【銀魂】空知英明作品でエロパロ5【しろくろ】at EROPARO
【銀魂】空知英明作品でエロパロ5【しろくろ】 - 暇つぶし2ch50:銀時×ナース神楽1 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:07:16 WkUF5bbC
「銀ちゃんのバカー!!!」
神楽は大声をあげて病室から飛び出して行った。
銀時は蝋燭を尻に突っ込んだままの全蔵の横で動揺している。
「お前どーすりゃいいのこれ。絶対誤解されたぞおい」
銀時と全蔵が話し合い、その身を危険に晒していた時、神楽と長谷川は公園のベ
ンチに座っていた。
ぐすぐすと泣きながら膝を抱える神楽の小さな肩に長谷川が手を置く。
「神楽ちゃん。世の中にはそういう世界もあるんだ…」
「嫌アル!銀ちゃんがこれ以上変態になるのは嫌アル!」
「これ以上って…」
「おしっこ漏らせとかうんこ漏らせとか裸に蜂蜜塗りたくれとか今も変態なのに
お尻に蝋燭突っ込むなんて私無理アル!!うぅ…」
「…。大変だな…お嬢ちゃんも…」
「うわぁぁん!マダオどうしよう!銀ちゃん変態アルか?ねぇ変態アルか?」
神楽は真剣に悩んでいた。大真面目に銀時を心配している。
「マダオ!私銀ちゃんの変態を治すアル!頑張るヨ!」
何か思いついたのか、神楽は威勢良く立ち上がった。


退院後、銀時が万事屋に帰ると、神楽はいつも通りの様子に見えた。
いつも通りに夕食を終え、新八を見送り、交代で風呂に入る。
銀時は先に風呂を上がり、だらだらと布団に寝そべりながらテレビを見ていた。
神楽が風呂を上がりトタトタと廊下を歩いていく音が聞こ
える。
いつもなら真っ先に銀時の布団に入り込んで来る少女の気配が無い。
「おいおいやっぱり怒ってんのか?」
ひとり寂しく呟いていると再び神楽の足音が聞こえてくる。
「おいおいやっぱり銀さん大好きなんじゃねーの」
にたにたと唇の端を上げテレビのスイッチを消す。
ごろごろと寝転がり寝たふりを決め込む。
足音が近づき威勢良く襖が開かれた。
「変態モジャモジャ!!」
「…え?」
思わず気の抜けた声が出る。銀時は神楽を見上げ、また声を出した。
「…神楽ちゃん?何してんの?」
神楽はパジャマではなく看護婦の格好をしていた。
変装の時に使った眼鏡までかけている。

51:銀時×ナース神楽2 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:07:54 WkUF5bbC
「ナース神楽坂アル!変態モジャモジャを治しにきたネ」
「モジャモジャは直らねーんじゃね?」
銀時は驚きつつも余裕な表情を崩さない。
神楽は襖を閉めると銀時の枕元に座った。
「銀ちゃんの変態は病気ネ!私悲しいヨ」
「だからアレは誤解だって」
「私お尻にろうそく入れたくないアル!火ついてたネ!」
銀時の腹に跨がり、神楽は涙を浮かべた。銀時は眉を上げて小さく笑い神楽の頬
に手を当てる。
「しょうがねーなー。全く」
久々に銀時の大きく温かな手に触れて、神楽の胸が痛む。
途端に大きな瞳からぽろぽろと涙が溢れ出る。
「銀ちゃんのバカ!!変態!天パ!」
銀時に抱き寄せられ、涙で濡れた眼鏡を取られる。
「スマンな」
「知らないネ!」
ぐすぐすと温かな広い胸の中で泣いていると神楽は太腿に硬いものが当たってい
ることに気付いた。
「あっ!銀ちゃんのエロ天パ!やっぱり変態アル!」
「入院生活で溜まってたんだからよー仕方ねーだろ」
「やっぱり治さないと駄目アル!」
神楽は身体を起こし、銀時の股間に顔を近づける。
寝間着の上からでもその形がはっきりと分かるほどに膨れ上がっている。
「おいそんなにじっと見んな」
「診察アル!こんなにしてなに考えてるネ!」
神楽の指が銀時のものを掴み根本を押さえ込む。
「お前なー溜まってるのにそんな格好されてかわいいことされてみろ。勃つだろ
そりゃ」
「うるさいアル!変態モジャモジャ!」
神楽の手がズボンを下ろす。
銀時は神楽の頭を撫で、表情を崩さず、されるがままになっている。
「ぱんぱんアルな。そんなに溜まってるアルか?」
「ああ。看護婦さんに抜いてもらわないとおさまらねーな」
「心配してたのにそんな変態プレイしてたアルか!?」
神楽の指が直接ペニスに触れて根本を締め付ける。
既に透明な粘液が先端から滲み出ている。銀時の呼吸が荒くなる。


52:銀時×ナース神楽3 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:08:49 WkUF5bbC
「してねーよ勘弁しろ。溜まってて敏感なんだよ」
「ぴくぴくしてるアルな」
神楽の大きな青い瞳がくるくると動く。
びくびくと震えるペニスを興味深そうに見つめている。
「ぴくぴくさせちゃ駄目アル!変態を治すために我慢するネ、銀ちゃん」
「銀さんそんなに変態か?」
「触ってるだけなのにこんなに透明なの垂らしてるなんて変態アル!」

やべーたまにはこういうのもいいな

銀時は神楽の髪を撫でながら息を漏らして興奮を高めていた。
「頼む看護婦さん。限界だからもっと触ってくれ」
銀時の手が神楽の尻を撫でまわす。
急にくすぐったい感覚が走り、神楽はぴくっと身体を震わせた。
「やぁっ。駄目ヨ!おとなしくしてるアル!」
丸い尻をくねらせ、神楽はペニスの根元を押さえたまま片方の指で裏筋を撫でた。
「かわいいなー看護婦さん」
銀時の指が神楽の尻から白衣の下に移り、下着越しにすうっと秘部を撫であげる。
「駄目ヨ…。やめちゃうアルよ!」
神楽のそこもしっとりと潤い柔らかくなっている。
銀時はにたりと笑って下着越しに割れ目をなぞり続ける。
「ん…。ほんと変態アル。治らないアル。仕方ないアルな」
指で裏筋を撫で回しながら神楽が囁く。
握っていた根元から指を離し、全体を擦りながら亀頭を口に含みやわらかな舌を
絡めて舐め上げる。敏感になっていた銀時のものが神楽の口内で更に硬さを増す。
小さな唇をいっぱいに広げ、じゅるじゅると音を立てて吸い上げる。
銀時の荒い息づかいが聞こえ、神楽の頭を撫でていた手が止まる。
小さな舌を動かし、ペニス全体をくるくると舐め回すと、温かくどろりとした
白濁液が勢いよく飛び出て神楽の頬を濡らした。
「あ。出ちゃったアル」
息を荒げた銀時が起き上がって神楽を抱き寄せる。
「顔汚しちゃったなスマン」
ティッシュを手に取り、神楽の柔らかな白い頬を拭いてやる。
「銀ちゃん変態治ったアルか?」
頬を拭かれながら神楽は真剣な眼差しで銀時を見上げた。


53:銀時×ナース神楽4 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:09:42 WkUF5bbC
「…お前さー人のこと言えんの?」
銀時は精液を拭いたティッシュを投げ捨て、そのまま神楽を押し倒した。
白衣の下に手を入れながら唇を吸い、舌をねじこむ。
神楽の小さな唇を舐め回し、舌を絡めとる。
「んん…ん…」
下着の隙間から指を差し入れ、ぬるついたそこを掻き回す。
「あぁぁっ!銀…ちゃん」
「こんなに濡らしてどうしたんだよ神楽。感じてたんじゃねーの?」
「あっ…駄目アル!そんなにしちゃやーヨ!」
銀時の指がぱっくりと開いた割れ目を掻き回し、愛液をクリトリスに塗り付けて
押し潰す。白衣をはだけ、ブラジャーをずり下げ、既に硬くなった桃色の先端を
吸い上げる。
「乳首もクリトリスもこんなに硬くしといて俺だけ変態呼ばわりかよ」
「あっ!あぁぁんっ…やーヨ!やーヨ!」
下着を素早く脱がされ、胸を揉まれ激しく乳首を舐められ、神楽は頭を振って快
楽に悶える。
赤く膨れ上がったクリトリスを執拗に擦られ、強い快楽に頬が熱を上げる。
「やーヨ…あっ…はぁっ…ぁ…んんっ」
「嫌じゃねーだろ。おまんこ気持ちいいんだろ。ぴちゃぴちゃいってんぞ」
耳元で囁かれ舌を入れられ、卑猥な音を立てられて、神楽は銀時の首に抱きつき
甘い声を上げた。
「銀ちゃっ…!あぁっ熱いアルっ!んんっ…ああああっっ!」
「エロくなったなー神楽ぁ。吸い付いてくんぞ」
膣口に指をぬぷぬぷと浅く差し入れながら銀時がいやらしく笑う。
乱れた白衣から白く透き通る滑らかな肌を覗かせ、少女は目に涙を溜める。
「ほらもっと足開け」
ぐいっと大きく足を広げられ、神楽は羞恥に喘ぐ。
久々に銀時に抱かれ、身体が敏感に反応していることに気付く。

私も変態アルか…気持ち良いアル…

「あ…銀…ちゃん。指入れてヨ…」
「入れてほしいのかぁ神楽。気持ち良くしてほしいか?」
ゆっくりと焦らすように銀時の中指が神楽の中に入り込む。
「…うん…してヨ…もっと気持ち良くしてヨ銀ちゃん…」
「こうか」
銀時が入れる指を増やしくちゅくちゅと神楽の中を掻き回した。
「やぁあああっっ!」
柔らかな内壁を愛撫され、その強く鋭い快楽に声をあげる。


54:銀時×ナース神楽5 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:10:35 WkUF5bbC
「久々にするとたまんねーな。もっと声聞かせろや」
ぐちゅぐちゅと音を立てて指が抜き差しされるたびに、愛液が流れ出る。
神楽は無意識に腰を浮かし、銀時のくるくる曲がった髪を掴んで喘ぐ。
「ああっ銀ちゃん!銀ちゃんっっ!」
ざらついた内側を突き上げられ、愛液を吐き出しながら神楽は甘い快楽に身を委
ねている。
銀時はにたっと笑うと、濡れた指をゆっくりと引き抜いた。
「あ…銀…ちゃ…」
ふいに律動を止められ、肩で息をしながら神楽が切なげな声を漏らす。
「神楽坂君は淫乱を治そう。銀さんの顔の上に乗りなさい。診察だ。ほら」
「うぅ…銀ちゃん…変態で意地悪アル…」
青い瞳に涙を浮かべながらも神楽はおずおずと銀時の上に乗り、濡れたそこを見
せた。桃色の柔らかな陰毛も愛液で湿っている。ぱっくりと開いた陰唇の間に、
ピンク色の小さなクリトリスが見える。濡れた蕾の様な桃色の膣口も口を開いて
いる。
「うん。やはり診察しないといかんなこれは」
銀時が指で神楽の柔らかなそこを広げる。
完全に包皮から顔を出した陰核に舌先が触れる。
「あっ…あっ…銀ちゃ…」
はだけられた白衣から小さく揺れる白い乳房が見えている。
「エロすぎるぞ神楽坂君」
じゅるじゅると音を立てて腫れた陰核を吸い上げる。
「やっ…やっ…あ…ああっ」
両手で熱い頬を隠しながら神楽は銀時の上で甘い声を出し続ける。
「銀ちゃ…駄目ヨ…おかしくなっちゃうヨ」
「クリ気持ち良いだろ?神楽は舐められるの好きだもんなぁ淫乱だから」
舌先をぺろぺろと動かし、クリトリスを攻め立てる。神楽の愛液で銀時の頬が濡
れている。普段は眠そうに見える男の視線が淫らな欲を持って神楽に突き刺さる。
「違うモン…好きじゃ…ないモン…」
ふるふると頭を動かし泣きそうな声をあげる。
男のねちねちとした愛撫が突然止まる。
「あ…あぁ…銀ちゃん…」
すでに達しそうになっていた神楽は上ずった声を上げる。
唾液と愛液に濡れて溶けそうな陰核に、あと少しでも触れられればすぐに絶
頂を向かえられそうだった。
男のいやらしい笑みが見える。神楽は耐え切れずに声を上げる。
「銀ちゃ…やめちゃやーヨ…私…もう駄目アル…」

55:銀時×ナース神楽6 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:11:37 WkUF5bbC
「あ?嫌なんじゃねーの?」
銀時はにたにたと意地悪く笑いながら愛液の垂れた太腿を撫でる。
舌を突き出し陰核をひと舐めしてまた止める。
「あ…お願いヨ…銀ちゃん…」
「ペロペロしてって言ってみろ」
卑猥な笑みを浮かべて銀時が言う。
神楽は頬がカッと熱くなるのを感じながら我慢できずに唇を開いた。
「ん…ペロペロしてっ!!ペロペロしてヨっ!銀ちゃんっ!」
哀願するように神楽は叫び、熱い頬を両手で隠した。
銀時は満足気に唇の端を上げると、濡れた舌を動かして神楽を舐めまわした。
「ああぁっ!!イっちゃうヨ!銀ちゃんっ!私イっちゃう…イっちゃ…あっっあああっ!!」
ぷっくりと腫れたクリトリスを舌先で強く転がされた瞬間、神楽は絶頂に達して
ぴくぴくと身体を震わせた。
「あ…あ…はぁ…ん…イっちゃった…ヨ…」
「銀さんの顔神楽のでびちゃびちゃだぞおい」
痙攣する膣口を指の腹で撫でながら達したばかりの少女を見上げる。
「やーヨ…触っちゃ…やーヨ」
「神楽坂君は淫乱だから注射しないとな」
「銀ちゃ…ナースプレイ…アルな…」
「今更何言ってんだ神楽坂君」
神楽がにっこりと笑う。銀時は神楽を抱き寄せて口づけた。
「銀ちゃん…好きヨ。火がついた蝋燭は無理アルが」
ぎゅっと銀時の背中に腕をまわして抱きしめる。
「怪我しちゃやーヨ」
「ああ」
濡れた膣口を愛撫しながら唇を吸い、舌を絡め合う。
とろとろと温かい愛液が流れ出て銀時の手を濡らす。
「銀ちゃ…銀ちゃ…」
「神楽。気持ち良いか?」
「うん。もっとキスしてヨ。気持ち良いヨ」
銀時は頷くと優しく舌を絡めながら幼い乳房を揉み上げた。
硬くなったペニスを神楽の濡れたそこに押し付け、粘膜を絡ませ合う。
「銀ちゃんもっとおっぱい触って欲しいネ…」
銀時は白衣を脱がせ自分も寝間着を脱ぎ肌を重ねる。
柔らかな乳房を舐め回し乳首を吸う。
「ほら注射すんぞ」
言い終えない内にずぷずぷと挿入すると、乳房を揉みながら突き上げた。

56:銀時×ナース神楽7 ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:12:16 WkUF5bbC
「あっあぁっ…銀ちゃんっ」
銀時の身体にぴったりと抱きつき腕を回して足を開く。
神楽の小さな身体を銀時が突き上げるたびにシーツに愛液が飛び散る。
「あー神楽ん中気持ち良くてたまんねー。銀さんのちんぽ欲しいか気持ちいいか?」)
「うんっ…いいヨ…銀ちゃんのおちん…ちん…気持ち良いヨっ…」
ぬちゅぬちゅぱんぱんと淫らな音を立てて腰を打ち付けると、神楽も腰を浮かして
両足を銀時に絡ませた。
銀時は神楽の敏感な乳首を摘んで擦りながらぐちゅぐちゅと中を攻め立てる。
「銀ちゃっ!おっぱい駄目ヨ…イっちゃいそうヨっ」
「ああ。銀さんの注射でイく顔ちゃんと見せろ。ほら」
銀時は汗ばんだ神楽の額を撫で、桃色な小さな乳首を擦りながら勢い良くざらつ
いた部分を何度も突き上げた。
「やっ…あぁんっ!イっちゃうアルっ…銀ちゃんっ…銀ちゃん!ああぁっ!」
柔らかな肉襞がペニスに吸い付くようにきゅっと収縮する。
どろりと熱い愛液が流れ出て、ひくひくと膣口が痙攣する。
銀時もまた白濁を勢い良く吐き出し、神楽の頭を抱いて柔らかな髪を撫
でながら快楽の余韻に浸った。


「銀ちゃんナースプレイ興奮するアル?3点じゃないアルか?」
「あ?ああ。もっと設定をちゃんとしないと駄目だな」
「患者にデキテルって噂になってる設定アルよ」
「ああそうだったな」
銀時は神楽の髪を撫で、ナースキャップを見つめる。
「また診察してくれ」
「変態が直るまで…するアル…よ」
神楽はむにゃむにゃと唇を動かすと銀時の胸の中ですうっと眠りにつく。
久しぶりに神楽の体温を感じながら銀時もまた眠りについた。


57: ◆Ag1CDOMY12
06/02/24 21:14:51 WkUF5bbC
以上です
1が始まりですすみません

バレンタイン銀神にレスくださった方ありがとうございます

58:風と木の名無しさん
06/02/24 21:52:38 QhD73/3v
GJ!!!

