【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】at EROPARO【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト500:名無しさん@ピンキー 06/11/20 19:46:48 os+Ryvxa やらしい 501:名無しさん@ピンキー 06/11/23 02:14:10 qltEXOSj 夕乃さんにムラムラする日々 502:名無しさん@ピンキー 06/11/23 08:16:33 OoR/LLCe そういえば紅のハーレムってまだないよな? 503:名無しさん@ピンキー 06/11/23 14:56:15 HTUThMSV どいつもこいつも嫉妬深そうな上に戦闘手段というか外敵排除能力を装備してそうだからなぁ。 504:名無しさん@ピンキー 06/11/23 18:45:03 F4zqrmO6 真九朗さんどいてください その女を殺せません 505:502 06/11/23 21:35:30 OoR/LLCe 嫉妬とかそこらへんは上手く真紅郎がまとめてさ。イッてもイッても終わらない快楽地獄、みたいなw 506:名無しさん@ピンキー 06/11/23 22:30:33 pP9kWAW3 逃げてー、真九朗さん逃げてー!! 507:伊南屋 06/11/25 14:13:35 0v0a0v87 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』 Ⅳ. 夜――。 辺りは暗く。月は隠れ、地を照らすのは星灯りだけ。 重い緞帳を落としたような闇の中、一向の馬車は足を休まざるを得なかった。 予定していた街に辿り着けず、仕方無く街道の脇で野宿をする事になった。 焚き火の爆ぜる音、橙の炎を囲み、三人は腰を下ろしていた。 「下らない足止めを食ってしまったわね」 呟いたのは円だ。つい数刻程前の出来事を思い出し、忌々しげに毒づく。 「山賊なんて、数ばっかり揃えた烏合の衆に時間を取られるなんて……」 円は最後に、これだから男は。と付け加えた。 「数ばかり居て手間取るんだよね~。ましてやこちらは三人しかいないし」 応えて呟いた雪姫に、ジュウが反論する。 「……なんで俺が頭数に入ってるんだ」 言ったジュウは、所々にかすり傷が目立つ。先の襲撃ではジュウもその身を危険に晒しながら戦ったのだ。 「良いじゃん、戦争の時だって前線にいるんだし」 「まあ……それはそうだが」 しかし、だからと言って一応は王なのだ。その辺の三流武人に遅れは取らない、ましてや山賊なら楽に倒せる程度には戦えるとは言え、それも精々が一対三あたりまで。 それ以上となればある程度は捨て身になり、それなりの怪我は覚悟しなければならない。 今のように、十五人を相手に一人当たり五人などと言って、更にその五人を倒しても、無傷で息一つ上がらない円や雪姫とは訳が違うのだ。 それでも、そこまで口にしないのはジュウの、プライドや意地と呼ばれるものからだった。 「ただ、一つ気になるんだよね」 珍しく声に真剣さを帯びさせた雪姫が言った。 「あいつら、山賊にしては動きが整いすぎじゃなかった?」 「それは私も感じたわね」 雪姫と円は、山賊の動きがそれらしからぬ事に気付いていた。 それ自体はおかしくはない。敗戦国の残党が徒党を組んで山賊行為に走るのはよくある話だ。それならば山賊でも統制の取れた動きは納得がいく。 しかし、二人は更に彼等の動きが妙に戦い慣れたものであると思った。 しかも、それはエリート兵卒の、研ぎ澄まされた刃のように洗練された動きではない。 むしろ、使い慣らされた鉈のような、野戦に合わせた動きであると感じた。 そんな戦い方をするのは大方、傭兵と呼ばれる人種だ。 しかし傭兵ならば、この戦乱の世。戦争のある国に雇ってもらい、そこで戦った方が収入は多い。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch