06/07/09 22:37:37 ZsQckl5v
100ゲト
そして過疎が始まった。
101:名無しさん@ピンキー
06/07/11 23:02:46 aabVnYIv
一日早くに手に入れた。
ネタバレっていつから?
102:名無しさん@ピンキー
06/07/11 23:06:56 RHLiQ5XA
今
103:名無しさん@ピンキー
06/07/13 00:21:09 Q+ieJXe2
マリアネタたのむ
104:名無しさん@ピンキー
06/07/13 00:29:51 R99Zj37Z
もう少しで「火田スレ行け」と書き込むとこだった
105:名無しさん@ピンキー
06/07/16 01:18:14 sLse8flY
マリアって立ちションしてそう
106:名無しさん@ピンキー
06/07/16 17:57:43 V/r2sndF
ここってエロ無しはNG?
107:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:35:20 ePDI7oMj
108:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:48:26 YMX3aMnE
好きなようにすればいい
109:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:55:12 hPignySJ
一応エロパロ板だから、良いと思う。
110:名無しさん@ピンキー
06/07/16 19:59:13 hPignySJ
>>109
すまん、誤爆。
パロなら良いと思うと言いたかった。
111:名無しさん@ピンキー
06/07/18 20:17:15 pzRufWUW
スレリンク(jsdf板)
,─、
見える… ,─ ̄ ̄─、
全てが。 _∠_____\
Γ ________ ̄┐
| │l てハ / ( )/│ /
/ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ |
/ | | | | |
/ | | | | | |
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| / | | | | |
|___| | | | | |___|
/ | |___| |____|____| | \
UUU | \ _/ | UUU
| 7 ̄\
112:名無しさん@ピンキー
06/07/21 14:04:18 mQIXGvuw
定期age
113:名無しさん@ピンキー
06/07/24 16:08:23 b0+Ndn7C
どれくらいレスがないと落ちるんだっけ?
114:名無しさん@ピンキー
06/07/24 17:10:34 GV4zrH8N
保守
115:名無しさん@ピンキー
06/07/25 06:40:51 VUYJ4hgj
ほ
116:名無しさん@ピンキー
06/07/26 01:10:48 L7ntVQXl
ある暑い日。
「あー暑いですねぇ。こんなに暑いとは、夏に絶ぼっぐ!」
「―いいじゃないですか、薄着の女性見放題ですよぉ」
「……そうですね。しかし最近の女性は紫外線対策で、長袖を着る方が増えてるとか。
やっぱり夏に絶……んー!」
「―だからこそ、脱がすと言う喜びが発生します!」
「……それが出来ない男性だらけじゃないですか! あぁ、そんな世の中にぜ、むぅっ!」
「―先生はすぐ悪い言葉を口にしますねぇ」
「って、いい加減止めて下さい! 私の決め台詞なんですから!」
「じゃあずっと塞いじゃいます」
「ちょっ、まっ、んー! んー! ……くぅ」
「―こんな風に、私とキスして絶望しますか?」
「……出来ません」
117:名無しさん@ピンキー
06/07/26 17:21:10 3lIjoDS8
んー、かわいくてGJ!
118:名無しさん@ピンキー
06/07/27 22:00:10 OJCFkI2G
>>117
ありがとう。保守代わりにと思ったけど、そう言って貰えて嬉しいよ。
119:名無しさん@ピンキー
06/07/27 23:00:02 It/9cYgE
イイ
120:名無しさん@ピンキー
06/07/28 04:07:17 986IQi5H
萌 え た
121:名無しさん@ピンキー
06/08/02 20:59:12 47s/daPD
age
122:名無しさん@ピンキー
06/08/02 23:20:43 fiKYU35l
>>121
普通
123:名無しさん@ピンキー
06/08/04 16:24:34 5vqASndK
加賀愛ネタきぼんぬ
124:名無しさん@ピンキー
06/08/06 14:36:30 jaHpdHeO
あのメンバーの中で一人遊びとか本番とかやったことある奴って誰だろ。
125:名無しさん@ピンキー
06/08/06 14:37:17 MEFla/+q
楓
とか言うと告訴されるんだろうか
126:名無しさん@ピンキー
06/08/07 09:13:02 i1YPoTQJ
まといは確実に…
127:こんなのしか書けない
06/08/07 12:30:30 e39OWl0W
「どうしたの可符香さん。こんなトコロ……」
半ば無理やりに男子トイレの個室に閉じ込められた久藤の言葉は
彼をここに連れ込んだ張本人、可符香の唇に遮られた。
久藤の右手を栞にしていた絵本が便座の上に落ち、重い音をたてた。
「ちょっと久藤君に、本を読むだけじゃ分からないことを教えてあげよっかな~なんて」
唇が離れるか離れないかの位置で可符香が悪戯っぽく微笑む。
久藤を壁に押しつけ、今度は頬をすり寄せるようにその上に倒れこむと、
久藤のYシャツ越しに可符香の胸の感触が伝わった。
「分からないコト?」
オウム返しに久藤が怯えた声を出す。小刻みに震え、荒らぐ呼吸は暑さのせいだけではない。
しかし可符香はそんなことはお構いなしに、唇が耳にあたる位にすり寄って、囁いた。
「いやだなぁ、そんな怖いことなんてするわけないじゃないですか」
可符香は久藤の左手にその細い指を絡め、続けた。
「女の子の服の中のことを教えてあげるだけですよぉ」
可符香はその手で自分のスカートをたくし上げ、久藤の手を汗ばんだ自分の下着の中に滑りこませる。
久藤の驚いた声を今度は左手で遮り、既に熱を持っているそこに久藤の中指をあてがった。
昼間から俺は何してるのかと
128:名無しさん@ピンキー
06/08/07 12:54:20 YhoALgtT
つ④
129:名無しさん@ピンキー
06/08/07 13:00:45 7TVDIZEY
そんなお前が俺は大好きです
130:続き@全然先考えてない
06/08/07 14:28:50 e39OWl0W
何かを訴えようとしていた久藤の口は次第にただ深く息をするだけになり、
抵抗しようと強張っていた久藤の手は次第に可符香のなすがままになっていった。
可符香の熱い息が久藤の耳をかすめ、その息に時折可符香の声が混じる。
「……それで……ここにポッチがあって……んっ!」
普段と違う高い声を挙げて可符香が反応し、腰をかがめるとその反動で、
既に汗やら愛液やらで湿った久藤の手が滑るように可符香から離れた。
「……(ハァ)……久藤君、爪長いんだねえ……(ハァ)」
そう言うと可符香はまた久藤をとり、今度は自分の口に運んだ。
そしてその指を丹念に舐め回し、時には吸うようにしてから
久藤の中指の爪を噛み切り、たっぷりの唾液と一緒にそれを吐き出した。
いびつにちぎられた爪は可符香の口角から伝い、二人の足下に落ちた。
131:次かその次辺りで多分終わり
06/08/07 16:51:06 e39OWl0W
「……勃ってる」
可符香は久藤のジッパーを降ろし、そこに向けて悪戯に微笑む。
たかぶったそれを下着越しに指の腹でなぞり、五本の指で包むようにくすぐる。
可符香が柔らかい部分を見つけ爪を立てる度、久藤は激しく反応し、壁にぶつかり、音をたてた。
「音をたてないで下さいね。誰かが来ちゃいますよぉ」
「可符香さ……くッ!」
可符香はくすっ、と笑って続ける。
「久藤君も知ってるんじゃないかなあ~これから何するか」
「えっ……」
久藤の高ぶりの震えが少し大きくなった。
「本たくさん読んでる久藤君なら知ってるでしょ、桃太郎のお爺さんとお婆さんが本当は何したか」
久藤の下着を降ろすと、いきり立ったそれが露になった。
ムケてるじゃない、可符香はそう呟き、それに手を添えた。
「本当はもっと遊んでからするんですよぉ」
可符香は諭すように言い、自分の下着を膝まで降ろした。
132:山ナシ落ちナシ意味ナシ(次で終わり)
06/08/07 20:24:14 e39OWl0W
「んっ、んっ……ンあぁぁっ!」
気温は35℃に迫ろうかという狭いトイレの個室の中、二人は汗だくで繋がった。
「(んッ)……どうしたの? 久藤君(ぅああっ)。白雪姫を刺した糸車が本当は
なんだっ、たか、知ってるん、でしょ?(ハアっ、ぁああっ!) こうや、って、女の子のここ…んっんっ…ぁあああッ!」
「あっ……可符香さ……なん……くっ!」
立て付けの悪い個室の壁ががたがたと音をたて、それに喘ぎ声が混ざる。
「これで男の子が最後、どう(んっ)、な、るか知っ、てる?
段々気持、ち良くなってこの辺(んぁっ!)が痛、くっ…」
可符香が久藤の内腿をさすり、腰を動かすペースが早くなる。
「可符香さ……中に……出、あッッ」
「な、んだ(ぅはぁぁっあっ)。知っ…てるんだ。いいよっ……中に、ぅああっあっああぁっ!」
どくん。
久藤の精液が可符香の中に放たれ、それを合図にするように二人ともその場に座り込んだ。
133:完結@お目汚し失礼しました
06/08/07 20:37:42 e39OWl0W
「ふぅっ……暑っつい……」
あれから十分後、可符香はついさっきそそくさと
『みんなと約束がある』と帰ってしまったため、個室には久藤一人だ。
(何があったのかな、可符香さん……桃太郎とか白雪姫……あっ)
久藤はそのまま校内の図書館へ向かった。
連行される際に持っていた「あらしのよるに」を返し、『あの本』のありそうな棚へ向かう。
「っと……あった」
久藤の手には「本当は恐ろしいグリム童話」の本。
裏表紙を開き、読者カードを抜き出すとそこには、今日の日付で返却印の押された名前があった。
『風浦 可符香』
「はは……これもPNだ」
馴れないモンをまして何かの片手間に書くもんじゃないと痛感した
久藤なんて本作であをま出てないからって適当すぎるorz
みんなスマソ。これは忘れてくれ
134:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:39:59 aj2sZcCW
携帯厨ですか
135:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:49:29 Iu3oVIQq
久藤受GJハアハァ
可符香ミステリアス痴女攻ハアハァGJGJ…ウッ
136:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:50:21 e39OWl0W
改行変か
やっぱり馴れないことはするべきじゃないね
吊ってくる
137:名無しさん@ピンキー
06/08/07 20:52:31 7TVDIZEY
長丁場乙そしてGJ
けど今度書くときはまとめて投下したほうがいいよ
そっちのほうがゆっくり書けるし読むほうも安心するからな
138:名無しさん@ピンキー
06/08/07 21:00:33 7NbQj7Z1
改行よりも「あをま」で気付いた
自分も良く間違えるからさ
アイディアは結構好きだから今度は納得いくまで
じっくり練ってから投下してくれると嬉しいな
139:名無しさん@ピンキー
06/08/07 21:09:38 e39OWl0W
あんたらいい人だ
素で少しほろってきた
ちゃんと書いてから一気の方がいいよね
読みかえしてみたら確かに
仮にも趣味で物書きしてる奴が書いていい文章じゃないわw
もともと思い付きだしって言い訳はおいといて
今度どっかBBSで何かしら書く機会がもしあればそうする
おまえらありがとう
万が一次があればそん時はよろしく
140:名無しさん@ピンキー
06/08/08 01:30:26 Lv0w3MBT
反省はバネだぜ乙乙
141:名無しさん@ピンキー
06/08/09 14:11:53 Rg7kQXUK
保あげ
142:名無しさん@ピンキー
06/08/12 01:14:10 /ze/cs19
小指の赤い糸って将来結ばれる人と結ばれてるんだっけ。
つまり一夫多妻生活!?
143:名無しさん@ピンキー
06/08/12 19:42:19 VlvbD0mo
モロッコで性転換が多いのは、一夫多妻制だからなんだぜ・・・?
一夫多妻制で男が余る。余った男は女になる。
女になって金持ちのところに玉の輿すれば安泰だしな。
そもそも、嫉妬深そうな人が結構いるのに、一夫多妻を認めるか普通?
144:55話妄想を垂れ流すぜ
06/08/13 01:22:23 KygsjG71
「自殺なんて医者への冒涜ですよ」
「兄さん…本当にすみません」
「しばらく安静にしていること。望は今、精神が不安定なので手足を固定しておきます」
ガチャリ ガチャリ
「え、ちょっとそれは意味が…」
「おやすみなさい」
バタン
「あーあ…」
コト
「ん…」
「あ…すみません!起こしてしまってすみません!」
「え、いや、気にしないでください」
「この度は本当にすみません!私のせいで!」
「いえ、こう言っては何ですが、まぁ慣れてますし」
「お怪我はありませんか!?」
ぬがしぬがし
「え、何を、待って、今は、その、やめてください」
ぬがしぬがし…びんっ
「これは…まさか何か私が原因で!?すみません!」
「いや、これは……その………………朝勃ち……」
「私が起こしたからですか!?すみません!すみません!すぐに責任もって処理します!」
「え、処理」
「すみません、失礼します!」
ごそごそ
「ちょ、何ですか!」
ぱく ぴちゃぴちゃ さすりすり
「すみません、んむっ、慣れて、なくて、」
「や、止めてください!」
はっ
「もしかして、私の舌じゃ駄目ですか!?分かりました。今度は喉まで…」
はむ じゅぷっじゅっぷ けほっ
「そうじゃなくて…!」
「ふ、ふひはへふ!」
ぷはっ
「胸を使うんですね!?気付かないで、すみません!」
はらり ぎゅっ ぱく ちゃっぷちゅっぷ むにゅんっ
「だから人の話を…んんっ!」
どくんどくん
「んむっ…!けほっけほっ…あぁ!汚してしまってすみません!
全部舐め取って綺麗にします!」
ぺろ ぺろ ぺろ…ごくん
「これで綺麗に…あぁっ!まだ治まってない!
すみません…私、分かりました!恥ずかしいですが………」
ぬぎっ
「そ、それだけは絶対に駄目です!待ちなさい!」
「やっだっ、濡れてる…?すみません、いやらしい生徒ですみません!
……すみません、失礼します…」
くちゅ ぬちゃっ
「駄目です…早く…抜きなさい…!」
「っはぁ、早くですか!?んっ、分かりました、ぁ、早く、終わらせ…ますっ!」
ぎしっぎしっぎしっぎしっ
「ダ…メで…す…って!」
びくんっ どくっどくっどくっ
「…はぁ…はぁ…… ……………!!
