【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Partご【改蔵】at EROPARO
【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Partご【改蔵】 - 暇つぶし2ch16:名無しさん@ピンキー
06/05/20 11:27:43 Z2EYQkjG
ここから8レス分のミッシングリンクが発生しました


17:名無しさん@ピンキー
06/05/20 11:28:49 Z2EYQkjG
「絶望した!危険日を知らない人間に絶望した!」
しばらくの間「妊娠したかも」と脅される絶望先生であった




18:名無しさん@ピンキー
06/05/20 18:42:11 2ZX+/Xd8
な…何があったんだあア~!?

19:名無しさん@ピンキー
06/05/23 18:55:43 h+KvrHQ0
うーむ…あの面々で危険日を知らなさそうで、かつ「出来たかも」なんて望を脅しそうなのは、
絶倫師匠、可符香、晴美(男体には詳しくても女体には無知)くらいかなあ

20:名無しさん@ピンキー
06/05/25 00:48:53 7YDZk9Ru
前スレのリレーは可符香メインの純愛路線でいいのかな?
それとも路線変更してみてもいいのかな?
ニーズが分からなくてどう参加させてもらおうか決めかねているんだが。

21:名無しさん@ピンキー
06/05/25 01:07:53 dZr7rT1v
好きなように書いてくれればいいと思うよ

22:名無しさん@ピンキー
06/05/26 20:55:50 cS4Vz133
女生徒全員が先生のお手つきだと判明したわけだが
このスレはぜんぜん盛り上がってないのな
絶望した

23:名無しさん@ピンキー
06/05/26 21:41:13 vVQ/nqu5
ハーレムみたいのは寧ろ萎える要素じゃね
それより男性新キャラが出てきたところに注目したいが1話のみの命だろうか

24:名無しさん@ピンキー
06/05/27 22:51:06 b7cX71gZ
正直、男性新キャラはどうでもいい。

25:名無しさん@ピンキー
06/05/27 22:57:10 eq/yYo3x
俺は倫様さえ出てればそれでいいや

26:名無しさん@ピンキー
06/05/27 23:00:21 ePEMHNgb
ほほう、倫様緊縛モノが読みたいとな?
…おいらも読みたいです_ト ̄|○

27:名無しさん@ピンキー
06/06/01 13:57:08 ynS/1SCU
美脚あびる

28:名無しさん@ピンキー
06/06/01 19:09:27 EESLWV/v
坊主頭レギュラー化するとはなw
最初からいた先生の名前もわかったし
男キャラもバランスよく出したらどうだと思ってたのでいい感じだ

29:名無しさん@ピンキー
06/06/02 00:43:50 Aq2cmDkC
自分も逆流してばっかだ。そもそも絶望先生読み始めたのが袴萌えだからだ

30:名無しさん@ピンキー
06/06/02 22:30:07 l74fhW5i
太腿の内側に湿布。

31:名無しさん@ピンキー
06/06/02 22:30:49 UIYy+t4S
俺は同人誌を読んでから元ネタの単行本を買う逆流男・・・orz

32:名無しさん@ピンキー
06/06/02 22:32:55 dOueQfXm
>>31
カフカの天使コスのあれか?

33:名無しさん@ピンキー
06/06/03 00:34:47 H0ZuKmAT
>32
ちょwwww言うなよwww

あれ先生の方に萌えるよな

34:名無しさん@ピンキー
06/06/03 00:42:58 GLIwOoKf
あのカフカは別人臭いしな
先生が犯される様テラ萌えすwww

35:名無しさん@ピンキー
06/06/06 23:12:17 KEyWCHxi
ここって何週間かごとに過疎るな

36:名無しさん@ピンキー
06/06/08 07:39:29 iD9sOJd7
今週のメイドについて。
カフカがあの格好をするのは有りか?

37:名無しさん@ピンキー
06/06/08 08:25:35 J50F84jA
どっちかと言うと委員長の方が…w

38:名無しさん@ピンキー
06/06/08 13:58:09 B7LITuxY
塵は委員長じゃないから………臼井のことかーっ!!

39:名無しさん@ピンキー
06/06/08 16:18:59 t3BcKabM
>38
ねーy…あるあるwwwwwww

40:名無しさん@ピンキー
06/06/08 23:50:06 utIgpt9C
千里の足と脚に萌えた…
可符香のストッキングの上の生脚のところに萌えた…

やっぱ俺脚フェチなんだろうか

41:名無しさん@ピンキー
06/06/11 00:01:10 mrH+1oDO
>>40
>上の生脚のところ
それが絶対領域というものですよ

42:名無しさん@ピンキー
06/06/13 22:35:19 vz1pV3ex
もうすぐ第四集。

43:名無しさん@ピンキー
06/06/14 01:41:33 ZRMSMLs3
>>41
検索してみてようやく納得したよ。ひとつかしこくなった
ありが㌧


44:名無しさん@ピンキー
06/06/14 02:40:23 rtsXkido
非常にどうでもいい知識だがナ

45:名無しさん@ピンキー
06/06/16 07:39:06 mxRcAEMh
不可抗力といっても乳触る絶望うらやますぃ

46:名無しさん@ピンキー
06/06/16 15:15:18 pslEqsZ9
でも塵ってひんぬーじゃないの?

47:名無しさん@ピンキー
06/06/16 15:45:01 3A7hnWQe
触ってもパッドの感触しかしないよ

48:名無しさん@ピンキー
06/06/16 16:54:31 1MQ01RNN
第四集買った。

望と女子大生のSSキボンwww

49:名無しさん@ピンキー
06/06/17 01:31:49 4KIavLO4
第四集、K籐鷹の教えを受ける絶望にワロスw
誰かこれネタに使わないか?

50:名無しさん@ピンキー
06/06/18 11:31:25 9SURI3yu
前スレで使われてました。

51:名無しさん@ピンキー
06/06/18 12:12:17 Or0EXB0h
第四集買った。
今までで一番いい「開けないでよ」ですた。

52:名無しさん@ピンキー
06/06/18 14:44:14 phbUxr8B
オ早メニオ召シ上ガリ下サイ

53:名無しさん@ピンキー
06/06/19 07:39:57 SYv8N8wp
>>52
何を?

54:名無しさん@ピンキー
06/06/19 16:18:54 KxE5qtqc


55:名無しさん@ピンキー
06/06/19 16:33:20 fEHt0p0X
>>53
38話の扉絵に書いてある

56:名無しさん@ピンキー
06/06/21 00:59:55 QR3ws4Bm
妄想力が尽きそうだ

57:名無しさん@ピンキー
06/06/22 00:54:32 ooypPobe
女装した糸色を可符香と藤吉が犯すSSキボン

58:名無しさん@ピンキー
06/06/24 13:38:12 usfssVRV
霧期待age

59:名無しさん@ピンキー
06/06/24 21:26:04 zQFsWyGE
オ早メニオ召シ上ガリ下サイという良き素材があるというのに・・・。

60:名無しさん@ピンキー
06/06/27 22:16:22 FzhHCv4k
>>59
よし、書くんだ。

61:名無しさん@ピンキー
06/06/28 19:49:07 sQpilF39
新キャラ登場。
結構好きなキャラ。

62:名無しさん@ピンキー
06/06/28 19:54:02 cuMZ6vxC
早速Wikipediaに突撃してる阿呆がいるな

63:名無しさん@ピンキー
06/06/29 19:38:01 rSqLXqOB
荒らしじゃなければ別に何しようがいいだろ。

64:名無しさん@ピンキー
06/06/29 23:36:08 PBABDXEh
新キャラはMに違いない。ドM。

65:名無しさん@ピンキー
06/06/30 02:28:06 QeN/DAo8
愛ちゃんに道すがら肩ぶつけてそれをネタに脅して色んなことさせたい

66:名無しさん@ピンキー
06/06/30 18:14:35 fNRI8t0/
みなさん、世間の大人は人との付き合いを大事にしなさいといいますが…
・セルフガソリンスタンド
・セルフサービス食堂
・セルフサービスレジ
・回転寿司
・オートで進む作業(解雇続出)
・セルフセックス
・ネット通販

絶望した!付き合いなしでも暮らしていける世の中に絶望した!

…というわけで先生は>>16で消えた8レスを探すたびに出ます


67:名無しさん@ピンキー
06/07/03 20:25:18 WwyHtuuZ
藤 吉「あれ? 交君は?」
あびる「今日の当番誰だっけ・・」
奈 美「・・・天下りって書いてあるけど?」

<ミッシングリンク>

 交 「怖いよ、怖いよぉ」
 倫 「今度はどこでトラウマ作ってきたんだか・・・」

間を読みたいという人はいるまい。

68:名無しさん@ピンキー
06/07/04 00:06:17 vPI2Ww6B
愛ちゃんには智恵先生にお仕置きされてほしい

69:名無しさん@ピンキー
06/07/04 02:21:22 iGLcHlET
智恵先生は、臼井君に続き二人目の奴隷ゲットって訳ですな。
俺も智恵先生の奴隷になりたい。

70:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:39:09 qOgsp3Ci
「あーあ…もうどうしたらいいんだろう」
私、日塔奈美は、誰も居ない放課後の教室で呟いた。
机にうつぶせて、ため息なんか吐いてみたりする。
あーあ。
何もかも普通な私だけど、最近、普通ではない悩みができてしまった。

―先生を、好きになってしまった。それも、自分の担任を。

先生の名前は、糸色望。絶望先生、なんて呼ばれて慕われてる。
死にたがりでネガティブでどうしようもない人だけど、カッコよくて本当はとても優しい。
先生のことを知れば知るほどに、私は先生に惹かれていって。
…気がつけば、気持ちは恋に変わっていた。

(今までこんなに人を好きになったこと、なかったのよ)
けれど、私は生徒。彼は先生。
想いを伝えられる関係でもなければ、結ばれることもないだろう。
―大体、私なんて普通だし!顔も大して可愛くないし性格も良くも悪くも無い程度だし、
ほんとにどこを取っても普通だし!
しかも、生徒と関係を持ったとかなったら、先生は首を吊りかねないし…。
可能性なんていったら、とんでもなく絶望的。
私はこんなに先生のこと、好きなのに…。
急にセンチメンタルな気持ちになってきた。自然と、私の目に涙が浮かぶ。
「…好きです。先生、好き…」
目から落ちてくる雫を拭わないまま、私は子供のように泣いた。

―その時。


71:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:40:16 qOgsp3Ci
―ガラッ
「あれ?日塔さんじゃないですか。何やってるんです?」

突然、教室の扉を開けて入って来たのは…なんてことだろう。
私の想い人、糸色望、本人だった。
「え、あの、えっと」
思わぬ人物の登場に、私はあたふたした。
けれど、そんなのお構いなしに先生は私の席に近づいてくる。
「何を慌ててるんです?―って、えぇ!?日塔さん、どうして泣いてるんですか!」
「こ、これはなんでもな」
「まさかイジメですか!?日塔さんがイジメにあっているというのですか!?
 私のクラスでイジメがあるというのですか!?そしてその責任を私に押し付ける気ですね!
 絶望した!現代の学校教育に絶望した!」

…なんか、とんでもない勘違いをされてるみたいだ。
先生は窓にぐりんぐりんと頭を押し付けながら、死んでお詫びしますとかなんとか言ってる。
「ち、違います!違いますから!それで泣いてるわけじゃないです」
私がそう声をかけると、先生はほっとした顔で笑った。
「あぁ良かった。死ななくて済みましたよ。安心しました」
どうせ死ねないくせに、と心の中で笑っていたら、先生は私の前の席に腰を下ろした。
そのまま椅子だけを後ろに向けて、私と向かい合う形になる。

72:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:41:16 qOgsp3Ci
「…では、どうして泣いていたのですか?話くらいだったら先生聞いてあげられます」
じっ、と私の顔を見つめて、先生は言う。
(…こんな至近距離で先生の顔を見たの、初めてだよ)
鼓動が速くなる。
薄暗い、誰もいない教室。先生と二人きり。窓の外には紅く染まる空。
こんなロマンチックなシチュエーション、滅多にない。
きっとこの機会を逃したら、もうこの想いを伝えることはできないだろう。

―今なら、言えそうな気がした。

「…私、先生のことが好きなんですっ!」
勢いだけの、告白。飾った言葉も何もない、口からそのまま出ただけの。
私は耳まで真っ赤になって…先生の顔を、まともに見れなかった。
「日塔…さん?」
先生がどんな顔をしているかなんて、分からない。
ただ、きっと困ってるんだろうなって空気は伝わってきて…私はどうしようもなく、居た堪れない気持ちになった。
「ごめんなさい、私、帰ります!」
「ちょ、日塔さん!」
がばっ、と。
席を立って、そのまま教室を出ようとした私は…
先生に、抱き締められた。

73:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:41:56 qOgsp3Ci
「あ、違、こんなことするつもりじゃなくて、私は、あの」
私を抱き締めたまま、先生はおろおろとうろたえ始めた。
「ご、ごめんなさい。いま離しま…」
「…離さないで!」
腕から私を解放しようとする先生を、私は逆に強く抱き締める。そしてぎゅうっと、腕に力をこめた。
―離さないで。このままでいさせて。
願いが通じたのだろうか。どうすべきかしばらく迷っていたような先生も、私を強く…包み込んでくれた。
そのまま先生に身を預けて…互いに言葉を交わさぬまま、時間が過ぎていく。

…どのくらい、そうしていただろうか。
外を見たら、日はほとんど暮れて月が顔を出している。
「…日塔さん」
「…はい」
「どう、しましょうか」
沈黙を破って発せられた、意味深な問い。
どうするって言われても。私は戸惑った。
先生と離れたくない。どうせ明日からはまた、普通の「教師と生徒」に戻ってしまうのだから。
その思いが、私の中で大きくなる。
だったら、せめて、今夜だけでもいい…
決意する。
私は、最後の勇気を振り絞った。
「先生。抱いて、くれませんか…?」

74:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:43:13 qOgsp3Ci
びくりと、先生の腕が強張るのが分かった。
(―なに、私、淫乱な子みたいじゃない―)
私は自身が発した言葉の重大さに気付いて、消えてなくなってしまいたかった。
恥ずかしくて、情けなくて。また涙が出てくる。
「ごめんなさ…っ…私…」
嗚咽まじりに、それだけ言うのが精一杯で。先生の着物に、私の涙が染みていく。

