ドラゴンクエスト官能小説Part11at EROPARO
ドラゴンクエスト官能小説Part11 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/06/19 06:55:28 kGF3dpAH


3:名無しさん@ピンキー
06/06/19 07:12:34 B8NBq+L6
過去ログに関しては、以下から辿れる「にくちゃんねる 過去ログ墓場」にて、キーワード「ドラゴンクエスト官能小説」または「DQ官能小説スレッド」で検索かけると全部見られる模様。
(閲覧にはJavaScript必須です)
URLリンク(makimo.to)

4:名無しさん@ピンキー
06/06/19 07:35:11 B8NBq+L6
即死回避の為に適度に書き込みよろしくおねがいします。>住人の方々

5:名無しさん@ピンキー
06/06/19 09:29:41 hpOG6Uim
いちもつ!
勇者ミネアの職人さんまたこないかな。
つづきよみたいよ!

6:名無しさん@ピンキー
06/06/19 19:26:15 nNWbGxkP
乙~
もう少し落ち着いたら投下しにきます。
それまで住人の皆さん、即死回避してください(w

7:名無しさん@ピンキー
06/06/19 21:22:08 trZMi57P
即死回避支援>>1

8:名無しさん@ピンキー
06/06/19 22:37:41 n2uMCjYA
>>1さん乙です。  即死防止ほしゅ。

9:名無しさん@ピンキー
06/06/19 23:32:31 DWLZrYzh
ほっしゅ

10:名無しさん@ピンキー
06/06/20 00:15:39 Ihamf0a6


11:名無しさん@ピンキー
06/06/20 01:50:57 UKO770Au
>>6が何を出すのかwktkしつつ保守

12:名無しさん@ピンキー
06/06/20 02:12:05 Px39TJDM
神まち!

13:名無しさん@ピンキー
06/06/20 03:49:57 ky3iijnu
前スレ終盤の続き待ちー

14:名無しさん@ピンキー
06/06/20 07:04:22 qAG1O52s
即死回避

女賢者タンとフローラタン萌え

15:名無しさん@ピンキー
06/06/20 18:21:59 jxA5IpyT
即死回避

16:名無しさん@ピンキー
06/06/20 18:26:38 cYKLFAKh
URLリンク(rubyurl.com)

17:名無しさん@ピンキー
06/06/20 18:42:45 dFPrJtEb
マーニャを期待しつつ回避

18:名無しさん@ピンキー
06/06/20 22:38:57 LyZWpbtz
保守

19:名無しさん@ピンキー
06/06/20 23:49:22 S7jMRe/8
保守

20:名無しさん@ピンキー
06/06/20 23:51:03 S7jMRe/8
8主&ククール×ゼシカを誰か書いてくれ…

21:名無しさん@ピンキー
06/06/21 06:42:32 vVDryoPR
朝から保守。

22:名無しさん@ピンキー
06/06/21 22:14:38 CdP59Wc8
hosyu

23:名無しさん@ピンキー
06/06/21 23:21:09 BX8jJ7s9
一日一保守。

24:名無しさん@ピンキー
06/06/22 00:45:42 5LYtnfgK
保守仲間募集中

25:名無しさん@ピンキー
06/06/22 02:01:43 a835XVkz
ほす

26:名無しさん@ピンキー
06/06/22 17:43:13 hnBPtZo6
ほしゅ 「(職人さんや作品を)欲しがりません、勝つ(即死回避)までは」 あげ。

27:名無しさん@ピンキー
06/06/22 23:02:21 dh5Zy8Es
携帯からも保守

28:名無しさん@ピンキー
06/06/23 02:06:54 zOz9jlTZ
クリアリ って需要あるのか?
保守ついでに携帯から



「…んふぅ……、やぁん…」


アリーナの洩らしたなまめかしい声が、真夜中の宿屋の一室に響きわたる。


「駄目ですよ、姫様。ちゃんと感じる所をおっしゃらないと」

「ぅん……はぁ…ぁん」


意地悪な神官は、四つん這いにさせたアリーナを後ろから突きまくる。


「…ク、リ、フトぉ……、あっ、もっ、もうっ、だめえぇ~!!」


膣内をクリフトに掻き回されてアリーナの頭の中が段々白くなって行く。


「姫様……アリーナ姫様…

もうじき楽にしてあげますよ…」


「ああぁん!いっ、イッちゃうよぉお!」


「愛してます アリーナ姫様…」

「あああはぁん、ヤダヤダヤダーーーッッ!!!」
「姫様ー!!」


ドピュッ ピュピュピユッ


29:名無しさん@ピンキー
06/06/23 02:07:30 zOz9jlTZ
「ぁふぁあぁ…」
「ハァハァ…ハァハァ……」


二人は頂点に達すると同時にベッドに崩れ落ちる。 愛しい姫の柔らかな体を抱き寄せ、キスを交した。


「…アリーナ姫…様」


「…クリフトのいじわる」


「そっ、それはっ …姫様が可愛過ぎるからですよ…
姫様みたいな可愛いお方は 他では見受けられません」

「アリーナって呼んで」


「えっ?」


「だから、姫様、じゃなく アリーナ って呼んで欲しいの」


「…」

「ア、アリーナ」


二人はもっと寄り添い、見つめ合い 微笑んだ。
叶わぬ恋だと悩み抜いていた神官の目には、微かに涙があ光っていた――。

30:名無しさん@ピンキー
06/06/23 02:10:01 zOz9jlTZ
最後 あ が余計でしたorz

駄文失礼しました

31:名無しさん@ピンキー
06/06/23 09:27:09 AjANU4g/
駄文と自分で思うなら投下しなければよくね?

32:名無しさん@ピンキー
06/06/23 12:10:29 sflIzUZ1
即死回避保守SSになんてこというんだ。
というか、謙遜て言葉知らない?

33:名無しさん@ピンキー
06/06/23 12:38:36 iU/+B1bU
グッジョブ!
クリアリはまだまだ需要あるとおもう。
また書いてください!

34:名無しさん@ピンキー
06/06/23 12:46:35 VNaRoLFe
GJ

でも2chで謙遜は要らない。

35:名無しさん@ピンキー
06/06/23 13:43:24 AjANU4g/
謙遜なんてうざいだけ
特に2chではな

あとこの内容だと、別にクリフトとアリーナじゃなくてもいいんじゃないかという印象を受けた
本人が言っている通り、文章もイマイチだね

謙遜して上手い文章ならまだ感心するが、本当に駄文だから困る

36:名無しさん@ピンキー
06/06/23 14:11:49 tk/9V5yF
いや、謙遜は必要だろ
駄文を自信満々に投下されたらそれこそアレだろ

37:名無しさん@ピンキー
06/06/23 14:24:24 uewaIIAx
>>36
そういうのを二元論と言うんだぞ。
「謙遜しない」は「自信満々」とイコールではないのだよ。

38:名無しさん@ピンキー
06/06/23 14:43:24 tk/9V5yF
そうかな…
まあ、こういうのは個人の好き好きか
俺は謙遜くらいでウザイとは思わないけどね

39:名無しさん@ピンキー
06/06/23 15:25:22 FXFs/d/+
謙遜はウザイとは思わないが、誘いうけはウザイな。

40:名無しさん@ピンキー
06/06/23 16:31:47 s4qDRoje
読み手が空気悪くしてると職人いなくなる

クリアリ需要
ノシ

41:sage
06/06/23 23:22:31 PjFpan0w
++☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++
これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。

そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。

ただし、この文章を見たにもかかわらず書き込まなかった場合には貴方の身の回りで
よくない事が起きてしまう事があります。
必ず起こるわけではないのですが、ご注意下さい



42:名無しさん@ピンキー
06/06/24 03:52:55 m+E4q6hc
確かに謙遜も誘い受けも増殖を防ぐべきだが、
指摘する方も引き際を考えた方が良かろう
そこまで大事では無いし、メリットも多少はあった訳だから

43:名無しさん@ピンキー
06/06/24 04:16:05 d9rTCg3b
>>20
新スレ立ってすぐに、3Pをキボンするお前さんの心意気にうたれた。
ちょっと待っててくれ、徹夜明けのハイテンションを利用して書いてくる。

44:名無しさん@ピンキー
06/06/24 10:07:39 1AV5piNe
>>43

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

45:43
06/06/24 11:04:43 d9rTCg3b
「ゼシカ。今晩、僕の部屋においでよ。久しぶりにちゃんとした宿屋に泊まれるんだし、ゆっくり楽しもう」
闇の世界から光の世界に戻った日、エイトに誘いを受けたゼシカは少し驚いたが、すぐにOKの返事をする。
(エイトから誘ってくるなんて珍しい。でも最近、野宿や雑魚寝ばかりだったから、私も少し欲求不満なのよね)
酒にもカジノにも興味の無いゼシカにとって、旅の間のストレス解消法は夜の愉しみくらいのものだった。

宿屋でそれぞれの部屋に引き取った後、ゼシカは自分の部屋を出て、エイトの部屋のドアをノックする。
「私よ、エイト。中に入れて」
すぐにドアが開き、エイトが出迎えてくれた。
「待ってたよ、早く入って」
その時ゼシカは、エイトの顔に、暗い悦びが宿っていることに気がついていなかった。
「マホトーン」
「きゃあ!」
突然に呪文封じの魔法をかけられ、ゼシカは悲鳴をあげる。
呪文を封じられたことにももちろん驚いたが、その相手がエイトではないことが、更にゼシカを驚かせた。
「ククール! どうして?」
「ゼシカに燃やされるのは避けたいからな。魔法を封じるのは基本だろ」
「そうじゃなくて……」
(どうしてククールがエイトの部屋にいるの?)
そう聞こうとする前に、エイトが自分のバンダナを外してゼシカの腕を後ろ手に縛り始めた。
「何するの? やめて、エイト」
「ごめんね、ゼシカ。乱暴なことはしたくないけど、君が悪いんだよ。僕とククール、二股かけたりするから」
ゼシカは言葉が出せなかった。
エイトの言う通り、ゼシカはエイトとククール、二人とそれぞれに体の関係を結んでいた。
自分以外の女性を知らなくて初々しいエイトと、遊び慣れてて女性を悦ばせるツボを心得ているククール。その日の気分で相手を変えていたのだ。
(だけど二人とも、ちゃんと口止めしておいたのに。恥ずかしいから絶対に他の仲間には黙っててって)
二人の男を弄んでいた自分のことは棚上げしている。
「エイトがな、俺に相談してきたんだよ。自分のテクニックで、ちゃんと女の子を悦ばせてやってるか自信が無いって。ゼシカのことだとは言わなかったけど、すぐピンときたね。こいつがゆきずりの女の子に手を出すわけないからな」
「どうしてあんなにしつこく口止めしてくるのか不思議だったけど、こういう理由があったからなんだね。でも大丈夫、明日になったら忘れるよ。ゼシカは大事な仲間で貴重な戦力だから、後にひきずりたくないんだ」
「でも、このままだと俺とエイトの仲がきまずくなりそうなんだよ。だからゼシカに責任とってもらおうと思ってな」
「今日はゼシカには、うんと恥ずかしい思いしてもらうよ。僕もククールも、二股かけられてたのに気づいてなかったこと、すごく恥ずかしかったんだからね」


46:43
06/06/24 11:05:24 d9rTCg3b
「ねえ待って。こんなのヤダ、二人ともやめてよ」
ベッドに横たえられたゼシカは、自由にならない身を捩って脅えた声を出す。
元から乳首スレスレの所までしか無かった服は、乳房が丸見えになるまで引き下げられ、下半身の方もスカートは残したままでタイツとパンティーだけ脱がされている。
「全部脱がせるのもいいけど、服は残しておくのもエロいだろ? ゼシカの服なんて、こうしてくださいって言ってるようなもんだよな」
「うん、何度うっかり指がひっかかったフリしようと思ったかわからないよ」
男たちは勝手なことを言いながら、ゼシカの胸を片方ずつ弄んでいる。
「ごめんなさい、謝るからやめて。傷つけるつもりは無かったのよ」
「別に傷ついちゃいないさ。充分楽しませてもらったからな」
ククールは指先でゼシカの乳首をこね回しながら、首筋に舌を這わせている。
「僕は傷ついたよ。ゼシカが初めての相手だったんだから」
エイトはすねたような声を出して、ゼシカの乳首を吸い上げた。
「そうか、お前純情なんだな。じゃあ先に入れていいぜ。一回目は譲ってやるよ」
「ありがとう、そうさせてもらうよ」
言うが早いか、エイトはゼシカの腰を抱え上げて膣を指でなぞる。
「うーん、まだ濡れ方が足りないかな。大丈夫だよ、ゼシカ。ひどいことするつもりは無いから。ちゃんと気持ち良くはしてあげるよ」
そのまま秘部に顔を埋め、舌でクリトリスを責め始める。
「ひゃあああん!! や、待って、いやあぁん!」
突然の激しい攻撃に、ゼシカは背をのけ反らせて喘ぐ。
ククールはそのゼシカの背後から両脇に腕をさし入れ、自分に寄りかからせるようにして上体を起こしてやる。
「体の下にしてると血が通わなくなって腕が痺れるからな。こうすれば少しはマシだろ?」
そう言いながらも、両腕の拘束を解くつもりはない。それどころか、掌に余るほどの大きさの乳房をリズミカルに揉み、耳たぶに甘く歯を立てる。
「あっ、あうん。ああ、やめて、こんなのいやぁ~」
ゼシカはせつなげに首を横に振るが、体は正直な反応をしている。
「すごいよ、ククール。もうこっちはビチョビチョだよ、今までこんなにすごい濡れ方してるの見たことない」
エイトも舌での責めだけでは飽き足らず、中指を膣の中にさし入れ、軽く指を曲げてザラついた部分をこすりあげる。
「アッーッ! アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ」
刺激を受けるたびに、ゼシカの口から甲高く上ずった声が漏れる。
「アッ、イヤ、もう……イク、イク、イッちゃうー! ひああああーっ!!」


