06/09/23 02:08:37 v3EtpCHc
翌朝、二人と霧は宿直室で絶望先生と朝ご飯を食べた。
「みんな、朝はトーストでいいですか?」皆に尋ねると、先生は食事の準備を始めた。一人暮らしが長いせいか、トーストに加え、ハムエッグ、サラダ、スープ、果物、ヨーグルト、ドリンク類が手際よくちゃぶ台に並んだ。
霧が先生の隣で手伝っている姿がすごく自然でーーまるで新婚夫婦のようだったーー、奈美と晴美はついぼーっと見とれていた。手伝いをしなきゃ、と思った頃にはもう「いただきまーす」と言うべき頃合いになっていた。
ちなみにハムエッグは霧が作った。(もちろん霧は料理が出来るのだ)先生には目玉二つ、自分たち女のコには目玉一つ。ごく自然だったので、奈美と晴美はまったく疑問を持たなかった。
「ごちそうさまでしたぁ」「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした。じゃあ、食後の紅茶を入れますね。その後で早速始めて下さい」
霧は後片付けの手伝いをした後、自室に帰っていった。二人の課題を見た先生は、
「おや、かなりできてるじゃないですか。小森さんの所へ行ってからも頑張ったんですね。先生、感心しました。じゃあ、今日中には終わりますね」
二人は顔を見合わせて、「はい、何とか」と殊勝気に答えた。何しろ、霧とパソコンのおかげで、日記や夏休みの友はもちろんのこと、惑星の名前から絵画のラフデザインまで、目星はほぼついているのだ。
悪夢に魘されたゴーリーの読書感想文を何とか書き上げ、問題集をこなし、昼食。
続いて各科目の課題を次々とやっつけ(もっとも数学の証明問題や文章題は絶望先生に教わった)、工作も仕上げ、あとは絵を描くだけ。
下絵を画用紙にトレースして、絵の具をパレットに取り、ひたすら塗り塗り。晴美は流石に早い。奈美は多少荒いが、終わりたい一心で最後のラストスパートをかけた。やがて…
241:宿直室の空に笑え!5
06/09/23 02:11:05 v3EtpCHc
「終わったあーーー!!」
「私も…あとちょっとで…やった、終わったぁ!」
二人が絵筆を投げ出し、畳に大の字になって脱力しているところへ、手提げ袋を二つ抱えた可符香が入ってきた。土曜だが、学校の中なのでいつものセーラー服姿である。
「こんにちはー。二人とも、お疲れさま。頑張ってますか?これ、差し入れですー」
「あ、可符香ちゃんだぁ。ちょうど今終わった所だよ」
「何なに、…わぁ、ジュースとケーキだ! このジュース、きれいな色。ほんのり赤いのね。美味しそう」
「嬉しいなあ。ありがとう。早速頂いちゃっていいかな?」
手際よくケーキとコップがちゃぶ台に並べられ、ジュースが注がれた。ハイになった奈美が乾杯の音頭をとる。
「ではでは、課題の無事終了を祝しまして、カンパーイ」
「カンパーイ」「カンパーイ」
絶望先生も三人に付き合い、可符香が差し入れた飲み物を一気に喉に流し込み、ケーキを口にした。
「このケーキ、美味しいですね。スポンジも上等だし、クリームも一級品ですよ。今度買ったお店教えて下さい。それにこのジュース、甘くてフルーティーで、するするっと飲めちゃいますねえ。」
「でしょう? まだ大分ありますから、先生もどんどん召し上がれ」
「…おっとっとっと。って、お酒みたいな事しちゃいけませんね。…あ~、いい気分です。先生、ほっとしまひた。二人がね、か、…課題を…ね、出して…くれたから、ね、せ、…しぇんしぇ……」
あれよあれよと言う間に絶望先生はぐらぐらっと来たかと思うと、コトンと横になってしまった。
「先生?」「もしもーし、おーい、起きてますかぁ~?」
絶望先生は畳に横たわり、もうスヤスヤと寝入っていた。晴美は彼の眼鏡を外してちゃぶ台に置いた。かけたまま寝ると危ないのは彼女自身がよく知っていた。さすがに望の様子がおかしいと思ったのか、奈美が可符香に尋ねた。
「ねえ、可符香ちゃん、これ、何のジュース?」
「梅ドリンクだとおもったんですけど…」
「ラベル見せて。…これ、梅ワインを吟醸酒で割ってるって書いてあるよ」
「見せて見せて。…本当だ。どうする? 私たち、このまま飲んじゃっていいのかなあ?」
「まあ、いいんじゃないっすか?」
「それもそうですね」
「じゃあ、改めてカンパーイ」
「カンパーイ」「カンパーイ」
課題を終えた達成感と校内で飲酒している背徳感で気分が高揚した三人は、そのまま打ち上げに突入した。
242:宿直室の空に笑え!6
06/09/23 02:13:52 v3EtpCHc
「それにしてもぉ~、先生って本っ当にお酒弱かったのねえ」
「甘い物は目がないんだけど、お酒は全然駄目なんですって。口にするとすぐ寝ちゃって、しばらく起きないって前自分から言ってましたよ」
「そうなんだ。…あれ、可符香しゃん、じゃあひょっとして…」
「うふふ。可符香屋、そちも悪よのう」
「そういう晴美お代官様こそ。うふふ」
「あーー、二人とも酔っぱらいなんだからぁ~。ヒック」
可符香が持ってきた別の大きな袋に目がいった奈美が尋ねた。
「ねえ、それ何が入ってるの?ヒック」
「バイト先の制服ですよ。ほら、メイド喫茶で私が着てたあれ」
「あ、あの時の」
可符香は、ひらひらの上品なフリルまみれのメイド服を袋から出して見せた。
ここで、晴美がとんでもないことを口にした。
「可符香ちゃん…それ、先生に着せてみない?」
「えっ!?」可符香の目が妖しく輝きだした。「そういえば、先生は女装が似合ってましたねえ」
「え、何なに? 絶望先生、女装趣味があるの? いや~~ヒック」
「絶命先生がね、絶望先生は小さい頃女の子みたいだったって教えてくれたんですよ。で、試しに何着か着せてみたら、これがもう似合うの似合わないの。あ、その時の写メありますよ」
「見せて見せて…いや~ん、似合ってる~! 何これ~ヒック 着せよう着せよう、着せちゃおう…ヒック」
「じゃあ、着せちゃいますか」
「おっけー」
243:宿直室の空に笑え!7
06/09/23 02:19:31 v3EtpCHc
先生の無防備で幸せそうな寝顔をしばし鑑賞してから、三人娘は先生を仰向けにし、服を脱がせ始めた。皆で上半身を裸に剥き、晴美と可符香が腰を抱えて奈美が袴を取り去ると、先生の白い褌の中心部が隆起しているのが目に入った。
「いや~! 大きくなってる! フケツ~~!!」
「…大きそう…」
「…あらあらまあまあ…ヒック」
とりあえず、白くて細い足首を持ち上げ、スカートを穿かせてみる。再度晴美と可符香が腰を抱え、奈美がとうとうミニスカートを穿かせ終えた。縁に白いフリルのついた黒のミニスカートである。
先生の足は臑毛もほとんどなく、太股に余分な贅肉もついていなかったので、ミニスカートが皆の想像以上に似合った。しかも正面中央部が微妙に持ち上がって、時々揺れているのが何ともアンバランスで倒錯的な魅力があった。
「絶望先生ったら…私より似合ってそうですねえ」
「おぉ~……これはこれで…」
「…あらあらまあまあ…ヒック」
可符香が上半身を抱き起こした。晴美と奈美がブラウスに袖を通させる。ボタンを留め、最後まで着せ終え、型を整えると、先生を静かに横たえた。
服のサイズは可符香のままでよかったが、先生の方が背が高いので、形の良いお臍が見え隠れし、かえってセクシーに感じられる。
三人は先生の姿に一瞬見とれ、同時に爆笑した。
「いやぁ、なんで先生こんなにメイド服が似合うのかしら? それにサイズがみな私と同じでいいなんて…何だか悔しいなあ」
「スゴーい! まるで本物のメイドさんみたい」
「…あらあらまあまあ…ヒック…こんな可愛いメイドさんなんか、ヒック、こうしてやるぅ~」
さっきから絶えずグラスを口にして、一番酔っぱらっている奈美は、いきなりメイドさん…の格好をした先生のスカートを半ばめくり上げ、先生の胸のフリルに手を置き、ほっぺたにキスをする仕草をした。「んーー」
「ちょっとぉ、奈美ちゃんったらぁ」可符香と晴美は笑い転げた。
「ねね、写メ撮ってぇー写メ…ヒック」奈美がどちらにともなくねだった。
「しょうがないですねえ。じゃあ、はい、チーズ」可符香が笑いながらケータイのシャッターを押した。
これを機に、大撮影大会(?)が始まった。相変わらず寝入ったままの先生に様々なアヤしいポーズをさせたり、先生が誰かと絡んだシーンが、次々と撮影されていった。
途中で絶望先生のケータイが鳴ったが、単なるメールだったらしい。可符香が自分のケータイも出して手早く何か操作していたが、すぐに仕舞った。
ここで晴美が猫耳を持ち出してきて、さらに撮影が盛り上がった。課題と一緒に持ってきたらしい。
撮影が進むにつれ、徐々に先生のメイド服がはだけられ、三人娘はあからさまに先生の肌に触れたりするようになった。三人の顔は上気していたが、それは必ずしも酔いのせいだけではなかったであろう。
244:宿直室の空に笑え!8
06/09/23 02:23:13 v3EtpCHc
その時、先生が声を発した。
「う…うーーーん…」
三人は顔を見合わせた。
「ど、どうする?」
「起きちゃいますかねえ?」
「私、最後までしたーい…ヒック」奈美である。「だってさぁ、最近、絶望先生ったら、ヒック…ちっともしてくれないんだもの…ヒック」
「したいって、そっちの意味なの?」
「なによぉ~、晴美ちゃんも可符香ちゃんもさぁ、ヒック…先生のお手つきじゃないのぉ~ヒック? 最近してもらってるのぉ?…ヒック」
二人は一瞬沈黙した。先に口を開いたのは可符香である。
「確かに、最近は…」
晴美が続けた。「ご無沙汰ねえ…耳もつけさせてくれないし」
「じゃあ、今日その分を一気に取り戻しますか」
「そうしようーー…ヒック」
「じゃあ、絶望先生が暴れるといけませんね」
可符香は袋の中からフリルの紐を二本取り出すと、晴美に一本手渡した。「これで先生の手をちゃぶ台の脚に縛ってもらえますか?」
「了解!」晴美は嬉々として左手を縛り付け始めた。可符香も右手を縛り、哀れ先生は、ちょうど万歳をした格好で畳に仰向けに寝かされることとなった。
晴美は先生の左に陣取ると、首筋や耳の後ろをいじり始めた。時折胸元に手を差し入れ、不穏な動きをしつつ、先生の耳元で囁いた。
「お前は勝負に負けた。たった今からお前は俺の奴隷となるのだ!…なーんてね」
「晴美ちゃん、それなんのセリフ?」
「何だっけ…去年の夏に買った本にあったせりふだよ」
一方、可符香は先生を見下ろしたかと思うと、ちゃぶ台に腰掛け、先生の両手を片足ずつ静かに踏んだ。
奈美は酔った勢いで、先生の腹に跨ってメイド服のブラウスのボタンをいくつかもどかしそうに外し、服を腹から胸にかけてガバッとはだけさせた。そしてミニスカートをまくり上げ、秘部を包んだ褌を露わにした。
245:宿直室の空に笑え!9
06/09/23 02:26:52 v3EtpCHc
「うーーん…」奈美が跨ったのがきっかけとなったのか、先生が目覚めた。
先生は、自分がなぜか万歳をしているのに気付き、手を下ろそうとしていたが、やがてほとんど身動きが取れないのに気付いた。
「あれ!?みんな帰ったのかなって、いったいどうしたんでしょう…ん…んっ、…なんで動けないんですか?」頭を左右に振ると、可符香と晴美が望を見下ろしているのが見えた。
「風浦さん、藤吉さん、いったいどうなってるんです?」もちろん二人はにこにこ笑っているだけだった。望は事情が飲み込めず混乱した。
(一体何がどうしたんでしょう!?それに、お腹が苦しい…)首を持ち上げ、腹がどうなっているのか見極めようとしたが、眼鏡が外されているためよく見えない。
「…お腹に乗っているのは誰…日塔さんですか? ど、どいて下さい。重いです…」
「重いって言うなあ!…ヒック」奈美はいったん腰を浮かせ、勢いよく降ろした。
ドシッ! 「げふっ」先生は一瞬息が止まった。
「今日は先生にお仕置きをします」可符香が微笑みながら宣言した。
「お…お仕置き!?」
「最近、先生は私たちにご無沙汰なのに、加賀さんには随分ご執心ですね。私の密使から報告が届いてます」
「えー!? 加賀さんとぉ? ちょっと何それ」
「先生ったらフケツ!…ヒック…えいっ」奈美は再び腰を浮かせると、弾みをつけてお尻を落とした。
ドスッ!「うげふっ」
「ですから、今日は三人ともこれまでお留守だった分をたっぷり可愛がってもらいますね」
「な、何を言ってるんですかあなた、そんな…」絶望先生はしきりに暴れた。ちゃぶ台がーー可符香が座っているのでーー少しだけ音を立てた。(あっ!手が縛られてる!)ようやく、自分がかなりのピンチに陥っているらしいことに気付き、先生は愕然とした。
「ほどいて下さい。ほどいてっ! 早くほど…」
「うっるさいなあ。おおいを掛けたら静かになるかしら」
「私は籠の小鳥ですかぁ~!? インコですかぁ~!? カナリヤですかぁ~!? 白文チョ…モガッ!?」
急に先生の声がくぐもったものになった。可符香が立ち上がると、くるっと後ろを向き、先生の顔を跨いで徐々に腰を下ろしていき、スカートで先生の頭をすっぽり覆ったかと思うと、ちょうど先生の口と鼻のあたりに秘所をぐりっと押しつけたのだ。
「きゃー可符香ちゃんエロ恰好いい!」晴美が囃す。
「先生、今ご自分がどんな格好かご存知ですかぁ?」可符香はそう言うと、自分のケータイを取り出して先ほど撮影した画像を表示させ、スカートの中にそれを差し入れた。
246:宿直室の空に笑え!10
06/09/23 02:30:43 v3EtpCHc
「今、先生はこんな格好してるんですよ。可愛いメイドさん」
「もがーー!」
「この写メ、クラスのみんなに同報メールで送っちゃおうかなぁー」
「もがーー! もがっ、もがっ」先生は全身を揺すって暴れようとした。(そ、そんなものを見て知られたら、身の破滅です!)
