07/07/30 06:55:25 C20TVoqd
【田島玲美エンディング】
「ちょっとだけ、すぐ戻ってくるから、心配しないで!」
ウェディングドレスの裾をつまんで、その幼い新婦はあわただしく部屋を出ていった。
残された彼女の両親や友人達は、そんな彼女の様子に、皆一様の感想を得る。
まだまだ子供だ、と。
田島玲美は、本日この晴れの日に、結婚式を挙げる。
小学生の頃からの約束を果たし、ずっと交際を続けていた当時の担任教師の妻になるのだ。
それでも彼女はまだ学生で、法律で許されるギリギリの年齢になるのを待っての結婚だから、周りの人間が思うようにまだまだ若すぎる幼妻である。
その彼女が、先ほどの言葉を残して部屋を出たあと、向かった先は。
「おまたせっ!」
数回のノックのあと、その部屋のドアが開けられた。
そして、まるで隠れるように彼女は、その部屋のドアの隙間から室内に滑り込んだ。
閉まるドアが危うくウェディングドレスの裾を挟みそうになったのを、慌てて引き抜く。
この部屋は、彼女の結婚式を行う式場であるホテルの、一般の客室である。
「じゃーん! どうですか? 私のウェディングドレス!!」
未成熟な身体を包むドレスはシンプルなデザインで、それ故着るものの若さを強調していた。
さすがにベールこそ纏ってはいないものの、淡いレースを要所にあしらったドレスを着た花嫁は、実に清楚な魅力に満ちあふれている。
そんな玲美が、ファッションショーよろしくひらりと身を翻してドレスを見せた相手こそが、この部屋に宿を取った人物である。
「うん、可愛いな。似合ってるよ、玲美」
「えへへ、ありがとう、三郎さん!」
この部屋にいた男は、三郎であった。
彼は、あの番組の収録のあとしばらくしてから出会った玲美と、再び関係を持った。
結婚を前提にした彼氏がいるというのに、玲美は三郎との関係を望んできた。
やはり、あの番組での彼女の言葉通り、そのフィアンセとのセックスでは満足が得られなくなっていたのだ。
三郎にしても、あくまでも身体だけの関係と割り切る彼女に流されて、玲美を抱き続けた。
並はずれた巨根の持ち主と、身体も未成熟な子供、そんな二人ではあるが、セックスの相性は非常に良いものだったからだ。