたら堪らないだろう・・・・・
二人の機嫌を損ねたら螢にも不利益が及ぶ事は明らかである。

「そうだよね・・・・・・お姉ちゃん・・・・・」

立ち上がると、澪はせっせと活動を始める。
生活に必要な物の半分以上は後から届くので一時間足らずで片付けは終わってしまう。
一旦クローゼットに仕舞い込んだエプロンを取り出すと、澪は部屋を出る。
一階のキッチンでは深紅が料理をしている最中であった。

「あれ?澪ちゃん、どうしたの?」

手を止めキッチンカウンターから笑顔で澪を見る深紅。

「はい、荷物が少なかったからすぐに片付け終わったので、
何か手伝おうと思って・・・・・」

エプロン片手に澪が答える。

「部屋でゆっくりしてて良いんですよ。来たばかりで疲れてるでしょうし。」

「いえ、何かしないと何だか落ち着かないですし・・・・・
それに少しは深紅さんの負担を軽くできればと思って。」

「ふふ・・・・ありがとう。確かに知らない家で時間潰せといきなり言われても困りますよね。
それじゃ、少し手伝って貰って良いですか?
あ、澪ちゃん料理は出来る?」

「はい、叔父さんと住むようになってから毎日やってますので基本的な事でしたら大丈夫だと思います。」

エプロンを身に着けながら答える澪。

「それは頼もしいなぁ。じゃ、お願いしますね。」

メニューを深紅に確認すると澪は慣れた手付きでサポートを開始する。
手を休めることなく、澪は気になっていた事を深紅に尋ねる。


469:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:19:07 mt2ESPHo

「あの・・・・・深紅さん。
どうして私にまで敬語みたいな話し方するんですか?」

その問いに野菜を切る手を止める深紅。

「う~ん・・・・・ごめんなさいね。私の癖というか、こういう喋り方になってしまうの。
別に変に距離置こうとかしてるわけじゃないので心配しないでくださいね。
気を付けるから。」

入り混じった喋り方に少し違和感を覚える澪。

「そうなんですか・・・・・・・・分かりました。」

「それはそうと、ごめんなさいね。
怜さんに随分絡まれたみたいで・・・・
ふふ・・・・気をつけた方が良いよ澪ちゃん。
あの人面白いネタあるとすぐに食いついてくるから。」

先ほどの怜とのやり取りを思い浮かべる澪。
確かに人を弄るのが好きそうな感じがする。

「怜さんって家事は全然しないんですか?それともほんとに出来ないんですか?」

「ふふ・・・・まさか。
一通りは出来ますよ。私が好きでやってるからやらないだけで。
最初の頃は私が手伝う感じだったんだけど、何時の間にやら立場が逆転、
で今は私一人になったの。」

「そうだったんですか・・・・」

ふぅっと息を吐く澪。

「あれ?何かほっとしました?」

「あっ、あんなに綺麗な人なのに家事が全く出来ないのだったら何か勿体無い気がして。」

「そうですね・・・・・ふふ。
でも家事全般はやってないとほんとに出来なくなる事もあるそうだから、
今は無理かも。」

深紅のその言葉に顔を見合わせると二人は笑い出す。

「何が可笑しいのかしら?」


470:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:20:03 mt2ESPHo

ふいに視界の外から届く怜の声。

階段を降りてきた怜がキッチンカウンターの前に姿を現す。

「あっ、いえ・・・・得意料理は何かって話してたんですよ。」

「はぁ・・・・・何でそれで笑うとこがあるのよ。
深紅は相変わらず嘘が下手ねぇ。
どうせ私の事噂してたんじゃないの?」

的確な推測に無言になる二人。

「う~ん、澪ちゃんも嘘を吐くのが・・・・・
というよりは素直すぎるのかな。
それより来て早々料理なんてしてもらって悪いわね。」

「毎日やっていたので、全然問題ないです。
料理するのは好きなんで・・・・」

「あら、言ってくれるわね澪ちゃん。私への当て付けかしら?」

また始まる怜の意地悪攻撃。

「そ、そんな事ないですよ!ほんとに・・・・・・・・」

「あ~澪ちゃんその反応は駄目、助長させるだけだから。」

「シャラップ!深紅。でも澪ちゃんまで家事するのなら
いよいよ私はやる事が無いわね・・・・・困ったわ・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

無言の二人。

「もう良いですから、そろそろ出来ますのでテレビでも見てるかルリと遊んできてください。」

「え~、そんな事よりあなた達見てる方がよっぽど面白いんだけど。」

「良いですから、ルリと遊んでください。飼い猫の世話も家の仕事ですから手伝ってください!」

強い口調で言われ可愛く舌打ちしてみせるとすごすご背を向ける怜であった。


471:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:23:26 mt2ESPHo
遅くなってすまんです・・・・
エロ有りの書くつもりなんですが、
難しくて早くも挫折気味です・・・orz

んで↓はちょっと頭に浮かんだ姉妹ネタ・・・
多少痛い話なんで嫌な方スルーお願い。
タイトル付けますんでNG指定してください

472:絆
07/06/09 04:24:38 mt2ESPHo

今度はどこへ向かったというのだ・・・・・

この村に迷い込んで一体何度目だ・・・・・

気付くと傍らに居たはずの姉が私の側から姿を消しているのだ。
それまで決して離れないよう、離されないよう振舞っていたにもかかわらず、
何故故にして忽然と姿を消すのであろう。
自分の意思ではないのかも分からない。

澪は村を走り回って姉の姿を探索する。

片手に持った射映機が汗で滑り落ちそうになる。
必ず私が探しに来るとでも思っての行動なのか・・・・・・
確かにそうだ。
私は必ず探しに行く。
現に今もそうしている。
だが・・・・・
だからこそ頭にくる。

心配させる事にでは無い。

私の行動を予測して・・・・
私の気持ちを察してそうしているならばと考えると・・・・

いつの時でも私に着いて回った姉がこの村に入ってから初めて私から離れようとしている。
おかしい・・・・
ありえないことだ。
姉は常に私の傍らに控えているはずだ。
私を束縛し自分だけの物にと考える独占欲に満ち溢れた眼差しで私を見ていたはずだ。

・・・・幼き頃からこれまで私を映していたその眼差しで・・・・

幼少の頃より常に寄り添っていた私達は、
中学生を迎え取り巻く世界が格段に広がった今でも
その関係は変わることは無かった。

私は姉に追われる妹。
姉は常に妹を追い求める存在。

それは姉が足を痛めた事により決定的なものとなっていた。

あの怪我は私のせい・・・・・
私が犯した罪・・・・
私が姉に対して未来永劫背負い続けなければならない贖罪。

姉はあの事故を喜んだことだろう。


473:絆
07/06/09 04:25:23 mt2ESPHo

そう・・・・・
私は姉から離れることが出来なくなったのだ。
私はいつでも姉の側に居て姉の面倒を見続けなければならなくなったのだ。

だから私はあれからいつも一緒に居た。
四六時中着いてくる姉を容認した。
そして、姉が私に対して姉妹の絆を超えた願望を抱いている事も
私は知っていた。
でなければ普通の人間は後遺症が残るほどの怪我を喜んだりはしない。
何をするにも一緒に居たいなどとは思わない。

いつの日からか私は姉のその感情を知ってしまった。
だから常に側には居たものの、私の心は姉ほど直線的には姉に向かわないように構えた。
交友関係も姉よりは広いものを構築してきた。
姉はそれを知る度に悲しげな表情を浮かべ私を見つめていた。
独占欲に塗れた眼差しで・・・・・・

私が同級生と仲良く会話をしている時でも・・・・
部活の友人を誘い昼食を一緒に食べている時でも、
常に一つ引いた距離から姉は私から目を離す事は無かった・・・・
あまりにも執着の色をうかがわせたその瞳は幾人かの生徒を気味悪がらせるには十分であった。
故に私に同情の言葉をくれる輩も居た。

私は妹離れすることのない姉の面倒を見なければならない哀れな妹・・・・・
そんな風に映っていたのかもしれない。

だから誰も気付かないのだ。
いや、姉さえももしかしたら知らないのかもしれない。

姉のその眼差しが、
独占欲に満ち溢れた瞳の色が、
私への束縛の欲望を垣間見せる言動が、
私の気を引こうと必死の行動が、
どれほど私の脳髄を喜びに打ち震わせているかを、
どれほど私の細胞の一粒一粒を沸き立たせているかを。

私しか知らないのだ・・・・・


474:絆
07/06/09 04:26:05 mt2ESPHo

日に日に膨張肥大を加速的に続ける私の中の姉への想い。

それに気付いた初めはその変化が心地良く、止めようとは思わなかった。
姉が常に私を追い求めるのが嬉しくて、
姉が私に、より重い絆を求めるのが嬉しくて、
姉が二人の世界をより堅固な物にしようとしているのが嬉しくて。
だから、私は気付かないでしまったのだ。
いつしか膨張を続ける想いが自分では制御する事のできない速度で加速し始めていたことを・・・・
決して後戻りの出来ない領域にまで踏み込んでしまっていたことを・・・・・

私はそれでも姉に対する応対を変える事は無かった。
表面上は何も変わりはしなかった。
だが・・・・・・後戻りすることはできないと気付いてから私の精神は確実に蝕まれ、腐り始めていた。
苦しさ故に向けられた想いに応えようかと幾度葛藤を繰り返したことか・・・・
姉のそれとは比にならない想いの丈を何時ぶちまけようと考えたことか・・・・

だが、それをしてしまえば終わってしまう。
今度は私が追わなくてはならなくなる。
鬼に捕まってしまえば今度は私が鬼になる番なのだ。
そうなれば姉を今までの姉以上に執着に彩られた眼差しで見つめなくてはならなくなる。
絶対に逃げられぬよう縛り付けなくてはならなくなる。
そうしなければ私が消えてしまうから・・・・・

私がそれを求めた刹那から私の運命は定まる。
姉の思うよりも遥かに重い枷を姉にかけても
私の心は壊れてしまうに違いない。
どんなに厚い殻に二人だけで閉じこもっても
今度は失う恐怖が始まる。
深く落ちれば落ちるほど這い上がられる不安と戦わなければいけなくなる。
絶対などは存在しないのだ。
足の悪い姉のことだから私から離れはしないだろうが、
想いが少しでも薄れるのは耐えられない。
それはあってはいけないことなのだ。
だから私は姉のその想いよりも遥かに強力なものだと認識している想い
を外に漏らす事はなかった。
ただ、ただ、私を壊さないために。

だから、私は肥大し続けるそれを感じながらも、
姉から与えられる私への想いを最大限に受ける事で我慢をし続けていた。
私を求めてすすり泣く姉の姿が私を癒してくれた。
優しい言葉をかけた時の姉の心底救われたような笑顔が
私を救ってくれた。
他の生徒を圧倒するほどの嫉妬に満ち溢れたその行動が
私を心の底から落ち着かせた。

そして、私は日に日にそれらをより強く求めるようになっていった。


475:絆
07/06/09 04:26:56 mt2ESPHo

だから、私は姉の誘いに応じた。
昔二人で良く遊んだこの場所に二人きりで行こうと言われたその誘いに。

姉が私を更に強く縛ろうと画策しているのでは無いかと期待して・・・・
姉が外界と隔絶した世界を築こうとしている事を期待して・・・・

そして迷い込んだこの村で、姉は私を更に強く求めた。
姉には私しか居なかった。
どれほど嬉しかった事だろう。
自分には私がすべてだということを私に感じさせる事が
どれほど私を喜ばせた事だろう・・・・・

だからおかしいのだ。
今の状況が、
私が姉を追っているこの状況が、
なぜ私が追わなくてはいけないのだ・・・・
追うのは当然なのだ。
だが、何故私が追わなくてはいけなくなっているのだろう。

姉が恋しいのではないのかもしれない・・・・
姉が私を恋しいと思う想いが恋しいのだ。
だから姉は私の側にいつでも居なくてはならないのだ。

私の視界から姉が映らなくなる度に私の想いは飛ぶように重く肥大する。

何かの限界が近い・・・・・・

何をもって限界となるのかが自分でも分からない。
しかし、何かが差し迫っているような圧迫感は感じていた。

私は狂ったように姉を探し回った。
堅い鎖で束縛されるために・・・・・
私が呵責という鎖で痛いほどにがんじがらめにされていることを
実感させて欲しいがために・・・・
私はそれから逃れようともせず、より捕らわれようと意識する事もせず
振舞っていれば良いはずだった。
今までしてきたように・・・・・

だからおかしいのだ。
私を強く欲しているその眼差しが私に向けられていないことが・・・・・
私の罪の意識を最大限に引き出し、束縛をより強固にしようと画策する姉が
傍らに居ない事が・・・・

おかしい事だ。

どうすればよいのか・・・・
更なる痛みが必要だというのか?
この関係を続けるためにはまだ犠牲が必要だというのか?

全速力で走り続ける澪の頭にそんな物騒な考えが浮かんでは消える。

そして、壊れる時は訪れる・・・・


476:絆
07/06/09 04:27:40 mt2ESPHo

すべての意識が今居ぬ姉に向けられていた故に私は気付かなかったのだ。
私の前に血に染まった白い着物を纏った霊が居たことを。
唯一武器を構える余裕も無く、霊の存在が私に覆いかぶさる。

ありえない者との接触に意識が白い彼方へ消え入りそうになる。
そしてそれは私の心に入ってくる。

「やめて!それに触るな!!」

私は必死になって叫んだ!
針で触れられただけでも爆発してしまうであろうそれに触れようとしている霊に対して・・・

だが・・・・・

グシャリ!

私の言葉に聞く耳を貸さなかった霊はそれに迷う事無く触れてしまった。
かろうじて覆う役目を果たしていた薄い殻ははっきりと聞こえた嫌な音と共に破壊されてしまった。

「うあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

絶叫が辺りに轟いた。

視界が極端に狭くなる。
私はのろのろと夢遊病者のように歩いた。

なんで?????
どうして?????
どうして側に居ないの????
どうして私を見てないの????
分からない・・・・・・
わけが分からない・・・・・・

意識が暗く混濁してゆく・・・・・

目の前に何かが映った。

「みお!・・・・・みお!」

みお?
その影は私の名を呼んでいた。

「もう置いていかないで!一人にしないで!」

その人影は私の胸に飛び込むと震える手で私を抱きしめた。


477:絆
07/06/09 04:29:46 mt2ESPHo

置いていく??
私が??
お姉ちゃんを??
何を言ってるのだ???
・・・・・・・・・・・・・・
置いていく????
理解が出来ない・・・・・・
殻を破り行き場を失い燻っていた物は突如吹き荒れ始める。


「澪・・・い、痛い!」

私は姉を抱き締めた、
骨が砕けるのではないかという程の抱擁をした。

「もう、置いていかない・・・・・」

「み・・・みお?」

笑みを浮かべていた姉は呪いのような私の声を聞きすぐに戸惑いの表情に変わる。

「置いていかないよ・・・・・絶対に・・・・」

私は戸惑いを続ける姉の唇に唇を押し付けた。
私の口から吐き出された激しすぎる吐息が姉の口の中から跳ね返ってくる。

「うぅ・・・・・」

舌を口の中に差し入れられ声すら上げることのできない姉。

私は姉の味に夢中になった。
隅から隅まで味わいたくなった。

私には姉に未来永劫薄れることのない私という刻印を刻み付けなければならないのだ。
誰でもない私のために・・・・・・・

未だ戸惑いの表情で唇を重ねる姉。

何も言わない姉に苛立ちを覚え、
私は強引に躊躇することなくその場に姉を押し倒す。

「っつ!・・・」

姉が声にならない小さな悲鳴を上げる。

唇を塞いだまま、姉の身に着けている物をたくし上げると、
蝋石に見紛う程の素肌が露になる。

汗ばんだ手でそれを撫で回し、感触を貪り獣のように舌を這いずりまわす。

「くっ・・・・」

喘ぎ声とも苦痛ともとれる音が姉の口から漏らされる。


478:絆
07/06/09 04:30:43 mt2ESPHo

男女の営みであれば、この後、胸や耳を、手で、口を使って愛撫するのかもしれない。
だが、これは愛を確かめ合うなどという行為では無いのだから・・・・
刻印を穿つ儀式なのだから・・・・

私は、姉の履いている下着をずり下ろし、すぐさま指を秘所に宛がうと一気に突き入れた。

「あああああああああああああ!!!!!!」

恐ろしい程の悲鳴が聞こえてくる。

僅かな湿り気を帯びていただけのそこは突然の異物の侵入に肉とは思えないほどに硬く
強張る。

すぐに澪の指が朱に染まり、地面に純血が滴り落ちる。

痛い?
お姉ちゃん??
堪らなく痛いでしょ??
嬉しいんでしょ??
私から与えられる痛みが???
私が新たな罪を背負うことが???
もっと深くなる。
もっと強くなる。
もっと濃くなるんだよ。

・・・・・・・・・・・・・・・

「大丈夫?お姉ちゃん?」

優しく声をかける・・・・・いつものように・・・・・
そう、今までしてきたのと全く同じように姉を気遣う。

止め処なく涙を溢れさせている姉の瞳は硬く閉じられ、
その顔は小刻みに震えている。

「・・・・・み・・・・お・・・・・」

今にも息絶えそうな姉の声。

そう、これでまた戻れるのだ。
姉が傷を追ったあの直後に・・・・・
またやり直せるのだ。
姉はこれで私を新しい鎖で縛り付けなければならなくなるのだ。
私を縛り付ける新たな鎖を私は姉に与えたのだ・・・・

そう思うと澪は嬉しくて仕方がなかった。
苦痛に歪む姉の顔をみると愛しくて堪らなくなった。


479:絆
07/06/09 04:31:29 mt2ESPHo

・・・・・・・・・・
でも・・・・・・・・・
それでは今までと一緒。
結局変わらないのだ。

私は死人のように力を失い地面に横たわっている姉の手を取る。

自分の身に着けている物を脱ぎ捨てると、姉の手を己の秘所に誘導し、
勢いに任せ、内部に姉の指を突き刺した。

「うああああああああああああああ!!!!!!!!」

激痛などと表現するのも生易しい程のあまりにも鋭すぎる痛みに
急速に気が遠のいていく。

私の絶叫に驚いた姉が体を一瞬跳ねさせる。
その振動が自分の中に侵入した指を伝い更に傷を押し広げる・・・

すぐに自分のそこが熱くなり、何かが滴り落ちるのが分かる。
自分を突き刺した姉の指に付着していた姉の血が
私の中で混ざり合う。

痛みが・・・・・私を支配する。
姉から与えられた痛みが私を支配する。

この痛みの鋭さは姉が私に対して背負わなければいけない罪の重さ。
姉はこの先ずっと私に償い続けなければいけないのだ。
私が姉に償いをし続けなければならないのと同じように。

未来永劫何時でもこの痛みを忘れる事無く罪を償わなければいけないのだ・・・・・・

片側にしか向かっていなかった絆は両方から固く結ばれた。
隔絶された世界を築いていた私達を閉じ込める外殻は更に厚く硬さを増し、
世界には私達以外の存在を決して許さないのだ。

時の経過も許されない世界・・・・・


泥濘の淀みに身を窶し、紅き鎖で縛られ身動きの取れなくなった澪と繭。


『ふふ・・・・・ふふふ』

意識まで生暖かいそれに委ね揺られていた澪は彼方から先ほどの霊の笑い声を聞いた気がした・・・・・・・



-------------------------END-------------------------------

480:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:34:05 mt2ESPHo
二作続けて連投になってしまたんですが、
言い訳すると、あまりここに来る機会が最近取れないんですw

続きor小ネタ出来たらまたです。
いつになるか分かりませんがw

481:名無しさん@ピンキー
07/06/09 15:33:20 EipbOvaO
お疲れさま~
なかなか、イイ感じだと思うよ。個人的にエロなしでも有りでもいける、保守した甲斐があったよ。

482:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:25:55 4t4BSgFx
>>480
あ な た は 神 か

どっちもいいけど特に絆ウマー 
「実は澪の方が執着してる」って話は裏の裏をかいてくる感じで大好きだ。

483:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:17:14 XPQhQPwL
鬼畜澪さまハァハァ

484:名無しさん@ピンキー
07/06/12 20:26:44 1b1p6cjT
また、守るよ

485:名無しさん@ピンキー
07/06/15 07:08:32 Gv4PKvce
保守age

486:名無しさん@ピンキー
07/06/16 11:32:27 XpMZd5Oe
ほしゅ

487:名無しさん@ピンキー
07/06/17 21:14:57 zlZ8s3oQ
神よ…澪繭SSを切実に求…

488:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:49:52 sCb4iv6B
怜澪か深紅澪も見てみたい…

489:名無しさん@ピンキー
07/06/19 22:33:40 2g6MwRnh
怜と優雨、深紅と真冬、澪と繭・・・やっぱ想い人同士が見たい。
澪繭はよくあるけど公式なのにあとの二組はあんま見ないのが寂しい。

490:名無しさん@ピンキー
07/06/19 23:41:36 SEpd9fn1
真冬兄さんは違う女に走ったので……

それは置いといて三人仲良く荒縄プレイをしているところを見てみたい

491:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:11:01 Qv4C+CnV
>>490深紅受け?霧絵受け?もしや…

492:名無しさん@ピンキー
07/06/20 05:24:11 RL9s885f
糞携帯スマソ
流れを読めてないが、紅蝶では一番好きな百合姉妹
URLリンク(imepita.jp)

493:名無しさん@ピンキー
07/06/20 05:31:59 qMGHvAkV
>>492
パシャ!ボワーン
「萌え死んだ男」

非常にGJ!
もちろん俺も百合姉妹が一番好きだw

SSも見たいなぁ

494:名無しさん@ピンキー
07/06/20 23:07:16 lpoyGw9l
>>492マジ萌えた

495:名無しさん@ピンキー
07/06/21 02:33:47 7WqNl666
>>492
茜薊姉妹か。ゲーム中では戦い辛いことこの上ない怨霊だが
こうなるととんでもなくかわいいな

496:名無しさん@ピンキー
07/06/21 23:06:06 1lBCYLh2
零無印の坊主に比べたら可愛いのもだ

ヤツはウザ過ぎる

497:名無しさん@ピンキー
07/06/22 06:56:39 SeLTW5JQ
お経好きだけど確かにウザいな

498:名無しさん@ピンキー
07/06/22 07:59:31 i20rmlrP
澪繭とプリティフェイスの由奈里奈が被る人ーノシ

499:名無しさん@ピンキー
07/06/22 16:37:34 AaihnU32
そんなことより桐生家姉妹テラモエス

500:名無しさん@ピンキー
07/06/22 18:22:27 40U8gkTf
超久しぶりに覗いたら桐生姉妹キテターGJ!
茜薊スキーもしかして多い!?
SSも読みたいね

501:名無しさん@ピンキー
07/06/24 04:30:50 wdvqwbhc
ハードディスクおかしくなって起動できなくなったんで、
フォーマットしちゃいますた・・・
書いてたのも消えました・・・orz

502:名無しさん@ピンキー
07/06/24 09:02:41 33e1v/Mw
それは、きつい…
まぁ、まだやる気があるなら是非とも頑張ってほしい。

503:名無しさん@ピンキー
07/06/24 13:15:43 7158lPxr
茜薊SSは脳内で激しく妄想してるんだが、文章にするとなるとなぁ…

504:名無しさん@ピンキー
07/06/24 20:57:10 33e1v/Mw
確かに頭で構成はできるが文章にすることはなかなかできないよね。
深紅に怨霊たちが集団でとかさ。

505:名無しさん@ピンキー
07/06/24 21:09:05 J7I8jKky
ただ書けばいいってもんでもないしな……
ちゃんとした文章書ける人尊敬する


506:名無しさん@ピンキー
07/06/24 21:38:54 wdvqwbhc
>>502
励ましありがとうです。
途中になっちゃってるんで何とか頑張りますよw
今度は小まめにメモリースティックにでも保存を…
んで>>504の妄想を是非文章にw