だが、両手が縛られている上に、顔に可符香、腹に奈美が乗っているのでどうすることもできない。
「あっ、うふん…先生、感じる……可愛いからいいと思ったんだけどなぁ…じゃあ、暴れるのを止めたら、送らないであげます」
「もがー……」先生の抵抗が止んだ。
「くすっ…先生は、本当に正直ですねぇ」可符香は微笑んだ。
「じゃあ、今日はたくさん可愛がって下さいね」
そう言うと、可符香は布切れ越しに再び秘所を先生の鼻と口に押しつけ始めた。「あん…あん」
先生は口先の感触と仄かな芳香に困惑しつつも、イケナイ気分が湧いてくるのは否定できなかった。
奈美は腹に乗ったまま、酔いに任せて先生の肌に手を這わせ、時折(望の)スカートの中の微妙な部分に触れてきた。
望は必死に我慢したが、徐々に絶棒に魂が注入されるのを自覚した。エネルギーが充填されると、もう制御することは困難である。望は焦った。
(い、いけません、感じてはいけません…はあっ、そんなにさわさわされたら…色即是空忍空…隣の垣根によく柿食う特区許可局…ああぁ…助けて、後ろの百太郎!)
247:宿直室の空に笑え!11
06/09/23 02:34:39 v3EtpCHc
「ねえ、私良いこと思いついたんだけど」と、それまで先生の脇や乳首をイタズラしていた晴美は、再びとんでもないことを口にした。
「先生が今日のことを忘れないよう、印を残しておかない?」
「印って?」後ろを振り返った可符香は、晴美の視線がパレットと絵の具に向いているのを見て、
「あ…何となく分かっちゃいました。うふふ、晴美屋、そちも悪よのう」
「そういう可符香お代官様こそ。うふふっ」
晴美は自分の荷物から黒の絵の具とパレットを持ってきた。そして、それをたっぷりとパレットにひねりだし、絵筆に含ませると、望のスカートの中を熱心にいじくり回している奈美に声を掛けた。
「奈美ちゃん、ちょっと足の方に移ってくれるかな?」
「んー、どうしたの?…ヒック」
「先生が私たちから逃げ出せないように、証拠を作っておくの」
可符香は、その通り、とでも言うように力強く頷いた。そして、今度は先生の体が見えるように向きを変え、丁度アヌスを先生の鼻に収めるような位置で、再び先生の顔に腰を下ろした。
「証拠ぉ?」
「うん。ちょっと見てて」
奈美が足の方へ移動すると、入れ替わりに晴美が下腹部に跨り、先生の胸から腹に掛けて一面に、次のような文章を書き始めた。乳首のあたりは避けて書くところは、何とも芸が細かい。
「む、むもがー」くすぐったがって、先生は声を上げた。
「はいはい、我慢して下さいねー。…よーし、書けた! 先生、可符香ちゃんのスカートの下にいて見えないでしょうから、読んであげますね。
『私こと糸色望は、可符香女王様、奈美女王様、
及び晴美女王様の共通の奴隷となり、
誠心誠意ご奉仕することを誓います』
どうですか?」
「もがあああ!」
「凄ーい、晴美ちゃん」
「どこでこんな文覚えたのぉ? ヒック」
「何だっけ…去年の冬に買った本にあったせりふだよ」
晴美は絵筆を置くと、工作に使ったカッターが部屋の隅に放ってあるのを拾い上げ、白い褌に覆われている先生の秘部をカッターの背でツンツンと軽くノックした。
「もひぃっ」危険な感触に、先生は恐怖した。
構わず、晴美は褌のサイドの紐の部分に手を掛けた。
「これ、奴隷にはいらないよね。だから、取っちゃいましょ」
248:宿直室の空に笑え!12
06/09/23 02:38:23 v3EtpCHc
「もがーー!!」望は再び暴れ始めた。
「暴れないの。さっきの、何の感触か分かりましたよね?暴れたら、大事なところが怪我しちゃうかもしれませんよー」
「もほほほ……」望が抵抗を止めたのを確認して、晴美はカッターの刃を紐に当てた。まず右を、次に左をプツッと切断し、本来の役割を終え単なる布切れになってしまったものを取り去った。ついに白昼堂々、先生の絶棒が三人娘の前に開陳されたのである。
「出た出た。棒っちゃんこんにちはー。一緒に遊びましょ…あー、ちょっと元気なくなってるー」
「私に任せて」可符香が先生の上から離れると、添い寝をするような形で先生の右隣に横になった。
「さあ、棒っちゃん、元気を出して下さいねぇ」
と言うや、絶棒を左手で支え、先端に右の手の平の真ん中を当てて柔らかく包み込むように持ち、手首を左右にクリクリッと捻ったのだからたまらない。
「うはあっ!」
鋭い快感が絶棒の先端から全身に駆け抜けた。可符香の親指が裏筋や特に敏感なゾーンを往復するうち、たちまちにして絶棒は硬度を取り戻し、次の刺激を待ち望んでいるかのように、ぴくぴくと震えた。
「さあ、元気になったわ。棒っちゃん、お久しぶりでちゅねー。ママでちゅよー」その様子が可笑しかったので、奈美や晴美も笑った。
可符香は左手で絶棒本体をいじり、右手で先生の乳首をイタズラしながら奈美達に声を掛けた。「じゃあ、お願い」
奈美がケータイを構え、シャッターに手を添えて望に声を掛けた。
「はい、先生、笑ってーー…ヒック」
「わ、笑える訳な…」
「写メ送っちゃおうかなぁ」可符香が横からわざとらしく呟く。
「くっ…わ、わかりました。笑いますよ。笑えばいいんでしょう」
猫耳を付けてメイド服がはだけた望がひきつった笑みを浮かべるその隣で、可符香が満面の笑みを浮かべているツーショットを、まず奈美が、次いで晴美が思い思いに写した。もちろん、望と可符香の顔、それに絶棒と「奴隷契約書」の四点が同時に写っているのである。
続いて奈美、最後に晴美も先生の隣に収まり、同様のポーズで写真を撮り合った。
「じゃあ、先生…じゃなかった、奴隷さん、」
「これから私たちがたーっぷり可愛がってあげるから、」
「しっかりご奉仕するんですよーー…ヒック」
「とほほほ…」
249:宿直室の空に笑え!13
06/09/23 02:42:29 v3EtpCHc
まずは奈美が望を攻めることになった。
奈美はにっこり笑って望を見つめると、おもむろに接吻した。一度離すとトロンとした目つきで望の目に見入り、今度は情熱的に望の唇を奪った。
「む…」拘束されているとは言え、女子高生、それも教え子との接吻は蜜の味である。まして奈美はしこたま甘いものを摂取しているので吐息は甘い。望は二重に甘い感覚に酔った。
やがて、するっと奈美の舌が望の唇を割って入ってきて、歯茎を舐めた。望も遠慮がちに応え、舌と舌がトロトロと絡み合った。セーラー服のリボンが胸をさわさわとくすぐるのが心地よい。
接吻を続けたまま、奈美の手が胸に下ってきた。乳首を撫で、指先で擦ったり摘んだりした。望は妖しい感覚に身を捩った。
奈美はようやく唇を離すと、望の胸を一瞥して恥ずかしい変化を目敏く見つけた。
250:宿直室の空に笑え!14
06/09/23 02:44:54 v3EtpCHc
「あら、男のくせに乳首が勃ってるなんて、ヒック、この奴隷は変態さんね」
「ああ…言わないで下さい」
望が恥ずかしさで顔を真っ赤にしているのを見下ろしながら、奈美はセーラー服を脱いでいった。上下ともピンクのお揃いの下着が現れた。
「あっ、奈美ちゃん可愛い」「素敵ですねえ」と二人が口にした。
「うっふふ…ありがとー。ヒック」奈美は笑顔で答えると、絶棒に手を伸ばし、あちこちを指先で撫でさすった。
「あたしよりも細そうな体でメイドさんにぴったりなのに、ヒック、…ココに付いてるこの変なモノはなに?」
「…」望は絶棒をさすられている快感に気を取られ、答えられなかった。と、
「奴隷は質問に答えなさいよぉ!」と、奈美が絶棒をぎゅっと握った。
「あひゃあ!」
「よーし、答えないんだったら、ヒック、懲らしめてやるぅ」
奈美は望に見せつけるかのようにブラを外すと、豊かで形の良い胸で絶棒を挟み込んだ。
「出た、奈美ちゃんの得意技!」
「羨ましいなあ」
2のへの女子でまともなパイズリができるほど胸が大きいのは、カエレ(楓)、あびる、霧、そして奈美の4人だけなのである。奈美はここで惜しげもなく得意技を使うことにした。
まずは絶棒を軽く挟み位置を整え、胸の外側から手で揺さぶった。これだけのことだが、絶棒に対しては強力な刺激となった。
「うう、あうう…」望は思わずうめき声を上げた。
「気持ちいい?」
「は、はい、気持ちいいです」
「もっとしてほしい?」
「も…もっとして下さいませ」
「よーしよし。大分素直になってきたわね。ヒック」望の応答に満足した様子の奈美は、
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
と言うと、今度はむにゅっむにゅっと音を立てるかのように胸で絶棒を揉み込み始めた。そして、胸の先から顔を出している亀頭を舌先でチロチロッと刺激した。
「ああ…うああっ」首を振りつつ快感に耐えていた望だったが、流石に限界が近づいてきた。
「日、日塔さ…」
「奈美女王様でしょ。…ヒック」
「な、奈美女王様、もうでで、出そうですぅ」
(私一人ならこのまま出してもらってもいいんだけど、今日はそれじゃまずいわね。それにあたしもそろそろ欲しいし)
奈美はこう考えると、下もするりと脱ぎ去り、そのまま挿入しようとした。ここで可符香が声を掛けた。
「奈美ちゃん、アレしなくていいの?私持ってるよ」
「あ、今大丈夫だから。ありがとう…ヒック」と答えると、奈美はぴくつく絶棒を手で握り、奈美自身にあてがうとそのまま腰を下ろし、ゆっくり挿入してきた。
251:宿直室の空に笑え!15
06/09/23 02:48:06 v3EtpCHc
「はあうっ!(日塔さんの中、とても暖かいです!)」望は暴発しそうになる絶棒を必死でなだめようとした。
「ああ、久しぶり」奈美は絶棒の感触を楽しむように、最初はゆっくりと動いた。なじんでくるとだんだんとスピードアップしていった。最初は上下に動いていたが、やがて望の胸に手を置くと、前後への動きにシフトした。
(ああっ、その角度は良すぎます!あぁっ、うぅ…)
望はそれまで散々刺激されていたせいもあり、あっけなく臨界点に追い込まれた。
「奈、奈美女王様、もうだめです」望は弱音を吐いた。
「今絶対に大丈夫だから、中で出して」
「うう、あ、安全日なんですね。ああ、もう。もう」望が禁断の快感に負け放出の意思を固めた途端、奈美が恐ろしい事を口にした。
「うっ、あっ…今なら絶対に赤ちゃん出来るの。ヒック…出来ても大丈夫。妊娠して、あんな家なんか出てやるんだからぁ」
望は驚愕した。
「へ!? ちょっと待って下さいよ。それはいやです。せ、生徒をハラませたなんて世間に知れたら…! お願い、抜いて!抜いて下さい」
「ダメ。このままよ。…ヒック…ああ、私も、もう」
「お願いです。外に、外に出させて下さい。外に出させて」望は狂おしい快感と迫り来る破滅の予感にすすり泣いた。「ううっ…すんすん…」
「奴隷のクセに文句言わないのっ…あぁっ」
奈美の中がきゅうっと収縮し、奥から入り口にかけて絶棒を絞り上げた。奈美の動きも激しさを増した。
「それそれそれえ。ヒック…ああ、いいっ。あ、イ、イっちゃうぅっ」久しぶりの絶望先生とのえっちに高ぶった奈美は、やがて大きくのけぞって絶頂に達した。
一方、目を瞑り肛門を引き締めて懸命に堪える望だったが、こちらももう限界だった。
「あああ。あぁ。あぁ」ふと目を開くと、奈美の大きく揺れる胸が視界に飛び込んできた。奈美がのけぞって胸の動きが止むと同時に絶棒も臨界に達し、メルトダウンした。
「はうぅっ! はぅっ、はっ、…ハァハァハァ…や、やってしまった…あああ、もう…もうだめぽ」大量に絶棒を駆け抜けていくものを感じながら、望は絶望感に苛まれた。
のけぞったままだった奈美は、脱力した様子でぱふっと望に体を預けてきた。まだ息は荒かったが、やがて満足した様子で囁いた。
「ハァハァ……パパ、宜しくー…うふふ。ヒック」
「今したばかりでしょう!あああ、どうしよう」望は、欲望に負けてしまった自分と将来に対する絶望のあまり、再びすすり泣き始めた。「ううっ…すんすん…」
「うっふっふ、よかったわよー…ヒック」奈美は絶望先生の頬を両手で挟むと、こぼれかけていた涙を舌先で舐めとり、熱く接吻した。
252:214
06/09/23 02:57:29 v3EtpCHc
いったんここで一休みさせて下さい。
今晩あたりにでも後半を投下します。今回非エロが多かった分、後半ではなるべくエロ分を補給してみましたので、どうかご勘弁下さい。
253:名無しさん@ピンキー
06/09/23 03:01:42 6wQfu+1S
乙乙そしてGJ
非エロと言いつつエロイではないですか(*´Д`)
254:名無しさん@ピンキー
06/09/23 03:03:17 H+EgQ1ZG
大作GJ!!
255:名無しさん@ピンキー
06/09/23 09:38:18 RZo8Rf9l
GJ!
