【角川】ウィザーズブレインエロパロ【ラノベ】at EROPARO
【角川】ウィザーズブレインエロパロ【ラノベ】 - 暇つぶし2ch139:129
05/10/17 15:26:27 elqgLWRM
「………ふぅ」
大通りまで出て改めて息をつく。
場合によってはラグランジュの発動も考えていたのだそれは杞憂だったらしい。
というか何故ここまで神経使わねばなりませんか。教えて神様。
逃げ出してから思うことはいつも一つだ。平穏ってなんだっけ。
「さってと」
ぱしん、と頬を一つ叩いて気分を入れ替える。
いや、そんなことする必要もなく気持ちは明るくなるだろう。
「今日はフィアとどこ行こうかなー?」
好きな子と一緒にいれる。
それだけでさっきまでの鬱な気分など吹っ飛んでしまう。
満面の笑顔で駆け寄ってくる金髪の少女を思い浮かべて錬は頬を緩めた。
待ち合わせの時間まで、後15分程度。
律儀なフィアのことだ。今から向かえば丁度いい具合に出会えるだろう――



――案の定。金髪の天使は既に待ち合わせ場所にいた。
「お待たせ。フィア」
女の子を待たせるのは男としてどうなのよ? とこのまえ月夜に説教されたがこっちも時間は守っているので別段問題ないだろう。
「はい。おはようございます、錬さん」
にっこり、と笑うフィア。
服装はセーターに吊りスカート、それにストールという見慣れた格好だ。
それでもどこか新鮮に感じるのは惚れた弱みというヤツだろうか。
頬が緩むのを自覚して、錬はフィアの手をとった。
「それで、今日はどこ行こうか?」
「そうですね……。せっかくですからお花を見に行きませんか?」
花、と聞いたら思い浮かぶの場所はたった一つ。
錬が丹精こめて作り上げた空中庭園。世界で唯一青空が望める場所だ。
「そろそろ手入れもしなきゃいけませんし、ね」
確かにそのとおりだ。
意外に仕事で忙しい錬はここのところあの庭園の手入れを何もしていない。
というか休みをほぼ全てフィアとのデートに費やしていることもその原因の一つなのだが。
「そーだね。そうしよっか。最近僕も行ってないし」
久々に緑と太陽に囲まれてのんびりするのもいいかもしれない。
「それじゃ、行こう!」
「はい!」
なにはともあれ、一路向かうは青空の下へ――




140:129
05/10/17 15:29:34 elqgLWRM
「………ん?」
地下道へ入り、軌道エレベータへと向かう途中。錬は何かの視線を感じて振り返った。
「錬さん?」
不審げに首を傾げるフィア。
敵意というには薄く、殺意というには儚いほんの一瞬の違和感。それでも今のは好ましい気配ではなかった気がする。
「…………」
周りを見渡すが特に異常はない。
「なんでもないよ。気のせいだったみたい」
まぁもとよりこの場所を知っているのは自分とフィアだけなのだ。
それなら心配することでもないだろう。
そう思って錬は先へと足を進めた。
けれど、何か胸にひっかかるような違和感は拭い去れなかった。
――そして数分後。
エレベーターを乗り継ぎ、壊れそうな階段を上り、目的地に到着した。
テラスへ通じる分厚い扉の前で二人して意味もなく呼吸を整える。
そしてゆっくりと手をかけて扉を開き、そこには燦燦と煌く陽光に照らされる草花たちが――

「「――え?」」

期せず言おうとした感想が固まる。いや、それは違う。絶句したというのなら二人ともが目の前の光景を認められていないだけ。
認識できぬものに浮かぶ気持ちなどありえない。
故にこの思いはただ硬直。目の前、無残に踏み荒らされた花園を認められない心――
「な――ん、で……?」
呆然と呟いた。
今まで丹精込めて育ててきた草花。問答無用でそれらは踏み砕かれていた。
千切られ、踏まれ、吹き飛ばされている。かろうじて原型を保っているのは真ん中に生える桜の樹のみであった。
「どうして…………?」
口をつくのは疑問ばかり。そのせいで気づかなかった。

「――やっと来たかよ」

桜の樹にもたれかかり、剣呑な目つきでこちらを見ていた一人の男に。
「!」
一瞬にしてI-ブレインが覚醒する。前方に人間一。正体不明。魔法士の可能性。
幾つもの分析が自動的に始まる――前に怒りが爆発した。
男の足元。
無残に踏み潰された花々があったからだ。
――コイツだ。
直感した。理由は知らない。けれどもここを破壊したのは間違いなくコイツだ。
「………誰だ、お前」
普段の錬からは考えられないほどぶっきらぼうな物言い。
しかし眼前の男は錬の怒眼に視線すら合わさずに告げた。
「テメェが『天使』でいいんだよな?」
「っ!?」
一瞬にしてフィアの体が強張る。
「あぁいや訂正する。――テメェが”マザーコア”でいいんだよな?」
ゆら、と体を起こす男。その手に握られているのは、見まごうことなどありえない――騎士剣!
「もう用件くらいわかってんだろよ?」
「フィア、下がって!」
最早問答をしている間もない。
どうやってフィアがシティ・神戸崩壊から生き延びたのを聞きつけたのか。
どうやってフィアがマザーコアであることを知りえたのか。
そんなことはどうでもいい。
ただ、この目の前の騎士が自分の愛する少女を害するというのならば、全身全霊全力を以って排除するのみだ――!



141:129
05/10/17 15:32:06 elqgLWRM
(「ラグランジュ」常駐 知覚速度を20倍 運動速度を7倍に定義)
一喝でトップギアに引き上げたI-ブレインに命令を叩き込む。引き伸ばされた視界の中、走るは踏み込んできた男が放つ銀の一閃。
それをサバイバルナイフで受け止め、流す。だが敵は騎士。真っ向から膂力で勝負しては勝ち目は無い。
故に、
(「マクスウェル」常駐 『炎神』発動)
振り切ったナイフの先端。そこへ情報干渉を開始する。望むは灼熱。爆炎よ、暴れて吼えろッ!
「!」
いきなり迸った灼熱に男の顔が驚愕に歪む。それも当然、この身は広きこの世でたった一つ、能力の同時起動を行えるI-ブレインを持ちうる者。
だが男は太刀風一つを纏って身をまわし、離脱した。
そして着地。開いた彼我の間合いは約5m。油断なく錬を見据え、男は口を開いた。
「ちぃ……テメェがそいつの守り手か」
苦々しげに吐き捨てる。
「オイ小僧。わかってんのか? そいつはマザーコアだ。そいつには俺らを生かす義務があるん――」
「――黙れ」
その言葉に一瞬で頭が沸騰した。
今、
お前、
は、
何、
を、
言った?
「義務、だって?」
怜悧な声が大気を裂く。
「あ、当たり前だろうが! マザーコアなんぞ所詮シティの電池以外の何者でもねぇよ!」
一瞬気圧された男だが、すぐさま我を取り戻し、騎士剣を構える。
……そうか。つまりは敵なんだね。
スイッチが入る。もう知ったことではない。
この男は祐一のように己が正義を貫いている人間ではない。
悩み、苦しみ、愛する人を犠牲にし、それでも貫くと決めたあの黒衣の騎士の信念に比べればなんと矮小なことか。
ただ生き延びるだけに。あがくことなく現実を受け入れ、犠牲を”しかたがない”と容認している唯の怠惰な愚者だ。
ならば、倒すことになんの躊躇いもない。
後ろにいる金髪の少女を守ると誓った。生きていてほしいと、そう願った。
それを上回る信念を持たずして彼女を得ようなどと、無謀愚策も甚だしい――!
「テメェをぶっ殺して、マザーコアは手に入れさせてもらうぜ……!」
だからそれが阿呆だと言っている。どこで嗅ぎつけたかは知らないが、その蛮勇、身を以って後悔しろ。
「――フィアは渡さない」
言に全てを込める。
「一緒に生きるって、約束したんだ」
たとえ絶望に塗りこまれた運命だとしても、少女を守って戦うと決めた。
「フィアは電池なんかじゃない。ちゃんと泣いて笑える、一人の女の子なんだ」
だからお前のようなヤツになんか渡さない。
それになにより、

「なにより――好きな子をそう簡単に渡すと思う?」

「錬さん……」
フィアに微笑を向ける。結局はそれにつきるものだ。どんな理屈並べ立てようと、とにかくフィアのことが大好きだから守りたい。
「……け。言ってろクソガキ」
言葉と共に男が動く。運動加速は28倍。――二流が。ナイフを構え、錬も迎撃すべく疾走を開始した。
激突する。


そして、勝負は呆気なくついた。


142:129
05/10/17 15:33:01 elqgLWRM

「大丈夫? フィア」
倒れ伏した男を縛り上げてダストシュートから重力制御をかけて地上へと戻し、振り向く。
金髪の天使は、震えていた。
「フィア……?」
敵は倒したのに、どうして……?
伸ばしかけた手が途中で止まる。
フィアはひぅっと嗚咽気味にしゃくりあげ、
「…………やっぱり、まだ狙われてるんですね、私」
顔をうつむかせて呟いた。
「錬さんに、月夜さんやおばあさまたちに助けられて……もう生きていいと思ってたのに」
一筋、涙が踏み潰された花の上に落ちた。
かけるべき言葉が見つからない。
「……それでもまだやっぱり、私はマザーコアなんですね」
違う、と。そう言いたい。
けれど言葉が出てこない。
少女のこの苦しみは安っぽいその場しのぎの言葉で慰めていいものではないからだ。
「やっぱり……私は――」
「フィア」
だから抱きしめた。
目の前で震える金髪の天使。
今の僕に君の苦しみを和らげる言葉はかけれないけど、せめて震えだけは止めてあげる。
「大丈夫……絶対に大丈夫だよ」
「錬、さん……」
嗚咽を漏らすフィアを胸の中に抱き込む。
身長はそんなに変わらないはずなのに、胸の中の少女は酷くちっぽけに見えた。
「僕が守るから。月姉も、真昼兄も、弥生さんも……みんな、フィアのこと大事に思ってるから……っ」
抱きしめる腕に力を込める。
守りたい。
心の底から改めて思う。
愛おしい。
心の底から改めて思う。
「だから……泣かないで、ね?」
「……は、ぃ…………」
一層顔を強く押し付けてくるフィア。
それを優しく引き離し、指で涙を拭った。
「約束する。ずっと僕がそばにいる。ずっとフィアを守る」
顔を寄せる。
フィアは拒まなかった。
眼を閉じ、安心したように身を寄せ、錬とフィアは口付けを交わした。




143:129
05/10/17 15:33:53 elqgLWRM
「ん、ふ…………っ」
唇を啄ばまれたフィアがぴくりと身じろぎする。
その一挙一動が愛おしい。
錬はキスを交わしたままフィアを再び抱きしめた。
あったかく、柔らかい少女の体。
「ふ……ぁっ」
舌先でフィアの口の中をつつく。
それだけでフィアはびくんと反応し、脱力した。
「ぁ…………」
つ、と唾液の線を引きながら唇を離し、今度は首筋に口づける。
「ぁ、ふ……っ」
とろけそうな吐息。
眼を閉じ、紅潮した顔でフィアはほうっと息をつく。
既に足には力が入っておらず、錬の体にしなだれかかっている状態だ。
「フィア……」
「錬、さん………」
どちらからともなく目が合う。
潤んだフィアの目と、黒々と澄んだ錬の目。
同調しなくとも意思が伝わるような錯覚。
言葉なんていらない。
ただ、今は確かに”ここにいる”フィアを感じたかった。
「…………フィア」
守りたい、愛する少女の名を呼ぶ。
心の中は猛り狂う愛おしさと、拒絶されることに対するほんの一抹の不安。
それを見透かしたようにフィアは、


「…………錬さん。――大好きです」


にっこりと笑んで、穏やかに身を任せてきた。


144:129
05/10/17 15:37:21 elqgLWRM

「――ふぁ……っ」
口付けを交わし、形の良い胸を撫でる。ゆっくりと服を脱がせ、あらわになったフィアの肢体は息を呑むほど美しかった。
白皙の肌。決め細やかな髪。それはまるで一つの芸術品のよう。そしてついでにごくりと思わず唾を飲んでしまった自分に自己嫌悪。
「うわぁ…………きれいだよ、フィア」
「そ、そんなこと言わな――ひぅんっ!?」
身を起こして抗議しかけたフィアの耳を甘噛みし、言葉を封じる。
あぅぅ、と脱力するフィアに微笑を一つ漏らし、そのまま形のいい胸を掌で覆った。
「あ……っ」
「だいじょぶ。力ぬいて、ね」
「は、はい……」
このセリフはこのときに言うものではなかったような気もするがまぁいいだろう。
フィアは素直に従ってからだをリラックスさせる。それでもまだ緊張は解けていないが、これはこれで味わい深い。
ゆっくりと揉んでゆく。弾力に溢れ、形のよいそれは、まるで錬の手の動きに合わせて形状をフィットさせてゆくように感じるほど。
「あ、はぁ……っ」
次いで錬はその胸にゆっくりと舌を這わせた。
「ひぁっ!?」
たちまち劇的な反応。手指とは違う湿り気を帯びた感覚にフィアの体がびくりと跳ねた。
円を描くように頂の周りを動き、空いているもう片方の胸に手を伸ばす。
「んっ……はぁ……ぁ……ぁっ」
徐々にフィアの吐息が甘いものへと変わってゆく。たどたどしいこちらの愛撫でも感じてくれている。
それが何よりも嬉しい。それがとても愛おしい。
「や……は――ぁ……んふ……っ――きゃぁ!?」
こちらの手がフィアのショーツに触れた。さすがにそこは恥ずかしいようで、フィアは真っ赤になって顔を上げた。
それに一言。
「こら、動いちゃダメって言ったでしょ」
「え……で、でも――ふぁうっ!」
既に屹立していた胸の頂を吸ってやるとフィアはおとがいを逸らせて甘い悲鳴を上げた。そのまま舌で連続して刺激を与えてやる。吸い、弾き、甘噛みし……
「ひぁぁっ! んぁっ……く――ふぁ、は……ぁぁぁっ!」
そのたびに面白いように反応するフィア。胸だけでここまでとは、相当フィアは感じやすい体質らしい。
脇腹から脇の下までを一息になめ上げ、くすぐったげに身を潜めたところに再び胸への愛撫。反った首筋にキスをし、艶かしく動く背中のラインをうなじまで撫ぜ上げる。
フィアの体の全てが愛おしい。
「ふぁ、ぁ、ぁ…………っひぅ!」
「……フィア」
ふと気づく。ショーツに宛がわれた自分の指。そこに湿り気が生まれていた。
「ぁ……錬、さん……?」
愛撫が止まったことに対してか、フィアが不思議そうにこちらを見てくる。それに少しばかりの悪戯心を覚え、錬は、
「…………それっ」
「え――、ふああぁぁっ!?」
つぷ、と指を彼女の秘部へと差し込んだ。
「や、んんぁッ!」
たちまちフィアの体が弓なりに反った。甲高い嬌声。甘く甘く全てをとろけさせる天使の声が天蓋に響き渡る。
「ひぁ、ちょ、錬さ、あ、ひあぁぁん!」
フィアの中は酷く狭く、差し込んだ指をくわえ込むようだった。それでも暖かい。フィアがフィアである所以の優しさがこんなところまで現れている、のかどうかはわからないが。
中に入った指を折り曲げ、内壁をこするように刺激を与える。
「んんんんッ……!」
フィアは指をくわえ、必死で声を抑えている。その仕草ですら清列。自分が誰よりも守りたいと誓った少女――。
「ひぁ、あ、んっ! れ、――んっ! んはぁぁっ! 錬、さん――!」
水気が溢れてくる。最早フィアの秘部は洪水を呈していた。断続してあがる甘い喘ぎは彼女の絶頂が近いことを知らせてくれる。
「いいよ、フィア。我慢しないで」
「そん、な……ことっ、でき――なぁぁっ、は、んぁ、ひぅぅっ!」
秘部を愛撫する手は止めずに、頂へ舌を這わせた。同時に二箇所を責められる快感にフィアはより一層背筋を反らせる。
「だめっ、だめです! うぁ、ひあぁうっ! なにか、んはぁっ、なにか、きちゃいますっ!」
いやいやするように首を振り、未知の感覚を振り払おうとするフィア。
イク、と判断した錬は最後に胸をつん、と吸い上げ、同時に指でクリトリスを弾いた。
途端、
「ひぅっ、あ、はんっ、やぁっ、なにか、なにかきますっ! あ、あぁぁ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!!」
今までの中で一際高い嬌声と共にフィアはびくんと震え、絶頂を迎えた。



145:129
05/10/17 15:39:42 elqgLWRM

「は……あぁ……ん……」
フィアはくたりと柔らかな草のマットに倒れこむ。初めての絶頂は余程衝撃的だったのだろう。
目の焦点は合っておらず、時折体は余韻で震えている。そっと額にかかった髪の毛を払ってやる。
「錬さん……私」
「気持ちよかった?」
「っ! そんなこと言わないで下さいッ!」
……先手を打ってみたのだがちょっと失敗だったかな。
「えっと……それで、その……」
「?」
何故かいきなりしどろもどろになるフィア。やっと焦点の合ったその目線は錬の目ではなくもっと下の方へ向けられていた。
「――!」
途端、顔が火が出るように真っ赤に染まったのがわかった。錬のそれは最早立派に屹立し、ズボンの上からでも容易にわかるほど盛り上がっていた。
「あ、や、これは……」
フィアに自分のいかがわしい心を見透かされたように思い、錬は慌てて意味不明の言い訳をしようとし、
「そ、そのこれは男な――んむっ!?」
フィアの口づけに妨げられた。唇同士を触れ合わせるだけの簡単な、しかし一生懸命なキス。
その不意打ちに心身共に固まった錬に、フィアはにっこりと笑って告げた。
「いいですよ」
「……フィア?」
頭の中がぐるぐるになる。
フィアはそんな錬を優しく眺め、
「錬さんになら、――うぅん。私は錬でなきゃ、嫌です」
「――――」
その言葉で、一瞬にして頭が冷えた。目の前で少し頬を赤らめて、こちらを見つめてくる金髪の天使。フィア。その全てが、たまらなく愛おしい――
「……いいの?」
「はい」
恥ずかしそうに、しかししっかりとフィアは頷いた。
ゆっくりと手を伸ばす。
「ぁ……っ」
引き寄せ、抱き寄せてキスをする。
全ての制約は失われた。
ただ今は、愛する、守るべきこの少女を愛したい――



146:129
05/10/17 15:44:46 elqgLWRM

「くぅ……ぁんっ、ふ、ひぁ……っ!」
フィアの秘部からくちゅくちゅと淫猥な水音が響き渡る。一度達したためか、そこは少し触れただけで再び愛液に溢れ始めていた。
「ふぁっ! は、あ、ぁんっ!」
背筋を反らせてフィアがよがる。白皙の肢体がくねるその様子は官能的というよりは芸術的なまでの美しさ。
錬はそれに惹きこまれるようにして愛撫を続ける。そして花びらのように開いているフィアの秘部にゆっくりと口づけた。
「あ、はぁっ、んぁ、ひぅっ――ぁああっ! れ、錬さん、そこ、そんなとこ――!」
舌をいれて蹂躙する。
もっとフィアの声を聞きたい。
もっとフィアの体を感じたい。
「んん……ッ! ふ――ひはぁぁっ!」
もっと――
「ひ、あぁ、ああんっ、いぁっ、くぅぅっ、ひぃあっ!」
もっと――――
「ふぁぁぁぁぁっ! れ、んさん! あ、ひ、んはぁぁっ!」
もっと――――――
「い、いいですっ、も、もっと……あ、は、あぁんっ!」
もっと――――――――

……そして。

「は、ふぁ……ぁ……っ」
何度も絶頂に達し、力なく錬にしなだれかかるフィア。
――もう、限界だった。
「……フィア、いくよ」
「れん……さん……」
いきり立った自分のモノを取り出し、フィアの膣口に宛がう。くちゅり、と亀頭が中へと侵入する。
「くぅ……っ」
「ふぁ、はぁぁっ!」
それだけでI-ブレインが機能停止するほどの刺激が走った。絡み付いてくる。フィアの体そのものが抱きしめてくるような感じ。
ゆっくりと、ゆっくりと前へ進む。
「だい……じょう、ぶ?」
「は、はい……っ」
異物が自分の体の中に入ってくる感覚に、歯を食いしばって必死で耐えるフィア。
やはり痛みはあるのだろう。フィアには痛覚遮断の能力は備わっていない。だからゆっくりと、優しく、できるだけフィアが苦痛を得ないように挿入を進めてゆく。
「ふ、ぁぁ……っ」
「はぁ……はぁっ」
吐息が重なる。鼓動が重なる。思いが重なる。
「……っ」
ゆっくりと挿入を進めていた先端が、弾力ある膜に触れた。おそらくは、これが――
「はぁ……っ、錬さ、ん……私なら、大丈夫……ですから……」
「……」
荒い息と共に、しかしそれでも微笑みを見せるフィア。苦しいだろうに、初めてだから辛くないわけがないだろうに、それでも笑んでいる。
……それが少女の本質。
どこまでも優しく、どこまでも暖かい、”フィア”という少女の基本骨子。
だから……錬はそれに応える。優しさを遠慮することほど相手に躊躇を与えるものは無い。
「わかった……いくよ」
それでも、フィアをなるべくなら苦しませたくは無い。だから錬はお留守になっていた手をフィアの花弁へと伸ばし、クリトリスを軽くつまんだ。
「ひぁっ!? あぁぁぁぁんっ!?」
いきなりの刺激にこれまで以上に反応するフィア。その快感に跳ねた一瞬の隙に、錬は一気に最奥まで己を突き入れた。
「ひぅぅぅっ!? い、ぁ――っ!」
それでもやはり軽減することはできなかったか。痛みにフィアの目から涙がこぼれる。
「ひ、ぐ――っ……!」
フィアが痛みに震えている。
そしてそれを為したのは自分。

だから、せめて抱きしめていよう――


147:129
05/10/17 15:46:09 elqgLWRM

「は、はぁ……ぁ……ぅ」
徐々に震えが収まってくる。
「フィア……」
心配そうに覗き込む。破瓜の痛みがどれほどのものかはわからない。
しかしそれでも、
「あ、は……。これ、で……私たち……一つになったんです……ね」
それでも、天使の少女の笑みは崩れなかった。
「ん……っ、動いて、いいですよ……」
つぅ、と秘部より染み出る鮮血。それが痛みの何よりの証。
「私は……大丈夫、ですよ。だから……」
「――っ」
その笑顔に、全ての理性が吹き飛んだ。どこまでも狂おしく、桜のように舞い散るはただ一つの思い。
天樹錬という少年ははフィアという少女を愛しているという、それだけの想い――
「……動くよ」
「はい――ぁんっ!」
ずりゅ、と前後に抜き差しを始める。
「ふぁ、ぁ、あぁぁああっ!」
「っく……!」
もうフィアのことしか考えることはできない。
フィアを守りたい。
フィアを歩んで生きたい。
フィアを、愛したい――!
「ひぁぁっ!? れ、錬さん、そん、そんな激しく――くぁぁっ!」
抜き差しすると同時に片方の手でクリトリスをつまみ、舌で乳首を転がす。同時に三箇所を責められ、フィアの苦痛は一気に快感に多い潰されてゆく。
「んぁぁっ、は、ふぁ、あんっ、あぁ、錬、錬、錬――!!」
「は――く、ぁ……っ」
フィアのよがる声を聞いてさらに愛撫の激しさを増す。肉芽をつまみ、回転を加え、少女の全てを自分で満たさんとばかりに愛してゆく。
「あぁん! れ、んさん……あぁっ、が……おく、まで……んふぁっ」
「フィア……ずっと、一緒だから……」
ずっと一緒に、ずっと僕がこれから君を守ってゆくから。
マザーコアなんかじゃない。道具なんかじゃない。
フィアは、この世界でたった一人の、フィアなんだ――!
「きゃぁぁんっ! ひ、はぁっ、ふぁ、あぁあぁんっ! 錬さん! も、もう私――!」
「いいよ……っ! イッて、僕も、もうすぐ――!」
「くふぁっ、ああぅっ、ひぃぁぁっ! いっしょ、いっしょに――!」
戦うと決めた。そして何より、守ると決めた。
「あ――、も、もう、ダメです………ッ!!」
「フィア…………ッ」

……もう泣く必要なんて無い。

「あ、あぁぁっ! んぁ、ぁあんっ、れんさ、錬さん――! ひぁ、あ、い、イっちゃいますっ!」
「くぅ…………っ」

だってほら。これからは――

「ふ、はぁっ、んぁあああああああああああ――――っ!!!」
「フィア―――っ!!!」


――ずっと、一緒なんだから――




148:129
05/10/17 15:49:19 elqgLWRM
と、まぁこんなところだな。
原作との乖離や文の荒さはエロパロということで勘弁してくれ。
書き込むのは初めてだが、一度に書き込めはしないものだな。
では、また暇があったら何か書いて投下しよう。



149:名無しさん@ピンキー
05/10/17 17:17:29 rkO552Fn
うぉぉぉぉぉー GJです!

150:名無しさん@ピンキー
05/10/17 18:01:20 SH/vSNT/
フォウ!何時の間にか良作が!GJ!

あと……僭越ながら申し上げますが
ラグランジュは反作用を打ち消すぎりぎりの運動速度は5倍までだったかと。

151:名無しさん@ピンキー
05/10/17 18:14:34 EfHJRwIr
次はイル×サクラキボンヌ

152:名無しさん@ピンキー
05/10/17 19:46:41 m6Vs/vYQ
>「錬さんになら、――うぅん。私は錬でなきゃ、嫌です」

モエシンダ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

153:名無しさん@ピンキー
05/10/18 05:57:07 Z9wHSQZP
フィア×月夜たん近々投下してもいいですか?
稚文ですがorz

154:名無しさん@ピンキー
05/10/18 07:05:31 N58T4vZP
>>153
投下すべし。どんな文でも、何も無いよりは全然いいと思うよ。
>129GJ

155:名無しさん@ピンキー
05/10/18 07:15:13 t7cBa7iY
>153
しっかりルールさえ守れば、投下してはいけない理由など何もない。

156:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:29:22 Z9wHSQZP
ありがとうございます。
では、投下します。

157:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:30:46 Z9wHSQZP
──錬さんを助けるために、祐一さんと同調しました。


「あ"ーッ!」

月夜はため息とも叫びともつかない奇声をここ最近、ずっと上げていた。

…月夜、なにかあったの?

と、双子の弟の真昼が声をかけるが、返ってくるのは同じ様な奇声だけ。


月夜には、フィアから聞いた『祐一と同調』が頭から離れなかった。

「…同調ってコトは、祐一の‘全て’を知ったってコトよね?!
ってコトは…その日暮らしが長かったいい歳の祐一のだから…フィアには、男が何をされたら気持ちイイかも……あ"ーッ!」


フィアの性格からして、
『同じ男性の錬さんが悦んでくれるなら…』
等と、まさかとは思うが…。

そして、今日は便利屋の仕事に二人で行った錬とフィアが帰ってくる日だった。

「ただいまー!」
「今帰りました…」

その声が響いた途端、月夜は真っ先に錬を自室に引きずり込んで尋問を始めた。




158:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:32:35 Z9wHSQZP
「じゃあ、ホンットーっに!何もしてないのね?!」

「だっ、だから!何もなかったってば!」


錬は突然の尋問と月夜の鬼の形相に怯えつつも、必死に身の潔白を証明しようとした。

しかし、
「男の言葉なんて信用できないわ、フィアに直接訊いてくる!」

とだけ言い残して去って行ってしまった。


月姉、僕をいったい何だと…υ

あまりにも理不尽な姉の言葉に、仕事とは違った疲れが押し寄せた。



159:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:34:34 Z9wHSQZP
「フィア、ちょっと話があるから入るわよ」


…えッ!?