―突然だった。
私は強い力で肩をつかまれ、そのまま上を向かされた。
目の前にあるのは、先生の顔。そして私は先生と…キスをしていた。
(…!?)
何が何だか分からなかった。唇と唇が触れ合って、キスをしている、と分かったのは覚えてる。
一瞬のことだった。急で。でも私、先生と。
「…日塔さん」
おずおずと、先生が私に声をかける。
だけれど、私は返事が出来なかった。
さっきとは違う、嬉しさと感動の涙がぽろぽろと流れてくる。
「ごめんなさい、私、日塔さんを…」
優しいこの人は、私を傷つけてしまったと思っているのだろう。
私は、ふるふると首を振って、笑った。
「いいんです…嬉しいです」
それを聞いて、先生も微笑んだ。そして困ったように、問う。
「本当に…いいんですか?」
その質問の意図を、私は理解した。
先生になら、私の純情を捧げても構わない。その意思は変わらなかった。
「…はい」
こくりと、私は頷いた。

75:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:44:31 qOgsp3Ci
「んっっ…」
唇の間から差し込まれた舌が、私のそれと絡み合う。
経験したことのない、甘い刺激。愛しい人の味。
始めはただ絡めるだけだったのが、徐徐に互いを求める激しいものへと変わっていった。
「あっ…」
声を思わず上げてしまう。恥ずかしい…。けれど、そんな私を見て先生は微笑んだ。
「恥ずかしがらなくて、いいんですよ」
そう優しく言う。ゆっくり先生の手が動いて、私の背中の下着のホックを外した。
そのままセーラー服をたくし上げられて、先生は私の…乳首をぺろりと舐める。
「ひゃん…っ!」
突然与えられた刺激に、私は思わず反応してしまった。
くすりと先生は意地悪く笑って、胸の突起を舐め続ける。
手では、もう片方のふくらみを揉みしだきながら。
(よりによって、胸の大きさまで"普通"じゃなくても良かったのに…)
ふと、そんな事を思う。
男の人は、大きい胸が好きだというのはよく聞く。
けれど私の胸はたいして大きいわけでも、小さいわけでもない…まさに、人並みのものだった。
「ごめんなさい先生…私の胸、大きくなくて…」
行為の途中なのに、思わず謝ってしまう。
ん、と先生は動きを止め、じっと私の胸を見つめた。
「…そうですか?」
「…恥ずかしいから、そんな見ないで下さい…」
「私は気にしませんけど…」

76:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:45:25 qOgsp3Ci
まじまじと身体を観察されているという羞恥に、私はふいっと顔を反らした。
その反応が面白いのか、先生はくすくす笑いながら綺麗な形ですけどね、と言ったりしている。
…意外とSなのかも知れない。

「…んっ」
いつの間にか再開されていた動きに、びくんと体をふるわせた。
先生の手は変わらず胸に刺激を与えながらも、片方は私の中心…秘められた部分に向かいつつあった。
―これから先生の一部、受け入れるんだ。
無意識に体が強張り、不安な目で先生を見つめてしまう。
「…初めて、ですか?」
そんな私の様子を見て、先生が尋ねた。こくり、と頷く。
すっと、下着の中に指が滑り込んだ。ぬるっと、先生が私の蜜をすくう。
「…ちゃんと、濡れてます」
かぁっと、顔が熱を帯びていくのが分かった。私、感じてるんだ…。
「指、入れますね」
「え…ああ…っ!!」
突然、答える間も与えられないままに、中に指が進入してきた。
「始めは痛いかも知れませんが…すみません」
くちゅくちゅと、先生が私の中を動き回る。
「あ…ぁ…はぁっ…先生っ…」
初めての、異物の感触。頭がおかしくなってしまいそうだった。
痛みと快感が入り混じる、ひどく切ない感覚。
「あっ…せん…せぃ…っ!!」
指が出し入れされる度に、くちゃっとやらしい音を立てる。ひどく濡れていることが私にも分かった。
段々と、快感が頭と身体を支配し始める。
「あっ…あっ…ああっっっ…!!」
何も考えられないまま、私は先生にしがみつく。

と、突然。先生が、動きを止めた。

77:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:46:19 qOgsp3Ci
「…そろそろ、私も限界です…。入れても、いいですか?」
切なそうに、先生が聞いた。
―先生と、一つになれるんだ。
「…はい」
今度は、私から先生に口付けた。
先生は、そっと私を教室の床に横たえた。先生が覆いかぶさる体勢になり、また一つ口付けを交わす。
私の入り口に、先生のものがあてがわれるのが分かった。ぎゅっ、と目をつぶる。
「…いきます」
ググッ……!
その言葉と同時に、さっきとは桁違いの強烈な痛みが全身に走った。
「いっ…!」
ずぶりと、私の中に先生が入ってくる。
こんなの想像以上だ。はぁはぁ、と無意識に息が荒くなる。必死で痛みに耐えようと、私は歯を食いしばった。汗が滲む。
…やっとの思いで根元まで受け入れた時、先生は不安そうな顔をしながら、
「…辛いなら…ここでやめときますか?」
止まったままの状態で尋ねた。
―こんな先生の優しさに、私はどうしようもなく惹かれているんだ。
痛みを押し隠して、私は笑って答える。
「大丈夫です。…先生の、好きなようにして」

78:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:47:18 qOgsp3Ci
「あんっ!あんっ…!せん、せぇっ…!」
リズミカルな動きに合わせて、思わず声が出てしまう。
幾分か痛みも消え、代わりに快感が少しずつ見え隠れしてきた。
摩擦が起きるたびに、くちゃりくちゃりと中が嫌らしい音を立てる。
がくがくと力強く揺さぶられ、甘い疼きが起きる。
「あぁっ…気持ち良い、ですっ……!!」

(…私の身体…こんなにやらしいなんて知らなかった…)
刺激に応えながら、私は思う。
先生にこうされるまで、知らなかった私の身体。
懸命に私の上で身体を動かす愛する人、この人が初めてで良かったと。私は心からそう思った。

「…んっっ!!せ、せんせいっ…!」
急に、先生のペースが速まった。
「すみません日塔さん…っ、もう出そうです…!」
パンパンパンと、激しく腰を打ち付けられる。
「…っ!あぁっ…!ああああっ…!」
私は、もう何も考えられなくなっていた。ただ、襲い来る快感に身を任せて、声を上げるしかなくて…。
「せんせ…っ!せんせいっ、あぁっ…!好きっ!好きなのっ…!」
もう自分でも何を言っているのか分からなかった。
でも先生への愛しさが溢れてどうしようもなくて。好き、好き、とうわ言のように何度も何度も繰り返した。
「…っ出ます…!」
中のものが、どくんと脈打ち膨張するのを感じた。
次の瞬間、どくどくと私の中に生暖かいものが注ぎ込まれる。
「はぁ…っ…はぁっ…せんせい…」
私は、果てると同時に胸の上に倒れこんで来た先生を抱き締めながら、
うっとりと行為の余韻に浸っていた…。

79:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:48:09 qOgsp3Ci
気付けば外は真っ暗だった。月の淡い光が教室に差し込んで、私たちの顔をかすかに照らす。
お互いの姿が確認できる程度の明るさだけど、今はそれで十分だ。

「…いま思えば、私たち大変なことをしてしまいましたねぇ」
私を後ろから抱きかかえた体勢で、先生はふぅと溜息をついた。
「これ、問題になるんでしょうね…なんかもう先生、死んでしまいたい気分になってきた…」
鬱になりながら恐ろしいことを言う。でもまぁいつもの事だし、気にしない。
「でも私は、先生に抱いてもらえて幸せでしたよ」
先生の鬱を晴らすように明るく笑いながら、私は言う。
「明日からただの先生と生徒でも、もう、それでもいいんです。
 …私の中に先生を感じられた、それでもう幸せです」
それは本当のことだった。まぁ確かに明日からただの師弟関係に戻ってしまうのは寂しいけど、
仕方がないのだろう。
せめて今夜だけでも。この願いが叶えられた今、私は十分に満足だったから。

「…日塔さん」
長い沈黙の後、先生が言葉を発した。
「…このままはい終わり、じゃ虚しいような気がします。
 日塔さんが私を好きと言ってくれて、正直に嬉しかったです。…このまま離したくありません」
ぐいっと身体を反転させられ、私は先生の方を向かされた。
「順番逆かも知れませんけど…日塔さん、良かったら、私の大切な人になってください」


…死にたがりでネガティブでどうしようもない、けれど優しい愛しい人。
対して、何に関しても普通少女の私。だけど今は、世界中の誰よりも幸せだと思った。
その後交わしたのは、はじめての恋人同士の口付けだった。

<終>

80:名無しさん@ピンキー
06/07/04 04:52:14 qOgsp3Ci
割とありがちな展開の糸色×奈美です。
やたら甘くエチの描写もぬるくて、済みませんでした。

長文、乱文申し訳ありません。
お目汚し失礼いたしました。

81:名無しさん@ピンキー
06/07/04 20:25:09 vPI2Ww6B
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ(  ゚)ァ(   )ァ(゚  )ハァ(∀゚ )ハァ(*゚∀゚)=3ハァハァ

超GJ!
これはこの甘さがイイ

82:名無しさん@ピンキー
06/07/04 22:30:14 JLRDnhGn
神キター!
二人とも可愛い!

83:名無しさん@ピンキー
06/07/04 23:01:22 Sk/acGBf
おぉ~~かわいらしい!ぷりちぃなGJです!
読んだ後幸せな気分になるってのは…いいもんだよ!

84:机の下に入ってると童貞君○○。○○誤解されるぞ
06/07/05 15:33:39 Bj4xGBBe
自宅だろうが学校だろうが、とにかくどこにいようと私へと視線を送ってくる人がいた。
初めは彼女の愛の重さに耐え切れず、毎日びくびくと過ごしていた私だけれど、
今ではそのような酔狂にもすっかり慣れてしまい、むしろある種の優越感に浸ることもしばしば。
小娘の愛なんて風見鶏のように他へと向きを変えてしまうのですけどね。彼女はその傾向が強いようですし。
そんな風だったので、まさか彼女があんなことをしてくるだなんて夢にも思わなかった。

「起立、…礼」
試験範囲となる箇所を終えて、特に授業するわけでもないだろうと高をくくっていた私は、いつものように遅刻した。
そんな名ばかりの教師を見つけた薄…何とかというクラス委員長が号令をかける。
ああ、相変わらず影も髪も薄いですね。そう思いながら出席簿を広げた。出席を取るときになってやっと思い出す彼の名は…そうそう、臼井君ですね。
「は」
彼が「い」と続ける前に私は素早く次の人の名前を呼んだ。ひどい、とか聞こえた気がするが気にしないことにしよう。私は忙しいのだ。
その後も順調に生徒の名前を呼んでいく。男子→女子の順で出席をとっているが、男女差別だと騒がれないだろうかと心配だ。
そういう団体が押しかけてきたときのために逃げ出す準備は整っているが、やはり職を失うのはつらい。
無職になって、あろうことか倫に養われている自分を想像して軽く鬱になった。ああ倫、宴会だからといって裸踊りなんかできませんよ。やめてください。
ひとしきり妄想を終えて、そのまま女子の出席を取り始める。あの要注意人物が珍しくいなかったので、欠課の印をつけておいた。後で取り消し線を入れることで遅刻の印となるのである。
また、いつものように小森さんも欠課だった。彼女は進級できるのだろうか、などと考えていると、いつの間にか例の愛が重い娘の番になった。
「えー、常月さん」
「はい」
教卓の下から声がした。いつものことだから驚きはしないが、いい加減自分の席についてくださいよと思う。
まあ彼女はやはりと言うか、移動しなかった。特に気にすることでもないので、私は続けて出席を取った。
教卓は何十年も使い続けられているのか、脚の部分は錆付き、先日掃除をするために動かしたときには、ぎこぎこと神経を引っ掻き回すような音をたてて顰蹙を買った。
そろそろ買い換えてくれないかな。そう考えて、いつものように出席簿をぱたんと閉じて教室を見渡した。
いつものように、いつものように……そう、ここまではごくごく普通の一日だった。
何やら教卓の下で、常月さんがもぞもぞとしていたのは覚えている。しかし、一学期最後の授業ということもあって、私は油断していた。
夏の暑さも要因のひとつかもしれない。とにかく、無理やりにでも彼女を教卓の下から引っ張り出すべきだったのだ。どうしてもこのことが悔やまれる。

85:机の下に入ってると童貞君○○。○○誤解されるぞ
06/07/05 15:35:06 Bj4xGBBe
「えっと、今日は試験の前ということで質問の時間にします。質問があれば挙手を」
「はい」
「どうぞ、木津さん」
「もうかなりの月日が経っていますが、先生はいつになったら、あの件の責任をとってくれるんですか?」
「記憶にございません。他には」
「自習にしないんですか」
「そうしたいのは山々ですが、何しろ世間体というものがありましてね」
「先生は夏コミ出ますか?」
「もうこりごりです。っていうか、さっきから試験と関係ないじゃないですか」
「先生、この辺の説明がよく分からないんですけど」
「普通ですね…あ、怒らないでください。ここはですね、作者が主人公に自己投影をしているということがポイントです」

疲れる…
試験に関する質問と銘打ったはずなのに、試験に関する話を振ってきたのは一人だけ。
同じ場所に突っ立っているというのは苦痛だ。いつもなら板書のために歩き回っているので、それほど疲れないのだけれど。
既に生徒たちは各々談笑していた。私がここにいる意味って何なのだろうか、と切なく思いつつ目を伏せる。
と、足に違和感を感じる。何やらぐいぐいと、私の袴が引っ張られているようだ。教卓の下を覗くと、そこにいた常月さんもこちらを見上げ返した……顔がほんのり赤かった。
「何やってるんですか」
私はこそこそと(と言っても、気づかれる心配などない)、教卓の下へ声をかけた。彼女は恥ずかしそうに微笑むと、
「先生への愛を、形にしようと」
彼女はそう言うと、するりと―早業だった―私の袴をずりおろした。
「!?」
そこで慌てて口を抑える。私は局部を露出させているのだ。この状況が他人にばれてしまえば、いかに被害者と言えども苦しい状況に立たされること必至。
PTAや校長が乗り込んできて半裸のまま説教された挙句、そのまま逮捕され、刑務所では露出狂と勘違いされて意地悪な看守に全裸で生活されることを命じられた上に、
ある日同性愛を語る囚人が襲ってきてそのままお尻で性交、そっちへの世界が開かれてから釈放を受け、ゲイバーで働くことを余儀なくされてしまう。

絶望した!そんな未来に絶望した!