続き楽しみにしてます
辻利の抹茶はうまいよね
256:名無しさん@ピンキー
06/09/24 00:12:13 pwQQ0Muo
エロいではないか面白いではないか(*´Д`)
257:名無しさん@ピンキー
06/09/24 01:42:27 XWGlDXFd
これは超GJと言わざるを得ない
それにしても恐ろしい子(*´Д`)
258:214
06/09/24 02:32:12 LvQQHL0I
遅くなりましたが、後半を投下します。せめて半勃ち・半濡れしていただければ嬉しいです。
>>253->>257
あうう、どうもありがとうございます。
お断り:アナル関係が苦手な方すみません。藤吉さんが暴走してすみません。可符香が黒くてすみません。
259:宿直室の空に笑え!16
06/09/24 02:35:39 LvQQHL0I
次は晴美の番である。
気前良くセーラー服を脱ぎ捨てると、ライトブルーで揃えた下着姿が現れた。胸に特徴はないものの、やや細身で引き締まったスタイルは素晴らしい。
下着は無地で淡い光沢のあるものである。マンガやアニメに造詣が深いからといって、なにもアニメ柄パンツを愛用しているわけではないようだ。
いったん風呂場に消えた奈美が、洗面器に水を張って戻って来た。
「あたしのがついたままだと恥ずかしいし、申し訳ないから」
「奈美ちゃん優しいのね」
二人で絶棒を洗い始めた。水を満遍なくぱしゃぱしゃ掛け、指や掌で滑りを優しく擦り落とす。
「あひゃあ!つ、冷たいし、くすぐったいです!」望は思わず声を上げたが、二人は構わず続行し、絶棒本体や亀頭周辺、さらには睾丸までさわさわしゅるしゅると洗い上げた。
やや硬度を失っていた絶棒も、冷水と女子高生の指先の刺激で再び吃立したのは無理からぬ事であろう。
260:宿直室の空に笑え!17
06/09/24 02:38:16 LvQQHL0I
「晴美ちゃん、これ使います?」
可符香が紙袋から金色に輝く外国のコインらしきものを取り出し、晴美に手渡した。
「これ、コイン?」
「包みを開けてみて」
「どれどれ…あっ」出てきたのはコンドームであった。
「へえぇ。こんなのあるんだね」
「バイト先の先輩から貰ったんです。これなら財布に入れてても変じゃないですよねえ」
「ありがとう。じゃあ、使わせてもらうね。確かに一つぐらいいつも入れておきたいわよねえ」
以前、臼井の「準備」をキモイと思ったことは忘れているようだ。と言っても、晴美が使う相手は絶望先生しか考えられないのだが。彼女が三次元の男性にはまったく興味がないことをクラスの男子はよく知っていて、誰も晴美に手を出さないのである。
「じゃあ、奴隷さん、いくわよぉ」いよいよ晴美の攻めである。
眼鏡を外しちゃぶ台に置くと、晴美は先生ににじり寄って来た。
「うふふ…」微笑んで望を見つめると、つぅっと接吻した。
「むっ…う…うぅ」
奈美ほどはノーマルな接吻が好きではないのであろうか、久しぶりのえっちの割にはあっさりと唇を離した。
ふと絶望先生の髪の毛をかきあげおでこを露わにすると、髪の生え際に軽く音を立ててちゅっちゅっと接吻した。そして耳たぶを唇で軽く挟んではむはむしたかと思うと、舌先で耳の穴周辺をぐるりっと舐める。
生徒には知られたくなかった快感スポットを責められた望は、
「はぅっ…! ど、どこでそんなことを覚えたんですかぁ!」と抗議した。が、晴美は答える代わりに
「奴隷のくせに生意気言うと、こうしちゃうんだから!」
手を乳首に伸ばし、きゅっと捻った。
「あひゃあ!」
もちろん、彼女の駆使するテクニックは多量のBL本の読書で培われたものであった。日々蓄積していく知識を、いつかは実践してみたいとは思っていたのである。
261:宿直室の空に笑え!18
06/09/24 02:41:14 LvQQHL0I
相変わらず万歳をしてメイド服がはだけられた恰好の望の上に(猫耳は外れて頭の後ろに落ちている)、晴美がのし掛かってきた。
首筋に舌をぬるぬると這わせているうちに、手が望の華奢なボディーラインを上から下までなぞり、胸をくすぐる。望は時折「あ…うあっ」と掠れた声を上げて悶えるばかり。
次いで晴美は乳首に舌を這わせてきた。左を指でころころ転がし、右の乳輪を舌先で辿っていたかと思うと、乳首をちゅうぅっときつく吸い上げた。次いで左右を交代し、いっそう激しく責める。
「う…あうう」元々感じるスポットだった上に、奈美との行為ですっかり開発されてしまった妖しい快感に望は悶えた。胸が、特に乳首が敏感になっているのが実感できた。触られなくてもジンジンする快感がそこから湧いてくる。
とそこへ、晴美は望の乳首に息を吹きかけた。
「ふーーっ」
「あぅっ!…」たまらず望は声を上げた。ただそれだけのことなのに無性に気持ち良い。
晴美は半ば呆れたかのような口調で年上の奴隷を嘲った。
「奈美ちゃんのときもそうだったけど、男のくせに胸が敏感だなんて、本っ当に情けない奴隷ねえ」
「そ、そんなあ」
「あんまり情けないから、今度はイイモノで責めてあげる」
262:宿直室の空に笑え!19
06/09/24 02:44:43 LvQQHL0I
晴美が自分のバッグから取り出してきたのは、羽根ぼうきである。無論、鉛筆で描いた下描きを消しゴムで消した際に出てくるカスを効率的に掃くために使うものである。課題の絵画を描く際に使用したのだ。
「持っててよかった」
「な、何に使うんですかあ」
それには答えずに、望の頭の後ろに落ちていた猫耳を拾い上げた晴美は、しっかりと望の頭に固定した。
「さ、これからお前は猫耳メイド奴隷よ」と、晴美は得意気に宣言した。
「な、何なんですか、それはぁ!」
「これから奴隷の返事はニャン。それに、気持ちよかったら、ちゃんとニャンって鳴くのよ」
「なな、何言ってるんですか!そんなのイヤで…」
「写メ送っちゃおうかなぁ~」脇から可符香がボソッと呟く。
「は、はうう…」望はそれ以上口答えできなくなった。
「さ、返事は?」すかさず晴美が迫る。
「二、ニャン…」望は情けなさで消え入りたいほどだったが、三人娘はこれを聞いて爆笑した。
「あっはははははははははは」
「おっかしいいいいいいいい」
「あはあははあっははははあはははあーあ…ヒック」
まだ笑いながら、晴美は言った。
「返事がヨロシイ。じゃあ、これはどうかな?」羽根ぼうきでで乳首をさわさわした。
「ニャ、ニャアン」先生は思わず甘い声で鳴いた。
「それじゃ、これはどうだー?」今度は脇の下をくすぐった。
「ニャ、ニャア、ニャア、ニャッ」くすぐったさに望は身を捩った。
次にどこをくすぐろうか、と考えていた晴美は、それまで触っていなかった望の絶棒に目を留めた。
「それなら……これはどうだーーーぁ!!」と、亀頭のあたり一帯を激しくバサバサと払い始めた。
「ニャヒヒヒヒヒヒヒニャヒヒヒニャヒヒヒィィニャヒィイ!!!」望は悶絶した。
263:宿直室の空に笑え!20
06/09/24 02:48:45 LvQQHL0I
もちろん、この様子は端から見ているとたいそう滑稽で可笑しい。奈美も可符香も笑い転げていた。奈美など、あまり可笑しいのでケータイでムービー撮影をし始める始末である。
可符香も即興で替え歌を作って囃した。「山寺の和尚さん」の節である。
『♪糸色の 望ちゃん
マゾになりたし マゾ恥ずし
猫の耳付け 縛られて
ツンと撫でりゃ ニャンと鳴ーく♪』
しばらく羽根ぼうきで強力に刺激されていた絶棒は、嬉しさのあまりか、すっかり大きくなり、ピンクのエラもぷっくり膨れた。おまけに嬉し涙まで流している。
「おお、グレートだよ、ディアッカ…!」何かのスイッチが入ったらしく、晴美は手早く下着を上下とも脱ぎ捨てた。そして、絶望先生の顔を跨ぐと中腰で絶棒を掴み、徐々に腰を下ろしてきた。奈美の普通の生えっぷりに比べ、少し薄目で陰部が望の目の前に迫ってきた。
「さあ、ディアッカ、共に新しい世界に向かって前進しよう!」そう言うと、いきなり絶棒を口に含んだ。
「あぅ!」羽根ぼうきとは違い、暖かく滑った感触に望は急速に高ぶった。快感を堪えるために、目の前のモノに必死で舌を這わせ続けた。
「や、やるなディアッカ…」晴美は久しぶりの刺激が良すぎるのか、いったん絶棒から口を離すと太股に力を入れ先生の頭を挟み、呟いた。
「ど、どこで経験を積んできたんだ…だが、お、俺は負けない!あ、あぅ…あぁっ…いい…せ、せめて相打ちに」
264:宿直室の空に笑え!21
06/09/24 02:52:57 LvQQHL0I
「晴美ちゃん、成りきってるわねえ」「ねー」晴美の熱演に、奈美と可符香はひそひそと話す。
(晴美ちゃんが男だったら、きっとイメクラに自作のシナリオ持って来るイタい男のコになりそうね)と可符香は思ったが、口にはしなかった。
「あ……ゴホン…」二人の言葉が耳に入ってしまい、晴美は真っ赤になって独白を中止した。イメージプレイは成りきりが肝心であって、素に戻ったらもうイメージの世界に戻れないものである。
気を取り直して、晴美は望に尋ねた。
「入れて欲しい?」
「ニャ、ニャン」
「それはもういいから」
「ふ、藤吉さ…」
「晴美女王様よっ」
「は、晴美女王様、入れて下さいませ。もうだめですっ」
「仕方ないわね…」
自分も我慢しきれなくなったのか、晴美は一旦先生から離れると、可符香から貰ったコンドームを絶棒に装着した。聳える絶棒に跨った晴美は、馴染ませるかのように自分の入り口と絶棒の先端を何度か擦り合わせた。それだけで快感が二人の全身に走った。
「くはぁっ」(気、気持ちよすぎますっ!)先生は激しく首を振った。
「さあ、いくわよ」
「あああっ」
晴美はゆっくり腰を下ろしてきた。ずるっ。ずぶっ。やがて…
「は、入った…キ、キツイ……」久しぶりの充実感を堪能すると、猫耳を付けたままの望に声を掛けた。
「猫耳奴隷、気持ちいい?」また猫耳メイド奴隷をいたぶる設定に戻ったようである。
望は答えられなかった。もちろん、少しキツ目の晴美のモノが締め付けてくる快感で気が狂いそうなほどだったのである。
「奴隷は答えるのよっ」睾丸をぎゅっと握った。
「わひゃうっ! は、はい、気持ちいいです」
「そうかそうか…気持ちよかったら声出して良いのよ」
静かに動き出した。が、すぐに普段に似合わぬ奔放な動きへとシフトしていった。
先ほどから二人とも散々互いに高め合ったせいもあり、二人とも短時間で絶頂に達しつつあった。
「あうう…イくときには、言うのよ…」
「はい…ふじ、もとい、晴美女王様、もう、もうイきますっ」
「私も、イく、イっちゃううっ」
晴美の内部がきゅうっと収縮した。絶棒のとば口まで達していた白いマグマが一挙に噴出した。
びゅく。びゅくっ…
絶棒から先生のモノが放出される動きを、晴美は膜越しとはいえしっかりと味わった。
265:宿直室の空に笑え!22
06/09/24 02:59:57 LvQQHL0I
「あのー、そろそろこれ解いてもらえませんか」
「あらぁ、奴隷があんなこと言ってるわよ。可符香ちゃん、どうする? …ヒック」
「駄目に決まってるじゃないですかぁ。まだ私が残ってるんですから」
可符香は袋から新しいコイン(型コンドーム)と、小さな赤い箱を取り出した。
「可符香ちゃん、その赤いの、何?」
「うふふ、いいチョコレートよ。バイト先の同じローテのコから貰ったの」
可符香は箱の中から一粒取り出すと自分の口に含み、先生に口移しで食べさせた。
先生はあらがう気力もなく、素直にチョコを口で受け取ると、もぐもぐと咀嚼し始めた。
ごくん。と、飲み込んですぐに体の内部がカッと火照ってくるのに気づき、望は狼狽した。
「こ、これは…」
「これは、ガラナチョコですよ。男の人がこれを食べると、えっちしたくて仕方なくなっちゃうんです。奴隷はこれから三回目だから、そろそろ食べさせた方がいいかなあって」
266:宿直室の空に笑え!23
06/09/24 03:02:36 LvQQHL0I
「じゃあ、私にも奉仕して下さいね」
可符香はするするっとセーラー服から純白のの下着まで脱ぎ去り、いきなり全裸になった。小ぶりながらも形の良い胸にピンクの乳首がまぶしい。絶棒を握りながら、望の口元に跨り、よく整えられている秘所を押しつけた。
「さあ、舐めて」
観念した望は、舌を使い始めた。全体に舌を這わせ、襞の細部まで丹念になぞっていった。この状況を忘れるために、行為に没頭することに決めたのだ。
「あっ…この奴隷ったら、上手」
先生の予想外の反撃に、可符香は一時絶棒から口を放していたが、
「よーし、負けませんからね」と、いきなり亀頭に吸いついた。
「あうぅっ!」
先生も奉仕に熱中し、知らずに可符香の真珠を舌で弾いた。
「あ、あっ! それ、いい!」
可符香は叫ぶと大きくのけぞった。「もっと」くねくねっとヒップを揺らすと、望の顔に押しつけた。そして、再び絶棒にむしゃぶりついた。
(は、はうぅっ!なるほど、このあたりが風浦さんの弱点ですか)望は、先ほど可符香が喘いだスポットを集中して弾いた。左右に弾く。下からすくい上げる。ちゅうっと吸いつく。
可符香の絶頂に達するのを告白するくぐもった声を聞いている内に、先生も三度高ぶってきた。
「もう、…もうダメ…です」
いよいよ望が達しそうになったところで、突然可符香は一切の攻めを中断してしまった。
267:宿直室の空に笑え!24
06/09/24 03:05:11 LvQQHL0I
「あ、あの…」イきたくてたまらない。何とも情けない表情をしている望に、可符香はゆっくり尋ねた。
「イかせて欲しいですか?」望はこくりと頷いた。
「駄目よ。奴隷はきちんと口でお願いしなきゃ」晴美が横から口を出す。
「い、いかせて欲しい…」
「まぁ、奴隷のくせにご主人様と対等な口を利くなんて、生意気よ」奈美がじらす。
「それに、文の主語と目的語は何なの?国語の教師なんだから、はっきり言いなさいよ!」
「あうう…ふう、もとい、可符香女王様、哀れなど、奴隷のペニスをいじって…」
「国語の教師が横文字使ってどうすんのよ。ちゃんと日本語で!」晴美が追及する。
「哀れな奴隷の、……お、おちん……」
「声が小さい! やり直し!」
「哀れな奴隷の…お、おちんちんを、イかせて下さいっ」
早口で言い切ってしまってから、望は顔が羞恥で染まった。
(ああ…なんて破廉恥なことを言ってしまったのでしょう)
「そうねえ」可符香が口を開いた。
「じゃあ、次の質問に答えたら、イかせてあげます」
「ひゃ、ひゃい」焦るあまり、答えを噛んでいた。
「三人の女王様の中で、誰に一番忠誠を誓いますか?」
「へ?そ、そんなこと…」望は虚を突かれた質問に思わず口を噤んだ。
「言えないの? じゃあ、イかせてあげないし、もっときつーいお仕置きをしてあげます」
268:宿直室の空に笑え!25
06/09/24 03:13:49 LvQQHL0I
可符香は望から離れると、紙袋から小さなマラカスを一本出してきた。ただ、取っての先端には小さな珠ーーちょうど小太鼓のスティックの先端部を想像していただきたいーーがついている。
柄は先が細く、マラカスの本体に向かってだんだん太くなっている。おまけに、柄には無数の溝が刻まれている。そして、なぜかそのマラカス全体からインビな雰囲気が漂っている。
「可符香ちゃん、それ…」
流石に、晴美はそれが何であるかを一目で見抜いたようだ。そう、アナル拡張鍛錬に使う器具、通称「ねじりん棒」と、アナル専用バイブ「マラカス」を融合させたものである。
「さ、誰に一番忠誠を誓うか言いなさい。言わないと…」そう言いながら、マラカスの小珠の部分を望のアヌスに当てた。
「うひゃっ!?」異様な感触をあり得ない場所に感じたが、なお答えに詰まっていた。すると、可符香は珠をグリグリと回しながら、ゆっくり、ゆっくりとアヌスの中にねじり込んでいった。
「ほらほら、早く言わないと…」
「アッーー!」望はこれまで体験したことのない感覚に狼狽した。
ツプン。珠がアヌスに入り込んでしまった。
望はおびえた。このままでは、昨日までの自分にもう戻れなくなってしまうという暗い予感がひしひしと迫ってきた。
「いやだああ、抜いて下さい。お願い、抜いて」
「さあ、誰が一番なの?私?」
早く抜いて貰いたい一心で、望は早口で答えた。
「うはっ、はい、可符香女王様が一番です」
「まあ!私に赤ちゃんが出来ることしといてそんなこと言うのね。許せない!ヒック 可符香ちゃん、貸して!」
奈美が左手で絶棒を、右手でマラカスの本体を握りしめ、いきなりぐいっとねじり込み、左右に振った。シャッシャッと軽やかな音が出た。
「あひゃああぁ! い、いえ、奈美女王様が一番でございますぅ」強烈な肛門部の刺激と共に、尾てい骨のあたりからむずがゆい感覚がじわぁっと湧いてきた。
「さっきは私の羽根にあんなに喜んでおきながらそんな事言うのね。奈美ちゃん、それ貸して!そーれお仕置きだべー」
晴美がマラカスの柄を持ち、上下左右に振りながら奥へねじ込んでいき、小気味よく振った。ぐりぐりぐり。チャッチャッチャッ。
「あひあひあひぃ!は、晴美女王様が一番でごらいまふうぅ!」
269:宿直室の空に笑え!26
06/09/24 03:20:06 LvQQHL0I
こうして三人娘はマラカスを使い、思う存分望をいたぶり始めた。
「ほらほら、どうなの。誰が一番なのかなぁ?」ぐりぐり。
「あひあひぃぃ!」
「そーらそら。もっといい声で鳴け鳴けぇ」チャッチャッ。
「あふぅ。あうぅん」
「最高ですかぁ?」ぐりりりいぃぃっ!