47:43
06/06/24 11:05:58 d9rTCg3b
差し込んでいた指をきつく締め付けられ、エイトが意地の悪い声を上げる。
「いやって言いながら、イッちゃったんだ。ゼシカはいやらしいなぁ。でも、そりゃあそうか。いつも魔物相手にぱふぱふしたり、ビキニなんかで町中歩いて平気な顔してるんだもんね」
そう言いながら愛液にまみれた指を抜き、ゼシカの目の前に持っていく。
「ほら、こんなに糸ひいてる。すごい感じてるね、お尻の方まで垂れてるよ。スカートにも染みが出来ちゃってる」
ゼシカは恥ずかしさのあまり、声も出ない。
「ほんとにすげぇ粘り。そんなにグチャグチャなのか、どれどれ」
ククールもゼシカの股間に手を伸ばし、たっぷりすくい取った蜜で濡らした指先を尻穴に軽く埋める。
「ひゃあっ! 何!?」
経験したことの無い感覚にゼシカが悲鳴を上げる。
「こっちは初めてか? じゃあ俺がもらっちまおうかな。それならエイトと二人で同時にできるしな」
「うそ、そんなとこイヤ、あっ、あふっうん……」
「ククール、ゼシカすごく気持ち良さそうな顔してるよ。もうダメだ、その顔を声だけで出ちゃいそうだ」
そう言ってエイトは、自分のズボンを降ろす。
「今入れたら、三十秒くらいしかもたないと思う。それじゃあゼシカに悪いから、一回抜いておくよ」
エイトとククールは、ゼシカを起き上がらせ、立て膝をつかせる。
そのままエイトはゼシカの口の中に自分のペニスを咥えさせ、ククールはアナルに指を埋める。
ゼシカは縛られて自由にならない体を捩って抵抗するが、その度にアナルから電流が走るような快楽に襲われ、口の中のエイトが悦んで固くなっていく。
その間も、エイトとククールはゼシカの胸や耳や股間への愛撫の手は緩めない。
「んっん、う、ふう……ん、 ふ~っ」
口が塞がれているゼシカは満足に声も出せず、口の端からはダラダラと涎が溢れている。
腰がくだけて、尻が下がるたびに、アナルに差し込まれた指が奥深くまで侵入する。
(ああ、すごい。こんな圧迫感初めて。もうどうなってもいい、このままメチャクチャにしてほしい)
口の中に放たれた精液を残さず飲み干しながら、ゼシカは完全に観念した。

48:43
06/06/24 11:06:51 d9rTCg3b
何度も絶頂に追い上げられ、抵抗する気力も無くなったと判断した二人はゼシカの腕のバンダナをほどく。
「二人がかりで奉仕してもらって極楽だろ? 今度は俺たちが気持ち良くしてもらう番だからな」
ゼシカを四つん這いにして尻を高く上げさせてスカートをまくり上げ、ククールはゼシカのアナルにそそりたったペニスを埋め込んでいく。
「ほんとにいやらしい体だな。そんなに締めるなよ、もたないぜ」
「だって、こんなの無理。壊れちゃうよ~」
ゼシカは完全に性欲に溺れて、媚びるような甘えた声を出している。
きつい部分を少しずつこじ開け、最奥まで自分のものを埋め込んだククールはゼシカの体を抱えた状態で、仰向けに横になる。
「ほら来いよ、エイト。サンドイッチだ」
エイトの目の前にさらけ出されたゼシカのヴァギナは、手を添えるまでもない程に大きく開かれ、涎を垂らしてエイトが入ってくるのを待っていた。
ゼシカの口の中に発射したはずなのに、エイトのペニスははちきれんばかりの大きさを取り戻していた。
「行くよ、ゼシカ」
エイトもゆっくりと腰を進めていくが、それだけでゼシカの肉襞は搦め捕るようにエイトを締め付け、奥へと誘い込もうとする。
「ああっー!! すごい、もうダメ、もうイッちゃうー!!!」
二本の肉棒に前後を埋め尽くされただけで、ゼシカはあられもない声を上げる。
男二人に挟まれ身動きすら満足に出来ないはずなのに、身を振ってよがり続ける。
エイトとククールが腰を使い始めると、身も世もなく乱れてイキ続けた。
「ああ、いいっ、ダメ、やめて、死ぬ、もう死んじゃう! すごい、もっとーー!!」
支離滅裂な叫びを上げて何度も達し、8回目の絶頂を迎えた時、遂に気を失った。

ゼシカが意識を取り戻すと、エイトとククールが心配そうな顔でのぞき込んでいた。
「ゼシカ、大丈夫? ごめん、気絶するまでやるつもりじゃなかったんだ。ただちょっと懲らしめようと思っただけなんだ」
「悪かったな、ちょっと調子に乗り過ぎた。だけど、これで二股の件とおあいこってことでさ、お互いに無かったことにしようぜ」
申し訳なさそうな二人を尻目に、ゼシカは思っていた。
(こんなに気持ちいいのなら、初めから三人でしてれば良かった。どうしよう、何か反省されちゃってるし、もうこんな風にしてくれないのかな……。
そうだ! 今度はヤンガスも誘惑してみよう。そしてそれがバレたら、きっとまた同じことしてもらえるわ。そして今度はヤンガスも交えて三人掛かり!? うふっ、ドキドキしちゃう)

その時一人だけ何も知らずに眠っていたヤンガスは、ベッドの中で悪寒に襲われ、大きなくしゃみをした。

49:名無しさん@ピンキー
06/06/24 11:23:08 1AV5piNe
>>45-48
GJ、GJ、GJ、GJ!!!!
土曜の朝からいいものが拝めた~

ひとり蚊帳の外のヤンガスカワイス

50:名無しさん@ピンキー
06/06/24 11:40:35 wka2yaVv
ヤンガスにはゲルダ姐さんがいます

51:名無しさん@ピンキー
06/06/24 16:41:34 P77guzZV
おっきした
GJ!

52:名無しさん@ピンキー
06/06/26 07:46:11 EhzUi+X+
>43
GJです。文章上手いですねー。見習いたいです。
ヤンガス編も期待です。

ごく一部の方でしょうが、お待たせしました。前スレラストの続き投下です。

53:名無しさん@ピンキー
06/06/26 07:46:58 EhzUi+X+
「その話! ちょっと待ったあー!」

「きゃっ……」
「え!」
「あら、扉のトコロに見えるあのシルエット……ギズモかしら?」
「失礼よミネア。宿屋にギズモはいないわ。あの鳥の巣頭は、我らが勇者ソフィア
様よ」
「まぁ本当。私ったら……くすっ……」
「うるさいなぁ、私はこの髪型が好きなんだっ!」
「その鳥の巣が好きなソフィア様がこんな夜更けに何の御用かしらーん?」
「鳥の巣言うなっ! こんな夜更けにやらしい声出して、やらしい事してる奴らに
文句言いに来たんだっ!」
「あら、こんな夜更けだからこそ、やらしい声を出して、やらしい事してるのよ」
「だからって安眠を妨げる権利はないでしょ!」
「あら? ムラムラしちゃった?」
「するかあっ!!」
「まあまあ、姉さん、勇者様。こんな時間に大きな声をあげては、隣の方に御迷惑
ですよ。とりあえず扉を閉めて中にお入りになってください」
「だからその隣は、私なんだっ。ん……まあ、ともかく他に迷惑かかるのも確かだ
わね、わかったわ中で話す。……って何よ? この匂い」
「雰囲気作りのお香です。扉を開けてしまったままでは、流れ出てしまって勿体な
かったのです」
「ふうん、でもまあ私の好みじゃないわ」
「それがねー。誰でもすぐに好みの匂いになるのよ。そういう物なの。ほら、そこ
の二人もそろそろ好きになっている頃よ。ね、アリーナ、クリフト」
「え? あ、う、うん……」
「あっ! え、ええ……」
「クリフト……ベッドでデカいのおっ立てて全裸で万歳か……。何やってんだお前?」
「め、面目ありません……起きたらこの有様で」
「譬え宿屋でも油断は禁物ってことねー」
「ふふ、姉さん。そんな事より、アリーナさんはさっきからずっとクリフトさんの
逞しいアソコをご覧になってましたわ。クリフトさんもこちらの話を聞いてるよう
なフリをしてチラチラとアリーナさんの胸元を。あまりお待たせするのは可哀想で
す」
「あらまー。そりゃ悪い事したわね。じゃあ、続きしましょうか」
「ちょっとまて。私の安眠はどうなるんだ?」
「いい機会ですし、勇者様もご一緒にいかがです?」
「断る!」
「つれないわねー。あんたそんな挑発的な格好してんのに意外に堅いのはなんで?」
「うるさいわね。私にはやらなきゃならない事があんの。別にアンタ達が好きに楽
しむのを止める気はないわ。私の眠りの邪魔をしない限りね」

54:名無しさん@ピンキー
06/06/26 07:49:44 EhzUi+X+
「んー気持ちは分かるけど、使命感で自然な欲求まで抑えこむのは感心しないわね
ー。もう、気付いてるんじゃない? この部屋に入ってから体が熱くなってんの。
さっきからふとももすりあわせてるし……濡れてるンでしょ?」
「……まさか、この匂いが……」
「その通りですわ、うふ」
「か、帰るっ」
「もう、遅いわ。ミネア」
「はい、姉さん。ラリホーマっ!」
「しまっ……た……」

「ふふ、寝た。寝た」
「じゃあ、私が縛りますわね。後ろ手にします? 姉さん」
「そうね。よろしく~」
「あの……ちょっと非道いんではないでしょうか? マーニャさん」
「うん。私もそう思う。その……寝たいって言ってるのに」
「いーのいーの、さ、続きするわよ」
「……」
「……」
「私たちが父さんのかたきを取るために旅に出たとき、姉さんが言ってくれたんで
す。かたきを取るのは大事な事だけど、それに囚われて心の糸を張りつめたままじ
ゃあ、すぐに灼き切れちゃうわよって」
「ち、ちょっと! ミネア余計な事を……」
「最初は姉さんがそう言ってお酒を飲んだり、賭け事を楽しんでるのがなんだか許
せなかったんです。やる気があるのかしらって。でも、姉さんに半ば強引に抱かれ
て、気持ちよくしてもらって……ようやく私にも分かりました。使命感や罪悪感で
心に余裕がない事がいかに貧しい事か、視野を狭めるかを」
「……」
「最近、姉さんが言ってました。皆さんがちょっと焦ってるようだって。クリフト
さん、アリーナさん。わかりますか? だから私はそんなやさしい姉さんが大好き
なんです」
「……そうだったの……ごめんねマーニャ」
「……思慮が足りませんでした」
「か、勘違いしないで。私は単にエッチな事が好きなだけよ」
「うふふ。そういう事にしておいてあげてください。さ、結び終わりましたよ」
「覚えてらっしゃいミネア……」
「はい、楽しみにしてます。さ、アリーナさん手伝ってください」
「どうするの?」
「勇者様をクリフトさんの顔の上にまたがらせるの。そっち側から支えて」
「う、うん」

55:名無しさん@ピンキー
06/06/26 07:51:40 EhzUi+X+
「せーのでいくわよ。いい? アリーナさん。せーの」
『えいっ!』
「そうそうクリフトさんと勇者様の体の向きが逆になるように」
「いきますよ。あ、クリフトさん顔を背けないで」
「そ、そんな事言っても、ち、近すぎます。それに、その……いいんですか? そ
の勇者様の大切なトコロを私なんかが見ちゃっても……」
「何言ってるんですか、クリフトさんのその舌で勇者様を気持ちよくしてあげるん
ですよ。近くなくてどうしますの? さ、下ろしますよ。いいですか?」
「う、は、はい……」
「ムグッ」
「んっ……」
「あら、勇者様ったら、寝てるのに色っぽい声……。ちょっと確かめてみましょう
か。胸元失礼しますわね、ソフィア様」
「あ、勃ってる……」
「うふふ、やっぱり昂奮してらしたみたい。それにしても、丸くて、柔らかそうで、
ホント、綺麗な形。乳首もツンとして、とっても可愛らしくておいでですわ……ち
ゅっ」
「うン……」
「それに敏感。アリーナさんもやってあげて」
「う、うん……ど、どうすればいいの?」
「まずは舌先でチョンと触れてあげるの」
「うん……」
「……ん……」
「そう、そうそしたら、次は乳首の輪っかの部分をなぞるように舌をすべらせる…
…」
「こう?」
「そうそう。ゆーっくりと優しくね」
「う、うう……ん」
「ほら、ソフィア様も感じてらっしゃるわ、次は変化をつけていきなり唇の先を尖
らせて吸ってあげるの、ほら、こんな風に……ちゅううっ」
「んふぅ……んぁ……ああ……っ……」
「ちゅっ……ちゅっちゅっ」
「んふぁあぁ……あ、あ……あっ……はぁ……」
「そうそう。上手いですわアリーナさん。それに……いいわぁ、ソフィア様の悩ま
しげなお顔……ねえ、姉さんそんなところでぶすくれてないで、一緒に楽しみまし
ょう?」
「……それはいいけど……」
「それはいいけど?」
「いいの? それ、ほっといて……」
「へ?」

56:名無しさん@ピンキー
06/06/26 07:54:26 EhzUi+X+
「む、ムグーっ! ムーッ(た、助けて、助けてくださいっ!)」
「あっ! クリフトっ!」
「きゃあっ、わ、忘れてました! く、クリフトさん大丈夫ですかっ!」
「ムググーッ! ムムーッ!(い、いいから、早く! 息が、息が……)」
「ああっ、どうしましょう。どうしましょう!」
「……ムム、ムムム(そ、空に……ほ、星が……星が……)」
「ミネアさんっ! 一度持ち上げましょう!」
「わ、わかりました! 行きますわ、せーのっ」
『えいっ!』
「ぶはぁっ! はあっ、はあっ、はあっ、はあっ……」
「あ、顔に生気が戻ってる。ギリギリねー。クリフトくん顔、白かったもんね」
「ひ、非道いですよ。……はぁ、はぁ……姫、様……ミネア、さん……」
「い、今のは本当にゴメンなさい……」
「ごめんね、クリフト」
「い、いいですけど……」
「! こういう時は単に謝罪じゃなくて誠意が必要よね。こういう時」
「誠意?」
「誠意って……何をすればいいんです? 姉さん」
「んふー。こういう時は、気持ちを込めてご奉仕に決まってんじゃない」
「……あら、そういう事ですの……うふふ……」
「え、なんなの?」
「ご主人様にご奉仕するのは奴隷よ、奴隷。アンタ達二人は、今日一日クリフトく
んの奴隷。どんなエッチな事でも彼の言葉には絶対服従のニ・ク・ド・レ・イよっ!」
「そ、そんな事だめですよっ! マーニャさん。 大体、姫様は私の主です。譬え
一日といえどもその主を、そ、その……に、肉……ど」
「わかったわ」
「へ、ひ、姫様?」
「私には是非もありません。ミネアを存分に可愛がってください、クリフト様」
「今日一日、お願いす……ううん、お願いします。ミネアだけじゃなく、このアリ
ーナも可愛がってください、クリフト様」
「あ、う……」
「決まりね!」

57:名無しさん@ピンキー
06/06/26 08:21:33 EhzUi+X+
>53-56

エロくなくてすみません。
次回くらいからエロくなるといいなあ。

一応、前スレ分をアプロダにあげました。DL keyは「DQ」です。
URLリンク(mata-ri.tk)

58:名無しさん@ピンキー
06/06/26 13:22:28 4ZnHjdah
ピンサロ向けじゃない?

