触手・怪物に犯されるSS 9匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 9匹目 - 暇つぶし2ch150:【いつどこ】
06/08/31 16:27:20 ZTwdV1si
「ぁ…あ…あ…ぁ…」
 乳首に取りついた“たーくん”の触手から何十本という繊毛が生まれ、それ
がするすると伸びて乳首の“中”へと“入って”くる。乳腺まで入り込んだ繊
毛は根を張るようにして椰子の実のように大きなおっぱい全体に広がり、“た
ーくん”の体内で生成された特別ブレンドのジュースが未宇のおっぱい内部全
体に染み渡る。
 そのジュースは、こうして未宇の乳腺を発達させ、おっぱいを肥大化し、や
がておっぱいを、これから生まれてくる“たーくん”の子供達の「仮住まい」
として過不足無いように整えてきたのだ。
「ここに…未宇と“たーくん”の赤ちゃん達が入るんだよね?…」
 未宇はうっとりとした顔で、自分の手ではとても掴みきれないほど豊満に実っ
た重たいおっぱいを見下ろした。“たーくん”の触手が張り付き、極細の繊毛
が入り込んだ乳首には少しも痛みは無く、それどころかジンジンとした甘った
るい快美感だけがおっぱいから全身へと広がっているのがわかる。
【怖い?】
「ううん…嬉しいの…赤ちゃん達が未宇の子宮(おなか)で産まれて、未宇の
おっぱいで育つのには変わりないもの…」
【そう言ってくれると…ボクも嬉しいな】
「あぁ…早く“たーくん”の赤ちゃんが欲しいよ…でも、いっぱいいっぱい産
まれるんでしょ?…おっぱい…壊れちゃわないかな…?」
【そのためにここまで大きくしたんだよ。…ちょっと予想より大き過ぎる気も
しないでもないけどね】
 “たーくん”の種族の赤ん坊(幼生体)は、母体の卵帯(卵管の変化したも
の)で産まれた際にはたった3ミリ程度しか無い。そして数日間、子宮(育成)
嚢に留まった後、体内にある「乳嚢」と呼ばれる濃密な栄養液の詰まった特別
な臓器へ移り、そこで母体から栄養と酸素と窒素を摂取しながら体長が1セン
チほどになるまで生活するのだ。
 残念ながら地球人には「乳嚢」が無いため、未宇はそれをおっぱいで代用す
ることにしたのである。

151:【いつどこ】
06/08/31 16:28:22 ZTwdV1si
 ただ、一度に産まれる子供は40~60体ほどにもなるため、14歳らしい
“ささやかな”未宇のおっぱいを、その体躯には有り得ないほど巨大化する必
要があった。それには性的な刺激と共に、“たーくん”の星のテクノロジーで
おっぱい(乳腺)に直接干渉して「肉体改造」しなくてはならなかったのだ。
 幼生体が中に入り込み、そこで成長して出てくるまで、未宇のおっぱいは今
よりも数カップ大きくなるだろう。
 ただでさえ細い体躯には不釣合いな大きさなのに、今の一回りも二回りも大
きくなったら…。
「未宇…今、おっぱいがFカップもあるんだよ?…赤ちゃん達が大きくなった
ら、未宇、Iカップくらいになっちゃうかもしれないよぅ…」
【ボクのカプセルと同じくらいに膨らんだりしてね】
「やだぁ…」
 二人は“たーくん”のベッドの上に転がる、彼専用の移動用カプセルを見て、
そしてどちらからともなく苦笑いを交わした。

■■【3】■■
 細心の注意でもって行われた未宇の体の“改造”だったけれど、“たーくん”
にも予想出来なかった『誤算』があった。
 その誤算とは…。

「あ…ね…ねぇ…たーくぅん…」
 蜂蜜をまぶしたような甘ったるい声に“たーくん”が見上げると、未宇は涙
のいっぱいに溜まった潤んだ瞳で、熱っぽく見詰めていた。とろんとした目は
熱に浮かされたように充血し、鼻腔は空気を求めて下品にならない程度に広がっ
ている。少女の頭と同じくらいまでに大きいおっぱいは、さっきよりもっと大
きくなったように見える。そしてその頂上にある勃起した赤い乳首は今にもは
ちきれんばかりだ。
【うん。切ないんだね?】
 “たーくん”の言葉に、未宇は“こくん”と頷く。

152:【いつどこ】
06/08/31 16:29:53 ZTwdV1si
 そうしてブラウスのスカートをたくしあげ、濃厚なオンナの匂いを放つ濡れ
そぼったパンツを“たーくん”に晒した。

 この匂いは「ヤバイ」と、“たーくん”は思う。

 “たーくん”からすると「性的魅力」という意味では非常に乏しい未宇の体
だけれど、この匂いだけは強烈にある欲求を刺激される。
 それは「食欲」だ。
 未宇の体から分泌される液体を「嘗めたい」「啜りたい」「吸い上げたい」
という欲求…。
 膣内に分泌される粘液も、子宮内で分泌される体液も、“たーくん”には特
別な「御馳走」だった。
 愛しい未宇に「食欲」を感じるというのは、ひどく背徳的な感じがする。
 そしてその背徳感が、未宇に対する愛しさへと形を変えているようにも思え
る。
 それはひどく動物的で、理性をもって生きるヘカテ人としてのプライドを少
し傷付けたりもするのだけれど。
「ふあっ…」
 “たーくん”の触手が左右から二本ずつ伸びて、未宇の太腿に“にゅるっ”
と巻き付いた。
 その刺激にさえ、未宇は白い喉を上げて熱い吐息を吐く。

 ―─未宇の体の“改造”の『誤算』。

 それは、未宇の身体が“たーくん”との接触に対して『性的に早熟し、ひど
く感じやすくなってしまった』こと。
 そして…これが最も予測不能だったことなのだけれど、“たーくん”の
「ジュース」によって変質した未宇が“官能に溺れた時”に分泌する体液が、
他ならぬ『“たーくん”自身の理性を少しだけ狂わせてしまう』ということだった。
「…ひゃあんっ…」

153:【いつどこ】
06/08/31 16:31:20 ZTwdV1si
 彼の触手のうちの2本は、肥大化した、体と比較するとひどく巨大なおっぱいへ。
 残りの細い4本は、揺れる未宇の体を固定するためにすべすべとした白い太腿へ。
 そして…残りの少し太めの2本が、ゆっくりと熱く濡れた未宇の股間へと伸びる。
 その2本は、3つある“たーくん”の口の、小さな小さな2つがある触手だった。
「ひんっ…」
 するっ…とパンツの横から透明な緑の触手が入り込み、細く長く形を変えな
がら未宇の滑らかな肌の上を這い進む。
 まだほとんど生え揃っていない短い茂みは、未宇の胎内から滲み出した『蜜』
によって下腹にぺっとりと張り付いていた。
 “たーくん”の触手は「入り口」を求めて繊細な肉の亀裂の間へと潜り込む
と、更に細く伸びながら未宇の処女膜を傷付ける事無く、膣内を“ちゅるちゅ
る”と昇って行く。
「ああ…入ってくる…入ってくるよう…“たーくん”がぁ…」
 “ぬるぬる”“ずるずる”と、驚くほど長い間、透明な触手が、広がった未
宇の膣口へと呑み込まれてゆく…。
 触手は処女膜を傷つけないように、その部分だけ光ファイバーのように細く
なって、尚も先へ先へと這い登ってきた。
「あっ!…あっ!…あっ!…」
 ぶるぶると震える未宇の白い太腿を、“つうっ”と透明な液体が滑り落ちた。
 それは膣内をたっぷりと濡らし、満ちた、未宇の甘くて熱い愛液だった。
 “たーくん”に毎日のように『愛され』て、毎日のように「ジュース」を注
ぎ込まれた未宇の体は、今では“たーくん”の触手を胎内に感じるだけで、大
量の愛液を分泌してしまうようになっていた。
 彼はそれを、膣内を慎重に這い進む触手の先の「口」から、“ちゅるちゅる”
と吸い上げていた。
【…甘いね…未宇のここ…】
「…やだぁ…そんなこと言っちゃぁ…」
 「甘い」という感覚は「甘露」ということだ。味覚にとって非常に好ましく、
何度でも口にしたいと思わせる組成分だということだ。
 そして“たーくん”にとって未宇の愛液は、まさに「甘露」としか言いよう
の無いものだった。

154:【いつどこ】
06/08/31 16:32:22 ZTwdV1si
「ふぅうんっ…ひっうっ…んっ…」
 未宇はブラウスの裾を持っていられなくなり、“たーくん”のいるベッドの
縁へと両手を付いた。その拍子に椰子の実おっぱいが“だゆんっ”と揺れ、地
面と平行に前傾した体の下で重力に引かれるままに重たく垂れ下がり“ゆらゆ
ら”と前後した。
【未宇…辛い?】
「う…ううん…ま……まだ…だいじょう…ぶぅ…」
 やがて膣内をさかのぼり細く長く伸びた2本の触手は、狭い子宮口を難無く
くぐって、熱を帯びた子袋内へと入り込む。
【未宇の中…すごく熱いよ】
「もうっ…うそ…ばっかり……」
 “たーくん”の故郷の第4惑星ヘカテは、恒星に対してとんでもなく細長い
楕円形をしていて、最も恒星に近付く高温期には最低気温が摂氏250度を軽
く越える。恒星深部に作られた「始まりの海」も、彼等のテクノロジーをもっ
てしても、水温が70度を下回る事は無かった。
 だから、たかだか36.5度程度しかない未宇の体内が、“たーくん”にとっ
て「熱い」わけがないのだ。
 それでも彼は「熱い」と言う。
 それは、未宇が性的に興奮していることをあからさまにするために、わざと
そう言っているという事だ。
 未宇が性的に興奮すれば、子宮が膨らみ「下りて」くる。と同時に、卵管が
拡張して卵巣への“道筋”が広がるのだ。
 人間の女性体の構造が、普遍的にこうなっているというわけではない。未宇
が初潮を迎えた一年前から、定期的にこうして彼女の肉体を開き、徐々に変え
ていった結果だった。

 二人の子供を作るという事を考えた場合、種族的な形質・形態から、まず最
初に地球人の形態での出産は負担が大き過ぎる…いや、もっと端的に言えば
「無理」と判断された。人間形態の子供を生むには、未宇の子宮も、骨格も、
とても出産に耐えられないだろうと、『アカデミー』のラボが判断したためで
ある。

155:【いつどこ】
06/08/31 16:33:25 ZTwdV1si
 そして…今の時代、何らかの理由で自然分娩が無理な場合、子宮繭(コクー
ン)と呼ばれる人工子宮を使用する事が一般的だったけれど、未宇が強固に
「自分のお腹で産む」事を主張したのである。
 そのため、まず子宮の負担が少ない、“たーくん”の種族「ヘカテ人」の形
質をベースにした方がいいという判断で、そのために卵巣に直接干渉する方法
を取っていた。

 未宇の卵巣内で“たーくん”の「ジュース」に浸され、ゆっくりと変質した
卵子を、熟した順に取り出して、今度は“たーくん”の体内にある育卵嚢で数
日間保持する。その後、『アカデミー』のラボに卵子を渡して、今度はヘカテ
人の女性体から提供された数十個の卵子に未宇の卵子から取り出された遺伝子
情報を転写(プリント)して培養するのだ。
 その際、拒絶反応や先天的な病気などが事前に取り除かれ、テカテ人の形質
の中に地球人の形質の“どれ”を“どのくらい”含ませるか決定する。
 “たーくん”達の両親は、未宇の…いや、地球人の「環境適応能力」と「繁
殖力の強さ」、そしてウィルスや病原体に対する「免疫システム」などの形質
を、生まれてくる子供「たち」に受け継がせようとしていた。
 彼等には、遺伝子を加工し「デザイン」する事に対しての禁忌は無い。むし
ろ、そうすることで生存確率が伸びるのであれば積極的に行った方が良いと考
えていた。

「あっ…んっ…んっ…」
 “たーくん”の触手は子宮内で何十本、何百本にも分かれて、デリケートな
子宮壁を撫でまわし、微細な卵管に潜り込んで卵巣内で「作業」を続けている。
それと同時に子宮口よりも外―膣内の触手は、緑色に透明な表面を波立たせ細
かいツブツブを浮き上がらせて、未宇の繊細な膣襞を刺激し続けていた。
 “つぷつぷ”“ちぷちぷ”と密やかな水音が響き、何度も“つうっ…”と少
女の白い太ももを粘度の高い液体が滴り落ちてゆく。
「…あっ…あっ…ヴァ…ヴァージン…やぶっちゃ…ダメだよ?…」
【わかってるよ】

156:【いつどこ】
06/08/31 16:34:35 ZTwdV1si
 処女膜を傷付けないように…というのは、未宇が“たーくん”に頼んでそう
してもらっていることだ。
 それは、『処女膜を“破って”花婿が花嫁を自分のものにする』のは、『新
婚初夜』に決まっている…という、未宇のやや偏った知識によるものだった。
“たーくん”を含むヘカテ人は、元来“卵胎生”だし、女性体には処女膜とい
うものも無いので、膣壁にへばりついた「成長過程で不要となった保護膜」に
どんな意味があるかなんてわからないけれど、きっとそこには想像も出来ない
ような地球人特有の「ファンタジー」があるのだろう…と、彼は曖昧に自分を
納得させている。
 とは言いつつも、“たーくん”は実のところ、“恋人”の体の一部を「破る」
という音の響きには、なにかものすごい重要な意味を感じなくもない。
 傷付ける事で、「自分のものにする」という行為は野蛮極まりないのだけれ
ど、銀河広域文化圏でも名立たる理性派のヘカテ人にはとても似つかわしくな
い行為なのだけれど、どこか本能的な部分でそれをひどく待ち望んでいる自分
がいるのも、彼は感じているのだ。
「んあっ!…あっあっあっあっあっあっあっ…」
 ひときわ高い甘い声に“たーくん”がビーダマのような真っ黒い目で見上げ
ると、ベッドの縁に両手を付き、脚を軽く肩幅に広げた未宇が恥じらいながら
腰を振っていた。
 細くて可愛らしい腰が、自分の触手の動きで“うねうね”とくねる。
 0.8Gの低重力でありながら、椰子の実おっぱいは重力に引かれてこちら
に迫るように垂れ下がり、“ゆらゆら”“たぷたぷ”と揺れ動いていた。その
先端の、はしたないほどに大きく膨れ上がった乳首には、まだ“たーくん”の
触手が潜り込んでいる。今回の「ジュース」の浸透は終えたけれど、こうして
膣内を刺激しながら同時に乳房の中を刺激すると、未宇の子宮はより早く下に
「下りて」くるし、卵管も開きやすくなるのだ。
「“たーくん”…たーくぅん…」
 熱っぽく潤んで赤みを増した白目には涙が盛り上がっていて、彼女が体を揺
するたびにぽろぽろと頬を伝って落ちる。
 空気を求めて鼻腔は広がり、喘ぐように開かれた可愛らしい唇からは透明な
唾液が糸を引いて落ちた。

