サクラ大戦のエロ小説・その5at EROPARO
サクラ大戦のエロ小説・その5 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/07/18 19:18:37 2ULh0H2d
保管庫「サクライーピードットネット」
URLリンク(www.sakura-ep.net)

3:名無しさん@ピンキー
06/07/18 19:28:22 2ULh0H2d
>>1乙!!

4:名無しさん@ピンキー
06/07/18 20:48:15 0ZOoQInh
>>1


5:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/18 22:03:07 2ULh0H2d
『真夏の夜の夢』今までのお話

 リトルリップシアターの次回作は『真夏の夜の夢』。医学的見地から『惚れ薬』の存在を
信じられないダイアナは、どう演技すればいいか深く思い悩む。
 王先生の店に寄った後、自宅に戻ったダイアナ。新次郎の写真を見ながら、激しく自分を
慰める。清純を絵に描いたような彼女もまた、一人の女であった。

 翌日。サニーサイドの目の前で目薬を差したダイアナは、突然サニーサイドに迫る。途中で
正気に戻ったダイアナは、サニーサイドが自分を襲ったと勘違いしてシアターを飛び出してしまう。
 さらには同じ目薬を差したプラムが、杏里と乳繰り合う始末。
 ダイアナの持つ目薬が原因ではないかと推測した新次郎は、彼女を探すべく、紐育の街に出た。

そのころ、自分が原因とも知らないダイアナは―

6:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/18 22:06:54 2ULh0H2d
 どうして空は、こんなにもすがすがしく晴れ渡っているのかしら。私の心は、土砂降りの
地面のように打ちのめされているというのに。
 とにかくシアターから離れたかった。気が付けば、セントラルパークへと逃げ込んでいました。
遊歩道を駆け抜け、シープメドウの芝生に腰を下ろして、今やっと一息ついたところです。

 ショックでした。おじさまが、あんな方だったなんて。いい加減に見えるけど、決して
人の道は踏み外さない方だと、信じていましたのに。
 でも……もしあれが、大河さんだったら?
 大河さんだって、男の人です。言葉では伝えきれない想いがあるとき、それを私の身体に
ぶつけてくるかもしれません。いえ、いつかはそうなる運命。
 そのときも、こんな風に逃げていいのでしょうか。きっと襲ってくるであろう、恥ずかしさや、
痛みから。

 広大なシープメドウを、たくさんの鳥たちが横切っていきます。私は彼らから、星組の
皆さんから、そして大河さんから、希望と勇気を学んだはずでした。
 それなのに、私は……指や筆記用具で、自分を慰めてるだけ。なんて意気地のない女。
 わたしはうつむいたまま、空を見上げることもできません。

7:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/18 22:07:50 2ULh0H2d
「先生!」

 聞き覚えのある少年の声が、頭の上からしました。
「エリオット君……」
「こんなとこで、どうしたの?」
 のろのろと顔を上げると、色白の可愛らしい少年が、私を覗きこんでいました。
 彼はもうすぐ9歳になる、私が初めて担当した患者さんです。

 驚きました。今はゴムボールを手に息を弾ませているじゃないですか。心臓病の手術後で
思いきり遊べなかったはずなのに。
「無理してない? あまり激しい運動は控えないと、体に良くないわ」
 心配のあまり、つい研修医として物を言ってしまいます。
「うん……ちょっと遊ぶとすぐ疲れちゃう、かな」
 ほら、やっぱり。
「けど、学校に戻って、皆と一緒に遊びたいんだ。少しずつでもいいから、続けるよ」

 そのまっすぐな言葉が、私の心に強く響きました。
 ああ、彼は幼いのに立派です。いつか来る日のために、苦しくても前に進んでいる。
 私だってめげている場合じゃない。舞台も恋も、やれることをやらなくては。
「エ……エリオット君は偉いわね……」
 言いながら、目頭が熱くなるのが分かります。
「あれぇ、先生ってばどうしたの? ひょっとして……」
 う。ちょっとウルウル来たなんて……恥ずかしくて、知られたくないですっ。

「もう! 目にゴミが入っただけだから……」
 ごまかすために、私はポケットから目薬を出しました。太陽を見ないようにしながら、
一滴、二滴。その清涼感は、曇っていた心も晴らすかのようです。
「さあ、先生もシアターに戻らない……と……?」
 いえ……シアターより……大事なのはエリオット君。
 私の小さな王子様に、いろんなことを教えてあげたい……

つづく

8:名無しさん@ピンキー
06/07/19 08:16:11 XOF2nBOr
新スレ乙

9:名無しさん@ピンキー
06/07/20 07:30:13 oaczzGZ9
>>1乙でーす♪

10:名無しさん@ピンキー
06/07/20 09:55:36 OlGWIQ/w
マリアとラブラブな孕ませセックスしたい

11:名無しさん@ピンキー
06/07/20 12:21:34 oaczzGZ9
>>10漏れも漏れもwついでに『ぱふぱふ』もして欲しい。

12:名無しさん@ピンキー
06/07/20 22:32:34 x5asNJ3h
ぱらっぱらっぱー

13:名無しさん@ピンキー
06/07/20 22:47:22 h3aGKPYw
エロベリア様にいろいろ悪戯されたいです

14:名無しさん@ピンキー
06/07/21 05:07:45 Qud5vvzR
わひゃあ

15:名無しさん@ピンキー
06/07/21 08:24:33 XiD68iiJ
すみれをバックからがんがんついてたっぷり中出ししたい

16:名無しさん@ピンキー
06/07/22 08:09:35 eM4KWN9I
かんなの尻穴開発して自分専用の精液便所にしたい

17:名無しさん@ピンキー
06/07/22 11:30:34 xQVz+uQp
椿ちゃんと下町デートしたい

18:名無しさん@ピンキー
06/07/22 12:26:31 LFZxMnrV
クワッサリーちゃんのお初を貰いたい。そんで色々教えたいぞ。

19:名無しさん@ピンキー
06/07/22 17:02:50 Tav0phgy
272氏、だみゃ~ん氏に続く新たな職人様キボンヌ。

個人的には牛男氏復活キボンヌ。

20:名無しさん@ピンキー
06/07/23 07:09:29 xLip4LHd
>>7
逃げろ、エリオットくん!
というか新次郎、間に合え!!

21:名無しさん@ピンキー
06/07/23 22:04:14 7K+byWtz
さくらはフェラ奴隷

22:272 ◆SAKURAshfY
06/07/23 22:09:57 7/NOuspo
ご連絡。前スレにジェミニンSSを投下し、埋め立てました。
というより途中で容量が512KBを超えてしまったので、後日保管庫に完結編を載せます。
尻切れトンボですみません。

これからはエリオット君、もといダイアナSSを再開しますので、今後ともよろしくお願いします。
また、一住人として、作品の投下をお待ち申し上げます。では、また。

23:名無しさん@ピンキー
06/07/24 00:17:15 0qltUoXU
前スレ埋めるのが合唱だったのは笑ったw

24:名無しさん@ピンキー
06/07/24 01:02:21 iSvELVSO
ジェミニンは可愛いすね。

25:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/24 10:25:00 FcvzqETU
痴女華撃団 大神一郎編

とてつもなく大きな物体。それが今、俺たち帝国華撃団の目の前に立ち塞がっている。
その名は、空中要塞『武蔵』。この要塞の最深部に、敵の首領・京極慶吾はいる。
いよいよ俺たちは、京極との最終決戦を迎えた。あとは、奴を倒すのみ。
だが、要塞は空中に浮いている。そこで、こちらも同様に空を飛べる戦艦を用意しなければならない。
そして米田長官は、号令した。
「空中戦艦ミカサ、発進!」

地上で夥しい犠牲を払いながら、空中戦艦・ミカサは発進する。そして、その先端部に、俺はいる。
俺は下半身だけ裸で、艦首にくくりつけられていた。
「それでは大神、あの空中要塞に風穴を開ける。」
米田長官の号令のもと、俺のいる艦首は、武蔵の方を向いた。
「隊長、準備はよろしいですか?」
「よろしいも何も・・・、俺、これからどうなるんだろう・・・?」
「さあ・・・。それもこれも、すべては隊長にかかっています。それでは失礼して・・・」
マリアはそう言うと、俺の背後に回った。そして、背中から両腕を回し、俺の逸物を掴む。
「発射っ!!!」
米田長官の号令が響く。同時にマリアは、俺の陽根をシコシコ擦りだした。
途端に、俺の陽根は熱くなり・・・・・・

びゅん!!!

今、俺の白い弾丸が、あの空中要塞『武蔵』に向かって放たれた。
白濁は勢いよく飛び、そして、武蔵に到達すると・・・・・・

どごおおおおおおおんっ!!!

あの禍々しい空中要塞の一部が、大爆発を起こし、瓦礫が四方に飛散する。
今、空中要塞に、風穴が開いた。


26:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/24 10:25:41 FcvzqETU
「よし、マリア、戻れ!」
米田長官の指示で、マリアは艦内に戻った。
空中要塞に風穴が開いたとはいっても、あれだけでは不十分。
「よし、それでは突入を開始する!」
長官の号令に、俺は思わず青くなる。俺のいる艦首は、今、あの空中要塞に向いているのだ。
「そ、そんな長官、俺は・・・・・・」
「大丈夫だ大神!己を、そして己のチンポを・・・信じろっ!!!」
「そ、そんな!俺・・・・・・死んじゃうかも・・・」
「お前なら大丈夫だ!それでは、突入開始!!!」
すると、空中戦艦ミカサは、あの巨大な空中要塞に向かって進み出す・・・・・・
徐々に加速・・・・・・ああお父さん、お母さん、姉さん、先立つ不孝をお許しください・・・・・・
「大神!しっかりチンポを立てろ!!!」
米田長官の声が、俺に向けられる。もうすぐそこまで、武蔵は迫っていた。
「うおおおおおおおおおおっ!!!」
俺は突入の衝撃を予測して、身体を固くした。次の瞬間、来た・・・・・・!!!

ゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!

凄まじい衝撃が、俺の逸物に集中する。同時に、武蔵の外壁は、俺の逸物によって砕かれていく。
普通の人ならば、即死は間違いない。
でも、俺は・・・・・・生きている。しかも、ろくにダメージも受けていない。
「よくやった、大神!!!」
「大神さん、すごい!!!」
俺は、自分自身で驚いている。俺のチンポの凄まじい威力。
「よし!それでは、要塞内に突入するぞ!大神、速やかに艦内に戻れ!」
俺は光武に乗るため、急いで艦内に向かった。

一つだけ、疑問に思う。
これほどの威力を持つ俺の逸物と、俺の射精を、さくらくんを始めとする華撃団のメンバーは、平気で耐えている。
本当は、最強の人類は、俺でも、江田島平八でも、ましてや範馬勇次郎でもなく、彼女たちなのかもしれない。

おしまい

27:名無しさん@ピンキー
06/07/24 11:52:45 FUVRWwnL
レニに毎晩しゃぶらせて、全部飲ませたい

28:名無しさん@ピンキー
06/07/24 15:26:31 N30uL1e1
レニを大量のちんぽみるくで溺れさせたい

『まさにミルヒシュトラーセですね』
ってやかましいわ!!

29:名無しさん@ピンキー
06/07/24 23:06:54 4NbKnN8b
>>22

埋め乙
ジェミニン堪能しました

30:名無しさん@ピンキー
06/07/25 08:07:16 0m3l3bBa
全裸で大股開きのブロマイドが欲しい

31:名無しさん@ピンキー
06/07/25 10:12:19 bkcrEA6M
大神さんのか

32:名無しさん@ピンキー
06/07/25 14:06:51 8HDl9JAM
>>31
薔薇組三人コンプリート

33:名無しさん@ピンキー
06/07/26 07:29:47 HPat17m/
かすみを縛ってレイプ

34:名無しさん@ピンキー
06/07/26 18:00:49 5jCdF/gx
…するつもりが逆に3人娘に逆レイプされる大神さん。

35:名無しさん@ピンキー
06/07/26 19:02:14 PnwZcTp2
愛する大神をレープされた腹いせに薔薇組が三人娘を監禁凌辱(自分たちは手を出さない)

36:名無しさん@ピンキー
06/07/26 21:50:46 QmG345n3
…するつもりがかすみ達に虐められて新境地に目覚める薔薇組の面々。

37:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/26 23:47:26 1REAKuHw
日本三大瀑布 

ある夏の休日。
大神が図書館に行くと、花火がいた。
「やあ花火くん、何か調べ物かい?」
「あ、大神さん。」
大神が声をかけると、花火は顔を上げて大神に微笑みかける。
「実は、日本のことを調べていたのです。」
「そういえば花火くんは、まだ日本に行った事なかったんだよね?」
「はい。ですから・・・・・・憧れますわ。ポッ」
すると大神はちょっとだけ脅かすかのように言った。
「暑いよ~、日本の夏は、巴里とは比べ物にならないくらいに。」
「まあ、そうなのですか?」
「うん。もう、半そででも蒸し暑くて、何にもやる気が無くなっちゃうくらいに。」
「まあ・・・・・・大変なのですね・・・・・・」
すると大神は、座っている花火の向かいに座った。
「でもね、俺の実家の近くに、すごく涼しいところがあってね。そこは山の高いところから、すごく清らかな水が大量にどーんって落ちてきてね、
その眺めといったら、すごく壮観なんだ。」
「まあ、大神さんの家の近くに、滝があったのですか?」
「そう。まあ、日本では有名な『華厳の滝』っていうんだけど・・・」
「あっ、知ってます!この間読んだ日本の本に書いてありましたわ。」
すると、花火はうっとりしたような目つきになる。
「華厳の滝・・・・・・いつか、日本に参りました折には、是非行ってみたいですわ。ポポポポポッ♥」
「そうだね。日本に行くことがあったら、是非一緒に行きたいな。」
「うふふ。私もですわ。」
大神の願い。いつか、花火と一緒に、日本の名勝や旧跡を巡りたい。日本には、まだまだ花火の知らない素敵な場所が、たくさんあるのだ。
「そう言えば花火くん、知ってるかい?日本には、三大瀑布という、素晴らしい滝が、3つあるんだ。」
「知ってますわ。鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府・・・」
「いや、その幕府じゃないんだ。瀑布って言うのはね、滝の別名なんだよ。」
「まあ、そうだったのですか。紛らわしいですわね・・・」
「一つ目は、俺の実家に近い、『華厳の滝』。二つ目は、熊野の聖地の山奥に流れる『那智の滝』。そして三つ目は、俺の実家からも結構近い、『袋田の滝』。」
「華厳の滝、那智の滝、袋田の滝・・・ですか。」
「そう。そして実は・・・・・・この3つの滝は、実はこの巴里でも見ることができるんだ。」
大神の意外な言葉に、花火は驚いた。
「えっ!?この巴里でも見ることができるのですか?」
「ああ。そうだ、今から、見に行かないかい?」
「まあ、素敵ですわ・・・ポッ・・・大神さん、是非、ご一緒させてください。」
「よし、そうと決まったら、早速行こう!」
「はい!」


38:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/26 23:48:39 1REAKuHw
華厳の滝(栃木県日光市)

「あっ、イチロー、どうしたの?」
大神と花火は、コクリコのいるこのサーカスに来ている。もちろん、まだ昼間なので、営業はしていない。
ちょうど今、コクリコが、動物たちに餌をあげているところだった。
「大神さん、ここで、滝が見られるのですか?」
「そうだよ。日本三大瀑布の一つ、華厳の滝だ。」
「ケゴンノタキ?何それ?」
二人の間に、コクリコが割って入る。ケゴンノタキなどというものは、聞いたことも無い。そのようなものが、本当にあるのだろうか?
「さあ、それじゃ、華厳の滝を見せるからね。」
そう言うと大神は軽く指をパチンと鳴らした。すると・・・・・・
「わわっ!何するの!やめてよう!」
コクリコの後ろにいた象さんの長い鼻が、突然コクリコの胴に巻きついた。そしてそのまま、コクリコは上へと持ち上げられる。那智の滝(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
「この日のために、こっそりと手なずけておいたのだ。」
そして大神は、象さんの鼻によじ登り、コクリコのズボンとパンツを脱がす。そして、大神の指が、一気にコクリコの秘所へと潜り込んだ。
「さあ!花火くん、見ているんだ!これが、華厳の滝だ!!!」
「ふああああああああっ!!!」
大神の巧みな指使いに、コクリコの秘所は、次第に濡れてくる。同時に、尿意も催してきた。
そして・・・

ど――――――――――――――――――んっっ!!!

高い場所から、コクリコの尿&愛液が勢いよく落ちてくる。その壮観な眺めに、花火はうっとりした。
「まあ、素晴らしいですわ・・・・・・確かに涼しい感じがします・・・ポポポッ♥」
そして象さんの鼻の上で、コクリコは泣いた。
「・・・うう・・・ひどいよイチロー・・・それに花火まで・・・ううう・・・」


39:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/26 23:49:35 1REAKuHw
那智の滝(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)

「あの・・・大神さん?ここって・・・・・・」
「しっ!花火くん、今は静かに!」
今、大神と花火がいるのは、ブルーメール家のトイレ。もちろん、花火も常用している。
今、二人は、このトイレに潜んでいた。そして、蜘蛛が網にかかる獲物を待つかの如く、二人も獲物をじっと待っている。
その時、廊下に足音が響いた。そして、ドアが開いて、入ってきたのは・・・・・・
「今だ!花火くん!」
「はいっ!大神さん!」
「わっ!な、何をする!離せ!」
入ってきたのは、特徴ある金髪の娘。そう、グリシーヌ。今、彼女は、二人の罠にかかったのだ。
突然、グリシーヌは、背後から押さえつけられた。そして、ズボンと下着を脱がされて、Vの字に開脚させられて持ち上げられる。
「さあ、グリシーヌ、おしっこするんだ。」
「た、隊長・・・こんなことして、ただで済むと・・・」
「どうしたんだグリシーヌ?おしっこするんじゃなかったのか?」
「は、離せっ!」
グリシーヌは逃れようと必死にもがく。しかし、大神と花火に、二人がかりで押さえつけられ、身動きが取れなかった。
「さあ、花火くん!これが、那智の滝・第一の滝だよ!」
「あああああっ!!!」
グリシーヌの膀胱は、耐え切れずに一気に熱い尿を便器に向かって押し出す。その壮大な瀑布に、花火も思わず見とれる。
「まあ・・・素敵ですわ・・・ポッ」
そして、グリシーヌはおしっこが終わると、世にも恐ろしい目つきで大神と花火を睨んだ。
「ううう・・・・・・貴公ら・・・許さん・・・」
「まずい!花火くん、逃げるぞ!」
「は、はいっ!」
そして二人は外に向かって逃げ出した。

「花火くん、実はね、那智の滝は、別名『那智の四十八滝』と言って、知られているだけでも48の滝があるんだ。」
「まあ、そうなのですか?」
「そういうわけで、次は第二の滝だ!」
「はいっ!」
こうして、二人は、次に教会へと向かった。

エリカ「きゃあ!大神さん、こんなとこで何してるんですかあ!」
大神「さあ花火くん、第二の滝だよ!」

そして、シャノワール・・・

ロベリア「な、何しやがる!」
大神「第三の滝!」

グラン・マ「な、何するんだいムッシュ!」
花火「これが第四の滝・・・」

メル「きゃあ!大神さん、やめてください!」

シー「ああん!ダメですうううう!」


40:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/26 23:50:18 1REAKuHw
袋田の滝(茨城県久慈郡大子町)

「さて花火くん、次は『袋田の滝』だけど・・・」
そこまで言いかけて、大神は背後に殺気を感じた。
「大神さ――ん・・・・・・」
「隊長・・・・・・」
「ムッシュ・・・・・・」
「ひどいよイチロー・・・」
げっ!
思わず大神は背筋が凍る。先ほどの面々が、異様に殺気だってこっちを睨んでいる。しかもそれぞれの手には、己の得意な得物まで持っている。
「ま、待て皆!話せばわかる!」
そこに、グラン・マの号令がかかった。
「やっておしまい!」
「あらほらさっさー!」

「グロス・ヴォーグ!」
「ぐぇっ!」
「マジック・ボンボン!」
「きゃあ!」
「祈りなさーい!!!」
「ぎゃあああ!!!」
「ティアンマ・ウンギャ!!!」
「いやああああ!!!」
ドカ、バキ、ボコ・・・・・・

血まみれになった大神が、最後の力を振り絞って花火に語りかける・・・
「は、花火くん・・・見た・・・?これが・・・『袋田の滝』・・・だ・・・よ・・・(ガクッ)」
そして、花火も辛うじて答えた・・・
「袋田の・・・滝・・・という・・・か・・・袋叩き・・・ですね・・・(グフッ)」

おしまい

100gのほうがよかったかもw

41:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/07/26 23:52:06 1REAKuHw
ありゃ?>>38に那智の滝が・・・・・・

脳内修正でおながいしますorz


42:名無しさん@ピンキー
06/07/27 12:52:47 fM47RTxM
>>ダミアン
必死なのはわかるが、禿しくツマラナイ。
逝ってよし。

43:名無しさん@ピンキー
06/07/27 23:21:02 HTuzFS+h
花火も巻き込まれてるw

44:名無しさん@ピンキー
06/07/28 09:52:12 DapwTRag
マリアに産ませた娘をマリアの前で犯したい

45:名無しさん@ピンキー
06/07/29 07:47:20 9ZF3BOs+
あやめさんはお願いすればいつでもフェラして飲んでくれる

46:272 ◆SAKURAshfY
06/07/29 09:36:02 si9kkr3l
保管庫からお知らせ。
前スレ最後の作品「ジェミニン頑張る!」を完結させ、収録しました。

47:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:01:44 aDDywY6w
 診察室のベッドに、半ば押し倒すようにエリオット君を寝かせました。
「せ、先生? 何でこんなこと……」
 あらあら。手首を縛ってうつぶせにくくりつけたくらいで、そんなに怯えなくてもいいのに。
これから始めるのは、とても素敵な営みなのだから。
 でも、その前に。
 彼は体が弱いから、体調をちゃんと確認しないといけないわね―たとえば体温、とか。

「さあ、診察を始めましょう」
 半ズボンに手をかけ、ブリーフごと下ろします。もう、脚をじたばたさせたりして。これは、
診察ですよ。おとなしくしないとダ・メ。
「ひゃあぁあ!? や、やだあっ」
 あぁ。やっぱり、可愛いわ……エリオット君。
 色白の少年のヒップは女の子みたいにつるつるで、まるでむきたてのゆで卵みたい。
口づけたくなる衝動をどうにか抑えながら、私はつとめて冷静に“医療行為”の準備に
かかります。

 お尻の谷間をくつろげ、脱脂綿で丁寧に拭ってあげます。彼のアヌスが汚れているとは
思わないけれど、デリケートな部分は念入りに消毒しておきましょうね。
「お、お尻……スースーする……」
 消毒液は塗った場所から熱を奪います。エリオット君は今、心地よい冷たさを味わって
いるのでしょう。その声に陶然としたものが混じってきました。


48:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:02:16 aDDywY6w
 そろそろ、頃合いかしら。
「お熱を、測りましょうね♥」
「い、いやっ、先生やめて……」
 ずぷっ。
 銀色に輝く先端が、少年の可憐な雛菊に挿入されると、抗議の声が別の鳴き声に変わりました。
「ア、アッ――! 抜いて、抜いてぇ」
「動くと、ケガしますよ。大丈夫、すぐに慣れるから」
「ひっ……」
 脅しに近い言葉をかけられると、エリオット君はすっかりおとなしくなりました。よかった、
これで検温もしやすくなります。
 ガラスの中の赤い筋が、じわじわと伸びていきます。それは少年の快楽の高まりも表して
いるのでしょうか。
 だったら、こうするとどうなるのかしら?
「ひぐうっ、ひああ、か、かき回さないでぇ」
 あ、ちょっと上がった。
「くすくす……微熱♥」

49:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:03:35 aDDywY6w
「どっか悪いの? 先生ってば!」
 エリオット君の呼ぶ声が、私を妄想の診察室から連れ戻してくれました。残念、まだ
何もしていなかったのね。では今度こそ。

 う……!?
 澄んだ、つぶらな瞳が、似ている……あの人に。そんな目で見られたら、私……
 そうです! ダメですよ! これは偽りの情熱、作られた欲望。ここで自分に負けたら、
きっと後悔するでしょう。
「わ、私は……本当は誰を……」
 しかし体が勝手に動いてしまうのです。街灯に焼かれる蛾のように、エリオット君に
ふらふらと……
 大河さん……ごめんなさい……!

「ダイアナさーん、ストップストーップ!」
 遠くからはっきり聞こえてくる、この声……大河さん? よかった……
「うおおっ!」
「きゃあああっ!?」
 何かが私に猛烈な勢いでぶつかったかと思うと、次の瞬間には視界いっぱいに青空が
広がっていました。
……ああ、世界が回転してます……きゅう。

50:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:04:37 aDDywY6w
「はあっはあっ……み、見つけた!!」
 僕がシープメドウにたどり着いたとき、ダイアナさんは隣に座った男の子を押し倒す
寸前だった。
『舞台女優が少年に淫行』―そんな、リトルリップシアター始まって以来の不祥事を
起こさせてたまるか。
 それに、あんな子供にダイアナさんを取られたくない!

「うおおっ!」
 ダイアナさんの肩をつかんで、少年からひったくるように引き離す。二人して、芝生の
上に倒れ込んだ。
「ひえぇ、危ないところだったじゃないですか、ダイアナさん……ダイアナさん? もしもし?」
 返事がない。僕の下で、目を閉じてぐったりしている。
「ああっ、気絶してる! いつものことか……じゃなくてダイアナさん、しっかり!」
「…………」
 慌てて抱きかかえ、揺さぶる。息はしているしケガもないようだけれど、起きてくれない。
どうすれば、目を覚ましてくれるんだろう。この、眠れるお姫様は。

「ぜえぜえ……ぶ、無事だったか、ダイアナは?」
 肩で息をしながら、加山さんが駆け寄ってきた。同時に入園したはずなのになぁ。
「そ、それが」
 僕の説明を聞いた加山さんの顔が、急に険しくなった。
「何を迷っている新次郎! お前はシアターで何を学んできた」
 加山さん、僕に何を伝えようとしているんだろう。とても大切なことを、僕は忘れている
のだろうか。
「呪いをかけられたお姫様を覚ますのは、王子様のキスだろう!」

51:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:05:36 aDDywY6w
「そうですね! って、はぁ!?」
 普通は『応急措置をしろ』とかアドバイスするものでは?
「分からんのか、彼女が待っているのが。根拠はないが、自信はある!」
 ニカッと笑って親指を立てるこのおじさんを、僕は完全にダメだと思った。
 ところが。

「おいあの二人、いい雰囲気じゃないか?」
「絵になるわよね。活動写真のワンシーンみたい」
「え、活動写真のロケだって?」
 噂が噂を呼び、そこに居合わせた人たちが、いつしか僕とダイアナさんをぐるりと
取り囲んでいた。
「あわわ……」
 この国ではキスが挨拶代わりになっているはずなのに、この関心は一体……
「見ろ、ここにいる皆がお前に期待しているんだ。日本男児なら、逃げるんじゃあない」
 むちゃくちゃだ。むちゃくちゃだけど……

 なんだか本当に、キスしないといけない気になってきた。加山さんの言うとおり、
キスをしないとダイアナさんが目覚めないようで。
 劇場があって劇が生まれるんじゃない。ドラマがあれば、そこはすべて舞台なんだ。
自惚れてもいいのだろうか。今、その主役は僕たちなんだと。
「お兄ちゃん、頑張って」
 先ほどの可愛い少年まで、固唾を飲んで見守っている。彼のためにも、やるしかない。
「キスはいいなあ~、俺には相手いないけど」
 加山さんは、黙っててください。

「ダイアナさん……」
 初めて会ったときから、綺麗な人だと思っていた。
 今、間近で見ると、離れられなくなってしまいそうだ。ううん、離さない。
 力なく開いた唇に、自分の唇を寄せる。

52:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/07/30 07:06:09 aDDywY6w
「おお~……」
 触れ合った瞬間、周りからため息が漏れた。たくさんの人に見られていることをあらためて
自覚し、心臓がドクドクと鳴る。でも、止まらない。
 ダイアナさんの唇は想像していた以上に柔らかく、そして小さかった。強く吸ったりすれば、
溶けてしまうのではないかと思えるくらいに。
 特に味はないけれど、いい香りがする。女の人って、いい香りがするんだ。
 このまま目が覚めなければ、ずっとキスしていられるんだろうか。そんな不謹慎なことまで
頭に浮かんでくる。

「ん……」
 ダイアナさんの長いまつ毛が揺れる。その中からスカイブルーの瞳がのぞいた。瞳には、
僕が映っている。
 お姫様が目を覚ましたら、唇を離すのがエチケット……なのかな。後ろ髪を引かれつつ、
僕は初めてのキスを解いた。
「た、大河さん……」
 ダイアナさんは、自分の唇をそっと指でなぞった。それから何があったのかを悟ったのだろう。
雪のような顔(かんばせ)が、ゆでられたように赤く染まった。
「あ、あの、大河さん……私にキス、されたんですか?」
 ごまかす気はない。小さく、でもはっきりとうなずく。
 ギャラリーそっちのけで、見つめあう二人の間には甘い時間が……

 流れなかった。
「ひ、ひどい人です! あなたは!」
 僕をキッとにらみつけ、ダイアナさんは金切り声をあげた。
 ええっ!? これって、天国から地獄!?


