【衛藤】魔法陣グルグルのエロパロ2【ヒロユキ】at EROPARO
【衛藤】魔法陣グルグルのエロパロ2【ヒロユキ】 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
06/12/29 00:38:43 W0H2afqD
ジュジュ萌え(;´Д`)

701:あ名
06/12/29 20:25:00 qXKPVlYZ
「いつまで寝ているつもりよ。早くおきなさい」
ジュジュの声にせかされるようにニケは目を覚ました。

「何、もう朝?」
「朝はとっくに過ぎてるわよ。いったい昨日いつまで起きてたのよ」
ジュジュに言われて、ニケは昨夜のことを思い出した。
とたんに汗がふき出し、顔が赤くなってしまう。

「い、いや・・・オレもあの後すぐ寝たよ・・・本当、まじで!」
すぐ寝たというのはウソなのだが、あの後も延々とエッチなイタズラを続けていたと
ジュジュに誤解されるのだけは避けたかった。

「今日中には樹海の塔に到着する予定なんだから、すぐ出発するわよ」
ジュジュは昨夜のことなど気にした様子もなく、出発の準備を進めている。
ニケはあっけにとられたように、その様子を見つめていた。

702:あ名
06/12/29 20:25:54 qXKPVlYZ
そんなわけで、樹海の塔・攻略の旅2日目であった。
森の中の一本道を、まっすぐ北へ向かって歩く二人。
ジュジュの護衛役というわけで、ニケが先頭を歩く。

それにしても・・・と、ニケはたびたびジュジュのほうを振り返って様子を見る。
ジュジュは昨夜のことをどう思っているのだろうか?
見たところジュジュに、かわった様子はない。
まったく何とも思われてないのだとしたら、それはそれで少し悲しいような・・・

「あ、あのさあ、ジュジュ。昨日のことなんだけどさ、ジュジュはどう思ってるの?」
「昨日のこと?」
あっさり聞き返されてしまう。

「ほら、昨日の夜、ジュジュが眠っている間に・・・オレがジュジュに・・・その・・・
エッチなイタズラしてるのバレちゃったじゃん。やっぱり、びっくりさせちゃったよね?」
思い切ってたずねてみる。
「あら、ニケ君がスケベなのは昨日に始まったことじゃないでしょう。驚くことじゃないわ」

「いや、そうじゃなくて・・・」
ジュジュの考えていることを聞き出すのは難しい。

703:あ名
06/12/29 20:26:53 qXKPVlYZ
「あの後、どうしてまたすぐに眠っちゃったの?
 あの状態で眠ったら、オレにもっと凄いイタズラされるかも、とか思わなかったの?」
我ながら変態的な質問だな、と思いながらも、聞かずにはいられなかった。

「それは・・・・・・考えつかなかったわね」
「・・・」
(普通はそれを一番考えるだろ、女の子なら!)
ニケは心の中で突っ込みを入れた。
やっぱりジュジュの考えはよく分からない。
だが、少なくともジュジュに怒ってる様子が感じられないのは、ニケにとっては救いだった。

しかしそうなると、ますますジュジュが何を考えているのか気になってくる。
「あ、あのさジュジュ。・・・ジュジュはオレのこと、どう思ってるの?」
ニケの質問は、いよいよ核心に迫ってきた。
「そうね・・・・・・男の子の中では、ニケ君が一番好きかもしれないわ」
(おおお!思いっきり脈ありじゃないか!)
ニケは感激した。
「女の子も入れたら、クーちゃんが一番好きだけど」
ジュジュが、あやしい回答を付け足す。
このへんがまた、ジュジュの考えの分からないところだ。

704:あ名
06/12/29 20:27:33 qXKPVlYZ
だが、ジュジュが世界で一番好きな男性が自分なのだと分かった今、
ニケはどんどん調子のいいスケベな妄想をふくらませてしまう。

「ジュジュは好きな男に、気持ち良いことされたら、嬉しいと思う?」
調子に乗ったニケの口から出たのは、思い切りスケベな質問だった。
だがその真意がジュジュに伝わるかどうかは非常に疑問であったが。

「?・・・嬉しいと思うわ。なぜ?」
やはりジュジュに真意は伝わっていなかった。
「じゃあさ、きのうの夜、オレにアソコを舐められたとき、気持ちいいと思った?」
ニケはズケズケと言う。こんな質問、普通の女の子にしたら張り倒されるだろう。

「気持ちいいというより、あれは・・・・・・ちょっとドキドキしたわね」
(おおお!これまた脈あり!)
ニケは心の中でガッツポーズした。

「じゃ、じゃあさ、もっとドキドキして気持ちよくなること、オレとしない?」
ニケの質問は完全にスケベモードに入っていた。
「気持ちよくなることって、どんなこと」
「こんなこと!」

705:あ名
06/12/29 20:28:55 qXKPVlYZ
ニケは盗賊の速ワザで、ジュジュのスカートの下から手を入れると、
ジュジュの大事な部分の秘粘膜に指をすべり込ませた。

「あっ」
ジュジュは突然秘所を弄られて一瞬驚いたように立ち止まったが、拒否する気配はなかった。
(ああ、パンツをはいてない女の子って、なんて便利なんだろう! プラトー教ばんざい!)

ニケは神に感謝しながら、ジュジュの秘粘膜の中の指を動かし始めた。
「んんっ」
おそってきた刺激に、ジュジュは腰を少し落として、可愛い声を漏らした。

(感じてる! ルナーでも、ちゃんと感じるんだなあ!)
ニケは初めてジュジュを制したような気持ちになって感動した。
自然に顔がニヤケてきてしまう。

自分が優位に立ったと思うと、今までジュジュに翻弄されていた分、
色々とイジワルをしてみたくなってきた。

706:あ名
06/12/29 20:35:47 qXKPVlYZ
あ名です。唐突な中断のしかたですみません。

>>699-700
応援ありがとうございます。
初めて「神」認定されて、嬉しくて舞い上がってしまいました。

苦情でも要望でも良いので、なにかアドバイスをくれたら嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。

707:名無しさん@ピンキー
06/12/29 23:33:31 8oXQv+CF
GJ!

708:名無しさん@ピンキー
06/12/30 12:47:16 VRUYXv/V
>>706
今のままでも十分いいと思いますおw
続き楽しみにしてまふ

709:名無しさん@ピンキー
06/12/30 13:28:57 ZZw6OxsK
キタ━━━(・∀・)━━━!!!!!がんがれ

710:あ名
06/12/30 17:23:23 GoClbFtr
「あ・・・・・・んっ!・・・」
ジュジュの敏感な粘膜を、ニケが指でいじくりまわすと
ジュジュの口から面白いように声が漏れ出した。

声だけでなく、ジュジュのあそこからヌルヌルの液も出てきて
ニケの指の動きをさらに滑らかにしていった。
目もトロンとしてきている。
もう、ジュジュが感じているのは明白だった。

そう分かると、ニケはそれをジュジュの口から言わせて見たくなった。
「ジュジュ、今どんな気持ちがする?」
ジュジュの粘膜をいじりながら質問する。

「ん・・・なんか・・・・・・おかあさんの気持ち?」
微妙にボケた返答がジュジュの口から出る。
いくらなんでもそれは気が早すぎではないだろうか。

「じゃあさ、ジュジュはオレにこうされて、気持ちいい? 気持ちよくない?」
ニケはジュジュの回答を2択にしぼった。
かなりイジワルな質問だ。

711:あ名
06/12/30 17:24:07 GoClbFtr
「気持ちいい・・・」
ジュジュは、心なしかウットリと答えた。
(やったー!!)
ついにジュジュの口から目的の言葉を言わせることに成功した。

「じゃあここも気持ちいいよね」
調子に乗って、ニケは探り当てた粘膜穴に指を突き入れた。
すでに愛液でトロトロのそこに、指はヌルリと入り込んだ。
熱い穴粘膜が指を締め付けてくる。
「うんんっ・・・!」
入り込んできた指の刺激に、ジュジュはまともに返答もできず声をあげる。

「ジュジュはもう生理あるの? ないの?」
ニケは再び二択攻撃で質問した。
「・・・セイリ?なに?」
しかし今度の二択攻撃はあえなく失敗に終わった。
ルナーは基本的な性教育も受けないのだろうか?

「この穴から血がいっぱい出たことないの?」
膣穴に入れた指をクニクニと動かしてみせて、ニケは聞いた。

712:あ名
06/12/30 17:25:28 GoClbFtr
「んんっ・・・・・・ないわ、そんなこと」
(よし、中出しオッケー?)
ニケは勝手な想像を思い描く。

だがしかし、重要な疑問がニケには残されていた。
「あのさ、ジュジュが処女を失ったら、ルナーの力が無くなるとか
減るとかいうことはない? あるいは、ルナーをやめさせられるとか・・・」
これはニケにとっても切実な問題であった。

「ショジョ?・・・」
(ダメだこりゃ・・・ジュジュに性の知識は一つもない!)
これでは やはり、ニケの『モノ』を挿入するのは、やめておいたほうが良さそうである。

だがそれくらいのことで、ニケのスケベパワーは衰えたりしない。
ジュジュに挿入した指を、さらに胎内の奥深くへと進めていき、穴全体を愛撫してやった。

「あんん・・・!」
ジュジュはさらなる快楽を感じて声をあげた。
「ジュジュはもっと気持ちいいコトを続けたい? それとも、もうやめる?」
またまたイジワルな2択だった。

713:あ名
06/12/30 17:26:34 GoClbFtr
「・・・やめておいたほうがいいわ」
ジュジュの意外な返答に、ニケは思わずジュジュの顔を見た。
「予感がするの。そこでニケ君と楽しみ続けたら、いつか必ず二人に破滅が訪れる」
ジュジュの瞳が、かすかに金色に光っている。
まさかルナーの予知能力の発動?!
ニケは『破滅』という言葉に背筋をゾッとさせた。

ジュジュは何も知らない少女とはワケがちがう。
性の知識は無くても、全てを見通すルナーの力を持ったジュジュは、
いたずらにエッチをする相手としては手ごわいのかもしれない。

しかしそれでもニケは、ひるまなかった。
「じゃあこっちの穴はどうかな?」
ニケは、ジュジュの胎内から引き抜いた指を、ジュジュのお尻の穴にニュルリと滑り込ませた。
「んあっ・・・」
別の新しい刺激にジュジュは小さく声をあげた。
「こっちの穴でも、その『破滅の予感』はする?」
ニケはジュジュのお尻の穴を指でぐにぐに刺激してみせながら質問した。
「それは・・・しないけど・・・」
ジュジュの答えに、ニケはニヤリと笑った。

714:あ名
06/12/30 17:27:33 GoClbFtr
あ名です。だんだんストーリーの変態度が増していきますが
皆さんは大丈夫かな~、なんて心配しています。
このまま煩悩のおもむくまま書き進めていいのやら・・・

>>708アドバイスありがとうございます!
>>707-709みなさん応援ありがとうございます!

それでは今日はこのへんで失礼します。

715:名無しさん@ピンキー
06/12/30 21:55:38 VRUYXv/V
漏れは変態度上がっても大丈夫ですよ
今回のもよかったしw
期待してます(`・ω・)b

716:名無しさん@ピンキー
06/12/30 22:16:34 +B92pU6x
どこかに保管庫を復活させてくれる勇者はいないものか・・・

717:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:40:29 i5uTu6OE
あがれあがれ

718:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:28:46 R7NGghom
超GJ!

719:あ名
06/12/31 15:39:41 7/cHjfJr
「ん・・・・・・んっ・・・」
ジュジュは、前の穴の直接的な快楽とは違う、お尻の穴のウズウズとした感覚に戸惑っていた。

ただ、戸惑っていたのはニケも同じだった。
ジュジュのお尻の穴の入り口部分はキツく指を締めつけているが、
その先はフワフワでニュルニュルの直腸粘膜の世界だった。
あまりに直腸粘膜がやわらかすぎて、穴がどちらの方向に続いているのか分からない。

ニケはいろんな方向に指を突き進めてみるが、
そのどれもがニュルニュルの粘膜壁に行くてをはばまれた。

そして、ニケの指が粘膜を突くたびに、ジュジュに異様な感覚を与え、声を漏らさせる。
それを何度か繰り返して、ようやく穴の続く方向を見つけた。
ずにゅにゅーっと一気に指を奥へ進めていく。

「ああっ・・・」
指が根元まで、ジュジュのお尻の穴におさまった。
ニケは入り込んだ指の感触を楽しむ。
指の根元はキツくしまり、その先は熱くて極上にやわらかい肉粘膜の世界だった。

720:あ名
06/12/31 15:40:22 7/cHjfJr
あまりにもジュジュの腸肉がやわらかいので、根元まで突っ込んだ指を
どの方向にも、自由にかたむけることができた。
面白くなったニケは調子にのって、お尻に根元まで入った指を
思いきり中でグルグルと、かき回してやった。

「んんっ・・・んっ・・・んあっ!」
ジュジュは、お尻の穴の奥を容赦なくかき回されるゾクゾクとした感覚に
腰をくねらせて声をあげた。
「ジュジュ、こうやってお尻の穴をかき回されて、どんな感じがする?」
ニケが意地悪く質問した。

「なんか・・・ヘンな・・・感じ・・・・・・あっだめっうんこでそう」
「ウ○コ? お尻の中はカラッポだぜ? そんなの出ないから大丈夫だよ」
ニケが指を動かす刺激のせいで、ジュジュの体が直腸内に大便があると錯覚して、
便意を感じているようだった。

ニケは、そんなことはかまわずに指を動かし続けた。
360度いろんな方向に指を動かすうちに、大体ジュジュの
おなかの中の構造がわかってきた。
薄い直腸壁ごしに、いろいろな内臓の感触が指先に伝わってくる。

721:あ名
06/12/31 15:41:03 7/cHjfJr
しかし医学的な知識の無いニケには、指先に感じる臓器が
それぞれ何であるのかを知ることはできなかった。

ジュジュの子宮や産道はどのあたりだろうと、おヘソ側に指をかたむけて
グニグニと指を動かしていると、ジュジュが突然すわりこんだ。
「もうだめっ、ほんとうにうんこでそうっ!」
ジュジュは突然オシッコ座りをして、いきみ始めた。

「おいおいジュジュここでするつもりか?! だからウ○コなんて無いって・・・おわっ!」
ジュジュが、いきみ始めたとたん、今までやわらかくてフニフニだった直腸粘膜が
突然一致団結したかのように、ニケの指を体外に押し出し始めた。