86:机の下に入ってると童貞君○○。○○誤解されるぞ
06/07/05 15:35:50 Bj4xGBBe
私が頭を抱えていると、常月さんが手をのばしてきた。その手が私の弱々しい息子に触れて…ってちょっと常月さん!
「先生…私の愛を受け取ってください」
心なしか、彼女の目が潤んでいるように見える。一人の女人が私を愛してくれているとは言え、この状況は私にとって不利だ。
とりあえず息子を触る手を退かそうと手をかけようとした途端、
「あぐっ!!」
私は悲鳴をあげた。そのまま教卓に突っ伏す。さっきまで五月蝿かった教室は、私の叫びによって水を打ったようにしんとなった。
「先生、どうしたんですか?」
「な、何でもありません!足の小指を箪笥に…いえ、教卓にぶつけただけです!」
淡々とした口調で聞いてきた小節さんに、私は突っ伏した状態のままでずりずりと顔をあげて、足が痛いんですよーとアピールをする。
大したことでもないと思ったのだろうか、小節さんはつまらなそうな顔をして、また生徒の輪の中に…いや、席について黙々と本を読み始めた。
表紙にはにこにこ笑うトラとライオンの絵があった。そんなにこにこした猛獣がいるわけないじゃないですか…ああやって女性を騙すんですね。
自分でも上手いこと考えちゃったかなあと考えている内に、教室はまたがやがやと騒がしくなっていた。誤魔化しきった安堵感で、私はふうっと息をついた。
さて、常月さんが何をしたのか。簡単に言えば、タマを握ったのである。それはもう、乳搾りの体験学習で何故か一人だけ盛り上がって周りをヒかせる小学生のごとく、ぎゅうっと。
「大丈夫ですか?」
下から声がする。大丈夫なわけないじゃないですか。生死の境を彷徨いましたよ。
「ごめんなさい」
おずおずと、だがはっきりした口調で彼女は言った。すまなそうな顔をしているが、瞳の奥は燃えているように思える。
数秒の静止の後、彼女はいきなり私の息子を掴んだ両手で引き寄せ、そして―
「はひょうっ!?」
口へ含んだ。あまりの出来事に声が裏返る。再び、教室から音が消えて……今度は彼女が私の息子に吸い付く音が残っていた。
「…何の音ですか?」
再び小節さんが尋ねる。心なしか、面白がっているようにも見えた。
「きょ、教卓の音です。ほらっ」
私は教卓をがたがたと揺らす。もちろん、全然違う音しか出なかった。最悪だ。
それでも小節さんは納得したようで(座るときに見せた口が緩んでいたのは気のせいだと思いたい)、席についた。他の生徒もそれに続く。
「ちゅ…じゅる、れろ、ふぅ…」
教室がまた五月蝿くなり、こちらを注目する人がいなくなったのを確認してから、私は教卓の下を覗いた。
「あのっ…くふっ、常月さん…そろそろやめっ…ぁあ…」
「じゅる…れろっ、はぅん…じゅぅぅ…」
音に合わせて机をがたがたさせるのを忘れない。むしろ怪しまれるような行為ではあるが、快感で頭がぼうっとしていた私にはそこまで気が回らなかった。
そして、とにかく今の状況はまずい。何だか知らないが上手すぎる。今までの男にも同じようにやってきていたのだろうか…
嫉妬というわけではないが、その中のたかがひとりであると考えると、あまり嬉しいものではない。
「先生が、はあっ、初めて、ですよ…」
私の考えを読み取ったのか、常月さんは顔を上げて答えた。顔が赤い。途端に限界が近くなる。
今は生徒たちが教卓の前にいるからいいが、チャイムが鳴ったり、外からいつものように変態が入ってきたらどうしよう。

87:机の下に入ってると童貞君○○。○○誤解されるぞ
06/07/05 15:36:38 Bj4xGBBe
【教師が女子生徒にセクハラ! 担当教諭を逮捕】

こんな見出しが夕刊の一面を飾るところを想像して、鳥肌が立った。父親がいくら面白いことが大好きといっても、犯罪者なんて勘当されてしまうだろう。
そうなったら、「縁」に名を改めなければなるまい。しかしその名前の人はもういるので、教師院…ええと…これは戒名だ。
「先生…もう出ちゃいますか?」
「はくぅ、ううっ、こんな、場所でぇ、だ、出すわけにはぁっん」
彼女の声によって、現実に引き戻される。どうしてこんなに上手いのか、と聞こうとして口を塞いだ。
周りを見渡すと、生徒全員の視線が私に注がれてるのを感じる。私の地位も息子も、非常に危険な状態だ。
「通信…はむっふぅ…教育で…」
私の思いを知ってか知らずか、小声で話す常月さん。津軽―ではないが、最近はこんなことも通信教育しているのか。学生の淫靡さに絶望した。
「先生、大丈夫ですか?」
木津さんが声をかけてくる。ああ、ばれたら社会的にも肉体的にもお終いだ。むしろ死にたい。
「さっきから、ずいぶん苦しそうですよ。」
「っ!こ、来ないでくださはぁっ、い!ま、だぁ、じゅっ授業中です、ぅよ!」
息も絶え絶えに木津さんを制止する。授業中であるという注意が功を制したか、不服そうな顔をしながらも木津さんは席に戻った。
「で、ではぁ、何かしつっ…もんはぁあっ」
「あの…保健室に行った方が…」
ああ、保健室へ行けたらどんなにいいか。そこでこの行為の続きを…じゃなかった、この心身ともに疲れた体を癒したい。
しかし、足元で一心不乱に舐め、吸い続けている女人がそれを許さない。何しろ、袴を履きなおそうとすると、悲しそうな顔をして息子をぎゅっと掴んでくるのだ。
生徒たちは未だに私が悶えるのを見ている。何人かはひそひそと囁き合っている。笑いが堪えきれないといった表情で私を見ている小節さんを発見して、私は恐怖を覚えた。
ただ、いつまでもこの状態なら、いっそ楽になってしまった方が良さそうだ。足元の常月さんが、ぺちゃぺちゃと音を立てながら私の瞳を覗き込む。
もう駄目だ、出すしかありませんっ。そして急いで袴を履いて逃げ出しましょう!授業を放って飛び出してるのはいつものことだから怪しまれないはずです!
下を覗きこみ、できれば飲み干してくださいと目配せをする。彼女が頷いた。よし、このまま口の中で…

88:机の下に入ってると童貞君○○。○○誤解されるぞ
06/07/05 15:37:38 Bj4xGBBe
「すみません、遅刻しましたぁ……あっ」
「!!?」
どくっどくどくどくっ
何てことだろう。前の扉が突然開き、あの要注意人物が入ってきたのだ。最悪なことに、そこからは常月さんが私の息子を貪っているのが丸見えだった。
あまりに突然だったため、私の息子から流れる白濁色の液体を止めることはできなかった。常月さんがここぞとばかりに吸い付く。
「…………」
「…………」
扉を開けたその人は、視点をしばらく泳がしていたと思うと、影を落としながら意地悪い微笑みを浮かべた。何を考えているのか、大体想像がつく。
長い沈黙。状況を理解できていない生徒たちが、不思議そうに前方の私たちを見比べた。しばらく微笑んでいた娘は、にこっと笑うと
「…なるほど。さすが『教育者』ですね」

それはどういう意味ですか。
そうそう常月さん、もしまたするんでしたら、次からは教卓から顔を外に出さないでくださいね。それからあなた、何でもするんで黙っててくださいお願いします。
って、あなた、何ですかそれは。ケータイなんか取り出してどうするんですか?そういえば、最近のケータイにはカメラが標準らしいですね。便利なものです。
おや、それを私に向けてどうするんですか。まさかそんなわけないですよね。そんな薄情な生徒だとは思ってませんよ。私の生徒はみな良い人たちばかりです。
あの、ちょっと待ってください待てってば待て待て待ておいほんとにやったら殺すぞてめ―


――シャッター音と共に暗転

89:名無しさん@ピンキー
06/07/05 15:40:02 Bj4xGBBe
ごめんなさい!私みたいなのがこんなとこに書き込んだら迷惑ですよね!<>

というか落ちが書きたかっただけでここまで妄想を膨らませてしまった
今では反省している

90:名無しさん@ピンキー
06/07/05 19:37:52 lgXVL8Hc
なにこの神ラッシュ

91:名無しさん@ピンキー
06/07/05 20:27:00 5ZtKfxp+
妄想万歳!! GJ!!

92:名無しさん@ピンキー
06/07/05 21:54:59 l24DCljS
ktkr!!!!

93:名無しさん@ピンキー
06/07/06 00:12:39 l7mrr5OS
まといたんエロいよまといたん(*´д`*)ハァハァ

94:名無しさん@ピンキー
06/07/06 03:08:01 b2E37v6z
爆笑した!!


95:名無しさん@ピンキー
06/07/06 19:52:32 vbgpj10G
その写真を使えば、先生を完全に支配できそうだな
支配されてる後日談を激しくキボンヌ

96:名無しさん@ピンキー
06/07/07 05:27:37 JM10XGM7
倫様の噴乳&ニプルファックが夢に出た。
マニアックっつうか・・・、俺も末期だな。

97:名無しさん@ピンキー
06/07/07 20:42:49 osu1DjVK
加害妄想少女の名が発覚。「加賀愛」。(加害)
ウィキペディアにはもう突撃済み。
愛ちゃんネタきぼん。

98:名無しさん@ピンキー
06/07/07 21:05:56 T2t9ZVvD
単行本の扉絵、顔や体は黒塗りだけど、服はそのまま描かれてたと思うんだ。
で、38話。バレンタインの回の扉絵。

99:名無しさん@ピンキー
06/07/08 00:10:02 VQC8/Y0E
>>98
言いたいことはわかった。つまり、リボンや毛布の下は、すっぽんぽん…なんだね。

100:名無しさん@ピンキー
06/07/09 22:37:37 ZsQckl5v
100ゲト
そして過疎が始まった。

101:名無しさん@ピンキー
06/07/11 23:02:46 aabVnYIv
一日早くに手に入れた。
ネタバレっていつから?

102:名無しさん@ピンキー
06/07/11 23:06:56 RHLiQ5XA


103:名無しさん@ピンキー
06/07/13 00:21:09 Q+ieJXe2
マリアネタたのむ

104:名無しさん@ピンキー
06/07/13 00:29:51 R99Zj37Z
もう少しで「火田スレ行け」と書き込むとこだった

105:名無しさん@ピンキー
06/07/16 01:18:14 sLse8flY
マリアって立ちションしてそう

106:名無しさん@ピンキー
06/07/16 17:57:43 V/r2sndF
ここってエロ無しはNG?

107:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:35:20 ePDI7oMj


108:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:48:26 YMX3aMnE
好きなようにすればいい

109:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:55:12 hPignySJ
一応エロパロ板だから、良いと思う。

110:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:59:13 hPignySJ
>>109
すまん、誤爆。
パロなら良いと思うと言いたかった。

111:名無しさん@ピンキー
06/07/18 20:17:15 pzRufWUW
スレリンク(jsdf板)
                   ,─、
  見える…          ,─ ̄ ̄─、
  全てが。      _∠_____\
            Γ ________ ̄┐
            | │l てハ   / ( )/│ /
            / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~  |
           / | |         |   | |
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|___|        |      |     |      |      |___|
/   |         |___| |____|____|       |  \
UUU            |  \   _/  |           UUU
               |    7 ̄\  


112:名無しさん@ピンキー
06/07/21 14:04:18 mQIXGvuw
定期age

113:名無しさん@ピンキー
06/07/24 16:08:23 b0+Ndn7C
どれくらいレスがないと落ちるんだっけ?

114:名無しさん@ピンキー
06/07/24 17:10:34 GV4zrH8N
保守

115:名無しさん@ピンキー
06/07/25 06:40:51 VUYJ4hgj


116:名無しさん@ピンキー
06/07/26 01:10:48 L7ntVQXl
 ある暑い日。
「あー暑いですねぇ。こんなに暑いとは、夏に絶ぼっぐ!」
「―いいじゃないですか、薄着の女性見放題ですよぉ」
「……そうですね。しかし最近の女性は紫外線対策で、長袖を着る方が増えてるとか。
 やっぱり夏に絶……んー!」
「―だからこそ、脱がすと言う喜びが発生します!」
「……それが出来ない男性だらけじゃないですか! あぁ、そんな世の中にぜ、むぅっ!」
「―先生はすぐ悪い言葉を口にしますねぇ」
「って、いい加減止めて下さい! 私の決め台詞なんですから!」
「じゃあずっと塞いじゃいます」
「ちょっ、まっ、んー! んー! ……くぅ」
「―こんな風に、私とキスして絶望しますか?」
「……出来ません」

117:名無しさん@ピンキー
06/07/26 17:21:10 3lIjoDS8
んー、かわいくてGJ!