59:名無しさん@ピンキー
06/06/26 20:20:31 EhzUi+X+
ピンサロってなんでしょう?

60:名無しさん@ピンキー
06/06/26 23:36:04 s7YLvcSW
>>59
デスピンサロ・・・ 失礼しました~!

61:名無しさん@ピンキー
06/06/27 15:05:21 2vvO1R/o
山田く~ん
>>60の座布団全部持っていって

62:名無しさん@ピンキー
06/06/27 16:01:21 9cz/mCaf
と言ったところで本日の笑点はおひらき。
続きはまた来週、ごきげんよう!

63:名無しさん@ピンキー
06/06/27 17:08:29 mhMFWSyO
>>65
乙です!
あのー、一つお尋ねしたいのですけど、地の文を書かれるつもりはないんでしょうか?
何か主義主張があるなら、もちろんお好きに書いてくださって結構なんですけど、個人的には地の文があった方が雰囲気があって妄想しやすいもので。
単なる一意見に過ぎないので、あまり深くは気にしないでください。
ただ地の文読んでみたいなって思っただけなので。どうもすみません。

64:名無しさん@ピンキー
06/06/27 17:09:59 mhMFWSyO
ごめんなさい。
>>57だった。

65:名無しさん@ピンキー
06/06/27 18:37:07 9cz/mCaf
>63
ご意見ありがとうございます。
今回の作品に関しては、今のところ地の文を書くつもりはありません。
主義主張という程の事ではなく、単にやった事がなかったので会話のみで構成してみようという試みたまでです。(前スレでの二作は地の文書いてますし)

まあ、当初より不評は承知の上ですので、苦手な方はスルーして頂ければ幸いです。
スレ汚しとは思いますが、個人的には好きな展開なので投下する事についてはご寛恕ください。>みなさん

66:63
06/06/27 18:46:18 mhMFWSyO
>>65
丁寧な返答ありがとうございます。
そしてまたまた失礼。
前スレでの2作って、どの作品のことなのでしょうか?
本当ごめんなさい、実は前スレでの「久方ぶりの投下」というお言葉の時から、密かに気になっていたのに聞けずにいたのです。
よければお教えください。

67:名無しさん@ピンキー
06/06/27 20:12:08 9cz/mCaf
>66
前スレ392 ビアンカのお話と、前スレ501 ローラ姫のお話です。
まあ、久方ぶりとは言っても、大した時間ではありませんが。

68:名無しさん@ピンキー
06/06/27 21:38:49 nDnplJQm
>>67
水のリング探索中のビアンカと、1主に貞操帯(男性用)を渡すローラ姫の方でしたか。
あの話は両方とも好きでした。(特にビアンカのは切なくてGJでした)
今回のクリフト(&女勇者もか?)が三人娘の玩具にされる話も結構好きなので、続きを楽しみにしてます。

69:彼方 ◆a6AUZ2f2mI
06/06/28 21:29:32 pzAfKrRh
月光が、シルクのカーテンから漏れていた。
「ん…」
悩ましげな声を上げ、アリーナはシーツの上でのけぞる。
豊かな胸を揉み上げ、そっと胸の頂上に位置するピンク色の突起に触れると、ビクリと身体が反応する。
クリフトは寝転ぶアリーナにのしかかり、首元に赤い印を付けた。
自分の女の証として。
「はぁ…ん。いやぁ…」
「いや?こんなになっているのに何がいやなんですか?」
クリフトはアリーナの一番敏感なところを指でグチャグチャとまさぐった。
乙女が守ってきた一輪の花。
ピンク色に咲き誇り、蜜をしどしどと溢れさせている。
月光に照らされ、ぬらぬらと光った。
「こんなにイヤラシい音をたてて…ね?アリーナ」
「そんなこと、言わないで…恥ずかしい」
そこだけは、自分の気持ちと反し、素直だった。
「私のを…舐めて下さい」
アリーナを起こし、前に差し出したのは、膨張し、臍にまで届きそうなくらい硬くそそり上がったクリフトの陰茎。
初めてみる男性器に、驚きを隠せない。が、クリフトがアリーナの頭を掴み、陰茎に口を付けさせた。
まどろっこしく舌で舐める。ぎこちないものの、自分の愛する人のもの。ゆっくり亀頭を、竿を、裏筋をしっかり唾を付けて舐め上げる。
舌だけではなく、口内にくわえ、温かさをクリフトに与えた。


70:彼方 ◆a6AUZ2f2mI
06/06/28 21:31:13 pzAfKrRh
強弱つけてくわえこむ。クリフトはアリーナの手を掴み、竿をしごくように促した。
手と口が動くたび、クリフトはうっ、うっと短く声を上げる。
「は、あっ、私、限界です…うっ」
ギブアップをするが、アリーナの手は、口や舌は、更に動きを速める。
「もう…駄目です、あ、イキます、あ…ううっ」
クリフトの限界を告げる声と同時に、口内に多量の白濁した液を発射した。
アリーナは吃驚してしまい、思わず飲み込んだ。
「はぁ…いっちゃいました…」
いった後、クリフトは荒くなった呼吸を整えた。アリーナは口を放した。
「私だけ気持ちよくなっても困りますよね。今度は私が気持ち良くさせますよ」
クリフトは萎えた陰茎を自分でしごくと、急激に硬さを、大きさを増す。
アリーナを横たわらせ、大きく股を開かせた。恥ずかしがり、秘部に手で隠すが、手を払いのけ、その蜜に濡れた花の入り口にそっと亀頭を充て、蜜を擦り込む。
「はぁ…んん…」
思わず声が漏れる。 蜜をたっぷりと浴びた陰茎は緩やかにアリーナの膣内に挿入してゆく。
じれったく自分の膣に入ってゆく陰茎に、自然と腰を振り、深部までの到着を促す。


71:彼方 ◆a6AUZ2f2mI
06/06/28 21:34:43 pzAfKrRh
「意外とスケベなんですね。自分から腰を振るなんて」
「ああっ、スケベじゃないわ…。ん、はぁ…もっと、奥まできて…」
「こうですか?」
「はぁんっ」
ずんっと滑りこませ、陰茎は膣奥へ達する。しっかり挿入するとアリーナの腰を持ち上げ、腰を振るった。
「あっあっあっ…」
動きに合わせ、アリーナは喘ぐ。
「あうっ」
時には陰茎を根元まで突きさして動きを止め、時には早く腰を振るった。
膣内からは多量の蜜が溢れ、クリフトの陰茎に注ぐ。
アリーナを起こしてクリフトの膝の上に乗せ、下から貫く。
「あ、んっ、ああっクリフト、クリフト…。ああんっ、気持ちいいよぉっ」
アリーナは譫言の様に名前を呼ぶ。
「んっそうっああんっ、ああっ!やぁんっ、おかしくなっちゃう!」
アリーナはクリフトを抱きしめ、下から押し寄せる快感に耐えている。
「おかしくなってしまっていいですよ」
クリフトの身体をまるで命綱のように抱きしめているアリーナに顔を上げてと声掛けた。
緋色の目は潤み、口は半開き、唇は乾くのか舐め上げてピンク色を呈し、あまやかに濡れる。頬はチークを差したような薔薇色で染まる。
恍惚の顔。
角度を変えて唇を奪う。舌を入れて、相手の口内を犯す。にゅちゃにゅちゃと唾液が混ざり合う。
「んっ、んっ…」


72:彼方 ◆a6AUZ2f2mI
06/06/28 21:35:56 pzAfKrRh
唇を奪われ、喘ごうにも喘げない切なさ。
「ああ…。そんなに、締め付けないでください…」
清流のごとき蜜が溢れてくるのに陰茎をきゅっきゅっと締め付ける。
クリフトは、再度限界を告げた。
「はあっ、んんっ、ああ、くる…!」
激しく突かれてアリーナも限界に近づく。怖いのか、クリフトの身体をぎゅうっと更に抱きしめる。
「ん、いやぁ…クリフトぉ…!」
「アリーナ…一緒に…」
いつまでもこの心地よさを感じていたかったが、必ず終わりはくる。来るべき時へ、動きを速めた。
「あ、ああ…。いっちゃう、あ…いくぅぅっ!」
「アリーナ…!!」
アリーナは身体を震わせ、絶頂を迎えた。膣はぎゅっと陰茎を締め上げ、射精を促した。
それに答え、多量の白濁した精がアリーナの膣奥へと注ぐ。
びゅっびゅっとクリフトの陰茎から放たれる熱い精を膣奥に感じ、同時に脳内に広がる快楽。
「ああ…。入ってる…クリフトの…」
「アリーナ…」
絶頂を迎えても尚、膣は精を絞り上げるようにぎゅっと締め上げていた。


73:名無しさん@ピンキー
06/06/29 00:54:01 Igc/mP0G
途中ですか?
でもGJ!!
クリアリ最高!

74:名無しさん@ピンキー
06/06/29 00:57:18 pm1Wtssj
ほら。
ちゃんと両方で説明しないと、こういうことになるでしょ。

75:名無しさん@ピンキー
06/06/29 01:06:14 Cs/P6KF8
というかなんでエロ部分だけこっちで、
ラストをクリアリスレに投下するの?
どっちの住人にも失礼だと思う。

別々のスレで話がきちんと進行してて、
合わせて読むと実は…みたいな作りなら納得できるけど、
単に両方のスレから感想もらいたいだけのように感じるよ。


76:名無しさん@ピンキー
06/06/29 02:06:47 3CUJ37+Z
自分もクリアリスレ住人なのだけど
あっちの人も書いていたように全編を官スレに載っけて、
クリアリスレに投稿告知する形でいいのでは。
今回は少し官住人に不親切とオモ。

キャラの名前だけ使ったエロのみ抜粋して、せっかくの萌えエピ削除じゃ
職人さんも勿体ないことしてるよ。

クリアリ職人がんがれ。


77:彼方 ◆a6AUZ2f2mI
06/06/29 07:19:24 /AGhMLMr
本当にすみません。
官住人にもあちらの住人にも迷惑かけてしまいました。
ああ…。もうorz
感想はいらないのですがそう思われても仕方ないですよね。
お目汚しすみませんでした。


78:名無しさん@ピンキー
06/06/29 23:39:46 FAZrnI1r
GJ!普段行ったこともないクリアリスレというところに出向いてしまったよ。
新しい世界が広がって楽しめました!
感想欲しいのかなーなんて思わなかったけど、
なんか落ち込んでるぽいのでつい励ましたくなりました。
これからもバシバシ書いて下さると嬉しいです。

79:名無しさん@ピンキー
06/07/01 22:42:07 vBc3Ijte
クリアリスレなんてのがあるんですか? kwsk

80:名無しさん@ピンキー
06/07/01 23:41:08 1Vuc3/rJ
ドラクエ板で検索汁!
過去作品にエロはないが下ネタならあるw

81:名無しさん@ピンキー
06/07/03 07:13:51 ocotImys
保守ー

82:名無しさん@ピンキー
06/07/05 00:47:22 DBQvQBUt
保守~

83:20
06/07/05 00:58:59 ma0q5hlg
うおぉーーー!!日々の過酷な労働の癒しを求め、久しく訪ねてみればなんと!
>>43さん希望を聞いていただきありがとうございます、


ティッシュ足らない・・・


84:20
06/07/05 01:03:06 Zr+4B8Q8
すまん あまりの驚きにsage忘れた

85:79
06/07/06 12:26:06 FEP68fYt
>>80
いいスレを教えてもらいました。㌧クス。
ヤバイ・・・すっかり栗蟻スレがお気に入りだ。 


86:名無しさん@ピンキー
06/07/09 07:56:38 b4T1BIJT
ho

87:名無しさん@ピンキー
06/07/10 11:15:07 Td7FbA/6
クリアリスレから来ました。官能小説というほどのものではないかもしれませんが、
こちらに投下させてください。


※クリアリものの苦手な方、また長文(12レス分くらい)が苦手な方はご注意ください。

88:【過ち】1/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:20:29 Td7FbA/6
厚い雲が空を覆い、嵐を告げる生暖かい風が吹いていた。

夜半、扉が叩かれるかすかな音にクリフトは身を起こした。
「クリフト・・・」
少しかすれた声で呼ばれ、背筋がぞくりとする。いつの間にか少女から大人の女性の艶を身につ
けたアリーナの姿に、一瞬だけ理性が遠のく。だが、彼女がここに来た理由に思い当たると、自
嘲気味に笑った。
「私、また・・・」
そう言って近づいてくるアリーナの手を握ると、ベッドに座らせ明かりをつける。
「少しだけお待ちくださいね」
そう言い置き、部屋に備え付けられている簡素な台所で紅茶を入れる。
お湯が沸く音が、ふたりの間に横たわる深い沈黙をより際立たせる。
クリフトは内心の苛立ちを隠しながら、丁寧にお茶をいれアリーナの目の前に差し出した。
そして自分は少しはなれたところにある、古ぼけたいすに腰掛ける。
「また・・・ふられちゃった」
心の寒さを温めるように、アリーナは手渡されたカップを両手で包み込む。
クリフトはその切なげな表情に思わず視線を逸らした。
見たくなかった。
自分ではない誰かに振られたといって落ち込む姫。そのたびに彼女は自分のもとを訪れる。
「寂しい」と言って。
彼がすべてを捧げてきた姫君は、彼の気持ちを知ろうともせず、残酷な仕打ちをする。
自分はどこまで耐えられるのだろうか。
否、どこまで耐えなければならないのだろうか。
自問してその限界が近づいていることを知る。
もうたくさんだ!
クリフトは無言で立ち上がるとアリーナの手からカップを奪い、そのままベッドに押し倒した。


89:【過ち】2/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:21:25 Td7FbA/6
いつの頃からだったのだろう。男勝りで女の部分が乏しいと思われていた彼女が、浮名を流すよ
うになったのは。

突然のことに驚き抵抗をするアリーナを力で捻じ伏せ、己の体の下に組み敷く。
限界まで張り詰めていた気持ちが一気に暴走し、それは激流となって彼の中を駆け巡った。
「や、クリフ・・・」
強引に唇を奪うと、そのまま口腔内を蹂躙する。生温かくてやわらかい舌を己のそれで絡めとり、
吸い上げる。
「んっ」
かすかなうめき声がクリフトの野性に火をつける。貪るようなくちづけを繰り返しながら、クリ
フトは性急に事を押し進める。
服の上から女性特有の柔らかなふくらみを掴みあげ、首筋に舌を這わせた。
アリーナが僅かに身震いしたのに気づくと、執拗にそこを責め立てる。
「あ・・・」
アリーナの体が小さく跳ね、身を捩った。だが、クリフトはそれすらも許さず、アリーナの敏感
な場所をまさぐり続ける。


90:【過ち】3/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:22:19 Td7FbA/6
お見合いという名のもとに、たくさんの男性と付き合い始めた姫。自分の知らないところで大人
になってしまった姫。

上着の間に手を差し入れ捲り上げると、クリフトはその双丘に顔をうずめる。
ぬけるような白い肌、滑らかな曲線。そしてそのふくらみの頂が赤く慎ましやかにその存在を主張している。
「あ、いや・・・」
瞳を潤ませながらアリーナが首を振る。その行為が、妙に艶かしくてクリフトはかっとする。

どうしてあなたは!!