507:名無しさん@ピンキー
07/06/24 22:07:00 33e1v/Mw
>>506それはありがたい。SS書けるなんて尊敬さ…
シチュはどうであれ頑張って。

508:名無しさん@ピンキー
07/06/24 23:02:23 GZMNbrV6
夜中に妙なテンションで書きなぐって、寝て起きて読み返したらとても貼れる物じゃなかったりとか……

509:名無しさん@ピンキー
07/06/28 00:11:59 MYe95ykO
守り神

510:名無しさん@ピンキー
07/07/02 00:22:04 HICBTAA/
生きているヤシはいないのか・・・

511:名無しさん@ピンキー
07/07/02 00:59:34 tYa0c23w
今は耐え忍ぶ時だ……

512:名無しさん@ピンキー
07/07/02 19:39:43 w3oKpQ+n
1人寂しく短文ラリーでもするか


茜「薊ちゃん…。私、薊ちゃんを殺したくない。ずっと一緒にいたいよぉ……」
薊「茜お姉ちゃん……」

ぎゅっ

513:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:52:07 HICBTAA/
さいごの「ぎゅっ」って効果音が首を絞める音に聞こえてしまった俺は
もう真っ黒なんだろうなぁ……

514:名無しさん@ピンキー
07/07/03 16:44:10 foTdp/8/
儀式さえ無ければ、茜薊姉妹はハートフルでゆりんゆりんなょぅι゛ょ姉妹でいられたんだがなぁ…

515:名無しさん@ピンキー
07/07/04 00:14:50 0/lPkNDC
>>514
人形師の「儀式さえ無ければ」
の後にはその文が隠れてるんだな…

516:名無しさん@ピンキー
07/07/04 19:16:20 spGijXaP
大好きな妹そっくりの人形で、毎晩虚ろな体と心を慰める茜たん…

そのおかげで命をもって、毎晩茜たんと寂しさを紛らわせる躯たん…

そしてその光景に嫉妬して、躯たんを殺すようにお父さんに頼み込む薊たん…


ハァハァ

517:螢×澪 十一ノ刻「少女は」
07/07/08 15:24:12 lHZwCCjU
女の子はあっという間に大人びる。
先日、編集との打ち合わせの際そんなことが話題に上ったが、テラスで
洗濯物を干す姪の後姿を眺めていると、俺は「確かに」と胸中で納得する。
ついこの間まではほんの小さな子供だったのに、何気ない横顔や、会話の
中で見せるはっきりとした意思に、はっとさせられることがままある。
まだまだ「可愛い」という表現が当てはまる時期を抜け出すことはないだ
ろうが、あっという間に「綺麗」が当てはまるほどに成長するんだろう。

「なに、ぼーっとしてるの?」

考えに耽っていた俺は、その声に意識を現実へと戻した。
いつの間にか澪がソファーに座る俺の隣に来て、顔を覗き込んでいる。

「いや……若いことは素晴らしいことだと、な」
「な~に言ってんだか。叔父さんだってまだまだ若いのに……心はすっか
りおじいちゃんになってしまったんだね……」

「うっうっ」と泣き真似をしてみせる澪。
心はおじいちゃん、か……確かに、学生時代も周りの友達とは発想も悩み
も違っていたことを思い出す。ゲームや流行の知識をやり取りする仲間の
中で、俺の持つ知識といえばどこのスーパーの肉が安いとか、調味料の入
れる順番等だった。幼い頃から病弱の姉に代わり、澪と繭の面倒を見てい
た俺には、必要不可欠な知識だった。大学に入ってからは、爺臭いという
よりは主婦染みた俺の性格を、優雨と真冬によくからかわれたものだ。

「だがな」
「きゃっ」

俺は隣で泣いてはチラッと横目で見る、をやり続けている澪の腰に腕を回
して、ひょいと自分の膝の上に乗せた。

「ほら、こんな姿が似合うお前もまだまだお子様だよ」
「むっ」

俺がぽんぽんと頭を撫でてやると、澪は口をへの字にして目を三角にした。
しかしそれも束の間、すぐに照れ笑いに似た表情を浮かべて、俺の首に手
を回してきた。

「えへへ……でも、なんかこういうの久しぶりだね」
「そう、だな……小さい頃は、よく二人とも膝に乗ってきてたな」
「お姉ちゃんと取り合いっこしてたっけ」
「飯作ってるときも、洗濯してるときも乗りたがってな……大変だったよ」
「えぇ……? それは、憶えてなーい」

話しながら、軽く揺すってやると澪は機嫌よさそうに揺られた。
無邪気なその笑みだけは、昔のままみたいだ。

「あまり、急に大人になるなよ」
「え?」

俺は我知らず、そんなことを口走っていた。この歳になってみて、初めて
十代の成長の目覚しさを思い知る。その変化の早さに、らしくもなく俺は
不安になっていたのかもしれない。

518:螢×澪 十一ノ刻「少女は」
07/07/08 15:25:41 lHZwCCjU
「やだよ」

だが、そんな俺の不安を澪は一蹴した。
目を丸くする俺に、澪は得意げな顔を向ける。
それから目を細めて、少し傾けたその表情に俺ははっとさせられた。

「だって、早く叔父さんと肩並べて歩きたいもん……」

幼さを潜めて、切なげな表情を向ける澪に、俺は思わず魅入ってしまう。

「私、決めたんだ。私がいつまでも子供っぽいから叔父さんは、叔父さん
気分が抜けないんだよ。大人になって……そう、玲さんみたいなイイ女に
なれば、叔父さんもその気になってくれるんじゃないかな~ってね」

そう言って、悪戯っぽくウィンクして見せる澪。
ペースを奪われていた俺は、なんと言っていいかわからず。

「やだ、叔父さん紅くなってる~? 可愛いなぁ」
「……」

普段やられっぱなしだからだろう、澪は自分も恥ずかしいのを我慢して、
ここぞとばかりに意地悪を言ってきた。

しかし、少しばかり調子に乗り過ぎのようだ。ここは保護者としても、大
人代表としても、しっかり教育してやらねばならないだろう。

俺は、顔から表情を消す。澪は、何かを感じ取ったように笑うのをやめた。
が、もう遅い。澪の身体を抱えて、その身をソファーの上へと横たえ、覆
い被さる。澪は小さく悲鳴を漏らして、気付けばすぐ上に迫った俺の顔を、
真っ黒で大きな瞳で見つめた。気弱なその目は、まるで食べられる寸前の
子ウサギのようで、俺の隠した嗜虐心を刺激する。

俺は、互いの吐息が感じられるほどの距離に顔を近づけて囁いた。

「大人をからかうと、どうなるかわかってるのか?」
「どう、なっちゃうの……?」

澪の呼吸が僅かに乱れ始める。
俺は、口端を吊り上げてシニカルな笑みを浮かべた。

519:螢×澪 十一ノ刻「少女は」
07/07/08 15:27:17 lHZwCCjU
「こうなるんだよ」

そう言って、澪の無防備な脇腹を思い切りくすぐり始めてやる。

「ひやぁっ!? あはっ、ちょっ……あははははっ!! やっ!!」
「ほ~ら~、愚かなお子様よ、大人の力を思い知れ」
「きゃははっ、やっ、ごめ、ごめんなさ……あはははっ!!」

必死で身を捩る澪を、体重をかけて押さえ付けて、俺はいつもより長めに
責めてやった。容易く動きを封じられて、笑い死にするしかない澪。

「も、も、もっ……あははっ、やぁ~~……!」

散々に責めてやり、そろそろ澪が呼吸困難に陥る際になって俺はその身を
開放してやった。

そして、身体を退ける際にその唇にキスを一つ落とす。

「ふぁ……」

呼吸を整えるのに必死らしい澪は、間抜けな声を出した後、数拍を置いて
から律儀に顔を赤らめた。
そもそも仕事の合間の休憩だった俺は、そろそろ書斎へと踵を返す。
だが、一つ大事なことを思い出して振り向いた。

「ああ、一つだけ言っておくがな……アレを目指すのはやめとけ」
「え……アレって?」
「玲だよ。目指すなら、そう……深紅君みたいなしとやかで礼儀正しく、
家事のできる女性を目指せ」
「今の聞いたら、玲さんなんて言うかな……」
「言うなっ。いいか、少なくとも玲みたいな女になったらお前は俺の敵だ
ぞ。わかったな?」
「は~い……」

本当に、あんな手合いがもう一人増えたら俺の身がもたない。
しっかりと釘を刺しつつ、書斎へ向かった俺だが、内心、さっきのやり取
りを思い返すと、澪はやはり深紅君路線よりは玲路線寄りかと思い至り、
俺は深く息を吐いた。



520:名無しさん@ピンキー
07/07/08 22:00:58 CFAnXd1q
>>519
久しぶりですね!
激しく長編の予感がしますが頑張ってください。
×玲→○怜
気づいてたらあれですが気になったもんで

521:名無しさん@ピンキー
07/07/08 23:29:15 hHKx5BeD
秋人の場合
鏡華「すごく…大きいです」
螢の場合
鏡華「すごく……微妙です…」

何かスマン。

522:名無しさん@ピンキー
07/07/09 01:16:09 qiMl9fKz
>>520

;y=ー( ゜д゜)・∵.



     ⊂⌒⌒ヽ⊃
       `ヽ  ヽ    ドサッ
       ⊂(  _, ,_)⊃  



     ⊂⌒⌒ヽ⊃
       `ヽ  ヽ    ……。
       ⊂(  _, ,_)⊃  



       ∩  _, ,_
     ⊂⌒(  ゚∀゚)  ムクッ
       `ヽ_つ ⊂ノ 


全国八千万人の零ファンと怜さんに謝罪致します。
ということで、謝罪怜メインSSです(優雨×怜ベース+深紅)↓

523:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:20:04 qiMl9fKz
ふと、眠りの淵から意識が浮上した。
夢の中で写真の現像作業に四苦八苦していた私は、はっとして作
業の手を止めた。朝の気配が傍らに生まれ始めているのを感じる。

なんだ、よかった……これ、夢なの?
じゃあ、頑張らなくてもよかったんだ……。

私は手にしていた薬品の瓶を捨てて、暗室から外へと出た。
その時になって、なんとなく自分の髪に触れる何かを感じ取る。
そっと、ゆっくりと、誰かが頭を撫でている。
夢の中の情景が掠れて、代わりにほの明るい部屋の光景が視界を
埋めていく。

「ん……」

重い瞼を持ち上げて、姿勢はそのまま瞳だけを動かして傍らを見
上げてみる。そこにあったのは、いつでも私が欲しくて止まない
大好きな人の笑顔。寝起きでまったく回らない頭は、今の状況把
握なんて出来るわけがなく、でも彼がそこに居るという事実だけ
分かれば十分で、他には何も必要なかった。

私は気だるさが染み渡る身体を酷使して、腕を彼に伸ばし、脚を
彼の身体に絡めた。

「……今、何時ィ……?」
「さあ……昼前だとは思うけど」

普段とは違う曖昧な彼のその答えに、私の寝ぼけた頭は「?」マ
ークを浮かべた。
気付けば、私……はいつもだけれど、シーツの中で触れ合わせて
いる彼の身体もまた、何も纏ってはいなかった。珍しいことである。
いつもなら着替えを済ませて、コーヒー片手に私を起こしに来るのに。
私は、彼の素肌の胸に頬擦りしながら、

「優雨……? 今、起きたのー……?」
「さあ……結構前からかな」
「……え……何してたの……?」
「怜の顔見てた」

その答えに、私は眠い頭の中でも羞恥を覚える。

「もう、やだ……淑女の寝顔は見るものではなくてよ」
「そうだね。でも、僕は見てもいいだろ?」
「やだ……絶対変な顔して寝てるから……」
「可愛かったよ」
「~~っ」