と、慌てた声がしたが鍵のかかっていないドアを勝手に開けた。

のは、良いのだが。


「あ、ごめん、着替え中だった?」

ドアの向こうには、下着姿のフィアが顔を赤くしていた。

しかし…
『白くてきれいな身体…って、なにみとれてんの!あたし!』

しかし、月夜はフィアのきれいな身体から目が離せなくなっていた。


─この子の身体がいつか、男に汚されてしまうかと思うと、無性に胸が焼かれる様な気持ちに…。


「あの、月夜さん?ドア…っていうか、その…私、着替えて……ッ!?つ、月夜さん!?///」

気が付けば、月夜はフィアをベッドに押し倒して…細く白い首筋に唇を近付けていた。


「ん…ッ、月夜さん!どうしたんですか?!」




160:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:36:50 Z9wHSQZP
その声で我に返った月夜は、
「あっ、ごめん!違うの!錬と二人で居た間にアイツに変なことされてないか!そ!キスマークとかもし付いてたら、アイツシバかないと!だ、だから…」


少しの間。


「キスマーク…って、なんですか?」

「へ?」

「…あの、とりあえず…服を着させてくだ…ッ!?」


フィアの純粋が月夜には…どうしようもない着火剤だった。


「ん…ッ!ぁ…月夜さん?なにして…ッ」

「キスマーク、あたしが教えてあげる…」


そう言ってフィアの首筋に口づけをしていく…。


「ひゃ…ッ!ぁ、月夜さん!」

「こうやって付けるの…」

「ぁッ、ん…ッ!は…ッ、んん…ッ!」

「フィア…感じてるの?」


ハァハァと、荒い息を吐くフィアを見ると、もう月夜はこの子をもっと気持ち良くさせたいと言う衝動にかられてしまった。


「フィア…あたしが…女同士気持ち良いコト…もっと…」

「ぁ…」

─んちゅ…と、イヤラシイ音を立ててフィアの唇を覆った。



161:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:38:21 Z9wHSQZP
「はぁ…ッ、んーッ!ぁっ、舌が…///月夜さんッもっと…」

「意外に、ヤラシイ声、出すのね?もっと…どうして欲しい?」

「ぁ…ぁのッ、よくわからないんです…ッ!ぁんッ!何だか身体が熱いです…ッ!」


─可愛い。

「まだまだ、フィアのココ、もっと大きくなるわよ…」

そう言って、小さなフィアの乳房を優しく揉みしだく。


「ッ!は…ぁん!は…ぁ、月夜さん、気持ちイイです…ッ!」

「…もっと、気持ち良くなりたい?」


─コクン、とフィアは頷く。

「じゃあ…下も触っていい?さっきから脚が開いてきてる」



162:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:40:20 Z9wHSQZP
「え?下って…!」


構わす、月夜はフィアのショーツを脱がした。


「ゃ…んッ!は、恥ずかしいです!」

「でも、凄い濡れてるわよ?」

「な、なんで…ッ」

「女の子はね、感じるとこのピンク色の小さな穴から愛液が出るの」


ピチャピチャと月夜はクリを触るでもなく、腟口の回りを指でいじりだす。


「っ…!足りない!もっと奥が…ッ!」

「フィア…性感帯は、ナカだけじゃないのよ?」


そう言って、フィアの脚を無理矢理M字に開かせた。


「…きれいなピンク色ね…」

「…ん──ッ!!ぁ…ッはぁぅんッ!月夜さんッ!そんなとこ舐めちゃ…ッ…んッ、あっ、ゃぁッ!」

「ピクピクしてるvVねぇ…脚、痺れてきた?」

「な、なんで…ッわかるんですか?!ぁ…ッ!ん…ッ、ふぁ…ッ!ん」


そのままフィアは果ててしまった。
月夜は微笑みながら。

「これが、オーガズムって言うの、錬とするときには─……」

「…はぁ…ッ、つ、月夜さん?どうして……?!」

「ご…、ごめん…ッ!」


─月夜は泣いていた。


「月夜…さん?」

「ごめんね…フィア…っごめん!」


『結局、この子を汚したのは、あたしだった…』




─終─


163:名無しさん@ピンキー
05/10/18 09:41:38 Z9wHSQZP
乱文、失礼しましたυ

164:名無しさん@ピンキー
05/10/19 02:26:30 0mNXpxTy
129&153氏乙

そして(`・ω・´) ◆ct2DvP.f7g氏の続きを待ち望んでる錬猫発言主の俺が居る

165:(`・ω・´) ◆ct2DvP.f7g
05/10/19 20:13:56 fQv+TVcC
>>164
話の大筋は決まりました。
個人的な攻めの一覧として
祐一・月夜・真昼・フィア・サクラ・ファンメイ・エド
が上げられるわけですが、誰がいいですか?

129&153氏乙

166:名無しさん@ピンキー
05/10/19 20:17:51 w1JANZ6H
  _, ,_ ∩
( ゚∀゚)彡 月夜とフィアで、お願いします!
 ⊂彡

167:名無しさん@ピンキー
05/10/19 22:07:24 k6ngX0pM
サクラきぼんぬ!

168:名無しさん@ピンキー
05/10/19 22:15:54 bmxX+ubj
      ∧∧ ∩  ┌────
      (´∀`)ノ < フィアきぼんぬ!
      と    /  └────
 ─    (⌒I  l    ─ __
      し'ノ .,'
        し'  
  /      :
    /   || .   \
    /    | :    \      .
           ∧∧ ∩
          ( ´∀`)/ ∧∧ ∩
         ⊂   ノ  ( ´∀`)/
          (つ ノ  ⊂   ノ  ∧∧ ∩
           (ノ    (つ ノ  ( ´∀`)/
                 (ノ   ⊂   ノ
                      (つ ノ  ∧∧ ∩
                      (ノ  ( ´∀`)/
                         _| つ/ヽ-、_
                       / └-(____/
                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           <⌒/ヽ___
                         /<_/____/

                                    ウッ
                               <⌒/ヽ___
                             /<_/____/ シコシコ

169:164
05/10/19 23:01:16 0mNXpxTy
>>165
個人的には祐一攻め(・∀・)ラヴィ!!
なんだけど、このスレ的には801は避けたほうが良いんかな・・・?

錬の心中台詞で「真昼兄(にい)」になってないの事を除けば、文体も原作に忠実だし出来も凄く良くて萌えたYO

170:(`・ω・´) ◆ct2DvP.f7g
05/10/19 23:33:41 fQv+TVcC
>>169
ありがとう。喩えお世辞でもうれしい・・・。
個人的な趣味から言えば祐一攻めでもまったく問題ないんだが、スレ的な問題がなあ・・・。

まあとりあえず一着の真昼&フィアの3PでFAかな。それなりに書き易そうだし、希望者の多いフィアはいってるし。
エロシーンは得意じゃないし駄文になるだろうから、そこの所よろしく。
シチュは・・・とりあえず錬に喘がせたい。ショタ系が嫌いな人はスルー推奨です。

追伸。
喘ぎ声をタイプしている時、物凄く情けないような気持ちになるのは俺だけ?

171:95
05/10/20 16:58:16 vZAgClpH
>>170
錬TS化?それとも同調?

漏れもorz

追伸
SS書いてる途中にイデが発動しますたorz
パソのメモリーも脳内メモリーも全部トンだ・・・orzorz

172:名無しさん@ピンキー
05/10/21 20:41:21 /HiBduUs
>>171
がんばれ、頑張るんだ!
イデに負けるな。また頑張れる。

173:95
05/10/23 11:10:50 b7IqkFHy
>>172
サンクス。
でもなあ、もはや129さんの続編めいたSS書いた方が早いからなあ・・・orz

174:名無しさん@ピンキー
05/10/31 22:25:44 frpd6t8D
保守

175:129
05/11/02 23:14:28 b3TtQb7g
む。なにやら活気がなくなってきたか。
……どれ、それならもう一つほど適当に書いてみるとするかね。
まぁ今は忙しいから完成がいつになるかはわからんのだがな。

176:名無しさん@ピンキー
05/11/04 17:00:52 MQa1/Z1W
保守してるからがんばれ。

177:名無しさん@ピンキー
05/11/08 00:51:41 c90hKCQG
エロパロ板って、どのくらいの期間で落ちるのやら。

178:(`・ω・´) ◆ct2DvP.f7g
05/11/11 21:02:23 HK9nX1lj
小説保存してるフロッピーディスク無くした件について('A`)
どこいったんだよ・・・。他人に読まれたら死ぬ。

まあでも、元々出来が気に入らなかったし、もう一回書き直してみるお。
やっぱエロシーンは難しいわ。
遅くなってごめん(´・ω・`)

179:95
05/11/12 13:45:05 WM7WNlZi
イ㌔。
少なくとも二度目のイデが発動した漏れよりましだから('A`)

180:名無しさん@ピンキー
05/11/12 18:56:20 JMruTbkY
イデ2回もかよ……
俺と同じじゃないか。
最初は物理イデ、2度目はウイルスイデ……。

181:95
05/11/13 13:22:59 IJ5t0gDH
しかも2回とも脳内メモリーにまで発動したからなorz
もう予定通りのSS書く気がしないよ・・・。

182:名無しさん@ピンキー
05/11/13 13:43:41 zNDMM6Yy
マジか、おちつけ。
自分は書いたらその場で投下してもいいようなとこだったからなぁ
バックアップは大切ってこった

183:95
05/11/15 17:27:32 PB3UASgD
2回ともここからエロで行こう!ってな瞬間に発動したよ('A`)

しかもサクラ×真昼ウイルス置いていきやがったorz

184:名無しさん@ピンキー
05/11/15 18:32:16 RdQLYdRv
>>183
kwsk

185:名無しさん@ピンキー
05/11/15 19:18:57 SDnzbm7r
真昼×サクラで、例の「3倍返し」ネタを思いついた俺がいるのだが。
誰かかいてくr(ry

186:95
05/11/16 17:56:29 pOnzBx+v
>>184
5下終了後に、真昼がサクラを苛める。ってな感じの。
そうだな、「・・・分立ち続けてたらサクラの勝ち」みたいな勝負吹っかけて(そのときにはエロはほのめかさない)
勝負始まった瞬間責め立てる訳よ。

>>185
ソレダ!
いや、本番終わった後のサクラの文句を封じる手段が思いつかなくてねw
いつまでかかるかわからんがやってみようか?
またイデが発動するかもしれんが('A`)

187:名無しさん@ピンキー
05/11/16 18:12:46 wzj0FRhU
イルとの絡みが見たい俺がいる。

188:名無しさん@ピンキー
05/11/16 22:56:07 Ldt4iPfG
>>186
がんばってやってみてくれw
俺が思い付いたやつとは違うが。
まぁ俺は俺でちょっと考えてみる。

189:名無しさん@ピンキー
05/11/17 07:38:22 QHJURXqr
えーと、つまりイルが存在確率改変でサクラの処女膜を破る事なく子宮に自分の精子を着床させて孕ます、そんなSSでOK?

190:名無しさん@ピンキー
05/11/17 08:57:40 6d7xFnVL
>>189
うん、良い。
……イル優しいなー。

191:名無しさん@ピンキー
05/11/17 11:32:58 MUsRcZUp
>>189
すると服を脱がさず(ry
さらには内側から(ry

192:95
05/11/17 17:56:07 6ncCvmoi
やっぱりか・・・('A`)

193:78
05/11/17 18:01:45 6ncCvmoi
てか漏れいつまで95使ってるんだ?
挙句の果てには間違えてたしorz
漏れ78だよ・・・。
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪

194:名無しさん@ピンキー
05/11/20 11:30:42 CFWcmzrw
>>193
イ㌔

195:名無しさん@ピンキー
05/11/22 12:34:23 HEQ8iKgs
>>24の続きをずっと俺は待っている

196:名無しさん@ピンキー
05/11/22 22:04:46 VahH2RPu
ネコミミ錬の続きをずっと俺は待っている

197:78
05/11/23 11:40:50 q2Jch562
>>196
>>178

そういや本スレにも>>178希望してる香具師いたなw

198:1 ◆iGhq8Q/z.A
05/11/24 01:14:09 vVqcTcOo
1です。
最初にお詫びを。
1は逃げました。
今は別のことに執心していて、まったく物書きに心が向きません。
この板もまったく覗いていませんでした。
スレ落ちしてたら悲しいな、とか思っていました。
職人さんもたくさん来てくれたみたいで、当初の予定は達成できたと思います。
ウィザーズ好きとして立ててよかったです。
そして>>78さんすみません。
>>95>>99で調子こきました。
もっとみんなガンガン書いてくれたらいいと思います。
 
>>113さん、すみません全然スレ見てなかったです。
 
 
ということで最後に未完で行き詰まった後半を投下してさよならです。。。


199:1 ◆iGhq8Q/z.A
05/11/24 01:14:42 vVqcTcOo
 その日の朝食は、終始静かだった。
 無言でパンを口に運び、スープをすくう。
 いつもなら無理にでも明るく振舞って話題を振るはずのファンメイは、なぜかうつむいたまま目を合わせようともしない。
 オレ、なんかしたか?
 どうにも居心地の悪い空気を感じつつ、ハリーに視線だけで助けを求める。
 ハリーは表情も変えずに首を振った。いや、顔の部品を振ったというほうが正しいか。とにかくヘイズに協力する気はまったくないらしい。
 そうこうしているうちにファンメイが食べ終わり、消え入りそうな小声で「ごちそうさま」と言うと、下を向いたまま部屋を去っていった。
「やっぱりオレが原因……なのか?」
「他にどんな可能性があると言うんです?」
 ハリーは、操縦室狭しと積まれたダンボールの山をジト目で見やった。
 そう、ここはHunterPigeonの操船計器の並ぶ操縦室だった。
 いくら大量の荷物を積み込むと言っても、ここだけはそれなりのスペースを確保しておかなければいけなかったからだ。
 まあおかげでこうして朝食を摂るくらいはできたわけだが。
 といってもそのせいでファンメイの部屋にまで荷物を積み込むこととなり、ヘソを曲げられたのではヘイズとしても頭が痛い。
 しかもどうやら単に機嫌を損ねているのとは違うような気がする。
「なあハリー」
「なんです?」
 腑に落ちないという表情でヘイズは疑問を口にする。
「やっぱり……見られちまったのかな」
 ハリーはふぅ、と大きくため息をつく。
「擬似体感映画(スム・センス)起動のログが残っています。残念ですが……想像の通り、内容はアクション映画などではありませんね」
「やっぱりか……」
 ヘイズはあからさまにうなだれる。
 見られた。
 ファンメイが見たのは、大戦前の無修正エロ動画。
 いくら売り物だと言ったって、そこは年頃の女の子。許せるような物じゃなかったはずだ。
 久々の大失敗に、さすがのヘイズもこうして頭を抱えるしかなかった。
「ですが……」
 ハリーは意外な言葉を口にした。

