◆無垢ではない美しさ ジルオール闇小説 その5◆ at EROPARO
◆無垢ではない美しさ ジルオール闇小説 その5◆ - 暇つぶし2ch266:ザギヴ、嫉妬
06/08/03 15:02:51 Xkg07jpf

センナについて、旅を始めたころは、ただ彼と旅をする事が喜びだった。
自分は、変われるのかもしれないと、希望を持つこともできた。
マゴス開放の源となる、マゴスへの恐怖さえなくす事ができた。
何故なら、センナを、愛し始めたから。
人を愛することで、ザギヴは、変わりつつあった。

だが、その愛が、ザキヴを苦しみ始めた。

センナは、その無限のソウルゆえか、性格ゆえか、多くの人に救いをもたらした。
最初の頃は、そんな彼のことを頼もしく思えていた。
だが、センナへの想いを自覚しはじめてから、そのことが苦しく思えてきた。

アトレイア王女は、もう目が見えるようになったんでしょう?
それなのに、どうして彼女に会いに行くの?

クリュセイス、何で、あんな、あなたを嵌めた様な女と関わり続けるの?

フレア。あんな、人形、土に返せばいいじゃない。

お願い、センナ。ほかの女に、私以外の人に、微笑むことをやめて。
救いの手を差し伸べないで。

そうしてくれないと、私が、救われない。

ずくん。

マゴスの鼓動。
さいきん、再びマゴスが活性化してきた。理由は解っている。
ザキヴの嫉妬心を糧に、マゴスは成長している。

「ん…あ…」
ベッドの上で、ザキブが艶かしい声を上げている。
はだけた浴衣から覗く乳房は陶器のようにしろく、美しい。
その形のととのった乳房の上を、ザキブの細い指が這う。

胎内のマゴスが蠢くと、ザキブの体はどうしようもなく発情してしまう。
体中が汗ばみ、目の焦点が合わなくなりる。
子宮が熱を持ち始め、どこに軽く触れるだけでも腰が立たなくなる。

体の熱を治めるため、ザキヴは自分で触れる。
生半可な愛撫で治まる疼きではないため、自然とそのやり方は激しくなっていった。
まだ幼かった頃、どうしても中がうずいて、大切な事と解っていながら、
自分で膜を破ってしまった。
あのときほど、マゴスを呪ったことは無かった。

ベッドの上で、激しく自慰を続けるザキヴ。
浴衣も乱れ、あられもない格好になっている。
そして、誰のも受け入れた事が無いまま、自身によって開発されきった箇所に、手を伸ばそうと
した瞬間……




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