彼の台詞を聞いて、私は込み上げてきた気恥ずかしさに身悶えした。
それを隠すように、彼の首筋に頭を擦り付ける。
頭上で、ふっと彼が笑う気配。反射的に悔しさが込み上げて、け
れど同時に切ないほどの愛しさも生まれて私の胸中を満たす。
まだ何も纏わない無防備な朝は、私をひたすら弱く、素直にする
ようで、溢れ出す感情を押さえ切れない。押さえなくても、すべ
て彼は受け止めてくれると、私は知っている。

524:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:21:27 qiMl9fKz
私は彼の首筋に口づけ、それからぺろっと一舐めする。
彼は、相変わらず私の頭を優しく撫でたまま。
首筋に軽く歯を立ててみた。微かに漏れる彼の吐息。
聞こえた途端に、私はそれがもっと欲しくなる。
彼の横から身体を起こして、その上に覆い被さって、唇で彼の身
体を辿る。首筋から滑らせた唇は、胸板を通るときに舌が顔を出
して、唾液が軌跡を描く。

「昨日、あんなにしたのに……まだ足りないのかい?」
「ん、足りない……」

ほとんど反射的に答え、彼の苦笑を誘った。
……昨日? 彼の肌にキスを落としながら、寝ぼけた頭で回想す
る。確か……ここのところ二人ともずっと忙しくて、一緒に居る
時間もまともに取れていなくて、けれど昨日やっとそれが一段落
して、夜からだったけれど久しぶりのデートをして、夕食を食べ
て、ドライブして、ベイエリアのあのお気に入りのお店で飲んで
……ん? その辺からよく思い出せない。お店で飲んで……ああ、
私が飲んでしまったものだから、彼の運転でここまで帰ってきた、
のかしら。家に着いて……着いて……。

ふと、私はベッドサイドに置かれたグラスに気付いた。
どうやら、家で飲み直したらしい。居間で飲んで、それから……。
―いつ、この彼のベッドまで来たのかは本当に思い出せなかった。

「昨日、あんなに……って?」
「昨日あんなに、だよ」

言葉遊びのように、彼が繰り返す。
私は彼の腹筋に唇を滑らせてから、上目遣いに彼を見た。
優雨は私の髪を撫でながら、優しく小首を傾げた。

「憶えてない?」
「憶えて……うん」
「言っていいの?」
「え?」

彼は少し逡巡するかのように、口元に手を当てて。
意味の分からない私は、黙って彼の次の言葉を待った。

「割と大変だったんだよ。下からここまで抱っこして運ぶのは」
「へ……?」

思わぬ台詞に、私は目を丸くした。

「落としたら危ないからって言ったんだけど……まあ、なんとか
なったからいいけどさ」
「え、抱っこって?」
「だから、風邪ひくからベッドでちゃんと寝ようって言ったんだ
けど、『抱っこして連れてってくれなきゃやだ』って聞いてくれ
なくてね」

……そんなこと、言ったんだっけ。

「でも、それはまだマシで……最初は、『シたまま連れてって』
って。さすがに僕も、そこまでの力は……」
「わあああっ!!」

525:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:22:24 qiMl9fKz
私は、シーツを被ってその場にうずくまった。
そこまで言われて、なんとなく断片的に昨日のことが脳裏を掠め
る。朝の寝ぼけてる間もそうだけれど、そんなのとは比較になら
ないくらい、お酒の入った私は素直であるらしい。

「怜?」
「いいっ、もう何も言わなくていいから!」

私は相変わらず彼の上で、シーツを被ったままうずくまっていた。
酔っていた間のことを素面で聞かされるのは、私にとっては酷い
拷問になるらしい。でも、昨日はやっとゆっくり二人きりの時間
が過ごせたものだから、嬉しくて、つい量もペースもはめを外し
てしまったのだ。
私の嘆願を聞き入れて、彼はシーツの上から私の頭を撫でて、そ
れ以上は何も言わなかった。静かな部屋、耳元には私の早くなっ
た鼓動だけが聞こえている。

なんとか時間を掛けて気を落ち着けていると、違う音が耳に忍び
込んできた。

雨音だ。

「雨……?」
「みたいだね」

そっとシーツの下から、顔を出してみる。
優雨は、レースカーテンだけが下がった窓のほうをぼんやりと眺めていた。

仄明るい部屋の中、彼の顔を見ながら私は耳を澄ます。
雨は激しいものではなく、雨音は静かに、そっと耳に染み入るように。

「優しい雨……」

私の呟きに、彼が振り向く。

「名は体を現すって言うけれど……優雨はそのままね」
「僕が?」

私は、彼の素肌に指先を這わせて、

「優しい、雨みたいな人……全部許して、包み込んでくれるような」

指先を滑らせて、そのまま肩へ。
私は彼に身を任せるようにして、抱きついた。

「雨の日、好きよ。あなたに会ってから、好きになったの」
「……どうしたの? 今日はやけに素直なんだね」
「優雨、好き……抱き締めて」
「うん」

意外と男らしい優雨の腕が、私の身体をそっと、そしてしっかり
と抱き締めてくれる。
素直……言われてみれば、自分でもそう思う。どうしてなのだろ
う。昨日のお酒がまだ残っているのか。雨音が耳に心地いいから
なのか。身体と同じ、今は心も裸みたい。

526:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:24:13 qiMl9fKz
ふと、思う。
よく恋愛を主題にした歌の歌詞などに使われる一節だけれど、今
はとてもそれを切に願いたかった。

「今が、ずっと続けばいいのに……」

自然と漏れ出るように、言葉が唇から滑り出す。
それを聞いて優雨は、そっと私の髪に口づけた。

「続くよ」
「ずっと……?」
「ずっと」
「ずっと傍に居てくれる?」
「居るよ。もっとも……」
「なに?」
「怜が癇癪起こして、僕を追い出したりしなければね?」
「も、もうっ!」

口調は優しいままなのに、時々そんな意地悪言うんだから。
私が顔を上げて睨んでみても、優雨は穏やかに微笑むだけ。
でも、いつもこの微笑みを見ると気が抜けてしまうのも事実。
イライラしているときに見れば気を殺がれて、不安なときには
ほっとして。

惚れた弱み、なんていう言葉が過ぎる。
この人にかなうことなんか、ないんだろうなと。
でも、やっぱりそれは悔しいから……悔しいから、その顔を両手
で挟み込んで、口づけた。
そっと受け止めるだけの優雨の唇を啄ばんで、舐めて開かせると、
舌を差し入れて、深く絡ませる。息の続く限り、深く。

長めのキスの後、彼は深くベッドへ沈み込み、吐息を一つ。
私は彼の上に覆い被さって、額同士を触れ合わせた。

「ねぇ……しよ?」
「多分、もうお昼過ぎてると思うけどなぁ……」
「いいじゃない。久しぶりの休みだもん……しよ? するから」

私は返事を待たずに、唇を彼の耳元へ寄せた。
けれど、不意に彼の腕が私の身体に回って、流れるような動きで、
気付けば上下逆転。横たわる私を、静かな瞳で見下ろして。

「いいよ。でも、そろそろ僕の番……」

静かな中にも、微かな熱が彼の瞳に宿る。
求めてくれてるのが、分かる。
私は、全身が火照り始めるのを感じながら、腕を彼の首に巻きつ
け、そして身を委ねた。

527:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:25:37 qiMl9fKz


「……怜?」

肌にいくつもの口づけを受けて、大きな手に何度も撫でられて、
すっかり火照った私の身体は、彼の猛りを難なく受け入れて。
熱に翻弄される私に、彼はそっと呼びかけた。
瞼を持ち上げると、優雨の心配そうな顔が覗き込んでいる。
その顔はぼやけていて、私は指先で目元を拭った。

「怜……大丈夫? 痛いの?」
「違う……違うの」

私は首を振って、まなじりを拭う彼の指先を手に取った。
そして、その指先に口づける。

「愛しいって、泣きたくなるのね……」

大きな手に頬をあてて、私は目を閉じた。
優雨は、逆の手で私の髪を撫でてくれた。

「愛してるよ、怜」

少し掠れた彼の声音が、すぅっと私の胸に落ちて。
私は、また泣きたくなる。
すごく愛しいのに切なくて、すごく切ないけれど愛しい。

私は、強く彼を抱き締めた。

あなたは、雨。
なら、晴れの日なんて要らない。
ずっと、あなたの腕に抱かれていたい。身体が濡れそぼっても、
寒くなんてないから。だって、こんなに温かいもの。







「―ですから、そんなこと急に言われても困ります!」

久しぶりの休日は、その一本の電話で台無しにされた。
私はネグリジェ姿のまま、電話口に向かって怒鳴る。
寝起きに、というところが更に気分を最悪にしてくれている。

「だから、あの時はそういう方向で話は決まったじゃ……それは、
だから念入りに確かめたのにっ……」

無責任な企画の変更を告げる相手に、そしてはっきりしないその
口調に、私は苛立ちを募らせる。部屋の戸口では、様子を見に来
た深紅が、心配そうな面持ちで立っていた。

「わかりました。やっておきますから、枠はちゃんと押さえてい
て下さい。じゃ!」

私は通話を切り、携帯をベッドの上へ投げ捨てた。

「……あ、あの……怜さん、何か?」
「ああ、ごめん……はぁ」

528:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:26:56 qiMl9fKz
深紅が気遣わしげな表情で、部屋へ入る。
私は、乱暴に髪をかきむしった。

「昨日上げた仕事、クライアントが急に企画を変更したみたいで、
写真使えなくなったって。しかも、明日までに代わりの撮って来
いとか、もう……っ」

説明する内に、また私は苛立ってきた。
しかし、困った顔をした深紅を見てはっとした。
深紅にあたっても仕方ないのに。

「……ごめん。とりあえず、コーヒー飲みたい」
「はい、淹れてきますね。あと、お風呂も用意できてますから。
少し浸かってからでも……それから、考えましょう?」

深紅の優しい気遣いに、私は頷き、部屋を出て行くその背に小さ
くお礼を言った。

明日までってことは、コピーも入れるわけだし、つまり今日中に
なんとかしろって……そんなの無理に決まってるでしょうに。

私はぶつぶつ文句を言いつつ、気だるい身体を引きずって深紅の
後を追った。

廊下に出たときに、ふと奥の扉のほうを振り返る。
優雨の部屋―。
私は、一階へ降りる前にふらふらとそちらへと向かった。

扉を開けて、部屋に入る。
時計を見れば、昼を回る頃だった。
溜息を一つ吐いて、カーテンの開け放たれた窓辺へ歩み寄る。

「雨……」

静かな雨が、窓から見える住宅街を優しく濡らしていた。
郷愁にかられる。

雨の日は、憂鬱だった。
けれど、優雨に会ってからは好きになった。
優雨がいなくなってからは、辛かった。

でも、今は……


怜―


願えば今でも記憶の中から呼びかけてくる、優しく低い声音。
私は振り返って、ベッドを見つめた。
優雨だったら、こんなときなんて言うのかな。
きっと、苛立っている私を見てもいつもの穏やかなあの顔で見守
って「怜なら大丈夫だよ」って。私の焦燥なんて知らぬげに、の
んびりと言ってくれるんだろうな。

イメージしてみると、それは自然なほど簡単に頭に浮かんだ。
一瞬、本当に彼が傍に居て、そう言ってくれる気さえした。

529:優雨×怜(螢×澪) 外ノ刻「優しい雨」
07/07/09 01:28:12 qiMl9fKz
気付けば、私の頭はすっきりしていた。
理不尽に対するわだかまりは、もうない。

「よしっ!」

私は気合を入れて、部屋を出た。
思いのほか、軽やかに階段を下りてきた私に深紅はきょとんとし
ている。

「撮り溜めていた中から使えそうなのが無いか、見てみましょう。
最悪、見つからなくてもコピー入れ延ばして貰って、明日までに
は上がるわよね。手伝ってくれる?」

私がお願いすると、深紅は何度か目をぱちくりさせた後、

「あ、はい! 勿論です!」
「ありがとう深紅~っ! 愛してるぜ!」
「きゃっ……怜さんっ、コーヒーこぼれますからっ」

ぱっと顔を輝かせて引き受けてくれる深紅が可愛くて、つい力い
っぱい抱きついてしまう私。慌てる彼女からカップを受け取り、
一口味わって。

「さ~て、その前にひとっ風呂浴びてくるかぁ」
「じゃあ、その間に昼食作ってますね」
「そんなのいいわよ。それより一緒に入ろうぜハニ~♪」
「な、何言ってるんですか! 駄目ですっ。お仕事間に合いません」
「それもそうね。って、冗談よ~」

顔を赤らめて言う深紅に、ウィンク一つ残して、私はひらひらと
手を振り、浴室へと向かった。
廊下への扉を開いたところで振り返り、

「ありがとうね、深紅。せっかくの休みだけど、頼むわ」
「構いません。頑張って間に合わせましょう。怜さんなら大丈夫です」

両手に拳を作って言う彼女のその台詞に、私ははっとする。
彼女の後ろには庭が見える窓が。そして、そこには優しい雨が。

「……ありがとう」

私は深紅に、そして窓外へともう一度お礼を言って扉を閉めた。


そう、私ならもう大丈夫。
一人じゃないから……ね?