59:名無しさん@ピンキー
06/02/24 22:53:04 CwLKXqey
お注射キター!ナースキター!!
GJです!!
変態が治るまでって…
きっと永遠に治るらないよw

60:名無しさん@ピンキー
06/02/25 03:24:04 2vJRjf/7
ナース神楽GJ!!!
変態を治す!って頑張る神楽カワイス

61:名無しさん@ピンキー
06/02/25 05:48:59 ojDYl+rG
神だ!やっと神ry
神楽坂君GJ!変態でもいいじゃないか
もうこの際蝋燭でもペニスバンドでも入れてしまいなさい以外と喜んでくれるかも
しかしハァハァしたらアソコがパックリマンに…知らない間に開発されちゃって(⊃Д`)

62:名無しさん@ピンキー
06/02/26 22:12:34 q8tJ8iII
怪我しちゃやーヨがかわいい。
ナイスエロエロ

63:名無しさん@ピンキー
06/02/26 22:40:43 8Jxvld18
沖田×神楽誰か書いてぇえええええええええええええ!!


64:名無しさん@ピンキー
06/02/27 00:52:20 +C25qF2F
GJ!いつも神の銀神は愛に溢れてて萌える!
変態銀さんの診察、イイ!
「銀ちゃん…好きヨ」が可愛くて萌えた!

65:名無しさん@ピンキー
06/02/27 11:37:00 jP8jsOBc
神GJ!!
原作ともしっかり噛合ってて美味しいよ神

ところで早く前スレ埋めよう

66:65
06/02/27 13:32:27 jP8jsOBc
超えてたスマソ
>>前スレ881
土そよいいな
城を抜け出したそよ様にぶち切れた勢いで押し倒して、事後にうろたえるヘタレ土とか
昔出た、男優土方で百人斬りもおもしろそう

67:名無しさん@ピンキー
06/02/28 22:00:14 NzXlYEYA
母乳プレイさっちゃんキボン!

68:名無しさん@ピンキー
06/03/01 00:42:53 m5WJdP52
ここの住人じゃないから言うけど
銀神とか正気かよ・・・

69:名無しさん@ピンキー
06/03/01 07:26:49 vQLz5MzR
>>68
中傷(・A・)イクナイ!!

70:名無しさん@ピンキー
06/03/01 13:02:01 n4vCPSIj
ナース神楽とのプレイもたまらんが、患者役の神楽とのお医者さんプレイもたまらなそう
毎晩変態のお医者さんにお注射されまくってる患者さんの神楽

71:名無しさん@ピンキー
06/03/01 18:50:19 U7YzFiUt
>>70
自分で前を捲り上げて聴診器を当ててもらうんだろうな神楽坂君

72:名無しさん@ピンキー
06/03/01 19:57:02 HTEtUxuI
「せんせー、ちっとも胸が膨らんでくれないネ。私病気アルか?」

「よし、成長を促進させる注射だ」


こんな感じで

73:名無しさん@ピンキー
06/03/02 15:53:09 l4qqhxza
豊胸手術とかいってやることはちちくり
お肉がお胸に集まるようにマッサジ-しましょうとかいって体中なで回されるんだろう

74:名無しさん@ピンキー
06/03/02 21:10:43 W/kxQ7B7
(*´д`)萌えた
しかし神楽と銀ちゃんはいくつ年離れてんだろう

75:名無しさん@ピンキー
06/03/02 21:31:39 z/Un5K+1
>>73
神楽14歳、銀時28歳なんてどうだ。ダブルスコア萌え

主治医の先生が毎晩毎晩「尻出せ」とか言ってお注射しに来るせいで、退院できない神楽

76:名無しさん@ピンキー
06/03/02 22:05:08 IpPD9n5X
初めはあんなに嫌いだったのに
今では医師認定のお注射だいすき優良患者に

77:名無しさん@ピンキー
06/03/02 22:09:40 qCNE+1x3
おまいらの妄想は萌える!
お注射大好きな神楽坂君萌え

78:名無しさん@ピンキー
06/03/02 22:40:25 z/Un5K+1
>>75
「初めはあんなに嫌いだったのに」ってのがまた萌える
最初は泣きながらお注射されてたりとか

今は「先生、お注射してヨ」っておねだりな患者神楽

79:名無しさん@ピンキー
06/03/03 02:54:10 RAT1q73V
先生も毎晩患者さんを押入に帰さずに
自分の布団で付っきりの看病をしてるんだろうな
医師の鏡だw

80:名無しさん@ピンキー
06/03/03 08:12:16 PY+pI59S
それを覗く新八

81:名無しさん@ピンキー
06/03/03 15:32:59 MqtTcFHH
毎晩先生がお薬を飲ませてくれるし
お風呂にも入れてくれるしトイレにも付いてきてくれるし
患者さん役もまんざらじゃない神楽坂君

82:名無しさん@ピンキー
06/03/03 17:16:23 F+lmcLZU
>>80
白く濁ったお薬を飲まされ、「先生の前でオシッコしてみろ」と言われ、何発もお注射打たれる患者の神楽
先生の手厚い看護のお陰ですっかり淫乱少女になりました。

83:名無しさん@ピンキー
06/03/04 07:03:39 ptnoseFp
淫乱鬼畜病棟良いよ
治療も大事だがお医者さんとのスキンシップも大切にしないとな
健康診断ですよーといじくり回す銀先生とくすぐったいヨーと笑い転げる神楽君
戯れあい燥ぐ声が今晩も甘い喘ぎに変っていく様はきっと下の階にも丸聞えです

84:名無しさん@ピンキー
06/03/05 03:41:49 gDJioQ5i
エリザベスがさぬきうどんを食している

85:名無しさん@ピンキー
06/03/05 15:36:31 XlmGeNFG
ワロタw
ショックでフラフラと下の階に降りてきた8が目撃したのは
エリーとズボズボやっているなぜかヤングVerの綾乃さんだった…

86:名無しさん@ピンキー
06/03/06 11:30:27 /9G8cKFF
男装したグラが変態ギンやシンに美少年プレイだと服来たまま
ズボンだけ下ろされてバックでアナルを犯されるとかどうか

87:名無しさん@ピンキー
06/03/06 11:45:28 zbr4lEP9
>>85
イイ!!801は駄目だがそれならイイ!
美少年グラアルヨフゥーとか言ってたら男同士ってこうやるんだぜとか言ってバックから犯されるんだな

88:名無しさん@ピンキー
06/03/06 11:52:20 okhcv0og
イナバウアー

URLリンク(www.pic-navi.com)

89:名無しさん@ピンキー
06/03/06 14:55:23 I01SESZJ
ノリノリで男装してた癖にマジで入れられて違う!やめてヨ私
女アルー!と取り乱しつつ前の方も濡れてきて
最終的には、涙目でこっちにも欲しいアル…お、お願いアル…
と1番下っ端らしく乞うんですね

90:名無しさん@ピンキー
06/03/07 22:01:35 0GtfmcPR
銀さんに尻をこれでもかと
叩かれながらイキまくるさっちゃんのSSマダー?

91: ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:27:20 9C+aQOhO
風邪引き後銀神です
苦手な方はスルーをお願いします

92:風邪引き後銀神1 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:28:40 9C+aQOhO
風邪も治り、すっかりいつもの調子に戻った銀時は、居間で同じく全快した新八が買ってきた
いちご牛乳を飲んでいた。神楽だけがまだ寝込んでいる。
「やっぱり薬のせいか」
銀時はいちご牛乳を片手に風邪薬の説明書を睨んだ。
注意書きには天人には副作用が現れる可能性有り、と記されていた。銀時と新八
には効いたが、夜兎の神楽には効き過ぎてしまったのか、一向に起きる気配が無
い。熱も下がっているし、鼻水や咳も治まっていたが、既に丸一日以上眠ったま
まだった。
軽い副作用だろうと心配していなかった銀時も、新八が帰り、定春とふたりだけ
になると、落ち着きがなくなって来ていた。
「神楽ぁ」
枕元に座り、呼びかけてみる。すやすやと寝息を立てて眠る神楽の肌がいっそう
青白く見える。
「神楽ちゃーん」
定春も心配そうに神楽の頬を舐める。
「起きねーな。でもそろそろ何か食わせないとな…」
神楽の額に手を当てる。
熱はすっかり下がっている。溜め息をついてそのまま頬を撫でる。
柔らかな白い頬を引っ張っると、神楽が微かに眉をしかめた。
「お。神楽ー酢昆布食べちゃうぞー」
眉間に皺を寄せて微かに首を振る。
「銀さん特製の卵粥も食っちまうぞ」
白い頬を撫でながら話し掛ける。神楽は眉間に皺を寄せたまま目をきつく閉じている。
銀時は神楽の小さな手を握った。
「神楽ぁ。スマンな。薬飲ませちまって」
神楽が苦しげに首を振る。
「銀ちゃ…」
唇だけが動き、細い声が銀時を呼んだ。
「神楽!もう朝だから。起きろ」
神楽の声を聞き、銀時が肩を揺する。
「銀ちゃん…」
「銀さんここにいるだろ。ほら」
手をきゅっと握ると、神楽が弱い力で握り返した。
「銀…ちゃ…銀ちゃん!」
頭を振り、神楽が声を上げる。
「神楽。大丈夫だから起きろ。な。頼むから」
小さな身体を抱き込むように覆いかぶさると、銀時の耳元にはっきりと声が聞こ
えた。


93:風邪引き後銀神2 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:29:21 9C+aQOhO
「あ…銀ちゃん…重いアル…」
「お!起きたか!何か食え!銀さんが作った卵粥食え!」
「…銀ちゃん!」
銀時が起き上がろうとすると、神楽は急に大きな声を上げた。銀時の胸に飛び付
き、頭をぐりぐりと押し付ける。
「恐い夢見たネ!またゴキが!あのでかいゴキが襲って来たアル!わらわら湧い
て来たアルヨ!」
ぎゅっと銀時にしがみつき、涙を溜めて頭を振る。
「なんだ。夢見てたのか」
銀時は神楽の細い髪を撫でながら息をついた。
「恐かったアルヨー」
「大丈夫そうだな」
ぽんぽんと頭に手を乗せて、銀時は薄く笑った。
「うん。もう治ったアルが、お粥食べさせて欲しいネ!」
「なんだ元気一杯じゃねーの」
心配して損したな。頭をぼりぼりとかきながら銀時が卵粥を取りに行く。
神楽はそろえた両手に頬を乗せてぺったりと布団の上に寝転んだ。
「銀ちゃーん。何だか力が入らないアル」
「何も食ってねーからだろ。ほら口開けろ」
こくりと頷き、身体を起こして小さな口を開く。
「どうだうまいか」
口一杯に粥を頬張りごくりと飲み込む。
「ウン」
銀時は唇の端についた粥を指で拭い、そのまま神楽の口内に入れた。
神楽は素直に銀時の指を受け入れ、舌先で舐めとる。
銀時の手を両手で掴み、丁寧に指先を舐める。
神楽の温かく濡れた舌の感触が、銀時の身体に鋭く伝わる。
「…なにいやらしい舐め方してるの神楽ちゃん」
「銀ちゃん私エロい夢見てたかもしれないアル。身体が変アルヨ」
神楽がくったりと銀時の腕に頭を寄せる。
「ゴキの夢だろ?」
銀時は神楽を膝に乗せて背後から抱き寄せた。
あたたかな身体は確かに力が入っていない。
頬も微かに赤みを帯びている。
「ゴキが出た時エロいことしたからかもしれないネ」
「あ?いつもしてるじゃねーか」
「ウン。銀ちゃん変態天パエロ親父アルからな」
神楽は微笑むと銀時の腕に頬を寄せた。

94:風邪引き後銀神3 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:30:05 9C+aQOhO
「何だ神楽君はエロいことして欲しいのか。銀さんの診察が必要だなこれは」
神楽の唇を舐め、そっと舌を差し入れると、すぐに小さな舌が絡み付いてくる。
銀時は少しだけ戸惑いながらも神楽の舌を吸い、甘い唾液を飲み込んだ。
「ん…銀ちゃ…」
神楽の舌が柔らかく銀時の咥内を舐めまわし、ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌
先を舐め上げる。
瞳は潤み、青い瞳がとろけそうな視線を向けている。乳房を押し付け、太腿を切
なげに擦り合わせて唇を吸う。大人の女の様に欲を見せる少女の身体を抱きしめ
ながら銀時は多少混乱していた。

なんだなんだ媚薬でも入ってたのか?