「うわっ、指が!」
根元まで入っていた指が、みるみるうちにジュジュのお尻から押し出されていった。
(ああ、ウ○コってこういうふうに押し出されてくるんだ・・・)
ニケは指全体でウ○コの出る仕組みの神秘を感じて、感心したように心の中でつぶやいた。

しかも、そのウ○コが出る仕組みを教えてくれているのは、神聖な神の子であるルナーの
ジュジュであるというところが、また妙におかしい。

722:あ名
06/12/31 15:41:44 7/cHjfJr
ニケの指が完全に出た後も、ジュジュはしばらく、いきんでいたが、
ジュジュのお尻から便が出る様子はなかった。

「ほら、言ったじゃん、ジュジュ。ウ○コなんて無いって」
ニケは、ようやくいきむのをあきらめたジュジュに向かって言った。

(それにしても・・・)
と、ニケは、あらためてジュジュのかっこうを見て気づいた。
ジュジュのオシッコ座りポーズの姿は、なかなかエッチで扇情的だった。
ニケはたまらず、左手でジュジュの陰部をまさぐり、右手の人差し指をお尻の穴に入れた。
「あんっ・・・」
ジュジュは、ニケの同時攻撃にたまらず声をあげた。

ニケは、ジュジュのお尻に奥まで入れた指を、グーッと前のほうへ押したおし、
ゴム風船のような感触の臓器をさぐり当てた。
そう、それはジュジュの膀胱であった。
ニケは左手の指でワレメを広げ、ジュジュのおしっこの穴が丸見えになるようにした。

せっかくジュジュが、おしっこ座りのポーズを披露しているのだから、
ジュジュがこのかっこうで、おしっこを出すところを見てみたい。

723:あ名
06/12/31 15:42:22 7/cHjfJr
ニケはそう思って、ジュジュには少々かわいそうだが、お尻に入れた指が触れている
ゴム風船のような感触のジュジュの膀胱を、指で思いっきり押しつぶしてみた。

「あっ!」
ジュジュが叫ぶと同時に、おしっこがジョジョーッと勢いよく飛び出した。
左手の指でワレメを広げているので、穴からおしっこが出るところが良く見える。
「ご、ごめんなさい、何故か急に出ちゃったの・・・」
ジュジュがそう言ってニケにあやまった。
どうやら、おしっこがでたのはニケのせいだと気づいていないようだ。

「いーよいーよ、せっかくだから全部出してスッキリしちゃおう!」
ニケはそう言いながら、ジュジュのお尻に入れた指を、かき回したり、出し入れした。
その指の動きにあわせて、ジュジュのおしっこの穴からでる尿の勢いが
弱まったり強まったりする様子が見ていて面白い。

ジュジュが全てを出しつくすと、ニケはジュジュを立たせて草でワレメをふいてやった。

「さあ、出すものは出したし、樹海の塔への旅を続けよう!
 ・・・ただし、ジュジュのお尻を少しずつ拡張しながら!」
ニケは、そう高らかに宣言した。

724:あ名
06/12/31 15:43:35 7/cHjfJr
あ名です。みなさん、ちゃんとついて来れてますか~?
ついて来てる、という猛者がいましたら言ってください。続きを書きますから。

今年の書き込みはこれでお終いです。
リクがあれば来年も続きます。(元旦は休むかもしれませんが)

それではみなさん、よいお年を。

725:名無しさん@ピンキー
06/12/31 20:59:43 8aWNSjy7
内容はすごくいいのですが、ジュジュには「う○こ」じゃなくて「う○ち」と言ってもらいたいです。
個人的な意見ですいません、ほかの人の意見も聞きたいです。

726:ジュジュ
07/01/01 20:31:29 dZh8U5MN

「総スカン」

727:あ名
07/01/02 13:55:19 4iCzhsQJ
「お尻を拡張?」
ジュジュがポカンとした顔になった。

「そう、愛し合う2人がすることを、ジュジュのお尻でできるように、
お尻の穴を柔軟に広がるようにするんだ」
ニケはそう言いつつ、さっきまでジュジュのお尻に入っていた指を見ると、
ヌルヌルだった指がもう乾燥していることに気づいた。

さっき、ジュジュのワレメを草で拭いた時に、一緒にニケの指のヌルヌルも
とれてしまったようだ。
まあ唾でも付けときゃいいか、とニケは指をなめようとして、慌てて指を止めた。

さっきまで、お尻の穴に入っていた指である。
さすがに、なめるのはためらわれた。
ニケは試しに指のニオイをかいでみた。

てっきりウ○コのニオイがすると思っていたその指は、
ウ○コよりはずっと穏やかなニオイがした。

それはジュジュの腸粘液のニオイだったのだが、さすがのニケもそこまでの知識はない。

728:あ名
07/01/02 13:56:06 4iCzhsQJ
しばらく考えたニケは、左手のひらをジュジュのほうにつきだした。

「ジュジュ、指を濡らすのに必要だから、この手のひらの上に、よだれをたらして」
ニケに言われて、ジュジュは最初は少し疑問そうな顔をしたが、やがて素直に従って
ニケの手のひらに、よだれを少しだけたらした。

「もっといっぱいだよ」
ニケの催促に、ジュジュはしばらく口をモゴモゴさせてから、再びニケの手のひらに
よだれをたらした。
今度は大量のよだれがジュジュの口から垂れ落ちた。

ニケが予想した以上に、手のひらいっぱいに溜まったジュジュのよだれを見て、
ちょっともったいない気がしたニケは、口で少しジュジュのよだれを吸ってみた。

あたたかくトロリとしたジュジュのよだれの味が、ニケの口の中にひろがる。
ニケはジュジュのよだれを味わいながら、残りのよだれを人差し指の上にたらした。

ニケはジュジュの後ろからスカートの中に手を入れ、よだれのたっぷりついた指を
ジュジュのお尻の穴にズルリと差し込んだ。

729:あ名
07/01/02 13:56:45 4iCzhsQJ
「んんっ・・・」
その刺激でジュジュが少し声をあげる。

ニケは挿入した指でジュジュのお尻の穴をコネながら、ジュジュの背をたたいた。
「よーし、このまま歩いて樹海の塔まで行くぞ!」
「えっ?」
ジュジュは少し驚いたような顔でニケを振り返った。

「ほら、ジュジュは今日中に塔まで行くって言ってただろ? キリキリ歩こう!」
ニケがジュジュの背を押すと、ジュジュは戸惑いながらも、ようやく歩き出した。
しかしお尻の中でクネるニケの指が気になって、何度もニケのほうを振り返った。

「いいか?今は人差し指だけだけど、慣れてきたら指を一本ずつ増やしていくからな。
 指3本が簡単に出し入れできるようになるまで、ジュジュのお尻の穴をほぐすから」
ニケはお気楽な口調で言って、ジュジュの斜め後ろについて一緒に歩いた。

ニケの指がジュジュのお尻に入っているので、後ろから見ると、
ジュジュの法衣がめくれて、ジュジュお尻が丸見えである。
こんな姿で道を歩けるのも、ここが人の立ち寄らない樹海だからだった。

730:あ名
07/01/02 13:57:22 4iCzhsQJ
しかしジュジュはお尻の中でクネまわるニケの指が気になって、歩くことに集中できない。
ニケはのん気に鼻歌を歌いながら歩いている。
ニケにとっては、女の子のお尻をイタズラしながら旅ができるのは実に楽しかった。

数十分ほど歩くと、だんだんジュジュはお尻をもじもじさせ始め、息が荒くなってきた。
ニケに執拗にお尻の穴をこねくり回され続けているうちに、
ジュジュはお尻で快楽を感じ始めるようになってしまったようだ。

ニケはそんなジュジュの様子を見てにやりと笑った。

「ジュジュはオナニーとかしたことないの?」
ニケがジュジュのお尻にいれた指をくねらせながら質問する。

「おなにー?・・・」
やはりジュジュはその言葉を知らないようだ。

ニケはお尻に人差し指を入れてる右手の、薬指と小指でジュジュの陰部を触った。

「ほら、ココを自分でいじって気持ちよくすることだよ」
そう言ってジュジュの陰核のあたりを指でコネまわす。

731:あ名
07/01/02 13:58:35 4iCzhsQJ
「ああ・・・んっ・・・」
突然陰部をおそった強い刺激にジュジュは声をあげた。
ジュジュのお尻の穴がキュンと閉まるのがニケの指に感じられた。

「ジュジュだって女の子なんだから一度くらいはあるんだろ?」
ニケの薬指がジュジュの陰核を見つけ、陰核包皮の上からヌルヌルと撫で回した。

「んあっ・・・小さいころ・・・あったような気がするけど・・・
 まわりの人たちから強く止められて・・・それから・・・したことはないわ」
ジュジュは陰核へのダイレクトな刺激に声を途切れ途切れにさせながら答えた。

『まわりの人たち』ということは、ジュジュはプラトー教の神官や信者たちがいる前で
どうどうとオナったということだろうか。

そりゃルナーが、人前で堂々とオナり始めたら、周囲の者たちは慌てて必死に止めるだろう。
ニケは想像したら笑えてきた。
いかにもジュジュらしいというか・・・。

当のジュジュは、いっそうお尻をモジモジさせ始めた。
さっきのクリ攻撃で、お尻の穴の感度も上がったらしい。

732:あ名
07/01/02 13:59:44 4iCzhsQJ
「こうやってお尻の穴を指でかき回されて、ジュジュは気持ちいい?気持ちよくない?」
ニケはイジワルな2択の質問をする。

「気持ちいい・・・」
ジュジュは少しウットリとした顔で答えた。
これなら、ジュジュとのお尻でのセックスも、うまくいくだろう。
「ジュジュ、セックスって言ってごらん?」
ニケが、ジュジュのお尻に入れた指をグニグニ動かしながら言った。

「せっくす?」
「そう、これからオレたちがジュジュのお尻でしようとしていることだよ。
指なんかより、ずっと気持ちいいんだぜ?」
ニケは指をクネクネさせながら言った。
「そうなの?」
ジュジュがドキドキしたような表情でうつむき加減にたずね返す。

「ああ。でもそのためには、もっとお尻を広げなきゃな。次は指2本いってみよう!」
そう、慎重にやらないと、アナルセックスでジュジュを痔にでもさせてしまったら
証拠が残ってしまう。
ニケとの冒険の後、ジュジュが痔になって帰ってきたら怪しまれること間違い無しだろう。

733:あ名
07/01/02 14:00:27 4iCzhsQJ
あ名です。変態街道まっしぐらです。
もはや、ついてきてない人のほうが、はるかに多いでしょうか。

>>725
貴重なご意見ありがとうございます。
そうですね、今度ジュジュがこの言葉を使うときがあったら「うん○」と
書くことにしましょう。読み方は読者にまかせるということで。

>>716
このご意見のほうが多いのでしょうね。
安心してください、どうしても嫌なときは「もう続けないでほしい」と
はっきり書いてくれれば、続けるのをやめます。
私だって鬼じゃありませんから。

それでは今日はこの辺で。

734:あ名
07/01/02 14:12:37 4iCzhsQJ
誤・・・>>716
正・・・>>726
誤爆失礼しました。

735:名無しさん@ピンキー
07/01/03 07:46:45 M4ym3WIt
ここまできたら最後まで書いて欲しい

736:あ名
07/01/03 20:28:10 z6H2u1e5
ずるっ、とジュジュのお尻から指を引き抜いたニケは、今度は人差し指と中指の2本を
ジュジュのワレメにこすりつけて愛液で2本の指をヌルヌルにした。

そして一気に指2本をジュジュのお尻の穴に突っ込んだ。

「んあっ・・・」
ジュジュはいきなり2倍の太さのものを奥まで突っ込まれて声をあげた。

「ほらジュジュ、足を止めないで。歩いて歩いて」
ニケが、お尻の刺激に立ち止まりそうになるジュジュの背中を押して歩かせる。

指2本だと1本のときより、お尻の締め付けは強くなったが、指の自由度は増した。
バタ足のように指2本を交互に動かしたり、お尻の中でVの字に指を広げてみたり、
並んだ指2本を右回り左回りに回転させてみたりと、バリエーションが増える。

攻め方が変わるたびに、ジュジュのお尻での感じ方も変わるのか、
指の動きが変わるたびにジュジュが悩ましげな声を漏らした。

それにしても、指2本のほうが格段にお尻の中で指を動かしやすい。

737:あ名
07/01/03 20:29:33 z6H2u1e5
同じお尻の中をかき回す行為でも、指1本の時よりも指2本のほうが
何倍も力強くかき回すことができた。

しかし、何倍も力強くお尻の中をかき回されるジュジュのほうはたまらない。
指1本の時ですら激しくかき回されると、その刺激で、我慢できないほどの
便意が生じたというのに、その何倍も強くかき回されるのである。
ジュジュは再び強い便意にさいなまれることになった。

そうとは知らず、ニケは面白がってジュジュのお尻の中を思いっきりかき回した。
周囲の内臓ごとジュジュのおなかの中を豪快にかき回す感じだ。

「ああっ、だめっ、もう出そう」
たまらずジュジュが中腰になって、いきみはじめた。
ニケの2本の指がムリムリと押し出され始める。

「あっ、こら、いきむなっていってるだろ!」
ニケは、直腸が運動して指を押し出そうとしている最中のお尻の中へ、
指を力づくでつっこみ返してやった。
「んあああっ!」
いきんで出そうとしているところへ逆に突っ込み返されてジュジュは声をあげた。

738:あ名
07/01/03 20:30:31 z6H2u1e5
「ほら立ち止まらない、歩く歩く!」
ニケはジュジュのお尻の中をかき回しながら言った。

しかしさすがに、足を震わせて便意を我慢しながら歩く
ジュジュを見ていると、かわいそうになってくる。
そこでニケはやり方をかえた。

「よし、じゃあ、こうやって指をゆっくり引き抜いていくと
 ウ○コ出してるみたいで気持ちいいだろ?」

「んんっ・・・うん」
指2本をお尻からズルズルと引き抜かれる感触の、ゾワゾワする排泄の快感に
ジュジュは声を漏らして、うなずいた。

そうやって、指をゆっくり引き抜いては入れ、引き抜いては入れるを繰り返して
樹海の中を歩いていく。

数十分も繰り返していると、ジュジュのお尻の中に変化があらわれ始めた。
お尻に入れたニケの指先に、かたい粘土のような固まりが触れるようになったのだ。

739:あ名
07/01/03 20:31:33 z6H2u1e5
(もしやこれは、ジュジュのウ○コ?)
そう、ニケの指での擬似排泄の刺激で、本物のウ○コが降りてきてしまったのだ。

ニケはジュジュのお尻から指を引き抜いて、指のニオイをかいでみる。
今度こそ間違いなく、ウ○コのニオイがした。
ニケが歩みを止める。

「ジュジュ、ちょっとここに立って、お尻を突き出してみて」
「えっ?・・・う、うん」
ジュジュがニケのほうにお尻を付き出した。

ニケは左右の手の人差し指を1本づつ、ジュジュのお尻の穴につっこむと、
力を込めてジュジュのお尻の穴を左右に広げてみた。

「ああっ、そんなに広げないで!」
ジュジュのお尻の穴が左右にポッカリと広がり、お尻の穴の中が丸見えになった。

穴をのぞきこむと、赤ピンク色の肉の洞窟が奥まで続いているのが見える。
その洞窟の奥に、太いバナナのような形のウ○コの先端が見えた。
太さはニケの指2本分よりも太い。

740:あ名
07/01/03 20:32:30 z6H2u1e5
それなら・・・と、ニケは指3本を三角に並べてジュジュのお尻にあてがう。

「こんどは指3本をいれるからな」
ニケはそう言うと、指3本をジュジュの愛液でヌメらせて、お尻の穴につっこんだ。

指3本だとお尻のしめつけはかなり強くなったが、
自由に出し入れできるくらいの余裕はあった。

指を根元まで突っ込むと、ジュジュのウ○コの固まりが指先に触れた。
ニケは3本の指でジュジュのウ○コの固まりをいじってみる。
あたたかくて固い粘土のような感触だ。

(ああ、これが女の子の、生まれる前のウ○コの感触かあ・・・)
ニケは感慨深げに心の中でつぶやいた。

「よしジュジュ、お尻に入ってる指3本を、ウ○コするみたいに
 いきんで出してみろ」
ニケの指3本はジュジュのウ○コの太さである。
再び便意の込み上げてきたジュジュは、言われるまでもなく、いきみはじめた。

741:あ名
07/01/03 20:33:38 z6H2u1e5
ジュジュがいきみはじめたとたん、ニケの指が、ジュジュのウ○コごと
押し出され始めた。

ジュジュにとってニケの指3本を出すのは、ウ○コを出すのと同じ感覚である。
ニケの指を出した後に続いてウ○コが出はじめても、ジュジュは気づかなかった。

ニケは、5cmほどジュジュのウ○コが出たところで、3本の指でウ○コを止めて
それ以上出ないようにした。

やっぱりルナーでもウ○コするんだなーと、ニケはジュジュのウ○コを間近から
興味深深に観察する。

それからジュジュのウ○コを指3本で思いっきり押し込んだ。
ニケの指3本が根元までジュジュのお尻の穴につっこまれた。

「うんんっ・・・」
ウ○コが逆流していくような感覚に、ジュジュが思わず声を漏らす。

「よしジュジュ、もう一度いきんで!」
ニケの合図で、ジュジュが再びいきみはじめる。

742:あ名
07/01/03 20:34:30 z6H2u1e5
ニケの3本の指が出た後、またジュジュのウ○コが姿をあらわした。
今度は指で止めないで、ジュジュにウ○コを全部出させてやった。
全長15cmくらいの固いウ○コは、ニケの左手の平で受け止められた。

ニケはすばやく、ジュジュのウ○コを森の中へ投げ捨てた。
ジュジュは自分がウ○コを出したことに気づいていない。

ニケはまた指3本をジュジュのお尻の穴につっこむと、ジュジュの背を押して
ジュジュを再び歩かせた。

歩きながらニケは指3本を、お尻の中で横一列に並べて、右回転、左回転に回した。
「んんんっ・・・」
お尻の穴全体を回転させられるような感覚に、ジュジュが声を漏らした。

立ち止まりかけたジュジュの背を押して、さらに歩かせる。

十分ほど歩いた所で、ようやく目的の塔が見えてきた。
これだけお尻の穴が ほぐれればもう十分だろう、とニケはお尻から指を抜いた。

樹海の塔を目の前にして、いよいよニケは自分のいきり立ったペニスを出した。

743:あ名
07/01/03 20:42:12 z6H2u1e5
あ名です。ついに変態度がMAXに到達しました。
もう何も言葉はいらないでしょう。

>>735応援ありがとうございます。もはや最後の読者かもですね。

明日は忙しいので休むかもしれません。
それでは今日はこの辺で失礼します。

744:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:21:18 l/o6vTb1
219 名前: 清き一票@名無しさん 投稿日: 2007/01/04(木) 04:45:41 ID:uce16LQ5

         ____
       /      \    
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    / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.   
   / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ. 
  .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \
  l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ

745:あ名
07/01/05 11:21:34 oBz2HsWR
「ジュジュのお尻の準備はできたから、早速2人の愛の儀式を行なおうぜ」
神聖な神の塔の目の前で、神聖な神の子ルナーとアナルセックスというのも良いかもしれない。
「愛の儀式?」
ジュジュが聞き返す。
「さっき教えたセックスってやつだよ。ジュジュ、ちょっと四つんばいになってくれないか」
ニケの言葉に、ジュジュが背後位のポーズをとる。

ニケはジュジュの法衣をめくりあげてお尻を丸出しにすると、既に先走りの液で濡れた肉棒を
ジュジュのお尻の穴に押し当てて、力を込めて押し進めた。

「うわっ・・・」
今まで経験したことのない太さのものが、お尻に侵入しかけて、ジュジュが声をあげた。
ジュジュのお尻の穴がキュンと閉まる。
ニケの肉棒は押し出されてしまった。

「ジュジュ、お尻の力を抜いて!」
ニケが再び侵入を試みる。

「わっ・・・」
亀頭が入りかけると、再びジュジュのお尻の穴がキュンと閉まって、肉棒を押し出す。

746:あ名
07/01/05 11:22:59 oBz2HsWR
「そうだ、ジュジュ、ウ○コするみたいに、いきんでみろ。そうすればお尻の穴が開くから」
「う、うん・・・んんんっ」
いきんだジュジュの弛緩したお尻の穴に再び亀頭をあてがって押し付ける。

「うっ・・・」
しかし亀頭が入りかけると、ジュジュが驚いてお尻をキュンと閉めてしまう。
なかなかイジワルな穴だった。

よーし、それなら嫌でも いきみっぱなしになるようにしてやろう。
ニケは、ニケ屋で売れ残った商品、特製ニチジク浣腸をとりだした。
ハート型のニチジクの実を模した浣腸容器である。

特製、とはいっても、中身はただのグリセリン液であった。
この浣腸液の刺激で、ジュジュを『いきみっぱなし』の状態にしようというわけだ。

ニケはジュジュのお尻の穴に、ほんの少しだけ浣腸液を注入した。
別にウ○コさせるのが目的ではないので、大量の薬液は必要ない。

ニケは浣腸液を注入したジュジュのお尻の穴に指を入れ、中をかき混ぜた。
そしてジュジュの直腸のヒダヒダ1枚1枚に、丁寧に薬液を指ですりこんでいく。

747:あ名
07/01/05 11:24:02 oBz2HsWR
さすがのジュジュも、これには耐えられず、ニケに言われずとも激しくいきみ始めた。
ニケは、強くいきんで弛緩しきったジュジュのお尻の穴に亀頭を押し込んだ。

ニュルリ。
今度は簡単にニケの亀頭が、ジュジュのお尻の穴に入った。
しかし、その先の直腸は、ジュジュが強くいきんで、物を押し出そうとしているので
直腸がキツくしまっている。

だが、ニケはこの半日ずっとジュジュのお尻の中をいじくり回していただけあって、
もうジュジュのお尻の中の構造は、アラハビカの町の中よりも詳しく知り尽くしている。

ジュジュの直腸が続いている方向へ向けて、肉棒を容赦なく力づくで押し込んだ、
ムリムリムリッ!
「んあああーっ!」
強くいきんで物を必死で押し出そうとしている直腸に、
逆に太い肉棒をつっこみ返されて、ジュジュが声をあげた。

薬液の作用と、直腸を満たす太い肉棒の刺激で、ジュジュを強烈な便意が襲う。
「うんんんんっ!」
ジュジュが激しくいきんで、ニケの肉棒を押し出す。

748:あ名
07/01/05 11:25:49 oBz2HsWR
ニケは亀頭が出る寸前に、また肉棒をつっこみ返した。
「んあああ!」
ジュジュが再び声を上げて、またニケの肉棒を押し出す。
それをまたニケが、つっこみ返す。

ジュジュの体を、激しい便意と、排泄の快感が交互に襲ってくる。
ニケも、キツく閉まった直腸を無理やり広げていく感じが快感だった。

ジュジュの直腸のしめつけを、さらに強くするために、肉棒の横から
ニチジク浣腸の管をジュジュのお尻の穴に挿入し、薬液を全部注入した。
ジュジュの直腸内に注入された大量の浣腸液を、ニケの肉棒で激しくシェイクする。

「うああっ、うん○がっ! うん○がーっ!」
激烈な便意がジュジュを襲い、もう、いきみっぱなしの状態になった。

「おおおっ! しまるーっ!」
ニケのペニスを、ジュジュの直腸が激しく締め付け、押し出そうとする。

ニケはその強烈な締め付けの中で、激しくピストン運動を繰り返す。
激しいピストン運動は、さらに激しい便意をジュジュに与え、便意増大のスパイラルとなった。

749:あ名
07/01/05 11:26:54 oBz2HsWR
もうジュジュのいきみは止まらない状態だ。
直腸の締め付けがものすごい。

ニケは左手の指で、ジュジュの陰核包皮をむき広げ、
むき出しになったクリトリスを直接指で愛撫した。

「あんんっ!」
一番敏感な部分を指で刺激され、ジュジュの腰が跳ね上がった。
ニケはジュジュの直腸内でピストン運動を繰り返しながら、むき出しのクリを刺激し続けた。

「ああああああー!」
強烈な快感がジュジュを襲い続け、お尻の激しい便意も徐々に快感に置き換わっていく。
全てが快楽の中に飲み込まれていった。

ニケも今までにない激しい快楽に腰を振り続けた。
気持ちよすぎてピストン運動が止まらない。

やがてジュジュは全身を痙攣させたかと思うと、全身の力が抜けたように上半身がくずおれた。
どうやらイッてしまったらしい。

750:あ名
07/01/05 11:27:43 oBz2HsWR
ジュジュの上半身が地面に密接している為、ジュジュのお尻だけがツンと上を向いた形となり、
ニケの肉棒はジュジュの背中方向をダイレクトに突く形となった。

肉棒を奥まで突き入れるたびに、ニケの亀頭が、直腸壁ごしにジュジュの背骨をこする。
ニケの亀頭が内側から背骨をこするコリコリ感がたまらない。
ニケはピストン運動にラストスパートをかけた。

「うっ・・・出るっ」
ニケは射精寸前の肉棒をジュジュのお尻の穴から引き抜くと、両手でジュジュの陰部を開き、
ニケの亀頭をジュジュの膣穴に押し当てて思いっきり射精した。
大量の精液がジュジュの膣穴の中に注がれていった。

全てを出し尽くしたニケは、ポケットからビー玉を取り出すと、
ジュジュの膣穴に押し当てていた亀頭をどけると同時にビー玉を
膣穴に押し込み、精液が漏れ出ないように栓をした。

さらに中指を根元まで挿入して、ビー玉を膣穴の奥の奥まで押し込んだ。
「あああんっ」
その刺激にジュジュが甘い声を漏らす。
これで半日は、ジュジュの膣奥と子宮内をニケの大量の精液が満たし続けることになるだろう。

751:あ名
07/01/05 11:28:33 oBz2HsWR
【エピローグ】

ジュジュとニケは、樹海の塔の最上階までたどりついた。
意外にも塔自身に結界はなく、神聖なルナーではないニケも入ることができた。

最上階の部屋の奥には、目的の「結界石」が飾られていた。
この広大な樹海にモンスターを寄せ付けない結界を張っている力の源だ。

ジュジュが結界石を手にすると、石とジュジュの力が共鳴してジュジュの体が光を発した。
「あ・・・来る・・・来る・・・」
ジュジュが金色に変化した瞳でつぶやく。

「えっ、来るって何が?」
ニケが真顔でたずねた。

「・・・うん○が」
ズシャアアッ。
ニケが盛大にコケた。
 
 

752:あ名
07/01/05 11:29:46 oBz2HsWR
ぷりぷりぷりっ・・・ぶぽっ!!

神聖な神の塔の最上階で、神聖な神の子のルナーが脱糞している。

「もう、ニケ君が悪いのよ。あの時、浣腸なんて使うから・・・」

「でも本当にこんな神聖な場所でウ○コなんかしていいのかよ?」
そう尋ねるニケも、ジュジュの前で、床に這いつくばって
ジュジュのスカトロショー見物を満喫している。

「しょうがないでしょ。間に合わなかったんだから」
排便ついでに放尿までしてから、ジュジュは立ち上がった。

「ほらニケ君、いつまで床に這いつくばってるの。任務は完了したんだからもう帰るわよ」
そう言って部屋を出て行くジュジュ。
慌ててニケもそれに続く。

そうして神聖なる神の塔に残されたのは、ジュジュの大量のウ○コだけであった・・・

【おしまい】

753:あ名
07/01/05 11:31:33 oBz2HsWR
あ名です。最後まで汚いネタでごめんなさい。
これで今回のSSは完結です。

変態ネタで書きたいことは全て書いてしまったので、もし次に書く機会があったとしたら、
今度は変態・スカトロ一切無しの得ろ小説を書いてみたいと思います。

ちなみに私がジュジュの処女を奪わなかった理由は、私が痛いの苦手だからです。
他人の注射も正視できない私に、激痛の処女喪失シーンなんて、とても書けません。
だから今後もし書くとしたら、魔法や薬で痛みを無くしてからの処女喪失とかになるかも?

それではみなさん、このたびはありがとうございました。そしてごめんなさい。

754:名無しさん@ピンキー
07/01/05 15:10:40 VgYtQ0fL
このスレ読んでたらSS書きたくなりました。グルグル最高!
とりあえずセリフだけの話つくっちゃったけど,投下して良いかな??