530:名無しさん@ピンキー
07/07/09 06:57:15 CF/5x7wd
お疲れ様です。
今回もなかなか面白い、見ててニヤニヤした。

531:名無しさん@ピンキー
07/07/09 22:16:06 J0gFjWCH
乙!


532:名無しさん@ピンキー
07/07/11 18:50:58 Hyi8EHOJ
消えたと思ったのに
螢澪なんて腐女子の妄想単語みるだけで吐き気がするわ
せっかくの家族愛ぶちこわすなよ

533:名無しさん@ピンキー
07/07/12 09:13:34 5Cag597H
>>532
中学二年生がこんなところに来ちゃいけないよ
帰りなさい

つーか螢澪が腐女子の妄想?
螢優雨辺りまで突き抜けてるならともかく

534:名無しさん@ピンキー
07/07/12 18:56:19 L0jWIKfw
>腐女子の妄想?
腐女子は妄想を妄想と分からないんだよな。十分突き抜けとるわ。
どっちも全然そういう気がないのに
勝手に恋とか何とかにされるのは傍からみりゃBLとなんら変わりない。
やりたいなら別ゲーでやれよ

535:名無しさん@ピンキー
07/07/12 19:46:52 aGKtK7Op
腐女子とかどうでもいいから
百合SSを書いてくれ

536:名無しさん@ピンキー
07/07/12 19:56:33 z3ICuzok
>>534
いいから君はもう帰りなさいと。
だったら澪繭のエロはいいのかと。
それも言ってみれば妄想の一つで、公式にはそんな描写一つもないわけだが。
君の言う「どっちも全然そういう気がないのに」って言葉が当てはまるわけだが。
他のカップリングすべてにあてはまることだよ。
エロなしの原作に忠実な作品だけしか読みたくないと?
だったら来る場所間違えてるから、とにかく君は帰りなさい。

537:名無しさん@ピンキー
07/07/13 00:33:04 bshp4KcL
>>536みたいなのは開き直ってそうやって全部いっしょくたに
するのが嫌なんだよ
「アレがダメならコレもダメだろ~」

全然違うだろ。直接的な描写があるかないかじゃない。
蝶の百合やホモ・・と言えないかもしれないけど肉親を超える愛情は
作品の根幹に関わってくる程重要で、そもそも狙われてる事だけど、
青の二人はそういう事一切ないだろ。
青の澪なんておま、うわ言以外何も喋らないんだぞ??どんだけ妄想だよ。

538:名無しさん@ピンキー
07/07/13 00:57:34 9j5MbD6C
過去ログ読もうぜ
そういう論争はもういいから

それより零SSならどれでも読みたい
今年は新作も出るって話聞かないしな・・・

539:名無しさん@ピンキー
07/07/13 01:10:35 shkr80hx
>>538の言う通り
カプ論は絶対に荒れるから、基本しない方が良い。
スルーで良い。
職人もいちいち気にせず書いて良い。

540:名無しさん@ピンキー
07/07/13 21:08:38 w/UepOkg
>>537
正論。
つか捏造カプなんて興味無いから大分スルーしてたけど一年以上延々投下してたら流石に突っ込みたくもなる。

541:名無しさん@ピンキー
07/07/13 23:32:53 bshp4KcL
>>539
過去ログもくそも俺は「繭&澪&千歳でハァハァ」の1スレ1レス
から見てるわ。
>>539
そもそもカプ論って考えが腐女子なんだよ。なんだよ論って。
論じる程同じキャラに”カップリング”とやらが複数存在する
ゲームなんてギャルゲかエロゲくらいだ。尻軽女じゃあるまいに。

542:名無しさん@ピンキー
07/07/14 07:31:58 KwEuimVd
百合だろうが、ありえなさそうなカプは許せないわけ?
俺は深紅×澪とか怜×澪とかは全然アリなんだが…

543:名無しさん@ピンキー
07/07/14 09:58:00 lLfuCGEX
>>542俺も別に構わないと思うけどね
ここはそういう場だし

544:名無しさん@ピンキー
07/07/14 17:05:24 rxaqvYpB
中学二年生には難しいかもしれないがコテハン付けてくれ
NG登録するから


545:名無しさん@ピンキー
07/07/14 22:38:55 78YGuKqG
中二としか言えないやつ涙目www

546:名無しさん@ピンキー
07/07/14 23:36:02 4Gv6hPBD
ぶっちゃけ百合SS以外いらない

547:名無しさん@ピンキー
07/07/15 09:10:21 33r1RzCC
何か久々に来たら荒れてんなぁ
オフィシャルカップルだろうが何だろうが二次の時点で全部妄想だろ
オフィシャルで出来てる二人を取り扱ってるから~とかそう言う問題じゃねぇw

548:名無しさん@ピンキー
07/07/15 16:12:00 qrQM1Ivn
喪舞ら
今のこの過疎状況で荒れると
ほんとに終了するぞw

549:名無しさん@ピンキー
07/07/15 17:31:47 BBWGzaqL
>>542
俺は零以外だと百合やホモは基本苦手だから【ありえなくても百合なら良い】
って事はないな。でもそういう風に「ありえないと分かってる上での
エロやギャグ」はエロパロなんだし普通だろ。
>>547
そりゃ捏造側からすりゃオフィシャルも捏造も同じじゃねぇwってずうずう
しく考えられるだろうけどオフィシャル好きにはたまったもんじゃない。
せめて区別して考えろ。優雨と怜が好きな人に優雨と螢も同じ妄想
じゃねぇwって言えるのかよ。

550:名無しさん@ピンキー
07/07/15 18:32:03 rtZUiwV6
なんでもありの懐の広いスレだと思っていたんだが……
投下控えるか

551:名無しさん@ピンキー
07/07/15 19:26:26 r7pYfzyt
待ってくれ
俺はなんでもアリだぜ

552:名無しさん@ピンキー
07/07/15 20:33:31 qrQM1Ivn
いやw
俺も何でもアリかと思って見てたし、
そう思って投下もしてきたw
今も思ってるから書いたら今後も気にせず投下するw
だから>>550も構わず投下して・・・いや、してくれ…ください…

強いて言えば、このスレの初代が「澪繭千歳でハアハア」と女性キャラにハアハアする
スレの延長だと思ってるんで女性キャラを出せばまあ良いかなと思ってる。



百 合 し か 書 い て こ な か っ た け ど w

553:名無しさん@ピンキー
07/07/15 23:29:50 y0BSoB2O
オフィシャルにない関係は全部ダメ、だったら
そもそも何故「エロパロ」板に来るんだろうか

カレー屋のメニューにハヤシがあると
「ハヤシはオフィシャルなカレーじゃない、捏造品とカレーを一緒にするな」とか
力説するタイプなんだろうか?


554:名無しさん@ピンキー
07/07/15 23:56:13 meIqzSZ6
何でもありでいいならもういっそカップリングとか特定されてない
別作品のスレに行けばいいんじゃ?そういう所は皆同じ考えだと思う。
キャラの名前だけ同じで、本編と関係ないならパロですらない気が・・

555:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:29:25 7bpXISMb
>>554
それは極論ジャマイカw
本編に関係ない話でも、思い入れあるキャラが
何かしてるのは読んでて楽しいけど…

俺は澪繭が一番好きだが、
本編とは全く関係なく、エロなしで普段の生活みたいな描写を書いてるのとか好きだが…
それはあくまで俺がキャラを知ってて思い入れがあってこそ面白いと思えるわけ。
そういう物すらスレ違いと言うとかなり窮屈になってしまわないか?

556:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:20:03 ovORvWbT
>>554
オフィシャルにあるカップリング以外を書くヤツは別作品のスレに行けばいい、って何様だよお前

えーと、このスレではオフィシャルにあるカップリング以外はやるべきではないって
思ってるやつ、手ぇ上げ

557:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:23:42 7bpXISMb
っつかそもそもオフィシャルにあるカップリングというのが良く分からない件について…

558:名無しさん@ピンキー
07/07/16 02:18:21 NTkuffpH
零「総合」なんだから総合的に受け入れていこうじゃないか
贅沢言えるほど賑わってるわけでもないし

559:名無しさん@ピンキー
07/07/16 08:38:04 5OkiOvrU
スルーできない馬鹿、自分の意見だけ押し付けるガキの言うことなど無視していいだろ。
タイトルでも付けて貰えりゃ読み手はあぼーんできるんだからな。
スレのことを考えるなら希望や賛辞は書き込んでも否定や非難は書き込むべきではない。

ま、分かってる人も多そうだが。


>>550
ずっと…待ってるから…

560:名無しさん@ピンキー
07/07/16 23:11:57 ESdeuu+s
スルーしろと言いながらスルーせず、
押し付けるなと言いながら押し付け、
もう書かないと言えば書いてと言って欲しい。

何なんだここ

561:名無しさん@ピンキー
07/07/17 00:03:47 4Mi9tzcy
もういちいち荒れるのやだし、百合以外禁止にしない?

562:名無しさん@ピンキー
07/07/17 01:44:55 jqPUKhgf
>>561
それも荒れるだろ

563:名無しさん@ピンキー
07/07/17 04:17:27 a25KAj2y
>>561
気持ちは分かるがそもそも百合なら良いって話じゃないみたいだぞWW

564:名無しさん@ピンキー
07/07/17 05:10:34 jqPUKhgf
つまりこれまでの意見を纏めると、

百合限定、公式カプのみってわけかw

公式カプの組み合わせがイマイチ分からんが、
察するにメインキャラだと、澪繭、怜深紅
意外は却下になるってこと?w

このスレで終わるぞw

565:名無しさん@ピンキー
07/07/17 05:47:07 R230fQ1+
茜薊にしか萌えない自分は勝ち組

566:名無しさん@ピンキー
07/07/17 13:34:52 4Mi9tzcy
でも百合限定にすれば腐女子の排除はできるだろ
公式以外がどうのとか言ってる奴らも
結局は螢だの男キャラが出てくるのに文句言ってるみたいだし

公式カプのみってのはわけわからんけど

567:名無しさん@ピンキー
07/07/17 14:29:02 bSPo4wer
腐女子と一緒に百合以外の職人まで排除する気か
こんな過疎ジャンルでSS書いてくれる人がいるだけマシだろ

568:名無しさん@ピンキー
07/07/17 20:14:34 pc7fYH5e
別に男キャラ出て来ても良いじゃないか。
嫌いなキャラが出てる作品ならスルーすれば良いだけの話なのに何でこうも規制したがりちゃんが湧いてくる?