潤んだ瞳で見つめられ、柔らかな身体を押し付けられ、銀時の身体も既に反応し
ている。
「銀ちゃ…身体が熱いアル…苦しいヨ…」
神楽の太腿が銀時のものに当たり、擦れ合う。銀時の理性が静かに崩れ去る。
「わかったわかった。楽にしてやるから」

兎は性欲が強いって言うしな…。

銀時はぼんやりと考えながらパジャマの下に手を伸ばした。
「銀ちゃんっ!変アル!あっ…もっと触ってヨっ」
銀時の服を脱がせようと神楽がもがく。滑らかな白い肌が銀時の手に吸い付くよ
うに柔らかく弾む。
小さめの乳房も張っていて、一回り大きくなっているような感触だった。
「神楽。触って欲しいのか?」
ぷるぷると震える乳房を揉みしだきながら首筋を吸う。
パジャマを脱がせ、下着だけにさせると銀時も服を脱いだ。
「銀ちゃ…ぎゅってしてヨっ」
布団の中で絡まり合い、銀時の胸にしがみついて神楽が甘く高まった声を出す。
銀時は神楽を組み伏せしっかりと抱き寄せると、荒々しく唇を重ねた。
「んっんん…は…んっ…」
荒い息遣いと舌の絡み合う水音が響き渡る。
張り詰めた乳房の先端が男の指の間に挟まれ、一段と硬くなる。
神楽の秘部からは既にトロトロと愛液が滲み、下着を濡らしている。
重なった肌の感覚に少女が甘い声を上げ続ける。

95:風邪引き後銀神4 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:31:10 9C+aQOhO
「銀ちゃんっ私変ヨ!どうしたらいいアル!熱くてたまらないのヨ…」
唾液をこぼしながら神楽が喘ぐ。
銀時は桃色の乳首をきつく吸い上げ、太腿を撫で回した。
「あっ…おっぱいもっと触ってヨ!早くおっきくなりたいアル…」
「たくさんエロいことすれば育つから安心しろ」
「ん…本当アルカ?ちっとも大きくなってない気がするネ…」
柔らかな乳房を手で包み込み、揉みながら先端を交互に舐める。
「エロい神楽ちゃんにはお仕置きだな」
下着の上から軽く爪を立てて陰核を引っ掻く。
「ああぁんっ!銀ちゃんっ!」
下着をするすると脱がせ、両足を大きく開かせる。
陰部が神楽に見える様に足を持ち上げる。
「神楽ぁぐちょぐちょだぞ。何でこんなに濡らしてんの?」
ぬるぬると膣口を愛撫し、溢れる愛液を全体に塗り付けるように指を動かして笑う。
「ん…わからないアル…むずむずするアルヨ…」
「わからないのに濡らしてるなんて神楽は悪い子だな」
「銀ちゃんのせいヨ…」
「ああ。感じやすくなったなー。ほら舐められるところ見てろよ」
銀時は膣口を愛撫しながらツンと立ったクリトリスを舐め上げた。
「ああぁ…銀ちゃん…それ駄目ヨ…んっ…あっ!ああんっ…溶けちゃうアルっ…」
銀時の舌が敏感な部分を舐め回している様子を見ながら、神楽はぴくぴくと身体
を震わせた。
撫で回されている膣口からは絶え間無く愛液が流れ出ている。
銀時は浅く指を入れ、クリトリスをじゅるじゅると音を立てて吸い上げた。
「やぁっあっんん!やーヨ…やーヨっ!」
「やーヨじゃねーだろ。やめんぞ」
「やっ…やめちゃやーヨ…銀ちゃん…もっとしてヨ…駄目ヨ私…」
ぬぷぬぷと浅く入り込む指が愛液で濡れて光って見える。
神楽は全身に流れる快楽をもっと欲しいと感じていた。
銀時が欲しいということ以外何も考えられなくなっていた。
「指入れるところ見てろ」
ウンウンと頷く。
銀時の中指がゆっくりと挿入される。
「あっ…あっ…」
二本、三本と増やされる度に神楽の内側がきゅっと吸い付く。

96:風邪引き後銀神5 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:32:18 9C+aQOhO
「ここだろ。気持ち良いの」
指を折り曲げてざらついた肉を掻き回し、突き上げる。
「あっ銀ちゃんっ…気持ちイイヨっ…あっああっっ!」
クリトリスをしつこく舐めまわし、クチュクチュと指を抜き差しする。
「神楽ぁ。銀さんにどこ気持ち良くされてるか言ってみな」
「あっんんっ…!はぁっ…んっ…おまん…こっ…おまんこ気持ちイイのヨっ。
ああっ…銀ちゃ…もうイっちゃいそうアルっ…銀ちゃんの…銀ちゃんのっ入れてヨっ!」
「駄目だ。まだ入れてやんねー」
銀時はにたっと笑みを浮かべると舌先を小刻みに動かしてクリトリスを攻め立て
た。
太腿を撫でながら膣内を指で掻き回す。
「やあぁぁっんっ!そんなにしたら…駄目アルっ…あっああっ駄目ヨっイっちゃうヨっっ!」
ピンク色の陰核を硬く強張らせ、愛液を飛び散らせて神楽は絶頂に達した。
ぴくぴくと震える膣内から指を抜き取って神楽に見せる。
「銀さんの手びしょびしょだぞ」
にやにやと笑いながら濡れた指で乳首をつまむ。
「あっ…銀ちゃん入れてっ銀ちゃんのっ」
銀時の首に抱き着き、濡れた瞳で哀願する。
「自分で気持ち良いところに入れな」
銀時が布団に寝そべる。
「ほら乗れよ神楽」
神楽はこくこくと頷き、銀時のトランクスを脱がせ、そのまま上に跨がった。
「銀ちゃ…」
硬くそそり立つペニスを握り、そっと濡れた膣口に当て、腰を落としていく。
ヌチュヌチュと音を立てて陰茎を飲み込んでいく。
「あっ…銀ちゃん…あったかくて大きいヨ…」
「ちんこくわえ込んでエロいなぁ神楽ちゃんは。入ってるところまる見えだぞ」
「んっ…銀ちゃんっ…奧がね…気持ち良いヨ…」
銀時の手を掴み、神楽はゆるゆると腰を動かした。
神楽の中がぬるぬると収縮して銀時のものを締め付け、吸い上げる。
ずんと突き刺さる快楽に夢中になって、神楽は小さな尻を振った。
「ああぁ…はぁっ…ん…銀ちゃん…またイっちゃうアルっ…変アルっ…」
「ああ…何回でもイけや」
銀時も息を荒げながら神楽の腰を掴み、ずんと突き刺
す。指のはらで、ピンと立ったクリトリスを更に刺激する。
「あっ!ああぁんっ!」
内壁が小刻みに痙攣し、神楽が銀時に向かって倒れ込む。
「はぁ…んん…銀ちゃん…」
銀時は神楽の柔らかな尻を掴み、撫で回しながら更に下から突き上げる。
「銀ちゃ…気持ち良すぎて力入らないアル…」
小さな唇が寄せられる。
銀時は舌を突き出して神楽の唇を舐める。
舌を柔らかく絡め合いながら更に奥深く神楽を突き上げる。


97:風邪引き後銀神6 ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:33:11 9C+aQOhO
「奥がイイのか?」
「ウン…ウン…」
銀時は挿入したまま神楽の身体を支え体制を変える。
枕を神楽の頭の下に入れ、舌を絡めながら更に深くペニスを突き立てる。
「銀ちゃっ…もう変になってしまうアルっ…」
「ああもっとイけよ」
ぱんぱんと音を立ててひたすら腰を打ち付ける。
神楽も腰を浮かして銀時に足を絡める。
「銀ちゃんっまたイっちゃいそうヨ…ねぇ一緒にイって…一緒にイってヨ銀ちゃんっ」
神楽が潤んだ大きな瞳で銀時を見つめて鳴く。
「ああ…神楽…出すぞ」
「ウン…銀ちゃんもイって…あっああぁっ銀ちゃんっ銀ちゃんっ」
銀時が何度か深く腰を打ち付け更に強く奥を突き上げて射精すると神楽も同時に
深い絶頂に達した。
頬を擦り合わせ、髪を撫でながら、神楽は何度も銀時の名を呼んだ。



「ねぇ銀ちゃん…」
銀時の着物を羽織った神楽が銀時の胸に頬を押し付ける。
ぐったりとしながら神楽を抱きしめる銀時を見上げてそっと囁く。
「なんだ」
「なんだかまだ身体が熱いアルっ!もう一回しようヨっ!」
「へ?まじでか…アレだ、もう少し待て…銀さん回復に時間が…」
「ヤーヨ!熱いのヨ!」
潤んだ瞳で見つめられて銀時はたじろぐ。
「もうあの風邪薬絶対飲ませねー」
薄く微笑むと銀時は立ち上がり坂本が送って来た精力剤を取りに行った。
「銀ちゃん!早く来てヨ!」
すっかり夜兎の本能を呼び覚まされた神楽が甘ったるい声で鳴き続ける。
「仕方ねぇな」
銀時は精力剤を飲み干すとぼりぼりと頭をかきながら神楽の元へ急いだ。

98: ◆Ag1CDOMY12
06/03/07 23:34:09 9C+aQOhO
以上です
ナース銀神にレス下さったありがとうございます

99:名無しさん@ピンキー
06/03/07 23:53:27 EOULzn0p
乙!!神キタコレ

100:名無しさん@ピンキー
06/03/08 01:07:37 tQAqK8WZ
神gッッッjjjjj!!!
銀時と神楽の愛し合ってる日常が垣間見えて、抜ける上温かい気持ちになる!
淫乱欲しがりやさんの神楽にはまだまだ診察や気持ちイイお注射が必要だなw
騎上位エロス!

101:名無しさん@ピンキー
06/03/08 01:46:03 WiLZCg+W
godjob!!
発情神楽いい!オパイが張ってるってのが大変エロい
欲しがる様子に萌え
一緒にいきたがる所も最高に可愛い

102:名無しさん@ピンキー
06/03/08 02:03:52 5b70SbPt
GJ-!
冒頭の怖い夢見た神楽もかわいくて心配してる銀さんにも萌え

103:名無しさん@ピンキー
06/03/09 19:28:34 p8IAwID1
起き抜けセクースGJ!
神・・・・・エロすぎます・・・・・

104:名無しさん@ピンキー
06/03/11 18:23:17 8LjzdIqV
なんだカプ厨ばっかなのかここ

105:名無しさん@ピンキー
06/03/11 19:30:52 Y9XfJBAT
カプじゃないssでも大歓迎ですよ

106:名無しさん@ピンキー
06/03/11 22:25:53 Vkkq4ztP
なぜ俺達は萌えるのか
そこに神がいるからさ
GJ!

107:名無しさん@ピンキー
06/03/12 05:17:27 0M7VcPT+
このレスの遅さなら言える・・・
英明じゃなくて英秋だよね・・・
立った当初からごっつ気になってた

108:名無しさん@ピンキー
06/03/12 06:49:19 OCsLsZFW
Hなしの新妙ができそうなんだけど需要ありますか?

109:名無しさん@ピンキー
06/03/12 08:05:21 xAHOl/eM
ありあり!
是非おねがいします

110:108 新妙1
06/03/12 11:15:53 OCsLsZFW
>>109
そう言ってもらえるとありがたいです。

できたんで投下しますね。
108で言った通りHはなしなのでご了承お願いします。



「新ちゃん・・・ねぇ新ちゃん」
時は丑三つ時。普通の人々が皆寝静まっている真夜中に
いきなり名前を呼ばれても起きないのは無理からぬことだった。
次いで体をがさごそ揺らされたが、志村新八はまだ寝ぼけていた。
「ふぁ・・・だからうちは新聞とかそういうのは結構なんで・・・」
「起きろっつってんだろこのやろー!!」
いきなり顔面を襲い掛かった鉄拳に、新八は否が応にも覚醒した。
「ぶごぁっ!痛いですよもう!なんなんですか姉上ぇ」
新八は頬をさすりながら真夜中にこのような暴挙に出た女を見た。
水商売特有の派手な着物と髪型で、志村お妙は新八を睨みつけている。
赤く上気した肌と据わった目つきを見れば泥酔しているのは明らかだった。
厚めの化粧の上からでもはっきりとわかる眼下の隈が、母譲りの端正な顔立ちをやつれさせている。
あくびをして無意識の動作で眼鏡を探した新八は、突如自分の膝の上に倒れこんだ姉に驚いた。
「・・・・ふろ」
「え、何ですか。くぐもっててよく聞こえないんですが」
「お風呂入れて。今すぐ」
「あー風呂ね。わかりました」
もう慣れっこになっているのか新八は割合素直に立ち上がる。
志村家の家計は大半は妙が勤めるキャバクラの収入によってまかなわれているので、
万事屋などという得体の知れない仕事に薄給で従事している新八は姉のどんな命令にも従わざるを得なかった。

111:108 新妙2
06/03/12 11:16:41 OCsLsZFW
「姉上ー、もういいですよー風呂」
新八は自分の布団の上に転がってる姉に声をかけた。
すると目の前にぬっと両手が突き出される。
「なんですかそれ。うらめしや?」
「ちげーわよボケ。おんぶして」
「その二本の足はなんのためについてるんですか・・・っていだっいだだだ!」
「言うことを聞かない弟を卍固めするためよ」
そんな元気があるなら十分歩けるだろあれこんなん前にもなかったっけかなどと思いながら
新八はよっこらせと妙をしょいこんだ。


「じゃあ僕はもう寝ますよ。明日はお通ちゃんのサードシングルが出るからCD屋まわらないといけない・・・
ってもう今度は何ですか。用事はいっぺんに頼んでくださいよ」
着物の袖を掴んだ手に振り向きざま抗議の声をあげた新八は
どこか思いつめているような妙の眼差しと出会って驚いた
「一緒にお風呂入らない?」

112:108 新妙3
06/03/12 11:18:06 OCsLsZFW
妙は傍らでぶつぶつと般若心経を唱えている弟に声をかけた。
「・・・ねえ新ちゃん」
「・・・何ですか」
昔はよく一緒に風呂に入ったものだが
たいして大きいわけでもない風呂桶に成長した二人の身体は手狭だ。
なし崩し的に風呂に入ることとなった新八は
ここに至って一度も妙の方に目を向けていなかった。
(入浴剤をはっておいて良かった・・・)
白濁した湯は健全な青少年である新八の
臨戦態勢となっている下半身を隠すのに一役買ってくれていた。
そんなことには気付いていないかのような明るい口調で妙は話す。
「最近お店でね、すごく気前がいいお客さんがついてくれるようになってね。
・・・少し父上様に似てる方なんだけど」
妙が告げた客の名は幕府の大物だった。
新八も名前を聞いたことがある。
「道場を復興したいっていう私の話にとても同情してくれて、
資金を援助してくれるって言うのよ」
ここで新八ははっとしたように妙を見た。
長女の妙が、廃れてしまった道場と亡き父に対してひどく責任を感じているのを
新八は誰よりもよく知っている。
一度はそのために身売りまでしかけたほどだ。
「姉上・・・」
静まりかえった外から、微かに鈴虫の音が聞こえる。
廃刀令によって武士の存在意義が消失し、
父と門下生が去り道場と借金だけが残された姉弟二人にとって
かつて門下生を多く抱え賑やかだったこの屋敷はあまりにも広過ぎた。
「でもね、そのためには条件があって・・・」
「・・・・・・・」
痛ましげな面持ちで新八は沈黙する。
その先は言われるまでもなかった。
妙を妾にするつもりなのだろう。
夜の世界では腐るほど転がっているありがちな話だ。
そういえば、と新八は思い返す。
妙のストーカーである近藤勲も妙の店に通いつめていたが
金と権力に物を言わせて妙を口説こうとはしていなかった。
単細胞のあの男の場合、単に思いつかなかっただけなのかもしれないが

113:108 新妙4
06/03/12 11:21:18 OCsLsZFW
「姉上、そんなことまさか承諾なんか・・・」
くすりと妙が微笑む。
「そのまさかよ。新ちゃんのやっすい給料と今の私の稼ぎじゃらちがあかないでしょ。
こんな好機もうないかもしれないじゃない」
けど、と妙は天気の話でもするような調子で付け足す。
「あんなおっさんに処女あげるくらいならその辺の奴にでもやろうかと思って」
流石に新八もここまで言われたら気付かないわけにはいかない。
「その辺の奴にもほどがあるでしょ・・・」
新八お約束のツッコミも精彩を欠いていた。
新八はごくりと固唾を飲む。
視力の悪い新八でもこの至近距離なら妙の裸体がいやでも目に入る。
「だから新ちゃん、私を・・・」
抱いて。
新八を見つめる妙の真摯な眼差しは
完全に酔いが醒めていることを示していた。
覚悟を決めた女の相貌は、
常日頃の凶暴な姉とは別人のように儚く見えた。
「姉上・・・」
抱きしめたい。自然にそう思い、
新八は吸い寄せられるように腕をのばした。