つづく

53:名無しさん@ピンキー
06/07/30 10:52:05 dbVEyQRU
加山…面白すぎだ!

ダイアナさんは綺麗ですね。
ロマンチックな展開が一転、この先どうなるのか非常に気になります。

54:名無しさん@ピンキー
06/07/31 08:23:03 VnLd2YXd
カンナと正常位でセックス

55:名無しさん@ピンキー
06/08/01 08:30:21 OQKpWK5F
アイリスの膣に一晩で5回は中出し

56:名無しさん@ピンキー
06/08/01 18:31:37 e2fgIbtG
レニの膣に一晩で10回は中出し

57:名無しさん@ピンキー
06/08/02 08:13:12 pz+OycDG
花組メンバーは一日交代で大神の性欲処理担当

58:名無しさん@ピンキー
06/08/02 12:59:34 Y2lKM8MZ
>>57
そこへ薔薇組が乱入して大神を掻っ攫う

59:名無しさん@ピンキー
06/08/02 21:52:37 L77gQPCt
大神たんはつるぺたもストライクゾーン内

60:名無しさん@ピンキー
06/08/02 22:09:20 pz+OycDG
むしろつるぺたが主戦場

61:名無しさん@ピンキー
06/08/03 07:59:00 0x6YgivN
すみれの手コキで射精して手についた精液をすみれがなめる

62:名無しさん@ピンキー
06/08/03 10:15:48 p/HcwVym
織姫の褐色の肌にホワイトソースをぶっかけてやるぜ

63:名無しさん@ピンキー
06/08/04 01:36:21 JTSkUdut
セックスするならやっぱエリカだな
エリカの膣で中出ししまくり

64:名無しさん@ピンキー
06/08/04 07:21:43 iqeBq/XK
まあ日高のりこボイスはポイント高いよな

65:名無しさん@ピンキー
06/08/04 23:03:03 t2Y0xQex
そういえば真宮寺大佐と若菜さんって見合い結婚だったんだよな。

66:名無しさん@ピンキー
06/08/04 23:06:11 cWdaTu+1
さくらと帰省した時、若菜さんに女の事情を打ち明けられてタジタジになった。
なんか母と言うより女って感じの人だな。

67:名無しさん@ピンキー
06/08/04 23:37:43 t2Y0xQex
さくらシナリオのその辺の謎はアニメビデオで解けたよな。
確かにあの夫婦には愛情が存在しなさそう…
ホントに破邪の血を残す為に子供を作る行為をしただけというカンジが。

68:名無しさん@ピンキー
06/08/05 00:39:28 uSYO+f/w
なんか気の毒な人だな…。
他の母親達は夫が生きていて愛情で結ばれているみたいなのに。

69:名無しさん@ピンキー
06/08/05 08:49:28 PLawEVVH
絶対溜まってるよなぁ若くて綺麗だしモッタイナス

70:名無しさん@ピンキー
06/08/05 10:32:34 hnHhU9xG
そこでわれらが大神さんの出番ですよ!

71:名無しさん@ピンキー
06/08/05 22:53:25 6bVmiazu
親子丼ktkr

72:名無しさん@ピンキー
06/08/06 22:48:05 jL/PQIbr
10年後のアイリスとやりたい。アイリス母ともやりたい。
いっそ3Pでw

73:名無しさん@ピンキー
06/08/06 22:50:59 dzTNaRXc
それじゃ10年後のアイリスと10年後のアイリス母との3Pになっちゃうゾ
イイのか?

74:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/06 23:07:37 ACUyWJUr
 僕をドンと押しのけて、ダイアナさんが駆け去ってゆく。どうして?
 いや、考えている場合じゃない。ここで彼女を捕まえられなかったら、本当に他の誰かに
取られてしまうかもしれない。相手が大統領だろうと、そんなことはさせないっ!

「迫真の演技だなあ」
「んだんだ」
 いきなりの修羅場にいたく興味をそそられたのだろう。ギャラリーも僕にぞろぞろついて
来ようとする。ああもう、見せ物じゃないのに。ここは……
「加山さん、後はお願いします!」
 半分は加山さんのせいだし。
「ああ、任せろ!」

 ボロロ~ン。
「へ?」
 どこに持っていたのか、加山さんはギターを構えていた。
「俺の歌で、オーディエンスを釘付けにしてやるぜ? ルララ~♪」
 な、何分くらい、足止めできるのかな……

75:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/06 23:08:28 ACUyWJUr
 見慣れた白衣の背中が、はるか前方に現れた。ダイアナさんもずいぶん速く走れるように
なったんだな。
 でも、僕だって必死なんだ。揺れるブロンドの三つ編みが、はっきり見えてきたところで……

「ダイアナさんっ!」
 ちょっと強めに、華奢な肩をつかんだ。
「は、離してくださいっ」
 さっきみたく押し倒さないように気をつけつつも、僕はダイアナさんを逃がさない。
「離せません。どうして僕がひどい人なのか、教えてもらうまでは」
「だって……ぐすっ」
 う。それは反則ですって。
 振り向いたダイアナさんは眉をきゅっと寄せ、レンズの奥の瞳に涙をたたえていた。
もう少しで溢れて、頬を伝うくらいに。
 途端に何だか分からないけど、自分がとてつもない悪人に思えてくる。

「覚えてないんですよ?……自分の、ファーストキス……」
 ああぁ、そう言えば。『気がついたら唇がくっついていた』なんて思い出も何もあったもの
じゃない。
「それに……あんなに大勢の人の前で……」
「ごっ、ごめんなさい」
 それも僕のせいだ。いくら加山さんに焚きつけられたとはいえ、数十人の野次馬に見ら
れてしまったのは。恥ずかしさに耐え切れず、ここまで逃げてきたのか。
 僕は、いっしょくたにしていた。舞台の上のダイアナさんと、普段の彼女を。いくら堂々と
オフィーリアやピンカートンを演じていても、素顔の彼女は夢見がちで恥ずかしがり屋なんだ。
「でもね、大河さん」

76:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/06 23:08:59 ACUyWJUr
「わたくしは幸せです」
「えっ」
 今までの怒りと悲しみが嘘のように、その声は穏やかで慈愛に満ちていた。
「さまよう心を、あなたの口づけで覚ましてもらえたのですから」
「許して、くれるんですか?」
「さっき怒ってみせたのは、いきなり唇を奪われた仕返し♪」
 悪戯に成功した子供のように、彼女はくすくす笑った。してやられたってこと? 
もう、ひどいなあ。

「これがわたくしの……本当の気持ち」
 ダイアナさんはそっと目を閉じた。
 念のため、辺りを見回す。近くには、誰もいないみたいだ。やり直そう。彼女の望むまま、
ファーストキスを二人一緒に。
 また花のような芳香が漂ってくる。その香りに誘われて、唇が近づいていく。
 陽光差し込む木立の中、お互いをついばむ音と、無邪気な鳥の鳴き声だけが聞こえていた。
 どれくらいの時間、そうしていただろうか。瑞々しい唇の感触を惜しみながら、キスを解く。

「嗚呼、生きることを諦めていたわたくしが……夢は、叶ったのですね」
 満面に笑みを浮かべながら、その目からは清らかな涙がとめどなくこぼれていた。
そんなダイアナさんを、包み込むように抱きしめてあげる。
「僕だって……元気なダイアナさんを、こうやって抱きしめたかった」
 でも、これで終わりにしたくない。
「ダイアナさん。そ、その、ここじゃ人が多いから」
「はい。夢の続きは―二人きりの場所で」


つづく

77:名無しさん@ピンキー
06/08/07 11:15:40 GKHOKr4T
>>73
むしろ10年後のアイリスママとヤりたいね

78:名無しさん@ピンキー
06/08/07 12:23:10 w/CgALxo
>>77
10年後のアイリスママもまだまだ魅力的だろうね。
成長したアイリスはママに似てるだろうし。
パラダイスだ。

79:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/08 01:48:45 mPck5Bbl
ども、人造人間だみゃ~んです。
今からSSを投下しますが、以下の点にご注意を。

・百合です。
・4回に分けて投下しますが、今回は第1回目です。

タイトルは『Pathetique』です。それでは。

80:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/08 01:49:47 mPck5Bbl
『Pathetique』
~1st Movement~(1)

私のこれまでの人生は、一体何だったのだろう・・・・・・
そして、私のこれからの人生は、一体どうなるのだろう・・・・・・

あの時、夫の一馬の戦死の報を受けたとき、私はあまりのことに、茫然自失になってしまった。
私の傍らには、まだ幼い、一人娘のさくらさんだけ。
彼女だけが、一馬さんの遺した、たった一つの希望だった。

今よりも遥か昔、私にも純情な乙女の時代があった。
あの頃は、地域社会や世間の目は非常に厳しく、気軽に男女交際などといった行為をしようものなら、それがたとえ性行為を伴ったものでなかった、
純粋な交際だったとしても、あっという間に村八分にされる・・・そんな世の中だった。
それゆえに、私は・・・全然、男を知らなかった。

そして、適齢期になると、半ば強制的に親の決めた許婚の元へと、嫁がされてゆくのだ。
もっとも、あの当時は、それが当たり前で、私もそのことに、何ら違和感は覚えなかった。
私の結婚相手は、真宮寺一馬という人だった。
私の初めての相手・・・そして、後にも先にも、たった一人の相手。それが、一馬さんだったのだ。
この当時は、結婚後も、配偶者以外の異性間での交流は、厳しい制限があった。
21世紀と呼ばれる世界の人々には、想像もできないであろう、男尊女卑の世の中。
姦通罪という条文が、きちんと刑法に記載されていた時代。不倫など、もってのほかだったのだ。

だが、私は・・・そんな世の中で、親の決めた通りに、成長し、そして嫁いだ。
何の疑いもなく、一生を彼と添い遂げる――そう、思い込んでいた。

一馬さんには、それなりに良くして頂いたと、私は思う。燃え上がるほどの、熱い恋の相手というほどではなかったが、
あのころは毎晩、私は一馬さんと愛し合っていた。それは間違いない。
その何よりの証拠が、一人娘である、さくらさん。私の、実の娘ではあるけれど、私は彼女を「さん」づけで呼んでいる。
夫とは、それなりの愛情があったが、私が、真に愛情を注いだのは、彼女一人。本当の意味での、私の愛する人間。
それなりに愛する人と、本当に溺愛している人。どちらがより上であるかは、一目瞭然であろう。
だからこそ、さくらさんには、より素敵な女性になってもらおうと、日頃から厳しいしつけを施してきた。
それも、愛する娘であるが故。そして、そんな愛娘だからこそ、一人の人間として尊重すべく、「さん」付けで呼んでいるのだ。

女性としてのしつけと言う点では、彼女は申し分なく育った。一人の女性としては、どこに出しても、恥ずかしくない存在。
だが、彼女は、私の娘であると同時に、夫・真宮寺一馬の娘でもある。それは、時折見せる、彼女の勇猛な性格に、顕著に現れていた。
そして、おしとやかで慎ましく育ててきたつもりが、彼女は行動的で、考え方も結構先進的。
そんな愛娘だから、あの米田中将からの帝国華撃団への誘いに、ほぼ二つ返事で了承してしまったのだ。

本音を言ってしまえば、彼女には、戦場には出てほしくない。
だが、そんな私の思いとは裏腹に、この私の元へ届く知らせは、彼女の目覚しい活躍ばかり。
やはり、彼女は、真宮寺一馬の娘なのだ。日の本でも五本の指に入る、最強の武人の娘。

そして、今や、帝都でも、トップクラスの舞台女優。

もう、真宮寺さくらという人間は、すでに私の元から巣立っていった。
彼女の居場所は、もう、ここではなく、帝都にある。
私の元から、一人の雛が巣立ち、私という巣の中には、大きな空洞が出来た。
そう、後に遺されたのは・・・・・・

後家という名の、悶々とした生活。

81:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/08 01:50:25 mPck5Bbl
~1st Movement~(2)