もしかして今、私の方が少し先にイッてしまいましたか!?すみません!」
バタン たったったっ
「………これは……………レイプされた…?」
145:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:27:10 KygsjG71
ごめん、勢いだけで書いた。反省はするけど次には生かさない。
>>143
夢見させてくれよ ハーレム的な何か
146:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:36:14 vENeX3Vm
一夫多妻なんて一人でもめんどくさい女が三人も四人もいて
よく発狂しないで生きてけるな
147:名無しさん@ピンキー
06/08/13 01:47:48 pLFmWtBW
dふぁあ
148:名無しさん@ピンキー
06/08/16 01:37:05 8hmU22FV
加賀愛ネタを希望させてもらおうか
149:名無しさん@ピンキー
06/08/17 10:51:19 9OZX/W42
こんなん見つけた
URLリンク(wiki.spc.gr.jp)
150:名無しさん@ピンキー
06/08/18 18:44:29 0MIu0OtG
小森ネタ希望
151:名無しさん@ピンキー
06/08/19 10:47:53 7MSYOHEw
>>148
同じく加賀愛ネタキボン。
>144がそうだが
152:名無しさん@ピンキー
06/08/20 14:13:13 AeDdUdvn
小森ネタを所望する。
激しく所望する。
153:名無しさん@ピンキー
06/08/20 17:20:07 at0ZNHw8
もう霧×愛の斬り合いでもいいから誰か……
154:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:03:04 vPwdfFN1
暑くなってきた頃、初夏とでも言いましょうか。
放課後、日も暮れたころ、私は忘れ物に気づいて
教室に忘れ物を取りにいったんです。
教室に近づくにつれ泣き声が聞こえてきました。
オーンとかアーンとかそんな感じではありません。
しくしく、しくしく、
物悲しい泣き声です。そしてその声は教室に近づく度にだんだん大きくなっていきました
この先にいるのか・・・
少しためらいましたが、意を決してドアを開けると
私の泣き黒子の女子が教卓の中で体育座りしながら泣いていました
「あっあなたは加賀さん!」
「しくしく、しくしく、あ、先生、こんにちは、しくしく、しくしく」
「こんにちは加賀さん。じゃなくて、
どうしていきなり?あなたはこんなところで何を泣いているんですか?」
「それは・・・しくしく、しくしく、うっうっうぇ~ん」
・・・なんだか面倒なことに巻き込まれてしまったと気がついた時には
もう遅かったようです。ですが立場上放っておくわけにもいきません。
自傷?自殺?そんなの困ります。
「わかりました。なんだか困り果ててるようですね。もう遅いですし、
良かったら家まで来ませんか?話ぐらいは聞きますよ。」
155:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:04:23 vPwdfFN1
私の泣き黒子の女子が教卓の中で体育座りしながら泣いていました
「あっあなたは加賀さん!」
「しくしく、しくしく、あ、先生、こんにちは、しくしく、しくしく」
「こんにちは加賀さん。じゃなくて、
どうしていきなり?あなたはこんなところで何を泣いているんですか?」
「それは・・・しくしく、しくしく、うっうっうぇ~ん」
・・・なんだか面倒なことに巻き込まれてしまったと気がついた時には
もう遅かったようです。ですが立場上放っておくわけにもいきません。
自傷?自殺?そんなの困ります。
「わかりました。なんだか困り果ててるようですね。もう遅いですし、
良かったら家まで来ませんか?話ぐらいは聞きますよ。」
夜八時を回ったころ、二人は望の部屋についた
愛がふと部屋の隅を見やると、本棚には
トロツキー、太宰治、ニーチェ、他にも難しそうな本が無造作に並べられていた
「先生、これ全部先生が自分で読むんですか?」
「まあそうですね。あまり理解はしてませんが」
「すごい。インテリなんですね。」
「まさか。教師なんてロクなもんじゃありませんよ。業の深い職業です。
所詮インテリ崩れですし。そんなことより一体どうしてあんなに泣いてたんですか?」
お茶を飲みながら質問する。
「千里ちゃんから借りたCDを返すのが遅れちゃったんです。それでまた千里ちゃんに怒られちゃって・・・」
「なるほど、妄想じゃなくて実際に加害行動を起こしてしまったんですか。
でもそんなの別に気にするようなことじゃないと思いますけど。
私から木津さんにそれとなく言っておきます。」
この娘は美しい。愛のうつむいた顔を見ながら望は今更ながらそう認識した。
愛は続ける。
「今までも何度もこんなことあったんですけどこんなことがあるたびに
私、自分がダメなのかなって、千里ちゃん私なんかより全然しっかりしてて
本当に私、自分がこんなんで・・・」
望は自分の中にこの少女に対する嗜虐感と保護欲求が芽生えてくるのを感じ取っていた。
この娘をもっといじめたい、いや、保護したい。
156:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:05:09 vPwdfFN1
「普段死にたがってる私が言うのもなんですが、あなたは少し加害妄想がすぎます。そんな自意識過剰に生きてるとロクな大人になりませんよ。もっと自身を持ってください。」
「ごめんなさい!ごめんなさい!私の妄想が強すぎるせいで先生に迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。」
「それがいけないと言ってるんです。もっと自分に素直になりましょう。」
「でも、私どうすれば?うっ、うっく、うわ~ん」
望は、もはや、黒い願望を抑えることができなかった。
「わかりました。私の言うことが聞けないんですね。そこまで言うことが聞けないなら
楽しませてあげますよ。ほら、私をこんな風にしたのはあなたですからね!あなたが、あなたがこんなに美しくなければ私はこんなに!」
「ひぇんひぇい?ひゃんっ」
一気にまくし立てると途端に口で口がふさがる。
そして愛はそれを待ってたかのように舌を入れられるのを受け入れた。
望は愛を押し倒す。制服を強引に脱がす。
上着を脱がし終わると、あることに気がついた。
まずはブラウス、次にスカート、ああ、このブラジャーめ。
「しかし黒い下着とは。
あどけない顔して、結構変態ですね。言ってあげましょう。この淫乱娘!」
「先生、これは違うんです!そんな、先生恥ずかしい・・・」
「なにが違うんですか?まあいいです。結構いい眺めですし」
ショーツを脱がすと良く手入れされた無毛の股間が広がった。
望は乱暴に体中にキスをした。顔が赤くなって舌がジクジクするほどの
かつてない体の昂りを感じているのだ。
普段の文学青年絶望先生の面影は消えていた。
秘部をこねくりまわされても、ベチャベチャ舐められても、何をされても
愛は完全になすがままにされていた。まるで状況を楽しんでいるかのようだった。
そんな愛の姿をみてると、望は一層の昂りを感じるのだった。
157:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:06:31 vPwdfFN1
舐め続けるのに飽きた望はそろそろ本番に入ることにした。
「加賀さん、いきますよ。覚悟してくださいね。」
愛の肩をとり、硬いものを体にあてがい差し込んでいった。
「あ…ああああぁっ!んんんんっ!! 」
「まだまだですよ。これからです。」
そう言うと望は小さくグラインドさせてから全力で腰を動かす。
望の姿を愛は恍惚とした表情で見上げている。口の端からよだれが垂れているようだ
「いいですね。愛さん。たまらない顔です。」
望の身体が愛に容赦なく打ち付けられる。
「あっ・・・あっ・・・ああ・・・もっと・・・先生もっと・・・!」
愛の腰が艶かしく動き、うねる。
腰を沈めるごとに前よりさらに深くつながる。
腰の動きのリズムが早くなるにつれ望の股間はさらに深く締め付けられてきた
激しく突かれる快楽に愛は身を委ね、望の肩を掴みながら悶える。
女の子の甘い匂いと卑猥な音が立ち込める部屋の中で、望はそろそろ限界を感じていた。
「加賀さん!そろそろ・・・限界・・のよう・・・・です・・・・!」
「せんせえっ!私もっ!私もなのっ!ひぃあっ!!!」
愛もそろそろ達しようとしていたようだった。
どくっどくっどくっ
遂に望は達し、精液は愛の体内に一滴残らず搾り取られていった。
158:名無しさん@ピンキー
06/08/20 22:08:51 vPwdfFN1
「私としたことがすいません。ついつい理性を失ってしまいました。」
スズメの鳴き声が聞こえてきたころ、望は申し訳なさそうに愛に言う。時計はもうすっかり朝の五時をまわっていた。
「いえ、いいんです。先生が気持ちよかったなら・・・それに・・・」
「それに、なんです?」
「私も気持ちよかったですし。なんだかちょっとこういうのもいいな。なんて・・・
あれ、ごめんなさい!ごめんなさい!淫乱ですね!わた・・・」
言い終わる前に愛の口がふさがった。
ねっとりとしたキスの後望は言う。
「加賀さん」
「先生」
「いいんですよ。別に忘れっぽくても淫乱でも、加賀さんはもっと加賀さんらしさを大事にすればいいんです。気にすることはありません。私だって死にたがりのインテリ崩れですけどそれなりに何とかやってますし。なんならもう一回気持ち良いことしますか?」
困惑した表情の愛を見つめながら微笑して言う。
「冗談ですよ。それより私から誘っといてなんですが、ご両親に連絡しなくていいのですか?」
「先生、私の両親は・・・うっ・・・うっ・・・」
愛はまた泣き出した。どうやら両親のことは触れてはいけなかったようだ。
「すいません。すいません。私で良かったら話を聞かせてください」
「実は・・・・・」
私よりも、絶望した子がいる。
そんなこと今まで考えもしなかったが、どうやら事実なのだ。
一日で慰められるだろうか。いや、時間はかかってもこの娘を慰めたい。
どうやら今日も学校を休むことになりそうだ。
159:名無しさん@ピンキー
06/08/21 00:49:48 mMT1M+tU
これはとてもGJですね
160:名無しさん@ピンキー
06/08/21 01:11:14 9Zf5wwoW
なんつーか普通に萌えた
GJ
161:名無しさん@ピンキー
06/08/21 02:01:09 ejgvwaD3
女子大生ネタキボンヌ
162:名無しさん@ピンキー
06/08/21 08:06:23 BIRT8e6W
>>154-158
名作。起承転結もあってよい。
あえて5コマ目の闇をつけるなら「妊娠しやすい体質でごめんなさい」あたりか。
163:名無しさん@ピンキー
06/08/22 22:00:46 ucMeZwDg
それはそれでいいな
164:女子大生ネタキボン
06/08/23 22:31:53 tAIVEm2A
5になってからすっかり寂れてるな。職人さんどこいっちゃったの?
165:4の時の職人
06/08/24 20:14:22 jE5DwtPz
賛否両論でしばらく離れてた。でももはや書く気がしない。
166:名無しさん@ピンキー
06/08/24 20:15:03 tqvkgEF9
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これで現金や WEB マネーを稼ぐといいですよ!!!
167:名無しさん@ピンキー
06/08/24 20:29:50 YPH+R4IK
智恵先生はいらない子なの?
168:名無しさん@ピンキー
06/08/24 22:36:41 XJCVEYsg
「ヤればできる子」というネタを考えていたんだがなんかうまく書けないよ
だれかリサイクルしてくれん?
169:名無しさん@ピンキー
06/08/24 22:47:27 YPH+R4IK
君はやればできるこだからっつーあれか
ちょっと面白そうだな
170:名無しさん@ピンキー
06/08/25 02:27:48 TaDAZTql
100%忠実にコピーしたロボットってエロイな
171:名無しさん@ピンキー
06/08/25 08:57:02 ohG3Pm9/
Under18の女性を100%忠実にコピー→エロ展開→ロボットなので合法
172:161
06/08/26 01:37:06 6Xzq3WdV
>>164
うう、創作活動は公共的で文化的な財産だから
書く気になったら何か書いておくれよ
誰か女子大生ネタキボン
173:名無しさん@ピンキー
06/08/26 07:20:00 JCvWl5p+
レス誤爆かな
174:161
06/08/28 02:27:56 UVP6Mwmu
うう、間違えた>>165氏だった。
まあこうも過疎ってるなら自分で書くという選択肢もアリかと思い直した。
175:名無しさん@ピンキー
06/08/28 03:06:59 B+lcRqUi
小ネタでもいいんで頼む
俺もがんばるから
176:名無しさん@ピンキー
06/08/29 22:39:54 dTML5H/v
やっぱ愛ちゃんカワエエ。
ネタバレ↓
今週号は、結構大きくて出る。
177:不知の涙1
06/08/31 00:08:13 ufEpEYTE
枯れ木も山の賑わい、という訳で、職人さんの足下どころか、着床段階にも及びませんが、以下投下します。一応、隣の女子大生×望。これに千里などがからみます。色気も笑いも薄目ですみません。
---------------------------------------
「部長、今日三角さん、風邪で休みです」
「あら、それはいけないわねえ。大丈夫かしら。」
千里は茶道部の終わった後、三角を心配しつつも余った和生菓子をどうしようか思案に暮れた。三角の家は学校からいささか離れた町にあり、しかも正方たちや千里の家とは反対方面の電車に乗る羽目になるので、生菓子を届けるにはためらわれる距離にあったのだ。
「絶望先生にさしあげたらどうでしょう。ほら、前に部長のお誕生ケーキを仮入部だった方と喜んで食べてらしたし」
「そうですよ。部長からお渡しになったら、きっと先生鼻の下長くして喜びま…」
「ちょっと。あなたたち。」
「し、失礼します!」
「失礼しまぁす!」
二人は逃げるように帰っていった。…まったく。
ただ、思い直してみると、確かに先生に届けるのも悪くはない。偶然、先生に借りていた本を今日返すつもりだった。
それに、先生は大の甘党で、プリンやケーキを初め甘いもの全般に目がない。修学旅行の下見の折に奈美のおたべを取り上げた後、実は
「これは先生が処分しますね」
と言うが早いか、ぱくっと口にしてしまったくらいだ。
(奈美ちゃんは泣いて抗議していたっけ。)
さらに、彼はもともと酒や煙草は嗜まない質なので、いきなり千里が訪問しても、よっぱらった先生がからんでくる恐れなど皆無であった。ある意味、学校で最も人畜無害な男といえば望だったのである。
178:不知の涙2
06/08/31 00:12:57 ufEpEYTE
意外なことだが、絶望先生は勉強についての質問には誰に対しても平等に、そして的確に答えてくれる。古文の授業でも、
「完了の助動詞と推量の助動詞の組み合わせっていくつかありますよね。『てむ、なむ、つべし…』ってやつ。あれ、『メリーさんの羊』の節で歌うと覚えられますよ」
などと、まともな教師らしいことを言う。
かと思えば、自分の読んだ本についてよく感想を教えてくれたりもする(わざと暗い内容のものを紹介している気もするが)。
そもそも千里が呪いに詳しくなったのも、元はといえば、望がきっかけを作ったと言えなくもない。
千里が彼に、源氏物語に出てくる六条の御息所について質問しに行ったときのことだ。話の流れで、日本の呪いについてなら小松和彦先生の本が面白かったと教えてくれた。それをきっかけにいろいろ読み進めていくうち、自然とその方面に詳しくなったのだ。
結婚のことについては相変わらず話を逸らし続けたが、勉強や本についての話から世間話まではきっちりと応じてくれたし、家に来ることもあえて拒絶したりはしなかった。
食生活には無頓着であるように見えて、紅茶にはブランデーを垂らして香りをつけて出してくれるなど、なかなか凝っていたことも好印象だった。
かと思えば、冷蔵庫にプッチンプリンの買い置きがあるのを発見したりもした。交も一緒に食べますから、とのことだった。
179:不知の涙3
06/08/31 00:16:56 ufEpEYTE
先生の家に着いてみると、そんなに遅い時間でもないのに玄関の灯りが消えている。
留守かとも思った。が、中からはなんとなく人がいる気配がする。声をかけようかとも思ったが、なぜか言葉を掛けるのがためらわれた。と、二階から微かな物音が聞こえてくるような気がした。
千里は先生の家の裏手の高台に回った。そこからは、先生宅の二階の様子が窺えるからだ。
はたして、二階も部屋の蛍光灯は消えているものの、枕元に灯りがあるらしく、割とはっきり中の様子を窺えた。覗いてみた千里は思わず立ちすくんだ。
部屋の中で、白いものが動いている。人の背中だ!髪の毛は長めだが、男の体つきではない。女か!?