118:名無しさん@ピンキー
06/07/27 22:00:10 OJCFkI2G
>>117
ありがとう。保守代わりにと思ったけど、そう言って貰えて嬉しいよ。

119:名無しさん@ピンキー
06/07/27 23:00:02 It/9cYgE
イイ

120:名無しさん@ピンキー
06/07/28 04:07:17 986IQi5H
萌 え た

121:名無しさん@ピンキー
06/08/02 20:59:12 47s/daPD
age

122:名無しさん@ピンキー
06/08/02 23:20:43 fiKYU35l
>>121
普通

123:名無しさん@ピンキー
06/08/04 16:24:34 5vqASndK
加賀愛ネタきぼんぬ

124:名無しさん@ピンキー
06/08/06 14:36:30 jaHpdHeO
あのメンバーの中で一人遊びとか本番とかやったことある奴って誰だろ。

125:名無しさん@ピンキー
06/08/06 14:37:17 MEFla/+q


とか言うと告訴されるんだろうか

126:名無しさん@ピンキー
06/08/07 09:13:02 i1YPoTQJ
まといは確実に…

127:こんなのしか書けない
06/08/07 12:30:30 e39OWl0W
「どうしたの可符香さん。こんなトコロ……」
半ば無理やりに男子トイレの個室に閉じ込められた久藤の言葉は
彼をここに連れ込んだ張本人、可符香の唇に遮られた。
久藤の右手を栞にしていた絵本が便座の上に落ち、重い音をたてた。

「ちょっと久藤君に、本を読むだけじゃ分からないことを教えてあげよっかな~なんて」
唇が離れるか離れないかの位置で可符香が悪戯っぽく微笑む。
久藤を壁に押しつけ、今度は頬をすり寄せるようにその上に倒れこむと、
久藤のYシャツ越しに可符香の胸の感触が伝わった。

「分からないコト?」
オウム返しに久藤が怯えた声を出す。小刻みに震え、荒らぐ呼吸は暑さのせいだけではない。
しかし可符香はそんなことはお構いなしに、唇が耳にあたる位にすり寄って、囁いた。
「いやだなぁ、そんな怖いことなんてするわけないじゃないですか」
可符香は久藤の左手にその細い指を絡め、続けた。
「女の子の服の中のことを教えてあげるだけですよぉ」
可符香はその手で自分のスカートをたくし上げ、久藤の手を汗ばんだ自分の下着の中に滑りこませる。
久藤の驚いた声を今度は左手で遮り、既に熱を持っているそこに久藤の中指をあてがった。


昼間から俺は何してるのかと

128:名無しさん@ピンキー
06/08/07 12:54:20 YhoALgtT
つ④

129:名無しさん@ピンキー
06/08/07 13:00:45 7TVDIZEY
そんなお前が俺は大好きです

130:続き@全然先考えてない
06/08/07 14:28:50 e39OWl0W
 何かを訴えようとしていた久藤の口は次第にただ深く息をするだけになり、
抵抗しようと強張っていた久藤の手は次第に可符香のなすがままになっていった。
可符香の熱い息が久藤の耳をかすめ、その息に時折可符香の声が混じる。
「……それで……ここにポッチがあって……んっ!」
普段と違う高い声を挙げて可符香が反応し、腰をかがめるとその反動で、
既に汗やら愛液やらで湿った久藤の手が滑るように可符香から離れた。
「……(ハァ)……久藤君、爪長いんだねえ……(ハァ)」
そう言うと可符香はまた久藤をとり、今度は自分の口に運んだ。
そしてその指を丹念に舐め回し、時には吸うようにしてから
久藤の中指の爪を噛み切り、たっぷりの唾液と一緒にそれを吐き出した。
いびつにちぎられた爪は可符香の口角から伝い、二人の足下に落ちた。

131:次かその次辺りで多分終わり
06/08/07 16:51:06 e39OWl0W


「……勃ってる」
可符香は久藤のジッパーを降ろし、そこに向けて悪戯に微笑む。
たかぶったそれを下着越しに指の腹でなぞり、五本の指で包むようにくすぐる。
可符香が柔らかい部分を見つけ爪を立てる度、久藤は激しく反応し、壁にぶつかり、音をたてた。
「音をたてないで下さいね。誰かが来ちゃいますよぉ」
「可符香さ……くッ!」
可符香はくすっ、と笑って続ける。
「久藤君も知ってるんじゃないかなあ~これから何するか」
「えっ……」
久藤の高ぶりの震えが少し大きくなった。

「本たくさん読んでる久藤君なら知ってるでしょ、桃太郎のお爺さんとお婆さんが本当は何したか」
久藤の下着を降ろすと、いきり立ったそれが露になった。
ムケてるじゃない、可符香はそう呟き、それに手を添えた。
「本当はもっと遊んでからするんですよぉ」
可符香は諭すように言い、自分の下着を膝まで降ろした。

132:山ナシ落ちナシ意味ナシ(次で終わり)
06/08/07 20:24:14 e39OWl0W
「んっ、んっ……ンあぁぁっ!」
気温は35℃に迫ろうかという狭いトイレの個室の中、二人は汗だくで繋がった。
「(んッ)……どうしたの? 久藤君(ぅああっ)。白雪姫を刺した糸車が本当は
なんだっ、たか、知ってるん、でしょ?(ハアっ、ぁああっ!) こうや、って、女の子のここ…んっんっ…ぁあああッ!」
「あっ……可符香さ……なん……くっ!」
立て付けの悪い個室の壁ががたがたと音をたて、それに喘ぎ声が混ざる。
「これで男の子が最後、どう(んっ)、な、るか知っ、てる? 
段々気持、ち良くなってこの辺(んぁっ!)が痛、くっ…」
可符香が久藤の内腿をさすり、腰を動かすペースが早くなる。
「可符香さ……中に……出、あッッ」
「な、んだ(ぅはぁぁっあっ)。知っ…てるんだ。いいよっ……中に、ぅああっあっああぁっ!」
どくん。
久藤の精液が可符香の中に放たれ、それを合図にするように二人ともその場に座り込んだ。

133:完結@お目汚し失礼しました
06/08/07 20:37:42 e39OWl0W
「ふぅっ……暑っつい……」
あれから十分後、可符香はついさっきそそくさと
『みんなと約束がある』と帰ってしまったため、個室には久藤一人だ。
(何があったのかな、可符香さん……桃太郎とか白雪姫……あっ)
久藤はそのまま校内の図書館へ向かった。

連行される際に持っていた「あらしのよるに」を返し、『あの本』のありそうな棚へ向かう。
「っと……あった」
久藤の手には「本当は恐ろしいグリム童話」の本。
裏表紙を開き、読者カードを抜き出すとそこには、今日の日付で返却印の押された名前があった。
『風浦 可符香』

「はは……これもPNだ」



馴れないモンをまして何かの片手間に書くもんじゃないと痛感した
久藤なんて本作であをま出てないからって適当すぎるorz
みんなスマソ。これは忘れてくれ

134:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:39:59 aj2sZcCW
携帯厨ですか

135:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:49:29 Iu3oVIQq
久藤受GJハアハァ
可符香ミステリアス痴女攻ハアハァGJGJ…ウッ

136:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:50:21 e39OWl0W
改行変か
やっぱり馴れないことはするべきじゃないね
吊ってくる

137:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:52:31 7TVDIZEY
長丁場乙そしてGJ
けど今度書くときはまとめて投下したほうがいいよ
そっちのほうがゆっくり書けるし読むほうも安心するからな

138:名無しさん@ピンキー
06/08/07 21:00:33 7NbQj7Z1
改行よりも「あをま」で気付いた
自分も良く間違えるからさ

アイディアは結構好きだから今度は納得いくまで
じっくり練ってから投下してくれると嬉しいな

139:名無しさん@ピンキー
06/08/07 21:09:38 e39OWl0W
あんたらいい人だ
素で少しほろってきた

ちゃんと書いてから一気の方がいいよね
読みかえしてみたら確かに
仮にも趣味で物書きしてる奴が書いていい文章じゃないわw

もともと思い付きだしって言い訳はおいといて
今度どっかBBSで何かしら書く機会がもしあればそうする

おまえらありがとう
万が一次があればそん時はよろしく

140:名無しさん@ピンキー
06/08/08 01:30:26 Lv0w3MBT
反省はバネだぜ乙乙

141:名無しさん@ピンキー
06/08/09 14:11:53 Rg7kQXUK
保あげ

142:名無しさん@ピンキー
06/08/12 01:14:10 /ze/cs19
小指の赤い糸って将来結ばれる人と結ばれてるんだっけ。
つまり一夫多妻生活!?

143:名無しさん@ピンキー
06/08/12 19:42:19 VlvbD0mo
モロッコで性転換が多いのは、一夫多妻制だからなんだぜ・・・?
一夫多妻制で男が余る。余った男は女になる。
女になって金持ちのところに玉の輿すれば安泰だしな。


そもそも、嫉妬深そうな人が結構いるのに、一夫多妻を認めるか普通?

144:55話妄想を垂れ流すぜ
06/08/13 01:22:23 KygsjG71
「自殺なんて医者への冒涜ですよ」
「兄さん…本当にすみません」
「しばらく安静にしていること。望は今、精神が不安定なので手足を固定しておきます」
ガチャリ ガチャリ
「え、ちょっとそれは意味が…」
「おやすみなさい」
バタン
「あーあ…」


コト
「ん…」
「あ…すみません!起こしてしまってすみません!」
「え、いや、気にしないでください」
「この度は本当にすみません!私のせいで!」
「いえ、こう言っては何ですが、まぁ慣れてますし」
「お怪我はありませんか!?」
ぬがしぬがし
「え、何を、待って、今は、その、やめてください」
ぬがしぬがし…びんっ
「これは…まさか何か私が原因で!?すみません!」
「いや、これは……その………………朝勃ち……」
「私が起こしたからですか!?すみません!すみません!すぐに責任もって処理します!」
「え、処理」
「すみません、失礼します!」
ごそごそ
「ちょ、何ですか!」
ぱく ぴちゃぴちゃ さすりすり
「すみません、んむっ、慣れて、なくて、」
「や、止めてください!」
はっ
「もしかして、私の舌じゃ駄目ですか!?分かりました。今度は喉まで…」
はむ じゅぷっじゅっぷ けほっ
「そうじゃなくて…!」
「ふ、ふひはへふ!」
ぷはっ
「胸を使うんですね!?気付かないで、すみません!」
はらり ぎゅっ ぱく ちゃっぷちゅっぷ むにゅんっ
「だから人の話を…んんっ!」
どくんどくん
「んむっ…!けほっけほっ…あぁ!汚してしまってすみません!
全部舐め取って綺麗にします!」
ぺろ ぺろ ぺろ…ごくん
「これで綺麗に…あぁっ!まだ治まってない!
 すみません…私、分かりました!恥ずかしいですが………」
ぬぎっ
「そ、それだけは絶対に駄目です!待ちなさい!」
「やっだっ、濡れてる…?すみません、いやらしい生徒ですみません!
 ……すみません、失礼します…」
くちゅ ぬちゃっ
「駄目です…早く…抜きなさい…!」
「っはぁ、早くですか!?んっ、分かりました、ぁ、早く、終わらせ…ますっ!」
ぎしっぎしっぎしっぎしっ
「ダ…メで…す…って!」
びくんっ どくっどくっどくっ
「…はぁ…はぁ…… ……………!!
 もしかして今、私の方が少し先にイッてしまいましたか!?すみません!」
バタン たったったっ
「………これは……………レイプされた…?」

145:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:27:10 KygsjG71
ごめん、勢いだけで書いた。反省はするけど次には生かさない。

>>143
夢見させてくれよ ハーレム的な何か

146:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:36:14 vENeX3Vm
一夫多妻なんて一人でもめんどくさい女が三人も四人もいて
よく発狂しないで生きてけるな

147:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:47:48 pLFmWtBW
dふぁあ

148:名無しさん@ピンキー
06/08/16 01:37:05 8hmU22FV
加賀愛ネタを希望させてもらおうか

149:名無しさん@ピンキー
06/08/17 10:51:19 9OZX/W42
こんなん見つけた
URLリンク(wiki.spc.gr.jp)

150:名無しさん@ピンキー
06/08/18 18:44:29 0MIu0OtG
小森ネタ希望

151:名無しさん@ピンキー
06/08/19 10:47:53 7MSYOHEw
>>148
同じく加賀愛ネタキボン。
>144がそうだが

152:名無しさん@ピンキー
06/08/20 14:13:13 AeDdUdvn
小森ネタを所望する。


激しく所望する。

153:名無しさん@ピンキー
06/08/20 17:20:07 at0ZNHw8
もう霧×愛の斬り合いでもいいから誰か……

154:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:03:04 vPwdfFN1
暑くなってきた頃、初夏とでも言いましょうか。
放課後、日も暮れたころ、私は忘れ物に気づいて
教室に忘れ物を取りにいったんです。

教室に近づくにつれ泣き声が聞こえてきました。
オーンとかアーンとかそんな感じではありません。
しくしく、しくしく、
物悲しい泣き声です。そしてその声は教室に近づく度にだんだん大きくなっていきました

この先にいるのか・・・

少しためらいましたが、意を決してドアを開けると
私の泣き黒子の女子が教卓の中で体育座りしながら泣いていました
「あっあなたは加賀さん!」
「しくしく、しくしく、あ、先生、こんにちは、しくしく、しくしく」
「こんにちは加賀さん。じゃなくて、
どうしていきなり?あなたはこんなところで何を泣いているんですか?」
「それは・・・しくしく、しくしく、うっうっうぇ~ん」
・・・なんだか面倒なことに巻き込まれてしまったと気がついた時には
もう遅かったようです。ですが立場上放っておくわけにもいきません。
自傷?自殺?そんなの困ります。
「わかりました。なんだか困り果ててるようですね。もう遅いですし、
良かったら家まで来ませんか?話ぐらいは聞きますよ。」

155:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:04:23 vPwdfFN1
私の泣き黒子の女子が教卓の中で体育座りしながら泣いていました
「あっあなたは加賀さん!」
「しくしく、しくしく、あ、先生、こんにちは、しくしく、しくしく」
「こんにちは加賀さん。じゃなくて、
どうしていきなり?あなたはこんなところで何を泣いているんですか?」
「それは・・・しくしく、しくしく、うっうっうぇ~ん」
・・・なんだか面倒なことに巻き込まれてしまったと気がついた時には
もう遅かったようです。ですが立場上放っておくわけにもいきません。
自傷?自殺?そんなの困ります。
「わかりました。なんだか困り果ててるようですね。もう遅いですし、
良かったら家まで来ませんか?話ぐらいは聞きますよ。」












夜八時を回ったころ、二人は望の部屋についた
愛がふと部屋の隅を見やると、本棚には
トロツキー、太宰治、ニーチェ、他にも難しそうな本が無造作に並べられていた
「先生、これ全部先生が自分で読むんですか?」
「まあそうですね。あまり理解はしてませんが」
「すごい。インテリなんですね。」
「まさか。教師なんてロクなもんじゃありませんよ。業の深い職業です。
所詮インテリ崩れですし。そんなことより一体どうしてあんなに泣いてたんですか?」
お茶を飲みながら質問する。
「千里ちゃんから借りたCDを返すのが遅れちゃったんです。それでまた千里ちゃんに怒られちゃって・・・」
「なるほど、妄想じゃなくて実際に加害行動を起こしてしまったんですか。
でもそんなの別に気にするようなことじゃないと思いますけど。
私から木津さんにそれとなく言っておきます。」
この娘は美しい。愛のうつむいた顔を見ながら望は今更ながらそう認識した。
愛は続ける。
「今までも何度もこんなことあったんですけどこんなことがあるたびに
私、自分がダメなのかなって、千里ちゃん私なんかより全然しっかりしてて
本当に私、自分がこんなんで・・・」
望は自分の中にこの少女に対する嗜虐感と保護欲求が芽生えてくるのを感じ取っていた。
この娘をもっといじめたい、いや、保護したい。

156:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:05:09 vPwdfFN1
「普段死にたがってる私が言うのもなんですが、あなたは少し加害妄想がすぎます。そんな自意識過剰に生きてるとロクな大人になりませんよ。もっと自身を持ってください。」
「ごめんなさい!ごめんなさい!私の妄想が強すぎるせいで先生に迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。」
「それがいけないと言ってるんです。もっと自分に素直になりましょう。」
「でも、私どうすれば?うっ、うっく、うわ~ん」
望は、もはや、黒い願望を抑えることができなかった。
「わかりました。私の言うことが聞けないんですね。そこまで言うことが聞けないなら
楽しませてあげますよ。ほら、私をこんな風にしたのはあなたですからね!あなたが、あなたがこんなに美しくなければ私はこんなに!」
「ひぇんひぇい?ひゃんっ」
一気にまくし立てると途端に口で口がふさがる。
そして愛はそれを待ってたかのように舌を入れられるのを受け入れた。

望は愛を押し倒す。制服を強引に脱がす。
上着を脱がし終わると、あることに気がついた。
まずはブラウス、次にスカート、ああ、このブラジャーめ。
「しかし黒い下着とは。
あどけない顔して、結構変態ですね。言ってあげましょう。この淫乱娘!」
「先生、これは違うんです!そんな、先生恥ずかしい・・・」

「なにが違うんですか?まあいいです。結構いい眺めですし」


ショーツを脱がすと良く手入れされた無毛の股間が広がった。
望は乱暴に体中にキスをした。顔が赤くなって舌がジクジクするほどの
かつてない体の昂りを感じているのだ。
普段の文学青年絶望先生の面影は消えていた。

秘部をこねくりまわされても、ベチャベチャ舐められても、何をされても
愛は完全になすがままにされていた。まるで状況を楽しんでいるかのようだった。
そんな愛の姿をみてると、望は一層の昂りを感じるのだった。

157:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:06:31 vPwdfFN1
舐め続けるのに飽きた望はそろそろ本番に入ることにした。
「加賀さん、いきますよ。覚悟してくださいね。」
愛の肩をとり、硬いものを体にあてがい差し込んでいった。
「あ…ああああぁっ!んんんんっ!! 」
「まだまだですよ。これからです。」
そう言うと望は小さくグラインドさせてから全力で腰を動かす。
望の姿を愛は恍惚とした表情で見上げている。口の端からよだれが垂れているようだ
「いいですね。愛さん。たまらない顔です。」
望の身体が愛に容赦なく打ち付けられる。
「あっ・・・あっ・・・ああ・・・もっと・・・先生もっと・・・!」
愛の腰が艶かしく動き、うねる。
腰を沈めるごとに前よりさらに深くつながる。
腰の動きのリズムが早くなるにつれ望の股間はさらに深く締め付けられてきた
激しく突かれる快楽に愛は身を委ね、望の肩を掴みながら悶える。
女の子の甘い匂いと卑猥な音が立ち込める部屋の中で、望はそろそろ限界を感じていた。
「加賀さん!そろそろ・・・限界・・のよう・・・・です・・・・!」
「せんせえっ!私もっ!私もなのっ!ひぃあっ!!!」
愛もそろそろ達しようとしていたようだった。
どくっどくっどくっ
遂に望は達し、精液は愛の体内に一滴残らず搾り取られていった。

158:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:08:51 vPwdfFN1
「私としたことがすいません。ついつい理性を失ってしまいました。」
スズメの鳴き声が聞こえてきたころ、望は申し訳なさそうに愛に言う。時計はもうすっかり朝の五時をまわっていた。
「いえ、いいんです。先生が気持ちよかったなら・・・それに・・・」
「それに、なんです?」
「私も気持ちよかったですし。なんだかちょっとこういうのもいいな。なんて・・・
あれ、ごめんなさい!ごめんなさい!淫乱ですね!わた・・・」
言い終わる前に愛の口がふさがった。
ねっとりとしたキスの後望は言う。
「加賀さん」
「先生」
「いいんですよ。別に忘れっぽくても淫乱でも、加賀さんはもっと加賀さんらしさを大事にすればいいんです。気にすることはありません。私だって死にたがりのインテリ崩れですけどそれなりに何とかやってますし。なんならもう一回気持ち良いことしますか?」
困惑した表情の愛を見つめながら微笑して言う。
「冗談ですよ。それより私から誘っといてなんですが、ご両親に連絡しなくていいのですか?」
「先生、私の両親は・・・うっ・・・うっ・・・」
愛はまた泣き出した。どうやら両親のことは触れてはいけなかったようだ。
「すいません。すいません。私で良かったら話を聞かせてください」
「実は・・・・・」
私よりも、絶望した子がいる。
そんなこと今まで考えもしなかったが、どうやら事実なのだ。
一日で慰められるだろうか。いや、時間はかかってもこの娘を慰めたい。
どうやら今日も学校を休むことになりそうだ。

159:名無しさん@ピンキー
06/08/21 00:49:48 mMT1M+tU
これはとてもGJですね

160:名無しさん@ピンキー
06/08/21 01:11:14 9Zf5wwoW
なんつーか普通に萌えた
GJ

161:名無しさん@ピンキー
06/08/21 02:01:09 ejgvwaD3
女子大生ネタキボンヌ

162:名無しさん@ピンキー
06/08/21 08:06:23 BIRT8e6W
>>154-158
名作。起承転結もあってよい。
あえて5コマ目の闇をつけるなら「妊娠しやすい体質でごめんなさい」あたりか。

163:名無しさん@ピンキー
06/08/22 22:00:46 ucMeZwDg
それはそれでいいな

164:女子大生ネタキボン
06/08/23 22:31:53 tAIVEm2A
5になってからすっかり寂れてるな。職人さんどこいっちゃったの?

165:4の時の職人
06/08/24 20:14:22 jE5DwtPz
賛否両論でしばらく離れてた。でももはや書く気がしない。

166:名無しさん@ピンキー
06/08/24 20:15:03 tqvkgEF9
簡単にお金稼ぎ!!!

以下の手順でやれば、無料でお金稼ぎができます。
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これで現金や WEB マネーを稼ぐといいですよ!!!

167:名無しさん@ピンキー
06/08/24 20:29:50 YPH+R4IK
智恵先生はいらない子なの?

168:名無しさん@ピンキー
06/08/24 22:36:41 XJCVEYsg
「ヤればできる子」というネタを考えていたんだがなんかうまく書けないよ
だれかリサイクルしてくれん?

169:名無しさん@ピンキー
06/08/24 22:47:27 YPH+R4IK
君はやればできるこだからっつーあれか
ちょっと面白そうだな

170:名無しさん@ピンキー
06/08/25 02:27:48 TaDAZTql
100%忠実にコピーしたロボットってエロイな

171:名無しさん@ピンキー
06/08/25 08:57:02 ohG3Pm9/
Under18の女性を100%忠実にコピー→エロ展開→ロボットなので合法

172:161
06/08/26 01:37:06 6Xzq3WdV
>>164
うう、創作活動は公共的で文化的な財産だから
書く気になったら何か書いておくれよ

誰か女子大生ネタキボン

173:名無しさん@ピンキー
06/08/26 07:20:00 JCvWl5p+
レス誤爆かな

174:161
06/08/28 02:27:56 UVP6Mwmu
うう、間違えた>>165氏だった。
まあこうも過疎ってるなら自分で書くという選択肢もアリかと思い直した。

175:名無しさん@ピンキー
06/08/28 03:06:59 B+lcRqUi
小ネタでもいいんで頼む
俺もがんばるから

176:名無しさん@ピンキー
06/08/29 22:39:54 dTML5H/v
やっぱ愛ちゃんカワエエ。

ネタバレ↓
今週号は、結構大きくて出る。

177:不知の涙1
06/08/31 00:08:13 ufEpEYTE
 枯れ木も山の賑わい、という訳で、職人さんの足下どころか、着床段階にも及びませんが、以下投下します。一応、隣の女子大生×望。これに千里などがからみます。色気も笑いも薄目ですみません。
---------------------------------------


 「部長、今日三角さん、風邪で休みです」
 「あら、それはいけないわねえ。大丈夫かしら。」
 千里は茶道部の終わった後、三角を心配しつつも余った和生菓子をどうしようか思案に暮れた。三角の家は学校からいささか離れた町にあり、しかも正方たちや千里の家とは反対方面の電車に乗る羽目になるので、生菓子を届けるにはためらわれる距離にあったのだ。
「絶望先生にさしあげたらどうでしょう。ほら、前に部長のお誕生ケーキを仮入部だった方と喜んで食べてらしたし」
「そうですよ。部長からお渡しになったら、きっと先生鼻の下長くして喜びま…」
「ちょっと。あなたたち。」
「し、失礼します!」
「失礼しまぁす!」
二人は逃げるように帰っていった。…まったく。
 ただ、思い直してみると、確かに先生に届けるのも悪くはない。偶然、先生に借りていた本を今日返すつもりだった。
 それに、先生は大の甘党で、プリンやケーキを初め甘いもの全般に目がない。修学旅行の下見の折に奈美のおたべを取り上げた後、実は
「これは先生が処分しますね」
と言うが早いか、ぱくっと口にしてしまったくらいだ。
(奈美ちゃんは泣いて抗議していたっけ。)

 さらに、彼はもともと酒や煙草は嗜まない質なので、いきなり千里が訪問しても、よっぱらった先生がからんでくる恐れなど皆無であった。ある意味、学校で最も人畜無害な男といえば望だったのである。



178:不知の涙2
06/08/31 00:12:57 ufEpEYTE
 意外なことだが、絶望先生は勉強についての質問には誰に対しても平等に、そして的確に答えてくれる。古文の授業でも、
「完了の助動詞と推量の助動詞の組み合わせっていくつかありますよね。『てむ、なむ、つべし…』ってやつ。あれ、『メリーさんの羊』の節で歌うと覚えられますよ」
などと、まともな教師らしいことを言う。
 かと思えば、自分の読んだ本についてよく感想を教えてくれたりもする(わざと暗い内容のものを紹介している気もするが)。
 そもそも千里が呪いに詳しくなったのも、元はといえば、望がきっかけを作ったと言えなくもない。
 千里が彼に、源氏物語に出てくる六条の御息所について質問しに行ったときのことだ。話の流れで、日本の呪いについてなら小松和彦先生の本が面白かったと教えてくれた。それをきっかけにいろいろ読み進めていくうち、自然とその方面に詳しくなったのだ。

 結婚のことについては相変わらず話を逸らし続けたが、勉強や本についての話から世間話まではきっちりと応じてくれたし、家に来ることもあえて拒絶したりはしなかった。

 食生活には無頓着であるように見えて、紅茶にはブランデーを垂らして香りをつけて出してくれるなど、なかなか凝っていたことも好印象だった。
 かと思えば、冷蔵庫にプッチンプリンの買い置きがあるのを発見したりもした。交も一緒に食べますから、とのことだった。



179:不知の涙3
06/08/31 00:16:56 ufEpEYTE
 先生の家に着いてみると、そんなに遅い時間でもないのに玄関の灯りが消えている。
 留守かとも思った。が、中からはなんとなく人がいる気配がする。声をかけようかとも思ったが、なぜか言葉を掛けるのがためらわれた。と、二階から微かな物音が聞こえてくるような気がした。
 千里は先生の家の裏手の高台に回った。そこからは、先生宅の二階の様子が窺えるからだ。
 はたして、二階も部屋の蛍光灯は消えているものの、枕元に灯りがあるらしく、割とはっきり中の様子を窺えた。覗いてみた千里は思わず立ちすくんだ。

 部屋の中で、白いものが動いている。人の背中だ!髪の毛は長めだが、男の体つきではない。女か!?
 姿勢を変えた。中の人物がこちらを向く格好になった。胸からはっきりとわかる。女だ。それも若い!千里はふとあの体つきをどこかで見た覚えがあるという思いにとらわれた。
 だが、健康的に動いているやや小ぶりの胸や、はらはらと乱れつつある髪を見ているうちにー髪の方に目が留まった。
 あの髪にははっきり見覚えがある。さっき見えた後ろ髪といい、先生の部屋に写真が飾ってあった、あの女だ!今先生は、隣の女子大生と不埒な行為に及んでいる!



180:不知の涙4
06/08/31 00:18:52 ufEpEYTE
 今すぐ止めさせたかったが、なぜかその場を一歩も動けなかった。それに、なぜか頭がぼうっとして目が離せない。先生の姿ははっきりとは見えないが、ときどき細い足が動いているらしいのはわかった。
 一方、女が動く姿はよく見えた。声は聞こえないものの、気持ちよさそうに小気味よく全身が揺れている。
 鞄から思わず手が離れた。悔し涙が流れた。だが、依然部屋の中の女から目が離せない。
 (汚らわしい!私だって、あんなこと、…あんなことくらい、先生となら…。)いつしか指で自分の秘所を慰めていた。
 (私だって…私だって…)
「あっ…あっ…ふぁっ」小さな喘ぎ声が喉の奥から漏れた。
 (あの時、先生の肩は広かった…)
「あっ…」
(腕枕や添い寝ははっきり覚えてないけれど、暖かかった…起きたとき、いい気分だった…。)
「はぅっ…先生…あ…先生…っ…好…う…なのに。…はぁっ…。」

 中の女の動きが激しくなった。上下だけでなく、まるで前後左右にも動いているようだった。つられて千里も指の動きが速まった。中の女の動きが止まるのとほぼ同時に、千里も達していた。
 千里は自己嫌悪と屈辱感にさいなまれ、泣きながら家へ駆けだしていった。和菓子は道端に泥まみれで転がっていた。



181:不知の涙5
06/08/31 00:22:28 ufEpEYTE
 深夜、神社に白装束に身を包んだ千里の姿があった。鉢巻には二本の蝋燭が挟んであり、足元は一本足の下駄。尋常の目つきではなかった。
 憎い、憎い!あの女とあんなことをした先生が憎くてたまらぬ!先生…。先生はいつか呪いの本を教えて下さいましたよね。面白かったので、あれからいろいろ本を読んで学んだのですよ。
 今宵はその成果をきっちり発揮して、先生を呪います。そう、謡曲「鉄輪」のとおり、きっちり呪ってあげます…呪ってやる!呪わでか!コノ恨ミ晴ラサデオクベキカァ!!