「あひひぃぃーん!」
ぐりぐりチャッチャッ。ぐりチャッチャッ。
三人ともマラカス責めに熱中するあまり、絶棒は勃ちっ放しで放っておかれる結果となった。あまりの異様で鋭いアナル快感とイけないもどかしさ、それに自分の女生徒たちにいいようにいたぶられる情けなさに、とうとう望は泣き出した。
「うあああーーい! わ、私めは皆さん共通の奴隷ですから、皆様が一番でございますう。はうわあぁん」
「日和ったわ」
「日和ったわね」
「仕方ないですねえ。じゃあ、イかせてあげましょうか。その代わり、ちゃあんとみんなに奉仕するんですよ」
可符香はそう言うと、ティッシュを望のアヌスに当て、マラカスをゆっくりと抜いた。抜かれる感覚に、絶望先生は「あうっ」と小さく声を漏らした。
幸いなことに、アヌスは赤く腫れているものの、ティッシュは赤く染まっていなかった。絶望先生のアナル拡張はひとまず成功したと言えるだろう。
そして、可符香はどこか勝ち誇った表情で絶望先生の顔を見下ろしつつ、ゆっくり絶棒を下腹部に納めていった。
「さあ、二人も来て」
「おっけー」
「はいな、あんさん」
270:宿直室の空に笑え!27
06/09/24 03:27:49 LvQQHL0I
晴美が可符香に向かい合う形で、絶望の顔に腰を下ろした。奈美は可符香に向き合う形で二人の間に入った。
「ほら、どうしたの」晴美がヒップを望の口先にぐりぐり押しつけ催促した。望は素直に晴美の秘部を舐め始めた。
「あっ、それいい!も…もっとぉ!」晴美はこみ上げてくる快感に耐えるかのように、奈美の背中に自分の胸をぴったり押し当て、奈美の胸を後ろから揉みしだいた。
「あっ、晴美ちゃんったら、激しいっ」奈美は体をよじらせ、のけぞった。そして急に可符香に抱きつき、激しく接吻した。
ゆっくり絶棒を味わうかのように動いていた可符香は、奈美の接吻を余裕を持って受け止めながら、片手で晴美の右腕を奈美の秘部に誘導し、自分の胸を奈美の胸に当て、動きを大きくした。
「ああっ、いい!」奈美は胸と秘部からの二重の快感に、ますますよがった。
四人がそれぞれの動きを強めつつ(もっとも絶望先生はただ悶えるだけだったが)、次第に高ぶっていった。
「もう、…もうだめです。イきます…」
「あぁっ…いく、いっちゃうよぉ」
「いいっ…ああいいいい」
「はうっ…い、いくうぅ!」
激しい運動(?)をしたせいか、みんな酔いは醒めたようだ。三人娘は先生の腕を解くと、風呂場に連れていき、わいわいとシャワーを浴びた。先生は寄ってたかって手や体で優しく洗われたが、もう抵抗出来なかった。
もちろん風呂場でもたっぷり精気を吸い取られたのはお約束である。
271:宿直室の空に笑え!28
06/09/24 03:31:21 LvQQHL0I
夕方になり、皆が帰ることになった。帰り際、さも今思い出したかのような調子で、可符香が先生に声を掛けた。
「そういえば先生。寝てらした間に、先生のケータイに霧ちゃんからメールが来てましたよ」
「え?」
望は反射的に自分のケータイを開いて驚愕した。待ち受け画面が自分の女装姿、それもあられもない恰好のものだったのだ。
「こ、これは…」
「あんまり先生が可愛かったので、登録しちゃいました」
望は慌てた。
「そんな、困ります! 誰かに見て知られたらどうするんですか! 私、ケータイの操作方法はよく知らないんですよ。元に戻して下さい!」
それには答えず、可符香は言った。
「そうそう、霧ちゃんには、『今夜は寝かせませんよ』って返信しときましたから」
「ちょ、ちょっと!」先生の顔色が青く、そして赤くなった。
「今夜って…先生、モテモテですねぇ」
「霧ちゃんの部屋なら、朝帰りしても大丈夫ですもんねー」二人が冷やかす。
「ちょっとお! あの、あの、困りますよ、これ!」
「じゃあ、さようなら。ガラナチョコの残りは置いていきますね」
「風浦さん!」
「さようなら。あ、宿題はちゃぶ台の上に置いてあります。遅くなって済みませんでしたぁ」
「日塔さん!」
「さようなら。いろいろごちそうさまでした☆」
「藤吉さん! みんなちょっと待って下さいよ。待って~~!! …とほほ」
おろおろしている絶望先生を宿直室に残し、三人は和気藹々と帰っていった。
272:宿直室の空に笑え!29/E
06/09/24 03:35:48 LvQQHL0I
望は、待ち受け画面の消し方を、ケータイに詳しそうな芽留にどう聞き出したものか、そしてそもそも今晩をどう遣り過ごすか途方に暮れた。朝食のハムエッグに目玉が2つ載っていたのは、霧からの『今晩えっちしてね』のサインだったからだ。
余談だが、可符香の紙袋には、盗撮用のカメラが仕掛けてあったのは言うまでもない。時々彼女が袋にアクセスしていたのは、何もアイテムを取り出すためだけでなく、カメラの様子やメモリの残り具合をチェックしていたのである。
もちろん、撮影は成功していた。後日、晴美邸でシークレット上映会が行われ二人に好評を博したこと、そしてその内容が晴美の創作に有意義にフィードバックされたことも言うまでもあるまい。
ー[完]ー
273:214
06/09/24 03:44:26 LvQQHL0I
以上です。初めはもっとシンプルだったのですが、多分可符香ちゃんが毒電波を送ってくれたせいで、ずっと長くなってしまいました。
近日中、また規制にかからないうちに、智恵先生×絶望先生、あびるちゃん×絶望先生のものを投下したいと思っています。
274:名無しさん@ピンキー
06/09/24 03:56:31 XWGlDXFd
すごいよ、ヤバイ。マジヤバイ。
何か価値観みたいなものが変わってしまった気がする。あなたが神か?
超超超超GJ!
「アッーー!」じゃねぇよ絶望w
275:名無しさん@ピンキー
06/09/24 06:33:49 YioX+w9f
先生がうらやましいようなそうでもないような
なんにせよGJ!
次回作楽しみにしてます
276:名無しさん@ピンキー
06/09/24 08:09:19 71OhRGsj
カフカ怖いよカフカ
可愛いよカフカ可愛いよ
277:名無しさん@ピンキー
06/09/24 19:23:10 zospE6ni
生態系が!いままでヌルSSをだらだら書いてた漏れが
もはやこのままじゃ生き残れないほど
環境全体のレベルが激変してしまった!
本気でヤバいんで研鑽してきます
278:214
06/09/25 02:26:06 R/IBNs2R
>>274->>277
あうう、どうもありがとうございます。まだまだ初心者の段階なので、日々毒電波の受信に努めて修業したいと思います。
279:名無しさん@ピンキー
06/09/26 03:18:00 n6vmdvOw
神キテタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!!!!
280:名無しさん@ピンキー
06/09/26 20:55:02 jcYS/7+i
207 :名無しかわいいよ名無し :2006/09/26(火) 19:45:31 ID:05oANFFe
糸色先生って童貞なの?
童貞だよ派━┳━素人童貞派(女買い派)
┃ ┃┣大学時代の太宰治みたいに買いまくりだよ派(太宰治至上主義派)
┃ ┃┣成城熟女クラブの人とやったのが最初で最後だよ(ハマショー派)
┃ ┃┗むしろ金で女生徒を買ってるよ派(援助交際派)
┃ ┃
┃ ┗素人童貞は童貞だっつーの(恋愛至上主義派)
┃
┣完全に童貞だよ派(純潔派)
┃ ┣ネガティブすぎて彼女できなかったよ派(真性童貞派)
┃ ┗え、セックル?なんですかそれ派(マジボケ派)
┃ ┗糸色先生は生徒になんか手をださないよ派(理想の教師派)
┃ ┣私の他に女がいたら許さない派(千里派)
┃ ┗実は男性能力がないんだよ派(ED派)
┣DTに聞こえない?派(難聴派)
┣戦中戦前は童貞だったよ派(戦前回帰派)
┃むしろ童貞であるのが日本男児だよ派(皇道派)
┃
隠蔽派
┣童貞でも非童貞でも先生への愛は変わらないよ派(一途な過激派)
┗むしろ童貞じゃなきゃ絶対やだよ派(価値観逆転派)
非童貞だよ派━┳━ヤリチンだよ派(フリーセックス派)
┃ ┃┣女生徒はみんな先生のお手つきだよ派(ハーレム至上主義派)
┃ ┃┣改蔵がヤリチンだったから先生もヤリチンだよ派(改蔵至上主義派)
┃ ┃┗むしろ先生に代わって2のへでハーレム築きたいよ派(中学生的妄想派)
┃ ┗童貞って言ったら荒らすよ派(ヤリチン原理主義派)
┃ ┗童貞な先生なんてかっこ悪いよ派(早漏テロリズム派)
┃
┃
┗それほど経験人数はないよ派(純愛派)
┣ふつう二十にもなればどっかで一回ぐらい経験あるだろ派(穏健派)
┗女子大生だけはガチ派(女子大生原理主義派)
┗むしろ可符香たんこそが筆おろし派(可符香原理主義派)
┣小森とってことで良いじゃんか派(宿直室がアレだよ派)
┣まといにつきまとわれて・・・派(ストーカー怖いよ派)
┗久藤君とじごんすだよ派(藤吉さん派)
281:名無しさん@ピンキー
06/09/27 01:17:26 OPZtJgk1
>>278
総受けの先生が眩すぎます
お前さんが受信できるよう俺も日々毒電波を飛ばそうと思うぜ
282:名無しさん@ピンキー
06/09/29 02:14:58 EqB/MEoy
経験豊富な千里ちゃんですってッ!?