157:【いつどこ】
06/08/31 16:35:46 ZTwdV1si
【未宇、ヨダレヨダレ】
「んぅあ…うぅ…ごめん…なさぁぃ…ぃう…うっ…うっ…」
 腰までの長い黒髪が未宇の上半身の両側から垂れ、まるで暗幕のように“たー
くん”に覆いかぶさっている。
 その中で、涙に濡れた未宇の瞳はキラキラと綺麗にきらめき、ベッドの上に
鎮座した、眼下の透明なゼリー体へ「あなたが好き」と懸命に訴えていた。
「んぅあ…ねぇ…たーくぅん…立ってられないよぉ…」
【もう?】
「だって…だってぇ…」
【本当にしょうがないなぁ…未宇は…】
「ごめん…なさぁい…“たーくん”…ごめんなさぁいぃ…」
【いいよ。腰を下ろしても】
 “たーくん”が「許可」すると、未宇はベッドから両手を離して、ふらふらと、
まるで尻餅をつくようにして床に腰を下ろし、両脚を投げ出した。床には未宇
の脚を伝って垂れ落ちた『蜜』が池のように溜まっていて、“たーくん”の嗅
覚をひどく刺激する。
 まるで「麻薬」のようだ、と“たーくん”は思う。

 この香りを嗅ぎたくて、この味覚を味わいたくて、ボクは未宇の「夫婦ごっ
こ」に協力しているのかもしれない。

「ひあんっ!」
 両脚を掴んで未宇を支えていた4本の触手が脚から離れ、2本がぐちゃぐちゃ
に濡れた股間へ、そして残りの2本が“ゆさゆさ”と揺れ動くおっぱいへと伸
びた。股間に伸びた2本は細く長くなって、すっかり濡れそぼり透明度を増し
て用を成さなくなったパンツの端から、既に2本の触手でいっぱいの膣内へと
滑り込んでいった。
「ふうぁんっ…ぁんっ…あんんっ…」
 2本が3本、4本と増える。
 なのに、“たーくん”の粘液には麻酔のような効果があるのか、ちっとも痛
くなかった。

158:【いつどこ】
06/08/31 16:40:11 ZTwdV1si
 むしろ心地良い。
 ううん。
 気持ち良過ぎて、どうにかなってしまいそうだった。
「“たーくん”…あっ!…“たーくん”“たーくん”“たーくん”!!」
 花も恥らう14歳の乙女が、腰を下ろしたまま膝を立てた両脚をいっぱいま
で開き、後に両手をついて体の全てを晒していた。
『もっと未宇を見て!もっと触って!』
 そんな声が聞こえてきそうなほど、未宇の幼さの残る顔が気持ち良さそうに、
嬉しそうにとろけている。

ちゅっ…ちゅるっ…つぷっ…ぷぷぷっ…ぷりゅっ…ぷっ…

 少女の股間から聞こえる密やかだった水音は、もはや憚り無く部屋いっぱい
に広がっていた。ローティーンらしからぬたっぷりと豊かな胸を剥き出したま
ま下げられたワンピースは、その裾も引き上げられて、まとめて腰の辺りに留
まっているのみだ。
 未宇は、腰が自然とうねるのを、どうしても止められなかった。
 彼の触手は、その表面にツブツブを浮かび上がらせるだけではなく、微細に
振動さえしているのだ。その“たーくん”の触手がお腹の中を撫でるたび、う
ねるたび、むずむずとした波が下半身を走り、お尻に力が入る。お尻の穴を
“きゅっ”とすぼめてしまう。でもそうすると、より一層あそこを押し開いて
膣内に入り込んだ4本の「彼」を強く強く感じてしまい、その恥ずかしさと愛
しさと快美感に腰を動かさずにいられなくなるのだ。
「…おかしくなっちゃう!…未宇…おかしくなっちゃうよぅ…っ…!!…」
 とうとう未宇は愛液をたっぷりと含んで重たくなったパンツを、自分から脱
いでしまった。
 もっとも、パンツの片方からは“たーくん”の触手が入り込んでいるため完
全に脱ぐ事は出来ず、左足を“べちょっ”としたパンツから抜き出すだけにす
る。そうして少しひんやりとした床に背中を預けると、そのまま両脚の膝裏を
両手で持ちながら自分でいっぱいに脚を広げた。

159:【いつどこ】
06/08/31 16:41:43 ZTwdV1si
 “たーくん”からは、自分の触手を4本も美味しそうに呑み込んでいっぱい
に開いた大陰唇も膣口も、そして時折“きゅうっ”とすぼまるお尻の穴までが
見えてる。
 人間は不便だな…と“たーくん”は思う。
 ヘカテ人は体内のナノプラントで、摂取した食物をほとんど分解してしまい、
必須栄養素以外の不要物は球体のペレットとして定期的に排出する。そこに細
菌類の助けは必要無く、無菌無臭のため衛生的にも問題は発生しない。そのた
め「汚物」という概念ではなく「廃棄物」として認識するため、排出に羞恥を
感じる事も無かった。
 けれど地球人類は非効率的な排泄機構を持つため、その部位に非常な羞恥を
感じている。
 たとえば…
「ひゃっ…あんっ!…だ…だめだよぉ“たーくん”…お尻はだめぇ…」
【恥ずかしい?】
「あたりまえ…だよぉ…」
 おっぱいを弄んでいた一本を試しにお尻の穴に浅く潜り込ませると、それだ
けで未宇は真っ赤な顔を更に紅くして、お尻を揺すって抗議するのだ。
 そのくせ、“くぱぁ”と広がった大陰唇は、紅く充血してぱんぱんに膨らん
でいるし、小陰唇などは悦びに濡れて、軟体動物のように“ひくひく”とひく
ついていた。
 本当は、触って欲しいのではないか?と“たーくん”が思うのはこんな時だ。
 もちろん、未宇の排泄器官を「汚い」と感じた事などなど無い。未宇の体内
菌も皮膚の常在菌も、完全にコントロールされているから、ヘカテ人にとって
害とはならないし、何より、未宇を「可愛い」と感じるため、その未宇を構成
する全てを「許容」するのは当然のことだと思っているのだ。
『“たーくん”…お尻がそんなに気になるのかなぁ…』
 未宇は押し寄せる激しい快美感に翻弄されながらも、そんなことを頭の片隅
で考えたりしていた。
 四つん這いでおっぱいを嬲られ、そして、膣内では処女膜の部分だけ細くなっ
た触手がいっぱいまで“たーくん”が満ちている。

160:【いつどこ】
06/08/31 16:43:10 ZTwdV1si
「ひっ…ひぃんっ…」

 お腹の中を、触手が蠢く。

 未宇の体が“びくっ”と震える度に、大きく肥大した椰子の実おっぱいが細
い胴の上でもったりと裾野を広げながら重たく揺れた。そのおっぱいには、彼
の触手が4本も取り付いている。2本はいまだに繊毛を乳腺に挿し込んでいた
けれど、2本は滑らかな肌に粘液を塗りつけるようにしておっぱい全体を“にゅ
るにゅる”と弄んでいる。
 楽しいのだろうか?
 面白いのだろうか?
 大きな乳肉を弄ぶ触手の動きは、繊細でありながら大胆だった。
【未宇…イク?もう限界?】
 膣内を蹂躙していた触手の一本が、今まで時々触れるだけで放置していた未
宇の露出したクリトリスを、細く長く変形しながら“にゅるんっ”と肉襞から
掘り起こし、巻き付いて擦り上げた。
「もっ…もうっ…あっ!もうっ!あっ!あっ!あっ…ぃ……くぅ…ぅぅぅう…」
 その瞬間、ひときわ激しく“びくくくっ”と震えた未宇は、いつものように
ほんの数秒間だけ動きを止め、天井に向けた、“たーくん”の触手が入り込ん
だ膣口から“びゅっ!”と透明な液体を噴き出した。
 それは“たーくん”が、自身の体内で合成した特別ブレンドの「ジュース」
を、未宇の子宮内に注ぎ込んだ証だった。

■■【4】■■
「…ぅ…ふぅ…ん…」
 驚くほど長くなっていた“たーくん”の触手が“ぬるるるる…”と肉の亀裂
から引き出されると、未宇は甘ったるい鼻声を上げて“こくんっ”と唾液を飲
み込んだ。
 子宮に、膣内に満ちた“たーくん”の「ジュース」と未宇自身の愛液の入り
混じった粘液が“こぷっ…こぷっ…”と、開かれた膣口から溢れ出して床に水
溜りを作る。

161:【いつどこ】
06/08/31 16:43:53 ZTwdV1si
「…ふぁ…ぁ…」
 彼の「ジュース」がお腹に満ちる感覚が、ひどく心地良い。
 幸福感と共に、たとえようもないほどの充足感を感じる。
 心が…満たされる…。
『ああ…未宇(あたし)…未宇…』

 14歳の肉体が、すっかり“開発”されてしまった。

 まだ、ヴァージンなのに。

 ケッコンだってしていないのに。

『こういうのって…“婚前交渉”っていうんだよね…』
 けれど、もちろんそれを未宇はイケナイコトだとは思っていない。
 なぜなら、夫婦でなくとも愛し合う恋人同士というのは、睦み合い愛し合う
のが当然なのだと、知っているから。
 でも、処女膜だけ残してはいても、こうして毎日のようにあそこに“たーく
ん”を迎えているのだ。それでも未宇は「ヴァージン」だと言えるのだろうか?
 その答えは、未宇だけが知っている。

 “たーくん”の、口のついた2本の触手が、溢れた『蜜』を嘗め上げ、啜り、
吸い尽くそうと未宇の股間を這い回る。お尻から垂れ落ちて背中まで伝った
『蜜』までも味わおうと、“ぬるぬる”と緑色をした透明な触手が、紅潮して
綺麗なピンク色になった未宇の肌を撫で回す光景は、ひどく淫猥だった。
「ひんっ…」
 固く大きく充血して勃起した乳首から、“ちゅるっ”と“たーくん”の触手
が離れる。おっぱいの内部に「ジュース」を注ぎ込んでいた繊毛は姿を消し、
滑らかに輝く触手はまるでいたわるように未宇の紅い乳首を何度も撫でた。
「…ぁ…やさしい…ね…“たーくん”…」
【さっきはイジワルって言ったのに?】

162:【いつどこ】
06/08/31 16:44:44 ZTwdV1si
「うー…そういうところが、イジワルなんだよぅ…」
【可愛いよ未宇】
「うぅ…」
 ヘカテ人の美的感覚から言えば、自分など『化け物』と同じだ。
 それに気付かない未宇ではない。
 けれど、未宇から見たら透明なタコかクラゲにしか見えないような“たーく
ん”に、少女はたまらない愛情を感じているのだ。
 もちろんそれは、未宇が生まれた時から多種族混成の『アカデミー』にいて、
自分以外の種族に全く抵抗を感じない事にも起因しているかもしれない…と思
わなくはないのだけれど、姿形に囚われる事無く、知的生命体であれば必ずわ
かりあえるというのは、きっと全種族共通だろうとも思うのである。
 だとしたら、ヘカテ人も種族を超えて相手を「愛しい」と思えると、信じた
かった。
 いや、思っている。
 だからこそ、こんな風に全てを晒して、全てを与えてしまえるのだから…。
【気持ち良かった?】
「うん…スゴかった…まだあそこがジンジンしてる…おっぱいも…パンパンだ
よぅ…」
【良かった。でも未宇?ボクはまだ満足していないんだ】
「えっ!?」
 “たーくん”の「言葉」が終わるかどうか。
 その瞬間に仰向けだった体をひっくり返され、床にうつ伏せにされたと思っ
た途端、お尻を引き上げられて四つん這いにさせられた。その途端、あそこか
ら粘性の高い白濁した液体が“とろとろ”と床に滴る。
 それに気付いた未宇は、“ふらっ”とした視界の中で後を振り返って恥ずか
しそうにいやいやと首を振った。
「や…やだよぅ…なんかこの格好って…すごく恥ずかし……んうぁあっ!?」
 言い終わる前に、今度は後から“にゅるんっ”と膣内に“たーくん”の触手
が入り込んできた。
 四つん這いになり、知的生命体とは言えぬ地球のケモノと同じ格好で、背後
から愛しい人に股間を嬲られる…。

163:【いつどこ】
06/08/31 16:45:40 ZTwdV1si
 それは本来、ひどく屈辱的なことのはずなのに、未宇のあそこは“とろとろ”
と、新たな歓喜の涙を零す。
「やっ…やあっ…」
 体の下で紡錘状に垂れ下がった重たい椰子の実おっぱいを、再び“たーくん”
の触手が撫で、揺らし、擦り上げた。“にゅるるっ”とおっぱいの付け根に巻
き付くようして絞り上げ、勃起した乳首を何度も先端が引っ叩くようにして
“ぷるぷる”と弾く。
「ひんっ…ひぃん…」
 “たーくん”は決して未宇を乱暴に扱わない。傷付けない。本当に嫌がるこ
とをしない。
 紳士だから。
 銀河広域文化圏でも法務関係に務める人物を多数輩出した理性派種族だから。
 だから、未宇がこうして甘ったるい悲鳴を上げても、それが真実の悲鳴(こ
え)ではない限り、むしろ手を変え品を変え、もっともっと声を上げさせよう
とする。
 そうした方が、未宇が「悦ぶ」ことを知っているから。
「ああっ!…ああっ…」
 “ぽたぽた”と、“とろとろ”と、濡れて拠れて黒く垂れた陰毛から、白濁
した愛液が銀糸を引いて床に落ちる。“たーくん”はそれを触手で掬い取って、
白くてつるりとしてすべすべの未宇のお尻に塗りたくる。
「あっだめっ…だめっ…だめぇ…」
 おっぱいとお尻とあそこを同時に責められて、未宇は頭の中がどうにかなっ
てしまいそうだった。
 一方、“たーくん”も自分の変化に戸惑いを隠せなかった。
 自分が、性的に興奮していると気付いたからだ。
 真っ赤な顔で息を荒げ、動物的な本能のままにお尻を振る未宇が、とてもと
ても愚かで可愛らしいものに見えた。
 口では抵抗していながらも、体はちっとも抵抗などせずに、むしろ“もっと
もっと”と彼の行為をせがんでいる未宇が、ひどく小さくて弱々しく、自分が
守ってあげなければ息も出来ないくらい脆弱な存在に見えた。

164:【いつどこ】
06/08/31 16:46:43 ZTwdV1si
 肉体的な強度で言えば、自分は未宇の足元にも及ばない。移動用のカプセル
が無ければ、ほんのちょっとの接触事故で体が傷付いてしまう。
 なのに、自分の8本の触手によって、こんなにも未宇は弱くなってしまうのだ。
 それに『興奮』する…。
【<興奮>…??ボクが?】
「どうした…の?」
 体の胎内(なか)に潜り込んだ触手が動きを止めたため、未宇はぼんやりと
した顔で彼を振り返った。腫れぼったく赤らんだほっぺたと、うっとりと半分
閉じられた瞳は、彼女が陶然としていることを示している。
【なんでもないよ】
「んぅううううううう~~~~~~~~~~~っ!!…」
 膣内の触手の表面を波立たせ、ニガウリのようにたくさんのイボを浮き上が
らせると、“たーくん”はそのイボイボの触手で入り口近くの膣壁を擦り上げた。
【ボクは、もっと未宇を味わいたいんだ】
「ひいいんっ…」
 “たーくん”の責めにガクガクと体を震わせる、細い未宇の体の下で、やが
て二人の可愛い子供達の、安全であたたかな揺り篭になるであろう重たく豊満
なおっぱいが、“たぷたぷ”“ゆさゆさ”と激しく揺れていた。

         -おわり-

165:132
06/08/31 16:47:28 ZTwdV1si
 長々と失礼致しました。

 投下させて頂き、スッキリしました。
 ありがとうございます。

 失礼致します。

166:名無しさん@ピンキー
06/08/31 17:02:51 Bj8beejt
>>132氏キター( ゜∀ ゜)!!
なんとまあラブラブな…… M字開脚でお待ちしていた甲斐がありました!!