 カァァァン……カンッ! コオォォン……コンッ!
 月もない闇夜に、五寸釘を藁人形に打ち込むどこか乾いた音が断続的に響いた。


 (今日は彼女、激しかったなあ…)
 望はぼんやりと隣の女子大生との情事を思い出していた。当初のネガティヴな予想に反して、隣の女子大生との付き合いは順調に進んでいった。
 あびるや藤吉さんが交当番で、交が彼女たちの家にお泊まりしている夜などは、いつしか彼女と愛し合うようになっていった。

 いつもは彼女は受け身で自分から動くこともめったにない。可愛い喘ぎ声を立ててシーツをつかんだり、ちょっと悶えたり、たまに望にしがみついたりする程度だ。
 事に及ぶ時は灯りを点けるのをいやがるし、カーテンだって閉めた後だ。そして、絶対に泊まってはくれない。
 今日こそは泊まっていってくれるのかとも思ったが、身支度を整えたかと思うとぱっと抱きついてきて、情熱的な接吻をした後、するりと帰っていってしまった。



182:不知の涙6
06/08/31 00:24:19 ufEpEYTE
 望が今日こそは、と思ったのには訳がある。今日は、彼女は何とも積極的だったのだ。
 望の絶棒を口に含むときも大胆だったし、舌使いも望を慌てさせた。危うく暴発しそうな位だった。
 何より、今日は初めて彼女が上になって動いてくれた。最初はぎこちなかったものの、望の言うとおりに健気に動き、望と一体感を深めた。最後には、可愛い喘ぎ声をあげながら、自分から腰を振りさえしたのである。
 ぷるぷるっと揺れる、小ぶりだが形のよい胸。下から眺めたり、手を添えて頂を指で優しく摘んだり、若い女性特有の揉み心地を堪能したりした。
 今日はカーテンを閉めなくていいかと尋ねる暇もなく、彼女との行為に没頭していた。彼女の動きに自分も合わせながら高ぶっていく望は、まさか外から覗かれていようとは、夢にも気づかなかった。

 望はその時の様子を思い出していた。
 (彼女も積極的になったなあ…俺が開発した結果かな…なーんてな)

 思い出しているうちに、また絶棒が硬くなってきた。
 (俺もまだまだ若いな…倫のやつ、人を男の瀬戸際みたいに言いやがって…見ろ、こんなになってるじゃないか。まだまだ俺はやれる)
と奇妙な高揚心とともに、望はゆっくりと絶棒を慰め始めた。

 もう少し。もう少しでいく、あと三擦り、二、一、とその時。



183:不知の涙7(E)
06/08/31 00:26:22 ufEpEYTE
 ズキィィィッ!

「ぐわっ」
 突然望の心臓に激痛が走った。
 あまりの痛みに、一瞬息が出来なかった。何だ今のは、と思う間もなく二発目が来た。

 ズキッ!!

「はぐうっ!!」
 あまりの痛さに絶棒から手を放すことも出来ない。絶棒を握ってない方の手は、たまらず眼前の宙を掴もうとした。口はパクパクと動くものの、声が出ない。

(こ、これは惜しまれる死に方ではないからっ…)
 おごわっ!…引き続く襲ってくる痛みの中で、そんなことをぼんやり考えた。
 ぐはあっ!!…確かに、自分自身を握りしめた状態で突然死した高校教師を惜しんでくれる人などいないだろう。『絶望教師、絶望的な変死体で発見』などと書かれた夕刊紙の見出しが浮かんでくる。…はあんっ!…た、…助けて、おかあさ~ん……はひぃっ!!

 握られた絶棒も痛さに耐えかねたのか、涙を一滴浮かべていた。

 結果的に、望は死なずに済んだ。千里の呪いが佳境に達する直前、背後で起こった小さな爆発音に千里が気付き、呪いを中断したからだ。
 また、たまたま夜半からストーキングを始めたまといが、望の様子がおかしいことに気づき、救急箱から鎮痛薬を探し出して、水とともに口移しで飲ませてくれたせいもあるかもしれない。




184:名無しさん@ピンキー
06/08/31 00:29:32 ufEpEYTE
以上です。つたない文と内容、失礼いたしました。

185:161
06/08/31 00:37:21 rgmiYq3c
神キタ━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━!!!!

うう、ありがとうございます。
漏れも甘甘女子大生ネタ書いてるんで近いうちに
投下させてもらいます。お疲れ様でした。

186:名無しさん@ピンキー
06/08/31 00:49:00 ZmsYq0PO
GJ!
リアルタイムでwktkしながら読ませてもらいました
面白かったです
千里は健気で可愛いなあ

>>185さんの投下お待ちしてます

187:名無しさん@ピンキー
06/08/31 05:39:54 halDeNXV
GJ!
可符香、やっぱ狙ってるなぁw

188:名無しさん@ピンキー
06/08/31 10:59:40 0E7kv0YY
GJ。
前半のエロとは関係ない部分がかなり読ませるねぇ。

189:177
06/08/31 19:25:09 MAfRQvKB
>>185-188
あうう、過分なお言葉、どうもありがとうございます。いつの日か、実用に耐えるものが書けるよう頑張ります。
>>161さんの投下をワクテカして待ってます!


190:161
06/09/02 23:56:33 nSbnxEuM
遅くなりましたが完成しました。
笑い無し、バランス悪い描写、文章下手と三拍子そろっていますが、
こんなんでもスレ活性化につながれば幸いです。

191:夜をぶっとばせ!
06/09/02 23:58:17 nSbnxEuM
八月の、暑くなりそうな日のさわやかな朝の息吹が聞こえるなか、
糸色望は人を待っていた。
「うーん、遅いですね。」
望が腕時計を見やると時刻は八時時五十八分を回っていた。
「おかしいですね。九時に新宿って言ったのに。」
新宿駅西口の雑踏に混じって、そわそわ、もじもじ、そんな擬音が聞こえてきそうな中、
糸色望は人を待っていた。
『ああ、もう、早く来てください。もじもじ、九時集合なんていいながら六時から待ってる私も悪いんですがもう待ちきれません。珍しくお気に入りのゲバラTシャツなんて着て、そわそわ、目立たないように朝早く起きてきたんですよ。そわそわ、もじもじ。』
「お待たせしました。」
望の我慢が限界に達しそうだったとき、突如背後から声が聞こえた。
振り向くとそこには望の待ち人、隣の女子大生が立っていた。
「こんにちは。糸色さん。糸色さんったら遠くで見てたらキョロキョロそわそわしてるのが見えてとてもかわいかったですよ。あんまりかわいかったんでついつい意地悪しちゃいました。えへへ」
女子大生の指摘に顔を真っ赤にそめながら望は反論する。
「あ、赤木さん!いつからそこに!?いえこれはそにょ・・・違うんでふ!これは・・・」
突然の登場に望はパニックに陥ったようだった。顔が赤くなる。
「なにが違うんですか?顔真っ赤にしちゃって。ろれつもまわってませんよ。
本当にかわいい人。まあいいです。行きましょう。」
「・・・はい。」

192:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:01:51 nSbnxEuM
高校教師糸色望は二十四歳だった。
教師をはじめて二年。都内に出てきてから六年といったところか。
女っ気のない大学時代を過ごし、教師になってからも女縁のないまま
過ごしてきたが、いくら死にたがりの絶望教師でも、もう都会の孤独に耐えるのは限界だった。
そしてそんな望がひょんなきっかけから、今年から越してきた隣の女子大生、
赤木杏と関係を深めていくのも当然の成り行きだった。
今日は望の初デートの日だ。
二人ともまだ正式に付き合ってるわけではなかったが。
『隣の』女子大生と新宿で待ち合わせる必要もなさそうなものだが
どういうわけか望は数多のストーカー被害を受けてるので、察知されないよう
必死の思いで今回の計画を練り、ようやくストーカーを撒いて念願の初デートにこぎつけたのだった。

ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン

二人はいま小田急江ノ島線に乗り海に向かってる
夏でもこの時間は混んでるが、幸い小田急線は新宿初なので二人とも座ることができたようだ。女子大生が望に振る。
「私東京育ちなんであんまり海とかいったことがなくて、
小さい頃名古屋に居たことがあるんでそのときはよくいったんですけど。」
「そうですか。私も信州の山奥出身なんであまり海には縁がなくて。学生時代以来です。
おや、もう町田ですか。ここを過ぎるとだんだん風景が鄙びてくるんですよね。
しかし結構時間がかかりますね。ああ、こんなことなら快速急行なんて乗らずに
ロマンスカーに乗ればよかった。絶望した!先見の明がない自分にぜつ・・」
望の口が手でふさがれる。
「糸色さん、せっかくのデートなのにそんなことで絶望しないでください。ロマンスカーはお金かかりますし、ストーカー対策もしずらいってこと
で普通列車にしたんじゃないですか。すぐに絶望するのは糸色さんの悪い癖ですよ。女の子の前なんですからもっとしっかりしてください。」
「・・・はい。」

193:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:03:44 nSbnxEuM
ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン

列車は神奈川の中央の住宅地の間を抜け、藤沢で降り、
各駅停車片瀬江ノ島行きに乗り換える。
そのままゆったりとした時間が流れ、アナウンスが流れる。
「小田急をご利用いただき真にありがとうございました。
まもなく、終点片瀬江ノ島です。」
「ほら、そろそろ着きますよ。降りる準備してください!」

駅から降りると、少し潮の匂いがした。
二人は駅の前の弁天橋を渡り、江ノ島と本土の間に掛かる橋を渡っていた。
カモメの鳴き声がする。
「旅館がたくさん立ち並んでてさっすが観光地って感じですね。
あら、ご休憩のできる旅館もあるんですね。」
「あんまりはしゃがないでください。後で泳ぎますけど、
今日の目的は関東一の不思議スポットこと
龍の宿るといわれる岩屋に行くのが目的なんですから!
ああ、前からなんとなく行きたいたいと思いつつも
行く機会がなかった岩屋にいけると思うとドキドキしてきました。
さあ、早く行きましょう!」
「糸色さん、珍しく本当に楽しそうですね。そうですね。
折角ですし早く行きましょう。それっ!」
「あっ、ずるい!待ってください!」
女子大生は走り出した。望も後を追い、子供のように海の間を駆けていった。



194:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:06:03 rS3SgM0y


夕暮れ時、潮の匂いと波の音が響く間とぼとぼと歩いている二人の姿が見えた。
どうやら男の方が悪態をついているようだ。
「・・・しかし、なんなんですかあのショボい岩屋は!
あれじゃ子供騙しですよ、全く!いくら観光客だからってちょっと舐めすぎです!」
「仕方ありませんよ。観光地なんて大抵そんなものです。私も少し残念でしたけど。
でも糸色さんったら岩屋の奥の龍のところで悲鳴を上げてたじゃないですかぁ。」
「・・・!あれは別にその・・・・・いきなり大きな音がしたら誰だってびっくりするでしょう?」
「あら、私は全然驚きませんでしたけど?」
岩屋の奥の龍が怖いのは本当だ。女子大生もあれは少し音が大きすぎると思っていた。
だが、悲鳴を上げるほどのものでもない。望は恥ずかしさを必死の思いで取り繕う。
「・・・洞窟付近の海辺はフナムシが多かったですね。気持ち悪かったです」
「糸色さんずっと怖がってましたからね。怖がってる糸色さんはかわいかったですよぉ」
「・・・・・・それにしても江ノ島の中にもあんなに土産物屋があって
しかも人が住んでるとは思いませんでした。ネコもいましたし。
案の定というかビーチは刺青が入ったお兄さんお姉さんばかりでしたね。さすが神奈川です。」
「妙なところで感心しないでください。
まあたっぷり海も満喫しましたし、細かいことはいいじゃないですか。」
「二人とも泳げないんでビーチで遊んでただけでしたけどね。
ところでいま私達はどこへ向かってるんですか?」
「この先をまっすぐ歩いていくと江ノ電の駅があるんです。
それに乗って藤沢まで行きたいと思って。いいでしょう?」
「江ノ電ですか。いいですね。せっかくだし乗っていきましょう。」
しばらく歩くと通りの先に江ノ島駅が見えてきた。
小さな駅に着くと、路地裏を抜けて走る小さな電車に乗り込んだ。

195:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:07:14 rS3SgM0y
乗り換えを重ねて小田急の列車は新宿についた。
二人とも一日が終わってしまうことを噛み締めながら改札の方へ歩いていった。
「楽しい一日でしたね。」
女子大生の言うとおり、いつだって楽しい時間は早く過ぎる。
特にこういう日にはそれがとても激しい。
そう、ここで何もしなければ後はもう家に帰るだけなのだ。何もしなければ。
「糸色さん、私のつくったお弁当残さず食べてくれて嬉しかったんですよ。
私・・・あんまり料理上手じゃないですから。」
身体を悪くするほどではないけれど、決して美味しくもなかった昼食を思い出した。
久しぶりに平穏な瞬間だった。
時間は九時過ぎ。まだまだ、というよりもむしろこれからが騒がしい時間だ。
幾ら遅くなっても都会の夜は暗くならない。ネオンが邪魔で星も見えない。
こんなに明るい都会の真ん中で、今日も一人で寝るんだろうか。
楽しい時間をこれで終わりにしたくはなかった。
「あ、あ、あ、あの・・・」
「なんですか?」
意を決するまでには少し時間がかかる。ましてやそれが重大な決断なら尚更だ。
ああ、惨めで情けない瞬間だ。でも言わなきゃ。
「あ、あ、あ、杏さん」
「・・・はい」
舌がビクビク震える。ああ、なんて情けない時間なんだろう。今頃顔は真っ赤に違いない。
ああ、言うぞ。言うぞ。言いますよ。言うんだ!言ってしまえ!
「あ、あ、あ、あの、あ、あ、あ、杏さん、その、その、
好きなんです!杏さんのことが本当に大好きなんです!付き合ってください!」
言ってしまった。遂に言ってしまった。
「ええ・・・いいですよ」