姿勢を変えた。中の人物がこちらを向く格好になった。胸からはっきりとわかる。女だ。それも若い!千里はふとあの体つきをどこかで見た覚えがあるという思いにとらわれた。
だが、健康的に動いているやや小ぶりの胸や、はらはらと乱れつつある髪を見ているうちにー髪の方に目が留まった。
あの髪にははっきり見覚えがある。さっき見えた後ろ髪といい、先生の部屋に写真が飾ってあった、あの女だ!今先生は、隣の女子大生と不埒な行為に及んでいる!
180:不知の涙4
06/08/31 00:18:52 ufEpEYTE
今すぐ止めさせたかったが、なぜかその場を一歩も動けなかった。それに、なぜか頭がぼうっとして目が離せない。先生の姿ははっきりとは見えないが、ときどき細い足が動いているらしいのはわかった。
一方、女が動く姿はよく見えた。声は聞こえないものの、気持ちよさそうに小気味よく全身が揺れている。
鞄から思わず手が離れた。悔し涙が流れた。だが、依然部屋の中の女から目が離せない。
(汚らわしい!私だって、あんなこと、…あんなことくらい、先生となら…。)いつしか指で自分の秘所を慰めていた。
(私だって…私だって…)
「あっ…あっ…ふぁっ」小さな喘ぎ声が喉の奥から漏れた。
(あの時、先生の肩は広かった…)
「あっ…」
(腕枕や添い寝ははっきり覚えてないけれど、暖かかった…起きたとき、いい気分だった…。)
「はぅっ…先生…あ…先生…っ…好…う…なのに。…はぁっ…。」
中の女の動きが激しくなった。上下だけでなく、まるで前後左右にも動いているようだった。つられて千里も指の動きが速まった。中の女の動きが止まるのとほぼ同時に、千里も達していた。
千里は自己嫌悪と屈辱感にさいなまれ、泣きながら家へ駆けだしていった。和菓子は道端に泥まみれで転がっていた。
181:不知の涙5
06/08/31 00:22:28 ufEpEYTE
深夜、神社に白装束に身を包んだ千里の姿があった。鉢巻には二本の蝋燭が挟んであり、足元は一本足の下駄。尋常の目つきではなかった。
憎い、憎い!あの女とあんなことをした先生が憎くてたまらぬ!先生…。先生はいつか呪いの本を教えて下さいましたよね。面白かったので、あれからいろいろ本を読んで学んだのですよ。
今宵はその成果をきっちり発揮して、先生を呪います。そう、謡曲「鉄輪」のとおり、きっちり呪ってあげます…呪ってやる!呪わでか!コノ恨ミ晴ラサデオクベキカァ!!
カァァァン……カンッ! コオォォン……コンッ!
月もない闇夜に、五寸釘を藁人形に打ち込むどこか乾いた音が断続的に響いた。
(今日は彼女、激しかったなあ…)
望はぼんやりと隣の女子大生との情事を思い出していた。当初のネガティヴな予想に反して、隣の女子大生との付き合いは順調に進んでいった。
あびるや藤吉さんが交当番で、交が彼女たちの家にお泊まりしている夜などは、いつしか彼女と愛し合うようになっていった。
いつもは彼女は受け身で自分から動くこともめったにない。可愛い喘ぎ声を立ててシーツをつかんだり、ちょっと悶えたり、たまに望にしがみついたりする程度だ。
事に及ぶ時は灯りを点けるのをいやがるし、カーテンだって閉めた後だ。そして、絶対に泊まってはくれない。
今日こそは泊まっていってくれるのかとも思ったが、身支度を整えたかと思うとぱっと抱きついてきて、情熱的な接吻をした後、するりと帰っていってしまった。
182:不知の涙6
06/08/31 00:24:19 ufEpEYTE
望が今日こそは、と思ったのには訳がある。今日は、彼女は何とも積極的だったのだ。
望の絶棒を口に含むときも大胆だったし、舌使いも望を慌てさせた。危うく暴発しそうな位だった。
何より、今日は初めて彼女が上になって動いてくれた。最初はぎこちなかったものの、望の言うとおりに健気に動き、望と一体感を深めた。最後には、可愛い喘ぎ声をあげながら、自分から腰を振りさえしたのである。
ぷるぷるっと揺れる、小ぶりだが形のよい胸。下から眺めたり、手を添えて頂を指で優しく摘んだり、若い女性特有の揉み心地を堪能したりした。
今日はカーテンを閉めなくていいかと尋ねる暇もなく、彼女との行為に没頭していた。彼女の動きに自分も合わせながら高ぶっていく望は、まさか外から覗かれていようとは、夢にも気づかなかった。
望はその時の様子を思い出していた。
(彼女も積極的になったなあ…俺が開発した結果かな…なーんてな)
思い出しているうちに、また絶棒が硬くなってきた。
(俺もまだまだ若いな…倫のやつ、人を男の瀬戸際みたいに言いやがって…見ろ、こんなになってるじゃないか。まだまだ俺はやれる)
と奇妙な高揚心とともに、望はゆっくりと絶棒を慰め始めた。
もう少し。もう少しでいく、あと三擦り、二、一、とその時。
183:不知の涙7(E)
06/08/31 00:26:22 ufEpEYTE
ズキィィィッ!
「ぐわっ」
突然望の心臓に激痛が走った。
あまりの痛みに、一瞬息が出来なかった。何だ今のは、と思う間もなく二発目が来た。
ズキッ!!
「はぐうっ!!」
あまりの痛さに絶棒から手を放すことも出来ない。絶棒を握ってない方の手は、たまらず眼前の宙を掴もうとした。口はパクパクと動くものの、声が出ない。
(こ、これは惜しまれる死に方ではないからっ…)
おごわっ!…引き続く襲ってくる痛みの中で、そんなことをぼんやり考えた。
ぐはあっ!!…確かに、自分自身を握りしめた状態で突然死した高校教師を惜しんでくれる人などいないだろう。『絶望教師、絶望的な変死体で発見』などと書かれた夕刊紙の見出しが浮かんでくる。…はあんっ!…た、…助けて、おかあさ~ん……はひぃっ!!
握られた絶棒も痛さに耐えかねたのか、涙を一滴浮かべていた。
結果的に、望は死なずに済んだ。千里の呪いが佳境に達する直前、背後で起こった小さな爆発音に千里が気付き、呪いを中断したからだ。
また、たまたま夜半からストーキングを始めたまといが、望の様子がおかしいことに気づき、救急箱から鎮痛薬を探し出して、水とともに口移しで飲ませてくれたせいもあるかもしれない。
184:名無しさん@ピンキー
06/08/31 00:29:32 ufEpEYTE
以上です。つたない文と内容、失礼いたしました。
185:161
06/08/31 00:37:21 rgmiYq3c
神キタ━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━!!!!
うう、ありがとうございます。
漏れも甘甘女子大生ネタ書いてるんで近いうちに
投下させてもらいます。お疲れ様でした。
186:名無しさん@ピンキー
06/08/31 00:49:00 ZmsYq0PO
GJ!
リアルタイムでwktkしながら読ませてもらいました
面白かったです
千里は健気で可愛いなあ
>>185さんの投下お待ちしてます
187:名無しさん@ピンキー
06/08/31 05:39:54 halDeNXV
GJ!
可符香、やっぱ狙ってるなぁw
188:名無しさん@ピンキー
06/08/31 10:59:40 0E7kv0YY
GJ。
前半のエロとは関係ない部分がかなり読ませるねぇ。
189:177
06/08/31 19:25:09 MAfRQvKB
>>185-188
あうう、過分なお言葉、どうもありがとうございます。いつの日か、実用に耐えるものが書けるよう頑張ります。
>>161さんの投下をワクテカして待ってます!
190:161
06/09/02 23:56:33 nSbnxEuM
遅くなりましたが完成しました。
笑い無し、バランス悪い描写、文章下手と三拍子そろっていますが、
こんなんでもスレ活性化につながれば幸いです。
191:夜をぶっとばせ!
06/09/02 23:58:17 nSbnxEuM
八月の、暑くなりそうな日のさわやかな朝の息吹が聞こえるなか、
糸色望は人を待っていた。
「うーん、遅いですね。」
望が腕時計を見やると時刻は八時時五十八分を回っていた。
「おかしいですね。九時に新宿って言ったのに。」
新宿駅西口の雑踏に混じって、そわそわ、もじもじ、そんな擬音が聞こえてきそうな中、
糸色望は人を待っていた。
『ああ、もう、早く来てください。もじもじ、九時集合なんていいながら六時から待ってる私も悪いんですがもう待ちきれません。珍しくお気に入りのゲバラTシャツなんて着て、そわそわ、目立たないように朝早く起きてきたんですよ。そわそわ、もじもじ。』
「お待たせしました。」
望の我慢が限界に達しそうだったとき、突如背後から声が聞こえた。
振り向くとそこには望の待ち人、隣の女子大生が立っていた。
「こんにちは。糸色さん。糸色さんったら遠くで見てたらキョロキョロそわそわしてるのが見えてとてもかわいかったですよ。あんまりかわいかったんでついつい意地悪しちゃいました。えへへ」
女子大生の指摘に顔を真っ赤にそめながら望は反論する。
「あ、赤木さん!いつからそこに!?いえこれはそにょ・・・違うんでふ!これは・・・」
突然の登場に望はパニックに陥ったようだった。顔が赤くなる。
「なにが違うんですか?顔真っ赤にしちゃって。ろれつもまわってませんよ。
本当にかわいい人。まあいいです。行きましょう。」
「・・・はい。」
192:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:01:51 nSbnxEuM
高校教師糸色望は二十四歳だった。
教師をはじめて二年。都内に出てきてから六年といったところか。
女っ気のない大学時代を過ごし、教師になってからも女縁のないまま
過ごしてきたが、いくら死にたがりの絶望教師でも、もう都会の孤独に耐えるのは限界だった。
そしてそんな望がひょんなきっかけから、今年から越してきた隣の女子大生、
赤木杏と関係を深めていくのも当然の成り行きだった。
今日は望の初デートの日だ。
二人ともまだ正式に付き合ってるわけではなかったが。
『隣の』女子大生と新宿で待ち合わせる必要もなさそうなものだが
どういうわけか望は数多のストーカー被害を受けてるので、察知されないよう
必死の思いで今回の計画を練り、ようやくストーカーを撒いて念願の初デートにこぎつけたのだった。
ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン
二人はいま小田急江ノ島線に乗り海に向かってる
夏でもこの時間は混んでるが、幸い小田急線は新宿初なので二人とも座ることができたようだ。女子大生が望に振る。
「私東京育ちなんであんまり海とかいったことがなくて、
小さい頃名古屋に居たことがあるんでそのときはよくいったんですけど。」
「そうですか。私も信州の山奥出身なんであまり海には縁がなくて。学生時代以来です。
おや、もう町田ですか。ここを過ぎるとだんだん風景が鄙びてくるんですよね。
しかし結構時間がかかりますね。ああ、こんなことなら快速急行なんて乗らずに
ロマンスカーに乗ればよかった。絶望した!先見の明がない自分にぜつ・・」
望の口が手でふさがれる。
「糸色さん、せっかくのデートなのにそんなことで絶望しないでください。ロマンスカーはお金かかりますし、ストーカー対策もしずらいってこと
で普通列車にしたんじゃないですか。すぐに絶望するのは糸色さんの悪い癖ですよ。女の子の前なんですからもっとしっかりしてください。」
「・・・はい。」
193:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:03:44 nSbnxEuM
ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン
列車は神奈川の中央の住宅地の間を抜け、藤沢で降り、
各駅停車片瀬江ノ島行きに乗り換える。
そのままゆったりとした時間が流れ、アナウンスが流れる。
「小田急をご利用いただき真にありがとうございました。
まもなく、終点片瀬江ノ島です。」
「ほら、そろそろ着きますよ。降りる準備してください!」
駅から降りると、少し潮の匂いがした。
二人は駅の前の弁天橋を渡り、江ノ島と本土の間に掛かる橋を渡っていた。
カモメの鳴き声がする。
「旅館がたくさん立ち並んでてさっすが観光地って感じですね。
あら、ご休憩のできる旅館もあるんですね。」
「あんまりはしゃがないでください。後で泳ぎますけど、
今日の目的は関東一の不思議スポットこと
龍の宿るといわれる岩屋に行くのが目的なんですから!
ああ、前からなんとなく行きたいたいと思いつつも
行く機会がなかった岩屋にいけると思うとドキドキしてきました。
さあ、早く行きましょう!」
「糸色さん、珍しく本当に楽しそうですね。そうですね。
折角ですし早く行きましょう。それっ!」
「あっ、ずるい!待ってください!」
女子大生は走り出した。望も後を追い、子供のように海の間を駆けていった。
194:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:06:03 rS3SgM0y
夕暮れ時、潮の匂いと波の音が響く間とぼとぼと歩いている二人の姿が見えた。
どうやら男の方が悪態をついているようだ。
「・・・しかし、なんなんですかあのショボい岩屋は!