200:1 ◆iGhq8Q/z.A
05/11/24 01:15:16 vVqcTcOo
「ファンメイ様がディスクを見たのは間違いありません。ただ、そのあとも6回に渡って別のディスクが再生された形跡があります」
「おい、それって……」
「はい。内容を読み上げましょうか? 『淫乱少女悶絶バイヴ責め』『警視庁密着監禁24時』『温泉若女将乱れ牡丹』『女子高生イキまくり乱交パーティ』『援交物語ロリータ調教編』『中出し団地妻』」
「…………」
「なんとか言ったらどうです?」
「……ホントにそれ、あいつが?」
「そうです」
 きっぱりと言うハリー。
 ヘイズはたっぷり10分、真っ白に固まっていた。
 
「あっ……あん……」
 女性の喘ぎ声が部屋中に響く。
 しかしこれは、擬似体感映画の中でのこと。
 朝食を食べた後、またファンメイはエロ動画を再生していた。
「へへへ……。さっきまでの威勢はどうしたよ? 怪盗プリンセス☆キュアーちゃん」
「あっ……だめっ! おかしくなっちゃう!」
 動画のタイトルは『怪盗プリンセス☆キュアー ブルースターを狙え』だった。
 普段はおとなしい女学生が、夜毎変身して世界中のお宝を狙うという話で、どうやらブルースターという青ダイヤモンドを盗み出すという話だった。
 しかし屋敷を抜け出す直前に捕まってしまい、タラコ唇でビア樽腹の屋敷の主に責められているところだ。
 ファンメイはところ狭しとSM道具の並ぶ、地下の部屋に立って、事の成り行きを観察していた。
 少女が叫ぶ度に、ごくりと唾を飲み込み、心臓の鼓動が激しくなる。
 昨日からほとんど寝ることさえできずに、エロ動画ディスクを見まくっていた。
 さっきは、まともにヘイズの顔を見ることもできなかった。
 わたしはいけない子だ……。
 そうは思ってもどうしても見てしまう。
 いけないよ、こんなこと。
 いけないはずなのに……。
 悪いことをしているという背徳感が、またたまらなくドキドキする。
 ヘイズに見られたらきっと、軽蔑されるだろう。
 船を追い出されるかもしれない。
 目の前に広がる光景に、身体はこれ以上ないほど興奮しているというのに、その表情は今にも泣き出しそうだった。
 
「……落ち着きましたか?」
「まあ、な」
 HunterPigeon操縦室。
 ヘイズはハリーに「お茶でも飲んでみては? 残念ですが、私は淹れることはできませんが……」と言われて、今テーブルの上ではコーヒーが暖かい湯気を立てている。
 コーヒーを淹れている間に、気分はだいぶ落ち着いた。
 まさかファンメイが……とても信じられないようなことだが、女の子にも性欲はあるということだろうか。
 ヘイズだって”そっちの経験”がない訳ではない。
 世界中を渡り歩く道中で、それなりの経験は積んできたつもりだ。
「でも……なあ……」
 ファンメイは見た目十三歳だし、まだまだそういうことには関心がないと思ってたんだが。
「誰にでも性欲はあるものです。特に思春期には、免疫がないぶんのめりこんでしまうこともあるのです」
「なあハリー。オレはどうすればいいんだろうな……」
 答えは分かってる。でもどうしても気が進まなかった。

201:1 ◆iGhq8Q/z.A
05/11/24 01:16:58 vVqcTcOo
「これはヘイズ。あなたにしか解決できませんよ。方法は簡単です。ファンメイ様に女の子として接してあげればいいのです」
「前にも言っただろ。あいつはオレにとって妹みたいなもんだって。だったらそういうことの対象として見れない事だって分るだろうが!」
「しかし、かといって放っておいてもファンメイ様のフラストレーションは溜まる一方です。解消の方法を知らないまま悶々としていると、生活に支障をきたすかもしれないですし」
 それに、とハリーは続ける。
「あなたは本当にファンメイ様を妹としてしか見れないのですか? 無理やりそう思い込んで、決め付けてるのはヘイズかもしれませんよ」
「なん……だと?」
 凄みを利かせてハリーを睨む。
 しかしハリーは平然としたまま言う。
「ファンメイ様と今まで通りの関係でいられなくなるのが怖いのでは? これから一緒にいられなくなるかもしれないと怯えているのではないのですか?
 いいですか、ファンメイ様も女の子。一緒にいればいるだけ心の距離も近づきます。それに成長すればそれは避けては通れないことです」
「しかし……あいつはシャオロンが……」
「いつまでも亡き人に縛られるのがファンメイ様の幸せでしょうか? あなたが解放してあげない限り、ファンメイ様は永遠に苦しみ続けます。
ファンメイ様は今でも夜中に泣くんですよ。「わたしだけ幸せになれるわけない。そんなのずるい」と言って。ヘイズ、あなたはこれからもファンメイ様を苦しんだままにさせておくつもりですか? そしてそれは、シャオロン様も望まないはずです」
 ヘイズは鋭い眼差しでハリーを睨みつけていたが、やがて力を抜いた。
 ふうっとひとつ息をつき
「お前って……ほんと擬似人格っぽくねーよな……」
 負けたよ、というふうに苦笑して言った。
 ハリーも無言のまま口元だけで笑った。


202:1 ◆iGhq8Q/z.A
05/11/24 01:19:34 vVqcTcOo
と、ここから意を決したヘイズがファンメイの部屋へ…… → ベッドシーン、の予定でしたが行き詰まったのでリタイヤです。
 
このスレの繁栄を願って……。
みなさんさようなら。

203:78
05/11/27 11:34:43 e+Nqnmk2
8割方完成したのにどこに保管したか忘れた件について('A`)
勘弁してくれよ・・・orz

204:名無しさん@ピンキー
05/11/28 22:00:50 jkG/gzBo
ミ田スタート→検索→ファイルやフォルダ

205:名無しさん@ピンキー
05/12/04 10:23:54 3w1XzJf1
真面目に説得した……は説得したなんだろうが煽ったように見えるハリー。
良いぞもっとやれ。

206:名無しさん@ピンキー
05/12/04 10:34:20 8r1z5+D3
説得してるようで脅迫入ってるよなw
もっとやってくれ

207:名無しさん@ピンキー
05/12/06 16:07:49 XjYs1wbm
そこでグーグルデスクトップですよ

208:名無しさん@ピンキー
05/12/09 11:46:06 ZLFb6o8Q
保守

209:78
05/12/12 16:27:22 RATw6N4k
>>204>>207
見つからない、どうやらイデのようだ


orz

でもへこたれない。
サクラ×真昼をシチュ変えて再チャレンジしてみる。

新シチュ

サクラがオナニーしてる所を真昼に見つかって(ry

・・・後は言わなくても分かるな?

210:名無しさん@ピンキー
05/12/12 17:16:06 slwT57j0
ガンガレ、応援してるから

211:名無しさん@ピンキー
05/12/12 19:29:15 I0/rZ5UO
URLリンク(tinyurl.com)

212:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:43:51 xzA4vrwy
ちょっとお邪魔しますよ、と。

213:ヘイズ×ファンメイ
05/12/13 12:44:41 xzA4vrwy
「はぁっ!? ファンメイを抱けだぁー!? 何言ってるんだ先生!」
「それで彼女の黒の水が安定化する可能性がある。少しでも可能性があるなら試すべきではないかね?」
「だ、だけどファンメイはまだ子供だぞ!? そんな事出来る訳がないだろ、先生!」
「そう思ってるのは君だけかもしれないぞ? 彼女の承諾は既に取ってある。」


「――マジかよ、先生・・・・」


----------------------------------

214:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:45:25 xzA4vrwy
シティ内のとある一室。必要最低限の家具しか無い、簡素な部屋だ。
そこで、ヘイズはファンメイと向かい合い、テーブルについていた。


「なぁ、ファンメイ。本当にいいのか?」
「う、うん…」


先生が言うには、人の体である利点を黒の水に叩き込んでやれば、その形を保つことが出来るかもしれない、との事で、
その利点が"快楽"であるらしい。I-ブレインに直接快楽の情報を与えてやればいいとヘイズも主張したのだが、
それこそ肉体が要らないと判断させかねないとして却下されてしまった。

窓から差す光が眩しい。

「あの、その… わ、わたし・・」

ファンメイは軽く俯き、顔を赤らめている。

「どうした?」
平静を装い、落ち着いた声で問い返す。

「あの…ね。わたし は、はじめてなの…」
「そ! そう、か…」

そりゃそうだろうな、とは思ったものの予想外の展開に思わず噛んでしまった。
勿論、ヘイズも女経験が無い訳では無いのだが、相手が相手だ。
流石にファンメイのような少女と寝たことは無い。

215:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:46:10 xzA4vrwy

「・・・」

二人の間に気まずい空気が流れる

と、そこへ窓の外からラジオの音が聞こえてきた。
「あ、この曲…」
「知ってるのか?」
「うん、この曲はねっ――最近―うん――」
まさに渡りに船、とばかりに話し始める。
しかし、やはり二人の頭の中には先程までの話題が残っている訳で―

暫くの会話の後、二人は見つめあい、自然と口付けを交わした。
どちらからとも無く名残惜しそうに離れ、

「もう一度だけ聞くぞ。良いんだな、オレで」
「うん、ヘイズとなら…いいよ…」

再度長い長い口付け。ただの治療の一環ではなく、そこには、確かに愛が存在した。

キスを交えながら、そっとファンメイの服を脱がしていく
「はぁっ…うう、恥ずかしい……」

一糸纏わぬ姿のファンメイに思わず見とれる。
「綺麗だ…」
「も、もうっ!うぅ…」

あまりの羞恥心からかファンメイは両手ですっかりと顔を隠してしまっている。 
そんなファンメイを愛しく思いながら、そっと体を撫でる。
「く、くすぐったいよヘイズぅ…」
その感覚から逃れるように体を逸らすファンメイをキスで押さえ込む
「んっ、んん…」

216:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:46:58 xzA4vrwy
腰からお腹、お腹から脇へ、そして胸へと少しずその手を近づけていく。
胸を円を描くように揉み、じらすように芯だけは避けてそっと触り続ける
「あっ…うう……」
切なそうな声を上げるファンメイに思わず押さえが利かなくなり、その胸を揉みしだいた
「ああっ…!あああっ…!」

(かわいい…)
もっと可愛く喘ぐ姿を見たくなり、手を股へと伸ばす。
「あっ、だ、駄目ぇっ…
 あっ!あっ…ああ……」

初めてとは思えないほど感じてくれる事に感動し、次のステップへ。
すっと体を入れ替え、正面からファンメイと向き合い、その股へ顔を埋めた。
「へ、ヘイズッ!だめ…だよ、汚いよッ」
「ファンメイに汚い所なんてないさ」
そう言い、ファンメイのそこに口をつけ、責め始めた。
「ああっ…やああ……」
顔を真っ赤に染めてイヤイヤと首を振る姿が目に入る。
はぁ、はぁ、と切なさそうに悶えている姿を見て、ますます激しく責めたてる。

「だ…め、だめ、だよヘイズ…おか、しく…なっちゃいそう…!」
そう言うファンメイの白い腿は小刻みに震えている。
「あ…ああっ! あああああっ!!」

後少し…という所でヘイズの責めが止まる


「…ぇっ……へ、ヘイズ……?」
顔を朱に染め、腰をもじもじと動かしながら切なそうに呟く。
もう限界だった。


217:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:47:51 xzA4vrwy
「ファンメイ…その、いいか……?」
「あっ…う、うん……やさしく、してね…?」
「ああ…」


そっと、かつて無いほどまでに膨れ上がったモノを、ファンメイにあてがった。
ぐっと力をこめて、モノをファンメイの中へと押し進める。
「あぐっ…うっ、うう……!」
その痛みを少しでも和らげられれば、と深いキスをし、一番奥まで入った所で、そっとファンメイを抱きしめる。

「は…入ったの……?」
「ああ、痛くないか・・?」
「少し、だけ…痛いから、ちょっとだけそのまま、抱きしめてて欲しいな・・」
「オーケーだ、お姫様」
「ふふ…」

一瞬とも、永遠とも思える時間二人は口付けをし、抱き合い、心から繋がっていた。

「もう、動いても良いよ、ヘイズ・・」
「そうか、辛かったら遠慮しないで言えよ?」
ファンメイが頷いたのを見ると、その体を気遣い、ゆっくりゆっくりと動き出した。

「はっ、はぁ…はぁんっ!」
「大丈夫か?」
「うん…もう少し、早く動いても大丈夫・・」

その言葉を聞き、徐々に、大胆に腰を動かしていく
「はぁっ! ああっ…あああっ!」
ファンメイの声からは苦痛の色が消え、快楽が溢れ出さんとしていた

「は、激し・・すぎるよヘイ、ズっ!」
「スマン・・!腰が、止まらないっ」

218:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:48:25 xzA4vrwy
パンッパンッと腰がぶつかり合う音、ファンメイの喘ぎ声が部屋中を支配した
「ううっ、あっ!、こ、壊れちゃうよ…!」

「ひゃぅっ!ああっ、はぁんっ!」

ヘイズにも限界が近づき、より一層激しく腰を動かしていく
「ああっ…へ、ヘイズぅ…な、なにか…きちゃう…!」

「うあっ! ああん、ああっ! ああああああああ!!!」
「ううっ、ファンメイッ!」

ビュグッ!ビュグッ!!ビュクッビュクッビュクッ……!

ファンメイを抱きしめ、最後の一滴まで注ぎ込んでベッドに倒れこむ。

「はぁっ はぁっ… はぁっ・・

  ね、ヘイ、ズ……手、握ってもいい…?」

そんな事聞かなくても良いのに、と苦笑しつつ繋がったまま、ファンメイと手をそっと合わせ、眠りへと落ちていった…




-------------------------------


目を覚ますと、ファンメイと目が合った。自然とキスを交わす。
「おはよっ」
「ああ、おはよう」
目覚めのキスから一日が始まった。今日は何か良いことがありそうだ。



219:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:49:14 xzA4vrwy


===============================================================


「用ってなんだ?先生」
「ああ、ファンメイの事なんだがな」

自然とヘイズの体が強張る

「症状が以前より改善している。この調子なら暫くは良さそうだ」
「そりゃホントか!先生!」
「ああ、かなり良い結果だ。おまえさんのお陰かな」
「そ、そうな・・」
ヘイズの顔が赤かったり、言葉遣いが変なのはきっと気のせいだろう。



しかしこれは、実は先生の治療の効果であった。
が、そんな事とは露も知らず、今日も二人は体を重ねるのであった…。

―Fin―



(ま、あいつら幸せそうだから、暫くこの事は黙っておくとするか…)


220:名無しさん@ピンキー
05/12/13 12:50:52 xzA4vrwy

これにて終了です。少しは燃料になれば、と投下。
世界樹騒動の後位のお話。衛星見つけて探しに行ってない平行世界かも。平たく言えばご都合主義(*'A'
もっと人来ないかなぁー

221:78
05/12/13 14:02:26 W4uoWmhq
GJ!

