06/10/22 22:18:43 prhh6G/R
流れぶった切る割りにくだらないネタで申し訳ないが
以前考えたタルテュバ×女主人公(義妹)ifネタ設定ダイジェスト。
1.スラム街にて見知らぬ女にボコボコにされるタルテュバ。「クズめ!クズめ!クズめ!憶えてrうわyめろtskt(」
2.レムオンの策略により突然憎いアンチクショウが妹(しかも同格の伯爵)になってしまったタルデュバ。「クズが!クズが!クズ共がぁ!」
3.ノーブル伯が意中のティアナにとても慕われてることに嫉妬するタルデュバ。「クズのくせに!クズのくせに!クズのくせに!」
4.早速ティアナへの想いがバレ、すったもんだの末何故か協力してもらうことになったタルテュバ。「フン、クズになにができる」
5.ティアナの好みは「やさしくて物知りでたくましい男性」と判明。早速ノーブル伯自らスパルタ特訓開始されるタルテュバ。「ク、クズに殺される…」
6.早速逃げ出すも、行く宛のあろうはずもなくすぐに帰還。だがその日以来少しやさしく扱われるタルテュバ「?クズの様子がおかしい…」
7.ちょっとはマシになってきたところでアンギルダンの侵攻開始。戦争時ビビって逃走を計るもノーブル伯にしばかれて阻止される。
撤退すると見せかけて敵本陣を急襲!…するノーブル伯の陰に隠れつつ最後まで戦場に留まるも結局はゼネテスの引き立て役に終わるタルテュバ。
「くそクソ糞!!結局オレは…」
8.論功行賞では「1.ゼネテス、2.ノーブル伯」となり、そのこと自体は予想通りだったが、先の戦いの自身の醜態にイラついていると
何事か勘違いしたノーブル伯にやたらと気を使われ、逆に腹立たしくなり二度目の家出を決行。翌日には冒険者ギルドに
多額の報酬付きで探索願いが出されてるのに気付き馬鹿らしくなり自ら帰還。帰還の知らせをうけて駆けつけたノーブル伯に
泣き付かれて困惑するタルテュバ。「な、なんだいきなり!放せ!!」
9.夜になり、一度ノーブル伯と腹を割って話しをしてみようと寝室を訪ね、積年の悩み(才覚の無さやコンプレックスについて)を打ち明け、
「人にはそれぞれ違った長所がある」的に月並みに返され、「お前みたいな恵まれた素質を持つ人間には理解できん!!」的に逆切れ。
レムオン・ゼネテスらに対する嫉妬心を吐露するタルテュバに対し…
「………義兄さんにとって、私はどんな存在?」
寝台の上で俯き、膝を抱えたまま聞き入っていた彼女がおもむろに呟いた。
「ティアナのような美しさも、気品も教養もない……そんな私は、やはり、義兄さんにとって、何の価値もない人間でしかない…?」
暗い室内、横をむいた彼女の表情を読み取ることはできない。
「一体なにをっ…貴様はっ!」
「冒険者としての腕も、指揮官としても、貴族として領主としても、ゼネテスやレムオン殿に及ばないのは私も義兄さんと同じ。
私がどれだけ兄さんの力になろうと思っても、女の私は彼らのようには決してなれないし、敵わない。
けれど、今まで剣を握ることしかしてこなかった私に他に誇るべきところなんてない。まして女性としてなんて…でも……」
そう呟き、寝台からすべるようにゆっくりと降りた姿は月明かりに縁取られ、まるで幻影のようにゆらめきながら近づいてくる。
今まで意識してこなかったが、夜着と思しき衣は薄く、逆光によりそのしなやかな体の線が浮かび上がる。
相手の吐息が感じられるほどの距離、雰囲気に呑まれ気圧された彼の頬にそっと手を添える。
「私…わたしは、それでも義兄さんのことを―」
↑ここまで考えた。