あれじゃ子供騙しですよ、全く!いくら観光客だからってちょっと舐めすぎです!」
「仕方ありませんよ。観光地なんて大抵そんなものです。私も少し残念でしたけど。
でも糸色さんったら岩屋の奥の龍のところで悲鳴を上げてたじゃないですかぁ。」
「・・・!あれは別にその・・・・・いきなり大きな音がしたら誰だってびっくりするでしょう?」
「あら、私は全然驚きませんでしたけど?」
岩屋の奥の龍が怖いのは本当だ。女子大生もあれは少し音が大きすぎると思っていた。
だが、悲鳴を上げるほどのものでもない。望は恥ずかしさを必死の思いで取り繕う。
「・・・洞窟付近の海辺はフナムシが多かったですね。気持ち悪かったです」
「糸色さんずっと怖がってましたからね。怖がってる糸色さんはかわいかったですよぉ」
「・・・・・・それにしても江ノ島の中にもあんなに土産物屋があって
しかも人が住んでるとは思いませんでした。ネコもいましたし。
案の定というかビーチは刺青が入ったお兄さんお姉さんばかりでしたね。さすが神奈川です。」
「妙なところで感心しないでください。
まあたっぷり海も満喫しましたし、細かいことはいいじゃないですか。」
「二人とも泳げないんでビーチで遊んでただけでしたけどね。
ところでいま私達はどこへ向かってるんですか?」
「この先をまっすぐ歩いていくと江ノ電の駅があるんです。
それに乗って藤沢まで行きたいと思って。いいでしょう?」
「江ノ電ですか。いいですね。せっかくだし乗っていきましょう。」
しばらく歩くと通りの先に江ノ島駅が見えてきた。
小さな駅に着くと、路地裏を抜けて走る小さな電車に乗り込んだ。
195:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:07:14 rS3SgM0y
乗り換えを重ねて小田急の列車は新宿についた。
二人とも一日が終わってしまうことを噛み締めながら改札の方へ歩いていった。
「楽しい一日でしたね。」
女子大生の言うとおり、いつだって楽しい時間は早く過ぎる。
特にこういう日にはそれがとても激しい。
そう、ここで何もしなければ後はもう家に帰るだけなのだ。何もしなければ。
「糸色さん、私のつくったお弁当残さず食べてくれて嬉しかったんですよ。
私・・・あんまり料理上手じゃないですから。」
身体を悪くするほどではないけれど、決して美味しくもなかった昼食を思い出した。
久しぶりに平穏な瞬間だった。
時間は九時過ぎ。まだまだ、というよりもむしろこれからが騒がしい時間だ。
幾ら遅くなっても都会の夜は暗くならない。ネオンが邪魔で星も見えない。
こんなに明るい都会の真ん中で、今日も一人で寝るんだろうか。
楽しい時間をこれで終わりにしたくはなかった。
「あ、あ、あ、あの・・・」
「なんですか?」
意を決するまでには少し時間がかかる。ましてやそれが重大な決断なら尚更だ。
ああ、惨めで情けない瞬間だ。でも言わなきゃ。
「あ、あ、あ、杏さん」
「・・・はい」
舌がビクビク震える。ああ、なんて情けない時間なんだろう。今頃顔は真っ赤に違いない。
ああ、言うぞ。言うぞ。言いますよ。言うんだ!言ってしまえ!
「あ、あ、あ、あの、あ、あ、あ、杏さん、その、その、
好きなんです!杏さんのことが本当に大好きなんです!付き合ってください!」
言ってしまった。遂に言ってしまった。
「ええ・・・いいですよ」
「ええ、今なんて?」
「そうしましょうって・・・こんなこと何度も言わせないで下さい。」
そこまで聞いた後、緊張が解けて
気が抜けそうになりながらも意を決して次の言葉を放つ。
「それと・・・こ、こ、今晩一緒に過ごしませんか?」
女子大生は少しきょとんとした後、くすくす笑って答えた。
「そんなことまで声に出さなくてもいいのに」
196:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:09:38 rS3SgM0y
ホテルの部屋の中に望はいた。
シャワーから出てくる杏を待っているところだった。
朝から出てきて夜にはこんなところにいるなんて
予想してなかったわけじゃないけれど不思議なものだな、と思う。
杏が出てくる。どうやら何か言いたいことがあるようだ。
「糸色さん、話があるんです。
さっき糸色さんが言ってくれた分、私も言わなきゃいけないことがあるんで
少し長い話ですけど聞いてください」
杏の深刻な顔に、望は思わず息を飲んだ。
「正直なことを言うと、私、最初は糸色さんのことが気に入らなかったんです。
なんでこんな大金持ちの息子が絶望してるんだ。冗談だろって。
普段は明るく振舞ってますけれど、
糸色さんに会う前までは自分ばっかり不幸だと思ってたんです。
私の父親は資産家だったんですけど、政敵との対立で干されて
会社は倒産、資産はほとんどなくなって、幼い頃は自殺未遂を繰り返していました。
一族の中には酷いやり方で逮捕された人もいました。
家庭は不和で、私、愛されちゃいけない人間なのかなってずっと思ってて。
でも糸色さんとの家にお邪魔したりしてるうちに、
交ちゃんとか倫ちゃんと話してるうちにだんだん、
どんな人にもいろいろ抱えてるものがあるんだってわかってきて。
それで、私、本当に・・・」
望は泣き出した杏の肩を抱き寄せる。
そのまま暫く時間が過ぎる。
「もう泣かないで下さい。別にいいんですよ。
そんなことは気にしなくても。」
「本当にこんな私で・・・」
言い終わる前に望は唇を奪った。熱い吐息が漏れてきた。
197:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:11:26 rS3SgM0y
軟体動物のように舌が絡み合う。
口の中を舐めまわし、濡れた歯をすすり、舌の付け根をつつき、ジュルジュルと唾液を吸い上げる。
「うっむむむぅ・・・ちゅちゅ・・・」
舌を追い回し、唇を軽く噛む。口付けをしたまま
望は左手で弾力のある胸を揉み、右手でよく手入れされた女の部分を触る
石鹸と女の匂いにあてられて、欲情が深くなってきた
頭がとろけそうなほど熱く蒸した部屋の中で、二人の欲望は際限なく熱を帯びていった。
「むふぁ・・・・・・、チュプ・・・」
苦しそうな熱い息が杏の鼻腔から漏れ、望は口を離した。
互いの唇の間には唾液が糸を引いてる
「きれいですよ。杏さん」
左手は柔らかい胸の先端をねぶり続け、舌は首筋を舐め、
右手は女の堅く閉じた肉の割れ目に侵入しようと試みてる。
「ひんっ!」
指先の刺激で杏の奥から淫らな液が漏れてきた。
割れ目をまさぐる二本の指に熱い汁であふれた肉襞が吸い付いてくる。
「あぁん・・・・・・ダメぇ・・・・!」
望の身体の下で杏が悶える。
「どこがダメなんですか?」
望が聞く。どうやら普段と立場が逆転しているようだ。
「・・・いじわる・・・・胸・・・・熱いのぉ・・・・はぁん!」
日頃絶対に適わない相手にかわいらしい声を出させたことと、
蒸れたような女の匂いが望の胸を灼く。
「杏さん・・・そろそろ・・・」
「・・・優しくして・・・ください・・・」
喘ぎながらも不安な声色で杏がせがむ。潤んだ瞳がかわいらしい。
「・・・言われなくても」
望は答え、凶悪な絶棒で杏の身体を正面から突いた。
引き裂かれた開かれた身体の痛みは相当のものだったのか、
苦悶の表情でのけぞり、痙攣し、声にならない叫び声で叫ぶ。
「・・ぅぅ・・・ぁぁぁぁ・・・!」
どちらにとっても初めてとなるこの侵入は、
まるで二人を、互いに捉えた獲物を逃そうとしない獣のようにきつく組み合わせていた。
杏の太股にそって一筋の血が流れる。
その血の赤い色は小さな声で泣く杏を見て申し訳なく思う暇もないほどに
男としての望を完全に昂ぶらせてしまっていた。
凄まじい征服欲を感じながら、打つスピードを早めていった。
突かれる速度に比例して締め付けが一層激しくなる。
「ひぐぅ!・・・・もっと!やさしく!」
杏の抗議を無視するかのように望の突き上げは激しさを増して行った
そろそろ耐えられなくなってきた。
溜まっていた熱くいやらしい液が杏の奥からあふれ出してくる。
腰と腰がぶつかる音が小さな部屋に木霊する。
痛みの底から快楽を感じてきたのだろうか。杏も次第に満足そうな顔になってきた。
「杏さんっ!そろそろ・・っ!出ますっ・・・!」
「中に…中にください。奥に…たくさん」
その言葉が合図になり、腰を震わせて二度、三度とと熱い精を吐き出した。
「ああ・・・熱い・・・」
肉襞がうねり、精を飲み尽くそうとする。
絶棒を引き抜くと、しばらくは茫然としていた様子でいた二人だったが、
トロンとした目と目が合うと、
くすくす笑いながら覚えたての快楽を貪っていった。
198:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:12:38 rS3SgM0y
夜が明けた後、二人は家に向かっていた。
朝の日差しが眩しい。
朝帰りかあ、何年ぶりだろう。杏が口を開く。
「そういえば、糸色さん高校の先生をなさってられるんですよね?
気になる娘とかはいないんですか?」
「そんな、高校生の小娘なんかに興味はないですよ。
・・・あ、でも、あの子は、いや、失礼。
杏さんとは全然似ても似つかないんですけど、どこか似た雰囲気の、
とっても変な娘が一人いて。
誤解しないでください!小娘なんかに興味はありませんよ!本当ですからね!」
「もう、変な娘ってどんな娘なんですか?
今度じっくり聞かせてくださいね。と、着きましたね。」
いつの間にか目の前に家が聳え立っていた。
これで本当に終わりなのだと思うと少し名残が惜しくなってきた。
「・・・そういえば今日は珍しく和服を着ないで外出したんですが
「先生がゲバラフリークなんて意外でした。
フフフ、意外な人が意外なことを知っているものなんですよ。
意外な人の意外な素顔を見た気分です。」
「意外な素顔ですか。杏さんにも何かあるんですか?
っと変なこと聞いちゃいましたね。失礼しました。それではまた今度会いましょう。
って言ってもどうせ隣同士ですけどね。おやすみなさい」
そう言うと望は一足先に家の中に入っていった。
199:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:14:02 rS3SgM0y
望が家に入った後、しばらく立ち尽くしてから杏はウィッグを外した。
ウィッグを見つめながら思う。
―海に行くって聞いた時はどうしようかと思いましたけど、
先生が泳げなかったお陰で結局変な感じでバレずに済みました。
あれだけサインを出してても全然気づかないし、
本当に鈍くて格好つけようとしても何をしても格好悪くてでもかわいい人で、
それもこれも全部これが無ければわからなかったことです。
それでも―
愛しき、と杏はつぶやいた。
「糸色望―本当に綺麗な名前ですね。
私もいつか本当の名前を堂々と言おうと思ってます。
でも、もう少し、もう少しだけこのままでいさせてください。」
終
200:名無しさん@ピンキー
06/09/03 00:19:00 kqX/QdzE
GJ! 隣の女子大生は実は○○○ってオチでいいのかな?
201:夜をぶっとばせ!
06/09/03 00:23:18 rS3SgM0y
描写の稚拙さでテンポが悪くなってしまいましたが、
漏れの能力ではこれが限界でした。
もし次回があったら生かすんで今回のところはこれで勘弁してください(;´Д`)
202:名無しさん@ピンキー
06/09/03 00:31:41 Ih4mAlRT
うわー可符香何気に切ないな
こういう話好きだ
203:名無しさん@ピンキー
06/09/03 01:16:32 VXEmQx6r
感動した!GJですなあ。
先生のオタオタぶりに笑ったけど、ちゃんと一晩過ごせてよかった。
んで、隣の女子大生切ナス(泣)
204:名無しさん@ピンキー
06/09/03 01:19:03 /hN+bajf
可符香の父の政敵が絶大なのかと思った
てっきり敵討ちで望が刺されるかと
205:名無しさん@ピンキー
06/09/03 07:50:49 NeXczvyd
地元舞台GJ
206:名無しさん@ピンキー
06/09/03 20:15:42 rS3SgM0y
智恵先生SSを書いてみようと思ったらSMにしかならなくて絶望した!
そもそも智恵先生に犯される臼井なんて需要ないだろうし
207:名無しさん@ピンキー
06/09/03 21:21:36 Ih4mAlRT
俺的にはアリだと一応申告しておこう
208:名無しさん@ピンキー
06/09/04 00:53:19 LrsCgoJS
しまった先を越された!
先生、俺もそれが読みたいです…
209:206
06/09/05 01:26:00 GWIORGi8
SMなんて絶対書けないんで僕には無理です(;´Д`)
前すれのも先生がひれ伏したところでとまってたし
210:名無しさん@ピンキー
06/09/08 07:00:53 IKhVvDWB
ほ
211:名無しさん@ピンキー
06/09/09 08:49:34 BjVk3T2+
っちゃん
212:名無しさん@ピンキー
06/09/11 14:32:04 j8J2Bmh6
ほ
213:名無しさん@ピンキー
06/09/12 23:12:03 tP26yBBE
ア
214:名無しさん@ピンキー
06/09/13 01:15:49 MNOHs3ri
>>216にインスパイヤされて、智恵先生×絶望先生のを書いてみた(SM)んだが、いつまでも規制が解けないorz
(今は携帯からカキコ)
実は、奈美・藤吉さん×絶望先生ってのも書いたんだが、こちらはすっかり賞味期限切れにorz
215:名無しさん@ピンキー
06/09/13 04:04:35 SuoulFc0
規制解除はいつまでも待つ!そして賞味期限なんて存在しない!
例え今バレンタインネタを投下されようとも俺はおいしくいただく!
216:214
06/09/13 04:44:03 MNOHs3ri
間違えた、>>216じゃあなくて、>>206だった。(>>206さんスマソ)
>>215 ありがとう。規制明けには、頑張って投下したいと思います。
217:名無しさん@ピンキー
06/09/14 23:25:18 WI09/g7Q
知ってるか?
久米田漫画のエロパロを書くエースは3つに分けられる
南国アイスホッケーを書く奴
かってに改蔵を書く奴
絶望先生を書く奴
この3つだ
あいつは─
218:名無しさん@ピンキー
06/09/15 02:27:08 q9hOLoWl
育って太陽の戦士ポカポカダーリンは?