憤りを感じ、クリフトは指先に力を込める。
「ひっ」と悲鳴を漏らすアリーナにクリフトは加虐的な感情を覚える。怯えた表情が男を知らな
い無垢な女性を思わせて、クリフトをより苛々させる。

どうしてあなたは、そんなに清らかなんだ!!

耳に届く愛する人の噂。「男好き」「色好み」「淫乱」
それがどれほど己を苦しめたことか!!


91:【過ち】4/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:23:07 Td7FbA/6
悔しい!!

アリーナが痛がるのにも構わず、ふたつのふくらみを荒々しく揉みしだきながら、クリフトは硬
く目を瞑った。瞼が熱かった。

「・・・めさま」

悔しい!!

「・・・・・・」

悔しい!!

嫌いになれれば、こんな思いをせずに済んだ。淫乱女と罵倒できたら、こんな苦しみを味わうこ
とはなかった。あなたが私のもとへすがりに来るたびに、私の中の何かが壊れていった。
なのに・・・!!

「・・・しています」

食いしばった歯の間から漏れたかすかな呟きに、アリーナの目から涙が零れ落ち、そしてこわば
っていた体から力が抜けた。
「クリフト・・・」
僅かに震えを含む声が耳朶を打つ。目を開けた先でアリーナが己に向かって手を差し伸べるのが見えた。
「私・・・」
それだけを口にすると、クリフトの頭を掴み己の唇を重ねてくる。そして目を閉じると一切の抵
抗を放棄した。


92:【過ち】5/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:24:25 Td7FbA/6
「そうやって体を開いたのですか」
ややあってからクリフトの口から暗い呟きが漏れた。その声色に驚き目を開けたアリーナは何か
をいいかけたが、自分を見おろすクリフトの目に悲しみを見出すと口を噤んだ。そして苦しそう
に顔をゆがめると再び瞳を伏せた。

もう、我慢できなかった。

クリフトはアリーナの足の間に膝を割りいれると、スカートのすきまから下着の中を弄った。
「んんっ」
上気した顔でアリーナが跳ねる。クリフトが初めて触れたそこは、温かくそしてぬめりを帯びて
いた。クリフトがその割れ目を指で辿るたび淫靡な音がふたりの鼓膜をつく。花芽はぷっくりと
ふくらみを持ち、クリフトの指が擦れる快感に更なる蜜を要求する。身体の奥底からあふれ出て
くる快楽の波。ともすれば意識が飛んでしまいそうなアリーナは、歯を食いしばりその刺激に耐
える。
「あ・・・ふ・・・ああっ」
こらえきれない喘ぎがもれ、白い肌が紅潮する。クリフトが首筋に唇を這わせると、背をしなら
せ小刻みに震える。身体が、熱を帯びる。
しばらくその震えを冷めた目で眺めていたクリフトは、敏感な部分に指を滑らせながら下着をず
りおろした。透明な糸が下着と秘部の間で、つっと細い橋を架けそして切れた。その様にクリフ
トは喉を鳴らす。
ボタンをはずすのももどかしく服を脱ぎ捨てると、アリーナの両足を開かせ、淫猥な蜜を垂れ流
すそこに己自身を擦り付ける。身震いするような快感が己のうちを通り抜け、思わず呻く。
すべてを奪ってしまいたくなる。
残忍でいて純粋な願望が脳裏を過ぎる。
それが伝わったのであろうか。それまでクリフトがすることにおとなしく従っていたアリーナが、
震える声で彼の名を呼んだ。


93:【過ち】6/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:25:49 Td7FbA/6
「クリフト」

歓喜の声だと思った。彼女の身体が己を待っているのだ、と。か細い声はその表れだ、と。
「や・・・」
クリフトはまだ何かを言いかけたアリーナの唇を半ば強引に塞いで言葉を奪うと、いきりたつ己
の欲望を芯にあてがい、一気に腰を押し進めた。
その瞬間、アリーナの体が己の下で硬直した。
見開かれた瞳から涙が溢れ出し、声にならない悲鳴が喉の奥で鳴った。
「・・・・・・えっ?」
クリフトは驚き体を起こそうとした。その動きに辛そうに呻いたアリーナがそれでもクリフトの
背に手を回す。
「抜かないで!!」
涙混じりにしがみつく。足が・・・いや、身体が小刻みに震えている。
「ひ、姫様」
「いいからっ!!」
荒々しい呼吸で訴えてくるアリーナ。クリフトは自分の浅はかさを知る。
きつい膣内。硬直した身体。苦悶の表情。
「姫様、私は・・・」
なんてことを。
うなだれるクリフトに切なげな視線を向けながらアリーナが首を横に振る。真珠のような涙が
零れ落ちる。
「いいのよ。私がそう望んだんだから」
己を襲う激痛の中で、それでもアリーナは微笑む。
アリーナを苛む痛みは、破瓜の痛み。そうアリーナは処女だった。


94:【過ち】7/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:26:41 Td7FbA/6
「姫様」
知らず滲んだ涙にそっと触れるアリーナの指先。クリフトは己の体が戦慄くのを抑えることがで
きなかった。
なんて、愚かなのだ。自分は、自分は、自分の愛する人を・・・。
頬を伝う涙に、アリーナが笑う。
「いやね、泣きたいのは、私の方よ」
幾分呼吸が落ち着き、アリーナは深く息を吐き出す。汗が滲んだ額に赤い髪が張り付いていた。
クリフトがそっとそれを払うと、アリーナが潤んだ瞳で見上げてくる。
「ね、キスして」
その言葉にしばし逡巡したクリフトだったが、アリーナが瞳を閉じると、いたわるように優しく
口づけた。
「んっ」
クリフトの僅かな動きにアリーナが眉を寄せる。それと同時に身体が硬く締まる。少しずつ治ま
りつつあった痛みが、アリーナの身体を駆け抜けた。だが、耐えられないほどではない。
びくりとして離しかけたクリフトの唇を追うようにアリーナはそっと舌を差し入れる。絡み合う
舌。最初は戸惑い気味だったクリフトの瞳に再度情熱の色が浮かぶと、覆いかぶさるように深く
貪る。身体の中心を貫く彼自身が猛る。
「お願い・・・」
唇の上でアリーナが囁く。クリフトは無言で頷き腰を引く。こすれる感覚がクリフトの性感をこ
の上なく刺激する。
「い、」
痛みで溢れる涙に気づいたクリフトが、そのまま抜こうとする。
「いや」
抜かないで。お願い。


95:【過ち】8/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:27:34 Td7FbA/6
悲壮な顔で訴えるアリーナに困惑し、クリフトは動きを止める。
「でも、痛いのでしょう?」
ぽろぽろとこぼれる涙。アリーナは素直に頷く。
「痛いわ。でも、抱いて欲しいの」
アリーナに無理矢理身体を開かせてしまった背徳感がクリフトを襲っていたけれども、それでも
クリフトはアリーナの要求にこたえた。
「辛かったらおっしゃってくださいね」
クリフトの真摯なまなざしを受け、アリーナは僅かに頬を緩ませた。
引き抜きかけたものをゆっくりと押し進める。そのたびにアリーナが喘ぐ。荒々しい破瓜の行為
で傷ついた内壁がきしみ、その都度アリーナが呻く。苦痛をこらえるアリーナの顔が目の前でゆ
がむ。クリフトは耳元に唇を寄せると、徐々に動きを早める。その動きにあわせてアリーナの艶
やかな赤毛がうねり、クリフトの手に絡みつく。
「あっ、あっ、あぁ!!」
涙は相変わらず浮かんではいるものの、青ざめた頬が徐々に紅潮し、可憐な唇からつむぎだされ
る喘ぎ声も艶めいたのもに変わる。
クリフトの胸が高鳴った。己の行為に愛する人が感じていると確信する。
「姫様」
耳元で囁くクリフトの声にも喘ぎが混じる。腰の動きが激しくなる。結合部分が愛液でぬめる。
その卑猥な音と荒い息遣いが部屋を満たすにつれ、ふたりは忘我の極致へと導かれる。
「あ・・・」
突然己の内側を深く抉られたアリーナが大きく跳ねた。見開いた瞳に悦楽の喜びが浮かび、意識
が遠のく。
「姫様」
切羽詰ったクリフトの吐息に混じる切なる想いがアリーナに届く。
「愛しています」
クリフトのそれが膨張して大きく脈打つと、アリーナの中に熱いものが迸った。





96:【過ち】9/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:28:42 Td7FbA/6
「私ね、どうしても駄目だったの」
繰り返されるお見合い。優しく魅力的な相手たち。しかし、誰もアリーナの心の奥に迫ることは
なかった。ただひとりを除いて。
越えられない壁があった。忘れたいと何度も思った。しかしどんなにそれを望んでも叶わなかっ
た。そのうち己の心を知ったものたちは、自分のもとを去っていった。
「ふふ、やっぱりキスひとつ許してくれない女じゃ、魅力ないわよね」
触れられることを極力嫌がるアリーナに、愛想を尽かした貴族の子息たち。それでも、王の座が
欲しかったのか。関係を持たなくてもよいから結婚しようと言ってくれた人もいた。迷わなかっ
たといった嘘になる。自分の希望をかなえてくれる救世主のように思えたから。しかし、いざ受
け入れようとしてもそれすら嫌がる自分がいて。
「独り身を通そうと思ったの」
意に沿わぬ結婚をするよりも、自分ひとりで生きていこうと。
でも、その前に・・・。
「どうしても叶えたい夢があったわ」
一晩でいい。彼と過ごしたい。
こういう関係を望んでいたわけではない。ただ、一晩愛する人のもとで過ごしたかっただけ。
話をして、一緒に朝を迎えたかっただけ。それ以上を望むことは彼を苦しめることになると思っ
ていたから。思いがけず、彼が自分を求めてきた時は正直驚いた。それがどういう種類の感情か
らきたものか、男心に疎い自分にはわかりかねたが、例えそれが一時的な欲望だったとしても
自分はとても嬉しかったのだ。初めての行為に恐ろしさを覚える自分もいたけど、それ以上に
嬉しかった。

97:【過ち】10/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:29:46 Td7FbA/6
「なぜ、あの時否定なさらなかったのですか」
後悔を滲ませた瞳でクリフトが呟く。
「私は、私は、あなたが・・・」
強引に、抱いてしまった。
「うん、誤解してるのはわかってた。でも、言えなかった」
だって、と口を尖らせるといたずらっ子のような笑みを浮かべる。
「誤解が解けちゃったら、あなたは私を抱いてくれないでしょ?」
赤裸々な言葉にクリフトが赤面する。何か言おうかと口を開きかけ、言葉が見つからずむなしく
閉じた。そんなクリフトに擦り寄るとおでことおでこをくっつける。
「というのもあるけど、一番はあなたの気持ちがわかったからかしら」
「え?」
首を傾げたクリフトに、アリーナが抗議の唸り声を上げる。
「愛してるって言ってくれた」
覚えていないの?
唇を尖らせてすねるアリーナにクリフトは呆然として見つめ返す。
「あ、あれは・・・」
口ごもるクリフトにアリーナが思いっきりしかめ面をする。
「嘘だというの?」
「いえ」
慌てて否定をしたクリフトだったが、心の奥底で何かがきしむ音が聞こえた。
あれは、激情に駆られてのことだった。彼女を愛しているという気持ちに偽りはないけれども、
あの時の自分には、それだけじゃなかった。
己のうちの、みにくい嫉妬・・・。
そして、どうしてもっと早くに気持ちを伝えなかったのかという悔恨の念。
純粋な愛情から出た言葉ではなかった。


98:【過ち】11/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:30:37 Td7FbA/6
否定の言葉を発したきり、黙り込んでしまったクリフトをアリーナが心配げに見上げる。その視
線に気づいたクリフトは、何かを決したような強い光を瞳に宿した。
「姫様・・・いえ、アリーナ様」
まっすぐに射抜くように向けられた視線が痛い。
アリーナはその視線に気圧されてに身じろぎする。そんなアリーナにクリフトは真摯なまなざし
を向けながら抱き寄せた。
「愛しております」
少しかすれた甘い声は、クリフトの情愛の深さを表すのであろうか。
アリーナは吸い寄せられるように見つめ返す。
「こんな、私でもいいの?」
自分の願望を叶えるためには、嘘すらつくような女よ。
自嘲的な響きを持つアリーナの言葉に、クリフトは少しだけ悲しげな顔をした。
「それは・・・お互い様ですね」
私も、あなたの真意を知ろうとしなかったのだから。
ふたりの視線が絡み合う。
しばしの間、ふたりは無言で見詰め合っていたが、やがてクリフトがぽつりと呟いた。
「私たちには、言葉が足りなかったのかもしれませんね」
ちゃんと話し合っていたら。本心を隠そうとするのではなく、まっすぐに向かい合っていたとし
たら。このような始まり方はなかったのであろう。
クリフトは、アリーナの腰に回した腕に力を込める。
「私はもう、あなたに嘘をつきません。あなたを放したくないから」
クリフトの告白に、アリーナの瞳が潤む。
「私も・・・あなたと向かい合っていきたいと思うわ」
「アリーナ様」
クリフトが唇を寄せると、アリーナは瞳を閉じる。優しい口付けが落とされる。
何度も離れては視線を交わしあい、また口付けをかわす。幸せな時がふたりの間に満ちたように
思えた。しかし、何を思ったのか、クリフトがはじかれたように唇を離した。


99:【過ち】12/12 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:32:49 Td7FbA/6
「どうしたの?」
急に突き放され、動揺を隠し切れないアリーナが不安げに尋ねる。
「私は・・・聞いていません」
「え?」
「私は、まだ、あなたの気持ちを聞いていません」
「え、そ、そうだっけ?」
まじめな顔で頷くクリフトに、アリーナは少し申し訳なさそうに笑った。
「ごめんなさい。心の中ではいっぱいいっぱい言っていたんだけど」
身を乗り出して、クリフトの頬に手を添える。
「愛しているわ。クリフト」
その瞬間、クリフトが子供のようにはにかんだ。
その幸せそうな笑顔をアリーナは生涯忘れることはないだろうと思った。


東の空が白み、朝の到来を告げていた。
アリーナはゆっくりと身を起こす。
「私のわがまま聞いてくれてありがとう」
かけられた言葉が別れを告げているように聞こえて、クリフトが後ろから抱きしめる。
「姫様、私は必ずや陛下を説得してみせます」
もう、怖いものなどなかった。
クリフトの決意を背中越しに聞きながら、アリーナは頷く。
そして振り返ると、胸に顔を摺り寄せた。
「だったら、アリーナと。アリーナと呼んで」
それはふたりが永遠を誓い合う約束と同じ。
クリフトは迷いのない瞳で頷く。
「愛しています。アリーナ」
いつでも、いつまでも、あなたと共に。

ふたりの間を吹きぬけた嵐のような出来事。
それは新たなる旅立ちの序章―――。

100:87 ◆6G93Nzban2
06/07/10 11:33:54 Td7FbA/6
終わりです。お付き合いくださった方、ありがとうございました。

101:名無しさん@ピンキー
06/07/10 16:50:41 WKDtkdov
>>100
GJ!

102:名無しさん@ピンキー
06/07/10 22:53:13 oLeeXdWg
>>100
GJ!GJ!GJ! 切なくってもどかしくって胸キュンなのがクリアリの真骨頂です。

103:名無しさん@ピンキー
06/07/11 00:38:17 s32MXhBM
泣けたー。>100
途中、このまま悲しい終わりになってしまうのかと思ってハラハラしたー。
希望の光が見えてよかった。

104:名無しさん@ピンキー
06/07/11 03:32:39 3Qx9S1a8
>>100
GJだ、うまいな

105:名無しさん@ピンキー
06/07/11 09:47:35 Nanejkmn
うめええええええええええええGJGJGJGJ

106:名無しさん@ピンキー
06/07/11 11:17:35 LcLS8Wb0
主観者の統一がなってないし、それもあって安易に解答を出しすぎてるかと思えば舌足らずだったりと、
自己陶酔が抜けて落ち着いた頭でもういっぺん推敲して欲しかったSS。
何より、クリアリである必然性がスレタイと登場人物名にしかないという点で、最上評価したところでBプラス。
これのどこがうまいんだ?
ワンパターンの話は嫌いじゃない。が、どうせなら論理的にかっちりした、お約束な話にして欲しかった…というのは個人的な好み。

107:87
06/07/11 12:28:37 +cENRba7
GJくれた方、ありがとうございました。
そして>106さん、本当にありがとう!! 自分でもその通りだと思います。
なので次はもっと良い文章を書けるようにがんがります。
ちなみに主観者の統一をしなかったのは、ちょっとした実験でした。
でもやっぱり読みにくいですよね。反省!!

もともとエロを書くのは苦手なので、あまりこちらにお邪魔できないかもしれませんが、
機会があればまた。

108:名無しさん@ピンキー
06/07/11 15:18:59 anRU3vQV
>>100氏GJ!!
おいらも楽しませていただきました。
またのお越しをお待ちしております。

109:名無しさん@ピンキー
06/07/11 17:58:20 Q6Xrs8Sg
>>106
評論の盗作イクナイ!

110:名無しさん@ピンキー
06/07/11 18:28:33 s3VQOChc
投下されたSSにいちいちケチつけてる批評厨だろ
結構前からいるし

自分じゃ書かないくせに
あーだこーだ批判的な意見だけは出すから
荒らしと同じ
スルーしとけ

111:名無しさん@ピンキー
06/07/11 20:36:00 LcLS8Wb0
>>107
ども。
主観者の変更は安心感と引き替えの種明かし。わかってらっしゃるでしょうけれど。
それからシリアスものだからといってキャラクターの性格までシリアスになる必要はありません。
せっかくクリアリ使うんですから、クリアリらしくなきゃもったいない!
>>109

>>110
サッカーやらん奴がQBKへなぎを嘲笑し非難するのはおかしい、とでもおっしゃるのかね?

でもなんか腹立ったので誘い受け承知で誰かキャラ名くれ。先着1名。

112:名無しさん@ピンキー
06/07/11 20:58:38 UGdAJT6a
ではブライでひとつ

113:名無しさん@ピンキー
06/07/11 21:09:55 MmkqBnuT
なんつか、>>107>>111のレスを比べてみると、
それぞれの性格が見えてくるね。


114:名無しさん@ピンキー
06/07/11 21:44:31 lkh2hg6t
批評が悪いとは思わないけど、言葉は選んだ方がいいよねー、とは思う。
特に>>111は字書きみたいだしさ。

ともあれ
>>107
GJ!
次回作期待してます!

>>111も期待w

115:名無しさん@ピンキー
06/07/12 00:43:02 cTqUwpOr
>>111にも期待するのかよw


優しいなおまい。


116:名無しさん@ピンキー
06/07/12 04:00:11 xzLDszCq
>87
GJ! 胸にググッときた。苦い感情の書き方が実に良いです。
僕も久しぶりにクリアリを書きたくなりましたよ。

117:名無しさん@ピンキー
06/07/12 16:46:39 dqnm7RPj
別に批評もアリだとは思うよ
ただ106みたいなのが厨呼ばわりされるのには物凄く納得出来る理由がある。
特にBプラスとか絶対イラン
ぶっちゃけエロ妄想の書き捨て場であり
萌えの共有場所でもあるのよ、エロパロ板ってのは
ツボに入っちゃえば下手でもGJだの抜けるだのと賛辞が頂ける、
そういう傾向だけならどこのスレでも共通すると思う

しかも文末に「個人的な好み」ってあーた。

118:名無しさん@ピンキー
06/07/12 21:57:54 EfM4fMfo
>>115
だって、
主観の統一がなっていて、安易な回答を出しているわけではなく、
かといって舌たらずでもない、自己陶酔が抜け切った頭で推敲されたSSなんでしょ?
しかも、ブライである必然性が、タイトルと登場人物名以外にもあって、
理論的にかっちりしたお約束話なんでしょw
どんなもの書いてくれるのか物凄く期待www

119:名無しさん@ピンキー
06/07/12 22:13:51 O9wxd2lI
>>106って、前から色々批評してたのと同じ人?
違ってたらゴメン。
何か自分が良作だと思うSSにばかり、きつい発言してるから一言言わせてくれ。
どの批評も辛口だけど完全否定はしてなかったから、評価する価値があると見た上で、
書き込みしてるのかもしれないとも思う。
どの職人さんも>>107さんのように大人な対応してたから、読み手でしかない自分が口出しするのは
どうかと思って控えてたけど、敢えてお願いしたい。
自分が好きだと思ったSSを、「どこがおもしろいんだ?」とか書かれると、せっかく感動した気分がぶち壊されるんだよ。
もうちょっとソフトな物言いしてくれるとありがたい。
そのSSを読んで気に入った自分まで、バカにされているようで悲しくなるんだ。
貴方の書き込みは、色んな人の目に触れるってこと意識してほしい。これだけはお願いします。

120:名無しさん@ピンキー
06/07/13 01:07:16 zGMgLQpj
ここ21禁板だよな?

121:名無しさん@ピンキー
06/07/13 11:59:34 rt08zVGb
>>120
そう、エロいけど大人の良識を持つ人のための板



87氏、GJ! ストーリー性があって萌えた。漏れはこの文章が好きだし、
うまいと思う。ぜひ、また来てくれ!!

122:名無しさん@ピンキー
06/07/14 20:19:37 PV5mihYu
>>118
なるほどw それは確かに楽しみだ。 wktk

>>106を読んで思ったのだが、>>100氏のssはクリアリだから萌えるんじゃないか?
それって必然だよな?他のキャラではこの感動は味わえんと思うのだが。
それと>>111の言うシチュが浮かばん。シリアスなのにクリアリらしさあふれるエロ?
クリアリのキャラを考えたらギャグしか浮かばんのだが・・・。それ以前にクリフトの
片想いで終わるような気がする。ま、どうでもいいけどさ。

123:名無しさん@ピンキー
06/07/14 20:59:49 G+ViXzCt
>>122
そのあたりもなるほど!と思わせてくれるようなSSを>>106は書いてくれるんだろうと自分もwktkして待ってるよ
まさかあそこまで言っておいて尻尾巻いて逃げることなんてないだろうし
プロかよ?と思わせるような作品書いてくれるんだろうなと

124:名無しさん@ピンキー
06/07/14 21:06:24 xYGe1vfA
>>106に確認しておきたいけど、あなたが書き上げたSSは、当然批評してもいいんだよね?
自分が他の人にしたことを、自分がされるのは嫌だとは、まさか言わないと思うけど。
もちろん、公平な目で見た上での評価をさせてもらうから、その点は安心してよ。

125:名無しさん@ピンキー
06/07/14 22:14:20 PV5mihYu
>>123
プロかよ?っていうか、プロだろ。>>100氏のレベルって結構高いと思うし。
あれ以上のものを出してくれるというのだから、本当に楽しみだ。
ただでプロの作品が読めるなんて、眼福だよな。

>>124
なんならドラクエ関係の他スレにも告知して評価してもらうか?それなら公平だろw

>>106
がんがれw

126:名無しさん@ピンキー
06/07/14 22:31:17 sycNWbku
106の批評はどうかと思ったが、(ていうか、クリアリである必然性が~のあたりは、
ただ型どおりに批評してるだけで現実に即してない、的はずれだなと感じた)
その後の粘着な叩きに辟易。

127:名無しさん@ピンキー
06/07/14 22:46:34 iWmJI77B
>>125
告知はいらないよ。
便乗嵐が来るだけ。

128:名無しさん@ピンキー
06/07/15 09:26:43 lJJX//mp
批評を書くときは、否定的要素をあまり強調しないでください。という辺りが落としどころですかね。
好きな物を否定されるイヤーな気分。
僕も>88の二人の切なさ加減がとても好きなので、その気持ちは充分わかりますが、だからと言って>106の指摘が全くの出鱈目というわけでもないので、あまり叩きすぎないようにして欲しいと思います。

129:名無しさん@ピンキー
06/07/15 11:36:19 aIZ3XIo4
思うのだが、今回のように流れに逆らうような感想を書き込む際は、一言告知したらどうだろう?

>128
>指摘が全くの出鱈目というわけでもない・・・確かに主観者は統一されていないけど、それ以外のところで
納得できるところがなかったように感じたのは私だけなのだろうか。安易に解答を出していれば>103のような
感想は得られないだろうし、舌足らずと表現されるほど言葉が足りないとは思わなかったのだが。
自己陶酔云々に関しては、はっきりいって失礼だな。必然性については先の人たちが述べたとおり。

どうせならもっと納得のいく批評であったなら、ここまで叩かれなかったような気がする。とはいえ、今回の
叩きの原因は、>106の言葉遣いと態度だろうな。失敗は誰にでもあるからさ、しまったと思うなら早目に謝るがよろし。

130:名無しさん@ピンキー
06/07/15 11:52:46 vj677T50
>>106だけで止めておけば、ここまで叩かれることも無かったと思うんだよね。
それが、>>107が大人な対応してくれたことに図に乗ったような、>>111の発言で自分の首を絞めてしまったと。
でも、それほどひどい叩き方でもないと思うよ。2ちゃんにしては、おとなしいもんだ。
下品な言葉や表現がほとんど無い。(その分辛辣だけどw)
>>111だって、SS投下という、名誉挽回の手段があるんだから、今はそれを楽しみに待って見守ろうよ。

131:名無しさん@ピンキー
06/07/15 13:45:29 uTOIfIjE
まあなんだ
否定的な批評レスを見たら「ブライ小説はどうした」でおk

でこの話は終了

132:名無しさん@ピンキー
06/07/15 14:31:05 aq/S+fyY
特定のカプ厨が暴れてるだけ

133:名無しさん@ピンキー
06/07/15 16:26:53 qqRId7uC
>>130
粘着乙

134:名無しさん@ピンキー
06/07/15 16:52:34 1EwbkfT/
ダンビラムーチョ辺りに陵辱されるゼシカが見たいです

135:名無しさん@ピンキー
06/07/16 12:32:14 1Zy3ggIQ
批評してるやつってバカだろ?

136:名無しさん@ピンキー
06/07/16 15:04:51 Gg4k6yk9
馬鹿ではないと思うが、空気が読めなくて野暮天なのは間違いない。

137:名無しさん@ピンキー
06/07/16 20:36:34 KB4cBt5y
まあほどほどにしないとファビョった>>106が文句はクリアリ書きさんがID替えて一人でやってるとか言い出しかねんぞ
クリアリ書きさんが投下しにくくなっても困るし
まあ>>106はもうこないだろうと思うけどな
俺様の批評が分からない低能がいるスレにSS投下してやるなんて勿体ないとか勝手に思って

138:106 ◆NQWSWtYABA
06/07/16 21:10:15 O/KPLoYa
いるよちゃんと。
後々のこと考えてトリップつけた。

139:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:06:04 1mFrjt/o
あのー。この流れの中アレだけど、SS投下させてください。
>>134のレスを見て、急に思いついてしまって、止められずに書いてしまいました。
そして、書いたら投下したい人間なんです。
>>138 今日投下する予定だったならごめんなさい。気にせず投下してください。
で、>>134の(ような、あくまでも、『ような』)話なので、苦手な方はスルーでお願いします。

140:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:07:42 1mFrjt/o
不運が重なりすぎた。
ベルガラックの兄妹に頼まれた護衛の任務のため、サザンビーク城より、サザン湖方面に南下していたパーティーは、ダンビラムーチョとベホマスライムの集団に襲われた。
昨夜の食事に盛られた薬が残っていたため、眠い目をこすりながら移動していた一行は、完全に不意打ちをくらった恰好になり、戦闘開始直後に、一方的に攻撃を受けてしまう。
ザラキは不発に終わり、更にベホマスライムには武器での攻撃が命中しない。
体力の無さと身の守りの低さ故に、最も傷の重かったゼシカを癒すために放たれたベホマは、錬金により完成したばかりの光のドレスの効果により悉く術者自身に跳ね返り、回復のリズムが狂う。
態勢を立て直す間もなく、まず回復役のククールが斃れ、次にはその蘇生に意識を集中していたエイトが斃れた。
ヤンガスは重傷のゼシカを庇いながら奮戦したが、多勢に無勢。バイキルトで攻撃力の上がったダンビラムーチョの一撃の前に、あえなく力つきてしまった。
残るのは立っているのがやっとの自分のみという状況の中、ゼシカはこれまでの人生の中で、最も死を身近に感じた。
ベホマスライムが、ゆらゆらと宙を漂いながら近付き、触手を振り上げる。
今の自分の体力では、その一撃でさえも致命傷となるだろうと目を閉じたその時、ゼシカの全身に癒しの魔力が注ぎ込まれた。
ベホマの呪文の効果だった。
敵であるはずの魔物による回復呪文によって全快したゼシカだが、両脇からダンビラムーチョに刀を突き付けられ、反撃に出ることは出来ない。
「人間にも、こんなムチムチした女がいるんだな。ウィッチレディやデスセイレスよりも、胸はデカいんじゃないか?」
「服の上からだとわかりにくいな。中に何か詰めてるかもしれないぞ」
そう言った一体が、光のドレスの肩口を掴み、力任せに引き裂いた。豊かに盛り上がる乳房が、服の破れ目から飛び出した。
「きゃあああぁ!」
突然の辱めに、ゼシカは悲鳴を上げて座り込んでしまう。
「見たか? どうやら本物だ。これは楽しめそうだ」
ダンビラムーチョたちは、舌なめずりしながら、ニヤニヤした笑みを浮かべてゼシカを見下ろしている。

141:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:08:25 1mFrjt/o
「ゼシカ! 大丈夫か!?」
ミーティア姫と共に物陰に隠れていたトロデが、ゼシカの危機に堪らず飛び出した。
「ダメ! トロデ王、逃げて!」
「そうはいかん! 家臣を守るのは王たるものの務めじゃ!」
トロデはひのきのぼうを片手に、勇ましく魔物に立ち向かおうとするが、ベホマスライムの一撃の前にあっけなく撃沈する。
「うぬぬぬ。ワシが人間の姿に戻れば、こんな魔物どもなど敵ではないのに」
無念そうに呟くトロデに、ダンビラムーチョがトドメをさそうとする。
「待って! やめて!」
ゼシカはトロデに覆いかぶさるようにして、振り下ろされた刃の前に身を投げ出す。
段平は、ゼシカの体に達する直前にピタリと止まった。
ダンビラムーチョの舌打ちする音を聞きながら、ゼシカはこの魔物たちが自分をどうしようとしているのかを、はっきりと悟った。
「お願い、やめて。私は何でも言うこと聞くわ。だからこれ以上、仲間には手を出さないで」
「ゼシカ! 何を言うんじゃ!」
抗議するトロデの耳元で、ゼシカは囁く。
「トロデ王は世界樹の葉でエイトかククールを蘇生して、みんなを助けて。それまでは私が時間を稼ぐわ」
ほんの数分、自分一人に魔物の意識を集中させられればいい。本来の仲間の力なら、この程度の魔物たちに敗れることなどないはずだと、ゼシカは信じていた。
「無いんじゃ」
「えっ?」
トロデの意外な言葉に、ゼシカは耳を疑った。
「ワシもまずはエイトたちを蘇生しようと思った。じゃが袋の中を探しても、世界樹の葉は一つも無いんじゃ」
確かに一度に一つしか買えない世界樹の葉を買いだめは出来ない。だが常に命の危険が伴う旅。最低一つは保持しているはずだった。

142:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:09:35 1mFrjt/o
「まさか、そんな……」
「まさかでも、無いものは無い。こうなったら、お前一人を犠牲にはせん。ワシも最後まで戦うぞ」
「何をゴチャゴチャ話してる」
ダンビラムーチョが、ゼシカの腕を掴んでトロデから引き離そうとする。
「ダメ、ヤケになっちゃダメよ。一旦逃げて。スキを見て、皆をキメラの翼で不思議な泉まで連れて行って。私は大丈夫、一人でなら逃げることだって出来るわ」
ゼシカをひきずり立たせたダンビラムーチョは、トロデに段平を振り下ろそうとする。
「やめて!」
ゼシカは、ダンビラムーチョにしがみつく。
「トロデ王、早く逃げて! みんなをお願い!」
ややためらいながらも、トロデはゼシカの言葉の通りに、その場を走り去った。
トロデの姿は魔物にしか見えない。だから魔物たちも、敢えて深追いしてまで殺そうともしない。
「なめたマネをしてくれたな」
ダンビラムーチョは、露になったゼシカの胸を鷲掴みにし、大きな舌でゼシカの首すじをなめ回す。
「ひっ……」
痛みと嫌悪で足が竦むゼシカを、乱暴にひったてるように移動を始める。
「犯して殺すだけには惜しい。しばらくは飼って生かしておいてやる。少しでも長く生きたければ、俺たちの機嫌を損ねないことだ」
それは、ゼシカにはむしろ好都合だった。
仲間たちが倒れている場所から離れられれば、トロデはすぐに引き返し、不思議な泉へ飛んで皆を蘇生してくれるだろう。
ゼシカ自身にも、逃げ出す算段はあった。
ルーラを使えない彼女は、常にウエストのポーチにキメラの翼を忍ばせてある。
頃合いを見計らってそれを使えばいいのだ。

143:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:11:16 1mFrjt/o
サザン湖のすぐ脇に、大きな岩に囲まれていく一角がある。
その中の岩の一つを押すと、一枚岩のように見えていた大岩が左右に開き、真っ暗な洞窟の入り口が姿を現す。
中に入ってしまえば、もうキメラの翼は使えない。
仲間たちからは充分に離れたし、時間も経過した。今頃は全員、不思議な泉で蘇生しているだろう。
そう判断したゼシカは、イオラの魔法で魔物たちを怯ませるつもりだった。
だが、突然ダンビラムーチョの手に口を塞がれ、呪文を口にすることが出来ない。
「どうも何か企んでるようだな。その手はくわんぞ」
ゼシカのポーチをむしり取り、中身を地面にぶちまける。
「キメラの翼か。これで逃げるつもりだったんだな」
キメラの翼は無残に引き裂かれ、薬草などもメチャクチャに踏みにじられる。
「油断のならない女だ。しっかりしつけてやらんとな」
ダンビラムーチョがゼシカの口を塞いだまま、半ば抱えるようにして洞窟の中へと引きずり込むと同時に、洞窟の入り口は再び、ぴったりと閉じ会わされた。

真っ暗な通路を進み洞窟の最奥までくると、僅かに漏れる外の光が、岩壁に繁殖しているコケに反射し、やや明るい空間となっていた。
地面に投げ出されたゼシカは、目が慣れてきたこともあってか、周囲の状況を正確に見ることが出来た。
この周辺の魔物のアジトにでもなっているのだろうか。ダンビラムーチョ、ベホマスライムの他にも、タップデビルやドルイド、ランドゲーロといった魔物たちがゴロゴロしていた。
軽く30匹を越える魔物たちは、ゼシカの姿を認めると、その目にギラギラとした欲望の色を見せる。
「い、や……」
体が竦んで起き上がることも出来ないゼシカは、ドルイドのマホトーンにより呪文までもが封じられ、状況はますます絶望的なものになる。

ゼシカを連行してきたダンビラムーチョが、普段は戦闘の邪魔になるために体の中に収納してあった肉棒を取り出し、ゼシカの顔面に突き付ける。
人間の男のものさえ見たことの無いゼシカにとって、その巨大さと醜悪さは直視できるものではない。思わず顔を背けるが、容赦なく髪を掴まれ、向き直させられる。
「口をつけろ」
「……えっ……?」
名家の令嬢として育ってきたゼシカは、年の割には性への知識は乏しい。
性行為そのものはさすがに知っているが、男性器に口をつけるなど、想像の範囲外だった。
「咥えてなめろと言ってるんだ。俺様自身に忠誠を誓え。そうすればしばらくは生かしておいてやる」
そう言われてもまだ呆然とするばかりのゼシカの首に、ダンビラムーチョは刀を押し当てた。
「モタモタするな!」
洞窟内に響きわたる怒声に一瞬身を竦めながらも、ゼシカは恐る恐る、ダンビラムーチョの怒張に唇をあてがった。
その柔らかい感触に、先端が触れただけのダンビラムーチョの巨根が脈打つ。
「口を開いてくわえ込め。歯は立てるなよ。もし噛み付きでもしたら……」
ゼシカの首に当てられた刃が微かに動き、うっすらと赤い血が滲み出る。
恐怖で歯の根が合わなくなりそうなゼシカだったが、必死に堪えてダンビラムーチョの肉棒を口に含んだ。

144:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:12:35 1mFrjt/o
殺されるわけにはいかなかった。
ゼシカは、今度のことで仲間の足手まといになってしまった自分を許せなかった。
今回の敗北は、自分が回復魔法を使えないせいだと思っていたのだ。
仲間の回復魔法すら跳ね返してしまう光のドレスの性能のせいなのだが、自分自身で回復魔法が使えていたなら、立て直し不能になるまで戦況が悪化することは無かったはずだ。
仲間の無事を見届けるまで、魔物などに命を奪われることは許されない。

ゼシカの小さな口では、精一杯広げたところで、先端をくわえ込むのが精一杯だった。
だがダンビラムーチョは、戦闘で重傷を追いながらも気の強い目で自分を睨み続けた人間の女が、跪いて自分の男を象徴するものに屈服する姿を見るだけで充足していた。
「そうだ。そのまま舌を使って、先端をなめろ」
ゼシカはおとなしく命令に従う。
舌を動かす度に、咥えた怒張がピクピク痙攣して大きさを増し、先端から不気味な匂いと味のする汁が滲み出す。
胃の腑が引っ繰り返りそうな嫌悪に、ゼシカは耐え、その汁を奇麗になめ取っていく。
ダンビラムーチョは満足気にその姿を眺め、その場にいた魔物に声をかける。
「よし、お前達もいいぞ。ただし、中には挿れるなよ。一番目は俺様だからな」
その声に、それまで成り行きを見守っていただけの魔物たちが、一斉にゼシカの体に取り付く。ベホマスライムやランドゲーロは、触手や舌を服の中に差し込み、あっという間に光のドレスをボロボロに引き裂いてしまう。
タップデビルや、他のダンビラムーチョは自分の肉棒を無理やりゼシカに握らせてしごき、あぶれた者は、髪や太ももや二の腕に怒張をこすりつける。
辺りが、むせ返るような臭気に満ちていく。
魔物が触れてる部分から透明な液体がこぼれ、それに濡らされていくゼシカの体は、妖しいまでになまめかしい。

145:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:14:00 1mFrjt/o
全身を魔物の玩具にされているゼシカから、気力が奪われていく。
勢いを増していく魔物たち動きに対して、身動き一つ取れずに、されるがままになるしかない。生臭い息を吐きかけられ、息苦しさに頭の芯がボウッとしていく。
それまで、ただゼシカの舌の動きに任せるだけだったダンビラムーチョが、ゼシカの頭を掴み、突然激しく動き始める。
凶悪な固さと大きさを誇る肉棒に喉元まで突かれ、ゼシカは吐き気に襲われるが、唇の端から苦悶の声を漏らすのが精一杯だ。

まるでタイミングを合わせたかのように、魔物たちが一斉にゼシカの体を目がけて、精液を吐き出した。
人のそれとは明らかに違う、緑や紫、毒々しいオレンジといった液体で、ゼシカの全身が穢されていく。
ゼシカの頭を押さえ付けたまま、ダンビラムーチョもまた、ゼシカの喉の奥めがけて精を放った。
「んーーーーっっ! うっ、う~~~~~~っ!!!!」
口の中に溢れる液体のおぞましさに、ゼシカは必死で身を振って逃れようとする。
だがダンビラムーチョは、ゼシカの頭にかけた力を緩めない。
遂にゼシカの喉が苦しさに耐え切れずに、口腔内の液体を飲み下し始める。
それに気をよくしたダンビラムーチョは腰を前後させ、ゼシカの顔面を打ち付けながら、ありったけの欲望の濁流を放ち続けた。

「うっ、うっく……。ひいっ、っく……うう~~」
ようやく口が自由になったゼシカは、地面に膝を着いて泣き出してしまった。
心の中で、仲間たちに救いを求めてしまう。
だがルーラでは、町や遺跡などへしか移動は出来ない。
自分たちが襲われた何もない草原は、キラーパンサーをとばしたとしても、最も近い都市のサザンビークから二時間はかかる。
最低でもそれだけの時間、この魔物たちの凌辱に耐えなくてはならないと思うと、恐ろしさで体の震えが止まらない。
「お願い……もう、やめて。もう許して」
鞭や杖を振り回し、勇ましく魔物に立ち向かう、普段の彼女の姿はそこにはもう無かった。

146:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:15:22 1mFrjt/o
魔物にとって、人間が脅える声と表情は、何よりの快楽だった。
涙ながらに助けを求め、許しを乞う姿を踏みにじることが、至上の悦びである。
そんな魔物に、涙を浮かべて哀願することなど、欲望を煽るだけの逆効果でしかない。
ダンビラムーチョは、わざとゆっくりとゼシカににじり寄る。股間のモノは、再び恐ろしい大きさに回復している。
「いや……。お願い、来ないで」
ゼシカは身を竦ませながらも逃れようとするが、周囲を魔物の群れに囲まれていて、逃げ場などどこにもない。
ダンビラムーチョはゼシカを組み伏せ、大きな舌で精液で汚れたゼシカの顔をなめ回した。
「イヤーーーーーー!!」
ゼシカの悲鳴が洞窟内に響く。

ダンビラムーチョは、ゼシカの豊かに盛り上がった胸を揉みしだきながら、泣き叫んで身を捩るゼシカの姿に、心が満たされていくのを感じた。
我が身を盾に仲間を逃がそうとしていた、力強く真っすぐな瞳を持った女が、自分の体の下で泣くことしかできずにいる。
生意気にすましていた顔が、涙と精液でグチャグチャになっているのを見るのは、気分が良いものだった。
だが、次にゼシカの口から発せられた言葉は、ダンビラムーチョのカンに障った。
「たす、けて……」
先刻まで目に涙を浮かべ自分を見つめ、許しを乞うていたゼシカが、顔を伏せてこの場にいない誰かに呼びかけていることが、許しがたかった。
苦痛や屈辱を与え続け、誇りも何もかも、粉々に打ち砕いた上で、無残に殺す。
魔物にとっては、それは本能なのだ。捕らえた女を嬲るのは当然のことでしかない。
だが、ダンビラムーチョの心には、それを越えるような、不思議な独占欲のようなものが芽生えていた。
自分以外のものを見ることは許さない。自分だけのことを考えさせたかった。
快楽を与えてやっても良い。上品にとりすました顔が、あられもなく肉の悦びに乱れ、自分にしがみついて淫らな声をあげるのを想像すると、胸が熱くなるような気がする。
もしそうなったら、殺す必要もないかもしれない。
もしも、この女が自分に敵意や恐怖、嫌悪以外の目を向けてくれるのなら……。優しい笑顔を向けてくれるのなら、たまには優しくしてやるのも悪くはないだろう。
まずはこの体に、人間の女もただの牝にすぎないことを教えてやろう。
光のドレスはもう見る影もなく、ただ一枚だけ、頼りなくゼシカの身を守ってくれていたショーツを、ダンビラムーチョは容赦なく引き裂いた。
「いやああぁぁぁぁぁ!!」
魔物にとっての快楽であるはずのゼシカの悲鳴が、不思議とダンビラムーチョの耳に、悲しく響いた。

147:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:16:43 1mFrjt/o
【ザラキ】
死の呪文が低く響き、ゼシカにのしかかっていた者も含め、数体のダンビラムーチョの息の根が止まる。黒いもやのような魂が抜け出た肉体もまた、一瞬で煙のように消滅する。
ウイングエッジが炎の鳥の姿となり、魔物を焼きながらなぎ払っていく。
オノから放たれた真空の刃が、裏返ったランドゲーロを切り裂く。
上体を起こしたゼシカが、魔物の群れの向こうに見たのは、赤いバンダナと、トゲの付いた帽子と、銀色の髪。
魔法が、剣が、斧が、残った魔物たちを血祭りにあげていく。
「ゼシカ、無事じゃったか。間にあって良かった」
いつもは洞窟などには入ってこないトロデとミーティア姫までが、ゼシカに駆け寄ってくる。
「いや、完全に無事ではないようじゃな」
全裸に近いゼシカの姿に、トロデは慌てて馬車から毛布を取り出して、着せかけてやる。
「ううん、無事よ。ありがとう、助かった。でも、どうしてこんなに早く?」
助けが来るまで、どんなに早くとも二時間はかかると諦めていた。ゼシカがここに連れ込まれてから、まだ30分も経っていないはずだった。
「あったんじゃ。世界樹の葉が」
「えっ、どこに?」
パーティーが敗れた地点には、世界樹の葉を持つウドラーも出現する。
もしや、トロデが奮戦して、魔物からそれを奪ったのかとゼシカは考えた。思わず、見直してしまいそうになった。
「錬金釜の中じゃ」
「……えっ?」
「魔法の聖水と一緒に入っておった。エイトが入れたそうじゃ」
あまりのアホらしい展開に、ゼシカは頭痛がしそうだった。
そうしている間に、怒りでテンチョンの上がった男三人により、洞窟内の魔物は全滅していた。

148:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:19:27 1mFrjt/o
魔法のビキニに着替え、サザン湖で汚れた体を洗っている間、ゼシカは忙しかった。

錬金釜で作った光のドレスの為に、ゼシカに大変な思いをさせてしまったと謝るエイトに
「それはエイトのせいじゃないけど、世界樹の葉を釜に入れたんなら、ちゃんとみんなに報告して、買い足しときなさい!」
と説教し。
「ゼシカのねえちゃん、あまり気にしない方がいいでがすよ。よく言うでげす。『虫にさされたと思えばいい』って」
と、ピントのずれた慰め文句を言ってくるヤンガスに
「それを言うなら『犬に噛まれた』よ。もう少し言葉の勉強しなさい!」
とツッコミを入れ。
「大丈夫だからな、ゼシカ。たとえゼシカが●※#@や、↑○◆★や、¥√♭♂☆♪〒なことされてたとしても、俺の愛は変わらないぜ」
と、放送コードにひっかかる単語を連発するククールに
「あんたの愛なんていらないわよ、このハレンチ男!」
とメラを投げ付ける。

「もう、言っておくけどね。おかげさまで、私は何もされてませんから! 助けてくれて、どうもありがとう! だから、変な想像しないでちょうだい」
男連中は、ゼシカが魔物たちに陵辱されようとしてる時に、呑気に斃れていたことに、完全にしょぼくれている。
「しょうがないわよ。あんたたちは、私が付いててあげないと、どうにもならないんだから」
打たれ弱いのに回復呪文が使えないことで、いつも守られているばかりだと思っていた自分が、仲間のためになれたことが、ゼシカは嬉しかった。
最後はやはり助けられてしまったが、心の中で求めた救いが死んだ兄ではなく、今この場にいる仲間たちであったことも、ゼシカの心をくすぐったいような気持ちにさせた。
少しずつ、兄の庇護から離れ、自分が築き上げた絆の上を力強く歩き始めている証だ。


「おお、そうじゃ。これを返すのを忘れておった」
ギャリング兄妹の待つ竜骨の迷宮に向かう途中、トロデがゼシカのポーチを手渡してきた。
「皆を蘇生させてから、すぐ後を追ったんじゃが、見失ってな。これがあの岩のところに落ちてなければ、洞窟の入り口になっているとは気づかんかったじゃろう。よく機転を利かせたのう」
それは洞窟に入る直前にダンビラムーチョに奪われて、捨てられたものだ。それが目印となってくれたという。

脱出の機会を奪い、自らの檻の中にゼシカを捕らえるための行動であったはずなのに、それが結果的に彼女を救う行動になった。
もしそのことを知ったなら、思いをとげられぬままに死んだダンビラムーチョは何を思ったことだろうか……。
ポーチを湖に投げ捨てることもせず、目印のような場所にそれを打ち捨てたのは、無意識のことだったのか。
それがたとえ魔物であったとしても。
死者は何も語ることが出来ない。

   終


149:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:33:42 Gg4k6yk9
リアルタイムきた!!
本番ナシだったのは残念というか、でもホッとしたような…
エロパロ板に来てるのに変だな。

150:名無しさん@ピンキー
06/07/16 23:57:16 /BuZq7NE
リクした者でつ。
>>148タソGJ!!
まさかこんな早くに書いて貰えるとは思ってナカタヨ…!!
本番なしだったのは残念だけど精液まみれのゼシカタソに(*´д`*)ハァハァ

151:名無しさん@ピンキー
06/07/17 06:24:23 KAn/eul8
この場合本番無かったのも良かったと思うよ。
ていうかダンビラムーチョが切ないのがいいw

不思議と胸に残るモヤモヤ感が心地いい作品でした。GJ!!!!

152:名無しさん@ピンキー
06/07/17 09:49:27 dxpxLI65
凌辱スレスレのゼシカたんにハァハァ!!GJ!
この後、ゼシカたんの姿に興奮したククールに犯される…なんてどうでしょう

153:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:13:45 aF8sZnPH
「服従…せ…よ…」
ゼシカは闇の中に、その言葉をはっきりと聞き取った。

たしか自分は、仲間たちとドルマゲスを倒し、今サザンビークの宿に泊まっていたはず…。
必死に目を開けようとするが、瞼が開かない、体も金縛りにあったように、動かすことができない。
「我に服従せよ」
ふたたび、その言葉が闇の中に響き渡る。
いや、それは鼓膜からではなく、頭の中に直接語りかけてくるようだ。
それに、この禍々しい感覚…どこかで…。
そう、確か今日、ドルマゲスを倒し、杖を手にしたときに同じ感覚に襲われた。

「…ドルマゲス…」頭の中にその名前が浮かんだ瞬間、
言葉はその思念に対して直接的に反応した。
「ドルマゲス?…フフフフ……確かに今日まではそうも呼ばれてもいた。
実際奴は私の手足としてよく働いた。
その手足を奪った償いとして、
今日からお前がこの全知全能の神ラプソーン様の手足となるのだ。」
「ラ…ラプソーン?」とその名を確認する間もなく、
ゼシカの体に体の全身の神経に焼けた鉄を押し付けられたような激しい激痛が走る。
「お前の感覚神経と運動機能の大半は私の手中にある。
もはや、お前は私の許可なしに指一本動かすことはかなわぬ。」
「さあ、我に服従せよ。さもなければ、更なる苦痛をお前に与えよう。」
再び激痛が体を走る。ゼシカは声にならない叫びをあげた。
体がのけぞり、ベッドから浮かび上がる。
しかし、痛みに対する反射は起こっても、
やはり自分の意思では体を動かすことはできない。
「たとえ、この身が滅びようとも、決してあんたなんかに屈しない。」
ゼシカは思念で相手に訴えかける。
「なかなか強情な娘だ。
さてどこまでその強情を張り通せるかたのしみだな。ファハハハ、ファハハハハ…」
その笑い声とともに、ぐるぐると目が回るような感覚に襲われる。
そして意識がその中で薄れていくのをゼシカは感じた。


154:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:14:57 aF8sZnPH
「おい、起きるでがすよ」
耳慣れた声と、頬をたたく痛みの中ゼシカは意識を取り戻した。
ここは…、私は確か…、
いや、私は今どこにいるのだろう…思い出すことができない。
何か悪い夢を見ていたようだが、思い出せない。
体中が汗をかいているのがわかるのだが、体がなかなか自分の思念に反応しなかった。
「さっさと目を開けるんでがす!」再度、その声とともに、
頬に激しい痛みを感じた。
「う…」やっとのことで目を開くと、ヤンガスが目の前にたたずんでいる。
そして、自分の両腕は縄で縛られ、天井から吊り下げられている。
身にまとっているのは下着だけだ。かすかに馬の蹄の音が聞こえる。
どうやらトロデの馬車の中にいるらしい。
「ヤンガス、どういうことなの!?早く、この縄をほどいて…」
やっとのことで言葉を出すことができた。
「縄を解いて呪文をつかわれたらやっかいでげすからな、
今日は兄貴とククールはベルガラックの城へ用事ででかけているでげすから、、ゆっくりとお楽しみといこうでがすや。
こっちは4ヶ月もの禁欲生活でたまりにたまてるんでげすよ。
兄貴はどうもお堅いのが難点でげすからな。」
そういうとヤンガスはステテコを脱いで、そそりたった男根をゼシカの前に突き出した。
悪臭があたりに充満する。
「ふざけるのはやめなさい!いいかげんにしないと、ただじゃすまないわよ!!」
虚勢を張り、ゼシカはヤンガスを睨み付けた。
「お前だって、その気がないとは言わせないでがすよ。
いつも、そんな胸を露出して、あっしたちを挑発しているんでげすから。
それとも単なる露出狂なんでげすか?」
ヤンガスはおもむろにゼシカの右の胸をつかんだ。激痛が走る。
「はなしなさい、はなせったら、はなせ…」
声を限りに叫び、体をゆすってみるが縄をはずすことはかなわない。
「ヤンガス…」別の声とともに小さな人影が馬車の中に入ってきた。トロデだ。
「トロデ助けて!!」ゼシカは一縷の望みをこめてトロデに助けを求めた。


155:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:15:44 aF8sZnPH
しかし、トロデはほっとため息をついて目を伏せると、冷たくゼシカにいいはなった。
「家来の性欲をコントロールさせるのも王のつとめ。
それにわしも魔物の姿になってから、ずっと女の体はごぶさたでな…。
ヤンガスさっさとゼシカをおとなしくさせろ。」
「わかってるでげす。
パルミドの闇商人のところで手に入れた媚薬をすでに膣の中におしこんであるでげすよ、
すぐにこいつのほうから腰をふって「入れてほしい」と頼んでくるでがすよ。」
ヤンガスは足でゼシカの股間を踏みつけた。
「はぁん!」嫌悪感に満たされた心とは逆に背筋を甘美な快感が走り抜ける。
「やめて!やめなさい!それ以上やるとどうなるかわかっているの!」
精一杯足をばたばたさせ暴れているのだが、しょせん女の力、
ヤンガスの力にはかないはしなかった。
ヤンガスはパンティを剥ぎ取るとそれをゼシカの口に詰め込んだ。
そして、両足をベッドの脚に縛りつけ動けないようにする。
「ここをこんなに濡らしてるげすよ。
口ではいやだいやだと言っても、ここは早く早くと催促しているでげすな。」
指でゼシカの勃起したクリトリスをもてあそぶ。
「ふんぐ…ふん、…ふぅん…」
心とは逆に激しい快楽が体中をつきぬける。
「ふん、むん、くん…」
ヤンガスの指がクリトリスに触れるたびに、喉の奥からあえぎがもれた。
昔、リーザスにいたころ兄を思いながら自慰にふけたことは何度かあった。
しかし、自分を今、襲っている快感はその時のものとは比べ物にならない。
「むん、くん、んーー。」快楽の波が自分を飲み込み、頭の中が真っ白になった。
「なんだ指だけでいったでげすか?やっぱり思ったとおりの淫乱でげすね。
自分だけ楽しまずに、あっしも気持ちよくしてほしいでがすよ。」
ヤンガスがそういって自分のそそり立ったものをゼシカの顔におしつけようとした。


156:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:19:09 aF8sZnPH
その悪臭を放つ醜悪なものが自分の口元に無理やり押しいれられようとしたとき、
ゼシカの目の前はオレンジ色につつまれた。
どうやら火の玉が馬車の外からヤンガスにめがけて飛び込んできたらしい。
ヤンガスが火の玉に吹き飛ばされると同時に人影が飛び込んできた。
ゼシカの腕をつるした縄をナイフで切り、ゼシカを抱えるようにして馬車の外に飛び出す。
(この人、この匂い…懐かしい匂い…、まさか…)
ゼシカはその男の顔を覗き込む
(兄さん…、まさか、兄さんはあの時、ドルマゲスに…)