114:108 新妙5
06/03/12 11:22:22 OCsLsZFW
妙の肩に触れる直前になって
新八は浴槽のふちをガシリと掴む。
そのままおもむろに湯船から上がり壁の前で立ち止まった。
「・・・?」
体を海老反りにのけぞらせて準備OK。
3、2、1


ドオオオォォォン


凄まじい衝突音が風呂場に鳴り響いた。
一瞬遅れて天井からパラパラと木屑が降ってくる。
「・・・・し、新ちゃん!?」
放射状にヒビの入った壁に首までめり込ませた新八は、
血まみれの頭をゆっくりと引っこ抜いた。
「・・・・・・もうろくしたスケベじじいに言い寄られたときの対処法を教えてあげますよ。姉上。」
壁の方を向いたまま新八は続けた。
「鼻フックで背負い投げしてやればいいんです」
そう言い残すと風呂場を出てろくに体も拭かず服を着始める。
「新ちゃん・・・」
服を着終えた新八は最後に眼鏡をかけた。


115:108 新妙6
06/03/12 11:23:40 OCsLsZFW
次第に妙にむらむらと怒りがこみあげてくる。
どれだけの覚悟をもって自分が弟を誘惑したと思っているのか。
「もうっ、道場とたかが穴とどっちが大事なのよ!」
「姉です」
新八は妙をまっすぐ見つめきっぱりと断言した。
その迷いのない口調に妙は拍子抜けする。
他人に振り回されてばかりだったあの子が
いつの間にこんなに大きくなったのだろう。
「姉上もとっとと上がったらどうですか。湯冷めしますよ」
すたすたと自室へ戻る新八に、妙は小さく声をかけた。
「新ちゃん」
新八の足が止まる。
妙は万感の想いを込めて一言告げた。
ありがとう。
新八は振り向かずに小さくうなずき、再び歩き出した。

116:108
06/03/12 11:25:10 OCsLsZFW
おしまいです。Hなしでごめんなさい。

117:名無しさん@ピンキー
06/03/12 11:28:20 xpCGMF5Y
お疲れ!
すばらしき姉弟愛

118:名無しさん@ピンキー
06/03/12 11:55:39 GPPLxXEd
乙!今度はぜひ姉弟で一線超えて欲しいものだ

119:名無しさん@ピンキー
06/03/13 04:36:25 k5vv7+cP
空知ももっと脇キャラを描いてくれれば幅が広がるんだが・・・
と、おりょ沖を書こうとして失敗した俺が愚痴ってみる

120:名無しさん@ピンキー
06/03/13 15:10:16 l/gqPgHC
今週幾松キターではないか!
夜な夜な寝所に通う桂なんてどうよ

121:名無しさん@ピンキー
06/03/13 18:08:33 g886063X
新妙GJ!
抱き締める直前でやめた新八が(・∀・)カコイイ!!


122:名無しさん@ピンキー
06/03/13 18:23:03 dQ6Htj0R
新妙GJ!!GJ!! 
萌えたよー!!
ご馳走様でした!!!

123:名無しさん@ピンキー
06/03/14 02:28:57 bJZmPwT8
生まれて初めて小説を書きました。
稚拙で無駄に長いしエロは少ないorz
自分の萌えと愛だけはたっぷり込めました。
苦手な方はスルーお願いします。

124:土方×神楽 1
06/03/14 02:29:42 bJZmPwT8
無数のネオンが輝く夜のかぶき町。
今夜は非番だったが、
近藤に今夜の夜勤交替とスナックまでの送迎を頼まれてしまった。
「…ったく、近藤さんには呆れるな」
土方は煙草を吸い、呟いた。
毎晩のように会いに行って、よく飽きないものだ。
今夜もまたボコボコになっているであろう上司の姿を想像し、苦笑する。
土方はもう一服し、気分を入れ替え夜間パトロールを開始した。



歓楽街をパトカーでゆっくりと進んで行く。
人込みの中に、見慣れた少女の後ろ姿が目に止まった。
「万事屋のチャイナ娘か?」
「多串君?」
少女が見知った神楽であることを確認し、
神楽のそばでパトカーを止めた。
「土方だ。何やってんだ?ガキが外出する時間じゃねーだろ」
「私、かぶき町の女王アル。
だからたまにこうやってパトロールしてるのヨ」
神楽は得意気に言った。
いくら住み慣れたかぶき町とはいえ、今は深夜である。
昼とは違い、犯罪が起きやすく危険である。
こんな少女が一人歩きをしたら、誘拐や買春に巻き込まれるかもしれない。
「パトロールは警察の仕事だ。ガキは早く帰って寝ろ。万事屋まで送ってやるからよ」
パトカーから降りて後部座席のドアを開けてやり、
神楽に乗るよう促す。
しかし、ここで素直に頷く神楽ではない。
「嫌アル!かぶき町の女王としてパトロールを中断するなんてできないヨ!」
予想通りの返事に、溜息をつく。
神楽と話すのが苦手な土方だが、警察としてできるだけ優しく話しかける。
「夜のこの町は、お前の知ってるかぶき町じゃねー。ホラ、早く乗れ」
明らかに不満そうな神楽は、暫く沈黙し俯いた。

煙草を吸いつつ神楽がパトカーに乗るのを待っていた土方だったが、
神楽は俯いたまま数分間動かなかった。
少し言い過ぎただろうか?
土方が声をかけようとしたとき、少女は何か思いついたように顔を上げた。

「多串君、今夜は私に付き合うヨロシ!」
「は?」
土方の返事を待たず、神楽は素早くパトカーの助手席に乗り込んだ。
「オイ、何偉そうに助手席に乗ってんだ。後ろを開けてやってただろうが」
文句を言いつつも、神楽の気が変わらない内にとりあえず自分も運転席に乗った。

125:土方×神楽 2
06/03/14 02:31:54 bJZmPwT8

二人を乗せたパトカーがゆっくりと走り出した。
シートベルトは着けとけという指示に素直に従う。
神楽は嬉しそうに窓の外を眺めながら、
「多串君、私を今夜だけ真選組に入れてヨ。私もパトロールするネ」
と、おそらく先ほど思いついたことを提案してきた。
一方、土方は
「万事屋につくまでの間だけな」
と、軽く受け流した。
明らかに子供扱いする土方の態度。
それはかぶき町の女王としての神楽にとって面白いものではない。
――今夜もし事件が起きたら、多串君より先に見つけて私が解決してみせるネ。


今夜のかぶき町は穏やかなようだ。
神楽を乗せてから今まで、不審者は見あたらなかった。
この薄暗い路地のつきあたりで曲がれば、万事屋はすぐである。
「そろそろ着くぞ」
そう云って助手席を見ると、神楽は窓に額と手のひらをつけて町を観察していた。
オイオイ、ガラスに指紋をつけんじゃねぇよ。
「あっ!多串君!!あの二人怪しいアル!」
神楽が指さした先には、酒に酔ったカップルがいた。
ここは繁華街なので酔っぱらいなんて珍しいものではない。
このまま歓楽街のホテルにでも行くのであろう。
しかし、二人の傍らには路上駐車の空車が一台ある。
飲酒運転は警察として止めなければならない。
土方はカップルに気づかれない程度離れた場所に停車し、二人を観察することにした。
「多串君、車が動いたら出動カ?」
「ああ。だがお前はここにいろ。警察の仕事だからな」
すっかり真選組気分の神楽は土方の言葉を無視し、カップルの様子を伺った。

やはり、二人とも酔っているらしい。
お互いに支え合い、おぼつかない足取りでやっと車に乗り込んだ。
彼らが車内に入って数十分経ったが、ライトもつけずエンジンをかける様子もない。
相当酔っていたようだったしこのまま一晩車で寝るのであろう。
土方は飲酒運転はないと判断し、パトカーの発進の準備を始めた。
ほんの数秒、目を離しただけだった。
しかし、車は明らかに様子が変わった。
「多串君、やっぱりあの車おかしいヨ!爆発しそうアル!!」
神楽のその言葉に、思わず振り返る土方。
見ると、先ほどは微動だにしていなかったあの車が、
今は妖しく揺れているのである。


126:土方×神楽 3
06/03/14 02:32:39 bJZmPwT8
真夜中に、人気のない路地で、カップルが車を止めている。
そしてあの揺れ。
たまに目にする光景ではあるが、よりによって未成年に見られるなんて…
土方は一瞬、気が遠くなった。
「多串君、爆発しちゃうアル!助けにいかなきゃ!!」
土方は我に返り、今にも助手席から飛び出しそうな神楽を必死で止める。
「待てェェェ!!大丈夫だから!!!行かないでいいんだよ!!!ってゆーか、行くな!!!!」
「かぶき町が爆発して消えちゃうヨ!」
ジタバタと暴れる神楽の力は強く、大人の土方が押さえるだけで精一杯だ。
「あれは爆弾なんかじゃねー。オトナのお愉しみの最中なんだからよ、そっとしといてやれよ」
このハイテンションになった神楽の気をカップルからこちらに引こうと、
土方はあえて挑発的な言葉を選んだ。
果たしてこの少女に性知識はあるのだろうか。
少し考えこんだ顔つきをしたかと思うと、頬を赤く染めて呟いた。
「――男と女の、合併アルか?」
「合併、ねぇ…」
いかにも神楽らしい表現に、土方は思わず笑った。
土方の笑みが自分の言葉を肯定したのだと確信した神楽の顔はますます赤くなった。
――銀ちゃんも、多串君も、誰かとしてるアルか?
聞きたいけど、恥ずかしいヨ。
先ほどの勢いはすっかり無くなり、神楽は真っ赤な顔のまま黙り込んでしまった。

一方の土方も、神楽が怒ってもうこの件から話題を変えるだろうと思っていたが
先ほどから神楽は大人しくなり、土方からも何を話せば良いか分からず
二人は気まずい雰囲気になってしまった。
真夜中の薄暗い路地で、狭い車内に年頃の少女と若い男が二人きり。
冷静に考えれば、このパトカーも十分に妖しい空間である。
土方はこのことに気づいてしまったと同時に、自分の半身が少し反応してきたことに驚いた。
ルームミラーから覗くカップルの車は未だ激しく揺れている。
視覚に新たな刺激を受け、さらに半身が熱を持ち土方は泣きそうになった。
勘弁してくれよ…
冷や汗を流し普段以上のペースで煙草を吸い続けることで自分を保とうとした。
しかしそのせいで、助手席の神楽は、慣れない煙草の匂いに少し酔ってしまったようだ。
「…気持ち悪いヨ…」
「悪い、大丈夫か?少し横になるか?」
換気のため窓を開けたが真夜中の外気は冷え切っている。
自分の隊服を横になった神楽に着せてやると、少し楽になったようだ。
神楽は、制服までヤニ臭いネ、と小言を言いつつ
大きな男の服に自分の小さな体がすっぽり覆われてしまったことに少しどきどきした。
「…土方…」
「なっ、何だ。どうした」
突然呼ばれた本名に驚き、声が上ずってしまった。
「あのカップルは、本当に爆発しないのカ?」
神楽は横になったまま問うた。表情は隊服に隠れて見えない。
「ああ。…もうさっき見たことは忘れろ」
話しながらパトカーを再び万事屋を目指して発進させた。
神楽を無事帰宅させるために一刻も早くあのカップルから離れたかった。


127:土方×神楽 4
06/03/14 02:33:17 bJZmPwT8
何分もかからないうちに万事屋についた。
土方はパトカーを降り助手席のドアを開けた。
「ついたぞ」
「………」
「中に入るまで見ててやるから」
「………」
しかし、神楽は起き上がる気配はない。
「おい、まだ気分が悪いのか?」
「多串君…」
神楽が、消え入りそうな小さな声で何かを呟いた。
それを聞き取ろうと、口元に顔を近づけた瞬間、
土方は車内に引き込まれた。

「…ってぇ…」
助手席に押し倒され、頭を打ってしまった。
見上げると、目の前には自分に馬乗りになった少女の切羽詰った顔があった。
「土方…」
やはりあのカップルに触発されたのか、頬は赤く、瞳も潤んでいる。
それに加えて土方の煙草の匂いと隊服に包まれたときの体格差に、神楽は初めて男性という存在を意識した。
「どうした?」
優しく尋ねる土方。
神楽はこの胸の高鳴り、昂ぶった気持ちをどう伝えたらいいかわからず、困惑していた。
何もいえずぽろぽろと大きな瞳から涙が零れ落ちた。
何もいわず涙を指で掬って宥める。
「お子様には、ちょっと刺激的だったか」
土方は上半身を起こし、神楽と向き合う姿勢になった。
「子供じゃないアル…でも、早くオトナになりたいアル…今の私、中途半端ネ…」
体はまだ未発達なのに、心は出会い急速に性に目覚めつつある。
自分の成長途中の胸を服の上から包み呟いた。
目の前でそんなことをされて、土方は嫌でも目線がそこにいってしまう。
神楽の手の甲は真夜中に青白く浮かび上がり、その手の中にある胸の大きさや形がわかる。
真っ白な肌から、体の線から、目が、離せない。
「土方…私は、まだオトナになるには早すぎる?こんなに、ドキドキしてるヨ?」
土方は、神楽の切ない問いかけに答える余裕がなかった。
あまりの美しさに魅了されていた。
土方、と何度も呼ばれる自分の名前。
土方の雄の本能が、理性を吹き飛ばした。


128:土方×神楽 4
06/03/14 02:34:01 bJZmPwT8
最初のキスから、どれくらい時間が経ったのだろう。
締め切った狭い車内は二人の体温と吐息で熱が篭り、ガラスが曇り水滴がついている。
「ゃ…ぁ…」
鎖骨を甘噛みされ、神楽は小さく声をあげた。
髪からつま先まで全身を土方の手や唇、舌が動き回る。
神楽の思考は土方が与える快感を受け止めるのみだった。
シートを倒した助手席と運転席の間に押し倒された神楽は、服も下着もすべて脱がされ、土方に全てを晒していた。
月明かり無くとも、肌そのものが発光しているように青白い神楽。
成長途中の体のライン、甘い香りがする艶やかな髪。
全ての美しさに、土方は夢中になり全身を愛撫する。
「はぁ…ぁ。…土、方…」
「…どうした?…」
欲で掠れた声。
「…キモチ、ヨォ…」
「そうか」
「けど…さっきの車みたいに、、揺れないアル…」
突然の言葉に、土方は苦笑した。
「まだ揺れる過程じゃねーんだけど…」
時間をかけて全身を愛撫したから、神楽のそこは受け入れる準備は整っていた。
「お前の覚悟はできたのか?」
初めての行為がこんな車内で、しかも自分でいいのか。
土方は、神楽の返事を待った。
「大丈夫ヨ…土方」
土方の肩に口づけて目を閉じた。
神楽の身体に覆いかぶさり、脚を広げさせる。
すばやく隊服のスラックスから自身を取り出し、神楽の入り口に宛がう。
そこは十分に潤い、土方を迎え入れた。
先端から残りの部分を押し込めた一瞬、神楽の顔が苦痛に歪んだ。
全てを収めて一息つくと、すぐに律動を開始した。
優しくしてやるはずだったのに、内部の熱さに何も考えられなくなってしまった。
土方の先走りと破瓜の血が混ざり合って、粘着質な音が聞こえる。
「あっァ、ぁ、…」
内部を擦られるたびに先ほどまでの愛撫とは違う快楽が襲ってきて、嬌声をあげ続ける神楽。
息を荒げ遠慮や気遣いも無く、本能のままに性器を突き立てる土方。
どちらからともなく唇を求め舌を絡ませ、激しいキスを交わしながら絶頂へ向かっていった―――。




煙草の残り香で目覚めると、そこは万事屋のソファだった。
土方が運んでくれたのだろうか。辺りを見渡すと、だれも居ないようだ。
窓から外を見ればパトカーはなく、土方も屯所に戻ったらしい。
神楽は、自分が着ているのがチャイナ服ではなく隊服のシャツであることに気づいた。
恐らく、気を失った神楽にチャイナ服を着せることができなかったのであろう。
必死にチャイナ服のボタンをとめようとする土方を想像し笑顔になった。
「このシャツ、返さないといけないネ」
顔もあわせず立ち去られて少し寂しかったが、これで会う口実は作れた。
また夜にかぶき町を歩いてみようか。
昼の屯所に押しかけて、車以外の場所でデートもしてみたい。
次々にデートプランを考えながら、煙草の香りがするシャツに顔を埋めた。

129:名無しさん@ピンキー
06/03/14 02:36:33 bJZmPwT8
以上です。
お目汚し失礼いたしました。

>>128の名前欄、「土方×神楽 5」の誤りですorz

130:名無しさん@ピンキー
06/03/14 12:33:29 4e5Z0URo
初SS乙です!
狭い車内の様子がすごいリアルに想像できてエロいです
土方と神楽のやり取りや雰囲気も萌えた
また書いて下さい

131:名無しさん@ピンキー
06/03/14 12:52:22 qguN3THO
>>129
控えめエロいいですよ!GJ!