219:名無しさん@ピンキー
06/09/15 21:01:38 qy4bk2Kx
「カーナビ刑事・ナビィ」「深い淀み」は?
220:名無しさん@ピンキー
06/09/16 01:34:32 E7dsJc+V
第五集出たな。
ベタだけど「ほら、こんなに毒が溜まって…大丈夫。すぐに抜いて差し上げます」なSS希望。
221:名無しさん@ピンキー
06/09/16 10:33:58 6m6veXFS
「夢オチだから18禁でも大丈夫」なSS希望
222:名無しさん@ピンキー
06/09/16 12:52:01 oInY+XhP
最高の女とドンペリベッド淫きぼん
223:名無しさん@ピンキー
06/09/17 22:54:30 SYWEwz+W
三珠嬢はあのおっさんも好きなのか。
224:名無しさん@ピンキー
06/09/18 01:15:13 Nnzj9tSG
先に謝っておく。 奈 美 フ ァ ン ご め ん 。
225:夢オチ 1/2
06/09/18 01:16:02 Nnzj9tSG
「えー、今回は夢オチです」
いきなり宣言する望。そう、この話は夢オチである。
「夢オチなら何が起こっても大丈夫ですね」
望のセリフを奪ったのは可符香だ。
「そうです」
「キャラクターにそぐわない行動や、18禁行為なんかも」
「そうですね」
確認を取ると、可符香は例示を始めた。
「例えば、だらしのない千里ちゃんとか」
そう言えば千里がいない。と思ったら教室の後ろで横になっていた。
パンツ一枚でポテトチップをかじりながらテレビを見ている千里。
「さすが夢!現実ではありえない事が起こってますね」
テレビの出現も夢だからで片付けられるらしい。
可符香は続ける。
「ペラペラ喋る芽留ちゃんとか」
気付けば芽留は望の横に立っていた。
「…ひゃうっ!…んあっ!…はぁんっ…」
望の袖を掴み、何やら声を漏らす芽留。
よく見ると、スカートの下からストラップのようなものが垂れて、震えている。
これはツッコミ待ちなんだろうか。望は困惑し、可符香に聞いた。
「…これ、『ペラペラ喋る』とは全然違うんじゃないですか」
無視して可符香は続ける。
「お外で遊ぶ霧ちゃんとか」
可符香の指差す方には、窓枠に腰掛け、校庭へ向かって「一人遊び」をする霧がいた。
「…っはぁ……せんせぇ……もっと……」
人目を気にする様子など全くない。足を目一杯に開いて、休むことなく手を動かしている。
「……」
もはやコメント不可能な望。丁度そのとき教室の扉が開いた。
「普通じゃない奈美ちゃんとか」
教室に入ってきた奈美の姿は裸に拘束具一式と3点ローター、そして極太バイブの2本挿し。
それでいて笑顔だった。
「先生ぃッ、い、イイよぉッ、み、見てぇぇッ!! 見てへぇっ、みんな私をみ、見てへぇっ!!」
仰向けになる奈美の目は、完全にイッてしまっている。もはや望は眩暈を覚えていた。
「…普通じゃない、と言うより異常ですね」
「私、普通れしゅぅぅぅよお゛お゛お゛ぉ!? 私、ぁああああぉ、イッひゃううぅん!!」
奈美は叫びながら盛大に潮を噴き上げた。
「…いくら夢だからって、みんな自由すぎます!」
気を取り直そうとする望。しかし可符香はそうさせてくれない。
「まといちゃんは今頃遠くで先生を思い出して、してると思います」
226:夢オチ 2/2
06/09/18 01:16:35 Nnzj9tSG
「…そう言えば、可符香さんは変わりないんですね」
聞こえないフリをして、望は話題を逸らした。
ニヤリと笑う可符香。
「実は先生が変わってるんですよぉ」
「え?」
可符香はじっと望を見つめ、唱えるように話し始めた。
「今の先生は超ポジティブ。
だから目の前のかわいい教え子を無理矢理犯してもなんとかなると思える」
「なんとか…なる?」
「まぁ夢ですから」
だんだん望の目から正気の色が失せていく。
「夢…そうですね。…風浦さん」
「はーい」
望は可符香を押し倒した。
「すみません、先生我慢が出来そうにありません」
「ふふ。夢だからいきなり入れちゃってもなんとかなりますよ」
安心した望は焦る手つきで絶棒を取り出すと、可符香の白い下着をずらす。そして捻じ込んだ。
「風浦さんっ、すみません、でもっ、私、」
「あはっ、可符香でいいですよぉ、」
望は制服の上から可符香の胸を揉みしだき、可符香は望に全てを委ねた。
「可符香さんっ、」
「先生、一緒にっ、」
「ぁあ、もうっっ!!!」
「先生ぇっっ!!!」
絶棒が可符香の中に熱い精を吐き出す。同時に可符香は絶頂を迎え─
─そこで目が覚めた。
「………ん」
よく晴れた、気持ちの良い朝だ。可符香は神への祈りを捧げ、身支度を整え始めた。
227:名無しさん@ピンキー
06/09/18 01:20:02 Nnzj9tSG
↑あ、終わりって書き忘れた。
ゴメンよ…だって…普通じゃないって言ったらアレしかないと思ったんだよう…。
投下したのとしてないので記憶が曖昧だから前書いたのと被ってたらゴメン。
あとオチてない禁止
228:名無しさん@ピンキー
06/09/18 09:34:56 jc7iiMg7
GJ!
誰の夢かというところが軽く意表をついたことで微オチ。
エロとしてはなんかすっきりしてていやらしさがないけれども、
その程度がパロとしてはいいだろう、うん。
229:名無しさん@ピンキー
06/09/18 11:39:38 oZUuK74M
人気も普通だからおk
230:名無しさん@ピンキー
06/09/18 13:08:51 u+l526Op
オチォオオオオ(GJ!)
231:名無しさん@ピンキー
06/09/18 21:01:54 jN/N/jzY
kitakoreGJ!
232:名無しさん@ピンキー
06/09/19 07:20:43 cLzmUEKC
ナイス!
233:名無しさん@ピンキー
06/09/19 11:10:01 8DFv22YW
gj
奈美のみさくら語ワロス
234:名無しさん@ピンキー
06/09/21 07:35:50 Hya5Zyva
あびるはもうお色気担当だな。
235:名無しさん@ピンキー
06/09/21 19:04:14 5EJD8l8y
では、あびるネタを待とうか
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
236:名無しさん@ピンキー
06/09/23 01:51:28 v3EtpCHc
>>214です。やっと規制が解除されたので、まずは賞味期限が切れた方から投下します。
ただ、解除待ちの間にあちこちから毒電波を受信して加筆し、長くなってしまったので、二度に分けて投下しますね。
お断り:最初の非エロが長くてすみません。絶望先生がいじめられてすみません。奈美たん達がはじけてしまってすみません。
237:宿直室の空に笑え!1
06/09/23 01:58:00 v3EtpCHc
9月1日、金曜日。二学期の始業式が終わった後のホームルーム。絶望先生が、課題の山を点検しながら口を開いた。
「えーと…あれ? 日塔さん…課題はどうしたのですか?」
「…すみません。できませんでした」
「藤吉さんは?」
「忘れてました。というか、もう二学期なんですか?」
「…二人とも、バケツを持って廊下に立ってなさい!」
ホームルームが終わり、皆が大掃除をしている最中、まだ二人は立たされていた。と、そこへ絶望先生がやって来て、説教を始めた。
「二人とも、バケツは降ろしていいです。日塔さん、確かに火事を見に行くのを止めなかった私もよくなかったのですが、あれからまっすぐ家に帰ったのでしょう? 全然進まなかったのですか?」
「…はい…すみません…」
「藤吉さん。いきなり私服で登校したりして…」
「私、コミケの会場にいたはずなんですけれど、気が付いたら学校にいたんです」
絶望先生は溜め息をついた。
「仕方ありませんね」
「じゃあ、宿題出さなくていいですか?」
「藤吉さんっ!」
「ヤバッ…」
「課題は絶対に出して下さい」
ここで先生は間を置いて、小声で付け加えた。
「かといって、今さら独力でどうにかなる量ではないですよね。…仕方ありません。今日はもう授業はありませんよね。分からないところは先生が教えます。二人とも、家でお昼を食べた後に、課題を持って先生の部屋へいらっしゃい」
二人は一斉に声を上げた。
「えー!? 宿直室にですかぁ?」
「なんか変だなあ」
「しーっ!とにかく、来週の月曜の朝の職員会議までに宿題が揃ってないと、先生としても立場がいろいろ危なくなるんですよっ(甚六先生に、冬の査定に響くかもって釘を刺されてるんですからね)」
「……」
「今日と明日の二日あれば終わるでしょう。日曜日は先生用があるので、絶対に明日までに終わって下さい。いいですね?」
「は~い…」
238:宿直室の空に笑え!2
06/09/23 02:00:11 v3EtpCHc
二人が課題の山を抱えて宿直室にやってきたのは午後一時過ぎだった。奈美はセーラー服のままで、晴美もセーラー服に着替えてきていた。二人とも多少元気がないのは、家でも叱られたからであろうか。
お盆明けに壊れたクーラーはもう修理されているようで、勉強するのに支障はない。挨拶もそこそこ、二人はそそくさと課題の消化を開始した。
一時間ほど経ち、絶望先生が用事で外出することになった。さぼらないように、と念を押して出ていった五秒後に、どちらからともなく話が始まった。そのうち、
「ねえねえ」奈美が晴美に尋ねた。「藤吉さんは、夏休みの後半、どうしてたの?」
「それがね、コミケで出した本が全部売れたし、欲しかった本が全部買えたし、嬉しい~~って思ってたら、いつの間にか今日に…」
「それ、タイムリープよ」
「へ!?」
「みんな心配して探したのよ。で、絶命先生がね…」と、奈美が当時の経緯を語って聞かせた。
「ちっとも知らなかったわ……で、日塔さんはどうして?」
「それがそのう…」奈美は言い澱んだ。
「8月31日にはやる気満々になってんだけどぉ、絶望先生が家に来て、近所で火事が起こったのを見に行って、それから…」
「それから?」
「…マ、マ太郎ちゃんが猫を追いかけて、ヤローが風呂に入ってるところへ飛び込むのを見ちゃって…」
「何それ~!? で。どうしたの?」
「……」黙ったまま、奈美は真っ赤になった。
「あ、わかった!」晴美はニャマリとし、急に声を潜めた。「見たのね、そいつのを」
「……」奈美は黙ったまま、コクンとうなずいた。
「どんなだった?」
「……よくわかんない……」
もちろん嘘である。思わず見てしまったそれがいつまでも瞼の奥にこびりついて離れず、悶々として宿題が手につかなかったのだ。
晴美はじれったいのか、「夏休みの友」の裏表紙の隅にサラサラッと走り書きをした。「こんな感じ?」
「きゃー、藤吉さんのえっち!……そこはそんなに大きくなかった」
「そうなの?(じゃあ勃ってなかったのね…)」
「…ここはもうちょっと大きかった」
「え~!? じゃあ、こう?」晴美は前の絵の隣に絵を描き足した。
「うんうん…で?」「そうそう…きゃー!」
勉強そっちのけですっかりお絵かき大会に熱中していた二人は、いつの間にか絶望先生が帰って来ているのに気付かなかった。
「何してるんです、二人とも」
「きゃあ~~!」「いやーーー!」
「これっ! ここは学校の中ですよ、そんな声出さないで下さ…って、なな何ですか、この絵は!?」
「す、すみません……」
「…ゴホン…これ、差し入れですから」絶望先生はアイスクリームとジュースの入った袋を二人のそばに置き、別の袋の中身を冷蔵庫にしまい始めた。
「とにかく、ちょっと休憩しましょう。辻利の抹茶アイスですよ」
「辻利って、京都のですか?(絶望先生京都好きだなあ)」
「そう。おいしいですよ。溶けないうちにどうぞ。…後は、もう脱線しないよう先生が監視してあげます」
「ふえ~ん」
239:宿直室の空に笑え!3
06/09/23 02:02:15 v3EtpCHc
「どうですか?どれだけ終わりましたか…って、これ、今日明日中に終わりそうにないですねえ」
「先生、家に帰ってもできそうにないですよぉ」
思案に暮れた絶望先生は、将来の自分の地位を優先したらしく、ある決断を下した。もちろん、後々まで絶望先生はこの決断を後悔することになるのだが。
「うう…仕方ない。晩ご飯が終わったら、ここに戻ってらっしゃい。夜ぎりぎりまで勉強です」
「えーー!? ここにお泊まりするんですかぁ?」
「先生の部屋にお泊まり?」
「なっ…違っ…違います! ちゃんと校内の別の場所を探しますからっ!」
しばしの思案の後、望はケータイを取り出し、電話を掛け始めた。
「もしもし、小森さんですか? 今いいでしょうか? 実はちょっとお願いがあるんですけど…かくかくしかじかなんですが…はい、…そうですか、助かった! どうもありがとう。恩に着ます」
電話を終えると、絶望先生は二人に言った。
「小森さんが、隣の部屋ならどうぞって。布団も貸してくれるそうです。だから、晩御飯を食べたら、お泊まりセットを持って、もう一度ここにいらっしゃい」
「じゃあ、小森さん、お願いしますね」
「はい、先生」
「ごめんね、小森さん」
「いいのよ。気にしないで」
「ねえ、小森さんは宿題出したの?」
「うん、31日に先生の部屋に行って渡してきたよ」本当はご褒美にえっちしてもらったのだが、もちろん二人には言わなかった。
「私達、まだ宿題が終わってないの。どうしよう」
「どれとどれが残ってるの?…えーと、きっとどうにかなるよ」
「え、本当?」「どういうこと?」
霧は、パソコンを立ち上げ、ネットに繋いだ。
「小森さん、パソコン使ってるんだ…」奈美が驚いたような声で言った。
「うん、いろいろ便利だから…」主に神木君の情報を追いかけたり、秘密のアイコラ・動画をゲットするのに使っているのだが、これも言わなかった。
「これ、いろいろ検索できるページだよね?」ディスプレイ上に現れたグーグリのページを見て、マックを使い慣れてきた奈美が尋ねた。
「そうだよ。でね、こうすると…」
言いながら、霧は[夏休み 天気]と入力した。
「あっ」「何これ!?」
画面には、夏休み中の天気を表示してくれるサイトの一覧がずらりとならんでいた。
「これで、日本全国の夏休み中の天気がわかるんだよ」
「じゃあ、日記の天気のところは今すぐ書けるね」
「ありがとう、小森さん。助かるわ~」
早速二人は天気欄を埋めた。
「でね、こうすると…」