「野郎!!待ちやがれ!!」
ヤンガスが意識を取り戻し、馬車の中にあった斧をつかみ投げつけてきた。
斧は兄サーベルトの肩をかすめ血しぶきがまいあがった。
と同時に「ルーラ」兄は呪文を唱えた。
二人の体は宙に舞い上がり、空のかなたに消え去った。


157:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:20:05 aF8sZnPH
二人はリーザスの塔の近くの川のほとりにいた。
ヤンガスやトロデにはルーラはつかえない、キメラの翼もストックはきれていたはずだ。
おそらく追ってはこれないだろう。
「大丈夫…、兄さん。」
さっき斧をうけた肩の傷口にあてたタオルを新しいものに取り替える、
傷口が腐蝕しはじめているがはっきりと見てとれた。
「大丈夫だ…」サーベルトの顔は真っ青で脂汗を浮かべている、
兄が無理に笑顔を浮かべているのがゼシカに心苦しかった。
「でも兄さんどうして…、兄さんは、ドルマゲスに…」
サーベルトは下を向いたまま答えない。
ゼシカはその懐かしい顔を、ずっと夢で追いかけていた顔を下から覗き込んだ。
「ぼくは…、ぼくは今、ラプソーン様の魔力によって生かされている。
だからこの体も不完全なんだ、ほら、傷口が腐敗するのも生身の体より早い…。」
「ラプソーン…?」どこかで聞いたことのあるようなその名前…、
でも思い出すことができない。
「ラプソーン様は全知全能の神だ。
今はその力は封印されているが、いずれはこの世界を手中に収める。」
「ラプソーン様を封印した七賢者の末裔を始末さえすれば、ラプソーン様は復活し、
僕の体も完全に復活できる。そうしたらまた一緒に暮らせるんだ。」
「ゼシカ…協力してくれるね。
ぼくたちと一緒に新しい世の中をつくりあげよう。」
「行こう!ゼシカ僕と一緒に…」サーベルトは立ち上がり、ゼシカに優しく手を差し伸べた。


158:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:21:31 aF8sZnPH
あのころとかわらぬ優しい兄の笑顔…、
また一緒に兄さんと暮らすことができる…。
ゼシカはしばらくうつむいたままだった。「…兄さ…ん…」
「メラミ」おもむろに顔を上げるとゼシカは至近距離からサーベルトに火球をはなった。
燃え上がるサーベルト。
「違う!!お前は兄さんなんかじゃない。
兄さんは他人を殺して、自分たちだけの幸せを願うような人じゃない。
…正体を現しなさい!!」
不完全な体のためか体は炎を上げてもえあがる。
「ゼ…シカ…、どうして…」
皮膚は焼け焦げ、溶け落ち、頭蓋骨があらわになる。
そして、最後の断末魔の悲鳴をあげ、最後は骨まで灰になった。
「兄さん…、ごめ………。」ゼシカは謝罪の言葉を最後まで言葉にしなかった。
そして、唇をきっとかみしめ。空のほうをにらみつけた。
「兄さんの魂を弄ぶ悪魔を私は絶対に許さない!!」

その言葉と同時に、ゼシカは足元の地面がなくなり、
果てしない地下へと落ちていく感覚に襲われた。

気がつくと、ゼシカはベッドの上にいた。
やはり目を開くことも、体を動かすこともできない。
「なかなか強い魂を持った娘だ。
ますますお前を気に入った。私の手足にふさわしい。」
「兄さんの魂を弄んだのはあなたね。
ラプソーン…私はあなたを絶対に許さない。絶対にあなたおもいどおりになんかならない。」


159:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:22:24 aF8sZnPH
「フフフフ…さっきのお前の見たものは、
お前の心の奥底にあるお前の願望、お前の恐怖に少し私が手を加えたものに過ぎない。」
「たしかにお前は苦痛や悲しみに屈することのない強い魂を持っているようだ。
しかし、これでお前の弱点ははっきりした」
といい終わるかいなや。
「はぁん!!」激しい快感が体を走り抜け、反射的にゼシカはえびぞる。
「すべての感覚が私の手中にある。つまり、お前の性感も私の手中にある。
たとえ苦痛に耐えられても、どこまでこの快楽に耐えられかな?」
手足の自由の効かずあらがうことのできないゼシカに容赦なく快楽の波が押し寄せる。
「ん、く、ん、ふん、ん―――」
あっという間に、ゼシカは果てた。
しかし、休むことさえゆるさず次の快感がゼシカにおしよせた。
快感はゼシカの中にどんどんおしこめられ。
快感はふくれあがっては、はじけ。ふくれあがってははじけた。
「はぐぁ!!」7回目の絶頂を迎え体が大きくえびぞった後、
ゼシカはベッドの上に力なく倒れた、
口は開きっぱなし、鼻孔は極限の興奮にふくらみきって、目の瞳孔が開いている。
「心臓が止まったか…まったく人間とはもろい生き物よのぅ…
しかし、まだ、終わりではないぞ…」
「ザオリク…」
ラプソーンの呪文とともにゼシカが蘇生する。
そして、ふたたび快楽がゼシカを絶頂へと押し上げる。


160:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:23:03 aF8sZnPH
「お願い…。もういかさないで…。変になっちゃう…。
これ以上いったら壊れてしまう。」
「口ではそんなことをいっているが、お前の体はそうは言っていないようだが。
さっきからお前の手は自ら快楽をむさぼっているぞ。」
気がつくとゼシカは自分の左手を乳房にあてがい、人差し指で乳首を弄び。
右手は自分のクリトリスをまさぐっている。
「違う!あなたが私の体を操っているだけ…、私はこんなこと…」
「はたしてそうかな。」
そういうとラプソーンはゼシカの指の動きを強制的に止めた。
すると、動かない指に対して、腰のほうが指の先にクリトリスを押し付けるように、前後にうねりだす。
胸を突き出し、乳房が左手を求めだす。
「どうだ、お望みとあらば、その腰のうねりもとめてやってもいいのだが。」
「…」ゼシカは自分の体が自分を裏切り始めている事実に声を出すこともできない。
「では、お前の望みどおり、もういかすのはやめよう。」
しかし、快楽の波はあいからわずゼシカを容赦なく襲う。
快楽はゼシカの体の中に蓄積する。ただ、いくことだけができない。
快楽はかぎりなく、ゼシカの中にたまっていく、だが、けっしてはじけることはなかった。
「お願い…駄目、変になる…。お願い…いかせ…」
気をやることができないまま。ゼシカは自分が狂っていくような感じにとらわれた。
その瞬間目の前の風景が急に歪みだし、
ゼシカは自分の体の平衡を保つことができなくなった。意識もそのゆがみだした風景の中に溶けこんでいく。


再び気がつくと。ゼシカは再びトロデの馬車の中にいた。


161:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:24:20 aF8sZnPH
見上げると裸のヤンガスがそこに立っている。
逞しい男根が自分の目の前に突き出されている。ゼシカはごくんと唾を飲み込んだ。
「…ヤンガス…。お願い。私をいかせて。お願い。それを私の中に入れて!!」
そそりたったヤンガスのペニスにむしゃぶりつくゼシカ。
胸に挟んで、亀頭をなめ。上目遣いにヤンガスを見上げる。
「やっと本性をあらわしたでげすな。この淫乱女。
最初からそうやって素直にするべきでげすよ。」
「そう私は淫乱なの。お願い…いかせて。
あなたのそのペニスをわたしのお○んこをはげしくついてほしい。」
ゼシカはヤンガスの方に股を開き、お尻を突き上げ、右手の指でその部分を開いて見せた。
「仲間に頼まれたら。願いをきくしかしかたがねえげすな。」
ヤンガスはペニスをその部分にさしこむと、激しくピストン運動を始めた。
「お願い。もっと、もっと激しく。」
ヤンガスのペニスがゼシカの愛液で光っている、
ぴちゃぴちゃと音を立てヤンガスは激しく腰を振った。
「あんっ、あ、い、いいっ、いい、あはんっ、いい!」甘いあえぎ声をあげるゼシカ、
しかし、やはり快楽はかぎりなく蓄積されるばかりで、気をやることはできない。」
20分ほどの強烈なピストン運動にヤンガスのほうが音を上げた。
「もうでるでげす。」
「駄目、そんなんじゃ。いけない。もっと、もっと激しく。」
「駄目でげす。もう出るでげす。」とヤンガスが果てようとした瞬間、
何者かがヤンガスの頭を吹き飛ばした。


162:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:26:00 aF8sZnPH
血まみれでたおれるヤンガス。しかし、返り血をあびたゼシカは、
仲間の死より、自分の体の中に膨れ上がった性欲が開放されないあせりだけにとらわれていた。
仰向けに倒れたヤンガスにまたがり腰を前後左右に振り、
左手を左の乳房に、右手をヤンガスとの結合部にある膨れ上がった突起物にあて、
際限なく快楽を貪った。
「あっ、あっ、あんっ、あっ、あんっ、あああっ、ふあっ、あっ……!」
目は虚空を見開き、口は半開きでよだれをたれながしている。

「そんな下衆野郎ではお前を満足させることはできまい。
お前をいかすことができるのは私だけだ。」
そこに立っていたのは、ドルマゲスが人間の姿から、魔物に姿を変えた姿だった。
とてもこの世のものとは思えない男根がその股間からそそりたっている。
ゼシカの目はその異質なそのそそり立った男根にとらわれ。そこから目がはなせなかった。
「ほしいのか?そんなに欲しいのであれば、正直にそういうのだな。」
「欲しい…。お願いです。あなたのペニスを私のお○○こにいれてください。」
「私にお前のすべてを捧げ、私に服従することを誓うか?」
「誓います!私はあなた様のものです。
ですから、どうか、私のここにあなた様のそのたくましいものを入れてください。」
ゼシカは誓いの言葉を口にすると、その男根に誓いの口付けをした。
そして、その男根を手に取り、自分の中へとそれを導き、
相手の上に自分の体を預けた。
異型の魔物の上であえぐゼシカももはや人間としての理性を残していなかった、
ただ快楽を貪る獣として、胸をまさぐり、腰をくねらせ、あえぎ声をあげていた。


163:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:26:49 aF8sZnPH
「ああっ! あんっ! いやあっ! あんっ!」
 ゼシカの夢中になって腰を上下させる。
膣の中がどろどろになり、快感がゼシカの中で膨れ上がれはちきれそうになる。
「あんっ、あ、い、いいっ、いい、あはんっ、いい!」
 ゼシカは歯をくいしばり、次から次へと噴き出してくる快感を必死にこらえる。
「ひあああっ! あひいいっ! うあああっ! ああああっ!」
 すぐにまた、腰が勝手に動きはじめて、ゼシカは立て続けに悲鳴をあげる。
「止まらないいいっ! ああっ、いいっ、あっ、いやあっ!」
快楽の波はついにピークを迎えることができた。
「はぐ、あはああっ!ーーーーーーっ」声にならない叫びを上げ、
すべての蓄積された快楽を解き放った。
と、同時にラプソーンの男根は抜かれ。
大量のスペルマがゼシカの上にふりそそいだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
荒い息をしながら、ゼシカは自分の胸のあたりのスペルマを指で拭い取ると、
それを唇にもっていき、おいしそうに舐めとった。
しばらくその余韻を味わいながら静かに目を閉じる、
あたりの粘っこい空気の中、自分の体が溶けていくような錯覚を感じる。


164:名無しさん@ピンキー
06/07/17 13:28:37 aF8sZnPH
ふと、目を開けるとサザンビークの宿屋のベッドに寝ている自分にきがついた。
体をもたげ、ベッドから足を下ろし、杖のところまで歩いていく。
その杖を胸ではさみ、あの部分を押し付け、体全体で愛撫を加える。
さきほどまでのすばらしい快楽の残り火がかすかにゼシカの体をかけめぐる。
そう、おそらく自分は地獄に落ちるであろう、頭の片隅にそんな考えがよぎる、
でも、もうそんなことはどうだっていい。
私が地獄に落ちる前に、私自身の手でこの世界を地獄に変えるのだから…。
そして、私はその地獄を支配する女王として君臨する。
そうだ、慈悲深い女王としては、元仲間としてあいつらも生かしておいてやろう、
私のペットとして。
馬姫様の前で快楽の虜になったあいつに奉仕をさせるのも面白い。
そんなことを考えるとぞっくとした快感が背筋に走った。

「まずはリブルアーチ。」ゼシカは杖をとり、サザンビークの宿を一人後にした。






稚拙な文章を長々と申し訳ありませんでした。

165:名無しさん@ピンキー
06/07/17 14:56:17 RZ9UhMPO
>>164
次からは、どんな内容なのか簡単でいいから注意書きしてもらえるとありがたいです。
こういうの苦手な人間もいるんで。
あと、sageてくれ。

166:名無しさん@ピンキー
06/07/17 23:43:47 z0MlNuJz
だな。好き嫌いの分かれるタイプだ。
だけど内容は、個人的にはいいと思った。GJ!

167:名無しさん@ピンキー
06/07/17 23:44:48 z0MlNuJz
orz
sage忘れた…

168:浜谷太一 ◆yl1SBmcic.
06/07/18 11:40:50 SDsbgyy6
ネット上の駄目なエロSS 第六章
スレリンク(eroparo板)

目をつけられる可能性が出てきました

169:名無しさん@ピンキー
06/07/19 23:32:15 gJW2eTIW
保守

170:名無しさん@ピンキー
06/07/20 02:36:39 tjPIS2Vs
保守
ついでに3女賢者×男勇者誰リクしてみる…!死ぬ程好きなカプだがまだ見た事ねえorz
3でこの二人好きなうえに女が男犯すシチュエーション萌えなので誰か頼む…!

171:名無しさん@ピンキー
06/07/20 03:29:27 MZ8aTZRw
3以前はキャラが定まってない奴が多いから難しいんだよな
俺の中の賢者と>>170の中の賢者とじゃたぶん違うと思うし

172:名無しさん@ピンキー
06/07/20 09:04:59 EwX+6SFl
保守

俺も3女賢者×男勇者は好きだなぁ…
4コママンガの女賢者って可愛かったよな


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