堕とされるオニャノコもいいけど、こーいう、最初っからお互いを認め合った愛溢れる作品もいいなあ……
なんというか、読みながら『相手を愛する』ということを考えさせられたりもしました。
おごちそうさまでした、合掌。

167:名無しさん@ピンキー
06/08/31 18:09:51 FTpzwwhl
むぅ、俺の息子が収まらん。どうしてくれるこの神めハァハァGJ

168:名無しさん@ピンキー
06/08/31 18:40:05 1L/zHrFt
大作乙!未宇かわいいよ未宇。
なんというか…ほにゃほにゃふにふにとしたエロカワイイ純心さがたまらんです。
そして肉体描写がエロい。膨らんで下りてくる子宮とか、14歳なのに急激に成長した柔乳とか。
もちろんそれを這う触手の群も。ぜひ“たーくん”にはこのまま理性を失なって原初の衝動を味わっていただきたい。
そして羞恥と歓喜に極まった未宇にラブラブニガウリ突貫プラス胎内射精…はしないんでしたっけ?
とにかく、未宇のかわいい卵子に何か熱い体液をびゅーびゅーぶっかけて結ばれて欲しいと思う次第であります。

で、どうすればいいですか?神殿作って全裸で祀ってればまた宇宙から降りてきてくれるますか!?

169:名無しさん@ピンキー
06/08/31 19:45:46 eqrlLGpj
【触手】【和姦】【異種姦】【ラブラブ】【ロリ爆乳】【受胎準備】
とはどんなのであろうかとwktkして待っていたが…

なるほどぉぉぉぉ!!これかぁぁぁぁぁぁ!!!!!

当に触手かつ異種姦かつ受胎準備でありながらラブ! エロでラブでラブラブ!! 
未宇と”たーくん”の未来に幸あれ、幸せになるんだよ、と祈りたくなる気持ちになりました。

ええもん見せていただきました。GJ!


170:名無しさん@ピンキー
06/08/31 20:59:19 jabcnMkK
映画化決定(実写)

171:名無しさん@ピンキー
06/08/31 21:00:34 40xgrCmm
ターくんと触手でカールビンソン思い出した。グッジョブ。

172:名無しさん@ピンキー
06/08/31 21:23:12 1L/zHrFt
>>171
よう俺。舞台も宇宙だしな。
そういや、あのマンガも触手・怪物率高かったな。

173:名無しさん@ピンキー
06/08/31 22:56:18 Bj8beejt
萌えた勢いでこんなの描いてもーた。

URLリンク(p.pita.st)

私がこんなものを描いてしまったのは私のせいではない。そう、これはきっと神があまりにGJだから悪いのだ。
神が私にこんなものを描かせてしまったのだ……私は悪くない……!!

174:名無しさん@ピンキー
06/08/31 23:17:43 1L/zHrFt
>>173

  G  J

保存しますた。うおーーーー!たーくんになりてーーー!
聡明な眼差しと艶やかな黒髪がたまんないね!あと幼さを残すおでこと鎖骨と肩とガード固い胸も。
こ、こんな娘を恥ずかしがらせてあんんあことこんなことをやりまくっとったのかーー!

さ、さあ、もっと先の展開を挿絵にするんだ。お前は何も悪くないぞ。

175:名無しさん@ピンキー
06/09/02 08:57:59 PF6TDu4n
ちょいウザオタク

176:名無しさん@ピンキー
06/09/04 17:28:47 gRdeU++3
>>132氏GJ!
是非続きを書いて頂きたい。
ヴァージンの代わりに後ろを捧げる「アナル調教編」とか、
開通&種付けの「新婚初夜編」とか、
出産&育成嚢(胸)での「子育て編」とか……
これ一本で終わらせるには勿体ない程ネタが満載で妄想が尽きません。
最後は是非胸からニュルニュル子供が出てくる「巣立ち編」で感動のフィナーレを……


177:名無しさん@ピンキー
06/09/05 23:02:06 RiEFexSG
未宇で宇宙モノ
だぁだぁだぁがフラッシュした

178:名無しさん@ピンキー
06/09/06 08:41:20 13/L6yAV
ワンニャー!

179:132
06/09/06 19:12:35 pJhGiI8V
 一週間ぶりです。
 皆様、過分な御言葉、ありがとうございます。

 「触手」で「和姦」というのは興味深い題材なので、現在別のアプローチで
別の作品を書いています。

>Bj8beejtさん
 ありがとうございます。さっそく保存させて頂きました。
 見るのが遅かったので流れてしまっているかと思いましたが、まだ有ってホッ
としました。
 利発そうな瞳が愛らしいです。個人的には、おっぱいはもっと(ry

>1L/zHrFtさん
 未宇を好きになって下さってありがとうございます。
 次は未宇&“たーくん”ではありませんが、同じように好きになって下さる
と嬉しいです。
 書いてから自分の中でのソースを考えたら、どうやら『あおいちゃんパニッ
ク!』があるみたいです。


 未宇と”たーくん”の未来は、たぶん幸せだと思います。
 周囲がどうあろうと、互いが互いを大切に思っていれば。


>gRdeU++3さん
 続編は考えていません。
 書く気が無いというより、同じ登場人物でひたすら描くのは書き手としては
愛着もありますし楽なのですが…。
 読み手の立場としては、同じ登場人物ばかりでは飽きてしまいますし、途中
からではさっぱりわかりませんし、結局、もっと違う物語を読みたいと思うの
です。

 ワンニャー!

180:駄文
06/09/07 00:45:44 353zBpcB

ぴちゃ・・ぴちゃ・・・

ここはどこだろう・・狭いし暗い。細い隙間からの光で辛うじて中の様子がわかる。穴の中・・・かな?
たしか・・・喧嘩して、ご神木のあたりで狩りを・・・


きっかけは些細なことだった。森で3匹の兎を狩った金髪の少女、エナは意気揚々と村へ帰ってきた。
いつもなら大猟自慢で終わるはずの日常。でも、凱旋一番にジェイクと会ったことで話がこじれた。
「よ~エナ。今日の狩りはどうだった?」
片手で大きなイノシシを持ち、ブロードソードを肩に担いだ黒髪の青年。ジェイクがニヤニヤしながらこっちを見ている。
「なんだ、それだけか。弓なんか使ってるからいつも小物しか狩れないんだよ。」
エナはフンと鼻をならしながら
「こっちはたま~にしか獲物を狩れない。どっかのバカと違って、毎日毎日安定して狩ってるのよ。」
「そ~かそ~か。言い様によって小物しか狩れないってのは、そうも言えるのか。」
その一言がエナの逆鱗に触れた。
「はん!あたしが去年狩ったでかいリザード以上の大物なんか狩ったこともないくせに生意気言ってんじゃないわよ!」
「ありゃまぐれだろ!それ以来兎しか狩ってないくせに!」
二人が始めた言い争いに、周囲の人間はまたか・・・とため息混じりにその様子を見ていた。
散々お互いを罵り合い。最後にエナが
「そんなに言うなら、リザード以上の獲物を狩ってきてやろうじゃないの!」
と大声で叫んで森へ走ったことで今回の痴話喧嘩は終了した。


181:駄文
06/09/07 00:47:22 353zBpcB
怒気で顔を真っ赤にしながらエナは狩場をどこにするか考えていた。
夕暮れの森をむやみに走ればモンスターの餌食になりかねない。
だからと言って、今引き返せばジェイクに笑われて終わりだ。
「ご神木の辺りなら安全だし、大きな獲物もいるかな。」
ご神木とは森の中心にある20メートルはあろうかという巨木のことを指している。
村が出来る前からそこにあり、不思議とご神木の周囲にはモンスターは近寄らなかった。エナはそこにイノシシの巣があることを知っていた。
大きすぎて手を出していなかったが、ジェイクの鼻を明かすにはちょうどいい。
息をきりながらエナがご神木に着いたときに夕暮れが近づいていた。
「急がないと、完全に日が暮れちゃう。」
夜目が利かないわけではないが、夜の森で一人狩りをするのは危険だ・・・ん?
「なんだろう・・あれ」
エナがふと見上げると、ご神木の枝に赤い実のようなものがなっていた。
「すごい!ご神木に実がなるなんて!」
エナは幼い頃から『ご神木は実をつけない』と聞かされていた。
「そうだ・・・あの実を持って帰ろう。これでジェイクを馬鹿に出来る!」
エナはご神木に近寄り、実を狙って弓を構えた。しかし・・・
「落ちてくる!?」
赤い実はアケビのように口を開いて落ちてきた。エナへ向かって真っ直ぐに・・・


182:駄文
06/09/07 00:50:16 353zBpcB
ここは・・・ご神木の実の中!?
開いていたはずの口は閉じられ、閉じた口の部分からわずかに赤い光が見えてくる。
どうやら日は暮れていないようだ。
力任せに口を開いて取っ掛かりがない上に脱出しようと試みたが、とても開きそうもない。
「誰か~誰か助けて~」
叫んではみたが、村からは遠く、助けが来るとは思えない。
それでもエナは叫び続けた。
「だれか~・・・ジェイク・・・助けて・・・」
何時間経っただろうか・・・いや、外から入ってくる光はまだ赤く、大して時間は経っていない。
不安と疲労からエナは時間をより長く感じていた。
「ジェイク・・ジェイク・・・怖いよ」
そうしているうちに変化が起きた。実が揺れたのだ。助かった・・・
「誰?誰かいるの?お願いここから出して」
しかし、返事はない。モンスターかと思ったが雄たけびさえ聞こえない・・・
「実が・・・動いてる」
エナはようやく気がついて青ざめた。身の中の壁がほぐれて何本もの触手となり、それが動いていたのだ。

「や、やぁぁぁっ。こないでよ!」
触手はエナの体を確かめるようにまさぐるっていた。大きな四本の触手が手足を縛り、自由を奪っているため、身動きが取れない。それでなくても狭い実の中ではエナに逃げ場などなかった。
エナの自由を奪うと残りの触手は器用に服を破き、武器と一緒に吐き出していった。
これから行う行為に必要ないということだろう・・・
「お、お願いだから食べないで!私なんかおいしくないんだから」
ガチガチと震えながらエナは実に懇願していた。
冷静に考えれば滑稽だが、パニック状態のエナは必死に叫び続けた。
しかし、おおよそ服が吐き出され、完全に白い肌を露にしたエナは死を覚悟した。
「ああ・・・液が出てきた・・・あれで溶かされて食べられちゃうんだ」
実の中に溜まっていく透明な液を消化液だと思ったエナは死んだような顔でそうつぶやいた。

183:駄文
06/09/07 00:52:25 353zBpcB
「ぅん・・・何?」
予想外の反応にエナは戸惑っていた。恐怖で青ざめた顔は見る見る紅潮し、体の中から疼きが沸きあがってくる。ホシイホシイホシイホシイ・・・・
気がつけば両手足の枷は外され、エナは両手で狂ったように胸を揉みしだいていた。
大きすぎず、だからと言って決して小さくはない美乳が自らの手でもみくちゃにされていく。
「はぁ・・はぁぁぁ・・・なんでこ・・んぁぁぁ」
胸だけでは飽き足らず、クリトリスを指でこねまわし、秘所からは洪水のように蜜が流れていた。
「だめ・・・ジェイク・・ジェイクたすけて」
自分が周りの触手を求めていることを感じながら・・・しかし愛する男の名をつぶやいてギリギリで理性を保っていた。しかし、『準備が出来た』と判断した実は無慈悲にエナに襲い掛かった。
「だめ・・・だめぇぇぇぇぇ」
絨毯のように敷き詰められた無数の触手がエナを愛撫する。
「んぁ・・・ぁぁぁぁぁぁああああ」
全身を駆け巡る快感を抑えきれず秘所から潮を吹きながらエナは叫んだ。すでに何回イッているか考えられないほどの快感がエナを支配している。
「いやぁ・・ふぐぅんんん」
叫ぶエナの口に太い触手が挿入され、ドロリとした液が喉に注ぎこまれる。
「ふぐぅ・・・・ぐ、げほっ・・・はぁはぁ」
液の注入が終わると太い触手がエナの秘所にあてがわれた・・・
「やだ・・・やぁ・・ジェイク。ジェイク・・・」


184:駄文
06/09/07 00:54:51 353zBpcB
ジェイクはソワソワしていた。といっても、今日に限ったことではない。
エナを怒らせて、エナが走って行っては、心配そうにソワソワしている。
「そんなに心配なら見に行ってやれよ」
「うるせぇ!俺はあいつなんか心配してねぇよ」
これもいつものやり取りである。しかし・・・
「すまない。ご神木というのはあの大きな木のことか。」
そう聞くよそ者だけが今日の例外だった。
背中に青い刃の大鎌を背負い、青い髪をした冒険者風の男はジェイクにそう尋ねた。
「そうだが・・・あんたは?」
「見ての通り、よそ者冒険者だよ。ご神木に用があって来た」
そうか・・・とは言ったが、ジェイクは不信な目でその男を見ていた。
過去、ご神木が金になるなどということは聞いたことがない・・・
「心配しなくても明日の朝ご神木を調べたらさっさと帰るよ」
ああ、研究所の派遣か。そういった話も初めてだが、あれだけの巨木なら研究する奴もいるのかな・・・
「ところで・・・今日ご神木に近づいた奴はいるか?」
ジェイクが納得しかけたところで男はまた不思議な質問をした。
「ああ、多分エナがご神木の辺りにいる。」
エナがご神木のイノシシを狙っているのを知っていたジェイクは今日ご神木の周囲でイノシシを狩っていた。
怒ったエナがすぐ走って行ったところをみると、多分あそこにいるだろう。
「女か?」
「?・・・ああ」
男の顔が強張っていくのがジェイクにはわかった。
「気が変わった。すぐご神木へ行く」

「おいあんた!この辺は安全って言ってもモンスターが出るんだ。無闇に夜中歩き回るなよ」
「・・・遅すぎるとは思わないのか?」
図星をつかれ、ジェイクは言葉に詰まる。確かに、エナにしては遅すぎる。一人で夜の森にいる危険がわからないはずはないのに・・・
「どう思われようが俺は今行く」
そう言って男は歩いていく。
ジェイクは家に置いてきたブロードソードを手に取り男を追いかけていた。
「道案内ならいらん」
「勘違いするな。俺はエナが心配なだけだ」


185:駄文
06/09/07 00:57:35 353zBpcB
「んぁ・・ふぁぁぁ・・」
エナの秘所と菊門には触手が一本ずつ挿入され、エナは腸で蠢く触手にあわせて喘ぎ声をあげていた。秘所に挿入された触手は子宮口で動かなかった。ただ、子宮に何かを注いでいることだけは確実に感じていた。
「あああああ・・・いい・・・いいよぉ」
誰も助けに来ない・・ジェイクは助けに来ない・・なら・・このまま狂ってしまおう・・