結局、グーグリの検索機能や電卓機能を駆使し、二人は日記の内容をでっち上げただけでなく、自由研究はおろか、数学の計算問題まで済ませてしまった。電卓機能は三角関数にも対応しているので、高校の数学でも簡単な計算問題なら大丈夫なのだ。
ちなみに、著作権フリーの感想文サイトもあったが、さすがにゴーリーのはないようだった。
「小森さんありがとー。私、日記なんか書けるはずないやって思ってたんだ」
「私は数学がからきし駄目だから、もう数学の問題集は燃やしちゃおうかなって思ってたの。でもおかげで、計算の所は全部出来ちゃった」
二人は口々に礼を言い、風呂まで使わせてもらってから床についた。
余談だが、寝床で眠くなるまでゴーリーを読む、という作戦は失敗だった。寝入るまでには難なく読み終えたのだが、二人揃って悪夢で魘される羽目になったのである。
240:宿直室の空に笑え!4
06/09/23 02:08:37 v3EtpCHc
翌朝、二人と霧は宿直室で絶望先生と朝ご飯を食べた。
「みんな、朝はトーストでいいですか?」皆に尋ねると、先生は食事の準備を始めた。一人暮らしが長いせいか、トーストに加え、ハムエッグ、サラダ、スープ、果物、ヨーグルト、ドリンク類が手際よくちゃぶ台に並んだ。
霧が先生の隣で手伝っている姿がすごく自然でーーまるで新婚夫婦のようだったーー、奈美と晴美はついぼーっと見とれていた。手伝いをしなきゃ、と思った頃にはもう「いただきまーす」と言うべき頃合いになっていた。
ちなみにハムエッグは霧が作った。(もちろん霧は料理が出来るのだ)先生には目玉二つ、自分たち女のコには目玉一つ。ごく自然だったので、奈美と晴美はまったく疑問を持たなかった。
「ごちそうさまでしたぁ」「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした。じゃあ、食後の紅茶を入れますね。その後で早速始めて下さい」
霧は後片付けの手伝いをした後、自室に帰っていった。二人の課題を見た先生は、
「おや、かなりできてるじゃないですか。小森さんの所へ行ってからも頑張ったんですね。先生、感心しました。じゃあ、今日中には終わりますね」
二人は顔を見合わせて、「はい、何とか」と殊勝気に答えた。何しろ、霧とパソコンのおかげで、日記や夏休みの友はもちろんのこと、惑星の名前から絵画のラフデザインまで、目星はほぼついているのだ。
悪夢に魘されたゴーリーの読書感想文を何とか書き上げ、問題集をこなし、昼食。
続いて各科目の課題を次々とやっつけ(もっとも数学の証明問題や文章題は絶望先生に教わった)、工作も仕上げ、あとは絵を描くだけ。
下絵を画用紙にトレースして、絵の具をパレットに取り、ひたすら塗り塗り。晴美は流石に早い。奈美は多少荒いが、終わりたい一心で最後のラストスパートをかけた。やがて…
241:宿直室の空に笑え!5
06/09/23 02:11:05 v3EtpCHc
「終わったあーーー!!」
「私も…あとちょっとで…やった、終わったぁ!」
二人が絵筆を投げ出し、畳に大の字になって脱力しているところへ、手提げ袋を二つ抱えた可符香が入ってきた。土曜だが、学校の中なのでいつものセーラー服姿である。
「こんにちはー。二人とも、お疲れさま。頑張ってますか?これ、差し入れですー」
「あ、可符香ちゃんだぁ。ちょうど今終わった所だよ」
「何なに、…わぁ、ジュースとケーキだ! このジュース、きれいな色。ほんのり赤いのね。美味しそう」
「嬉しいなあ。ありがとう。早速頂いちゃっていいかな?」
手際よくケーキとコップがちゃぶ台に並べられ、ジュースが注がれた。ハイになった奈美が乾杯の音頭をとる。
「ではでは、課題の無事終了を祝しまして、カンパーイ」
「カンパーイ」「カンパーイ」
絶望先生も三人に付き合い、可符香が差し入れた飲み物を一気に喉に流し込み、ケーキを口にした。
「このケーキ、美味しいですね。スポンジも上等だし、クリームも一級品ですよ。今度買ったお店教えて下さい。それにこのジュース、甘くてフルーティーで、するするっと飲めちゃいますねえ。」
「でしょう? まだ大分ありますから、先生もどんどん召し上がれ」
「…おっとっとっと。って、お酒みたいな事しちゃいけませんね。…あ~、いい気分です。先生、ほっとしまひた。二人がね、か、…課題を…ね、出して…くれたから、ね、せ、…しぇんしぇ……」
あれよあれよと言う間に絶望先生はぐらぐらっと来たかと思うと、コトンと横になってしまった。
「先生?」「もしもーし、おーい、起きてますかぁ~?」
絶望先生は畳に横たわり、もうスヤスヤと寝入っていた。晴美は彼の眼鏡を外してちゃぶ台に置いた。かけたまま寝ると危ないのは彼女自身がよく知っていた。さすがに望の様子がおかしいと思ったのか、奈美が可符香に尋ねた。
「ねえ、可符香ちゃん、これ、何のジュース?」
「梅ドリンクだとおもったんですけど…」
「ラベル見せて。…これ、梅ワインを吟醸酒で割ってるって書いてあるよ」
「見せて見せて。…本当だ。どうする? 私たち、このまま飲んじゃっていいのかなあ?」
「まあ、いいんじゃないっすか?」
「それもそうですね」
「じゃあ、改めてカンパーイ」
「カンパーイ」「カンパーイ」
課題を終えた達成感と校内で飲酒している背徳感で気分が高揚した三人は、そのまま打ち上げに突入した。
242:宿直室の空に笑え!6
06/09/23 02:13:52 v3EtpCHc
「それにしてもぉ~、先生って本っ当にお酒弱かったのねえ」
「甘い物は目がないんだけど、お酒は全然駄目なんですって。口にするとすぐ寝ちゃって、しばらく起きないって前自分から言ってましたよ」
「そうなんだ。…あれ、可符香しゃん、じゃあひょっとして…」
「うふふ。可符香屋、そちも悪よのう」
「そういう晴美お代官様こそ。うふふ」
「あーー、二人とも酔っぱらいなんだからぁ~。ヒック」
可符香が持ってきた別の大きな袋に目がいった奈美が尋ねた。
「ねえ、それ何が入ってるの?ヒック」
「バイト先の制服ですよ。ほら、メイド喫茶で私が着てたあれ」
「あ、あの時の」
可符香は、ひらひらの上品なフリルまみれのメイド服を袋から出して見せた。
ここで、晴美がとんでもないことを口にした。
「可符香ちゃん…それ、先生に着せてみない?」
「えっ!?」可符香の目が妖しく輝きだした。「そういえば、先生は女装が似合ってましたねえ」
「え、何なに? 絶望先生、女装趣味があるの? いや~~ヒック」
「絶命先生がね、絶望先生は小さい頃女の子みたいだったって教えてくれたんですよ。で、試しに何着か着せてみたら、これがもう似合うの似合わないの。あ、その時の写メありますよ」
「見せて見せて…いや~ん、似合ってる~! 何これ~ヒック 着せよう着せよう、着せちゃおう…ヒック」
「じゃあ、着せちゃいますか」
「おっけー」
243:宿直室の空に笑え!7
06/09/23 02:19:31 v3EtpCHc
先生の無防備で幸せそうな寝顔をしばし鑑賞してから、三人娘は先生を仰向けにし、服を脱がせ始めた。皆で上半身を裸に剥き、晴美と可符香が腰を抱えて奈美が袴を取り去ると、先生の白い褌の中心部が隆起しているのが目に入った。
「いや~! 大きくなってる! フケツ~~!!」
「…大きそう…」
「…あらあらまあまあ…ヒック」
とりあえず、白くて細い足首を持ち上げ、スカートを穿かせてみる。再度晴美と可符香が腰を抱え、奈美がとうとうミニスカートを穿かせ終えた。縁に白いフリルのついた黒のミニスカートである。
先生の足は臑毛もほとんどなく、太股に余分な贅肉もついていなかったので、ミニスカートが皆の想像以上に似合った。しかも正面中央部が微妙に持ち上がって、時々揺れているのが何ともアンバランスで倒錯的な魅力があった。
「絶望先生ったら…私より似合ってそうですねえ」
「おぉ~……これはこれで…」
「…あらあらまあまあ…ヒック」
可符香が上半身を抱き起こした。晴美と奈美がブラウスに袖を通させる。ボタンを留め、最後まで着せ終え、型を整えると、先生を静かに横たえた。
服のサイズは可符香のままでよかったが、先生の方が背が高いので、形の良いお臍が見え隠れし、かえってセクシーに感じられる。
三人は先生の姿に一瞬見とれ、同時に爆笑した。
「いやぁ、なんで先生こんなにメイド服が似合うのかしら? それにサイズがみな私と同じでいいなんて…何だか悔しいなあ」
「スゴーい! まるで本物のメイドさんみたい」
「…あらあらまあまあ…ヒック…こんな可愛いメイドさんなんか、ヒック、こうしてやるぅ~」
さっきから絶えずグラスを口にして、一番酔っぱらっている奈美は、いきなりメイドさん…の格好をした先生のスカートを半ばめくり上げ、先生の胸のフリルに手を置き、ほっぺたにキスをする仕草をした。「んーー」
「ちょっとぉ、奈美ちゃんったらぁ」可符香と晴美は笑い転げた。
「ねね、写メ撮ってぇー写メ…ヒック」奈美がどちらにともなくねだった。
「しょうがないですねえ。じゃあ、はい、チーズ」可符香が笑いながらケータイのシャッターを押した。
これを機に、大撮影大会(?)が始まった。相変わらず寝入ったままの先生に様々なアヤしいポーズをさせたり、先生が誰かと絡んだシーンが、次々と撮影されていった。
途中で絶望先生のケータイが鳴ったが、単なるメールだったらしい。可符香が自分のケータイも出して手早く何か操作していたが、すぐに仕舞った。
ここで晴美が猫耳を持ち出してきて、さらに撮影が盛り上がった。課題と一緒に持ってきたらしい。
撮影が進むにつれ、徐々に先生のメイド服がはだけられ、三人娘はあからさまに先生の肌に触れたりするようになった。三人の顔は上気していたが、それは必ずしも酔いのせいだけではなかったであろう。
244:宿直室の空に笑え!8
06/09/23 02:23:13 v3EtpCHc
その時、先生が声を発した。
「う…うーーーん…」
三人は顔を見合わせた。
「ど、どうする?」
「起きちゃいますかねえ?」
「私、最後までしたーい…ヒック」奈美である。「だってさぁ、最近、絶望先生ったら、ヒック…ちっともしてくれないんだもの…ヒック」
「したいって、そっちの意味なの?」
「なによぉ~、晴美ちゃんも可符香ちゃんもさぁ、ヒック…先生のお手つきじゃないのぉ~ヒック? 最近してもらってるのぉ?…ヒック」
二人は一瞬沈黙した。先に口を開いたのは可符香である。
「確かに、最近は…」
晴美が続けた。「ご無沙汰ねえ…耳もつけさせてくれないし」
「じゃあ、今日その分を一気に取り戻しますか」
「そうしようーー…ヒック」
「じゃあ、絶望先生が暴れるといけませんね」
可符香は袋の中からフリルの紐を二本取り出すと、晴美に一本手渡した。「これで先生の手をちゃぶ台の脚に縛ってもらえますか?」
「了解!」晴美は嬉々として左手を縛り付け始めた。可符香も右手を縛り、哀れ先生は、ちょうど万歳をした格好で畳に仰向けに寝かされることとなった。
晴美は先生の左に陣取ると、首筋や耳の後ろをいじり始めた。時折胸元に手を差し入れ、不穏な動きをしつつ、先生の耳元で囁いた。
「お前は勝負に負けた。たった今からお前は俺の奴隷となるのだ!…なーんてね」
「晴美ちゃん、それなんのセリフ?」
「何だっけ…去年の夏に買った本にあったせりふだよ」
一方、可符香は先生を見下ろしたかと思うと、ちゃぶ台に腰掛け、先生の両手を片足ずつ静かに踏んだ。
奈美は酔った勢いで、先生の腹に跨ってメイド服のブラウスのボタンをいくつかもどかしそうに外し、服を腹から胸にかけてガバッとはだけさせた。そしてミニスカートをまくり上げ、秘部を包んだ褌を露わにした。
245:宿直室の空に笑え!9
06/09/23 02:26:52 v3EtpCHc
「うーーん…」奈美が跨ったのがきっかけとなったのか、先生が目覚めた。
先生は、自分がなぜか万歳をしているのに気付き、手を下ろそうとしていたが、やがてほとんど身動きが取れないのに気付いた。
「あれ!?みんな帰ったのかなって、いったいどうしたんでしょう…ん…んっ、…なんで動けないんですか?」頭を左右に振ると、可符香と晴美が望を見下ろしているのが見えた。
「風浦さん、藤吉さん、いったいどうなってるんです?」もちろん二人はにこにこ笑っているだけだった。望は事情が飲み込めず混乱した。
(一体何がどうしたんでしょう!?それに、お腹が苦しい…)首を持ち上げ、腹がどうなっているのか見極めようとしたが、眼鏡が外されているためよく見えない。
「…お腹に乗っているのは誰…日塔さんですか? ど、どいて下さい。重いです…」
「重いって言うなあ!…ヒック」奈美はいったん腰を浮かせ、勢いよく降ろした。
ドシッ! 「げふっ」先生は一瞬息が止まった。
「今日は先生にお仕置きをします」可符香が微笑みながら宣言した。
「お…お仕置き!?」
「最近、先生は私たちにご無沙汰なのに、加賀さんには随分ご執心ですね。私の密使から報告が届いてます」
「えー!? 加賀さんとぉ? ちょっと何それ」
「先生ったらフケツ!…ヒック…えいっ」奈美は再び腰を浮かせると、弾みをつけてお尻を落とした。
ドスッ!「うげふっ」
「ですから、今日は三人ともこれまでお留守だった分をたっぷり可愛がってもらいますね」
「な、何を言ってるんですかあなた、そんな…」絶望先生はしきりに暴れた。ちゃぶ台がーー可符香が座っているのでーー少しだけ音を立てた。(あっ!手が縛られてる!)ようやく、自分がかなりのピンチに陥っているらしいことに気付き、先生は愕然とした。
「ほどいて下さい。ほどいてっ! 早くほど…」
「うっるさいなあ。おおいを掛けたら静かになるかしら」
「私は籠の小鳥ですかぁ~!? インコですかぁ~!? カナリヤですかぁ~!? 白文チョ…モガッ!?」
急に先生の声がくぐもったものになった。可符香が立ち上がると、くるっと後ろを向き、先生の顔を跨いで徐々に腰を下ろしていき、スカートで先生の頭をすっぽり覆ったかと思うと、ちょうど先生の口と鼻のあたりに秘所をぐりっと押しつけたのだ。
「きゃー可符香ちゃんエロ恰好いい!」晴美が囃す。
「先生、今ご自分がどんな格好かご存知ですかぁ?」可符香はそう言うと、自分のケータイを取り出して先ほど撮影した画像を表示させ、スカートの中にそれを差し入れた。
246:宿直室の空に笑え!10
06/09/23 02:30:43 v3EtpCHc
「今、先生はこんな格好してるんですよ。可愛いメイドさん」
「もがーー!」
「この写メ、クラスのみんなに同報メールで送っちゃおうかなぁー」
「もがーー! もがっ、もがっ」先生は全身を揺すって暴れようとした。(そ、そんなものを見て知られたら、身の破滅です!)