「ええ、今なんて?」
「そうしましょうって・・・こんなこと何度も言わせないで下さい。」
そこまで聞いた後、緊張が解けて
気が抜けそうになりながらも意を決して次の言葉を放つ。
「それと・・・こ、こ、今晩一緒に過ごしませんか?」
女子大生は少しきょとんとした後、くすくす笑って答えた。
「そんなことまで声に出さなくてもいいのに」

196:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:09:38 rS3SgM0y
ホテルの部屋の中に望はいた。
シャワーから出てくる杏を待っているところだった。
朝から出てきて夜にはこんなところにいるなんて
予想してなかったわけじゃないけれど不思議なものだな、と思う。
杏が出てくる。どうやら何か言いたいことがあるようだ。


「糸色さん、話があるんです。
さっき糸色さんが言ってくれた分、私も言わなきゃいけないことがあるんで
少し長い話ですけど聞いてください」

杏の深刻な顔に、望は思わず息を飲んだ。

「正直なことを言うと、私、最初は糸色さんのことが気に入らなかったんです。
なんでこんな大金持ちの息子が絶望してるんだ。冗談だろって。
普段は明るく振舞ってますけれど、
糸色さんに会う前までは自分ばっかり不幸だと思ってたんです。
私の父親は資産家だったんですけど、政敵との対立で干されて
会社は倒産、資産はほとんどなくなって、幼い頃は自殺未遂を繰り返していました。
一族の中には酷いやり方で逮捕された人もいました。
家庭は不和で、私、愛されちゃいけない人間なのかなってずっと思ってて。
でも糸色さんとの家にお邪魔したりしてるうちに、
交ちゃんとか倫ちゃんと話してるうちにだんだん、
どんな人にもいろいろ抱えてるものがあるんだってわかってきて。
それで、私、本当に・・・」

望は泣き出した杏の肩を抱き寄せる。
そのまま暫く時間が過ぎる。
「もう泣かないで下さい。別にいいんですよ。
そんなことは気にしなくても。」
「本当にこんな私で・・・」
言い終わる前に望は唇を奪った。熱い吐息が漏れてきた。

197:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:11:26 rS3SgM0y
軟体動物のように舌が絡み合う。
口の中を舐めまわし、濡れた歯をすすり、舌の付け根をつつき、ジュルジュルと唾液を吸い上げる。
「うっむむむぅ・・・ちゅちゅ・・・」
舌を追い回し、唇を軽く噛む。口付けをしたまま
望は左手で弾力のある胸を揉み、右手でよく手入れされた女の部分を触る
石鹸と女の匂いにあてられて、欲情が深くなってきた
頭がとろけそうなほど熱く蒸した部屋の中で、二人の欲望は際限なく熱を帯びていった。
「むふぁ・・・・・・、チュプ・・・」
苦しそうな熱い息が杏の鼻腔から漏れ、望は口を離した。
互いの唇の間には唾液が糸を引いてる
「きれいですよ。杏さん」
左手は柔らかい胸の先端をねぶり続け、舌は首筋を舐め、
右手は女の堅く閉じた肉の割れ目に侵入しようと試みてる。
「ひんっ!」
指先の刺激で杏の奥から淫らな液が漏れてきた。
割れ目をまさぐる二本の指に熱い汁であふれた肉襞が吸い付いてくる。
「あぁん・・・・・・ダメぇ・・・・!」
望の身体の下で杏が悶える。
「どこがダメなんですか?」
望が聞く。どうやら普段と立場が逆転しているようだ。
「・・・いじわる・・・・胸・・・・熱いのぉ・・・・はぁん!」
日頃絶対に適わない相手にかわいらしい声を出させたことと、
蒸れたような女の匂いが望の胸を灼く。
「杏さん・・・そろそろ・・・」
「・・・優しくして・・・ください・・・」
喘ぎながらも不安な声色で杏がせがむ。潤んだ瞳がかわいらしい。
「・・・言われなくても」
望は答え、凶悪な絶棒で杏の身体を正面から突いた。
引き裂かれた開かれた身体の痛みは相当のものだったのか、
苦悶の表情でのけぞり、痙攣し、声にならない叫び声で叫ぶ。
「・・ぅぅ・・・ぁぁぁぁ・・・!」
どちらにとっても初めてとなるこの侵入は、
まるで二人を、互いに捉えた獲物を逃そうとしない獣のようにきつく組み合わせていた。
杏の太股にそって一筋の血が流れる。
その血の赤い色は小さな声で泣く杏を見て申し訳なく思う暇もないほどに
男としての望を完全に昂ぶらせてしまっていた。
凄まじい征服欲を感じながら、打つスピードを早めていった。
突かれる速度に比例して締め付けが一層激しくなる。
「ひぐぅ!・・・・もっと!やさしく!」
杏の抗議を無視するかのように望の突き上げは激しさを増して行った
そろそろ耐えられなくなってきた。
溜まっていた熱くいやらしい液が杏の奥からあふれ出してくる。
腰と腰がぶつかる音が小さな部屋に木霊する。
痛みの底から快楽を感じてきたのだろうか。杏も次第に満足そうな顔になってきた。
「杏さんっ!そろそろ・・っ!出ますっ・・・!」
「中に…中にください。奥に…たくさん」
その言葉が合図になり、腰を震わせて二度、三度とと熱い精を吐き出した。
「ああ・・・熱い・・・」
肉襞がうねり、精を飲み尽くそうとする。
絶棒を引き抜くと、しばらくは茫然としていた様子でいた二人だったが、
トロンとした目と目が合うと、
くすくす笑いながら覚えたての快楽を貪っていった。

198:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:12:38 rS3SgM0y
夜が明けた後、二人は家に向かっていた。
朝の日差しが眩しい。

朝帰りかあ、何年ぶりだろう。杏が口を開く。
「そういえば、糸色さん高校の先生をなさってられるんですよね?
気になる娘とかはいないんですか?」
「そんな、高校生の小娘なんかに興味はないですよ。
・・・あ、でも、あの子は、いや、失礼。
杏さんとは全然似ても似つかないんですけど、どこか似た雰囲気の、
とっても変な娘が一人いて。
誤解しないでください!小娘なんかに興味はありませんよ!本当ですからね!」
「もう、変な娘ってどんな娘なんですか?
今度じっくり聞かせてくださいね。と、着きましたね。」

いつの間にか目の前に家が聳え立っていた。
これで本当に終わりなのだと思うと少し名残が惜しくなってきた。

「・・・そういえば今日は珍しく和服を着ないで外出したんですが
「先生がゲバラフリークなんて意外でした。
フフフ、意外な人が意外なことを知っているものなんですよ。
意外な人の意外な素顔を見た気分です。」
「意外な素顔ですか。杏さんにも何かあるんですか?
っと変なこと聞いちゃいましたね。失礼しました。それではまた今度会いましょう。
って言ってもどうせ隣同士ですけどね。おやすみなさい」


そう言うと望は一足先に家の中に入っていった。

199:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:14:02 rS3SgM0y
望が家に入った後、しばらく立ち尽くしてから杏はウィッグを外した。
ウィッグを見つめながら思う。
―海に行くって聞いた時はどうしようかと思いましたけど、
先生が泳げなかったお陰で結局変な感じでバレずに済みました。
あれだけサインを出してても全然気づかないし、
本当に鈍くて格好つけようとしても何をしても格好悪くてでもかわいい人で、
それもこれも全部これが無ければわからなかったことです。
それでも―
愛しき、と杏はつぶやいた。
「糸色望―本当に綺麗な名前ですね。
私もいつか本当の名前を堂々と言おうと思ってます。
でも、もう少し、もう少しだけこのままでいさせてください。」



200:名無しさん@ピンキー
06/09/03 00:19:00 kqX/QdzE
GJ! 隣の女子大生は実は○○○ってオチでいいのかな?

201:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:23:18 rS3SgM0y
描写の稚拙さでテンポが悪くなってしまいましたが、
漏れの能力ではこれが限界でした。
もし次回があったら生かすんで今回のところはこれで勘弁してください(;´Д`)

202:名無しさん@ピンキー
06/09/03 00:31:41 Ih4mAlRT
うわー可符香何気に切ないな
こういう話好きだ

203:名無しさん@ピンキー
06/09/03 01:16:32 VXEmQx6r
感動した!GJですなあ。

先生のオタオタぶりに笑ったけど、ちゃんと一晩過ごせてよかった。

んで、隣の女子大生切ナス(泣)


204:名無しさん@ピンキー
06/09/03 01:19:03 /hN+bajf
可符香の父の政敵が絶大なのかと思った

てっきり敵討ちで望が刺されるかと

205:名無しさん@ピンキー
06/09/03 07:50:49 NeXczvyd
地元舞台GJ

206:名無しさん@ピンキー
06/09/03 20:15:42 rS3SgM0y
智恵先生SSを書いてみようと思ったらSMにしかならなくて絶望した!
そもそも智恵先生に犯される臼井なんて需要ないだろうし

207:名無しさん@ピンキー
06/09/03 21:21:36 Ih4mAlRT
俺的にはアリだと一応申告しておこう

208:名無しさん@ピンキー
06/09/04 00:53:19 LrsCgoJS
しまった先を越された!
先生、俺もそれが読みたいです…

209:206
06/09/05 01:26:00 GWIORGi8
SMなんて絶対書けないんで僕には無理です(;´Д`)
前すれのも先生がひれ伏したところでとまってたし

210:名無しさん@ピンキー
06/09/08 07:00:53 IKhVvDWB


211:名無しさん@ピンキー
06/09/09 08:49:34 BjVk3T2+
っちゃん

212:名無しさん@ピンキー
06/09/11 14:32:04 j8J2Bmh6


213:名無しさん@ピンキー
06/09/12 23:12:03 tP26yBBE


214:名無しさん@ピンキー
06/09/13 01:15:49 MNOHs3ri
>>216にインスパイヤされて、智恵先生×絶望先生のを書いてみた(SM)んだが、いつまでも規制が解けないorz
(今は携帯からカキコ)
実は、奈美・藤吉さん×絶望先生ってのも書いたんだが、こちらはすっかり賞味期限切れにorz

215:名無しさん@ピンキー
06/09/13 04:04:35 SuoulFc0
規制解除はいつまでも待つ!そして賞味期限なんて存在しない!
例え今バレンタインネタを投下されようとも俺はおいしくいただく!

216:214
06/09/13 04:44:03 MNOHs3ri
間違えた、>>216じゃあなくて、>>206だった。(>>206さんスマソ)
>>215 ありがとう。規制明けには、頑張って投下したいと思います。

217:名無しさん@ピンキー
06/09/14 23:25:18 WI09/g7Q
知ってるか?
久米田漫画のエロパロを書くエースは3つに分けられる
南国アイスホッケーを書く奴
かってに改蔵を書く奴
絶望先生を書く奴
この3つだ

あいつは─

218:名無しさん@ピンキー
06/09/15 02:27:08 q9hOLoWl
育って太陽の戦士ポカポカダーリンは?

219:名無しさん@ピンキー
06/09/15 21:01:38 qy4bk2Kx
「カーナビ刑事・ナビィ」「深い淀み」は?

220:名無しさん@ピンキー
06/09/16 01:34:32 E7dsJc+V
第五集出たな。
ベタだけど「ほら、こんなに毒が溜まって…大丈夫。すぐに抜いて差し上げます」なSS希望。

221:名無しさん@ピンキー
06/09/16 10:33:58 6m6veXFS
「夢オチだから18禁でも大丈夫」なSS希望

222:名無しさん@ピンキー
06/09/16 12:52:01 oInY+XhP
最高の女とドンペリベッド淫きぼん

223:名無しさん@ピンキー
06/09/17 22:54:30 SYWEwz+W
三珠嬢はあのおっさんも好きなのか。

224:名無しさん@ピンキー
06/09/18 01:15:13 Nnzj9tSG
先に謝っておく。 奈 美 フ ァ ン ご め ん 。

225:夢オチ 1/2
06/09/18 01:16:02 Nnzj9tSG
「えー、今回は夢オチです」
いきなり宣言する望。そう、この話は夢オチである。
「夢オチなら何が起こっても大丈夫ですね」
望のセリフを奪ったのは可符香だ。
「そうです」
「キャラクターにそぐわない行動や、18禁行為なんかも」
「そうですね」
確認を取ると、可符香は例示を始めた。
「例えば、だらしのない千里ちゃんとか」
そう言えば千里がいない。と思ったら教室の後ろで横になっていた。
パンツ一枚でポテトチップをかじりながらテレビを見ている千里。
「さすが夢!現実ではありえない事が起こってますね」
テレビの出現も夢だからで片付けられるらしい。
可符香は続ける。
「ペラペラ喋る芽留ちゃんとか」
気付けば芽留は望の横に立っていた。
「…ひゃうっ!…んあっ!…はぁんっ…」
望の袖を掴み、何やら声を漏らす芽留。
よく見ると、スカートの下からストラップのようなものが垂れて、震えている。
これはツッコミ待ちなんだろうか。望は困惑し、可符香に聞いた。
「…これ、『ペラペラ喋る』とは全然違うんじゃないですか」
無視して可符香は続ける。
「お外で遊ぶ霧ちゃんとか」
可符香の指差す方には、窓枠に腰掛け、校庭へ向かって「一人遊び」をする霧がいた。
「…っはぁ……せんせぇ……もっと……」
人目を気にする様子など全くない。足を目一杯に開いて、休むことなく手を動かしている。
「……」
もはやコメント不可能な望。丁度そのとき教室の扉が開いた。
「普通じゃない奈美ちゃんとか」
教室に入ってきた奈美の姿は裸に拘束具一式と3点ローター、そして極太バイブの2本挿し。
それでいて笑顔だった。
「先生ぃッ、い、イイよぉッ、み、見てぇぇッ!! 見てへぇっ、みんな私をみ、見てへぇっ!!」
仰向けになる奈美の目は、完全にイッてしまっている。もはや望は眩暈を覚えていた。
「…普通じゃない、と言うより異常ですね」
「私、普通れしゅぅぅぅよお゛お゛お゛ぉ!? 私、ぁああああぉ、イッひゃううぅん!!」
奈美は叫びながら盛大に潮を噴き上げた。
「…いくら夢だからって、みんな自由すぎます!」
気を取り直そうとする望。しかし可符香はそうさせてくれない。
「まといちゃんは今頃遠くで先生を思い出して、してると思います」