569:名無しさん@ピンキー
07/07/17 23:48:29 mbM3Mhuj
今までで男キャラが出てくるのに文句言ってるヤツなんていないだろ。

570:名無しさん@ピンキー
07/07/17 23:57:33 mbM3Mhuj
出てくるのに→出てくること自体には

571:名無しさん@ピンキー
07/07/18 01:55:33 Z241JNVf
いや結構いた

572:名無しさん@ピンキー
07/07/18 04:09:33 RRBlMf3X
限定とか排除とかもうね・・・
>>558も言ってるけどここは「零総合」だよ
書き手は名前欄にカップリングなり傾向なり書いて
読みたくないやつはスルーすればいい

573:名無しさん@ピンキー
07/07/18 18:46:17 3j9MTqPb
腐女子の皆さん、ここはあなた方が普段いる腐女子わんさかスレと違います。
「嫌ならスルーしろ」はありえないカップリング同士でいがみ合ってる貴婦人には効果テキメンかもしれませんが、
ここはそうじゃないんです。


青以前はこんな荒れ方しなかったもんだよ・・

574:名無しさん@ピンキー
07/07/18 18:55:47 8yWd5KCX
もうカプとかどうでもいいから
茜薊SS書いておくれよ

575:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:26:25 dMqoEhia
要は作品じゃなく、腐女子が嫌いなんじゃ?

576:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:20:47 ROgEVjTr
正確には腐女子臭い作品やコメントだと思う。
2ちゃんのエロパロだし。

577:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:42:35 zx0tvO2C
ガタガタ言ってるやつは自分でSS書いて投下してみりゃいいんじゃね
読んでるだけの人間が偉そうに文句つけるなよ

578:名無しさん@ピンキー
07/07/19 23:49:56 ob7R1et6
投下してくれる人が貴方みたいな思考の人じゃありませんように

579:名無しさん@ピンキー
07/07/20 03:42:25 wqnt3nyu
っつか、
お前等、そろそろこの書き込みは下手したら荒れるなってレス
控えろwww

いつまで経っても投下されないぞw

580:名無しさん@ピンキー
07/07/20 06:28:40 T56Y5I2K
でも腐女子の投下はお断り

581:名無しさん@ピンキー
07/07/20 06:46:42 wqnt3nyu
>>580
だからそんな風に言ってたら百合書いてる職人だって
投下し難いと思うぞ

582:名無しさん@ピンキー
07/07/20 07:08:42 La9JODkm
文句つけてるのは一部の百合至上主義者だけだろ
ホモでもレズでもエロでもギャグでも日常ものでもいいから職人は構わず投下して欲しい
ただでさえ人の少ないジャンルなんだから盛り上げていこうぜ

583:名無しさん@ピンキー
07/07/20 20:50:01 jpL8xQ6L
二次創作の時点で全部腐女子(腐男子)臭すると思うんだけどなぁ…
繭澪メインだけど蛍怜とか真冬深紅とかも書いたりするからレズ限定とか公式カプ限定と言われるとしんどい

584:名無しさん@ピンキー
07/07/20 23:19:06 J6eNOoCb
このスレって百合限定だったのか。
普通のエロパロスレだと思ってた。
次スレからは>>1にでも書いといてくれないだろうか。

585:名無しさん@ピンキー
07/07/21 01:01:11 rGn/Yql/
久しぶりにスレ覗いたらナニこの流れ
なんでもアリだったあの頃が懐かしい
なんだって良いから萌えさせりゃ勝ちだ、それが二次創作の肝じゃねえか

まぁとにかく、霧絵さんでエロいの一つ頼むよ

586:名無しさん@ピンキー
07/07/21 16:41:59 ySNKE7Dn
埒が明かなくなってきた。とにかく腐女子って言ってる人も百合限定とか
真に受けて反発しまくってる人も少し落ち着け。

色々難しい事言ってるけど要は蝶の百合キャラに適当に男くっつけたり
しなけりゃ文句無いって事だと思う。
昔から1や刺青の主要キャラ、紅の百合以外のキャラには何しても文句来ない。

百合キャラなんて物凄く狭い範囲じゃないか。天倉姉妹と桐生姉妹くらい。
(黒澤姉妹は片方結婚してるから除外)
零には他にも深紅や千歳やMEGAさまや零華や鎮女や
いくらでも萌えキャラがいる。このくらい折り合っていけばいい。

下手に他スレのルールや持論で自治る方が余程荒れる。現状がそれ。
別に荒れるキャラ使って無理矢理なカプ作らなくても良い。


とりあえず今のところ真冬深紅とか螢怜とか霧絵エロとか茜薊とか
出てるけどどれも全然大丈夫だと思う。安心して投下してください。

587:名無しさん@ピンキー
07/07/22 02:15:37 9UevEb21
          从川川川川川川川川川川川|
           从川川川川川川川川川川川川
         从川川川川川川川川川川川川川
       从川川川川川川川川川川川川川川
      从川川川川川川リ      .:::   ヾ川川
     从川川川川ルリ  :::...   .::       ヾ川
   从川川川川リ′    ::::. .::: ∧       :|
   从川川川lリ:.     A :::. ::. |__|     |
    从川川川: .     |lll| ::  :: |lll|     .:|
     从川川l||: : : .    ∀..::::  :::.∀    .:.:|  不安の種+1巻
    从川川川: : : :  :::::::::: r'_ _ヽ:::     . : .:|   7月6日発売
    从川川川:. : .                   . :|
    从川川川、:. .         /ハヽ       :|
    ヾ|川l川l从:.:.       |:|::|::|        :/!
      ヾ|川川从:.:.      ヽv:/       .:厶|
       ハ,r‐一ヽ:.:.:.:. .       .:  .:./三|
.        /:|ニ三三≧x、:丶.___ノ  .:/::三:!
       /::/三三三三ニミ、:.      :/三三|
.      /::/三三三三三三ミ、:. . . . . :/::三三:|

588:名無しさん@ピンキー
07/07/22 12:48:35 vTCkAgyF
蝶の天倉姉妹でも蛍澪とか好きなんで困るわ

589:名無しさん@ピンキー
07/07/22 14:09:27 11FLvQUl
>>587
それ、面白いんだけど、2回3回って見るもんじゃないんだよな。
見てなけりゃ買ってもいいけど、それでも正規の単行本で買うのは無駄な気がする。

590:名無しさん@ピンキー
07/07/22 15:53:31 sQRSqisk
螢澪(笑)螢と>>588のセックスなんて脳内で妄想してろよ。

591:名無しさん@ピンキー
07/07/22 20:28:33 Q2L7irfm
違うソフトのキャラが登場しない限り、百合でも何でもほぼ問題ない気がするが。

592:名無しさん@ピンキー
07/07/22 20:35:11 11FLvQUl
じゃあ、そこで俺が霞と綾音のユリものを。

593:名無しさん@ピンキー
07/07/22 20:57:39 mvGCZI7K
螢の寝言「優雨・・真冬置いていかないでくれ」
ホモって言われた方がまだ違和感無い。

>>592
DOAスレにカエレWW

594:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:16:52 13RhkHXY
テクモの兄姉キャラは放浪しすぎで困るw

595:名無しさん@ピンキー
07/07/22 22:29:52 waT+b/S4
まあ、女キャラが出てくれば何でも良いよ…
とにかくエロイのキボンヌ

596:名無しさん@ピンキー
07/07/23 20:24:38 lwC5frI0
何時の間に偉そうな仕切り厨が湧いて出たんだ?
まだ夏休み入ってなかったのに

597:名無しさん@ピンキー
07/07/23 23:57:20 mw277YKg
夏だな厨のご降臨

598:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:14:45 vkzdGUkT
仕切り厨か・・・
自分の思った事しか認められず相手にもそれを強要する
受け入れられなければ、泣き喚く
全くもって子供なんだよね

それはそうと真冬兄さんと霧絵姉さんの新婚家庭に居候する
どことなく居心地の悪そうな深紅
で、書いてくれ神よ

599:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:19:11 5IPOzdFv
仕切り厨の自覚の無い仕切り厨のご降臨

600:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:25:58 vkzdGUkT
え、俺?なんでそうなる?

てか何でそんなに必死に即レス返してくんの?
やめて迷惑だから

601:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:31:47 5IPOzdFv
「仕切り厨だなんだ言う奴も仕切りたい厨」なのは基本だろ。
下三行だけ書けば良いものを。

602:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:38:01 s9ycG2e1
伶『夏だねえ、深紅』
深紅『夏ですね、澪さん』
澪『夏と言ったら花…』
繭『スクミズ』


伶『夏だねえ、深紅』
深紅『夏ですね、澪さん』
澪『夏といったらお祭…』
繭『スクミズ』

螢『ぃやっはっはー!! 夏はフンドシじゃあぁ~っっ』
真冬『フンドシじゃのう!!』

603:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:51:14 KofE2dCf
ネタ変換はえーw
深紅のパレオ・・澪繭のスクール水着・・怜さんの競泳水着・・
ビーチバレーへの布石か

604:名無しさん@ピンキー
07/07/24 01:01:14 vkzdGUkT
>>601
素敵な理論ありがとう
理解したよ、人の振り見て我が振り直せって事なんだねw

605:名無しさん@ピンキー
07/07/24 06:51:27 /00C9ZW1
>>602こういうの嫌いじゃないぜw


606:名無しさん@ピンキー
07/07/24 14:06:39 l3y4sAAv
>>602
繭が変態過ぎるwwwww

607:名無しさん@ピンキー
07/07/24 18:22:51 h+0UUegH
澪ならスクミズよりも競泳用の方が似合いそうだ

608:名無しさん@ピンキー
07/07/24 19:34:16 KofE2dCf
言われてみれば確かに。

深紅パレオ 繭スク水 澪競泳 怜紐ビキニ

こうだな。

609:名無しさん@ピンキー
07/07/24 20:07:52 h+0UUegH
優雨怜書こうと思ったら
このカプ音読したら「幽霊」になる事に今更ながら気付いて哀しくなった

610:名無しさん@ピンキー
07/07/25 03:10:10 jLLxxabJ
海に来た女性陣

繭『ちょっ…なんで競泳用着てんの?!』
澪『だってほら…スクール水着って恥ずかし…』
繭『お姉ちゃんは着てるんだから、澪もほら、着なさい!!』
おもむろに肩紐を下ろされる澪
澪『こんな所(浜辺)で止めてよ、お姉ちゃぁんっ』
繭『澪のスクミズ見たくて海に来たの! だから早く脱いでっっ』

深紅『綺麗な水ですねぇ』
伶『綺麗な水着よ、深紅。似合ってる』
深紅『水着じゃなくて…』
伶『お願い、深紅!! パレオ外して』
深紅『嫌です』
伶『深紅のお御脚を拝みたいのよぅっ。 我慢できないっっっ』

螢『ふぅっはははー!! 海はやっぱりフンドシじゃのう』
真冬『じゃのう、螢!!』螢『ウホッ、フンドシだらけの水泳大会じゃのう!!』
真冬『ポロリも有りかのう、螢!!』


って感じでしょうか

611:名無しさん@ピンキー
07/07/25 03:11:26 jLLxxabJ
改行失敗しとるorz

612:名無しさん@ピンキー
07/07/25 04:09:12 ihhaEdOr
ってか何で最後の二人は男塾のノリなんだよw

613:名無しさん@ピンキー
07/07/25 06:56:11 97Lo+mOK
>>610繭と怜があぶねぇw
男性陣よ女性陣を見ないのかw

614:名無しさん@ピンキー
07/07/25 20:41:29 oD3c1KsI
女性キャラまで男塾顔で想像してしまったwww

615:名無しさん@ピンキー
07/07/28 00:50:47 uw1d46SA
>>601
お前、冷静過ぎて逆にうざいんだよ!うら!
正論禁止!

616:名無しさん@ピンキー
07/07/28 02:52:29 3Df/TYTv
うわぁ・・・イタイ

617:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 03:03:10 Zb7lLcmJ
折角、流れを変えられたと思ったのに…

ここはまた、男塾ネタを降るしかないのだろうか…

618:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 16:40:02 HfumCUse
>>617昔のような雰囲気に戻りつつ、と思ったら…残念
どうかめげずに、頑張っていただきたい。

619:名無しさん@ピンキー
07/07/30 01:04:46 uRh9TfKm
昔のような雰囲気・・・過疎か。

620:名無しさん@ピンキー
07/07/30 20:18:14 qAGCLDQP
荒れてるより過疎ってる方が良い

621:名無しさん@ピンキー
07/08/01 18:49:29 XVqZVxJO
じゃあ、俺がここらで螢×澪(+怨霊繭)の紅後、蒼直前のハードなエロシーンばかりのSSを一発。
すごいぞー。
いい雰囲気全くなし。ひたすら得ろ。ひたすらsex。

622:名無しさん@ピンキー
07/08/01 20:33:48 5PbdHuWg
また荒れるからイラネ
ってかどうせやるなら宣言無しでやれ

623:名無しさん@ピンキー
07/08/01 20:53:27 XVqZVxJO
えっ?