だが、両手が縛られている上に、顔に可符香、腹に奈美が乗っているのでどうすることもできない。
「あっ、うふん…先生、感じる……可愛いからいいと思ったんだけどなぁ…じゃあ、暴れるのを止めたら、送らないであげます」
「もがー……」先生の抵抗が止んだ。
「くすっ…先生は、本当に正直ですねぇ」可符香は微笑んだ。
「じゃあ、今日はたくさん可愛がって下さいね」
そう言うと、可符香は布切れ越しに再び秘所を先生の鼻と口に押しつけ始めた。「あん…あん」
先生は口先の感触と仄かな芳香に困惑しつつも、イケナイ気分が湧いてくるのは否定できなかった。
奈美は腹に乗ったまま、酔いに任せて先生の肌に手を這わせ、時折(望の)スカートの中の微妙な部分に触れてきた。
望は必死に我慢したが、徐々に絶棒に魂が注入されるのを自覚した。エネルギーが充填されると、もう制御することは困難である。望は焦った。
(い、いけません、感じてはいけません…はあっ、そんなにさわさわされたら…色即是空忍空…隣の垣根によく柿食う特区許可局…ああぁ…助けて、後ろの百太郎!)
247:宿直室の空に笑え!11
06/09/23 02:34:39 v3EtpCHc
「ねえ、私良いこと思いついたんだけど」と、それまで先生の脇や乳首をイタズラしていた晴美は、再びとんでもないことを口にした。
「先生が今日のことを忘れないよう、印を残しておかない?」
「印って?」後ろを振り返った可符香は、晴美の視線がパレットと絵の具に向いているのを見て、
「あ…何となく分かっちゃいました。うふふ、晴美屋、そちも悪よのう」
「そういう可符香お代官様こそ。うふふっ」
晴美は自分の荷物から黒の絵の具とパレットを持ってきた。そして、それをたっぷりとパレットにひねりだし、絵筆に含ませると、望のスカートの中を熱心にいじくり回している奈美に声を掛けた。
「奈美ちゃん、ちょっと足の方に移ってくれるかな?」
「んー、どうしたの?…ヒック」
「先生が私たちから逃げ出せないように、証拠を作っておくの」
可符香は、その通り、とでも言うように力強く頷いた。そして、今度は先生の体が見えるように向きを変え、丁度アヌスを先生の鼻に収めるような位置で、再び先生の顔に腰を下ろした。
「証拠ぉ?」
「うん。ちょっと見てて」
奈美が足の方へ移動すると、入れ替わりに晴美が下腹部に跨り、先生の胸から腹に掛けて一面に、次のような文章を書き始めた。乳首のあたりは避けて書くところは、何とも芸が細かい。
「む、むもがー」くすぐったがって、先生は声を上げた。
「はいはい、我慢して下さいねー。…よーし、書けた! 先生、可符香ちゃんのスカートの下にいて見えないでしょうから、読んであげますね。
『私こと糸色望は、可符香女王様、奈美女王様、
及び晴美女王様の共通の奴隷となり、
誠心誠意ご奉仕することを誓います』
どうですか?」
「もがあああ!」
「凄ーい、晴美ちゃん」
「どこでこんな文覚えたのぉ? ヒック」
「何だっけ…去年の冬に買った本にあったせりふだよ」
晴美は絵筆を置くと、工作に使ったカッターが部屋の隅に放ってあるのを拾い上げ、白い褌に覆われている先生の秘部をカッターの背でツンツンと軽くノックした。
「もひぃっ」危険な感触に、先生は恐怖した。
構わず、晴美は褌のサイドの紐の部分に手を掛けた。
「これ、奴隷にはいらないよね。だから、取っちゃいましょ」
248:宿直室の空に笑え!12
06/09/23 02:38:23 v3EtpCHc
「もがーー!!」望は再び暴れ始めた。
「暴れないの。さっきの、何の感触か分かりましたよね?暴れたら、大事なところが怪我しちゃうかもしれませんよー」
「もほほほ……」望が抵抗を止めたのを確認して、晴美はカッターの刃を紐に当てた。まず右を、次に左をプツッと切断し、本来の役割を終え単なる布切れになってしまったものを取り去った。ついに白昼堂々、先生の絶棒が三人娘の前に開陳されたのである。
「出た出た。棒っちゃんこんにちはー。一緒に遊びましょ…あー、ちょっと元気なくなってるー」
「私に任せて」可符香が先生の上から離れると、添い寝をするような形で先生の右隣に横になった。
「さあ、棒っちゃん、元気を出して下さいねぇ」
と言うや、絶棒を左手で支え、先端に右の手の平の真ん中を当てて柔らかく包み込むように持ち、手首を左右にクリクリッと捻ったのだからたまらない。
「うはあっ!」
鋭い快感が絶棒の先端から全身に駆け抜けた。可符香の親指が裏筋や特に敏感なゾーンを往復するうち、たちまちにして絶棒は硬度を取り戻し、次の刺激を待ち望んでいるかのように、ぴくぴくと震えた。
「さあ、元気になったわ。棒っちゃん、お久しぶりでちゅねー。ママでちゅよー」その様子が可笑しかったので、奈美や晴美も笑った。
可符香は左手で絶棒本体をいじり、右手で先生の乳首をイタズラしながら奈美達に声を掛けた。「じゃあ、お願い」
奈美がケータイを構え、シャッターに手を添えて望に声を掛けた。
「はい、先生、笑ってーー…ヒック」
「わ、笑える訳な…」
「写メ送っちゃおうかなぁ」可符香が横からわざとらしく呟く。
「くっ…わ、わかりました。笑いますよ。笑えばいいんでしょう」
猫耳を付けてメイド服がはだけた望がひきつった笑みを浮かべるその隣で、可符香が満面の笑みを浮かべているツーショットを、まず奈美が、次いで晴美が思い思いに写した。もちろん、望と可符香の顔、それに絶棒と「奴隷契約書」の四点が同時に写っているのである。
続いて奈美、最後に晴美も先生の隣に収まり、同様のポーズで写真を撮り合った。
「じゃあ、先生…じゃなかった、奴隷さん、」
「これから私たちがたーっぷり可愛がってあげるから、」
「しっかりご奉仕するんですよーー…ヒック」
「とほほほ…」
249:宿直室の空に笑え!13
06/09/23 02:42:29 v3EtpCHc
まずは奈美が望を攻めることになった。
奈美はにっこり笑って望を見つめると、おもむろに接吻した。一度離すとトロンとした目つきで望の目に見入り、今度は情熱的に望の唇を奪った。
「む…」拘束されているとは言え、女子高生、それも教え子との接吻は蜜の味である。まして奈美はしこたま甘いものを摂取しているので吐息は甘い。望は二重に甘い感覚に酔った。
やがて、するっと奈美の舌が望の唇を割って入ってきて、歯茎を舐めた。望も遠慮がちに応え、舌と舌がトロトロと絡み合った。セーラー服のリボンが胸をさわさわとくすぐるのが心地よい。
接吻を続けたまま、奈美の手が胸に下ってきた。乳首を撫で、指先で擦ったり摘んだりした。望は妖しい感覚に身を捩った。
奈美はようやく唇を離すと、望の胸を一瞥して恥ずかしい変化を目敏く見つけた。
250:宿直室の空に笑え!14
06/09/23 02:44:54 v3EtpCHc
「あら、男のくせに乳首が勃ってるなんて、ヒック、この奴隷は変態さんね」
「ああ…言わないで下さい」
望が恥ずかしさで顔を真っ赤にしているのを見下ろしながら、奈美はセーラー服を脱いでいった。上下ともピンクのお揃いの下着が現れた。
「あっ、奈美ちゃん可愛い」「素敵ですねえ」と二人が口にした。
「うっふふ…ありがとー。ヒック」奈美は笑顔で答えると、絶棒に手を伸ばし、あちこちを指先で撫でさすった。
「あたしよりも細そうな体でメイドさんにぴったりなのに、ヒック、…ココに付いてるこの変なモノはなに?」
「…」望は絶棒をさすられている快感に気を取られ、答えられなかった。と、
「奴隷は質問に答えなさいよぉ!」と、奈美が絶棒をぎゅっと握った。
「あひゃあ!」
「よーし、答えないんだったら、ヒック、懲らしめてやるぅ」
奈美は望に見せつけるかのようにブラを外すと、豊かで形の良い胸で絶棒を挟み込んだ。
「出た、奈美ちゃんの得意技!」
「羨ましいなあ」
2のへの女子でまともなパイズリができるほど胸が大きいのは、カエレ(楓)、あびる、霧、そして奈美の4人だけなのである。奈美はここで惜しげもなく得意技を使うことにした。
まずは絶棒を軽く挟み位置を整え、胸の外側から手で揺さぶった。これだけのことだが、絶棒に対しては強力な刺激となった。
「うう、あうう…」望は思わずうめき声を上げた。
「気持ちいい?」
「は、はい、気持ちいいです」
「もっとしてほしい?」
「も…もっとして下さいませ」
「よーしよし。大分素直になってきたわね。ヒック」望の応答に満足した様子の奈美は、
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
と言うと、今度はむにゅっむにゅっと音を立てるかのように胸で絶棒を揉み込み始めた。そして、胸の先から顔を出している亀頭を舌先でチロチロッと刺激した。
「ああ…うああっ」首を振りつつ快感に耐えていた望だったが、流石に限界が近づいてきた。
「日、日塔さ…」
「奈美女王様でしょ。…ヒック」
「な、奈美女王様、もうでで、出そうですぅ」
(私一人ならこのまま出してもらってもいいんだけど、今日はそれじゃまずいわね。それにあたしもそろそろ欲しいし)
奈美はこう考えると、下もするりと脱ぎ去り、そのまま挿入しようとした。ここで可符香が声を掛けた。
「奈美ちゃん、アレしなくていいの?私持ってるよ」
「あ、今大丈夫だから。ありがとう…ヒック」と答えると、奈美はぴくつく絶棒を手で握り、奈美自身にあてがうとそのまま腰を下ろし、ゆっくり挿入してきた。
251:宿直室の空に笑え!15
06/09/23 02:48:06 v3EtpCHc
「はあうっ!(日塔さんの中、とても暖かいです!)」望は暴発しそうになる絶棒を必死でなだめようとした。
「ああ、久しぶり」奈美は絶棒の感触を楽しむように、最初はゆっくりと動いた。なじんでくるとだんだんとスピードアップしていった。最初は上下に動いていたが、やがて望の胸に手を置くと、前後への動きにシフトした。
(ああっ、その角度は良すぎます!あぁっ、うぅ…)
望はそれまで散々刺激されていたせいもあり、あっけなく臨界点に追い込まれた。
「奈、奈美女王様、もうだめです」望は弱音を吐いた。
「今絶対に大丈夫だから、中で出して」
「うう、あ、安全日なんですね。ああ、もう。もう」望が禁断の快感に負け放出の意思を固めた途端、奈美が恐ろしい事を口にした。
「うっ、あっ…今なら絶対に赤ちゃん出来るの。ヒック…出来ても大丈夫。妊娠して、あんな家なんか出てやるんだからぁ」
望は驚愕した。
「へ!? ちょっと待って下さいよ。それはいやです。せ、生徒をハラませたなんて世間に知れたら…! お願い、抜いて!抜いて下さい」
「ダメ。このままよ。…ヒック…ああ、私も、もう」
「お願いです。外に、外に出させて下さい。外に出させて」望は狂おしい快感と迫り来る破滅の予感にすすり泣いた。「ううっ…すんすん…」
「奴隷のクセに文句言わないのっ…あぁっ」
奈美の中がきゅうっと収縮し、奥から入り口にかけて絶棒を絞り上げた。奈美の動きも激しさを増した。
「それそれそれえ。ヒック…ああ、いいっ。あ、イ、イっちゃうぅっ」久しぶりの絶望先生とのえっちに高ぶった奈美は、やがて大きくのけぞって絶頂に達した。
一方、目を瞑り肛門を引き締めて懸命に堪える望だったが、こちらももう限界だった。
「あああ。あぁ。あぁ」ふと目を開くと、奈美の大きく揺れる胸が視界に飛び込んできた。奈美がのけぞって胸の動きが止むと同時に絶棒も臨界に達し、メルトダウンした。
「はうぅっ! はぅっ、はっ、…ハァハァハァ…や、やってしまった…あああ、もう…もうだめぽ」大量に絶棒を駆け抜けていくものを感じながら、望は絶望感に苛まれた。
のけぞったままだった奈美は、脱力した様子でぱふっと望に体を預けてきた。まだ息は荒かったが、やがて満足した様子で囁いた。
「ハァハァ……パパ、宜しくー…うふふ。ヒック」
「今したばかりでしょう!あああ、どうしよう」望は、欲望に負けてしまった自分と将来に対する絶望のあまり、再びすすり泣き始めた。「ううっ…すんすん…」
「うっふっふ、よかったわよー…ヒック」奈美は絶望先生の頬を両手で挟むと、こぼれかけていた涙を舌先で舐めとり、熱く接吻した。
252:214
06/09/23 02:57:29 v3EtpCHc
いったんここで一休みさせて下さい。
今晩あたりにでも後半を投下します。今回非エロが多かった分、後半ではなるべくエロ分を補給してみましたので、どうかご勘弁下さい。
253:名無しさん@ピンキー
06/09/23 03:01:42 6wQfu+1S
乙乙そしてGJ
非エロと言いつつエロイではないですか(*´Д`)
254:名無しさん@ピンキー
06/09/23 03:03:17 H+EgQ1ZG
大作GJ!!