漏れも頑張らなきゃな。

222:78
05/12/20 17:50:03 k5wRyq26
とりあえず前半完成。
2つに分けるか、一気に出すかはここのみんなの返事見て決める。
ここから結構時間的に厳しいんだよね。ちびちびしか書けないからかなり時間かかる。

223:名無しさん@ピンキー
05/12/20 17:53:39 gtm3chBD
URLリンク(chickenlittle.mtap.jp)

224:名無しさん@ピンキー
05/12/23 23:25:51 /ImvdUHY
本スレからきますた

225:名無しさん@ピンキー
05/12/24 01:49:48 UZuRCDxw
オカエリください

226:名無しさん@ピンキー
05/12/24 02:47:53 DP+jbNkR
>>222
前半だけでも頼む

227:78
05/12/24 13:56:01 PyCIO1js
>>226
前半サクラパートは完成してて、そのまま後半(絡み)に行くつもりだったんだけどね。
真昼パート思いついたんで今書き足し中。
終わったら貼る。

228:129
05/12/24 18:04:01 3LwFVIh5
やぁっと一息ついた。
で、余裕できたら何か書こう、と思ってたネタが、227と同じなんだよな……
さてどうしたもんか。かぶったかぶった。書くべきかネタ変えるべきか。
徒然と気の向くままに書いてみっかねぇ

229:名無しさん@ピンキー
05/12/27 00:54:00 InJenBhw
☆チン    チン   ☆
                 チン      チン
        ☆ チン  〃  ∧_∧   
          ヽ ___\(\・∀・) 
             \_/⊂ ⊂_ ) 
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| 
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
        | .佐賀みかん.  |/ 

230:名無しさん@ピンキー
05/12/28 16:44:09 9xr2Otke
>>229
どうでもいいが、佐賀みかんって・・・

231:名無しさん@ピンキー
05/12/28 18:47:49 w65LBoGV
☆チン    チン   ☆
                 チン      チン
        ☆ チン  〃  ∧_∧   
          ヽ ___\(\・∀・) 
             \_/⊂ ⊂_ ) 
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| 
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
        | .サクラ蜜柑.  |/ 

232:名無しさん@ピンキー
05/12/28 23:20:56 rZeXDBf8
蜜柑は愛媛だろう

233:78
05/12/29 17:21:07 8XJ3rYcF
よし、前半終わり。
次レスから投下な。

サクラの喘ぎ声ムズカシスw
他人になった・・・orz

234:78
05/12/29 17:22:21 8XJ3rYcF
「ここに、我々『賢人会議』はシティに宣戦を布告するものである」

フッ――

サクラはその言葉を告げると同時に送信を切った。
「真昼、コントロールを戻してやれ」
「了~解っと」
真昼の指が魔法のようにタッチパネルの上を走る。
「後は任せたぞ、私はもう休む」
「え・・・?まだ昼だよ?」
「私はまだ治りきっていないのだぞ?私の記憶が正しければ「治りきるまで安静にしておいた方がいい」と言ったのは真昼だが?」
「・・・そだったね」
そのまま部屋から出て行こうとするサクラに、真昼は思い出したかのように声をかける。
「サクラ、そういえば「ディーくん」は?」
「デュアル№33ならセラが重力制御で運んでいったが?」
「『ディーくんは怪我人なんですから動いちゃ駄目です!』だったっけ?」
「ああ、そう言う事だ。」
二人の間に何とも言えない沈黙が走る。
「・・・もう話は終わりか?」
「そだね」
「では部屋に戻らせてもらう」



235:78
05/12/29 17:23:30 8XJ3rYcF
素っ気無い会話の後、サクラは自分の部屋に戻り、ベッドに横になった。
――真昼。
気付くと真昼の事ばかり考えている自分に気付き、苛立ちを覚える。
いつもそうだ。真昼の微笑みを見ると、真昼の声を聞くと、真昼の事を考えると、理由も無い苛立ちに襲われる。
かと思うといきなり顔が熱くなり、自分の制御が利かなくなる。
――今度セラにでも聞いてみようか。
そう思った瞬間。
「っ・・・ふ・・・」
――っ!?
いきなり自分の口から走った甘い吐息にサクラは驚愕した。
私は何を――
「ふあっ!」
気付けばサクラの指はズボンの上から秘部を擦りたて、指が敏感なところの上に触れるたびにサクラの脳内に電流に似た快感の波が走った。
「ふあうっ!っ、はっ、はああっ!」
――私はこんな事をやろうとは思って――
「きゃふっ!っあ、かっ、はっ・・・んあっ!」
自分勝手に動き回る指に翻弄され、指が送り込む快感に脳を塗り潰され、サクラは悶える。
「っは、んんっ、ああっ!んはっ、ふうっ・・・・・・ふあああぁぁぁんっ!?」
指はそのままズボンの中に入り込み、ショーツの中にまで入り込み、サクラの秘部の中にその身を沈めた。
「ああっ!んああっ!きゃうん!くうあっ!うああっ!ひっ・・・はああっ!」
擦られるのとは比較にならない程の快感に、サクラはもはや絶叫に近いほどの嬌声を上げていた。
「っああ!ひゃあんっ!っひ、くふっ、ひゃああっ!」
自分が出している声とは思えない声にサクラは顔を真っ赤にさせ、ただただ快感に耐えていた。
「ふああん!あひっ、くんっ、あっ!あっあっ・・・まひ・・・るっ・・・」
――私は今何を言った?
かろうじて残った冷静な部分がその声を聞き取った。
「あああっ!ふあああん!ひううっ!真昼っ、真昼ぅ!」
――私は何故こんな時にあいつの事を!
口から吐き出される自分の声に――真昼の名前を叫ぶ声に――混乱するサクラ。
そして、終わりは唐突に訪れた。
「ひあっ!ひぃぃんっ!っ、あっ、んんんあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!」
――頭が・・・真っ白になる――
「っぁ・・・ふ・・・ぁ・・・」
絶頂に登りつめ、サクラはぐったりとベッドに沈み込んだ。
――私は何故最後の時に真昼の名を呼んだ?
「何故・・・真昼の名を・・・?」
サクラは思わずその疑問を口にする。
すると――
「・・・僕がどうしたの?」
――突然、声が聞こえた。



236:78
05/12/29 17:25:00 8XJ3rYcF
「・・・ん?」
電波ジャックを解き、真昼も少し休もうかと席を立ち、それを見つけた。
「これ・・・」
――サクラのナイフだよね?
その細い刀身、銀色の輝き、・・・何処からどう見てもサクラのナイフで。
「まあどうせ暇だし」
サクラに届けようと真昼は、サクラの部屋へ向かって歩き出した。

「ふう・・・」
――贅沢は言えないけど・・・やっぱり遠すぎるな・・・。
シティ・メルボルン跡地から逃れ、一時的にここを仮の宿にしているだけだし、昔は研究施設だったと見えて、なかなか高性能な端末もあり、
一応生活に耐えられる部屋もあり、逃亡生活を送っている中、ここはかなり環境が整っている場所なのだが、唯一の欠点としてはこの広さだった。
生活出来る部屋の間の距離が遠すぎるのだ。
身体制御能力を持っているサクラとディーならそれ程時間を掛けずに部屋まで行けるし、セラも重力制御を持っているから少なくとも疲れずに行く事が出来る。
だが、I‐ブレインすら持っていない真昼にとっては自分の部屋まで10分近くかかるというのは不便以外の何者でもない。
――でも他の部屋は使い物にならないしなあ・・・。
そんな事を何となく考えながらサクラの部屋に向かって歩いていくと、

「っぁ・・・ぅ・・・」
「・・・ん?」
何か声が聞こえた様な気がして真昼は思わず立ち止まった。
「っは・・・んぅ・・・」
やはり声が聞こえる。しかもそれは・・・。
――サクラの部屋から?
真昼は多少焦りながらサクラの部屋に向かって走り出した。

237:78
05/12/29 17:25:44 8XJ3rYcF
「っひ、ぅぁ、くうっ、ふあんっ!あううっ!」
――これ、まさか・・・。
サクラの部屋に近づくにつれだんだんと大きくなっていく声、真昼はサクラの部屋の前まで来てようやくその声の正体に気付いた。
――部屋に入る訳にもいかないし・・・明日にでも渡すか。
聞いていられなくなった真昼は、多少戻った所にある自分の部屋に戻ろうとした。
「ふああん!あひっ、くんっ、あっ!あっあっ・・・まひ・・・るっ・・・」
――え?
その時聞こえた声に真昼は硬直した。
「あああっ!ふあああん!ひううっ!真昼っ、真昼ぅ!」
――サクラが、こんな事をしてる時に僕の名前を・・・
どんな鈍い人間だってその示す意味は明確に判る。ましてや真昼は人一倍鋭い頭の持ち主。判らないはずが無かった。
「ひあっ!ひぃぃんっ!っ、あっ、んんんあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!」
――しても・・・いいんだね?
「何故・・・真昼の名を・・・?」
サクラのその声を聞いた途端、真昼はいきなりドアを開け中に踏み込んだ。
「・・・僕がどうしたの?」

238:名無しさん@ピンキー
05/12/31 15:14:13 ACnKLXS3
GJ!
そして俺は129に期待大。

239:名無しさん@ピンキー
06/01/06 01:41:38 0nXoIutl
ほしゅ

240:名無しさん@ピンキー
06/01/06 15:11:05 uiumWSd6
GJ!

241:名無しさん@ピンキー
06/01/08 21:10:22 JXEpQsLx
カモン!

242:名無しさん@ピンキー
06/01/12 17:04:48 vaXo7tkZ
ほしゅ

243:名無しさん@ピンキー
06/01/16 23:04:58 QzBuFaUh
捕手

244:名無しさん@ピンキー
06/01/19 20:31:55 dnbZ5h9a
ほしゅ

245:名無しさん@ピンキー
06/01/23 17:46:36 GIgT0HP4
保守

246:名無しさん@ピンキー
06/01/25 19:47:55 TZWFjcpq
保守

247:名無しさん@ピンキー
06/01/29 19:34:32 o++7TN7O
ほす

248:名無しさん@ピンキー
06/02/03 22:54:51 WwICu11z
ディー受けクレア鬼畜攻めのセラ凌辱3Pマダー?

249:名無しさん@ピンキー
06/02/09 17:03:08 Kfi47KGL
クレア受けセラ鬼畜攻めのディー凌辱3Pマダー?

250:名無しさん@ピンキー
06/02/11 21:12:15 q3H+RJ+n
仕事の合間に書き始めたよ~
しばらくまっててくれ

251:名無しさん@ピンキー
06/02/11 23:40:56 ODY6m7f3
>>250さんよろしくたのみます。

252:名無しさん@ピンキー
06/02/13 13:53:37 hw97UiGj
約一名来た、、、

あんただけが頼み、

253:名無しさん@ピンキー
06/02/13 19:57:29 yGtsbj/i
>>250がんばれー

254:名無しさん@ピンキー
06/02/13 20:30:47 xACHfDho
250氏に期待しつつ、

前に誰ぞが言ってた、錬とフィアで同調して快楽のハウリング、というネタは
ひっじょーに素敵だと思う。

255:名無しさん@ピンキー
06/02/14 02:27:31 Jnfsx9pe
間つなぎの雑談として、それぞれのキャラの能力でどんな事が出来るかとか考えてみないか。
フィアなら同調して他の快感まで拾ったりとか出てたな。

例えば2巻の面子だと……
ヘイズが超計算力で世界最高のテクニシャンになったり、
ファンメイが触手プレイで自慰したりするんだ(w

256:名無しさん@ピンキー
06/02/14 10:14:20 J6ggCxEy
ディーだと森羅もって絶倫
クレアだと相手のもっとも感じる場所が分かるとか?

257:名無しさん@ピンキー
06/02/14 15:21:02 HgcE5vgT
最適運動曲線か……。セラ、死ぬんじゃないか?