とうとう有里以外禁止は公式るーる!???

624:名無しさん@ピンキー
07/08/01 21:45:54 GWsWH++F
荒れる原因作ってんのは>>622みたいな奴だろ

625:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:08:53 jISZLBvy
どうしても言いたくなる

夏だなぁw

626:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:46:32 0UU/MpM9
ゆりをうpろうと思うのだが

627:名無しさん@ピンキー
07/08/02 01:12:59 dDfJy+E/
全裸で待機します

628:名無しさん@ピンキー
07/08/02 01:22:32 EGEh7s51
>>621
がんばれ、がんばれっ!
俺は全裸で待ってるぞ!

629:名無しさん@ピンキー
07/08/02 05:36:18 OjYCkCT7
糞携帯スマソ
突然の美少女の来訪に御乱心の霧絵様
URLリンク(imepita.jp)

裂き縄のあまりのエロさに描いた
霧絵様に見えないかもだけど気にしない

630:名無しさん@ピンキー
07/08/02 06:14:30 vlnniOkT
>>629
神認定!
すばらしくGJ!
深紅タンカワユス

631:名無しさん@ピンキー
07/08/02 08:08:55 AUaokBKi
>>629
これは、素晴らしい。確かに裂き縄のエロさは異常w
霧絵と深紅いいな。

632:名無しさん@ピンキー
07/08/02 12:31:56 pk25Y5eR
>>629
素晴らしい!!
とても素晴らしいよっ

633:名無しさん@ピンキー
07/08/02 17:28:35 mNh8/Key
>>626=629?神絵なのに仕事はえー!

634:名無しさん@ピンキー
07/08/03 07:17:31 By7Lzfi1
>>629
超GJ
霧絵さんテラモエス

635:名無しさん@ピンキー
07/08/05 15:39:55 KB4HvaR6
保守

636:古いSS書き
07/08/06 04:32:18 uk9j9dDp
今年はあっつい夏ですな。納涼にはならないけど久し振りに投下しますね。



俺はアミューズメントのバイト。
今日はとある区の区民祭に出張中。
何やってるかって言うと、幽霊役だ。
グロなメイクをして、ボロボロの服を着てやって来た客を脅す。
今日日、機械じゃなくて人間様が脅すなんてなぁ、古くさいよなぁ?

「祟ってやるぅ~!!」
「きゃああああ!!」
「知美、大丈夫か。俺が付いている、安心しろ」

……何でカップルが多いんだよ。
おまけに女は必要以上に怯え、男はそれに答えまくってるし。
そこのオメー、鼻で笑ってるの態度で解るぞ。

「ち、面白くねぇなぁ……暑いしよぉ」

単に区民館の一室を仕切って作ってあるだけの安普請なんで、冷房なんて贅沢なものはない。
おまけに厚着なんで汗がだーらだら。ああ、マジでやってらんねぇ。

「ん、何だか涼しくなって来たな……?」

何だか周りがヒンヤリしてきたのと同時に、向こうからカップルがやって来た。
俺はささっと墓石(発泡スチロール製)の影に隠れて相手を窺う。
女の方は……黒い和服を着た長い髪の女だ。
少々歳を食ってるが、それでも充分に美人だと言える。
何やら怯えてるらしく、男の方に盛んに声をかけてはキャアキャア言っている。
そして野郎の方は……あれ、どっかで見た顔だな。
あ、大学の雑誌で見た覚えがある。ノンフィクションだかの期待の若手だった……名前は思い出せないけど。
んで、そいつは全然怯えてない。と言うか、幽霊よりも女の扱いに持て余してるみたいだ。

ふん、俺みたいな貧乏大学生は汗水流して働いてるってのに、若手作家様は年上の女連れて奉り見物ですかそうですか。
丁度、女が良い具合に怖がってる……精々、盛り上げてやるとしますかぁ。
……しかし、何だかドンドン寒くなってるぞ。今じゃ寒いぐらいだぜ。

「んばぁぁぁぁ!!!」

予定の位置を通りかかった2人に向かって、墓石から身を乗り出して大声で叫ぶ。
男は少しギョっとした程度。てんで驚いちゃいない。
そして女の方は……。

「きゃあああああああああああああああああ、怖い! 怖い!!助けて、秋人様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

半泣き状態の女がブンブン両手を振り回した事だけは覚えている。

「ぐはっ!?」

黒い物が胸ぐらに突き刺さり、視界がグルングルンと廻っていく。
飛んできた『黒い何か』は、俺の意識を約12時間刈り取ったのだった……。



637:名無しさん@ピンキー
07/08/06 05:14:43 WKOierxN
「れ、怜さんやめてください… そこはおしっこするとこですよ。そんなとこ舐めたら汚いです……… 」
深紅は頬を赤く染め、泣きながら言ったが、
私は構わず便器を舐め続けた 。

638:名無しさん@ピンキー
07/08/06 06:58:23 fd+/i5Bx
>>636
何やってんだよw
>>637
想像していたら噴いたw

639:名無しさん@ピンキー
07/08/06 14:24:39 oLIKr+iD
>>637
盛大に吹いたwwwwww

640:名無しさん@ピンキー
07/08/06 15:24:36 XF4ay5Tb
>>636
奴らなら許せそうだなww
>>637
親が居るのに笑っちゃったよ…

641:名無しさん@ピンキー
07/08/07 14:30:01 XEW8QypO
刺青のベスト版って何か得点とか追加要素あるの?

642:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:07:31 2GX//dyb
零2馬鹿話 第七刻 紗重 がベースの時間軸だと思って下さい

『皆神村らんなうぇい』


色無く、視界は霞み。モノクロの不気味な世界の中。
逃げ惑う少女が、一人。 息を切らせて、後ろを顧みることもなく走り続ける。
…否、顧みることなく。では語弊がある。正確には振り返ることが出来ない。
その背を追う、怨霊。血染めの着物を纏う少女、紗重の姿を直視することは、生身の人間にとって、恐怖と苦痛。
頼みの射影機を取り落とし、ただ、ひたすらに逃げ続ける。

しかし、実はこの逃走劇、少し妙。
息も絶え絶えの、澪が速度をペースを落としていくのに合わせ
紗重のペースも落ちている。
猫が、ネズミをすぐ殺さないソレか―
どうやら、少し違うようだ。 もしも、紗重の顔を今直視出来るモノが居るとしたら
妙なやる気のなさというものを感じ取れるだろう。

―…捕まえるな。って、キツーく言われたもんなぁ…

澪の背中を見ながら、そんなことを思う紗重だった。

……時間は少し遡る、それは紗重が繭に協力を受諾させた後のこと。

「紗重!私、いい事思いついちゃった」

さっきまでの何処か、憂いを秘めた顔は何処へやら
紗重の目論見を全て知るや否や、自分から協力を申し出、挙句顔をキラキラと輝かせている。

「…なによ?」

とりあえず、彼女の勘にピリピリと危険信号が灯る。
それこそ、振り向かない人生を歩むことこの上ない八重に巻き込まれ、人生が終わってしまうくらい大変な目に遭った彼女の勘。

多分、相当アテになる。

「私、貴方に体を貸してあげて、澪を追い詰めるじゃない?」

「…そうね、生かさず殺さず…」

「だから、鬼ごっこをしようと思うの!」

「……は?」

あまりにも唐突、あまりにも馬鹿げた一言に、紗重、思わず目が点。

「絶対に捕まえない鬼ごっこをするのよ♪」

一方、繭本人は紗重のリアクションに興味はないらしく、ハイテンションに飛ばしている。

「別に、そんなことしなくても…」

そう、彼女が手を下さずとも、この村の怨霊どもが自然と彼女を追い詰める。
だから、早々焦ることはない。機が熟するのを待てばいいのだ、彼女は。

「ダメよ、念願果たそうって貴方がそんな消極的じゃ!」

ピシャリと、紗重の発言を断ち切る繭。


643:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:13:42 2GX//dyb
「それに…怯えた澪って凄くイイ顔するのよ…じっくり見てみたいと思わない…?」

「……」

そう言っている本人も、色んな意味で相当イイ顔で恍惚としている。 確実に後者が本音だ。
まず間違いなく、この世で関わり合いになりたくない人ランキング上位に入れるだろう表情。
対して、紗重の表情は…まぁ、間違いなく「ドン引き」のソレである。

「でね、鬼ごっこの手順なんだけど…」

そんな繭の表情を意にも介さず
嬉々として、妹を恐怖のどん底に叩き込む作戦の説明を始める繭であった



「で、ココで澪が戸を閉めたら、私が替わりに出て声をかけてあげるわ

澪は優しい娘だから、きっと迷うハズよ♪」

「…はぁ」

―本当にコイツ、あの娘を大事に思ってるの…?

そんなことを考えながら説明を適当に聞き流しているそのとき

「あぁー… 言い忘れてたけど」

そんな紗重の様子に気づいたのか、そうでないのか、繭はずいっと距離を詰める

 ガシッ

繭に着物の襟を思い切り掴まれて、引き寄せられる。
この細い腕の何処にこんな力が?というほどの力。
紗重は、思わず繭の顔を見、戦慄する。
繭の表情は、この世のモノとは思えないほど、凶悪な笑顔だったからである

「もしも、私の澪に傷の一つでも付けたら…」

そのまま、繭は紗重の耳元へ口を寄せる

「貴方が今の今まで、この世にはびこっていた事、後悔させてア・ゲ・ル♪」

このとき、紗重はやっと自分がとんでもない人選ミスをしたということに気が付くが、時すでに遅し。

―…間違いなくこの女は私にソレを実行出来る…

彼女のこの手の勘は、悲しいかな嫌というほどアテになる。
それゆえ、彼女は渋々と繭の立案
『ドキッ 繭紗重だらけの鬼ごっこ作戦』
に乗ることにした。

…後、正直そのネーミングセンスもどうかとは思う。


644:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:17:47 2GX//dyb
そして、時間は今に戻る。
―それにしても、あの変態シスコン女~…

澪の逃げる背中をある程度速度を合わせて追いかける紗重
ちなみに、変態シスコンという枠組みで考えれば、彼女も十分それの類だということは言ってはいけない。

―最初見たときは八重と同じ、物憂げで線が細くて… と、思ってたら何なのよ アレは!!

何なのかと問われれば 人間第一印象だけが全てではないという好例である。
…詐欺といえなくもない。

―こっちの澪って娘は、とっても素直な感じのいい娘なのに…

澪のペースが段々上がってきた、どうやら引き離すつもりらしい
だが、残念ながら全ては紗重の手の内。紗重が同じだけペースを上げ、距離は変わらない。
澪が、こちらの様子をチラリと横目で見る
紗重との距離がまるで変わっておらず、尚も追いかけてくる紗重の姿に恐怖の色を瞳に灯して再加速する。

―あ~…本当にイイ顔するわねェ…。あんな妙な服着てないで、和服着たらきっと似合うのに…

うっとりと、そんなことを考える紗重。
ぼーっとし過ぎたのか、それとも見惚れていた為か、距離が縮まり過ぎている。
あわや、澪が捕まる。という距離で紗重の脳裏に突然声が響く
『紗重…私の言ったこと忘れてないわよね…?』


WARNING!!WARNING!!(わーにんぐ!わーにんぐ!!)