255:名無しさん@ピンキー
06/09/23 09:38:18 RZo8Rf9l
GJ!
続き楽しみにしてます
辻利の抹茶はうまいよね
256:名無しさん@ピンキー
06/09/24 00:12:13 pwQQ0Muo
エロいではないか面白いではないか(*´Д`)
257:名無しさん@ピンキー
06/09/24 01:42:27 XWGlDXFd
これは超GJと言わざるを得ない
それにしても恐ろしい子(*´Д`)
258:214
06/09/24 02:32:12 LvQQHL0I
遅くなりましたが、後半を投下します。せめて半勃ち・半濡れしていただければ嬉しいです。
>>253->>257
あうう、どうもありがとうございます。
お断り:アナル関係が苦手な方すみません。藤吉さんが暴走してすみません。可符香が黒くてすみません。
259:宿直室の空に笑え!16
06/09/24 02:35:39 LvQQHL0I
次は晴美の番である。
気前良くセーラー服を脱ぎ捨てると、ライトブルーで揃えた下着姿が現れた。胸に特徴はないものの、やや細身で引き締まったスタイルは素晴らしい。
下着は無地で淡い光沢のあるものである。マンガやアニメに造詣が深いからといって、なにもアニメ柄パンツを愛用しているわけではないようだ。
いったん風呂場に消えた奈美が、洗面器に水を張って戻って来た。
「あたしのがついたままだと恥ずかしいし、申し訳ないから」
「奈美ちゃん優しいのね」
二人で絶棒を洗い始めた。水を満遍なくぱしゃぱしゃ掛け、指や掌で滑りを優しく擦り落とす。
「あひゃあ!つ、冷たいし、くすぐったいです!」望は思わず声を上げたが、二人は構わず続行し、絶棒本体や亀頭周辺、さらには睾丸までさわさわしゅるしゅると洗い上げた。
やや硬度を失っていた絶棒も、冷水と女子高生の指先の刺激で再び吃立したのは無理からぬ事であろう。
260:宿直室の空に笑え!17
06/09/24 02:38:16 LvQQHL0I
「晴美ちゃん、これ使います?」
可符香が紙袋から金色に輝く外国のコインらしきものを取り出し、晴美に手渡した。
「これ、コイン?」
「包みを開けてみて」
「どれどれ…あっ」出てきたのはコンドームであった。
「へえぇ。こんなのあるんだね」
「バイト先の先輩から貰ったんです。これなら財布に入れてても変じゃないですよねえ」
「ありがとう。じゃあ、使わせてもらうね。確かに一つぐらいいつも入れておきたいわよねえ」
以前、臼井の「準備」をキモイと思ったことは忘れているようだ。と言っても、晴美が使う相手は絶望先生しか考えられないのだが。彼女が三次元の男性にはまったく興味がないことをクラスの男子はよく知っていて、誰も晴美に手を出さないのである。
「じゃあ、奴隷さん、いくわよぉ」いよいよ晴美の攻めである。
眼鏡を外しちゃぶ台に置くと、晴美は先生ににじり寄って来た。
「うふふ…」微笑んで望を見つめると、つぅっと接吻した。
「むっ…う…うぅ」
奈美ほどはノーマルな接吻が好きではないのであろうか、久しぶりのえっちの割にはあっさりと唇を離した。
ふと絶望先生の髪の毛をかきあげおでこを露わにすると、髪の生え際に軽く音を立ててちゅっちゅっと接吻した。そして耳たぶを唇で軽く挟んではむはむしたかと思うと、舌先で耳の穴周辺をぐるりっと舐める。
生徒には知られたくなかった快感スポットを責められた望は、
「はぅっ…! ど、どこでそんなことを覚えたんですかぁ!」と抗議した。が、晴美は答える代わりに
「奴隷のくせに生意気言うと、こうしちゃうんだから!」
手を乳首に伸ばし、きゅっと捻った。
「あひゃあ!」
もちろん、彼女の駆使するテクニックは多量のBL本の読書で培われたものであった。日々蓄積していく知識を、いつかは実践してみたいとは思っていたのである。
261:宿直室の空に笑え!18
06/09/24 02:41:14 LvQQHL0I
相変わらず万歳をしてメイド服がはだけられた恰好の望の上に(猫耳は外れて頭の後ろに落ちている)、晴美がのし掛かってきた。
首筋に舌をぬるぬると這わせているうちに、手が望の華奢なボディーラインを上から下までなぞり、胸をくすぐる。望は時折「あ…うあっ」と掠れた声を上げて悶えるばかり。
次いで晴美は乳首に舌を這わせてきた。左を指でころころ転がし、右の乳輪を舌先で辿っていたかと思うと、乳首をちゅうぅっときつく吸い上げた。次いで左右を交代し、いっそう激しく責める。
「う…あうう」元々感じるスポットだった上に、奈美との行為ですっかり開発されてしまった妖しい快感に望は悶えた。胸が、特に乳首が敏感になっているのが実感できた。触られなくてもジンジンする快感がそこから湧いてくる。
とそこへ、晴美は望の乳首に息を吹きかけた。
「ふーーっ」
「あぅっ!…」たまらず望は声を上げた。ただそれだけのことなのに無性に気持ち良い。
晴美は半ば呆れたかのような口調で年上の奴隷を嘲った。
「奈美ちゃんのときもそうだったけど、男のくせに胸が敏感だなんて、本っ当に情けない奴隷ねえ」
「そ、そんなあ」
「あんまり情けないから、今度はイイモノで責めてあげる」
262:宿直室の空に笑え!19
06/09/24 02:44:43 LvQQHL0I
晴美が自分のバッグから取り出してきたのは、羽根ぼうきである。無論、鉛筆で描いた下描きを消しゴムで消した際に出てくるカスを効率的に掃くために使うものである。課題の絵画を描く際に使用したのだ。
「持っててよかった」
「な、何に使うんですかあ」
それには答えずに、望の頭の後ろに落ちていた猫耳を拾い上げた晴美は、しっかりと望の頭に固定した。
「さ、これからお前は猫耳メイド奴隷よ」と、晴美は得意気に宣言した。
「な、何なんですか、それはぁ!」
「これから奴隷の返事はニャン。それに、気持ちよかったら、ちゃんとニャンって鳴くのよ」
「なな、何言ってるんですか!そんなのイヤで…」
「写メ送っちゃおうかなぁ~」脇から可符香がボソッと呟く。
「は、はうう…」望はそれ以上口答えできなくなった。
「さ、返事は?」すかさず晴美が迫る。
「二、ニャン…」望は情けなさで消え入りたいほどだったが、三人娘はこれを聞いて爆笑した。
「あっはははははははははは」
「おっかしいいいいいいいい」
「あはあははあっははははあはははあーあ…ヒック」
まだ笑いながら、晴美は言った。
「返事がヨロシイ。じゃあ、これはどうかな?」羽根ぼうきでで乳首をさわさわした。
「ニャ、ニャアン」先生は思わず甘い声で鳴いた。
「それじゃ、これはどうだー?」今度は脇の下をくすぐった。
「ニャ、ニャア、ニャア、ニャッ」くすぐったさに望は身を捩った。
次にどこをくすぐろうか、と考えていた晴美は、それまで触っていなかった望の絶棒に目を留めた。
「それなら……これはどうだーーーぁ!!」と、亀頭のあたり一帯を激しくバサバサと払い始めた。
「ニャヒヒヒヒヒヒヒニャヒヒヒニャヒヒヒィィニャヒィイ!!!」望は悶絶した。
263:宿直室の空に笑え!20
06/09/24 02:48:45 LvQQHL0I
もちろん、この様子は端から見ているとたいそう滑稽で可笑しい。奈美も可符香も笑い転げていた。奈美など、あまり可笑しいのでケータイでムービー撮影をし始める始末である。
可符香も即興で替え歌を作って囃した。「山寺の和尚さん」の節である。
『♪糸色の 望ちゃん
マゾになりたし マゾ恥ずし
猫の耳付け 縛られて
ツンと撫でりゃ ニャンと鳴ーく♪』
しばらく羽根ぼうきで強力に刺激されていた絶棒は、嬉しさのあまりか、すっかり大きくなり、ピンクのエラもぷっくり膨れた。おまけに嬉し涙まで流している。
「おお、グレートだよ、ディアッカ…!」何かのスイッチが入ったらしく、晴美は手早く下着を上下とも脱ぎ捨てた。そして、絶望先生の顔を跨ぐと中腰で絶棒を掴み、徐々に腰を下ろしてきた。奈美の普通の生えっぷりに比べ、少し薄目で陰部が望の目の前に迫ってきた。
「さあ、ディアッカ、共に新しい世界に向かって前進しよう!」そう言うと、いきなり絶棒を口に含んだ。
「あぅ!」羽根ぼうきとは違い、暖かく滑った感触に望は急速に高ぶった。快感を堪えるために、目の前のモノに必死で舌を這わせ続けた。
「や、やるなディアッカ…」晴美は久しぶりの刺激が良すぎるのか、いったん絶棒から口を離すと太股に力を入れ先生の頭を挟み、呟いた。
「ど、どこで経験を積んできたんだ…だが、お、俺は負けない!あ、あぅ…あぁっ…いい…せ、せめて相打ちに」
264:宿直室の空に笑え!21
06/09/24 02:52:57 LvQQHL0I
「晴美ちゃん、成りきってるわねえ」「ねー」晴美の熱演に、奈美と可符香はひそひそと話す。
(晴美ちゃんが男だったら、きっとイメクラに自作のシナリオ持って来るイタい男のコになりそうね)と可符香は思ったが、口にはしなかった。
「あ……ゴホン…」二人の言葉が耳に入ってしまい、晴美は真っ赤になって独白を中止した。イメージプレイは成りきりが肝心であって、素に戻ったらもうイメージの世界に戻れないものである。
気を取り直して、晴美は望に尋ねた。
「入れて欲しい?」
「ニャ、ニャン」
「それはもういいから」
「ふ、藤吉さ…」
「晴美女王様よっ」
「は、晴美女王様、入れて下さいませ。もうだめですっ」
「仕方ないわね…」
自分も我慢しきれなくなったのか、晴美は一旦先生から離れると、可符香から貰ったコンドームを絶棒に装着した。聳える絶棒に跨った晴美は、馴染ませるかのように自分の入り口と絶棒の先端を何度か擦り合わせた。それだけで快感が二人の全身に走った。
「くはぁっ」(気、気持ちよすぎますっ!)先生は激しく首を振った。
「さあ、いくわよ」
「あああっ」
晴美はゆっくり腰を下ろしてきた。ずるっ。ずぶっ。やがて…
「は、入った…キ、キツイ……」久しぶりの充実感を堪能すると、猫耳を付けたままの望に声を掛けた。
「猫耳奴隷、気持ちいい?」また猫耳メイド奴隷をいたぶる設定に戻ったようである。
望は答えられなかった。もちろん、少しキツ目の晴美のモノが締め付けてくる快感で気が狂いそうなほどだったのである。
「奴隷は答えるのよっ」睾丸をぎゅっと握った。
「わひゃうっ! は、はい、気持ちいいです」
「そうかそうか…気持ちよかったら声出して良いのよ」
静かに動き出した。が、すぐに普段に似合わぬ奔放な動きへとシフトしていった。
先ほどから二人とも散々互いに高め合ったせいもあり、二人とも短時間で絶頂に達しつつあった。
「あうう…イくときには、言うのよ…」
「はい…ふじ、もとい、晴美女王様、もう、もうイきますっ」
「私も、イく、イっちゃううっ」
晴美の内部がきゅうっと収縮した。絶棒のとば口まで達していた白いマグマが一挙に噴出した。
びゅく。びゅくっ…
絶棒から先生のモノが放出される動きを、晴美は膜越しとはいえしっかりと味わった。
265:宿直室の空に笑え!22
06/09/24 02:59:57 LvQQHL0I
「あのー、そろそろこれ解いてもらえませんか」
「あらぁ、奴隷があんなこと言ってるわよ。可符香ちゃん、どうする? …ヒック」
「駄目に決まってるじゃないですかぁ。まだ私が残ってるんですから」
可符香は袋から新しいコイン(型コンドーム)と、小さな赤い箱を取り出した。
「可符香ちゃん、その赤いの、何?」
「うふふ、いいチョコレートよ。バイト先の同じローテのコから貰ったの」
可符香は箱の中から一粒取り出すと自分の口に含み、先生に口移しで食べさせた。
先生はあらがう気力もなく、素直にチョコを口で受け取ると、もぐもぐと咀嚼し始めた。
ごくん。と、飲み込んですぐに体の内部がカッと火照ってくるのに気づき、望は狼狽した。
「こ、これは…」
「これは、ガラナチョコですよ。男の人がこれを食べると、えっちしたくて仕方なくなっちゃうんです。奴隷はこれから三回目だから、そろそろ食べさせた方がいいかなあって」
266:宿直室の空に笑え!23
06/09/24 03:02:36 LvQQHL0I
「じゃあ、私にも奉仕して下さいね」
可符香はするするっとセーラー服から純白のの下着まで脱ぎ去り、いきなり全裸になった。小ぶりながらも形の良い胸にピンクの乳首がまぶしい。絶棒を握りながら、望の口元に跨り、よく整えられている秘所を押しつけた。
「さあ、舐めて」
観念した望は、舌を使い始めた。全体に舌を這わせ、襞の細部まで丹念になぞっていった。この状況を忘れるために、行為に没頭することに決めたのだ。
「あっ…この奴隷ったら、上手」
先生の予想外の反撃に、可符香は一時絶棒から口を放していたが、
「よーし、負けませんからね」と、いきなり亀頭に吸いついた。
「あうぅっ!」
先生も奉仕に熱中し、知らずに可符香の真珠を舌で弾いた。
「あ、あっ! それ、いい!」
可符香は叫ぶと大きくのけぞった。「もっと」くねくねっとヒップを揺らすと、望の顔に押しつけた。そして、再び絶棒にむしゃぶりついた。
(は、はうぅっ!なるほど、このあたりが風浦さんの弱点ですか)望は、先ほど可符香が喘いだスポットを集中して弾いた。左右に弾く。下からすくい上げる。ちゅうっと吸いつく。
可符香の絶頂に達するのを告白するくぐもった声を聞いている内に、先生も三度高ぶってきた。
「もう、…もうダメ…です」
いよいよ望が達しそうになったところで、突然可符香は一切の攻めを中断してしまった。