虚しい。
たった一人での、日々の生活。夫に先立たれ、娘は独立し、話し相手はばあやだけだ。
夫の軍隊での年金があるため、生活費に困るということはなかったが、今の私は、ただ生きているだけ。
何もすることがない。退屈という名の、拷問。
夫が健在であれば、まだ若い私。次の子を宿したり、そうでなくとも、夫との生活を楽しむことも出来たであろう。
だが、もう、夫はいない。かといって、別の男と再婚する気にもなれなかった。
もし、再婚したとなれば、我が愛娘のさくらさんは、どう思うであろう?
ひょっとしたら、『貞操のない母』と思われるかもしれない。もっとも、彼女が本当にそう思うかはわからないが。
それでも、私にとっては、他のどんな男よりも、愛娘のさくらさんの方が、大事なのだ。
だから、彼女から蔑まれるような行為だけは、絶対に出来ない。
だからこそ、私は・・・・・・他の男と親密な関係になるのは、あえて避けてきたのだ。

しかし、退屈な生活・・・・・・
私はふと、仏壇の上の一馬さんの位牌をそっと手に取った。
彼のいない生活。それは、酷く退屈なもの。
独りになって、そのことが急に実感できた。
今になって、一馬さんがいないことが、寂しい・・・・・・
(ようやく、さくらも独り立ちしたようだね・・・)
位牌の中の一馬さんが、そう私に語りかける。
「そうですね。私もようやく、肩の荷が下りたような・・・そんな気がします。」
私がそう答えると、一馬さんは笑った。
(これで、また昔みたいに、二人きりの時間を、思う存分、過ごせるんだね・・・・・・)
そう、これからは、一馬さんと、二人きり。

だとよかったのに。

いくら位牌を眺めていても、肝心の一馬さんは、どこにもいない。
不意に、仏壇の安置してある間の畳に、幾粒かの水滴が零れた。
私の頬を伝う、涙。
「一馬さん・・・私・・・・・・寂しい・・・・・・」
さくらさんの前では、気丈な振る舞いを見せても、私は・・・女。
愛する人を、喪った、心の空洞。
「私・・・・・・どうすれば・・・・・・いいの!?」
私はそっと、己の身体を擦ってみた。
まだ、少女だった私を、初めて愛してくれた、一馬さんのぬくもり。
初めてだった私を、溢れるような快楽へと導いてくださった、恩人。
だが、今になって考えると、一馬さんは、初めてではなかったようだ。
意外にも、遊んでいたのかもしれない。それは、同じメンバーであった、米田中将を見れば、よくわかる。
でも、私は、たとえそうであっても、何の不満もなかった。
悋気は、慎みのない女のすること。この時代では、それが当たり前だったのだ。
男は、家を守るために、より多くの女と交わる必要があったのだ。
そして、子供を成し、特に男児を、その家の後継者と決めるのだ。
しかし、今になっても、彼が他所に作った子がこの家に現れるということは、まだ一度もない。
遊んではいたが、彼が子を成したのは、私だけだったのかもしれない。

彼は、私を愛していたのかもしれない。

82:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/08 01:52:13 mPck5Bbl
~1st Movement~(3)

そんな彼の想いが、今になって、私の心に直接響いてくる・・・・・・
一馬さん、あなたは・・・どうして・・・死んでしまったの?
悲しい。そして同時に、彼の私に対する想いに気づけなかった、当時の私を、深く恥じた。
私は、何という愚かな女。
一馬さんは、一途に私のことを想ってくださっていたというのに・・・

私の一馬さんに対する想い、それが、今、私の着物の中に、己の腕を滑り込ませてゆく。
今、私のこの手に、一馬さんの魂が宿る。
「はっ・・・・・・」
一馬さんの魂に支配された私の手は、何の躊躇いもなく、私の両腿の中央へと入り込む。
「ああっ!か・・・一馬さん!そ、そこは・・・・・・」
過去にさくらさんを産んだその場所・・・・・・彼は、まるで私の弱点を熟知しているかのように・・・・・・
いや、実際に、彼は私の弱点を熟知していたのだ。その弱点を・・・一馬さんは、一発で探し当てる。
「くはあっ!!!」
もう、私の手は、言うことを聞いてくれない。私の弱点を見つけるや否や、そこを集中攻撃する。
「ああっ!や・・・やめ・・・あああっ!」
その指が、ぐいっと敏感な部分を擦り上げる。途端に、私の意識が、急激に薄れていく・・・・・・
「ん・・・か・・・ずま・・・さ・・・んんん・・・・・・」
朦朧とした意識の中、私はただ、あの人の名を呼び続けた・・・
あの人以外は、誰も知らない、私の・・・・・・秘密。
その秘密を、今、こうして一馬さんの前で、堂々とさらけ出している。
もう20年近く前・・・・・・さくらさんが産まれた場所。
そして、それよりさらに1年近く前・・・初めて、男を知った場所。
でも、その男の人は、もういない。
後を追うべきなのか、それとも・・・・・・ここに居残るべきなのか。
答えは簡単。私は・・・・・・さくらさんの、帰るべき場所。
さくらさんが、今、この世界で、パワフルに活躍している。そのさくらさんが、羽を休める場所。
私は、ここに居残るべきなのだ。おそらく、一馬さんも、そう言うだろう。

そう、この酷く退屈な時間と共に、私は・・・この世界に、居残り続ける。
その退屈な時間を、僅かに慰める・・・このひと時。
「ふ・・・・・・んん・・・・・・」
その思索の最中も、私の手は、その秘密の場所を弄り続けている。そこから染み出す、私の熱い果汁を、もっとください。まるで、そう言っているかのように。
いつしか、私の果汁は、どろどろと溶け出し、畳に吸い込まれてゆく・・・その後に、うっすらと染みが出来ている。
私は、一馬さんを、求めている。正確には、一馬さんの、男を、求めている。
卑猥な音を立てて、私の膣の内部に、己の指が入り込んでいく。それは、私の果汁を、一滴残らず掻き出すかのよう。
しかし、いくら掻き出しても、私の果汁は、とどまるところを知らない。

私も、現役の女なのだ。


83:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/08 01:53:18 mPck5Bbl
~1st Movement~(4)

「ふう・・・・・・」
私は居間に独り、佇んで、ふうっとため息を一つついた。
一馬さんが、もし今の私を見ていたとしたら、どう思うだろうか?
(無理はしなくて、いいんだよ)
そう言うだろうか?それとも・・・
(この淫乱女!雌豚!)
そう言うだろうか?

ふと私は、壁に掛かっているカレンダーを見た。
そうだわ!今日は久々に、さくらさんが帰省する日。
こうしてはいられない!すぐに私は、身の回りの整理や、お化粧を始める。
なぜなら・・・・・・一番愛する人の前では、いつも綺麗でいたいから。

~2nd Movement~へ続く

84:名無しさん@ピンキー
06/08/08 05:47:38 tHbeH912
>>76展開が早すぎないか? ダイアナさんも新次郎も、それでいいのか?
(でっかいお世話です)

まだ薬が、効いてるんだろうか…。


85:272 ◆SAKURAshfY
06/08/09 21:32:54 G8b7NaPv
↑う~む、なるほど。

ところで、本スレ「その3」と「その4」をhtml化し、保管庫の「リンク」ページから
行けるようにしました。興味のある方はどうぞ。

サクラ大戦エロパロ保管庫「サクライーピードットネット」
URLリンク(www.sakura-ep.net)

86:名無しさん@ピンキー
06/08/10 05:51:36 bMFRDLVp
乙ですっ

87:名無しさん@ピンキー
06/08/10 12:19:56 eFmDLglh
>>85
乙!!

88:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/12 20:14:53 T6hjIJLM
「ええ、大事には至りませんでした。ただ、ダイアナさんがちょっと疲れてるみたいで……
本当ですか、ありがとうございます。では、また後で」

 見えない相手に深々と頭を下げてから、ぼくは受話器を丁寧に戻した。
 さすがにそこらへんの公衆電話と違って、その電話機は実に優雅な形をしている。
電話機だけじゃない。机も椅子もドールハウスも、あらゆるインテリアの調和が取れている。
それは、この部屋の主の穏やかな心を形にしたかのようだった。

 ギャラリーをまいて、ぼくたちはダイアナさんのアパートへと戻っていた。
 さ、さすがに、セントラルパークのど真ん中で、キスより先には進めないって。それに、
まずはシアターへの連絡を忘れちゃいけない。
「おじさま、怒ってませんでしたか?」
 ダイアナさんが、すがるような目をして聞いてきた。
「いえ、そんなことなかったですよ」
 サニーサイドさんも一騒動あったことを察してくれたらしい。
『午後の稽古が始まるまでゆっくりするといい』
と優しい言葉をかけてくれた。
 さすがだなあ。さっき、あんなにひどい目に遭ったというのに。

89:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/12 20:15:57 T6hjIJLM
「よかった……では、おじさまのご好意に甘えて」
 やっと愁眉を開くと、ダイアナさんはキッチンへと消え、しばらくしてトレイを手に戻ってきた。
その上には白磁のティーポットとティーカップが乗っている。
 ティーカップを窓際のテーブルに並べると、彼女は紅茶を静かに注いでいく。
「そんな、わざわざお茶なんて」
『もっと大事なことがありませんか?』
 そう言いかけて、やめた。
「うふふ、遠慮しないで下さい。あちこち走り回って、お疲れでしょう」
 確かに、身体は嘘をつけない。渇いた喉に紅茶を流し込むと、そこから染み渡っていくようだ。
「ほら、スコーンもありますよ♪」
 勧められるまま、小皿の上の焼き菓子をいただく。
 口いっぱいに、サクサクした食感と香ばしさが広がった。
「うわあ、これ美味しいですね。レモンの香りが爽やかで」
 今度ぼくも作ってみよう……

 って、ちがーう!
 ぼくたちがここにいるのは、のどかなティータイムを過ごすためじゃない……はず。
 だけど一度落ち着いてしまうと、そう簡単に生々しい話は切り出せない。
 ダイアナさんも、さっきの興奮ぶりはどこへやら。清楚そのものの、いつもの彼女に戻って
しまったみたいだ。
『夢の続きは、二人きりの場所で』
 あれも、目薬が言わせた戯れ言だったのだろうか。そんなの、悲しすぎる。

「あ、あの、ダイアナさんっ!」
 背筋をぴんと伸ばして、ダイアナさんをまっすぐに見すえる。ここで伝えないと……
「ど、どうなさったんですか?」
 うっ。そんな、一点の曇りもない目で見ないでくださいよ。
「え…………と。何でもない……です」
 せっかくの決意が、朝顔のようにしぼんでしまった。力なく、また座り込んでしまう。
 こんな時、一郎叔父なら気の利いた台詞の一つもかけられるのだろうに。
 ぼくの頭の中には、デリカシーのない単語しか浮かんでこない。情けなくて、鼻の奥が
ツンとしてくる。

90:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/12 20:16:29 T6hjIJLM
 大河さん……どうしてしまったのでしょう。蒸気空調がきいているこの部屋で、顔を
真っ赤にして。急に立ち上がったと思ったら、また座ったりして。
 本当はあなたが伝えたいこと、痛いほどよく分かります。あなたの望む未来が、
おぼろげにですが流れ込んでくるから―わたしと同じ願いが。
『ここじゃ人が多いから』
 そう、言ってくれたじゃないですか。なのに、今日も仲良くお茶して、それで終わりなんですか?

 いっそ、わたしの口から……
〈しましょう〉
 ダメ。そんなこと、はしたなくて言えない。医学の知識として、当然のように考えていたのに。
 ちょっとだけでいいんです。あなたがいつもの積極性を出してくれれば……
 気まずい沈黙の下、わたしたちは互いの視線をそらすように庭を眺めていました。

 あら。
 小鳥が二羽、餌台の上に止まりました。同じ種類の、つがいでしょうか。さえずりながら、
板の上に置かれたリンゴを仲良く分け合っています。
「えっ……!?」

 その次の彼らの行動を、わたしはにわかに信じられませんでした。
 鳥たちが、くちばしを合わせたではありませんか。まるで接吻のように。それから、戯れる
ように互いの首筋をつつき合います。これから何が始まるか、もう明らかでした。
 とうとう……一方がもう片方の上に乗りました。上の鳥はせわしなく尾羽を振り、下の鳥は
黙って相手に身を任せています。
 ああ……あれって……
 思いのまま、生きる喜びを共にしている。生物学的には『交尾』という行為でしかないのに、
そのつがいの間には美しい感情さえ感じられました。

91:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/12 20:18:14 T6hjIJLM
「あれが……自然の営みなんですね」
「大河さん」

 いつの間にか、彼がわたしに静かに寄り添っていました。さっきまでのおどおどした
態度はどこにもありません。気負ったところがないのに、なぜだか頼もしい。
「ぼくはかっこいい言葉ばかり、さっきからずっと探していました。あなたに軽蔑される
のが怖くて」
「そんな、あなた自身の言葉なら、軽蔑なんてするはずが!」
「そう、間違っていたんです。言葉を大事にしすぎるあまり、何も伝えられなくなっていた」

 鳥たちをじっと見つめたまま、大河さんは淡々と続けます。彼の言葉に耳を傾けていた
わたしは、肩に手を置かれていることすら分かりませんでした。
「鳥は素直にさえずるだけで、想いを伝えているのに」
 そして最後に、わたしに笑顔を向けて、大河さんはやっと告げてくれました。
「ありのままのぼくを、受け入れてください……あの、鳥たちのように」
 返事は必要ないですよね。わたしも今、言葉を超えて、自由にはばたくから。
 カーペットに落ちた影が、一つに重なりました。


つづく

92:名無しさん@ピンキー
06/08/13 08:56:28 rcnYZPk3
なんていうか、見ている側はこっぱずかしいすね。
後でサニーさんに生暖かい目で見られそうだな~。
でもとりあえず新次郎ガンガレ。