226:夢オチ 2/2
06/09/18 01:16:35 Nnzj9tSG
「…そう言えば、可符香さんは変わりないんですね」
聞こえないフリをして、望は話題を逸らした。
ニヤリと笑う可符香。
「実は先生が変わってるんですよぉ」
「え?」
可符香はじっと望を見つめ、唱えるように話し始めた。
「今の先生は超ポジティブ。
だから目の前のかわいい教え子を無理矢理犯してもなんとかなると思える」
「なんとか…なる?」
「まぁ夢ですから」
だんだん望の目から正気の色が失せていく。
「夢…そうですね。…風浦さん」
「はーい」
望は可符香を押し倒した。
「すみません、先生我慢が出来そうにありません」
「ふふ。夢だからいきなり入れちゃってもなんとかなりますよ」
安心した望は焦る手つきで絶棒を取り出すと、可符香の白い下着をずらす。そして捻じ込んだ。
「風浦さんっ、すみません、でもっ、私、」
「あはっ、可符香でいいですよぉ、」
望は制服の上から可符香の胸を揉みしだき、可符香は望に全てを委ねた。
「可符香さんっ、」
「先生、一緒にっ、」
「ぁあ、もうっっ!!!」
「先生ぇっっ!!!」
絶棒が可符香の中に熱い精を吐き出す。同時に可符香は絶頂を迎え─

─そこで目が覚めた。
「………ん」
よく晴れた、気持ちの良い朝だ。可符香は神への祈りを捧げ、身支度を整え始めた。

227:名無しさん@ピンキー
06/09/18 01:20:02 Nnzj9tSG
↑あ、終わりって書き忘れた。

ゴメンよ…だって…普通じゃないって言ったらアレしかないと思ったんだよう…。
投下したのとしてないので記憶が曖昧だから前書いたのと被ってたらゴメン。
あとオチてない禁止

228:名無しさん@ピンキー
06/09/18 09:34:56 jc7iiMg7
GJ!
誰の夢かというところが軽く意表をついたことで微オチ。
エロとしてはなんかすっきりしてていやらしさがないけれども、
その程度がパロとしてはいいだろう、うん。

229:名無しさん@ピンキー
06/09/18 11:39:38 oZUuK74M
人気も普通だからおk

230:名無しさん@ピンキー
06/09/18 13:08:51 u+l526Op
オチォオオオオ(GJ!)

231:名無しさん@ピンキー
06/09/18 21:01:54 jN/N/jzY
kitakoreGJ!

232:名無しさん@ピンキー
06/09/19 07:20:43 cLzmUEKC
ナイス!

233:名無しさん@ピンキー
06/09/19 11:10:01 8DFv22YW
gj
奈美のみさくら語ワロス

234:名無しさん@ピンキー
06/09/21 07:35:50 Hya5Zyva
あびるはもうお色気担当だな。

235:名無しさん@ピンキー
06/09/21 19:04:14 5EJD8l8y
では、あびるネタを待とうか

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

236:名無しさん@ピンキー
06/09/23 01:51:28 v3EtpCHc
>>214です。やっと規制が解除されたので、まずは賞味期限が切れた方から投下します。
ただ、解除待ちの間にあちこちから毒電波を受信して加筆し、長くなってしまったので、二度に分けて投下しますね。

お断り:最初の非エロが長くてすみません。絶望先生がいじめられてすみません。奈美たん達がはじけてしまってすみません。

237:宿直室の空に笑え!1
06/09/23 01:58:00 v3EtpCHc
 9月1日、金曜日。二学期の始業式が終わった後のホームルーム。絶望先生が、課題の山を点検しながら口を開いた。
「えーと…あれ? 日塔さん…課題はどうしたのですか?」
「…すみません。できませんでした」
「藤吉さんは?」
「忘れてました。というか、もう二学期なんですか?」
「…二人とも、バケツを持って廊下に立ってなさい!」

 ホームルームが終わり、皆が大掃除をしている最中、まだ二人は立たされていた。と、そこへ絶望先生がやって来て、説教を始めた。
「二人とも、バケツは降ろしていいです。日塔さん、確かに火事を見に行くのを止めなかった私もよくなかったのですが、あれからまっすぐ家に帰ったのでしょう? 全然進まなかったのですか?」
「…はい…すみません…」
「藤吉さん。いきなり私服で登校したりして…」
「私、コミケの会場にいたはずなんですけれど、気が付いたら学校にいたんです」
 絶望先生は溜め息をついた。
「仕方ありませんね」
「じゃあ、宿題出さなくていいですか?」
「藤吉さんっ!」
「ヤバッ…」
「課題は絶対に出して下さい」
 ここで先生は間を置いて、小声で付け加えた。
「かといって、今さら独力でどうにかなる量ではないですよね。…仕方ありません。今日はもう授業はありませんよね。分からないところは先生が教えます。二人とも、家でお昼を食べた後に、課題を持って先生の部屋へいらっしゃい」
 二人は一斉に声を上げた。
「えー!? 宿直室にですかぁ?」
「なんか変だなあ」
「しーっ!とにかく、来週の月曜の朝の職員会議までに宿題が揃ってないと、先生としても立場がいろいろ危なくなるんですよっ(甚六先生に、冬の査定に響くかもって釘を刺されてるんですからね)」
「……」
「今日と明日の二日あれば終わるでしょう。日曜日は先生用があるので、絶対に明日までに終わって下さい。いいですね?」
「は~い…」



238:宿直室の空に笑え!2
06/09/23 02:00:11 v3EtpCHc
 二人が課題の山を抱えて宿直室にやってきたのは午後一時過ぎだった。奈美はセーラー服のままで、晴美もセーラー服に着替えてきていた。二人とも多少元気がないのは、家でも叱られたからであろうか。
 お盆明けに壊れたクーラーはもう修理されているようで、勉強するのに支障はない。挨拶もそこそこ、二人はそそくさと課題の消化を開始した。

 一時間ほど経ち、絶望先生が用事で外出することになった。さぼらないように、と念を押して出ていった五秒後に、どちらからともなく話が始まった。そのうち、
「ねえねえ」奈美が晴美に尋ねた。「藤吉さんは、夏休みの後半、どうしてたの?」
「それがね、コミケで出した本が全部売れたし、欲しかった本が全部買えたし、嬉しい~~って思ってたら、いつの間にか今日に…」
「それ、タイムリープよ」
「へ!?」
「みんな心配して探したのよ。で、絶命先生がね…」と、奈美が当時の経緯を語って聞かせた。
「ちっとも知らなかったわ……で、日塔さんはどうして?」
「それがそのう…」奈美は言い澱んだ。
「8月31日にはやる気満々になってんだけどぉ、絶望先生が家に来て、近所で火事が起こったのを見に行って、それから…」
「それから?」
「…マ、マ太郎ちゃんが猫を追いかけて、ヤローが風呂に入ってるところへ飛び込むのを見ちゃって…」
「何それ~!? で。どうしたの?」
「……」黙ったまま、奈美は真っ赤になった。
「あ、わかった!」晴美はニャマリとし、急に声を潜めた。「見たのね、そいつのを」
「……」奈美は黙ったまま、コクンとうなずいた。
「どんなだった?」
「……よくわかんない……」
 もちろん嘘である。思わず見てしまったそれがいつまでも瞼の奥にこびりついて離れず、悶々として宿題が手につかなかったのだ。
 晴美はじれったいのか、「夏休みの友」の裏表紙の隅にサラサラッと走り書きをした。「こんな感じ?」
「きゃー、藤吉さんのえっち!……そこはそんなに大きくなかった」
「そうなの?(じゃあ勃ってなかったのね…)」
「…ここはもうちょっと大きかった」
「え~!? じゃあ、こう?」晴美は前の絵の隣に絵を描き足した。
「うんうん…で?」「そうそう…きゃー!」
勉強そっちのけですっかりお絵かき大会に熱中していた二人は、いつの間にか絶望先生が帰って来ているのに気付かなかった。
「何してるんです、二人とも」
「きゃあ~~!」「いやーーー!」
「これっ! ここは学校の中ですよ、そんな声出さないで下さ…って、なな何ですか、この絵は!?」
「す、すみません……」
「…ゴホン…これ、差し入れですから」絶望先生はアイスクリームとジュースの入った袋を二人のそばに置き、別の袋の中身を冷蔵庫にしまい始めた。
「とにかく、ちょっと休憩しましょう。辻利の抹茶アイスですよ」
「辻利って、京都のですか?(絶望先生京都好きだなあ)」
「そう。おいしいですよ。溶けないうちにどうぞ。…後は、もう脱線しないよう先生が監視してあげます」
「ふえ~ん」



239:宿直室の空に笑え!3
06/09/23 02:02:15 v3EtpCHc
「どうですか?どれだけ終わりましたか…って、これ、今日明日中に終わりそうにないですねえ」
「先生、家に帰ってもできそうにないですよぉ」
 思案に暮れた絶望先生は、将来の自分の地位を優先したらしく、ある決断を下した。もちろん、後々まで絶望先生はこの決断を後悔することになるのだが。
「うう…仕方ない。晩ご飯が終わったら、ここに戻ってらっしゃい。夜ぎりぎりまで勉強です」
「えーー!? ここにお泊まりするんですかぁ?」
「先生の部屋にお泊まり?」
「なっ…違っ…違います! ちゃんと校内の別の場所を探しますからっ!」
 しばしの思案の後、望はケータイを取り出し、電話を掛け始めた。
「もしもし、小森さんですか? 今いいでしょうか? 実はちょっとお願いがあるんですけど…かくかくしかじかなんですが…はい、…そうですか、助かった! どうもありがとう。恩に着ます」
電話を終えると、絶望先生は二人に言った。
「小森さんが、隣の部屋ならどうぞって。布団も貸してくれるそうです。だから、晩御飯を食べたら、お泊まりセットを持って、もう一度ここにいらっしゃい」

「じゃあ、小森さん、お願いしますね」
「はい、先生」
「ごめんね、小森さん」
「いいのよ。気にしないで」
「ねえ、小森さんは宿題出したの?」
「うん、31日に先生の部屋に行って渡してきたよ」本当はご褒美にえっちしてもらったのだが、もちろん二人には言わなかった。
「私達、まだ宿題が終わってないの。どうしよう」
「どれとどれが残ってるの?…えーと、きっとどうにかなるよ」
「え、本当?」「どういうこと?」
霧は、パソコンを立ち上げ、ネットに繋いだ。
「小森さん、パソコン使ってるんだ…」奈美が驚いたような声で言った。
「うん、いろいろ便利だから…」主に神木君の情報を追いかけたり、秘密のアイコラ・動画をゲットするのに使っているのだが、これも言わなかった。
「これ、いろいろ検索できるページだよね?」ディスプレイ上に現れたグーグリのページを見て、マックを使い慣れてきた奈美が尋ねた。
「そうだよ。でね、こうすると…」
言いながら、霧は[夏休み 天気]と入力した。
「あっ」「何これ!?」
 画面には、夏休み中の天気を表示してくれるサイトの一覧がずらりとならんでいた。
「これで、日本全国の夏休み中の天気がわかるんだよ」
「じゃあ、日記の天気のところは今すぐ書けるね」
「ありがとう、小森さん。助かるわ~」
 早速二人は天気欄を埋めた。
「でね、こうすると…」

 結局、グーグリの検索機能や電卓機能を駆使し、二人は日記の内容をでっち上げただけでなく、自由研究はおろか、数学の計算問題まで済ませてしまった。電卓機能は三角関数にも対応しているので、高校の数学でも簡単な計算問題なら大丈夫なのだ。
 ちなみに、著作権フリーの感想文サイトもあったが、さすがにゴーリーのはないようだった。
「小森さんありがとー。私、日記なんか書けるはずないやって思ってたんだ」
「私は数学がからきし駄目だから、もう数学の問題集は燃やしちゃおうかなって思ってたの。でもおかげで、計算の所は全部出来ちゃった」
 二人は口々に礼を言い、風呂まで使わせてもらってから床についた。
 余談だが、寝床で眠くなるまでゴーリーを読む、という作戦は失敗だった。寝入るまでには難なく読み終えたのだが、二人揃って悪夢で魘される羽目になったのである。



240:宿直室の空に笑え!4
06/09/23 02:08:37 v3EtpCHc

 翌朝、二人と霧は宿直室で絶望先生と朝ご飯を食べた。
「みんな、朝はトーストでいいですか?」皆に尋ねると、先生は食事の準備を始めた。一人暮らしが長いせいか、トーストに加え、ハムエッグ、サラダ、スープ、果物、ヨーグルト、ドリンク類が手際よくちゃぶ台に並んだ。
 霧が先生の隣で手伝っている姿がすごく自然でーーまるで新婚夫婦のようだったーー、奈美と晴美はついぼーっと見とれていた。手伝いをしなきゃ、と思った頃にはもう「いただきまーす」と言うべき頃合いになっていた。
 ちなみにハムエッグは霧が作った。(もちろん霧は料理が出来るのだ)先生には目玉二つ、自分たち女のコには目玉一つ。ごく自然だったので、奈美と晴美はまったく疑問を持たなかった。

「ごちそうさまでしたぁ」「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした。じゃあ、食後の紅茶を入れますね。その後で早速始めて下さい」

 霧は後片付けの手伝いをした後、自室に帰っていった。二人の課題を見た先生は、
「おや、かなりできてるじゃないですか。小森さんの所へ行ってからも頑張ったんですね。先生、感心しました。じゃあ、今日中には終わりますね」
 二人は顔を見合わせて、「はい、何とか」と殊勝気に答えた。何しろ、霧とパソコンのおかげで、日記や夏休みの友はもちろんのこと、惑星の名前から絵画のラフデザインまで、目星はほぼついているのだ。
 悪夢に魘されたゴーリーの読書感想文を何とか書き上げ、問題集をこなし、昼食。
 続いて各科目の課題を次々とやっつけ(もっとも数学の証明問題や文章題は絶望先生に教わった)、工作も仕上げ、あとは絵を描くだけ。
 下絵を画用紙にトレースして、絵の具をパレットに取り、ひたすら塗り塗り。晴美は流石に早い。奈美は多少荒いが、終わりたい一心で最後のラストスパートをかけた。やがて…




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