06/08/08 23:24:42 SIkJZMV1
くだらない小ネタ (原作当ててみてください)
>>120を読んだ友成君はどよ~んとしていた。
ひまわりの種をせっせとかき集めていた亘理さんは、そんな友成くんを振り返る。
……文筆業ってデリケートなんだなぁ……。 亘理さんはここは自分の出番だと思った。
「すごいじゃん! 友成君! 」
「……あにが? 」
「だってレスがついてるってことは、読んでもらえてるってことでしょ? 作家にとって読者はお客様。
お客様は神様だしょ~? レスがつくってすごいことじゃん! 」
へらへら笑う亘理さんに、友成君は頭上からひまわりの種がざざ~っと落ちてくる気がした。
― う~ん……、さすが精神的軽業師。
でも、言われてみれば そ~かもしんない。
そうだ、めげるな若造よ。
「あ、なんかまたネタが浮かびそうな予感がする…… 亘理っマジで僕のミューズなのかも 」
亘理さんは不思議そうな顔をした。
「ミューズ? わたしゃ石鹸かよ? ま、い~や。 友成君、ひまわりの種って実はおいしいって知ってた? 」
へらへらとひまわりの種の食べ方を実践してみせる亘理さんだった。
>>121
モニターを見ていた広岡監督はにやりと笑って食道のおばさんに声をかけた。
「おばさん~>>121の人にお茶ととっておきのお菓子お出ししてくれるかなっ!? 」
「はいはい、ただいま~ 」
この時間は『食堂のおばさん』である立花社長がニコニコ笑いながら厨房でかいがいしく働いていた。
そ~いえば、豆の木の教え子達は元気に働いているだろうか。
「よ~し! 今度みんなにうちの球団のチケットを送ってみよ~! きっとあいつら、うちの応援団に驚くぞっ」
「…… 広岡さん。どうせその宛名書き、僕にやらせる気でしょ」
広岡さんの独り言を聞いていた高柳あれもこれもコーチがつぶやいた。
「あはは~! ばれた? いいじゃん~、お得意の『一族の手の者』使えばあっという間だしょ? 」
「…… あったくもう! 」
実は繊細で気配りの人である高柳さんは溜息をついた。
>>122を読んでいた元ピッチャー・春日君は、久しぶりに朝比奈君のうちでくつろいでいた。
「何か面白いことが書いてあったんですか~? 」
さすが教師になった朝比奈君ちには『ぱそこん』があるんだな。
― まだ通信手段は電話回線なんだけどね。
そのうち待てばDSLや光もやってくるだろ~。そしたら村もⅠT化が進むだろ~な
「んだな~。にちゃんねるっておもしろいところだな~。
いっぺんリアルで死んだら戻って来るのってさ~、考えてみると無茶でないか~? 」
花のように笑う、今は豆の木高校の野球部監督になった朝比奈君も微笑んだ。
「そうですね~。 TVゲームならリセットすれば生き返りますから、そ~ゆ~意味なんじゃ? 」
「そか~。 便利だな~。 んじゃこれは? 煽り廚を風上から風下に下ろすとなんかあるのかな~ 」
「嵐や煽りは『風』を発生させるから、涼しくなるようにって夏対策じゃないですかね~? 」
「そか~。 今年も暑いもんな~。 扇風機も置き場所次第で涼しくなるっつ~のはい~考えだな~ 」
「そ~ですねぇ~。 広岡監督も言ってましたが、適材適所ですね~ 」
真夏の豆の木村で、風鈴がちり~んと一回鳴った。
あまり熱くならずに、残りの残暑を涼しくまた~りと過ごしましょ~