スコーン食べたい。

93:名無しさん@ピンキー
06/08/14 08:11:14 6UQHn0rL
コクリコの中に3発ほど出したい

94:名無しさん@ピンキー
06/08/14 13:27:23 qaKw7NpU
三人娘と銀ブラしたい

95:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/14 16:30:58 amz+f6Jg
>>79訂正

やっぱり百合じゃなかったです。すいません。
ジャンルは『3P』『親子丼』です。それでは、2nd Movementの投下です。


96:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/14 16:32:15 amz+f6Jg
『Pathetique』
~2nd Movement~(1)

ふと、玄関に人影が差す。
そして、愛するあの人の、麗しき声。
「お母さま、只今戻りました。」
私は、玄関先へと急いだ。愛する、愛娘の姿を、早く見たい。

この頃は、この仙台でも、帝都の噂はよく耳にする。特に、帝国歌劇団と言えば、日本でもトップクラスの劇団として、今や日本中に知れ渡っている。
最近では、この仙台の駅前でも、帝都の名物として、帝国歌劇団の女優のプロマイドを売り始めた。
私も、用事で駅前に出かけたときに、そのプロマイド売り場を覗いてみた。
辺りは、黒山の人だかり。それはそうだ。帝都でも大人気の舞台女優なのだから。
「うわあ――皆、美人だなあ~」
「おいっ!俺にも、一枚売ってくれ!」
黒山の人だかりから、様々な声がする。そんな中、ふと私は後ろから声をかけられた。
同じ町内の、留吉さん(55)。
「若菜さん!この子・・・さくらちゃんじゃないのかい!?」
私は思わずにやけてしまう。私が心血注いで育て上げた愛娘。そのさくらさんが、今や、帝都で高い評価を受けている。
「んまあ、すっかり綺麗になって・・・・・・」
そんな留吉さんの、次の言葉に、私は思わず興奮する。
「さすが、若菜さんの娘さんだなあ。」
ああっ!もっと言って!もっと、私を誉めて!思わずそう叫びたくなる。
地元から輩出したトップスタアということもあってか、ここ仙台では、特にさくらさんのプロマイドが売れ行きがいいみたい。
「ええっ!?もうないのかよ~!!!」
「もう売り切れだってよ・・・」
「あ~あ、50円でもいいから、欲しいなあ~」
その50円で、他の都市へ行って買ってくればいいのに。そう思うのは、私だけだろうか?
ただ、どこの都市でも、さくらさんのプロマイドは、売れ行きがいいようなので、そう簡単には手に入らないのかもしれないけれど。

今、玄関に、そのプロマイドから飛び出たかのような、美しい女性が、立っている。
私が心血注いで育てた、愛娘。真宮寺さくら。紛れもなく、真宮寺一馬と、私・・・真宮寺若菜の、娘。
彼女のおかげで、私も鼻が高い。そんな彼女に対しては、私の最高の笑顔で、迎えてやらなければならない。
私は、満面の笑みを浮かべて、彼女を出迎える。そう、私こそが、さくらさんの帰るべき場所。
「お帰りなさい、さくらさん。」
今日は、存分に、この母に、甘えていいのよ。私の、愛しき、さくらさん。
その思いを込めた、満面の笑み。だが・・・・・・


97:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/14 16:32:49 amz+f6Jg
~2nd Movement~(2)

さくらさんの隣に、見たこともない男が、立っている。

一瞬、顔が引きつりそうになるのを、辛うじてこらえた。誰よ、この男!?
私たち二人の、愛の時間を、邪魔する気!?
その思いを、辛うじてこらえる。すると、その男は、自分から名乗った。
「初めまして、さくらくんのお母さん。俺は、大神一郎と申します。」
大神一郎・・・・・・?
見ると、その男は、背が高く、端整な顔立ち。一馬さんみたい。でも、ひょっとしたら、彼は・・・・・・
私から、さくらさんを、奪おうとしているのかもしれない。
そんな・・・・・・今の私から、さくらさんを奪われたら、私はこの先、一体どう生きろというの!?
今の私の生き甲斐――それは、さくらさん、ただ一人。彼女の活躍が、私の喜び。
お願いだから、私から、希望を奪わないで!
だが、今の彼は、一応お客さんとして来ている。まさか追い返すわけにもいかない。そんなことをしたら、困るのは、さくらさんですもの。
「まあ、はるばる帝都から、ようこそお越しくださいました。」
私はにこやかに笑って応対する。それが、今の最善の選択。
「素敵なお母さんだね、さくらくん。」
「大神さん――うれしいです♥」
彼は私のことを誉める。果たして、心の底からなのか、それとも、単なる社交辞令なのだろうか?
まだ、彼の真意はわからない。果たして、私とさくらさんにとって、彼という存在は、善か悪か?

とりあえず、さくらさんが戻ってきてくれたことは、私もうれしい。とはいえ、数日間だけの帰省ではあるけれど。
その彼女に付いてきた、大神一郎という男。とりあえず、彼はどういう人間なのか、話を聞いてみる。

大神一郎。彼は、帝国華撃団・花組の隊長。海軍士官学校を主席で卒業した、非常に優秀な指揮官。また、個人の武勇にも優れているともいう。
とりあえず、彼のことはわかった。だが、彼の内面は、いったいどういう人間なのだろうか?
彼の涼やかな男ぶり。知性と武勇に秀でた男というのはわかる。だが、これだけでは、まだわからない。
本当に、彼は、さくらさんのことをどう思っているのだろうか。
さくらさんを愛する者として、また、さくらさんの母としても、非常に心配。
でも、今彼は、お客さんである。おもてなしは、きちんとしなければならない。

そして・・・・・・


98:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/14 16:33:52 amz+f6Jg
~2nd Movement~(3)

夜。
辺りが寝静まり、静寂が訪れる――
私ももう、寝る時間。いくら閑な後家とはいえ、その辺りは普通の人と変わらない。
明かりを消して、私も床に入る。私の周囲は、本当に何も聞こえないほどの、静寂。
私は仰向けに寝転がり、眼を閉じた。そして、今日の出来事を反芻してみる。
いつもの、退屈な日々とは違い、今日は本当に、いろいろなことがあった。さくらさんの帰省と、それに一緒に付いて来た、大神一郎さん。
私のお夕食は、どうやら気に入っていただけたみたい。これまでで感じた、私の、彼に対する印象、それは・・・

どうやら、悪い人ではないみたい。

彼のさくらさんに対する態度に、悪意はまったく感じられなかったし、ところどころ、彼がさくらさんをリードする場面も見受けられた。
大神さんに下心がないと言えば、嘘になるだろう。だが、それも、さくらさんという素晴らしい女性に愛されたいから。
さくらさんを陥れようとか、汚そうとか、そういった悪意は、まったくない。彼の言動には、愛が溢れている。
彼が、さくらさんの生涯の伴侶になるのだろうか?先ほどは、私は拒絶反応を示したが、今の私は、それも悪くないなと思い始めている。

そんなことを考えながら、私は眠りにつく・・・
その時・・・

「・・・ぃゃ・・・ぁぁ・・・ぁぁ・・・ぁぅぅ・・・」
小さな声が聞こえてきた。
さくらさんの声。私はすぐさま立ち上がり、明かりを手に持ってさくらさんの寝室へと向かった。
「・・・ぁぁぁ・・・ぁぅぅ・・・うっ!」
今度は男の声。厳密には、男と女の声が、ほぼ同時に聞こえる。
「さくらさん・・・?」
私はそっと、さくらさんの寝室の襖を開けた。そして、衝立の向こうの、明かりに照らされたその場所を覗いて見る。
(!!!)
私は驚いて声も出ない。何と、さくらさんと、大神さんが、裸で抱き合っている。
それは、衝撃だった。さくらさん、私の知らないところで、いつの間にか大人になっていたのね・・・。
「お、お母さま!!!」
大神さんとさくらさんが、私に気づく。そして、二人は咄嗟に離れた。
「お母さま、これは、その、あの・・・」
さくらさんは、しどろもどろになって、言葉が出ない。それはそうだ。結婚前の二人の情事を、こともあろうに、親に見られたのだから。
でも、私も気まずい。親子とはいえ、彼女の部屋に、無断で入ったのだから。
しばしの沈黙。やがて私は、さくらさんの手を取り、そっと私の胸に当てた。
「さくらさん。あなたの気持ち・・・わかります。愛する人と、結ばれたくて、もう我慢が出来なかったのでしょう。」
「お、お母さま!?」
そして、私は、さくらさんの耳元に、そっと囁いた。
「さくらさん、あなたはもう、一人前の女。あなたの思うように、生きればいいのよ。」
そして今度は、大神さんの手を取る。
「大神さん、さくらさんのこと、これからもよろしくお願いしますね。ただ・・・」
そして私は、大神さんの手を、私の股間へと持っていき、その淫らに濡れた性器を、じかに触らせた。
「私のことも、面倒見てくださらないかしら?」

~3rd Movement~へ続く

99:名無しさん@ピンキー
06/08/14 16:42:47 RAi7bLJ+
だみゃ~ん氏がこのスレで3Pを書くのはこれが初めてでしたっけ?

100:名無しさん@ピンキー
06/08/14 21:41:25 H4r9ugjL
さくらと大神と紅蘭の3Pはあったような希ガス

101:名無しさん@ピンキー
06/08/15 15:03:50 mzgAyjuH
さくらの前で若菜さん…
でも続きが気になる。

102:名無しさん@ピンキー
06/08/15 22:53:24 0pLWv2CH
さくらに妹を作ってあげるということで…

103:名無しさん@ピンキー
06/08/15 22:58:50 uuBQ1tRQ
ちょっと待て
さくらと若菜さん同時に妊娠したら…
ガクガクブルブル

104:名無しさん@ピンキー
06/08/15 23:02:54 pTnHLQrp
孫と子が同時に・・・

105:名無しさん@ピンキー
06/08/15 23:20:40 uuBQ1tRQ
大神にとってはどちらとも我が子だが、さくらにとっては…。
修羅場だ。

106:名無しさん@ピンキー
06/08/17 23:53:34 4lgfeiTE
hoshu

107:名無しさん@ピンキー
06/08/18 22:07:46 78PtygIh
愛の保守。

108:名無しさん@ピンキー
06/08/18 23:46:31 78PtygIh
某さんのうなじにキスしたい。(背が足りないので無理です)

109:名無しさん@ピンキー
06/08/19 12:23:15 bATZsM2V
小さくてかわいいと思うわ。

110:名無しさん@ピンキー
06/08/20 00:04:40 zWJpv3EB
新次郎くん、お誕生日おめでとう。

111:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:26:29 +ZoE9Z8/
ども、人造人間だみゃ~んです。
今から、前回の残りを投下しますが、以下の点にご注意を。

・今回は3rdと4thを投下します。
・途中、AAが入りますが、これもSSの一部ですので、悪しからずご了承ください。

それでは。


112:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:27:16 +ZoE9Z8/
『Pathetique』
~3rd Movement~(1)

「お、お母さま!!!」
さくらさんが一瞬、険しい顔になる。無理もない。誰が、愛する人が他の女と交わるところを黙って静観できようか?
その相手の女が、たとえ、自分の母親であったとしてもである。
私はさくらさんの手を握り、すがるように懇願した。
「お願い!さくらさん、今回だけだから!」
もちろん、ここでさくらさんが了解しても、大神さんが了解するとは限らない。でも、さくらさんの了承を得ないと、ここから先には進めない。
「私、ずっと一人で、寂しかったの・・・」
私の頬に伝わる涙に、さくらさんは困惑する。でも、彼女は女。そして、私も女。一人寂しく、悶々とした生活を続けていかなければならないという私の立場を、彼女はわかってくれた。
「・・・わかりました。今回だけなら・・・」
さくらさんはそう言って、ちらりと大神さんのほうを見た。
大神さんも困惑している。いくら大神さんが絶倫であっても、いきなり女と交われと言われれば、困惑するのも当然。しかも、その相手は、恋人の母。
私は正座をして、3つ指を突いて彼に深々と頭を下げた。
「よろしくお願いいたします、大神さん。」
「は、はあ・・・」
大神さんの困惑した表情。だが、それとは逆に、彼の一物は、大きく反り返っている。もう、いつでも、私と交われますよと言っているかのように。
「・・・・・・。」
私は驚いている。一馬さんのよりも、一回りも二回りも大きい。おそらく彼は、一馬さんよりも、繁殖に適した体形なのだろう。
もっとも、一馬さんが繁殖に不向きというわけではない。大神さんが、それに特化しているだけなのだ。
「それでは・・・失礼します。」
大神さんは私をぐいっと抱き寄せ、帯紐を解いた。それによって、私は裸になる。
そして私は、さくらさんの横に寝かされた。
母と娘・・・二つの裸体が、今、大神さんの目の前に、横たわっている。
「やはり、親子だなあ。」
大神さんの率直な感想。やはり、母と娘だけあって、私たち二人の体形は、よく似ている。
白く透き通るような肌。大きく膨らんだ胸。ふくよかなお腹。括れた腰。そして、骨盤が大きく左右に張り出したお尻。
但し、さくらさんのほうが若く、活動的な分、肌の色は若干黒っぽい。とはいえ、その肌のきめ細かさは、まったく崩れていない。この辺は、若さ。
大神さんは、一瞬たじろいだ。そのうろたえぶりに、さくらさんが思わず聞いた。
「どうしたんですか大神さん?」
さくらさんの質問に、大神さんは答えられない。だが、私には、彼の困惑の意味が、なんとなくわかる。
もし、交わったら、100%妊娠してしまうのではないか?
それだけの説得力が、私の身体にはあるのだ。もちろん、さくらさんの身体も同様であるのだが、こちらは道義的にも問題ない。
もっとも、まだ結婚前の男女ではあるけれど、いずれ結婚するなら、問題はないだろう。
だが、私とさくらさんでは、置かれている立場が違う。私は、未亡人とはいえ、人妻なのだ。
そんな大神さんの困惑っぷりが、私には手に取るようにわかる。
「大神さん・・・私なら、大丈夫です。」
私は大神さんにそう言った。何が大丈夫なのかはわからないが、とりあえず、この言葉で少しでも彼が安心できればいい。
「・・・わかりました。それでは二人とも、俺の言うとおりにしてください。」
彼の言葉に私は頷いた。その隣で、さくらさんも頷いている。


113:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:27:55 +ZoE9Z8/
~3rd Movement~(2)

彼の指示で、私は仰向けのまま、両足を高く上げて、膝を自分の胸に抱え込んだ。それによって、私の両足が、Mの字のようになる。
隣では、さくらさんも同様の体勢をとっている。
私は少しだけ恥ずかしい。お尻の部分だけを、大神さんの目の前にさらけ出している。
一体、何をするんだろう・・・?
大神さんは、そのまま、私の腰を掴む。そして、彼の巨大な陰茎が、私の秘裂の入り口に当てられた。
「あっ・・・」
そのまま、彼の陰茎は、私の中に沈みこんでいく。ああっ!こ、これよ!この感触・・・久しぶりに、私の膣が、男の人の陰茎を味わっている。
それだけでもう、遠くに飛んでいってしまいそうな感覚になる。
だが・・・それは、すぐに引き抜かれた。そして大神さんは、今度は隣のさくらさんのところへ行き、同じように彼女の秘裂に陰茎を沈めていく。
「ああっ!」
一瞬、さくらさんが、快楽に鳴いた。しかし、それも、すぐに引き抜かれた。
そして今度は、私の秘裂へと戻ってくる。だが、一回突くと、今度はさくらさんへと戻る。
そしてさくらさんを一回突くと、また私の元へと戻ってくるのだ。
「ひあっ!」
「はうあっ!!!」
私とさくらさんは、交互に悲鳴を上げた。そして大神さんも、交互に私たちを味わっている。
「はぐうっ!」
一旦彼が私から離れても、彼はすぐに戻ってくる。彼は、私の感触と、さくらさんの感触を、ほぼ同時に味わっているのだ。
それだけではない。彼の陰茎に纏わり付いたさくらさんの愛液が、私の中でかき混ぜられる。そして、私の愛液も、さくらさんの中でかき混ぜられるのだ。
そう、私は今、大神さんだけではなく、さくらさんの味をも、同時に味わっていることになる。
さくらさん、いつの間に、こんなに大人になったのだろう?
彼の陰茎とともに、さくらさんの愛液を味わいながら、私はふと思った。
私の知るさくらさんは、少々おてんばではあるけれど、純粋な乙女。
だが、今のさくらさんは、大人の女。しかも、彼女が上げているのは、悦びの悲鳴である。
これは、今よりもずっと前に、彼女はすでに女を開発されていたことを意味する。
「ね、ねえ、さくらさん・・・・・・」
「お・・・お母さま・・・?」
「あなた、初めての相手はどなた?」
大神さんに愛されながらも、私は気になったことを彼女に聞いた。
「あ・・・あたし・・・大神さん以外の男の人なんて・・・知りませんよ。」
私は少しだけ、安心した。さくらさんの初めての相手も、大神さん。
大神さんなら、きっと彼女を大切にしてくれるだろう。そして今、彼は、さくらさんのみならず、私をも大切にしてくれている。
「あっ!」
「ああっ!!」
「あああっ!!!」
私たちは交互に悲鳴を上げる。今、彼は、交互に私とさくらさんを突いている。
だが、やはり、大神さんは、さくらさんのもの。
その証拠に、彼が射精したのは、さくらさんの中だった。
でも、私はそれでも満足だった。久々の、男の感触。
「はあはあ・・・ありがとう、大神さん・・・」
私は薄目を開けて、大神さんにお礼の言葉を述べた。
満足だった。退屈な生活が、大神さんによって、癒されたのだ。
私は起き上がり、部屋を出ようとする。私がお邪魔をしてしまったが、本来はさくらさんとの、二人だけの時間だったのだ。
すると、大神さんは私の腕を引っ張り、私を再び寝かせる。
「今夜は、皆で一緒に寝ましょう。」
大神さんの脇には、さくらさんが腕枕をされて眠っている。私は、その反対側に寝転がった。
大神さんの腕枕で、私は眠りに落ちる。
絶頂の余韻・・・私もさくらさんも、大満足。
私は布団を引っ張り上げ、大神さんとさくらさん、そして私の裸体を覆う。


114:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:28:57 +ZoE9Z8/
~3rd Movement~(3)

あれから数ヶ月・・・・・・

さくらさんと大神さんも、帝都に戻り、私には再び退屈な時間が戻ってきた。
相変わらずの、悶々とした生活。
私の身体は、どうやら妊娠してはいないようだ。その証拠に、あれからも、月のものはきちんと来ている。
たまに耳にする帝都の噂でも、さくらさんが妊娠したという噂は聞かない。おそらく、さくらさんも、今回は妊娠しなかったのだろう。
女の身体とは、不思議なものだ。なぜ、妊娠するときと、妊娠しないときがあるのか?
また、人によっても、妊娠率は違う。妊娠しやすい人と、しにくい人がいる。その違いは、何だろう?

私はふと、自分のお腹を擦ってみる。もう20年も前に、私は身籠った。そして、さくらさんを出産した。
どういうわけか、私のお腹が疼いている。そして、そこから下、子宮そして膣。このあたりも疼いている。
私・・・もしかして、妊娠したいのだろうか?
そんな私の脳裏に浮かぶのは、大神さんの笑顔だった。
道義的には、大問題。だが、それでも、私は・・・彼の子が欲しい。
そう考えると、今度は体中が疼いて仕方がない。私は今、全身全霊で、大神さんを求めている。
どうしてなの?彼は、娘の彼氏なのよ?
もう、抑えが効かない。
私は思い切って、仙台発上野行きの列車に飛び乗った。
また、私を慰めて欲しい。さくらさんと一緒でもいいから、また、私を愛して欲しい。
その思いに突き動かされ、私は帝都へと向かった。

そして、今、私は、大帝国劇場の前。
「お、お母さま!?一体どうなされたのですか!?」
さくらさんとは、すぐに出会えた。彼女は、いきなりな私の出現に驚いている。
しかし、大神さんは見当たらない。一体どうしたのだろう?
私は、さくらさんといろいろ話をした後、彼女に尋ねた。
「ところで、大神さんはどちらに?」
私の質問に、彼女は答えた。
「大神さん、今、巴里ですけど。」
「へっ!?」
「 巴 里 で す け ど 。」
一瞬、私には理解できなかった。巴里?それって、何?
「欧州ですよ、お母さま。」

~4th Movement~へ続く


115:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:29:52 +ZoE9Z8/
『Pathetique』
~4th Movement~(1)


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               ∠__∠__∠__∠__∠__/|  |        ∠__∠__∠__∠__/.|_
.                ∠__∠__∠__∠_.∠_./|  |/|       ∠__∠__∠__/   /|  |/|
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116:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:30:44 +ZoE9Z8/
~4th Movement~(2)

巴里・・・・・・

それは、この地球の反対側に位置する、遠い遠い都市。
もっとも、正確には正反対の位置というわけではないけれど、私にとっては、遠い場所であることには変わりはない。
さくらさんによれば、いつ帰ってくるかも、わからないという。
せっかく大神さんに出逢えると思っていたのに・・・
せっかく大神さんにまた慰めてもらえると思っていたのに・・・

せっかく、大神さんの子供を妊娠できると思ってたのに!!!

どうしよう・・・涙が止まらない。
娘のさくらさんの目の前だというのに・・・母の弱さを娘に見せるわけにはいかないというのに・・・
「お母さま・・・それほどまでに大神さんのことを・・・」
さくらさんが優しく私を慰めてくれる・・・でも、今の私は、行き着く場所を失った、迷子。
大神さんは、遥か巴里。逢いに行くことも出来ない。私は、今すぐに大神さんと愛し合いたい。
私は・・・・・・

そのとき、不意にさくらさんの手が動いた。そのまま彼女ははかまの下から己の股間へと持っていく。
「ん・・・・・・」
そして、彼女がそこから手を引き抜くと、出てきたのは・・・

極上の檜製の、張型。
「お母さま、これ・・・大神さんと、同じサイズなんです。これでよろしければ・・・」
張型は、さくらさんの愛液で濡れている。私は、着物の下にそれを滑り込ませ、股間にそれを突き刺した。
大神さんと、同じサイズ。だが、大神さんの熱い思いは感じられなかった。
「・・・ありがとう、さくらさん・・・」
大神さんが戻ってくるまでは、これで我慢するほかはない。
失意のうちに、私は仙台行きの列車に乗った。

大神さんは、いつ帰ってくるのだろう。

それまで、また私の退屈な毎日が繰り返される。


117:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:33:17 +ZoE9Z8/
~4th Movement~(3)


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        __ _|    |__|__|__|__|/| ̄ ̄|  |    ∠__|__|__l/   /|  |/|  |
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      | ̄ ̄| ̄ .|    |/|  |  |    |__|/|    |  |   |__|__|__|__|/|  |/|
.     ___|__|__.| ̄ ̄|  |_|/      |    |  |__|/     |    |    |    |    |  |/|  |
.   /   /   /  |    |/|.         |__|/|          .|__|__|__|__|/|  |/
  | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |.         |    |  |            .|_|    |    |  |__|/
  |__|__|__|__|/        |__|/               |__|__|/

_| ̄|○

OTL

orz

_no

おしまい

118:人造人間だみゃ~ん ◆.lt5gYzbQ.
06/08/20 23:34:50 +ZoE9Z8/
元ネタ―Symphony No.6 by P.I.Tchaikovsky

119:名無しさん@ピンキー
06/08/21 23:21:59 CeMw/qJs
難易度・高

120:名無しさん@ピンキー
06/08/22 17:00:38 C3KJY4sa


121:名無しさん@ピンキー
06/08/22 18:10:29 tLXXwISN
>一馬さんよりも、○○に適した体形
ワロタ

122:名無しさん@ピンキー
06/08/25 20:41:21 GJvfpx6M
スレ数いくつで圧縮だっけか

123:272 ◆SAKURAshfY
06/08/27 09:28:20 GioIbkaZ
770くらいでしたっけ。保守ありがとうございます。
白昼夢のような展開になってますが『真夏の夜の夢』の続きを投下しますね。

124:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/27 09:30:31 GioIbkaZ
 スカイブルーのワンピースが、ダイアナさんの柔肌をスルスルと滑り落ちる。
 両腕で自分の身体をかき抱き、ダイアナさんは何も言わずにただうつむく。もちろん、
彼女だけそんな格好をさせるのは不公平だから、ぼくもアンダーシャツと下着姿になった。

 ボタンを外す前、彼女はぼくに言った。
「あまり、期待しないで下さいね。わたし、やせっぽちですから」
 謙遜にもほどがありますよ、ダイアナさん。
 今まで闘病生活を送っていたとは思えないくらい、彼女のボディラインは艶かしい曲線を
描いている。余計な肉などない色白でスリムな体つきなのに、胸元の膨らみはとっても
豊かに実っている。彼女の細身には、なんとも重そうだ。
 こんなに着やせするタイプだったなんて。

 それに、彼女の身体を覆う、いや飾る布の魅力的なことといったら。
 上はレースをあしらった、キャミソールとかいう下着を身に着けている。上品でシンプルな
デザインは彼女によく似合っているんだけど……きっと気付いていない、それがかえって
バストの盛り上がりを強調していることに。
なんだかもう、二つの果実が薄い布地を突き破りそうだ。
 そのキャミソールとおそろいの……ぱ、ぱんつが……ダイアナさんの大事なところを
護っている。パステルカラーの小さな小さな布は、そこに花が咲いたようだった。
 どうして女の人のはこんなに小さくて、そして綺麗なんだろう。ぼくのなんて、見ても
つまらないのに。

 でも、そのつまらない下着姿を、ダイアナさんはさっきからチラチラ眺めているんだ。
何の変哲もないトランクスの、何が面白いんだろう。もしかして、柄が変だとか?
「あ、あの……ぼくの下着、どこかおかしかったりしません?」
 そう尋ねると、ダイアナさんは三つ編みが揺れるほど首を振った。
「いっいえ、そうじゃないんですっ。大河さんがたくましいから……」
「うっそでしょ~」
 自分でも信じられない。貧弱ではないにしても、背は高くないし、時々子供扱いされるんだよ?
 あ、ダイアナさんむくれた。可愛いなあ。
「もうっ、嘘は申しませんのに。それでしたら……触診しちゃいますっ!」


125:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/27 09:34:45 GioIbkaZ
 むに。

「わひゃあっ!?」
 いきなり、ダイアナさんがぼくの胸板を指でつまんだ。
「ほらぁ、こんなに大胸筋が発達している。硬くて、引き締まって、まるで彫像のよう……ああ……」
 瞳を潤ませ、吐息を漏らし、さわさわと胸を撫で回す。ぁあんっ……これ、診察なの……?
「もっと華奢だと思っていたのに。やっぱり大河さんは、立派な男性です」

 さらに膝をついて、ぼくのお腹をさすり始めた。たまらなく気持ちいい……おへそのずっと下が、
熱っぽくなってくるよぅ……
 しかもぼくからは、彼女の胸の深い谷間がくっきりと見てとれる。キャミソールの下で、
柔らかな双球が押し合いへし合いしているのを見ているだけなんて……無理だよっ。
「じゃ、じゃあ女の人……いえ、ダイアナさんの胸は……どうなってるのかな、なんて」
「えっ、わたしの―」
『触診』に没頭していたダイアナさんが、その一言で固まった。
「わたしの胸なんて、見てもあまり面白いものではないですから」
 見上げるダイアナさんの顔は、本当に自信なさそうだ。
「だってダイアナさんだけが、ぼくをいじってるじゃないですか……ぼくはお預けですか?」
 自分も気持ちよくなっているのを棚に上げる。ちょっとずるい、かな。でもお互いをよく
知らないと、最後まで行き着けない。本当にそう思うから。


126:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/27 09:35:21 GioIbkaZ
 キャミソールを腕から抜く。
 その下にはもっと魅惑的な下着がダイアナさんの双球を飾り立てていた。
ずっと見ていたいけど、外さないと先へ進めない。罪な布きれだなあ。
「外し方、分かりますか」
 うっ、分かりません。でも知ったかぶりするのはもっと情けないので、ダイアナさんに
レクチャーしてもらった。いつかは、ぼく一人で。
 背中の金具が外れ、ブラの締め付けが緩む。ようやく解放された中身が、ぷるんとこぼれ出た。
ダイアナさんは反射的に手で隠そうとしたけど、ため息を一つしてその手をどけた。

「うわぁ……」
 あとから言葉が出てこない。二つ並んだ女性の象徴をスマートに誉めるには、ぼくの
ボキャブラリーはあまりに貧困だった。
 細い身体には重荷と思えるほど、二つの果実が豊かに実っている。その重みに負けず、
お椀を伏せたような美しい半球形を保っている。もともとダイアナさんは色白だけど、特に
その胸は透けるように白い。間近で目を凝らせば、血管の筋さえうっすらと浮かんで見えた。
 その淡く色づいた頂が、ぴょこんと飛び出ている。ここを吸ったら、ミルクが出たりするんだろうか。
想像するだけで、喉が鳴ってしまう。

「た、大河さん。赤ちゃんじゃないんですから、そんなに熱心に見なくても」
 赤ちゃんじゃないから、気になるんですっ。
 乳首は自分にもついているけど、それは何の役にも立たないし、綺麗なものでもない。
ダイアナさんのは違う。瑞々しくて、美味しそうだ。思わず、つついていた。
「あっ、あん」
 途端に、ダイアナさんが悩ましい悲鳴を上げる。
「気持ちよくなったら、ここからおっぱいが出たりするんですか?」
「いえ。ここから母乳が出るのは……わたしが、お母さんになった時です」
 今はまだ、ダイアナさんのミルクを飲めないのか。
「それまでは……気持ちよくなるためだけのもの、かもしれないですね」

127:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/08/27 09:35:53 GioIbkaZ
 胸を揉むと落ち着く……じゃなくて、ダイアナさんが気持ちよくなる……
「それじゃあ、ぼくがっ!」
「きゃあっ」
 夢中でつかみかかる。手のひらに柔らかさと一点の尖りを感じた瞬間、ぼくの頭に血が
昇っていた。

「はうっ! い、痛いっ」
 本当に痛そうに、ダイアナさんが叫ぶ。しまった、思いっきりわしづかみにしてた。慌てて、
力を緩める。くっきりと、赤い手形がついてしまった。
「ご、ごめんなさいっ」
 ダイアナさんが、ちょっぴり涙目になってぼくをにらむ。
「あ……う……ダメですよ、ダメですよ。もっと優しく、ゆっくり触ってくださいね」
「は、はいっ」
 高価な陶器を触るように、そっと指を動かす。
「こうすると……どうです?」
「んっ……そう、そんな感じ……大河さんの指、あん、優しいです……あっああっ」
 反応が良好だと、自信が出てくる。指をちょっとだけ食い込ませたり、乳首をきゅっと
つまんだり。その度にダイアナさんはわななき、のけぞり、可愛い声で鳴いてくれる。

 しばらくそうしていると、桜色の乳首がムクムクと勃ち上がった。キスしてほしいのだろうか。
彼女を驚かさないよう、行儀よく口に含む。格別な味はしないけれど、人肌の温もりが愛しい。
いつしか赤ん坊がそうするように、ぼくは吸い始めていた。
「はうン……これが……女の喜び、なのですね……もっと、もっと吸ってくださいね……」
 よかった。ダイアナさんも、悦んでくれている。
 カーテン越しの淡い光の中、ぼくは飽きることなく白い果実と戯れていた。


つづく

128:名無しさん@ピンキー
06/08/27 21:14:19 2qiPaEs4
職人の皆さん、たまには姉妹スレの100㌘スレにも良作投下を
お願いします。
現在、職人が一人も居ないという有様なので・・・

129:名無しさん@ピンキー
06/08/28 22:10:17 bXgCzEmz
ドキドキ…

130:名無しさん@ピンキー
06/09/01 08:08:52 1uh1If6K
SMみたいなのはここ? それとも猟奇ネタのスレの方?


131:名無しさん@ピンキー
06/09/01 12:30:38 +H6wZUSw
ソフトなSMならここです
「ぐげっ!」とか「げぎゃっ!!」とかあまりにハードで痛そうなのはここでは嫌がられます
かといって向こうに投下しても温いとか言われそうですね

132:名無しさん@ピンキー
06/09/01 21:27:06 rFO7xlAw
なんていうかダイアナさんは

白いな。

133:名無しさん@ピンキー
06/09/01 21:41:57 rFO7xlAw
白くてそしてやわっこい。
ハ○ジの白パンみたいだ。
ダイアナさんはク○ラだけど。

134:名無しさん@ピンキー
06/09/05 08:32:42 jthVGCsg
四日でここまで下がるものなのか

135:名無しさん@ピンキー
06/09/08 19:12:17 fy44Dome
保守

136:名無しさん@ピンキー
06/09/08 21:18:54 B2u3XoQS
杏仁豆腐

137:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 19:56:52 HvS6pXol
>>127の続き

「はぁ、ふぅ、んふうっ」
 大河さんが、わたしの胸に、しゃにむに吸い付いている。彼の鼻息が荒くてちょっと怖い
けれど、やっぱり嬉しいです。
 それに……とても温かな気持ちになれます。肉体の快感だけではなく、愛する人に求め
られていると分かるから。乳房に受けた口づけは、胸の奥まで溶かしてしまいそうです。
もっと舐めて、吸ってください。わたしに、心からの温もりを……

 あら、何かしら。硬いものが、わたしの脚にツンツンと当たってますが。
 あ! こ、これって!
 ええ、医学的にはごくありふれた反応です。陰茎海綿体に血液が流れ込み膨張する、
男性の生理現象。実際に患者さんのを見たことだって、一度や二度ではありません。
エリオット君の、とか。
 でもこんなに逞しい隆起は初めて。やっぱり、診察が必要ですよね。
「ここ、どうされたんですか?」
 トランクスの上から、赤ちゃんの頭のように優しく撫でてあげます。
「アッ、アハァッ!? こ、これはその、ダメですそんなことっ」
 痛くしたわけではありません。なのに、とても敏感に反応してくれます。盛り上がりの
頂点に、うっすらと染みまでにじんできました。布一枚下で、いったい何が起きているのかしら。
気絶しそうなほど胸が高鳴ります。

138:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 19:58:08 HvS6pXol
「ねえ、正直におっしゃってください。ここは今、どうなっているのか……」
 はしたないほど撫で撫でして、大河さんの答えをうながします。
「あ、あ、あの、勝手に大きくなって、た、立ち上がって……ダイアナさんの胸に触れて
いたら……」
「それは困りました……見せてください、ね……」
 言葉とは裏腹に、わたしの口元には笑みが浮かんでいたに違いありません。
 トランクスに指をかけ、しゃがみながら剥き下ろしていきます。黒々と繁茂した縮れ毛が
顔をのぞかせ―

「ま、まあ!」
 ぴょこんと勢いよく飛び出したモノを前に、わたしはのけぞってしまいました。天を向いて
そびえ立つ肉の塔には血管が浮かび、硬そうな先端からはオツユがダラダラと分泌されています。
 こ、これが大河さんの生殖器。大河さんでも、こんなに猛々しい形をしているのですね
……まるで、あの時の、アレのように。

139:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 20:01:21 HvS6pXol
『あの時』―わたしはセントラルパークで、蟲を操る魔人と戦っていました。魔人の先兵は
あらかた掃討し、後は親玉を追いつめるのみ。そう思っていた矢先。

ずぞぞぞぞ……
「え……何なの、これは!?」
 ミミズの化け物のような蟲が、どこかからかコックピットに侵入してきたのです。それも
一匹や二匹ではありません。コックピットが埋め尽くされてしまうほどの数でした。
 とっさに手で払いのけようとしましたが、蟲は予想外に俊敏な動きでそれをかわしました。
 しかも同時に、何匹かの蟲は床を這って忍び寄っていたのです。手首に、足首に、ツタの
ごとくシュルシュルと巻きつき、
「くうぅっ……!! き、きつい……」
 引きちぎられてしまいそうな強い力で、わたしの四肢を容赦なく縛り上げます。
 スターの操縦が、続けられません。

「ダ、ダイアナさん、どうしたんですか!?」
「蟲が、いやあああっ!? ダ、ダメぇ、気持悪いっ」
 大河さんへの連絡は、悲鳴に変わってしまいました。戦闘服のわずかな隙間をこじ開け、
蟲が服の中へと潜り込んでくるなんて……
 蟲の体表は、溶けた飴のようにべとついていました。それが素肌の上を這い回るのです。
まさに鳥肌の立つ思いでした。
 でも、何ということでしょう。嫌悪はやがて、劣情へと変わっていったのです。
 粘液が染み込んだ肌が、狂おしいほどに熱く火照ってきました。息も荒くなります。これは……
現代の医学を超えた、催淫成分でも含まれているのでしょうか。

140:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 20:03:24 HvS6pXol
「あはっ!? ひゃっ、ひいいっ」
 悪戯な蟲たちは、腋や足の裏にも粘液を塗っていきます。くすぐったさの入り混じった
不思議な感覚が、わたしの心をかき乱します。でも、物足りない。もっと、直接……!!

ズルズルズル……ピトッ。
 わたしの心を見抜いたかのように、蟲たちはとうとうインナーの狭間へと滑り込んできました。
乳首と、陰核。いつも慰めている、3つの突起に優しく吸い付きます。そして、
蒸気掃除機のごとき強烈な吸引が―

「あ……あ……あああっ! 蟲が、蟲が吸って凄いのおぉっ」
「ダイアナさん、応答してくださいダイアナさーん!」
自分の指でさえ、毎晩病みつきになるほど心地よいのです。催淫成分をたっぷりまぶした
蟲が乳首や陰核を嬲るたび、頭の芯まで真っ白になっていきます。大河さんの懸命の呼びかけが、
遠ざかっていきました。

「ほほ、よい声で鳴くのぅ。そんなにまろの蟲が良いのか?」
 上空から、高慢な魔人の嘲笑が聞こえてきます。
「はあ、はあ……そ、それは……あ、んむううぅ!?」
 否定しようとする口を、野太い触手がふさぎます。同時に、わたしの……ア、アソコと、
お尻の穴に、触手の先端が張り付いて……ツンツンつつかないでえっ。
「ならば、その手で仲間たちを始末してたもれ。さすれば即座に三点を貫き、人外の悦楽
をくれてやろうぞ」
「んんーっ……!!」

141:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 20:05:37 HvS6pXol
 けれどその誘惑は、逆効果でした。星組の皆さんや大河さんを、快楽の生贄にできる女と
見くびられたのだから。

ガリッ。

 口の触手を噛み切り、声を限りに叫びました。
「なめたら、なめたら……あかんぜよ―っ!!」
「なんじゃっ!?」
 身体の中から爆発的に湧き上がった霊力の光が、よこしまな蟲たちを一匹残らず焼き
尽くしました。もう少しで、わたしは蟲の虜に……危ないところでした。
「大丈夫ですか!?」
「……え、ええ。大したことでは……」
 何があったかなんて、他の皆さんには言えませんでした。
 それがあの時の、わたしの秘められた戦いだったのです……

 今、眼前にそびえ立つモノはそっくりなのです。わたしの心を甘く狂わせた、あの淫らな
妖蟲に。この愛しい彼の身体の一部も、わたしをどうにかしてしまうのでしょうか。

142:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 20:07:02 HvS6pXol
「あ、ああ……ダイアナさん……」
 呼びかける声が、震えていた。

 ダイアナさんが足元にひざまずいて、ぼくの小太刀を観察している。メガネの奥の理知的な
視線は、濡れた切っ先に熱く注がれている。
 しかも、ショーツ1枚のセミヌード姿で。上から見下ろせば、バストの曲線がいっそう
綺麗に見える。ちょっともう、かなり追いつめられているんだけど……

「とても硬い……でも、ここの筋は細くてデリケートそう」
「はうっ」
言いながら、ほっそりした指でそっと撫でる。
「まあ。この出っ張ったところの下は、皮が余っているのですね。普段は、先端を覆って
いるのですか?」
「い、言わないで下さいっ」
 それも皮をスライドさせながら!
 笑顔で率直な感想を述べているだけなのに、まるで言葉で嬲られているみたいだよ……
うああっ!?

 今度はいきなり、鈴口をぐりぐりされた。先走り汁を指にたっぷりと塗りつけ、まじまじと
見つめる。
「これが、カウパー氏腺液……実際に見るのは、初めてです……」
 その指を小さな口に含んだところを見た瞬間、ぼくの下半身はもろくも決壊した。
「ま、まずっ……出っ……!」
「え?」
 弱々しい警告の声を、ダイアナさんは聞き流してしまった。

143:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/09 20:20:42 HvS6pXol
 小太刀の中の細い管を、熱いたぎりが急上昇する。こうなるともう、どうにも止められない。
切っ先が膨張し……一瞬で白く爆ぜた。

「ウッ!!」
 白濁のシャワーが、ダイアナさんめがけてビュルビュルと降り注ぐ。
「きゃあああっ!?」
心の準備ができてないのだから、避けようがなかった。しかも散弾砲は2回、3回と立て続けに
発射された。
「はあぁ……」
やっと放出が終わった。ぼくはへなへなと、その場に崩れ落ちてしまう。うう、触られても
いないのに出てしまうとは……早いし。
「こんなにいっぱい……これが男の方の放精……」
 しかも、ダイアナさんは大惨事だ。顔を中心に、上半身にたっぷりと被弾してしまった
のだから。カーペットも、後で洗わないと。

「ご、ごめんなさい! 本当に、こんなに敏感だって知らなくて」
 被害者だというのに、ダイアナさんは心底申し訳なさそうな顔でぼくを見る。よく磨かれた
レンズには、ベットリと精がこびりついてしまった。三つ編みのブロンドにも、滑らかなバストにも。
 けれど、そんなダイアナさんは、なぜかとても綺麗に思えた。
愛する人を汚して喜ぶなんて、ぼくはひどい奴かもしれない。
 いや、ひどい奴だ。だってティッシュでせっせと拭いてあげながら、一方ではこんなことをお願い
していたのだから。
「ねえ、ダイアナさん。今度は僕も、ダイアナさんのことをよく知りたいな……なんて」


つづく

144:名無しさん@ピンキー
06/09/09 23:04:10 rIu6T+Mr
ダイアナさん…強いな。

こうして見ると、二人は何気に対等な関係という気がする。

145:名無しさん@ピンキー
06/09/10 13:43:10 4/8O9UC4

皆さん、知ってますか?
さくら大戦3に登場した睾丸の美少年・北大路花火たんは


ぶっといちんこを持ってるんですよ


奥ゆかしい性格の花火たんはいつも股間で両手を合わせて
ちんこを隠してますが、あまりにもぶっといちんこなので
そのかわいらしい両手では隠しきれないんですね


どうですか?あなたもしゃぶってみたくなりませんか?


146:名無しさん@ピンキー
06/09/10 16:02:37 nRWCo9Xz


                  __ __ __ __ __                 __ __
                 ∠__∠__∠__∠_.∠_../ |        __∠__∠__∠l__
               ∠__∠__∠__∠__∠__/|  |        ∠__∠__∠__∠__/.|_
.                ∠__∠__∠__∠_.∠_./|  |/|       ∠__∠__∠__/   /|  |/|
.                /   /  ./   /   /  /! |/|  |     |  /  /  /| ̄ ̄|  |/|  |
              | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |/  |/|     |_| ̄ ̄| ̄ ̄|  |__|/|  |/|
        __ _|    |__|__|__|__|/| ̄ ̄|  |    ∠__|__|__l/   /|  |/|  |
.         /   / | ̄ ̄|  |_|/|    |    |  |__|/|   |    | 大 |神  | ̄ ̄|  |/|  |/
      | ̄ ̄| ̄ .|    |/|  |  |    |__|/|    |  |   |__|__|__|__|/|  |/|
.     ___|__|__.| ̄ ̄|  |_|/      |    |  |__|/     |    |    |    |    |  |/|  |
.   /   /   /  |    |/|.         |__|/|          .|__|__|__|__|/|  |/
  | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |.         |    |  |            .|_|    |    |  |__|/
  |__|__|__|__|/        |__|/               |__|__|/



                            花火くん、このままそのぶっといチンコを漏れの菊門に(;´Д`)ハァハァ



 





147:名無しさん@ピンキー
06/09/10 16:21:27 nRWCo9Xz
      /                 \
    ./                       \
    /                      ヽ
   ./  /                   l  ヽ
  /  / /  / ./ /          l   | .l .lヽ
  |  l. l  /  / / ./ .l    |  |  l  / /  l l.〉   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
   l、 | |  l  / / ./ ./   |.  l  | ./ ./ ./ | |./  <                  >
    l、| | l // ///|   l  / / //// / /   <  見るがいい…         >
    l、l | /l///_/ l  / //_|/_∠| / | /     <  これがちんこ厨が立てた >
    /⌒ヽ | \ `ー' ゝl  // `ー' /|/⌒v'     <  DQNスレッドだ!       >
    | l⌒l l|    ̄ ̄"//|〉 ̄ ̄ ̄  .|/^_l.l     <  ワハハハハ            >
    ヽゝ(ー| /|   ´ \|       ll ),l'ノ      <                  >
     lヽ_ /  |   ┌──7   /._/          ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
     .l/   |     l ̄ ̄ ̄/    / /   ,ノ!
    /       |..   V´ ̄∨   ./ /,.-‐'" .|
    ./   (;;)   |\   `ー‐'´  / /       |
    |     _|_\       /| ./      |
   (|   ,.-‐'"    | \__/  .|/    _,.-─;
   |/    .(;;) |───┤ _,.-‐'":::::::::/
   ̄         |::::::::::::::::::::::::::::::|^l::::::::::::::::::/

148:名無しさん@ピンキー
06/09/10 22:16:51 j0+hMjbI
この手の粗しはギャルゲ板だけじゃないのか

149:名無しさん@ピンキー
06/09/10 22:23:48 KTbCrFfg
どこに湧こうが無視ってことで

150:名無しさん@ピンキー
06/09/16 10:33:32 DrmUBAek
アイリスのアナル開発して自分専用の精液便所にしたい

151:名無しさん@ピンキー
06/09/16 10:39:34 5vxinImd
カンナさんの肩もみたい

と思ったが、普段から体を動かしてるカンナさんは
肩こりには無縁だね。

すみれさんの肩がこるのは、普段頭を使っているからか。
あと肩を出したりして常に体を冷やしてるから。

152:名無しさん@ピンキー
06/09/17 18:35:50 N4CWU4+c
カンナさんに肩もまれたい

153:名無しさん@ピンキー
06/09/17 22:50:40 ry1mGvYz
かえでさんに背中のマッサージをお願いしたい。
報酬は一日こき使われます。
…甘いか。

154:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/18 05:13:46 gxVXwijw
>>143の続き

「そ、それは……」
 冷房が効きすぎて寒いのか、それとも。ダイアナさんは立ったまま、その裸身をふるふると
わななかせる。両腕で乳房をかばい、固く脚を閉じて、すべてを見せようとしない。
 そりゃそうだ。男のぼくだって、さっきアレを『診察』された時、涙が出るほど気持ちよかった……
じゃなくて恥ずかしかったんだから。女の子なら、なおさら。
 道を開くのは、力じゃなくて思いやり。

 むき出しの肩に手を当てる。
「あ……」
 それだけで、ダイアナさんはビクッとしてしまう。
 ガラス戸に、ほとんどハダカで向き合うぼくたちの姿が映っていた。
 ダイアナさんのなだらかなお腹めがけて、ぼくのグロテスクな持ち物がそそり立っている。
さっきたっぷりと放出したばかりなのに、ダイアナさんと触れ合っているだけでもう
立ち直っていた。それで貫かれる彼女の気持ちを思うと……

「大丈夫、大丈夫だから……んっ……」
 ぎゅっと抱き寄せ、唇を重ねる。こんなことがどれほどの助けになるか分からないけど、
安心してほしかった。それに、安心したいのはぼくも同じだ。
 くちゅ……くちゅっ……
 舌を絡め、吸うたび、水音が生じる。唾液が、さっきより粘り気を増している気がした。
「ううんっ……」
 ダイアナさんがぼくにもたれかかってくる。立っているのがつらそうだ。
 もう少し……もう少し気持ちよくなれば、堅い守りも解けるかもしれない。
 支えてあげながら、カーペットの上に腰を下ろす。ふかふかのカーペットが、お尻にじかに
触れて心地よかった。


155:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/18 05:14:26 gxVXwijw
 しなだれかかるダイアナさんをしっかりとかき抱き、胸元に顔をうずめる。
舐めると、少しだけしょっぱい。肌から立ち上る匂いも、かすかな汗の匂いが混じってきた。
ダイアナさんも、生きているんだね。

「んはあっ……ダメ、ダメですっ……そんなぁ……」
 音を立ててついばむたび、ダイアナさんが甘い悲鳴を上げる。その『ダメ』は、ぼくを
拒んでいるのではないみたいだ。それが証拠に、彼女はぼくの頭を胸に押し付けてさえいる。
 今なら、いけるかもしれない。

 ゆっくり、ゆっくりと、下半身へと片手をやる。両脚の堅いガードは、いつしかほぐれていた。よし。
 目いっぱい腕を伸ばした時、指先に薄い布が当たった。中央に、微かな湿り気を感じる。
「あはぁ……そ、そこはっ」
 そこを繰り返し撫でると、ダイアナさんの声がいっそう高くなった。これって……
 女の子はエッチな気分になると濡れる、って聞いたことがあるけど。ダ、ダイアナさんでも、
このショーツの向こうを濡らしたりするんだろうか。
 やっぱり見たいよ。
「ねえダイアナさん、ダイアナさん……」
 いっぱいこすり立てて、おねだりする。
「は、はい……大河さん……」
「お願いが……その……えっ」

 ぼくが切り出すよりも早く、ダイアナさんがぼくの手をつかんだ。その手を、ショーツのサイドへ……
「あなたになら……いえ、あなただから、しっかり見て、忘れないでください。ありのままの、
わたしのすべてを」
「ダイアナさんっ」
 しっかりと、彼女がうなずく。
「あなたの優しさが……わたしに勇気をくれたから……」

156:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/18 05:17:32 gxVXwijw
 このパステルカラーの布きれが、ダイアナさんの大事なところに当たっていたんだ……
 震える両手で、最後の砦を引き下ろしていく。
 とうとうつま先から離れた途端、ショーツはぼくの手の中でくしゃくしゃに丸まった。
布から、かすかな温もりと湿り気が伝わってくる。
 中は、どうなっているんだろう。でもじろじろ観察するのも悪い気がして、ぼくはつとめて
さりげなく、ショーツを床に置いた。
 それに、本当に見たいものは下着なんかじゃない。

 膝を、そっと割り開く。長い脚の奥に、ほんのり赤く色づいた……唇、のようなものがあった。
それを、金色(こんじき)の繊毛が薄く覆っている。
 これが、ダイアナさん。
 もっと近くで……うっ。
 鼻を近づけると、生々しい匂いが鼻をつく。花の香りでもするのかと思っていたら……
なんだか、チーズみたいな……でも、不思議と惹きつけられてしまう。
 胸やお尻に比べれば、綺麗でも、かぐわしくもないけれど……ぼくはとても愛しいと思った。

「やだ、そんな……そんなに熱心に……」
「もっと、ダイアナさんの奥底まで見たい、知りたいんです……」
 下の唇に、囁いた。
「知りたい……そう……」
 ん、ダイアナさんが上体を起こした。指を左右の『唇』に引っかけて……何を?

 くいっ。

 はわわわ! 中身が、中身がっ! まピンクで、トロトロでっ!
「ダ、ダダダ、ダイアナさんッ」
「もっと知りたいんですよね……大河さん……?」
 見上げると、彼女の目が、燃えている。それだけじゃない。妖しく、潤んでいる。
「でしたらわたしが、教えてさしあげますね……医学的に、すみずみまで……」
「わぷっ!」
 真っ白な太腿が、ぼくの頭をきつく挟み込んだ。ど、どうするつもりなんだろう……

157:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/18 05:18:30 gxVXwijw
「……ここは神経がいっぱい集まっているから、とても敏感なんです。触るときは、優しく
扱ってくださいね♥」
 どこがどういう名前で、どういう役割を果たしているのか。
 わたしの脚の間に顔をうずめた大河さんに、頭上から説明してあげました。
「は、はいぃ……」
 もう。大河さん、さっきから生返事ばかり。ちゃんと聞いてくれているといいのですが。
だって、二人が一つになるために大事なことなんですから。
 愛する人にすべてを見てもらう―こんなレクチャー、恥ずかしいに決まっています。
でも、彼が『知りたい』と言ってくれた。だったら知識の限りを授けることが、わたしに
できることじゃないですか。

「うふふ……これで……ちゃんとできそうですね……」
 ようやく、説明を終えることができました。はふぅ……普段はなんとも思わない医学用語が、
とっても刺激的に聞こえました……
 大河さんも、どうすればいいか分かったはずですし、あとは行為に及ぶだけ……

あ、あふううぅっ!? な、なに……あっ、ああ……!?

 あまりに突然で、強烈な刺激が襲ってきました。ざらついて湿ったものが、いきなりわたしの
クリットを一撫でしたのです。
「そんな汚い……舐めたら、舐めたらあか……ダメですよっ」
 大河さんはまったく耳を貸してくれません。舐めるだけでは飽き足らず、にじみ出てきた
体液をジュルジュルとすするのです。有害なものではないとわかってはいますが、医師と
してはあまり……

 んん、嘘、そんなの嘘っ。クリットがなぶられるたび、脊髄が痺れておかしくなりそう。
『大河さんに舐めてもらう』、こんなに気持ちいいことが世の中に。
「ぴちゃ……真面目なダイアナさんが、んふっ……こんなになるなんて……」
 そうですよ大河さん。これも、わたし。『医学的』と断ったのも、本当はエッチなことを
たくさん言いたかったかったから。興奮したあなたにこんなことされるのを、心のどこかで
期待していたから……!
 もっと、優等生なんかじゃない素のわたしを知って!
 気がつけば、唾液に濡れそぼつ快楽器官を、自ら大河さんにグリグリ押し付けていました。

158:『真夏の夜の夢』 by272 ◆SAKURAshfY
06/09/18 05:28:59 gxVXwijw
 やがて周囲がやけに明るく、ぼやけてきました。自分で慰めるときにも何度かあった
現象ですが、こんなにまぶしいのは……
「くふ、た、大河さん、それ以上は、それ以上はほんとにおかしくっ、やだ、光がっ」
 背骨が勝手に、弓なりにのけぞります。絶頂を極めようとしたその時。不意に、大河さんの
舌が止まってしまいました。
「え……どうして……」
 その答えは、簡単でした。夢うつつのわたしをたやすく押し倒すと、大河さんはご自分のを
握りしめました。腰を落として、それはそれは正確に、わたしの入り口に先端をあてがい……

やっぱり、やっぱり怖……うっ、アアアッ―!!


つづく


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