755:あ名
07/01/05 15:28:13 oBz2HsWR
>>754
ぜひ投下してください!

756:ククリルク
07/01/05 16:17:08 VgYtQ0fL
エンディング後のお話

ククリ「ニケ君,今日もアラハビカに行こうよ!」
ニケ「えっ,またかよ~もう5日も連続で行ってるじゃん。毎日行けるんだし,今日位はこっちでゆっくり……ハッΣ(゚Д゚)」
ククリ「(ω・`*)ショボーン

ニケ「いざッ,アラハビカへっ!!」
ククリ「わーいっw」

アラハビカ到着

ニケ「よっこらしょっと…ほら,ククリ,掴まれよ(´∀`)ノ"」
ククリ「う,うん,ありがとう…ヾ(д゚*)ギュッ」


757:ククイルク
07/01/05 16:19:57 VgYtQ0fL
ニケ「で,今日はどうするんだ?」
ククリ「うん,あのね,レイドと遊ぶの(*゚ω゚)」
ニケ「あ~…(´∀`)

(´∀`)…

(´∀`)…

(´∀`)…れいど?


レイド「ふっ…久しぶりだなラッキースター」
ニケ「っておわぁあ~っ!!レイド!!おまえギリの手下じゃなかったのか?!」
レイド「たしかにそんな時期もあった…しかしピンクボムのグルグルが鎖の呪縛から俺を解き放ち自由の鳥にしてくれたのさ…(`∀´*)+」


758:ククリルク
07/01/05 16:21:55 VgYtQ0fL
ニケ「相変わらずクサイやつだ…」
ククリ「レイドお久しぶり~突然メールが来てびっくりしたよ~」
レイド「ピンクボム…会いたかった…(手の甲にキッス)」
ククリ「…………(゚Д゚*)ポカーン」
ニケ「!!!!!!なにやってんだオメーは!!!!《゚Д゚メ》ゴラァァァァァァァァァァァァァア!!!」
レイド「実をいうとお前達二人を呼び出したのは…ラッキースター!!!お前と勝負するためだ!!!」
ニケ「またかよ」
レイド「つべこべいうな!受けるのか,受けないのか?!」
ニケ「まぁ,暇つぶしにはちょうどいいし,受けて立つぜ!」
ククリ「でも二人とも,暴力はやめてね。せっかく平和になったんだから(* ^ω^*)

レイド「安心しろピンクボム,その辺はちゃんと考えてある」
ククリ「良かったw」
レイド「今回の勝負は…名付けて,【どっちがメロメロポワ~ンにさせちゃうかな??勝負】だッ!!!」


ニケ&ククリ「……(コキン和歌集)」

759:ククリルク
07/01/05 16:23:49 VgYtQ0fL
続きは明日投下しますノシ

760:あ名
07/01/05 17:02:00 oBz2HsWR
>>759
エッチシーンはまだおあずけですか~
楽しみに待ってます。

761:名無しさん@ピンキー
07/01/06 01:10:32 FSLjs/u8
あ名さん変態ネタGJ!!

762:あ名
07/01/06 13:59:53 sqvALo3W
>>761
ありがとうございます。
その一言で努力がむくわれます~

763:ククリルク
07/01/06 21:23:20 Bqq1aNg3
レイド「な,なんだその反応はっ!」

ニケ「ダサいとこも変わってないな(´_ゝ`)」
レイド「こ,これだから人間は嫌いだ!!」
ククリ「今はあなたも人間よ」
ニケ「たしかに」
レイド「…ルールを説明しよう!!」
ニケ「無視かよ」


【どっちがメロメロポワ~ンにさせちゃうかな??勝負】

・ニケとレイドが,それぞれ1回ククリに甘~いセリフを囁く
・ククリをよりメロメロポワ~ンにさせた方が勝ち

ハァーサッパリサッパリ~

ニケ「理解不能」
ククリ「なにこれ~」
ニケ「つまらない!もっと色をつけろ!!!!」
レイド「それなら…」




764:ククリルク
07/01/06 21:24:35 Bqq1aNg3
【どっちがメロメロポワ~ンにさせちゃうかな??勝負】

・ニケとレイドが,それぞれ1回ククリに甘~いセリフを囁く
・ククリをよりメロメロポワ~ンにさせた方が勝ち

・勝者にはククリのエッチな踊りショー


ニケ「は じ め よ う か」
ククリ「こんなのいや~~~~~~っ!!!!」
ニケ「まぁまぁ,気が向いたらでいいからさ」
ククリ「絶対やらないからねっ」

ニケ(おいレイド!!)
レイド(ケベスベスから魔法を習ってある!)
ニケ(GJ!!)


作戦タイム

ニケ(う~ん…………なんか,いざとなると思い付かん!……しかもあらたまっていうとなると恥ずかしの剣だよこりゃ………いや,エッチな踊りの為だ!なにを恥ずかしがることがあろうか!!!!)
レイド(とうとうピンクボムのハート(と体)を手に入れるときがきた!!!この勝負,俺が負けることはないっ!何たって………)



765:ククリルク
07/01/06 21:26:27 Bqq1aNg3
すみませんが勝負内容は割愛します。もうどっちが勝つかは目に見えてますからねwっていうかククリがニケを好きな時点でこの勝負やるだけ(ry

そんなこんなでレイドの「エロかっこいいポーズ」もむなしく,見事ニケが勝負を勝ちとったのでした。

ククリ「ククリ…幸せ…(*´ω`*)ポワーン」
ニケ「さぁレイド…約束は守ってもらうぞ!」
レイド「くそっ…約束は約束だからな…はぁ!!(例の魔法をかける)……………覚えてろ~~~~ヾ(`д´)ノウワアァン」

ククリ「………」
ニケ「(あれ?)クッ…ククリ…??」
ククリ「ニケ…くん…ククリ……なんか変なの…」
ニケ「だ,大丈夫か?」
ククリ「胸とか…おしりとか……むずむずする……触って?ニケ君……」
ニケ「よろこんで!!!(*゚∀゚)=3ハァハァ


766:ククリルク
07/01/06 21:32:49 Bqq1aNg3
今日はここまでです。
エロシーンはちゃんと小説風に書きます(´∀`)

>>あ名さん
エロお待たせして申し訳ないです~(´Д`;)

767:あ名
07/01/06 21:53:02 sqvALo3W
>>766
「エロシーンだけは小説風」という所に 漢 を感じました。

768:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:03:11 2UcPyeEZ
>>754
GJ!!

769:ククリルク
07/01/08 02:59:01 OjbYZHzw
なんだかシリアスになっちゃいました…
とりあえず投下!

770:ククリルク
07/01/08 02:59:59 OjbYZHzw
大きな瞳をとろんとさせ,顔を赤らめながらククリはそっとに囁いた。
「……触って?…ニケ君……」
「よろこんで!!!」
即答したものの,ニケはすぐには動けずにいた。いまだにククリが今どんな状態なのかはっきりしていなかったからだ。それに加えて,魔法に頼ってククリとその一線を越えるのは――…。ちょっぴり純な気持ちが,その高ぶる本能を押し止めていた。

が,しかし。




771:ククリルク
07/01/08 03:03:56 OjbYZHzw
「ニケ君…お願ぁい……」
と,ククリがニケの胸に擦り寄ってきたのだ。
ククリの甘い香りがニケの鼻孔をくすぐるや否や,ニケの心の内はすっかり「漢」で満たされてしまった。
「…ククリ!」
思わずぎゅっと抱きしめるニケ。彼は,ククリの身体があまりにもやわらかくて,その抱き心地にの良さに驚いてしまった。
「女の子のからだって,やわらかいんだな~…」
ニケはそう言って,栗色の髪をそっと撫でた。ククリはニケの胸でもじもじしながら,小さく,甘いため息を漏らした。


772:ククリルク
07/01/08 03:06:58 OjbYZHzw
>>767
やっぱエロシーンは気合いがはいります(*´ω`)

>>768
サンクスです!

773:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:39:21 zaKdXr76
URLリンク(homepage1.nifty.com)

774:名無しさん@ピンキー
07/01/22 04:42:30 pYuZ9syB
保守

775:名無しさん@ピンキー
07/01/23 13:24:53 zD4QcYqZ
このフラッシュはやっぱり既出?
URLリンク(blue.ribbon.to)

776:名無しさん@ピンキー
07/01/25 01:19:48 PYIfmKrH
保守あげ

777:あ名
07/01/29 21:53:29 ItdsyTe7
「ククリ5さい、はじめてのおなにー」
って需要あります?

778:名無しさん@ピンキー
07/01/29 22:00:12 Q3TOI3Je
5さいなんてお漏らしで十分だろう

779:あ名
07/01/29 22:17:47 ItdsyTe7
>>778
そうかもですね(汗
ちょっと聞いてみただけです。
気にしないでください。

780:名無しさん@ピンキー
07/01/30 00:29:48 8YGVoqg9
>>777
ノシ

781:名無しさん@ピンキー
07/01/30 11:54:46 +YtZebSe
>>777
バカ!あるに決まってるだろ!

782:あ名
07/01/30 13:51:25 Udfm3ODu
>>780-781
複数の需要があると見なして、SSを開始します。
とりあえず、できている分だけ投下します。

783:あ名
07/01/30 13:54:18 Udfm3ODu
「ククリ5さい、はじめてのおなにー」

それはある日、魔法おばばのいない、ククリの留守番の時に起きた。
好奇心旺盛なククリ(5歳)は、魔法おばばの言いつけにそむき、
勝手に書棚から魔法の本を取り出して、無用心に本を開いていた。

ボボン!
ククリが何冊目かの本を開いたところで、本から悪魔が飛び出した。
出てきた悪魔は「淫魔」。
乙女を淫乱の泥沼に引きずり込む悪魔である。

『おいおい、お前のエロスのイメージは、ピンクのウサギさんかよ!』
登場早々、淫魔は自分の具現化された体をマジマジと見て、ため息をついた。
『まあ、こんなお子様じゃしょうがないけどな・・・』
本からピンクのウサギが飛び出して、おおはしゃぎしているククリを見ながら言った。

『だぁが! 呼び出されたからには、お前を淫乱な幼女に変えて見せるぜ!』
「わぁい、うさぎさんが、しゃべった。いいこ、いいこ、ねー」
『だぁっ! 頭をナデナデするなっ! 俺は悪魔だっ!』
淫魔はククリの手をのがれて、手近の机の上にかけのぼった。

784:あ名
07/01/30 13:56:32 Udfm3ODu
ククリがピンクのウサギを追ってイスによじのぼり、机の上を見渡した時、
トンと音を立てて、ククリの目の前に桃色のコップが置かれた。
『ほら、それは強力な媚薬がタップリ入った、甘いあま~いジュースだよ』
机の上の淫魔がニヤリと笑って言った。
「あまいじゅーす?! うさぎさん、ありがとぉ!」
ククリは何の警戒心もなく、両手でコップを持ってジュースをコクコクと飲み始めた。

「おいしー! うさぎさん、おかわり!」
ククリが無邪気にコップを差し出す。
『おかわりなんてあるかーっ! そんだけ飲めば効果は十分だ!』
淫魔は机によじのぼってくるククリから逃げるように大きくジャンプして
本棚の上に飛び乗った。

そしてククリがよじのぼった机に魔法をかけ、大きなハート型のベッドに変えてやる。
『それじゃあ、お前の恥ずかしい姿を、ここからじっくりと観察させてもらうぜ~』
ククリはハート型のベッドの真ん中でしばらくポカンとしていたが、媚薬が効いてきたのか
しだいに頬を赤らめはじめた。
「ククリ、なんか、へんなきぶんだよぉ・・・」
ククリの口の端から、よだれがたれる。
切ないような、人恋しいような、初めての感情がククリの心に芽生えた。

785:あ名
07/01/30 17:47:42 Udfm3ODu
ククリは何かに耐えるように親指をかんで、体をくねらせた。
そして指をくわえたまま、ポフッとベッドに身をあずけて横になる。
「なんだか、からだがさみしいよぉー。・・・おばあちゃん」
ほてった顔で天井を見上げる。

身体の芯が熱い。でも、どうすればいいのか、ククリにはわからない。
人肌が恋しい。
せつなくて、さみしくて、ククリは自分の体を抱きしめた。
それでも何かが満たされず、幼い瞳からは涙がこぼれてしまう。
チューチューと指を吸い、体を丸くして、ククリは目をとじた。そして・・・
「くーくー・・・」

『寝るなぁぁぁーーーっっ!』
ウサギがククリの股間にケリをいれた。
「ひゃん!?」
ククリがポッとほてった顔で目を開けた。
『お前はオナニーも知らないのか?ここだよ!ここを弄って気持ちよくするんだ』
ピンクのウサギは足でククリのワレメの辺りに、必殺・電気ドリルの技をくらわした。
「あああんっ・・・!」
ククリが、初めて感じたような幼いあえぎ声を漏らした。

786:あ名
07/01/30 17:56:09 Udfm3ODu
あ名です。とりあえず今日はここまでです。
何かアドバイスか苦情があったら遠慮なく言ってください。
それではまた~。

787:名無しさん@ピンキー
07/01/30 18:40:30 8YGVoqg9
乙ですー

788:名無しさん@ピンキー
07/01/30 18:44:39 z1RLuxL2
>>778
それはそれで個人的には見たい・・・。
別に5歳じゃなくてもいいけど

789:名無しさん@ピンキー
07/01/30 20:01:37 jxqSuMGK
オモラシもキボン濡

790:あ名
07/01/31 12:44:13 GWj+wyo2
『ほら、気持ちいい場所はわかっただろ。後は本能のおもむくまま自分でやってみろよ』
ウサギの姿の淫魔がそう言うと、再び本棚の上に飛び乗って、観戦モードに入った。
「うさぎしゃーん・・・」
強い媚薬の影響か、ろれつの回らなくなった声でククリが呼んだ。
しかしピンクのウサギは、本棚の上でニヤリと笑うだけで、もう下りてはこない。

ククリは快感の余韻が残る股間に手を伸ばした。
そのままローブの上から、自分のオマタをギュッと握り締めてみる。
「んんっ・・・」
ジーンとした熱い快感がククリの股間に発生し、自然とお尻が突き出すような格好になった。
握り締めている手をパッと開くと快感が途切れ、オマタが再び快楽を求めて熱く疼き出す。
たまらずに、ククリはまた股間をグーッと握り締める。
「んんうぅっ!」強い快楽がククリを襲い、幼いあえぎ声が口から漏れる。

ククリは股間に回した手でグーとパーを繰り返し、快楽と、熱い疼きを交互に味わい始めた。
強い媚薬の効果もあってか、手の動きが止まらない。
そうして10分ほどの時が経過し、ククリは・・・

・・・相変わらずグーとパーだけを繰り返していた。
『それだけかよっ!』しびれを切らしたウサギが叫んだ。

791:あ名
07/01/31 14:36:56 GWj+wyo2
『もっと足をガバァッ!と開いて、派手にグチュグチュ、ズボズボできないのかお前は!』
淫魔はククリに演技指導をするが、ククリはポカンとして聞いているだけである。
『媚薬の量が足りないのか?・・・。ホレ、もっと飲んでみろ』
淫魔のウサギはククリの上半身を起こさせて、媚薬ジュースをさらに飲ませる。
「うさぎしゃんのじゅーす、おいちー」
与えられたジュースを飲み干したククリが、完全にろれつの回らない言葉で言った。

もはや成人女性に与える場合でも、ありえない量の媚薬が、5歳のククリの中におさまった。
「からだが、あついよぉ・・・おまたが、じんじんしゅるー」
ククリがベッドに突っ伏して身をくねらせ始めた。
『さあて、今度こそお前の、乱れに乱れた恥ずかしい姿を見物してやるぜ!』
ピンクのウサギは本棚の上に飛び乗って、ククリを見下ろすと、ニヤリと笑った。
ククリは自分のオマタに手をのばすと・・・

・・・再びグーパーを再開しだした。
『それしかできんのかお前わーっ!!』
ウサギのツッコミのドリルチョップが、ククリのお尻のワレメにヒットした。
「ひゃうんっ!」ククリのお尻がピクンと跳ねた。
『しょうがない、お前にはエロ知識が無いようだから、成長した未来のお前が
 男とエッチしている場面を、特別大サービスで見せてやる。よぉく見とけ!』

792:あ名
07/01/31 15:32:14 GWj+wyo2
部屋の壁の一面が未来を映し出すスクリーンに変わり、10年後のククリと、勇者のニケが
情事を交わしている場面が映し出された。
《ああーん、勇者様ぁ~、いいよぅ~・・・》
スクリーンの向こうで、10年後のククリが、勇者様と呼ばれる人とセッ○スをしている。

「ふぇ? ゆうしゃしゃま?」
ククリが【勇者様】という言葉に反応して、スクリーンのほうを見つめた。
勇者様といえば、いつも魔法オババが言っている、ククリを迎えに来てくれる人のことだ。

《ククリの中も・・・ハア、ハア、最高に気持ちいいよ!》
【勇者様】が、未来のククリの股の間で激しいピストン運動を繰り返している。
《ククリも、いいのぉ~・・・すごくいいのぉ~!》
【勇者様】のピストン運動にあわせて、ククリも身をよじって快感に耐えている。

「しゅ、しゅごい。ククリのオマタに、あんなものが出たり入ったりしてるぅ・・・」
ククリはスクリーンの向こうの未来の自分を見つめながら、自分のローブをまくり上げ、
パンツの中に手を入れて指をゴソゴソと動かし始めた。
そして幼い小さな指が、目的の穴を探し出し、にゅるりと指を穴に滑り込ませた。
ククリは息を荒げながら、スクリーンの向こうのピストン運動に合わせて
自分の指をワレメの穴に出し入れし始めた。淫魔のウサギが、ニヤリと笑った。

793:あ名
07/01/31 15:40:57 GWj+wyo2
あ名です。今日はここまでにします。

>>787さん、ありがとう。
>>789さん、了解しました。やっぱりオモラシもあったほうが盛り上がるかもですね。

それではまた、アドバイスでも苦情でも受け付けますので~。

794:雄獣厨
07/01/31 19:44:22 MNqKcLQv
>790-793
うさぎさんってイチゴですかぁ?ハァハァ…
私も早く書きたいのでワクテカして続き待ちです!

795:名無しさん@ピンキー
07/01/31 23:24:39 3+m/R6jV
>>793
GJ!
ニケ出てきたとこで萌えた

796:あ名
07/02/01 17:41:55 jekTlvXt
『フフフ、ようやくまともにオナりだしたか』
自分の指を【勇者様】の肉棒に見立てて膣穴に出し入れするククリを、ウサギが見下ろす。

しかし、それで満足するウサギではない。
ウサギはあくまでも淫魔だ。淫魔は乙女を淫乱の底なし沼に引きずり込む悪魔。
ただのオナニー幼女を作るだけで終われるわけが無い。
人生が狂うくらいに淫乱になってもらわないと、淫魔の仕事とはいえないだろう。

だがそのためには、最低でもイくことを知ってもらう必要がある。
ククリの様子を見る限りでは、あんなに単調な指の注挿ではイくまでには至らないだろう。
『さて、どうしたものかな』
ククリはくいいるようにスクリーンの向こうの情事を見ながら、膣穴に挿入した指を動かしている。
「ゆうしゃしゃまぁ・・・ククリにもしてぇ・・・気持ちいいことしてぇ・・・」
ククリがオナりながら、うわごとのようにつぶやく。

『そうか、その手があったか。よし、あの勇者とやらをここに召還してやろう』
淫魔のウサギが魔力を開放すると、スクリーンが消え、変わりに先ほどまで未来のククリを
悦ばせていたニケが、部屋の中に姿をあらわした。
「な、なんだ? 急に周りの景色が変わった? ・・・それにククリが、ちっちゃくなってる?!」
ニケが混乱して叫んだ。

797:あ名
07/02/01 17:44:36 jekTlvXt
『勇者よ、元の世界に戻りたければ、その小さいククリをイかせてやりな!』
ウサギが本棚の上からニケに命令した。

「なんだ? お前はミグミグ劇場に出てきたウサギにそっくりだが・・・
 もしかしてここは、ククリが作り出したミグミグ劇場の中なのか?」
ミグミグ劇場に出てきたウサギも、淫魔のウサギも、ククリのイメージが実体化したものだから
両者のウサギの姿が似ていても不思議はないかもしれない。

『何を言ってるのかよく分からないが、そのククリをイかせないと元の世界には戻れないぜ』
「こんなちっちゃな子供のククリを、イかせるだって!? そんなこと・・・」
さすがのニケにも、5歳児の姿のククリに手を出すのは、少し罪悪感を感じる。
『何言ってるんだ、さっきまであんなにククリを悦ばせてたじゃないか』
ウサギが笑う。
「ゆうしゃしゃまぁ・・・ククリに、きもちいいことしてぇー・・・」
ククリが頬を赤らめて両手を差し出してくる。

勇者は頭を殴られたようなショックを受けた。
「そうか、オレはまた同じ過ちを犯すところだった。ちっちゃくなっても、あくまでもククリなんだ。
 悪魔になることも、ちっちゃくなることも、ミグミグ族にとってはあたり前の自己表現なんだ。
 ごめんよククリ。いま気持ちよくしてやるからな・・・」

798:あ名
07/02/01 17:49:56 jekTlvXt
ニケはククリの差し出す両手を受け止めると、あつい口づけをしてやる。
こんなちっちゃな5歳の幼女とディープキスをするのは初めてだが、味は確かにククリだった。
ただ、幼いぶん唾液のとろみが違う。

長い長いキスが終わったあと、ニケはようやくククリの下半身に目を移した。
「じゃあククリ、パンツをおろすからな・・・」
ニケは優しく言って、ククリのローブをめくると、ゆっくりパンツを脱がせる。
ククリの無毛のワレメとパンツの間に淫靡な粘液が糸を引いた。
「ふふ、ちっちゃくなっても、ここはちゃんとククリなんだな。もうびちょびちょだぞ?」
パンツを完全に脱がせたあと、ククリのワレメを両手で広げて中身をなめてやる。

「ああぁんぅー・・・ゆうしゃしゃまー・・・きもちいぃ・・・」
ククリが身をのけぞらせながら快感の言葉を出す。
ニケはククリの感じるポイントを熟知しているから、なめられるククリのほうは、たまらない。
なれた手つきで、ニケはククリのワレメの穴に小指をさし入れた。
「うわっ、さすがに穴が浅いな」
ニケの小指が半分しか入らないほど、膣が浅い。
「ここから、もっと奥にいけるかな?」
ククリの子宮口を探り当てたニケの小指が、ずにゅうぅっとククリの小さな子宮内に入り込む。
「はぁううん!」普通なら痛がるだろうが、強力な媚薬が効いているククリは快感の声を漏らした。

799:あ名
07/02/01 17:52:30 jekTlvXt
ニケは子宮内に入り込んだ小指をクニュクニュと動かして、ククリの幼い子宮の中を探索しながら、
もう片方の手の指でククリの陰核包皮をめくり上げて、舌でクリトリスを愛撫した。

「はあぁぁん!ゆうしゃしゃまぁ!ゆうしゃしゃま~!ククリ、おかしくなっちゃう・・・!」
大量の媚薬の作用も手伝い、快感の絶頂に達したククリが叫ぶ。

イくかな? とニケが思った時、ククリのオマタが激しくケイレンし、ワレメから勢いよく
おしっこが噴き出した。
「わっ! ククリ!」
ニケがあわててククリの尿を、口で受け止める。
ククリはお漏らしをしながら、全身をケイレンさせ続けた。
すでにククリの意識は無く、完全にイってしまったようである。

ククリがすべてを出し終えたところで、ニケはようやくワレメから口を離した。
すべてを飲みほした後も、口の中はククリのおしっこの味でいっぱいだったが、
愛くるしいククリの出したものだから、気にはならなかった。
ククリのほうは、オマタをだらしなく広げたまま、いまだ小きざみにケイレンを続けている。

『はい、そこまで。ご苦労だったな。もう用は済んだから、お前は帰してやろう』
淫魔が片手を振ると、未来から来たニケは、声の主を振り返る間もなく、部屋から姿を消した。

800:あ名
07/02/01 17:54:33 jekTlvXt
淫魔のウサギが改めてククリほうを見ると、早くも復活したククリが、オマタに手を伸ばして
指でワレメをクチュクチュさせていた。
「ゆうしゃさまぁ、だいすきー・・・あんんっ・・・」
ククリがワレメをいじりながら、うわごとのようにつぶやいた。
ミグミグ族にとって、男の子にイかされるということは、生涯の伴侶が決定したことに等しい。
ククリの、ニケへの無条件の「勇者様好き好き状態」は、この瞬間に誕生したのだ。

『ほう、いい具合に淫乱になってきたようだな』
ウサギが手をたたいて言った。
「いいの・・・」
『そうだろう? もっともっと激しくいじれば、さらに気持ちよくなれるぜ?』
ウサギがさらに淫乱の深遠へいざなうように、ククリに耳打ちする。

「ちがうの・・・いいの・・・もういいの。うさぎさんはククリにもういっぱいイイこと
 おしえてくれたから、こんどはククリが、うさぎさんを、まもってあげる」
『はぁ?何言ってんだ?さっきの絶頂で、おまえ頭イカレたんじゃないのか?』
ウサギが、いぶかしげにククリの顔をのぞきこんだ。

「ちがうの・・・もうすぐ、おばあちゃんが、かえってくるから。そうしたら、うさぎさん
 せっかくでてきたのに、またおばあちゃんにフウインされちゃうから、まもってあげるの」

801:あ名
07/02/01 17:57:14 jekTlvXt
『なんだと?! あのババアが? まだこれからがお楽しみだってーのによ!』
ウサギがチッと舌打ちした。

「だから・・・これからもうさぎさんと、たのしめるように・・・ククリのなかで
 これからずっと、いっしょにくらそうね。そうすればフウインされなくてすむから」

『何言ってんだ、俺は悪魔だぞ! 人間と一緒になんていられるか』
ウサギはククリの言葉を跳ね付けるように言った。

「だいじょうぶ。ククリも、ちょっとあくまだから・・・きっといっしょになれるよ」

『ナニ?お前が悪魔だと?』
淫魔は驚いて、ククリの心を覗いてみた。

ククリの心の中には、天使と悪魔の女の子がいた。
悪魔の女の子が、淫魔に一緒に行こうと手を差し伸べてくる。その横では天使の女の子が
全てを包み込む優しさで淫魔を迎え入れようとほほえみかけていた。

『お、お前は何者だ!?俺は淫魔だぞ!乙女を快楽の奈落に引きずりこむ悪魔だぞ!』

802:あ名
07/02/01 18:00:33 jekTlvXt
「だから、ククリといっしょになって、これからもきもちいいこと、おしえてほしいの。
 おばあちゃんのいないときに、こっそりとね。うふふ・・・」
ククリが淫魔に微笑みかけた。

さっきまでウサギの姿に具現化していた淫魔は、既に形を失い、かげろうのようになっている。
ククリは形を失った淫魔の影を、いとおしむように抱きしめて、胸の中に入れてしまった。

・・・そしてククリとウサギは合体し、ククリの心の中に、バニーガールククリが誕生した。



-----天使と悪魔の女の子、くるっと回って、闇のウサギがアッカンベー-----



・・・こうして淫魔を取り込んでしまったククリ。

この時からククリは、おばあちゃんのいないときに、
こっそりとオナニーを楽しむようになったのだった。
【おしまい】

803:あ名
07/02/01 18:03:22 jekTlvXt
あ名です。これで今回のSSは完結です。

>>795
ありがとうございます。
ニケ、今回は本当に出てきちゃいました。
萌えていただければ幸いです。

>>794
ありがとうございます。
イチゴについては、ちょっと分かりません(すみません)
794さんも書かれるんですか!
それでは楽しみに待ってます!

