女が男を倒すpart3at EROPARO
女が男を倒すpart3 - 暇つぶし2ch158:名無しさん@ピンキー
06/01/18 01:57:09 HxPVpLQm
即席で作っちゃいましたリュウVS春麗です。

「うおお、波動拳!!」
丹田から発生した気のエネルギーはリュウの太い腕を伝わり
手のひらから青白い光を発しながら直進する気弾と化した。
まともに当たれば、古い巨木をへし折るほどの威力を秘めるそれだが、
彼女にとっては何のことはない単なるバスケットボールと同じだ。
波動拳が直撃すると思われた瞬間、彼女の姿が消えた。
いや、人体が消えるなどという怪現象ではない。
あまりのスピードを伴う移動のため、リュウがそう考えたに過ぎない。
彼女は青い燕尾服を風にたなびかせながら、リュウの頭上を取った。
リュウは周囲にいるはずの彼女を探そうと頭を左右に振り回している。
彼女から見れば実に滑稽なリュウの行動であったが、
彼自身、常人をはるかに上回る格闘能力を身に着けている。
そして彼女の実力は彼のそれを大きく上回っているということだ。
リュウの頭頂部に彼女が片足で着地した。
そのときになってようやく、リュウは彼女の姿を見上げて確認した。
不思議と重さはほとんど感じない。
彼女の気功と驚異的なボディバランスの賜物であろうか。
「あは、鬼さんこちら♪」
「くそ!!」
リュウの起死回生のアッパーは空しく空を切った。
彼女はすでにリュウの頭から飛び降りリュウの目の前に立っている。
「!!!!」
リュウはすさまじいショックを受けた。全ての動作が段違いに速すぎるのだ。
人間は豹より速く走ることはできない。
人間は鮫より速く泳ぐことはできない。
人間は鷹より高く飛ぶことはできない。
リュウは自分と彼女の間に人間と野生の肉食獣ほどの隔たりを感じた。



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