・・・・・ナ・・・
・・・・・エナ・・

聞こえるはずのない声。それが聞こえる・・・ジェイク
「エナ-!返事をしてくれ!」
聞こえる!幻聴じゃない。
「たすけて・・・助けてジェイク!」

ご神木の下からエナの声がした
「ご神木の下だ!」
見るとご神木の下に大きな赤茶色の実が落ちていた。
あの中からエナの声がする。
「待ってろ!いま出してやる」
実のすぐ近くから聞こえる声に安堵するエナ・・・
しかし、理性の戻ったエナは自分の状況を思い出した。
こんな姿を見られる・・・最も見られたくない男に・・・
「待って・・・だめ!開けないで」
しかし、エナの願いとは裏腹に実の口はあまりにあっけなく開いてしまう・・・

持ってきた短刀を実の筋に当てると、思いのほか簡単に実が割れた。
中から出てきたのはあられもない姿のエナだった・・・
「見ないで・・・お願い」
「エ・・・ナ・・」
言葉が続かない。何を言うことも出来ない。考えられない。
「・・・とにかく川で汚れを落とそう」
呆然とする俺たちは冷静な男の言葉に従うほか無かった。
近くの川でエナの汚れを落とし、俺の上着をかけてもエナは泣き止まなかった。俺は自分自身が許せず、エナに言葉をかけることすらできない。重い沈黙が流れた・・・
「え・・・痛い」


186:駄文
06/09/07 01:00:36 353zBpcB
痛い・・・なんだろうこの痛み。いままで感じたことの無い痛み・・・
「痛い・・・痛いよ。ジェイク助けて・・・」
「わかった!すぐ病院へ連れて行くからな。我慢しろよ。」
我慢なんか出来ない。今すぐ病院へ走っていかなきゃ・・・
私はふらふらとした足取りで村へと向かっていた。
「無理に立つなよ!おぶってやるから」
「だめだ・・・村へ行ってもあんたは死ぬ」

死ぬ?エナが?
「なにいってんだよ!エナを病院へ・・・」
「『ご神木』の種を植え付けられている。いま村へ行けば村ごと『肥料』になるだけだ」
無慈悲な言葉が浴びせられる。
「今の痛みは『宿り主』を集落へ向かわせる為に種が出しているものだ。
村へ行けば全身から根が出てあんたも村人も死ぬ。
このままいても、肥料が減るだけだ。根は出るだろう」
腕からエナの震えが伝わってくる。
「俺がいま出来るのは・・・これだけだ」
男は大鎌を構え、エナの腹に狙いを定めた。
「どうしようもないのかよ・・・」
「ない」

死ぬ・・・私・・・死ぬの?自分に向けられた大鎌が自分の運命を告げている・・・
「言い残すことはないか?」
死ぬ・・・死んじゃう・・・でも死ぬ前に
「私・・・ジェイクを愛してる。今まで素直になれなくてごめんね」

愛してる・・・一番言って欲しかった相手に言ってもらえた・・・
「俺も・・・お前のことを・・・」
ドス・・・・大鎌の青い刃がエナの腹を正確に刺した。
「なんで・・・」
腹から引き抜かれた鎌の先には黒い大きな塊が刺さっていた。あれが種か・・・
「どうして待ってくれないんだよ・・・」
引き抜かれると同時にエナの体から力が抜けた・・・
「俺も・・・俺もエナに伝えたかったのに・・・」
震える声でなんとかそれだけがしゃべれた
「生きてる奴は墓前で伝えろ。お前を待つ間も彼女は苦しむんだ」
そう言うと男は森のご神木のほうへ向かっていった。
反論できない・・・そう・・伝えてもエナはすぐ死ぬんだ・・・
エナの頬を撫でて、もう開かない口へキスをした。
「ごめん・・・エナ。俺もエナを愛してたよ」
「・・・・・・本当?」


187:駄文
06/09/07 01:03:06 353zBpcB
男が物憂げな表情でご神木を見上げている。
『なんとかしたよ。まあ、あのまま村へ行けば大丈夫だろう』
ご神木から聞こえるはずの無い声が聞こえる
『すまんな。しかし・・・もう少し説明してやってもよかったんじゃないか?』
『あの手の馬鹿は切羽詰らないと本心を出さん。あれでいいんだよ。』
『その言葉、そっくりそのままお前さんにやるよ』
男が薄く笑っている。しかし、すぐに顔を曇らせた
『・・・どうしようもないのか?』
『ああ、1000年はなんとかなったが、本能が抑えられん。
この辺りのモンスターも減ったことだし、潮時だ』
『寂しくなるな・・・』
『不死の兵器の運命だよ・・・こればっかりはしかたない』
『そうだな・・・なにか言い残すことはないか?』
男は悲しそうに大鎌を構えた・・・
『次は・・・花に生まれ変わりたいな』
ドス・・・鎌が刺さった部分から見る見るご神木は枯れていった。
葉は緑から赤へ・・・その葉がいっぺんに散っていく・・・


後日ジェイクとエナの結婚式が行われた。
ブーケには最近見つかった白い小さな花が使われていたらしい・・・


188:駄文の主
06/09/07 01:06:26 353zBpcB
初カキコです。勢いで描きました・・・あの・・その

お手柔らかにお願いします(・ω・;)

189:名無しさん@ピンキー
06/09/07 01:12:52 d+o28K3P
そーゆーことか。短い分、無駄が無くてよかったと思うよ。

190:名無しさん@ピンキー
06/09/07 01:31:09 GGh6IO25
エロより先に、ご神木カワイソスという気持ちに……
泣いた赤鬼みたい

191:名無しさん@ピンキー
06/09/07 01:39:08 +y7MK/1t
乙!もうちょっと丁寧に描写したらもっと膨らませられるかも・・・。
アイデアは良かったと思う。余所者が何者か分からんけど。

192:名無しさん@ピンキー
06/09/07 11:09:25 r4vnYAIH
ばんぱいあはんたーDを彷彿とさせる旅人さんでしたな。

個人的には、花に生まれ変わった神木さんは集落の近くに点在して群生していて、
モンスターが嫌がる香気を発したり花粉を振りまきながら、これからも人々のそばに居続けてホシス。

193:駄文の主
06/09/07 12:26:34 353zBpcB
自分の書いた駄文にレス頂いて感謝感激です。

裏設定など少し

ご神木
「不死の兵器」と呼ばれる神話時代に作られた兵器。
本来は無数の実をつけ、媚薬効果の高い霧で「宿り主」をおびき寄せる。
しかし、神話の戦争が終わり、周囲は徐々に平和になっていったことと、
他種の命まで奪って生まれた「子」は2~3ヶ月で枯れる(拠点制圧のため)という
自分の本能に嫌気がさし、1000年前から「植物」として生きることを誓う。
モンスターが本能的に自分を避けることから、
ご神木と呼ばれていたことがまんざらでもなかった。

よそ者
本名:ジキル。ご神木と同じく「不死の兵器」。
大鎌は金属ではなく自身の持つ水の魔力で作った「具現化兵器」。
いきなり具現化すると驚かれるので人里では常に大鎌を出すようにしている。
戦後ありあまった時間を探し物を兼ねた旅に費やす。
ご神木と知り合ったのは500年ほど前、
その頃から「もしものときは・・・」と頼まれていた。
今回ご神木から「実が出来てしまった」と連絡があり(テレパシー的なもの)
覚悟の上でやって来た。

ジェイク&エナ
あの後、急いで病院へ連れて行ったエナの体に傷ひとつなかったこと
翌日、ご神木が枯れていたこと
ご神木の周りに見たこともない花が咲いていたことから、
多少感づき、なんとなくご神木を恨む気にならないでいる。

194:名無しさん@ピンキー
06/09/08 02:22:34 SPvQgney
ミノタウロスの話でも書こうと思って
参考に誕生の話を調べてたら萌えな内容が(;´Д`)

195:名無しさん@ピンキー
06/09/08 08:07:05 xDZJvcPN
>>194
それをうpするのが君の役目だ
はやくしちくり~(*´Д`)

196:名無しさん@ピンキー
06/09/08 14:13:36 n8+khdtg
>194のレスから、
ラビュリントスに潜り込んだもののミノタウロスに犯される実はおにゃのこだったテセウス。
実は雌だったミノタウロスを犯す少年テセウス。そのまま乳牛役としてアテナイにお持ち帰り。
とかの電波がピピピと脳に飛来。

後者はスレ違いっぽいけど。

197:名無しさん@ピンキー
06/09/08 16:11:19 WjrmqTCa
>>196
寝取られるアンドロメダカワイソス

198:名無しさん@ピンキー
06/09/08 22:58:26 +b5+35e4
>>196
>実は雌だったミノタウロス
グランディアのミルダ姐さんを即座に連想した漏れ(w

>>197
アンドロメダじゃないよ、アリアドネだよ。

199:名無しさん@ピンキー
06/09/08 23:39:51 mE6K6W2S
>>196
オレが受け取った電波は、
正妃が気に入らない第二妃は雄牛に正妃を犯させる
雄牛のあれが忘れられなくなった正妃は夜な夜な牛舎へ・・・
そしてミノタウロス誕生
というものだったんだが。

さあどっちだ>>194

200:194
06/09/09 00:33:28 C9BenU1c
>>199
すまん、wikに載ってた

ギリシア神話においてはクレタ島のミノス王の妻パシパエの子である。
ミノス王は、後で返すという約束でポセイドンに願って海から美しい白い雄牛を得る。
しかし、雄牛の美しさに夢中になった王は、ポセイドンとの約束を違え、
白い雄牛を生け贄に捧げず、代わりの雄牛を生け贄として捧げ、白い雄牛を自分の物にしてしまう。
これに激怒したポセイドンはミノス王の妻に呪いをかけ、后は白い雄牛に性的な欲望を抱くようになる。
ダイダロスに命じて雌牛の模型を作らせた彼女は、自ら模型の中へと入り雄牛の身近へと訪れた。
結果、パシパエはミノタウロスを産むこととなった。

この内容に萌えてたというか…なんというか…
ていうか皆知ってるよな、この話

201:名無しさん@ピンキー
06/09/09 03:13:30 4xlZIf63
つまり、おうさまはうしにおくさんをNTRれたんだね。
で、そのこをにんちしてそだてた。と

・・・おうさま萌えっ!

202:名無しさん@ピンキー
06/09/10 00:18:55 aWe2Hn1D
ようし野郎ども、補足情報だ!
ミノタウロスはソードワールドの設定では牝がいないので種族を増やすには
人 間 の 女 と ま ぐ わ ら な い と い け な い

203:名無しさん@ピンキー
06/09/10 02:23:20 kLJSz8NL
>>202
(;´Д`)ハアハア…ミノタウロス作った神様に感謝しないと…

204:名無しさん@ピンキー
06/09/10 04:14:32 cXyHA1ix
>しかし、雄牛の美しさに夢中になった王は

アッー!!

205:名無しさん@ピンキー
06/09/10 08:35:38 MrMSedQy
ホモで獣姦かよw

206:名無しさん@ピンキー
06/09/10 13:01:36 DCHs0OjB
ブッシュ大統領の前と後ろの初めては馬らしいしいいんじゃね?

207:名無しさん@ピンキー
06/09/10 17:25:08 fx6Pz1T9
ここにその類のネタは持ち込んでくれるな。

208:名無しさん@ピンキー
06/09/10 20:11:30 Gxnxj5LL
ミノタウロス×生贄の女の子
いいなぁ、飽きて食用にする頃には次の新しい生贄がくるんだろうな

209:名無しさん@ピンキー
06/09/10 21:52:35 wPttRGMd
>>208
9年毎に7人の少女だったな。
(7人の少年は即座に食い殺すと決め付けておく)
…………別に飽きなくても問題ないよね。

210:名無しさん@ピンキー
06/09/11 19:51:15 XH5ONot8
7人の少女は飽きられないよう死に物狂いでミノに尽くす、
というのもいいじゃないか

211:名無しさん@ピンキー
06/09/11 20:44:33 IRfrkLKl
>>210
シェヘラザードの少女版みたいだな

212:神楽スキー
06/09/11 21:10:53 2wNvX7l3
えっと、コテハン希望者いたので付けてみました。
神楽シリーズや吸血鬼物書いたものですが、ミノタウロスのお話にビビッときまして書かせていただきました。
ものはFateのセイバー凌辱物・・・・しかし書いててギリシャ神話に北欧神話にアーサ王伝説の混合体
しかもシチュはロードス島伝説のファリスの聖女・・・節操ないです
神話の時間の違いとか無視してくださいw
ちなみにアルトリアやアーサではなく文中セイバーの呼称を使っております。
では

213:神楽スキー
06/09/11 21:11:54 2wNvX7l3
「汝 アルトリア・・・汝は健やかなる時も病める時も変わることなく、死が二人を分かち合うま彼の者を愛し、添い遂げあう事を誓いますか?」

不快な表情を隠すことが出来ず、神父は目の前の純白のウェディングドレスを纏う美しい純金の髪の少女に宣誓の言葉を尋ねる・・・・およそ神父として何組もの結婚式を見護ってきたが、この宣誓を破棄して欲しいと心の底から思ったのは生まれて初めての事だ。

「・・・・誓います」

しかし、純白のヴェールと俯いた表情からこの美しい少女の表情は見えない。
本来なら新郎側の宣誓も無ければなら無いのだが、この結婚式においてそれはあまりにも無意味だ。
なぜならこの穢れなき美しい少女の伴侶は、隣に立つのはおぞましい牛頭の魔人なのだから・・・・



「ミノス王の息子を・・・・?」

王座に座り、配下の者の陳情を聞いていたアーサ王・・・・実は王者の剣に選ばれた少女アルトリアは、その凛々しい眉を顰めた。

「はい、東地中海を支配するミノス王のお子の事は王もご存知と思いますが・・・・」
「無論だ・・・・」

忌々しげに吐き捨てる。
東地中海を席巻する強大な王 ミノス・・・・その息子はいかなる神の呪いかそれとも罰か・・・牛頭の魔人であり、しかもそのおぞましい容姿にたがわず凶暴で、東地中海の孤島クレタ島の迷宮に住まい、毎年生贄の娘を捧げられているという。

「いかなミノス王の御子とは言え、これ以上は見逃す事は出来ず、近隣の王とも話し合った結果、討伐を行うという事で一致したのですが・・・・」

ミノス王の盲目の寵愛を受けた魔人を倒す、それについてはセイバーも異論は無い。

「ならば我が国からも兵を出せば良いのか?」

円卓の騎士団をはじめとし、王自身も王者の剣カリバーンの力により強大な力を誇っている。

「いえ、それでは国同士の戦になってしまいます。狂王の元に集いし騎士たちもわれらと戦う事を望んでおりません。そこで・・・・」




「・・・・では、指輪の交換を・・・・」

神父が震える指でアルトリアの指に金の指輪を通し、人では在りえないサイズの同色の指輪を魔人の指に嵌める。

(茶番だ・・・・)

ウェディングドレスに身を纏ったセイバーが苦々しい思いで神聖なはずのその誓いの儀式を見つめる。
新婦として王宮に潜入し、魔物を討ち果たす・・・・女であり、また王者の剣を振るうアルトリアだからこそ出来る策なのは間違いなく、騎士たちの尊い命が護られるならと、アルトリアも渋々承諾したのだが・・・・




儀式の全てが終わり、豪華な広間に通される・・・・その中央にある豪奢な天蓋付きのベッドが余りにおぞましい・・・・ヴェールを乱暴に跳ね除け、ベットに近づくと、セイバーは風王結界に包まれたカリバーンを握り締め、おぞましい魔人 ミノタウロスを討つときを待った。

ギイ・・・・

やがて扉が開き、すでに上半身裸、そして腰に布を巻いただけの巨躯の魔人が姿を見せる。

(化け物め・・・・)

この魔物により幾人もの罪無き人の命が失われたかと思うとそれだけでセイバーのエメラルドグリーンの瞳が怒りの炎を宿す。
ゆっくりとそのミノタウロスが目の前に立った。

214:神楽スキー
06/09/11 21:13:29 2wNvX7l3
(いまだ!!)