804:名無しさん@ピンキー
07/02/01 19:37:12 UJLCO8jS
GJ!
イッたサインがオモラシとはククリもやるのう。

805:名無しさん@ピンキー
07/02/01 19:55:09 K3fDknW/
オモラシというか放尿というか・・・その辺は好みの問題か。
純粋な(?)お漏らしものも見てみたいと思ったりしてるが、少数派だろうな・・・

806:名無しさん@ピンキー
07/02/01 20:18:13 Ead4tjK8
>>805
ここにいるぞ

807:名無しさん@ピンキー
07/02/03 16:50:30 OgVDYmDs
もうここくらいしか頼めるところがない
URLリンク(msaimoe.2-d.jp)でコードを取得して
スレリンク(vote板)l50で
<<ジュジュ・クー・シュナムル@魔法陣グルグル>>
<<プラナノ@魔法陣グルグル>>に投票してくれ

もう投票してたらスマン
スレ汚しスマソ

808:名無しさん@ピンキー
07/02/03 17:06:04 X3SOCHdN
>>807
ここだけじゃなくてほかにも頼めるスレなんていくらでもあるや~ん



809:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:07:07 9kXuivYd
>>805
純粋なお漏らしものだと、エロパロになるのかな・・

810:名無しさん@ピンキー
07/02/05 01:11:43 y9Cint3/
>>809
俺が認めるんで書いてくださいませんか

811:名無しさん@ピンキー
07/02/05 06:13:03 T1ct9NaN
>>803
GJ!上手いなあ!
ウサギのキャラとかオチとか実にグルグルっぽくて最高です。

812:名無しさん@ピンキー
07/02/05 17:04:54 XEhOOyqy
>>809
たまに他スレでも見かける(しかも結構好評)からありでいいんじゃない?
我慢シーン長めを希望。

813:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:39:54 C18ZVWmS
過活動膀胱でおもらしをしてしまうククリたん

814:あ名
07/02/07 21:41:43 RMFFYsXG
勇者さま、ゆうしゃさま
ククリすごく、おしっこしたいの・・・
でも今は、ダンジョンの中で戦闘中・・・
走るだけで、おなかに響くの・・・
もうがまんできないよ、どうしよう!
とにかく描こう、魔方陣
ふるえる足で、まほうじん
やっぱり失敗しちゃったよ~
これで戦闘も、長引いちゃう!
もう絶体がまんなんて、むりだよう~
そのとき敵が、ククリのおなかに当たってきた
しゅるしゅる、目の前まっ白に
しゅわしゅわ、もう止まらない
ゆうしゃさまククリを見ないでお願い!
「ククリ大丈夫か!」なんてこっち見てる
足の下に水たまり、もうぜんぶ見られちゃった
ゆうしゃ様かけよってくる、イヤこないでぇー
ぱんつと足と地面から、突然おしっこ消えちゃった
ゆうしゃさまが水の剣、ダメそんなの使わないで!
ククリゆうしゃさまに、おしっこ全部盗まれちゃった・・・

815:あ名
07/02/07 21:43:56 RMFFYsXG
だれも書かないので、ポエム風に書いてみました。
短くてゴメン~


816:名無しさん@ピンキー
07/02/09 21:59:16 SaDuMk99
>>814 だがぱんつにはレモン色のリングが残った。
>>815 乙彼

817:雄獣厨
07/02/11 21:22:25 VUWXggBW
>あ名
すっげーワラタ。
次回作も期待してますw


ふぅ、やっと完成(?)しました。
では早速投下させていただきます!

818:雄獣厨
07/02/11 21:26:40 VUWXggBW
『我らの生きる道』

この世界に魔族と人間が存在し、時には共存し時には対立しあう者も数多い。
世界のどこかで自分とそっくりな人物が三人いるというのは定かではない。
例えばある地で間抜の勇者と世間知らずな魔法使いのカップルが
外見などが違おうともどこかが一致しているはずである。
自信過剰、ヘタレ、臭いセリフ、天然ボケ…そのうち一つが一致しているはず。
それは魔族の世界でも例外ではない。


「明日こそ勇者を倒すのだ!いいな!?」
「「御意!!」」
いつもの様にとあるエリアのギリ軍のボスが部下に喝を入れ怒鳴りつける。
ボスの部下の軍団はタテジワネズミ、クロコの2種族がいた。
両方とも勇者を初めとする人間を見つけ襲っては倒され、まして倒されなくともボスの判断でしくじったと部下を次々処刑し、
日に日に部下の数が減り続けており僚友の密度はいずれも寂れていく毎日だった。


ある昼過ぎ、雑用係のタテジワネズミ達は布で床に染み付いた
血痕を磨きながらこそこそと雑談をしていた。
「同志よ、日々我らの仲間が減り続けている」
「いかにも御意。ボスとてあまりにも非道着まわりなし」
「何時我の番が訪れるかわかるまい」
「笑止。ゆえこそに今の時間に死力を尽くすべし」
「御意」

「こらこらぁ~!口より手を動かせ~!!」
「ぎょ、御意~~!!」
両手に書類を担いだ上司がタテジワの頭を足でぐりぐりと乗せた。

819:雄獣厨
07/02/11 21:28:43 VUWXggBW
その深夜、先程のタテジワは見張り番として基地の入り口へ立っていた。
その両脇には昼間とは別の同志が立ちすくんでおり、暇と睡魔で欠伸をしていた。
「こ、この睡魔はかくも我の眼前をくらまし…」
「笑止、辛抱せよ。さもなくば我らがボスの制裁により我が血肉粉骨になろう」
同種族にフォローしたその時だった。 ザシュッと金属音と共に鈍い音が基地の入り口から響いた。
その音に驚いたのか、まどろみ始めた同志は突然覚醒する。
今日の夕方、人間を倒せなかったと仲間が戻ってきて、ボス又は上官に監禁された同志だった。
その仲間がまた一人、死刑にされてしまったのだ。
「殺されたな」
「また一人犠牲になった」
しかし自分もいつボスの餌食になるかわからない。手足も失い生き損しようとも
今はボスの命令に従わなければならない。そう思うだけで震えと寒気が走る。

交代の時間が来ると、タテジワはすぐに寮の寝室へ向かった。あと6時間もすれば自分の番が来る。
交差通路を曲がり自分達の部屋があるはず…と、突然体が弾き飛ばされ一瞬何が起こったか分からなかった。
「しょ、しょうし…」
「あ、ご、ごめんなさいっ、こっち急いでたもんで…」
「わ、我こそ面目ない」
タテジワはヒリヒリと痛み出す鼻の頭を抑えながら眼前をこらした。
同じ基地で働いているクロコだった。上体を起こして正座を崩している状態である。
床にはバットやタンポン、包帯が散らばっていた。相手の方も何かしら急いでいたらしく
互いに曲がり角を曲がる際タイミングよく衝突したのだ。
クロコは散らばったものをすぐに拾い集めバットに乗せる。
それを見てタテジワもおあいこだと手伝おうと思って包帯に手を伸ばした。
同時にクロコの手も包帯が伸び、二人の手に触れた。
「あ」
「え…」
クロコは思わず手を引く。その間にタテジワは包帯を拾いバットに乗せる。
「あ、あの、ありがとう。ごめんなさいね。私も急いでたから…」
クロコは目礼しながらそう言いすくりと立ち上がり、タテジワの来た道の反対側へと走り去って行った。
その後もタテジワはぼーっと彼の姿を見つめていた。
甲高い悲鳴、男らしくない声と言葉遣い、そして微妙に張っている胸… もしかしてあやつは雌なのか?
確かにタテジワにはそう見えたが、おそらく疲れているのだと自分に言い聞かせ今は部屋に戻り布団に潜り込んだ。

820:雄獣厨
07/02/11 21:30:04 VUWXggBW
翌朝の八時頃、タテジワは上司が定めた分担に従い食堂の皿洗いをしていた。
流し台からの覗き窓からはまた、処刑台に連れられる同志の姿が目に映った。
通り道の死角で姿が見えなくなるまで手を休めぼーっと見送ってた。当然、握力を怠り皿を落とし割れる音にすら気づかない。
次の後頭部から何かがぶつかったような衝撃で我に返った。上司の拳骨が降ってきたのだ。
「こら何してる!!割れちまっただろうが、お前ぇもあいつらみたいになりたいのか?」
「ひぇぇ、す、すみません!!」
タテジワは割れた皿をすぐにゴミ箱に捨てた。
その後も様々な仕事を課され包丁で指を切り、足が縺れて皿をひっくり返してしまうなどから上司の鉄拳の雨が絶えなかった。

そうこう雑事をしているうちに昼過ぎの二時半頃にようやく少しばかりの休息の時間、タテジワは基地外れの一本大樹の丘に来ていた。
暇さえあれば一人でここに来て休息を得るのが彼の日課である。ここは誰も来ない自分だけの秘密の場所。
できるなら同志にも教えてこの心地を分かち合いたいところだが、本来タテジワネズミは集団で行動することが多い上
同士の話はすぐに身近の同志達に広がってしまい、うっかり一人が秘密を口滑らせたことで敵に漏らしてしまうことが起こりかねない。
故に今は我だけの安息の地…極力癒せるうちに癒しておかねば…上司に打たれた瘤をさすりながらごろりと仰向けになりため息をつく。
太陽に照らされそよ風を受けながらタテジワは己に問う。
「我は、なにゆえこの地に存ずるのか?いかなる為に勇者へと向かう?」
「皆、お金が欲しいのよ」
「資金…我が近くの戦友を失ってまで金を得ようというか」
「だって私達って種族的に位が低いじゃない。上司に反抗したって返り討ちされるだけだわ」
「これも運命か」
「でも私はこのままでいいって思ってない」
「笑止。我こそもこのまま下僕のまま上司に引きずられるままには………ん?」
今更返ってこないはずの返事が帰ってくることにタテジワは気づいた。 今ここは我一人であるはず、一体何奴?
後ろの木陰からガサガサを音がして上体を起こし首を伸ばしつつ木の陰を除いた。
クロコだった。そいつは大樹に背をもたれながら花輪を編んでいた。
もしや昨晩鉢合わせになったクロコだ…。
タテジワは他種族の見分けのつき方が不得意だったがすぐあいつだと分かった。
クロコにしては、こんな女々しい質などみたことがないからだ。
「また会ったね。昨日はどうも」
クロコは微笑みながら振り向いた。
「汝、メスなのか?」
ふと先に脳裏に浮かんだ疑問をタテジワは問う。
「ええ、そうよ」
クロコは何もなかったように答えた。いきなりこんなことを聞くのは失敬と思いつつも
やはり!と心で叫んだ。雌のクロコなど見たことがないからだ。

821:雄獣厨
07/02/11 21:31:10 VUWXggBW
すいません、今日はここまでです。
何かおかしいことあったら指摘お願いします。

822:名無しさん@ピンキー
07/02/12 10:57:42 8LvlLwPq
確かに性別あるとすれば黒コくらいか…?意外w

823:名無しさん@ピンキー
07/02/14 03:27:23 0ThdsXFo
                          ,. -―- 、    誰かがしっとに狂うとき! しっとマスクを呼ぶ合図!!
                      /し, /    _>.     チョコを貰えない男たちの為に!レッツハルマゲドン!!
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ    
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|    >>1男がしっとに燃えるとき
                     |^ー'⌒l^へ~っ_と',!   >>2しっとマスクを呼ぶ合図
      __             ! u'  |      /     >>3素顔は誰だか知らないが
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ       >>4しっとの心を仮面に隠し
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|      >>5しっとパワーに炸裂だ!
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \     >>6しっとビームはアベック倒し!
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \    >>7しっとファイアーはアベック焦がす!
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ     >>8行くぞ我らのしっとマスク
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\  >>9もてない男の希望の戦士
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |   >>10-1000しっとマスクはしっとの王者

824:雄獣厨
07/02/16 07:43:04 aDqCxd+R
しばらく二人は日溜りの下、寄り添ってぼんやりと黙っていた。
「貴方は、よくここにくるの?」
「御意。暇さえあれば我はこの地に訪れん」
「私もなの。でも、貴方がいるなんて全然気づかなかった」
「しからば何故容易く我の他言に口を挟んだ?」
「ホントはね、貴方よりずっと前からここに来たと思うの」
知らず知らずに二人の会話ははずんでいった。普段タテジワ同士の会話ならば、
戦略マニアの如く重苦しい口調と空気、そして何より薄い内容。
ただですら会議のようで盛り上がらない会話が、
他の種族と話しているとこれも新鮮でありけりと、面白くなってきた。
と、何かを思い出したようにタテジワは立ち上がった。
「む…我はじきに任務再開の時間だ。戻らねば隊長に如何なる処分を下さるか知るまい」
「あ、待って!ねぇ!」
クロコは声をかけた。
「今度時間が合うときここに来ない?だってほら、こうして偶然に会って話したのも運命だしさ」
タテジワは運命という単語にぴくりと反応した。
運命…我らはギリ軍としてギリ軍のボスに忠誠を誓い人間と尋常に戦い死力を尽くす。
しかし、失敗を重ねた者や未熟者は片っ端から処分される。
我ら魔族も人間も神が与えてくださった生を受け今この地に侍る。
いくら位が高くとも、それを粗末に扱う者に慕っていること運命には心なしか間違っていると思う。
そんな思考を抱きながらタテジワは振り向いて口を開いた。
「御意。ならば何時頃がよいか?」
二人は互いに空白のスケジュールを教え、またその時ここでに二人の時間を過ごすことを約束した。


それから数ヶ月、二人はそれぞれの雑事をこなしながら自分達の空き時間を探した。
あの丘で二人、それぞれの軍事で起こったこと、愚痴、文句、上司への悪口などを
吐いて叫んでは知らないうちに二人は不思議な感情が芽生えた。
タテジワもクロコも毎日それが楽しみで、上司からの苦情や罰などの苦しみも打ち消してしまうくらいだ。
「最近あいつ変わり者の形跡あり」
「一体何があったのだ?」
「…笑止」

「おーい姐さん、さいきん浮かれてるけどどうしたっすか?」
「え、う、ううん何でもないの」
「へんなの、最近太ったとか?」

825:雄獣厨
07/02/16 07:45:25 aDqCxd+R
だがそんな日は長くは続かない。ある日とうとうタテジワはボスの命令で勇者を倒しに行かなければならなくなったのだ。
こんな落ちこぼれの下っ端魔物が勇者を倒せるわけがない。そうなればどっちみち自分の命はもう長くはないはずである。
前夜、誰もいない踊り場でクロコに事情を話す。
「そうなんだ…でも、貴方にもいつかこの時が来るのは分かってた」
「所詮我らは魔族の下僕の下僕。いやがおう上司にとって奴隷の如く道具のような存在だ」
「せめて一緒に行けたらいいのに…」
「否。お前は戦うように命は下されていない。勝手な行動で連帯的に死刑になりかねん」
「そうね…わかった。でも、こうして話できるのも最後かもしれないから…」
クロコはタテジワの胸板に額をうずめた。その反動で彼もバランスを崩し少しよろけた。
「我がどこにいようと、お前は心の支えだ」
彼女の仕草に答えるように、頭に手を当てささやく。
その自分の言葉にも何故か頬が赤くなり、妙に胸が緊張してしまう。
「さて、明日は早番ゆえ就寝せり。遅刻さればその場で殺される」
「ちょっと待って」
部屋に戻ろうとするタテジワにクロコは差し止めた。
「これ、私だと思って持ってて…遠くに行っても…」
クロコは自分のマントの内側の小物入れから片方のみのピアスを差し出した。
色は光沢のかかった黒色で直径一ミリ程の黒真珠製だった。
「…これは?」
「ここに入る前に買ったやつなの。片方は失くしちゃったんだけど、高かったからちょっともったいなくてね」
タテジワは彼女のピアスをつまみあげるように受け取りズボンのポケットにしまった。
「かたじけない。もし我が生きているばこの新品の装飾品を手にしていたであろう」
「ありがとう、じゃあ明日見送るから…」
「御意。同志よ、命あったらまた会おう」
そう言って二人は踊り場を後にした。その晩中クロコは布団の中で彼のことを考えていた。
彼がいなくなると思うと何故だか切なくなって涙が流れ枕を濡らした。
その頃、どこかの風の精霊が、一匹の魔物によるセリフに悶えいたという。

826:名無しさん@ピンキー
07/02/17 08:16:25 dOvFxlZ4
やっぱククリとかジュジュとかの人キャラほうがいいな
あ名さん ジュジュの粗相話きぼー

827:雄獣厨
07/02/19 10:26:42 +BvLaKef
そして翌朝、タテジワは部隊とともに集合し上司が喝を入れるように宣誓していた。
その中タテジワはまだ余睡があるのかぼーっとしていて演説はあまり耳に入っていなかった。
その様子が隣の同志が気づき、彼の服を引っぱり覚醒させた。危ない危ないと思いながらタテジワは慌てて姿勢を正す。
昨夜クロコにいきなり抱きつかれたときから、自分でも理解できない気持ちが気になってあまり寝付けなかったようだ。
さりげなく上司から視線を外すと、ふと基地庭の草むしりをしているクロコ達が見えた。
その中の一人が彼の様子に気づいたのか小さく手を振った。そいつはまさしく例の昨夜の彼女だった。
相槌を打つようにサインブロックの如くタテジワも遠くにいるクロコを視線に目立たないように口をにやりと歪めながら親指を立てる。
長い演説が終わると、タテジワを含める部隊は颯爽基地を後にしてどこかへ旅立った。

「またいつか…会えるよね…」
そう呟きながら部隊の後姿が見えなくなるまでクロコは静かに見送った。
その背後から誰かが肩を叩いた。振り返ると別の雄クロコが人差し指で彼女の頬を押す。
「アネさーん、やっぱりそうゆうことだったっすねぇ?」
「え、ええとな、何のことかしら?」
クロコは自分と同じ種族の後輩から慌てて後ずさりする。
「最近アネさんの様子がおかしいと思って昨日からつけてたっすよ。まさかあんなネズミに恋とはねぇ」
「ちょ…やめてよ!そんなんじゃないって!!」
クロコは赤面しつつ後輩に否定する。
「まぁどちらにしろあいつらもあと僅かの命っす。いやぁ下っ端はつらいねぇ」
「もうっ!!」
後輩クロコは彼女を茶化すようにわざと言葉を選んだ。雌クロコは照れ隠しに毟った草を投げつけながら彼を追い回す。
「でもねアネさん」
後輩が続けた。
「運命がそのまま続くようにしない手がないってわけじゃないっすよ」
「え?」
後輩は彼女の耳元で小さくささやく
「ちょっとしたルートを知れば、ここの牢を脱出することは簡単っす」
「どういうこと?」
「おれっち、この基地の隅々まで知ってるっすよ。裏道から工事中のところまでね」
後輩クロコはふふんと自慢げに続けた。
「どう?アネさん、今日の昼休みおれっちと部屋で付き合ってくれたら手段を教えてやれるけどなぁ」
後輩の交換条件でクロコは少し悩んだ。この子のお願いって何だろう、もしかしたら痛いことなのかな。
でもこのままではもう彼、タテジワに会えないかもしれない。
いつものようにここと離れた丘で話ができなくなるかもしれない、
仕事場でも隣り合って顔合わせて挨拶も交わしたりできなくなる…
そう思っただけで、クロコは切なさと恐怖で何としてでも彼を助けたくなった。末に後輩の条件を飲むことにした。
「わかったわ」
「よっしゃ!じゃ、昼に部屋で…」
「で、どんなことするの?」
「それはその時がくるまで秘密っす。簡単に教えちゃうと驚かせなくなっておもしろくないっすからね」
「…お願い聞いたら教えてくれるのね?」
「もちろん、約束っす!」
その言葉を胸に、クロコはその時間が来るまで雑業を続けた。

828:雄獣厨
07/02/19 10:28:04 +BvLaKef
そして昼頃、クロコは彼の言われた通り部屋にもどった。
彼女がいる部屋は、複数人数用で部下達はその部屋を供用している。
その傍らのベッドの上に後輩は座って待っていた。
「あ、アネさん来ましたね?おれっちもあまり時間がないんで協力してくださいよ?」
「え、ええ。で、何するの?」
「まぁ、ちょっとこっちに来て座ってくだせぇ」
クロコは彼の言うとおり一緒のベッドに座った。
「じゃあ、ちょっと目をつぶって」
「え、こ、こう?」
彼女を目を閉じた。そして体に何かが圧し掛かる感じがした時、自分の口に何かがへばり付く。
「んうっ!?」
驚いてクロコは目を開くと眼前にドアップの後輩の顔があった。
彼は彼女の口を占領し中を舌でかき回す。
「んっ…むっ!!」
クロコには驚きと困惑のあまり抵抗することもできず後輩の行動を素直に受けることしかできなかった。
しばらくその場には湿ったモノが絡み離れまた絡まると淫らな音だけが流れ続けた
「ちょ、何を…」
最初は困惑のみだった彼女の表情は次第に軽い苦痛にもみえる恍惚を徐々に示すように変化しつつあった。
瞳に大きく写る後輩クロコの顔がふと遠くへと離れていった
「さぁアネさん、この続きをおれっちとする気にはなりましたかい?」
「付き合うってこういうことだったの…」
「だってアネさん、今まで彼氏なんて作ったことなかったでしょ。模範練習」
「そう…でも何か違う気が…」
そういいながらも彼に自分のマントは脱がされ黒い素肌が露になった。
「いやぁ、いい胸してますねアネさん。まずはここをやさしくねぇ」
「あ…」
後輩はクロコの胸元から腹にかけて愛撫する。思わずその感覚にクロコは声を漏らした。
「そんでこうしてあーして…」
「きゃっ、何するのよ…んぁぁ…」
後輩の手は休まず彼女の発達した乳房を揉みしたぎ、刺激を与えていく。
最初は困惑していたクロコも刺激されるにつれ、自分が自分でなくなってしまいそうな感覚に陥っていた。

829:雄獣厨
07/02/19 10:29:47 +BvLaKef
「な、なんか…ヘン…」
「アネさん、こうゆうの始めてっすか?」
羞恥に体が火照りながらも彼女はこくこくと頷いた。
「そりゃちょうどいい。これはほんの序の口っす」
「…えぇ?」
後輩クロコは意地悪っぽくにやついて彼女の太股を開かせる。その真正面には彼女の陰割があった。
「きゃっ!?」
「メインディッシュはここっすよ」
「メイン…」
「ここを口でちゅうーって、ベロ突っ込ませたり、アネさんにとってこの世とは思えないくらいの心地っす。
もちろんここの形が違っても気持ちいいっすけどね」
彼はそっと顔近づけ、彼女のそこに舌を触れようとしたその時だった。
ドタドタと部屋の外で物音がした。その音はこの部屋のドアに近づいてくる。
「?!」
「やばっ、早く着て!」
彼はがばっと彼女のそこに触れる直前、上体を起こしそばにあった彼女のマントを投げ渡す。
彼女も気まずい雰囲気を悟りすぐにマントを着た。
着終わったと同時に、部屋のドアが開いた。他の雄クロコ達が入ってきたのだ。
「はぁはぁ…あ、そこにいたのか」
「や、やぁクロコにクロコ」
「すぐに着てくれって上司が言ってたんだ。お前達の手を借りたいんだよ」
さっきの行為が悟られていないかと、二人は顔を見合わせあった。
「あ、そうか…じゃあおれっち後で行くわ。お前達先に行ってて」
彼はそう言うと先ほどのクロコ達は部屋を後にして走り去っていった。
言ったことを確認すると、後輩は彼女に一枚の紙を渡した。
「じゃあ、そういうことっすから。方法と地図はここに書いてあるっす」
「え、ええありがとう…」
「それ見つからないように気をつけてチェックするっすよ?じゃ、お先っす」
そう言い残し後輩クロコは同僚を追うように部屋を飛び出した。
彼女も今渡された紙を広げ流すように読むと、静かに懐にしまい
誰もいなくなったクロコ専用の部屋を後にし3人の跡を走った。

830:雄獣厨
07/02/23 21:35:30 Lq8pz3RQ
同時刻、タテジワ隊はその頃、見知らぬ森で彷徨っていた。
上官の指示で少数人の班に分かれ、今は3人グループでフィールドを偵察することになっている。
その場、上官からの目が届かなければ行き先の自由を縛られないので逃げるなりすることは可能だが、
彼らの上空には常にダークアイという監視用モンスターが行為を見張っているため不穏な行為はできない。
期間以内で人間を見つけ倒さねば、亡き同志と同じ運命を辿ることとなることを
拒否しつつも彼らは歩き続け、獲物を探す。
「重々無謀なる任務をつけるとは不届き千万」
「いかにも御意」
「……」
「どの道我らとて残り僅かの命。資金を使い果たす煩悩あり」
「同志よ、この近くにメケメケの雄叫びを耳する去来せぬか?」
「……」
「否。上に我らは魔族。人間どもに相手せる資格なき者」
「笑止、もしかすると中に我ら魔族に心を開く人間がおるまい?」
「……」
いつになく彼ららしい内容が単純で重苦しい口調だが、これでも彼ら独自の愚痴である。
しかし、その内の1人は沈黙の連続。あのクロコに心を解き放たれたタテジワだった。
「…同志よ、何故黙っている?」
「……」
その様子に彼の同僚であるタテジワが気付き問う。しかし、返事がない。

831:雄獣厨
07/02/23 21:38:15 Lq8pz3RQ
その様子に彼の同僚であるタテジワが気付き問う。しかし、返事がない。
「同志よ」
「……」
「同志ってば!」
「……っ?」
急な言葉遣いの変化からか、やっと彼は返事に気付き振り向いた。
「同志よ、何やら最近奇怪な態度の疑惑あり。何があった?」
「…………しょ、笑止」
彼はそう言って事実を拒否した。しかし、同僚達にはそのおどついた様子がはっきりしている。
「我らはどの道逝く者。死す前に可能であれば協力せぬことはあるまい」
「いかにも御意。我の思考腺に『きっかけで伝説に残るかもしれない』という思考が去来せり」
ずいずいと二人そろって一人の同志に近づいてくる。
「実は…」
タテジワは同志達にいままでのことをさらけ出した。監視に聞かれぬように注意を払いながら。
事情を聞いた同志はしばらく黙って台詞の案を練る。
「承知せり。同志の気持ちしかと我らの手で叶わせよう」
「誠か同志よ? しかしそのような安易に…」
「笑止。我らはこれまで幾度なく苦労を分かち合ってきた者」
「我の脳裏に『困ったときはお互い様。死ぬなら最期ぐらいすごいことをかませ!』という天の声去来せり」
「……同志よ、かたじけない」
仲間の応援にタテジワは嬉しさを躊躇った。
「さぁさぁ、恋愛に満ちた同志をせめて死力をつくされよ」
「おー!!」
「ど、同志よ、我は別にそのような関係では…!!」
それとともに“恋愛”という言葉に今まで生きてて味わったことのない羞恥心を覚え、
常に気難しい性格の種族の一人である彼はついムキになり反論した。他の二人は道を先走っている。

832:名無しさん@ピンキー
07/03/02 13:43:30 R52uWJWK
ここで魔法陣グルグル関連商品のCM入ります
URLリンク(www.geocities.co.jp)

833:名無しさん@ピンキー
07/03/07 23:58:41 znpiOB/k
age

834:雄獣厨
07/03/09 21:43:35 o2kkPeR6
その夜、一日の仕事を終えたクロコは部屋のベットで横になっていた。
今頃彼、タテジワはどうしているのだろうか…それと
昼間後輩の最後に仕掛けたことが気にかかっていて中々寝付けない。
ここを口で、舌で…そんな言葉が脳裏から出てきた。
隣周りにいる他のクロコ達が寝静まったところを狙い、布団の中で手探りで自分の股間に手が伸びる。
「…!!」
触ったからといって、特にどうと言うわけでもないが
指が敏感な所に触れると、思わず腰を引いてしまう。
クロコは戸惑いを覚えた、だがそれ以上に自分が何を考えているのか分からなかった
どうしていいのか分からない…何だか体が熱い…
「……」
どうしたんだろう…、こんな事は初めてだ…何だか…ヘンな気分…、頭の中がもやもやする…
なぜか触っても触り足りなく、いくら触っても気持ちがおさまらない…
色んな事が頭の中を駆け巡る人には言えないとてもはずかしい事を
クロコは布団にもぐったまま、自分のそこをいじり続けていた。
「ん…んん…」
何だか…触り方を変えると、違う感覚がやってくる…
何と言うんだろう…くすぐったいような…気持ちのいいような…
「んん…くっ……」
指でなぞるだけでなく、そこのくぼみに指を抜き差しをしてみると、味わったことのない感覚に酔いしれる。
だんだん手を動かす速さを大きくしていく
…すごくなんか気持ちいい、すごく……動かすたびに、腰足の痙攣が止まらない。そして…
「はぁっ…あっ…!」
足の間から生暖かくぬるぬるしたようなものが伝わるのが感じた。
あまりの感覚に、私は思わず体を仰け反らせてしまった。
「はあ…はあ…はあ…っ…。」
それと同時に体の力がどんどん抜けていく
一瞬の出来事だった、今の感覚は何だったのか…このぬるぬるは何なのか…
自分の頭の中がぼんやりしている間に、訳もなく急に睡魔が襲い、クロコはその晩眠った。

835:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:53:55 YtjnCwrY
にけとくくりのりあるえっち

「ククリー、なぁもうそろそろいいよな」
「えーっまだ生理終わってないんだけど」

「でも5日目だろ?大丈夫だって」
「だめっおりものが血でにごってるんだから!今日はだめ!」

「だめっていったって、おれがもうだめ!我慢できない!」
「きゃ!も~今回は待ってくれるっていったのに!」

~中略~

「ねぇ、下はあんまり見ないで…」
「いーじゃん、別に。気持ちよくしてあげるからさ」

「だめ~、もう入れようよ…」
「いーからちょっと…」


836:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:58:23 YtjnCwrY

「ん、口の中に何か」
「なに?」

「ククリのあそこ、てぃっしゅついてた」
「だ、だってさっきトイレいったからー!」

「あ、やっぱ血でちょっとにごってる」
「もーいや、入れるなら早く入れてよー」

~中略~

「うー、ククリ…」
「勇者様、あん」

「なーククリもうちょっとあそこ、キュってしてよ」
「え?締まってない??」

「いや、そんなことないけど、力いれてよ。そっちの方が気持ち良いもん」
「う、うーん…こんなかんじ?」

「あ!そうそう…そのまま締め付けてて!」
「が、がんばる…」

~中略~


837:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:04:51 YtjnCwrY
「ねぇー勇者様、ククリのがばがばになったのかなぁ」
「そーだな、やりすぎたかな?」

「やだよー!そんなの…」
「うそうそ。でもバックからの方がいいな。締まるし」

「そーう?」
「うん、なんか。角度的にも。」

「でもククリ、てぃっしゅはとっとけよー」
「もー、だって!シャワーあびたいっていったのに
だめっていったの勇者様よ!」

「だって、早くやりたかったもん」
「もーばか…。生理の時も最初は待ってくれてたのに…」

「っていうかさー、生理中なんだしゴムつけなくていいじゃん」
「だめ!生理中だって妊娠するかもしれないんだよ」

「堅いなぁククリは」
「だって、万が一のことがあったらどうする?」

「万に一つだろ。ないよ。」
「あるの!」

「じゃーいつ生でいれさせてくれんの?」
「えー…(子供作る時があったら)」

838:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:10:39 YtjnCwrY
「まーいいや。今日は寝よう」
「えーもう寝ちゃうの?やだ…」

「なんで?もっとやりたい?ほんとエロいよなーククリって」
「違うー!(最近終わった後抱きしめてくれないなぁ)」

「生理中って興奮するんだろ?いいよ、もう一回しようか」
「もー違う、嫌ー!誰から聞いたのそんなこと」

「え、なんとなく…どっかで(エロ本で)」
「ククリは気分が悪くなっちゃうの。だからほんとはやだ…」

「ちぇー、もりさがるなぁ」
「もー。どうでもいいから早くパンツはいてよ!!」

「めんどくせー。はかせて。ククリ」
「シーツかぶって寝てろ!!」

以上
全く萌えないふたりのやりとりでした

839:名無しさん@ピンキー
07/03/18 14:25:03 cEX23vSU
海外サイト(ってかイタリー??)ダケド、グルグル関連の画像や曲(イタリア語orz)DLできた
URLリンク(www.gurugurugame.altervista.org)

840:名無しさん@ピンキー
07/03/18 21:33:14 h2Ndgk2R
>>818-834で泣いた

841:名無しさん@ピンキー
07/03/19 18:06:15 hbLrnMGx
初心に帰るため読み直してみたがやはり4巻辺りのエロさは秀逸だな

842:名無しさん@ピンキー
07/03/23 23:34:05 /ohSvphf
全編通して結構エロいぜ?
直接のもあればほんのり香る程度のものまで

843:雄獣厨
07/03/28 10:38:31 JtZ4p645
かなり間空けてすいません。とりあえず区切りのいいところまでは投下します!(謝

>>840
感想ありがとうございます。最後は何とかエロになりそうなので。

844:雄獣厨
07/03/28 10:42:37 JtZ4p645
それから2日後の夕方、クロコが厨房の皿洗いをしているところ、覗き窓から怒鳴り声が響き、
前後に付く上司の間に傷だらけで手錠をかけられたタテジワの数人が歩いているのが見えた。
「こらっ!しっかり歩け!!」
一瞬、その内の一人が横目で彼女を見つめていたようにも見えた。彼はそこにいたのだ。
これから彼らは勇者を含む人間に敗れたことを報いにして、その身の命の炎を消される運命に佇んでいる。
しかし、クロコはその時を待っていた。今夜彼を助けるため考えを練っていたのだ。
死んじゃだめよ、待ってて、今助けにいくからね…!!心の中で自分に誓った。

その日の深夜、クロコは寝静まった廊下を静かに駆けていた。
以前、後輩がくれたメモに書いてあることを頼りにマップを記憶し、タテジワの元へ進んでいく。
彼は処刑されるまでに頃合まで牢屋に入れられるため、しばらく時間ができるはず。
メモの通りあらかじめ基地の近くの草原に生えていたネムリソウを採取し、
彼が捕まっているはずの牢屋を前に壁に張り付き除いてみた。
上司が牢の外で数名の死刑囚を見張っていた。
タイミングを見計らってネムリソウを嗅がせて眠らせ、その隙に彼を抜け出させるという寸法だ。
見張り番もボスに長年こき使われ、疲れているのかこくりこくりと首を縦にゆらしていた。
「よし、今だ!」
クロコは小さく叫びネムリソウにマッチの火を点け、牢の部屋へ放り投げた。
草は緑色の煙を立ちながら、ちりちりと燃える。
「うわっ!!なっ、なんだっ!?」
「こ、この匂いは…げほっげほっ……」
すると見張りや牢の中の囚人は煙にむせながら、次々ばたばたと倒れた。
しばらくして部屋からの寝息が聞こえるとクロコは見張りの腰についている鍵をくすね
牢屋の鍵を開け、タテジワネズミ達の部屋へと侵入した。しかし…
「えっと…あ、ど、どうしよう。全員じゃバレちゃうしなあ…」
一つ問題が。今のクロコの観察力では自分の知っているタテジワの顔が
他のタテジワネズミと見分けが付かないのだ。自分はクロコであり他のクロコ達なら見分けが付くのだが…。
ふと一人のタテジワに目移りすると、一瞬光るものが目に映った。
気のせいかと思い視線を少し動かすとやはり同じ場所に小さな輝きが再び映った。
まさかと胸で呟きつつその場を近づき顔に穴が開くように見つめる。
そのタテジワは右耳にピアスを着けていた。そのピアスは小さな黒真珠でできている。
その周りにがびついた体毛に赤黒い塊もこびりついていた。
おそらく彼は耳たぶに穴を開けたことがなく、強引に空け装着したのだろう。
最後に彼と踊り場で話した時に手渡したピアスがまさしく自分のものであると確信すると、
クロコはすぐにネムリソウで熟睡している目当てである一人のタテジワを背負い牢屋を後にする。
もちろん、檻の扉は空けたままにした。見張りが目が覚めるまで後から
少しでも多くの死刑囚が早いものからいつでも抜け出せるようにするためだ。

845:雄獣厨
07/03/28 10:46:41 JtZ4p645
次にクロコは裏出口に向かった。マップに書いてあったことの記憶を掻き出して
通ったこともないルートを進み出口へ近づく。と、出口直前で人影が見えた。
クロコは心臓が飛び出しそうになり足を止め、物陰へ隠れた。
まずい…バレた?ここで一緒に捕まるの…ごめん、失敗しちゃった…
その時彼女に声が小さく降りかかった。
「アネさん」
クロコはおそるおそる音源にふりむく。もう一人のクロコの顔があった。
さっきの人影はあの後輩クロコが彼女らを見迎えるために待ち潜んでいたのである。
「え?」
「へへー、ちょっと物音がしたんでまさかと思ってやしてなー。ほう、これが例の彼っすか」
「べ、別にそんなんじゃ…」
「隠さんでもだいじょうぶって」
「ほんとにもう!」
クロコ同士のやり取りをしているうちに、背中から低いうなり声が聞こえた。
タテジワが目覚ましたのだ。
「あ」
「んー…今日は我が命日、さらばだクロコよ……ってあれ!?」
「ネムリソウの効果が切れたようっすね」
気づけばタテジワは二人のクロコと共に見知らぬエントランスにいた。
「く、クロコか?しかし何ゆえ…」
「しっ、話は後っすよ。さ、アネさん」
音量をおさえるべくタテジワの口を塞ぐ後輩。
「ええ、色々ありがとう。元気でね」
「ああ、アネさんも達者で幸せになってくだせぇ……」
言い終わる刹那、後輩クロコの視線ががくりと外れたような気がした。
「そうはいかんな」
視線の上から声がしたと同時に上に視線を振り向くと、後輩の背後に上官モンスターの姿があった。
「警報が鳴って駆けつけたんだが、お前達か」
上官の右手の前の後輩クロコ、腹部からは剣の先がマントを裂いて腹を貫通していた。
「クロコ!!?」
「…!?」
「さぁ、こいつの用になりたくなければ大人しく捕まってもらおうか」
クロコとタテジワは拒絶なる光景を目のあたりにし、足が竦みあがる。
もちろん事情を詳しく知らないタテジワにとってはなおさらのことである。
後輩クロコは息を絶え絶えにしながらも口を開く。
「あ、アネ…さん……おれっちのことは……いいから…は、早く…にげ……」
「黙れ!!」
上官は右手の剣を横振り、串刺しになっているクロコを一気に引き裂いた。
「がはぁっ!!」
倒れ伏した彼の黒い体はしゅうしゅうと煙を立て消え、オレンジ色のマントのみとなった。
「さぁ、こっちに来い!!…っておろ?」
たった今命の炎が消えたクロコを構っていた内に二人は忽然と姿を消していた。

846:雄獣厨
07/03/28 10:49:09 JtZ4p645
その頃クロコはタテジワと共に基地を極力離れるために平原を全力で駆け抜けていた。
「はぁっはぁっ…友よ、一体どういう風の吹き回し…」
タテジワは息を切らし走りながら彼女に問う。
「今の見て分かったでしょう?貴方を助けに来たの!」
「他の同志はどうするのだ?」
「大丈夫。チャンスを伺わせて逃げられるようにしてあるから」
「……御意」
彼女にはまだ何か策があるのだろうと今は黙って信じた。

しばらく走りぬけ、二人はとある坂上の崖っぷちまで足を休めた。
走った後を振り返ってみると夜で光がないのか、何も見えない。
耳に入るのは滝の落ちる音だけだ。安堵を悟ると、二人は腰を下ろし息を整える。
「はぁはぁ…… だいじょうぶタテジワ…?」
「ぎょ、御意……」
「ここまでくればもう大丈夫かな…」
「…されど、我が思うにそう簡易に諦める兵士ではないという思考あり」
その休息のつかの間だった。暗闇の中から物陰が近づいてくる。
基地で後輩クロコを切り捨てたあの上官の一味だ。タテジワの勘は当たっていた。
「当たりだ。よく経験をつんでいるな」
上官の周りには数匹のダークアイが構えている。
「ボスへの忠誠はここへ来るときから誓っているはずだ。地から去る者は反逆者とみなす」
その言葉にクロコは反論する。
「副隊!おかしいと思わないんですか?」
「何?」
「ボスであろうとものが、落第者を殺したり、こき使ったり差別したりして…私達足軽はペットじゃありません!」
「うるさい、上官に逆らうか!!その口引き裂いてやる!ゆけダークアイ!!」
上司の指令にダークアイは隊列を換えタテジワ達を睨む。
「構えてタテジワ!」
「ぎょ、御意」
クロコは左手の指先を鋭い鉤爪に変化させ、タテジワはその辺に落ちている手頃な木の枝を拾い戦闘で槍を振るう時と同様に構える。

847:雄獣厨
07/03/28 10:53:33 JtZ4p645
「ふん、無駄な抵抗を…」
「笑止!」
タテジワが棒を振るい一匹のダークアイを突いた。ダメージを受けたダークアイはへろへろと地に伏した。
2匹目のダークアイの反撃。一斉に一つ目からビームが発射される。
「ぎょっ!?」
タテジワは時々転びながらもうまい具合に避ける。
「お前は中々見込みのある戦力だと思ったが…残念だ」
「ふ、副隊、いくら何でもこれは…」
「当然の報いだ。素直に失敗を償えばよいものを」
話しかけられ気を緩めた隙にまたビームが放たれた。その光線はタテジワに命中した。
「ぐあっ!!」
幸い彼の腕は掠めた程度で済んだ。当たったところから煙が立ち獣毛が剥げ皮膚が焼け爛れている。
罪悪感、屈辱、苦痛、恐怖が混じりタテジワは震えながら棒を握り直す。
「どうした、観念したのか」
上司の声に負けじと、痛みに耐えつつ連射されるビームを必死にかわしながらまたもう一匹のダークアイに立ち向かう。
飛びついて棒とビームが一斉同時に出た。まさに相打ちである。
棒で突かれたダークアイは突き飛ばされ地面に舞い落ち、タテジワは腰辺りにビームを触れ、着地に失敗しながら転ぶ。
「うっ…!」
光線で焼かれた箇所押さえながら彼は棒に寄りかかり立ち上がった。
打たれた所からは服と獣毛が焼かれ抑えてる指の間から赤い液体のような物が付いてかすかに煙が立つ。
「ん? おい、もう一人はどこにいった?」
上官の言葉にん?そういえばと思いながら辺りを見渡すとクロコの姿がない。
まさか、この後ろの滝に落ちたのか…?と考えたくもない予想をしていた刹那。
ザシュザシュ…!! 余所見をしたまま物を引っかく音が耳に入る。
タテジワは首を元に戻す。ふとみるとダークアイの数匹が着地して伸びていた。
その傍にクロコは膝まつき鉤爪を元の手の形に戻した。
空上高くジャンプしダークアイを引き裂いたのはクロコである。
「残ったのは貴方一人だけです…」
「くっ…」
もう目の前のダークアイは全て片付いた。その一部始終を見た上官は後ずさりをする。


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