283:名無しさん@ピンキー
06/09/29 07:21:46 ZJ7320wf
奈美ちゃん負けちゃうのか・・・・・。
284:名無しさん@ピンキー
06/09/30 00:22:41 gUkHk5ra
経験豊富な千里が先生に色々教えてあげるSSキボン
285:名無しさん@ピンキー
06/09/30 03:26:49 CvD+qUtv
絶棒って書かれてるの見て思ったんだけど、もし可f
286:214
06/10/01 21:30:03 VCmSbWqc
度々で恐縮ですが、>>273で申したものを投下したいと思います。
ただ、良質の電波を受信して加筆していたら、つい長くなってしまいました。
そこで、また二回に分けて投下します。今回は智恵先生×絶望先生です。
お断り:アナル関係が苦手な方は、後半スルーをお願いします。ご面倒かけてすみません。
287:銀のエネマ降る降る1
06/10/01 21:36:05 VCmSbWqc
9月1日、金曜日の午後。宿直室で課題をしている奈美と晴美を残して絶望先生が向かったのは、望の高校でSC(スクールカウンセラー)をしている新井智恵先生のオフィスである。
もちろんデートなどではない。智恵先生が今年からメンタルクリニックを学校の近くで開設しているのだが、これから小節あびるの父親と待ち合わせ、そこへ向かう予定になっている。
実は、去年からあびるのDVが徐々に悪化し、何度か父親が学校に相談に来ていた。もちろん絶望先生とも面談をし対策を練ったが、いっこうに効果はなかった。
智恵先生も彼女を診ていた。が、最近になって、あびるのDVはかなり重症で、このままでは他者へも加害が及びかねないと判断した。
そこで、何かと制約の多い校内のSC室ではなく、自分のクリニックで本格的な治療をすることを提案したのだ。困り果てていた父親は、もちろん了承した。
今日は智恵先生が、担任である絶望先生も同席させ、今後の治療方針を父親に伝え、その後にあびるが治療を前提としたカウンセリングを受ける手筈になっていた。
「それでは、どうぞ娘のことを宜しくお願いいたします。娘は今日の夕方、動物園のバイトが終わってからこちらに寄るようなことを申していました」
「お任せください。お父様に快くご協力いただいて感謝します」
「糸色先生も、今日は娘のことでわざわざご足労頂き…」
「あ。いや、どうぞ気になさらないで下さい。自分の担任しているクラスの生徒さんのことですから…」
ここで智恵先生が望に声を掛けた。
「では、糸色先生、学校関係の手続きの打ち合わせを…」
これを合図にしたかのように、あびるの父親が勤めに戻るために席を立った。教師の二人はまた何事かを話し合い始めた。
288:銀のエネマ降る降る2
06/10/01 21:39:29 VCmSbWqc
三人の打ち合わせの席では黙っていたが、智恵先生の見立てによれば、あびるの他害衝動を短期的に--つまり高校在学中--完全に押さえ込むことはもはや不可能な段階に達していた。
その衝動は、彼女の身近にいて、すべて受け止められる人に別の形に変換した上で発散することで抑えるしかなかった。それも可能な限り早く治療を始める必要がある。
ここまでを絶望先生に話すと、明日の最初のあびるの治療の前に、元々予定していた絶望先生の治療を行うことを手短に確認し、絶望先生も退散することにした。次の患者さんが待っていたからだ。
なお、絶望先生の治療に関しては、後ほど述べる機会があろうかと思う。
さて、では誰が彼女の他害衝動を受け止めるか? 上述のように、父親にはできなかった。
それなら彼女に好意を寄せている臼井ではどうか?もちろん駄目だ。
臼井は計算された苦痛なら快楽として感覚する事が出来た。だが、あびるの総てを受け止めるには、いかんせん若すぎる。
(とすると…頼りないけど、彼を回すしかないわねえ)智恵先生は軽くため息をついて、明日の治療に思いを巡らせた。
一方、絶望先生は宿直室へ帰る前に、大型スーパーに寄った。食料品をまとめ買いするのと、課題を頑張っているであろう奈美と晴美に差し入れを買う積もりなのだ。
289:銀のエネマ降る降る3
06/10/01 21:42:51 VCmSbWqc
時が遡ること約半年、三月末近くの事である。智恵先生が、教員の飲み会で偶然、絶望先生の隣に座った。彼女は飲み会の席では寡黙で、決まって一次会で帰るのが常だった。(一次会で帰るのは甘党の望も同様である)
ところが、今日は智恵先生は服装こそいつもの清楚なフレアスカート姿で変わり映えしないものの、飲み会の間中、にこにこ微笑んでいて、愛想がいい。絶望先生は、改めて智恵先生を美人だと思い、ドキッとした。
智恵先生はお酒の方も、いつになくハイペースで進んでいた。日頃飲み付けない人が飲むと歯止めが利かなくなる。とうとう二次会にも行けない程度まで酔っぱらってしまった。仕方がないので、絶望先生が自宅まで送っていくことになった。
何とか自宅の場所を聞き出してタクシーで近所まで来たが、降りるべき頃には智恵先生は既にほとんど意識を失っていて、この綺麗な酔っぱらいを降ろすのに望は苦労した。
当然彼女一人では歩けないので、望が肩を貸し(というよりほとんど背負い)、どうやら智恵先生のマンションの部屋の前まで来た。
「さ、智恵先生、着きましたよ」彼女はまだ朦朧とし、鍵も出せない。
「あの、智恵先生ごめんなさいっ」このままでは隣近所の人が…と思った望は、智恵先生のハンドバッグからキーホルダーを探し出して何とかマンションのドアを開けた。
脱線するが、男性が女性のバッグの中身を見るのは何ともドキドキするものである。確か井伏鱒二のある短編のラストに、主人公が娘のハンドバッグの中身を見せて貰うシーンがあったと思う。
290:銀のエネマ降る降る4
06/10/01 21:47:06 VCmSbWqc
智恵先生が住んでいたのは、今風の小綺麗なマンションだった。が、感心する暇もなく、望は智恵先生をとりあえず奥へ連れていくと、偶然見つけたベッドに横たえた。
「このまま寝たのでは服が皺になっちゃいますから」
半ば言い訳をするように声を掛け、望は智恵の上着を脱がせてハンガーに掛けた(スカートの方は遠慮した)。
智恵先生は眼をつぶってぐったりしている。
「えーと、お水をもってきましょうか?」望は気遣うように声を掛けてみた。
店を離れて初めて智恵が口を開いた。
「…冷蔵庫にポカリがあるから…持ってきて」
「はいはい(酔っぱらいはもう…)」素直に望はポカリをコップに注いで持ってきた。
智恵先生の白いブラウスは胸元が大きく開いているタイプのモノだ。望は、ともすれば胸元に貼り付きそうになる視線を苦労してひっぺがしつつコップを手渡そうとした。
すると、
「口移しで飲ませてぇ」と、甘く可愛くおねだりされた。
基本的にウブな絶望先生は、これで陥落した。
ドキドキしながらポカリを口に含み、智恵先生に口移しで飲ませる。もうそのまま唇は離さない。智恵先生が望の背に腕を回してきた。
望もおずおずと抱き返す。服越しとは言え、自分の胸の下で柔らかな胸が広がる感触がする。智恵先生から甘い香りが仄かに漂ってくる。
一度口を離し見つめ合った後、再度深く唇を貪り合う。そのまま、半ば智恵先生に引きずり込まれるかのように、望はベッドに突入した。
こんな素敵なヒトとどうしてこんなことに、と頭の片隅で思いつつも、望は行為に溺れていった。男女問わず、据え膳食わずは一生の恥なのである。
望は智恵先生の柔かで上等そうなブラウスとスカートを脱がした。やはり智恵先生は着痩せする質だった。スリップの上からは、彼女の素晴らしき巨乳が明らかになった。
それを深紅のブラで包んでいる。レースの飾りがたくさん着いている、アダルトな雰囲気満点のモノである。
絶望先生もあたふたと服を脱ぎ、何とか智恵先生からスリップを剥ぎ取った。深紅のブラの上から巨乳をむにゅむにゅっと軽く揉んでみる。弾力、柔らかさ共に素晴らしい乳だ。
「あ…」智恵先生は掠れた喘ぎ声を漏らした。
では下はどうか。こちらも深紅の、上とお揃いのパンツである。あそこに漆黒の蔭りが仄かに窺えるような気がして、何とも悩ましい。
試しに上から触ってみた。智恵先生の喘ぎ声が高くなった気がする。望は手をパンツの下に潜らせてみた。
なんと、中はもう湿っているではないか!指を蠢かせると、気のせいかくちゅくちゅっと微かな音を立てている気がする。しばらく優しくいじっていると、智恵先生の喘ぎ声はさらに大きくなった。
望は湿気を吸い始めていたパンツをパンストごと脱がせた。量は多くないが漆黒のヘアが露わになった。心なしか湿っている部分が灯りを反射しているようだ。
291:銀のエネマ降る降る5
06/10/01 21:49:56 VCmSbWqc
望は再び接吻をしながら智恵先生を左手で抱え起こし、右手でブラのホックを外した。見事な巨乳がついに姿を現した。
形が全く崩れていない完璧なフォルムで、何とも言えぬ品格がある。乳首は桜色で、男性経験の少なさを主張しているかのようだ。乳輪は小さく恥ずかしげであるのは言うまでもない。
望はホックを外した右手で智恵先生の華奢な身体を抱きしめながら、左手で全身をなぞり始めた。智恵先生も抱き返してきた。
豊かで柔らかな胸に顔を埋めてみた。しびれるような幸福感が望にわき起こってきた。大好きな玩具を与えられた赤ん坊のように、乳房をそれは熱心に手でこね、揉みしだいた。
あるいは指先で麓を輪を描くように触っていき、段々と乳首周辺へじらしつつ登っていったかと思うと、不意に親指で乳首を掠めたりした。
「ああっ」これにはたまらず智恵先生は声を上げた。喘ぎ声以外では初めて聞く色っぽい声だった。
望はまだ智恵先生の乳房を愛しげに慈しんでいた。やがて舌先で乳輪をゆっくりなぞるかと思うと、乳首をツンッとはじいてみた。軽くレロレロと往復させたかと思うと、唇で摘んだ。
軽く、次にチュウッと音を立てて吸った。智恵先生の声がますます情熱的になり、絶望を抱く手に力が籠もった。
胸がかなり敏感なようだ。もちろん、左右を均等に、満遍なく攻めてあげた。
ようやく、望は舌を全身に這わせ始めた。胸、腹、臍、茂みのすぐ上までゆっくりきた。そして肝心の部分は手でごく軽く触れるに留め、左の太股へと舌を逃がした。
膝の内側に軽く接吻すると、智恵先生の身体が一瞬ぴくんと震えた。どうやら隠れたポイントだったらしい。右膝の内側もポイントのようだった。
そのまま舌で右太股を舐め上がっていき、あちこちにチュッチュッと軽く音を立てて吸いつきながら、茂みの中に指を潜らせ、優しく何度も撫でた。
「はあっ…うぅ…」
智恵先生の悩ましい太股が一瞬開いたかと思うと、望の頭を締め付けてきた。それまでじらされた分、ソフトな愛撫でも余計に感じているらしい。
既に絶棒は痛いほど勃起している。
(もう…このまま入れてしまいたいです…)
望は智恵先生の膝に手を掛け開くと、そのまま彼女の上に覆い被さっていった。
292:銀のエネマ降る降る6
06/10/01 21:53:04 VCmSbWqc
智恵先生の中は十分潤っていて、絶棒にむにゅむにょと絡み付いてくるようだ。動いていて誠に気持ちいい。
眼下で智恵先生の胸が、腰の動きにあわせて揺れている。くいっ、くいっと突きながら、また胸をいじってみた。
「あん、ああん」普段の彼女から想像できないような可愛い鳴き声が、さらに高くなった。
より深い挿入感を味わうべく、智恵先生の両足を抱え肩にかつぎ上げ、奥まで突いてみた。
「ああん。ああっ。ああ…」智恵先生の声が、何かを訴えるような調子になった。望も想像以上の快感にヒートアップした。
(こ、このままでは長く持ちませんよ…)
目先を変えて何とか長持ちをさせようと考え、体位を変えることを思いついた。…ならばバックだ。望は喘ぐ智恵先生に声を掛けた。
「智恵先生…四つん這いになってもらえますか」
「…智恵って呼んで…」のろのろと、それでも望の意を汲んで身体を動かしつつ、智恵先生が小声で言った。
「智恵…さん。行きますよ」望はどうしても他人を呼び捨てに出来ない質なのだ。とにかく、どうにかベッドに手を突かせ、腰を上げさせると、自分は膝立ちになり、腰に手を当てて一気に挿入した。
「はあっ」智恵先生は一瞬頭を反らした。
「あうっ…うっ…」(し、しまった…かえってバックの方が具合が良かった…とろけそうです!)
望は長持ちをさせるはずがすっかり当てが外れ、半ば自棄になって激しく腰を打ち付けた。胸に手を廻し、下からすくい上げタプタプ揉みしだく。
「はあっ…ああっ…いい……いいっ!」
智恵先生も、もはや声を殺すことなく、素直に快感を訴えている。顔を紅潮させ、ショートヘアをしきりに左右にうち振っている。
「お願い。…最後は…顔を見ながら…あぁっ」と上擦った声でリクエストしてきたので、
「智恵…さん、かわいいですよ」望は智恵先生を再び組み敷くと、ずむっと貫いた。
(も、もう間もなくイきそうです、うぅっ)望は限界を越えた。歓喜のフィニッシュに向け、加速にラストスパートをかけた。
「ああっ…も、もう…」智恵先生は落城寸前である。
「わ、私も、もう…もう」望ももうすぐ限界を突破しそうであった。最後は外に出そう、と絶棒を抜こうとすると、智恵先生がそうはさせじと脚を絡めてきた。
「あぁっ…今日は、だ、大丈夫だから…中に…」と切迫した調子で訴えた。そして、絶棒全体にさざ波がまとわりつくような感触で包み込むと、ぎゅうぅっと締め付けてきた。
これにはたまらず、望はついに欲望を解き放った。
「ああ…もう…もうイきますっ」
どくうっ。どくっ。どく…
「ああっ。イ…イく…イくうぅっ!」奔流を受け止めた智恵先生も、シーツを握りしめ、身体を大きく反らして達した。
「はあ…はあ…」
望は最後の一滴まで出し切ると、脱力して智恵先生の胸に顔を埋めた。やがて智恵先生が優しく望を抱きしめてきた。
293:銀のエネマ降る降る7
06/10/01 21:57:22 VCmSbWqc
バスタブに湯をためつつ、二人はシャワーを浴びた。智恵先生は、大分酔いが醒めてきたようだ。スポンジや掌にシャボンをつけると、互いの身体を丁寧に洗いっこした。
洗いっこしている間に、バスタブに湯が満ちてきた。
「さあ、お湯がたまりましたよ」絶望先生が声を掛けると、
「先に入ってて」と優しい返事が返ってきた。
「そうですか?…じゃあ」望が素直に先に浸かり、中であぐらをかいた。しばらくすると智恵が望の膝に乗ってきて、望の肩に頭を凭れると呟くように言った。
「もう…上手すぎよ。…まさかイかされちゃうなんて思わなかったわ」何だか悔しそうである。
「おや、そうですか?…でもマグレかも知れませんから、もう一度確かめてみたいですね」望は智恵を優しく抱きしめ、やがて下から乳房をゆさゆさしてみた。絶棒がむくりと頭をもたげた。
智恵先生もそれが当たってきたのを感じ取ると、凭れていた頭を強く望に押しつけた。
バスルームでも愛し合った二人は、居間で休憩した。智恵がコーヒーゼリーを冷蔵庫から持って来ると、望に勧めた。
「どうぞ、召し上がれ。さっぱりするわよ」
「ありがとうございます。嬉しいなあ」こぼれんばかりの笑顔でぱくつき始めた。
「ところで智恵…さん付けででいいですか?…あの、今日は飲み会で…」さすがに、まるでウワバミみたいでしたね、とは言えず、
「智恵さんがお酒を口にするのを初めて見ました。何か嬉しいことでもあったんですか?」
智恵先生はにっこりすると、はじけた理由を話し始めた。
「実は、去年は博士論文を書くために女を捨ててたんですけど、おかげさまで論文の審査がうまくいったみたいで…」
「じゃあ博士になるんですか? 智恵さん凄いなあ! おめでとうございます」望は素直に感心し、我が事のように喜んだ。
聞けば、智恵先生は、新年度からは高校の近くに
メンタルクリニックを開き、SCは非常勤で続けることにするのだという。
「命先生--お兄さまね--が校医をしてくださることになったんで、思い切ってチャレンジしようと思ったの」
思わぬ所で、さっきまで自分と濃密な時を過ごしていた人から自分の兄の名が出て、ちょっと嫉妬した絶望先生は、
「それはいいことですね。応援しますよ。できることは何でもしますから、ぜひ声を掛けて下さい」と、いつになく安請け合いしてしまった。
これを聞いた智恵先生の眼が妖しく光ったのだが、望は気づかなかった。
294:銀のエネマ降る降る8
06/10/01 22:00:18 VCmSbWqc
次の逢瀬で、早速絶望先生は智恵の餌食となった。
一回戦終了の後、
「ねえ、先生…率直に言って、先生はマゾですね」
「は? あ、あの…それは…!?」およそピロートークにふさわしくない、甘い雰囲気を木っ端微塵に打ち砕く一言である。
しかも何となく自覚していたが、努めて意識に上らせないようにしていたことをずばり指摘され、望はしどろもどろになった。
智恵先生によれば、今のままでは、ただでさえ強固なマイナス思考の望の生活全般に秘められたM性がマイナス面の影響を及ぼすことになる。
さらに恐ろしいことに、望のM性は、以前から望が抱えている自殺衝動を他害衝動へ変質させる恐れさえあるというのだ。
智恵の残酷な宣告を聞いて望は死にたくなった。
「いやああああ! 法廷画は嫌です! プロファイリングされるのは嫌だああ! ワイドショーは嫌だああああ!」事件を起こした後、全国の人々に晒し者にされ嘲笑される自分がまざまざと想起された。
「大丈夫よ。克服する方法が一つだけあるわ」智恵は冷静に告げた。
「へ!?」望はうっすらと涙を浮かべてさえいた。
「どこかで、Mの性癖を思い切り解放してあげればいいのよ」
「はあ…」望はよくわからないまま、曖昧に相槌を返した。
「そのためのプランやタスクなら、私のお手のものなの。そういう人を(患者とは智恵は言わなかった)ケアするのも、私の専門のうちなの」
「なるほど…」そうだ、智恵さんは何と言っても博士になるんだ。ならば、今智恵さんに甘えれば、自分を治してもらえるかもしれない…
ここまで考えた望は、智恵に自分を委ねる気になった。
「私、今ならあなたを助けられるわ。いえ、助けてあげたいの。いいかしら」智恵が望の目をじっと見つめてきた。
「ええ。…お願いします、智恵さん。私を助けて下さい」(ああ…智恵さんが深い眼で見つめてくれる…)智恵の真意がよくわからないまま、望は「治療」に同意してしまった。
「じゃあ、早速…」
たちまち望は深紅のロープで全身を縛り上げられた。もちろん全裸のままである。
「……あれ?」
こうして望は智恵の奴隷となり、Mを仕込まれることになった。
295:銀のエネマ降る降る9
06/10/01 22:04:22 VCmSbWqc
SMビギナーの望に対し、智恵はまず一通りの責めを受けさせてみた。
望は鞭や蝋燭や浣腸といったハード系のメニューよりは、言葉責め等のソフト系の責めに好んで反応した。
この点で、もう一人の奴隷である臼井とは違っていた。彼は鞭や蝋燭はもちろん、ボールギャグを噛まされたり、鈴付き選択バサミなど、各種のハード系責めにも嬉々として対応していった。
智恵先生の調教を受ける内、やや不安定だった彼の精神は安定し、それが学力に反映した。絶望先生と出会った当初には夢物語でしかなかった東大進学が、今や十分に合格を狙える位置にまで来ているののだ。
智恵はS女王様としてもプロの教育者であった。女王様は絶対的な超越者であること、女王様の身体に許可なく触れることは万死に値するタブーである等のM奴隷の心構えも望に徹底させた。
勿論、望が粗相をしたときにはためらわずに鞭が飛んだ。一方、調教が上手くいった場合には、「ご褒美」にえっちを許して下さることもあった。
臼井の精神が安定していったように、望の精神も着実に安定していった。時々揺り戻しがあるものの、自殺衝動は確実に減退していったのである。
296:銀のエネマ降る降る10
06/10/01 22:07:40 VCmSbWqc
9月3日、日曜日の朝。
つまり、前日に奈美・晴美・可符香と奴隷契約(?)を結ばされた上に霧にもお泊まりをねだられ、断りきれずに迎えた朝である。
「……」望が目覚めると、隣に霧が寝ていた。気持ちよさそうに寝ている。何とも寝顔が愛くるしい。飽きずにしばらく眺めていると、霧も目を覚ましたようだ。
「…ん…んん……おはよう、先生…」
結局、霧とは夜に二回、朝にも一回濃厚なえっちをしてしまった。
「…いや。このままでいて。行かないで…」
霧はさらに甘えてきた。先生がちょっと疲れているようなのと、いつも以上に優しかった、いや優しすぎたことに、女の勘で無意識に先生の危機を感じたのかもしれない。
だが今日は智恵先生、いや智恵女王様の調教を受ける大切な日だ。地球が爆発したとしても馳せ参じなければならない。
望はぎりぎりまで共に過ごした後、涙を飲んで霧の部屋を後にした。
智恵のクリニックに向かう途中(調教は専らクリニックの「特殊治療室」で受けるのだ)、昨日からの「女難」が望の脳裏をよぎった。
(昨日から、えーと……きゅ、9発ですか!…体が持ちませんよ!)