132:名無しさん@ピンキー
06/03/14 14:42:00 gCPl95Bb
萌えたよ~イイヨ~イイヨ~
こういうの好きだ

133:名無しさん@ピンキー
06/03/14 17:54:37 nAwQiOkb
>>129
処女作GJ!
エロに行く過程の描写が面白いし萌えた。密室感いい!
万事屋前にとめて車を揺らす、しかもシャツも着せるとは土方中々やるなw


134:名無しさん@ピンキー
06/03/14 22:47:26 uQZi3FOD
銀さんに見つかりそうで怖いな

135:名無しさん@ピンキー
06/03/14 23:26:54 /RmD4uik
煙草の香りで銀さん気づいちゃう

136:名無しさん@ピンキー
06/03/15 02:50:51 gn/WVBuT
なんか本スレで幾松キター!!って騒いでるから
慌ててジャンプ立ち読みしたら何なのアレ。
幾松の店を我がもの顔で入ってく桂はいいんだけど
問題はそこにいくまでの過程だろ
空知はメンドくさがったか?
しゃーねーな、またエロSSで補完するか

137:名無しさん@ピンキー
06/03/15 02:59:44 42g9xxTU
うわ~。めちゃくちゃ萌えた。
神楽が大人の男を意識するところがいい!
銀さんにきづかれちゃう展開もいいな。

138:名無しさん@ピンキー
06/03/15 05:39:12 cBQyP36G
銀さんに気付かれて責められて妬かれる展開キボン

139:名無しさん@ピンキー
06/03/15 12:09:44 mLxRojIg
桂×幾松読みタス

140:名無しさん@ピンキー
06/03/15 17:19:37 LXdAkDQg
初エロGJJJJJ!!!土神イイ!!!!
カーセクス萌え!目ざめちゃった神楽が可愛いな。
上に書いてある通り、車の中でやりまくるようになった土神を銀時が気づいて神楽がお仕置きされる展開もイイな


141:名無しさん@ピンキー
06/03/15 19:23:50 qNjIeCpQ
お仕置きも確かに萌えるけど
個人的に土方のあまりの堂々っぷりがツボに嵌ったのでw
銀さんの存在がそう影響しない土神も
パロ的になんかいいかもなぁと思った

142:名無しさん@ピンキー
06/03/15 21:04:39 8jeb3QOj
>>136
是非補完をたのむ!
自分もいつの間にかちゃっかり常連ぽくなってる桂にビビッた
何あったんだお前…怒られちゃった~って!

143:129携帯
06/03/16 11:31:33 8Cyw/JWa
レス有り難うございます。
楽しんでいただけたようで嬉しいです(´∀`)
また何か書いたらコソーリ投下しに来ます。
職人様の作品も楽しみにしてます(・ω・)ノシ

144:名無しさん@ピンキー
06/03/18 02:34:52 elP49tlf
エロパロは沖田×神楽結構少ないんだな。
需要がないのか書くやつがいないのか・・・・どっちだ?

145:名無しさん@ピンキー
06/03/18 14:37:17 EZFUFoTJ
某サイトで超鬼畜沖神見つけたんだが。
勝手だがこういうのなら俺は歓迎、みたいな。

普通半角なら、個人サイトで見つけたら転載とかするんだろうけど
エロパロの場合だとどうするんだろう。
神のインスピレーションのためにもヒントくらい投下すべきか。

146:名無しさん@ピンキー
06/03/18 20:28:02 csApW2mT
>>145
そこの管理人さんに迷惑だからやめれ

147:名無しさん@ピンキー
06/03/23 16:37:01 wJFPsIzo
昔見たエロ漫画に、女の下の口に丸団子食わせてラジオ体操させたり、我慢できなくて出てきた団子を男が食うなんてのがあった
今週神楽の口に団子入れる銀さん見て、そんな昔の記憶がフラッシバックした昼下り

148:名無しさん@ピンキー
06/03/23 17:37:43 FG/zdEv8
膣に変なもの入れてでてこなくなって死んだ女いるから
リアルではやっちゃいかんぞ。

149:名無しさん@ピンキー
06/03/23 21:13:48 ctchVkZf
>>148
マジかよ。
じゃあタンポン入れっぱも危険なんだな。
気をつけよ

150:名無しさん@ピンキー
06/03/24 06:02:16 QjXlId/6
いや、タンポンはヒモがついてるからまだ・・・
でも雑菌がわきやすいからとか
そういう理由で入れっぱはよくないと言われてるな

151:名無しさん@ピンキー
06/03/24 11:38:39 FHvPjgsS
>>148
神楽のマン力と銀さんの吸引力と団子のタレの潤滑力が合されば多分問題なし
何か団子って柔かいし温かいし何気にきもちよさそうな気が

152:名無しさん@ピンキー
06/03/24 23:26:30 l5h/oEKK
神楽のマン力はすごそう
あらゆる変態プレイに耐えれる気がする

153:名無しさん@ピンキー
06/03/24 23:59:17 7Zb0RA2u
団子を女子のお汁で頂くのもエロいか

154:名無しさん@ピンキー
06/03/25 08:39:17 dSLzeGKb
銀ちゃん団子入れて遊んでたら取れなくなっちまったヨー
そして吸い出そうとする銀さん
て感じか

尻の穴なら安心だろうとか考えた瞬間
お尻の穴からからかわいい卵を産むお通ちゃんが想像できた

155:沖神1
06/03/26 02:17:42 L4COmiNa
初投稿です。沖田と神楽です。ぬるいです・・・。すみません。


 逆さまに映る空を見ながら、どれぐらい時間が過ぎたのだろうかとぼんやり考えていると、身体の上に圧し掛かっていた沖田が小さく呻き声を洩らした。
 どうしたのか、と聞くと、平素よりも大分力のない声が返ってきた。
「背中が痛ェ・・・」
「リウマチかヨ。若いくせに情けねーナ」
「誰のせいだと思ってんでィ」
 改めて沖田の顔を見ると、明らかに責めている眼でこちらを睨んでいくる。
え、私?何もしてないアルヨ。
弁明すると、身体の脇に落ちていた左手を掴まれて、目の前に差し出された。
 自分の手を間近に見せられても、なんら感慨を覚えるわけでもなく、訝しげな目線を沖田に送る。すると沖田は顎をしゃくって神楽の白い指先を指し示した。そこでようやく合点がいった。
 小さな爪にうっすらと、血がこびりついていた。「真っ最中」に必死になって何かにしがみついていた記憶があるのだが、どうやらそれは目の前の奴の生身の身体だったらしい。

「人の背中バリバリ引っ掻きやがって」
「ウルセーナ。やめろって言ったのに聞かなかったおまえのせいアルヨ。自業自得ネ」
「あの程度で音をあげるテメーが悪いんだろィ。ヤラシーねィ、旦那に言ってやろーっと」
「ちょっ・・・やめろヨ!殺すぞ!」
 相変わらずのどこまで冗談なのかわからない口調だったが、神楽は本気で焦った。冗談半分の戯言も時に本気で実行するのが、沖田という人物である。
 銀時に自分のやっていることを面白おかしく喋られでもしたら、明日からどんな顔をしてあの万屋一家で暮らせばいいというのか。
 冷や汗をかいて慌てる神楽を、沖田は冷めた眼差しで見ていたが、やがて起こしていた頭を神楽の顔のすぐ脇にぽて、と落とし、「言わねーよ」とどうでもよさそうな声で言った。

「あー、背中痛い・・・・」
 チャイナ娘に傷物にされたー、もうお婿にいけないー、とぶつぶつ呟いていたが、神楽は無視して沖田の下から抜け出した。こいつの戯言に付き合っていたらきりがない。いい加減に帰ろう、と身を起こしかけたが、ふと宵闇に白く映える沖田の背が目に止まった。
 う、と言葉に詰まった。
痛い痛いと騒ぐだけのことはある。本当に痛そうだった。
 色素の薄い肌のあちこちが、蚯蚓腫れで暗くてもわかるほど赤く腫れ上がっている。内出血でくっきりと赤い線が浮かび上がっている箇所もあるし、皮膚が破れたところは血が滲んでいた。
 特に肩甲骨の辺りはまだ出血が止まっていない傷跡が何本も走っていて、ひどい有様だった。しばらく服を着るだけでひりひりと痛むに違いない。
 自分の手に目を落とした。新八がうるさく言うから、爪はきちんと手入れして短く切りそろえている。それでも人間の皮膚を破って、血を流させるのは生来持つ夜兎の力のせいだった。
 指先をちろり、と舐める。金気臭い血の味が、舌をぴりと刺激した。

156:沖神2
06/03/26 02:19:15 L4COmiNa
 神楽は沖田の背に覆いかぶさるように身を屈めた。うつぶせに寝転ぶ身体の片側に手をついて身を支え、もう一方の手をそろりと赤く腫れた皮膚に這わせた。
「・・・何やってんでィ、チャイナ」
「いいから、ちょっと黙っとけ」
 指で軽く押さえると、それだけでじわ、と新たな血が滲み出してきた。その血が膨れて赤い玉となり、自らの重みに従って流れ出す直前、神楽は顔を寄せて舌を差し出し、傷ごと血を舐めとった。
 突然の予期せぬ刺激に沖田の身体が波打った。身を起こしかけるのは押し止め、今度は内出血で赤く染まった皮膚の線をそっと舌を這わせる。
「っ・・・・・、おいチャイナ」
「こんなもん、舐めときゃ治るアル」
「どこまで野生にかえってんだ、このマウンテンゴリラ・・っ、ちっとは・・・・・文明ってもんに理解を示せ・・・・っ」
 減らず口を叩く沖田だが、少し乱暴に傷口を舐めると痛みに身体を強張らせた。
神楽は一向に行為をやめる気配はなく、沖田は言うだけ無駄だと悟ったのか、再び顔を地べたに伏せた。

 神楽は下のほうから首にかけて順番に、丁寧に傷口を舐めていった。沖田の血は最初に舐めたときと同じく金属の匂いがし、汗が混じっているせいか少し塩辛かった。
 普段なら生理的嫌悪感を感じてもいい筈なのに、やめる気にはなれなかった。正体を失くしている間の行為とはいえ、ひどい傷をつけてしまったという罪悪感と、相手を労わる気持ちはもちろんある。しかしそれ以上に舌を刺激する血の味は、脳を痺れさせるほど甘く感じられた。
 一滴舐めるごとに、理性が磨耗していく。自分が必死の思いで築き上げてきた力の抑制がぼろぼろと剥がれ、奥底に潜ませていた本能に火がつくのがわかった。
いや、もっとずっと前から気づいていた。こいつに触れられたときの意識の高ぶりは快楽から得られるものだけではなく、戦闘中に感じる高揚感と同じ熱さで理性を麻痺させていたこと。
 自分の本能は戦闘行為に深く根ざしていて、沖田の前で自分を曝け出すほどにそれを否定することはできなかった。血の味で目覚める、夜兎の本性。こんな形でも思い知らされる。

 いつのまにか神楽の舌は本来の目標をはずれ、傷のない沖田の首筋を這っていた。沖田もそれに気づいているのだろうが、じっとされるがままになっている。神楽は自分が手なづけられた卑しい獣になってしまったような気がして、悔しくなって無理やり顔を上げた。


157:沖神3
06/03/26 02:23:45 L4COmiNa
 気配を感じた沖田がわずかに頭を傾けてこちらを見上げてきた。
「どうしたんでィ。興奮してるみたいだからほっといたのに、もう気が済んだのかィ?」
 余裕綽々の笑みを浮かべる沖田に、神楽は悔し紛れに吐き捨てた。
「おまえの血、味変アル。媚薬でも混ざってんじゃねーカ、この絶倫ヤロー」
「それを舐めて興奮してたのは、どこのどいつだ。この淫乱」
 ま、俺の血が媚薬だってんなら・・・と、沖田はうつぶせていた身体を起こしざまに神楽の腕を引っ張り、地面に再び倒れこみながら唇を神楽のものに押し当てた。そしてにたりと笑って言う。
「俺にも味合わせてくだせェ」
「んぅっ・・・・!」
 半開きになっていた口の奥に舌を差し込み、神楽の舌を絡めとって味わうかのような深い口付けを何度も繰り返す。息苦しさに抵抗していた神楽の力が抜けるまで、いや神楽が自分から求めるようになっても尚、吐息まで奪うような口付けをやめない。

 つくづくこいつは嫌な奴だ、と神楽は思った。
 大切なもの、大切な場所を二度と失わないために、戦いを求める本能を押さえ込んできたというのに、この江戸という町に来て、銀時や新八と出会ってそれができるようになると信じていたのに、こいつはあっさりとその努力を無に帰そうとするのだ。
 こいつの前では戦闘への欲求を抑えることも、血に沸き立つ心を鎮めることもできない。戦り合えば互角の腕前を見せ付けて自分を煽り、今はこんな形で性欲と紙一重の本能を引きずり出そうとする。
 銀ちゃんが聞いたらきっと悲しむ。パピーが知ったら約束と違うと怒る。
 それでも断ち切る気になれないのは、ただの甘えでしかないのだろうか?