258:名無しさん@ピンキー
06/02/14 17:55:58 VeFpulvP
>>257
さすがにそこまではしない・・・するか。
最適運動曲線だから相手は滅茶苦茶感じるけど自分は全然感じない動きとかしそうだし。
失神程度じゃ森羅止まらないだろうしw

259:名無しさん@ピンキー
06/02/14 18:12:17 mVDiBmRx
60倍速のピストン運動

260:名無しさん@ピンキー
06/02/14 19:26:53 TNvAgL0e
>>257,258
 それで発狂ないし目覚めて淫乱化するセラというのも、ナカナカ。

261:名無しさん@ピンキー
06/02/14 21:22:53 aerJhD/v
>>255
ファンメイなら全身敏感にしてイキまくりとか
穴という穴をふさいで発狂ぷれいとか

262:129
06/02/14 23:04:44 8sAoIPm+
む、書いたのを出すのを忘れてた。
てなわけで、投下。
250の作品までの場つなぎにしておいてくれ。

263:129
06/02/14 23:07:09 8sAoIPm+

                   「春を信じる強さ」

轟、と風が吹いた。
吹き荒ぶ寒風は大気の槌と化して地に暮らすものを薙ぎ散らす。
ここはあまりにも厳しく、あまりにも難しい世界。
剛、と風が吹いた。
舞い上がる白のカーテンは吹き散らされた豪雪か、それとも風化した地表か。
ここは、衰退した人類には最早手の届かぬ秘境と化したある場所。
豪、と風が吹いた。
白い緞帳が吹き上げられ、遠い彼方に山が望める。
――そこに、わずかばかりなるが、確かに明かりが点っていた。
山肌を刳り貫いて作られた洞穴の一つに浮かぶ鬼火。
近くまで行けばそこに人影が立っているのが分かるだろう。
年の頃、10台半ばのような黒髪の少女。
名をサクラ。世界へと宣戦布告を行うまでの力をもつ組織、『賢人会議』の長である。
普段ならば怜悧な目に毅然とした光を宿す彼女だが、しかし今は大気防護された膜の一歩後ろで、外を見つめて溜息をついていた。


264:129
06/02/14 23:08:32 8sAoIPm+
「…………ふぅ」
今日、もう何度目かは覚えていない溜息をついた。吐いた息はほんの少しだけ白く濁って掻き消える。
それを知らず目で追っていた自分に気づき、サクラはもう一度溜息をついた。
「……情け無い。私から切り出すべきなのだろうに」
自然と顔がうつむく。彼女を悩ませているのは、ある一つの”約束”であった。
天樹真昼。今は奥の部屋でなにやら作業をしている青年とのことだ。
あの時。一時の感情に任せて引っぱたいてしまい、謝罪を未だしていなかったことを思い出したのだ。
なにやら”三倍返し”とかいう言葉も覚えているが、それでも自分が礼儀を通していないことには変わりない。
「すまなかった、許して欲しい。……それだけ言えば、いいのだろうか」
それでは不誠実な気がする。あの時自分は嫌われ役になってくれた真昼に対して酷いことをしてしまった。
それなら、それなりのことをして返さないと。
「セレスティやデュアルに聞いても、……無理だろうな」
もう寝静まっている頃だろうし、何よりディーは未だ重傷患者だ。こんなことで起こすわけにもいかない。
それに、
「…………っ」
真昼の顔。それを思い浮かべる度に奇妙な感覚に襲われる。
胸が締め付けられるような、しかしそれでいて全く苦痛ではない、そんな感覚。
切なく、甘く、狂おしい真綿の呪縛。
あの日あの時、微笑んだ彼に頭を撫でられた瞬間から、胸にしこりができたようだ。話していても、ついうっかり無愛想な態度をとってしまう。けれど、気がつけば真昼の挙止動作を追っている自分がいた。
「く、どこまで私を…………混乱させるのか、貴方は……」
ふと触れた頬が熱い。それがなんだか悔しくて、自らの頬を一張りし、サクラは瞑目した。
……真昼。
「っ、なんで……!」
やはりそれでも浮かんでくるのは彼のこと。ついには胸の動悸すら高まりかけてきたように思える。
真昼のことが思うたび、彼のことを考えるたびに、体が火照ったように疼く。
「……私らしくもない。簡単なことだ、今から……ま、真昼に、謝ってくる、それだけで……いい」
そう。自分はたった一言を言うだけ。
あの時はすまなかった、と。
悩んでいたのが情けない。彼は見返りを強要する男ではない。精一杯の誠意を以ってすれば、笑って頭を撫でて――
「なにを考えているのだ、私は……!」
真昼に触れられる必要はない。そう、無いのだ。今から自分はただ彼の部屋へ行って誠意を見せて謝罪するだけ。それだけ。それだけなのだ――。

…………なのにこの、抑えきれない気持ちは、なんなのだろう?



265:129
06/02/14 23:12:11 8sAoIPm+
扉の前で深呼吸。落ち着け、落ち着くんだ私。
「…………真昼、入るぞ」
ノックする。普段は控えめな音が、今は酷く耳に響いた。答えが返る。
「ん、サクラ? どうかした?」
「…………っ」
がらり、と退き開けられる扉。そして、顔を出す真昼。それから意図的に顔を逸らしながら「ちょっと、その、用事があるのだ」と言って部屋の中へと入る。背後で扉が閉まる音。
「…………」
「……サクラ?」
不思議そうな青年の声。とりあえず座りなよ、と勧めてくる椅子を断って睨む勢いで彼と目を合わせる。
「こんな夜更け……ってほど遅くは無いけど、何か問題でも起きた?」
普段と変わらぬ、柔らかい声。今はそれが何故か、酷く耳に残った。
ゆらりゆらりと耳朶から脳へと浸透するは熱か振動か。体内を巡る血液が酸素と共に熱を受け取り走り回る。呼気はすなわち排熱であり、吸気は動悸の高揚を以って潤滑。
「……サクラ?」
どうかしたの? という青年の声。精一杯の自制心を以ってサクラは己の内側から沸きあがるこの熱い”何か”を押し殺す。
「そ、その……だな」
一息。それだけの動作がとても遠い。搾り出すように、この心の奥のものを絞りつくすように言う。
「この前、……貴方には酷いことをしてしまった」
「この前って、……あぁ、あの張り手?」
あれは効いたなあと苦笑する真昼。
「それで、……その、謝罪を……」
何故だか目を合わせることが出来ない。陸に上げられた魚の如く、熱に浮かされた子供の如く口は空回る。
「あの時は、……本当にすまなかった」
「…………」
頭を下げる。顔を見られたくない。何故かそう思った。
「サクラ」
名を呼ばれる。思考は固まったまま。
「サクラ、顔上げて」
明確な指示に、ようやく反応した。
「……?」
ゆっくりと顔を挙げ、――真昼の口付けを受けた。
「ッ!?」
瞬間、体の全ての器官が消失した。否、そこまでの錯覚を覚えるほどの衝撃。重なった唇から真昼の体温が伝わり、その心地よさに目を閉じそうになって慌てて見開く。肩と顎に回された手は優しく、ともすればそのまま体重を預けそうに――
「っ、な、なにをする真昼――!」
なる寸前に飛びのいた。心臓の動悸は天上知らずに跳ね上がり、呼吸などとうに乱れている。真昼を睨む。だが青年はにこやかに笑っていた。それに何か文句の一つでも言ってやろうと息を吸い、
「や、サクラがあまりにも可愛かったから」
先手を食らって一気に行動不能になった。顔が紅潮したのが自分でも明らかにわかる。
「な、な、な……」
「ん。やっぱり可愛いよ。そういうところも好きなんだよね」
さらり、と髪を撫でられる。普段のツインテールではなく、無造作に降ろしている髪の間に指が差し入れられ、うなじに触れたその感触に知らず背がのけぞった。
「なに、を……」
「ん? サクラの髪はさらさらでキレイだな、って」
「っ――!」
胸の動悸は此処に来てまさに最高潮。真昼の指が黒髪を梳いてゆく。けれど、全然嫌な感じはしなかった。
「あ………」
真昼の指が髪から離れる。それに名残惜しさを感じて声を出してしまった。ここにきて感情の奔流は最高潮。
「サクラ……」
「まひ、る……」
目が合う青年が、この世の何よりも しく思える。
……あぁ、そうか。
今、やっとわかった。どんな言葉で取り繕っても隠しようがないくらい、自分は彼のことが――
「…………こんないきなり、僕を軽蔑する?」
「……まさか。貴方はいつだって、私を気遣えるほどに、優しい」
優しさのために突き放すことも出来る、本当の暖かさをもつもの。
だから、
「だから、その……わ、私なら、構わな……―んっ」
語尾を唇で塞がれる。この世の何よりも暖かい温もり。それを感じながら、サクラはそっと目を閉じた。

……誰かに身を預けるのが、これほど安心すると、初めて知った。


266:129
06/02/14 23:13:27 8sAoIPm+
「一応お互いの名誉のために言っておくけど、僕も初めてだから」
「……普通それは私の台詞ではないのか」
真昼は気にしない気にしないと笑って口付けた。
「いやいや、女の子の方から言わせるほうが無粋ってもんでしょ」
「……現在進行形で激しく何かを間違えているぞ貴方は」
はぁ、と溜息をつくサクラだが、その顔は微笑んでいる。つられて真昼も微笑む。腕の中で微笑む少女。
全世界に戦線を布告したその顔は、今ここでは一般人となんら変わらない、優しげな笑みを湛えていた。
「まあまあそう言わない。普段から怒りっぽいんだから、シワになっちゃうよ?」
「言うに事欠いて……、その原因の多くは真昼、貴方にあると知っ――んむっ」
ついばむようなキス。突然の不意打ちにサクラが驚いている隙に真昼の下は彼女の口内に侵入。舌端をなぞり、硬口蓋を撫ぜ上げる。
「っ!? ん、ふ……ぅっん……!」
サクラの体が反る。思ったとおりこの少女は不意打ちに弱い。というかおそらく、
「……相当、感じやすいみたいだね?」
「――!」
瞬間的にサクラの顔が眼に見えて真っ赤に染まった。羞恥と焦りと困惑がごちゃ混ぜになった顔。
それがとても可愛らしくて、もう少しからかいたくなった。
「普段とのギャップかな? キスだけで力が抜けちゃうなんて」
「あ、ぅ…………」
少女の顔が少しだけ歪む。それに今度は耳に口付けをした。
「ぁ……っ」
途端にびくんと体を強張らせるサクラ。けれど、さっきとは違って必死で声をこらえている。
今さっきあんなことを言われたからか。潤んだ目を閉じ、こちらの手を強く握って耐えようとするその姿。
……それが、何よりも愛おしかった。
髪を手で梳き、安心させるように撫ぜる。それだけの行為でサクラは穏やかに目を細めて体を預けてくる。そっと、手を伸ばして服に手をかけた。
「ま、真昼……その」
「ん?」
その手を掴まれた。サクラは身をすくませてこっちの手を掴んでいる。それに疑問の目を向けると、彼女は一層顔を赤くして答えた。
「その、……笑わないか?」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。きょとん、と動きを止めるこちらに対し、サクラは親に怒られた子供のように言った。
「私は……その、お、女らしい体つきでは……」
その言葉に、思わず笑ってしまった。普段と同じ黒系統の服に包まれた桜の少女。
確かに体の起伏こそ大きくは無いが、すらりと引き締まった体はそれを補って余りあるほど美しい。
「だいじょうぶだって」
微笑むことで少女の不安を和らげ、真昼はそっとサクラの服に手をかけた。
……サクラの抵抗はなかった。
外気にさらされた少女の体は、まるで白磁の陶器のように滑らかで薄い桜色に染まっていた。
雪が降ったような白皙に、薄く染まった少女の色。
「綺麗、だね」
「っ、そんなことを……!」
サクラの体を抱きしめる。
こんな小さな体で、この少女は今まで生死のやり取りを繰り広げてきたのか。
触れば折れそうなほど細い体で、この少女は遠い日の誓いを果たすべく進んできたのか。

――それがどうしようもなく、心に響いた。


267:129
06/02/14 23:14:31 8sAoIPm+
「まひ……る?」
胸元を抱くように腕で隠したサクラの不思議そうな声。
それに現実に引き戻されて、真昼はゆっくりとサクラに触れた。
「ぁ……っ」
優しく胸を隠す腕をどけ、丁度手に収まるより少し小さいふくらみに手を置く。
少女の動悸が、掌を通して伝わってきた。
その感触を楽しむように真昼はゆっくりと手を動かし始めた。
「んっ……、くすぐったいな」
「そう?」
「嘘をついてどうすると――っ、な、なんだその笑顔は――ひんっ!?」
突然の不意打ち。
何の予告もなしに頂を舐め上げてみた。
「は……ん…………っ」
湿り気を帯びた、先ほどまでとは違う感覚にサクラの体が緊張する。
それをほぐすように舌を這わせ、空いたては脇腹や背中を撫で上げていく。
「く、ぅ……ふっ……」
徐々に緊張がほどけてゆく。
「ぁ、は……からだが、浮いているようだ……」
「それじゃぁ、今度は急上昇かな?」
「え? ちょ、まて真昼そこは――っ!?」
くちゅり、というわずかばかりな水音。
真昼が自分の指に唾液を絡めてサクラの秘部へと触れたのだ。
上半身ばかりに意識がいっていたサクラは完全に下半身への意識を忘れており、真昼の指な何の抵抗も受けずに目的地へと到達した。
「ば、ばばばばばかばかばかばかばかばかか貴方は!! そんな、そんなところに触れるなど――んむっ!?」
途端、背中に肘や拳の乱打が始まった。
なので制圧するために唇を奪い、舌を絡める。
それだけでサクラの動きはすぐ停止する。
そのギャップに内心笑いをこらえながら、真昼はゆっくりとサクラの秘部に伸ばした指を動かした。
「む、――ぅっ!? ん、ぅ……んっ!」
おそらく自分で触れたことすらないのだろう。
はじめて受ける感覚にサクラは目を白黒させて反応する。
「はぁっ、あ、あ……んっ……ひぅぅっ!」
徐々に水気が生じてきた。
それを確認した真昼は指をさらに中へと入れ込み、内壁を擦るように動かした。
「ふ、はぁああああんっ!? ま、まひる……! それ、それは、ダメ……っ!!」
今までの中で最大級の反応が返ってきた。
「ん? どこがダメなの? どうみてもダメって顔してないよね」
「ばかっ、ばかばかばかばかぁっ! そんな、ひぅっ、こんな、私だけ、ふあ……!!」
はじめて感じる快楽に振り回されながら、涙を浮かべてサクラがしがみついてきた。
……その行動に、最後の箍が外れた。
「……そんなこと言われたら、もう容赦できないよ」
「ぇ…………? ――ひ、ぅっ、あ、は、あぁぁっ……!!」
指のスピードが倍加する。
まるで携帯端末を打ち込んでいるように真昼の指はサクラの体を踊ってゆく。
「ひぅぁ……っ、あぅ、んっ、は、あ、あく……ああんっ!」
そのたびに少女の体は艶かしく揺れ動いた。
踊る指はすなわち愛の打信。
答える体は誓いと約束。
それは百花繚乱舞い踊り、豪華絢爛咲き誇る。
「ふぁ……ぁ……」
くたり、と力が抜けたサクラを優しく抱きかかえる。
「……いい?」
「……はぁ、聞かぬが、っ……華、ではないのか……んっ」
どちらからともなく唇が触れ合う。
最早確認すら必要ない。
これは行為でも結果でもなく、咲き誇る櫻に誓う契りである。
「ん、んんんんんんん――っ!!!」
今は盛りと舞い踊れ。
ここは絢爛、桜花の街道也。


268:129
06/02/14 23:15:05 8sAoIPm+
穏やかな熱がサクラの体内へと入り込む。
ぎちり、ときつさを伴って何かを突き破る感触。
「は、ぁ……!!」
涙が痛みの色に染まる。
けれど少女は慰めなど求めていない。
だから真昼は優しく、ゆっくりと腰を動かした。
「ぃ、ぁぁ……っ!!」
赤いものが掻き出される。
「はぁ、はぁ、はぁ……まひ、る」
「……ごめん。だいじょうぶ?」
痛みに震える声。
顔を近づけると、いきなり頭突きを食らった。
「いたっ?」
「なに、を……馬鹿なことを……ぁく」
瞳が語る。
これは私が望んだこと。
これは貴方が望んだこと。
なら遠慮なんていらない。
なら気遣いなんていらない。

――抱きしめて、くれているのだろう?