風王結界に包まれたカリバーンを抜きはなち、ミノタウロスに切りかかろうとしたアルトリアはその直前の姿勢で硬直した。

「な・・・・に・・・・?」

動けない・・・・一刀の元にこの呪われた魔物を倒そうとしたはずなのに・・・・

『くくく、無駄じゃよ・・・・イングランドの美しき騎士王・・・・』

不意に部屋に姿無き声が響く。
目の前の魔人ではない・・・・老人とも言うべきん年齢の男の声。

「な、何者だ? わ、わたしに何をした!?」
『何者だとは無礼だな・・・・花嫁よ・・・・お前の義父に対して・・・・』
「ま、まさか・・・・み、ミノス王・・・?」

牛頭の魔人の父親にして狂った王・・・・

『お前たちの企みなど最初から判っておったわ、我が息子をお前に討たせようとしておった事もな・・・・』
「くっ、ならば何故・・・・?」
『くははは、イングランドの麗しき騎士王殿が王者の剣を持って我が息子の嫁に来てくれると言うのだ・・・・拒む道理などあるまい?』

哄笑が部屋に響く。

『お前が嵌めたその指輪はラインの黄金より打たれた魔法の指輪・・・・それを宣誓と共に嵌めたお前は決してその誓いを破れぬよ。騎士王』
「ら、ラインの黄金・・・・ま、まさかニーベルンゲンの指輪か!?」

白い手袋に包まれた自身の指に輝く金の指輪に驚愕に視線を送り、セイバーが自身が狂った王の策に逆に嵌められた事を悟る。

『さあ、お喋りはここまでだ・・・・我が息子も美しい花嫁との初夜を待ちかねておる・・・・準備をするがいい』
「ば、馬鹿な! だ、誰が・・・・っ!」

必死に指輪を外そうとするがまるで吸い付いたかのように外れない。

ズクン・・・・
そして不意に左手に嵌めた黄金の指輪が輝きを放つ。
同時に、セイバーの鼓動がひとつ大きく跳ねた・・・・

「な、なに・・・・?」

鼓動が激しくなり、全身が熱を帯びる。
吐息が荒くなり、手や足に力がはいらない。時折背筋に走る不思議な電流に身体を振るわせた。
ふらつく足・・・・

「あっ・・・・くっ・・・・」

カララン・・・・
カリバーンを床に取り落とし、ふらつく足に身体を支えきれずに背後のベットに仰向けに倒れこむ。
それだけは間違いなく特級品のベットは柔らかく純白のドレス姿のアルトリアを受け止め、その真白のシーツの海に沈み込む少女。

「な、なにを・・・・なにを・・・・し・・・・たっ・・・・っつう・・・・」

身体を焦がす炎、身に憶え無き焦燥感・・・・全身を炙るように熱が全身を支配し、不思議な電流が背筋を駆け巡る。

『その指輪の魔力だ・・・・我が息子の初夜の相手を勤まるようにと思ってな、なにせ我が息子は規格外じゃ・・・・少々濡らしておかねばお主が壊れてしまう』
「な、なんて事・・・・をっ、あっ・・・・うっ・・・・」

シーツを掴んで引き寄せ、全身を襲うおぞましい衝動に必死にあがなう。
傍らに立つミノタウロスの冷たい眼が自分を見下ろしている・・・・あんな魔物に弱みなど見せられない・・・・セイバーは必死に己を奮い立たせた。

215:神楽スキー
06/09/11 21:14:07 2wNvX7l3
「や・・・・めっ・・・・やめろ・・・・こ、こんな事っ・・・・」
『ふふふ、頑張るのう・・・・さすがに北欧にその名を轟かせし騎士王よ』

指輪の魔力によりその穢れ無き肉体に、無理矢理ねじ込まれた壮絶なまでの性的な快楽・・・・
喘ぎに胸が波打ち、シーツを固く握り締める細い腕が震える、膝を閉じ合わせた脚がガクガクと揺れた・・・・。

『気持ちよいか? 我が息子が欲しいか? アーサ王?』
「だ、黙れっ・・・・うっ・・・・くうっ・・・・」

白磁の肌は煽られる熱に僅かに紅潮し、額に汗が滲む、閉じられた眼瞼が小刻みに震える。荒い吐息を抑えられない口を必死に閉じようと婚姻の為にルージュを這わせた唇を血が滲むほどにかみ締める。

「だ、駄目だっ・・・・こ、こんなの・・・・あっ・・・・・だ、駄目・・・・っ・・・・」

腰から吹き上がる疼きを抑えようと必死に手を純白のウエディングドレスのスカートの上から押さえつけた。

「はああっ!!」

無駄だった・・・・それどころかさらに倍化した甘美な電流に背筋と脳裏を撃ち抜かれ、セイバーは背を仰け反らせる。必死に手を引き離そうとして・・・・失敗した・・・・ともすれば指を動かしたくなる衝動に必死に耐えるしかできない。

『ふふふ、指輪の魔力にそこまであがなうとはまったくたいしたものだが・・・・息子よ、そろそろ可愛がってやれ・・・・』

響く声にセイバーは必死に牛頭の魔人ミノタウロスの方を睨みつける。
だが、快楽に濡れる瞳は切ない程に潤み、普段の威厳も気迫も半分もその輝きにこもらなかった。

「あっ!」

背後からセイバーを抱きしめると、ベットに腰掛け、自身の脚の間に美しき花嫁を座らせる。

「は、離せ・・・・こ、この化け物っ!!あっ、ああっ!!」
『ふふふ、無礼な花嫁だ・・・・じゃがその化け物に抱かれ、身も心も捧げてもらうぞアーサ王よ』

2mを確実に越える巨躯、その胸の中にすっぽりと収められたセイバーは必死に抗おうとするが全身を支配する淫らの熱はすでに擦れ合う衣服と肌の感覚さえ、微かな淫撃と変えてセイバーを打ちのめす。

むせ返る獣臭がセイバーを包み込み、焼けるように熱い胸板を背中に感じ、凶暴な固さと質感がセイバーの尻に押し当ててその存在を主張する。

背後から首筋を舐められる、鳥肌が立ち、同時に走る感覚に背中が仰け反った。
少女から女性に変わろうとする段階の胸の膨らみが、白のドレスの上からすっぽりとその巨大な手掌に収められ、魔物の外見に相応しくない緩やかな愛撫が加えられ全身が震えた。

「こ、こんな・・・・こんな・・・・」

粗暴にして凶悪、人肉を喰らい、生娘を犯し殺したと伝え聞くミノタウロスの想像さえしなかった緩やかな愛撫に戸惑い、そこから溢れ出る甘美な感覚に流されそうになり、恐怖に慄く。

『我が息子もお前を気に入ったようだな・・・・騎士王』

純白の手袋に包まれた手で必死にミノタウロスの太く頑強な手首を握り、胸から引き離そうと足掻く。
だが、指輪の魔力に侵され、カリバーンを離したセイバーにこの魔人の圧倒的な力に抗う術は無い。

太い指が胸を挟み込み、形を緩やかに変えられながら揉まれ、こねられ、手掌を指を使って胸全体が切ないほどの快楽の波に翻弄される。

「はっ、あっ・・・・や、やめろ・・・・あっ、ああっ・・・・」

首筋やうなじを舐める牛の舌、紫色のソレは驚くべきほどの質量と長さを誇り、ドレスの隙間から背中に侵入しセイバーの肌を流れる汗を舐めとり、かわりにおぞましい唾液を白磁の肌に塗りこんで行った。
その度に背筋をおぞましい電流が駆け抜け、身を仰け反らせて悶える。

「あっ、ああっ、こ、殺せっ! 殺せぇっ!!」
『おうよ、息子がお前をよがり殺してくれるわい。ふははは』
「くうっ・・・・あっ!」

太くごつごつそして指が、外見からは想像もつかない繊細な動きで、結われ、短く纏められた金の髪が解く、純金の波が背中の半ばまで広がり揺れた。

216:神楽スキー
06/09/11 21:15:24 2wNvX7l3
『ふふふ、美しい髪ではないか王として騎士として振舞わねばならぬとは言え、勿体の無い事だ』
「くっ・・・・だ、黙れ!!」
『威勢の良い事だな・・・・しかし、身体の方はそろそろ限界かの?』

足はガクガクと震え、時折もじもじと閉じ合わせた膝を擦り合わせる動きが混じり、その間隔が短く大きくなって行く。

『息子よ・・・・騎士王はそこがどうにも切ない様じゃ・・・・慰めてやるがよい』
「やっ!そ、そこは・・・・っ!」

蒼白になるセイバーの静止の声と手をあっさりと跳ね除け、ミノタウロスはスカートの上からそこを押さえつけた。

「あああっ!!」

先ほど自分で押さえつけたときとは桁違いの電撃に全身を撃ち抜かれた。
腰が勢いよく跳ねる、その勢いに手がさらに腰に押し付けられて、溢れかえる甘美な快楽はセイバーの聡明な頭脳さえ痺れさせた。

まるで縋り付くかの様に胸の膨らみを嬲り、腰を押さえつける凌辱者の両手首を握り締め、身を仰け反らせたまま全身を硬直させる。


ガクリ・・・・
数秒後、脱力し背後の厚い胸板に背を預けるセイバー。

『くくく、軽くイッた様じゃの・・・・』

荒い息をつき、全身を震わせる少女の顎が指で掴まれ、仰がされたた。

セイバーの視界一杯に広がる牛頭・・・・避ける間も抗う間も無く唇が塞がれた。

「うむぅっ!!」

驚愕に見開かれるセイバーの新緑の瞳。
抗おうとするが強い力で指が少女の顔を固定し、かぶりを振ることさえ出来ない。
 
侵入してこようとする舌に必死に口を閉じて抵抗する。
歯茎が舐め取られ、唇が舐めしゃぶられる・・・・それでも侵入だけは必死に抗った。
だが・・・・

「うううんーーーーーっ!!」

下半身から迸る甘美な感覚の津波にセイバーの抵抗はあっさりと崩された。
見開かれる緑の瞳から流れ落ちる銀の雫、割られる唇、牛の舌に侵入された。

震える身体・・・・先ほどからスカートの上から腰を押さえつけていたミノタウロスの手が動き始めていた。

「うっ、むうっ・・・・ううううんっ!!」

魔人の太い足が、セイバーのすらりと伸びた脚に絡みつき、ゆっくりと拡げる・・・・膝を閉じようと必死に足掻く細い脚は震え、抵抗の甲斐なく広く拡げられた。

遮る物が無くなりスカートの上からゆっくりとアソコがノックを繰り返される。
丈のあるスカートがそこだけ沈み込み、純白の絹の布地が指の動きにあわせて揺れた。

「うっ、うううっ・・・・ううんっ・・・・・」

軽くとは言えイカされ、敏感になったセイバーの身体はその責めをあっさりと享受し、熾烈な快楽へと変換する・・・・スカートの上から抑えられるだけで理性が溶け、脳が痺れる。

舌が引きずり出される、ミノタウロスの口腔内に連れ込まれたセイバーの小ぶりな舌はそこで思う存分蹂躙された・・・舌がおぞましい唾液に濡らされ、長くのたうつ紫の舌が淫らな蛇の様にセイバーの舌を絡めとリ、舐めとり、まぐわう・・・・
舐められ、擦られ、おぞましい粘液をなすりつられる舌が翻弄される。

下半身から吹き上がる快楽と混じりあい、溶け合い・・・・このおぞましい口虐からさえも快楽を引き出そうと、意識を蒸けさせ、理性を突き崩そうと甘美な電流は何度も脳を直撃した。
震える身体、揺らぐ意思、溶け落ちる理性・・・・

217:神楽スキー
06/09/11 21:16:17 2wNvX7l3
「むううっ・・・・くうっ・・・・」

むせ返るほどに獣臭を放つ唾液がセイバーの口内に流し込まれてくる。
その驚くべき量はすぐにセイバー自身の唾液と混じりあい、小さな口内から溢れ、頬を垂れ、喉元を濡らし、ドレスの胸を穢した。

必死に嚥下を拒むセイバーの口内に長いミノタウロスの舌が侵入する。
唾液の海を泳ぎ、ゆっくりと奥まで侵入したソレがセイバーの喉の奥をつつく。

ビクン・・・・
震えるセイバーの身体・・・・口奥内は幾度と無くノックされ、舐められていく・・・・ズルリ・・・・
その異様に長い舌が喉を割り、食道の中にまで侵入した。

「~~~~~~~~~っっ!!」

声にならない悲鳴が、塞がれた口から漏れる、仰け反る身体・・・・口元をまた唾液が流れ落ちる。

隙間から無理やり流し込まれる唾液・・・・喉が鳴り、食道を滑る様に流れしこまるおぞましい唾液の感触を必死にセイバーは耐えた。

「ケホッ! ケホッ!!・・・・」

ようやく解放され、激しく咽せかえるセイバー・・・・

『くくく、婚姻の誓いの口づけが済んでおらんかったからのう・・・・』
「はぁ・・・・くぅ・・・・だ、黙れぇ・・・・はぁ・・・・ああ・・・・」

背後からのミノタウロスの執拗な愛撫を受けながらも涙で濡れる目で虚空を睨む。
胸を覆うドレスはずり下げられ、露になった美しい双丘を魔物の指が這い、様々に形を変えてこねられる。
その桜色の頂は既にツンと固く尖っている。

『そこも可愛いのう』
「ああっ!!」

胸の尖りが太い指に摘まみ出され、仰け反り純金の髪がランプの光を反射して宙を流れる。
両の尖りが左右それぞれの手の親指と人指し指で挟まれて擦られる・・・・桜色の尖りは歓喜の電流をそこから全身に迸らせて、セイバーの強固な意志をも撃ち貫いた。

「あっ・・・・はあっ・・・・や、やめ・・・・ろ・・・・」

下半身を襲ったソレとはまた別種の鋭い淫撃が左右交互に絶妙なタイミングで襲い掛かってくる。
国王の盲愛ぶりから幾人、幾十人もの娘を犯し貫いたこの牛頭の魔人は女を狂わせる責めを熟知していた。

ゾロリ・・・・

不意に背後からミノタウロスの牛の尾が伸びる・・・・細い鞭状の尾の先端に筆の様な黒い毛が生えるソレはまるで蛇の様にゆっくりと下を目指した。
嬲り抜かれる胸を通り過ぎ・・・・腹を通り過ぎ・・・・足元まで延びる。
恐るべき長さだ・・・・1m近いのではないだろうか?