「・・・・・っ」
「はっ・・・」
 唇を離したときには、お互いすっかり息が切れていた。見下ろすと、沖田の感情の読み取りづらい色素の薄い瞳に、自分の姿が映っていた。
 なんとなく見ていられなくなって、神楽は沖田の上に身を沈めた。その身体を、骨ばった腕が抱き寄せる。お返しと同意の意味を込めて、神楽は沖田の首筋を軽く噛んだ。
「今度は背中引っ掻くなィ」
 かすかに笑いを含んだ声で耳元で囁かれ、むかついた神楽は力を込めて首筋に歯をつきたてた。
 滲んだ血は、やはり少し甘い味がした。


(完)

お目汚しすいません、ぬるくてすいません・・。
沖神ないーと言ってる方がいたので、つい・・・。
初めて書いたRっぽいものだったんで、今はこれがせいいっぱいー。

158:名無しさん@ピンキー
06/03/26 03:04:15 scI98Jx7
乙です!
私的には大好きだよ。
文章の書き方とか。

159:名無しさん@ピンキー
06/03/26 03:04:30 6GNnN2EI
乙&GJ!
無理してエチシーン書くこともないぞ
書こうとするとしんどくなって結局放り投げちゃうからな
まずは自分の萌える描写だけ目的で書いていけばいんじゃないか
これはこれで良いなあ

160:名無しさん@ピンキー
06/03/26 03:13:59 yFMCo8Fc
GJ!
いい感じだ。とてもいい感じだ。
キャラに無理がないので萌えます。
またよろしく。

161:名無しさん@ピンキー
06/03/26 10:00:05 dggrvF59
もう少し間隔開けてレスすれば完璧だったのにな

162:名無しさん@ピンキー
06/03/26 14:06:13 Hq1hc1MF
乙!沖神大好物です!これはお互いちょっと冷めた感じが味ですね。ツンツンてやつですか
またの投下お待ちしてます!

163:名無しさん@ピンキー
06/03/26 16:04:44 17zfjrnS
沖神GJ!! 空気感がイイ!!

164:名無しさん@ピンキー
06/03/26 22:26:59 nwCXXEsI
桂×幾松の職人さん、こないかなー

165:名無しさん@ピンキー
06/03/26 22:55:01 L4COmiNa
155-157です。レスありがとうございました!
こういうのもいい、と言ってくださる方がいて、ほっとしました。アドバイスまでいただいてしまって・・・。
次も何か書いてみようかな、と思えました。

166:名無しさん@ピンキー
06/03/26 23:07:01 td3YncpH
>>165
新規か、なら言っておく
勘違いするな。空気嫁。過去スレ全部読んで勉強しろ。1から4まで全部だ。いいな。

167:名無しさん@ピンキー
06/03/27 00:11:08 RcuXnRaF
>>165
沖楽アンチは気にしなくていいぞー
投下されるといつも沸くから。
野外でウンコしてたかるハエくらいに思っとけば腹も立たん。

腰低くならなくていい。ここは2ちゃんだ。

168:名無しさん@ピンキー
06/03/27 00:31:54 MT66Me3J
気にせず好きなモノ書けばよろし

169:名無しさん@ピンキー
06/03/27 13:19:02 cZ8YKCRz
沖神読みたいぞ。

170:名無しさん@ピンキー
06/03/27 14:45:35 pLEUdqe7
そういう時は黙って赤飯

ゴ…ゴリさんが欲しい(*´А`*)ハアハア

171:名無しさん@ピンキー
06/03/27 17:46:53 O4NvCNn8
>>170
ゴリ姫に逆レイープされる近藤を幻視した。

172:名無しさん@ピンキー
06/03/27 23:17:30 CSwFNRdb
>>171
ただのグロじゎねえか

173:名無しさん@ピンキー
06/03/27 23:33:55 ks+XuTa4
>>157
Gj!
傷を舐めるとか動物的でエロいです
神楽の方が求めてる感じなのもエロス

174:3-41
06/03/28 00:37:33 ZLXgFSM2
>>164 桂幾書きました。↓

175:3-41
06/03/28 00:38:20 ZLXgFSM2
それは、幾松が床について、半時ほど経った時だったろうか。
幾松はすでに眠りに落ちかけていた。今日も忙しく働いて、へとへとだった。
その幾松を、現に引き戻す音がした。誰もいない筈の寝室で、畳が軋んだのだ。

――!? なに……? ……泥棒!?

はっとして、息を呑む。
暗い寝室の中で、確かに、自分以外の人の気配がする。
暴漢だったら、どうやって助けを呼ぼうか――布団の中から、部屋の様子を窺う。
部屋の中は真っ暗でよく見えないが、こちらを背にして、窓際に人影が立っていた。
人影は、男のようである。
幾松の背筋に、冷や汗が流れた。
大声を出して逃げようと、機を窺っていた、その時である。
男がくるりと、こちらを向いた。
さらりと、背中まである長髪が、ゆれた。
見覚えのあるシルエットに、幾松は急に肩の力が抜けた。

「不法侵入で訴えるよ、この犯罪者」

驚かされた腹いせに、不機嫌な声を出すと、男は驚いた様子もなく、平然と言ってのけた。

「犯罪者じゃない、桂だ」

予想通りの反応に呆れて、幾松は男に背を向けて寝返りを打った。
「全く。私ゃ、明日も早いんだから、いい加減にしとくれよ」
男はそんな幾松など、お構いなしに、幾松の寝室で、当然のように自前の寝巻きに着替えている。
まるで自分の家のようである。
「幾松殿、玄関の鍵が壊れていたぞ。女性の一人暮らしにあれでは無用心であろう。
この界隈は物騒なのだから、いつ不審者が侵入してくるとも限らないのだぞ」
「アンタがその不審者じゃ……って、なんで入ってくんのよ!」
男は、さも当然と言わんばかりに、幾松の布団を捲って、隣に潜り込んできた。
「えー、だって……寒いし……」
「だって、寒いし…じゃないわよ!
だいたい、寝巻きとか、歯ブラシとか、アンタいつの間にウチに置いてったんだぃ!
今日、見つけたけど、青い蕎麦猪口、あれもアンタのでしょう!?」
「幾松殿、明日も早いのだろう? 早く寝た方が良いぞ」
至近距離で捲し立てる幾松に、涼しい顔で返す桂。
幾松は深く溜息をつくと、馬鹿にゃ何言っても無駄だったね、と、再び桂に背を向けた。
それ以上、同衾していることは突っ込まないらしい。
桂は、背を向けて寝てしまった幾松の腰に、自らの腕を回して、後ろから抱きしめた。
幾松の耳元で、馬鹿じゃない、桂だ、という、男の囁きが聞こえた。
幾松は男に聞こえないように、もう一度、馬鹿、と呟いた。
暫く、そのままでいた。
触れ合っている部分が、互いの体温を伝え合った。
幾松が不意に、背を向けたまま、口を開いた。

「…………怪我、してないね?」

桂は幾松の首に顔を寄せて、心配ない。無事だ。とだけ、答えた。


176:桂幾2
06/03/28 00:39:06 ZLXgFSM2
男が幾松の元に訪れるのは、一月に数回、あるかないかだった。
男はお尋ね者の攘夷志士で、大抵、真撰組に追い回されていた。
前回、幾松との別れ際も、男は派手に真撰組とやりあって、逃げ去って、そのままだった。
幾松は、自分はつくづく男運がない、と、溜息をついた。
旦那は早くに亡くしてしまうし、今の男はこんなのだし、と。
だが、背中に感じる男の温もりは、ひどく心地よかった。
このままでいられたら、どんなに良いだろうと、本気で思った。
幾松が幸せを噛み締めていた、その時だった。
幾松は自分の尻に何か、硬いものが当たるのを感じた。

「…………私、本当にもう、眠いんだけど?」

幾松が目を瞑ったまま口を開くと、幾松の髪に頬を埋めていた男も、口を開いた。
「いや、俺も眠いんだが、俺の息子が起きてしまってな……」
寝かしつけてやってくれんだろうか、という男に、幾松は布団の中から、廊下の方向に指をさした。

「便所はあっちだよ。変なとこに飛ばしたら、承知しないからね」
「えー…、幾松殿……冷たい……」

男は尚も、熱く猛った箇所を幾松の尻に押し当ててくる。
完全にわざとである。
幾松はたまりかねて、後ろにいる男を振り返った。

「……さっきから何なのよ! 何そのキャラ!?
 流行ってんの!? ねぇ、流行ってんの!?
 この間の『怒られちゃったぁ』といい、アンタ気持ち悪……」

抗議をするつもりで振り向いたのに、あまりにも穏やかな笑顔で、桂がこちらを見ているので、黙ってしまった。
二人を照らしているのは、窓から差し込む月のみである。
同じ布団の中で、見つめあう。
その距離は、五寸と離れていない。

――最後に、コイツの顔見たのって、何日前だったっけ。

本当は、心配だった。
口には出さないけれど。心配で、たまらなかった。

――あ。

考えている幾松の隙をついて、幾松の唇を、桂のそれが覆った。
不意をつかれたので、舌の侵入を許してしまう。
口内を貪る男の舌の感触に、頭が真っ白になった。
みるみる力が抜けて、どうでも良くなってしまう。
悔しい、と思いながらも、幾松は男の舌の動きに逆らわなかった。
送り込まれる唾液も、素直に嚥下した。
男に触れられている端から、どうしようもなく自分がこの男に惚れているという事実が、甘い痺れとなって、全身を包んだ。
桂が唇を離すと、二人の間に、唾液の糸が引いた。

「『気持ち悪い』のならば、これから『気持ちよく』しようと思うのだが……ダメだろうか」

男は真顔で、幾松を見据えて言う。
「……好きにすれば。……このスケベ」
幾松が諦めて口を開くと、助平じゃない、桂だ。と、男は返した。


177:桂幾3
06/03/28 00:39:38 ZLXgFSM2
布団の中で、脚を絡ませあう。
乱れた寝間着の裾から伸びた、互いの素肌が擦れ合う。
腰は相変わらず、密着している状態である。
男の片腕は幾松の腰に巻きついて、一向に離そうとしない。
幾松は寝巻き越しに、絶えず男の猛りを感じていた。
それは、どんどん、熱を増しているように感じられた。
押し当てられていると、以前に男とまぐわった記憶を刺激される。
この硬く熱を持ったものが、己の内でどう暴れたのか、その感触を思い出す。
幾松の体の奥も、男を欲して疼き始めた。
互いの息が、少しずつ上擦っていく。
幾松が上体を捩じらせて男を振り返ると、再び唇を覆われた。
激しく、噛みつきあうような口づけをかわす。
男の唇はそのまま、幾松の顎や首筋へと下りてゆき、最後は寝巻きの上から、幾松の胸にむしゃぶりついた。
薄い寝巻きの布は、男の唾液を吸って、みるみる透けていく。
寝る前で、下着をつけていないのか、透けた寝巻きは幾松の肌に張り付いて、胸の突起を強調させた。
張りのある丸いふくらみの先に、桜色をした突起がぷっくりと立ち上がっているのが、わかった。
男はその小さな突起に、寝巻きの上から、かり、と、噛み付いた。

「ぁ…ッッ……っく……!!」

幾松の体に電流に似た痺れが走る。
思わず、胸元にある男の頭を掻き抱く。
男はその姿勢のまま、幾松の寝巻きの裾を捲り上げて、彼女の脚に猛った自身を押し当てた。
幾松の白い太腿に、にちゅにちゅと擦り付けられたそれは、痛いくらいに張り詰めていた。
早くお前の中に入れさせろ、と訴えているかのようである。
男の手が、幾松の下肢を覆う、僅かな布に伸びた。
その布越しに、背後から指を差し入れ、割れ目をなぞりあげる。
少し力を入れただけで、男の指先に、じゅくっ、と湿った感触が伝わってきた。
下着の内側は、もうぬるぬるで、既に男を受け入れる準備を整えていた。

「すごいな……もう、こんなに……」
男の囁きに、幾松は左右に頭を振った。
「…ゃ……言わな…で…」
「……ぐちゃぐちゃだ」
「んぁあッ……んん…ッ」

男の中指が下着を掻き分けて、その奥へと差し込また。
熱く潤った肉壷の中へ沈められたそれは、くちゅくちゅと出し入れを繰り返した。
肉壷から溢れた蜜は男の指に絡みつき、てらてらと濡れ光った。
部屋の中に淫靡な水音が響いた。

「幾松殿……もう…耐えられん」

既に余裕のなくなった声で、男は幾松の下着を乱暴に引きずり下ろした。
後ろから覆いかぶさる姿勢のまま、幾松の尻をつかみあげて、目指す入り口に自身を押し当てる。
お互いから分泌される粘液が、ぬるぬると擦り合わさって、欲情を煽る。
男は幾松の肉壷に、一気に己を突き入れた。


178:桂幾4
06/03/28 00:40:11 ZLXgFSM2
「ん…ぁあッ…ふぁ…あああんッ……!!」

幾松の腰が妖しく揺れた。
後ろから突き入れられたモノは、幾松の予想しないところを擦りあげる。
もどかしくて、思わず、腰を振ってしまう。
男は幾松の肉の感触を味わうように、丁寧にストロークを繰り返した。
繋がった箇所から、愛液が溢れて、互いの腿を伝った。
男は夢中で腰を振り続けた。
男の両手は幾松の寝巻きを肩から剥いて、彼女の上半身をあらわにした。
こぼれた幾松の乳房が、男の与える振動にあわせて、揺れる。

「んッんッ…ゃ…ッ…らめ……ッ、気…もち…イイ…ッ」
幾松のあげる艶っぽい悲鳴に、男は苦しそうに、射精を堪える。
「幾…松…殿…ッ、上…に…」

言うか、そのまま幾松の腰を持ち上げて、座った己の猛りの上に、幾松を沈めた。
じゅぷじゅぷっ、と幾松の体重で、男のモノがめり込んでゆく。
幾松の背が、大きく仰け反る。

「んッ…はぁ…ッう…ッ」

男は、そこから、さらに激しく突き上げた。
ゆさゆさと、男の上で幾松の体が揺すられる。
幾松は、自分の中で暴れる男の熱に、頭の芯を焼き切られるような、強烈な快感を覚えた。
息も絶え絶えに、彼女は言った。

「んッ…ふぃ…やぁ…っ、やめ…っ…おかしく…なっちゃ…」
「多少は…おかしく、なってもらわねば…困る」

――俺はもうとっくにおかしくなっている。

男は幾松の耳にがり、と歯を立てた。
幾松の中がきゅうっ、と男を締め付けた。
男の亀頭の部分が太さを増した。
それを感じ取った幾松が、慌てて言った。

「や…! 待って、まだ…ッ、最後………顔見て……したい…」

その声を聞いて、男の動きが止まる。
幾松が腰をあげると、ずるり、と男のモノが抜けた。
限界まで漲っているそれに、今度は向かいあう形で、幾松は腰を落とした。
ぐぷぷ…、と結合部分から音と蜜が溢れる。
男のモノが差し込まれる間中、両者は互いに目をそらさなかった。
ゆっくりと、幾松の襞を掻き分けて、男の肉茎が進む。
幾松は唇を微かにわななかせて、切なそうに眉を顰めた。
それが幾松の中に根元まで埋め込まれると、幾松はびくん、と体を強張らせて、男にしがみついた。

「入れただけで…イッてしまったのか…」
「ん…だって、アンタの目…やーらしんだもん…」

あんな顔されたら、こっちがヘンになっちまうよ、と続ける幾松に、そんな、人の顔を猥褻物のように言わんでもらおう、と男が返す。

「とにかく、俺も、もうすぐだから…続けさせて、もらうぞ」
「あん…ッ、はう…ッ、ああんッ!!」

男は腰の動きを再開させた。
イッたばかりで敏感になっている幾松は、男の首にしがみ付いて、悶えた。
そんな幾松の顎を捉えて、男は三度、彼女の唇を吸った。


179:桂幾5
06/03/28 00:41:32 ZLXgFSM2
上と下で深く繋がったまま、男が急に、立ち上がった。
「んんんん-ーッッ…!!! ん…ぁあ…ッ!! ふか…すぎ…っ、奥、に…あたって…るぅ…っ!!」

幾松は落ちないように、必死に男にしがみ付くが、男は幾松を突き刺したまま、壁際まで歩いていく。
「んッッ…、やめ…ッ、歩か、ない、で…ッ、ヘンなとこ…こすれ、ちゃ…ッッ」
「もう…少し…だから」
男が歩く振動と、自分の体重で、体の深い部分に男を感じてしまい、幾松は気が触れそうな感覚を何度も味わった。

やがて、男は壁際まで幾松を運ぶと、壁に幾松の背を押し付け、幾松を壁と自分とで挟み込むようにして、下から突き上げた。
激しく何度も揺すられて、再び幾松に限界が訪れる。
「だめぇ……ッ また…イッちゃ…!!」
「俺も、イク」

背中に壁の冷たさと、腹に男の放った白濁の熱を感じながら、幾松は果てた。


「すまなかったと……こうして、詫びているではないか」
乱れた姿のまま、姿勢だけはやたら美しい正座の姿勢で、桂が幾松に対峙している。
窓の外は、空が白んできて、月が西に傾きかけていた。
幾松は、自分の腰に巻きついているだけで、すでに意味を為さなくなった帯を解きながら、不機嫌に返した。
「まったく、よくここまで無茶してくれたモンだ。寝る時間も削られちゃ、こっちは商売あがったりだよ」
ブツブツ漏らす幾松に、桂はしれっと答えた。

「えー、でも、幾松殿が好きにしろって言ったー」
「だぁぁから、そのキャラやめてくんない!?  気持ち悪いんですけどォォォ!!!」
「気持ち悪いなら、気持ちよくしてやると……」
「その手は喰うかァァァ!!!」
汚れた寝巻きを桂に叩きつけて、部屋を出て行こうとする幾松の手を、桂が掴んだ。
「何処に行くのだ。ストリーキングか」
「誰がこのまま、街中出るかァァ!! 風呂よ!!風呂!!!」
「俺も入りたいのだが」
「私の後に入りなさいよ。アンタみたいなテロリストと違って、こっちは定時に開店しなきゃなんないのよ」
幾松は桂の手を振りほどこうとしたが、桂は一向に離そうとしない。

「……一緒に入りたいのだが」

真っ直ぐにこちらを見つめる桂を見て、幾松は呆れた。

全く、この男。ふざけている。
いつから、こんなにふざけた男になってしまったのだろう。
誰だ、この男をこんなに甘やかしているのは。

――……私か。

握られた手を、振りほどけない。
触れられた先から、抗えなくなる。
見つめられた途端に、ヘンになってしまう。

―――…この男には、なんだかんだ許しちまう。

「あー、…悔しい」

ぽつりと呟く幾松を、桂が不思議そうに見つめる。
「幾松殿…?」
幾松は掴まれた手を握り返すと、微笑んだ。

「アンタの寝巻きも洗濯しちまいたいから………一緒に入ろうか」

<終>


180:名無しさん@ピンキー
06/03/28 00:53:51 wMm8ScxN
桂幾キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
神GJ!!!!!!!!!!
ものすごく萌えたよたまらないよ幾松かわいいよ
ヅラがヅラらしくておもしろいしエロいよ
ヅラ駅弁すごい!
また書いてください神!!!


181:名無しさん@ピンキー
06/03/28 03:46:43 t3KxiKjX
GJ!
桂×幾松の神、降臨!!!
桂も幾松もかわいい。萌えた。

182:名無しさん@ピンキー
06/03/28 07:25:14 BHkUXZFy
なんかスゲーのキテル━━━ !!!
GJ!!
いやあ寝起きにスゲーもん見て一気に目ぇ覚めた


183:名無しさん@ピンキー
06/03/28 10:45:56 fYtmOQ61
ありがとう。久々に萌えたよ。

184:名無しさん@ピンキー
06/03/28 11:40:31 3pE+NDAJ
なんだぁぁ!!!これ!!
笑いとエロでお口の中が祭り状態になっちまったじゃねーか!!
桂のセリフがいちいち面白い。幾松のつっこみに画が浮かんじゃったよ。

GJ

185:名無しさん@ピンキー
06/03/28 12:32:35 JTh1G//m
ひゃーっほ~ぅい

186:名無しさん@ピンキー
06/03/28 17:08:19 Fdr3fCrQ
九ちゃん×お妙 読みてぇー

187:名無しさん@ピンキー
06/03/28 21:07:17 8Ke39Iq0
神キタコレ
駅弁エロいよ
リードする桂エロいよ
いつもしっかりしてるのにアンアン言わされちゃってる幾松萌えすぎるよ
そのうち真っ最中に追っ手が乗り込んできて
駅弁でつながったまま屋根から屋根へと飛び回る桂が目撃されそうだ
God・Job

>>186
強引にチッスの九ちゃんならきっと俺たちの期待に答えてくれるさ

188:名無しさん@ピンキー
06/03/28 21:58:32 NfwKMRWj
幾松かわいい!幾松かわいい!幾松かわいい!ハァハァハァハァ

189:名無しさん@ピンキー
06/03/28 23:27:43 3b1oBHoN
桂幾松GJ!!!!!!!!!ありがとう!すごく萌えた!
桂面白エロいよ桂w
幾松さんに甘えやがってえぇぇえ!

190:名無しさん@ピンキー
06/03/28 23:55:29 LGMLweY8
桂幾キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!!
待ち続けててよかった!!!!!
神ありがとう神
超GJ!!!!!!!

191:名無しさん@ピンキー
06/03/29 01:29:14 DuxHcw8d
>>186
九ちゃんって誰?

192:名無しさん@ピンキー
06/03/29 08:59:02 Bmxn3GYA
>>191
今週の本誌嫁

193:名無しさん@ピンキー
06/03/29 09:08:24 j4xkswCU
九ちゃんはお妙さんの幼なじみだよ、確か。

194:名無しさん@ピンキー
06/03/29 09:43:53 WyeUyVNK
そして今週、唇を奪ったわけだが

195:名無しさん@ピンキー
06/03/29 09:44:55 WyeUyVNK
>>186
まだちょと早いかも?
次週のキャラ次第

196:名無しさん@ピンキー
06/03/29 20:00:36 cHMvs0cI
桂幾に萌えた

197:名無しさん@ピンキー
06/03/29 21:17:19 L0uq/9Kj
Qちゃん

198:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:03:01 4HBHispx
土方とお妙さん見たい

199:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:12:29 0c+ZDM1z
土妙いいね

200:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:12:54 kkOv9deB
>198 ノシ

201:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:16:30 SL6kQcTv
Qちゃん本当に野郎なんだろうか…
雌なら雌でそれまた善いけど

202:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:22:30 Md1Zi+yz
阿音、おりょうちゃんあたりのキャラ読みたい


203:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:30:16 qY6N7xYv
おりょうで一本書いたんだけどさー本誌がエライことになってるやん
正直寝かしとこうかな、て躊躇するわけですよ

204:名無しさん@ピンキー
06/03/30 01:51:57 Md1Zi+yz
>>203
来週になったらもっとエライことになるかも知れないので今のうちに投下してくれw
てかおりょうちゃんすげー読みたい

205:名無しさん@ピンキー
06/03/30 02:13:13 cchJlck7
>>203
おりょう物ぜひ読みたいです
投下キボン

206:名無しさん@ピンキー
06/03/30 02:32:39 2GcLwf2e
銀妙も近妙も土妙も新妙も九妙もいいな
っていうか妙がいいな

207:名無しさん@ピンキー
06/03/30 17:26:24 D1jwjLbj
九ちゃんが女の子だったら
九妙祭りですよ

208:名無しさん@ピンキー
06/03/30 21:03:00 umEdIY1V
幾松かわいいよ幾松

209:名無しさん@ピンキー
06/03/30 23:55:05 tAAzq2zU
幾松さんはもともとかわいいんだよコノヤロー

210:名無しさん@ピンキー
06/03/31 00:01:47 3QEeC3N0
確かにそうだね

211:名無しさん@ピンキー
06/03/31 00:25:41 ATobW8TX
>>203
できてんだろ?出来上がってんだろ?
カモォォォン!!! 空気とか、一切読まなくていいから!!


212:名無しさん@ピンキー
06/03/31 00:33:05 hKy0tpWd
もうちょい待って!
今エロイとこ書き直してる

213:名無しさん@ピンキー
06/03/31 02:45:09 nNqecmHq
wktk

214:名無しさん@ピンキー
06/03/31 02:49:36 kYxMDzy1
桂×神楽が気が狂いそうな程 大嫌いなのだが

215:4-833
06/03/31 03:04:24 hKy0tpWd
前スレで【土方→妙←銀時】前提の土方×妙のSS書いた者です

今回はこれ前提のおりょうと土方です
おりょうの一人称で書き進めてたんだけどエロシーンで挫折・・・orz
結局エロは三人称で書きました
つか前半ダラダラ長いのは勘弁してくだせィ

216:ある朝の二人 1
06/03/31 03:05:39 hKy0tpWd
―最初に好きになったのは、声。

それから綺麗な指と、広い背中―。

きっかけは偶然だった。向こうからしてみればそれが仕事なんだろうけど。
仕事帰りの路上で、酔っ払いに絡まれていた私を助けてくれたのだ。
いつもなら妙が真空跳び膝蹴りで撃退してくれるところだがあいにく別れたばかりだった。
「大丈夫か?」
酔っ払いを追い払ったあと、腰を抜かしていた私に彼が声をかけてきた。
「え、はい・・・」
私は助けてくれたことの安心感からか、その声が何故か胸に染み込んでくるような気がした。
「立てるか?」
彼が手を差し伸べてくる。その指先は細く整ってて綺麗な爪をしていた。
詳しくは知らないけど剣の達人だろうに、女の私でさえ嫉妬するほど綺麗だった。
彼の手を握って立ち上がる。力強く握り返してくるその手はやっぱり剣客の手だった。
「あ、あの・・・」
「ん?」
彼が煙草に火を点ける。
「ありがとうございました」
「別に構わねーよ。仕事だからな」
煙を吐きつつ少しぶっきらぼうにそう言う。
私は暫く煙草を吸う彼に見とれていた。
無造作に切られた黒髪。鋭い眼光。何故か狼を連想させる。
「じゃあな。これからは気をつけるんだな」
煙草を捨てると、彼は背中を向けて歩き出した。
「あ、ちょっと・・・」
せめて名前だけでも聞こうと思い、彼の後ろ姿を見る。
その背中が思いのほか広くてときめいてしまった。
私はしばらくその背中に見とれて、気がつけば彼を見失っていた。


217:ある朝の二人 2
06/03/31 03:06:39 hKy0tpWd
「でね、その人がもチョーカッコよかったのよ」
「はいはい、それはもう聞いたわよ」
かぶき町にあるキャバクラ・すまいる。
その更衣室で化粧を整えながら私は妙に今朝のことを何回も話していた。
「でね、その酔っ払いを簡単にやっつけちゃうわけよ。ちょっと聞いてる?」
「聞いてるわよ」
妙はあきらめたように適当に相槌をうちながら化粧をしている。
「その後もねえ、何でもないみたいに煙草吸うんだけどそれがまた渋いのよ。ちょっと聞いてる?」
「はいはい聞いてる」
「近藤さんもあれぐらいカッコよかったらねえ~・・・」
私の何気ない言葉に、化粧していた妙の手が止まる。
「その人、真撰組の人だったの?」
「そうよ。制服着てたし」
「名前は?」
「だから聞く前に行っちゃったんだって。でもその背中がまたカックイイんだって。ねえ聞いてる?」
「・・・・・・・・」
妙は黙り込んで何か考えているようだったがその時の私はまだ気付いていなかった。

その夜、店にはいつものように近藤さんや、さらに松平の旦那が来て、
妙の「ドンペリ一気飲みしてる男の人が好みなのドン」発言で、ドンペリ合戦になり、
かなり盛り上がってるうちに閉店時間となった。
「ほら、近藤さん起きてくださいよ」
「むぅ・・・お妙さん・・・ドンペル~ニョ、もう一本・・・」
何回起こそうとしても泥酔した近藤さんは起きそうになかった。
「しかたないわね、タクシー呼ぼうか」
真撰組の屯所なら知らない運転手はいないだろう。
そう思って妙に言うと「でもお金かかっちゃうじゃない」なんて返してくる。
刀まで質に入れさせてドンペリ注文させたやつが何言ってんのよ、などと思い
「じゃあどうするわけ?」と聞くと妙はケータイで誰かに電話をかけた。
「・・・そうなの。悪いけど・・・ええ。じゃあお願い」
妙の話を横で聞きながら、銀さんでも呼ぶのだろうと思っていた。


218:ある朝の二人 3
06/03/31 03:11:34 hKy0tpWd
しばらくして車の音がして店の前で止まった。
店内に残ってるのは私と妙と眠りこけてる近藤さんだけ。他はみんな帰ってしまった。
やっとこれで帰れると思い、店の扉を開けた拍子に誰かにぶつかり、私は煙草の匂いに包まれた。
「おっと。すまねえな」
その声は銀さんじゃなかった。あの朝の、あの人の声だった。
私は心臓が停まりそうになりながら数歩後ずさる。間違いなくあの人が立っていた。
「あ、あ、あの・・・」
顔が紅潮していくのが分かる。何てことだ。そこらの小娘でもあるまいし。
そう思いながら何か言おうとするのだが何も出てこない。
やがてあの人から声をかけてきた。
「オメーは今朝の・・・」
「は、はい!今朝は助けてくれてありがとうございました!」
なんとか御礼は言えたのでホッとする。
「ここで働いてたのか」
「え、ええ・・・。あの・・・おりょうって言います。えっと・・・」
名前を聞いていいものか、一瞬迷った。その時、店内から妙の声が聞こえた。
「土方さん?」
あの人の視線が私の後ろに移る。
(土方さんって言うんだ・・・。)
名前がわかった嬉しさと同時に、彼の、妙を見る視線の柔らかさにも気付く。
なんだか胸の中に重苦しいものが生まれたような気がした。
「迷惑かけたな」
「別にいいわよ。稼がしてもらったから」
妙が答える。その口ぶりは親しげだった。顔も、疲れているくせになんだか嬉しそうだ。
それは決してドンペリだけではないように思われた。
彼は近藤さんに対してか妙に対してか溜め息をつくと、近藤さんに近づいて揺り動かす。
「近藤さん、迎えにきましたぜ」
「ぬ・・・トシか」
近藤さんが目を覚まし、フラフラと立ち上がる。ずり落ちそうなトランクスを直しつつ
「どうですお妙さん?この私のドンペラーっぷりは?」などとカッコつけている。
「さっさとパンツ履けゴリラー」
「いやそんなアムラーみたいに言われても」
「ドンペリゴリラー」
「いやゴリラは・・・」
「つーかよ、妙」
妙と近藤さんの不毛なやり取りにあの人が口を挟む。
(あの人、“妙”って呼び捨てにするんだ・・・)
そりゃある程度親しけりゃ呼び捨てにもなるんだろうけど、この場合はなんていうか、その・・・・。
胸の中の重苦しいものが大きくなった気がした。