望は青くなって薬局に飛び込むと、ユンケルの一番高いのやら金蛇精やらエビオスやらを手当たり次第に買い漁り、スタバで流し込んだ。女王様に無断で精を放出したのがばれると、手ひどい折檻を受けるからだ。
297:銀のエネマ降る降る11
06/10/01 22:10:56 VCmSbWqc
だが、さすがに前日来の荒淫は隠しきれず、何より絶棒の硬度、充実度がいつもより決定的に不足していることから、たちどころに智恵女王様に見破られるところとなった。
「どうしてこの奴隷は私の言うことが聞けないのかしら」
ここ特殊治療室で、ボンデージルックに身を包んだ智恵は眼を怖いほど光らせ、大げさにため息をついてみせた。
「ああ…お許し下さい…」智恵の眼に恐怖を覚えた望は、必死で許しを乞う。だが智恵は冷たかった。
「どうやら、普通の折檻じゃ駄目みたいね。…今日は特別なお仕置きをしてあげる」
望はいきなり頭に智恵の黒のパンツを被らされた。続いて黒のブラで目隠しをされた。もう何も見えない。
そして特殊治療室横のバスルームに連行された。お湯はもう貯めてあるようだ。
仰向けになりM字開脚、そして膝を抱え上げ、アヌスを両手で広げて待機せよ、という指示が智恵から下された。望はまた浣腸かと思ったが、そうではなかった。
「あれ、もうガバガバに緩んでるじゃない。いつアナル開発したの?」望の局部にシャワーを浴びせてから覗き込んだ智恵は、呆れたように言った。
望は黒のパンツとブラで目隠しされたまま真っ赤になった。
だが、ここで正直に「昨日女生徒たちに寄ってたかって開発されました」と答えることは、さらなる折檻を意味する。絶対に口を割るわけにはいかない。黙っていた。
ただ、智恵先生は、おおよそのあらましを既に可符香から聞いているのは読者所賢の想定内であろう。
「まあいいわ。アナル開発の手間が省けたから。今日はもう一つの部分を開発してあげます」
298:銀のエネマ降る降る12
06/10/01 22:14:23 VCmSbWqc
直腸洗浄の後、智恵は望を再び特殊治療室のベッドに横たえると、アヌスに、そしてその奥の方までローションを塗り始めた。そのひんやりとした感触に望の身体と絶棒がぷるるっと震えた。
「もう一つの部分って…!?」ローションを塗られている間も、智恵女王様の言葉が耳に残っていた。だが、ここでしばらく智恵が中座し、望の疑問は放っておかれることとなった。
やがて智恵が何かを手にして戻ってきた。それに誰かを伴ってきているのだが、もちろん望は気づかない。
「待たせちゃったわね」望に声を掛けると、智恵は先ほど塗ったローションが乾いていないかチェックし始めた。
「…大丈夫ね。それじゃあ」ここで先に手にしていた器具を望のアヌスにあてがった。
その器具は、大きな帽子掛けのような形とでも言おうか。壁に沿う方の長辺が10センチ強はある。帽子をかける方の短辺は5センチもない。各辺はなだらかに、そして不規則にうねっていて、端は丸くなっている。
特徴的なのは、短辺の反対側に出ている「しっぽ」だ。しっぽはネズミ花火のように、はたまた豚のしっぽのようにくるっと一回転している。
要は全体としてTの字に似ている。そのTの上の画の左半分が、直線ではなくてくるりと丸まったしっぽになっていると思っていただきたい。
そして、器具全体はメタリックシルバーに鈍く輝いている。強化プラ製だろうか。柔らかくはなさそうだ。
さて、今まさに、銀に輝く長辺が望の後ろに侵入しようとしていた。
299:銀のエネマ降る降る13
06/10/01 22:17:28 VCmSbWqc
「ひいっ…」望は得体の知れないモノをアヌスにあてがわれる恐怖に怯えた。
だが、智恵は淡々と説明し始めた。
「大丈夫。これは、エネマグラといって、元来は性機能をを回復させるために、前立腺に刺激を与えるためのものよ」
ここまで説明すると、口調が女王様のものにシフトした。
「生徒さん達によると、最近エロスへの興味が薄れているようだから、その治療も兼ねてるのね。
アナル開発の手間が省けた分、今日は徹底的にエネマに慣れてもらうから覚悟なさい」
「ひいっ!」(また後ろが責められてしまう!いやああああ!)
怯える望望の意思に反して、エネマグラが段々と望に飲み込まれていった。
「あああ…なんですこの感触は! 嫌だ、嫌あああ! 抜いて下さい」
内蔵を鷲掴みにするような圧迫感だ。息が詰まり、身体を動かせない。内部の重圧に耐えられず、望は叶わぬ希望を口にした。
だが、もちろん智恵は相手にしない。
「暴れてはだめよ。エネマグラは慎重に扱わないと、腸壁が傷つくおそれがあるの。それに今抜くと…」
ここで智恵が実際に少し抜いてみせた。途端に別の感覚--排便感--が生じ、望は慌てた。
「あひゃあ!? よ、汚れちゃいます。智恵女王様、離れて」
智恵は気にせず、再びエネマグラを押し込んできた。
「はあああああっ」
「大丈夫よ。さっき中を綺麗に洗ってあげたでしょ」
智恵は押し込み、抜きを繰り返しつつ、徐々に奥まで挿入していき、突然手を離した。するとエネマグラは自然に飲み込まれていき、やがて端が奥の目的地--前立腺--に自然に到着した。
300:銀のエネマ降る降る14
06/10/01 22:20:49 VCmSbWqc
「あひゃあああ!うわアッーーー!」突然目も眩むような強い快感が望の体の底から起こった。
智恵はエネマグラを優しく左右に振った。
「あい、あう、あいあうああああっ!」真っ暗な視界を、極彩色の火花がスパークした。下半身全体が痺れて動けない。
いつの間にか絶棒がそそり立ち、多量の透明な涎を噴いていたのだのだが、望には自覚する余裕はなかった。
「どう?エネマの味は? これが前立腺刺激の快感なのよ」智恵が楽しそうに教えてくれた。
「では、奴隷はとくとエネマの味を噛みしめなさい」
こう言うと、智恵はエネマ責めを再開した。
「あうあうあふああああーーーっ」望の声が特殊治療室に響いた。
エネマを少し抜く。再び押し込む。手を離すと自然に奥に到達。三種の感覚のコラボレーションが望を襲った。智恵はエネマの抜き差しにもバリエーションを持たせ、望が動きを予測出来ないようにした。
そのうち、エネマを抜かれ、押し込まれる感覚の双方までも別種の快感だと感じられるようになった。
加えて、そそり立ち胸を張る絶棒を見た智恵から
「まあ、そんなにエネマが気持ちいいの? 初めてエネマを使われたのにこんなによがってるなんて、この奴隷は救いようのない変態ね」と容赦ない言葉責めも加わる。
こうして望はエネマで責められ、初めての快感を堪能した。だが一方、昨日大活躍した絶棒の方はまるっきりのノータッチである。泣きたいほど気持ちいいのに出させてもらえない。これはまさに折檻の一種といえた。
「気持ちいい? イきたいの?」智恵女王様の問いかけに声も出せず、首を縦に振る望だったが、智恵はエネマを操る手を休めずに続行した。
「あらあら、はしたないわねぇ。こんなにエネマで気持ち良いのに、前でもイきたいなんて。贅沢よ」智恵女王様は、わざと哀れな奴隷をじらす。
「ああ…お願いします、智恵女王様…あひゃうっ…どうか、イかせて…下さ…あぁっ」望は切れ切れに懇願した。
「そう…じゃあ、今からいくつか質問するから、ちゃんと答えるのよ。ちゃんと答えたら、イかせてあげる」
智恵女王様は、仰向けの望に手で膝を抱え上げさせ、それをぐいっと開いて望の秘部を丸見えにすると、エネマに手を掛けたまま、どこか楽しそうに尋問を始めた。
301:銀のエネマ降る降る15
06/10/01 22:24:50 VCmSbWqc
「奴隷は、自分のクラスの女生徒をいつもどういう風に思ってたの? まさかイヤラシい目で見てたんじゃないでしょうね」
「は、はいっ……私、…私は…いつも女生徒たちをイヤラシい目で見ていました!」思わず答えてしまった。ここで智恵の隣にいた人物が、大きく目を見開いたが、口は閉ざしたままである。
「そう…それじゃあ、いつかみんなとえっちしたいと思ってたのかしら?」智恵は尋ねながらエネマ責めを続行した。
「わひゃあっ! はい、いつか皆とヤってやろうと思ってました!」これを聞いて、くだんの人物は眉を顰めた。
「まあ、呆れたセンセイだこと。ひょっとして、私ともえっちしたかったの?」
「はい、智恵…うひゃあうぁっ!…初めてお見かけした日から、…あうぁっ!……いつか智恵女王様ともヤってやろうと思ってました!」
「まあ怖いこと…じゃあ、奴隷はもうエロスに興味ないってことはないわね? 大好きなのね?」
「はい、私はエロスにとっても興味があります!見て知りたくてたまりません! ああっ」
「そんなにえっちなセンセイじゃ、生徒や親御さんたちは心配じゃあないかしら?」
「あああ、生徒の親御さん、智恵女王様、どうもすみません!私は教師失格、人間失格ですぅ!」数え切れないほどの打ち上げ花火を眼前の宙に感じ取りながら、望は大声で答えてしまった。
「よく言えたわね。じゃあ、その情けないドジで間抜けな亀にご褒美をあげるわ」
智恵女王様は、今の答えに満足したらしい。望の足を下ろすと、絶棒に手を伸ばし、亀頭を指で優しく包むと、しゅりしゅりしゅりりっと「ご褒美」を与え始めた。
執拗なエネマ責めで極限まで高ぶっていた絶棒は、智恵女王様の柔らかい手の刺激であっけなく終末を迎えた。
「はうっ! い、いい! ああ、もう、もう…ああ」
「気持ちいい? さあ、イくときにはちゃんと言うのよ」
「はいっ…あ、ああ、ああああ、イ、イく、イきますううぅ」
手による刺激は短時間だったが、その快感はすさまじく、まるで腹から下が溶けて無くなったかのようであった。昨日の今日にも関わらず、どくどくどくっと後から後から放出しては、智恵女王様の手と自分の下腹部を汚し続けた。
302:名無しさん@ピンキー
06/10/01 22:26:48 zGEhR+l/
がんばってください
303:銀のエネマ降る降る16
06/10/01 22:30:16 VCmSbWqc
ここで太宰の著作の名が出た。
絶望先生は無意識のうちに自己を太宰と結びつけて考える傾向がある。そうすることで少しだけ自己のコンプレックスが解消され、つかの間の魂の平安を得ることが出来るのだ。
これを人為的に結びつけさせるためには、絶望先生の口から自発的に太宰に関するキーワードを吐かせねばならない。
今回のプレイでは、無事そのキーワードが出た。今日の智恵先生の治療は成功した。これで絶望先生をまた少し自殺衝動から解放することができたのである。
望は一度バスルームで洗われ、再びベッドへ連れてこられた。そして、待機のポーズを取らされた。
(ちなみに、メス奴隷の待機ポーズは、膝立ちになって両手を頭の後ろで組むことだが、オスの場合は先ほど望が取ったように、仰向けに寝て手で膝を抱え上げ、それを開くのだ)
ここで智恵がこう言った。
「実は今度本を書くことになって、猛烈に忙しくなるから、奴隷をそんなに調教できなくなるの。だから、新しい女王様に身柄を引き渡します」
「ええっ! あの、あの、もう智恵女王様には調教していただけないのですか?」望は心底びっくりし、このまま自分が放っておかれるのでは、と不安になった。
必死な様子の望を見て、智恵はくすっと笑った。
「大丈夫よ。私はずっとここにいるのよ。書き上げたら、またたくさん調教してあげるわ。
実は、さっきから新しい女王様に調教の様子を見学して貰ってたの。…新しい女王様にもしっかり奉仕するのよ。さ、返事は?」
「はい、新しい女王様、宜しくお願いします」望は従順に挨拶した。
新しい女王様は、奴隷の挨拶に答える代わりにエネマをいじった。望が悶絶している内に、目隠しが解かれた。
望はあたりを見回し、智恵の隣にいる新しい女王様を見て驚愕した。そこにいたのは……
304:214
06/10/01 22:37:57 VCmSbWqc
今宵はここまでにしとう存じます。
十回くらい見直しをした筈なのに、アップした直後にミスを発見(それも2つ)してしまい、死にたくなりました。
後半を投下する際には、今回以上に見直ししますので、平にご容赦下さい。
305:名無しさん@ピンキー
06/10/01 22:56:17 nwPb4F6h
とてもGJですね!