それが丈の長い白のスカートの中にゆっくりと侵入していく。

「はあっ・・・・ま、まさ・・・・あっ、あっ、や、やめ・・・・」

胸から迸る快楽に抵抗の言葉さえ満足に紡げない。
それでもセイバーはその美貌を蒼白にする、牛頭を仰ぎ必死に首を左右に振った。
脚を閉じようにもいまだにミノタウロスの脚はセイバーの美しい足を絡めとったままであり、訪れる破滅の予感に震えるしか出来ない。

ふくらはぎを刷毛の様な何かが触れ・・・・太ももを蛇の様に細いなにかが這い・・・・そして・・・・

「あああああああーーーーーーーーっ!!」

背後から抱きしめられ身動きの取れない身体がそれでも大きく揺れた。
絡め取られたままガクガクと震える両の細脚、青いドレスシューズに覆われた足が爪先立つ。

218:神楽スキー
06/09/11 21:17:22 2wNvX7l3
下着の中にまで侵入したソレはまるでそこだけ独立した生き物であるかのように複雑に蠢く。
尾の先端に筆状の毛がついた尾がアソコをくすぐる。
まるで羽毛か刷毛に撫で摩られるかの様な淫撫はセイバーの下半身を溶かす。

クチュクチュクチュ・・・・・

響くいやらしい水音がスカートに隠された下半身から止め処も無く響く、両胸の頂はいまだ執拗なほどに責め立てており、セイバーのもっとも敏感な3点を休み無く愛撫される。

「あっ、あっ、ああっ・・・・や、やめっ・・・・ろぉ・・・・」

腰は幾度となく跳ね上がり、ミノタウロスの胸板にもたれ掛けた頭は、時折何かを否定しようと左右に力なく振られる、指に挟まれ、擦られ、引っ張られる胸の頂は痛々しいほどに固く充血して尖り、震えていた。

切なげに潤み、揺れるエメラルドグリーンの瞳もすでにその輝きを失いかけている。

『ふふふ、イングランドの英雄王・・・・伝説の騎士王もこうなれば可愛いものだ・・・・』

ドレスの胸元は肌蹴られ、両の胸は露になり汗に濡れて輝いている。
下半身を隠すスカートは、唾液とそして溢れる蜜にその一部を濡らし、染め抜かれていた・・・・

(くっ、こ、こんな・・・・こんなことぉ・・・・)

女性として最も秘めやかな部分をおぞましい魔物の尻尾に撫で責められ、快楽に負けて悶えてしまう。
騎士王と呼ばれ、聖剣に選ばれた騎士であり王である自分が・・・・こんな魔物に・・・・・

「はっ、あっ、あっ・・・・あはうっ!!」

包皮の間から覗いていた隙間を筆先で突付かれた
呼び起こそうとした誇りが、理性が再び溶け・・・・蒸け・・・・砕ける。
しかもセイバーの反応に気を良くしたのか断続的にそこを突付き、撫で、弾く。

「こ、この・・・・あっ・・・・よ、弱いと・・・・はあっ・・・・わ、わかれば・・・・そ、そこばかり・・・・ああっ!!」

執拗な筆先のノック・・・・器用に尾を使ってで包皮が剥かれると、まるで飴玉にでもするかのように突付かれ、撫でられ、弾かれる。

「だ・・・・め・・・・はあぁ・・・・そ、そこぉ・・・・だ・・・・だ・・・・めぇ・・・・」

真っ白に染まって行く意識、溶け崩れ落ちる理性・・・・・




ドサリ・・・・

「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・」

身を仰け反らせる力さえ失ってベットに俯けに崩れ落ちるセイバーの、荒い息に揺れる背中を見下ろし、牛頭の魔人が尾の先端の毛を濡らすセイバーの愛液を啜る。

『さて、いよいよ結ばれる時じゃ・・・・アーサ王・・・・・』

ミノスの嘲笑を含んだ声にセイバーの背中が震える。
しかし、身体が快楽に痺れて動けない・・・・

『さあっ、力を抜け・・・・』

ウェディングドレスのスカートが捲り上げられる・・・・下着が下ろされ投げ捨てられた。

パサリ・・・・真紅の絨毯の上に丸まって落ちる・・・・濡れ湿った純白の下着

219:神楽スキー
06/09/11 21:18:28 2wNvX7l3
露になる下半身・・・・腰が引き寄せられる・・・・動けない身体。
外気に触れる冷たい感触・・・・悔しげにシーツに顔を隠し、白い手袋で覆われた震える手が握り締めた。
背後から圧し掛かって来る巨大な気配と熱気・・・・

「うっ・・・・ぐぅっ・・・・・」

身体が引き裂かれるような激痛に声が漏れる。
人などより遥かに規格外のサイズと硬度、熱量をもつミノタウロスのソレが・・・・ゆっくりとセイバーの中を裂いて行く。

指輪の魔力で狂わされた身体でさえ抑えきれないその激痛にシーツを必死にかみ締め、握り締め堪えた。

「あっ・・・・・がぁ・・・・ぐううっ」

息さえ満足に出来ない、ミリミリと肉が裂けるような音を立て、背後から侵入してくるおぞましい異物・・・・
そして・・・・

「ああああああああああああああああああっっっっ!!!」

最後の一突きが容赦なく打ち込まれ、何かを引き裂くような感触と共にセイバーは絶叫した・・・・

「うっ・・・・痛っ・・・・あぐうっ・・・・」

激痛と灼熱感が全身を支配する。
傷みと熱さ以外の感覚をまったく感じ取れない。

『いひひひ、どうじゃ? アーサ王・・・・我が息子に女にされた気分は?』

シーツを握り締めて必死に痛みを堪えるセイバーに追い討ちをかけるようにミノス王の姿無き声が響く。

「うっ・・・・ぐうっ・・・・ふぅっ・・・・」

息を吐きながら無言で背後の魔人を睨みすえるセイバーの眦に滲む涙
喜悦に歪んだだらしのない表情、美しい聖女を犯した歓喜の咆哮をあげ、腰を震わせる。

『くくく・・・・痛いか? 苦しいか?・・・・乙女には我が息子の相手はきつかったかものう』

セイバーの太ももを流れ落ち、ミノタウロスの男根を濡らす赤い破瓜の証がセイバーが、この魔物に純潔を奪われたことを物語っていた。

「くっ・・・・!」

セイバーは屈辱にシーツに顔を埋めた、白いシーツが涙で濡れる。
不意に右腕が捕まれ引き寄せられた。

「あぐうっ!!」

激痛に悶えるセイバーの腰を右手を掴んで引き寄せ、頭は逆の手でベットに押し付けられる。
動きを止めていた牛頭の魔人が激しく腰を動かし始めたのだ。

「あっ・・・・がっ・・・・痛っ・・・・ぐうっ・・・・」

処女を失ったばかりのセイバーへの呵責など微塵も無い激しい責め・・・・頭を大きな手で掴まれ、ベットに押し付けらた口から悲痛な声が漏れる。
腰がセイバーのお尻にぶつかって高い音を打ち鳴らし、純白のドレスがはためき、ベッドがその勢いに激しく軋んだ。
気を失うことさえ激しい激痛と振動に意識をたたき起こされ許されない。

『くくく、安心しろ指輪の魔力が時期に痛みを消してくれる・・・・そうなればその痛みが快楽にすげ変わるのじゃ・・・・』
「いっ・・・や・・・・だ・・・・やめ・・・・ろぉ・・・・」

襲い来る凄まじい激痛に身悶える花嫁姿のセイバー・・・・祝福されるべき聖なる衣装に身を包んだ聖女が牛頭の魔物に背後から嬲られる様はあまりに淫卑で蠱惑的だった。

空いていた片方の手も引かれた。浮き上がるセイバーの小柄な身体

220:神楽スキー
06/09/11 21:19:10 2wNvX7l3
「う・・・・・っ・・・・・く・・・・・あぁ」

パンパンパンパン・・・・

背後から両手に吊られて、宙吊りになるセイバーの上半身は、打ち突けられる腰の動きにあわせて大きく揺れる。
反らされた背に汗が光り、突き出された胸が大きく震え、揺れる、重力に従いうな垂れた顔は動きにあわせてただ揺れるだけ、金の髪が宙を舞い光りを反射した。
再び室内に響き渡る雄牛の雄たけびと淫らの肉打つ音と水音・・・・徐々に徐々にセイバーの肉体を支配していた激痛が薄れ和らいで行く・・・・だがソレはセイバーにとっての更なる地獄の始まりだった。

『ふふふふ、どうだ? アーサ王・・・・そろそろ痛みが消えてきた頃じゃろう・・・・?』
「・・・・・・・・・くっ」
『答えられぬか・・・・強情な花嫁だのう・・・・息子よ、そろそろいいじゃろ加減はいらぬ』
「なっ!?」

ミノス王の言葉に驚愕の顔が虚空を仰いだ。
指輪の魔力だろうか?たしかに当初の痛み薄れ始め今は痛みより圧迫感が強い・・・・だがそれでも・・・・

「ああああああああっっっーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

ミノタウロスがセイバーを貫いたまま、そのその背に覆い被さってきた。
汗に濡れた背に魔人の胸板が被さり、セイバーの上半身はベットの上に倒れこむ。
四つんばいになり、思わずシーツを掴むセイバーに手の甲にミノタウロスの巨大な手が被さり、上から5本の指を絡めて押さえつけた。
身を仰け反らせるセイバーを背後から休む暇さえ与えず、互い汗や体液が飛沫となって飛び散るほどに激しく突き込む。

『ほれほれ、息子に愛してもらっていいじゃろ? 気持ちいいじゃろ?』
「あっ・・・・かっ・・・・・うっ・・・・くぅ」

それまでとは桁の違う激しい責めにミノス王の侮蔑の言葉にさえ反論できない。
最早それは後背位ではなく獣背位・・・・女としてではなくメスとして貫かれる屈辱・・・・子宮の奥を激しくノックされる。凄まじい勢いに純白スカートがはためき、乱れて舞い踊った。

背後から突き込まれ、獣が歓喜の咆哮をあげる。
背後から響く荒い鼻息と喜悦に染まった吐息がセイバーのうなじをくすぐり、獣に犯される屈辱を煽った。
腰の動きがそれまでの荒々しいだけの前後運動から回転運動を加えはじめる。

痛みが薄れ、圧迫感が消えて行く・・・・変わりに吹き上がる灼熱感とそして快楽・・・・

奥を小突かれるだけで脳が痺れ、中を抉られて腰が溶ける、人外の快楽に流される。
声に甘いものが混じり始め、徐々に繋がった部分が潤み始める。

「やっ、やめ・・・・こ、こんなの・・・・あっ、あっ・・・・」

前の激痛のほうが遥かにマシだった・・・・心が堕とされる、汚される・・・・
人の身では味わえない、否味わうべきではない人外の快楽がセイバーの穢れなき心を突き崩していく。

「あっ、あっ・・・・な、なに?・・・・あっ、ああっ・・・・」

快楽に翻弄され、意識が考えが纏まらない。
恐ろしいほどの危機感も下半身を溶かす快楽の前にあっさりと崩れ去った。

「なっ・・・・なんだ?・・・・あっ、あっ・・・・なんだ・・・・これ・・・・?」

高ぶる身体・・・・知らない感覚・・・・
自分の意識が心が何処か知らない遠くに運び去られ、戻ってこれないような恐怖感
そしてそんなセイバーに止めを刺すかのように響く声

『そうそう指輪の魔力での・・・・息子に抱かれた娘は例外なく妊娠させる事が出来るんじゃよ』
「なっ!?」

驚愕に硬直し、次の瞬間に突き込まれ、絞られ・・・・快楽に溶け蒸かされて脱力し、ミノタウロスの責めの前に屈服し倒れこむ。

221:神楽スキー
06/09/11 21:20:25 2wNvX7l3
「ば、馬鹿な・・・・あっ、くっ・・・・そ、そんな事・・・・ううっ・・・・」

セイバーは必死に首を振り、何とか前に逃れようと足掻くが、ミノタウロスの強靭無比な力と快楽の前に肉体は屈し、そのままの体勢で犯される。
切ない疼きに胸が支配され、激しい責めに腰が溶かされる。

「だ、だめだっ・・・・あぁっ・・・・やめ・・・・ろぉ」

こんな魔物の子を孕まされるいやだ・・・・絶対にそんなの・・・・
だが心とは裏腹に、指輪の魔力に侵された身体はその高貴なる意思を裏切り始めていた。
知らず知らずのうちにセイバーの腰が大きく持ち上がり・・・・快楽を求めるかのように腰の動きに合わせて尻が揺れてしまう。

「はあっ・・・・はぁっ・・・・あ、あ、ああっ・・・・んっ・・・・くうっ」

最初はただミノタウロスの動きのなすがままだったそれは、徐々にセイバーの本能のままに動き始めていた。
必死に自分自身を叱咤しようとするが肉体は快楽を優先させ溶け蒸かせる。
獣の鼻息がどんどんと荒くなり、口の端から零れ落ちる汗と涎がシーツの上に落ち、むせるような獣臭をさらに濃くする。

「んっ・・・・んんっ・・・・やめ、やめろぉ・・・・っ!」

大きくセイバーの中を蹂躙し、激しく突き入れながら、あり得ない快楽を叩き込んでいく。
ミノタウロスが動くたびにセイバーの胎内のいやらしい蜜が飛沫となって溢れ、飛び散り、シーツを濡らした。
押し寄せる快楽の波頭にシーツを破らんばかりに握り締め、ベットに押し付けた顔を必死に振りたぐる・・・・次第に激しくなる1人と1体の動きにベットのスプリングが軋み、悲鳴を上げる。

「あ、あっ、あああああああーーーーーーーーーーーっ!!!」

そして、ついに限界は訪れた。
ビクン、セイバーの背が仰け反ると同時牛頭の魔人の勝利の咆哮が響き渡る。
砲弾のように最奥に叩きつけられたそれに一たまりもなくセイバーは意識を飛ばした。
断続的に叩きつけられるそれが、セイバーの中を濁流のように荒れ狂い、幾度となく熱い粘塊を子宮奥に押しやられる感触にセイバーの身体が幾度となく跳ね、絶頂の痙攣を繰り返す。

「あっ・・・・ああっ・・・・出すな・・・・出すなぁ・・・・」

セイバーは全身を震わせながらも必死に拒絶するが、獣は深々と貫いたまま腰を密着させ、子種を一滴残らず流し込もうと尻を震わせる。
ミノタウロスの逸物はいっこうに硬さを失わずに痙攣を繰り返し、圧倒的な熱と濃さと量を持ってセイバーの中の隅々まで己の精で汚し尽くしていった。

全ての精の放出が終わり、ようやく開放される被虐の花嫁・・・・糸が切れるようにベットの上に倒れこみ、虚ろな視線をさまよわせる。

『くくく、アーサ王おめでとう・・・・元気な子を産むんじゃぞ・・・・』

そう、自分がこの化け物の子を孕まされた事を否応なく悟らされて・・・・
そんな倒れ付したセイバーの背後に萎える事のない逸物を反り返らせ、ミノタウロスが又圧し掛かっていった。

それより千年以上の後・・・・第4次並びに第5次聖杯戦争においてアルトリアと呼ばれたセイバーが召還される事はなかったと追記しておく。

222:名無しさん@ピンキー
06/09/12 02:02:54 54Mw51l7
神楽スキー様、今回も素敵な陵辱もの(ハラミ付き)を読ませて頂いてありがとうございました。
おにゃのこが絡めとるようにして犯され&快楽に堕とされるシチュは大好物です。

しかし、しかしながら一つだけ、以前から気になっていた、玉に傷な箇所が…
…寝台は、『ベット』ではなく『ベッド』でございます。
萌えシチュであるがゆえに、惜しさも倍増。

223:名無しさん@ピンキー
06/09/12 03:14:34 lGo0TK7s
俺の好みにどんぴしゃじゃないか!!
ありがとう、本当にありがとう

224:名無しさん@ピンキー
06/09/12 12:58:15 ull61Sq8
GJ.