「ん……そうだね」
「ああ。いつだって貴方は、私に断りなく無茶をするはずだろう?」
……それはちょっと違うような?
「気弱な貴方など、考えるのもおかしいぁぁっ!?」
「ふふ、それじゃあ本領発揮といっちゃうよ?」
「っ、だ、だからなぜそこでそんな笑顔を――っぁああんっ!?」
クリトリスを指でつまみ、躊躇なくこねくり回す。
途端にものすごい反応。
「あはぁぁっ! く、あああぅっ! そ、そんなはげし、く……ふあっ!」
真昼の指は蛇のように蠢き、サクラの敏感な場所をことごとく責めたててゆく。
同時に彼女の体をかき寄せ、最奥を突く。
「ひあ、ぁ、あああ、ぁんっ、ひ、ぁっ、にゃあっ、ら、らめぇ……っ!」
「く、ぅ……」
舞い乱れる少女に真昼の汗が落ちる。
上り詰めてゆく肢体は快楽に振るえ、そしてそれ以上の歓喜に満ちている。
やっと出会った隣に立つ存在。
支えるのでなく、依存するのでなく、ただ横にいてくれる存在。
「ふぁあああああっ! や、も、もぅ、まひぅ……っ!」
「サクラ……っ」
噛み締めよう、この時を。

「あ、ふあ、あっ、あああぁんっ! もう、もう――!」
「サクラ…………っ!」

たった一時の誓いが、遠い日の誓いに重なるように。


「ああああっ! あっ、ひぁっ、はぁ、らめ、らめぇ……っ! んあああああああぁぁぁあああああぁぁああっっっ!!!!」
「………っっ!!」


今この刹那が、永遠に色褪せぬ証をとなるように――!






269:129
06/02/14 23:15:53 8sAoIPm+
以上。失礼した。

270:名無しさん@ピンキー
06/02/14 23:21:20 J6ggCxEy
>>129さんGJ!!
ところでこの作品ってツンデレとかロリとかそういう女性が多くない。

271:名無しさん@ピンキー
06/02/14 23:26:20 +dL8e9eU
神!
GODJOB!!!(*´д`*)ムッハー

272:名無しさん@ピンキー
06/02/16 01:19:30 b2QOCd9h
神降臨!!
GJGJ

>270
作者の嗜好だろう。
平均年令も低いし。


273:名無しさん@ピンキー
06/02/19 11:13:02 Z8c5Lrzk
>>270
肉体年齢で計算すると
フィア:14歳
セラ:10歳(生まれてからの時間だと今現在生存している名前付き魔法士の中で2番目に長い)
ファンメイ:14歳
そして肉体年齢は17歳なのにぺったんこなサクラもいるs(魔弾の射手直撃

274:名無しさん@ピンキー
06/02/19 12:38:47 GtW84CWQ
ちっちゃい同士の恋愛っていいと思わないか。

275:名無しさん@ピンキー
06/02/20 01:36:26 UKmHfW80
そういや錬って何歳だ?

276:名無しさん@ピンキー
06/02/20 17:28:29 yGucgIaF
きゅうさいです。おしごとだってひとりでできるもん!

277:名無しさん@ピンキー
06/02/24 23:01:45 /s6q8Zth
あいかわらず過疎っているなー。
ところで、本スレでは錬対サクラの考察をしているけど
こっちでは錬×サクラの話でもしないかい?

278:名無しさん@ピンキー
06/02/24 23:07:38 gHPZ7Dz8
でもさ二人ってまだ会ってもないよな(←文庫派です)
絡みのしようがないような・・・
まぁ、想像でどうにでもなるのかな。

そういえば二人とも同タイプの魔法士だったな。
あれってどんな関係があったんだっけ?

279:名無しさん@ピンキー
06/02/24 23:07:46 uqS+LiuJ
ツインテール

280:名無しさん@ピンキー
06/02/25 02:05:27 V4U5mdT9
>>279
・・・錬ってツインテールだっけ?
手元に本ねーよ(T_T)

281:名無しさん@ピンキー
06/02/25 14:39:16 PbGeC3mM
>>280
錬がツインテールとは新しい
女体化かぁ

282:名無しさん@ピンキー
06/02/25 15:24:24 IC7VNDF1
手元に本が無いとかそういう次元の勘違いじゃないな。

283:名無しさん@ピンキー
06/02/25 22:09:29 /RirLhBp
本屋に行ってWBの一巻の表紙をみればレンはツーテールではないことがわかるはず。
ふと、思ったけど実は二人は血がつながった姉弟とか……んなわけないか。
(そのうち義姉弟にはなるけど。

284:280
06/02/26 03:05:09 cSrOYdzx
スマン先走った
錬はショートだったな(^^;
何を考えてるんだ折れは

285:名無しさん@ピンキー
06/02/26 22:54:42 K2VBFUBc
ショートってか男

286:名無しさん@ピンキー
06/02/27 13:36:20 5E3D37Bp
>>284
お前フィアと勘違いしてないか?

287:名無しさん@ピンキー
06/02/27 23:50:11 bQrpHE91
>>286
ははは・・・、うん、いやまぁね、フィアと勘違いしてるわけじゃないんだこれが(^^;
よく考えずとも錬は男なんだからツインテールはありえねーよと気づけ俺orz
何を考えていたんだ俺は・・・

なんか錬って髪を結ってるイメージが・・・黒髪女顔だからかなぁ

288:名無しさん@ピンキー
06/03/01 14:44:33 sbQMngmY
>>287
>なんか錬って髪を結ってるイメージ
振袖着た錬想像しちまったじゃねえかw

289:名無しさん@ピンキー
06/03/02 00:06:18 e68ftTKb
フィアと一緒に振袖着て姉妹みたい~とか想像しちまった。

290:名無しさん@ピンキー
06/03/03 00:55:21 o73sp1ZX
猫耳猫尻尾錬の続きはまだか?

291:名無しさん@ピンキー
06/03/04 19:21:20 u5+T65bI
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 我々は! おっぱいだ!
 ⊂彡


292:名無しさん@ピンキー
06/03/04 22:46:37 ck5VwXn0
胸がでかいヒロインってだれかいたっけ
クレア?月夜?

293:名無しさん@ピンキー
06/03/04 23:02:51 upuWbZ7r
大阪弁の元相方のシスターの人とか。

294:名無しさん@ピンキー
06/03/08 21:24:03 yjXqswFW
信じてほしくて思わずイルに体を許しちゃったりするわけだな?

295:名無しさん@ピンキー
06/03/11 11:39:49 ULsuPfnP
>>292
竜使いでいたような・・・

296:名無しさん@ピンキー
06/03/11 15:23:46 DAv4tdla
ルーティか?

297:名無しさん@ピンキー
06/03/12 05:36:00 5ifu3IbF
すまんが、本スレに誘導してもらえないだろうか?
錬対サクラの考察ってのを見てみたい…

俺の考えだと、錬のが優勢な気がする。
サクラのが実戦経験は上だけど、能力の多重起動はできない…それに対して錬は騎士剣持てば自己領域展開もできるし、身体制御+αでサクラの攻撃を回避しつつ攻撃とか出来そう。
サクラの利点は能力合成による騎士並に動くゴーストハックとか、魔弾の射手及び天の投網かな
距離をとるならサクラ、接近戦なら錬じゃないかな?

思いつきで書いたから、なにか忘れてそうだ…

298:名無しさん@ピンキー
06/03/12 14:09:15 xIQWjRqP
ラノベ板行け。
この手の対決考察はどんな作品だろうとロクな方向転んだためしがないから、
あまし持ち込んで欲しくないなァ。

299:名無しさん@ピンキー
06/03/15 03:03:13 vOCrt612
錬対サクラ
錬は女性には本気を出しにくいと仮定して、サクラの方が背も高いので
錬はサクラに押し倒されてそのまま、ベッドまで引きずり込まれる。
では駄目ですかい?

300:名無しさん@ピンキー
06/03/18 23:45:51 CCxZml1M
>>299
「・・・ていっ」(足払い)
どさっ!
「うわっ!?・・・ったぁ・・・。何するんだよサクラ!」
「お前はキケンだ」(錬にのしかかる)
「はぁっ!?」
「私のタイプの魔法士は二人いてはいけない、キャラがかぶる」(錬の服をごそごそ)
「何言ってるんだよサクラ!?って何してんの!!やめっ・・」
「だが消すというのもいただけない。故に・・・」
「・・・何さ」
「私のおとうと(はぁと)になってもらう」(ぽっ)
「はぁっ!?何いってんの!?意味わかんないよ!?・・・って服を脱がすなー!」
「まぁ、そう嫌がるなすぐに良くなる」(顔を赤くしつつごそごそ)
「ちょっ、やめ・・・・」

みたいな事を想像した

301:名無しさん@ピンキー
06/03/19 01:10:43 h9XbJWx3
>>300
そのまま、その後の描写もGO!

302:名無しさん@ピンキー
06/03/20 18:40:43 hJ/VdI5H
>>300GJ!

303:名無しさん@ピンキー
06/03/21 21:39:49 VJaXxH5o
>>300
よしそこで月夜も交えて3Pだ

304:名無しさん@ピンキー
06/03/24 17:55:59 nsTYSBEI
保守


305:名無しさん@ピンキー
06/03/27 20:02:35 ibfcEjhk
イルと月夜求む

306:300
06/03/28 01:26:51 WDzOGbJf
バターン!
「そこの淫行ちょっと待ってもらいます!」「そうはいかないよサクラ」
「真昼?」
「フィア!助かった・・・」

「錬さんの相手はこの私ですっ!!」
「・・・は?ちょっとフィアまで何を!?」
「どういうことかなサクラ、君を一番愛しているのは僕だということを忘れたの」
「・・・きもい、寄るな妄想野郎」

ゴメ。収拾つかない
てか、サクラが変だ(^^;


307:名無しさん@ピンキー
06/03/28 17:14:23 1CrBS+dw
俺もSS書きたくなって、全く需要なさそうな祐一×雪書いたけど投下していいかな?

イア オーケー!
   ダメ!


308:名無しさん@ピンキー
06/03/28 18:29:21 grwbO1vq
存分にやるがいい。

309: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:06:49 1CrBS+dw
             願いの行方~A last happiest night of knights~

「なあ、雪」
「どうかした? 祐一?」
 おそらく最後になるだろう、雪との試合の後、体を洗って後、部屋に二人過ごす時間。普段なら最も穏やかな時間。
 節電のため、どこか薄暗いその部屋で、俺は溜め息を漏らす。
 ……参ったな。雰囲気を重くしたいわけじゃないんだが……。
 一方雪はあっけらかんとしている。明日自分に起こることを知っていてこの態度。自制が強いのか、性格なのか……両方だろうな。
「またそんなため息溜め息吐いて……ジジくさいわよ!」
 そう言って俺の背中に張り手。こいつは手加減ってものをしない。不意打ちに思わず咳き込む。
「雪、少しは手加減してくれ」
「あら、私が全力出せるのは祐一だけだもの。いいじゃないこれぐらい」
 そう言われると少しこそばゆい。だがこんな生活ももうすぐ終わる……。
 脳内時計が22時30分を告げる。もう10時間ほどで彼女に会えなくなる。いや、会うだけならできる。マザーコアに、抜け殻となった雪だけど。
「本当に、良かったのか?」
「まだそんなこと言ってるの? 私は1年以上前に決意済みよ」
 俺も、月夜も真昼も、皆で止めたが、実験は進み―もうすぐ死を迎える。
「俺が知ったのはつい最近だ! 何でこんな大事なこと黙って……!」
「私が頼んだからって言ったでしょ。祐一の性格からいって悩んでノイローゼにでもなっちゃうかもしれないじゃない」
 確かに、実際悩んでいる。
「……そりゃあね、未練が全くないわけじゃないわ。大好きな人とずっと倖せにっていうのは女の子なら誰でも持つ願いだもの。こんな世界だけど、いつかは青空が見えて、あなたと過ごせる春が来るかもしれない。ううん、きっと来る。
もし私が一般人だったら……もし皆を救えるもっと優れたシステムがあったら……でもIfなんてキリがないし、未練はあっても後悔は全くしていないわ。
別にね、自己犠牲が美しいとかそんなこと思っていない。大切な人たちを守る―その手段として、マザーコアがあって、たまたま私が最適だった。他の誰かが犠牲になるっていうなら躊躇ってる場合じゃないしね」

310: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:07:38 1CrBS+dw
 雪しかいない―そう言えば雪は絶対断らない。たとえシティのために死んでくれという願いであっても。それは卑怯ってものだろう。
「でも10年保つかどうかの、不明瞭なモノに……雪の次にまた犠牲を生んで、いや、ひょっとしたら無意味に終わってしまうかもしれない」
「そしたらあなたが助けてくれるんでしょ? なんたって最強騎士だもの」
「結局勝てなかったけどな」
 そう。今まで一度も勝ったことがない。最強とはいえ、何のことはない。試合終了後、雪の称号をそのまま俺が受けただけだ。皆に認められたわけじゃない。
 そしてこの生活が終わり次第、俺がまた剣を取ることを見透かされてもいるわけだ。
「かなわないよ、君には」
「そう簡単に勝たせてあげないわよ。誓いを守ってもらう程度には強くなってくれなきゃね。見つかったかな? 世界で一番きれいなもの」
 世界で、一番きれいなもの……俺に課せられた誓いは雪のより難しいのではないか。
 ふと思い至る。実行開始。
 唐突に口付けを交す。
「世界で一番『愛しい』ものならここにあるんだがな……」
 固まる雪。
「ぷっははは! あの祐一がこんなこと……これは本当に明日晴れるかもね!」
 噴出した。む、そんなに変か。かなり真面目に言ったのだが。
 何か言い繕おうと口を開こうとした瞬間、キスされた。
「これはお返し。うん、ホント言うと、ものすごい不安だったの。もし祐一が何もかも捨てて逃げ出そうって言ったら逃げたかもしれない。あなたがいなかったら一度くらい泣いたかもしれない。その程度には弱いのよ、私。でも祐一となら、私は最強よ」
 目頭が熱くなる。それをごまかすために彼女を抱き寄せる。
 今度の口付けは長く、そしてそっとベッドに押し倒す。

311: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:08:48 1CrBS+dw
 服の上から、掌を少し越えるほどの胸を揉みしだき、そして乳首を指先でいじくる。
「ふ……あぁ……」
 片手で寝巻きのボタンをはずす。もう片方の手を股へと伸ばし、秘裂を布越しに布ごしに擦りながら。
 徐々に頬が赤く染まっていく
「あふ―もっと……」
 要望に答えるため、彼女の下着を脱がす。もう既に乳首は勃ち、股間も濡れ始めている。その乳首を舌で転がしながら、右手は陰核を、左手は残った乳首へ。
「ふぁ……ん―ああっ! ……や……だめぇ、今度は私の番……」
 そう言って雪は俺のモノを咥えた。最初はキスするように軽くつつく。次第に奥深くまで咥え込む。
 やられっぱなしではいけない。俺が下、雪が上の69の状態に持っていき、舌を膣内に進入させる。
「ふっ……! ふむ……んむ―あっ、はぁ……むぐ……ん」
 負けじと対抗し、激しくなっていく。喉を震わせ、あまがみする。
「どうだ、雪? ものすごい濡れてきたぞ」
 こっちも膣内をなめつつ、手は蟻の門渡りを押し、さする。
「は―言わないで、よ……ん……
 そして、少し顔を離し、陰核をつまみ、ひねる。
「―あっ、ぁ……! やあぁぁぁぁぁ!!」
 軽い絶頂を迎えたようだ。だがその時のショックで歯が陰茎にあたり、こらえていたものが思わず噴き出した。
 雪は全部口で受け止めようとしたが、間に合わず少し取りこぼす。シーツに落ちたのは諦めて、俺の腹や雪の顔ににかかったものを丹念にすくい上げて口に運ぶ。
 一通り済んだ後、雪は俺にまたがり騎乗位の体勢に。見た目よりずっと軽い、引き締まった肉体が目に入る。
「祐一……私の不安を全て吹き飛ばして。あなたが、欲しい」
「ああ、俺もだ」
 ―世界で一番愛しい人―言葉と同時に、雪が腰を浮かせ、すっかり硬さを取り戻しそそりたった俺のモノを挿入させる。雪の秘裂はいまだ熱を帯び、愛液が溢れている。

312: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:09:25 1CrBS+dw
「―ふ……あ、はぁっ―! ん、あっ、あっ、あああ!」
 最初はゆっくりと、だんだん加速する世界。Iブレインも使っていないのに、止まらない。グチュグチュ、ズコズコと音が響き始める。
「くっ……うぅ」
 こみ上げる射精感をこらえるながら、手を、なんとか揺れる程度の胸と腰に添える
「あ、はぁ―ひゃっ! ああん、はっ……ん、あぁぁ!」
 不意の快感に身を仰け反らせ、スピードが落ちる。すかさず雪の腰を抱え、二人繋がったまま腹に力を込めて起き上がり、正常位へ移る。
 ふと目が合う。強さと優しさを兼ね備えた雪の瞳に俺が映っている。このぬくもりも重さも、この夜を境に消えてなくなる。
 かつてない切なさと愛しさが湧き上がる。
「祐一、今もの凄い優しい顔してた。普段の仏頂面からは考えられない」
 ふふっと微笑する雪。
「そんなに凄いか?」
「うん、私の処女を奪った時より優しい顔してる」
 思い出し、照れくさくなる。
「雪、俺の想い、全て受け取れ」
「うん、伝わるよ。祐一の想い」
 加速する鼓動、肉がぶつかり合う音、淫猥な水音。腰にかかるすらりと長い足、シーツを握る手、白く美しい肌、長い黒髪、誰よりも強い瞳。快感も周囲の空気も、雪という存在の全てを己に刻む。
「ああん! はああ、あふ―んんんん! ふ……あああああ!」
「雪……凄い……くぅっ―はぁっ」
「あん! は―イイッ! はっ、イく! あああん!」
「ああ、俺も、もうすぐ……イきそうだ!」
「は、いいよ、一緒に、あん、あっ、んん!」
「イくぞ、雪。お、おぉ……」
「あああああ、ふぁ―い、ひゃあん! あ、はぁ、ああああああぁぁぁぁぁ!!」
 結合深く、最奥部に精を放つ。視界が一瞬白く染まった気がした。ビクビクと陰茎が脈打つ。
 雪はよだれをたらしながら荒い息をついている。そのよだれを舌でなめ取り、そのまま接吻する。
「祐一、愛してる。―陳腐な言葉でごめん」
「シンプルが一番だ。愛してるよ、雪」
 腕枕に頭を預ける彼女を抱き寄せる。その髪を指で梳く。いつか失われるものだとしても、今だけは雪を感じていたかった。


313: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:10:50 1CrBS+dw
「雪、最後に1つだけ、Ifを言っていいか?」
「何? 言ってごらんなさい」
「もし俺たちに子供ができたら……」
 ―それは二人の生きた証。
「決まってるじゃない! すっごくかわいくて、優しく強い子になるわ。何せ私達が育てるんだから。こっちのマザーの方が魅力的よね」
 本当に当たり前のように、嬉しそうに言ってのける。終ぞ叶うことなかった、見果てぬ夢。
 しばらくそんなことを言い合い、じゃれていると、雪がふと切り出してきた。
「ねぇ祐一」
「何だ?」
「約束してほしいことがあるの」
「また難しそうな……とにかく言ってみろ」
「うん……騎士の誓いほど固いものじゃないわ。まず一つ目。私が死んだら、『黒沢雪』のことで泣かないで」
「……ちょっと自信ないな」
「あなたに泣かれたらちょっと後悔しちゃうじゃない。それに涙は記憶を風化させるのよ。あなたが私のことを忘れて第2の人生歩みますって言うのなら忘れた方が倖せかもしれないけど」


314: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:12:04 1CrBS+dw
「そんな器用な生き方ができるなら苦労しないさ」
 本当にそんな時が来たら、それは騎士を辞めるときだろう。
「どっちにしてもあなたが倖せなら私はいいんだけどね。それで二つ目。月夜と真昼をお願い。あの子達放っておくとすぐ無茶するから」
「そんなのは言われるまでもない」
「それで3つ目。もしも、万が一にも私が暴走とかしたら―一切の同情も容赦も遠慮もなく殺して」
 答えに詰まる。
「私がその時どんな風に願うか、長年つきあってきた祐一ならわかるよ」
「―わかった。躊躇うことじゃないか……」
 そうは言ったものの、一切の同情も容赦も遠慮もなくってのは無理だろうな。
「本当は最後にもう一個あるんだけどね」
「遠慮するな」
「それじゃあ……次の新しいマザーコアが来て、その人の道に可能性があるなら……助けてあげて。祐一は変なところで頑固だからね。おばあさまは私でダメならもうマザーコア作らないって約束したけど、ちょっと偉いだけの人にそんなこと期待できないし」
 肯定も否定もできない。
「祐一なら大丈夫だよね。私の愛する祐一は最強騎士だもん」
 全く、本当に卑怯だ。だが、それで救いになるなら……。
 俺たちはまどろみ始め、いつしか眠りについた。


315: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:12:55 1CrBS+dw



     ―それは、恨めしいほど残酷な世界(システム)が見せる、アタタカな夢―



 脳内時計が午前7時を告げた。
 気がつくと虚空に手を伸ばしていた。夢……? 良かった。涙は出ていない。
 あともう少しで、《世界で一番きれいなもの》を掴めそうな気がした。ぬくもりと重さ、その残滓が確かに手に残っていた。
 雪……あれから俺は何かを守れているだろうか? 誓いはおろか、約束さえ満足に守れていない。いまだに英雄には値しない。
 やれやれ、本当にかなわないな―。

              願いの行方~A last happiest night of knights~   Fin.



316: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:14:07 1CrBS+dw
以上、エロはおろかSS書くのさえ初めてな俺の文だが、御容赦頂きたい。
祐一の夢ということで一人称現在形で書いた。
1巻の内容殆ど覚えていない(もう5年以上前の話)し、雪とかかなり想像で書いたけど。イメージと違ったらスマソ。
感想スクリプトぶちこんだら途中から全部セリフ扱いされた上に3人称ですかよ。
3月末、自宅にて「見えない翼」「マブラヴ」「射光の丘」を聞きながら。
勝手にウィザーズ・ブレインのテーマと認定w
マブラヴは違う気もするが。


317: ◆Nacht.ItTg
06/03/28 19:17:08 1CrBS+dw
あ、ルビっぽくしようと思ったら忘れてた

                     システム
―それは、恨めしいほど残酷な世界が見せる、アタタカな夢―

こうしようと思ってたのにorz

318:名無しさん@ピンキー
06/03/29 01:14:21 mFrIVJe7
俺にはGJしかすることしかできない。
職人さん最高!

319:名無しさん@ピンキー
06/03/30 08:22:36 N8DZDDfu
GJ!

提案なんだが、>>400踏んだ奴がまとめサイト立てないか?
結構SSも貯まってきた事だし。

320:名無しさん@ピンキー
06/03/31 02:03:47 fjg5aSYT
>>サイト作るには量も人も足りない(せめてハルヒやシャナスレ並でないと。
でも、補完が必要なら書き手に許可とって2chエロパロ板SS保管庫に
頼めばいいと思う。

321:名無しさん@ピンキー
06/03/31 02:16:38 c0xaYJWb
>>319
言いだしっぺの法則

322:319
06/03/31 12:27:04 OWqGNhOm
>>321
提案は無視ですかそうですかorz

323: ◆Nacht.ItTg
06/03/32 21:30:12 qbV3Z5Iu
>>320俺たちにはwikiがあるじゃないか
使い方知らないけど

324:名無しさん@ピンキー
06/03/32 21:31:57 qbV3Z5Iu
鳥つけっぱなしorz

325:名無しさん@ピンキー
06/04/09 20:21:15 xWUDi696
ほす


326:保守 ◆iGhq8Q/z.A
06/04/14 14:57:33 fFB2otkn
「貴方の助けはいらない……確かにそう言ったはずだが。天樹真昼―それに女性の部屋にこっそり忍び込むのは感心できないな」
「起きてた?う~ん、今はそのことで来たわけじゃないんだけどな」
「今寝ようとしていたところだ。で、それはどういう意味だ?」
「あ、ベッドに横になったままで大丈夫。説明するよ……サクラはカールおじさんに言われても、まだ僕の協力を拒もうとしているからね。このまま計画を実行すれば、失敗する確率は高くなる。一番大事なのは、チームワークだよ」
「何度も言わせるな。貴方の助けはいらない―天樹真昼、なぜ近寄る?早くこの部屋から出て行って欲しいのだが?」
「だから、チームワークを高める一番いい方法。これは効果てきめんだよ」
「なっ……いい加減にしろっ!……服に手をかけるなっ!」
「危ないなぁ、女の子が刃物なんか振り回しちゃ。……このナイフは預かっておくね」
「馬鹿にするなっ!私はっ……!」
「―女の子。サクラだって可愛い女の子だよ。自分じゃ気づいてないのかもしれないけどね。サクラは可愛いよ。とってもね」
「なっ――!」
「ほら、乳首だってこんなに立ってる。胸もすごくドキドキしてるでしょ。心臓の鼓動がうるさいくらいだ」
「そんなことはっ―!」
「どうしたの?抵抗してもいいんだよ?サクラはとっても感じやすいんだね。可愛いよ」
「またそんなことを……天樹真昼、死にたいのか?」
「僕はサクラがそんなことをしないって分かってる。それにほら……」
「あっ―あんっ!」
「ふふ、感じるでしょ」
「ば、馬鹿なっ!そんなことはない!天樹真昼、その手を離せ」
「サクラの胸、とってもやわらくて気持ちいいよ。髪もいい匂いだ」
「あぅ……天樹真昼、その手つきをやめろ―ひゃっ!」
「う~ん、その『天樹真昼』って言うの、そろそろやめて欲しいな。これからはパートナーなんだし、真昼でいいよ」
「誰がパートナーなどっ……!」
「もちろん。僕と、サクラ」
「そんなこと……それにこういうことはこ、恋……人になってから……する……のでは……」

327:保守 ◆iGhq8Q/z.A
06/04/14 14:58:10 fFB2otkn
「僕じゃ不満?」
「……」
「言っとくけど、僕は本気だよ。サクラのこと。本気で愛してる」
「…………」
「えっと……どうしても嫌なら―」
「真昼、そんなに見つめないで欲しい……その……恥ずかしい……から……」
「ありがとう、サクラ。じゃあ下の方も触るよ……」
「真昼……」
「ん?」
「その……優しくして……欲しい……」
「OK。ご期待に添えるよう努力致します」
「っ……!こんな時にっ―!」
「あはは。ごめんごめん。じゃあ、横になって。脱がすよ……」
「あっ―!」
「どうしたの?」
「なんでもない……ちょっと肌に空気が冷たかっただけだ……」
「うわっ、もうこんなに濡れてる。わかるかいサクラ?きみのアソコが大洪水だ。欲しいって泣いてる」
「貴方のせいだ……真昼……貴方の……」
「僕は悪い男だね。こんなに可愛い女の子を泣かせてる。お詫びに、精一杯気持ちよくしてあげるよ」
「ふぁっ―!あっ……!そこ、そこダメっ!あああっ!」
「ん、どこかな?ここかな。それともこのピンクの突起かな?」
「あっ―ふぁぁぁぁあああああ!!!」
「盛大にイッたね。僕の手もびちょびちょだよ……そんなによかった?」
「そんなことを……聞くな――また、ひっぁあああ!イッたばかりなのに……そんなっ―急に、ぃいいい!」
「ほら、ぐちゅぐちゅ言ってる。ぐちゅぐちゅ言ってるよ。気持ちいいって言ってる」
「ひぃぃぃぁぁぁああ!ダメっ……気持ちよすぎる……真昼……ダメっ、ダメぇ!」
「手が溶けそうだよ……熱くて……」
「真昼……真昼……ああああ、またっ!またイッちゃう!いやぁぁぁぁああああああ!」
「ふう。すごい乱れっぷりだねサクラ……可愛いよ」


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