紗重の脳内に過去最大級のアラートが鳴り響く
殺されて×の中に放り込まれたときも、これほどの警報は鳴らなかったであろう大音量である

『…ハッ!? わ、忘れてないわよ!?』

慌ててその場で急停止する紗重。

流石に命は惜しい。 死んでるケド。

『そう…ならいいわ。それにしても、怯える澪。とっても萌えるわ~』

紗重には、あまり理解出来ない単語を口走りながら、脳裏で悶える繭。
正直うるさいので黙って欲しいが、迂闊なことを口走ると明日がないので黙っておくことにした紗重。

大人の判断である。


645:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:23:01 2GX//dyb
しばらく鬼ごっこが続くと、一度澪を追うのを止めて、要所要所で驚かす作戦に移行した。
それこそ、戸から呼びかけるや、曲がり角にスタンバイ等等。
よくぞここまで思いつくものだと、紗重も関心を通り越して、もはや呆れている

『ちょっと作戦の変更よ、紗重』

さて、次の驚かしポイントで移動…と紗重が移動を試みようとして
いきなり作戦変更を言渡される紗重。かなり不承不承という顔をしている。

『今度は、一度体を私に返してくれない?』

『…返して…どうするの?』

『そのまま、角に走って、隠れて。貴方と交代!

私の姿を見て、追いかけてきた澪はきっとびっくりするわ』

うっとりしているのが言葉だけでたっぷり感じ取れた。
本当は、お前妹に何か恨みでもあるんじゃないかと問いたくなってくる素敵なお姉さんである。

『はぁ…もうなんでもいいから、好きにして』

疲れ果てた顔で、投げやり返事を寄越すのが、今の紗重の精一杯である。

――


「…あ! お姉ちゃん!」

『フィッシュ!!』

『…なんでそんなに嬉しそうなのよ、アンタ』

『うふふ♪いいからいいから♪ じゃ、お願いね』

素早く身を翻して角に身を隠し、体を紗重に渡す。

―はぁ…な~んで、こんな目に…

ため息を一つ大きく吐いて、今の自分の情けなさを呪う紗重。呪うことだらけの人生である

646:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:26:14 2GX//dyb
…だから、これは必然というべきか。待機予定の場所よりも随分前の位置に自分が立っていること気づかない

勢いよく向こう側から走りこんでくる澪。
目の前に居たのは姉でなく、紗重。慌てて止まろうとして、地面を強く踏ん張ろうとする。
その音を聞いて「やれやれ」と顔をあげる紗重。

 ボコッ!

嫌な破壊音が辺りに響く。老朽化した廊下がその力に耐え切れずに床が抜けたのだ。
そうなると、どうなるか
片足を穴に突っ込んで、体の勢いのまだ死んでいない体が、紗重に突っ込んでいく澪。
まだ、自分の置かれている状況をまったく理解していない紗重。そして、紗重の体には実体がある。

  ベチィッ!!

つまり、澪が紗重に激突するのである

「痛っ!?」

「きゃっ!?」

それも、お約束というべきか。澪が紗重を押し倒すようなカタチで…
そして、更にお約束がもう一つ…

―痛たたた…何なのよ… …ちょっと重い… ん?唇になにか柔らかいモノが当たって…!?

そう、つまりはその…

―ん、これ、この娘の顔…?え?これもしかして… …!!!??!?!?

いい具合にキスが炸裂していた。 それも唇同士の。

お互い、意識がハッキリしたのか目が合う。
顔がこれ以上ないくらい二人とも真っ赤になると

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」」

二人の悲鳴が同時に響き渡る…
二人とも、素早く起き上がると唇を押さえてお互い顔を真っ赤にして動かなくなった。否、動けなくなった。
かたや、姉のそっくりさんの怨霊にキスしちゃったノンケな澪。

―幽霊さんとキスしちゃった!?え、今のファーストキッスに入るのかな!? いや、違う、そうじゃなくて、相手は幽霊で…挙句女の人だよ!?

ぷるぷる震えながら片足を穴から外しながら紗重に背中を向けているのが、彼女らしい乙女な反応であろう。

かたや、自分の妹のそっくりさんにキスしちゃった、わりとノンケじゃない紗重。

―唇柔らかかったなぁ、顔も八重そっくりで…

何処かうっとりとしている紗重、彼女も変態シスコンの資質はバッチリである。

お互い、顔を真っ赤にする理由が微妙にズレている。
さっきまで命の懸かった鬼ごっこをしていた身だが、乙女としてはこの事態はそれ以上に非常事態らしい。


647:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:32:57 2GX//dyb
だが、まぁ、この空気もいつまでも続くわけがなく。

「え…?あれ?」

突然聞こえたまぬけた感じの声にパッと振り向く澪。口は押さえたままである。
そこには半透明の紗重が浮いていた。さっきまでしっかりと実体の存在した紗重とは違うふわふわした存在である
で、さっきまで紗重が座り込んでいた場所に目を運ぶ。と

修(ま)羅(ゆ)が

一人

立っていた しかも、仁王立ち


「ふふふ…うふふふふふ…随分と仲良しねぇ、二人とも?」

いつの間にか、白黒の世界は消えていたが、それ以上の恐怖が辺りを包む。
繭は今まで見たこともないほどに、とてもにこやかに笑っていた。
ただ、残念ながら、目は微塵も笑っていなかった。
怒っている、明らかに激怒している。殺気が肌に刺さるほど。

「お、お姉ちゃん!?」

「澪ぉ…オイタは…オシオキだよ… ウフふフふ 澪がイケないんだからァ…
澪が、澪が、あんなのと…あんなのとぉ…!!」

キている、相当キている。何がキているか具体的に言うのもイヤになるほど、キている。
心霊的な要素に関して疎い澪でも、流石に今自分の身が色んな意味でピンチだということには気づいた

「お姉ちゃん、また誰かに取り付かれて…!?」

…残念、肝心なところで鈍いのは変わってない。

―地よ、地!それがソイツの本性よ!!

と、心で必死にツッコミを入れる紗重。声に出せないのは、無論命の惜しさとか、諸々の事情である。


「腑不負布腐腐腐ふふふ…紗重ぇぇ…分かってるでしょうねぇ…澪にオイタした罪…万死よ」

殺意漲る眼差しをギロンと紗重に向けてイイ笑顔の繭。
残念なことに、すでに命が危ないようだ。

「ちょ、ちょっと、事故でしょ 事故!?」

「そうね、事故ね…でも、キスしたわね?」

「しょ、しょうがないでしょ!不可抗力よ…」

「じゃあ、今から私は、紗重をイ・ロ・イ・ロ可愛がっちゃうのも不可抗力よね☆」

間違いなく、可愛がる=エライことをされる。という方程式が成り立つ黒いオーラをバラ撒きながら明るい口調の繭。余計怖いことこの上ない。

648:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:34:46 2GX//dyb

「お、お姉ちゃん…?」

状況がまるで飲み込めず、きょとんと問う澪。
空気が読めれば、この機に乗じて逃走をはかるのだが、残念ながら彼女のエアリード機能がぶっ壊れているのは、繭の転落事故を防げない辺りで証明済み。

「ああ、澪。心配しないで、澪はもっともぉっと可愛がってア・ゲ・ル★」

★が黒いのが、彼女の滲み出る恐怖の一端と思っていただきたい。
あまりの姉の変貌に唖然としている澪。
これから起こるであろう惨劇にガクガクブルブルと震えの止まらない紗重。
その二人を見つめて、一歩一歩踏み込んでくる繭。恐怖が音を立てて近寄ってくる。
腰の抜けている紗重は動けないし、澪は逃げるという動作を失念している。

もはや、進退窮まった…という、その刹那である。
「きゃんっ!?」

ガコッ!! ビターンッ!!

さっき澪の開けた床の穴に思い切り足を取られ、大股で踏み込んで来ていた繭が、やけに可愛らしい悲鳴とセットで勢いよく顔面から床に着陸を敢行した。

―チャンス!!

今のショックで抜けた腰の治った紗重は、唖然としっぱなしの澪の手を取る

「逃げるのよ、全力で!!」

「え…で、で、でもお姉ちゃんが…!!」

「五月蝿い!まずは、身の安全よ!死にたいの!?色んな意味でッ!?」

叫ぶ紗重、特に最後の言葉の辺り、声が必死である。

「…う、うん」

紗重の気迫に押されたのか、澪はコクコクと首を縦に振る
澪の手を引っ張るように、走り出す紗重。それを後ろを振り返りながら恐る恐るという様子で付いていく澪。


「にぃぃぃがぁぁぁぁすかぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

床に片足を突っ込んだ状態からのクラウチングスタートという脅威のダッシュを見せる繭。
無論、繭の片足突っ込んでいた付近の床は粉微塵である。
というか、さっきからお前は足のケガの秘密を隠す気はないな。


「お姉ちゃん…」

「うっさい!命が惜しければ走るのよ!!」

ここに、澪+紗重 VS 繭 という意外性抜群のカードが組まれたのである。


皆神村を舞台にした、命を懸けた熱い鬼ごっこが今、始まる…

『…続く、かも?』

649:642
07/08/08 01:37:01 2GX//dyb
無駄に長くてすいません
なんで幽霊なのに澪に触れるんだとか、細かいツッコミはスルーでお願いします…

650:名無しさん@ピンキー
07/08/08 01:53:07 LzF1dF4I
>>649
GJ!!
大変美味しくいただきましたよ!!

やっぱ繭って、こういう役が似合うよなwww

651:名無しさん@ピンキー
07/08/08 02:30:21 e/rrZKH4
澪と紗重の絡みが(・∀・)イイ!!

652:名無しさん@ピンキー
07/08/08 06:08:35 MQiUOmrj
鬼畜な俺は繭たんが大好きだ

653:名無しさん@ピンキー
07/08/08 15:40:44 7QcLDwzH
黒いぞ怖いぞ繭w
そして怯える紗重に萌え

654:名無しさん@ピンキー
07/08/08 15:47:41 8B7ENMVr
『ふぁ…』
「お姉ちゃんどうしたの、眠たそうな顔して」
『ふふ、昨日ね、インターネットしてたら、面白い漫画見つけちゃって』
「で、夜更かし?
 お姉ちゃん、そんなことばっかりしてると、身体に悪いよ。 肌だって荒れるんだから」
『大丈夫、大丈b…』
「ああもう、ほら、言ってるそばからキュウリ切りつつ寝ないでよっ! 指減っちゃう!」
『ふふふ…凄くいい作品だったの。憧れちゃって』
「わかった、わかったから…もう、今日の御飯私が作るよ。当番明日と交代。座ってて」
『憧れるわぁ…やはり想いには素直なのが一番よねぇ』

    学校
 【ガガッ ―えー、2-3、天倉澪。至急職員室まで来なさい。繰り返します。2-3、天倉…】
「?」

   職員室
「おお、来たか。呼んだのは…お姉さんがな」
「! お、お姉ちゃん倒れたんですか! もしかして!」
「いや…いま奥で話してるから、ちょっと聞き耳立ててみろ」
「?」
             『たった今私は、澪とアナルセックスしたくなったから帰るって言ってンだよ!』
             「ま、まあ落ち着け天倉君」
             『たかが校長の分際で私たちの性生活に干渉するとは良い度胸だ!』
              ガッ!  どがっしゃーん!
「ひいいいい!(|||´Д`)」
「まあ、そういう訳なんだ。そこで天倉…とりあえず家に帰って、その、することをしてから学校に来なさい」
「えええっ」
「その間の授業はちゃんと出席扱いにするから」
「え、いやそうじゃなくて、先生達、先生なんだから、もっとガツンと
 お姉ちゃん叱り倒してくださいよぉ! あんなこと、あんなこと言ってるんですよ!」
「だってほら、繭はお前のことになると、怖いじゃないか。。。
 たまになんか飛ぶし。壁透き通ったり…」
「そ、そんなことまで学校で…信じらんないorz」
「まあ、そんなわけで、さあ、ヤることヤってきてくれ」
「ええええぇぇ」
             『感じる! 感じるぞ! 私の澪はすぐ近くに…! 肛門括約筋を緩めながら…』
「もう、あんな姉、やだ…」
URLリンク(www.kajisoku.org)

655:名無しさん@ピンキー
07/08/08 19:36:31 KZGivj6m
         ノ L____
        ⌒ \ / \
      / (●) (●)\
     /    (__人__)   \      たったいま俺は無性に
     |       |::::::|     |      アナルセックスが
     \       l;;;;;;l    /l!| !     したくなったから
     /     `ー'    \ |i      帰るって言ってンだよ!
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl


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