306:名無しさん@ピンキー
06/10/01 23:14:40 IIr7mpj4
最初の半年前のエピソードだけで充分エロかったのに伏線に過ぎないとは……
307:名無しさん@ピンキー
06/10/02 03:14:19 09hlOsFN
超GJ! 後半も楽しみに待ってます。
308:名無しさん@ピンキー
06/10/03 21:40:06 ODsFMVIZ
おっぱいGJ
309:214
06/10/04 02:06:15 0LVDSeOw
遅くなりましたが、後半を投下したいと存じます。
あれから見直していたら、ミスの数は片手では利かないほどでしたorz
大変申し訳なく思いましたので、当初の予定に智恵先生×あびるちゃんのシーンを追加してみました。
(恐れ入りますが、百合が苦手な方は、途中数レスほどスルー願います。
ご面倒をおかけしてすみません)
お断り:少な目とはいえ、多少後ろの描写があります。また、今回はギャグ薄目です。申し訳ありません。
310:銀のエネマ降る降る17
06/10/04 02:10:27 0LVDSeOw
智恵の隣にいたのは、あびるだった。
さすがに智恵女王様のようなボンデージファッションではなく、単に黒のブラとパンツ姿。
それに智恵先生からプレゼントされた黒のガーターを着用しただけだ。いたってシンプルな出で立ちである。
が、智恵の跡を継ぐのに十分な巨乳と背の高さが相まって、あびるは既に女王の風格を醸し出していたと言っていい。
(新女王様が、よりによって自分の受け持ち生徒の小節さんだったとは…!
ああ、今までの恥ずかしい様子を、すべて見て知られたのでしょうか!)
被虐の快感が望の背中を這い登ってきた。
あびるがエネマのしっぽ部分に触れた。鋭い快感に悶えながらあびるの触れた所をーー自分の股間の先をーー見た望は目が点になった。
「し、しっぽ~~!?」自分に立派なしっぽが生えているのだ。
縞模様のある、ふさふさした立派なものだった。長さは7、80センチはあろうか。どうやらカコミスルのものらしい。
勿論、あびるが、持参したしっぽをエネマのしっぽに装着したのである。先生の直腸が収縮するに連れて、しましましっぽもぴくっぴくっと震えた。
あびるはしっぽを見やりながら微笑んだ。
「うふふ…とうとう先生にしっぽをつけた…今度はもう逃がさないから」
311:銀のエネマ降る降る18
06/10/04 02:13:13 0LVDSeOw
実は以前からあびるも自己の他害性向に悩んでいた。動物(のしっぽ)での心の癒しに限界を感じて智恵先生に相談していたのだ。
昨日のカウンセリングでは、智恵先生から、非常手段として奴隷を手に入れ調教することで、他害衝動を昇華させることを提案された。
何とも突飛な提案に、あびるは最初は戸惑った。ただ、不思議と倫理的な抵抗感は特に無かった。それに何といっても無事に大学に行き獣医を目指したかった。
そして、智恵先生の深い瞳で見つめられ説得されるうちにオーケーした経緯があったのだ。
「奴隷には、誰がなってくれるんですか?」
「あなたのよく知っている人よ」
「…まさか、クラスの男子?」
「年上の男性よ。まるっきりの安全パイね」
今、昨日のカウンセリングの会話がまざまざと思い出された。『年上の男性よ』と言われ、一瞬絶望先生の姿が脳裏をよぎったことまで。
その絶望先生が、目の前で何とも惨めで情けなくてカワイイ姿を晒している。これなら調教しても大丈夫だろう。しかも、これから自分が自由に調教できるなんて!
騒ぎ立てはしないものの、内に秘めた興奮を隠しきれないあびるに、智恵が励ますように声を掛けた。
「様子はわかったわね? さ、やりたいように責めてみて。
あなたが責めている間は、奴隷は絶対に反撃してこないわ。奴隷は女王様の身体に許可無く触ってはいけないことになってるの。
あ、エネマを優しく扱うことだけ気をつけてね」
「はい、先生」
「こういう時は、智恵お姉様って呼ぶのよ」
「はい…智恵お姉様……何だか恥ずかしいな」
312:銀のエネマ降る降る19
06/10/04 02:16:41 0LVDSeOw
改めて望はM字開脚をさせられた。もちろんしましましっぽ付きエネマは挿入済みである。
「しっぽ…しっぽ…しっぽーー!!」
あびるはいきなりしっぽの根本を握り、引き抜こうとした。
「あひゃあうわぁっ」エネマ責めの優等生だった望は、既にこの排泄感も快感として認識するよう開発されているのは既に述べた通りである。
この反応に満足したのか、今度は奥へ押し込み始めた。そして、手をぱっと離してみた。
先に智恵がやってみたことを真似してみたのだが、エネマは先程と全く同じように奥に吸い込まれていき、前立腺に優しく衝突して止まった。
「はうう…入ってくる…きつい……うわひゃああっ」挿入感に耐えていた望は、快感の打ち上げ花火が背筋を突き抜けるのを知覚した。
エネマ責めでは、ペニスは勃起する場合もあればそうでない場合もある。望は前者に当てはまった。
一方、先走り汁が多量に出ることはほぼ全ての経験者に共通している。絶棒は先走る嬉し涙を大量に流し続けた。
ここで、あびるが自宅のコレクションの中から選んだ二本目のしっぽを取り出した。クモザルのものである。
カコミスルのしっぽよりは全体的に細くかなり長い。短めの毛がしっぽ全体に生えている。
あびるが、これを起立している絶棒の根本から丁寧に丁寧に巻き付け始めた。
ペニスには嫌悪感はなかった。動物のものを見慣れているからであろうか。
亀頭の辺りを巻かれているとき、望はその不可思議な感覚に戸惑った。
「何ですか、これ…毛布に包まれていくみたいですね」
いよいよ絶棒の末端、最後まで巻き終わると、あびるは巻き残した部分の端を持ち、すううっと引っ張った。
シュルシュルシュル……
しっぽは絶棒、特に亀頭部分に強力な刺激を与えつつ、徐々に解けていった。
「あひゃああああああっ!!」望はその特異な感覚に思わず叫んだ。
例えて言うなら、亀頭に毛布を超高速で擦りつけられる感覚である。これはキツい責めとなりそうだった。
313:銀のエネマ降る降る20
06/10/04 02:20:43 0LVDSeOw
しっぽが解けてしまうと、あびるは全く同じ責めを繰り返した。たまらず望はギブアップした。
「小節さ…もとい、あびる女王様、それは勘弁して下さい」
女王様、と呼ばれたことにくすぐったさを覚えつつ、あびるはそっけなく言った。
「まだ始めたばかりよ。堪え性のない奴隷ね」今度はしっぽ解き責めに加えて、エネマにつながっているしましましっぽを出し入れしてみた。
「あひゃうわはあああっ!!」ダブルしっぽ責めはキツかった。たちまちマグマが絶棒の根本まで押し寄せてくる。
望は慌てた。女王様の許可無く発射することは出来ない。
「出、出そうで…あびる女王様、もう出そうですっ」
あびるは黙ってエネマ責めオンリーに切り替えた。
先述したように、エネマ責めだけでイくのは難しい。本当は、精液を発射せずにエクスタシーを感じる、ドライオーガスムをエネマ責めで味わえるのだが、エネマ使用初日でこの至福に達するのは至難である。
イきたいのにイかせて貰えない苦しさで、望は泣きそうに悶えた。
初めての責め、それも自分で考えたしっぽ責めに、想像以上に奴隷が反応してくれたこともあって、正直あびるは満足していた。
だがそれをあまり表には出さない。まさにクールビューティーである。
「年下の女生徒によくそんなはしたない姿をさらしているわね」言葉責めもなかなか堂に入っている。
「あああ、言わないで…駄目な奴隷ですみませんー…」
「今日はこのまま終わっちゃおうかしら」
「ああ、お願いです…イかせて、…イかせて下さいっ」望は涙を浮かべて哀願した。
「じゃあ、私に永遠に服従することを誓う?」
「ひゃ、ひゃい…ああっ…永遠に服従することを誓いまふうぅ」
「そう…じゃあ、…お・イ・き・な・さ・い…」
あびるは再びダブルしっぽ責めを加えた。
先程より勢いよくカコミスルのしっぽを
しゅるるるりりりりっ!!
と解き上げた時、あっけなく臨界点を越えた。望はすすり泣きながらマグマを噴出させていった。とうとう手や口ではなく、しっぽでイかされてしまったのだ。
314:銀のエネマ降る降る21
06/10/04 02:24:25 0LVDSeOw
初めての責めを終え、多少上気した表情のあびるは呟いた。
「こんな面白い奴隷、永久に手放さないんだから…」
この科白は、新女王様としては痛恨のミスで、本来絶対に口にしてはならなかった。間もなく彼女はそれを体で思い知ることになる。
あびる新女王様のプレイを、いや治療を観察していた智恵は、あびるの初プレイの様子に満足している旨を伝え、今後の方針を話した。
プレイは一週間に一回。慣れて他害衝動が収まっていくようなら、徐々に回数を減らして良い。
あびるは、
「わかりました、お姉様」とだけ答えた。もちろん、回数を減らすつもりなど毛頭無かった。
一般に、ある女王様が奴隷を新女王様に譲渡する場合の「譲渡」とは、所有権の譲渡ではない。
分かりやすく言うと、今自分が遊べない玩具を、ちょっとだけ他人に使わせてやってもよいというだけの話である。
だから、ある女王様から新女王様に奴隷が譲渡された場合、その奴隷が永久に新女王様のものになる、などという事はないのである。
また、本来の女王様が油断していると、それに乗じて新女王が増長する場合がある。
いずれにせよ、何らかの手段で元の女王は、自分が優位であることを新女王に悟らせねばならない。
もちろん、智恵先生も新女王あびるをシメておく必要がある。
そして、智恵女王様は既に、先程あびるが絶望先生の独占をたくらんでいることを素早く見抜いた。先代女王としては絶対阻止すべき野望である。
そこで、智恵はある行動に出た。
315:銀のエネマ降る降る22
06/10/04 02:27:33 0LVDSeOw
まだ腰の辺りでくすぶっている絶頂の余韻にすんすんすすり泣いている望に、智恵が声を掛けた。
「奴隷はシャワーを浴びてて。呼んだら出てくるのよよ」
「…はい……すんすん…」
望がバスルームに消えると、智恵先生があびるを後ろからふわっと抱き抱えた。
「きちんと奴隷をイかせてみて、どうだった?」と優しく尋ねてきた。
あびるは背中に広がる胸の感触に戸惑った。
「あ、あの、…何か小さな目標をクリアしたというか、達成感みたいなものがあります…」
「そう…よかったわね」智恵先生の手が、つつぅっと臍に、そしてさらに下まで降りてきた。
「あ、あの…!?」
あびるは智恵先生の意図が分からず、そのまま固まった。
「でも、あなた自身はまだ満足していないようね」あびるの耳元で囁くと、智恵は手をパンツの下に滑り込ませてきた。
「ああっ!? 智恵先…お姉様、何を!?」あびるは戸惑った。このままでは自分の恥ずかしい変化を知られてしまう。
「…やっぱり湿っているわね。……最初だから特別よ。あなたも満足させてあげる」智恵は中で指を使い始め、残りの手を胸に這わせた。
「あああ、お姉様…いやっ……ああっ」自分でするより数段上の快感に、あびるの呼吸は乱れた。
腰をくにくに振って逃げようとしたが、かえって指を奥に誘い込む結果となった。
最初は強ばっていた身体から、やがてすうっと力が抜けた。もはやあびるは智恵先生のなすがままである。
いつの間にか、あびるはベッドに寝かされていた。智恵女王様が横から被さってきた。依然として指は入ったままである。 智恵の片脚があびるの脚に割って入り、淫らに絡まってくる。
智恵はあびるの胸に自分の胸をぴったり合わせると、ゆっくり円を描くように動かした。
316:銀のエネマ降る降る23
06/10/04 02:30:49 0LVDSeOw
「きゃああぁ…智、智恵お姉様ぁ、ああ…ああっ…」
二重の快感に悶えるあびるの顎を捕らえ、智恵女王様があびるの目を覗き込んできた。
そして、ズバリと言った。
「あびるちゃん。あなた、奴隷を独占しようとしたでしょう?」
「あ…あ…」あびるは完全に不意を突かれた。智恵女王様の強い眼の光と、胸や指先からもたらされる感覚のトリオに、あびるの思考回路は麻痺していった。
そして絶望先生を独占したいと思ったことなど、心の底で企んだことや、しっぽの国の王者になる等の秘めた野望まで残らず告白させられてしまった。
「そうなの…でも奴隷の独占はいけないわ。……お仕置きね」
あびるは何一つ抵抗できないうちに、顎を掴まれたままで、また目を覗き込まれた。
このまま目を合わせてはいけないと思うのだが、なぜか智恵女王様の深く強い瞳から目を逸らすこと
も閉じることもできない。
2のへのクールビューティーも、所詮智恵女王様の前では赤子同然だった。
あびるは美しき蟷螂に捕らえられた若蝶である。どう見ても勝ち目は無かろう。
「さあ、しばらく眠って貰おうかしら。ワン…ツー…」
智恵女王様が、あびるに顔を寄せてきた。あびるの目には智恵女王様の眼しか見えない。指はあびるの中で激しく動いている。
(…スリー…)
声は聞こえなかったが、智恵女王様の眼が妖しく光った。あびるに接吻すると同時に指をぐいっとねじった。
あびるは絶頂に達しながら、目の前が真っ白になり、やがて意識を失った。
こうして、あびるは堕ちた。
317:銀のエネマ降る降る24
06/10/04 02:34:27 0LVDSeOw
智恵は、手早くあびるを裸に剥き、後始末をすると、彼女を包帯で包み始めた。と言っても全身ではなく、丁度身体の半分を覆う程度である。
ただ、両手両足がベッドの四隅に縛り付けられているのが目を引く。
ここで望がシャワーから出るように言われた。
バスタオルを腰に巻いて出てきた望は、ほぼ大の字の半裸でベッドに寝ているあびるに仰天した。
「こここ、これは一体……」思わず智恵に尋ねた。
「治療の一環なのよ」
「は…はあ……」なんとも返答のしようがなく、ただあびるの姿態を見つめていると、智恵が声を掛けてきた。
「じゃあ、私はシャワーを浴びてくるから、ちょっと待っててね」
「はい、智恵女王様」
すると、智恵は耳元に口を寄せ、バスタオルの上から絶棒にタッチしながら、
「新女王様をね、見たり触ったりしちゃダメよ」と釘を刺してきた。
「うは、はいっ」望はなぜか慌てて返事をし、あびるから視線を外した。
シャワーの音がし始めた。
見てはいけないと思いながらも、包帯で半分覆われているだけのあびるの姿は扇情的で、嫌でも視線を引きつけた。
加えて、今日のエネマ責めのせいで下半身がうずうずしてたまらない。望のエロスへの興味は着実に回復しているようだ。
318:銀のエネマ降る降る25
06/10/04 02:37:50 0LVDSeOw
望は我慢できずに、あびるが寝ているベッドに近づくと、彼女のお下げを優しく撫で、頬に軽く口付けした。
まだシャワーの音がしている。
(先ほどはよくもしっぽ責めをしてくれましたね…少しだけ、お返しです)
望はそっと唇に接吻した。あびるはまだ眠っているようで、目覚める気配はない。
改めて全身を眺めた。
両手は万歳をした恰好で、手首の所からベッドの両隅へ包帯が延びている。余裕を持たせて縛ってあるが、腕を下ろすことは出来ないようだ。
豊かな胸もほぼ半分隠れていて、乳首も包帯で隠れている。そのシルエットだけがほんのり透けて見えた。
それに対して、下乳が露わになっているのは、女子高生らしからぬアダルティな眺めで、何とも悩ましい。
適度にくびれた胴はほとんど裸である。臍周りが眩しい。
話に聞いていた内股湿布を初めて目にした。これは臼井でなくとも惚れそうだ。
脚は半分ほど開いた状態である。
包帯は各足を半分程度包み込んで、足首からベッドの腕とは反対側の両隅へ延びている。すらりと伸びた健康的な足である。
だが、何といってもあそこ! あの秘所には包帯がわずか2筋だけ上を通っているに過ぎない。後少し上か下にズレていたら!!
いかにもずらして良く観察して下さい、というように見る者を誘っている。
もちろん、望はその誘いを断れなかった。だが、彼は好物を後に残しておく質である。
そう、イチゴのショートケーキなら、イチゴを最後まで残しておくタイプと言えばお分かりであろう。
望は魅惑の秘所を後回しにして、上半身から「お返し」をすることにした。
319:銀のエネマ降る降る26
06/10/04 02:41:17 0LVDSeOw
まだシャワーの音がしていた。
望はあびるの胸に手を伸ばし、ゆっくり揉んでみた。
むにゅっ……むにゅっ……
素晴らしい揉み具合である。智恵先生のようにとろけるような柔らかさはないが、ぷりぷりした感触は十代の瑞々しさに溢れていた。
ただ、包帯のせいで全体の肌触りはよく分からないのは残念ではあった。
「……」気のせいか、あびるの呼吸が速くなったようだ。だが目は覚ましそうにない。
調子に乗って、包帯で隠れている乳首をちょんっと摘んでくりくりっとしてみる。包帯越しに吸ってみる。
さっきから乳首が可愛らしく勃っていた。邪魔な包帯さえなければ!
包帯と言えば、あの股の包帯…あれとあの二本さえなければ…との思いを捨てきれず、望はまたあびるの下半身に目をやった。
縛り方は緩やかなようだ。解いてしまったら必ずや智恵女王様にばれ、カタストロフィを招くだろう。
だが、今開いている脚を、もう少しだけ開く位なら大丈夫に思えた。
望はベッドに上がり、あびるの膝に手を掛けてゆっくりと開き、間に入り込んだ。
再度あびるの胸に手を伸ばし、その感触に名残を惜しんだ後に、ついに下半身に手を伸ばした。包帯の下を潜り、草むらに指先が到達した。
しばしの間、しゃりしゃりした若草の感触を楽しむ積もりでいたが、既に心持ち湿っていたようだ。
「……ん………」あびるは僅かに眉を顰め、息が明らかに荒くなる。足がゆるゆると閉じそうになった。
望は再び膝に手を掛け、いっぱいに開かせてさらに茂みの探検を楽しんだ。
今や可愛い草原は、望が愛撫するのに合わせて秘めやかな音を、くちゅじゅくくちゅっと立てている。
(そろそろ、いいかな…これから本当にお返ししてあげますよ…)
バスタオルの前にテントを張っていた望は、あびるの内股湿布をなで上げると、絶棒をあびるの中に挿入する準備に入った。
入れる前に例の包帯をつまみ上げ、つい下から覗こうとしたその時である。
320:銀のエネマ降る降る27
06/10/04 02:46:19 0LVDSeOw
「何をしてるの」
後ろから声がした。智恵先生だった。
「ひぃっ!」望は背筋に氷柱を押しつけられた気がした。
「随分楽しんでたようねえ」
「は、はわわ……」
何しろベッドに乗っているのだから言い訳のしようもない。望の両珠が、きゅうっと体内の奥に入っていこうとした。
「女王様の体に許可なく触れてはならないって、あれほど言って聞かせたでしょう」
「ああ…あう…」
智恵女王様の凄みのある科白回しに、望は震え上がった。恐怖のあまり、謝罪の言葉さえろくに出てこない。
「お仕置きね」
ずいと近づいて来た。
逃げられないでいる望の頬を両手で挟み込んだ。と、女王様が望の目を見つめて来た。
望は吸い込まれるように智恵女王様の瞳を見つめてしまった。
「さ、奴隷もしばらく眠りなさい。ワン…ツー…」
智恵女王様の眼が異様なほど光っている。
(…スリー…)
スリー、のタイミングで智恵女王様の眼がスパークしたかと思うと、後頭部に軽い刺激を感じた。
望は目の前がホワイトアウトしたかと思うと、次の瞬間暗転し、即座に意識を失った。
こうして、望も堕ちた。
智恵はあびるの股の包帯をずらした。あれほど望が見たがっていた秘部が露わになった。
だが、智恵は望の腰のバスタオルを剥ぐと、あびるの上に無造作に重ねた。偶然か計算か、丁度望の陰部があびるの秘部に触れている。
智恵は望の手と手をあびるの手と手に合わせた。
万歳した二人の手を重ね合わせた形である。
掌を合わせ、指を互いに組ませると、その上から包帯できつく縛った。これで二人は手を離すことが出来なくなった。
次に、二人の胸と胸を合わせ、胴をゆるく固定した。
ある程度は上下に動くが--つまりピストン運動は出来るが--ベッド外には逃げ出せない。
あびるの膝を開かせ、間に望の足が入るようにした。
これで、丁度男女が交わる姿勢になった。
最後に望にしましましっぽつきエネマを差し込むと、智恵女王様は二人に向かって命令した。
「さあ、目を覚ますのよ。ワン…ツー……スリー」
321:銀のエネマ降る降る28
06/10/04 02:49:38 0LVDSeOw
スリーでぱちりと目を覚ました二人は、相手の顔がごく間近にあることに、そして自分たちが動けないことに気づくと愕然とした。
「せ、先生!?」
「小、小節さん!!」思わず素の名前で呼び合った。
胸と胸が当たっているのが分かる。望はすぐに飛び退こうとしたが、縛られていてほとんど身動き出来ない。
あびるもさすがに恥ずかしくて逃げようとする。が、こちらも元々四肢を拘束されているので、体をよじるばかりである。
確かに、以前温泉のアクシデントで『先生になら別に見られても恥ずかしくはないよ』とは言った。
そうは言ったが、素肌が触れ合うとなると話は別だ。あびるは恥ずかしくて仕方がない。
あびるが体をよじるので、あびるの胸が絶棒の胸に擦れる。
前述したとおり、望は胸が敏感な上に開発されてしまっている。
それに、あびるがいつになく恥ずかしがっている様子を見て、あれだけ出した後なのに性懲りもなく絶棒が力を蓄え始めた。
その絶棒があびるの太股にあたると、嫌でもあびるはその感触に気付かざるを得ない。
よって、さらに身を捩ることになる。ますます絶棒が硬くなる。
まさに絶棒スパイラルであった。
「さあ、あなた達はこれからバツを受けるのよ」
そう宣告すると、智恵女王様は左手であびるの秘部を優しく、だが激しくかき混ぜた。
先ほども味わった魔法の指のもたらす快感に、あびるは思わず「ああっ」と声を上げ、燃え上がっていった。
しかも先ほど望にたっぷりと愛撫されていたため、たちまちぬかるみ(というか、愛の沼地)状態になってしまっている。
一方、絶妙なテクニックで絶棒をしごいていた智恵の右手は、絶棒が十分な硬度を保っていることを確認すると、その位置を整え、亀頭があびるの入り口に当たるようセットした。
「さあ、二人ともたっぷりおイきなさい。それがバツよ」
お仕置きの開始を宣言すると、智恵女王様は絶棒をあびるにズームインさせた。
望は昨日から自分が何回出したのか、もう覚えていない。さすがにもうイかないと思いきや、先ほどの異常な体験で高ぶってしまい余裕があまりない。
それに少しでも動きを止めると、智恵女王様がエネマグラで後ろから煽ってくる。またしても望は屈辱の絶頂へ追い込まれつつあった。
一方、あびるは若い。別に荒淫だった訳ではないので、絶棒の与える快感にまともに反応した。
322:銀のエネマ降る降る29
06/10/04 02:54:17 0LVDSeOw
先に達したのはあびるである。達する寸前に、彼女の中が亀頭を不規則につっつくかのような動きをしたかと思うと、大量のジュースを絶棒に浴びせた。
組まれていた望の手をぎゅうっと握りしめ、ゆるく縛られている脚で望を挟み込もうとした。
「ああ。あ……イく、イくイくぅうっ」縛られている全身を目一杯反らせながら、あびるは絶頂へ駆け登った。
だが智恵はわざと望を止めなかった。望も今は自分のことで一杯で余裕がないし、第一勝手に止めるとバツの追加が怖い。
「も、もう止めて…下さい」あびるは懇願した。だが、望が返事をする前に、
「ダメよ」と智恵は冷たく拒絶した。
「奴隷を独占しようとしたバツよ。お仕置きです。このまま何度でもイきなさい」
「そ、そんなあ、智恵お姉様あ。…ああ、いやっ、また、もう。もうっ…」
一度達して過敏になっている秘部をさらに擦られ、あびるは瞬く間に再度高ぶってきた。
しかも、智恵女王様が
「手伝ってあげるわ」
と言うが早いか、望とあびるの間に手を差し入れ、すっとあびるの草むらに手を伸ばし、肉芽を摘む。
「ああーーーっ」あびるは絶叫した。
顔が真っ赤に染まり、全身も桜色に染まったあびるは、お下げ髪を左右にうち振って悶絶した。
望も高ぶってきた。制御ブレーキなどとうの昔に焼き切れている。
「ああ、女王様、もう、…もう…う」
このままでは中出しをしちゃうかも、などと考える余裕は全くない。とにかく出したくてたまらない。
「奴隷はイくときは言うのよ」智恵女王様のお許しが出た。
「は、はい…も、……もうすぐ…イきますっ」
あびるの顔が目に入った。真っ赤になって首を左右に振っている。お下げが激しく揺れている。
彼女の勃っている乳首が自分の胸に当たって擦れているのが気持ち良い。
奥まで突くと彼女の豊かな乳房が自分の胸の下で拡がる。両手は互いにぎゅうっと握り合っている。
包帯越しに、そして直に触れ合う肌が暖かい。
中は焼けるように熱い。ツキチュクッと亀頭を不規則につっつき、急に潤ってきた。
ああ、うう、もう、もう…。たまらない射精感が底からこみ上げてきて、やがて溢れ出た。
どくぅっ。どくっ。どくっ…
(あああ…小節さんの中にも出してしまった…)
323:銀のエネマ降る降る30
06/10/04 02:57:39 0LVDSeOw
今日はこの辺りまでかな、と漠然と思っていた望は甘かった。
出し切って腰の動きを止め、無意識にあびるに体重を預けた途端、智恵は絶望先生の腰を両手でやおら掴んだ。
かと思いきや、ガッシュガッシュと強制的にピストン運動を再開させたのである。
出した直後の非常に敏感になっている絶棒を強制的に刺激されるのだからたまらない。望はたまらずギブアップした。
「ああ、うわあっ…止めて、止めて、もう止めて下さい」
「ダメよ」智恵は望にも素っ気なかった。
「女王様に許可なく触ったバツよ。このまま私が許すまでずーっと動いてなさい。イっても止めちゃダメよ」
「そんなあ、…あ、あん、あひぃっ」
「奴隷は女王様にたーっぷり奉仕するものよ」こう言うと、智恵は望の腰をピストンさせている腕に、さらに力を込めた。
そして、望が少しでも抵抗しそうな素振りを見せると、容赦なくエネマ責めを炸裂させた。
望は鋭すぎる絶棒快感と焼け付く前立腺感覚に悲鳴をあげた。
仕舞には、まったく休ませてもらえずエネマ責めの連続である。この際ドライオーガズム(射精を伴わない絶頂のこと)までマスターさせてしまう積もりなのだろうか。
「いやっ、もう止めて、止めて下さい、ああっ…」前は敏感すぎるのに勃起を保ったままで動かされ、後ろは絶えずエネマグラからの刺激を受ける。
いつしか望はドライオーガズムの連続をマスターしていた--つまり始終後ろでイきっ放しになったのである。
あびるの方もたまらず哀願した。
「智恵お姉様、私ももう、ああ、許し…ああっ」だが、智恵はてんで相手にしない。
何度目だろうか、またあびるの肉芽を摘む。
「ああぁっ!」
「だーめ。ほらほら、もっと奴隷に奉仕させなきゃ」
二人の喘ぎ声と哀願がいつまでも特殊治療室に響いた。
「くうぅ、あひっ、ひぃっ、……もう勘弁、勘弁して下さいぃっ…」
「あぁっ、許して!…許してお姉様ぁっ…」
強制連続絶頂の刑は、その日果てることなく続いた。あびると望は智恵女王様の恐さと超越性を心底、いや体の底から叩き込まれた。
こうして、絶望先生は週に一回あびる新女王様のメイン調教を受け、たまに智恵女王様からもサブ調教を受ける身のマゾ性奴隷と成り果てたのである。