だがしかし今回は誤字脱字が多かったな。
地の文が上手いだけにもったいない。

特に、「あらがう」が「あがなう」になっていたあたり。

225:名無しさん@ピンキー
06/09/12 15:16:11 1EfE9w18
また神楽ネタも是非!

226:名無しさん@ピンキー
06/09/12 23:03:36 F1+SkjJy
>>224
それは我々のわがままなリクエストに答えるために文を練る時間が少なめなのだから仕方がない。
加えて時間かけて書くとブームが自分の中で過ぎてしまってたなんてときもあるし。

つまりはだな、GOD JOB。

227:名無しさん@ピンキー
06/09/12 23:19:36 C0sPnVVb
ミノネタが投下されたのが8日。
11日に神楽スキー氏が投下した。
短期間でオレたちの要望を入れて書いてくれるなんて、うれしいじゃないか。


これからもよろしくおながいします。

228:神楽スキー
06/09/12 23:31:17 aw25xzcL
皆さん感想どうもありがとうございます。
確かに誤字が多いし微妙に詰めが甘い気はするなあ・・・・
実は半日というか5時間位で書いた
と言うか最初、ミノに犯されたセイバーがその力で搾乳されるという展開だったんだけど
射乳の快感に喘ぐセイバー・・・・とちゅうで断念したんですがorz


229:132
06/09/15 16:03:41 NBOxSMaW
 ひっそりと、近々投下すると思います。
【触手?】【和姦】【異種姦】【乳姉弟】【ラブ?】【爆乳】【ツンデレ】【出産願望】

230:名無しさん@ピンキー
06/09/15 19:50:06 ztxmnBuo
>>229
全裸で待っている
期待しているぞ

231:名無しさん@ピンキー
06/09/15 21:35:50 9y2Fp9Sz
乳姉弟?なんじゃそりゃ?

気になるので正座して待ってる

232:名無しさん@ピンキー
06/09/15 22:15:00 /v02cgMT
同じ乳母に育てられた二人、ってことでおk?<乳姉弟

233:名無しさん@ピンキー
06/09/15 22:34:52 bcsgHC93
>>132
ちきしょうw
謎が多すぎて気になるぜ!
そしてキーワードそのものがツボにくるぜ!



正座してwktkしながら待ってます。

234:名無しさん@ピンキー
06/09/15 23:03:07 R3pDneuB
>>229
【触手?】【和姦】【異種姦】【乳姉弟】【ラブ?】【爆乳】【ツンデレ】【出産願望】     【看護婦】))
                                                    ∬∫∬∫

235:名無しさん@ピンキー
06/09/16 04:22:55 ia++t9ey
縛乳なツンデレ看護婦さんがいとこの触手と和姦するんだな

236:名無しさん@ピンキー
06/09/16 07:23:03 XNX7Cj7I
>>235
どんな従姉妹だよwww

237:名無しさん@ピンキー
06/09/16 13:51:49 l8WzVxZf
>>235
>縛乳
お前もまた新たなジャンルを開拓したなw

238:名無しさん@ピンキー
06/09/16 15:42:27 ctpKXzWa
つまり、触手で乳を縛るプレイだと…

239:名無しさん@ピンキー
06/09/16 20:13:40 bAlmITS6
それは普通だな

240:名無しさん@ピンキー
06/09/16 23:22:40 a7caOQ3t
じゃあ、乳で触手を縛る?

241:名無しさん@ピンキー
06/09/17 06:56:04 wq8gf+ps
どうやってだよw

242:名無しさん@ピンキー
06/09/17 12:48:43 0YK2zSbB
乳腺ファックに侵入してきたのをギュッ!・・・と?

243:名無しさん@ピンキー
06/09/17 12:52:37 1kONmKfq
意味わからんぞ・・・

244:名無しさん@ピンキー
06/09/17 13:27:42 GLpdKpoX
あまりに見事な乳に触手が見とれて動けなくなるとか。
甲賀淫法・縛乳陣!みたいなノリで。

245:名無しさん@ピンキー
06/09/17 13:48:23 JsfeQQoj
いっそのこと乳が巨大化して
触手を犯すでいいじゃねえか

246:名無しさん@ピンキー
06/09/17 18:27:15 l/MmSDg1
>>244
山田風太郎の忍法帳シリーズならありそうだな

…いや、あのシリーズならもっとエロい忍法にバージョンアップしてるか

247:名無しさん@ピンキー
06/09/18 00:46:38 IBQ2JUqY
保守


248:名無しさん@ピンキー
06/09/18 06:25:42 muR9Wl3C
パイズリで触手を犯すとか

249:名無しさん@ピンキー
06/09/18 07:55:57 ndbMdgND
>>248
触手「オッパイに…触手挟まれて…らめぇえぇぇwwwイッちゃうぅうぅぅwww」

250:名無しさん@ピンキー
06/09/18 13:12:13 5iR6k7vS
笑ってどうするw!

251:名無しさん@ピンキー
06/09/18 22:53:29 uaxeJwST
>>249
・・・・・・縛ってなくね?

252:132
06/09/20 13:51:36 TE5r2XQd
 投下致します。

 冒頭から【8】まで、下準備のためエロがありません。
(【4】に少しだけエロがあります)
 基本NGワードはタイトルで
 【再会】
 です。

 「『エロパロ』なのにエロが無いのは我慢出来ない」という方は、
 NGワードとして
 【再会】N
 を設定して下さい。

 「エロいシーンだけ読みたい」という方は、
 【再会】E
 だけお読み下さい。

 本日はエロシーン無し分を一気に投下させて頂たいと思います。

253:【再会】N
06/09/20 13:52:38 TE5r2XQd
■■「再会」~にくらしいあなたへ~■■

■■【1】■■
 彼女が、実は15年前に別れたきりの「乳姉弟」の「義姉」だと、現領主シ
グフィス=フォルモファラスが気付いたのは、彼が“仮母”適正のために彼女
の三代前まで遡る『血統書』を統合府から取り寄せたことによる。

 恥ずかしながら、彼はそれまで彼女が自分の「義姉」だとは、これっぽっち
も気付かなかった。
 そもそも、彼女は『フォルモファラス家』に、既に一年前ほど前から身を置
いていたのに…だ。
 地球統合府の「機関」から送られてきた“仮母”候補に、自分から強く望ん
で入った者がいた…とは聞いていたが、よもやそれが同じ乳で育ち、幼い自分
の面倒を見て可愛がってくれた義姉だとは、たとえ自分と同じ立場の者がいた
としても、普通は考えないに違いない。

 思えば、この『城』に来た時から何か言いたげだった彼女の態度が、目に見
えて硬化した事に気付いたのは、当時6人いた“仮母”候補に、それぞれシグ
フィスが「名前」を聞いてからだと記憶している。
 感情のわかりにくい人類の、しかも女性体ともなれば、『セグネット』族の
彼には、その心の内を窺い知るのは不可能と言っていい。
 ただ、彼女が告げた「ティファ=ローニィ」という名前に引っかかりを感じ
た以外、特に問う事も無かった自分に、全く非が無かった…というわけではな
いのだと、彼だとて今になってみれば思いもする。

 それ以来、彼女からは笑みが消え、彼女の「主人」たるシグフィスには、現
在に至るまで常に刺すような視線だけが向けられているのだ。
 かと思えば彼の死角(…と、彼女は思っているらしいが、哺乳類と違いシグ
フィス達『セグネット』の視界は、複眼の感知範囲を入れれば、ほぼ360度
をカバーするため、そもそも「死角」というものが存在しない)から、何か、
ひどく物言いたげ視線を向けてくるのだから、いくら鈍感なシグフィスとはい
え嫌でも気に留めてしまうというものだ。
 彼女を“仮母”の正式な候補にしたのは、それが原因…というわけでは決し
て無かったが、肉体面でも精神面でも、そして教養面でも思想面でも、さらに
は礼儀作法から『セグネット』の慣習の理解度に至るまで、適正としては全く
問題の無い3人の最終候補者から結果的に彼女を選んだその理由に、「より興
味をそそる存在だったから」という理由がカケラほども心に無かったと言えば、
嘘になるかもしれない。

254:【再会】N
06/09/20 13:53:46 TE5r2XQd
 そして“仮母”として確定し、彼女に意思確認をした後で取り寄せた、あく
まで形式的な血統書に、かつてシグフィスの“仮母”であり乳母だった「セラ
ン=ウィバ=ローニィ」の名が記されていた…というわけだ。

 シグフィスの種族『セグネット』と比べ、非常に“のっぺり”として凹凸の
少ない人類の顔は、彼らには咄嗟に判別しにくいし、逆に昔は凹凸(おうとつ)
が全く無かったのに今ではやたらと凸凹(デコボコ)した体のラインからは、
昔の…まだ幼かった頃の面影を想像するのは難しかった。
 体長が全体的に伸びたのは過ぎた年月を考えれば良しとしても、頭部の毛髪
が長く伸び、胸部の『乳房』(哺乳類型生物特有の、幼生体のための授乳器官
だ)が巨大に膨らんで『臀部』(交尾の際に行う摩擦運動で、互いの体の衝突
を和らげる緩衝材となる、脂肪層が厚く付いた腰の後部)が大きく張り出し、
それを更に顕著にするかのように腹(ウエスト)が絞り込まれていては、その
体型から、かつてとても幼かった義姉を想像しろという方が無理な話だろう。
 たとえ彼女…「ティファニア=リィド=ローニィ」が、地球人の尺度で言え
ば「眩しいくらいに美しい」としか言いようの無い女性だとしても、シグフィ
スには簡単には見分けはつかないのだ。

 『セグネット』族は、現在の地球に住む知的生命体の中でも、寿命が非常に
長い部類に入るだろう。
 だが、成体までの成長は、とても早い。
 人間の約2倍の速さで成長し、地球公転での5周期(5年)に1回の脱皮を
3回経ると、社会的責任を負い、権利を行使する立場としての自由を審議会よ
り与えられ、一族の間で「成人」と認められる。
 15周期(歳)は、人類ではまだまだ“子供”の域を出ないが、『セグネッ
ト』の母星の公転周期は地球の約半分のため、母星年齢では30齢となる。肉
体的にも生殖機能が十分に成熟して、晴れて交尾(子孫を残す権利)が許され
るのだ。

 そして、シグフィスは一年前に3回目の脱皮を終え、交尾可能な30齢となっ
ていた。

■■【2】■■
 『セグネット』が地球を「併合」し、既に600年が経とうとしている。

 知的生命体同士のいつ終えるともしれない「衝突」が終結して500年が過
ぎ、現在の地表は数十メートルを越える大樹で覆われ、緑は地球の陸地のほぼ
全域に広がっていた。

255:【再会】N
06/09/20 13:54:48 TE5r2XQd
 シグフィスが一年前にこの領地の統括を父より任されてから、彼の住む大樹
の『城』はずいぶん賑やかになったと思う。
 祖父の代より、フォルモファラス家は『セグネット』としては人間に寛大で
あり、他の土地では考えられないほどの権利を与え、街(コロニー)ごとの自
治統括さえさせてきた。もっとも、『セグネット』の統治区では、人間は『セ
グネット』に仕え、奉仕する事が最大の喜びとして教育されるため、反乱など
起きようはずも無いのだが。

【あれから一年…か】
 彼は、執務室のデスクの上にあるカップを前肢で持ち上げ、細長い副口吻で
中身を吸い上げて、その芳醇な香りと甘みを楽しみながら呟いてみた。惑星連
合の広域文化圏共通翻訳機は、そんな独り言さえも律儀に拾い上げて、金属を
こすり合わせるような音ではなく、第12銀河公用語に訳してくれる。
 『セグネット』の前肢に「指」と呼べるものは2本しか無い。だが、彼の腕
には執務用として、細かい作業が出来るように人のものと良く似たマニピュレ
ーターが装着されている。4本ある「指」の中に実際に指が入っているのは2
本だけだが、筋肉の動きで全て思い通りに動かす事が出来るため、人間が行え
ることは全く遜色無く行う事が出来た。必要なら、卵を割らずに持つことも、
小さく切ったゼリーを崩さずに摘み上げる…などという繊細(デリケート)な
作業さえ、苦も無く行えるのである。
 背後にある窓からは、母星のものと非常に良く似た恒星「太陽」の光が部屋
いっぱいに差し込んで来ていた。
 この、大樹の内部の空洞を利用して作られた『城』は、『セグネット』にとっ
てはとても快適だった。
 そして、領地の治安も経済状態も、今は申し分無い。
 だが…。
【義姉(ねえ)さん…】
 今、彼を悩ませているたった一つの悩みは、
 一向に彼に馴染まない義姉―ティファニアの存在だった。

 シグフィスが乳母の子宮で生まれ、この世に生を受けた時、義姉は6歳だっ
たと記憶している。
 それから2年間という短い間ではあったけれど、義姉は自分とは似ても似つ
かない『セグネット』のシグフィスを(最初の脱皮を経るまで、『セグネット』
の様態は地球で言う芋虫のような形をしている)、本当の弟のようにとても愛
してくれた。満足に動くことの出来ない「幼体」だった彼を、人間の赤ん坊の
ように扱い、蜜を飲ませ、遊んでくれたのだ。

256:【再会】N
06/09/20 13:55:29 TE5r2XQd
 急速に周囲の情報を取り込み、2ヶ月も経たないうちに翻訳機を介して意思
の疎通を行う事が出来るとはいえ、「人の形をしていないもの」をよくぞ愛し
てくれたものだと、彼は思う。
 そして彼も、義姉が大好きだった。
 種族は違えども、自分を愛してくれる者を憎めるほど、『シグネット』は非
情ではない。
 けれど、ある日突然、乳母のセランはこの『城』をティファニアと伴って出
て行った。
 最後の別れも何もなかった。
 人間の子供であれば、2歳の幼児の記憶などあっというまに風化し、忘れて
しまえただろう。
 だが、シグフィスは『セグネット』なのだ。
 高密度な記憶野には、ティファニアの姿や声が、まるで昨日の事のように記
憶されている。
 忘れられるわけもなかった。

 この屋敷に再び義姉がやってきたのは、シグフィスの3回目の脱皮の直後、
成人を迎え、審議会から「交尾」を許されて、隣の領地から『セグネット』の
雌体を「伴侶」として迎えることを半ば強制的に決定されてすぐのことだった。
 その時、義姉は地球年齢で21歳になっていた。
 あれから、地球時間で1年。
 義姉は今、22歳になっている。
 人間の女性体は美しく成熟して、人生で最も輝く時期だろう。
【おかしなものだな…】
 地球年齢で言えば、自分は義姉の6つ下の「弟」なのだ。
 けれど種族的な差異によって、肉体年齢は8つ年上の「弟」という事になる。

 年上の弟…。

 今更ながら、自分と義姉は全く違う種族なのだと思い知らされる。
「シグフィス様」
【なんだ?】
 ふと音も無く扉が開き、一人の女性が執務室に入ってきた。
 ノックは必要ない。
 この扉は、シグフィスに許された者しか開けられないように出来ているからだ。
 そして、今、この『城』の中でそれを許されているのは、唯一、彼のプライベ
ートの世話を任されている、一人の召使いだけだった。
「約束の御時間です」
【時間?】
 それは、蜂蜜を太陽に透かしたような、上等の樹液を糖蜜でキャンディにし
たような…美しい頭髪の女性だった。

257:【再会】N
06/09/20 13:56:33 TE5r2XQd
 その艶やかな頭髪はとても長く、左右の集音器官…耳の横の所でそれぞれ縛っ
て、はちきれんばかりに前方へと豊かに張り出した胸元に自然に垂らしている。
シグフィスの外羽と同じ色をした、濃い黒檀色の制服は、彼女の豊満な体を禁
欲的に包み込んでいるが、おそらく同族の人間の男が見れば、それすらもたま
らない興奮材料となるのだろう。ただ、服装は膝下20センチの長いフルレン
グススカートの黒いワンピースであり、真っ白なエプロンドレスと相まって、
全体の印象は決して映えるものではない。
 いやむしろ、一言で言えば「地味」だった。
 首元まで覆う襟と、深紅の宝石がはめられた金具で上品に留められたネクタ
イ、そして手首までキッチリと覆う袖は、肌を露出することを良しとしない召
使い(メイド)としては典型的な、昔の地球に存在した「英国」の、ヴィクト
リアンスタイルだ。
 袖は「パフスリーブ(ふくらんだ袖)」ではない。ヴィクトリアンスタイル
としては当時の流行の最先端だったその形状は、召使いには許されていないも
のだからだ。当然、頭にはカチューシャもヘアバンドもしていなかった。
 これらは、人類の民族学的服飾研究を趣味とするシグフィスの曽祖父が、わ
ざわざ100年以上前に再現させたものだったが、彼はそれについて特に何も
感慨は抱いていない。
 ただ彼女は、その地味な服装をしていながら、それを補って余りある美貌と
髪の美しさ、そして際立つスタイルの良さをしていた。
 しかしただ一点。
 一切の表情を消し、無感動、無関心を貼り付けた冷たい顔が、全てを台無し
にしている。
「サレディアナ様がお越しです」
【そうか…もうそんな時間か…】
 サレディアナとは、シグフィスの正式なフィアンセであり、「交尾」相手で
あり、そして“仮母”の子宮に産み付けられる卵の母親となる予定の、遠く隣
の領地から一年前に輿入れしてきた雌体の名前だ。
 内羽が虹色に輝き、胸から腹にかけて走っているオレンジ色の2本のライン
の発色とバランスは、この辺りでは随一の美しさだといえた。
 『セグネット』の雌は、輿入れするまで領地から決して外へと出ることは無
い。だが、輿入れを済ませた今、彼女はここから数キロ離れた大樹の離宮に住
んでいて、こうして定期的に訪れては暗に交尾を要求してくるのである。
 そしてそれは、一向にティファニアを“仮母”として起用しない、シグフィ
スへの牽制でもあった。
「それでは…」
【あ、ね…義姉(ねえ)さん…】

258:【再会】N
06/09/20 13:57:26 TE5r2XQd
 用だけ告げて、一礼し立ち去ろうとする召使いに、シグフィスは咄嗟に声を
かけた。
 そんな彼に抗議するかのように、顔を上げた義姉は、無言で彼を見つめる。

 …氷のような眼差しだった。

【………ファニー…】
「……」
【ティファニア】
「なんでしょう?シグフィス様」
 その声は、何の感情も込められていない、ただの音の震えだった。
 彼女が、「一向に彼に馴染まない」シグフィスの「義姉」だ。
 けれど彼女は、シグフィスが自分を「義姉さん」と呼ぶ事を許さない。
 子供の頃のように、親しく愛称で呼ぶ事も許さない。
 触れる事も許さず、何かの拍子に少し触れただけでも、まるで火傷でもした
かのように離れてしまう。
 そして、まるで汚らわしいものでも見るように見る。
 そのたびに、シグフィスの心は少しずつ傷付いていた。
【……いや、なんでもない。下がっていい】
「………」
 シグフィスは落胆し、義姉に背を向けた。けれど、頭部後方にある3つの小
さな複眼は、彼女の表情を捉えていた。
 だから、彼女の顔が一瞬だけ、何かを堪えるような、今にも泣き出してしま
いそうな顔に歪むのを、全て見ていた。

 全て、見ていた。

■■【3】■■
 ――彼女は私を憎んでいる。

 それを、この一年間というもの、シグフィスは毎日のように感じていた。
 そしてその理由を、シグフィスはわかり過ぎるくらい良く理解している。

 シグフィスの種族『セグネット』は、人間の体(胎)内で産まれ、人間の体
(胎)内で育つ。
 雌体が産んだ卵を雄体が体内の受精嚢で受精し、人間の女性の胎内(子宮)
に生み付けて着床させるのだ。
 そして、着床した卵膜内である程度成長した「幼体」は、体長が30センチ
程になると子宮内で孵化し、卵が着床した事で形成された「擬似胎盤」を“食
べ”て、膣道を通り外界へと出る。
 「擬似胎盤」には外界で生きるために必要な免疫抗体や、人工的に合成出来
ない必須栄養素がたっぷり含まれていて、だからこそ人工子宮などではなく、
今に至っても人間の子宮を使っているのだ。

259:【再会】N
06/09/20 13:58:16 TE5r2XQd
 また、“仮母”の擬似胎盤を最初の「食事」とするのは、祖先が哺乳類型生
物の体内に卵を産み付け、内部から“食って”育った名残りだとも言われてい
るが、『セグネット』自体は特に肉食というわけではない。
 「出産」により外界に触れた後は、『調整』により分泌を促された“仮母”
の母乳(血液から体内精製される、本来であれば人間の胎児の栄養液となるべ
き白濁した液体)と、卵の母である『セグネット』の雌体が角状管から分泌し
た栄養液の『混合蜜』によって育てられる。
 だから、ティファニアの母、セランの子宮を使って産まれたシグフィスは、
セランの乳と『セグネット』の母の蜜によって育った、ティファニアの「乳姉
弟」ということになるのだ。

 ならば、なぜそんな「乳姉弟」をティファニアが「憎む」のか。

 ―それは、“仮母”の腹から出て来る際に、「幼体」は往々にして母体の
子宮も膣もズタズタに傷付け、その結果、ほとんどの“仮母”は二度と自分の
腹で子供が産めなくなるためであり、そしてそれはセランも例外ではなったか
らだ。
 そして、これはティファニアの「血統書」を取り寄せ、その出自を調べた際
に知った事ではあったが、その時の傷が元で乳母のセランはこの城を出た1年
後に亡くなったと聞いた。
 ならば、ティファニアが自分を憎むのは当然だ。
 そう、シグフィスは思う。
 自分がセランを「殺した」も同然だからだ。

 けれど、だからといって彼女が自分には大切な義姉であり幼馴染だという事
には変わりないのである。
 “仮母”として取り寄せた人間の女性を、“仮母”として使うこともせずに
一番身近に置き、身の回りの世話をさせている「変わり者の領主」。
 たとえそう呼ばれ、他の『セグネット』から陰口を叩かれようとも、シグフィ
スはティファニアを、まるで受光器官を触るように手厚くしていた。最近では、
「ちゃんと同族のフィアンセがいるにも関わらず、人間の女性体に“懸想”し
ている」…という噂まで立つ始末だった。

 昆虫型生命体が、哺乳類型生命体に「懸想」する…。

 恋い慕う…。

【いや、違う…私は義姉さんに恋など…】
 サレディアナの相手に疲れ、ベッドとなる止まり木にうつ伏せに掴まって、
シグフィスは頭の逞しい触覚をゆらゆらと揺らした。
 時刻は夜の8時を過ぎたところだった。
 いつもならまだ執務室で、上告された領地の問題を評議会に提出する前の文
書へとまとめている頃だ。

260:名無しさん@ピンキー
06/09/20 16:10:05 TU2ThsxZ
支援

261:【再会】N
06/09/20 16:51:07 TE5r2XQd
 たが、今日はもうそんな気力も無い。
 先ほどのサレディアナの「言葉」が、耳に残っているのだ。

【シグフィス様は、その地球人の「節無し」に恋していらっしゃるのね】

 「節無し」とは、『セグネット』が地球人類を揶揄して使う時の侮蔑用語だっ
た。そんな言葉を「淑女」な婚約者が使う事にも驚いたが、それよりも、そう
面と向かって言われた言葉を、自分が決して不快に思わなかった事に驚いたの
だった。

【恋していらっしゃるのね】

 ―『セグネット』が地球人類に恋をする。

 それは、地球人類がペットの犬や猫を異性として恋い慕うより、もっと遠い
感情だろう。
【そんな…ばかな…】
 だから、彼の理性は否定をしてみせる。
 けれど…。

 本当にそうか?
 本当にオマエは、あの義姉に恋していないと言い切れるのか?

 そう、心の奥底に押し込めた感情の囁く声が聞こえる。
 同じ知的生命体であれば、種族は違えども理解しあう事は出来る。
 今はまだ確立されていない「ゲノム転写」が可能となれば、それぞれの資質
からデザインされた双方の「子供」を作ることだって…。
【こども…???子供だって…!?】
 シグフィスは自分の思考の飛躍に、思わず全身の気門を開いて気管の空気を
全て吐き出した。


 昆虫型知的生命体『セグネット』を、地球上に生息する下等生物の「虫」に
例えたなら、どれに当てはまるだろう?
 そう考えた時、やはり脳裏に浮かぶのは、その生態や肉体組成などは全く違
うものの、外観的には多くの類似点が見受けられる「カミキリムシ」だろうか?
もちろん、『セグネット』は直立して歩き、昆虫のように地面を這ったりはし
ない。ローブ状の衣服も身に着けているし、高度な知性を身に付け、言葉も話
す、立派な銀河広域文化圏に加盟する惑星国家の民だ。
 だが、彼等は地球人類とは明らかに違う『種』であり、美的感覚も180度
違う。
 『セグネット』が「美しい」と思うのは、頭部から張り出した多目的感覚器
官の太さや長さであり、頭部後方や腹部などにある多数の小さな複眼の位置バ
ランスであり、または硬質なキチン質の体表に浮かび上がる虹色の紋様であり、
3対ある肢(人間で言うところの「手」と「足」の他に、腹部には「副肢」と
呼ばれるもう一対の肢がある)の形であったりするのだが、地球人にはそれは
到底理解されないだろうということも、シグフィスは理解している。

262:【再会】N
06/09/20 16:54:02 TE5r2XQd
 その証拠に、シグフィスも地球人の「美しい」と思う外見は理解出来ない。

 ――だのに、どうしてシグフィスはティファニアをこうも気にかけるのか。

 『城』には、他にも地球人類の召し使いが、何人も住んでいる。だが、シグ
フィスがそばに置くのはティファニアだけだった。ティファニア以外は、全て
同じに見え、全く興味が無い。「どうして気にするのか」という問いには「ティ
ファニアだから」としか言いようが無かった。
 それでも問われたら「わからない」と答えるしかない。
 彼女の、頼りなくやわらかそうで、触れるだけで破れてしまいそうになる白
い皮膚も好きだと思えた。
 太陽に透かした蜂蜜色の頭髪も、突出して前方に大きく張り出した、実に重
たそうな乳房も好きだったし、『セグネット』とは元から発声方法の違う声も、
決して嫌いではなかった。
 シグフィスが纏うマント状の衣服の下に隠された外羽は、深みのある青味が
かった黒だが、その色とそっくりな濃い黒檀色の制服を身に着けたティファニ
アは、人間がサラブレットの競走馬を見る時と同じくらいの「美しい」という
感覚を彼に抱かせた。

 そう。

 彼女は「美しい」。

 『セグネット』とは同列に扱えはしないが、それでも人間という種の中では、
抜きん出て「美しい」のだ。
 だから…だろうか?
 「美しいもの」を見ると気持ちが高揚するのは、人間と『セグネット』とで
あっても変わらないはずだ。そして、その「美しいもの」を手に入れたい…自
分のものにしたいと願うのも。
 シグフィスは思う。
 だとすれば、これは決して「恋」などではない。

 これはただの「独占欲」だ。

 そう。
 自分は、ただティファニアの全てを自分のモノにしたいという、ただそれだ
けの話なのだ。
 シグフィスはそう結論付けると、思考を断ち切って休眠モードへと主脳を切
り替えた。

■■【4】■■
 彼には珍しく、その日は深夜に目が覚めた。
 昼間、サレディアナに付き合って、グラビスの樹液カクテルを何杯も飲んだ
のが原因かもしれない。
 彼は止まり木から身を起こしローブを身に着けると、寝室を出て、入り組ん
だ大樹の廊下を歩き階下へと下りた。昼間と違い、トランスポーターは起動し
ていないため、夜はこうして自分の肢で歩かなければならないのが少々面倒だっ
た。
【…1時過ぎか……義姉さんはもう眠っている頃だろうな…】

263:【再会】N
06/09/20 16:54:57 TE5r2XQd
 そんな事を思いながら調理場で水を飲み、それから何の気なしに召使い達の
居住エリアに足を踏み入れた時、ふと、貯蔵庫の方から声が聞こえ、シグフィ
スは立ち止まった。
「…だ……んな……………ってのに………」
「………て………た……しょ?……」
 一人は男だった。
 そして、もう一人は、滅多に聞けないけれど聞けばすぐにそれとわかる、忘
れようも無い義姉の声だった。
 この城の…というより、『セグネット』の領地に住む人間は、内耳に広域文
化圏共通翻訳機を埋め込む事を義務化されている。そのため、『セグネット』
に対しての「密談」というものも成立しなかった。召使いに対してのプライバ
シーは、この『城』において一応は守られているものの、それも各自の自室に
おいてのみであり、その自室内でさえ、2人以上の人間が同席した場合、侍従
長によってモニターされる事が告知されていた。
 深夜に自室を出る事は基本的に禁じられているが、排便などの生理的欲求ま
では規制の対象になっていない。
 ティファニアと男は、持ち場が完全に異なる。
 そのため、深夜にこうして会っているなどとは誰も気付かなかったのかもし
れない。
「いいかげんにして」
 厳しい姉の声に、シグフィスは思わず足音を潜めて物陰に身を隠した。
『…なにを隠れているんだ私は…』
 そうしておきながら、自分の行動に心の中で自嘲した。
 自分はこの城の主(あるじ)だ。
 召使いが何を話していようが、それを気にする必要など何も無いはずではな
いのか。
 頭の多目的感覚器官を闇の中で伸ばし、彼等の死角から貯蔵庫を覗く。
「…だからよ、いい加減あきらめて、俺の女になれよ」
「……どうしてそこで『だから』となるのか、意味がわからないわ」
 ティファニアはこちらに背を向けて、弱い光に対して逆光気味になっている。
 着ているものは、いつもの黒いメイド服ではなく、自室用の私服であった。
 そして、一見すらりとしてスレンダーに見えるその体躯の、両腕のシルエッ
トから胸部の乳房がわずかに顔を出して見えた。体のラインどころか腕の太さ
さも考慮しても、彼女の乳房がとんでもなく豊満だということがわかる。乳腺
の発達具合も、「機関」から送られた資料では申し分無かったのだ。「幼体」
にとって非常に栄養価の高い乳を、十分に分泌してくれるに違いない。
 そして、やわらかく丸みを帯びながら“キュンッ”と上向く尻は、とても形
が良い。骨盤の張りも申し分無く、膣道を「幼体」が通り抜けるには十分の幅
があるだろう。


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