なぜだろう。

あの人と話す妙のことを見ることができない。

妙と話すあの人のことを見ることができない。

見ていたく、ない。

「服ぐらい返してやってくれ」
「なんで?」
「何でって・・・局長がパンツ一丁で屯所に帰るわけにもいかんだろう」
「仕方ないわね」
妙はそう言って近藤さんの制服を投げて渡した。
その後、近藤さんとあの人はパトカーに乗って帰っていった。
別れ際に交わしたあの人と妙の様子を見る頃にはもうすっかり分かっていた。
あの人と妙の間に入る隙間なんてないことを。
友人の恋人を奪うほど子供でもない。
あの人への束の間の想いは胸の奥にそっと仕舞ってそれで終わりにした。
そのはず、だった。

219:ある朝の二人 4
06/03/31 03:12:20 hKy0tpWd
あの人―土方さんと出会ってしばらくの時が経った。
土方さんと妙の関係も受け入れる事ができ、妙も私にそれを隠すこともなかった。
あれから土方さんとも何回か顔を会わす機会もあり、知り合いとして普通に接していた。
そうしたある日、妙が何と泣きながらキャバクラ・すまいるに現れた。
鬼の目にも涙か、などと思いつつ、妙の様子から見て土方さんとの間に
何かあっただろうことは容易に察しがついた。
私はあえて妙に何も聞かなかった。
正直、土方さんと妙の関係に首を突っ込むのはまだキツかった。
接客中の妙はいつもどおり気に入らない客の指をこう逆にポキって(妙・談)したりしていたが
それでもいつもよりも早めに帰っていった。
やがて閉店となり、やっぱりダメージあるんだな、などと思いつつ帰り支度を済ませ、店の外に出た。
一人で帰宅の途につこうとしたとき、不意に声をかけられた。
「おりょう」
いきなり名前を呼ばれて、振り返った先には土方さんが立っていた。
久しぶりに名前で呼んでくれた、などと少しドキドキしながらも努めて冷静に振る舞う。
「あら土方さん?どーしたんですか?」
土方さんが店にやって来る理由なんて分かり切っていたけど、しらじらしくもあえて聞く。
「いや妙のことで・・・ちょっとな」
「妙なら先に帰っちゃいましたよ」
あえて突き放すように言う。
「そうか・・・」
土方さんが煙草の煙とともに小さく嘆息する。
その眉間に皺をよせた表情はいつもよりツラそうだった。
この人にこんな顔をさせるのはあの娘だけね、などと思っていると、
「しゃーねェ。送ってやるよ」と言ってきた。
「いいんですか?」
「妙には明日会うさ」
しばらく、肩を並べて歩いて行く。チラリと彼を見るともういつもの仏頂面に戻っていた。
「なんだ?」
土方さんが前を向いたまま聞いてくる。
「い、いやァなんでも・・・」
私は慌てて視線をそらせた。
そのまま私達は無言で歩きつづけた。私は妙の事を忘れて、このままずっと歩いていられたら、
などとボンヤリ考えているうちに気がつけば家の前まできていた。
「ここでいいだろ」
彼が素っ気なく言う。
「あ、ええ・・・」
「どうした?」
彼が私の顔を覗くように聞いてくる。
「あの・・・」
「ん?」
「よかったら、お茶でも飲んでいきます?」




220:ある朝の二人 5
06/03/31 03:14:17 hKy0tpWd
言ってからのことはよく覚えていない。そもそもなんで誘ったりしたのだろう。
土方さんも特に躊躇することもなく私の誘いに応じた。
この状況が実はものっそいヤバイんじゃないかと気付いたのは湯呑みが空になってからだった。
友人の恋人と自分の家でお茶を飲んで、しかもその友人と彼は喧嘩中で・・・。
自分が新たな火種になるのだけは避けなければならない。
私は急須にお湯を足そうと立ち上がりかけたがなぜか足が震え、湯呑みを倒してしまった。
湯飲みを起こそうと手を伸ばした時、同じく伸びてきた彼の指と一瞬触れ合う。
私はそれだけで顔が紅潮し、さっと手を引いた。
どうしよう。彼の全てを意識してしまう。
自分の心臓の音が、彼に聞こえるんじゃないかという位に大きく鳴っている。
「大丈夫か?」
「え?」
「手。火傷してねーか?」
土方さんがあまりにも自然に手を伸ばしてくるのでつい私も手を差し出す。
私の手をとった土方さんの指はやっぱり綺麗で、見とれてしまう。
彼は数瞬私の手を触っていたが、やがて私の指先を微かに舐めた。
私は目を奪われ、それに一瞬身を委ねかけたが、我に返った。
「ッ・・・やッ・・・!」
一瞬、時が止まる。
私は彼の手を振り解き、カッとなって彼の頬を思いっきり叩いていた。
「ってー・・・」
「私は・・・お妙の代わりじゃない・・・・・・・バカにしないでよッ!」
涙が溢れてきた。もう自分が何をしたのか、何を言ってるのかよく分からなかった。
ただ何故か悲しくて悔しかった。嫉妬という悪魔に支配されていたのだ、あの時は。
「ワリ・・・」
彼が立ち上がる。
「じゃあ帰るよ」
そう言って玄関に向かう。
その背中はあの朝の時と同じだった。私はまたこの背中を見ているだけなのか。
嫌だ。
そう思った瞬間、反射的に彼の背中にしがみつくように抱きついた。

221:ある朝の二人 6
06/03/31 03:14:54 hKy0tpWd
無言で立ち止る土方さん。
「なに考えてんだよ」
「何も・・・」
私は彼の背中に頬を寄せながら答えた。涙が溢れ、彼の制服に染み込んでいく。
「お前は妙じゃないんだろ」
「・・・・・・ええ」
「じゃあ・・・」
土方さんが振り向く。
「私はおりょうよ。私を見てほしいの」
「お前・・・」
「今日だけは・・・私だけを見て」
友人の恋人を奪うなんて泥棒猫もいいとこだ。
しかし私は私の心の中の悪魔を開放していた。
土方さんが優しく頬に流れる涙を拭う。
その手をとり、今度は私がその綺麗な指先を舐めた。
彼の指先が唇にそっと触れる。
あの朝の指先に触れられればもうそこは痺れにも似た感覚を覚える。
私はそっと目を閉じた。
土方さんがそっと唇を重ねてくる。
ついばむような優しい口付け。
何回か繰り返した後、私達は深く唇を重ねた。
土方さんの舌が口に入ってくる。私は夢中でその舌を絡ませた。
「んッ・・・んんッ・・・んはッ・・・・んむぅ・・・ンッ」
お互いに激しく舌を絡ませ、吸いあう。
土方さんが唇や舌の裏、歯茎まで舐めあげ、唾液を送り込んでくる。
私は懸命になって唾液を嚥下した。それは煙草混じりの少し苦い味だった。
酸欠になりかけたところでやっと唇を離した。
お互いの舌が離れ、舌先から伸びた銀の糸がふつりと切れた。
しばらく見つめあった後、私は彼に抱きかかえられるようにして床に横たわった。



222:ある朝の二人 7
06/03/31 03:16:50 hKy0tpWd
土方はおりょうの頬や額、まぶたに口付けを落としていく。
そして、白い首筋に舌を這わす。
「んんッ・・・あッ・・・」
おりょうが小さく声を漏らす。
首筋を舐めあげ、強めに吸い付く。
「んはあッ・・・ん・・・」
「いてーか?」
「ううん大丈夫。もっと強く・・・あんッ・・・んんッ」
土方が首筋を甘噛みする。おりょうの白い首筋に紅い花が咲く。
それは土方の所有の印のように感じられ、おりょうは嬉しくなった。
土方がおりょうの着物の胸元を大きく広げる。
おりょうの深い谷間が露わになると、そこにも口付けを落としていく。
成熟した女の匂いが立ち込めている。
「やッ・・・あッ・・・ああッ・・・」
帯を緩め、胸元をさらにはだけさせ、乳房を露出させる。
おりょうの乳房はズッシリと肉感的で、乳輪の中心には可憐な乳首が息づいていた。
「やッ!・・・あッ・・・ああッ・・・んはッ・・・!」
おりょうは恥ずかしさのあまり胸を隠そうとするが、
土方に両手をまとめられ、頭上に押さえつけられた。
土方がおりょうの乳房に触れる。
その乳房は柔らかく、妙とは違い、圧倒的ボリュームがあった。
優しく揉みあげると、たちまちおりょうが声をあげる。
「ああッ!・・・あんッ!・・・んんッ・・・んッ・・・んあッ・・・」
土方はあくまでも優しく、しかし乳首を避けるようにやわやわと揉む。
「んッ!んんッ!・・・あんッ・・・あッ・・ん・・・」
土方が乳房に舌を這わす。しかしそれは乳首を避け、広めの乳輪にだけであった。
乳首に刺激がこないことにおりょうはもどかしげに声をあげる。
「ね・・・もっと・・・ちく・・・」
おりょうが言いかけたとき、突如土方が乳首に吸いついた。
「んはああああッ!!」
たまらず嬌声をあげるおりょう。
土方は右の乳首を激しく転がしながら、左の乳首も指でこねまわした。
「やッ・・・そこ・・・いッ・・・イイッ! ああッ・・・・・・ん・・・」
舌先で押しつぶすように乳首を刺激すると、それに抗するように固くなり、
唾液にまみれたそれはテラテラと輝いていっそう淫靡な輝きを放っていた。
すっかり固くなった乳首に軽く歯を立てる。
「んあああッ!!・・・いや・・・ぁ・・・」
あまりの刺激におりょうの体が跳ね上がる。
その拍子に着物の裾が乱れ、白いふくらはぎが露わになる。
土方はおりょうの胸を攻めながら、片手をおりょうの裾に忍ばせる。
乳房の刺激に恍惚としていたおりょうだが、太ももを這う手の感触に我に返る。
「やッ・・・! やだ・・・そこ・・・・」
おりょうはぴったりと両足を閉じ、身を固くする。
土方はおりょうの体を解きほぐそうと、さわさわと太ももを撫で、耳たぶをねぶる。
「ああッ・・・んんッ・・・だめ・・・んッ・・ンッ」
おりょうは土方の攻めに必死に抵抗する。
しかし土方は冷静におりょうの耳もとに口を寄せた。

223:ある朝の二人 8
06/03/31 03:18:04 hKy0tpWd
「おりょう」
土方が耳もとで名を呼ぶ。その声はあの朝のときと全く同じ。
おりょうは土方の声を聴いた瞬間どうしようもなく欲情し、全身の力が抜けていった。
ゆるんだ太ももの間に土方が手を差し入れる。
内股に手を這わすと、おりょうは自然に足を開き、土方を受け入れていった。
おりょうの秘所は既に濡れそぼり、ヒクヒクと肉ひだが息づいていた。
土方がそっと肉ひだに指を這わす。
「んッ!・・・あんッ・・・そこ・・・・広げ・・・な・・・いぁあッ!」
肉ヒダを開き、膣内に指を入れる。愛液で充分濡れたそこは軽い抵抗のあと、
貪欲に土方の指を飲み込んでいった。
土方が指をクチュクチュと蠢かせる。
「あッ・・・あッ・・・ああッ!・・・いやッ・・・・んッ・・・んはッ・・・」
あの朝の綺麗な指で、自分の膣内を激しくかき回されている。
そう考えただけでイってしまいそうになる自分をおりょうは必死に抑えつけていた。
しかし体はその意に反してどんどん反応していく。
いつしかはしたない程に足を大きく開いて、土方の愛撫を受け入れていった。
土方はおりょうの膣内をかき回しつつ、陰核の包皮を剥き上げる。
そこはプックリと勃起し、愛撫を待ちわびているようだ。
(!?そんな・・・今いじられたら・・・)
おりょうの心中に構わず土方は愛液を塗りつけるように陰核に触れた。
「ひああああッ!・・・ああッ・・・・・いあッ・・・ああんッ・・・」
土方が陰核に吸い付く。
「んああッ!・・・そこ・・・んんッ・・・イイッ・・・くぅッッ!!」
おりょうの体が跳ね、果ててしまった。
「ハァ・・・ハァ・・・」
おりょうは息を荒くし、グッタリとしている。
やがて体を起こすと、土方の股間に手を伸ばす。
「お、おい・・・」
土方が止めようとするがおりょうは構わず既に猛っている肉棒をしごいてゆく。
(すご・・・大きい・・・)
その大きさにおりょうはしばし息をのんでいた。
やがて、肉棒に舌を這わす。裏筋から全体を舐め上げ、亀頭にしゃぶりつく。
カリを激しく舐め上げると、肉棒がそのたびにピクピク動く。
(感じてくれてるんだ・・・)
そう思うと嬉しくなり、いっそう舌技に力を込める。
陰嚢をやわやわと揉み上げ、溢れる先走りをすする。
「おりょう・・・」
おりょうが顔を上げると、土方はもう我慢できないようだった。

224:ある朝の二人 9
06/03/31 03:18:43 hKy0tpWd
おりょうは肉棒から口を離し、仰向けに横たわる。
土方は覆い被さるようにおりょうの上になる。
肉棒の先端をおりょうの肉ヒダに擦りつける。
「んッ・・・早く・・・」
おりょうがヒクヒクと肉ヒダを動かす。
土方は肉棒をおりょうの膣内に突き入れていった。
「んんッ! ・・・んはああッ!!」
肉棒が膣内をすすむ刺激におりょうが声をあげる。
やがて肉棒が奥まで入ると、土方は律動を開始した。
部屋中にニチャニチャ愛液がかき回される音と腰を打つ音が響く。
「あッ・・・あぅッ! ・・・ああッ!あんッ・・・んんッ」
おりょうの乳房が重々しく揺れる。
土方はその乳房を鷲掴み、乳首を口に含んだ。
「ふああああッ!!それ・・・ダメ・・・んんッ・・・」
おりょうがたまらず声を張り上げる。
胸の刺激でおりょうの膣はいっそう土方の肉棒を締め上げる。
白く濁った愛液が結合部から漏れ、うねうねと膣内のヒダが肉棒を刺激する。
「おりょう・・・」
土方がたまらず体を倒す。おりょうは体を密着させると、背中に手を回す。
初めて出会った時のあの背中。それが今だけは私のモノ。
土方の広い背中を力を込め、撫でる。
どうしてだろう。
こんなに抱き合っても、背中は寒いまま。
体の奥から熱情が湧き起こっても、なぜか寒く感じる。
おりょうはさらに求めるように、足を土方の腰に回した。
「もっ・・・と・・・・激しく・・・・んんっ!イイっ!もっと!」
「おりょう・・・もう・・・」
おりょうが激しく腰をうねらす。土方も激しく膣内をかき回していたが、
もう限界だった。
「お願い、名前・・・呼んで・・・」
土方はおりょうの耳もとでに口を寄せ、おりょうの名を呼び続ける。
土方の声。おりょうの大好きな声。その声を聴きながらおりょうは
自分がどんどん高まっていくのを感じた。
「あんっ!!あッ! ああッ!!・・・出して!中に全部出して!!」
「おりょうッ・・・・!」
おりょうの子宮口をこじ開ける如く最奥まで肉棒を突き入れると、たまらず射精した。
「あああああッ!!  んんッ!・・・んッ!・・・イッちゃうぅぅッッ!!」
土方の精液を膣内に受け、おりょうも達した。
二人ともしばらくグッタリとし、大きく息をついていた。
おりょうは薄れる意識の中で、土方が優しく髪を撫でてくれているのを感じた。





次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch